JP2024048493A - プロテクタ - Google Patents

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貴久 長津
洋志 外村
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Abstract

【課題】低コスト化することができるプロテクタを提供する。【解決手段】電線3の周囲に配置される複数の保護壁5を備えたプロテクタ1において、複数の保護壁5が、同一部材からなり、保護壁5の一端に、第1連結部9を設け、保護壁5の他端に、第1連結部9と係合して屈曲可能となり、隣り合う保護壁5,5を連結する第2連結部11を設けた。【選択図】図1

Description

本発明は、プロテクタに関する。
従来、プロテクタとしては、電線の周囲に配置される複数の保護壁としての底壁と両側壁と上壁とを備えたものが知られている(特許文献1参照)。このプロテクタでは、底壁と両側壁とがプロテクタ本体に設けられ、上壁がプロテクタ本体に組付けられる蓋に設けられている。このようなプロテクタでは、プロテクタ本体に電線を収容し、プロテクタ本体に蓋を組付けることにより、電線が保護されると共に、電線の配索方向が規制される。
特開2008-92638号公報
ところで、上記特許文献1のようなプロテクタでは、底壁と両側壁のように、複数の保護壁が一体に形成されている。一体に形成された複数の保護壁は、電線の太さや電線の配索形状に合わせて、金型を製造し、その金型によって成形されている。このため、電線の太さや電線の配索形状が変わるたびに、その都度、金型を製造しなければならず、製造コストが高コスト化していた。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、低コスト化することができるプロテクタを提供することにある。
本実施形態に係るプロテクタは、電線の周囲に配置される複数の保護壁を備え、複数の前記保護壁は、同一部材からなり、前記保護壁の一端には、第1連結部が設けられ、前記保護壁の他端には、前記第1連結部と係合して屈曲可能となり、隣り合う前記保護壁を連結する第2連結部が設けられている。
本発明によれば、低コスト化することができるプロテクタを提供することができる。
本実施形態に係るプロテクタの正面図である。 本実施形態に係るプロテクタの保護壁の斜視図である。 本実施形態に係るプロテクタの保護壁の上面図である。 本実施形態に係るプロテクタの複数の保護壁を連結したときの上面図である。 本実施形態に係るプロテクタの第1連結部と第2連結部とが弾性変形したときの上面図である。
以下、図面を用いて本実施形態に係るプロテクタについて詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
図1に示すように、本実施形態に係るプロテクタ1は、例えば、車両に配索される電線3の外周を覆い、車体フレームなどの取付部材(不図示)に取り付けられる。電線3は、例えば、車両に搭載された電源や機器などの電気部品(不図示)の間を電気的に接続する。電線3は、電気部品の間に配置された周辺部材を避けるように屈曲されるなど、様々な配索形状に形成される。プロテクタ1は、例えば、電線3の屈曲された部分の近傍に配置され、電線3を保護すると共に、電線3の配索形状を保持する。なお、電線3は、1本に限らず、複数本が束ねられた電線束であってもよい。
図1~図5に示すように、プロテクタ1は、電線3の周囲に配置される複数(ここでは4つ)の保護壁5を備えている。複数の保護壁5は、同一部材からなる。保護壁5は、本体部7と、第1連結部9と、第2連結部11とを備えている。
本体部7は、例えば、合成樹脂などの絶縁性材料からなる。本体部7は、長方形の板状に形成されている。本体部7は、電線3の外周に対して、複数配置される。複数の本体部7で電線3の外周を覆うことにより、電線3を保護することができる。複数の本体部7のうち1つの本体部7には、取付部材に対して取り付けられる、例えば、クリップなどの固定部材(不図示)が一体に設けられる。なお、固定部材としては、複数の本体部7の外周に巻き付けられるバンドなどであってもよい。固定部材を介して複数の本体部7を取付部材に取り付けることにより、電線3の配索形状を保持することができる。
第1連結部9は、本体部7の幅方向の一端に、本体部7と連続する一部材で設けられている。第1連結部9は、本体部7の長さ方向に連続して形成されている。第1連結部9は、本体部7より薄肉に形成され、先端が中心に位置するように巻かれ、巻かれた方向と逆方向に向けて弾性変形可能に設けられている。第1連結部9の先端側は、第1係合部13となっている。なお、第1係合部13は、第1連結部9の他の部分より厚肉に形成して、剛性を高めてもよい。
第2連結部11は、本体部7の幅方向の他端に、本体部7と連続する一部材で設けられている。第2連結部11は、本体部7の長さ方向に連続して形成されている。このため、隣り合う保護壁5,5の長さ方向の全域(対向面の全域)には、第1連結部9と第2連結部11とが配置されている。第2連結部11は、本体部7より薄肉に形成され、先端が中心に位置するように巻かれ、巻かれた方向と逆方向に向けて弾性変形可能に設けられている。第2連結部11の先端側は、第1連結部9の第1係合部13と係合可能な第2係合部15となっている。なお、第2係合部15は、第2連結部11の他の部分より厚肉に形成して、剛性を高めてもよい。
第1連結部9と第2連結部11とは、第1係合部13と第2係合部15とを係合させることにより、隣り合う本体部7,7を連結させる。第1連結部9と第2連結部11とで連結された部分は、隣り合う本体部7,7が互いに近接する方向に移動可能となるように、屈曲可能となる。このため、複数の保護壁5は、第1連結部9と第2連結部11とが位置する部分を屈曲させることにより、電線3の外周を覆うように配置することができる。加えて、隣り合う保護壁5,5の対向面の全域では、第1連結部9(第1係合部13)と第2連結部11(第2係合部15)とが連続して係合されているので、第1連結部9と第2連結部11との係合を強化することができる。このため、隣り合う保護壁5,5との連結が外れることがなく、複数の保護壁5で電線3の外周を覆った状態を保持することができる。
複数の保護壁5は、電線3の周囲に配置される前の状態において、第1連結部9の第1係合部13と第2連結部11の第2係合部15とを係合させることにより、図4に示すように、直線状に連結される。複数の保護壁5の連結においては、隣り合う保護壁5,5を長さ方向から互いに近接させ、第1連結部9と第2連結部11とを互いに内部に挿入させ、第1係合部13と第2係合部15とを係合させる。なお、第1連結部9と第2連結部11とを伸びるように弾性変形させ、第1係合部13と第2係合部15とを係合させ、第1連結部9と第2連結部11とを復元させて、複数の保護壁5を連結させてもよい。そして、連結された複数の保護壁5を、図1に示すように、第1連結部9と第2連結部11の部分で屈曲させて電線3の外周に配置し、残りの第1連結部9と第2連結部11とを連結し、複数の保護壁5で電線3の周囲を覆う。
このように複数の保護壁5を同一部材で構成し、第1連結部9と第2連結部11で連結することにより、電線の太さや電線の配索形状に合わせて、複数の保護壁5を一体に成形する金型を、その都度、製造する必要がない。このため、1つの保護壁5を成形する金型を製造すればよく、製造コストを低コスト化することができる。
なお、保護壁5の幅を小さくすれば、例えば、太い電線3に対して用いる保護壁5の数を増やすなど、用いる保護壁5の数の増減によって、電線3の太さ(径のサイズ)に対する対応性を向上することができる。加えて、保護壁5の長さは、電線3の配索形状に合わせて、適宜設定すればよい。例えば、保護壁5の長さを長くすれば、電線3の保護範囲を広くすることができ、簡易な電線3の配索形状に対しては有効である。一方、保護壁5の長さを短くすれば、電線3の保護範囲は狭くなるが、直線部分の短い部分に保護壁5を配置することができ、複雑な電線3の配索形状に対しては有効である。
ここで、第1連結部9と第2連結部11とは、弾性変形可能に設けられている。第1連結部9及び第2連結部11が伸びるように弾性変形することにより、図5に示すように、隣り合う保護壁5,5は、互いに離間する方向に移動される。このため、例えば、電線3の径が大きくなっても、第1連結部9及び第2連結部11が弾性変形することで、用いる保護壁5の数を変えずに、複数の保護壁5が電線3の周囲を覆った状態を保持することができる。なお、第1連結部9と第2連結部11とは、少なくともいずれか一方を、弾性変形可能とすればよい。
このようなプロテクタ1では、電線3の周囲に配置される複数の保護壁5を備えている。また、複数の保護壁5は、同一部材からなる。さらに、保護壁5の一端には、第1連結部9が設けられている。そして、保護壁5の他端には、第1連結部9と係合して屈曲可能となり、隣り合う保護壁5,5を連結する第2連結部11が設けられている。
複数の保護壁5は、同一部材からなるので、1つの金型で複数の保護壁5を成形することができる。複数の保護壁5は、第1連結部9と第2連結部11との係合により、隣り合う保護壁5,5が連結され、屈曲可能となるので、電線3の周囲に配置することができる。このため、電線の太さや電線の配索形状に合わせて、複数の保護壁5を一体に成形する金型を、その都度、製造する必要がない。
従って、このようなプロテクタ1では、1つの保護壁5を成形する金型を製造すればよく、製造コストを低コスト化することができる。
また、第1連結部9と第2連結部11とのうち少なくとも一方は、弾性変形可能に設けられている。このため、電線3の径方向のサイズが大きくなっても、第1連結部9、或いは第2連結部11の弾性変形により、電線3のサイズの違いを吸収でき、複数の保護壁5が電線3の周囲に配置された状態を保持することができる。
さらに、第1連結部9と第2連結部11とは、隣り合う保護壁5,5の対向面の全域に連続して配置されている。このため、第1連結部9と第2連結部11との係合を強化することができ、隣り合う保護壁5,5との連結が外れることがなく、複数の保護壁5が電線3の周囲に配置された状態を保持することができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、複数の保護壁は、4つとなっているが、これに限るものではない。例えば、保護壁の本体部が、平板状に形成されている場合には、複数の保護壁を、5つ以上、或いは3つとしてもよい。或いは、例えば、保護壁の本体部が、幅方向の中央部が屈曲されてL字状に形成されている場合には、複数の保護壁を、2つとしてもよい。
また、第1連結部と第2連結部とは、係合部が中心に位置するように、巻かれた形状をしているが、これに限るものではない。例えば、第1連結部をフック状に形成し、第2連結部を軸状に形成して、互いに係合させて屈曲可能とするなど、第1連結部と第2連結部とは、互いに係合して屈曲可能となれば、どのような形態であってもよい。
さらに、複数の保護壁は、全ての保護壁によって、電線の周囲を覆っているが、これに限るものではない。例えば、複数の保護壁を、電線の外周の一部を露出するように配置し、電線の露出された一部を、プロテクタを取付部材に取り付けることによって、取付部材で覆うようにしてもよい。
1 プロテクタ
3 電線
5 保護壁
9 第1連結部
11 第2連結部

Claims (3)

  1. 電線の周囲に配置される複数の保護壁を備え、
    複数の前記保護壁は、同一部材からなり、
    前記保護壁の一端には、第1連結部が設けられ、
    前記保護壁の他端には、前記第1連結部と係合して屈曲可能となり、隣り合う前記保護壁を連結する第2連結部が設けられているプロテクタ。
  2. 前記第1連結部と前記第2連結部とのうち少なくともいずれか一方は、弾性変形可能に設けられている請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記第1連結部と前記第2連結部とは、隣り合う前記保護壁の対向面の全域に連続して配置されている請求項1又は2に記載のプロテクタ。
JP2022154432A 2022-09-28 2022-09-28 プロテクタ Pending JP2024048493A (ja)

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