JP2024048545A - 間仕切りパネルの連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内空間を前後に仕切る間仕切りパネル1において、間仕切りパネル1を構成する左右に隣接するパネル体2同士を対向する状態で連結金具9を介して連結する場合に、左右の縦フレーム5の脚片部5b同士の対向間に挟持される面板3の見込み片部3b同士の突き合わせ部Xからの光漏れを規制する。【解決手段】一方のパネル体2の縦フレーム跨片部5bに、取り付け片部8aを取り付け固定した光規制部材8の光規制片部8bを、突き合わせ部Xを越えて他方の縦フレーム5内にまで至らしめたものとして光漏れの規制をする。【選択図】図5

Description

本発明は、間仕切りとして用いられるパネル体同士を左右に一連状に連結するための間仕切りパネルの連結構造の技術分野に関するものである。
一般に、室内空間を仕切る間仕切りパネルとして、左右に隣接するパネル体同士を一連状に連結して構成したものがあり、このような間仕切りパネルとした場合に、左右パネル体同士の連結部の間から光が漏れることがあり、そこで左右パネル体に設けられる縦フレーム間に挟持される状態で光漏れを規制するための光規制部材を設けたものが提唱されている(例えば特許文献1参照)。
特開平11-131643号公報
ところが前記従来のものは、光規制部材を、左右縦フレームの表裏面部位の対向間に挟持する状態で設けたものであるため、該光規制部材がパネル体同士の突き合わせ部の表裏面から視認されるものとなって外観が損なわれる場合があるだけでなく、光規制部材が左右縦フレームに単純に挟持されるものであるため、左右縦フレームを、光規制部材を挟持することに対応した形状にしなければならず、汎用性が損なわれるという問題があるだけでなく、隣接する左右のパネル体同士の取り付け誤差によっては光規制部材にガタがある(隙間がある)状態で組み込まれる等の問題もあり、これらに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、室内空間を前後に仕切るべく左右に隣接したパネル体同士を連結してなる間仕切りパネルであって、前記パネル体は、前後の面板と、隣接するパネル体の互いに対向する縦縁部の縦フレームとを備えて構成され、縦フレームは、跨片部と前後の脚片部とを備え外方側が開口した凵字形をし、前後面板は、縦フレームの前後脚片部の先端縁部から前後方向内側に向けて折曲された見込み片部を備え、前記前後面板の見込み片部は、先端縁同士が互いに間隙を存して対向されたものであり、隣接する左右のパネル体同士は、左右縦フレームの脚片部同士が互いに対向する状態で連結されてなる間仕切りパネルにおいて、前記左右縦フレームの脚片部同士の対向間には、前後面板の左右の見込み片部同士の突き当てられたものが挟持され、前記対向する左右の縦フレーム間に形成されるスペースに、前後面板の見込み片部同士の突き当て部を通した光漏れを規制するための光規制部材が、前後面板の見込み片部同士の突き当て部の前後方向内側に配設されていることを特徴とする間仕切りパネルの連結構造である。
請求項2の発明は、パネル体は上下縁部の横フレームを備え、前記隣接する左右のパネル体同士は、上下の横フレーム間に架け渡される状態で設けた連結金具を横フレームにビス固定することで連結されていることを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項3の発明は、光規制部材は、少なくとも一方のパネル体の縦フレーム跨片部に取り付けられる取り付け片部と、該取り付け片部から前後面板の見込み片部同士の突き当て部を越えて他方のパネル体の縦フレーム内にまで至るよう延出した光規制片部とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項4の発明は、光規制部材は、跨片部と前後脚片部とを有した凵字形をし、跨片部が取り付け片部に構成され、前後脚片部が前後の光規制片部に構成されることを特徴とする請求項3記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項5の発明は、光規制部材は、前後の光規制片部が対応する前後面板の見込み片部先端縁に近接対向または当接していて、パネル体が前後方向に撓んだ場合に対応する光規制片部と見込み片部先端縁との当接を受けてパネル体の撓み防止をする補強材に構成されることを特徴とする請求項4記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項6の発明は、光規制部材は、取り付け片部と光規制片部とでL字形に構成されていることを特徴とする請求項3記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項7の発明は、光規制部材は、取り付け片部が隣接する一方の縦フレームに取り付けられる一方の光規制部材と、取り付け片部が隣接する他方の縦フレームに取り付けられる他方の光規制部材との一対が備えられ、前後面板の見込み片部先端縁に、前記一対の光規制部材の光規制片部のうちの何れかの光規制片部が近接対向または当接していることで、該近接対向または当接している光規制片部が、パネル体が前後方向に撓んだ場合に見込み片部先端縁の当接による押圧を受けてパネル体の撓み防止をするための補強材に構成されていることを特徴とする請求項4または6記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項8の発明は、連結金具は、上下横フレームの前後幅と略同幅で、左右方向中間部に面板の見込み片部が嵌入する凹溝部が形成され、該凹溝部を挟む左右方向両側で対応する上下の横フレームにビス固定されることを特徴とする請求項2記載の間仕切りパネルの連結構造である。
請求項1の発明とすることにより、凵字形をした左右縦フレームの脚片部同士が互いに対向する状態で連結してなる間仕切りパネルにおいて、左右縦フレームの脚片部同士の対向間に挟持される前後面板の左右の見込み片部同士の突き当て部を通した光漏れを規制するための光規制部材が、縦フレーム間に形成されるスペース内であって、前後面板の見込み片部同士の突き当て部の前後方向内側に配されたものとなって外部に露出することがなく、この結果、光規制部材が外部から視認されるもののように外観性を損なうことがない。
請求項2の発明とすることにより、前記光規制部材が外部から視認されない状態で突き当てられた状態のパネル体同士が、上下の横フレーム間に架け渡して設けた連結金具を介して連結されたものとなって連結強度が向上したものとなる。
請求項3の発明とすることにより、光規制部材が、パネル体の縦フレーム跨片部に取り付けられる取り付け片部と、見込み片部同士の突き当て部を越えて他方のパネル体の縦フレーム内にまで至るよう延出した光規制片部とを備えたものとなっている結果、光規制部材は、光規制片部による確実な光規制ができながら、パネル体に取り付けられたものとなって不用意に動くこともなく安定したものとなる。
請求項4の発明とすることにより、光規制部材が、跨片部と前後脚片部とを有した凵字形をし、そして跨片部が取り付け片部に、前後脚片部が前後の光規制片部になる結果、前後の光規制片部による前後二重の光規制ができることになって光漏洩の防止がより確実になる。
請求項5の発明とすることにより、前後の光規制片部が対応する前後面板の見込み片部先端縁に近接対向または当接していて、パネル体が前後方向に撓んだ場合に対応する光規制片部と見込み片部先端縁との当接を受けてパネル体の撓み防止をする補強材に構成される結果、光規制部材が、パネル体の撓み防止部材として機能することになって部材の兼用化が図れることになる。
請求項6の発明とすることにより、光規制部材を、取り付け片部と光規制片部とでL字形に構成されたものでもよいことになって、光規制部材の構造の簡略化が図れることになる。
請求項7の発明とすることにより、光規制部材として、一方の縦フレームに取り付けられたものと、他方の縦フレームに取り付けられたものとして一対が備えられたものとなり、そして前後面板の見込み片部先端縁に、一対の光規制部材の光規制片部のうちの何れかの光規制片部が近接対向または当接したものになる結果、近接対向または当接している光規制片部が、パネル体が前後方向に撓んだ場合に見込み片部先端縁の当接による押圧を受けてパネル体の撓み防止をするための補強材に構成されたものとなって、パネル体が前後方向何れの方向に撓んだ場合においても光規制部材が補強材となって撓み防止機能を発揮できることになる。
請求項8の発明とすることにより、連結金具が、上下横フレームの前後幅と略同幅で、左右方向中間部に面板の見込み片部が嵌入する凹溝部が形成され、該凹溝部を挟む左右方向両側で対応する上下の横フレームにビス固定されたものになる結果、連結金具についても、パネル体の撓み防止機能を発揮できることになって部材の兼用化がさらに図れることになる。
間仕切りパネルの正面図である。 間仕切りパネルの水平断面図である。 間仕切りパネルの縦断面図である。 間仕切りパネルの連結部の平面図である。 間仕切りパネルの要部斜視図である。 (A)(B)は、連結部の水平断面図、平面図である。 上下横フレームがない実施の形態の間仕切りパネルの縦断面図である。 (A)(B)は、第二、第三の実施の形態の連結部の平面図である。 (A)(B)(C)は、第四、第五、第六の実施の形態の連結部の平面図である。 第六の実施の形態の要部斜視図である。 (A)(B)は第六の実施の形態の要部平面図、要部縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図面において、1は天井面Hと床面Fとのあいだの室内空間を仕切るべく建て付けられる間仕切りパネルであって、該間仕切りパネル1は、左右に隣接するパネル体2同士を面一状に連結して構成されるものである。そして本実施の形態において採用されるパネル体2は、前後の面板3と、上下両端縁部に設けられる横フレーム4と、前記隣接するパネル体2の互いに対向する縦端縁部に設けられる縦フレーム5と、前後面板3間に配設される充填材6とを備えて構成されるものである。
尚、間仕切りパネル1としては、例えば天井面Hとの間に欄間空間が設けられたものとしてもよいことは言うまでもない。
そして本実施に採用される間仕切りパネル1は、左右両端縁部が躯体側部材である壁面Wに取り付けられる縦レール7に形成の凹溝7aに嵌入する状態で建て付けられるものであり、そのため対応するパネル体2の、隣接パネル体2とは対向しない壁面W側の縦端縁部は、前後面板3の端縁部同士を前後方向内側に向けて折曲した見込み面部3a同士を積層した構造となっていて、前記縦フレーム5が設けられないものとなっているが、縦フレーム5を設けた構成にしてもよいことは勿論である。
前記縦横フレーム5、4は、具体的寸法は異なるものの、何れも跨片部5a、4aと、該跨片部5a、4aの前後両端縁部から延出した前後の脚片部5b、4bとを備えた凵字形をしたものとして構成され、跨片部5a、4aが見込み面となり、脚片部5b、4bが見付け面となり、脚片部5b、4bの先端側である外方側が開口となる状態でパネル体2に組み込まれたものとなっている。
そして本実施の形態においては、上下横フレーム4については、前後面板3の上下端縁部が脚片部4bの上下先端縁部と略同位置となる状態で前後面板3が面接触し、上端縁部が前後方向内方に折曲したものとなっている。また縦フレーム5については、脚片部5bに面接触した状態の前後面板3が脚片部5bの先端縁部において前後方向内側に向けて折曲して見込み片部3bが形成されたものとなっており、そして該前後の見込み片部3bは、前述した見込み面部3aの場合とは異なり、先端縁同士が互いに間隙を存して対向する構成になっている。
そしてこのように構成されるパネル体2を、左右に隣接する状態で一連状(面一状)に連結することになるが、この場合に、左右のパネル体2同士は、各パネル体2に設けた縦フレーム5の脚片部5b同士が互いに対向する状態で連結されるが、該対向する脚片部5b同士の対向間には、前後面板3の見込み片部3b同士が互いに突き当てられた重合(積層)状態で挟持(介装)されたものとなっている。
そしてこのように脚片部5b同士が、あいだに見込み片部3bを挟持した対向状態で左右に配されたパネル体2同士は、上下の横フレーム4の左右跨片部4a間に架け渡された状態で設けた連結金具9をビス9aを介して該跨片部4aに螺合することで連結される構成になっている。この場合に連結金具9は、前後幅が横フレーム4の跨片部4aの前後脚片部4b間の幅(内幅)と略同寸法になっていて、横フレーム4の脚片部4b間に殆ど隙間がない密嵌合状態で嵌合して跨片部4aに当接する構成になっている。
因みに横フレーム4は、パネル体2の左右両端縁部が左右端縁部にまで至り、跨片部4aの上下方向内側面に縦フレーム5の上下端縁部が当接する構造(図5参照)となっており、これによって左右のパネル体2同士を隣接した場合に、左右に隣接する横フレーム4同士は、跨片部4a同士が面一状に連設する構成になっており、該面一状になった跨片部4a間に架け渡す状態で連結金具9が設けられる構成になる。
しかも連結金具9の前後両端縁部には、前記折曲形成された前後面板3の見込み片部3bが嵌入するための切り欠き部9bが形成されたものとなっているが、該切り欠き部9bについても、底片部9baが前記見込み片部3bの先端縁に近接または当接するよう設定されていて、後述するパネル体2の撓み防止機能の補完をするように構成されている。
このようにして左右に隣接するパネル体2同士が一連状に連結された間仕切りパネル1では、前述した前後面板3の見込み片部3b同士が互いに突き当てられた重合(積層)状態となっているが、この突き当て部Xを通して光が漏れる惧れがあり、そこでこのものでは前記突き当て部Xを通した光漏れを規制するための光規制部材8が設けられている。
前記左右のパネル体2の連結部においては、凵字形をした縦フレーム5の脚片部5b同士が見込み片部3bをあいだに挟持する状態で対向したものとなっていることで、左右の縦フレーム5に囲繞されるスペースSが形成されるが、該スペースSに前記光規制部材8が配設されたものとなっており、この結果、光規制部材8は、パネル体2同士を連結する以前のパネル体2に予め取り付けられたものとなっている。
本実施の形態の光規制部材8は、跨片部8aと前後一対の脚片部8bとを有した凵字形をしたものが一つ設けられるものであって、跨片部8aが、左右いずれか一方のパネル体2の縦フレーム跨片部5aにビス8cを介して取り付け固定される取り付け片部8aとなり、そして前後の脚片部8bが、前記見込み片部3b同士の突き当て部Xを越えて他方のパネル体2側の縦フレーム5内にまで延出したものとなっていて突き当て部Xを通して侵入した光を遮断する光規制片部8bとなっており、これによって光規制部材8が、縦フレーム5間に形成されるスペースS内であって、前後面板の見込み片部3b同士の突き当て部の前後方向内側に配されながら、一方のパネル体2に取り付け固定された状態で、突き当て部Xを通して漏れた光を遮断して光漏れを規制する光規制機能を発揮するものとなって光漏れの規制ができるように構成されている。
しかもこの場合に、該光規制部材8の前後一対の脚片部8bは、前記スペースS内において、対応する前後面板3の見込み片部3bの先端縁に近接対向したものとなっており、この結果、前述したようにパネル体2同士が連結された間仕切りパネル1において、パネル体2に人が寄りかかったり押圧したりする等して前後方向何れか一方側にパネル体2が凹状に撓んだ場合に、見込み片部3bが、パネル体2に取り付け固定される光規制部材8の脚片部8bに当接してパネル体2の撓みを受けることになり、これによって光規制部材8がパネル体2の撓み防止をする補強材としての機能を発揮することになり、部材の兼用化が図れることになる。
叙述の如く構成された本実施の形態において、間仕切りパネル1は、左右隣接するパネル体2同士を、左右の縦フレーム5同士が互いに対向する状態で上下の横フレーム4に架け渡し状に設けた連結金具9を介して連結されたものであるが、この場合に、凵字形をした左右縦フレーム5の脚片部5b同士の対向間に、前後面板3の左右の見込み片部3b同士の突き当てられたものが挟持されたものとなるが、この場合に該突き当て部Xを通して光がスペースS内に入り込んで反対側から視認される光漏れ現象を起こすことが危惧されるが、このものでは光漏れを規制するための光規制部材8が、縦フレーム5間に形成されるスペースS内に配されたものとなって外部に露出することがなく、この結果、光規制部材8が外部から視認されるもののように外観性を損なう惧れがない。
しかもこのものでは、光規制部材8が、跨片部8aと前後脚片部8bとを有した凵字形をし、跨片部8aがパネル体2側への取り付け片部として構成され、前後一対の脚片部8bが、見込み片部3b同士の突き当て部Xを越えて隣の縦フレーム5内にまで至るものとなって前後の光規制片部として構成される結果、光規制部材8は、前後一対の光規制片部8bによる確実な光漏れの規制ができながら、パネル体2に確りと取り付けられたものとなって不用意に動くこともなく安定したものとなる。
そしてこの場合に、前後一対の光規制片部8bが対応する前後面板3の見込み片部3bの先端縁に近接対向または当接していることで、パネル体2が前後方向に撓んだ場合に対応する光規制片部8bと見込み片部3bの先端縁とが当接することになってパネル体2の撓み防止をすることになり、この結果、光規制部材8が補強材となって、パネル体2の撓み防止部材として機能することになって部材の兼用化が図れることになる。
因みに本実施の形態の間仕切りパネル1は、左右に配されたパネル体2同士を、上下の横フレーム4の左右跨片部4a間に架け渡された状態で設けた連結金具9を介して連結する構成になっているが、左右に隣接するパネル体2同士は、必ずしも連結金具9を用いて上下両端縁部間の連結をしたものに限定されず、上下方向一方側を連結金具9を用いて連結したもの、さらに連結金具9を用いないものであっても実施することができる。
そして連結金具9を用いないものである場合、図7に示すように間仕切りパネル1を構成するパネル体2としては、連結金具9が設けられないだけでなく、上下の横フレーム4についても設けられていないものにすることができる。
そして上下何れの連結金具9を用いない構成の間仕切りパネル1とする場合、左右のパネル体2は、左右方向外側端縁部が壁面Wに取り付けられる縦レール7に形成の凹溝7aに嵌入組み付けする等した支持状態(保持状態)で建て付けられたものとする必要がある。
このように補強機能を兼ねた光規制部材8を設ける場合に、前記実施の形態のものに限定されず、図8(A)(B)に示す第二、第三の実施の形態のようにすることもできる。これら第二、第三の実施の形態のものは、凵字形をした光規制部材8を、前記第一の実施の形態のように一つでなく二つ(一対)設けたものであり、この場合に、一方の光規制部材8を一方のパネル体2に取り付け、他方の光規制部材8を他方のパネル体2に取り付けたものとなっている。そして第二、第三の実施の形態のもの同士の相違は、図8(A)の第二の実施の形態のものは、脚片部8b同士が齟齬状に嵌合したものであり、図8(B)の第三の実施の形態のものは、一方の前後脚片部8bが他方の前後脚片部8b間に嵌入したものであり、いずれのものも光漏洩を規制できることになるが、これら実施の形態のものでは、一対の光規制部材8が、縦フレーム5間に形成されるスペースS内であって、前後面板の見込み片部3b同士の突き当て部の前後方向内側に配された状態で、前後の脚片部8b同士が二重に積層した構造となっているため、パネル体2が撓んだ場合の撓み防止機能が向上したものとなるという利点がある。
また光規制部材8としては、凵字形のものに限定されず、図9(A)(B)(C)に示す第四、第五、第六の実施の形態のようにL字形をしたものであってもよい。そして図9(A)に示す第四の実施の形態のものは、L字形をした光規制部材8を一対設けたものであって、一方の光規制部材8の光規制片部8bを一方の見込み片部3bに近接または当接し、他方の光規制部材8の光規制片部8bを他方の見込み片部3bに近接または当接したものであり、このようにしても、光規制部材8が、縦フレーム5間に形成されるスペースS内であって、前後面板の見込み片部3b同士の突き当て部の前後方向内側に配された状態で光規制機能と撓み防止機能とを持たせたものとすることができる。
さらに図9(B)(C)に示す第五、第六の実施の形態のものは、L字形をした光規制部材8を一つだけ設けたものであるが、第五の実施の形態のものは、光規制部材8の光規制片部8bを何れか一方の見込み片部3bに近接または当接したものであり、この場合においても、前記実施例のように前後両側での当接による強い撓み防止機能を発揮することは難しいが、光規制部材8に、光規制機能と撓み防止機能とを持たせたものとすることができる。
さらにまた図9(C)に示す第六の実施の形態のものは、光規制片部8bが見込み片部3bから離間しているためこれらの当接による撓み防止機能を発揮することができないが、このものでは、図10、11に示すように、光規制片部8bの上端部8baが、横フレーム4、連結金具9に設けた貫通孔4c、9cを貫通していて横フレーム4の脚片部4bの上端部にまで至るものとなっており、これによって上下の横フレーム4部位においての光漏れの規制ができることになる、という利点があるが、さらに光規制片部8bが、貫通孔4c、9cの前後片部の一方に近接または当接する構成になっており、これによってパネル体が撓んだ場合の受けとなって撓み防止機能を、弱いものの発揮できる構成にしている。
本発明は、間仕切りとして用いられるパネル体同士を左右に一連状に連結するための間仕切りパネルの連結構造として利用することができる。
1 間仕切りパネル
2 パネル体
3 面板
3b 見込み片部
4 横フレーム
4a 跨片部
4b 脚片部
5 縦フレーム
5a 跨片部
5b 脚片部
8 光規制部材
8a 取り付け片部
8b 光規制片部
9 連結金具
S スペース
X 突き当て部

Claims (8)

  1. 室内空間を前後に仕切るべく左右に隣接したパネル体同士を連結してなる間仕切りパネルであって、
    前記パネル体は、前後の面板と、隣接するパネル体の互いに対向する縦縁部の縦フレームとを備えて構成され、
    縦フレームは、跨片部と前後の脚片部とを備え外方側が開口した凵字形をし、
    前後面板は、縦フレームの前後脚片部の先端縁部から前後方向内側に向けて折曲された見込み片部を備え、
    前記前後面板の見込み片部は、先端縁同士が互いに間隙を存して対向されたものであり、
    隣接する左右のパネル体同士は、左右縦フレームの脚片部同士が互いに対向する状態で連結されてなる間仕切りパネルにおいて、
    前記左右縦フレームの脚片部同士の対向間には、前後面板の左右の見込み片部同士の突き当てられたものが挟持され、
    前記対向する左右の縦フレーム間に形成されるスペースに、前後面板の見込み片部同士の突き当て部を通した光漏れを規制するための光規制部材が、前後面板の見込み片部同士の突き当て部の前後方向内側に配設されていることを特徴とする間仕切りパネルの連結構造。
  2. パネル体は上下縁部の横フレームを備え、前記隣接する左右のパネル体同士は、上下の横フレーム間に架け渡される状態で設けた連結金具を横フレームにビス固定することで連結されていることを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの連結構造。
  3. 光規制部材は、少なくとも一方のパネル体の縦フレーム跨片部に取り付けられる取り付け片部と、該取り付け片部から前後面板の見込み片部同士の突き当て部を越えて他方のパネル体の縦フレーム内にまで至るよう延出した光規制片部とを備えて構成されることを特徴とする請求項1記載の間仕切りパネルの連結構造。
  4. 光規制部材は、跨片部と前後脚片部とを有した凵字形をし、跨片部が取り付け片部に構成され、前後脚片部が前後の光規制片部に構成されることを特徴とする請求項3記載の間仕切りパネルの連結構造。
  5. 光規制部材は、前後の光規制片部が対応する前後面板の見込み片部先端縁に近接対向または当接していて、パネル体が前後方向に撓んだ場合に対応する光規制片部と見込み片部先端縁との当接を受けてパネル体の撓み防止をする補強材に構成されることを特徴とする請求項4記載の間仕切りパネルの連結構造。
  6. 光規制部材は、取り付け片部と光規制片部とでL字形に構成されていることを特徴とする請求項3記載の間仕切りパネルの連結構造。
  7. 光規制部材は、取り付け片部が隣接する一方の縦フレームに取り付けられる一方の光規制部材と、取り付け片部が隣接する他方の縦フレームに取り付けられる他方の光規制部材との一対が備えられ、
    前後面板の見込み片部先端縁に、前記一対の光規制部材の光規制片部のうちの何れかの光規制片部が近接対向または当接していることで、該近接対向または当接している光規制片部が、パネル体が前後方向に撓んだ場合に見込み片部先端縁の当接による押圧を受けてパネル体の撓み防止をするための補強材に構成されていることを特徴とする請求項4または6記載の間仕切りパネルの連結構造。
  8. 連結金具は、上下横フレームの前後幅と略同幅で、左右方向中間部に面板の見込み片部が嵌入する凹溝部が形成され、該凹溝部を挟む左右方向両側で対応する上下の横フレームにビス固定されることを特徴とする請求項2記載の間仕切りパネルの連結構造。
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