JP2024053937A - 露光装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】露光ヘッドの長手方向に生じる露光ムラを低減する。【解決手段】露光ヘッドは、感光体の軸方向に沿って並べられた複数の発光手段を実装された基板と、基板の長手方向に沿って配置され、複数の発光手段から出力された光を集光して感光体の周面に複数の露光スポットを形成する集光光学系と、基板と集光光学系とを支持する支持部材と、を有する。制御手段は、発光手段の位置に対応する補正ゲインを、プロファイルを参照して取得し、発光手段の露光量を対応する補正ゲインで補正する。制御手段は、検知された温度に応じて、プロファイルにおける対応する補正ゲインの参照位置を調整する。【選択図】図13

Description

本発明は、複数の発光素子を有する露光装置と、当該露光装置を使用して画像を形成する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、回転駆動される感光体を露光することで感光体に静電潜像を形成し、当該静電潜像をトナーで現像することにより画像を形成する。なかでも、露光のために有機EL(Electro-Luminescence)素子を用いる有機EL型の露光装置は、レーザ光を用いるレーザ走査型の露光装置と比較して小型化、静音性の向上及び低コスト化が容易であるために、近年注目を集めている。
このような露光装置の露光ヘッドは、複数の発光素子を配置され基板と、発光素子から出力された光を感光体の表面に集光するロッドレンズアレイと、を有している。露光ヘッドは、等倍光学系であるため、露光ヘッドの長手方向の長さは、画像を形成されるシートの幅以上である。
ところで、露光ヘッドの基板が熱によって膨張すると、発光素子の位置がロッドレンズアレイの位置に対してズレてしまい、露光ヘッドの長手方向において露光ムラが発生する。特許文献1によれば、露光ヘッドの長手方向の端部に受光素子を設け、基板の伸び量を検知し、伸び量に応じて発光素子の光量を補正することが提案されている。
特開2018-062131号公報
特許文献1によれば、基板の膨張量を検知するための専用の受光素子が必要になってしまう。さらに、特許文献1によれば、複数のロッドレンズが一列に並べられているが、これに代えて複数の円筒型レンズを千鳥配置することが考えられる。複数の円筒型レンズを千鳥配置することで、さらに、集光効率の均一化が可能となろう。
一方、円筒型レンズの千鳥配置の周期は、発光素子の配置周期(解像度)よりも大きい。そのため、発光素子と円筒型レンズとの位置関係に依存して、僅かながら千鳥配置の周期に応じた露光ムラが生じる。ここで、発光素子の位置と円筒型レンズの位置との関係が固定されていれば、各発光素子の位置に応じて露光量を補正することで、露光ムラが低減可能である。しかし、周囲温度および発光素子が発する熱に起因して、発光素子の位置と円筒型レンズの位置との関係がずれてしまう。そのため、千鳥配置された複数の円筒型レンズを有する露光ヘッドにおいても温度変化に応じて露光ヘッドの長手方向に生じる露光ムラを低減することが求められている。
本発明は、露光ヘッドの長手方向に生じる露光ムラを低減することを目的とする。
本発明は、たとえば、
感光体の軸方向に沿って並べられた複数の発光手段を実装された基板と、前記基板の長手方向に沿って配置され、前記複数の発光手段から出力された光を集光して前記感光体の周面に複数の露光スポットを形成する集光光学系と、前記基板と前記集光光学系とを支持する支持部材と、を有する露光ヘッドと、
前記集光光学系の前記長手方向における各位置の集光効率に応じた露光量の補正ゲインを示すプロファイルを記憶する記憶手段と、
前記複数の発光手段のうち露光タイミングを迎えた発光手段の位置であって、前記基板の長手方向における位置に対応する補正ゲインを、前記プロファイルを参照して取得する取得手段と、
前記複数の発光手段の露光量を前記対応する補正ゲインで補正する補正手段と、
前記露光ヘッドの温度に相関した温度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記温度に応じて、前記プロファイルにおける前記対応する補正ゲインの参照位置であって前記取得手段による参照位置を調整する調整手段と、
を有する露光装置を提供する。
本発明によれば、露光ヘッドの長手方向に生じる露光ムラを低減することが可能となる。
一実施形態に係る画像形成装置の概略的な構成を示す構成図。 一実施形態に係る感光体及び露光ヘッドの構成についての説明図。 一実施形態に係る露光ヘッドのプリント基板の構成についての説明図。 一実施形態に係る発光チップ及び発光チップ内の発光素子配列についての説明図。 一実施形態に係る発光チップの概略的な構成を示す平面図。 一実施形態に係る発光チップの概略的な構成を示す断面図。 一実施形態に係る露光装置の制御構成を示す回路図。 一実施形態に係る発光チップのレジスタへのアクセスに関連する信号チャート。 一実施形態に係る発光チップへの画像データの送信に関連する信号チャート。 一実施形態に係る発光チップの詳細な構成を示す機能ブロック図。 基板、ハウジングおよびロッドレンズアレイを説明する図。 個々のロッドレンズの位置と発光チップの位置とを説明する図。 発光チップの位置に応じた露光量の補正方法を説明する図。 発光制御部を説明する図。 補正方法に関与する信号を示すシーケンス図。 発光チップの配置と発光素子の配置とを説明する図。 CPUの機能を説明する図。 読み出しアドレスの補正方法を示すフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<1.画像形成装置の概略的な構成>
図1は、一実施形態に係る画像形成装置1の概略的な構成の一例を示している。画像形成装置1は、読取部100、作像部103、定着部104及び搬送部105を備える。読取部100は、原稿台に置かれた原稿を光学的に読み取って、読取画像データを生成する。作像部103は、例えば、読取部100によって生成された読取画像データに基づき、或いは、ネットワークを介して外部装置から受信される印刷用画像データに基づき、シートに画像を形成する。
作像部103は、画像形成部101a、101b、101c及び101dを有する。画像形成部101a、101b、101c及び101dは、それぞれ、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンのトナー像を形成する。画像形成部101a、101b、101c及び101dの構成は同様であり、以下では、総称して画像形成部101ともいう。画像形成部101の感光体102は、画像形成時、図の時計回り方向に回転駆動される。帯電器107は、感光体102を帯電させる。露光ヘッド106は、感光体102を露光して、感光体102の表面上に静電潜像を形成する。現像器108は、感光体102の静電潜像をトナーで現像して、トナー像を形成する。感光体102の表面上に形成されたトナー像は、転写ベルト111上を搬送されるシートに転写される。4つの感光体102のトナー像を重ねてシートに転写することで、ブラック、イエロー、マゼンタ及びシアンという4つの色成分を含むカラー画像を形成することができる。
搬送部105は、シートの給送及び搬送を制御する。具体的には、搬送部105は、内部格納ユニット109a及び109bと、外部格納ユニット109cと、手差しユニット109dと、のうちの指定されたユニットから画像形成装置1の搬送路にシートを給送する。給送されたシートは、レジストレーションローラ110まで搬送される。レジストレーションローラ110は、各感光体102のトナー像がシートに転写されるように、適切なタイミングでシートを転写ベルト111上へ搬送する。上述したように、シートが転写ベルト111上を搬送されている間に、シートにトナー像が転写される。定着部104は、トナー像が転写されたシートを加熱し及び加圧することによりトナー像をシートに定着させる。トナー像の定着後、シートは排出ローラ112によって画像形成装置1の外部に排出される。転写ベルト111の対向位置には、光学センサ113が配置される。光学センサ113は、画像形成部101によって転写ベルト111に形成されるテストチャートを光学的に読取る。後述する画像コントローラ700は、光学センサ113により読取られたテストチャートについて画像形成範囲の誤差が検出された場合、その後のジョブの実行時に誤差を補償するための制御を行う。
なお、ここでは転写ベルト111上のシートに各感光体102からトナー像が直接的に転写される例を説明したが、トナー像は、各感光体102から中間転写体を介して間接的にシートに転写されてもよい。また、ここでは複数の色のトナーを用いてカラー画像を形成する例を説明したが、本開示に係る技術は、単一の色のトナーを用いてモノクロ画像を形成する画像形成装置にも適用可能である。
<2.露光ヘッドの構成例>
図2(A)及び図2(B)は、感光体102及び露光ヘッド106を示している。露光ヘッド106は、発光素子配列201と、発光素子配列201が実装されるプリント基板202と、ロッドレンズアレイ203と、プリント基板202及びロッドレンズアレイ203を支持するハウジング204と、を有する。感光体102は、円筒状の形状を有する。露光ヘッド106は、その長手方向が感光体102の軸方向D1と平行となり、ロッドレンズアレイ203が取付けられた面が感光体102の表面に対向するように配置される。感光体102が周方向D2に回転している間に、露光ヘッド106の発光素子配列201は光を射出し、ロッドレンズアレイ203がその光を感光体102の表面上に集光する。
図3(A)及び図3(B)は、プリント基板202の構成の一例を示している。なお、図3(A)は、コネクタ305が実装されている面を示し、図3(B)は、発光素子配列201が実装されている面(コネクタ305が実装されている面とは反対側の面)を示している。図4は、発光チップ400、及び発光チップ400内の発光素子602の配列を概略的に示している。
本実施形態において、発光素子配列201は、二次元的に配列された複数の発光素子を有する。発光素子配列201は、全体として、感光体の軸方向D1にN列及び周方向D2にM行の発光素子を含み、ここでM及びNは2以上の整数である。図3(B)の例では、発光素子配列201は、各々が複数の発光素子全体のうちのサブセットを含む20個の発光チップ400-1~400-20に分けて構成され、発光チップ400-1~400-20は、軸方向D1に沿って千鳥状に配列される。発光チップ400-1~400-20を総称して発光チップ400ともいう。図3(B)に示したように、20個の発光チップの全ての発光素子が軸方向D1において占める範囲は、入力画像データの最大幅W0が占める範囲よりも広い。したがって、軸方向D1の両端に位置するいくつかの発光素子は、画像形成範囲の誤差が検出されない限り、感光体102を露光するために使用されなくてよい。プリント基板202の各発光チップ400は、コネクタ305を介して、画像コントローラ700(図7)に接続される。なお、以下では、説明の便宜上、軸方向D1に沿って並ぶ発光チップ400-1~400-20の枝番の小さい側を「左」、枝番の大きい側を「右」と称することがある。例えば、発光チップ400-1は左端の発光チップ400、発光チップ400-20は右端の発光チップである。
1つの発光チップ400の各行に配列される発光素子602の個数J(J=N/20)は、例えば748に等しくてよい(J=748)。一方、1つの発光チップ400の各列に配列される発光素子602の個数Mは、例えば4に等しくてよい(M=4)。つまり、例示的な実施形態において、各発光チップ400は、軸方向D1に748個、周方向D2に4個として、計2992(=748×4)個の発光素子602を有する。周方向D2に隣り合う発光素子602の中心点の間の間隔PCは、例えば1200dpiの解像度に対応する約21.16μmであってよい。軸方向D1に隣り合う発光素子602の中心点の間の間隔もまた約21.16μmであってよく、この場合、748個の発光素子602は軸方向D1において約15.8mmの長さを占める。なお、図4には、説明の便宜上、各発光チップ400において発光素子602が完全に格子状に配列されている例を示しているが、実際には、各列のM個(M=4)の発光素子602は階段状に配列される。この点については、後にさらに説明する。
図5は、発光チップ400の概略的な構成を示す平面図である。各発光チップ400の複数の発光素子602は、例えば、シリコン基板である発光基板402の上に形成される。また、発光基板402には、複数の発光素子602を駆動するための回路部406が設けられる。パッド408-1~408-9には、画像コントローラ700と通信するための信号線や、電源に接続するための電源線や、グラウンドに接続するためのグラウンド線が接続される。信号線や、電源線や、グラウンド線は、例えば、金でできたワイヤであってよい。
図6は、図5のA-A線での断面の一部を示している。発光基板402上には複数の下部電極504が形成される。隣接する2つの下部電極504の間には、長さdのギャップが設けられる。下部電極504の上には発光層506が設けられ、発光層506の上には上部電極508が設けられる。上部電極508は、複数の下部電極504に対する1つの共通電極である。下部電極504と上部電極508との間に電圧が印加されると、下部電極504から上部電極508に電流が流れることで発光層506が発光する。したがって、1つの下部電極504と、当該下部電極504に対応する発光層506及び上部電極508の部分領域が1つの発光素子602を構成する。即ち、本実施形態において、発光基板402は、複数の発光素子602を含む。
発光層506には、例えば、有機EL膜を使用することができる。上部電極508は、発光層506の発光波長を透過させるように、例えば、酸化インジウム錫(ITO)などの透明電極で構成される。なお、本実施形態では、上部電極508の全体が発光層506の発光波長を透過させているが、上部電極508の全体が発光波長を透過させる必要はない。具体的には、各発光素子602からの光が通過する部分領域が発光波長を透過させればよい。
なお、図6では、1つの連続的な発光層506が形成されているが、下部電極504の幅Wと同等の幅を各々有する複数の発光層506が下部電極504の上にそれぞれ形成されてもよい。また、図6では、上部電極508が複数の下部電極504に対する1つの共通電極として形成されているが、下部電極504の幅Wと同等の幅を各々有する複数の上部電極508が下部電極504のそれぞれに対応して形成されてもよい。また、各発光チップ400の下部電極504のうち第1の複数の下部電極504が第1の発光層506により覆われ、第2の複数の下部電極504が第2の発光層506により覆われてもよい。同様に、各発光チップ400の下部電極504のうち第1の複数の下部電極504に対応して第1の上部電極508が共通に形成され、第2の複数の下部電極504に対応して第2の上部電極508が共通に形成されてもよい。これらのような構成においても、1つの下部電極504と、当該下部電極504に対応する発光層506及び上部電極508の領域が1つの発光素子602を構成する。
図7は、発光チップ400を制御するための制御構成に関連する回路図である。画像コントローラ700は、複数の信号線(ワイヤ)を介してプリント基板202と通信する制御回路である。画像コントローラ700は、CPU701、クロック生成部702、画像データ処理部703、レジスタアクセス部704、及び発光制御部705を有する。発光制御部705は、露光ヘッド106と共に露光装置を構成する構成要素である。発光制御部705は、プリント基板202との間の信号線を終端する。プリント基板202上のn番目の発光チップ400-n(nは1から20までの整数)は、信号線DATAn及び信号線WRITEnを介して発光制御部705へ接続される。信号線DATAnは、画像データを画像コントローラ700から発光チップ400-nへ送信するために使用される。信号線WRITEnは、画像コントローラ700が発光チップ400-nのレジスタに制御データを書き込むために使用される。
発光制御部705と各発光チップ400との間には、さらに1つの信号線CLK、1つの信号線SYNC、及び1つの信号線ENが設けられる。信号線CLKは、信号線DATAn及びWRITEnでのデータの送信のためのクロック信号を送信するために使用される。発光制御部705は、クロック生成部702からの基準クロック信号に基づき生成したクロック信号を信号線CLKに出力する。信号線SYNC及び信号線ENに送信される信号については後述する。
CPU701は、画像形成装置1の全体を制御する。画像データ処理部703は、読取部100又は外部装置から受信される画像データに対して画像処理を行って、プリント基板202上の発光チップ400の発光素子602の発光のオン・オフを制御するための二値のビットマップ形式の画像データを生成する。ここでの画像処理は、例えば、ラスタ変換、階調補正、色変換、及びハーフトーン処理を含み得る。画像データ処理部703は、生成した画像データを、入力画像データとして発光制御部705に送信する。レジスタアクセス部704は、各発光チップ400内のレジスタに書き込むべき制御データをCPU701から受信して発光制御部705に送信する。
図8は、発光チップ400のレジスタに制御データを書き込む場合における各信号線の信号レベルの推移を示している。信号線ENには、通信の間、ハイレベルとなって通信中であることを示すイネーブル信号が出力される。発光制御部705は、イネーブル信号の立ち上がりに同期して、スタートビットを信号線WRITEnに送信する。続いて、発光制御部705は、書き込み動作であることを示すライト識別ビットを送信し、その後、制御データを書き込むレジスタのアドレス(本例では4ビット)と、制御データ(本例では8ビット)を送信する。発光制御部705は、レジスタへの書き込みの際に、例えば、信号線CLKに送信するクロック信号の周波数を3MHzとする。
図9は、各発光チップ400に画像データを送信する場合における各信号線の信号レベルの推移を示している。信号線SYNCには、感光体102における各ラインの露光タイミングを示す周期的なライン同期信号が出力される。感光体102の周速度を200mm/sとし、周方向の解像度を1200dpi(約21.16μm)とすると、ライン同期信号は、約105.8μsの周期で出力される。発光制御部705は、ライン同期信号の立ち上がりに同期して、画像データを信号線DATA1~DATA20に送信する。本実施形態において、各発光チップ400は、2992個の発光素子602を有するため、約105.8μsの周期内に計2992個の発光素子602それぞれの発光・非発光を示す画像データを各発光チップ400に送信する必要がある。そのため、本例では、図9に示すように、画像データの送信の際、発光制御部705は、信号線CLKに送信するクロック信号の周波数を30MHzに設定する。
図10は、1つの発光チップ400(n番目の発光チップ400-n)の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図5にも示したように、発光チップ400は、9個のパッド408―1~408-9を有する。パッド408-1及びパッド408―2は、電源線により、電源電圧VCCに接続される。発光チップ400の回路部406の各回路には、この電源電圧VCCによる電力が供給される。パッド408-3及びパッド408-4は、グラウンド線により、グラウンドに接続される。回路部406の各回路及び上部電極508は、パッド408-3及びパッド408-4を介してグラウンドに接続される。信号線CLKは、パッド408-5を介して、転送部1003、レジスタ1102及びラッチ部1004-001~748に接続される。信号線SYNC及びDATAnは、パッド408-6及び408-7を介して、転送部1003に接続される。信号線EN及びWRITEnは、パッド408-8及び408-9を介して、レジスタ1102に接続される。レジスタ1102には、例えば発光素子602の所望の発光強度を示す制御データが格納される。
転送部1003は、信号線SYNCからのライン同期信号を起点として、信号線CLKからのクロック信号に同期して、各々1つの発光素子602の発光又は非発光を示す一連の画素値を含む入力画像データを信号線DATAnから受信する。転送部1003は、信号線DATAnからシリアルに受信される一連の画素値について、M個(例えば、M=4)の画素値の単位でシリアル-パラレル変換を行う。例えば、転送部1003は、カスケード接続された4個のDフリップフロップを有し、4クロックにわたって入力される画素値DATA-1、DATA-2、DATA-3、DATA-4を並列化してラッチ部1004-0001~1004-748へ出力する。また、転送部1003は、ライン同期信号を遅延させるための4個のDフリップフロップをさらに有し、ライン同期信号が入力されてから4クロック遅れたタイミングで信号線LAT1を介してラッチ部1004-001へ第1ラッチ信号を出力する。
k番目のラッチ部1004-k(kは1から748までの整数)は、第kラッチ信号の入力と同時に転送部1003から入力される4つの画素値DATA-1、DATA-2、DATA-3、DATA-4をラッチ回路により保持する。また、最後段のラッチ部1004-748を除いて、k番目のラッチ部1004-kは、第kラッチ信号を4クロック分遅延させて第(k+1)ラッチ信号を信号線LAT(k+1)を介してラッチ部1004-(k+1)へ出力する。そして、k番目のラッチ部1004-kは、第kラッチ信号の信号周期の間、ラッチ回路により保持している4つの画素値に基づく駆動信号を電流駆動部1104へ出力し続ける。例えば、ラッチ部1004-1へ第1ラッチ信号が入力されるタイミングとラッチ部1004-2へ第2ラッチ信号が入力されるタイミングとの間には、4クロック分の遅延がある。そのため、ラッチ部1004-1は1、2、3及び4番目の画素値に基づく駆動信号を電流駆動部1104へ出力するのに対し、ラッチ部1004-2は5、6、7及び8番目の画素値に基づく駆動信号を電流駆動部1104へ出力する。概していうと、ラッチ部1004-kは(4k-3)、(4k-2)、(4k-1)及び(4k)番目の画素値に基づく駆動信号を電流駆動部1104へ出力する。したがって、図10に示した実施形態では、748個のラッチ部1004-001~1004-748によって、2992(=748×4)個の発光素子602の駆動を制御するための2992個の駆動信号が電流駆動部1104へ略並列的に出力される。各駆動信号は、ハイレベル又はローレベルを示す二値信号である。
電流駆動部1104は、それぞれ発光層506の部分領域を含む2992個の発光素子602にそれぞれ対応する2992個の発光駆動回路を有する。各発光駆動回路は、対応する駆動信号が発光のオンを意味するハイレベルを示している間、レジスタ1102内の制御データにより示される発光強度に対応する駆動電圧を、対応する発光素子602の発光層506に印加する。それにより、発光層506に電流が流れて発光素子602が発光する。なお、制御データは、各発光素子602について1つの個別の発光強度を示してもよく、発光素子602のグループごとに1つの発光強度を示してもよく、又は全ての発光素子602に共通の1つの発光強度を示してもよい。
<3.露光ヘッドの温度上昇に伴う露光量の補正>
<3-1.露光ヘッドにおける部材の固定方法>
図11(A)は、露光ヘッド106の側面図である。ロッドレンズアレイ203は、長手方向(X方向)において等間隔な距離で配置された複数の接着部501を介してハウジング204に固定されている。プリント基板202は、X方向において等間隔な距離で配置された複数の接着部502を介してハウジング204に固定されている。接着部501、502は、たとえば、接着剤である。
図11(B)は露光ヘッド106の平面図である。この例では、接着部502は、露光ヘッド106の短手方向(Y方向)における異なる2カ所でかつ、X方向において異なる4カ所に配置されている。つまり、合計で8個の接着部502により、プリント基板202はハウジング204に固定されている。
ここでは、図示が省略されているが、接着部512は、露光ヘッド106の短手方向(Y方向)における異なる2カ所でかつ、X方向において異なる3カ所に配置されている。つまり、合計で6個の接着部501により、ロッドレンズアレイ203はハウジング204に固定されている。
プリント基板202の熱膨張によるZ方向への撓みは、プリント基板202の剛性に応じて接着部502の個数を増やすことで、低減される。ロッドレンズアレイ203の熱膨張によるZ方向への撓みは、ロッドレンズアレイ203の剛性に応じて接着部501の個数を増やすことで、低減される。
<3-2.露光ヘッドの熱膨張>
図11(C)は、露光ヘッド106の熱膨張を説明する側面図である。ここでは、露光ヘッド106の基準温度はT0と表記されている。上昇後の温度はtと表記されており、t>T0である。また、破線は、露光ヘッド106の温度が基準温度T0であるときの露光ヘッド106のサイズを示す。実線は、露光ヘッド106の温度が温度tであるときの露光ヘッド106のサイズを示す。この例では、プリント基板202とロッドレンズアレイ203とがともに膨張するが、プリント基板202の膨張率はロッドレンズアレイ203の膨張率よりも大きい。
図12は、温度変化に起因した千鳥配置型のロッドレンズアレイ203の位置と発光チップ400の位置とを示す。ロッドレンズアレイ203は、千鳥状に配置された複数のロッドレンズ209を有する。上述されたように、プリント基板202の膨張率はロッドレンズアレイ203の膨張率よりも大きい。そのため、ロッドレンズアレイ203を形成している個々のロッドレンズ209の位置に対して、発光チップ400がより右側(+X方向)にずれてしまう。
図12からロッドレンズアレイ203を構成している個々のロッドレンズ209の配置ピッチは、発光チップ400に含まれる個々の発光素子602の配置ピッチよりもずっと大きいこともわかる。
<3-3.集光効率プロファイルと補正プロファイル>
図13は主走査方向(X方向)におけるロッドレンズアレイ203の集光効率プロファイルと、露光量の補正プロファイルとの関係を示している。ロッドレンズアレイ203の集光効率は、主走査方向における各位置(主走査位置)ごとに異なる。したがって、工場出荷時において集光効率プロファイルを測定することで、集光効率プロファイルから主走査位置ごとの露光量の補正ゲインを示す補正プロファイルが作成可能である。補正プロファイルは、発光制御部705の内部メモリなどに保存される。また、主走査位置と内部メモリのアドレスとが対応している。よって、ある主走査位置の画素を露光する際に、発光制御部705は、その主走査位置に対応したアドレスから補正プロファイルの補正ゲインを読み出し、当該補正ゲインに応じて露光量を補正する。これにより、露光ヘッド106の長手方向における露光ムラが低減される。
ところで、集光効率プロファイルと補正プロファイルとは、ある特定の温度(基準温度T0)において、整合するように作成されている。上述されたように、露光ヘッド106の温度が上昇すると、ロッドレンズアレイ203の位置と、発光チップ400の位置とが不整合となる。その結果、集光効率プロファイルと補正プロファイルとが不整合となる。つまり、温度T0のときの補正プロファイルの有効範囲と、温度tのときの補正プロファイルの有効範囲とは主走査方向においてずれている。
図13が示すように、露光ヘッド106の温度が基準温度T0からtに上昇した場合、ある主走査位置に適用される補正プロファイルのアドレス(参照位置)をずらすことで、温度tに応じた適切な補正ゲインが読み出される。この例では、基準温度T0のときの補正ゲインのアドレスはADR0[n]であるが、温度tのときの補正ゲインのアドレスはADR[n]に補正される。つまり、発光制御部705は、温度センサ等により検知される露光ヘッド106の温度tに応じて補正プロファイルの読み出しアドレスを補正することで、温度tに応じた適切な補正ゲインを取得して各発光素子602ごとの露光量を補正することができる。
<3―4.発光制御部705の内部構成>
図14は、発光制御部705の動作を説明する図である。図15は、発光制御部705における各種信号のタイミングを示すタイミングチャートである。図15においてLiSjは、i番目の画像データLINE_DATAから生成されるj番目のセグメントデータS_DATAjを示す。C_LiSjは、i番目の画像データLINE_DATAから生成されるj番目のセグメントデータS_DATAjにゲイン補正、階調変換(例:誤差拡散)、および露光位置調整を適用されたセグメントデータを示す。この例では、jは1から20であるが、これは発光チップ400の個数が20個であることに由来する。したがって、17個の発光チップ400が採用される場合、jは1~17をとる。
発光制御部705の各ブロックは、信号線SYNCを介して伝達されるライン同期信号を単位として動作する。ライン同期信号のアサートは1ラインに相当する。
分割部1401は、画像データ処理部703から1ライン分の画像データLINE_DATAを複数のセグメントデータS_DATA1~S_DATA20へ分割する。図15が示すように、ライン同期信号がアサートされると、分割部1401は、画像データ処理部703から1ライン分の画像データLINE_DATAを入力される。次にライン同期信号がアサートされると、分割部1401は、1ライン分の画像データLINE_DATAを20個のセグメントデータS_DATA1~S_DATA20へ分割し、それぞれ対応するゲイン補正部1402-1~1402-20へ出力する。なお、各セグメントデータS_DATA1~S_DATA20は、書き込み速度よりも遅い速度で読み出される。これは、データS_DATA1~S_DATA20の転送速度を、発光チップ400の露光走査速度に合わせるためである。
ゲイン補正部1402-1~1402-20は、それぞれ対応するセグメントデータS_DATA1~S_DATA207のゲインを補正する。たとえば、j番目のゲイン補正部1402-jは、セグメントデータS_DATAjに補正ゲインを乗算して積を求め、積の小数部も含めてj番目の誤差拡散部1403-jへ出力する。
誤差拡散部1403-1~1403-20は、それぞれ対応するゲイン補正部1402-1~1402-20の出力に誤差拡散処理を適用し、面積濃度を保存しながら画素値を1bitの階調に戻して出力する。j番目の誤差拡散部1403-jの出力は、j番目の位置調整部1404-jに出力される。
位置調整部1404-1~1404―20は、それぞれ露光位置を調整するための調整値である遅延時間t1~t20に応じてS_DATA1~20を遅延させて出力する。たとえば、j番目のセグメントデータS_DATAjは、ライン同期信号の立下りから遅延時間tjだけ遅延したタイミングに、後段へ出力される。たとえば、セグメントデータS_DATAjは、対応する信号線DATAjに出力される。遅延時間t1~t20は、それぞれ一画素当たりの露光時間Teの整数倍である。
プロファイルメモリ1407は、上述された補正プロファイルを記憶する記憶装置である。メモリ制御部1406は、オフセットレジスタ1405から供給されるオフセット値pjに基づき読み出しアドレスADRを演算する。メモリ制御部1406は、読み出しアドレスADRに基づきプロファイルメモリ1407から補正ゲインGAINjを読み出し、対応するゲイン補正部1402-jに設定する。オフセット値pjは、後述されるように、温度tに応じて決定される。
図16(A)は発光チップ400-1と発光チップ400-2のつなぎ目を示す。図16(B)は、一つの発光チップ400を構成しているn個の発光素子602-1~602-nを示している。この例では、隣接した発光素子602間の距離はd1である。また、発光素子602-1~602-nは発光面が正方形の発光素子である(つまり、W1=W2)。
図16(A)に戻ると、ハッチングされている発光素子602は、露光を実行しない無効画素に相当する。ハッチングされていない発光素子602は、露光を実行する有効画素に相当する。つまり、一連の有効画素は有効範囲と呼ばれてもよい。
有効範囲は、発光チップ400-1~400-20の実装状態に合わせて、調整される。オフセット値p1~p20は、それぞれ有効範囲の開始位置を示している。なお、オフセットp2は、発光チップ400-1における有効範囲の終了位置を示している。一般化すると、発光チップ400-iの有効範囲の開始位置はオフセットpiにより設定され、発光チップ400-iの有効範囲の終了位置はオフセットpi+1により設定さる。このようにオフセット値p1~p20を設定することで、隣り合った発光チップ400-iと発光チップ400-i+1とのつなぎ目において露光量を一定にすることが可能となる。
このように、オフセット値p1~p20の初期値は、発光チップ400-iと発光チップ400-i+1とのつなぎ目において露光量が一定になるように、予め工場出荷時に決定されている。また、基準温度T0においてオフセットレジスタ1405に設定されるオフセット値p1~p20は、プロファイルメモリ1407の読み出しアドレスADR[n]の初期値ADR0[n]として利用されてもよい。また、温度tにおいてオフセットレジスタ1405に設定されるオフセット値p1~p20と、初期値ADR0[n]とを加算することで、読み出しアドレスADR[n]が演算されてもよい。つまり、基準温度T0におけるオフセット値p1~p20(初期値)と、温度tに応じた補正値とが加算されることで、温度tにおけるオフセット値p1~p20が演算されてもよい。メモリ制御部1406は、画素ごとに、20個の読み出しアドレスADRをインクリメントすることで、20個のゲイン補正部1402-1~1402-20の各ゲインデータを取得する。
<3―5.フローチャート>
図17はCPU701の機能の詳細を示す。CPU701はメモリ1700のROM領域に記憶されているプログラム1701を実行することで様々な機能を実現する。
開始判定部1711は、温度上昇に伴う読み出しアドレスの補正処理を開始するための開始条件が満たされたかどうかを判定する。開始条件は、たとえば、1ページごと、1つのプリントジョブごと、温度変化が閾値を超えたこと、などである。どの条件が採用されるかは、基準タイミングからの経過時間に依存してもよい。基準タイミングとは、たとえば、画像形成装置1のメインスイッチがオンにされて画像形成装置1が起動したタイミングである。さらに、画像形成装置1の放熱性能が考慮されてもよい。つまり、温度変化の速度が速い画像形成装置1では、補正処理の実行頻度が多く、温度変化の速度が遅い画像形成装置1では、補正処理の実行頻度が少ない。
温度取得部1712は、画像形成装置1の温度tを取得する。たとえば、温度取得部1712は、CPU701に接続された温度センサ1702から画像形成装置1の温度tを取得する。あるいは、温度取得部1712は、画像形成装置1の温度tに相関した物理パラメータから温度tを推定してもよい。画像形成装置1の温度tは、たとえば、露光ヘッド106の温度である。ただし、露光ヘッド106の温度に相関する温度(画像形成装置1の内部温度など)であれば、採用可能である。
ズレ量演算部1713は、集光効率プロファイルに対する補正プロファイル1703のズレ量ΔAjを演算する。ズレ量演算部1713は、たとえば、次式を使用してもよい。
ΔAj = round(aj×(t-T0)) ・・・(2)
ここで、jは発光チップ400を区別するための番号であり、本実施例でjは1~20である。round()は四捨五入を表す関数である。T0は基準温度である。ajは露光ヘッド106の構造に依存した定数であり、より具体的には、各発光チップ400ごとに予め求められた温度に依存したズレ量を示す比例定数である。
オフセット演算部1714は、補正プロファイル1703の読み出しアドレスADR[n]のオフセット値を演算する。基準温度T0における発光チップ400-jの補正プロファイル1703のオフセット値(露光ヘッド106の構造に起因したオフセット値)は、OFF0[j]と表記される。温度tにおける発光チップ400-jの補正プロファイル1703のオフセット値は、OFF[j]と表記される。オフセット値OFF[j]は、たとえば、次式から算出される。
OFF[j] = OFF0[j] + ΔAj ・・・(3)
オフセット演算部1714は、オフセット値OFF[j]をオフセットレジスタ1405に書き込む。つまり、オフセット値OFF[1]~OFF[20]がオフセット値p1~p20として、オフセットレジスタ1405に書き込まれる。
メモリ制御部1406は、補正値取得部1715と設定部1716を有している。補正値取得部1715は、オフセットレジスタ1405に設定されているオフセット値p1~p20に応じて読み出しアドレスADR[1]~ADR[20]を求める。
ADR[j]=ADR0[j]+pj ・・・(4)
補正値取得部1715は、読み出しアドレスADR[1]~ADR[20]に基づき補正プロファイル1703から補正ゲインGAIN1~GAIN20を取得し、設定部1716に渡す。設定部1716は、補正ゲインGAIN1~GAIN20をそれぞれ対応するゲイン補正部1402-1~1402-20に設定する。
図18は、補正処理のフローチャートである。ステップS1801でCPU701(開始判定部1711)は、上述された開始条件が満たされたかどうかを判定する。開始条件が満たされると、CPU701は処理をS1801からS1802に進める。
S1802でCPU701(温度取得部1712)は、画像形成装置1の温度tを取得する。S1803でCPU701(ズレ量演算部1713)は、温度tに基づきj番目の発光チップ400のズレ量ΔAjを演算する(j=1~20)。
S1804でCPU701(オフセット演算部1714)は、j番目の発光チップ400のズレ量ΔAjに基づきj番目の発光チップ400のためのオフセット値OFF[j]を演算する。S1805でCPU701(オフセット演算部1714)は、オフセット値OFF[j]をpjとしてオフセットレジスタ1405に書き込む。
<4.その他の実施形態>
上記実施形態は、1つ以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出して実行する処理の形式でも実現可能である。また、1つ以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
(項目1)
感光体の軸方向に沿って並べられた複数の発光手段を実装された基板と、前記基板の長手方向に沿って配置され、前記複数の発光手段から出力された光を集光して前記感光体の周面に複数の露光スポットを形成する集光光学系と、前記基板と前記集光光学系とを支持する支持部材と、を有する露光ヘッドと、
前記集光光学系の前記長手方向における各位置の集光効率に応じた露光量の補正ゲインを示すプロファイルを記憶する記憶手段と、
前記複数の発光手段のうち露光タイミングを迎えた発光手段の位置であって、前記基板の長手方向における位置に対応する補正ゲインを、前記プロファイルを参照して取得する取得手段と、
前記複数の発光手段の露光量を前記対応する補正ゲインで補正する補正手段と、
前記露光ヘッドの温度に相関した温度を検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記温度に応じて、前記プロファイルにおける前記対応する補正ゲインの参照位置であって前記取得手段による参照位置を調整する調整手段と、
を有する露光装置。
このように露光ヘッドの温度に応じて補正ゲインの参照位置が変更されるため、温度が変化しても適切に露光ムラが低減される。なお、プリント基板202は基板の一例である。発光チップ400-jは発光手段の一例である。ロッドレンズアレイ203は集光光学系の一例である。ハウジング204および接着部511,512は支持部材の一例である。プロファイルメモリ1407は記憶手段の一例である。メモリ制御部1406および補正値取得部1715は取得手段の一例である。メモリ制御部1406およびゲイン補正部1402-jは補正手段の一例である。温度センサ1702および温度取得部1712は検知手段の一例である。CPU701は調整手段の一例である。
(項目2)
前記複数の発光手段のそれぞれは、一定の間隔で配置された有機EL(Electro Luminescence)型の複数の発光素子を有している、項目1に記載の露光装置。
図16(A)などが示すように発光チップ400-jは複数の有機ELタイプの発光素子602-nであってもよい。
(項目3)
前記プロファイルは、所定温度における前記集光光学系の前記長手方向における各位置の集光効率に応じた露光量の補正ゲインを示すプロファイルを含み、
前記調整手段は、前記所定温度と前記検知手段により検知された温度との間の差分を求め、当該差分に応じて前記対応する補正ゲインの参照位置を調整する、項目1に記載の露光装置。
補正プロファイル1703はプロファイルの一例である。図13が示すようにプロファイルは集光効率プロファイルあってもよい。補正プロファイル1703は集光効率プロファイルを判定したものだからである。また、温度差はズレ量に相関する。そのため、温度差に応じて参照位置が適切に調整される。
(項目4)
前記調整手段は、前記差分に対して、前記複数の発光手段のそれぞれに対応した定数を乗算して積を求め、当該積に応じて前記対応する補正ゲインの参照位置を調整する、項目3に記載の露光装置。
(2)式~(4)式が示唆するように、温度差と比例定数との積に応じて参照位置が調整されてもよい。これにより簡単な演算により、露光ムラを低減することが可能となる。
(項目5)
前記調整手段は、前記参照位置の最小単位に応じて、前記積を丸める、項目4に記載の露光装置。
(2)式が示すように、参照位置の最小単位(整数)に応じて積が丸められてもよい。これにより、参照位置に不要なデータ(小数部)が削除されてもよい。
(項目6)
前記参照位置は、前記記憶手段に記憶された前記プロファイルの読み出しアドレスであり、
前記調整手段は、前記読み出しアドレスを前記積に応じてオフセットする、項目4に記載の露光装置。
(2)式~(4)式が示唆するように、参照位置は読み出しアドレスであってもよい。これにより、温度差に応じて読み出しアドレスを調整することが可能となる。
(項目7)
所定の開始条件が満たされているかどうかを判定する判定手段をさらに有し、
前記所定の開始条件が満たされると、前記調整手段は、前記参照位置の調整を実行する、項目1に記載の露光装置。
このように、所定の開始条件が満たされたときに、参照位置が調整されてもよい。これにより、調整処理時間が画像形成の待ち時間に影響しにくくなろう。
(項目8)
前記所定の開始条件は、前記露光ヘッドの温度が上昇しやすいほど前記調整の頻度が多くなるように設定された条件である、項目7に記載の露光装置。
これにより、露光ヘッド106の温度特性に依存して調整頻度が適正化されるであろう。
(項目9)
前記所定の開始条件は、
前記露光装置により画像を形成されるページごと、
前記露光装置に投入されるプリントジョブごと、
前記検知手段により検知された温度の、基準温度に対する変化量が閾値を超えたこと、
のうち少なくとも一つを含む、項目7に記載の露光装置。
このように、開始条件は、ページごとやプリントジョブごとであってもよい。これにより、あるページまたはあるプリントジョブにおいては連続して画像が形成され、かつ、同一の補正ゲインが使用されることになろう。ページの途中で参照位置が変更されると、却って、視覚的に露光ムラが目立つことがある。よって、ページの途中では調整処理の実行が抑制されてもよい。なお、ページの途中またはプリントジョブの途中で調整処理が実行されても露光ムラの変化が視覚的に目立たない場合、変化量が閾値を超えたときに、調整処理が実行されてもよい。
(項目10)
前記露光ヘッドの長手方向に沿った一ラインを形成する複数の画素の画素値をセグメント化して前記複数の発光手段のそれぞれに分配する分配手段をさらに有し、
前記補正手段は、前記分配手段において、前記複数の発光手段における各発光手段に含まれる前記複数の発光素子に対して同一の前記補正ゲインを適用する、項目2に記載の露光装置。
図14が示すように、発光制御部705は分配手段の一例である。
(項目11)
前記分配手段は、
前記露光ヘッドの長手方向に沿った一ラインを形成する複数の画素の画素値をセグメント化するセグメント手段と、
前記セグメント手段の後段に接続され、前記補正ゲインに応じて前記画素値を補正するゲイン補正手段と、
前記ゲイン補正手段の後段に接続され、前記補正ゲインに応じて補正された前記画素値を階調変換して出力する階調変換手段と、
を有する、項目10に記載の露光装置。
図14が示すように、分割部1401はセグメンチ手段として機能する。ゲイン補正部1402-jはゲイン補正手段として機能する。誤差拡散部1403-jは階調変換手段として機能する。
(項目12)
前記ゲイン補正手段および前記階調変換手段は、前記複数の発光手段における各発光手段に対して一対一で設けられている、項目11に記載の露光装置。
図14が示すように、n個の発光チップ400-jに対して、n個のゲイン補正部140-jとn個の誤差拡散部1403-jとが設けられてもよい。
(項目13)
前記集光光学系は、前記露光ヘッドの長手方向に沿って並べられた複数のロッドレンズを含む、項目2に記載の露光装置。
図12が示すようにロッドレンズアレイ203は複数のロッドレンズ209を有している。ロッドレンズアレイ203はセルフォック(登録商標)レンズアレイ(SLA)であってもよい。集光光学系は多数のマイクロレンズを有するマイクロレンズアレイであってもよい。
(項目14)
前記複数のロッドレンズは千鳥配置されている、項目13に記載の露光装置。
図12が示すように、複数のロッドレンズ209が千鳥状に配置されてもよい。
(項目15)
前記複数のロッドレンズにおける各ロッドレンズに対する光の入射面の面積は、前記複数の発光素子における各発光素子の発光面の面積よりも大きい、項目13に記載の露光装置。
図12が示すように、ロッドレンズ209の入射面の面積は、発光素子602の面積よりも大きくてもよい。
(項目16)
前記複数のロッドレンズの配置ピッチと、前記複数の発光手段の配置ピッチと、が異なっている、項目13に記載の露光装置。
図12と図16が示すように、ロッドレンズ209の配置ピッチと発光チップ400-jの配置ピッチとが異なっていてもよい。この場合に、露光ムラが顕著となりやすいため、本開示が有効である。
(項目17)
前記感光体の表面を一様に帯電させる帯電器と、
項目1~16のいずれか1項に記載の露光装置と、
前記露光装置により露光されて静電潜像を形成される前記感光体と、
前記静電潜像をトナーで現像してトナー画像を形成する現像器と、
前記トナー画像を前記感光体からシートに転写する転写手段と、
前記トナー画像を前記シートに対して定着させる定着部と、
を有する、画像形成装置。
転写ベルト111は転写手段の一例である。このように本開示の露光装置を画像形成装置1に適用することで、シートに形成される画像のムラが低減される。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:画像形成装置、102:感光体、106:露光ヘッド、400:発光チップ、1407:プロファイルメモリ、1406:メモリ制御部、1702:温度センサ、701:CPU

Claims (17)

  1. 感光体の軸方向に沿って並べられた複数の発光手段を実装された基板と、前記基板の長手方向に沿って配置され、前記複数の発光手段から出力された光を集光して前記感光体の周面に複数の露光スポットを形成する集光光学系と、前記基板と前記集光光学系とを支持する支持部材と、を有する露光ヘッドと、
    前記集光光学系の前記長手方向における各位置の集光効率に応じた露光量の補正ゲインを示すプロファイルを記憶する記憶手段と、
    前記複数の発光手段のうち露光タイミングを迎えた発光手段の位置であって、前記基板の長手方向における位置に対応する補正ゲインを、前記プロファイルを参照して取得する取得手段と、
    前記複数の発光手段の露光量を前記対応する補正ゲインで補正する補正手段と、
    前記露光ヘッドの温度に相関した温度を検知する検知手段と、
    前記検知手段により検知された前記温度に応じて、前記プロファイルにおける前記対応する補正ゲインの参照位置であって前記取得手段による参照位置を調整する調整手段と、
    を有する露光装置。
  2. 前記複数の発光手段のそれぞれは、一定の間隔で配置された有機EL(Electro Luminescence)型の複数の発光素子を有している、請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記プロファイルは、所定温度における前記集光光学系の前記長手方向における各位置の集光効率に応じた露光量の補正ゲインを示すプロファイルを含み、
    前記調整手段は、前記所定温度と前記検知手段により検知された温度との間の差分を求め、当該差分に応じて前記対応する補正ゲインの参照位置を調整する、請求項1に記載の露光装置。
  4. 前記調整手段は、前記差分に対して、前記複数の発光手段のそれぞれに対応した定数を乗算して積を求め、当該積に応じて前記対応する補正ゲインの参照位置を調整する、請求項3に記載の露光装置。
  5. 前記調整手段は、前記参照位置の最小単位に応じて、前記積を丸める、請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記参照位置は、前記記憶手段に記憶された前記プロファイルの読み出しアドレスであり、
    前記調整手段は、前記読み出しアドレスを前記積に応じてオフセットする、請求項4に記載の露光装置。
  7. 所定の開始条件が満たされているかどうかを判定する判定手段をさらに有し、
    前記所定の開始条件が満たされると、前記調整手段は、前記参照位置の調整を実行する、請求項1に記載の露光装置。
  8. 前記所定の開始条件は、前記露光ヘッドの温度が上昇しやすいほど前記調整の頻度が多くなるように設定された条件である、請求項7に記載の露光装置。
  9. 前記所定の開始条件は、
    前記露光装置により画像を形成されるページごと、
    前記露光装置に投入されるプリントジョブごと、
    前記検知手段により検知された温度の、基準温度に対する変化量が閾値を超えたこと、
    のうち少なくとも一つを含む、請求項7に記載の露光装置。
  10. 前記露光ヘッドの長手方向に沿った一ラインを形成する複数の画素の画素値をセグメント化して前記複数の発光手段のそれぞれに分配する分配手段をさらに有し、
    前記補正手段は、前記分配手段において、前記複数の発光手段における各発光手段に含まれる前記複数の発光素子に対して同一の前記補正ゲインを適用する、請求項2に記載の露光装置。
  11. 前記分配手段は、
    前記露光ヘッドの長手方向に沿った一ラインを形成する複数の画素の画素値をセグメント化するセグメント手段と、
    前記セグメント手段の後段に接続され、前記補正ゲインに応じて前記画素値を補正するゲイン補正手段と、
    前記ゲイン補正手段の後段に接続され、前記補正ゲインに応じて補正された前記画素値を階調変換して出力する階調変換手段と、
    を有する、請求項10に記載の露光装置。
  12. 前記ゲイン補正手段および前記階調変換手段は、前記複数の発光手段における各発光手段に対して一対一で設けられている、請求項11に記載の露光装置。
  13. 前記集光光学系は、前記露光ヘッドの長手方向に沿って並べられた複数のロッドレンズを含む、請求項2に記載の露光装置。
  14. 前記複数のロッドレンズは千鳥配置されている、請求項13に記載の露光装置。
  15. 前記複数のロッドレンズにおける各ロッドレンズに対する光の入射面の面積は、前記複数の発光素子における各発光素子の発光面の面積よりも大きい、請求項13に記載の露光装置。
  16. 前記複数のロッドレンズの配置ピッチと、前記複数の発光手段の配置ピッチと、が異なっている、請求項13に記載の露光装置。
  17. 前記感光体の表面を一様に帯電させる帯電器と、
    請求項1~16のいずれか1項に記載の露光装置と、
    前記露光装置により露光されて静電潜像を形成される前記感光体と、
    前記静電潜像をトナーで現像してトナー画像を形成する現像器と、
    前記トナー画像を前記感光体からシートに転写する転写手段と、
    前記トナー画像を前記シートに対して定着させる定着器と、
    を有する、画像形成装置。
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