JP2024058537A - 撮像装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

撮像装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2024058537000001
【課題】変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】撮像部と、第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置を提供する。
【選択図】図8

Description

本発明は、撮像装置、制御方法、及びプログラムに関する。
医療現場で撮影された画像に対して医療情報(例えば、撮影者情報及び患者情報など)を関連付けて記録する技術が知られている。例えば、特許文献1は、取得した患者情報を撮影画像に関連付ける撮像装置を開示している。特許文献1の撮像装置は、撮影画像に対して誤った患者情報を関連付けることを防止するために、取得した患者情報(関連付けに用いられる患者情報)をライブビュー画像に重ねて表示することで、ユーザが患者情報を事前に確認できるようにしている。また、特許文献1によれば、ユーザは、取得した患者情報(関連付けに用いられる患者情報)を撮像装置の電源切断時に自動消去するか保持するかを設定することができる。撮像装置の電源切断時に患者情報が自動消去される場合、撮像装置の電源投入後に撮影された画像に対して誤って古い患者情報を関連付けることが防止される。
特開2019-145984号公報
撮像装置の電源切断のような特定の条件が満たされたことに応じて、関連付けに用いられる医療情報の全体が消去される場合、変更が必要な医療情報(次の撮影画像には関連付けられるべきでない医療情報)だけではなく、変更が不要な医療情報(次の撮影画像にも関連付けられるべき医療情報)も消去される可能性がある。変更が不要な医療情報が消去された場合、ユーザにとって、同じ医療情報を再設定する手間が生じる。しかしながら、引用文献1には、関連付けに用いられる医療情報を部分的に消去することは開示されておらず、ユーザは、消去又は保持のどちらかを選択することしかできない。そのため、特許文献1の技術では、医療情報を消去する際に、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものである。本発明は、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、撮像部と、第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置を提供する。
本発明によれば、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することが可能となる。
なお、本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面及び以下の発明を実施するための形態における記載によって更に明らかになるものである。
撮像装置100の構成を示すブロック図。 撮像装置100が参加する病院内のネットワークシステムの構成を示す図。 撮像装置100が実行する処理のフローチャート。 図3のS305における医療情報設定処理の詳細を示すフローチャート。 撮影待機画面の表示例を示す図。 図3のS309における撮影処理の詳細を示すフローチャート。 図3のS307における撮像画像送信処理の詳細を示すフローチャート。 (a)第2の医療情報の設定を解除することなく第1の医療情報の設定を解除する処理のフローチャート、(b)第1及び第2の医療情報の設定を解除する処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
図1は、撮像装置100の構成を示すブロック図である。図2は、撮像装置100が参加する病院内のネットワークシステムの構成を示す図である。図2に示すように、病院内のネットワークシステムは、院内ネットワーク201及び院内システム202を有する。院内システム202は、1以上の診療科システムを含む。図2の例では、5つの診療科システムが院内システム202に含まれている。撮像装置100は、後述する通信部109を介して院内ネットワーク201に接続し、院内システム202と通信する。複数の撮像装置100(例えば、図2に示す撮像装置100a及び100b)が院内ネットワーク201に接続されてもよい。
図1に示すように、撮像装置100は、内部バス150を含む。内部バス150に対して、CPU101、メモリ102、不揮発性メモリ103、画像処理部104、ディスプレイ105(表示部)、操作部106、記録媒体I/F107、通信部109、及びカメラ部110(撮像部)が接続されている。内部バス150に接続される各構成要素は、内部バス150を介して互いにデータのやり取りを行うことができるように構成されている。
メモリ102は、例えばRAM(半導体素子を利用した揮発性のメモリなど)からなる。CPU101は、例えば不揮発性メモリ103に格納されるプログラムに従い、メモリ102をワークメモリとして用いて撮像装置100の全体を制御する。不揮発性メモリ103には、画像データ、音声データ、その他のデータ、CPU101が動作するための各種プログラムが格納される。不揮発性メモリ103は、例えばハードディスク(HD)やROMなどで構成される。
画像処理部104は、CPU101による制御に基づいて動作する。画像処理部104は、不揮発性メモリ103や記録媒体108に格納された画像データ、通信部109を介して取得した画像データ、及びカメラ部110により撮像された画像などに対して、各種画像処理を施す。画像処理部104が行う画像処理には、A/D変換処理、D/A変換処理、符号化処理、圧縮処理、復号処理、拡大/縮小処理(リサイズ処理)、ノイズ低減処理、色変換処理などが含まれる。画像処理部104は、特定の画像処理を施すための専用の回路ブロックで構成されてもよい。また、画像処理の種別によっては、画像処理部104を用いずにCPU101がプログラムに従って画像処理を施すことも可能である。
ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、画像を表示する。また、ディスプレイ105は、CPU101の制御に基づいて、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面などを表示することもできる。CPU101は、プログラムに従い表示制御信号を生成し、ディスプレイ105に表示するための映像信号を生成してディスプレイ105に出力するように撮像装置100の各構成要素を制御する。ディスプレイ105は、出力された映像信号に基づいて映像を表示する。なお、撮像装置100自体が備える構成としてはディスプレイ105に表示させるための映像信号を出力するためのインタフェースまでとし、ディスプレイ105は外付けのモニタで構成してもよい。
操作部106は、撮影者からの指示を撮像装置100に入力するデバイスである。操作部106は、例えば電源ボタン、シャッターボタン、モードダイヤルなどを含む。モードダイヤルは、撮影モード等の動作モードを切り替えるダイヤルである。操作部106は、タッチパネルを含んでもよい。タッチパネルは、ディスプレイ105に重ね合わせて平面的に構成され、接触された位置に応じた座標情報が出力されるように構成される入力デバイスである。
記録媒体I/F107は、ハードディスク、メモリカード、CFカード、SDカード、USBメモリといった記録媒体108が装着可能なように構成される。記録媒体I/F107は、CPU101の制御に基づき、装着された記録媒体108からのデータの読み出しや、記録媒体108に対するデータの書き込みを行う。
通信部109は、院内ネットワーク201と有線ケーブルや無線によって接続し、映像信号、音声信号、各種データなどの入出力を行うように構成される。通信部109は、院内ネットワーク201を経由して院内システム202との間でデータの送受信を行う。通信部109が院内システム202から受信するデータには、医療情報(例えば、診療科に関する情報、撮影者情報、患者情報、及び患部情報など)がある。通信部109が院内システム202へ送信するデータには、院内システム202の医療情報を参照するために必要なバーコードやQRコードなどの画像データ、及び、患部を撮影した患部写真とそれに付加された医療情報がある。
カメラ部110は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子(撮像センサ)等で構成される。カメラ部110は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群(撮影レンズ)、絞り機能を備えるシャッタ、撮像素子、撮像素子から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器、撮像系を覆って汚れや破損を防止するバリアを含む。
画像処理部104は、カメラ部110で撮像して取得したデータに対し所定の画素補完処理、リサイズ処理、及び色変換処理などを行う。画像処理部104により得られた演算結果に基づいて、CPU101が露光制御、測距制御、AWB(オートホワイトバランス)処理を行う。カメラ部110で撮像され、画像処理部104で画像処理された画像データは、ディスプレイ105により表示される。カメラ部110で撮像され、A/D変換器によって一度A/D変換されメモリ102に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器でアナログ変換し、ディスプレイ105に逐次転送して表示することで、ライブビュー画像(LV画像)の表示(LV表示)を行える。ライブビュー表示は、静止画の撮影待機状態、動画の撮影待機状態、動画の記録時などに実行可能であり、撮像された被写体像がほぼリアルタイムに表示される。
CPU101は、操作部106で行われたユーザ操作に基づく撮影準備指示に応じて、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB処理等の動作を開始するように、カメラ部110及び画像処理部104を制御する。CPU101は、撮影指示に応じて、一連の撮影処理(本撮影)の動作を開始するように制御する。一連の撮影処理(本撮影)の動作は、本露光を実施し、撮像素子からの信号を読み出し、撮像された画像を画像処理部104で画像処理して画像ファイルを生成し、記録媒体108に記録することを含む。撮影指示は、操作部106に対するユーザ操作によって行うことができる。カメラ部110は、静止画及び動画の撮影が可能である。
次に、図3のフローチャートを参照して、撮像装置100が実行する処理について説明する。本フローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、CPU101が不揮発性メモリ103に格納された制御プログラムに従って撮像装置100の各構成要素を制御することにより実現される。
S301においてCPU101は、撮像装置100の動作モードが医療モードであるか否かを判定する。撮像装置100は、動作モードとして、医療モード(第1のモード)及び通常モード(第2のモード)を持つ。ユーザ(例えば、撮影者)は事前に、ディスプレイ105に表示される設定画面において動作モードを選択することができる。動作モードが医療モードの場合、処理はS302に進み、動作モードが通常モードの場合、処理はS303に進む。
S302においてCPU101は、通信部109を制御することにより、院内ネットワーク201を経由して撮像装置100を院内システム202に接続する処理を行う。前述の通り、図2の例では、5つの診療科システムが院内システム202に含まれている。撮像装置100は、院内システム202に含まれる5つの診療科システムのうちのいずれかに接続する。接続先の診療科システムの選択方法は特に限定されないが、例えば、ユーザによる操作部106の操作によって診療科システムを選択する構成を採用することができる。また、2回目以降の接続時には、前回の接続先の診療科システムが自動的に選択される構成を採用してもよい。
S303においてCPU101は、LV画像を含む撮影待機画面(LV画面)をディスプレイ105に表示する。
図5(a)は、S303において表示される撮影待機画面の例を示す図である。撮像装置100の動作モードが医療モードの場合、撮影待機画面は、後述するS305において設定される医療情報を表示するための領域(医療情報領域)として、撮影者領域501、患者領域502、及び患部領域503を含む。撮像装置100の動作モードが通常モードの場合、撮影待機画面は、医療情報領域を含まない。そのため、医療情報の取得及び設定、並びに設定された医療情報の撮像画像に対する付加(関連付け)は行われない。
撮影者領域501は、医療情報のうちの撮影者情報(例えば、撮影者名、撮影者ID、及び撮影者の所属診療科など)を表示するための領域である。患者領域502は、医療情報のうちの患者情報(例えば、患者名、患者ID、生年月日、及び性別など)を表示するための領域である。患部領域503は、医療情報のうちの患部情報(例えば、患部名)を表示するための領域である。各医療情報領域は、対応する医療情報に含まれる少なくとも1つの項目を表示すればよい。以下の説明では、撮影者領域501は撮影者名を表示し、患者領域502は患者名を表示し、患部領域503は患部名を表示するものとする。従って、撮影待機画面において、撮影者名、患者名、及び患部名がLV画像に重畳して表示される。但し、S303の時点では、医療情報はまだ設定されていないので、各医療情報領域に医療情報は表示されていない。
また、撮影待機画面には、送信ボタン504及び終了ボタン505も含まれる。終了ボタン505が操作された場合、CPU101は、現在の診療科に関する本フローチャートの処理を終了する。送信ボタン504については後述する。送信ボタン504については、患部画像を未撮影の場合は表示しないようにしてもよい。
S304においてCPU101は、ユーザによる医療情報設定指示が行われたか否かを判定する。医療情報設定指示が行われた場合、処理はS305に進み、医療情報設定指示が行われていない場合、処理はS306に進む。ユーザによる医療情報設定指示は、ユーザが操作部106を用いて(例えば、タッチパネルに対するタッチ操作により)、撮影者領域501、患者領域502、又は患部領域503を選択することにより行われる。
S305においてCPU101は、S304で選択された医療情報領域(撮影者領域501、患者領域502、又は患部領域503)について、医療情報設定処理を行う。医療情報設定処理の詳細については、図4を参照して後述する。
図5(b)は、撮影者領域501、患者領域502、及び患部領域503それぞれについて医療情報設定処理が行われた後の、撮影待機画面の例を示す図である。後述するS308から理解できるように、撮影待機中はS304の判定が繰り返し行われる。そのため、ユーザは、撮影者領域501、患者領域502、及び患部領域503それぞれを選択することにより、各医療情報領域に対応する医療情報設定処理を行うことができる。
S306においてCPU101は、ユーザによる送信指示が行われたか否かを判定する。送信指示が行われた場合、処理はS307に進み、送信指示が行われていない場合、処理はS308に進む。ユーザによる送信指示のための操作は、例えば図5(b)の送信ボタン504へのタッチ操作である。
S307においてCPU101は、通信部109を制御することにより、後述するS309における撮影処理により得られた撮像画像を、院内システム202へ送信する処理(撮像画像送信処理)を行う。撮像画像送信処理の詳細については、図7を参照して後述する。
S308においてCPU101は、ユーザによる撮影指示が行われたか否かを判定する。撮影指示が行われた場合、処理はS309に進み、撮影指示が行われていない場合、処理はS304に戻る。ユーザによる撮影指示は、ユーザによる操作部106の操作、例えばシャッターボタンの押下や、タッチパネル操作などによるものとする。
S309においてCPU101は、カメラ部110を制御することにより、撮影処理を行う。その後、処理はS304に戻る。撮影処理の詳細については、図6を参照して後述する。
図4は、図3のS305における医療情報設定処理の詳細を示すフローチャートである。S401においてCPU101は、通信部109を制御することにより、院内システム202から、S304で選択された医療情報領域に対応する医療情報を取得する処理を行う。例えば、撮影者領域501が選択された場合、CPU101は、医療情報として撮影者情報を取得する処理を行う。
医療情報の具体的な取得方法は特に限定されない。例えば、CPU101は、院内システム202に対して取得要求を送信する。取得要求に応えて、院内システム202は、医療情報の1以上の候補を含むリスト(医療情報リスト)を撮像装置100に対して送信する。この場合、院内システム202は、予め診療科毎に医療情報リスト(例えば、撮影者情報リスト、患者情報リスト、及び患部情報リスト)を保持している。例えば、S304で撮影者領域501が選択された場合、CPU101は、S302で接続した診療科システムに対して撮影者情報の取得要求を送信することにより、診療科システムから診療科に応じた撮影者情報リストを取得する。
医療情報の取得方法の他の例として、バーコード又はQRコード(以下「バーコード等」という)を用いる方法が挙げられる。撮影者及び患者には、情報の管理のために個々にバーコード等が割り振られているものとする。割り振られたバーコード等は、例えば、撮影者の身分証や、患者の診察券などに印刷されている。CPU101は、カメラ部110を制御することにより撮影者又は患者のバーコード等を撮影し、得られた画像データを院内システム202へ送信する。院内システム202は、画像データ内のバーコード等により識別される医療情報を撮像装置100へ送信する。例えば、S304で撮影者領域501が選択された場合、ユーザは、撮影者のバーコード等をカメラ部110の撮影範囲内に配置し、操作部106を操作することにより撮影指示を行う。撮影指示に応じて、CPU101は撮影を行い、得られた画像データを院内システム202に対して送信する。これにより、CPU101は、撮影者のバーコード等により識別される撮影者情報を院内システム202から取得することができる。
医療情報の取得方法の更に他の例として、ユーザに入力された撮影者ID又は患者IDを用いる方法が挙げられる。ユーザは、操作部106を操作することにより、撮影者ID又は患者IDを入力する。CPU101は、入力された撮影者ID又は患者IDを院内システム202に対して送信する。院内システム202は、受信した撮影者ID又は患者IDにより識別される撮影者情報又は患者情報を撮像装置100へ送信する。ユーザが撮影者ID又は患者IDの一部のみを入力した場合、院内システム202は、入力された撮影者ID又は患者IDの一部に合致する複数の撮影者又は複数の患者に対応する医療情報リスト(撮影者情報リスト又は患者リスト)を送信してもよい。例えば、S304で撮影者領域501が選択された場合、ユーザは、操作部106を操作することにより、撮影者ID(又はその一部)を入力する。CPU101は、入力された撮影者ID(又はその一部)を院内システム202に対して送信する。これにより、CPU101は、入力された撮影者ID(又はその一部)により識別される撮影者情報(又は撮影者情報リスト)を院内システム202から取得することができる。
なお、S401における医療情報の取得元は、院内システム202のような外部システムに限定されない。例えば、医療情報リストを予め記録媒体108に格納し、S401においてCPU101が記録媒体108から医療情報リストを取得する構成を採用してもよい。
S402においてCPU101は、医療情報の取得に成功したか否かを判定する。医療情報の取得に成功した場合、処理はS403に進み、医療情報の取得に失敗した場合、処理はS406に進む。医療情報の取得に失敗するのは、例えば、S302において通信エラーのために院内システム202との接続に失敗していた場合や、S401において撮影された画像の中にバーコード等が含まれていなかった場合などである。
S403においてCPU101は、S401で医療情報の複数の候補が取得されたか否かを判定する。複数の候補が取得された場合、処理はS404に進み、そうでない場合、処理はS405に進む。
S404においてCPU101は、ユーザ指示に従って、医療情報の複数の候補のうちのいずれかを、設定する医療情報として選択する。例えば、S401で撮影者情報の複数の候補を含む撮影者情報リストが取得された場合、CPU101は、ディスプレイ105に各候補に対応する撮影者名をリスト形式で表示する。ユーザが表示されたリストの中から特定の撮影者名を選択すると、CPU101は、撮影者情報リストから、選択された撮影者名に対応する撮影者情報を選択する。
S405においてCPU101は、S401で取得された医療情報(医療情報の複数の候補が取得された場合、S404で選択された医療情報)を、撮像画像に付加するための医療情報(関連付けに用いる医療情報)として設定する。設定された医療情報は、メモリ102に保持される。また、CPU101は、設定された医療情報を表示するように、撮影待機画面の医療情報表示領域を更新する。例えば、S304で撮影者領域501が選択された場合、取得された撮影者情報が、撮像画像に付加するための撮影者情報として設定される。また、設定された撮影者情報に含まれる撮影者名が、撮影者領域501に表示される。
なお、医療情報の設定に先立ち、CPU101は、取得した医療情報が正しいかどうかをユーザが確認するための画面をディスプレイ105に表示するように制御してもよい。医療情報が正しいことを示すユーザ操作が行われた場合、CPU101は、医療情報の設定を行う。医療情報が正しくないことを示すユーザ操作が行われた場合、CPU101は、医療情報の設定を行わずに、取得した医療情報を破棄する。
S406においてCPU101は、ユーザにより医療情報の再取得指示が行われたか否かを判定する。例えば、CPU101は、医療情報の再取得を行うか否かをユーザに選択させる画面をディスプレイ105に表示する。ユーザは、操作部106の操作により医療情報の再取得を選択することにより、再取得指示を行うことができる。再取得指示が行われた場合、処理はS401に戻り、再取得指示が行われなかった場合、本フローチャートの処理は終了する。
図6は、図3のS309における撮影処理の詳細を示すフローチャートである。S601においてCPU101は、カメラ部110を制御することにより患者の患部を撮影し、患部画像(撮像画像)を取得する。
S602においてCPU101は、設定された医療情報が存在するか否かを判定する。撮影者情報、患者情報、及び患部情報の少なくともいずれかが図4のS405で設定されてメモリ102に保持されている場合、設定された医療情報が存在すると判定され、処理はS603に進む。設定された医療情報が存在しない場合、本フローチャートの処理は終了する。
S603においてCPU101は、設定された医療情報を撮像画像に付加する(関連付ける)。付加(関連付け)の方法は特に限定されないが、例えば、撮像画像を含む画像ファイルのヘッダ領域に医療情報を格納する方法が挙げられる。CPU101は、医療情報が付加された撮像画像を、メモリ102に一時的に保持したり、記録媒体I/F107を介して記録媒体108に記録したりする。
図7は、図3のS307における撮像画像送信処理の詳細を示すフローチャートである。S701においてCPU101は、撮像装置100が通信部109を介して院内システム202に接続されているか否かを判定する。撮像装置100が院内システム202に接続されている場合、処理はS702に進む、院内システム202に接続されていない場合、処理はS705に進む。
S702においてCPU101は、院内システム202へ送信する撮像画像を選択する。撮像画像の選択方法は特に限定されないが、例えば、CPU101は、メモリ102又は記録媒体108に格納されている全ての撮像画像を自動的に選択してもよい。他の例として、ユーザに撮像画像を選択させる構成を採用してもよい。この場合、例えば、CPU101は、メモリ102又は記録媒体108に格納されている撮像画像をディスプレイ105にサムネイル表示する。CPU101は、サムネイル表示においてユーザにより選択された1以上の撮像画像を、院内システム202へ送信する撮像画像として選択する。
S703においてCPU101は、S702で選択された撮像画像を院内システム202へ送信する。このとき、CPU101は、送信した撮像画像をメモリ102又は記録媒体108から削除するように制御してもよいし、保持したままにしてもよい。
S704においてCPU101は、撮像画像の送信が完了したことを示すメッセージをディスプレイ105に表示する。
S705においてCPU101は、撮像画像の送信に失敗したことを示すエラーメッセージをディスプレイ105に表示する。
次に、図8(a)及び図8(b)を参照して、図4のS404において設定された医療情報の設定を解除する処理について説明する。
図8(a)は、第2の医療情報の設定を解除することなく第1の医療情報の設定を解除する処理のフローチャートである。以下の説明では、第1の医療情報は患者情報(撮影対象患者に関する情報)及び患部情報(撮影対象部位に関する情報)を含み、第2の医療情報は撮影者情報(撮影者に関する情報)を含むものとする。この場合、本フローチャートの処理により、撮影者情報の設定を維持したまま患者情報及び患部情報の設定を解除することができる。
図8(a)のフローチャートの処理は、図3のフローチャートの処理と並行して実行される。また、図8(a)のフローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、CPU101が不揮発性メモリ103に格納された制御プログラムに従って撮像装置100の各構成要素を制御することにより実現される。
S801においてCPU101は、第1の条件が満たされたか否かを判定する。CPU101は、第1の条件が満たされるまで繰り返しS801の判定を行う。第1の条件が満たされた場合、処理はS802に進む。
S802においてCPU101は、第2の医療情報(撮影者情報)の設定を解除することなく、第1の医療情報(患者情報及び患部情報)の設定を解除する。第1の医療情報の設定の解除は、例えば、第1の医療情報をメモリ102から消去することにより行われる。その後、処理はS801に戻る。
第1の条件は、現在設定されている第2の医療情報は引き続き使用される可能性が高いが、現在設定されている第1の医療情報はこれ以上使用されない可能性が高いと考えられる場合に満たされる条件である。例えば、第1の条件は、撮像装置100の電源OFFが指示された場合、撮像装置100の動作モードが医療モードから通常モードに変更された場合、及び、撮像画像が院内システム202へ送信された場合に満たされる。これらの場合には、現在の患者の撮影が完了し、次の撮影は別の患者に対して行われる可能性が高いと考えられる。他方で、撮影者は交代せず、引き続き同じ撮影者が撮影を行う可能性が高いと考えられる。本実施形態によれば、このような場合に、撮影者情報の設定を解除することなく、患者情報及び患部情報の設定を解除することができる。従って、撮影者情報を再設定する手間を生じさせずに、新たな患者の撮像画像に対して以前の患者に関する情報を誤って関連付ける可能性を低減することができる。なお、ユーザは、操作部106に含まれる電源ボタンを操作することにより、撮像装置100の電源OFFを指示することができる。
また、撮影者は交代せずに、異なる患者の撮影を連続して行う場合、患者毎に撮像画像を院内システム202へ送信したり、別の患者情報を取得しようとしたりするユーザ操作が行われる可能性が高い。この場合、送信ボタン504のタッチ操作などによる送信指示のユーザ操作や、患者領域502および患部領域503を選択するユーザ操作などが行われると考えられる。この場合も、第1の条件を満たすとし、撮影者情報の設定を解除することなく、患者情報及び患部情報の設定を解除しても良い。
例えば、撮影者情報、患者情報、及び患部情報が設定済みで、図5(b)の撮影待機画面が表示されている状態で、第1の条件が満たされた場合を考える。この場合、CPU101は、第1の医療情報(患者情報及び患部情報)の設定を解除する。その結果、撮影待機画面は、図5(c)に示す状態になる。ユーザは、患者領域502及び患部領域503をそれぞれ選択することにより、新たな患者情報及び患部情報を設定することができる。その結果、図5(d)に示すように、患者領域502及び患部領域503には新たな患者名及び患部名が表示される。
なお、メモリ102が揮発性メモリであって、撮像装置100の電源OFF時にメモリ102のデータが自動的に失われる場合がある。この場合、CPU101は、撮像装置100の電源OFFが指示されたことに応じて、メモリ102に格納された第2の医療情報(撮影者情報)を不揮発性メモリ103に退避させ、その後、撮像装置100の電源をOFFにする。再び撮像装置100の電源がONになると、CPU101は、不揮発性メモリ103に退避された第2の医療情報をメモリ102へ移動させる。これにより、CPU101は、撮像装置100の電源OFF指示により第1の条件が満たされる場合であっても、第2の医療情報の設定を維持することができる。従って、第2の医療情報の設定を解除することなく、第1の医療情報の設定を解除することが可能である。
図8(b)は、第1及び第2の医療情報の設定を解除する処理のフローチャートである。図8(b)のフローチャートの処理は、図8(a)及び図3のフローチャートの処理と並行して実行される。また、図8(b)のフローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、CPU101が不揮発性メモリ103に格納された制御プログラムに従って撮像装置100の各構成要素を制御することにより実現される。
S851においてCPU101は、第2の条件が満たされたか否かを判定する。CPU101は、第2の条件が満たされるまで繰り返しS851の判定を行う。第2の条件が満たされた場合、処理はS852に進む。
S852においてCPU101は、第1及び第2の医療情報(撮影者情報、患者情報、及び患部情報)の設定を解除する。第1及び第2の医療情報の設定の解除は、例えば、第1及び第2の医療情報をメモリ102から消去することにより行われる。また、図4のS401において医療情報リストが取得されメモリ102に格納されていた場合には、CPU101は、メモリ102から医療情報リストも消去してもよい。その後、処理はS851に戻る。
第2の条件は、現在設定されている第1及び第2の医療情報がこれ以上使用されない可能性が高いと考えられる場合に満たされる条件である。例えば、第2の条件は、所定のユーザ操作(例えば、終了ボタン505の選択、操作部106に含まれる所定の操作部材の操作、メニュー画面における設定クリア項目の選択など)が行われた場合に満たされる。また、例えば、第2の条件は、所定の時間的条件が満たされた場合(例えば、日付が変わった場合、時刻が午前から午後になった場合、予め設定された時刻になった場合など)に満たされる。これらの場合には、現在の患者の撮影が完了し、次の撮影は別の患者に対して行われる可能性が高いと考えられる。また、撮影者も交代する可能性が高いと考えられる。本実施形態によれば、このような場合に、撮影者情報、患者情報、及び患部情報の全ての設定を解除することができる。従って、次の撮影により得られた撮像画像に対して、以前の撮影者や以前の患者に関する情報を誤って関連付ける可能性を低減することができる。
また、撮影者を交代する場合、撮影者は撮像装置100の電源OFFをしてから次の撮影者に撮像装置100を渡す可能性がある。更に、撮像装置100の動作モードを医療モードから通常モードに切り替える際に、撮影者が変わる可能性がある。これらの場合も、第2の条件を満たすとし、撮影者情報、患者情報、及び患部情報の全ての設定を解除してもよい。
例えば、撮影者情報、患者情報、及び患部情報が設定済みで、図5(b)の撮影待機画面が表示されている状態で、第2の条件が満たされた場合を考える。この場合、CPU101は、第1及び第2の医療情報(撮影者情報、患者情報、及び患部情報)の設定を解除する。その結果、撮影待機画面は、図5(a)に示す状態になる。ユーザは、撮影者領域501、患者領域502、及び患部領域503をそれぞれ選択することにより、新たな撮影者情報、患者情報、及び患部情報を設定することができる。その結果、図5(e)に示すように、撮影者領域501、患者領域502、及び患部領域503には新たな撮影者名、患者名、及び患部名が表示される。
なお、上の説明では、第2の条件が満たされた場合、現在設定されている第1及び第2の医療情報がこれ以上使用されない可能性が高いという考えに基づき、第1及び第2の医療情報(撮影者情報、患者情報、及び患部情報)の設定が解除されるものとした。しかし、例えば医療機関の業務フローによっては、第2の条件が満たされた場合に、撮影者は交代するが、撮影対象患者は交代しない可能性が高いということも考えられる。そこで、第2の条件が満たされた場合に、第1の医療情報(患者情報及び患部情報)の設定を解除することなく、第2の医療情報(撮影者情報)の設定を解除する構成を採用してもよい。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、撮像装置100は、第1及び第2の医療情報を取得し、取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する。第1の医療情報は、例えば患者情報(撮影対象患者に関する情報)及び患部情報(撮影対象部位に関する情報)の少なくとも一方を含み、第2の医療情報は、例えば撮影者情報(撮影者に関する情報)を含む。そして、撮像装置100は、カメラ部110により撮影された画像に対して、設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける。撮像装置100は、第1の条件が満たされたことに応じて、第2の医療情報の設定を解除することなく第1の医療情報の設定を解除するように制御する。また、撮像装置100は、第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、第2の医療情報の設定を解除するように制御する。
これにより、関連付けに用いるように設定された医療情報について、条件に応じて柔軟に設定を解除することが可能になる。従って、変更が不要な医療情報を再設定する手間が生じる可能性を低減しつつ、撮像画像に対して変更が必要な医療情報が誤って関連付けられる可能性を低減することが可能となる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
[まとめ]
上述した実施形態は、少なくとも以下の各項目に示す発明を開示しているが、これらの発明に限定されない。
[項目1]
撮像部と、
第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、
前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、
前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、
第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
[項目2]
前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1及び第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
ことを特徴とする項目1に記載の撮像装置。
[項目3]
前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1の医療情報の前記設定を解除することなく前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
ことを特徴とする項目1に記載の撮像装置。
[項目4]
前記第1の医療情報は、撮影対象患者に関する情報、及び撮影対象部位に関する情報の少なくとも一方を含む
ことを特徴とする項目1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目5]
前記第2の医療情報は、撮影者に関する情報を含む
ことを特徴とする項目1乃至4のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目6]
前記第1の条件は、前記撮像装置の電源OFFが指示された場合、及び、前記撮像装置の動作モードが、前記設定された第1及び第2の医療情報の前記関連付けが行われる第1のモードから、当該関連付けが行われない第2のモードに変更された場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
ことを特徴とする項目1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目7]
前記第2の条件は、所定のユーザ操作が行われた場合、及び、所定の時間的条件が満たされた場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
ことを特徴とする項目1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目8]
前記撮像部による前記撮影のための撮影待機画面を表示部に表示する場合に、前記撮影待機画面に前記設定された第1及び第2の医療情報が表示されるように制御する第2の制御手段を更に備える
ことを特徴とする項目1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目9]
前記第2の制御手段は、前記撮影待機画面にライブビュー画像が表示され、前記設定された第1及び第2の医療情報が前記ライブビュー画像に重畳して表示されるように制御する
ことを特徴とする項目8に記載の撮像装置。
[項目10]
前記取得手段は、外部システムから通信により前記第1及び第2の医療情報を取得する
ことを特徴とする項目1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目11]
前記設定された第1及び第2の医療情報が関連付けられた前記画像を前記外部システムへ送信する送信手段を更に備える
ことを特徴とする項目10に記載の撮像装置。
[項目12]
前記第1の条件は、前記画像が前記外部システムへ送信された場合に満たされる
ことを特徴とする項目11に記載の撮像装置。
[項目13]
前記第1の条件は、所定のユーザ操作が行われた場合に満たされ、
前記所定のユーザ操作は、前記第1の医療情報の取得に関する操作、及び、前記設定された第1及び第2の医療情報が関連付けられた前記画像を前記外部システムへ送信するための操作を含む
ことを特徴とする項目11に記載の撮像装置。
[項目14]
前記第2の条件は、前記撮像装置の電源OFFが指示された場合、及び、前記撮像装置の動作モードが、前記設定された第1及び第2の医療情報の前記関連付けが行われる第1のモードから、当該関連付けが行われない第2のモードに変更された場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
ことを特徴とする項目1乃至5のいずれか1項に記載の撮像装置。
[項目15]
撮像部を有する撮像装置が実行する制御方法であって、
第1及び第2の医療情報を取得する取得工程と、
前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定工程と、
前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け工程と、
第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御工程と、
を備えることを特徴とする制御方法。
[項目16]
コンピュータを、項目1乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100…撮像装置、101…CPU、102…メモリ、103…不揮発性メモリ、104…画像処理部、105…ディスプレイ、106…操作部、107…記録媒体I/F、109…通信部、108…記録媒体、110…カメラ部、150…内部バス

Claims (16)

  1. 撮像部と、
    第1及び第2の医療情報を取得する取得手段と、
    前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定手段と、
    前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け手段と、
    第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1及び第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の制御手段は、前記第2の条件が満たされたことに応じて、前記第1の医療情報の前記設定を解除することなく前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の医療情報は、撮影対象患者に関する情報、及び撮影対象部位に関する情報の少なくとも一方を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の医療情報は、撮影者に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記第1の条件は、前記撮像装置の電源OFFが指示された場合、及び、前記撮像装置の動作モードが、前記設定された第1及び第2の医療情報の前記関連付けが行われる第1のモードから、当該関連付けが行われない第2のモードに変更された場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記第2の条件は、所定のユーザ操作が行われた場合、及び、所定の時間的条件が満たされた場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  8. 前記撮像部による前記撮影のための撮影待機画面を表示部に表示する場合に、前記撮影待機画面に前記設定された第1及び第2の医療情報が表示されるように制御する第2の制御手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  9. 前記第2の制御手段は、前記撮影待機画面にライブビュー画像が表示され、前記設定された第1及び第2の医療情報が前記ライブビュー画像に重畳して表示されるように制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記取得手段は、外部システムから通信により前記第1及び第2の医療情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  11. 前記設定された第1及び第2の医療情報が関連付けられた前記画像を前記外部システムへ送信する送信手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
  12. 前記第1の条件は、前記画像が前記外部システムへ送信された場合に満たされる
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記第1の条件は、所定のユーザ操作が行われた場合に満たされ、
    前記所定のユーザ操作は、前記第1の医療情報の取得に関する操作、及び、前記設定された第1及び第2の医療情報が関連付けられた前記画像を前記外部システムへ送信するための操作を含む
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  14. 前記第2の条件は、前記撮像装置の電源OFFが指示された場合、及び、前記撮像装置の動作モードが、前記設定された第1及び第2の医療情報の前記関連付けが行われる第1のモードから、当該関連付けが行われない第2のモードに変更された場合のうちの少なくとも1つの場合に満たされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  15. 撮像部を有する撮像装置が実行する制御方法であって、
    第1及び第2の医療情報を取得する取得工程と、
    前記取得された第1及び第2の医療情報を、関連付けに用いる医療情報として設定する設定工程と、
    前記撮像部により撮影された画像に対して、前記設定された第1及び第2の医療情報を関連付ける関連付け工程と、
    第1の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除することなく前記第1の医療情報の前記設定を解除するように制御し、前記第1の条件と異なる第2の条件が満たされたことに応じて、前記第2の医療情報の前記設定を解除するように制御する第1の制御工程と、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  16. コンピュータを、請求項1乃至14のいずれか1項に記載の撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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