JP2024055389A - 中性線バスバの位置決め方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】中性線バスバへの温度センサの取り付け位置が第1端と第2端との間で変更された場合において、同一の治具を用いて中性線バスバの位置決めを行なう。【解決手段】モータのステータコイルの中性線に接続されると共に長手方向の一端である第1端と長手方向の他端である第2端との間に温度センサが取り付けられる中性線バスバを、中性線に取り付ける際の中性線バスバの位置決め方法であって、固定された固定ピンと移動可能な可動ピンとを有する治具の固定ピンに、中性線バスバの第1端を当接させる第1ステップと、治具の可動ピンを中性線バスバの第2端に当接させて、第2端を第1端の方向に押し当てる第2ステップと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、中性線バスバの位置決め方法に関する。
従来、モータの製造方法として、両端の間に温度センサを取り付けた中性線バスバをモータのステータコイルの中性線に接続した後に、モータのステータコアを反転させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、温度センサと温度センサの配線とをコネクタを介して中性線バスバに着脱可能に接続し、温度センサをコネクタから取り外した状態でステータコアを反転させる。これにより、ステータコアを反転させる際に配線が他の部品に干渉することを抑制している。
特開2021-175359号公報
ところで、中性線バスバへの温度センサの取り付け位置は、モータの設置場所に応じて変更されることがある。中性線バスバを中性線に取り付ける際に位置決め用の治具を用いるが、温度センサの取り付け位置が変更されると、治具と温度センサとが干渉することがある。そのため、温度センサの取り付け位置に応じて異なる治具が必要になることがある。
本発明の中性線バスバの位置決め方法は、中性線バスバへの温度センサの取り付け位置が第1端と第2端との間で変更された場合において、同一の治具を用いて中性線バスバの位置決めを行なうことを主目的とする。
本発明の中性線バスバの位置決め方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の中性線バスバの位置決め方法は、
モータのステータコイルの中性線に接続されると共に長手方向の一端である第1端と前記長手方向の他端である第2端との間に温度センサが取り付けられる中性線バスバを、前記中性線に取り付ける際の中性線バスバの位置決め方法であって、
固定された固定ピンと移動可能な可動ピンとを有する治具の前記固定ピンに、前記中性線バスバの前記第1端を当接させる第1ステップと、
前記治具の前記可動ピンを前記中性線バスバの前記第2端に当接させて、前記第2端を前記第1端の方向に押し当てる第2ステップと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の中性線バスバの位置決め方法は、固定された固定ピンと移動可能な可動ピンとを有する治具の固定ピンに、中性線バスバの第1端を当接させる。そして、治具の可動ピンを、中性線バスバの前記第2端に当接させて、第2端を第1端の方向に押し当てる。こうした方法により、中性線バスバは、第1端を支点として撓み、可動ピンの移動量を調整することで中性線バスバの撓み量を調整して位置決めを行なうことができる。したがって、中性線バスバへの温度センサの取り付け位置が第1端と第2端との間で変更された場合でも、温度センサと治具とが干渉することなく、中性線バスバの位置決めを行なうことができる。この結果、中性線バスバへの温度センサの取り付け位置が第1端と第2端との間で変更された場合でも、同一の治具を用いて中性線バスバの位置決めを行なうことができる。
こうした本発明の中性線バスバの位置決め方法において、前記中性線バスバの前記第1、第2端には、切り欠かれた第1、第2切り欠き部が形成され、前記第1ステップは、前記中性線バスバの前記第1切り欠き部を前記固定ピンに当接させ、前記第2ステップは、前記治具の前記可動ピンを前記中性線バスバの前記第2切り欠き部に当接させて、前記可動ピンにより前記第2切り欠き部を前記第1切り欠き部の方向に押し当ててもよい。こうすれば、第1切り欠き部で、より確実に、中性線バスバを固定することができる。また、可動ピンで、第2切り欠き部をより確実に第1切り欠き部の方向に押し当てることができる。これにより、より確実に、中性線バスバの位置決めを行なうことができる。
中性線バスバの第1、第2端に第1、第2切り欠き部が形成される態様の本発明の中性線バスバの位置決め方法において、前記第1、第2切り欠き部は、前記中性線バスバを前記中性線に接続するときに前記モータのステータコアの径方向の外側から内側に略L字の形状に切り欠かれていてもよいし、前記第1、第2切り欠き部は、前記中性線バスバを前記中性線に接続するときに前記モータのステータコアの径方向の内側から外側に略L字の形状に切り欠かれていてもよい。こうすれば、より確実に、中性線バスバの位置決めを行なうことができる。
本発明の一実施例としての中性線バスバ10の位置決めを行なう位置決め装置20の構成を説明するための説明図である。 中性線バスバ10の構成を説明するための外観概略図である。 位置決め装置20により実行される位置決め工程の一例を示すフローチャートである。 中性線バスバ10を治具22にセットした様子を説明するための説明図である。 変形例の中性線バスバ110の構成を説明するための外観概略図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての中性線バスバ10の位置決めを行なう位置決め装置20の構成を説明するための説明図である。図中、拡大図V1、V2は、位置決め装置20、モータMの要部を拡大した図面である。図2は、中性線バスバ10の構成を説明するための外観概略図である。
中性線バスバ10は、図1、図2に示すように、金属の平板により全体としてステータコアScoreに沿った略円弧状となるように形成されており、モータMのステータコアScoreの回転軸方向(図1の紙面を貫く方向)の端面Se側に端面Seから離間して配置されている。中性線バスバ10は、短手方向Dt(モータMのステータコアScoreの径方向)の内側に向けて突出する複数の突出部Ppを備える。複数の突出部Ppは、ステータコイルScoilの対応する中性線Lnuに接続される。中性線バスバ10は、長手方向Dl(モータMのステータコアScoreの周方向)の両端である第1、第2端E1、E2に、短手方向Dtの外側から内側に向けて略L字状に切り欠かれた第1、第2切り欠き部N1、N2が形成されている。第1端E1と第2端E2との間には、温度センサ30が取り付けられている。
位置決め装置20は、図1に示すように、治具22と、油圧駆動装置24と、を備える。治具22は、金属の平板を成形された本体部220と、本体部220に固定された固定ピン222と、本体部220に取り付けられた支持部材224に支持されると共にステータコアScoreの上方に配置された中性線バスバ10に近づく方向および遠ざかる方向(方向Dm)に移動可能な可動部材226と、可動部材226に取り付けられた可動ピン228と、を備える。油圧駆動装置24は、油圧により可動部材226を方向Dmに移動するよう可動部材26を駆動する。
次に、中性線バスバ10を中性線Lnuに接続する前に、位置決め装置20を用いて中性線バスバ10の位置決めを行なう際の動作について説明する。図3は、位置決め装置20により実行される位置決め工程の一例を示すフローチャートである。
最初に、中性線バスバ10を治具22にセットする(ステップS100)。図4は、中性線バスバ10を治具22にセットした様子を説明するための説明図である。ステップS100では、図4に示すように、治具22の可動ピン228を中性線バスバ10の第2切り欠き部N2から離間させた状態で、治具22の固定ピン222に中性線バスバ10の第1切り欠き部N1が当接するように中性線バスバ10を治具22にセットする。
そして、治具22の可動ピン228が中性線バスバ10の第2切り欠き部N2に当接すると共に可動ピン228が第2切り欠き部N2を第1切り欠き部N1の方向に押し当てるように位置決め装置20の油圧駆動装置24を制御して(ステップS110)、本工程を終了する。ステップS110の終了時点で、位置決め装置20は、図1に示す状態になっている。こうした方法により、中性線バスバ10は、第1切り欠き部N1を支点として撓み、可動ピン228の移動量を調整することで中性線バスバ10の撓み量を調整して、複数の突出部Ppが対応する中性線Lnuと接触する位置になるように、中性線バスバ10の位置決めを行なうことができる。したがって、中性線バスバ10への温度センサ30の取り付け位置が第1切り欠き部N1(第1端E1)と第2切り欠き部N2(第2端E2)との間で変更された場合でも、温度センサ30と治具22とが干渉することなく、中性線バスバ10の位置決めを行なうことができる。これにより、中性線バスバ10への温度センサ30の取り付け位置が第1切り欠き部N1(第1端E1)と第2切り欠き部N2(第2端E2)との間で変更された場合でも、治具22を用いて中性線バスバ10の位置決めを行なうことができる。なお、本工程を終了した後は、中性線バスバ10の複数の突出部Ppと対応する中性線Lnuとを接続し、治具22をモータMから充分離間させることにより、中性線バスバ10と中性線Lnuとの接続を終了する。
以上説明した実施例の位置決め方法によれば、中性線バスバ10の第1切り欠き部N1(第1端E1)を固定ピン222に当接させ、治具22の可動ピン228を中性線バスバ10の第2切り欠き部N2(第2端E2)に当接させて、可動ピン228により第2切り欠き部N2(第2端E2)を第1切り欠き部N1(第1端E1)の方向に押し当てることにより、中性線バスバ10への温度センサ30の取り付け位置が第1切り欠き部N1(第1端E1)と第2切り欠き部N2(第2端E2)との間で変更された場合でも、治具22を用いて中性線バスバ10の位置決めを行なうことができる。
実施例では、中性線バスバ10の長手方向Dl(モータMのステータコアScoreの周方向)の両端である第1、第2端E1、E2に、短手方向Dtの外側から内側に向けて略L字状に切り欠かれた第1、第2切り欠き部N1、N2を形成している。しかし、図5に例示する変形例の中性線バスバ110のように、長手方向Dl(モータMのステータコアScoreの周方向)の両端である第1、第2端E11、E21に、短手方向Dtの内側から外側に向けて略L字状に切り欠かれた第1、第2切り欠き部N11、N21を形成してもよい。
実施例では、中性線バスバ10の第1、第2端E1、E2に略L字状の第1、第2切り欠き部N1、N2を形成している。しかし、第1、第2端E1、E2に形成する切り欠き部の形状としては、略L字状のものに限定されるものではなく、半円状や矩形状、V字状など、固定ピン222、可動ピン228を当接させて可動ピン228で切り欠き部を押し当てたときに中性線バスバ110が治具22から外れない形状であればよい。
実施例では、中性線バスバ10の第1、第2端E1、E2に第1、第2切り欠き部N1、N2を形成している。しかし、第1、第2端E1、E2の表面の摩擦係数が高く、可動ピン228で第2端E2を押し当てたときに中性線バスバ110が治具22から外れないときには、第1、第2切り欠き部N1、N2のうちの少なくとも一方を形成してなくてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、位置決め工程のステップS100が「第1ステップ」に相当し、ステップS110が「第2ステップ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、中性線バスバの位置決めを行なう産業に利用可能である。
10 中性線バスバ、20 位置決め装置、22 治具、24 油圧駆動装置、30 温度センサ、220 本体部、222 固定ピン、224 支持部材、226 可動部材、228 可動ピン、E1 第1端、E2 第2端、Lnu 中性線、M モータ、N1 第1切り欠き部、N2 第2切り欠き部、Pp 突出部、Scoil ステータコイル、Score ステータコア、Se 端面。

Claims (4)

  1. モータのステータコイルの中性線に接続されると共に長手方向の一端である第1端と前記長手方向の他端である第2端との間に温度センサが取り付けられる中性線バスバを、前記中性線に取り付ける際の中性線バスバの位置決め方法であって、
    固定された固定ピンと移動可能な可動ピンとを有する治具の前記固定ピンに、前記中性線バスバの前記第1端を当接させる第1ステップと、
    前記治具の前記可動ピンを前記中性線バスバの前記第2端に当接させて、前記第2端を前記第1端の方向に押し当てる第2ステップと、
    を備える中性線バスバの位置決め方法。
  2. 請求項1記載の中性線バスバの位置決め方法であって、
    前記中性線バスバの前記第1、第2端には、切り欠かれた第1、第2切り欠き部が形成され、
    前記第1ステップは、前記中性線バスバの前記第1切り欠き部を前記固定ピンに当接させ、
    前記第2ステップは、前記治具の前記可動ピンを前記中性線バスバの前記第2切り欠き部に当接させて、前記可動ピンにより前記第2切り欠き部を前記第1切り欠き部の方向に押し当てる
    中性線バスバの位置決め方法。
  3. 請求項2記載の中性線バスバの位置決め方法であって、
    前記第1、第2切り欠き部は、前記中性線バスバを前記中性線に接続するときに前記モータのステータコアの径方向の外側から内側に略L字の形状に切り欠かれている
    中性線バスバの位置決め方法。
  4. 請求項2記載の中性線バスバの位置決め方法であって、
    前記第1、第2切り欠き部は、前記中性線バスバを前記中性線に接続するときに前記モータのステータコアの径方向の内側から外側に略L字の形状に切り欠かれている
    中性線バスバの位置決め方法。
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