JP2024059004A - 放射線治療用寝台 - Google Patents
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Abstract
【課題】放射線治療用寝台に対する不適切な接触を防止すること。【解決手段】ベース部材111と、前記ベース部材111の上に設置され、前記ベース部材111に対する位置を機械的に制御可能な第1寝台部材112と、前記第1寝台部材112の上に設置され、前記第1寝台部材112に対する位置を機械的に制御可能な第2寝台部材113と、を備え、前記第2寝台部材113は、当該第2寝台部材113に載置した治療対象者を放射線治療装置100が放射線を照射する領域に搬入する方向と、前記放射線治療装置100置が放射線を照射する領域から搬出する方向とに移動可能であり、前記第1寝台部材112は、前記治療対象者の搬入方向に沿った面にグリップ部131を有する。【選択図】図3
Description
本発明は、放射線治療用寝台に関する。
従来、患者を乗せて移動させる装置として、特表2010-537781号公報(特許文献1)に記載の技術がある。この公報には、「医療施設において使用するための患者支持デバイス。患者支持デバイスは、ベースと、ベースに結合されるテーブル・アセンブリとを備える。テーブル・アセンブリは、下側支持部と、下側支持部に結合され且つ下側支持部に対して移動可能な上側支持部とを備える。上側支持部および下側支持部の少なくとも一方は、上側支持部が下側支持部に対して移動する際の患者支持デバイスの性能を向上させることが可能なベアリング層を備える。」という記載がある。
放射線治療では、放射線照射部に対して患者を高精度に位置決めすることが必要となる。このため、治療対象者である患者を乗せる放射線治療用寝台には、水平位置、上下位置、傾きなどを機械的に制御可能な機構が搭載されている。
また、放射線治療用寝台では、故障や誤操作の防止が非常に重要である。修理費用が高額であり、また修理完了までの時間が治療計画に甚大な影響を及ぼすからである。
また、放射線治療用寝台では、故障や誤操作の防止が非常に重要である。修理費用が高額であり、また修理完了までの時間が治療計画に甚大な影響を及ぼすからである。
放射線治療用寝台の故障や誤操作を引き起こす原因の一つとして、手動による位置制御が挙げられる。具体的には、放射線治療用寝台を操作する操作者が、手動で寝台を動かして大まかな位置決めを行った後、機械による精密制御で位置決めを行うケースである。手動による位置制御は推奨されておらず、操作者が寝台のどこを持って動かすかが分からないため、その動作によっては故障や誤操作を引き起こすのである。
また、故障や誤操作を引き起こす他の原因として、治療対象者の操作部に対する不慮の接触が挙げられる。同様に、治療対象者の吐瀉物や体液が操作部に直接あたることも、故障や誤操作の原因となり得る。
また、故障や誤操作を引き起こす他の原因として、治療対象者の操作部に対する不慮の接触が挙げられる。同様に、治療対象者の吐瀉物や体液が操作部に直接あたることも、故障や誤操作の原因となり得る。
そこで、本発明では、放射線治療用寝台に対する不適切な接触を防止し、もって故障や誤動作を防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するために、代表的な本発明の放射線治療用寝台の一つは、ベース部材と、前記ベース部材の上に設置され、前記ベース部材に対する位置を機械的に制御可能な第1寝台部材と、前記第1寝台部材の上に設置され、前記第1寝台部材に対する位置を機械的に制御可能な第2寝台部材と、を備え、前記第2寝台部材は、当該第2寝台部材に載置した治療対象者を放射線治療装置が放射線を照射する領域に搬入する方向と、前記放射線治療装置が放射線を照射する領域から搬出する方向とに移動可能であり、前記第1寝台部材は、前記治療対象者の搬入方向に沿った面にグリップ部を有することを特徴とする。
また、代表的な本発明の放射線治療用寝台の一つは、ベース部材と、前記ベース部材の上に設置され、前記ベース部材に対する位置を機械的に制御可能な寝台部材とを備え、前記寝台部材は、当該寝台部材に載置した治療対象者と放射線治療装置が放射線を照射する領域との位置関係を制御可能であり、前記寝台部材は、前記治療対象者の身長方向に沿った面にグリップ部を有することを特徴とする。
また、代表的な本発明の放射線治療用寝台の一つは、ベース部材と、前記ベース部材の上に設置され、前記ベース部材に対する位置を機械的に制御可能な寝台部材とを備え、前記寝台部材は、当該寝台部材に載置した治療対象者と放射線治療装置が放射線を照射する領域との位置関係を制御可能であり、前記寝台部材は、前記治療対象者の身長方向に沿った面にグリップ部を有することを特徴とする。
本発明によれば、放射線治療用寝台に対する不適切な接触を防止できる。上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施の形態の説明により明らかにされる。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
図1は放射線治療用寝台の四面図であり、図2は放射線治療用寝台の斜視図である。放射線治療用寝台100は、ベース部材111と、第1寝台部材112と、第2寝台部材113とを備える。
ベース部材111は、床に接して設けられる。
第1寝台部材112は、ベース部材111の上に設置され、ベース部材111に対する位置を機械的に制御可能である。
第2寝台部材113は、第1寝台部材112の上に設置され、第1寝台部材112に対する位置を機械的に制御可能である。
第1寝台部材112は、ベース部材111の上に設置され、ベース部材111に対する位置を機械的に制御可能である。
第2寝台部材113は、第1寝台部材112の上に設置され、第1寝台部材112に対する位置を機械的に制御可能である。
具体的には、第2寝台部材113は、当該第2寝台部材113に載置した治療対象者を放射線治療装置の内部に搬入する方向(Y)と、放射線治療装置の内部から搬出する方向とに移動可能である。さらに、第2寝台部材113は、搬入方向に対して回転する方向(ロール)の角度調整と、搬入方向に対する傾き(ピッチ)の角度調整が可能である。
なお、放射線治療装置の内部とは、放射線照射部が放射線を照射する領域であり、例えばガントリーの内側である。
また、第2寝台部材113は、搬入方向に長く、治療対象者は放射線治療装置に頭を向けて載置される。すなわち、搬入方向は、治療対象者の身長方向と一致する。
なお、放射線治療装置の内部とは、放射線照射部が放射線を照射する領域であり、例えばガントリーの内側である。
また、第2寝台部材113は、搬入方向に長く、治療対象者は放射線治療装置に頭を向けて載置される。すなわち、搬入方向は、治療対象者の身長方向と一致する。
第1寝台部材112は、床に対する水平方向(X)及び上下方向(Z)に移動可能である。ここで、第1寝台部材112の水平方向の移動とは、第2寝台部材113の搬入方向に直交する方向の移動である。同様に、第1寝台部材112の上下方向の移動は、第2寝台部材113の搬入方向に直交する方向の移動である。
図3は、第1寝台部材112の説明図である。図4は、放射線治療用寝台100の断面図である。
第1寝台部材112は、図3に示すように、グリップ部131、操作部121、誤操作防止ボタン122を有する。グリップ部131は、治療対象者の搬入方向に沿った面に設ける。具体的には、グリップ部131は、図4に示すように、第1寝台部材112の上面が、搬入方向(Y)に直交する方向(X)に突出し、かつ、突出した部分の下側に操作者の指が掛かる凹部を備える形状である。
第1寝台部材112は、図3に示すように、グリップ部131、操作部121、誤操作防止ボタン122を有する。グリップ部131は、治療対象者の搬入方向に沿った面に設ける。具体的には、グリップ部131は、図4に示すように、第1寝台部材112の上面が、搬入方向(Y)に直交する方向(X)に突出し、かつ、突出した部分の下側に操作者の指が掛かる凹部を備える形状である。
図4には、図1に示したA-A線とB-B線の断面図を示している。このように、第1寝台部材112の側方に、ある程度の長さにわたって、グリップ部131を延在させている。このグリップ部131は、操作者から視認可能であり、また、下側に凹部を備えた形状であるため、握るに適した場所であると操作者に容易に認識させることができる。したがって、操作者が寝台の位置を上述の水平方向(X)や上下方向(Y)に手動で動かそうと意図した場合には、このグリップ部131を握るよう誘導することができる。特に、放射線治療用寝台100の構造上、第2寝台部材113に手をかけて力が加えられると、故障を引き起こす可能性が高いため、第1寝台部材112のグリップ部131を握るよう自然に誘導することは、故障防止に有効である。また、寝台の位置を手動で動かす場合には、操作者は両手を使うことが想定される。グリップ部131をある程度の長さに延在させることは、両手の位置を誘導する効果がある。換言するならば、グリップ部131の「ある程度の長さ」とは、重量物を動かす場合に想定される両手の位置関係から定まる。
図5は、グリップ部、操作部、誤操作防止ボタンの位置関係の説明図である。図5に示すように、第1寝台部材112は、第1寝台部材112の上面に対して第1の所定角度を有する第1所定角度面を備える。
操作部121は、第1所定角度面に設けられている。また、操作部121は、グリップ部131が庇となる位置に操作部121に設けられている。そして、操作部121から第1所定角度面に対して垂直な方向の延長線上には、庇が届かないように操作部121は配置されている。
操作部121は、第1所定角度面に設けられている。また、操作部121は、グリップ部131が庇となる位置に操作部121に設けられている。そして、操作部121から第1所定角度面に対して垂直な方向の延長線上には、庇が届かないように操作部121は配置されている。
さらに、第1寝台部材112は、第1寝台部材112の上面に対して第1の所定角度とは異なる第2の所定角度を有する第2所定角度面を備える。
誤操作防止ボタン122は、第2所定角度面に設けられている。また、誤操作防止ボタン122と操作部121とは近接して設けられ、誤操作防止ボタン122と操作部121とを片手で同時に操作可能である。
誤操作防止ボタン122は、第2所定角度面に設けられている。また、誤操作防止ボタン122と操作部121とは近接して設けられ、誤操作防止ボタン122と操作部121とを片手で同時に操作可能である。
第2所定角度面は、床に対して垂直であってもよいが、限定はされない。
第2所定角度面と第1所定角度面との角度αは、180度以上とする。これは、片手で同時に操作することが容易になるともに、不慮の接触や吐瀉物等によって誤操作防止ボタン122と操作部121とが同時に操作される事態を防ぐ効果がある。
第2所定角度面と第1所定角度面との角度αは、180度以上とする。これは、片手で同時に操作することが容易になるともに、不慮の接触や吐瀉物等によって誤操作防止ボタン122と操作部121とが同時に操作される事態を防ぐ効果がある。
操作部121は、放射線治療用寝台100に対する各種操作を受け付けるボタンやレバーなどで構成される。操作部121は、好ましくは防水処理を施しておく。操作部121が受け付ける操作には、第1寝台部材112の水平移動と上下移動、第2寝台部材113の移動と角度調整などが含まれる。
操作部121は、少なくとも一部の操作については、誤操作防止ボタン122の押下中であることを条件として受け付ける。
操作部121は、少なくとも一部の操作については、誤操作防止ボタン122の押下中であることを条件として受け付ける。
操作部121は、操作者から目視可能となるように、第1所定角度面の角度とグリップ部131の位置関係とが規定されている。一方、誤操作防止ボタン122は、操作者から目視可能である必要はない。誤操作防止ボタン122は、目視せずに操作可能となるよう、操作部121の位置の下側に、十分な大きさで配置する。
図5に示すように、グリップ部131が庇となることで、操作部121に対する液体(例えば治療対象者の吐瀉物や体液)の直接被水を防ぐことができる。また、グリップ部131が庇となることで、治療対象者の手足が寝台から落ちたとしても、操作部121に対する不慮の接触を防ぐことができる。このため、操作部121の故障や誤操作を効果的に防止できる。
図6は、操作の説明図である。図6に示すように、操作者は、グリップ部131を握って第1寝台部材112の水平移動や上下移動を行うことができる。また、寝台が低い位置では、人差し指等で誤操作防止ボタン122を押しながら、親指で操作部121を操作可能である。そして、寝台が高い位置では、親指で誤操作防止ボタン122を押しながら、人差し指等で操作部121を操作可能である。このように、誤操作防止ボタン122の設置面(第2所定角度面)と操作部121の設置面(第1所定角度面)とに角度を持たせることで、握り動作に近い動作で同時操作が可能であり、操作性が向上する。
上述してきたように、開示の放射線治療用寝台は、ベース部材111と、前記ベース部材111の上に設置され、前記ベース部材111に対する位置を機械的に制御可能な第1寝台部材112と、前記第1寝台部材112の上に設置され、前記第1寝台部材112に対する位置を機械的に制御可能な第2寝台部材113と、を備え、前記第2寝台部材113は、当該第2寝台部材113に載置した治療対象者を放射線治療装置が放射線を照射する領域に搬入する方向と、前記放射線治療装置が放射線を照射する領域から搬出する方向とに移動可能であり、前記第1寝台部材112は、前記治療対象者の搬入方向に沿った面にグリップ部131を有することを特徴とする。
このため、操作者が手動で寝台の位置を調整する場合にグリップ部131を握るよう作業姿勢を誘導でき、放射線治療用寝台に対する不適切な接触を防止するので、故障や誤動作を防ぐことができる。
このため、操作者が手動で寝台の位置を調整する場合にグリップ部131を握るよう作業姿勢を誘導でき、放射線治療用寝台に対する不適切な接触を防止するので、故障や誤動作を防ぐことができる。
また、開示の放射線治療用寝台では、前記第1寝台部材112は、床に対する水平方向及び上下方向に移動可能であり、前記グリップ部131は、前記第1寝台部材112の上面が、前記搬入方向に直交する方向に突出し、かつ、突出した部分の下側に操作者の指が掛かる凹部を備える形状である。
このように握るに適した形状であることから、操作者の作業姿勢を確実に誘導できるとともに、作業性の向上を図ることができる。
このように握るに適した形状であることから、操作者の作業姿勢を確実に誘導できるとともに、作業性の向上を図ることができる。
また、前記第1寝台部材112は、前記グリップ部131が庇となる位置に前記操作者からの操作を受け付ける操作部121を備えたことを特徴とする。
このため、グリップ部131は、操作部121に直接液体が当たることを防止するので、故障や誤動作を防ぐことができる。
このため、グリップ部131は、操作部121に直接液体が当たることを防止するので、故障や誤動作を防ぐことができる。
また、前記第1寝台部材112は、前記第1寝台部材112の上面に対して第1の所定角度を有する第1所定角度面を備え、前記操作部121は、第1所定角度面に設けられたことを特徴とする。
また、前記操作部121から前記第1所定角度面に対して垂直な方向の延長線上には、前記庇が届かないように前記操作部121を配置したことを特徴とする。
このため、操作部121の視認性と操作性を向上できる。
また、前記操作部121から前記第1所定角度面に対して垂直な方向の延長線上には、前記庇が届かないように前記操作部121を配置したことを特徴とする。
このため、操作部121の視認性と操作性を向上できる。
また、前記第1寝台部材112は、前記第1寝台部材112の上面に対して前記第1の所定角度とは異なる第2の所定角度を有する第2所定角度面を備え、前記第2所定角度面に誤操作防止ボタン122を備え、前記誤操作防止ボタン122と前記操作部121とは近接して設けられる。そして、前記操作部121は、少なくとも一部の操作について、前記誤操作防止ボタン122の押下中であることを条件として受け付ける。
また、前記第2所定角度面は、一例として、前記床に対して垂直であることを特徴とする。
このように、前記誤操作防止ボタン122と前記操作部121とを異なる面に近接して配置することで、操作性を向上しつつ、誤操作を確実に防止できる。
また、前記第2所定角度面は、一例として、前記床に対して垂直であることを特徴とする。
このように、前記誤操作防止ボタン122と前記操作部121とを異なる面に近接して配置することで、操作性を向上しつつ、誤操作を確実に防止できる。
なお、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、かかる構成の削除に限らず、構成の置き換えや追加も可能である。
例えば、上記の実施例では、第1寝台部材と第2寝台部材とを組み合わせることで、放射線治療装置が放射線を照射する領域に対してXYZの3軸方向と、ピッチ、ロール等の位置関係を制御する構成を例示したが、これらの位置関係の全てを制御可能とする必要はない。一例として、Y方向については放射線治療装置が位置制御を担う構成であってもよい。
例えば、上記の実施例では、第1寝台部材と第2寝台部材とを組み合わせることで、放射線治療装置が放射線を照射する領域に対してXYZの3軸方向と、ピッチ、ロール等の位置関係を制御する構成を例示したが、これらの位置関係の全てを制御可能とする必要はない。一例として、Y方向については放射線治療装置が位置制御を担う構成であってもよい。
100:放射線治療用寝台、111:ベース部材、112:第1寝台部材、113:第2寝台部材、121:操作部、131:誤操作防止ボタン、131:グリップ部
Claims (8)
- ベース部材と、
前記ベース部材の上に設置され、前記ベース部材に対する位置を機械的に制御可能な第1寝台部材と、
前記第1寝台部材の上に設置され、前記第1寝台部材に対する位置を機械的に制御可能な第2寝台部材と、
を備え、
前記第2寝台部材は、当該第2寝台部材に載置した治療対象者を放射線治療装置が放射線を照射する領域に搬入する方向と、前記放射線治療装置が放射線を照射する領域から搬出する方向とに移動可能であり、
前記第1寝台部材は、前記治療対象者の搬入方向に沿った面にグリップ部を有する
ことを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項1に記載の放射線治療用寝台であって、
前記第1寝台部材は、床に対する水平方向及び上下方向に移動可能であり、
前記グリップ部は、前記第1寝台部材の上面が、前記搬入方向に直交する方向に突出し、かつ、突出した部分の下側に操作者の指が掛かる凹部を備える形状である
ことを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項2に記載の放射線治療用寝台であって、
前記第1寝台部材は、前記グリップ部が庇となる位置に前記操作者からの操作を受け付ける操作部を備えたことを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項3に記載の放射線治療用寝台であって、
前記第1寝台部材は、前記第1寝台部材の上面に対して第1の所定角度を有する第1所定角度面を備え、
前記操作部は、第1所定角度面に設けられたことを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項4に記載の放射線治療用寝台であって、
前記操作部から前記第1所定角度面に対して垂直な方向の延長線上には、前記庇が届かないように前記操作部を配置したことを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項4に記載の放射線治療用寝台であって、
前記第1寝台部材は、前記第1寝台部材の上面に対して前記第1の所定角度とは異なる第2の所定角度を有する第2所定角度面を備え、
前記第2所定角度面に誤操作防止ボタンを備え、
前記誤操作防止ボタンと前記操作部とは近接して設けられ、
前記操作部は、少なくとも一部の操作について、前記誤操作防止ボタンの押下中であることを条件として受け付けることを特徴とする放射線治療用寝台。 - 請求項6に記載の放射線治療用寝台であって、
前記第2所定角度面は、前記床に対して垂直であることを特徴とする放射線治療用寝台。 - ベース部材と、
前記ベース部材の上に設置され、前記ベース部材に対する位置を機械的に制御可能な寝台部材と
を備え、
前記寝台部材は、当該寝台部材に載置した治療対象者と放射線治療装置が放射線を照射する領域との位置関係を制御可能であり、
前記寝台部材は、前記治療対象者の身長方向に沿った面にグリップ部を有する
ことを特徴とする放射線治療用寝台。
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