JP2024053001A - 冷蔵システム - Google Patents

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【課題】適切に冷蔵庫の予冷を行う。【解決手段】通信装置(2)は、過去に冷蔵庫(1)内の物品が増加したときの、増加前のユーザの位置および冷蔵庫(1)内の物品が増加するまでの時間の少なくとも何れかと現在のユーザの位置とを用いて、冷蔵庫(1)へ投入する物品をユーザが取得しているか否かを判定し、冷蔵庫(1)に投入するまでの投入時間を導出し、第1所定時間以内の場合、冷蔵庫(1)の予冷指示を送信する予冷判定部(202)を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵庫に関する。
IoT技術の進展に伴い、冷蔵庫を外部ネットワークに接続させる技術が開発されている。例えば、特許文献1には、物品の保存温度、およびユーザの推定位置を取得し、冷蔵庫の設定温度を第1の設定温度から、これよりも低い第2に設定温度に変更する制御装置が記載されている。
特開2017-020730号公報(2017年1月26日公開)
冷蔵庫は、圧縮機のON・OFFを繰り返して冷却を行うものである。そして、予冷(プリクール)する場合、30分程度の時間が必要である。30分程度、継続して圧縮機をONにしておかないと、庫内の食品や断熱壁が冷えないためである。
上述した引用文献1では、ユーザが家を解錠したとき、またはユーザの位置が自宅から限られた範囲内となったとき、冷蔵庫の温度を第2の設定温度に変更する、すなわち予冷を開始している。しかし、家を解錠したときに予冷を開始しても十分な予冷時間をとれる可能性は低い。また、位置情報のみから予冷を開始した場合、その位置からユーザがどのような手段(電車、自動車、自転車、徒歩等)によって家に帰ってくるのかは不明であり、予冷時間を十分に取れない可能性がある。逆に、ユーザが寄り道をした場合、予冷が無駄になる可能性もある。
また、引用文献1ではPOS情報を用いて物品の保存温度を取得している。しかし、POS情報を取得するためには、POS機器との連携が必要となり煩雑である。また、世の中の全てのPOS機器と連携することは現実的ではない。
本発明の一態様は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、適切に冷蔵庫の予冷を行うことができる制御装置等を実現することにある。
一態様に係る冷蔵庫は、庫内の温度を制御する制御部を備え、前記制御部は、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザの位置情報に基づく温度設定がされた前の温度よりも前記庫内の温度が高くなる第1の制御を実行し、前記制御部は、ユーザからの指示に基づいて、マップにおける所定の範囲を、食品を購入する場所として登録し、前記制御部は、前記ユーザの位置情報と、前記食品を購入する場所とに基づいて、前記庫内の温度が低くなる第2の制御を実行する。
一態様に係る端末は、ユーザの位置情報を取得する位置情報取得部と、前記ユーザの位置情報に基づいて、ユーザの位置情報に基づく温度設定がされた前の温度よりも庫内の温度が高くなる第1の制御を実行させるために前記ユーザの位置情報を送信する送信部と、を備える。
本発明の一態様によれば、物品が冷蔵庫に投入されるまでの時間を考慮して予冷を開始させることができるので、予冷時間を適切に確保することができるとともに、予冷が無駄になることを防止することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係る通信装置の要部構成を示すブロック図である。 上記実施形態に係る冷蔵庫の要部構成を示すブロック図である。 上記実施形態の概要を示すブロック図である。 判定テーブルの例を示す図である。 (a)~(f)は、判定テーブルを生成する流れを説明するための図である。 上記冷蔵庫における予冷処理の流れを示すフローチャートである。 上記冷蔵庫における急冷処理の流れを示すフローチャートである。 上記冷蔵庫におけるパラメータの設定を示すテーブルである。 上記実施形態に係る冷蔵システムにおける予冷処理の流れを示すシーケンス図である。 上記実施形態に係る移動体通信端末に表示される表示例を示す図である。 上記通信装置が予冷開始指示を送付する処理の流れを示すフローチャートである。 上記通信装置が予冷開始指示を送付後、予冷中止指示を送付する処理の流れを示すフローチャートである。 (a)および(b)は、上記通信装置における購入予想条件の判定処理を説明するための図である。 (a)および(b)は、上記通信装置における購入予想条件の判定処理を説明するための図である。 本発明の別の実施形態に係る通信装置が、霜取り処理の判断を行う場合の処理の流れを示すフローチャートである。 上記通信装置における、霜取り処理を早める処理の流れを示すフローチャートである。 上記通信装置における、購入予備予想条件を満たすか否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
〔概要〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。まず、図3を参照して本発明の実施形態の概要について説明する。図3は、本発明の実施形態の概要を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る冷蔵システム10は、冷蔵庫1、通信装置(制御装置)2、ルータ3、情報サーバ4、移動体通信端末5、およびネットワーク6を含む。なお、本実施形態では、冷蔵庫1と通信装置2とを分けて記載するが、冷蔵庫1に通信装置2の機能が含まれている構成であってもよい。また、本実施形態では、冷凍室を例に挙げて説明を行うが、本発明はこれに限られるものではなく、冷蔵室、野菜室等の冷凍室以外の室についても本発明は適用できる。
図3に示すように、通信装置2は、ルータ3を介して冷蔵庫1とネットワーク6とを接続している。すなわち、本実施形態では冷蔵庫1とネットワーク6とが直接接続されるのではなく、通信装置2が緩衝地帯(DMZ)としての役割を果たしている。また、ネットワーク6には、情報サーバ4、およびユーザの移動体通信端末5が接続されている。情報サーバ4は、各種情報をネットワーク6を介して移動体通信端末5、および冷蔵庫1に送信する。なお、情報サーバ4から提供される情報を必要としない場合は、情報サーバ4は冷蔵システム10に含まれなくてもよい。
本実施形態に係る冷蔵システム10では、移動体通信端末5から取得したユーザの位置と、通信装置2に格納されている判定テーブル(詳細は、後述する)とを用い、ユーザが冷凍の必要な食品等(物品)を購入したか否かを判定する。そして、購入があったと判定した場合、ユーザの推定帰宅時間を導出し、導出した推定帰宅時間を基に、冷蔵庫1において予冷(プリクール)を行う。
これにより、従来技術のように位置情報のみから予冷を開始することがないので、予冷時間が不足したり、予冷が無駄になったりすることを防止することができる。
なお、本実施形態では、冷凍食品の購入判定、および予冷指示を通信装置2により実行する例について説明するが、これらの処理を冷蔵庫1が実行してもよい。
〔通信装置2〕
次に、図1を参照して通信装置2について説明する。図1は、通信装置2の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る通信装置2は、制御部200、記憶部210、ネットワーク通信部220、および送受信部230を含む。
記憶部210は、判定テーブル211を含む、通信装置2における処理で用いる各種データを記憶している。判定テーブル211は、通信装置2において予冷を開始するか否かを判定するために用いるテーブルである。判定テーブル211の詳細については後述する。
制御部200は、通信装置2の各部を統括して制御するものであり、位置情報取得部201、予冷判定部(取得判定部、投入時間導出部、予冷指示送信部)202、霜取り判定部(霜取り延期指示送信部)203、制御命令生成部(予冷指示送信部、霜取り延期指示送信部)204、および判定テーブル生成部(位置登録部、位置指定受付部)205を含む。
位置情報取得部201は、移動体通信端末5の位置をユーザの位置として、ネットワーク6を介して周期的に取得する。なお、取得周期は適宜設定できる。
予冷判定部202は、位置情報取得部201が取得したユーザの位置、および判定テーブル211を用いて、冷蔵庫1に予冷を開始させるか否かの判定、および予冷を開始させる場合の開始のタイミングの決定を行う。
霜取り判定部203は、位置情報取得部201が取得したユーザの位置、および判定テーブル211を用いて、冷蔵庫1に霜取りを開始させるか否か、または霜取りを延期するか否かの判定を行う。なお、霜取りの判定を行わない場合は、霜取り判定部203は無くてもよい。
制御命令生成部204は、予冷判定部202が冷蔵庫1に予冷を開始させると判定した場合、その旨を示す制御命令を生成し、送受信部230を介して冷蔵庫1に送信する。また、制御命令生成部204は、霜取り判定部203が冷蔵庫1に霜取りを開始させると判定した場合、または霜取りを延期すると判定した場合、その旨を示す制御命令を生成し、送受信部230を介して冷蔵庫1に送信する。
判定テーブル生成部205は、冷蔵庫1から取得した冷蔵室の温度、冷凍室の温度、扉の開閉情報、圧縮機の動作状況、および位置情報取得部201が取得したユーザの位置を用いて、判定テーブル211の生成、更新を行う。判定テーブル211の生成、更新の詳細については後述する。
ネットワーク通信部220は、ルータ3を介して、通信装置2とネットワーク6とを接続する。送受信部230は、冷蔵庫1との通信を行う。
〔冷蔵庫1〕
次に、図2を参照して、冷蔵庫1の要部構成について説明する。図2は、冷蔵庫1の要部構成を示すブロック図である。図2に示すように、冷蔵庫1は、制御部100、記憶部110、送受信部(受信部)120、周囲温度検出器131、冷凍室温度検出器132、冷蔵室温度検出器133、扉開閉検出装置134、圧縮機135、送風機136、ダンパ137、および霜取りヒータ138を含む。
制御部100は、冷蔵庫1の各部を統括して制御するものであり、予冷処理部101、急冷処理部102、霜取り処理部103、および問い合わせ部104を含む。
予冷処理部101は、冷蔵庫1における予冷処理を実行する。予冷処理としては、冷凍室の温度を下げる、圧縮機の回転数を上げる、冷凍を早めることを目的として冷蔵室の温度を下げることが含まれる。なお、予冷処理の内容は後述するパラメータにより設定することができる。また、これらのパラメータはユーザによって任意に設定できてもよい。
また、本実施形態では、予冷処理時間は30分を想定しているが、これに限られるものではなく、冷蔵庫1の周囲温度、および季節等により増減させてもよい。例えば、夏は長めに設定してもよい。
急冷処理部102は、冷蔵庫1における急冷処理を実行する。急冷処理の内容は後述するパラメータにより設定することができる。また、これらのパラメータもユーザによって任意に設定できてもよい。
霜取り処理部103は、冷蔵庫1における霜取り処理の実行、および霜取り処理の実行タイミングの制御を行う。
問い合わせ部104は、通信装置2から予冷開始指示を受信したときに、予冷処理を開始してよいか否かをユーザに確認する。より詳細には、ユーザに確認を求める予冷確認を移動体通信端末5に送信する。
記憶部110は、冷蔵庫1における処理で用いる各種データを記憶している。送受信部120は、通信装置2との通信を行う。具体的には、送受信部120は、通信装置2から予冷開始指示、冷凍室および冷蔵室のパラメータを受信し、冷蔵庫1の運転状況(現在の温度設定、エラー情報、霜取りの必要性を示す評価値等)を送信する。また、送受信部120は、後述する冷蔵庫1の各種検出器等で検出した情報を周期的に通信装置2に送信する。
周囲温度検出器131は、冷蔵庫周囲の温度を検出する。冷凍室温度検出器132は、冷凍室の温度を検出する。冷蔵室温度検出器133は、冷蔵室の温度を検出する。扉開閉検出装置134は、冷蔵庫1の扉の開閉を検出する。
圧縮機135は、冷蔵庫1の内部に収容された気体冷媒を圧縮する。圧縮された気体冷媒は、図示しない凝縮器で液化され、図示しない毛細管により圧力を下げられ、圧力を下げられた気液混合の冷媒が図示しない蒸発器に送り込まれて蒸発器で気化することにより、蒸発器が冷却される。なお、圧縮機135の回転数を上げることにより、蒸発器の温度はより低くなる。
送風機136は、庫内の空気を蒸発器へと吸い込み、低温の空気として庫内へと吐き出し、循環させるための送風を行う。
ダンパ137は、送風機136と冷蔵室をつなぐ空気流路に設けられた弁体である。ダンパ137を開くことにより蒸発器で冷却された空気が冷蔵室および冷凍室に送られる状態となる。ダンパ137を閉じることにより蒸発器で冷却された空気が冷凍室のみに送られる状態となる。
霜取りヒータ138は、蒸発器に付着した霜を溶かすためのヒータである。
〔判定テーブル生成部205の処理の詳細〕
次に、図4、および図5を参照して、判定テーブル生成部205における処理の詳細、および判定テーブル生成部205によって生成される判定テーブル211について説明する。図4は、判定テーブル211の例を示す図である。また、図5の(a)~(f)は、判定テーブル211を生成する流れを説明するための図である。
図4に示すように、判定テーブル211には、場所(位置情報)、時間距離(平均、最短)、食料以外の購入の有無、買物頻度、帰宅後5分以内に食品冷却する確率(冷凍食品、冷蔵食品)、平均滞在時間、帰宅後の扉開放時間の平均(冷凍室扉、冷蔵室扉)、帰宅後の扉開後の温度検出器の温度上昇値(冷凍室、冷蔵室)が対応付けられている。時間距離(時間情報)とは、距離を時間で表したものであり、ここでは、判定テーブル211に示す場所(A百貨店等)と自宅までの移動にユーザが要した時間を示している。
すなわち、判定テーブル211には、冷蔵庫内の在庫が増加したときが認識できる情報(帰宅後5分以内に食品冷却する確率)、および当該増加前のユーザの滞在位置(場所(位置情報))が対応付けられている。また、これらとユーザが上記滞在位置を離れてから上記冷蔵庫の上記在庫が増加するまでの時間(時間距離)も対応付けられている。
例えば、判定テーブル211の1行目には、場所(位置情報)は「A百貨店」、時間距離(平均、最短)は、「平均で55分、最短で52分」、食料以外の購入の有無は「有り」、買物頻度は「5回/月」、帰宅後5分以内に食品冷却する確率(冷凍食品、冷蔵食品)は「冷凍食品が50%、冷蔵食品が50%」、平均滞在時間は「30分」、帰宅後の扉開放時間の平均(冷凍室扉、冷蔵室扉)は「冷凍室扉が30秒、冷蔵室扉が20秒」、帰宅後の扉開後の温度検出器の温度上昇値(冷凍室、冷蔵室)は「冷凍室が3.5K(ケルビン)、冷蔵室が2.5K」が対応付けられている。2行目以降も同様に対応付けされている。
判定テーブル211を用いることにより、例えば、場所がA百貨店(直帰)の場合、時間距離(平均)が55分なので、A百貨店から離れて20分経過後に、予冷(プリクール)を開始すると、55-20=35>30となり、約30分の予冷時間を確保することができることがわかる。よって、予冷判定部202は、判定テーブル211を用いることにより予冷の開始の適切なタイミングを決定することができる。同様に、例えば、Cスーパーの場合、時間距離が10分のため、帰宅のために移動開始後に予冷を開始した場合、予冷時間が不足してしまう。そこで、Cスーパーに入ってから10分経過したときから予冷を開始すると、平均滞在時間が30分なので、30-10+10=30となり、約30分の予冷時間が確保できることが分かる。また、Cスーパーの場合、Cスーパーに入ったときに設定温度を下げ、Cスーパーを出たときに圧縮機の回転数を上げるということも可能である。
次に、図5を参照して、判定テーブル211の生成方法について説明する。図5の(a)は、冷凍室の扉の開閉状況、圧縮機135の運転状態、および冷凍室の温度状態(高温となったか否か)の関係を時系列で示した図である。
図5の(a)に示すように、冷凍室扉の開閉後、圧縮機135の回転数が上がるとともに、上がった状態が所定時間(例えば、3時間)継続し、圧縮機135の回転数が上がった後、冷凍室の温度が高い状態が、所定時間継続した場合、判定テーブル生成部205は、冷凍室への食品の投入があったと判断する。なお、冷凍室の扉の開閉状況、圧縮機135の回転数の大小、冷凍室の温度状態は、冷蔵庫1から通信装置2に通知される。なお、冷凍室への食品の投入があったとの判断基準は、これに限られるものではなく、冷凍室への食品の投入があった場合における圧縮機135の運転状況、および冷凍室の温度状態から適宜、設定できる。また、同様に、冷蔵室への食品の投入があったか否かも判断することができる。
そして、判定テーブル生成部205は、冷凍室への食品の投入があったと判断した場合、冷凍室への食品の投入があった時点、換言すれば、冷凍室の扉が開いた時点(図5の(a)の例では12:00過ぎの時点)から所定時間遡った時点までのユーザの位置情報の時系列データを取得する。換言すれば、周期的に取得している位置情報について、冷蔵庫の扉が開いた時点から所定回数分遡った時点までの時系列データを取得する。
ここで、時系列データの例を図5の(b)~(d)に示す。図5の(b)~(d)では、20回分(所定時間)の時系列データを示しており、丸数字の“1”で示されている位置が冷凍室の扉が開けられた時点であり、丸数字の“2”で示されている位置が1つ前の位置を示し、丸数字の“3”で示されている位置がさらに1つ前の位置を示す。以降、丸数字の“20”まで同様である。
そして、判定テーブル生成部205は、冷凍室への食品の投入があった判断した複数の状況(図5の(b)~(d))を比較し、他の場所に比べて有意に頻度が高い場所(位置)を、冷凍食品を購入するところと判断し、判定テーブル211に登録する。登録する位置の例を図5の(e)に示す。図5の(e)では、図5の(b)~(d)を重ねた状態で各位置を示している。図5の(e)に示す例では、区画501が冷凍食品を購入する場所として登録されている。
また、冷凍食品を購入する場所と冷蔵庫のある自宅までの時間距離、および滞在時間は、位置情報のデータ数を計数することにより算出することができる。冷凍食品を購入する場所と冷蔵庫のある自宅までの時間距離、および滞在時間の例を図5の(f)に示す。図5の(f)では、冷凍食品を購入する場所での滞在時間が1回目は30分、2回目は35分、3回目は25分であり、平均が30分となっている。また、時間距離は全て25分となっている。
判定テーブル211における上記以外の項目についても、位置情報、および扉開閉後の冷蔵庫の状態から取得することができる。また、判定テーブル生成部205は、判定テーブル211作成後は、冷凍室に食品の投入があったと判断する毎に判定テーブル211を更新する。なお、更新タイミングは、冷凍室に食品の投入があったと判断する毎であってもよいし、投入があったと判断した回数が所定回数に到達する毎であってもよい。
また、冷蔵庫内の温度ではなく、物品センサ、庫内カメラ等により、冷凍室に食品の投入があったか否かを判断してもよい。
なお、判定テーブル生成部205は、以下のように冷凍食品を購入する場所を登録してもよい。
位置情報の時系列データをg(x, y, t)とする。ここで、x, yは位置座標である。また、tは、扉が開くまでの時系列データの順序である。
位置情報におけるマップの有効範囲をI×J列に分割し、m(i,j)とする。
分割されたマップに対し、以下のように重みづけをする。
w(i,j)=Σ(t=N)(1/N)W(i,j,t)
W(i,j,t)=1(g(x,y,t)がm(i,j)の範囲内のとき)
W(i,j,t)=0(g(x,y,t)がm(i,j)の範囲内にいないとき)
そして、重みづけデータw(i,j)の分布から、統計的に数値が高い位置抽出する。そして、自宅の位置を除去し、残った位置を、冷凍食品(または冷蔵食品)を購入する場所として登録する。
なお、上述した例では、冷凍食品を購入する場所を、ユーザの行動履歴を用いて登録したが、ユーザが手動で位置を登録する構成であってもよい。また、登録場所はユーザが冷凍食品を購入する場所としたが、これに限られるものではなく、例えば、魚釣りの場所等、当該場所に行った後に冷凍室を使用するような場所も登録位置とすることができる。
〔冷蔵庫1における処理の流れ〕
次に、図6~図8を参照して、冷蔵庫1における処理の流れを説明する。図6は、冷蔵庫1における予冷処理の流れを示すフローチャートである。図7は、冷蔵庫1における急冷処理の流れを示すフローチャートである。図8は、冷蔵庫1におけるパラメータの設定を示すテーブルである。
図6に示すように、予冷処理を実行する場合、冷蔵庫1の予冷処理部101は、予冷設定による動作を行う(S601)。予冷設定の例を図8に示す。図8に示す例では、予冷設定の場合、圧縮機および送風機を最高運転し、冷凍室を-21℃に設定し、冷蔵室を0℃に設定する。また、制限時間は2時間に設定されている。なお、制限時間は周囲温度により変更してもよい。そして、予冷終了条件が満たされると(S602でYES)、通常設定に戻して(S603)、運転を行う。予冷終了条件が満たされる場合としては、設定時間の経過、予冷中止命令の受信等が挙げられる。通常設定の例を図8に示す。図8に示す例では、通常設定の場合、圧縮機および送風機は自動運転し、冷凍室を-18℃に設定し、冷蔵室を4℃に設定する。なお、冷凍室および冷蔵室の設定温度はユーザが適宜設定できる。以上が、予冷処理の流れである。
なお、予冷時間は、物品の量に応じて増減させてもよい。すなわち、ユーザの滞在時間等から冷蔵する物品の量を推定し、所定量よりも少ない場合は、予冷時間を短くし、所定量以上の場合は、予冷時間を長くしてもよい。
次に、図7を参照して、急冷処理の流れについて説明する。図7に示すように、急冷処理を実行する場合、冷蔵庫1の急冷処理部102は、冷凍室優先設定による動作を行う(S701)。冷凍室優先設定の例を図8に示す。図8に示す例では、冷凍室優先設定の場合、圧縮機および送風機を最高運転し、冷凍室を-21℃に設定し、冷蔵室を6℃に設定する。また、制限時間は1時間に設定されている。なお、制限時間は周囲温度により変更してもよい。そして、設定時間が経過すると(S702でYES)、急冷処理部102は、凍結運転設定による動作を行う(S703)。凍結運転設定の例を図8に示す。図8に示す例では、凍結運転設定の場合、圧縮機および送風機を最高運転し、冷凍室を-21℃に設定し、冷蔵室を4℃に設定する。また、制限時間は8時間に設定されている。なお、制限時間は周囲温度により変更してもよい。そして、急冷終了条件が満たされると(S704でYES)、通常設定に戻して(S705)、運転を行う。急冷終了条件が満たされる場合としては、設定時間の経過、庫内温度が所定温度を下回った等が挙げられる。
なお、図8に示す設定パラメータは、冷蔵庫1の記憶部110に格納されていてもよいし、通信装置2の記憶部210に格納されていてもよい。
冷蔵庫1の記憶部110に格納されている場合、冷蔵庫1は通信装置2から取得した指示に基づき、設定パラメータに従って運転を実行する。また、通信装置2の記憶部210に格納されている場合、冷蔵庫1は、通信装置2から各パラメータを取得して運転を実行する。
〔冷蔵システム10における処理の流れ〕
次に、図9、図10を参照して冷蔵システム10における処理の流れを説明する。図9は、冷蔵システム10における予冷処理の流れを示すシーケンス図である。図10は、移動体通信端末5に表示される表示例を示す図である。
図9に示すように、予冷処理を行う場合、通信装置2から冷蔵庫1に予冷開始命令が送信される(S901)。なお、予冷開始命令を送信するか否かを判断する処理の詳細については後述する。冷蔵庫1は、通信装置2から予冷開始命令を取得すると(S902でYES)、冷蔵庫1は、予冷処理を開始してもよいかをユーザに確認するための予冷確認を、通信装置2を介して移動体通信端末5に送信する(S903)。移動体通信端末5は、冷蔵庫1から予冷確認を受信すると(S904)、表示部に予冷許可画面を表示する(S905)。予冷許可画面の画面例を図10に示す。図10に示すように、予冷許可画面では、予冷の開始許可をユーザに求める画面が表示される。そして、移動体通信端末5は、ユーザの指示を受け付けて、予冷の許可または不許可の指示を冷蔵庫1に送信する(S906)。指示を受領した冷蔵庫1は、指示の内容が予冷許可であれば(S908でYES)、予冷処理を実行する(S909)。一方、指示の内容が予冷不許可であれば(S908でNO)、通常設定による動作を行う(S910)。以上が、冷蔵システム10における予冷処理の流れである。
〔通信装置2における処理の流れ〕
次に、図11~図14を参照して、通信装置2における処理の流れを説明する。図11は、通信装置2が予冷開始指示を送付する処理の流れを示すフローチャートである。図12は、予冷開始指示を送付後、予冷中止指示を送付する処理の流れを示すフローチャートである。
図11に示すように、通信装置2の予冷判定部202は、購入予想条件が満たされるか否かを判定する(S1101、取得判定ステップ)。購入予想条件とは、ユーザが、冷凍または冷蔵の必要がある食品等を購入したか否かを判定するための条件である。すなわち、購入予想条件が満たされた場合、ユーザは冷凍または冷蔵の必要がある食品等を購入したということになる。なお、購入予想条件の判定処理の詳細については後述する。
そして、購入予想条件が満たされた場合(S1101でYES)、予冷判定部202は、判定テーブル211を用いて、ユーザの帰宅時間(投入時間)を予測する(S1102、投入時間導出ステップ)。例えば、ユーザがB商店街に入ったときに、購入予想条件が満たされた場合、判定テーブル211によれば、B商店街の時間距離(平均)は20分、平均滞在時間は40分なので、予測帰宅時間は60分後となる。また、滞在後、35分を経過したときに、購入予想条件が満たされた場合、予測帰宅時間は25分後となる。すなわち、予測帰宅時間は、以下の式で求められる。
予測帰宅時間=平均滞在時間-滞在時間+帰宅経路の所要時間(時間距離)
なお、予測帰宅時間は、帰宅経路の所要時間のみとする構成であってよいし、ユーザが物品を取得した時点から滞在位置を離れるまでの時間+帰宅経路の所要時間としてもよい。
また、帰宅経路の所要時間を判定テーブル211からではなく、周知のナビゲーションサービスから取得してもよい。
そして、予冷判定部202は、予測したユーザの帰宅時間が30分以内(第1所定時間以内)の場合(S1103でYES)、冷蔵庫1に対し予冷開始指示を送信する(S1104、予冷指示送信ステップ)。一方、予測したユーザの帰宅時間が30分以内ではない場合(S1103でNO)、ステップS1102に戻る。以上が、通信装置2が予冷開始指示を送付する処理の流れである。
なお、上記では、第1所定時間として30分を例に挙げたが、第1所定時間は、冷蔵庫1を所定温度下げるための時間よりも長い時間であればよく、30分に限定されない。また、冷蔵庫1を所定温度下げるための時間は、冷蔵庫1の外部環境等により変化するものであり、本実施形態では、外部環境に応じて所定温度下げるための時間を導出する。
次に、図12を参照して、予冷中止指示を送付する処理の流れを説明する。図12に示すように、予冷判定部202は、予冷開始指示を送信後の経過時間が設定時間内であるか否かを判定する(S1201)。経過時間が設定した時間を超えた場合(S1201でNO)、予冷判定部202は、予冷中止命令を冷蔵庫1に送信し(S1208)、冷蔵庫1の設定を通常設定に戻す(S1209)。
一方、予冷開始指示を送信後の経過時間が設定時間内であれば(S1201でYES)、予冷判定部202は、位置情報取得部201が取得したユーザの位置情報を用いて、ユーザが直帰しているか否かを判定する(S1202)。直帰していないを判定した場合(S1202でNO)、ステップS1208に進む。直帰していない=寄り道をしていると判断できるためである。
直帰している場合(S1202でYES)、予冷判定部202は、位置情報取得部201が取得したユーザの位置情報を用いて、ユーザが帰宅後、台所に直行したか否かを判定する(S1203)。直行していない場合(S1203でNO)、ステップS1208に進む。台所に直行したか否かは、上述のように位置情報を用いてもよいし、家の状況(寝室の電気が点灯した、テレビの電源が投入された等)から判断してもよい。
台所に直行している場合(S1203でYES)、予冷判定部202は、冷蔵庫1から取得した冷蔵庫情報から冷凍室の扉の開閉がないか否かを判定する(S1204)。扉の開閉があった場合(S1204でNO)、予冷判定部202は予冷中止命令を冷蔵庫1に送信し(S1206)、急冷開始命令を送信する(S1207)。台所に直行後、冷凍室の扉が開いた場合、冷凍食品の投入があったと判断できるためである。
扉の開閉がない場合(S1204でYES)、予冷処理が継続される(S1205)。すなわち、通信装置2は、冷蔵庫1に更なる指示は送付しない。以上が、通信装置2が、予冷開始指示を送付後、予冷中止指示を送付する処理の流れである。
なお、予冷中止指示は、上述したような処理ではなく、ユーザの過去の行動パターンと今回の行動パターンとをマッチングし、今回の行動パターンが、冷凍室に冷凍食品を投入する典型的な行動パターンから乖離したときに、予冷処理を中止してもよい。
〔購入予想条件の判定処理〕
(1)判定処理の例1
予冷判定部202は、評価値が閾値を超えたとき、購入予想条件が満たされたと判定する。評価値の例としては、冷蔵庫からの距離、座標、登録位置からの距離等が挙げられる。
例えば、評価値を登録位置からの距離とし、当該評価値は登録位置から離れるに従って値が下がるような場合、登録位置から所定の距離を閾値とすれば、評価値が閾値を超えたか否かにより、ユーザが登録位置近辺に入ったか否かを判定することができる。図13の(a)を参照して説明する。図13は、通信装置2における購入予想条件の判定処理を説明するための図である。図13の(a)のグラフは、縦軸が評価値、横軸が時間を示す。位置ログはそれぞれの時間帯におけるユーザの位置を示している。図13の(a)のグラフに示すように、位置ログに示すユーザの位置が登録位置に近づくに従って評価値が上昇していることが分かる。
そして、ある時点において閾値aを超えている。この閾値aを超えた時点が登録位置にユーザが入った時点となる。すなわち、ユーザが、冷凍食品を購入する場所に入った時点である。よって、評価値が閾値aを超えたか否かを判定することによりユーザが、冷凍食品を購入する場所に入ったか否かを判定することができる。これにより、「購入予想条件が満たされた」=「ユーザが冷凍食品を購入した」と考えることができる。
また、閾値を複数設ける処理を行ってもよい。2つの閾値を設ける例を図13の(b)に示す。図13の(b)に示す例では、上述した閾値aに加え、閾値bを設けている。閾値bは、閾値aよりも低い値に設定されている。よって、評価値が閾値bを超えた場合、ユーザが登録位置には入っていないが、登録位置に、ある程度近づいていることになる。よって、この閾値bを用いることにより、例えば霜取り処理の延期の判断を行うことができる(詳細は、後述する実施形態2に記載する)。
(2)判定処理の例2
次に、図14の(a)を参照して、判定処理の別の例について説明する。図14の(a)は、通信装置2における購入予想条件の判定処理を説明するための図である。
本例では、予冷判定部202は、ユーザが登録位置に所定時間以上滞在しているか否かにより、購入予想条件を満たすか否かを判定する。ユーザが、登録位置に所定時間以上滞在している場合、冷凍食品を購入している可能性が高い。よって、ユーザが登録位置に所定時間以上滞在しているか否かにより、購入予想条件を満たすか否かを判定することにより、正確な判定を行うことができる。
具体例を、図14の(a)に示す。図14の(a)に示す例では、評価値に閾値cを設けるとともに、評価値が閾値cを超えた時間に対して閾値dを設けている。閾値cを超えたか否かにより、ユーザが登録位置に入ったか否かを判定することができるとともに、閾値dを超えたか否かにより、登録位置での滞在時間が所定時間を超えたか否かを判定することができる。よって、登録位置での滞在時間が短い場合は、予冷を行わないとすることができる。
(3)判定処理の例3
次に、図14の(b)を参照して、判定処理のさらに別の例について説明する。図の(b)は、通信装置2における購入予想条件の判定処理を説明するための図である。
本例では、予冷判定部202は、ユーザの位置を示す位置情報の時系列データを画像として把握する。そして、当該画像と、位置を登録したときの時系列データが示す画像とをマッチングし、その類似度が閾値を超えるか否かにより購入予想条件を満たすか否かを判定する。登録時の時系列データは、冷凍食品を購入したときの時系列データであるので、これとマッチングをとることにより、購入予想条件を満たすか否かを正確に判定することができる。
具体例を、図14の(b)に示す。図14の(b)に示す例は、ユーザの位置を示す位置情報の時系列データを画像として把握した場合を示している。この画像と、登録時の位置情報の時系列データの画像(図5の(b)~(d))とをマッチングし、類似度を算出し、類似度が閾値を超えるか否かにより、購入予想条件を満たすか否かを判定する。
また、本例において、上述した例と同様に、閾値を2つ設け、2段階で処理を行ってもよい。
以上のように、本実施形態では、ユーザの位置、および判定テーブル211を用いて、購入判定、および予冷処理を行う。よって、これにより、ユーザが冷凍食品を購入すると考えられる場所にいるときに、自動的に予冷を開始することができる。また、判定テーブル211は、ユーザの行動履歴を用いて作成されるので、登録位置から自宅までの移動にかかる時間、当該登録位置において購入される冷凍食品の量等も考慮して予冷を行うことができる。
また、冷凍食品の内容、量等を、ユーザが入力する必要が無いので、ユーザに過度な負担を強いることなく実現することができる。
また、POS情報のような予め連携が必要な情報を用いていないので、煩雑な処理を経ることなく実施することができる。
なお、取得した位置情報から、ユーザが寄り道をしていると判断した場合、予冷処理を中断する構成であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図15~図17に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本実施形態では、実施形態1に記載した予冷を行うか否かの判定に加え、霜取り処理を延期するか否か、または霜取り処理を早めるか否かの判定を行う。通常、霜取り処理は1日1回程度、実行されるものであるが、霜取り処理中は冷却処理を実行することができない。よって、霜取り処理中、または霜取り処理直後に冷凍食品の投入があった場合、庫内温度の上昇、消費電力の増加等が生じる可能性がある。そこで、本実施形態では、冷凍食品の投入が予想される場合に、霜取り処理を延期する、または、霜取り処理後、冷凍食品の投入が行われるまでに十分な時間が取れるよう、霜取り処理を早めるものである。
これにより、上述した霜取り処理中、または霜取り処理直後に冷凍食品の投入があった場合の弊害を防止することができる。
図15を参照して、本実施形態における通信装置2の処理の流れを説明する。図15は、霜取り処理の判断を行う場合の通信装置2の処理の流れを示すフローチャートである。
図15に示すように、通信装置2の予冷判定部202は、購入予想条件が満たされるか否かを判定する(S1501)。購入予想条件が満たされた場合(S1501でYES)、予冷判定部202は、判定テーブル211を用いて、ユーザの帰宅時間を予測する(S1502)。そして、予冷判定部202は、予測したユーザの帰宅時間が30分以内(第2所定時間以内)の場合(S1503でYES)、冷蔵庫1に対し霜取り延期指示を送信する(S1504)。さらに、予冷判定部202は、冷蔵庫1に対し予冷開始指示を送信する(S1505)。一方、予測したユーザの帰宅時間が30分以内ではない場合(S1503でNO)、ステップS1502に戻る。以上が、通信装置2が予冷開始指示を送付する処理の流れである。
次に、図16を参照して、霜取り処理を早める処理の流れについて説明する。図16は、霜取り処理を早める処理の流れを示すフローチャートである。
図16に示すように、霜取り処理を早める処理の場合、まず、通信装置2の予冷判定部202は、購入予想条件が満たされるか否かを判定する(S1601)。購入予想条件が満たされた場合(S1601でYES)、予冷判定部202は、判定テーブル211を用いて、ユーザの帰宅時間を予測する(S1602)。そして、予冷判定部202は、予測したユーザの帰宅時間が120分以内か否かを判定し(S1603)、120分以内であれば(S1603でYES)、次に、予冷判定部202は、ユーザの帰宅時間が30分以内であるか否かを判定する(S1604)。そして、ユーザの帰宅時間が30分以内の場合(S1604でYES)、冷蔵庫1に対し霜取り延期指示を送信する(S1605)。さらに、予冷判定部202は、冷蔵庫1に対し予冷開始指示を送信する(S1606)。一方、予測したユーザの帰宅時間が30分以内ではない場合(S1604でNO)、予冷判定部202は、霜取り処理を行うか否かを判断し(S1607)、霜取り処理が必要と判断した場合(S1608でYES)、冷蔵庫1に霜取り開始指示を送信する(S1609)。また、霜取りが不要と判断した場合(S1608でNO)、ステップS1602に戻る。
ステップS1607、S1608の霜取りが必要か否かの判断は、例えば以下のようにして行うことができる。現時点の着霜量、および今後の予冷運転または急冷運転による着霜量を予測し、これらの和が、除霜が必要な着霜量を超えるか否かにより判断する。すなわち、下記の式を満たす場合に霜取り処理が必要と判断する。なお、着霜量の予測は従来技術により可能であるので、その説明を省略する。
現時点の着霜量+予冷(および急冷)運転による着霜量>除霜が必要な着霜量
例えば、温度30℃、相対湿度80%RHで圧縮機を運転した場合の1時間あたりの着霜量が2g、冷凍室の扉を1回開閉した場合の着霜量が8g、冷蔵室の扉を1回開閉した場合の着霜量が10gであり、蒸発器の着霜量が200gを超えたら霜取りが必要となる冷蔵庫を考える。この冷蔵庫において、前回の霜取り処理から現時点までの運転時間が12時間、冷凍室の扉の開閉回数が6回、冷蔵室の扉の開閉回数が4回だった場合、着霜量は、24+48+40=112gとなる。
また、現時点から予冷(および急冷)が終了するまでの運転時間が9時間(到着まで1時間、急冷運転8時間)、冷凍室の扉の開閉回数が5回、冷蔵室の扉の開閉回数が10回とすると、予冷(および急冷)が終了するまでの予想着霜量は、18+40+100=158gとなる。よって、現時点の着霜量(112g)+予冷(および急冷)運転による着霜量(158g)=268g>除霜が必要な着霜量(200g)となり、霜取りが必要となる。
以上が、通信装置2が霜取り処理を早める処理の流れである。
また、購入予想条件を満たすか否かを判断する前に、購入予備予想条件を満たすか否か判断し、購入予備予想条件を満たす場合に、霜取り処理を延期するか否か、または霜取り処理を早めるか否かの判定を行ってもよい。なお、購入予備予想条件は、上述した判定処理の例1における閾値bを超えた場合、判定処理の例2における閾値cを超えた場合、判定処理の例3における閾値eを超えた場合に対応する。
図17を参照して、購入予備予想条件を満たすか否かを判定する処理の流れについて説明する。図17は、購入予備予想条件を満たすか否かを判定する処理の流れを示すフローチャートである。
図17に示すように、まず、通信装置2の予冷判定部202は、購入予備予想条件が満たされるか否かを判定する(S1701)。購入予備予想条件が満たされた場合(S1701でYES)、予冷判定部202は、判定テーブル211を用いて、ユーザの帰宅時間を予測する。そして、予冷判定部202は、予測したユーザの帰宅時間が30分以内の場合(S1702でYES)、冷蔵庫1に対し霜取り延期指示を送信する(S1703)。一方、予測したユーザの帰宅時間が30分以内ではない場合(S1702でNO)、予冷判定部202は、霜取り処理を行うか否かを判断し(S1704)、霜取り処理が必要と判断した場合(S1705でYES)、冷蔵庫1に霜取り開始指示を送信する(S1706)。また、霜取りが不要と判断した場合(S1705でNO)、そのまま処理を終了する。
また、上述した図17に示す処理の後に、図11に示す予冷開始指示を送信するか否かの判定処理を行うこともできる。これにより、上述した判定処理の例において2段階の閾値を設けた場合の処理を実現することができる。
以上のように、本実施形態では、霜取り処理を実行した場合、ユーザが購入した冷凍食品を適切に冷却することができないと判断した場合、すなわちユーザの帰宅時間が早いと判断した場合、霜取り処理を延期する。これにより、ユーザが購入した冷凍食品の冷却処理を適切に行うことができる。
〔付記事項1〕
上述した登録位置を他のユーザと共有できる構成であってもよい。例えば、他のユーザが冷凍食品を購入した実績のある位置を本ユーザにおける冷凍食品の購入位置として登録する個性であってもよい。
また、他人の位置情報から、予冷処理を開始する構成であってもよい。より詳細には、登録位置に紐づけられている他人の位置情報に基づいて、予冷処理を開始する構成であってもよい。例えば、冷凍食品を販売するお店が移動販売を行っており、当該店舗の店員がお店を出たときに、予冷処理を開始する構成であってもよい。
〔実施形態3〕
本実施形態に係る冷蔵システム10では、移動体通信端末5から取得したユーザの位置と、通信装置2に格納されている判定テーブルとを用い、ユーザが冷凍の必要な食品等(物品)を購入したか否かを判定する。そして、購入があったと判定した場合、ユーザの推定帰宅時間を導出し、導出した推定帰宅時間を基に、冷蔵庫1において予冷に変わる他の処理あってもよい。
冷蔵庫に自動製氷装置が備わっている場合、貯氷量に余裕があれば製氷処理を行ってもよい。もし、急速製氷機能を有していれば、短時間で製氷を行うことができる。貯氷量を増加させることで、冷蔵庫内の冷却能力が向上し、ユーザが購入した冷凍食品の冷却処理を適切に行うことができる。
さらには、省エネ重視の冷却モードから、冷却能力重視の冷却モードに切り換えてもよく、その際には、後の冷凍食品の収納のための冷却を行っていることを表示、もしくは報知するようにしてもよい。すなわち、不要不急の冷蔵庫扉開放を減らし、庫内の温度上昇を抑えることができる。その他構成については、上述の実施形態1、2と同様である。
〔付記事項2〕
上述した実施形態では冷蔵庫を例に挙げて説明したが、本発明は冷蔵庫に限られることはなく、開示された技術的手段を組み合わせることで、家に到着する時刻前後にご飯が炊ける炊飯器などの調理器具、家に到着する時刻前後にお湯はりされる風呂給湯器、家に到着する時刻前後に快適温度となるエアコン、家に到着する時刻前後に掃除の終わる自動掃除機、家に到着時に空気の清浄化の終わる空気清浄機などに適用することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
冷蔵庫1および通信装置2の制御ブロック(特に制御部200(位置情報取得部201、予冷判定部202、霜取り判定部203、制御命令生成部204、判定テーブル生成部205)、および制御部100(予冷処理部101、急冷処理部102、霜取り処理部103))は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、冷蔵庫1および通信装置2は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る制御装置(通信装置2)は、冷蔵庫(1)を制御する制御装置であって、過去に上記冷蔵庫内の物品が増加したときの、該増加前のユーザの滞在位置および該ユーザが上記滞在位置を離れてから上記冷蔵庫内の物品が増加するまでの時間の少なくとも何れかと、現在の上記ユーザの位置とを用いて、上記ユーザが上記滞在位置において上記冷蔵庫へ投入する物品を取得しているか否かを判定する取得判定部(予冷判定部202)と、上記ユーザが上記物品を取得後に上記冷蔵庫に投入するまでの投入時間を導出する投入時間導出部(予冷判定部202)と、上記投入時間が第1所定時間以内の場合、上記冷蔵庫に予冷処理を実行させる予冷指示を該冷蔵庫に送信する予冷指示送信部(予冷判定部202、制御命令生成部204)と、を備えている構成である。
上記の構成によれば、物品が冷蔵庫に投入されるまでの時間である投入時間が第1所定時間内となったとき、冷蔵庫の予冷指示を送信する。よって、物品が冷蔵庫に投入されるまでの時間を考慮して予冷を開始させることができるので、予冷時間を適切に確保することができるとともに、予冷が無駄になることを防止することができる。
本発明の態様2に係る制御装置は、上記の態様1において、上記第1所定時間は、上記冷蔵庫の通常運転時に庫内を所定温度下げる時間よりも長いものであってもよい。
上記の構成によれば、第1所定時間を冷蔵庫の通常運転時に庫内を所定温度下げる時間よりも長い時間となるので、予冷時間が不足してしまうことも防止することができる。例えば、物品を入手した場所から冷蔵庫までの移動にかかる時間が、冷蔵庫の通常運転時に庫内を所定温度下げる時間よりも短い場合は、物品を入手する場所にユーザが滞在しているときから予冷を開始するので、予冷時間が不足してしまうことも防止することができる。
本発明の態様3に係る制御装置は、上記の態様1または2において、上記冷蔵庫は所定のタイミングで霜取り処理を実行するものであり、上記投入時間が上記第1所定時間以上である第2所定時間以内の場合、上記霜取り処理のタイミングを遅らせる霜取り延期指示を上記冷蔵庫に送信する霜取り延期指示送信部(制御命令生成部204)を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、投入時間が第2所定時間内の場合、霜取り処理を延期する指示を送信する。これにより、物品が冷蔵庫に投入されるときに霜取り処理が実行されてしまうことを防止することができる。
本発明の態様4に係る制御装置は、上記の態様1~3のいずれかにおいて、上記冷蔵庫内の在庫が増加したときの、該増加前の上記ユーザの位置を上記滞在位置として登録する位置登録部(判定テーブル生成部205)を備えている構成としてもよい。
上記の構成によれば、冷蔵庫への投入が必要な物品をユーザが取得した位置である滞在位置を自動的に登録することができる。
本発明の態様5に係る冷蔵庫は、上記制御装置から上記予冷指示を受信する受信部と、上記予冷指示に基づき予冷処理を開始してよいか否かを、ユーザに問い合わせる問い合わせ部と、上記問い合わせに対する回答に基づき、予冷処理を実行する予冷処理部と、を備えている構成である。
上記の構成によれば、予冷開始前に、ユーザに対し予冷の許可を求め、許可があった場合に予冷を開始するので、ユーザの関知しないところで予冷が開始されてしまうことを防止することができる。
本発明の態様6に係る冷蔵システムは、上記制御装置と上記冷蔵庫とを含む。これにより上述した効果を奏することができる。
本発明の態様7に係る制御装置の制御方法は、冷蔵庫を制御する制御装置の制御方法であって、 過去に上記冷蔵庫内の物品が増加したときの、該増加前のユーザの滞在位置および該ユーザが上記滞在位置を離れてから上記冷蔵庫内の物品が増加するまでの時間の少なくとも何れかと、現在の上記ユーザの位置とを用いて、上記ユーザが上記滞在位置において上記冷蔵庫へ投入する物品を取得しているか否かを判定する取得判定ステップ(S1101)と、上記ユーザが上記滞在位置を離れてから上記冷蔵庫の上記物品が増加するまでの時間を用いて、上記ユーザが上記物品を取得後に上記冷蔵庫に投入するまでの投入時間を導出する投入時間導出ステップ(S1102)と、上記投入時間が第1所定時間以内の場合、上記冷蔵庫に予冷処理を実行させる予冷指示を該冷蔵庫に送信する予冷指示送信ステップ(S1104)と、を含む。
上記の方法によれば、上記態様1と同様の効果を奏する。
本発明の各態様に係る制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記制御装置をコンピュータにて実現させる制御装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様に係る制御装置は、上記第1所定時間が、上記ユーザが上記滞在位置を離れてから上記冷蔵庫の物品が増加するまでの時間よりも長い場合は、上記ユーザが上記滞在位置を離れる前に予冷処理を開始するものであってもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、上記の態様1~4のいずれかにおいて、上記ユーザから、上記滞在位置の指定を受け付ける位置指定受付部(判定テーブル生成部205)を備えている構成としてもよい。
本発明の一態様に係る制御装置は、上記態様1~4のいずれかにおいて、予冷処理を開始したのち、上記ユーザの位置情報から上記冷蔵庫の物品が増加する時刻が遅くなると判断される場合、予冷処理を一時的に中断する予冷中断部(制御命令生成部204)を備える構成であってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 冷蔵庫
2 通信装置(制御装置)
5 移動体通信端末
10 冷蔵システム
100、200 制御部
101 予冷処理部
102 急冷処理部
103 霜取り処理部
104 問い合わせ部
120 送受信部(受信部)
202 予冷判定部(取得判定部、投入時間導出部、予冷指示送信部)
203 霜取り判定部(霜取り延期指示送信部)
204 制御命令生成部(予冷指示送信部、霜取り延期指示送信部)
205 判定テーブル生成部(位置登録部、位置指定受付部)
211 判定テーブル
本発明は、冷蔵システムに関する。
一態様に係る冷蔵システムは、移動体通信端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記移動体通信端末が、食品を購入する場所として登録された登録位置に所定時間以上滞在しているときに、冷蔵庫の庫内の温度を低下させる予冷処理の開始確認を前記移動体通信端末に通知する制御部と、を備える。

Claims (4)

  1. 庫内の温度を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、ユーザの位置情報に基づいて、ユーザの位置情報に基づく温度設定がされた前の温度よりも前記庫内の温度が高くなる第1の制御を実行し、
    前記制御部は、ユーザからの指示に基づいて、マップにおける所定の範囲を、食品を購入する場所として登録し、
    前記制御部は、前記ユーザの位置情報と、前記食品を購入する場所とに基づいて、前記庫内の温度が低くなる第2の制御を実行する、冷蔵庫。
  2. 前記制御部は、端末へのユーザからの指示に基づいて前記第1の制御を実行する、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記制御部は、扉の開閉情報及び前記冷蔵庫の霜取りに関する情報のうちの少なくとも一方を外部に送信する、請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記制御部は、扉が開放された場合、前記庫内の温度が低くなる第3の制御を実行する
    、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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