JP2024058446A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マーケティングのフローおよび顧客に届けるコンテンツの内容を状況に応じて柔軟に変更できる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供する。【解決手段】第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じた第1URL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、第1マーケティングデータに基づく第1媒体が顧客に発信された後、顧客の情報端末から第1URL情報が示すページにアクセスされた場合に、ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、第2情報端末に対する操作に応じて指示された、通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、受信部により受信された第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
近年、企業のマーケティングはデジタルマーケティングへと移行している。一方で、Eメール(電子メール)とともにDM(ダイレクトメール)の活用も見直されている。
ただし、デジタル技術とDMとを活用したマーケティングには、多くのツールおよび作業が必要となる。
デジタル技術とDMとを活用したマーケティングの技術として、顧客IDと関連付けられたURL(Uniform Resource Locator)を含むQRコード(登録商標)をDMに印刷し、QRコードによる顧客のアクセス履歴に基づいて、その顧客に提示する次の掲載情報を選択し、そのURLを含むQRコードを印刷した次のDMを出力するシステムが開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載されたシステムでは、DM→Webアクセス→DMというような予め決まったルールに従って処理が進められていくため、コンテンツを任意に変更することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、顧客に届けるコンテンツの内容を任意に変更できる情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じた第1URL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記第1URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記通知部による前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、前記受信部により受信された前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、顧客に届けるコンテンツの内容を任意に変更できる。
図1は、実施形態に係る機器システムの概略構成を示す図である。 図2は、実施形態に係る機器システムの全体動作の概略を説明する図である。 図3は、実施形態に係るマーケティング支援システム等のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る印刷機のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る営業担当端末等のハードウェア構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る機器システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る機器システムで用いられるデータモデルの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る機器システムのキャンペーン登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図9は、キャンペーン一覧画面の一例を示す図である。 図10は、キャンペーン新規作成画面の一例を示す図である。 図11は、キャンペーン情報画面の一例を示す図である。 図12は、テンプレート選択画面の一例を示す図である。 図13は、宛先登録画面の一例を示す図である。 図14は、実施形態に係る機器システムのキャンペーン開始処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図15は、キャンペーンが実施されている場合のキャンペーン情報画面の一例を示す図である。 図16は、顧客に配送されるDMの一例を示す図である。 図17は、実施形態に係る機器システムにおける顧客端末からのLPアクセス処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図18は、キャンペーン詳細状況画面の一例を示す図である。 図19は、実施形態に係る機器システムのアクション実行処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図20は、営業担当端末に表示されるアプリ画面の一例を示す図である。 図21は、顧客端末に配信されるEメールの一例を示す図である。 図22は、変形例における営業担当端末および旅館側端末に表示されるアプリ画面の一例を示す図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(機器システムの概略構成)
図1は、実施形態に係る機器システムの概略構成を示す図である。図1を参照しながら、実施形態に係る機器システム1の概略構成について説明する。
図1に示す機器システム1は、デジタル技術とDMとを活用したマーケティングを実現するための情報処理システムである。機器システム1は、図1に示すように、マーケティング支援システム50と、マーケティング担当端末10(第1情報端末)と、営業担当端末20(第2情報端末)と、印刷業者30のジョブ管理サーバ31および印刷機32と、顧客端末40と、を含む。また、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、ジョブ管理サーバ31および顧客端末40は、ネットワークNを介してデータ通信が可能となっている。なお、第1情報端末、第2情報端末等の端末装置は、1台の情報端末であってもよい。
ネットワークNは、本実施形態ではクラウド上に構成されるマーケティング支援システム50が利用される関係で、インターネットを含むネットワークである。また、印刷業者30内では、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が使用されている。なお、ネットワークNは、VPN(Virtual Private Network)が使用されるものとしてもよい。
印刷業者30は、印刷工場、印刷所、または所定の建屋等の印刷用の設備を有する業者を意味する。各印刷業者30のシステムは、ジョブ管理サーバ31と、印刷機32と、を有する。ジョブ管理サーバ31および印刷機32は、印刷業者30のシステム内のネットワークを介して、互いにデータ通信が可能となっているものとすればよい。
ジョブ管理サーバ31は、マーケティング支援システム50から印刷注文としてジョブ情報が配信されると、印刷機32に対してジョブの実行を指示するPC(Personal Computer)またはワークステーション等の情報処理装置である。
また、上述のジョブとは、印刷処理の単位をいう。例えば、ある文書のある枚数を印刷することである。本実施形態では、印刷機32が印刷することがジョブの実行であるが、ジョブの実行が具体的にどのような処理かは印刷機32の種類によって異なる。また、ジョブ情報は、ジョブに関する情報であるが、本実施形態では、ジョブとジョブ情報とを厳密に区別しないものとする。
印刷機32は、プロダクション向けプリンタ、カラーインクジェットプリンタ、またはカラー/モノクロMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置である。印刷機32の印刷方式は、電子写真方式、インクジェット方式、凸版印刷、凹版印刷、平板印刷、孔版印刷等であり、これらの方式に限られず、印刷できる方式であればよい。また、印刷機32は、印刷した記録媒体に対して、紙折り、中綴じ製本、くるみ製本、パンチ等の後加工(後処理)を行うためのフィニッシャ(後処理装置)が接続されていてもよい。また、印刷機32は、スキャナ機能、ファックス機能、またはコピー機能等を有していてよい。
なお、印刷機32が商用印刷機器である場合、DFE(Digital Front End)により制御される。このため、印刷機32とは独立な装置がDFEを有する場合があってもよい。本実施形態では、DFEによる制御機能が印刷機32に備えられているものとして説明する。
マーケティング担当端末10は、特定の商品またはサービス等の販売または提供等をするためのキャンペーンについての情報をマーケティング支援システム50において登録するための、当該商品またはサービス等のマーケティング担当者が使用するPC(Personal Computer)等の情報端末である。また、マーケティング担当端末10は、上述の特定の商品またはサービス等の販売または提供等をするためのキャンペーンについての情報を登録するための画面等をWebブラウザ11上に表示させる。
営業担当端末20は、マーケティング担当端末10により登録されたキャンペーンが実施され、顧客に届いたDMまたはEメールからLP(ランディングページ)にアクセスされた後に、営業担当者が任意に選択した当該顧客へのアクションを実行するためのスマートフォンまたはタブレット端末等の情報端末である。また、営業担当端末20は、アプリ21を実行することによって、上述の動作を実現する。アプリ21は、ネイティブアプリケーションまたはWebアプリケーションのいずれであってもよい。
顧客端末40は、マーケティング支援システム50から配信されたEメールまたは印刷業者30から配送されたDMに含まれるリンク等により所定のLPにアクセスするための上述のキャンペーンの対象となる顧客が利用するスマートフォンまたはタブレット端末等の情報端末である。
マーケティング支援システム50は、マーケティング担当端末10により作成・登録されたキャンペーンに従って、印刷業者30のDMの印刷注文を行ったり、顧客端末40へEメールを配信したりすることによって、マーケティングの支援を行う1以上の情報処理装置を有する情報処理システムである。マーケティング支援システム50は、例えばクラウドシステムによって実現される。
ここで、クラウドとは、クラウドコンピューティングの略称であり、特定のハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。クラウドという用語はオンプレミス(ユーザが管理する設備内)という用語と対比して使用されるが、マーケティング支援システム50は、社内LANの外側にあっても内側にあってもよい。マーケティング支援システム50が有する1つ以上の情報処理装置は、サーバとして、クライアントからの要求に対して各種情報および処理結果を提供する機能を果たす。
マーケティング支援システム50は、図1に示すように、キャンペーン管理サービス51と、ユーザ管理サービス52と、顧客管理サービス53と、コンテンツ管理サービス54と、印刷管理サービス55と、Eメール配信管理サービス56と、LP管理サービス57と、を有する。マーケティング支援システム50では、各サービスにそれぞれ対応するサーバが存在してもよく、1つ以上のサーバが各サービスを実現するものとしてもよい。各サービスにそれぞれ対応するアプリケーションがサーバで動作しており、アプリケーション同士は通信できるようになっている。各アプリケーションは、例えばWeb API(Application Programming Interface)を介して通信する。Web APIには厳格な定義はないが、HTTP(HyperText Transfer Protocol)等のプロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出すアプリケーション間またはシステム間のインターフェースである。
キャンペーン管理サービス51は、マーケティング担当端末10からの操作に応じてキャンペーンの情報を作成し、当該キャンペーンの実行を管理する。また、キャンペーン管理サービス51は、営業担当端末20で任意に選択された顧客へのアクションの実行を管理する。また、キャンペーン管理サービス51は、顧客端末40からLPへアクセスがあった場合に、営業担当端末20へ通知を行う。この際、クラウド側であるキャンペーン管理サービス51から営業担当端末20へ通知のための送信を行うためには、例えば、WebSocketを利用するものとしてもよく、または、営業担当端末20からのロングポーリングによりキャンペーン管理サービス51からの送信を可能とするものとしてもよい。
ユーザ管理サービス52は、マーケティング支援システム50を利用するユーザ(マーケティング担当者または営業担当者等)の情報を管理する。
顧客管理サービス53は、マーケティング支援システム50を利用するユーザによるキャンペーンの対象となる顧客の情報を管理する。
コンテンツ管理サービス54は、マーケティング担当端末10および営業担当端末20により顧客に対して発信するDMまたはEメールに含ませるデザインテンプレートおよびイラスト等のデジタル素材(コンテンツ)を管理する。
印刷管理サービス55は、マーケティング担当端末10により作成されたキャンペーン、および営業担当端末20により作成されたアクションに応じて、印刷業者30のジョブ管理サーバ31へDMの印刷注文を行う。この際、クラウド側である印刷管理サービス55からジョブ管理サーバ31へDMの印刷注文の送信を行うためには、上述のように、WebSocketまたはロングポーリング等により実現できる。
Eメール配信管理サービス56は、マーケティング担当端末10により作成されたキャンペーン、および営業担当端末20により作成されたアクションに応じて、顧客端末40へEメールを配信する。この際、クラウド側であるEメール配信管理サービス56から顧客端末40へEメールの配信を行うためには、上述のように、クラウドサービス業者またはインターネットサービスプロバイダが提供するメールサーバ等により実現できる。
LP管理サービス57は、DMに含まれるQRコード、またはEメールに含まれるリンクが示すURLにより顧客端末40から所定のLPへのアクセスを受け付け、当該LPのWebページを提供するサービスである。
(機器システムの全体動作の概要)
図2は、実施形態に係る機器システムの全体動作の概略を説明する図である。図2を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1の全体動作の概要について説明する。
まず、マーケティング担当者は、マーケティング担当端末10を用いてマーケティング支援システム50へアクセスし、特定の商品またはサービス等の販売または提供等をするためのキャンペーンについての情報(以下、キャンペーン情報と称する場合がある)を作成する(図2の「(1)キャンペーン作成」)。この際、マーケティング担当者は、例えば、キャンペーンとしてDMまたはEメールのいずれを用いるのかの種別の指定、当該DMまたはEメールを発信する顧客の宛先の選択、当該DMまたはEメールに含めるテンプレートの選択、および、当該テンプレートに含めるバリアブルデータの登録等を行う。
次に、マーケティング支援システム50は、キャンペーンを作成完了した場合、または、作成されたキャンペーン情報に含まれる開始日になった場合、当該キャンペーン情報に含まれる宛先およびテンプレートの情報、ならびにバリブルデータを用いて、宛先となる顧客に発信するためのマーケティングデータを作成する。ここで、マーケティングデータとは、種別がDMの場合、当該DMを印刷するための印刷データをいい、種別がEメールの場合、メールデータをいうものとする。図2に示す例では、キャンペーン情報に含まれる種別がDMであり、マーケティング支援システム50は、マーケティングデータとして、DMを印刷するための印刷データを作成したものとして説明する。次に、マーケティング支援システム50は、作成した印刷データを含むジョブ情報を印刷業者30のジョブ管理サーバ31へ送信することにより、印刷注文を行う。ジョブ管理サーバ31は、受信したジョブ情報に含まれる印刷データにより、DM2001を印刷出力し、印刷業者30は、印刷出力されたDM2001を、印刷データで指定されている顧客の宛先へ発送(配送)する(図2の「(2)DM発送」)。
DM2001を受け取った顧客は、当該DM2001に含まれるQRコードを顧客端末40で読み取ることにより、当該QRコードが示すLPのURLにアクセスする(図2の「(3)QRコード(URL)にアクセス」)。
次に、マーケティング支援システム50は、顧客端末40からLPへのアクセス要求を受信すると、当該顧客を担当する営業担当者が所有する営業担当端末20へ、DM2001の開封およびLPへのアクセスの旨の通知を行う(図2の「(4)通知(DM開封)」)。
次に、営業担当者は、営業担当端末20において顧客によるLPへのアクセスを確認すると、当該顧客に対する次なるキャンペーン活動として効果的なアクションを設定して実行する(図2の「(5)応答」)。具体的には、営業担当者は、営業担当端末20を用い、マーケティング支援システム50に対して、例えば、アクションとしてDMまたはEメールのいずれを用いるのかの種別の指定、当該DMまたはEメールに含めるテンプレートの選択、および、当該テンプレートに含めるバリアブルデータ(テキスト等)の登録等を行う。これらの情報は、マーケティング支援システム50においてアクション情報として作成され管理される。
次に、マーケティング支援システム50は、作成されたアクション情報に含まれるテンプレートの情報、ならびにバリブルデータを用いて、当該顧客に発信するための新たなマーケティングデータを作成する。図2に示す例では、アクション情報に含まれる種別がEメールであり、マーケティング支援システム50は、マーケティングデータとして、配信対象となるEメール2002のメールデータを作成したものとして説明する。次に、マーケティング支援システム50は、作成したEメール2002のメールデータを顧客の顧客端末40へ配信(送信)する(図2の「(6)Eメール送信」)。これによって、顧客は、前回受領したDM2001の内容に関連のあるEメール2002を確認することになり、商品またはサービス等のキャンペーン効果を向上させることができる。
(マーケティング支援システム、マーケティング担当端末およびジョブ管理サーバのハードウェア構成)
図3は、実施形態に係るマーケティング支援システム等のハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10およびジョブ管理サーバ31のハードウェア構成について説明する。ここでは、マーケティング支援システム50を例にして説明するが、マーケティング担当端末10およびジョブ管理サーバ31についても、構成は同様である。
図3に示すように、マーケティング支援システム50は、CPU(Central Processing Unit)801と、ROM(Read Only Memory)802と、RAM(Random Access Memory)803と、HD(Hard Disk)804、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ805と、ディスプレイ806と、外部機器接続I/F808と、ネットワークI/F809と、キーボード811と、ポインティングデバイス812と、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ814と、メディアI/F816と、を備えている。これらの各装置は、データ通信が可能となるようにアドレスバスおよびデータバス等のバスライン810で接続されている。
CPU801は、マーケティング支援システム50全体の動作を制御する演算装置である。ROM802は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU801の駆動に用いられるプログラムを記憶する不揮発性記憶装置である。RAM803は、CPU801のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。
HD804は、プログラム等の各種データを記憶する不揮発性の補助記憶装置である。HDDコントローラ805は、CPU801の制御に従って、HD804に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御するコントローラである。なお、HD804およびHDDコントローラ805は、SSD(Solid State Drive)であってもよい。
ディスプレイ806は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字または画像等の各種情報を表示する表示装置である。外部機器接続I/F808は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリまたはプリンタ等が挙げられる。ネットワークI/F809は、ネットワークNを介してデータ通信をするためのインターフェースであり、例えば、イーサネット(登録商標)、およびTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)等に準拠した通信が可能なインターフェースである。
キーボード811は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力装置である。ポインティングデバイス812は、各種指示の選択、実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行うマウス等の入力装置である。
DVD-RWドライブ814は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-R(Digital Versatile Disk Recordable)またはDVD-RW等のDVD513に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する装置である。メディアI/F816は、フラッシュメモリ等のメディア815に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御するインターフェースである。
なお、マーケティング支援システム50の場合、仮想マシンにより実現されることが多い。仮想マシンとは、ホストOS(Operating System)上で別のOSを動作させた場合の情報処理装置をいう。
また、図3に示したマーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10およびジョブ管理サーバ31のハードウェア構成は一例を示すものであり、図3に示した構成要素をすべて含む必要はなく、または、その他の構成要素を含むものとしてもよい。また、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10およびジョブ管理サーバ31が、同一のハードウェア構成を有する必要もないのは言うまでもない。また、マーケティング支援システム50は、上述した通り、各サービスにそれぞれ対応するサーバが存在してもよく、1つ以上のサーバが各サービスを実現するものとしてもよい。
(印刷機のハードウェア構成)
図4は、実施形態に係る印刷機のハードウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、印刷機32のハードウェア構成について説明する。
図4に示すように、印刷機32は、コントローラ910と、近距離通信回路920と、エンジン制御部930と、操作パネル940と、ネットワークI/F950と、を備えている。
コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901と、MEM-P(システムメモリ)902と、NB(ノースブリッジ)903と、SB(サウスブリッジ)904と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906と、MEM-C(ローカルメモリ)907と、HDDコントローラ908と、HD909と、を有する。このうち、NB903とASIC906とは、AGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続されている。
CPU901は、印刷機32の全体制御を行う演算装置である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904およびAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタおよびAGPターゲットと、を有する。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムおよびデータの格納用メモリであるROM902aと、プログラムおよびデータの展開、ならびにメモリ印刷時の描画用メモリ等として用いるRAM902bと、を含む。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903と、PCIデバイスおよび周辺デバイス等と、を接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDDコントローラ908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。ASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、ならびに、スキャナ部931およびプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットを含む。なお、ASIC906には、USBインターフェース、またはIEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースが接続されるようにしてもよい。
MEM-C907は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、およびフォームの蓄積を行うためのストレージである。HDDコントローラ908は、CPU901の制御に従って、HD909に対するデータの読み出しまたは書き込みを制御するコントローラである。なお、HDDコントローラ908およびHD909は、SSDであってもよい。
AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインターフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
近距離通信回路920は、NFC(Near Field Communication)またはBluetooth(登録商標)等の通信回路である。近距離通信回路920は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。近距離通信回路920には、無線通信用のアンテナ920aが接続されている。
エンジン制御部930は、スキャナ部931と、プリンタ部932と、を含む。スキャナ部931およびプリンタ部932は、誤差拡散またはガンマ変換等の画像処理機能を含む。
操作パネル940は、現在の設定値または選択画面等を表示させ、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940aと、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキーおよびコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなるハードキー940bと、を備えている。
なお、印刷機32は、操作パネル940のアプリケーションの切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファックス機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファックス機能の選択時にはファックスモードとなる。
ネットワークI/F950は、ネットワークNを介してデータ通信をするためのインターフェースであり、例えば、イーサネット、およびTCP/IP等に準拠した通信が可能なインターフェースである。ネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
なお、図3に示した印刷機32のハードウェア構成は一例を示すものであり、図3に示した構成要素をすべて含む必要はなく、または、その他の構成要素を含むものとしてもよい。
(営業担当端末および顧客端末のハードウェア構成)
図5は、実施形態に係る営業担当端末等の端末装置(第1情報端末、第2情報端末、第3情報端末等)のハードウェア構成の一例を示す図である。図5を参照しながら、営業担当端末20および顧客端末40のハードウェア構成について説明する。ここでは、営業担当端末20を例にして説明するが、顧客端末40についても、構成は同様である。
図5に示すように、営業担当端末20は、CPU701と、ROM702と、RAM703と、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)704と、撮像部705と、撮像I/F706と、加速度・方位センサ707と、GPS(Global Positioning System)受信部708と、を備えている。
CPU701は、営業担当端末20全体の動作を制御する演算装置である。ROM702は、IPL等のCPU701の駆動に用いられるプログラムを記憶する不揮発性記憶装置である。RAM703は、CPU701のワークエリアとして使用される揮発性記憶装置である。EEPROM704は、プログラム等および各種データを記憶する不揮発性記憶装置である。
撮像部705は、CPU701による制御に従って、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサにより被写体を撮像して画像データを得る内蔵型の撮像装置である。なお、CMOSのイメージセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)等のイメージセンサであってもよい。撮像I/F706は、撮像部705の駆動を制御するためのインターフェースである。
加速度・方位センサ707は、地磁気を検知する電子磁気コンパス、ジャイロコンパス、加速度センサ等の各種センサである。
GPS受信部708は、GPS衛星からGPS信号を受信する受信装置である。なお、GPS受信部708は、GPS衛星からGPS信号を受信することに限定されるものではなく、一般のGNSS(Global Navigation Satellite System)に基づき、測位衛星から測位信号を受信するものとしてもよい。
また、図5に示すように、営業担当端末20は、さらに、遠距離通信回路710と、アンテナ710aと、近距離通信回路711と、アンテナ711aと、マイク712と、スピーカ713と、音入出力I/F714と、ディスプレイ715と、外部機器接続I/F716と、バイブレータ717と、タッチパネル718と、を備えている。
遠距離通信回路710は、ネットワークを介して、Wi-Fi(登録商標)等の規格により、アンテナ710aを介して他の機器と無線通信をする通信回路である。
近距離通信回路711は、NFC(Near Field Communication)またはBluetooth(登録商標)等の規格により、アンテナ711aを介して他の機器と近距離の無線通信をする通信回路である。
マイク712は、音を電気信号に変える内蔵型の集音装置である。スピーカ713は、電気信号を物理振動に変えて音楽または音声等の音を出力する内蔵型の音響装置である。音入出力I/F714は、CPU701による制御に従って、マイク712およびスピーカ713との間で音信号の入出力を処理するインターフェースである。
ディスプレイ715は、被写体の画像、各種アイコン等を表示する液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。外部機器接続I/F716は、各種の外部機器を接続するためのUSB等の規格のインターフェースである。
バイブレータ717は、CPU701による制御に従って、物理的な振動を発生させる装置である。
タッチパネル718は、利用者がディスプレイ715をタッチ操作することにより、営業担当端末20の各種機能を発揮させるための入力装置である。
上述のCPU701、ROM702、RAM703、EEPROM704、撮像I/F706、加速度・方位センサ707、GPS受信部708、遠距離通信回路710、近距離通信回路711、音入出力I/F714、ディスプレイ715、外部機器接続I/F716、バイブレータ717およびタッチパネル718は、アドレスバスおよびデータバス等のバスライン709によって互いに通信可能に接続されている。
なお、図5に示した営業担当端末20のハードウェア構成は一例であり、すべての構成機器を備えている必要はなく、また、他の構成機器を備えているものとしてもよい。また、営業担当端末20および顧客端末40が、同一のハードウェア構成を有する必要もないのは言うまでもない。
(機器システムの機能ブロックの構成および動作)
図6は、実施形態に係る機器システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図6を参照しながら、機器システム1の機能ブロックの構成および動作について説明する。なお、図6に示す各機能部は、複数の装置または複数のシステムに分散して搭載されてもよい。
<キャンペーン管理サービス>
マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51は、図6に示すように、通信部511(受信部)と、画面提供部512と、キャンペーン作成部513と、宛先選択部514と、テンプレート選択部515と、バリアブルデータ登録部516と、キャンペーン実行管理部517(通知部の一例)と、マーケティングデータ生成部518(第1作成部の一例、第2作成部の一例)と、アクション作成部518aと、記憶部519と、を有する。なお、マーケティングデータ生成部518は、1つの作成部であってもよいし、マーケティングデータの種類毎に、対応する各作成部を複数(第1作成部、第2作成部等)有していてもよい。
通信部511は、外部の装置との間で、各種の情報を送受信する機能部である。通信部511は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
画面提供部512は、後述するキャンペーン一覧画面1000およびキャンペーン新規作成画面1100等のキャンペーン情報を作成、確認および編集等を行うための画面の情報を、マーケティング担当端末10へ提供する機能部である。
キャンペーン作成部513は、マーケティング担当端末10の操作に従って、キャンペーンの内容を決定し、当該内容を含むキャンペーン情報を作成する機能部である。
宛先選択部514は、マーケティング担当端末10の操作に従って、DMまたはEメールを発信する顧客の宛先を選択し、キャンペーン情報に登録する機能部である。
テンプレート選択部515は、マーケティング担当端末10の操作に従って、DMまたはEメールに含めるテンプレートを選択し、キャンペーン情報に登録する機能部である。
バリアブルデータ登録部516は、マーケティング担当端末10で操作入力された、DMまたはEメールに含めるバリアブルデータを取得し、キャンペーン情報に登録する機能部である。
キャンペーン実行管理部517は、キャンペーン作成部513によりキャンペーンが作成完了した場合、または、作成されたキャンペーン情報の開始日になった場合、当該キャンペーン情報に基づいてキャンペーンを実行する機能部である。また、キャンペーン実行管理部517は、営業担当端末20の操作に従って、アクション作成部518aにより作成されたアクション情報に基づいてアクションを実行する機能部である。
マーケティングデータ生成部518は、キャンペーン情報およびアクション情報に従って、マーケティングデータを生成する機能部である。なお、マーケティングデータ生成部518は、キャンペーン情報に従ってマーケティングデータを生成する機能と、アクション情報に従ってマーケティングデータを生成する機能とを別の機能ブロックに分離してもよい。
アクション作成部518aは、営業担当端末20において顧客によるLPへのアクセスが確認された後、営業担当端末20の操作に従って、当該顧客に対する次なるキャンペーン活動として効果的なアクションを設定したアクション情報を作成する機能部である。
記憶部519は、キャンペーン情報、アクション情報、および各種画面情報等を記憶する機能部である。記憶部519は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
上述の画面提供部512、キャンペーン作成部513、宛先選択部514、テンプレート選択部515、バリアブルデータ登録部516、キャンペーン実行管理部517、マーケティングデータ生成部518およびアクション作成部518aは、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、これらの機能部のうちの一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field-Programmable Gate Array)またはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示すキャンペーン管理サービス51の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示すキャンペーン管理サービス51で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示すキャンペーン管理サービス51で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<ユーザ管理サービス>
マーケティング支援システム50のユーザ管理サービス52は、図6に示すように、ユーザ情報記憶部529を有する。
ユーザ情報記憶部529は、マーケティング支援システム50を利用するユーザ(マーケティング担当者または営業担当者等)の情報をユーザ情報として記憶する機能部である。ユーザ情報記憶部529は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
<顧客管理サービス>
マーケティング支援システム50の顧客管理サービス53は、図6に示すように、顧客情報記憶部539を有する。
顧客情報記憶部539は、マーケティング支援システム50を利用するユーザによるキャンペーンの対象となる顧客の情報を顧客情報として記憶する。顧客情報記憶部539は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
<コンテンツ管理サービス>
マーケティング支援システム50のコンテンツ管理サービス54は、図6に示すように、コンテンツ記憶部549を有する。
コンテンツ記憶部549は、顧客に対して発信するDMまたはEメールに含ませるテンプレート等のデジタル素材(コンテンツ)を記憶する機能部である。コンテンツ記憶部549は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
<印刷管理サービス>
マーケティング支援システム50の印刷管理サービス55は、図6に示すように、通信部551と、印刷要求部552と、を有する。
通信部551は、印刷業者30のジョブ管理サーバ31との間でデータ通信を行う機能部である。通信部551は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
印刷要求部552は、マーケティングデータ生成部518により生成されたマーケティングデータとしてのDMの印刷データを含むジョブ情報を、通信部551を介して印刷業者30のジョブ管理サーバ31へ送信することにより、印刷注文要求を行う機能部である。
上述の印刷要求部552は、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、印刷要求部552は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示す印刷管理サービス55の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示す印刷管理サービス55で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示す印刷管理サービス55で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<Eメール配信管理サービス>
マーケティング支援システム50のEメール配信管理サービス56は、図6に示すように、通信部561と、Eメール配信部562と、Eメールデータ記憶部569と、を有する。
通信部561は、メールサーバとの間でデータ通信を行う機能部である。通信部561は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
Eメール配信部562は、マーケティングデータ生成部518により生成されたマーケティングデータとしてのEメールのメールデータを、通信部561およびメールサーバを介して顧客端末40へ配信する機能部である。
Eメールデータ記憶部569は、マーケティングデータ生成部518により生成されたマーケティングデータとしてのEメールのメールデータを、少なくとも送信日まで記憶する機能部である。Eメールデータ記憶部569は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
上述のEメール配信部562は、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、Eメール配信部562は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示すEメール配信管理サービス56の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示すEメール配信管理サービス56で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示すEメール配信管理サービス56で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<LP管理サービス>
マーケティング支援システム50のLP管理サービス57は、図6に示すように、通信部571と、LP管理部572と、を有する。
通信部571は、顧客端末40との間でデータ通信を行う機能部である。通信部571は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
LP管理部572は、DMに含まれるQRコード、またはEメールに含まれるリンクが示すURLにより顧客端末40から所定のLPへのアクセスを受け付け、当該LPのWebページを提供する機能部である。
上述のLP管理部572は、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、LP管理部572は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示すLP管理サービス57の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示すLP管理サービス57で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示すLP管理サービス57で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<マーケティング担当端末>
マーケティング担当端末10は、図6に示すように、通信部101と、表示制御部102と、入力部103と、を有する。
通信部101は、マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51との間で、各種の情報を送受信する機能部である。例えば、通信部101は、入力部103により受け付けられた操作入力に従って、キャンペーン作成指令、選択した宛先およびテンプレートの情報、およびバリアブルデータを、キャンペーン管理サービス51へ送信する。通信部101は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部102は、マーケティング担当端末10のディスプレイ806の表示動作を制御する機能部である。例えば、表示制御部102は、キャンペーン管理サービス51から提供された後述するキャンペーン一覧画面1000およびキャンペーン新規作成画面1100等のキャンペーン情報を作成、確認および編集等を行うための画面を、Webブラウザ11を介してディスプレイ806に表示させる。表示制御部102は、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。プログラムは、例えば、マーケティング担当端末10にインストールされているアプリケーションプログラムや、Webブラウザ等である。なお、表示制御部102は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
入力部103は、マーケティング担当者の操作入力を受け付ける機能部である。入力部103は、図3に示すキーボード811およびポインティングデバイス812、および、表示されたプログラムによって実現される。
なお、図6に示すマーケティング担当端末10の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示すマーケティング担当端末10で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示すマーケティング担当端末10で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<営業担当端末>
営業担当端末20は、図6に示すように、通信部201と、表示制御部202と、入力部203と、を有する。
通信部201は、マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51との間で、各種の情報を送受信する機能部である。例えば、通信部201は、マーケティング担当端末10により登録されたキャンペーンが実施され、顧客に届いたDMまたはEメールからLP(ランディングページ)にアクセスされた後に、営業担当者が任意に選択した当該顧客へのアクションを実行するための情報を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。通信部201は、例えば、図5に示す遠距離通信回路710、およびCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部202は、営業担当端末20のディスプレイ715の表示動作を制御する機能部である。例えば、表示制御部202は、マーケティング担当端末10により登録されたキャンペーンが実施され、顧客に届いたDMまたはEメールからLP(ランディングページ)にアクセスされた後に、営業担当者が任意に選択した当該顧客へのアクションを実行するための画面を、ディスプレイ715に表示させる。表示制御部202は、例えば、図5に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。プログラムは、例えば、営業担当端末20にインストールされているアプリケーションプログラムや、Webブラウザ等である。上記のアクションを実行するための画面は、企業の担当がマーケティング活動に利用するマーケティングアプリや、メッセージアプリ、SNS(Social networking service)アプリのチャットボット等で実現されてもよい。また、キャンペーン情報等の表示画面はWebブラウザ等であってもよく、表示画面によって別のアプリケーショを用いてもよい。あるいは1つのアプリケーションで全ての画面を表示してもよい。なお、表示制御部202は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
入力部203は、営業担当者の操作入力を受け付ける機能部である。入力部203は、図5に示すタッチパネル718、および、表示されたプログラムによって実現される。
なお、図6に示す営業担当端末20の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示す営業担当端末20で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示す営業担当端末20で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<ジョブ管理サーバ>
印刷業者30のジョブ管理サーバ31は、図6に示すように、通信部311と、登録部312と、ジョブ実行指示部313と、ジョブ情報記憶部319と、を有する。
通信部311は、印刷管理サービス55および印刷機32と各種の情報を送受信する機能部である。通信部311は、印刷管理サービス55により配信された印刷データを含むジョブ情報を受信する。通信部311は、例えば、図3に示すネットワークI/F809、およびCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。
登録部312は、通信部311により受信されたジョブ情報をジョブ情報記憶部319に登録する機能部である。
ジョブ実行指示部313は、ジョブ情報記憶部319に登録されたジョブ情報について、所定のスケジュールに従って、印刷機32に当該ジョブ情報の実行を指示する機能部である。
ジョブ情報記憶部319は、通信部311により受信されたジョブ情報を記憶する機能部である。ジョブ情報記憶部319は、図3に示すRAM803またはHD804のうち少なくともいずれかによって実現される。
上述の登録部312およびジョブ実行指示部313は、例えば、図3に示すCPU801によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、これらの機能部のうちの一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示すジョブ管理サーバ31の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示すジョブ管理サーバ31で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示すジョブ管理サーバ31で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<印刷機>
印刷業者30の印刷機32は、図6に示すように、通信部321と、ジョブ実行部322と、を有する。
通信部321は、ジョブ管理サーバ31との間で、各種の情報を送受信する機能部である。通信部321は、例えば、ジョブ管理サーバ31からジョブ情報の実行指示を受信する。通信部321は、例えば、図4に示すネットワークI/F950、およびCPU901によりプログラムが実行されることによって実現される。
ジョブ実行部322は、ジョブ管理サーバ31のジョブ実行指示部313からのジョブ情報の実行指示に従って、印刷を実行する機能部である。具体的には、ジョブ実行部322は、プリンタ部932に対して、ジョブ情報に含まれる印刷データを記録媒体に印刷出力させる。
上述のジョブ実行部322は、例えば、図4に示すCPU901によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、ジョブ実行部322は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示す印刷機32の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示す印刷機32で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示す印刷機32で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
<顧客端末>
顧客端末40は、図6に示すように、通信部401と、表示制御部402と、入力部403と、を有する。
通信部401は、マーケティング支援システム50のEメール配信管理サービス56およびLP管理サービス57との間で、各種の情報を送受信する機能部である。例えば、通信部401は、Eメール配信管理サービス56から配信されたEメールのメールデータをメールサーバ経由で受信する。また、通信部401は、Eメールに含まれるリンクを押下することにより、またはDMに含まれるQRコードを撮像部705で読み取ることにより、LPのURLへのアクセス要求を、LP管理サービス57へ送信する。通信部401は、例えば、図5に示す遠距離通信回路710、およびCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。
表示制御部402は、顧客端末40のディスプレイ715の表示動作を制御する機能部である。例えば、表示制御部402は、通信部401により受信されたEメールのメールデータをディスプレイ715に表示させる。
入力部403は、顧客の操作入力を受け付ける機能部である。入力部403は、図5に示すタッチパネル718によって実現される。
上述の表示制御部402は、例えば、図5に示すCPU701によりプログラムが実行されることによって実現される。なお、表示制御部402は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等の集積回路によって実現されてもよい。
なお、図6に示す顧客端末40の各機能部は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図6に示す顧客端末40で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図6に示す顧客端末40で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
(データモデル)
図7は、実施形態に係る機器システムで用いられるデータモデルの一例を示す図である。図7を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1で用いるデータモデルについて説明する。図7では、各クラスのデータのIDの記載を省略しており、各クラスを接続する関連線で接続したクラスのデータをたどることができるように、いずれかのクラスのデータに関連線の接続先のクラスのデータのIDを持たせるか、データ間の関連を登録するテーブルを用意するものとすればよい。例えば、アクセス情報のデータにおいてキャンペーンIDおよび顧客IDを保持することにより、キャンペーンのデータおよび顧客のデータを特定することができる。
<キャンペーン管理サービス>
キャンペーン管理サービス51は、以下のキャンペーンに関する情報(記憶部519が記憶するキャンペーン情報に含まれる情報)を有する。
・名称(キャンペーンの名称)
・種別(DM/Eメール)
・開始日
・状態
このうち、状態は、キャンペーン情報に基づいて実行されるキャンペーンの進捗状態を示す情報である。
なお、開始日は、キャンペーンの作成完了、または、作成されたキャンペーン情報に基づいてキャンペーンが実行される日を示す。
また、キャンペーン管理サービス51は、以下のアクションに関する情報(記憶部519が記憶するアクション情報に含まれる情報)を有する。
・種別(DM/Eメール)
また、キャンペーン管理サービス51は、以下のバリアブルデータに関する情報(記憶部519が記憶する情報)を有する。
・変数名
・値
また、キャンペーン管理サービス51は、以下のアクセス情報(記憶部519が記憶する情報)を有する。
・アクセス日
・エラー情報
このうち、アクセス日は、顧客端末40からLPにアクセスした日を示し、エラー情報は、Eメールが顧客端末40へ送信されなかった、またはDMが顧客へ到着しなかった等の情報を示す。
<ユーザ管理サービス>
ユーザ管理サービス52は、以下のユーザ(マーケティング担当者または営業担当者等)の情報(ユーザ情報記憶部529が記憶するユーザ情報)を有する。
・名前
・メールアドレス
<顧客管理サービス>
顧客管理サービス53は、以下の顧客に関する情報(顧客情報記憶部539が記憶する顧客情報)を有する。
・会社名
・名刺
・メールアドレス
・電話
・住所
<コンテンツ管理サービス>
コンテンツ管理サービス54は、以下の顧客に対して発信するDMまたはEメールに含ませるテンプレートの情報(コンテンツ記憶部549が記憶する情報)を有する。
・名称(テンプレートの名称)
・種別(DM/Eメール)
・テンプレートファイル
・LPテンプレートファイル
このうち、テンプレートファイルは、顧客に対して発信するDMまたはEメールに含ませる実体となるテンプレートのファイルである。また、LPテンプレートファイルは、顧客端末40によりアクセス要求された場合に、LPのWebページを構成するための実体となるテンプレートのファイルである。
また、コンテンツ管理サービス54は、上述のテンプレートに含まれ、バリアブルデータに置換される変数に関する情報(コンテンツ記憶部549が記憶する情報)を有する。
・変数名
・型
<印刷管理サービス>
印刷管理サービス55は、以下の印刷予約に関する情報を有する。
・出荷日
・印刷データ
<Eメール配信管理サービス>
Eメール配信管理サービス56は、以下のメール送信予約に関する情報(Eメールデータ記憶部569が記憶する情報)を有する。
・送信日
・メールデータ
<LP管理サービス>
LP管理サービス57は、以下のLPのリンクに関する情報を有する。
・URL
上記のURLは、LPのWebページの所在を示すURLである。
また、LP管理サービス57は、Webサイトに関する情報を有する。
・ホスト名
・ポート
(キャンペーン登録処理)
図8は、実施形態に係る機器システムのキャンペーン登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図9は、キャンペーン一覧画面の一例を示す図である。図10は、キャンペーン新規作成画面の一例を示す図である。図11は、キャンペーン情報画面の一例を示す図である。図12は、テンプレート選択画面の一例を示す図である。図13は、宛先登録画面の一例を示す図である。図8~図13を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1のキャンペーン登録処理の流れについて説明する。
<ステップS11>
まず、マーケティング担当者は、マーケティング担当端末10の入力部103を操作することによって、図9に示すキャンペーン一覧画面1000を表示させる。
図9に示すキャンペーン一覧画面1000は、作成済みのキャンペーンの一覧を表示する画面である。キャンペーン一覧画面1000は、新規作成ボタン1001と、キャンペーン一覧表示領域1002と、を含む。
新規作成ボタン1001は、新規にキャンペーンを作成するためのボタンである。新規作成ボタン1001が押下されると、後述する図10に示すキャンペーン新規作成画面1100に遷移する。
キャンペーン一覧表示領域1002は、作成済みキャンペーンの一覧を表示する表示領域である。具体的には、キャンペーン一覧表示領域1002は、作成済みのキャンペーンとして、キャンペーン名、開始日、EメールまたはDMの種別、および状態を表示する。また、キャンペーン一覧表示領域1002に表示されたキャンペーンの一覧のうち、目的のキャンペーンのキャンペーン名を選択操作(クリック操作等)すると、当該キャンペーンの内容を表示する、後述する図11に示すキャンペーン情報画面1200に遷移する。マーケティング担当者は、キャンペーン一覧画面1000のキャンペーン一覧表示領域1002を閲覧することによって、作成済みのキャンペーンの「状態」を確認することにより当該キャンペーンの進捗状態を把握することができる。
次に、マーケティング担当者は、キャンペーン一覧画面1000の新規作成ボタン1001を押下する。すると、マーケティング担当端末10の表示制御部102は、図10に示すキャンペーン新規作成画面1100をディスプレイ806に表示させる。
図10に示すキャンペーン新規作成画面1100は、キャンペーンを新規作成するための画面である。キャンペーン新規作成画面1100は、キャンペーン名入力領域1101と、開始日入力領域1102と、種別選択領域1103と、OKボタン1104と、キャンセルボタン1105と、を含む。
キャンペーン名入力領域1101は、新規作成するキャンペーンのキャンペーン名を設定入力する領域である。
開始日入力領域1102は、新規作成するキャンペーンの実行を開始する日(開始日)を設定入力する領域である。
種別選択領域1103は、顧客に対するキャンペーンの情報の発信手段として、DMまたはEメールのいずれかを選択するための領域である。
OKボタン1104は、キャンペーン名入力領域1101、開始日入力領域1102および種別選択領域1103で設定した内容でキャンペーン情報を作成するためのボタンである。OKボタン1104が押下されると、後述する図11に示すキャンペーン情報画面1200へ遷移する。
キャンセルボタン1105は、キャンペーンの新規作成をキャンセルするためのボタンである。キャンセルボタン1105が押下されると、キャンペーン一覧画面1000へ遷移する。
次に、マーケティング担当者は、キャンペーン新規作成画面1100において、キャンペーン名入力領域1101にキャンペーン名を設定入力し、開始日入力領域1102に開始日を設定入力し、種別選択領域1103で種別を選択して、OKボタン1104を押下する。すると、マーケティング担当端末10の通信部101は、キャンペーン新規作成画面1100で設定されたキャンペーン名、種別および開始日を含むキャンペーン作成指令を、マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51へ送信する。また、マーケティング担当端末10の表示制御部102は、キャンペーン新規作成画面1100から、図11に示すキャンペーン情報画面1200へ遷移させる。
図11に示すキャンペーン情報画面1200は、キャンペーン情報の内容の詳細を表示する画面である。キャンペーン情報画面1200は、キャンペーン情報表示領域1201と、変更ボタン1202と、作成完了ボタン1203と、確認・変更ボタン1204と、宛先表示領域1205と、登録・変更ボタン1206と、OKボタン1207と、を含む。
キャンペーン情報表示領域1201は、キャンペーン情報に含まれるキャンペーンID、キャンペーン名、開始日、種別、状態およびテンプレートを表示する領域である。
変更ボタン1202は、キャンペーン名、開始日および種別を変更するために、キャンペーン新規作成画面1100に遷移させるためのボタンである。
作成完了ボタン1203は、新規のキャンペーンを規定するキャンペーン情報の作成を完了させるためのボタンである。作成完了ボタン1203が押下されることによって、キャンペーン情報の内容が確定し、当該キャンペーン情報の状態が「作成完了」となり、図14に示す処理が開始される。
確認・変更ボタン1204は、DMまたはEメールに含めるテンプレートを選択または変更するためのボタンである。確認・変更ボタン1204が押下されると、後述する図12に示すテンプレート選択画面1300へ遷移する。
宛先表示領域1205は、DMまたはEメールを発信する顧客の宛先として登録された宛先を表示する領域である。
登録・変更ボタン1206は、DMまたはEメールを発信する顧客の宛先として選択または変更するためのボタンである。登録・変更ボタン1206が押下されると、後述する図13に示す宛先登録画面1400へ遷移する。
マーケティング担当者は、キャンペーン情報画面1200のキャンペーン情報表示領域1201を閲覧することによって、表示しているキャンペーンの「状態」を確認することにより当該キャンペーンの進捗状態を把握することができる。
<ステップS12>
キャンペーン管理サービス51の通信部511によってマーケティング担当端末10からキャンペーン作成指令が受信されると、キャンペーン作成部513は、キャンペーンIDを発行し、当該キャンペーンID、当該キャンペーン作成指令に含まれるキャンペーン名、種別および開始日、ならびに、「作成中」を示す状態を含むキャンペーン情報を作成する。そして、キャンペーン作成部513は、作成したキャンペーン情報を、記憶部519に記憶させる。この時点で、新規にキャンペーン情報が作成されたことになるが、後述するように、さらにテンプレートおよび宛先等について未設定であるため、当該キャンペーン情報の状態は「作成中」としている。
<ステップS13>
キャンペーン作成部513は、マーケティング担当端末10からのキャンペーン作成指令に対する応答として、発行したキャンペーンIDを、通信部511を介してマーケティング担当端末10へ送信する。
<ステップS14>
次に、マーケティング担当者は、キャンペーン情報画面1200において、DMまたはEメールを発信する顧客の宛先を選択するために、登録・変更ボタン1206を押下する。すると、表示制御部102は、キャンペーン情報画面1200から、図13に示す宛先登録画面1400へ遷移させる。
図13に示す宛先登録画面1400は、DMまたはEメールを発信する顧客の宛先を選択するための画面である。宛先登録画面1400は、検索テキスト入力領域1401と、検索ボタン1402と、検索結果表示領域1403と、追加ボタン1404と、登録済み宛先表示領域1405と、削除ボタン1406と、OKボタン1407と、を含む。
検索テキスト入力領域1401は、顧客管理サービス53の顧客情報記憶部539に記憶されている顧客情報から、宛先となる顧客情報を検索するためのキーワードを入力する領域である。
検索ボタン1402は、検索テキスト入力領域1401により入力されたキーワードを検索条件として、顧客管理サービス53の顧客情報記憶部539に記憶された顧客情報から、宛先となる顧客情報を検索するためのボタンである。
検索結果表示領域1403は、検索ボタン1402による押下により検索された宛先となる顧客情報を表示する領域である。図13に示す例では、検索結果表示領域1403には、顧客情報として、会社名、顧客名(お名前)、メール(メールアドレス)、電話(電話番号)および営業担当が表示されるものとしている。
追加ボタン1404は、検索結果表示領域1403に表示された顧客情報のうちチェックボックスでチェックされた顧客情報を、キャンペーン情報に含ませる顧客情報として登録するためのボタンである。追加ボタン1404が押下されると、検索結果表示領域1403でチェックされた顧客情報が登録済み宛先表示領域1405に表示され、当該顧客情報の顧客IDがキャンペーン情報に登録される。さらに、登録済み宛先表示領域1405へ表示された顧客情報は、キャンペーン情報画面1200の宛先表示領域1205へ反映される。
登録済み宛先表示領域1405は、宛先となる顧客情報として、顧客IDがキャンペーン情報に登録されたものが表示される領域である。
削除ボタン1406は、登録済み宛先表示領域1405に表示された顧客情報のうちチェックボックスでチェックされた顧客情報を、削除するためのボタンである。具体的には、削除ボタン1406が押下されると、チェックボックスでチェックされた顧客情報の顧客IDが、キャンペーン情報から削除される。
OKボタン1407は、キャンペーン情報画面1200へ遷移するためのボタンである。
次に、マーケティング担当者は、宛先登録画面1400において、検索テキスト入力領域1401にキーワードを入力して、検索ボタン1402を押下する。すると、通信部101は、当該キーワードを検索条件として含む顧客検索指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS15>
キャンペーン管理サービス51の通信部511によってマーケティング担当端末10から顧客検索指令が受信されると、宛先選択部514は、当該顧客検索指令を顧客管理サービス53へ送る。
<ステップS16、S17>
顧客管理サービス53は、キャンペーン管理サービス51から顧客検索指令を受け取ると、顧客情報記憶部539に記憶された顧客情報のテーブルから、当該顧客検索指令に含まれる検索条件を満たす顧客情報を検索する。そして、顧客管理サービス53は、検索した顧客情報の顧客IDのリストを、キャンペーン管理サービス51へ送る。ここでは、顧客IDだけでなく顧客情報全体がキャンペーン管理サービス51へ送られるものとする。
<ステップS18>
宛先選択部514は、顧客管理サービス53から顧客IDのリストを受け取ると、通信部511を介して、当該顧客IDのリストをマーケティング担当端末10へ送信する。
<ステップS19>
マーケティング担当端末10の表示制御部102は、通信部101により顧客IDのリスト(上述のように、ここでは顧客情報全体のリスト)が受信されると、宛先登録画面1400の検索結果表示領域1403に顧客情報の一覧として表示させる。マーケティング担当者は、検索結果表示領域1403に表示された顧客情報の一覧のうち、所望の顧客情報のチェックボックスをチェックすることにより選択した後、追加ボタン1404を押下する。
なお、図13では、顧客毎に選択をしているが、これに限定されるものではなく、例えば、同一の会社に属する等の顧客のグループを選択できるものとしてもよい。
<ステップS20>
すると、通信部101は、検索結果表示領域1403におけるチェックボックスにチェックされた宛先となる顧客の顧客IDのリスト、およびキャンペーンIDを含む宛先登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。なお、追加ボタン1404により検索結果表示領域1403でチェックされた宛先の情報を登録済み宛先表示領域1405へ追加をしたり、削除ボタン1406により登録済み宛先表示領域1405でチェックされた宛先の削除をしたりした結果、OKボタン1407の押下のタイミングで、通信部101は、登録済み宛先表示領域1405におけるチェックボックスにチェックされた宛先となる顧客の顧客IDのリスト、およびキャンペーンIDを含む宛先登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信するものとしてもよい。
<ステップS21>
宛先選択部514は、通信部511により宛先登録指令が受信されると、記憶部519に作成されたキャンペーン情報のうち、当該宛先登録指令に含まれるキャンペーンIDと一致するキャンペーンIDを含むキャンペーン情報に、当該宛先登録指令に含まれる顧客IDのリストを登録する。
<ステップS22>
そして、宛先選択部514は、キャンペーン情報に顧客IDのリストが登録された旨を示す登録完了の応答を、通信部511を介してマーケティング担当端末10へ送信する。表示制御部102は、通信部101により当該応答が受信されると、検索結果表示領域1403でチェックボックスによりチェックされた宛先となり顧客情報を、登録済み宛先表示領域1405に表示させる。これによって、マーケティング担当者は、検索結果表示領域1403で選択した宛先となる顧客情報がキャンペーン管理サービス51に登録されたことが認識することができる。そして、マーケティング担当者は、OKボタン1407を押下して、キャンペーン情報画面1200に遷移させる。
<ステップS23>
次に、マーケティング担当者は、キャンペーン情報画面1200において、DMまたはEメールに含ませるテンプレートを選択するために、確認・変更ボタン1204を押下する。すると、表示制御部102は、キャンペーン情報画面1200から、図12に示すテンプレート選択画面1300へ遷移させる。
図12に示すテンプレート選択画面1300は、DMまたはEメールに含ませるテンプレートを選択するための画面である。テンプレート選択画面1300は、検索テキスト入力領域1301と、検索ボタン1302と、検索結果表示領域1303と、選択テンプレート1304と、バリアブルデータ入力領域1305と、保存ボタン1306と、OKボタン1307と、を含む。
検索テキスト入力領域1301は、コンテンツ管理サービス54のコンテンツ記憶部549に記憶されているテンプレートから、検索するためのキーワードを入力する領域である。
検索ボタン1302は、コンテンツ管理サービス54のコンテンツ記憶部549に記憶されたテンプレートから、検索テキスト入力領域1301により入力されたキーワードを検索条件として検索するためのボタンである。
検索結果表示領域1303は、コンテンツ記憶部549に記憶されたコンテンツから、検索テキスト入力領域1301に入力された検索条件を満たすものとして検索されたコンテンツの一覧を表示する領域である。図12に示す例では、検索されたテンプレートとして、検索結果表示領域1303に、検索結果テンプレート1311a~1311cが表示されている。また、選択ボタン1312a~1312cは、それぞれ検索結果テンプレート1311a~1311cを選択するためのボタンである。選択ボタン1312a~1312cのいずれかを押下することによって、検索結果テンプレート1311a~1311cのうち対応するテンプレートが、選択テンプレート1304として表示される。
選択テンプレート1304は、検索結果表示領域1303において表示されたテンプレートのうち選択されたテンプレートである。図12に示す例では、選択テンプレート1304は、バリアブルデータ挿入領域1321~1323と、QRコード配置領域1324と、営業担当者挿入領域1325と、を含む。
バリアブルデータ挿入領域1321は、バリアブルデータ入力領域1305に入力されるバリアブルデータのうち「会社名」が挿入される領域である。バリアブルデータ挿入領域1322は、バリアブルデータ入力領域1305に入力されるバリアブルデータのうち「お名前」が挿入される領域である。バリアブルデータ挿入領域1323は、バリアブルデータ入力領域1305に入力されるバリアブルデータのうち「可変テキスト」が挿入される領域である。
QRコード配置領域1324は、後述するマーケティングデータ生成部518によりマーケティングデータが生成される際に生成されるQRコードが配置される領域である。営業担当者挿入領域1325は、営業担当者の氏名が挿入される領域である。
バリアブルデータ入力領域1305は、選択テンプレート1304に挿入されるバリアブルデータを入力する領域である。図12に示す例では、バリアブルデータとして「会社名」、「お名前」および「可変テキスト」が入力可能となっている。なお、バリアブルデータとしては、図12に示すものに限定されず、そのたのバリアブルデータが入力設定可能であるものとしてもよい。また、バリアブルデータ入力領域1305の「会社名」および「お名前」には、キャンペーン情報画面1200の宛先表示領域1205に登録された「会社名」および「お名前」が自動で入力されるものとしてもよく、そのうえで、バリアブルデータ入力領域1305の「会社名」および「お名前」のそれぞれについて編集可能であってもよい。
保存ボタン1306は、バリアブルデータ入力領域1305に入力されたバリアブルデータを、キャンペーン管理サービス51の記憶部519のキャンペーン情報に登録・保存するためのボタンである。
OKボタン137は、キャンペーン情報画面1200へ遷移するためのボタンである。
次に、マーケティング担当者は、テンプレート選択画面1300において、検索テキスト入力領域1301にキーワードを入力して、検索ボタン1302を押下する。すると、通信部101は、当該キーワードを検索条件として含むテンプレート検索指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS24>
キャンペーン管理サービス51の通信部511によってマーケティング担当端末10からテンプレート検索指令が受信されると、テンプレート選択部515は、当該テンプレート検索指令をコンテンツ管理サービス54へ送る。
<ステップS25、S26>
コンテンツ管理サービス54は、キャンペーン管理サービス51からテンプレート検索指令を受け取ると、コンテンツ記憶部549に記憶されたコンテンツから、当該テンプレート検索指令に含まれる検索条件を満たすテンプレートを検索する。そして、コンテンツ管理サービス54は、検索したテンプレートの一覧を、キャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS27>
テンプレート選択部515は、コンテンツ管理サービス54からテンプレートの一覧を受け取ると、通信部511を介して、当該テンプレートの一覧をマーケティング担当端末10へ送信する。
<ステップS28>
マーケティング担当端末10の表示制御部102は、通信部101によりテンプレートの一覧が受信されると、テンプレート選択画面1300の検索結果表示領域1303に当該一覧を表示させる。マーケティング担当者は、検索結果表示領域1303に表示されたテンプレートの一覧のうち、所望のテンプレートに対する選択ボタン(図12に示す選択ボタン1312a~1312c)を押下することにより選択する。
<ステップS29>
すると、通信部101は、検索結果表示領域1303における選択ボタンの押下により選択されたテンプレートのテンプレートID、およびキャンペーンIDを含むテンプレート登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS30>
テンプレート選択部515は、通信部511によりテンプレート登録指令が受信されると、記憶部519に作成されたキャンペーン情報のうち、当該テンプレート登録指令に含まれるキャンペーンIDと一致するキャンペーンIDを含むキャンペーン情報に、当該テンプレート登録指令に含まれるテンプレートIDを登録する。
<ステップS31>
そして、テンプレート選択部515は、キャンペーン情報にテンプレートが登録された旨を示す登録完了の応答を、通信部511を介してマーケティング担当端末10へ送信する。表示制御部102は、通信部101により当該応答が受信されると、検索結果表示領域1303で選択されたテンプレートを、選択テンプレート1304として表示させる。これによって、マーケティング担当者は、検索結果表示領域1303で選択したテンプレートがキャンペーン管理サービス51に登録されたことが認識することができる。なお、検索結果表示領域1303内の選択ボタンとして別のテンプレートの選択ボタンを押下しなおすことにより、キャンペーン情報に登録されたテンプレートは、当該別のテンプレートで更新登録される。
<ステップS32>
続いて、マーケティング担当者は、選択テンプレート1304のバリアブルデータ挿入領域1321~1323に挿入するためのバリアブルデータを設定するために、バリアブルデータ入力領域1305にバリアブルデータを入力する。
なお、バリアブルデータとしてはテキストの入力だけでなく、例えば、ビットマップ等の画像の指定、または、リンクの指定等ができるものとしてもよい。
<ステップS33>
そして、マーケティング担当者は、保存ボタン1306を押下する。すると、通信部101は、バリアブルデータ入力領域1305に入力されたバリアブルデータ、およびキャンペーンIDを含むバリアブルデータ登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS34>
バリアブルデータ登録部516は、通信部511によりバリアブルデータ登録指令が受信されると、記憶部519に作成されたキャンペーン情報のうち、当該バリアブルデータ登録指令に含まれるキャンペーンIDと一致するキャンペーンIDを含むキャンペーン情報に、当該バリアブルデータ登録指令に含まれるバリアブルデータを登録する。
<ステップS35>
そして、バリアブルデータ登録部516は、キャンペーン情報にバリアブルデータが登録された旨を示す登録完了の応答を、通信部511を介してマーケティング担当端末10へ送信する。そして、マーケティング担当者は、OKボタン1307を押下して、キャンペーン情報画面1200に遷移させる。
<ステップS36>
この時点でキャンペーンを開始するためのキャンペーン情報に登録すべき情報は登録されたため、マーケティング担当者は、作成完了ボタン1203を押下する。
<ステップS37>
すると、通信部101は、キャンペーン情報表示領域1201に表示されているキャンペーンIDを含む作成完了指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS38、S39>
キャンペーン作成部513は、通信部511により作成完了指令が受信されると、記憶部519に作成されたキャンペーン情報のうち、当該作成完了指令に含まれるキャンペーンIDと一致するキャンペーンIDを含むキャンペーン情報の状態を「作成中」から「作成完了」に更新する。そして、キャンペーン作成部513は、キャンペーン情報の状態が「作成完了」に更新された旨を示す状態更新完了の応答を、通信部511を介してマーケティング担当端末10へ送信する。
(キャンペーン開始処理)
図14は、実施形態に係る機器システムのキャンペーン開始処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図15は、キャンペーンが実施されている場合のキャンペーン情報画面の一例を示す図である。図16は、顧客に配送されるDMの一例を示す図である。図14~図16を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1のキャンペーン開始処理の流れについて説明する。
<ステップS51>
キャンペーン管理サービス51のキャンペーン実行管理部517は、記憶部519に作成されたキャンペーン情報が、キャンペーン作成完了の状態となった場合(作成完了ボタン1203が押下された場合)に、キャンペーンを開始する。この場合、キャンペーンの「開始日」は、DMの出荷日またはメールの送信日は、同一日となる。なお、キャンペーン作成完了すると、その後すぐに印刷業者へのDMの発注(後述のステップS58およびS59)、またはメール送信の予約(後述のステップS64およびS65)をする。また、キャンペーン実行管理部517は、キャンペーン作成完了時点では、キャンペーンの状態は「作成完了」のままとし、キャンペーン情報の開始日に到達したときに状態を「実施中」に変更する。また、キャンペーン開始の別の方法として、キャンペーン実行管理部517が、事前に設定されたキャンペーン情報の開始日に到達したか否かを監視し、キャンペーン情報の開始日に到達した場合にキャンペーンを開始してもよい。この場合、キャンペーン実行管理部517は、当該キャンペーン情報に含まれる状態を「作成完了」から「実施中」に更新し、当該キャンペーン情報に基づいてキャンペーンを開始する。キャンペーン作成完了の直後の処理(キャンペーン開始処理)としては、具体的には、まず、キャンペーン実行管理部517は、当該キャンペーン情報に含まれる顧客IDのリストを含む顧客情報要求を、顧客管理サービス53へ送る。なお、キャンペーン実行管理部517により当該キャンペーン情報の状態が「実施中」に更新されると、図15に示すキャンペーン情報画面1200のように、キャンペーン情報表示領域1201の状態が「実施中」と表示される。また、図11に示したキャンペーン情報画面1200の作成完了ボタン1203が、詳細確認ボタン1203aに変更される。なお、作成完了ボタン1203から詳細確認ボタン1203aの変更は、このタイミングに限定されるものではなく、例えば、上述の図8のステップS36で作成完了ボタン1203が押下され、ステップS39で状態更新完了がマーケティング担当端末10で受信されたタイミングであってもよい。また、キャンペーン情報に基づくキャンペーンの開始は、上述のように、キャンペーンの作成完了、または、開始日に到達したタイミングであることに限定されず、例えば、マーケティング担当者のマーケティング担当端末10に対する任意の操作のタイミングで開始されてよい。
詳細確認ボタン1203aは、開始されたキャンペーンの詳細の状況を表示する、後述のキャンペーン詳細状況画面1500に遷移させるためのボタンである。
<ステップS52>
顧客管理サービス53は、キャンペーン管理サービス51から顧客情報要求を受け取ると、顧客情報記憶部539に記憶された顧客情報のテーブルから、当該顧客情報要求に含まれる顧客IDのリストに対応する顧客情報を抽出する。そして、顧客管理サービス53は、抽出した顧客情報を、キャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS53>
続いて、キャンペーン実行管理部517は、当該キャンペーン情報に含まれる顧客IDのリストおよびキャンペーンIDを含むLPリンク要求を、LP管理サービス57へ送る。
<ステップS54>
LP管理サービス57のLP管理部572は、キャンペーン管理サービス51からLPリンク要求を受け取ると、当該LPリンク要求に含まれる顧客IDのリストの当該各顧客IDに対応するLPリンクのリストを、キャンペーン管理サービス51に送る。ここで、LP管理部572は、LPリンク要求に含まれるキャンペーンIDおよび各顧客IDを用いて、LPリンクをそれぞれ作成するものとしてもよい。例えば、LP管理部572は、キャンペーンIDおよび顧客IDを暗号化した文字列を含むLPリンクを作成してもよい。また、LP管理部572は、LPリンクに含める文字列を乱数で生成して、キャンペーンIDおよび顧客IDと関連付けてデータベースに保存するものとしてもよい。
<ステップS55>
続いて、キャンペーン実行管理部517は、当該キャンペーン情報に含まれるテンプレートIDを含むテンプレート要求を、コンテンツ管理サービス54へ送る。
<ステップS56>
コンテンツ管理サービス54は、キャンペーン管理サービス51からテンプレート要求を受け取ると、コンテンツ記憶部549に記憶されたコンテンツから、当該テンプレート要求に含まれるテンプレートIDに対応するテンプレートを抽出する。そして、コンテンツ管理サービス54は、抽出したテンプレートを、キャンペーン管理サービス51へ送る。
当該キャンペーン情報に含まれる種別がDMである場合、ステップS57へ移行し、Eメールである場合、ステップS63へ移行する。
<ステップS57>
マーケティングデータ生成部518は、当該キャンペーン情報に含まれるテンプレート、顧客情報、バリアブルデータおよびLPリンク(第1URL情報)のリストを用いて、DMの印刷データ(第1マーケティングデータの一例)を作成する。なお、テンプレートおよびバリアブルデータは、第1コンテンツの一例である。この場合、マーケティングデータ生成部518は、当該キャンペーン情報に含まれる顧客ID、キャンペーンIDおよびLPリンクを含むQRコードを生成し、当該印刷データに含める。ここで、図16にキャンペーン実行管理部517により作成された印刷データにより印刷されるDMの一例としてのDM2100を示す。なお、マーケティングデータ(第1マーケティングデータ、第2マーケティングデータ等)は、情報端末(第1情報端末または第2情報端末)からの指示に応じて、内容や顧客を選択して作成してもよい。また、第1マーケティングデータは、キャンペーン情報の作成完了や開始に応じて情報端末で予め設定された内容で、自動で作成されてもよい。
図16に示すDM2100は、複数組のテンプレートおよびQRコードを含むDMの一例である。DM2100は、テンプレート2101a~2101cと、QRコード2102a~2102cと、を含む。なお、DMには複数のテンプレートおよびQRコードが含まれることに限定されず、1組のテンプレートおよびQRコードが含まれるものとしてもよいのは言うまでもない。
テンプレート2101a~2101cは、テンプレート選択画面1300において選択および登録されたテンプレートである。テンプレート2101a~2101cには、それぞれテンプレート選択画面1300で入力されたバリアブルデータが挿入されて表示される。また、キャンペーン実行管理部517により生成されたQRコードは、それぞれQRコード2102a~2102cとしてそれぞれ配置される。なお、DMに配置されるQRコードは、その他二次元コードであってもよい。
<ステップS58>
次に、キャンペーン実行管理部517は、顧客の住所を含む顧客情報、当該キャンペーン情報に含まれる出荷日、および印刷データを含む印刷注文要求を、印刷管理サービス55へ送る。なお、出荷日は、上述のように、例えばキャンペーン新規作成画面1100で設定された出荷日である。
<ステップS59>
印刷管理サービス55の印刷要求部552は、キャンペーン管理サービス51から印刷注文要求を受け取ると、通信部551を介して、当該印刷注文要求を印刷業者30のジョブ管理サーバ31へ送信する。
<ステップS60、S61>
ジョブ管理サーバ31の登録部312は、通信部311により印刷管理サービス55から印刷注文要求が受信されると、当該印刷注文要求をジョブ情報として、ジョブ情報記憶部319に登録する。そして、登録部312は、印刷の注文の受け付けが完了したことを示す注文受付完了を、通信部311を介して、印刷管理サービス55へ送信する。
この後、ジョブ管理サーバ31のジョブ実行指示部313は、印刷業者30による操作に従って、しかるべきタイミングで、ジョブ情報記憶部319に登録されたジョブ情報の実行を印刷機32に指示する。ジョブ実行部322は、ジョブ管理サーバ31のジョブ実行指示部313からのジョブ情報の実行指示に従って、DM(第1媒体の一例)の印刷を実行する。そして、印刷業者30は、当該ジョブ情報で示される出荷日に合わせて、当該DMの出荷・配送を行う。この場合、DMの配送先は、当該ジョブ情報で示される顧客情報が示す住所である。
<ステップS62>
印刷要求部552は、通信部551を介して、ジョブ管理サーバ31から注文受付完了が受信されると、当該注文受付完了をキャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS63>
マーケティングデータ生成部518は、当該キャンペーン情報に含まれるテンプレート、顧客情報、バリアブルデータおよびLPリンク(第1URL情報)のリストを用いて、Eメールのメールデータ(第1マーケティングデータの一例)を作成する。なお、テンプレートおよびバリアブルデータは、第1コンテンツの一例である。この場合、マーケティングデータ生成部518は、当該キャンペーン情報に含まれる顧客ID、キャンペーンIDおよびLPリンクを含むリンクを生成し、当該メールデータに含める。なお、顧客ID等と共にリンク(QRコード)に含まれるLPリンクが、顧客に応じた第1URL情報の一例である。
<ステップS64>
次に、キャンペーン実行管理部517は、顧客情報に含まれるメールアドレスのリスト、当該キャンペーン情報に含まれる送信日、およびメールデータを含むメール送信要求を、Eメール配信管理サービス56へ送る。なお、送信日は、上述のように、例えばキャンペーン新規作成画面1100で設定された送信日であってもよく、またはキャンペーンの開始日を送信日としてもよい。
<ステップS65、S66>
Eメール配信管理サービス56のEメール配信部562は、キャンペーン管理サービス51からメール送信要求を受け取ると、当該メール送信要求の情報をEメールデータ記憶部569に登録(保存)し、メールの送信予約をする。そして、Eメール配信部562は、メール送信要求の受け付けが完了したことを示すメール送信要求受付完了を、キャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS67、S68>
そして、Eメール配信部562は、Eメールデータ記憶部569に登録されたメール送信要求が示す送信日に到達したことを検知すると、当該メール送信要求に含まれるメールデータで構成されるEメール(第1媒体の一例)を、当該メール送信要求に含まれるメールアドレスに送信(配信)する。そして、顧客端末40は、当該Eメールを受信する。
(LPアクセス処理)
図17は、実施形態に係る機器システムにおける顧客端末からのLPアクセス処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図18は、キャンペーン詳細状況画面の一例を示す図である。図17および図18を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1のLPアクセス処理の流れについて説明する。
顧客が印刷業者30からDMを受け取った場合、ステップS71から開始し、顧客の顧客端末40によりEメール(メールデータ)が受信された場合、ステップS72から開始する。
<ステップS71>
顧客がDMを受け取った場合、顧客端末40は、顧客の操作に従って、当該DMに記載されているQRコードを撮像部705により読み取り、読み取ったQRコードからデコードされたURLが示すLPへのアクセスを行う。
<ステップS72>
顧客の顧客端末40がEメール(メールデータ)を受信した場合、顧客端末40は、顧客の操作に従って当該Eメールに記載されているURLのリンクが押下(タップ操作等)されると、当該URLで示されるLPへのアクセスを行う。
<ステップS73>
顧客端末40の通信部401は、当該URLで示されるLPへのアクセス要求を、マーケティング支援システム50のLP管理サービス57へ送信する。
<ステップS74>
LP管理サービス57のLP管理部572は、通信部571により顧客端末40からLPへのアクセス要求が受信されると、当該アクセス要求が示すURLからキャンペーンIDおよび顧客IDを特定する。
<ステップS75>
LP管理部572は、顧客端末40からLPへのアクセス要求を受けたことの登録を要求するアクセス登録要求を、キャンペーン管理サービス51へ送る。このアクセス登録要求には、LP管理部572により特定されたキャンペーンIDおよび顧客IDが含まれる。
<ステップS76>
キャンペーン管理サービス51のキャンペーン実行管理部517は、LP管理サービス57からアクセス登録要求を受け取ると、当該アクセス登録要求に含まれる顧客IDを含む顧客情報要求を、顧客管理サービス53へ送る。また、キャンペーン実行管理部517は、LP管理サービス57からアクセス登録要求を受け取ると、当該アクセス登録要求に含まれるキャンペーンIDおよび顧客IDに関連付けたアクセス情報を作成し、当該アクセス情報にアクセス日を含め、記憶部519に登録する。なお、キャンペーン実行管理部517は、当該キャンペーンIDで特定されるキャンペーンの開始後、所定期間経過しても、LP管理サービス57からアクセス登録要求を受け取らなかった場合、当該アクセス登録要求の受信を待つ顧客ID、および当該キャンペーンIDに関連付けたアクセス情報を作成し、長期間アクセスがない旨を示すエラー情報を含めて、記憶部519に登録する。
<ステップS77>
顧客管理サービス53は、キャンペーン管理サービス51から顧客情報要求を受け取ると、顧客情報記憶部539に記憶された顧客情報のテーブルから、当該顧客情報要求に含まれる顧客IDに対応する顧客情報を抽出する。そして、顧客管理サービス53は、抽出した顧客情報を、キャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS78>
キャンペーン実行管理部517は、顧客管理サービス53から顧客情報を受け取ると、アクセス登録要求に含まれるキャンペーンIDに対応するキャンペーン情報を記憶部519から読み出し、当該キャンペーン情報および当該顧客情報を、LP管理サービス57へ送る。
<ステップS79>
LP管理サービス57のLP管理部572は、キャンペーン管理サービス51からキャンペーン情報および顧客情報を受け取ると、当該キャンペーン情報に含まれるテンプレートIDを含むLPテンプレート要求を、コンテンツ管理サービス54へ送る。
<ステップS80>
コンテンツ管理サービス54は、LP管理サービス57からLPテンプレート要求を受け取ると、コンテンツ記憶部549に記憶されたコンテンツから、当該LPテンプレート要求に含まれるテンプレートIDに対応するLPテンプレートを抽出する。そして、コンテンツ管理サービス54は、抽出したLPテンプレートを、LP管理サービス57へ送る。
<ステップS81、S82>
LP管理部572は、LPテンプレート、顧客情報、およびキャンペーン情報に含まれるバリアブルデータを用いて、LPを生成する。そして、LP管理部572は、生成したLPを、通信部571を介して顧客端末40へ送信する。これによって、顧客端末40は、アクセス要求したLPを表示することができる。
また、マーケティング担当者は、マーケティング担当端末10で表示されている図15に示すキャンペーン情報画面1200において、詳細確認ボタン1203aを押下することによって、図18に示すキャンペーン詳細状況画面1500を表示させることができる。
図18に示すキャンペーン詳細状況画面1500は、開始されたキャンペーンの詳細の状況を表示する画面である。キャンペーン詳細状況画面1500は、キャンペーン情報表示領域1501と、統計情報表示領域1502と、宛先毎状況表示領域1503と、OKボタン1504と、を含む。
キャンペーン情報表示領域1501は、対象とするキャンペーンの内容を表示する領域である。キャンペーン情報表示領域1501は、例えば、キャンペーンID、キャンペーン名、開始日および種別を表示する。
統計情報表示領域1502は、対象とするキャンペーンのDMまたはEメールが複数の顧客に発信された場合、当該DMのQRコードまたはEメールのリンクによるLPへのアクセス状況に関する統計情報を表示する領域である。当該統計情報は、例えば、キャンペーン管理サービス51のキャンペーン実行管理部517(生成部の一例)によりアクセス情報が集約されることによって生成され、マーケティング担当端末10へ送信される。図18に示す例では、統計情報表示領域1502には、統計情報として、LPへアクセスされた割合、アクセスされていない割合、およびエラーが発生した割合を示す円グラフが表示されている。ここで、エラーとは、何らかの原因によってDMが顧客に届かなかった、またはEメールが顧客端末40に受信されなかったことを示す。
宛先毎状況表示領域1503は、DMまたはEメールが発信された顧客ごとの状況を表示する領域である。図18に示す例では、宛先毎状況表示領域1503には、顧客の会社名、名前、アクセス状況、および営業担当者によるアクション状況が表示されている。営業担当者によるアクションについては、図19~図21で後述する。
OKボタン1504は、キャンペーン情報画面1200へ遷移するためのボタンである。
なお、顧客端末40からのLPのアクセスは、マーケティング支援システム50のLP管理サービス57に対して行われ、LPが生成され顧客端末40上で表示されるものとしているが、これに限定されるものではなく、外部のサイトにアクセスし、そこから提供されるLPが表示されるものとしてもよい。この場合、外部のサイトのLPにアクセスされたことがマーケティング支援システム50側で認識できるように、例えばLPに埋め込まれたJavaScript(登録商標)により通知される仕組みがあればよい。
(アクション実行処理)
図19は、実施形態に係る機器システムのアクション実行処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図20は、営業担当端末に表示されるアプリ画面の一例を示す図である。図21は、顧客端末に配信されるEメール(第2マーケティングデータの一例)の一例を示す図である。図19~図21を参照しながら、本実施形態に係る機器システム1のアクション実行処理の流れについて説明する。なお、図20に示すアプリ画面にかかるアプリを「マーケティングアプリ」と称する場合がある。マーケティングアプリは、例えばメッセージアプリやSNSアプリのチャットボット等で実現される。
<ステップS91>
キャンペーン管理サービス51のキャンペーン実行管理部517は、上述の図17のステップS75でLP管理サービス57からアクセス登録要求を受け取ったタイミングで、当該アクセス登録要求に含まれる顧客IDを含む顧客情報要求を、顧客管理サービス53へ送る。
<ステップS92>
顧客管理サービス53は、キャンペーン管理サービス51から顧客情報要求を受け取ると、顧客情報記憶部539に記憶された顧客情報のテーブルから、当該顧客情報要求に含まれる顧客IDに対応する顧客情報を抽出する。そして、顧客管理サービス53は、抽出した顧客情報を、キャンペーン管理サービス51へ送る。なお、上述のステップS91およびS92の処理は、上述の図17のステップS76およびS77の処理と同一の処理であってもよく、または、別個に処理されるものとしてもよい。
<ステップS93>
キャンペーン実行管理部517は、顧客管理サービス53から顧客情報を受け取ると、当該顧客情報、当該顧客情報に対応するキャンペーン情報、およびアクセス日を含むアクセス情報を含む通知を、通信部511を介して営業担当端末20へ送信する。この場合、例えば、キャンペーン実行管理部517は、顧客情報に関連付けられている営業担当であって、マーケティングアプリを介してマーケティング支援システム50へログインしている営業担当の営業担当端末20へ当該通知を送信する。
<ステップS94>
営業担当者は、図20(a)に示すように、所有する営業担当端末20のディスプレイ715に表示されるアプリ画面1600によって、自身が担当するキャンペーンの一覧を確認することができる。
図20(a)に示すアプリ画面1600は、営業担当者が担当するキャンペーンの一覧を表示する画面である。アプリ画面1600は、担当キャンペーン一覧表示領域1601と、新着数表示部1602と、を含む。
担当キャンペーン一覧表示領域1601は、営業担当者が担当するキャンペーンの一覧を表示する領域である。図20(a)に示す例では、担当キャンペーン一覧表示領域1601には、キャンペーンごとに、キャンペーン名、開始日および種別が表示されている。担当キャンペーン一覧表示領域1601に表示された各キャンペーンの情報の領域のうち、いずれかの領域が営業担当者によってタップ操作されると、当該キャンペーンのアクションの選択等をするための図20(b)に示すアプリ画面1610へ遷移する。
新着数表示部1602は、各キャンペーンについて何らかの変化(例えば、状態の更新等)があった場合の当該変化の数(新着数)を示す表示部である。
ここでは、営業担当者により、担当キャンペーン一覧表示領域1601において、上述のステップS93の通知に対応するキャンペーンの情報の領域がタップ操作されたものとする。営業担当端末20の表示制御部202は、上述のタップ操作によって、上述のステップS93の通知に対応する図20(b)に示すキャンペーンのアプリ画面1610を表示する。
図20(b)に示すアプリ画面1610は、選択されたキャンペーンにおいて、顧客によりLPへアクセスされたことの通知、および、次にとるべきアクションを営業担当者に選択させるための画面である。アプリ画面1610は、例えば、メッセージ1611~1614を含む。
メッセージ1611は、顧客にDMが到着したことを営業担当者に通知するためのメッセージである。すなわち、図20(b)に示すように、営業担当端末20には、顧客によりLPにアクセスされたことだけでなく、DMの到着またはEメールの受信の旨が通知されるものとしてもよい。この場合、DMの到着については、例えば、印刷業者30が利用する配送業者のシステムからマーケティング支援システム50を介して受信できるものとすればよい。なお、DMの到着だけでなく、DMの配送状況の詳細が、配送業者のシステムから営業担当端末20で受信できるようにしてもよい。
メッセージ1612は、顧客がLPにアクセスしたことを営業担当者に通知するためのメッセージである。
メッセージ1613は、顧客がLPにアクセスしたことを確認した営業担当者が、次にとるべきアクションを選択させるためのボタンを表示するためのメッセージであり、ステップS93での通知が営業担当端末20により受信されると、メッセージ1612と共に表示される。図20(b)に示す例では、アクションの選択ボタンとして、「DM」、「Eメール(クラウド)」、「Eメール(直接)」および「電話」のボタンが表示されている。アクションとは、顧客に連絡を取るための媒体や通信方法の種類、またはその選択肢であるということもできる。「DM」のボタンは、アクションとして、キャンペーン管理サービス51の印刷管理サービス55を介したDMの配送を選択するためのボタンである。「Eメール(クラウド)」のボタンは、アクションとして、キャンペーン管理サービス51のEメール配信管理サービス56を介したEメールの配信を選択するためのボタンである。「Eメール(直接)」のボタンは、アクションとして、営業担当端末20から顧客の顧客端末40に対して直接Eメールを送信することを選択するためのボタンである。「電話」のボタンは、アクションとして、営業担当端末20から顧客の顧客端末40に対して電話することを選択するためのボタンである。
メッセージ1614は、アクションとして「Eメール(クラウド)」が選択されたことを示すメッセージである。
ここで、営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「DM」または「Eメール(クラウド)」が選択された場合、ステップS95へ移行する。また、営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「Eメール(直接)」が選択された場合、ステップS112へ移行する。また、営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「電話」が選択された場合、ステップS113へ移行する。
<ステップS95>
営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「DM」または「Eメール(クラウド)」(それぞれ第2媒体の一例)が選択された場合、営業担当端末20の通信部201は、ステップS93の通知のキャンペーン情報に含まれるキャンペーンID、顧客ID、および、選択されたアクションの種別(DMまたはEメール(クラウド))を含むアクション作成要求を、マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS96>
キャンペーン管理サービス51の通信部511によって営業担当端末20からアクション作成指令が受信されると、アクション作成部518aは、アクションIDを発行し、当該アクションID、当該アクション作成指令に含まれるキャンペーンID、顧客IDおよび種別を含むアクション情報を作成する。そして、アクション作成部518aは、作成したアクション情報を、記憶部519に記憶させる。
<ステップS97>
アクション作成部518aは、営業担当端末20からのアクション作成要求に対する応答として、発行したアクションIDを、通信部511を介して営業担当端末20へ送信する。
<ステップS98>
営業担当端末20においてアクションとして「DM」または「Eメール(クラウド)」が選択されると、図20(c)に示すアプリ画面1620が表示される。
図20(c)に示すアプリ画面1620は、アクションとしてのDMまたはEメールに含めるテンプレートを選択するための画面である。テンプレートは、DMやEメールの画像(絵柄)や所定のテキスト、および、それらのレイアウトを含むデータである。アプリ画面1620は、メッセージ1621を含む。メッセージ1621は、テンプレートの検索条件を入力するためのメッセージである。なお、図20(c)に示す例では、テンプレートの一覧を要求するためのリンクのみを表示しているが、テンプレートを検索するためのキーワードが入力できるようにしてもよい。また、メッセージ1621内にテンプレートの選択肢が表示されてもよい。
営業担当者は、アプリ画面1620において、キーワード等の検索条件を入力する。すると、通信部201は、当該キーワードを検索条件として含むテンプレート検索指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS99>
キャンペーン管理サービス51の通信部511によって営業担当端末20からテンプレート検索指令が受信されると、テンプレート選択部515は、当該テンプレート検索指令をコンテンツ管理サービス54へ送る。
<ステップS100、S101>
コンテンツ管理サービス54は、キャンペーン管理サービス51からテンプレート検索指令を受け取ると、コンテンツ記憶部549に記憶されたコンテンツから、当該テンプレート検索指令に含まれる検索条件を満たすテンプレートを検索する。そして、コンテンツ管理サービス54は、検索したテンプレートの一覧を、キャンペーン管理サービス51へ送る。
<ステップS102>
テンプレート選択部515は、コンテンツ管理サービス54からテンプレートの一覧を受け取ると、通信部511を介して、当該テンプレートの一覧を営業担当端末20へ送信する。
<ステップS103>
営業担当端末20の表示制御部202は、通信部201によりテンプレートの一覧が受信されると、図20(d)に示すアプリ画面1630のような、テンプレートの一覧を示す画面を表示させる。営業担当者は、アプリ画面1630に表示されたテンプレートの一覧のうち、所望のテンプレート(第2コンテンツの一例)に対してタップ操作することにより選択する。
<ステップS104>
すると、通信部201は、アプリ画面1630におけるタップ操作により選択されたテンプレートのテンプレートID、およびアクションIDを含むテンプレート登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS105>
テンプレート選択部515は、通信部511によりテンプレート登録指令が受信されると、記憶部519に作成されたアクション情報のうち、当該テンプレート登録指令に含まれるアクションIDと一致するアクションIDを含むアクション情報に、当該テンプレート登録指令に含まれるテンプレートIDを登録する。
<ステップS106>
そして、テンプレート選択部515は、アクション情報にテンプレートが登録された旨を示す登録完了の応答を、通信部511を介して営業担当端末20へ送信する。表示制御部202は、通信部201により当該応答が受信されると、図20(e)に示すように、アプリ画面1640において、テンプレートが選択(かつ登録)されたことを示すメッセージ1641、および選択されたテンプレートを表示させる。これによって、営業担当者は、アプリ画面1630で選択したテンプレートがキャンペーン管理サービス51に登録されたことが認識することができる。
<ステップS107>
続いて、表示制御部202は、アプリ画面1640において、選択されたテンプレートに可変テキスト部に挿入するためのバリアブルデータの入力を促すメッセージ1642を表示させる。そして、営業担当者は、選択したテンプレートの可変テキスト部に挿入するためのバリアブルデータ(テキスト)(第2コンテンツの一例)を入力する。そして、表示制御部202は、入力されたバリアブルデータをメッセージ1643に表示させる。
<ステップS108>
すると、通信部201は、入力されたバリアブルデータ、およびアクションIDを含むバリアブルデータ登録指令を、キャンペーン管理サービス51へ送信する。
<ステップS109>
バリアブルデータ登録部516は、通信部511によりバリアブルデータ登録指令が受信されると、記憶部519に作成されたアクション情報のうち、当該バリアブルデータ登録指令に含まれるアクションIDと一致するアクションIDを含むアクション情報に、当該バリアブルデータ登録指令に含まれるバリアブルデータを登録する。
<ステップS110>
そして、バリアブルデータ登録部516は、アクション情報にバリアブルデータが登録された旨を示す登録完了の応答を、通信部511を介して営業担当端末20へ送信する。
<ステップS111>
すると、表示制御部202は、アプリ画面1640において、作成されたアクション情報に基づくアクションを実行するためのボタンを含むメッセージ1644を表示させる。そして、営業担当者は、メッセージ1644に表示された当該ボタンを押下することにより、アクション情報に基づくアクションを実行させる。また、アクション実行のメッセージ1644の前に、前述のように各メッセージを介して選択、検索及び入力した、アクション(通信用の媒体等の種類)、テンプレート(媒体用のデータ)、バリアブルデータ(テンプレートに含める顧客へのメッセージ)が含まれた、マーケティングデータの確認のためのプレビュー画面、または、プレビュー画面を開くためのメッセージを、アプリ画面上に、アプリで受信した各メッセージの後に続けて表示してもよい。また、そのDM印刷の金額、コンテンツ利用にかかる金額、あるいは合計金額として企業が印刷会社に支払う金額、キャンペーン単位や特定期間における利用金額等を表示してもよい。以降の動作は、図14に示したキャンペーンの開始(実行)の動作に準じる。アクションの実行によりマーケティングデータ生成部518により作成されたマーケティングデータ(第2マーケティングデータ)の一例としてのEメール2200(メールデータ)を図21に示す。
なお、メッセージ1613(アクションである通信用の媒体等の選択肢)、メッセージ1621(テンプレート検索・選択)、メッセージ1642(可変テキスト入力)、メッセージ1644(アクション実行)等を介した入力操作に応じて指示された情報は、第1URL情報が示すページにアクセスがあった旨の通知に関連する第2コンテンツの情報、の例である。通知に関連する第2コンテンツの情報とは、第2マーケティングデータを生成するために第2情報端末に対する入力操作に応じて指示された情報であって、第1URL情報が示すページにアクセスがあった旨の通知に紐づいて、その通知の後に、第2情報端末に送信された通知(前述の各メッセージ)に対しての入力操作に応じて指示された情報である、と言うこともできる。
また、選択された第2コンテンツの情報は、第2媒体の種類(顧客へのアクション)の選択と、第2マーケティングデータのテンプレートの選択と、第2マーケティングデータに含める顧客に対するメッセージの入力とを、第2情報端末に対する一連の操作(即ちアクション実行までのコンテンツの設定を入力する操作)として受け付けることにより、指示された情報である。
図21に示すEメール2200は、テンプレート2201と、リンク部2202と、を含む。テンプレート2201は、上述のアプリ画面1630で選択されたテンプレートであり、メッセージ1643で入力した可変テキストとしてのバリアブルデータが挿入されている。また、テンプレート2201は、LPへアクセスするためのURL(第2URL情報)のリンクであるリンク部2202が含まれている。
<ステップS112>
営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「Eメール(直接)」が選択された場合、営業担当者は、営業担当端末20において、マーケティングアプリにより起動されたメールアプリを用いて、対象の顧客のメールアドレス宛てに、件名およびメッセージを含むメールを作成して送信する。これによって、営業担当者の判断により顧客に対する直接的なアプローチが可能となり、効果的にキャンペーンを行うことができる。
<ステップS113>
営業担当者によりメッセージ1613のアクションの選択として、「電話」が選択された場合、営業担当者は、営業担当端末20において、マーケティングアプリにより起動された電話アプリを用いて、対象の顧客の連絡先に電話をするというアクションをとる。これによって、営業担当者の判断により顧客に対する直接的なアプローチが可能となり、効果的にキャンペーンを行うことができる。
なお、上述のアクションの実行は、営業担当者によって1回のみ行うことに限定されるものではなく、当該アクションに基づくDMまたはEメールによるLPへのアクセスの通知を営業担当端末20で受信し、さらに、別のアクションを行うことができるものとしてもよい。
以上のように、本実施形態に係るマーケティング支援システム50では、マーケティングデータ生成部518は、マーケティング担当端末10に対する操作に応じて指示されたテンプレートおよびバリアブルデータ、および顧客に応じたURLの情報を含む第1マーケティングデータ(印刷データまたはメールデータ)を作成し、キャンペーン実行管理部517は、第1マーケティングデータに基づく第1媒体(DMまたはEメール)が顧客に発信された後、当該顧客の顧客端末40から当該第1マーケティングデータに含まれるURLの情報が示すLPにアクセスされた場合に、当該LPへのアクセスがあった旨について、営業担当端末20へ通知をし、通信部511は、キャンペーン実行管理部517による営業担当端末20への通知があった後、当該営業担当端末20に対する操作に応じて指示されたテンプレートおよびバリアブルデータの情報を受信し、マーケティングデータ生成部518は、通信部511により受信された情報が示すテンプレートおよびバリアブルデータを含み、かつ顧客に発信する第2媒体(DMまたはEメール)の基となる第2マーケティングデータ(印刷データまたはメールデータ)を作成するものとしている。これによって、マーケティングのフロー(DMまたはEメール)および顧客に届けるコンテンツの内容を状況に応じて柔軟に変更できる。
また、比較的手軽なEメール(電子メール)と、開封率やコンバージョン率が高いDM(ダイレクトメール)とを、状況に応じて容易に選び発送することができる。さらに、このようにデジタル技術とDMとを活用したマーケティングを、多くのツールや作業を必要とせず、また、高コストで難しいシステム構築やフロー設計をせずに、実現することができる。また、一度設計されたフローに対して、営業担当者等が、顧客との関係およびコミュニケーションの状況に応じて、柔軟に変更して連絡を行うことができる。
(変形例)
本変形例に係る機器システム1について、上述の実施形態に係る機器システム1と相違する点を中心に説明する。上述の実施形態では、営業担当者が単独で営業担当端末20を操作することにより、マーケティングデータ(DMまたはEメール)を作成するものとしていた。本変形例では、営業担当者が、実際に商品またはサービスを提供する提供者との間でメッセージをやり取りしながらマーケティングデータを作成して、顧客に発信する動作について説明する。なお、本実施形態に係る機器システム1の全体構成、機能ブロック構成、および各装置のハードウェア構成は、上述の実施形態で説明した構成と同様である。
図22は、変形例における営業担当端末および旅館側端末に表示されるアプリ画面の一例を示す図である。図22を参照しながら、営業担当端末20と、商品またはサービスの提供者が有する端末との間でデータをやり取りしながらマーケティングデータを作成する動作について説明する。なお、本変形例では商品またはサービスの提供者が旅館業者であるとし、営業担当者が旅行代理店における営業担当者であるものとして説明する。図22(a)に示す営業担当端末20は、旅行代理店における営業担当者が所有する端末であり、図22(b)に示す旅館側端末20a(第3情報端末の一例)は、旅館業者が所有する端末であるものとする。なお、旅館側端末20aのハードウェア構成および機能ブロックの構成は、営業担当端末20と同様であるものとする。
図22(a)に示すように、営業担当端末20のアプリ画面1700は、メッセージ1701と、メッセージ1702と、を含む。メッセージ1701は、キャンペーン管理サービス51で作成されたマーケティングデータとしての印刷データに基づくDMが顧客に到着された旨を通知するメッセージである。メッセージ1702は、顧客がLPにアクセスしたことを通知するためのメッセージである。
図22(b)に示すように、旅館側端末20aのアプリ画面1800は、メッセージ1801と、メッセージ1802と、を含む。メッセージ1801は、キャンペーン管理サービス51で作成されたマーケティングデータとしての印刷データに基づくDMが顧客に到着された旨を通知するメッセージである。メッセージ1802は、顧客がLPにアクセスしたことを通知するためのメッセージである。なお、旅館側端末20aを所有する旅館業者の情報は、例えば、上述のキャンペーン作成時に当該情報を選択できるようにしてもよく、テンプレートのバリアブルデータとして当該情報を選択できるようにして顧客ごとに異なる旅館業者の情報を選択できるようにしてもよい。この場合、例えば、キャンペーン管理サービス51は、顧客情報に関連付けられている旅館業者であって、マーケティングアプリを介してマーケティング支援システム50へログインしている旅館業者の旅館側端末20aと通信をする。
すなわち、営業担当端末20および旅館側端末20aは、DMの到着(またはEメールの受信)の通知、および顧客によるLPへのアクセスの通知等、共有するべき情報については共通のメッセージを、キャンペーン管理サービス51から受信する。そして、営業担当端末20のアプリ画面1700には、上述のアプリ画面1600のメッセージ1613と同様に、顧客がLPにアクセスしたことを確認した営業担当者が、次にとるべきアクションを選択させるためのボタンを表示するためのメッセージ1703が表示される。ここでは、営業担当者によりメッセージ1703のアクションの選択として、「DM」が選択されたものとする。
すると、営業担当端末20の通信部201は、キャンペーン情報に含まれるキャンペーンID、顧客ID、および、選択されたアクションの種別(DMまたはEメール(クラウド))を含むアクション作成要求を、マーケティング支援システム50のキャンペーン管理サービス51へ送信する。
キャンペーン管理サービス51の通信部511によって営業担当端末20からアクション作成指令が受信されると、アクション作成部518aは、アクションIDを発行し、当該アクションID、当該アクション作成指令に含まれるキャンペーンID、顧客IDおよび種別を含むアクション情報を作成する。そして、アクション作成部518aは、作成したアクション情報を、記憶部519に記憶させる。また、アクション作成部518aは、営業担当端末20からのアクション作成要求に対する応答として、発行したアクションIDを、通信部511を介して営業担当端末20および旅館側端末20aへ送信する。
この際、キャンペーン管理サービス51のキャンペーン実行管理部517は、営業担当端末20で「DM」が選択された旨を、通信部511を介して旅館側端末20aに通知する。旅館側端末20aの表示制御部202は、通信部201により当該通知が受信されると、アプリ画面1800に、営業担当端末20で「DM」が選択された旨を示すメッセージ1803を表示させる。メッセージ1803は、営業担当端末20で「DM」が選択された旨を示すと共に、例えば、図22(b)に示すように、DMに「クーポン」または「イベント情報」を含めるかを選択できるボタンを含む。これよって、顧客に発信するDMまたはEメールに含めるコンテンツとして、営業担当者が意図するものだけでなく、商品またはサービスの提供者(ここでは旅館業者)が所望するもの(ここでは、例えば「クーポン」または「イベント情報」)を含めることができる。
旅館業者が例えばメッセージ1803において「クーポン」を選択押下した場合、旅館側端末20aの表示制御部202は、「クーポン」が選択された旨を示すメッセージ1804を表示させる。そして、旅館側端末20aは、「クーポン」に対応するコンテンツおよびアクションIDを、キャンペーン管理サービス51へ送信し、キャンペーン管理サービス51は、当該コンテンツを当該アクションIDで特定されるアクション情報に関連付けて記憶部519に登録する。このコンテンツは、DMの印刷データまたはEメールのメールデータの作成の際に含められる。
以上のように、本変形例に係るマーケティング支援システム50では、通信部511は、営業担当端末20と、商品またはサービスの提供者の旅館側端末20aとの間でのメッセージのやり取りにより決定されたコンテンツ(クーポン、イベント情報等)の情報を受信するものとしている。これによって、商品またはサービスを直接提供する提供者と連携して、顧客の反応に応じたタイムリーなDMの印刷データまたはEメールのメールデータを作成することができる。
なお、上述の実施形態および変形例において、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、旅館側端末20aおよびジョブ管理サーバ31の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態および変形例において、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、旅館側端末20aおよびジョブ管理サーバ31で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk-Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例において、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、旅館側端末20aおよびジョブ管理サーバ31で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例において、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、旅館側端末20aおよびジョブ管理サーバ31で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態および変形例において、マーケティング支援システム50、マーケティング担当端末10、営業担当端末20、旅館側端末20aおよびジョブ管理サーバ31で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上述の記憶装置からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
本発明の態様は、以下の通りである。
<1>第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じた第1URL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、
前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記第1URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、
前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記通知部による前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、
を有する情報処理システムである。
<2>前記通知に関連する前記第2コンテンツの情報は、
前記顧客に関連する第2媒体の基となる前記第2マーケティングデータを生成するために前記第2情報端末に対する入力操作に応じて指示された情報であって、
前記第1URL情報が示すページにアクセスがあった旨の前記通知に紐づいて、該通知の後に、前記第2情報端末に送信された通知に対しての入力操作に応じて指示された情報である
前記<1>に記載の情報処理システムである。
<3>前記第2コンテンツの情報は、
前記第2媒体の種類の選択と、
前記第2マーケティングデータのテンプレートの選択と、
前記第2マーケティングデータに含める前記顧客に対するメッセージの入力と、
を、前記第2情報端末に対する一連の操作として受け付けることにより指示された情報である
前記<2>に記載の情報処理システムである。
<4>前記第1情報端末は、前記第1媒体としてダイレクトメールまたは電子メールのいずれとするかの選択を受け付け、
前記第1作成部は、
前記第1情報端末により受け付けられた前記第1媒体の選択結果がダイレクトメールである場合、前記第1マーケティングデータとして、前記第1URL情報に基づいて生成した二次元コードを含めた印刷データを作成し、
前記第1情報端末により受け付けられた前記第1媒体の選択結果が電子メールである場合、前記第1マーケティングデータとして、前記第1URL情報のリンクを含めたメールデータを作成する前記<1>に記載の情報処理システムである。
<5>前記第2マーケティングデータは、前記顧客に応じた第2URL情報を含む前記<2>に記載の情報処理システムである。
<6>前記第2情報端末は、前記第2媒体としてダイレクトメールまたは電子メールのいずれとするかの選択を受け付け、
前記第2作成部は、
前記第2情報端末により受け付けられた前記第2媒体の選択結果がダイレクトメールである場合、前記第2マーケティングデータとして、前記第2URL情報に基づいて生成した二次元コードを含めた印刷データを作成し、
前記第2情報端末により受け付けられた前記第2媒体の選択結果が電子メールである場合、前記第2マーケティングデータとして、前記第2URL情報のリンクを含めたメールデータを作成する前記<5>に記載の情報処理システムである。
<7>前記受信部は、前記第2コンテンツとして、前記第2情報端末に対する操作に応じて入力されたテキストを受信する前記<1>~<6>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<8>前記第1作成部は、前記第1情報端末に対する操作に応じて選択された前記第1コンテンツとしての第1テンプレート、を含む前記第1マーケティングデータを作成する前記<1>~<7>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<9>前記第2作成部は、前記第2情報端末に対する操作に応じて選択された前記第2コンテンツとしての第2テンプレート、を含む前記第2マーケティングデータを作成する前記<1>~<8>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<10>複数の前記顧客に対して前記第1マーケティングデータに基づく前記第1媒体が発信された場合に、前記第1URL情報が示す前記ページへのアクセス状況を集約して統計情報を生成し、前記第1情報端末に送信する生成部を、さらに有する前記<1>~<9>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<11>前記受信部は、前記第2情報端末と、商品またはサービスの提供者の第3情報端末との間でのメッセージのやり取りにより決定された前記第2コンテンツの情報を受信する前記<1>~<10>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<12>前記情報処理システムにおいて、
前記第2情報端末は、前記通知部から受けた前記ページへのアクセスがあった旨の通知と前記第2コンテンツの入力手段とを続けて表示するとともに、前記入力手段に対する操作によって、前記第2マーケティングデータに含める第2コンテンツを指定する画面を表示する表示制御部を有する、メッセージアプリを備える前記<1>~<11>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<13>前記情報処理システムは、
情報端末からの指示に応じてコンテンツと顧客情報を含むキャンペーン情報を作成するキャンペーン情報作成部を有し、
前記キャンペーン情報を用いて、
前記第1作成部が前記第1マーケティングデータを作成し、
前記第2作成部が前記第2マーケティングデータを、顧客の前記アクセスがあった後で作成する前記<1>~<11>のいずれか一項に記載の情報処理システムである。
<14>第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、
前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、
前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記通知部による前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、
前記受信部により受信された前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、
を備えた情報処理装置である。
<15>第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成ステップと、
前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知ステップと、
前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信ステップと、
受信した前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成ステップと、
を有する情報処理方法である。
<16>コンピュータに、
第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成ステップと、
前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知ステップと、
前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信ステップと、
受信した前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成ステップと、
を実行させるためのプログラムである。
<17>端末装置において、
前記端末装置に対する操作を入力する入力ステップと、
前記端末装置に対する操作に応じて指示された、第1コンテンツおよび顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータに基づく第1媒体が、前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨についての通知を受信する受信ステップと、
前記端末装置に対する操作に応じて指示された、前記情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を送信する送信ステップと
を実行する情報処理方法である。
<18>端末装置に、
前記端末装置に対する操作を入力する入力ステップと、
前記端末装置に対する操作に応じて指示された、第1コンテンツおよび顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータに基づく第1媒体が、前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨についての通知を受信する受信ステップと、
前記端末装置に対する操作に応じて指示された、前記情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を送信する送信ステップと
を実行させるためのプログラムである。
1 機器システム
10 マーケティング担当端末
11 Webブラウザ
20 営業担当端末
20a 旅館側端末
21 アプリ
30 印刷業者
31 ジョブ管理サーバ
32 印刷機
40 顧客端末
50 マーケティング支援システム
51 キャンペーン管理サービス
52 ユーザ管理サービス
53 顧客管理サービス
54 コンテンツ管理サービス
55 印刷管理サービス
56 Eメール配信管理サービス
57 LP管理サービス
101 通信部
102 表示制御部
103 入力部
201 通信部
202 表示制御部
203 入力部
311 通信部
312 登録部
313 ジョブ実行指示部
319 ジョブ情報記憶部
321 通信部
322 ジョブ実行部
401 通信部
402 表示制御部
403 入力部
511 通信部
512 画面提供部
513 キャンペーン作成部
514 宛先選択部
515 テンプレート選択部
516 バリアブルデータ登録部
517 キャンペーン実行管理部
518 マーケディングデータ生成部
518a アクション作成部
519 記憶部
529 ユーザ情報記憶部
539 顧客情報記憶部
549 コンテンツ記憶部
551 通信部
552 印刷要求部
561 通信部
562 Eメール配信部
569 Eメールデータ記憶部
571 通信部
572 LP管理部
701 CPU
702 ROM
703 RAM
704 EEPROM
705 撮像部
706 撮像I/F
707 加速度・方位センサ
708 GPS受信部
709 バスライン
710 遠距離通信回路
710a アンテナ
711 近距離通信回路
711a アンテナ
712 マイク
713 スピーカ
714 音入出力I/F
715 ディスプレイ
716 外部機器接続I/F
717 バイブレータ
718 タッチパネル
801 CPU
802 ROM
803 RAM
804 HD
805 HDDコントローラ
806 ディスプレイ
808 外部機器接続I/F
809 ネットワークI/F
810 バスライン
811 キーボード
812 ポインティングデバイス
813 DVD
814 DVD-RWドライブ
815 メディア
816 メディアI/F
901 CPU
902 MEM-P
902a ROM
902b RAM
903 NB
904 SB
906 ASIC
907 MEM-C
908 HDDコントローラ
909 HD
910 コントローラ
920 近距離通信回路
920a アンテナ
921 AGPバス
922 PCIバス
930 エンジン制御部
931 スキャナ部
932 プリンタ部
940 操作パネル
940a パネル表示部
940b ハードキー
950 ネットワークI/F
1000 キャンペーン一覧画面
1001 新規作成ボタン
1002 キャンペーン一覧表示領域
1100 キャンペーン新規作成画面
1101 キャンペーン名入力領域
1102 開始日入力領域
1103 種別選択領域
1104 OKボタン
1105 キャンセルボタン
1200 キャンペーン情報画面
1201 キャンペーン情報表示領域
1202 変更ボタン
1203 作成完了ボタン
1203a 詳細確認ボタン
1204 確認・変更ボタン
1205 宛先表示領域
1206 登録・変更ボタン
1207 OKボタン
1300 テンプレート選択画面
1301 検索テキスト入力領域
1302 検索ボタン
1303 検索結果表示領域
1304 選択テンプレート
1305 バリアブルデータ入力領域
1306 保存ボタン
1307 OKボタン
1311a~1311c 検索結果テンプレート
1312a~1312c 選択ボタン
1321~1323 バリアブルデータ挿入領域
1324 QRコード配置領域
1325 営業担当者挿入領域
1400 宛先登録画面
1401 検索テキスト入力領域
1402 検索ボタン
1403 検索結果表示領域
1404 追加ボタン
1405 登録済み宛先表示領域
1406 削除ボタン
1407 OKボタン
1500 キャンペーン詳細状況画面
1501 キャンペーン情報表示領域
1502 統計情報表示領域
1503 宛先毎状況表示領域
1504 OKボタン
1600 アプリ画面
1601 担当キャンペーン一覧表示領域
1602 新着数表示部
1610 アプリ画面
1611~1614 メッセージ
1620 アプリ画面
1621 メッセージ
1630 アプリ画面
1640 アプリ画面
1641~1644 メッセージ
1700 アプリ画面
1701~1704 メッセージ
1800 アプリ画面
1801~1804 メッセージ
2001 DM
2002 Eメール
2100 DM
2101a~2101c テンプレート
2102a~2102c QRコード
2200 Eメール
2201 テンプレート
2202 リンク部
N ネットワーク
特開2021-111308号公報

Claims (18)

  1. 第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じた第1URL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、
    前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記第1URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、
    前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記通知部による前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記通知に関連する前記第2コンテンツの情報は、
    前記顧客に関連する第2媒体の基となる前記第2マーケティングデータを生成するために前記第2情報端末に対する入力操作に応じて指示された情報であって、
    前記第1URL情報が示すページにアクセスがあった旨の前記通知に紐づいて、該通知の後に、前記第2情報端末に送信された通知に対しての入力操作に応じて指示された情報である
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第2コンテンツの情報は、
    前記第2媒体の種類の選択と、
    前記第2マーケティングデータのテンプレートの選択と、
    前記第2マーケティングデータに含める前記顧客に対するメッセージの入力と、
    を、前記第2情報端末に対する一連の操作として受け付けることにより指示された情報である
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1情報端末は、前記第1媒体としてダイレクトメールまたは電子メールのいずれとするかの選択を受け付け、
    前記第1作成部は、
    前記第1情報端末により受け付けられた前記第1媒体の選択結果がダイレクトメールである場合、前記第1マーケティングデータとして、前記第1URL情報に基づいて生成した二次元コードを含めた印刷データを作成し、
    前記第1情報端末により受け付けられた前記第1媒体の選択結果が電子メールである場合、前記第1マーケティングデータとして、前記第1URL情報のリンクを含めたメールデータを作成する請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記第2マーケティングデータは、前記顧客に応じた第2URL情報を含む請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 前記第2情報端末は、前記第2媒体としてダイレクトメールまたは電子メールのいずれとするかの選択を受け付け、
    前記第2作成部は、
    前記第2情報端末により受け付けられた前記第2媒体の選択結果がダイレクトメールである場合、前記第2マーケティングデータとして、前記第2URL情報に基づいて生成した二次元コードを含めた印刷データを作成し、
    前記第2情報端末により受け付けられた前記第2媒体の選択結果が電子メールである場合、前記第2マーケティングデータとして、前記第2URL情報のリンクを含めたメールデータを作成する請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記受信部は、前記第2コンテンツとして、前記第2情報端末に対する操作に応じて入力されたテキストを受信する請求項1に記載の情報処理システム。
  8. 前記第1作成部は、前記第1情報端末に対する操作に応じて選択された前記第1コンテンツとしての第1テンプレート、を含む前記第1マーケティングデータを作成する請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 前記第2作成部は、前記第2情報端末に対する操作に応じて選択された前記第2コンテンツとしての第2テンプレート、を含む前記第2マーケティングデータを作成する請求項1に記載の情報処理システム。
  10. 複数の前記顧客に対して前記第1マーケティングデータに基づく前記第1媒体が発信された場合に、前記第1URL情報が示す前記ページへのアクセス状況を集約して統計情報を生成し、前記第1情報端末に送信する生成部を、さらに有する請求項1に記載の情報処理システム。
  11. 前記受信部は、前記第2情報端末と、商品またはサービスの提供者の第3情報端末との間でのメッセージのやり取りにより決定された前記第2コンテンツの情報を受信する請求項1~10のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  12. 前記情報処理システムにおいて、
    前記第2情報端末は、前記通知部から受けた前記ページへのアクセスがあった旨の通知と前記第2コンテンツの入力手段とを続けて表示するとともに、前記入力手段に対する操作によって、前記第2マーケティングデータに含める第2コンテンツを指定する画面を表示する表示制御部を有する、メッセージアプリを備える請求項1~10のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  13. 前記情報処理システムは、
    情報端末からの指示に応じてコンテンツと顧客情報を含むキャンペーン情報を作成するキャンペーン情報作成部を有し、
    前記キャンペーン情報を用いて、
    前記第1作成部が前記第1マーケティングデータを作成し、
    前記第2作成部が前記第2マーケティングデータを、顧客の前記アクセスがあった後で作成する請求項1~10のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  14. 第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成部と、
    前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知部と、
    前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記通知部による前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信部と、
    前記受信部により受信された前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成部と、
    を備えた情報処理装置。
  15. 第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成ステップと、
    前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知ステップと、
    前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信ステップと、
    受信した前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成ステップと、
    を有する情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    第1情報端末に対する操作に応じて指示された第1コンテンツ、および顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータを作成する第1作成ステップと、
    前記第1マーケティングデータに基づく第1媒体が前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨について、第2情報端末へ通知をする通知ステップと、
    前記第2情報端末に対する操作に応じて指示された、前記第2情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を受信する受信ステップと、
    受信した前記第2コンテンツの情報が示す第2コンテンツを含み、前記顧客に関連する第2マーケティングデータを作成する第2作成ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  17. 端末装置において、
    前記端末装置に対する操作を入力する入力ステップと、
    前記端末装置に対する操作に応じて指示された、第1コンテンツおよび顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータに基づく第1媒体が、前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨についての通知を受信する受信ステップと、
    前記端末装置に対する操作に応じて指示された、前記情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を送信する送信ステップと
    を実行する情報処理方法。
  18. 端末装置に、
    前記端末装置に対する操作を入力する入力ステップと、
    前記端末装置に対する操作に応じて指示された、第1コンテンツおよび顧客に応じたURL情報を含む第1マーケティングデータに基づく第1媒体が、前記顧客に発信された後、該顧客の情報端末から該第1マーケティングデータに含まれる前記URL情報が示すページにアクセスされた場合に、前記ページへのアクセスがあった旨についての通知を受信する受信ステップと、
    前記端末装置に対する操作に応じて指示された、前記情報端末への前記通知に関連する第2コンテンツの情報を送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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