JP2024052975A - 計量値付け装置及び販売システム - Google Patents

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Abstract

【課題】客が所持する携帯端末装置により商品登録が行われるようにされた販売システムにおいて、計量値付け装置を用いた商品登録が円滑に行われるようにする。【解決手段】計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムにおける計量値付け装置であって、商品の選択に用いられる商品ボタンと、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報とを同一画面に表示させる表示手段と、前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段とを備えて計量値付け装置を構成する。【選択図】図12

Description

本発明は、計量値付け装置及び販売システムに関する。
店舗にて、客が、自分の所持する携帯端末装置を操作して、自ら商品登録を行うことが可能な販売システムが導入されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第5056161号公報
量り売りの商品の販売にあたっては計量値付け装置が使用される。上記のような販売システムにおいても計量値付け装置を使用する売り場が設けられる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、客が所持する携帯端末装置により商品登録が行われるようにされた販売システムにおいて、計量値付け装置を用いた商品登録が円滑に行われるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決する本発明の一態様は、計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムにおける計量値付け装置であって、商品の選択に用いられる商品ボタンと、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報とを同一画面に表示させる表示手段と、前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段とを備える計量値付け装置である。
また、本発明の一態様は、計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムであって、計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報とを、前記計量値付け装置にて同一画面に表示させる表示手段と、前記接続情報を読み取った携帯端末装置と前記計量値付け装置とを通信可能に接続する接続手段とを備える販売システムである。
本実施形態に係る販売システムの構成例を示す図である。 本実施形態に係る計量値付け装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係る計量値付け装置の外観例を示す斜視図である。 本実施形態に係る精算装置の外観例を示す図である。 本実施形態に係る精算装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係る取引管理サーバの構成例を示す図である。 本実施形態に係る顧客情報、店舗情報、カート情報の一例を示す図である。 本実施形態に係る起動画面、周辺店舗案内画面、店舗情報画面の一態様例を示す図である。 本実施形態に係る広告画面、商品登録画面、及び精算案内画面の一態様例を示す図である。 本実施形態に係る店舗において量り売り商品が陳列された様子の一例を示す図である。 本実施形態に係る値付け操作画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る値付け操作画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る計量案内画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る計量結果画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る値付け操作画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る商品登録画面の一例を示す図である。 本実施形態に係る計量値付け装置、携帯端末装置、及び取引管理サーバが、一取引における量り売り商品の登録に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。 本実施形態の第4変形例に係る計量結果画面の一例を示す図である。
<実施形態>
図1は、本実施形態における販売システムの構成例を示している。同図の販売システムは計量値付け装置10(10-1、10-2、10-3)、精算装置20(20-1、20-2)、管理装置30、携帯端末装置40、及び取引管理サーバ50を備える。
本実施形態の販売システムは、客が携帯端末装置40により商品登録を行うとともに、客が精算装置20を操作して精算も行うようにされる。
計量値付け装置10は、秤台に載せられた商品について計測された重量と、重量単価とにより商品ごとの金額を算出し、算出された金額を含む商品の商品値付け情報を生成する。商品値付け情報は、計量値付け装置10と通信可能に接続された携帯端末装置40に送信される。
精算装置20は、取引管理サーバ50から取得したカート情報(精算情報)を利用して、客の操作に応じて精算処理を実行する。
管理装置30は、店舗における精算装置20の上位装置である。同図の管理装置30は精算装置20と通信可能に接続される。管理装置30は、例えば、店舗における精算処理の実績情報を精算装置20から取得することで、店舗における取引実績を管理できる。また、例えば精算装置20のステータスを監視し、精算装置20に異常が発生した場合には報知を行うことができる。
なお、管理装置30は、計量値付け装置10とも通信可能に接続されてよい。この場合には、例えば管理装置30に商品マスタの情報を記憶させておいてよい。計量値付け装置10は、管理装置30に記憶された商品マスタを利用して、商品の登録に対応する処理を実行することができる。
携帯端末装置40は、客が所持する端末装置である。本実施形態において、携帯端末装置40は、客が所有するスマートフォンやタブレット端末等であってよい。携帯端末装置40には、本実施形態の販売システムに対応して客が買い物等に関連するサービスに利用するアプリケーションソフトウェア(買い物アプリケーション)がインストールされている。
取引管理サーバ50は、販売システムにおいて、取引を管理する。具体的に、取引管理サーバ50は、携帯端末装置40からネットワーク経由で送信される商品登録情報を受信し、受信された商品登録情報により、取引単位のカート情報を生成する。カート情報は、対応の取引における商品の登録結果を示す。
取引管理サーバ50は、精算装置20から送信されたカート情報要求に応じて、カート情報要求により指定される取引識別子が対応付けられたカート情報を、精算装置20に送信する。
図2、図3を参照して、本実施形態における計量値付け装置10の構成例について説明する。図2は、計量値付け装置10のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3は、計量値付け装置10の外観例を示す図であり、計量値付け装置10を正面方向からみた場合の外観例を示す。
図2に示すように、計量値付け装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM102、RAM103、スキャナ部104、客用表示部106、ハードディスク107、計量部109、印字部110、装置間対応通信部111、近距離通信部112を備える。これらは、バス119を介して互いに接続されている。
CPU101は、プログラムを実行することにより、計量値付け装置10としての機能実現のための各種処理を実行する。
ROM102は、種々の情報を記憶する。例えば、CPU101が実行するプログラムを記憶する。また、ROM102は、客用表示部106や客用表示部106による表示に関する情報(画面情報、メッセージ情報等)を記憶する。また、ROM102は、自装置を識別させるための装置番号(装置識別子)を記憶する。また、ROM102は、印字部110による印字に関する情報(印字内容、印字フォーマット情報等)を記憶してもよい。
RAM103は、CPU101が処理、演算を実行するにあたっての作業領域として利用される。
スキャナ部104は、コード化された情報を光学的に読み取る。
客用表示部106は、図3に示すように、正面側にて客側に向けて配置され、客向けの表示を行う。なお、客用表示部106は、客による操作が可能なようにタッチパネルとして構成されてもよい。
ハードディスク107は、CPU101の補助記憶装置として計量値付け装置10に必要な各種の情報を記憶する。ハードディスク107は、例えば商品ファイル等を記憶してもよい。ハードディスク107は、登録処理等をCPU101に実行させるためのプログラムを記憶してもよい。また、ハードディスク107は、プログラムが実行されることによって生成される種々の情報を記憶してもよい。また、ハードディスク107は、客用表示部106による表示に関する情報や、印字部110による印字に関する情報を記憶してもよい。
なお、ハードディスク107に代えて、SSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置が備えられてもよい。
計量部109は、秤台109bに置かれた商品等(商品及び該商品を入れた風袋)の重量を計量し、計量値を示したデータをCPU101に出力する。なお、計量部109から計量値を取得したCPU101は、計量値から所定の重量(風袋の重量)を減算して、秤台109bに置かれた商品を算出する。また、CPU101は、上述の如く算出した商品の重量をRAM103に一時記憶するとともに、客用表示部106に表示させる。
印字部110は、用紙媒体に印字(印刷)し、ラベル排出口110a(図3)から発行(出力)する。例えば印字部110は、商品に貼り付けるラベルを発行することができる。
装置間対応通信部111は、所定の通信網を経由して、他の計量値付け装置10との通信を行う場合に対応して備えられる。なお、装置間対応通信部111が対応する通信網は、有線であってもよいし、無線であってもよい。なお、装置間対応通信部111は、管理装置30と通信可能とされてよい。
近距離通信部112は、携帯端末装置40と所定の近距離無線通信方式により通信を行う。近距離通信部112が対応する近距離無線通信方式は、例えばBluetooth(登録商標)であってもよい。
図4は、精算装置20の外観例を示した斜視図である。同図の精算装置20は、スキャナ部204と、客用表示部206と、釣銭機260と、発行口210aとを含む。
スキャナ部204は、コード情報を読み取る。スキャナ部204が読み取り可能なコード情報は、バーコード(一次元コード)であってもよいし、二次元コード(例えば、QRコード(登録商標)等)であってもよい。
本実施形態の場合、スキャナ部204は、携帯端末装置40にて表示されるコード情報の読み取りに使用される。携帯端末装置40にて表示されるコード情報としては、精算用のコード情報、会員証画面において配置され会員識別子等を示すコード情報、クーポン券としての情報を含むコード情報等を挙げることができる。また、精算装置20は、例えば店員の操作等に応じて商品登録処理を実行可能とされてもよく、この場合には、スキャナ部204により商品コードとしてのコード情報が読み取られるようにされてよい。
同図のスキャナ部204は、客用表示部206の台座部分に固定的に設けられた例が示されているが、例えば、ハンディスキャナとされて、筐体の側面に設けられた台座に掛止されてよい。
客用表示部206は、客向けに精算に関連する情報が表示される。客用表示部206は、タッチパネルを備えるディスプレイデバイスとして構成されてよい。
釣銭機260は、紙幣及び硬貨の客による投入を受け付けて入金処理を行い、釣銭、返金、またはリジェクトされる場合の紙幣及び硬貨を排出する自動釣銭機である。釣銭機260は、紙幣管理部261と、硬貨投入口264と、硬貨排出口265と、リジェクト口266とを備える。硬貨投入口264と、硬貨排出口265と、リジェクト口266とは、硬貨管理部に含まれる。紙幣管理部261は、紙幣投入口262と、紙幣排出口263とを備える。紙幣投入口262は、客により投入される紙幣を取り込む口である。紙幣排出口263は、紙幣及びリジェクト紙幣を排出する口である。紙幣投入口262及び紙幣排出口263は、二段に構成される。例えば、紙幣管理部261において、上段が紙幣投入口262、下段が紙幣排出口263である。
硬貨投入口264は、客により投入される硬貨を取り込む口である。硬貨排出口265は、おつりとしての硬貨、釣銭機260が備える貨幣識別部が識別に失敗した場合の硬貨、貨幣識別部が偽造硬貨として識別した場合の硬貨を排出する口である。リジェクト口266は、入金後、キャンセルの操作をした場合に、硬貨を排出する口である。紙幣投入口262及び硬貨投入口264が入金口である。紙幣排出口263、硬貨排出口265、及びリジェクト口266が出金口である。発行口210aは、各種レシートをレシートの排出口から出力する。
釣銭機260及び発行口210aは、紙幣投入口262と、紙幣排出口263と、硬貨投入口264と、硬貨排出口265と、リジェクト口266と、レシートの排出口とを客側に向けて、カウンタ台の客側側面に突設される。この配置により、客が釣銭機260に近接して立った場合に、客のつま先がカウンタ台にあたるおそれが低減される。例えば、釣銭機260及び発行口210aが一体の筐体に収納され、この筐体がカウンタ台の客側側面に突設される。
図5は、精算装置20の構成例を示すブロック図である。精算装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部204と、客用表示部206と、ハードディスク207と、印字部210と、装置間対応通信部211と、釣銭機260とを備える。これらは、バス219を介して互いに接続されている。なお、装置間対応通信部211は、後述の第3実施形態において店員識別タグとの通信のために備えられる部位であることから、本実施形態においては省略されてよい。
CPU201は、プログラムを実行することにより、精算装置20としての機能実現のための各種処理を実行する。
ROM202は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM202は、CPU201が実行するプログラムを記憶する。また、ROM202は、客用表示部206による表示に関する情報(画面情報、メッセージ情報等)を記憶する。また、ROM202は、自装置を識別させるための装置番号を記憶する。また、ROM202は、印字部210による印字に関する情報(印字内容、印字フォーマット情報等)を記憶してもよい。スキャナ部204は、コード化された情報を光学的に読み取って、読み取った情報をRAM203に記憶させる。
RAM203は、CPU201が処理、演算を実行するにあたっての作業領域として利用される。
スキャナ部204は、コード化された情報を光学的に読み取る。スキャナ部204は、例えば会員カードにバーコード等として印刷された会員番号などの情報を読み取ることができる。
客用表示部206は、タッチパネルとして構成され、客向けの情報の表示を行い、客が画面を触れることによる操作を受け付ける。
ハードディスク207は、CPU201の補助記憶装置として精算装置20に必要な各種の情報を記憶する。ハードディスク207は、精算処理等をCPU201に実行させるためのプログラムを記憶してもよい。また、ハードディスク207は、プログラムが実行されることによって生成される種々の情報を記憶してもよい。また、ハードディスク207は、客用表示部206による表示に関する情報や、印字部210による印字に関する情報を記憶してもよい。
印字部210は、レシートなどを用紙に印字し、レシートを排出口から排出させる。
装置間対応通信部211は、例えば他の精算装置20や管理装置30と通信する。
図6を参照して、本実施形態の携帯端末装置40の構成例について説明する。同図の携帯端末装置40は、CPU401、記憶部402、RAM403、ネットワーク対応通信部404、近距離無線対応通信部405、タッチパネル付表示部406、操作部407、撮像部408、及び位置情報取得部409を備える。
CPU401は、プログラムを実行することにより、携帯端末装置40における各種の処理を実現する。
記憶部402は、CPU401の補助記憶装置であって、CPU401に実行させるプログラムのほか、各種のデータを記憶する。
RAM403は、CPU401の主記憶装置である。
ネットワーク対応通信部404は、電話回線あるいは無線LAN経由でネットワークに対応する通信を実行する。
近距離無線対応通信部405は、例えばBluetoothの規格に従った近距離無線通信を行う。即ち、近距離無線対応通信部405は、計量値付け装置10における近距離通信部112との間での近距離無線通信を行う。これにより、携帯端末装置40と計量値付け装置10との間での通信が可能となる。
タッチパネル付表示部406は、タッチパネルが組み合わされた表示部である。
操作部407は、タッチパネル付表示部406以外であって、操作が行われるキー等を一括示す。
撮像部408は、撮像を行う。携帯端末装置40は、撮像部408を利用したコード情報スキャン機能を有する。つまり、携帯端末装置40は、コード情報スキャン機能として、撮像部408により撮像して得られた撮像画像においてコード情報が含まれていることを認識すると、撮像画像からコード情報を取得する。
撮像部408を用いたコード情報スキャン機能は、本実施形態の買い物アプリケーションのもとでは、商品に付されたコード情報の読み取りと、計量値付け装置10にて表示される接続情報コードの読み取りとに用いられる。商品に付されたコード情報の読み取りによっては、コード情報に含まれる商品コードにより登録対象の商品が特定される。このような登録対象の商品の特定に関しては、例えば、撮像部408により商品を撮像して得られた撮像画像を用いた一般物体認識処理によって実現されてよい。この場合において、一般物体認識処理の結果として、1の商品を特定するようにしてもよいし、複数の候補を提示してもよい。複数の候補を提示する場合には、客が提示された複数の候補のうちから1つのものを選択することで、登録対象の商品が特定されるようにしてよい。
位置情報取得部409は、自己の位置を測位し、測位された位置を示す位置情報を取得する。位置情報取得部409は、例えばGPS(Global Positioning System)に対応する測位デバイスを備えて構成されてよい。
図7を参照して、本実施形態の取引管理サーバ50の構成例について説明する。同図の取引管理サーバ50は、CPU501、記憶部502、RAM503、及び通信部504を備える。
CPU501は、プログラムを実行することにより、取引管理サーバ50における各種の処理を実現する。
記憶部502は、CPU501の補助記憶装置であって、CPU501に実行させるプログラムのほか、各種のデータを記憶する。
RAM503は、CPU501の主記憶装置である。
通信部504は、精算装置20や携帯端末装置40等と通信を実行する。
なお、取引管理サーバ50においても表示部、操作部等が設けられ、管理者が操作等を行えるようにされてもよい。
取引管理サーバ50は、例えば、図8(A)に示すような顧客情報を記憶する。図8(A)に示した顧客情報は、顧客識別情報、顧客名、顧客登録日、キャンセル情報、顧客ランク、ポイント数等を含む。顧客識別情報は、顧客を一意に識別する識別情報である。顧客名は、顧客の氏名やニックネームなどである。顧客登録日は、顧客登録した日時である。キャンセル情報は、登録後における登録商品のキャンセルに関する情報である。顧客ランクは、顧客の購入実績に応じたランクである。なお、新規の顧客の顧客情報の生成時には、顧客識別情報、顧客名、顧客登録日は生成されるが、実際の取引(商品登録)の開始前であるため、他の情報(キャンセル情報等)は生成されない。
取引管理サーバ50は、例えば、顧客登録の際(例えば、携帯端末装置40が外部(例えば、アプリ全般を提供する所定のサーバ、当該取引管理サーバ50)から取引管理サーバ50によるサービスを利用するため買い物アプリケーションをダウンロードまたはインストールする際)に顧客識別情報を生成し、記憶する。また、取引管理サーバ50は、例えば、顧客登録の際に、携帯端末装置40を用いて、登録フォーム(入力フォーム)の氏名欄に入力された情報を取得し、顧客名として記憶する。また、取引管理サーバ50は、例えば、顧客登録の際の現在日時を取得し、顧客登録日として記憶する。
なお、取引管理サーバ50は、自装置内の記憶部に顧客情報を記憶することに代えてまたは加えて他の装置(取引管理サーバ50がアクセス可能なファイルサーバ等)に顧客情報の一部または全部を記憶してもよい。
店舗情報は、各店舗の管理装置30から取得したものである。つまり、取引管理サーバ50は、各店舗の管理装置30から直接または他の装置を介して間接的に店舗情報を受信するなどして、店舗情報を記憶する。
取引管理サーバ50は、例えば、図8(B)に示すような店舗情報を記憶する。図8(B)に示した店舗情報は、店舗識別情報、店舗名(支店名)、店舗特定情報1、店舗特定情報2を含む。店舗識別情報は、店舗を一意に識別する識別情報である。図8(B)に示した店舗識別情報は、店(屋号)もしくは企業のコードと、支店のコードとから構成される。店舗名は、店舗の名称である。図8(B)に示した店舗名は、店(屋号)もしくは企業と、支店名とから構成される。店舗特定情報1は、取引する店舗(商品の売買が行われる店舗)を特定するための二次元コードの情報である。店舗特定情報2は、取引する店舗を特定するための店舗の位置情報(GPS情報)である。なお、図8(B)に示した例では、店舗識別情報と店舗特定情報1とは異なるが、店舗識別情報と店舗特定情報1とは同一であってもよい。
なお、取引管理サーバ50は、外部(各店舗を統括する本部のサーバ(不図示)等)から店舗情報等を取得し、記憶してもよい。また、取引管理サーバ50は、自装置内の記憶部に店舗情報を記憶することに代えてまたは加えて他の装置(取引管理サーバ50がアクセス可能なファイルサーバ等)に店舗情報の一部または全部を記憶してもよい。
商品情報は、各店舗の管理装置30等から取得したものである。つまり、取引管理サーバ50は、各店舗の管理装置30から直接または他の装置を介して間接的に商品情報を受信するなどして、商品情報を記憶する。なお、取引管理サーバ50は、外部(各店舗を統括する本部のサーバ(不図示)等)から商品情報を取得し、記憶してもよい。また、取引管理サーバ50は、自装置内の記憶部に店舗情報を記憶することに代えてまたは加えて他の装置(取引管理サーバ50がアクセス可能なファイルサーバ等)に店舗情報の一部または全部を記憶してもよい。
カート情報は、個々の取引を管理するための情報である。取引管理サーバ50は、取引の開始時にカート情報を生成する。また、取引管理サーバ50は、取引の進行にあわせて(商品が登録される度に)、カート情報を更新する(カート情報に商品が記憶されることを以て当該商品の登録がなされたと解してもよい)。
取引管理サーバ50は、例えば、図8(C)に示すようなカート情報を記憶する。
図8(C)に示したカート情報は、カート識別情報、取引開始日時、取引終了日時、顧客識別情報、登録商品情報、保留商品情報、キャンセル情報等を含む。カート識別情報は、カート(取引)を一意に識別する識別情報である。図8(C)に示したカート識別情報は、店舗識別情報と、日付と、シリアル番号(例えば店舗別日付別のシリアル番号)とから構成される。取引開始日時は、取引の開始日時である。図8(C)に示した取引開始日時は、当該カート情報の生成日時である。なお、取引開始日時は、1品目の商品の登録日時(図8(C)中の登録商品情報(登録商品1)を記憶した日時)としてもよい。カート情報の生成日時と1品目の商品の登録日時とを別々に両方記憶してもよい。
取引終了日時は、取引の終了日時である。図8(C)に示した取引開始日時は、精算日時である。顧客識別情報は、当該取引の客を識別する顧客識別情報である。なお、カート情報の生成時には、カート識別情報、取引開始日時、顧客識別情報は生成されるが、実際の取引(商品登録)の開始前であるため、他の情報(取引終了日時等)は生成されない。なお、精算日時は、精算開始日時であってもよいし、精算終了日時であってもよい。精算開始日時と精算終了日時とを別々に両方記憶してもよい。
登録商品情報(計)は、商品が登録されるごとに更新される情報である。登録商品情報(計)は、品数(商品数)、概算小計金額(価格決定ロジックによる価格算出前の概算の小計金額)、小計金額(価格決定ロジックによる価格算出後の小計金額)等を含む。登録商品情報(1)は、1品目の商品の登録情報である。登録商品情報(2)は、2品目の商品の登録情報である。なお、図8(C)に示す例では、登録商品情報(3)~登録商品情報(5)の図示を省略している。登録商品情報(N;Nは整数)は、商品コード、品名(商品名)、価格等を含む。
登録商品情報(N)は、当該N品目の商品の登録日時を含むものであってもよい。つまり、取引管理サーバ50は、登録商品情報として、当該登録商品の登録日時を記憶してもよい。各商品の登録日時は、タイムサービス(売価決定ロジックEによるサービス)等のサービス適用の要否や適用後の効果の判断材料としても用いてもよい。
保留商品情報(計)は、保留商品(後述)が登録されるごとに更新される情報である。保留商品情報(計)は、保留商品の品数(商品数)、保留商品のうちのNON-FILEの品数、保留商品のうちの読取NG(要不正操作確認)の品数等を含む。
NON-FILEとは、店舗においてバーコードのスキャンは成功したが(商品コードを読み取ることができたが)、商品コードが商品情報に記憶されていないこと、または、店舗において商品コードのスキャンは成功したが、商品コードが商品情報に記憶されていない商品のことである。
読取NGとは、店舗において商品コードのスキャンが失敗したこと(商品コードを読み取ることができなかったこと)、または、店舗において商品コードのスキャンが失敗した商品のことである。つまり、読取NGとは、例えば画像認識技術により一定時間商品を撮像しているがバーコード認識に至らない場合を判別できる場合にタイムアウト処理すること、タイムアウト処理された商品である。例えば、パッケージのシワ等やバーコード印字のカスレや汚れにより正しくバーコードを取得(認識)できない場合に読取NGと判断される。また、バーコードを読んだフリしてカゴへ投入する不正操作を検出した場合にも読取NGと判断される。なお、携帯端末装置40は、センサ(例えば、ジャイロセンサや加速度センサや距離センサ等)を備え、当該携帯端末装置40がバーコード読取中(具体的には、バーコードの読み取りのため、当該携帯端末装置40が傾けられている状況であり、かつ、当該携帯端末装置40の一定距離先に物品(商品)が存在している状況)を検出可能である。そして、所定時間内にバーコードが読み取れなかった場合(バーコード読取中が所定時間継続したがバーコードを読み取れなかった場合)は、タイムアウト処理として、保留商品(読取NG)としている。
保留商品情報(保留商品1)は、1品目の保留商品の情報である。保留商品情報(保留商品2)は、2品目の保留商品の情報である。保留商品情報(保留商品3)は、3品目の保留商品の情報である。
保留商品情報(保留商品N;Nは整数)は、保留商品種別(当該保留商品がNON-FILEであるか読取NGであるかを示す情報)、画像データ(読取NG時に撮像された画像データ)を含む。例えば、N品目の商品がNON-FILEによる保留商品である場合には、保留商品情報(保留商品N)は、保留商品種別「1(NON-FILE)」、画像データを含む。また、N品目の商品が読取NGによる保留商品である場合には、保留商品情報(保留商品N)は、保留商品種別「2(読取NG)」、画像データを含む。
なお、取引管理サーバ50は、自装置内の記憶部にカート情報を記憶することに代えてまたは加えて他の装置(取引管理サーバ50がアクセス可能なファイルサーバ等)にカート情報の一部または全部を記憶してもよい。
図9、図10を参照して、携帯端末装置40にインストールされる買い物アプリケーションの機能について説明する。
客が携帯端末装置40を操作して買い物アプリケーションを起動させると、買い物アプリケーションが動作する携帯端末装置40は、まず、図9(A)に示すように、タッチパネル付表示部406に起動画面を表示する。同図の起動画面においては、「店舗情報」ボタン、「お知らせ」ボタン、「お得情報」ボタンが配置されている。また、「買い物を開始する」との文字が示される買い物開始ボタンが配置されている。
例えば、客が「店舗情報」ボタンに対する操作(タップ操作)を行った場合には、タッチパネル付表示部406の表示は、図9(B)に示されるように、周辺店舗案内画面に遷移する。周辺店舗案内画面は、位置情報取得部409により取得される自己の位置を基準にして一定範囲内に存在する、買い物アプリケーションが利用可能な店舗(利用可能店舗)を地図上に表示する。同図では、地図上に、携帯端末装置40の現在位置を基準にして、3つの利用可能店舗を示すマークが配置された例が示されている。
このような周辺店舗案内画面の表示にあたり、携帯端末装置40は、例えば、利用可能店舗に関する情報(利用可能店舗情報)を管理する店舗情報サーバ(図示省略、取引管理サーバ50等が店舗情報サーバとして共用されてもよい)に、自己の位置情報とともに、利用可能店舗探索要求を送信する。店舗情報サーバは、利用可能店舗探索要求の受信に応答して、利用可能店舗探索要求とともに受信された位置情報を基準にして一定の距離範囲に位置する利用可能店舗を探索する。店舗情報サーバは、探索された利用可能店舗の情報を携帯端末装置40に送信する。携帯端末装置40は、受信された利用可能店舗の情報を利用して、周辺店舗案内画面を表示する。
買い物アプリケーションは、例えば買い物リストの機能を有してよい。客は、自分が買い物をしようと思っている商品を買い物リストに登録する操作を行うことができる。
このように買い物アプリケーションが買い物リストの機能を有している場合、携帯端末装置40は、例えば買い物リストに登録されている商品の情報も利用可能店舗探索要求に含めるようにする。店舗情報サーバは、店舗ごとの利用可能店舗情報に、店舗で販売している商品の品目のリストを含める。店舗情報サーバは、利用可能店舗探索要求の受信に応じて、携帯端末装置40の位置から一定範囲内にあるとして探索された利用可能店舗情報ごとに、買い物リストに登録されている商品の有無を示す情報を含めたうえで、利用可能店舗情報を携帯端末装置40に送信する。この場合、携帯端末装置40は、買い物リストに登録されている商品の有無が視認できるように地図上に利用可能店舗を表示してよい。買い物リストに登録されている商品の有無が視認できるようにする利用可能店舗の表示態様としては、例えば利用可能店舗を示すマークについて、買い物リストに登録されている商品の有る利用可能店舗と無い利用可能店舗とに応じて、色分けや大きさが変更されるようにしてよい。
また、図9(B)のように周辺店舗案内画面が表示された状態のもとで、客が、任意の店舗のマークを選択する操作(例えばマークに対するタップ操作)を行うことによっては、図9(C)に示されるように、選択された店舗の情報を示す店舗情報画面が表示される。
前述のように、図9(A)の起動画面においては、「お知らせ」ボタンと「お得情報」ボタンとが配置されている。また、図9(C)の店舗情報画面においても、「お知らせ」ボタンと「お得情報」ボタンとが配置されている。
起動画面もしくは店舗情報画面が表示されている状態のもとで、客が「お知らせ」ボタンを操作した場合には、図10(A)に示されるように、対応の利用可能店舗が「お知らせ」として用意した、イベント、セール告知等の情報を提供する広告画面が表示される。
また、客が「お得情報」ボタンを操作した場合には、図10(B)に示されるように、買い物アプリケーションを利用する客に向けた割引等のサービスの情報を提供する広告画面が表示される。
これらの広告画面の表示は、店舗情報サーバから送信された利用可能店舗情報に含められた広告情報に基づいて行われてよい。
また、図9(A)の起動画面において配置される買い物開始ボタンが操作された場合、タッチパネル付表示部406は、図10(C)に示されるように、商品登録画面(コードスキャン画面)に遷移する。客は、商品登録画面が表示された携帯端末装置40を使用して商品登録操作を行うことができる。
ここでは、計量値付け装置10が配置された売り場ではなく、基本的な商品登録操作例として、商品棚が配置された売り場での商品登録操作例について説明する。
客は、例えば商品棚から自分が購入しようとする商品(購入対象商品)を取り出す。客は、取り出した購入対象商品に付されたコード(バーコードであるが、二次元コードであってもよい)のコード情報を、商品登録画面が表示された状態の携帯端末装置40の撮像部408により読み取らせる操作を行う。
このように読み取られたコード情報は、1商品に対応する商品登録情報として、携帯端末装置40から取引管理サーバ50に送信される。取引管理サーバ50は、受信された商品登録情報を、一取引に対応するカート情報(精算情報)に含めるようにする。また、読み取られたコード情報に基づく商品登録情報は、携帯端末装置40にて記憶されてもよい。
客は、全ての購入対象商品について登録する操作を終えると、商品登録の完了を指示する所定操作(商品登録完了操作)を携帯端末装置40に対して行う。商品登録完了操作が行われると、携帯端末装置40は、取引管理サーバ50に商品登録完了を通知してよい。商品登録完了の通知を受信した取引管理サーバ50は、対応の取引のカート情報について、商品登録が完了したものとして管理することができる。
商品登録完了操作が行われると、携帯端末装置40のタッチパネル付表示部406には、図10(D)に示されるように、精算案内画面が表示される。同図の精算案内画面には、客に向けて、精算のために精算装置20にまで赴いてもらうようにする案内のメッセージと、今回の商品登録に応じた取引を示す取引コード情報が例えば二次元コードとして表示されている。取引コード情報には、取引を一意に示す取引識別子が含まれる。この取引識別子は、例えば、携帯端末装置40が、対応の取引において最初に商品登録情報を送信したことに応じて取引管理サーバ50にて発行され、携帯端末装置40に通知されたものであってよい。
客は、精算装置20にまで赴いて、精算装置20のスキャナ部204に、精算案内画面に表示された二次元コードを読み取らせる。精算装置20は、読み取られた二次元コードが示す取引識別子に対応するカート情報を、取引管理サーバ50から取得する。精算装置20は、取得されたカート情報を利用して、客の操作に応じて精算処理を実行する。なお、精算装置20には、例えば客がクレジットカード、電子マネーカード、ポイントカード等のカード類を利用、併用して精算を行う場合に対応して、所定のカードに対応する1以上のカードリーダが備えられてよい。
このようにして本実施形態では、自分の所持する携帯端末装置40に買い物アプリケーションをインストールしている客は、自分の携帯端末装置40に対する操作により商品登録を行うことができる。また、精算装置20での精算も、客の操作によって行われる。このように客により商品登録及び精算が行われることで、本実施形態では、店員が商品登録の操作や精算装置の操作等を行う必要がない。
一方で、店舗においては、客が計量値付け装置10により量り売り商品の値付けを行って商品を登録する、セルフ方式による量り売り対応の売り場がある。このような量り売り対応の売り場では、このようなセルフ方式に対応の計量値付け装置10が使用される売り場に関しては、商品登録に関する手順とこれに伴う販売システムでの処理が、先に説明した基本的な商品登録操作が行われる場合と異なってくる。以下、この点について説明する。
まず、計量値付け装置10が使用される売り場での客による商品登録に関する手順例について説明する。
客は、量り売り商品が購入対象である場合に、まず、自分の携帯端末装置40を用いて、以下のようにして購入対象の商品の品目の入力を行う。
図11には、店舗において量り売り商品が陳列された様子の一例が示されている。同図の例では、量り売り商品として、レモンLM、リンゴAP、オレンジOGが陳列されている。また、陳列されたレモンLM、リンゴAP、オレンジOGごとに対応して、商品情報パネル3000-LM、3000-AP、3000-OGが設置されている。商品情報パネル3000-LM、3000-AP、3000-OGについて特に区別しない場合には、商品情報パネル3000と記載する。
商品情報パネル3000は、対応の商品の情報を提示する。同図においては、商品情報パネル3000-LMが拡大されて示されている。このように、商品情報パネル3000-LMにおいては、商品の情報として、商品の品目がレモンであることと、単位重量あたりの単価と、商品情報コード3001とが提示されている。商品情報コード3001は、同図の例ではバーコード(一次元コード)とされている。商品情報コード3001は、レモンとしての商品の品目の商品コードを含む。
他の商品情報パネル3000においても、同様に、商品の情報として、商品の品目、単位重量あたりの単価、商品情報コードが提示されている。
商品情報パネル3000は、ディスプレイデバイスが表示を行うことにより商品の情報を提示するようにされてよい。あるいは、商品情報パネル3000は、ポスターなどのような印刷物を貼り付けることで商品の情報を提示するようにされてよい。
ディスプレイデバイスにより商品の情報を提示することによっては、タイムサービスなどのときの値引きを反映した表示をしかるべきタイミングで行うことができる。また、バーコードを時間経過に応じて変更して表示することによって、予めカメラで撮像しておいたバーコードなどを携帯端末装置40に読み取らせることで、異なる単価にて、量り売り商品を登録するといった不正を防止することができる。
購入対象の商品の品目を入力するにあたり、客は、自分の携帯端末装置40に商品登録画面を表示させ、購入対象の商品の商品情報パネル3000にて提示されている商品情報コードを携帯端末装置40に読み取らせる。同図においては、客がレモンLMに対応する商品情報コード3001を読み取らせる様子が示されている。携帯端末装置40の商品登録画面におけるスキャン画像エリアAR11には商品情報コード3001を撮像した様子が示されている。
このようにしてレモンLMに対応する商品情報コード3001のコードスキャンが行われると、携帯端末装置40は、読み取られた商品情報コード3001からレモンLMの商品情報を取得する。携帯端末装置40は、取得された商品情報を利用して、量り売り商品の品目としてレモンLMを指定する。
また、商品登録画面においては、商品登録状況エリアAR12が配置される。商品登録状況エリアAR12には、現時点における購入対象の商品の登録状況が示されている。同図では、商品登録状況エリアAR12においては、合計エリアAR121、登録リスト項目AR122(AR122-1、AR122-2、AR122-3)が配置されている。登録リスト項目AR122は、登録済みの商品または品目の入力が行われた仮登録状態の商品を個々に示すリスト項目である。
同図においては、登録リスト項目AR122として、ヨーグルト、リンゴAP、レモンLMごとに対応する登録リスト項目AR122-1、AR122-2、AR122-3が配置されている。
この場合、ヨーグルトは量り売り商品ではない。このため、ヨーグルトの登録リスト項目AR122-1においては、コメント表示CMにおいて「×1」と表示されていることで1個が登録済みとされるとともに、価格が160円であることが示されている。
これに対して、リンゴAP、レモンLMの各量り売り商品については、購入対象の商品について、「仮登録」の状態(仮登録状態)である。仮登録状態の商品とは、品目の入力は行われたが、未だ値付けが完了していない(計量待ちの状態でもある)商品である。
このため、リンゴAP、レモンLMの登録リスト項目においては、例えば「要計量」とのコメント表示CMによって、計量による値付けが未だ行われていないことを示している。これに伴い、リンゴAP、レモンLMの登録リスト項目においては、「??円」との表示によって、価格について未確定であることが示されている。また、登録リスト項目AR122-1、AR122-2においては、仮登録状態を示す所定の背景色が設定される。
同図の例では、客は量り売り商品として、レモンLMとリンゴAPとを仮登録している状況にある。この場合において、客が購入対象として品目を指定した量り売り商品は、レモンLMとリンゴAPとの2種類であった。この場合の客は、レモンLMとリンゴAPとのそれぞれについて計量することになる。そこで、客は、陳列されているレモンLM、リンゴAPのうちから、それぞれ自分が購入しようとする分量(個数)を取り出すようにする。そして、取り出したレモンLM、リンゴAPを持参し、客は、計量値付け装置10に赴く。
客が赴いた先の計量値付け装置10は、他の客の操作に対応して動作していない状態であったことから、一取引に応じた計量の開始を待機する待機モードの状態にあった。待機モードの計量値付け装置10は、客用表示部106に初期状態の値付け操作画面を表示させている。
図12は、客用表示部106に表示される初期状態の値付け操作画面の一例を示している。
同図の値付け操作画面においては計量結果エリアAR31が配置される。計量結果エリアAR31は、値付け対象の量り売り商品について計量した結果が表示されるエリア(欄)である。計量結果エリアAR31においては、重量エリアAR31-1、重量単価エリアAR31-2、合計金額エリアAR31-3が含まれる。
重量エリアAR31-1は、値付け対象の量り売り商品について計測された重量が示されるエリアである。
重量単価エリアAR31-2は、値付け対象の量り売り商品の重量単価が示されるエリアである。
なお、量り売り商品のうちには、計測された重量と単位重量に基づいて個数が算出され、算出された個数と、1個あたりの単価とに基づいて価格が算出される個数対応のものがある。このような個数対応の量り売り商品の場合には、重量エリアAR31-1には、計測された重量と単位重量に基づいて算出された個数が表示されるとともに、重量単価エリアAR31-2には1個あたりの単価が示されてよい。
合計金額エリアAR31-3は、同じ一取引のもとで、これまでに値付けが完了した量り売り商品の価格を合計した合計金額が示されるエリアである。
商品選択エリアAR32は、値付け対象とする商品を選択可能なエリアである。同図の商品選択エリアAR32においては、商品選択エリアAR32に4つのタブTB(TB-1~TB-4)が配置されている。商品選択エリアAR32においては、タブTBごとにそれぞれ商品ボタンが配置されるシートが対応付けられている。タブTBは、客の操作により選択可能である。選択されたタブTBは、他のタブTBに対して強調表示が行われ、商品選択エリアAR32においては、選択されたタブTBのシートに配置された商品ボタンBT1が表示される。
同図の例では、タブTB-1に対応するシートは、仮登録商品の商品ボタンBT1が配置される。
タブTB-2に対応するシートは、量り売り商品の分類により予め商品マスタに登録されている商品ごとの商品ボタンBT1(プリセットキー)が所定の順序で配置される。
タブTB-3に対応するシートは、商品マスタにおける量り売り商品の分類のもと、さらに、果物に分類される商品の商品ボタンが配置される。
タブTB-4に対応するシートは、商品マスタにおける量り売り商品の分類のもと、さらに野菜に分類される商品の商品ボタンが配置されるシートに対応するタブである。
この場合には、量り売り商品のうち、果物と野菜の商品が購入実績が高いことに応じて、果物のシートと野菜のシートとを用意したものである。
初期状態の値付け操作画面では、同図に示されるように、タブTB-2が選択されている。これにより、商品選択エリアAR32においては、タブTB-2に対応するシート上で商品マスタに量り売り商品の分類で登録された商品全般に含まれる商品の商品ボタンBT1が配置された状態にある。
この場合のシート上での商品ボタンBT1の配置順は、例えば購入実績や、予め設定された優先順位に基づいて定められてよい。また、同図の商品選択エリアAR32においては、16個の商品ボタンBT1が配置されている。つまり、16個の量り売り商品が選択候補として提示されている。量り売り商品の分類で登録された商品が17以上の場合には、例えばシートのエリアに対するページ送りあるいはスクロール等の操作により、他の量り売り商品の商品ボタンBT1を表示させることができる。
なお、同図においては、商品ボタンBT1において「Item1」、「Item2」のように商品の情報を簡易化して示しているが、例えば商品ボタンBT1には、対応の商品を示す商品名や絵柄等が表示されてよい。
タブTB-2に対応するシートは、商品マスタにより量り売り商品に分類されている商品全般から値付け対象の商品を指定(選択)する操作を行うエリアとなる。
タブTB-2に対応するシートは、携帯端末装置40を利用せずに量り売り商品の値付けを行う客が、値付け対象の量り売り商品を選択する操作を行うエリアとなる。
携帯端末装置40を利用せずに量り売り商品の値付けを行う客の場合、携帯端末装置40から仮登録された量り売り商品の情報を取得することができない。この場合、客は、量り売り商品の陳列された場所から取ってきた購入対象の量り売り商品に対応する商品ボタンBT1を、タブTB-2に対応するシートから見つけ、見つけた商品ボタンBT1を操作する。この際、商品登録に携帯端末装置40を用いない客は、タブTB-2のシートにおける商品ボタンBT1に対する操作により、値付け対象の商品の品目を指定するようにされる。
購入対象の量り売り商品が果物である場合、商品登録に携帯端末装置40を用いない客は、タブTB-3を操作して、果物の分類の量り売り商品の商品ボタンBT1が配置されたシートを表示させることができる。客は、表示されたシートに配置された商品ボタンBT1のうちから、購入対象の量り売り商品に対応する商品ボタンBT1を操作し、値付け対象の商品の品目として指定を行うことができる。
また、購入対象の量り売り商品が野菜である場合、商品登録に携帯端末装置40を用いない客は、タブTB-4を操作して、野菜の分類の量り売り商品の商品ボタンBT1が配置されたシートを表示させことができる。客は、表示されたシートに配置された商品ボタンBT1のうちから、購入対象の量り売り商品に対応する商品ボタンBT1を操作し、値付け対象の商品の品目として指定を行うことができる。
また、商品選択エリアAR32における上側にはメッセージエリアARmが配置されている。メッセージエリアARmは、現在の画面の内容に応じた所定の内容のメッセージが表示されるエリアである。同図のメッセージエリアARmにおいては、「Select The Item」と表示されている。つまり、この場合のメッセージエリアARmには、値付け対象の商品の品目指定を行うための商品ボタンBT1の操作を行ってもらうことを客に案内するメッセージが表示されている。
また、値付け操作画面においては、接続情報コードエリアAR34が配置される。接続情報コードエリアAR34は、接続情報コードCDが表示されるエリアである。接続情報コードは、例えば二次元コードとして表示されてよい。接続情報コードは、買い物アプリケーションが動作する携帯端末装置40が、例えばBluetoothにより計量値付け装置10と接続するための手続き等が示される制御情報である。
接続情報コードエリアAR34においては、客に向けて、接続情報コードCDを携帯端末装置40に読み取らせることを案内するメッセージ表示が行われている。
また、値付け操作画面においては、量り売り商品を文字入力操作により検索可能な検索エリアAR33が配置されている。同図の例では、検索エリアAR33において配置されたソフトウェアキーボードを操作して商品名等を入力することで量り売り商品の検索が可能なようにされている。
なお、検索エリアAR33は値付け操作画面に配置されていなくともよい。そのうえで、例えば値付け操作画面に対する所定操作が行われたことに応じて検索エリアAR33が表示されるようにしてよい。
商品登録に携帯端末装置40を利用する客は、購入対象の量り売り商品の登録の開始にあたり、接続情報コードエリアAR34に表示されている接続情報コードCDを携帯端末装置40により読み取らせる操作を行う。
携帯端末装置40は、上記のようにして接続情報コードCDを読み取ったことに応じて、計量値付け装置10との通信を確立させる。このように計量値付け装置10と携帯端末装置40とが通信可能に接続されることによっては、計量値付け装置10は、接続先の携帯端末装置40によって通信が専有される状態となる。通信が専有されている状態では、携帯端末装置40は、他の携帯端末装置40との接続を行わない。
また、計量値付け装置10は、商品登録に携帯端末装置40を利用しない客が、例えば秤台109bに商品を載せたことで、計量を開始させた場合には、以降において携帯端末装置40との相互通信の確立を禁止してもよい。仮に相互通信の確立を禁止しない場合、相互通信の確立を試みても失敗に終わることとなるが、タイムアウトするまでの時間を費やすこととなるため、上記の宣言を検出してから実際に計量可能となるまでに時間が掛かることとなる。これに対し、相互通信の確立を禁止すれば、本来は不要な時間(タイムアウトする迄の時間)を節約し、計量が直ちに行われるようになる。なお、例えば、ラベルの印刷が完了した後に、上記の禁止を解除するように動作してもよい。
上記のように携帯端末装置40との相互通信の確立を禁止した場合には、計量値付け装置10は、これまでの接続情報コードCDの表示を消去してよい。この場合、接続情報コードCDが消去された接続情報コードエリアAR34においては、現在において携帯端末装置40との通信の確立が禁止された状態にある旨を示す表示が行われてよい。
あるいは、接続情報コードエリアAR34における接続情報コードCDの箇所を少なくともグレーアウト等により表示することで、現在において携帯端末装置40との通信の確立が禁止された状態にある旨を示すようにされてもよい。
携帯端末装置40は、計量値付け装置10との通信が確立されたことに応じて、計量値付け装置10に対して、仮登録状態の量り売り商品の情報を送信する。具体的に、この場合の携帯端末装置40は、仮登録状態の量り売り商品の情報として、レモンLM、リンゴAPの情報を送信する。
計量値付け装置10は、仮登録状態の量り売り商品の情報を受信したことに応じて、値付け操作画面について、図12から図13に示される態様に変更する。図13において、図12と同一部分には同一符号を付して適宜説明を省略する。
図13の値付け操作画面の商品選択エリアAR32では、図12にて選択されていたタブTB-1に代えてタブTB-1が選択された状態となっている。選択されたタブTB-1に対応するシートには、リンゴAPとレモンLMとに対応する2つの商品ボタンBT1が配置されている。2つの商品ボタンBT1に対応するリンゴAPとレモンLMの量り売り商品は、先の図11による説明のようにして仮登録された商品である。
つまり、携帯端末装置40は、携帯端末装置40から受信した仮登録状態の量り売り商品の情報に基づき、タブTB-1に対応するシートに、商品選択エリアAR32に仮登録状態の量り売り商品の商品ボタンBT1を表示させる。
この場合の商品ボタンBT1の配置順は、仮登録順(商品情報コードの読み取り順)に応じたものであってもよい。
つまり、計量値付け装置10は、待機モードにおいて携帯端末装置40との接続が確立されたことにより、仮登録状態の量り売り商品(仮登録商品)の情報を受信する。計量値付け装置10は、仮登録商品の情報を受信した際に、初期状態の値付け操作画面においてタブTB-2のシート(図12)を表示させていた場合には、仮登録商品の商品ボタンBT1が配置されたタブTB-1のシートの表示(図13)に切り替えるようにされる。
このようなタブTBの切り替えは、量り売り商品としての分類により商品マスタに予め登録されている商品のうちから、仮登録商品を強調(優先)して表示したものとして捉えられる。
なお、仮登録商品を強調(優先)して表示する態様としては、上記のようにシートを切り替える例に限定されない。
例えば、計量値付け装置10は、仮登録商品の情報を受信していない状態では、1のシートにおいて、図12のように、量り売り商品全般に対応する商品ボタンBT1を配置した表示を行う。
そして、仮登録商品の情報が受信されると、計量値付け装置10は、同じシートにおいて、量り売り商品全般に対応する商品ボタンBT1のうちで、仮登録商品以外の商品ボタンBT1は消去し、仮登録商品の商品ボタンBT1を残すようにして表示してよい。この際、仮登録商品の商品ボタンBT1は纏まって位置するようにして再配置されてよい。
あるいは、計量値付け装置10は、仮登録商品の情報が受信されると、仮登録商品の商品ボタンBT1のサイズが、仮登録状態ではない商品の商品ボタンBT1よりも大きくなるようにして表示してよい。
あるいは、計量値付け装置10は、仮登録商品の情報が受信されると、商品選択エリアAR32において、仮登録商品の商品ボタンBT1が配置される領域と、仮登録商品でない商品の商品ボタンBT1が配置される領域とを分けるようにして表示してよい。
また、このようにして同じシート上で仮登録商品の商品ボタンBT1を仮登録状態でない商品の商品ボタンBT1に対して強調させる態様は、適宜組み合わせされてよい。
また、図13の値付け操作画面では、接続情報コードエリアAR34において、接続情報コードCDが消去された代わりに、例えば「接続中」のように、現在において計量値付け装置10が携帯端末装置40と接続されている状態にあることを示す接続対応情報の表示が行われる。
このような接続情報コードエリアAR34の接続対応情報の表示が行われることで、客は、自分の携帯端末装置40と計量値付け装置10とが通信を行った結果、同図の商品選択エリアAR32の表示に遷移したことを確認できる。また、例えば客がなんらかの事情で、計量値付け装置10から少し離れたときに、別の客が計量値付け装置10を利用しようとするような状況となる場合がある。このような状況であっても、他の客が接続対応情報の表示を見ることにより、自分ではない客によって計量値付け装置10が使用中であることを把握することができる。
また、同図のメッセージエリアARmにおいては、値付け対象の商品の品目指定を行うため商品ボタンBT1の操作を行ってもらうことを客に案内するメッセージが表示されている。
なお、接続対応情報の表示の態様は、上記の「接続中」との表示以外の態様であってよい。接続対応情報としては、例えば端末番号、会員番号、会員登録名称、ハンドルネーム、キャラクタ、整理番号、値付け操作画面の背景色設定、携帯端末装置40との接続経過時間等を挙げることができる。
端末番号は、接続先の携帯端末装置40に付与された番号である。店舗において端末番号と客とは一意に対応するので、端末番号は、客を示す情報として扱うことができる。
会員番号は、接続先の携帯端末装置40にインストールされたショッピングアプリケーションのユーザ(会員)に付与された番号である。会員登録名称、ハンドルネーム等は、接続先の携帯端末装置40にインストールされたショッピングアプリケーションのユーザ(会員)により登録される名称である。
キャラクタは、例えば客に対応するものとしてアイコンのような画像として表示される。キャラクタが表示されることで、計量値付け装置10と携帯端末装置40と接続され、仮登録商品の値付けを行う客に対応中であることを示す。客に対応するキャラクタは、例えばショッピングアプリケーションを利用して客が会員登録を行う際に選択するようにされてよい。あるいは、客に対応するキャラクタは、例えば予め計量値付け装置10に記憶させるなどして用意した所定数の種類のうちから、順に客に割り当てられるようにされてもよい。
整理番号は、例えば計量値付け装置10を利用した値付けを待つ客に付された番号である。
値付け操作画面の背景色設定としては、例えば携帯端末装置40と接続されたことに応じて、接続されていないときと異なる背景色に変更するようにされる。また、変更後の背景色については、客ごとに所定の色が対応付けられてよい(或る客の間で同じ色が対応付けられることは許容されてよい)。客に対応する背景色は、例えばショッピングアプリケーションを利用して客が会員登録を行う際に選択、設定するようにされてよい。あるいは、客に対応する背景色は、例えば予め計量値付け装置10に記憶させるなどして用意した所定数の色のうちから、順に客に割り当てられるようにされてもよい。
接続経過時間は、携帯端末装置40と接続されている経過時間である。このような経過時間は、携帯端末装置40を利用する客が計量値付け装置10を値付けのために専有している時間経過を示している。
このような接続対応情報が表示されることによっても、客は、自分の携帯端末装置40と計量値付け装置10とが接続されていることを確認できる。また、他の客が、自分ではない客によって計量値付け装置10が使用中であることを把握できる。
また、計量値付け装置10と携帯端末装置40とが接続されている状態においては、携帯端末装置40においても、所定の接続対応情報の表示が行われてよい。携帯端末装置40にて行われる接続対応情報の表示としては、例えば単に接続中であることを示す表示のほか、接続先の計量値付け装置10に付された番号、接続先の計量値付け装置10の種別等が表示されてよい。
このような表示が行われることで、客は、自分の携帯端末装置40の表示を見ることによって、計量値付け装置10と接続されているか否かを確認できる。また、計量値付け装置10が複数設置されている場合には、表示される番号等により、いずれの計量値付け装置10と接続されているのかを確認できる。
携帯端末装置40においても、計量値付け装置10に表示されているのと同様の値付け操作画面が表示されるようにしてよい。これにより、客は、仮登録状態の商品を値付けして登録する操作を、携帯端末装置40と計量値付け装置10とのいずれに対しても行うことができる。
また、携帯端末装置40においては、値付け操作画面が表示されなくともよい。この場合には、例えば携帯端末装置40において商品登録画面等が表示されるようにしてよい。この場合、客は、値付けに関する操作を全て計量値付け装置10に対して行うこととなる。そこで、この場合の携帯端末装置40は、接続情報コードCDの読み取りにより計量値付け装置10と接続されたことに応じて、例えば「現在、計量値付け装置と通信中です。計量値付け装置を操作してください」といった表示を行うようにされてよい。また、このような表示は、携帯端末装置40が値付け処理結果が反映された商品値付け情報が受信されるまで行われてよい。
以降の説明では、客は計量値付け装置10に表示された値付け操作画面を操作して登録を行う場合を例に挙げる。
ここで、客は、仮登録状態のリンゴAPとレモンLMのうち、まず、リンゴAPから登録することとした。そこで、客は、リンゴAPに対応する商品ボタンBT1を操作した。これにより、リンゴAPが値付け対象として指定される。
リンゴAPが値付け対象として指定されたことに応じて、計量値付け装置10における客用表示部106の表示は、値付け操作画面から計量案内画面に遷移する。
図14は、計量案内画面の一例を示している。同図の計量案内画面において、図12、図13の値付け操作画面と同一となる部位については同一符号を付している。
計量案内画面においては、値付け操作画面において配置されていた商品選択エリアAR32に代えて、計量案内エリアAR36が配置される。同図の計量案内エリアAR36においては、「リンゴ」との文字及びリンゴの絵柄が表示されている。また、計量案内エリアAR36においても、メッセージエリアARmが配置される。計量案内エリアAR36のメッセージエリアARmにおいては、「PLACE ITEM」のように、客に向けて、リンゴAPを秤台109bに載せてもらうように案内するメッセージが表示される。
このような表示により、客は、自分が操作した商品ボタンBT1がリンゴAPに対応するもので間違いがないことを確認できる。また、客は、購入対象の量り売り商品のうちのリンゴAPを秤台109bに載せるべきことを把握することができる。
同図の計量案内画面が表示されているときは、値付け対象とされたリンゴAPは、未だ秤台109bに載せられていない状態である。
このようにリンゴAPを秤台109bに載せる前の段階では、値付け操作画面の計量結果エリアAR31における表示は以下の状態である。つまり、重量エリアAR31-1は、未だ計量が行われていないことに応じて重量がゼロであることを示す。重量単価エリアAR31-2は、値付け対象として指定されたリンゴAPの重量単価を示す。このように表示される重量単価は、例えば商品マスタにおけるリンゴAPの商品情報から取得されてよい。合計金額エリアAR31-3は、価格がゼロであることを示す。このように値付け操作画面の計量結果エリアAR31において表示される計量前の内容も、計量結果エリアAR31において示される計量結果に含まれる。
また、計量案内エリアAR36においては、戻るボタンBT14、中止ボタンBT15が配置されている。戻るボタンBT14は、前画面に戻す操作が行われるボタンである。中止ボタンBT15は、仮登録状態の量り売り商品の計量、値付けによる登録の中止を指示する操作が行われるボタンである。
このときに客が中止ボタンBT12を操作すれば、リンゴAPの仮登録状態は解除される。この場合、客は、陳列場所から持ってきたリンゴAPについては、陳列場所に戻すか、保留商品として持ったままとしておいて、精算時に店員に渡すようにされてよい。
また、計量案内画面が表示されている状態のもとでは、計量値付け装置10と携帯端末装置40との接続が継続されている。これに伴い、同図の計量案内画面においては、図13の値付け操作画面から引き続き、接続報知表示の行われた接続情報コードエリアAR34が配置される。
同図の計量案内画面が表示された状態において、客は、秤台109bに値付け対象のリンゴAPを載せるようにする。
リンゴAPが秤台109bに載せられたことに応じて、計量値付け装置10は、値付け処理を実行する。つまり、計量値付け装置10は、計量部109により計測されるリンゴAPの重量が安定したと判定したことに応じてリンゴAPの重量を確定させ、確定された重量と重量単価とにより価格を算出する。
このように値付け処理が実行されたことに応じて、客用表示部106における表示は、図14の計量案内画面から、計量結果画面に遷移する。
図15は、計量結果画面の一例を示している。同図において図14と同一部分には同一符号を付して適宜説明を省略する。
同図の計量結果画面では、計量結果エリアAR31において、重量エリアAR31-1にて計量されたリンゴAPの重量が示され、合計金額エリアAR31-3にて、算出されたリンゴAPの価格に応じた合計金額が示される状態に変化している。
また、計量案内エリアAR36においては、ラベル発行ボタンBT16が配置される。
また、メッセージエリアARmには、「PRINT LABEL」のように、リンゴAPの値付け処理結果が反映されたラベル(単品ラベル)の発行のためにラベル発行ボタンBT16を操作してもらうことを客に促すメッセージが表示される。
この場合、客は、ラベル発行ボタンBT16を操作する。この場合の計量値付け装置10は、ラベル発行ボタンBT16が操作されたことに応じて値付け処理による値付けを確定させ、リンゴAPについて確定された値付け結果を反映した内容が印刷されたラベル(単品ラベル)を発行する。このような計量結果画面のラベル発行ボタンBT16に対する操作は、客が計量結果エリアAR31において表示される重量、価格等の値付け結果についての確認操作でもある。
また、ラベル発行ボタンBT16に対する操作が行われたことに応じて、計量値付け装置10は、ラベルの発行とともに、接続先の携帯端末装置40に対して、リンゴAPについての商品値付け情報の送信を行う。つまり、この場合のラベル発行ボタンBT16に対する操作は、ラベルの発行と商品値付け情報との送信との2つの処理を指示するトリガとなる。
なお、計量結果画面は、ラベル発行ボタンBT16が配置されない態様とされてよい。この場合、計量値付け装置10は、例えば計量部109により計測される重量が確定されたことに応じて、ラベルを発行し、商品値付け情報を送信してよい。
また、図示は省略するが、ラベルが発行された後は、計量結果画面からラベル貼付案内画面の表示に遷移するようにされてよい。ラベル貼付案内画面においては、計量値付け装置10から発行されたラベルを、今回値付けが行われたリンゴAPを入れた袋に貼り付けてもらうように案内するためのメッセージ、絵柄等の表示が行われる。
客は、案内に従って、秤台109bからリンゴAPを持ち上げ、ラベル排出口110aから取り出したラベルを、リンゴAPの入った袋に貼り付けるようにされる。
ラベル貼付案内画面は、例えばラベル排出口110aに設けられたセンサが、ラベルの取り出されたことを検出したのに応じて消去される。ラベル貼付案内画面の消去に代わり、客用表示部106には、次の値付け対象の量り売り商品の品目を指定するための値付け操作画面の表示に遷移する。ただし、ラベル排出口110aからラベルが取り出されたタイミングで、例えば未だ秤台109bになんらかの重量物が載っている場合には、秤台109bの重量物を取り除くことを客に案内する画面が表示される。
上記のように仮登録状態の量り売り商品について値付け結果が得られ、ラベルが発行されるタイミングで、計量値付け装置10は、値付け結果が反映されたリンゴAPの商品登録情報を、携帯端末装置40に送信する。
なお、計量値付け装置10は、商品登録情報を、通信回線を介して取引管理サーバ50に送信するようにしてもよい。
図16は、リンゴAPのラベルの発行が行われたことに応じて、ラベル貼付案内画面に代わって表示された値付け操作画面を示している。
同図の値付け操作画面においては、図13の値付け操作画面において表示されていたリンゴAPの商品ボタンBT1がグレーアウトにより操作不可となっている。なお、リンゴAPの商品ボタンBT-1は、グレーアウトによる表示に代えて消去されてもよい。即ち、値付け操作画面における商品選択エリアAR32は、仮登録状態の量り売り商品の操作のみが可能なようにされている。
また、同図の値付け操作画面が表示されているときには、携帯端末装置40においても、同図と同様の操作が可能な値付け操作画面が表示されてよい。
同図の値付け操作画面が表示された状態のもとで、客は、未だ仮登録状態であるレモンLMを値付け対象とするために、レモンLMの商品ボタンBT1を操作する。
客は、レモンLMに対応する商品ボタンBT11-2を操作した後、先に説明したリンゴAPと同様の手順で、レモンLMの値付け処理と、ラベルの発行を計量値付け装置10に行わせる。レモンLMについてのラベルの発行が行われたことに応じて、仮登録状態にあった全ての量り売り商品についての値付け処理(登録)が完了したことになる。
仮登録状態にあった全ての量り売り商品についての登録が完了したことに応じて、計量値付け装置10の客用表示部106の表示は初期状態の値付け操作画面(図12)に戻るようにされる。
また、仮登録状態にあった全ての量り売り商品についての登録が完了したことに応じて、携帯端末装置40のタッチパネル付表示部406に表示される商品登録画面は、例えば図17に示される状態となる。
同図の商品登録画面の商品登録状況エリアAR12は、図11との比較では、以下のように変化している。つまり、レモンLMとリンゴAPとに対応する登録リスト項目AR122-1、AR122-2は、仮登録であることを示す状態から登録済みであることを示す状態となっている。具体的に、登録リスト項目AR122-1、AR122-2のそれぞれにおける背景色は、仮登録状態を示す色から登録済みを示す色に変化している。また、登録リスト項目AR122-1、AR122-2のそれぞれにおいて値付け処理によって確定された価格が示される。また、登録リスト項目AR122-1、AR122-2のそれぞれにおけるコメント表示CMは「要計量」から「計量」に変化している。「計量」とのコメント表示CMは、対応の商品が量り売り商品であって計量、値付けの処理によって登録されたものであることを示す。このため、コメント表示CMは、「計量」との表示に代えて、例えば「計量済み」、あるいは「登録済み」といった表示であってもよい。
また、商品登録状況エリアAR12において、計量済みとされた量り売り商品については、計量された重量、価格、単価等の値付け処理の結果に関する情報等が表示されるようにしてよい。
あるいは、対応の商品が登録済みとなったことに応じて、「要計量」コメント表示CM自体が消去されてもよい。このような場合においても、商品登録状況エリアAR12において、量り売り商品と量り売り商品ではない商品とで視覚的に区別できるように、登録リスト項目AR122の背景色等の態様を変更することが好ましい。
なお、携帯端末装置40にて表示される商品登録画面は、複数の仮登録状態の量り売り商品の登録が1つずつ完了されていくごとに、登録が完了された量り売り商品の登録リスト項目AR122が登録済みであることを示す状態に変化していくようにされてよい。
図18のフローチャートを参照して、本実施形態の計量値付け装置10、携帯端末装置40、及び取引管理サーバ50が、一取引における量り売り商品の登録に関連して実行する処理手順例について説明する。
まず、客が携帯端末装置40を用いて購入対象とする量り売り商品の品目の入力を行う場合に対応する携帯端末装置40の処理手順例について説明する。
ステップS2201:携帯端末装置40は、タッチパネル付表示部406に商品登録画面を表示させている状態のもとで、商品情報コード3001(図11)の読み取りが行われるのを待機する。
ステップS2202:商品情報コード3001の読み取りが行われたことに応じて、携帯端末装置40は、読み取られた商品情報コードから商品情報を取得する。携帯端末装置40は、商品情報を取得することにより、客の購入対象の商品の品目を入力したことになる。
ステップS2203:携帯端末装置40は、ステップS2202により取得された商品情報の商品を示す登録リスト項目AR122を、商品登録画面の商品登録状況エリアAR12に追加する。このように商品情報コード3001の読み取りに応じて取得された商品情報の商品は仮登録商品として扱われる。仮登録商品の登録リスト項目AR122は、図11の登録リスト項目AR122-2、AR122-3のように、仮登録であることを示す背景色が設定され、コメント表示CMにおいては「要計量」との表示により、値付けが未だ行われていないことを示すようにされる。
ステップS2203の処理の後はステップS2201に処理が戻される。
次に、計量値付け装置10が仮登録商品の値付けに対応して実行する処理手順例について説明する。
ステップS2101:計量値付け装置10は、客による値付けに関する操作が行われていない状態(待機状態)では待機モードを設定する。待機モードにおいて計量値付け装置10は、客用表示部106に、図12に例示したように、初期状態の値付け操作画面を表示させる。値付け操作画面には、図12に示したように、接続情報コードCDが表示されている。
ステップS2102:待機状態のもとで、計量値付け装置10は、接続情報コードCDを読み取った携帯端末装置40との接続処理が開始されたか否かを判定する。
ステップS2103:ステップS2102にて接続処理が開始されないと判定された場合、計量値付け装置10は、客による値付け対象の商品の選択操作が行われたか否かについて判定する。値付け対象の商品の選択操作は、値付け操作画面の商品選択エリアAR32に配置されるタブTB-2、タブTB-3、タブTB-4のいずれかに対応するシートに配置された商品ボタンBT1に対する操作である。
ステップS2104:値付け対象の商品の選択操作が行われないと判定された場合、計量値付け装置10は、客が商品を秤台109bに載せたことにより計量部109が計量を開始したか否かを判定する。
計量部109が計量を開始しないことが判定された場合にはステップS2101に処理が戻される。
ステップS2105:ステップS2103により値付け対象の商品の選択操作の行われたことが判定された場合、またはステップS2104により計量が開始されたことが判定された場合、計量値付け装置10は、計量されている商品について、携帯端末装置40を利用しない取引に対応する値付け処理を実行する。
携帯端末装置40を利用しない取引に対応する、ステップS2015の値付け処理として、ステップS2103により商品選択操作が行われたことが判定された場合には、計量値付け装置10は、商品選択操作により選択された商品に対応する計量案内画面を、図14に準じた態様で表示させる。また、この場合の計量案内画面における接続情報コードエリアAR34においては、接続情報コードCDが消去されてよく、「接続中」のようなメッセージは表示させない。なお、携帯端末装置40を利用しない取引に対応する計量案内画面においても、接続情報コードCDが表示されていてよい。この場合、接続情報コードCDは、値付け処理結果が確定されてラベルが発行されるまで表示されていてもよいし、値付け処理結果が確定されてラベルが発行される以前の所定のタイミングで消去されてもよい。
上記の計量案内画面を表示させた計量値付け装置10は、客が値付け対象の商品を秤台109bに載せたことに応じて、計量部109の計量結果に基づいて値付け対象の商品の価格を算出する。
価格が算出されると、計量値付け装置10は、計量結果画面を表示する。このような計量結果画面は、図15に準じた態様であり、ラベルの発行の操作を客に案内する内容を有し、ラベル発行ボタンBT16が配置されている。
計量値付け装置10は、ラベル発行ボタンBT16が操作されたことに応じて、今回の値付け対象商品の値付け処理結果が反映されたラベル(単品ラベル)を発行させる。この後、計量値付け装置10は、ステップS2101に処理を戻すことで、初期状態の値付け操作画面を表示して待機モードとなる。
ステップS2105の値付け処理のもとで発行されるラベルには、商品の品目、価格等の値付け処理結果を反映した内容を有するバーコード等のコード情報が印刷される。ステップS2105の値付け処理により値付けされた商品は、客と応対する店員が操作するPOS端末(図示省略)にて商品登録が行われる。店員は、ラベルのコード情報をPOS端末に読み取らせる操作を行ことで、商品登録を行う。
なお、ラベルのコード情報は、POS端末だけではなく、携帯端末装置40によっても読み取り可能とされてよい。携帯端末装置40を利用する客であっても、例えば店員がミスにより、コード情報が印刷されたラベルを発行させてしまうといった可能性がある。この場合、計量値付け装置10は、携帯端末装置40に商品値付け情報を送信しないことになってしまう。このようなことが起こった場合であっても、ラベルのコード情報を携帯端末装置40によって読み取るようにすれば、携帯端末装置40が商品値付け情報を取得することができる。
なお、本実施形態においては、ステップS2111により携帯端末装置40を利用する客に対応して発行されるラベルにもコード情報を印刷することとしても、特に精算等の運用には支障がない。そのうえで、本実施形態としては、携帯端末装置40を利用する客の場合には、わざわざラベルに印刷されたコード情報を携帯端末装置40に読み取らせなくとも、携帯端末装置40が計量値付け装置10との通信を介して商品値付け情報を取得できるようにされている。
また、ステップS2015の値付け処理として、ステップS2104により計量が開始されたことが判定された場合には、計量値付け装置10は、そのときに表示している値付け操作画面に対する商品ボタンBT1の操作を待機する。客は、値付け操作画面の商品選択エリアAR32から秤台109bに載せた商品に対応する商品ボタンBT1を見つけ、見つけた商品ボタンBT1を操作する。計量値付け装置10は、操作された商品ボタンBT1が対応する商品を値付け対象として設定する。
計量値付け装置10は、操作された商品ボタンBT1が対応する商品を値付け対象として設定すると、計量部109の計量結果に基づいて値付け対象の商品の価格を算出する。
価格が算出されると、計量値付け装置10は、ラベルの発行の操作を客に案内する内容を有し、ラベル発行ボタンBT16が配置された計量結果画面を表示する。計量値付け装置10は、ラベル発行ボタンBT16が操作されたことに応じて、今回の値付け対象商品の値付け処理結果が反映されたラベル(単品ラベル)を発行させる。この後、計量値付け装置10は、ステップS2101に処理を戻すことで、初期状態の値付け操作画面を表示して待機モードなる。
ステップS2106:ステップS2102にて接続処理が開始されたことを判定した場合、計量値付け装置10は、当該開始された接続処理を実行し、携帯端末装置40との接続を確立させる。
ステップS2107:接続が確立されると、携帯端末装置40は、仮登録商品情報を送信する。計量値付け装置10は、送信された仮登録商品情報を取得する。仮登録商品情報は、携帯端末装置40が商品情報コード3001を読み取ったことに応じて品目が入力された、リンゴAP、レモンLM等の量り売り商品である。
ステップS2108:仮登録商品情報を取得した計量値付け装置10は、仮登録商品対応の値付け操作画面を表示させる。仮登録商品対応の値付け操作画面は、図13に例示した態様によるものである。
ステップS2109:値付け操作画面を表示させた後、計量値付け装置10は、客の値付け操作に応じて値付け処理を実行する。つまり、客は、図13の値付け操作画面における商品ボタンBT1を操作して値付け処理対象の仮登録商品を指定する。計量値付け装置10は、商品ボタンBT1の操作に応じて、図14に例示した態様の計量案内画面を表示させる。客は、値付け処理対象として指定した仮登録商品を秤台109bに載せ、計量部109に計量を実行させる。計量値付け装置10は、計量部109により計量された重量と、ステップS2107にて取得された仮登録商品情報において示される重量単価とを利用して価格を算出する。
ステップS2110:ステップS2109の値付け処理により価格が確定されたことに応じて、計量値付け装置10は、客用表示部106に、図15に例示した態様の計量結果画面を表示させる。計量値付け装置10は、計量結果画面の計量結果エリアAR31において、重量単価とともに、計量された重量、算出された価格が反映されるように表示を行う。
ステップS2111:計量結果画面においてはラベル発行ボタンBT16が配置されている。客は、ラベル発行ボタンBT16を操作する。ラベル発行ボタンBT16が操作されたことに応じて、計量値付け装置10は、今回のステップS2018の値付け処理によって値付けされた商品に対応するラベルを発行する。当該ステップS2109の値付け処理が実行された場合には、後述のステップS2112により取引管理サーバ50に商品値付け情報が送信される。つまり、値付け処理の結果が取引管理サーバ50に渡される。このため、当該ステップS2111により発行されるラベルについては、値付け処理の結果が反映されたコード情報は印刷されなくともよい。
なお、計量値付け装置10は、ステップS2111の処理として、例えばステップS2109による値付け処理が完了して価格が確定されたことに応じてラベルを発行するようにされてよい。この場合、計量結果画面におけるラベル発行ボタンBT16の表示は省略されてよい。
ステップS2112:また、計量値付け装置10は、ステップS2108による値付け処理が完了して価格が確定されたことに応じて、携帯端末装置40に対して商品値付け情報を送信する。商品値付け情報には、今回のステップS2109による値付け処理の対象とされた商品についての値付け処理の結果が反映される。
ステップS2113:ステップS2112による商品値付け情報の送信の後、計量値付け装置10は、全ての仮登録商品についての値付け処理が完了したか否かを判定する。
未だ値付け処理が完了していない商品が残っている場合、ステップS2108に処理が戻される。この場合、計量値付け装置10は、ステップS2108にて、図16に例示したように値付け処理が完了した仮登録商品の商品ボタンBT11が操作不可の状態とされた値付け操作画面を表示させる。
ステップS2114:ステップS2113にて全ての仮登録商品の値付け処理が完了したと判定された場合、計量値付け装置10は、ステップS2106により確立された携帯端末装置40との接続を切断する。
携帯端末装置40との接続を切断した後は、ステップS2101に処理が戻されることで待機モードとなり、初期状態の値付け操作画面が表示される。
次に、携帯端末装置40が、仮登録商品の値付けに関連して実行する処理手順例について説明する。
ステップS2211:携帯端末装置40は、商品登録画面を表示させている状態のもとで、接続情報コードCDが読み取られるのを待機している。
ステップS2212:客が携帯端末装置40により接続情報コードCDを読み取らせる操作を行うことで、携帯端末装置40は、接続情報コードCDの読み取りを行う。接続情報コードCDの読み取りが行われたことに応じて、携帯端末装置40は、読み取った接続情報コードCDが示す接続手順に従って、計量値付け装置10と通信可能に接続するための処理を計量値付け装置10との間で実行する。
ステップS2213:ステップS2212の接続処理によって計量値付け装置10との接続が確立されると、携帯端末装置40は、仮登録商品情報を計量値付け装置10に送信する。仮登録商品情報は、ステップS2201~S2203の処理によって品目の入力が行われた量り売り商品の情報である。
ステップS2214:携帯端末装置40は、ステップS2211により計量値付け装置10から送信された商品値付け情報が受信されるのを待機する。携帯端末装置40は、商品値付け情報が受信されると、受信された商品値付け情報が示す値付け処理結果が反映された商品登録情報を、取引管理サーバ50に送信する。また、携帯端末装置40は、商品値付け情報が受信されたことに応じて、商品値付け情報が示す仮登録商品についての値付けが完了したと判定する。
ステップS2215:ステップS2214の処理の後、携帯端末装置40は、全ての仮登録商品についての値付け処理が完了したか否かを判定する。
未だ値付け処理が完了していない商品が残っている場合、ステップS2214に処理が戻される。この場合、携帯端末装置40は、ステップS2214にて、商品値付け情報が受信されるのを待機し、商品値付け情報が受信されると、受信された商品値付け情報が示す値付け処理結果が反映された商品登録情報を、取引管理サーバ50に送信する。
ステップS2216:ステップS2215にて全ての仮登録商品についての値付け処理が完了したことが判定された場合、携帯端末装置40は、タッチパネル付表示部406に商品登録画面を表示させる。
次に、取引管理サーバ50が実行する処理手順例について説明する。
ステップS2301:取引管理サーバ50は、ステップS2215により携帯端末装置40から送信される商品登録情報が受信されるのを待機している。
ステップS2302:商品登録情報が受信されると、取引管理サーバ50は、受信された商品登録情報を、今回の取引に対応するカート情報に登録(追加)する。この際、取引管理サーバ50は、受信された商品登録情報に含まれるのと同じカート識別情報に対応付けられたカート情報を検索し、検索されたカート情報に商品登録情報を登録する。ステップS2302の処理が行われたことにより、1の商品についての仮登録状態が解消され、登録が完了する。ステップS2302の処理の後は、ステップS2301に処理が戻される。
<変形例>
以下、本実施形態の変形例について説明する。
[第1変形例]
例えば、携帯端末装置40を用いない量り売り商品の購入にあたり、値付け対象とする商品の品目の入力は、以下のようにして行われてもよい。
量り売り商品の陳列場所にて、陳列された量り売り商品ごとに対応してタグ装置が配置されてよい。タグ装置は、計量値付け装置10と有線または無線により通信可能に接続される。また、タグ装置は、対応の量り売り商品を示す商品情報を記憶する。タグ装置は、タッチセンサを備えることにより、タッチ操作により接触されたことを検出することができる。
この場合、客は、自分の購入対象の量り売り商品のタグ装置に対してタッチ操作を行う。タッチ操作を検出したタグ装置は、自己が記憶する商品情報を計量値付け装置10に送信する。
本変形例の計量値付け装置10は、待機モードに対応して表示される値付け操作画面の商品選択エリアAR32において、タグ装置から受信した商品情報ごとに応じた商品ボタンBT1を配置させた「My Item」のタブTB-1のシートを表示させる。
ここで、本変形例の計量値付け装置10は、例えば待機モードにてタグ装置からの商品情報が受信されていない状態では、図12のように、商品選択エリアAR32において、商品マスタに量り売り商品の分類で登録された商品の商品ボタンBT1が配置された「POPULAR」のタブTB-2のシートを表示させていてよい。そのうえで、計量値付け装置10は、タグ装置からの商品情報が受信されたことに応じて、タグ装置から送信された商品情報に対応する商品ボタンBT1を配置した「My Item」のタブTB-1のシートの表示に切り替えるようにしてよい。
このような表示が行われることで、例えば携帯端末装置40を利用しない客が計量値付け装置10に赴いたときには、自分がタグ装置にタッチ操作を行って購入対象として入力した商品の商品ボタンBT1が表示されている状態にある。これにより、客は、自分が値付け対象としたい商品の商品ボタンBT1を即座に見つけて操作することができる。
また、例えば携帯端末装置40を利用可能な客が、そのことを忘れて、タグ装置に対するタッチ操作によって値付け対象の商品の品目を入力してしまったが、計量値付け装置10に赴いたときに、携帯端末装置40を利用可能であることを思い出すような場合がある。
このような場合、客は、例えば商品ボタンBT1を操作する前に、携帯端末装置40に接続情報コードCDを読み取らせて、携帯端末装置40と計量値付け装置10とを接続させてよい。
この場合、携帯端末装置40からは仮登録商品情報のないことが計量値付け装置10に対して通知される。このような通知を受けた場合、計量値付け装置10は、値付け操作画面の「My Item」のタブTB-1に対応するシート上に配置された商品ボタンBT1を、仮登録商品に対応する商品ボタンBT1として扱い、以降の値付け処理を実行するようにされてよい。
あるいは、図11にて説明したように、商品が陳列された場所に商品情報パネル3000を設けずに、携帯端末装置40を用いて量り売り商品を購入するか否かにかかわらず、客にはタグ装置に対するタッチ操作を行ってもらうようにされてもよい。携帯端末装置40を用いて量り売り商品を購入する場合、客は、上記のように商品ボタンBT1を操作する前に、携帯端末装置40に接続情報コードCDを読み取らせて、携帯端末装置40と計量値付け装置10とを接続させる。
[第2変形例]
また、値付け対象とする商品の品目の入力は、以下のようにして行われてもよい。
本変形例では、量り売り商品が収納される什器からの商品の取り出しが行われることに伴って動く蓋、レバー等の部位に、動きを検出する動きセンサが設けられる。動きセンサによる動きの検出は、例えば加速度センサ等により実現できる、また、対応の量り売り商品を示す商品情報を記憶する。動きセンサは、動きを検出したことに応じて、計量値付け装置10に自己が記憶する商品情報を送信する。
この場合、客は、自分の購入対象の商品を、陳列された商品のうちから取り出す。商品の取り出しが行われたことに応じて、購入対象の商品に対応する動きセンサは、動きを検出する。動きセンサは、動きを検出したことに応じて、自己が記憶する商品情報を計量値付け装置10に送信する。
本変形例の計量値付け装置10は、待機モードに対応して表示される値付け操作画面の商品選択エリアAR32において、動きセンサから受信した商品情報ごとに応じた商品ボタンBT1を配置させた「My Item」のタブTB-1のシートを表示させる。
本変形例においても、計量値付け装置10は、例えば待機モードにて動きセンサからの商品情報が受信されていない状態では、商品選択エリアAR32において、商品マスタに量り売り商品の分類で登録された商品の商品ボタンBT1が配置された「POPULAR」のタブTB-2のシートを表示させていてよい。そのうえで、計量値付け装置10は、動きセンサからの商品情報が受信されたことに応じて、動きセンサから送信された商品情報に対応する商品ボタンBT1を配置した「My Item」のタブTB-1のシートの表示に切り替えるようにしてよい。
本変形例では、携帯端末装置40を用いない客は、そのまま計量値付け装置10において表示されているタブTB-1のシート上の商品ボタンBT1に対する操作を行って値付け対象の商品を指定してよい。
一方、携帯端末装置40を用いる客は、商品ボタンBT1を操作する前に、計量値付け画面に表示されている接続情報コードCDを携帯端末装置40に読み取らせて、携帯端末装置40と計量値付け装置10とを接続させる。この場合、計量値付け装置10は、値付け操作画面の「My Item」のタブTB-1に対応するシート上に配置された商品ボタンBT1を、仮登録商品に対応する商品ボタンBT1として扱い、以降の値付け処理を実行する。
本変形例の運用では、図11に示したような商品が陳列された場所に商品情報パネル3000を設けなくともよい。
[第3変形例]
第6実施形態において、計量値付け装置10による値付け対象の商品(仮登録商品)の商品情報(仮登録商品情報)の取得は、携帯端末装置40から送信させた仮登録商品情報の受信に限定されない。
例えば、計量値付け装置10は、客用表示部106に量り売り商品ごとに対応するプリセットキーを配置した商品選択画面を表示可能とされる。商品選択画面は、図12のタブTB-2のシートのように、予め量り売り商品として登録された商品ボタンBT1を配置した態様でよい。
客は、表示された商品選択画面にて配置されたプリセットキーを操作することにより、計量値付け装置10による値付け対象の商品を指定することができる。計量値付け装置10は、操作されたプリセットキーが対応する商品の商品情報を、仮登録商品情報として取得するようにされてよい。
この場合には、携帯端末装置40から計量値付け装置10に値付け対象の商品の商品情報を送信する必要は無い。そこで、この場合の計量値付け装置10は、待機画面にて接続情報コードCDを表示させるのではなく、例えばプリセットキー操作に応じた所定のタイミングで、客用表示部106に接続情報コードCDを表示させるようにしてよい。例えば、計量値付け装置10は、プリセットキーが配置された商品選択画面を表示させたタイミングで接続情報コードCDを表示させてよい。あるいは、計量値付け装置10は、1つ目の仮登録商品を選択するプリセットキーの操作が行われてから最後の仮登録商品を選択するプリセットキーの操作が行われるまでにおける所定のタイミングで、接続情報コードCDを表示させてよい。あるいは、計量値付け装置10は、購入対象の量り売り商品の全てに対応するプリセットキーの操作が完了したタイミングで接続情報コードCDを表示させてよい。あるいは、計量値付け装置10は、購入対象の量り売り商品の全てに対応するプリセットキーの操作が完了した後において、少なくとも1つの商品の値付けが完了したタイミングで接続情報コードCDを示させてよい。
携帯端末装置40が接続情報コードCDを読み取って計量値付け装置10と通信可能に接続されることで、計量値付け装置10から携帯端末装置40に仮登録商品情報が送信可能となる。これにより、計量値付け装置10と携帯端末装置40とで仮登録商品情報を共有できる。
また、この場合における接続情報コードCDの消去は、計量値付け装置10と携帯端末装置40との接続が確立されたタイミングで行われてもよい。あるいは、接続情報コードCDの消去は、例えば全ての仮登録商品の値付けの完了に応じたタイミングで行われてよい。
また、例えば、計量値付け装置10に値付け対象の商品を撮像する撮像部を設け、客が購入対象の量り売り商品を撮像部により撮像させた画像の解析結果に基づいて、計量値付け装置10が、商品の品目を特定する。計量値付け装置10は、特定した品目に対応する商品情報を、例えば商品マスタ等から取得することで仮登録商品情報を取得するようにされてよい。なお、この場合にも、例えば取引管理サーバ50が、商品が撮像された画像を計量値付け装置10から受信し、受信された画像を解析することにより、値付け対象の商品の品目を特定し、特定された商品の品目を取引管理サーバ50から計量値付け装置10に通知するようにされてもよい。
この場合の計量値付け装置10は、1つ目の商品の仮登録商品情報が取得されてから最後の商品の仮登録商品情報が取得されるまでにおける所定のタイミングで、接続情報コードCDを表示させてよい。あるいは、購入対象の量り売り商品の全てに対応する仮登録商品情報が取得されたタイミングで接続情報コードCDを表示させてよい。
また、この場合における接続情報コードCDの消去も、計量値付け装置10と携帯端末装置40との接続が確立されたタイミング、あるいは、全ての仮登録商品の値付けの完了に応じたタイミング等で行われてよい。
また、例えば陳列された量り売り商品ごとに対応して、客側に対応する位置にタグ装置が配置されてよい。タグ装置は、計量値付け装置10と有線または無線により通信可能に接続される。また、タグ装置は、対応の量り売り商品を示す商品情報を記憶する。タグ装置は、タッチセンサを備えることにより、タッチ操作により接触されたことを検出することができる。
この場合、客は、購入対象の商品に対応するタグ装置に対してタッチ操作を行う。タッチ操作を検出したタグ装置は、自己が記憶する商品情報を計量値付け装置10に送信する。計量値付け装置10は、受信された商品情報を、仮登録商品情報として取得するようにされてよい。
この場合の計量値付け装置10は、例えば1つ目の商品の仮登録商品情報が取得されたタイミングで、接続情報コードCDを表示させてよい。
また、この場合における接続情報コードCDの消去も、計量値付け装置10と携帯端末装置40との接続が確立されたタイミング、あるいは、全ての仮登録商品の値付けの完了に応じたタイミング等で行われてよい。
また、量り売り商品が収納される什器から、客が商品を取り出すことが行われることに伴って動く蓋、レバー等の部位に、動きを検出する動きセンサを設けてよい。動きセンサによる動きの検出は、例えば加速度センサ等により実現できる、また、対応の量り売り商品を示す商品情報を記憶する。動きセンサは、動きを検出したことに応じて、計量値付け装置10に自己が記憶する商品情報を送信する。
この場合、客は、購入対象の商品を、陳列された商品のうちから取り出す。商品の取り出しが行われたことに応じて、購入対象の商品に対応する動きセンサは、動きを検出する。動きセンサは、動きを検出したことに応じて、自己が記憶する商品情報を計量値付け装置10に送信する。計量値付け装置10は、受信された商品情報を、仮登録商品情報として取得する。
この場合の計量値付け装置10も、例えば1つ目の商品の仮登録商品情報が取得されたタイミングで、接続情報コードCDを表示させてよい。
また、この場合における接続情報コードCDの消去も、計量値付け装置10と携帯端末装置40との接続が確立されたタイミング、あるいは、全ての仮登録商品の値付けの完了に応じたタイミング等で行われてよい。
[第4変形例]
また、本実施形態の変形例として、携帯端末装置40を利用する客と利用しない客とに対応して、以下のような手順で商品の値付けが行えるようにされてよい。
本変形例において、計量値付け装置10は、待機モードにおいて待機画面を表示させている。計量値付け装置10は、複数の待機画面を例えば所定時間ごとに循環的に切り替えるようにして表示させている。例えば、或る1つの待機画面は、値付けの開始のために商品を秤台109bにおいてもらうことを客に案内する内容を有する。また、或る1つの待機画面は、商品に付されたコード情報(例えば、バーコード)の読み取りを客に案内する内容を有する。また、或る1つの待機画面は、値付けの開始のために商品を検索する操作を行ってもらうことを客に案内にする内容を有する。また、或る1つの待機画面は、値付けの開始のために待機画面をタッチする操作を行ってもらうことを客に案内にする内容を有する。
本変形例では、商品の陳列場所にて第6実施形態で用いられた商品情報パネル3000は用いられない。このため、携帯端末装置40を利用する客は、値付け対象の商品の品目の入力のために商品情報パネル3000の商品情報コード3001の読み取りによる仮登録は行わない。
本変形例において、客は、携帯端末装置40を利用するか否かにかかわらず、前述の第1変形例または第2変形例にて説明した、購入対象の商品に対応するタグ装置に対するタッチ操作、または動きセンサが備えられた陳列場所から購入対象の商品を取り出すことにより、値付け対象の商品の品目の入力(事前品目入力)を行うようにされる。あるいは、客は、携帯端末装置40を利用するか否かにかかわらず、まず商品の陳列場所から購入対象の商品を取ったうえで、計量値付け装置10に対して商品選択操作を行うことで、値付け対象の商品の品目の入力(画面操作品目入力)を行うようにされる。
本変形例の計量値付け装置10は、客の操作に応じて動作していない状態では待機モード設定する。待機モードの計量値付け装置10は、客用表示部106に初期状態の値付け操作画面を表示させている。初期状態の値付け操作画面は、図12と同様の態様でよい。
計量値付け装置10は、待機モードにおいて、事前品目入力に応じた量り売り商品の情報を、タグ装置または動きセンサから受信した場合には、上記の初期状態の値付け操作画面に代えて、図13と同様の態様により、商品選択エリアAR32においてタブTB-1が選択された状態の値付け操作画面を表示する。
このように、本変形例の計量値付け装置10は、待機モードにおいて、デフォルトでは商品選択エリアAR32において、タブTB-2が選択された状態のもとでシート上に量り売り商品の分類で登録された商品の商品ボタンBT1を配置させている。この状態のもとで、客により事前品目入力が行われたことで、計量装置外(タグ装置あるいは動きセンサ)から送信された量り売り商品の情報が受信されたことにより、計量値付け装置10は、タブTB-2からタブTB-1が選択された状態に変更する。計量値付け装置10は、選択されたタブTB-1のシートに、受信された量り売り商品の情報に応じた商品ボタンBT1を配置させる表示を行う。そして、この後において、客が次の事前品目入力を行ったことで、さらにもう1つの量り売り商品の情報が受信されると、計量値付け装置10は、タブTB-1のシートに、受信された量り売り商品の情報に応じた商品ボタンBT1を追加して配置させる表示を行う。
客が事前品目入力を行っていない場合に計量値付け装置10に赴いたときには、図12と同様の態様で、タブTB-2のシートにプリセットキーとしての商品ボタンBT1が配置された値付け操作画面が表示されている。この場合、客は、そのときに表示されているタブTB-2のシートに配置された商品ボタンBT1を操作して値付け対象の商品を指定することができる。あるいは、客は、果物、野菜の量り売り商品に対応するタブTB-2、TB-3を操作してシートを切り替えたうえで商品ボタンBT1を操作することで値付け対象の商品を指定(選択)することができる。
これに対して、客が事前品目入力を行っている場合に計量値付け装置10に赴いたときには、図13と同様の態様で、タブTB-1のシートにおいて事前品目入力された商品ごとの商品ボタンBT1が配置された値付け操作画面が表示されている。この場合、客は、そのときに表示されているタブTB-1のシートに配置された商品ボタンBT1を操作して値付け対象の商品を指定(選択)する。
本変形例においても、タブTB-1のシートにおいて事前品目入力された商品の商品ボタンBT1を配置した態様は、量り売り商品としての分類により商品マスタに予め登録されている商品のうちから、事前品目入力された商品を強調(優先)して表示しているものである。なお、前述のように、事前品目入力された商品を強調(優先)して表示する態様としては、上記のようにシート(選択されるタブTB)を切り替える例に限定されない。
客の商品ボタンBT1に対する操作によって、1の商品が値付け対象として指定(選択)されたことに応じて、計量値付け装置10における客用表示部106の表示は、値付け操作画面から計量案内画面に遷移する。図示は省略するが、計量案内画面は、値付け対象として指定された商品が例えば商品名や商品を表す絵柄により示されるとともに、値付け対象として指定された商品を秤台109bに載せてもらうように客に案内するメッセージが表示される。
この場合の計量案内画面は、例えば図14と同様の態様でよい。
計量案内画面が表示された状態において、客は、秤台109bに値付け対象の商品を載せるようにする。
商品が秤台109bに載せられたことに応じて、計量値付け装置10は、値付け処理を実行する。つまり、計量値付け装置10は、計量部109により計測される商品の重量が安定したと判定したことに応じて商品の重量を確定させ、確定された重量と重量単価とにより価格を算出する。
このように値付け処理が実行されたことに応じて、客用表示部106における表示は、計量案内画面から、計量結果画面に遷移する。
図19は、計量結果画面の一例を示している。同図において図12~図15等と同一部分には同一符号を付して適宜説明を省略する。
同図の計量結果画面では、計量結果エリアAR31において、重量エリアAR31-1にて計量された商品の重量(この場合には、重量と単位重量に応じて算出された個数)が示され、合計金額エリアAR31-3にて、算出された商品の価格に応じた合計金額が示される状態に変化している。
また、計量結果画面においては、商品確認エリアAR35により、値付けされた商品の商品名や絵柄が示される。
また、計量案内エリアAR36においては、ラベル発行ボタンBT16と接続情報コードエリアAR34が配置される。
ラベル発行ボタンBT16は、値付け対象の商品の値付け処理結果が反映されたラベル(単品ラベル)の発行を指示する操作が行われるボタンである。
接続情報コードエリアAR34は、接続情報コードCDが表示されるエリアである。
接続情報コードエリアAR34においては、携帯端末装置40を利用する客に向けて、接続情報コードCDを携帯端末装置40に読み取らせることを案内するメッセージの表示が行われている。
また、メッセージエリアARmには、例えば「PRINT LABEL OR READ CHORD」のように、ラベル発行ボタンBT16の操作と、接続情報コードCDの読み取りとのいずれかを客に行ってもらうことを案内するメッセージが表示される。
この場合、携帯端末装置40を利用する客は、携帯端末装置40に接続情報コードCDを読み取らせるようにする。これにより、携帯端末装置40が計量値付け装置10と接続される。
接続情報コードCDは、携帯端末装置40が計量値付け装置10と接続されたことに応じて消去される。
計量値付け装置10は、接続された携帯端末装置40に、今回の値付け処理結果が反映された商品値付け情報を送信する。また、計量値付け装置10は、商品値付け情報の送信が完了したことに応じて、コード情報が印刷されていない単品ラベルを発行する。
また、携帯端末装置40を利用しない客は、ラベル発行ボタンBT16を操作する。ラベル発行ボタンBT16が操作されたことに応じて、計量値付け装置10は、今回の値付け処理結果が反映されたコード情報が印刷された単品ラベルを発行する。
本変形例においては、値付けが確定された段階で、計量結果画面としての同一画面においてラベル発行ボタンBT16と接続情報コードエリアAR34とが表示される。この場合、客は、自分が計量値付け装置10を利用するか否かに応じて、接続情報コードCDを読み取らせるのか、あるいはラベル発行ボタンBT16を操作するのかを判断することができる。また、本変形例の場合には、携帯端末装置40を利用するか否かにかかわらず、値付けにより価格が確定されるまでの手順が共通となることから、客が手順に慣れやすい。
ラベルが発行された後は、計量結果画面からラベル貼付案内画面の表示に遷移するようにされてよい。ラベル貼付案内画面においては、計量値付け装置10から発行されたラベルを、今回値付けが行われた商品を入れた袋に貼り付けてもらうように案内するためのメッセージ、絵柄等の表示が行われる。ラベル貼付案内画面においては、計量結果画面に表示されていた接続情報コードエリアAR34は配置されていない。つまり、ラベル貼付案内画面の表示は、接続情報コードの表示が終了された後に行われる。
客は、案内に従って、秤台109bから商品を持ち上げ、ラベル排出口110aから取り出したラベルを、商品の入った袋に貼り付けるようにされる。
ラベル貼付案内画面は、例えばラベル排出口110aに設けられたセンサが、ラベルの取り出されたことを検出したのに応じて消去される。ラベル貼付案内画面の消去に代わり、客用表示部106には、次の値付け対象の品目を指定するための値付け操作画面の表示に遷移する。
この場合において、今回の値付け処理が、図12と同様のプリセットキーの配置された値付け操作画面に対する操作に応じて行われた場合には、次も図12と同様の値付け操作画面に遷移するようにされてよい。一方、今回の値付け処理が、図13と同様の事前品目入力に応じた値付け操作画面に対する操作に応じて行われ、まだ、事前品目入力された商品のうちで値付けされていない商品が残っている場合には、次も図13と同様の値付け操作画面に遷移するようにされてよい。
なお、ラベル排出口110aからラベルが取り出されたタイミングで、例えば未だ秤台109bになんらかの重量物が載っている場合には、秤台109bの重量物を取り除くことを客に案内する画面が表示される。
[第5変形例]
なお、上記各実施形態において携帯端末装置40が実行するようにされていた所定の処理について、取引管理サーバ50等の上位装置が分担、あるいは携帯端末装置40と協働して実行するように構成されてよい。また、計量値付け装置10が実行する所定の処理について、取引管理サーバ50等の上位装置が分担、あるいは携帯端末装置40と協働して実行するように構成されてよい。さらに取引管理サーバ50が実行する所定の処理について、携帯端末装置40または計量値付け装置10、10Aが分担、あるいは携帯端末装置40または計量値付け装置10、10Aが協働するようにして構成されてよい。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、計量値付け装置及び販売システムに関する。
[背景技術]
店舗にて、客が、自分の所持する携帯端末装置を操作して、自ら商品登録を行うことが可能な販売システムが導入されている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特許第5056161号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
量り売りの商品の販売にあたっては計量値付け装置が使用される。上記のような販売システムにおいても計量値付け装置を使用する売り場が設けられる場合がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、客が所持する携帯端末装置により商品登録が行われるようにされた販売システムにおいて、計量値付け装置を用いた商品登録が円滑に行われるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)以上説明したように本実施形態の一態様は、計量値付け装置(10)と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置(49)とを備える販売システムにおける計量値付け装置であって、計量結果欄(例えば、計量結果エリアAR31)と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報(例えば、接続情報コードCD)とを同一画面(例えば、値付け操作画面)に表示させる表示手段と、前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段とを備える計量値付け装置である。
上記構成によれば、計量値付け装置10は、例えば量り売り商品の計量結果を示す計量結果エリアAR31と、商品登録のために客が利用する携帯端末装置40とを値付け操作画面に表示させることができる。これにより、客は、値付け操作画面が表示された状態のもとで、値付け対象とされた量り売り商品を計量した結果(重量、価格等)の確認を行いながら、携帯端末装置40と計量値付け装置10とを接続させることによる値付け対象の商品の品目の入力を行うことが可能となる。これにより、客が所持する携帯端末装置により商品登録が行われるようにされた販売システムにおいて、計量値付け装置を用いた商品登録が円滑に行われるようになる。
(2)本実施形態の一態様は、(1)に記載の販売システムであって、前記表示手段は、量り売り商品に分類された商品に対応する商品ボタン(BT1)を表示する。
上記構成によれば、値付け操作画面において、量り売り商品に対応して予め用意されたプリセットキーを配置させることができる。
(3)本実施形態の一態様は、(1)または(2)に記載の販売システムであって、前記計量値付け装置による計量の対象とする商品の情報を計量装置外(例えば、タグ装置、動きセンサ)から受け付ける受付手段と、予め登録されている商品を選択可能に表示する選択表示手段(例えば、商品ボタンBT1を表示すること)とを備え、前記選択表示手段は、前記受付手段が前記商品の情報を受け付けた場合に、前記受付手段が受け付けた商品の情報を強調した態様(例えば、タブTB-1のシート上で商品ボタンBT1を表示する態様)により選択可能に表示する。
上記構成によれば、例えば初期状態の値付け操作画面において、事前品目入力がない状態のもとでは、タブTB-2のシート上で、量り売り商品全般に対応する商品ボタンBT1(プリセットキー)を配置した態様での表示を行うようにすることができる。そのうえで、事前品目入力が行われたことに応じて、初期状態の値付け操作画面について、プリセットキーのうち、事前品目入力された商品の商品ボタンBT1をタブTB-1のシート上に配置した態様の表示に切り替えることができる。これにより、事前品目入力が行われた場合の値付け対象の商品を指定する操作を行いやすくなる。
(4)本実施形態の一態様は、(1)から(3)のいずれか1つに記載の販売システムであって、前記表示手段は、前記接続手段により携帯端末装置と通信可能に接続された後の所定のタイミングで前記接続情報を消去する。
上記構成によれば、計量値付け装置10と携帯端末装置40とが通信可能に接続されたことに応じて接続情報コードCDの表示が停止される。これにより、計量値付け装置10と携帯端末装置40とが通信可能に接続されたことを把握しやすくなるとともに、例えば他の客が不用意に接続しようとしてしまうことを防ぐことができる。
(5)本実施形態の一態様は、(1)から(6)のいずれか1つに記載の販売システムであって、前記表示手段は、値付け処理の対象とする商品を検索する検索エリアを、さらに前記同一画面に表示させる。
上記構成によれば、値付け操作画面に対する操作によって商品の検索を行うことが可能となり、値付け操作画面の使い勝手が向上される。
(6)本実施形態の一態様は、(1)から(5)のいずれか1つに記載の販売システムであって、前記表示手段は、値付けに関する操作が行われていない待機状態のもとで、商品ボタンと接続情報とを同一画面に表示させる。
上記構成によれば、客の値付けに関する操作を待機している段階から、既に値付け操作画面において商品ボタンBT1と接続情報コードCDとを表示させておくことができる。これにより、計量値付け装置10に赴いた客がすぐに値付けに関する操作をはじめることができる。
(7)本実施形態の一態様は、(1)から(6)のいずれか1つに記載の販売システムであって、前記計量値付け装置によりされた値付け情報の印刷を指示する印刷指示手段(例えば、ラベル発行ボタンBT16)を備え、前記表示手段は、前記印刷指示手段と前記接続情報とを同一画面に表示させる。
上記構成によれば、携帯端末装置40を利用する客は、計量結果画面に配置された接続情報コードを読み取らせることにより商品の登録を確定させたうえで計量値付け装置10にラベル(バーコードが印刷されないもの)を発行させることができる。一方、携帯端末装置40を利用しない客は、同じ計量結果画面に配置されたラベル発行ボタンBT42を操作することにより、(バーコードが印刷されたもの)ラベルを発行させることができる。つまり、計量結果画面は、携帯端末装置40を利用する客と利用しない客とのいずれもがラベル発行のための操作を行えるようにされる。これとともに、計量値付け装置10は、ラベル発行の操作が接続情報コードの読み取りとラベル発行ボタンBT16の操作とのいずれであるのかに応じて、携帯端末装置40を利用する客向けのラベル(バーコードが印刷されていないラベル)と携帯端末装置40を利用しない客向けのラベル(バーコードが印刷されたラベル)とを区別して発行することができる。
(8)本実施形態の一態様は、(1)から(7)のいずれか1つに記載の販売システムであって、前記接続手段により接続された前記携帯端末装置の利用者に関する情報(例えば、接続対応情報(端末番号、会員番号、会員登録名称、ハンドルネーム、キャラクタ、整理番号、値付け操作画面の背景色設定、接続経過時間等)を表示する利用者情報表示手段を備える。
上記構成によれば、計量値付け装置10は、携帯端末装置40と接続されたことに応じて、接続先の携帯端末装置40の利用者(例えば、携帯端末装置40を利用する客)に関する情報を表示することができる。これにより、客は、自分の携帯端末装置40が計量値付け装置10と接続されていることを容易に確認できる。また、他の客も、自分以外の客により計量値付け装置10が使用されていることを容易に理解できるので、他の客が不用意に自分の携帯端末装置40を計量値付け装置10と接続しようとすることが防止される。
(9)本実施形態の一態様は、計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムであって、計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報とを、前記計量値付け装置にて同一画面に表示させる表示手段と、前記接続情報を読み取った携帯端末装置と前記計量値付け装置とを通信可能に接続する接続手段とを備える販売システムである。
なお、上述の計量値付け装置10、携帯端末装置40、取引管理サーバ50などとしての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の計量値付け装置10、携帯端末装置40、取引管理サーバ50、計量販売管理サーバ60などとしての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
10(10-1、10-2、10-3) 計量値付け装置、20(20-1、20-2) 精算装置、30 管理装置、40 携帯端末装置、50 取引管理サーバ

Claims (9)

  1. 計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムにおける計量値付け装置であって、
    計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報と、量り売り商品についての値付けの結果を示す値付け情報の印刷を指示する操作が行われる印刷指示手段とを同一画面に表示させる表示手段と、
    前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段とを備え、
    前記表示手段は、前記印刷指示手段に対する操作が行われたことにより前記値付け情報が印刷されることに応じて前記接続情報を非表示とする
    計量値付け装置。
  2. 前記表示手段は、前記接続手段により携帯端末装置と通信可能に接続されたことに応じて前記接続情報を非表示とする
    請求項1に記載の計量値付け装置。
  3. 前記計量値付け装置による計量の対象とする商品の情報を計量装置外から受け付ける受付手段と、
    予め登録されている商品を選択可能に表示する選択表示手段と
    を備え、
    前記選択表示手段は、前記受付手段が前記商品の情報を受け付けた場合に、前記受付手段が受け付けた商品の情報を強調した態様により選択可能に表示する
    請求項1または2に記載の計量値付け装置。
  4. 前記表示手段は、値付け処理の対象とする商品を検索する検索エリアを、さらに前記同一画面に表示させる
    請求項1から3のいずれか一項に記載の計量値付け装置。
  5. 前記表示手段は、値付けに関する操作が行われていない待機状態のもとで、商品ボタンと接続情報とを同一画面に表示させる
    請求項1から4のいずれか一項に記載の計量値付け装置。
  6. 前記接続手段により接続された前記携帯端末装置の利用者に関する情報を表示する利用者情報表示手段を備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載の計量値付け装置。
  7. 計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムにおける計量値付け装置としてのコンピュータを、
    計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報と、量り売り商品についての値付けの結果を示す値付け情報の印刷を指示する操作が行われる印刷指示手段とを同一画面に表示させる表示手段、
    前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記表示手段は、前記印刷指示手段に対する操作が行われたことにより前記値付け情報が印刷されることに応じて前記接続情報を非表示とする
    プログラム。
  8. 計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムであって、
    計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報と、量り売り商品についての値付けの結果を示す値付け情報の印刷を指示する操作が行われる印刷指示手段とを同一画面に表示させる表示手段と、
    前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段とを備え、
    前記表示手段は、前記印刷指示手段に対する操作が行われたことにより前記値付け情報が印刷されることに応じて前記接続情報を非表示とする
    を備える販売システム。
  9. 計量値付け装置と、客が商品の登録に利用する携帯端末装置とを備える販売システムにおけるコンピュータを、
    計量結果欄と、携帯端末装置と通信可能に接続するための接続情報と、量り売り商品についての値付けの結果を示す値付け情報の印刷を指示する操作が行われる印刷指示手段とを同一画面に表示させる表示手段、
    前記接続情報を読み取った携帯端末装置と通信可能に接続する接続手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記表示手段は、前記印刷指示手段に対する操作が行われたことにより前記値付け情報が印刷されることに応じて前記接続情報を非表示とする
    プログラム。
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