JP2024048047A - 基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属材料を含む第1の表面と、誘電体材料を含む第2の表面と、を有する基板において、第1の表面に対して第2の表面上に選択的にシリコン酸化膜を形成する、基板処理方法を提供する。【解決手段】金属材料を含む第1の表面と、酸素を含有する誘電体材料を含む第2の表面とを有する基板を準備する工程と、前記基板をホウ素含有物質にさらして、前記第1の表面に対して前記第2の表面上にホウ素含有膜を選択的に形成する工程と、前記基板をシラノールガスにさらして、前記ホウ素含有膜が形成された前記第2の表面上にシリコン酸化膜を形成する工程と、を含む、基板処理方法。【選択図】図1

Description

本開示は、基板処理方法に関する。
特許文献1には、基板処理方法であって、処理チャンバ内の複数の基板支持体上に基板を配置するステップであって、該処理チャンバは、該処理チャンバ内で回転軸の周りに画定された処理空間を含み、各基板は第1の表面と第2の表面とを含む、ステップと、前記回転軸の周りに前記複数の基板支持体を回転させるステップと、金属含有触媒を含む反応ガスに前記基板を暴露するステップと、酸化層を該酸化層上の前記金属含有触媒と共に前記第2の表面から除去する洗浄ガスに前記基板を暴露するステップと、ある期間にわたって、前記第1の表面上の前記金属含有触媒層上に初期SiO膜を選択的に付着させるシラノールガスを含有する付着ガスに前記基板を暴露するステップであって、該初期SiO膜は前記第2の表面に隣接する隆起フィーチャを形成する、ステップと、前記金属含有触媒層を用いて、前記反応ガスに前記基板を暴露して、前記第2の表面ではなく前記初期SiO膜の隆起フィーチャを選択的に被覆するステップと、ある期間にわたって、前記初期SiO膜の隆起フィーチャ上の前記金属含有触媒上に追加SiO膜を選択的に付着させる前記シラノールガスを含有する付着ガスに前記基板を暴露するステップと、を含む方法が開示されている。
特開2019-96881号公報
本開示は、金属材料を含む第1の表面と、誘電体材料を含む第2の表面と、を有する基板において、第1の表面に対して第2の表面上に選択的にシリコン酸化膜を形成する、基板処理方法を提供する。
本開示の一態様による基板処理方法は、金属材料を含む第1の表面と、酸素を含有する誘電体材料を含む第2の表面とを有する基板を準備する工程と、前記基板をホウ素含有物質にさらして、前記第1の表面に対して前記第2の表面上にホウ素含有膜を選択的に形成する工程と、前記基板をシラノールガスにさらして、前記ホウ素含有膜が形成された前記第2の表面上にシリコン酸化膜を形成する工程と、を含む。
本開示によれば、金属材料を含む第1の表面と、誘電体材料を含む第2の表面と、を有する基板において、第1の表面に対して第2の表面上に選択的にシリコン酸化膜を形成する、基板処理方法を提供することができる。
一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法における基板の構成を説明する断面模式図の一例。 一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法を示すフローチャートの一例。 参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法における基板の構成を説明する断面模式図の一例。 参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法を示すフローチャートの一例。 シリコン酸化物上にホウ素含有膜を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例。 ルテニウム上にホウ素含有膜を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例。 ホウ素含有膜の上にシリコン酸化膜を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例。 一実施形態に係るシリコン酸化膜の他の形成方法を示すフローチャートの一例。
以下、添付の図面を参照しながら、本開示の限定的でない例示の実施形態について説明する。添付の全図面中、同一又は対応する部材又は部品については、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。
[一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法]
一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。図2は、一実施形態に係るシリコン酸化膜の形成方法を示すフローチャートの一例である。
ステップS11において、基板Wを準備する工程を行う。ここでは、基板処理装置の処理容器内に基板Wを搬送し、処理容器内の載置台に基板Wを載置する。
図1(a)は、準備される基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。基板Wは、金属材料で形成される金属層(第1の金属膜)110と、誘電体材料で形成される誘電体層(第1の誘電体膜、第1の絶縁体膜)120と、を有する。また、基板Wの表面(上面)は、金属材料を含む第1の表面S1と、誘電体材料を含む第2の表面S2と、を有する。また、金属層110の表面には、金属酸化層(自然酸化膜)111が形成されていてもよい。
ここで、金属層110の金属材料は、例えばRu、Cu、Co、W等のうちいずれかを用いることができる。また、誘電体層120の誘電体材料は、例えばシリコン酸化物を用いることができる。なお、シリコン酸化物は、少なくともケイ素(Si)及び酸素(O)を含む。シリコン酸化物は、例えばSiOである。また、シリコン酸化物は、ケイ素(Si)及び酸素(O)に加え、他の原子(例えば、炭素(C)、窒素(N)等)を含んでいてもよい。シリコン酸化物は、例えばSiOC、SiON、SiOCN等のうちいずれかであってもよい。
ステップS12において、基板Wを洗浄ガスにさらして、基板Wの表面を洗浄する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内に洗浄ガスを供給して、処理容器内の基板Wの表面を洗浄する。
洗浄ガスとして、金属酸化層111を還元する還元ガスを用いてもよい。これにより、金属層110の表面(第1の表面S1)に形成された金属酸化層111を還元して、金属酸化層111を除去する。また、洗浄ガスとして、金属酸化層111をエッチングするエッチングガスを用いてもよい。これにより、金属層110の表面(第1の表面S1)に形成された金属酸化層111を除去する。具体的には、洗浄ガスとして、例えば水素ガス、水ガス、カルボン酸系ガス、フッ素含有有機系ガス等のうちいずれか、またはその組合せを用いることができる。また、基板Wの表面を洗浄する工程は、基板Wを洗浄ガスのプラズマにさらす工程であってもよい。この場合、洗浄ガスとして、水素ガス、水ガス、カルボン酸系ガス、フッ素含有有機系ガス等のうちいずれか、またはこれらのガスの組合せを用いることができる。
図1(b)は、基板Wの表面を洗浄する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。金属酸化層111が除去されることにより、第1の表面S1は、金属層110の金属材料で形成される。また、第2の表面S2は、誘電体層120の誘電体材料(シリコン酸化物)で形成される。
ステップS13において、基板Wをホウ素含有物質にさらして、基板Wの表面にホウ素含有膜130を形成する工程を行う。
図1(c)は、ホウ素含有膜130を形成する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。ここで、ホウ素(B)が酸素(O)と結合する性質が高いため、ホウ素含有膜130は、酸素(O)を含む材料の表面に選択的に形成されやすい。即ち、ホウ素含有膜130は、金属層110の表面(第1の表面S1)と比較して、酸素(O)を含む誘電体層120の表面(第2の表面S2)に形成されやすい。換言すれば、ホウ素含有膜130を形成する工程において、基板Wの表面(第1の表面S1、第2の表面S2)のうち、第1の表面S1に対して第2の表面S2上にホウ素含有膜130を選択的に形成する。また、第2の表面S2上に形成されるホウ素含有膜130の膜厚を第1の膜厚T1とする。第2の表面S2上に形成されるホウ素含有膜130の膜厚(第1の膜厚T1)は、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130の膜厚よりも厚く形成される。
また、ホウ素含有膜130は、ボロン膜であってもよく、ボロン酸化膜(少なくともホウ素(B)及び酸素(O)を含む膜)であってもよく、ボロン窒化膜(少なくともホウ素(B)及び窒素(N)を含む膜)であってもよく、ホウ素(B)と他の原子を含む膜であってもよい。
なお、ホウ素含有膜130は、PVD(Physical Vapor Deposition)法により形成される構成であってもよい。即ち、処理容器内でホウ素含有物質で形成されたターゲットをスパッタし、ターゲットから放出されたスパッタ粒子(ホウ素含有物質)に基板Wをさらすことで、スパッタ粒子を基板Wの表面に堆積させ、基板Wの表面にホウ素含有膜130を形成してもよい。例えば、処理容器内でボロン(B)ターゲットをスパッタすることにより、基板Wの表面にボロン膜(ホウ素含有膜130)を形成してもよい。
また、ホウ素含有膜130は、処理容器内にホウ素前駆体ガス(ホウ素含有物質)と反応ガスとを(同時に)供給して、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により形成される構成であってもよい。この場合、ホウ素前駆体ガスとして、例えばTDMAB(Tris-(dimethylamino)borane)、TEMAB(Tris-(diethylamino)borane)、BCl、BH、B等のうちいずれかを用いることができる。また、反応ガスとして、例えばN、H、HO、O等のうちいずれかを用いることができる。
また、ホウ素含有膜130は、処理容器内にホウ素前駆体ガス(ホウ素含有物質)と反応ガスとを交互に供給して、ALD(Atomic Layer Deposition)法により形成される構成であってもよい。この場合、ホウ素前駆体ガスとして、例えばTDMAB(Tris-(dimethylamino)borane)、TEMAB(Tris-(diethylamino)borane)、BCl、BH、B等のうちいずれかを用いることができる。また、反応ガスとして、例えばN、H、HO、O等のうちいずれかを用いることができる。
ステップS14において、基板Wをシラノールガスにさらして、基板Wの表面にシリコン酸化膜140を形成する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内にシラノールガスを供給して、処理容器内の基板Wの表面にシリコン酸化膜(第2の誘電体膜、第2の絶縁体膜)140を形成する。
シラノールガスとして、例えばTPSOL(Tris(tert-pentoxy)silanol)、TBSOL(Tris(tert-buthoxy)silanol)等のうちいずれかを用いることができる。
図1(d)は、シリコン酸化膜140を形成する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。ここで、基板Wに形成されたホウ素含有膜130は、シリコン酸化膜140を形成する触媒として用いられる。または、基板Wに形成されたホウ素含有膜130は、シリコン酸化膜140の形成を促進させる反応促進剤として用いられる。ステップS13及び図1(c)に示すように、第1の表面S1に対して第2の表面S2上にホウ素含有膜130が選択的に形成される。このため、シリコン酸化膜140は、金属層110の表面(第1の表面S1)と比較して、ホウ素含有膜130の表面(第2の表面S2の上)に形成されやすい。したがって、図1(d)に示すように、シリコン酸化膜140を形成する工程において、第1の表面S1に対してホウ素含有膜130が形成された第2の表面S2上にシリコン酸化膜140を選択的に形成する。また、第2の表面S2上に形成されるシリコン酸化膜140の膜厚は、第1の表面S1上に形成されるシリコン酸化膜140の膜厚よりも厚く形成される。
これにより、第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成することができる。また、基板Wには、側壁がシリコン酸化膜140で形成され、底壁が金属層110で形成される凹部が形成される。
また、ステップS14の後、凹部に金属膜(第2の金属膜)を埋め込む工程を有していてもよい。これにより、金属層(第1の金属膜)110と凹部に埋め込まれた金属膜(第2の金属膜)とが導通するように形成される。
また、ステップS14の後、金属膜を埋め込む工程の前に、第1の表面S1の上に僅かに形成されたホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140をエッチング等により除去する工程を行ってもよい。ここで、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140の膜厚は、第2の表面S2上に形成されるホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140の膜厚と比較して十分に薄い。このため、基板Wにエッチング処理を施し、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140を除去しても、第2の表面S2上にホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140を残すことができる。なお、第1の表面S1の上に形成されたホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140を除去する工程は、エッチングガスとして、例えば酸素ガス、水ガス、フッ素含有有機系ガス等のうちいずれかを用いることができる。また、第1の表面S1の上に形成されたホウ素含有膜130及びシリコン酸化膜140を除去する工程は、基板Wをプラズマにさらす工程であってもよい。
なお、基板Wの表面を洗浄する工程(ステップS12)、ホウ素含有膜130を形成する工程(ステップS13)及びシリコン酸化膜140を形成する工程(ステップS14)は、同一の処理容器内で行われる構成であってもよく、異なる処理容器で行われる構成であってもよく、真空搬送室を介して接続された複数の処理容器でそれぞれ行われる構成であってもよい。
[参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法]
ここで、参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法について、図3及び図4を用いて説明する。図3は、参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。図4は、参考例に係るシリコン酸化膜の形成方法を示すフローチャートの一例である。
ステップS21において、基板Wを準備する工程を行う。ここでは、基板処理装置の処理容器内に基板Wを搬送し、処理容器内の載置台に基板Wを載置する。
図2(a)は、準備される基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。基板Wは、金属材料で形成される金属層110と、誘電体材料で形成される誘電体層120と、を有する。また、基板Wの表面(上面)は、金属材料を含む第1の表面S1と、誘電体材料を含む第2の表面S2と、を有する。また、金属層110の表面には、金属酸化層(自然酸化膜)が形成されていてもよい。また、金属層110の金属材料及び誘電体層120の誘電体材料は、図1及び図2を用いて説明した金属材料及び誘電体材料と同様である。
ステップS22において、基板Wの表面に自己組織化単分子膜(SAM:Self-Assembled Monolayer)150を形成する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内に有機化合物を供給して、処理容器内の基板Wの表面に自己組織化単分子膜150を形成する。
図4(b)は、自己組織化単分子膜150を形成する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。ここで、有機化合物は、主鎖(鎖部)と、主鎖の一端に形成される機能基と、を有する。主鎖は、炭素(C)が連なって形成される。主鎖は、例えば、アルキル鎖で形成される。機能基は、金属層110に対して選択的に吸着(結合)する官能基である。機能基は、例えば、チオール、カルボン酸、スルホン酸、リン酸、オレフィン等のうち少なくとも一つを含む。有機化合物の機能基が金属層110の表面に吸着し、有機化合物間の相互作用によって有機化合物が配向することで、自己組織化単分子膜150を形成する。これにより、図4(b)に示すように、金属層110の表面(第1の表面S1)に自己組織化単分子膜150を形成する。一方、誘電体層120に対しては、有機化合物の機能基が吸着することが抑制される。これにより、自己組織化単分子膜150を形成する工程において、第2の表面S2に対して第1の表面S1上に自己組織化単分子膜150を選択的に形成する。
ステップS23において、基板Wの表面にシリコン酸化膜140を形成する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内にシラノールガス及び反応ガスを供給して、処理容器内の基板Wの表面にシリコン酸化膜140を形成する。シラノールガスとして、例えばTPSOL(Tris(tert-pentoxy)silanol)を用いることができる。反応ガスとしては、TMA(トリメチルアルミニウム)を用いることができる。
図4(c)は、シリコン酸化膜140を形成する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。ここで、触媒として用いられるTMAは、自己組織化単分子膜150の表面に対し誘電体層120に選択的に吸着する。そして、誘電体層120の表面(第2の表面S2)に吸着したTMAにTPSOLが結合することで、シリコン酸化膜140が形成される。したがって、図4(c)に示すように、シリコン酸化膜140を形成する工程において、自己組織化単分子膜150の表面に対して第2の表面S2上にシリコン酸化膜140を選択的に形成する。また、第2の表面S2上に形成されるシリコン酸化膜140の膜厚は、自己組織化単分子膜150の表面上に形成されるシリコン酸化膜140の膜厚よりも厚く形成される。
ステップS24において、自己組織化単分子膜150を除去する工程を行う。ここでは、第1の表面S1上に形成された自己組織化単分子膜150及び自己組織化単分子膜150上に形成されたシリコン酸化膜140を除去する。
図4(d)は、自己組織化単分子膜150を除去する工程後における基板Wの構成を説明する断面模式図の一例である。これにより、第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成することができる。また、基板Wには、側壁がシリコン酸化膜140で形成され、底壁が金属層110で形成される凹部が形成される。
[一実施形態と参考例との対比]
このように、図3及び図4に示す参考例に係る形成方法では、ステップS22において第1の表面S1上にシリコン酸化膜140の形成を阻害する自己組織化単分子膜150を形成した後、ステップS23において第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成する。
これに対し、図1及び図2に示す一実施形態に係る形成方法では、ステップS13において第2の表面S2上にシリコン酸化膜140の形成を促進するホウ素含有膜130を形成した後、ステップS14において第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成する。このように、一実施形態に係る形成方法は、参考例に係る形成方法とは異なるプロセスで、第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成することができる。
また、図1及び図2に示す一実施形態に係る形成方法では、ステップS13に示すホウ素含有膜130を形成する前に、ステップS12において基板Wの表面を洗浄する工程によって金属酸化層(自然酸化膜)111を除去する。これにより、第1の表面S1上にホウ素含有膜130が形成されることを更に抑制することができる。また、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130を抑制することで、第1の表面S1上にシリコン酸化膜140が形成されることを更に抑制することができる。
[ホウ素含有膜130の選択性]
次に、ホウ素含有膜130の選択性について、図5及び図6を用いて説明する。図5は、誘電体層としてシリコン酸化物上にホウ素含有膜を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例である。図6は、金属層としてルテニウム上にホウ素含有膜を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例である。
図5において、表面に自然酸化膜が形成されたシリコン(SiO)を下地層として、PVD法によって下地層の上にボロン膜を形成した。即ち、図5は、第2の表面S2上にホウ素含有膜130を形成した場合に相当する。また、図6において、ルテニウム(Ru)を下地層として、PVD法によって下地層の上にボロン膜を形成した。即ち、図6は、第1の表面S1上にホウ素含有膜130を形成した場合に相当する。
このように形成された基板Wのそれぞれについて、X線光電子分光法(XPS)で解析を行った。図5及び図6において、横軸は、スパッタ時間を示す。換言すれば、横軸は、基板表面からの深さに対応する。縦軸は、組成比(%)を示す。なお、図5においては、誘電体層120のケイ素(Si)とホウ素含有膜130のホウ素(B)のみをグラフで図示し、他の原子についてはグラフの図示を省略している。また、図6においては、金属層110のルテニウム(Ru)とホウ素含有膜130のホウ素(B)のみをグラフで図示し、他の原子についてはグラフの図示を省略している。
ここでは、ホウ素(B)の組成比(%)が30%以上をホウ素含有膜130として、図5及び図6のグラフにホウ素含有膜130の膜厚(B含有膜膜厚)を矢印で示す。図5と図6を対比して示すように、シリコン酸化物(図5参照)には、ルテニウム膜(図6参照)と比較して、ホウ素含有膜130が厚く形成されていることを示す。即ち、ホウ素含有膜130は、第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的に形成されることを示す。
[ホウ素含有膜130の触媒性]
次に、ホウ素含有膜130の触媒性について、図7を用いて説明する。図7は、ホウ素含有膜の上にシリコン酸化膜140を形成した場合におけるXPS解析の結果を示すグラフの一例である。
銅(Cu)を下地層として、PVD法によって下地層の上に膜厚が5nm、10nm、20nmのボロン膜(ホウ素含有膜130)をそれぞれ形成した。そして、膜厚の異なるボロン膜の上にシリコン酸化膜140をそれぞれ形成した。
このように形成された基板Wのそれぞれについて、X線光電子分光法(XPS)で解析を行った。図7において、横軸は、結合エネルギーを示す。縦軸は、検出信号の強度を示す。また、図7では、ケイ素(Si)に対応するピーク付近の結果を示す。また、ピークの面積はシリコン酸化膜140の膜厚に対応し、ピークの面積が広いほど(ピークが高いほど)シリコン酸化膜140の膜厚が厚いことを示す。
図7に示すように、ボロン膜(ホウ素含有膜130)の膜厚(第1の膜厚T1)が5nmから20nmの範囲内において、ホウ素含有膜130の上にシリコン酸化膜140が形成されることが確認できた。
また、図7に示すように、ボロン膜の膜厚が5nm及び10nmの場合と比較して、20nmとすることにより、シリコン酸化膜140の膜厚が大きく向上することが確認できた。換言すれば、ボロン膜の膜厚を20nm以上とすることにより、ホウ素含有膜130の触媒としての効果が大きく向上することが確認できた。
[一実施形態に係るシリコン酸化膜の他の形成方法]
次に、一実施形態に係るシリコン酸化膜の他の形成方法について、図8を用いて説明する。図8は、一実施形態に係るシリコン酸化膜の他の形成方法を示すフローチャートの一例である。
ステップS31において、ステップS11と同様に、基板Wを準備する工程を行う。ここでは、基板処理装置の処理容器内に基板Wを搬送し、処理容器内の載置台に基板Wを載置する。準備される基板Wは、図1(a)に示す基板Wと同様に、金属材料で形成される金属層(第1の金属膜)110と、誘電体材料で形成される誘電体層(第1の誘電体膜、第1の絶縁体膜)120と、を有する。また、基板Wの表面(上面)は、金属材料を含む第1の表面S1と、誘電体材料を含む第2の表面S2と、を有する。また、金属層110の表面には、金属酸化層(自然酸化膜)111が形成されていてもよい。また、金属層110の金属材料及び誘電体層120の誘電体材料は、図1及び図2を用いて説明した金属材料及び誘電体材料と同様である。
ステップS32において、ステップS12と同様に、基板Wを洗浄ガスにさらして、基板Wの表面を洗浄する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内に洗浄ガスを供給して、処理容器内の基板Wの表面を洗浄する。基板Wの表面を洗浄する工程後における基板Wは、図1(b)に示す基板Wと同様に、金属酸化層111が除去される。これにより、第1の表面S1は、金属層110の金属材料で形成される。また、第2の表面S2は、誘電体層120の誘電体材料(シリコン酸化膜)で形成される。
ステップS33において、ステップS13と同様に、基板Wをホウ素含有物質にさらして、基板Wの表面にホウ素含有膜130を形成する工程を行う。ホウ素含有膜130を形成する工程後における基板Wは、図1(c)に示す基板Wと同様に、第1の表面S1に対して第2の表面S2上にホウ素含有膜130が選択的に形成される。
ステップS34において、第1の表面S1上のホウ素含有膜130を除去する工程を行う。ここで、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130の膜厚は、第2の表面S2上に形成されるホウ素含有膜130の膜厚と比較して十分に薄い。このため、基板Wにエッチング処理を施し、第1の表面S1上に形成されるホウ素含有膜130を除去しても、第2の表面S2上にホウ素含有膜130を残すことができる。なお、第1の表面S1の上に形成されたホウ素含有膜130を除去する工程は、エッチングガスとして、例えば、酸素ガス、水ガス、フッ素含有有機系ガス等のうちいずれかを用いることができる。また、第1の表面S1の上に形成されたホウ素含有膜130を除去する工程は、基板Wをプラズマにさらす工程であってもよい。
ステップS35において、ステップS14と同様に、基板Wをシラノールガスにさらして、基板Wの表面にシリコン酸化膜140を形成する工程を行う。ここでは、基板Wを収容する処理容器内にシラノールガスを供給して、処理容器内の基板Wの表面にシリコン酸化膜(第2の誘電体膜、第2の絶縁体膜)140を形成する。シリコン酸化膜140を形成する工程後における基板Wは、図1(d)に示す基板Wと同様に、第1の表面S1に対してホウ素含有膜130が形成された第2の表面S2上にシリコン酸化膜140が選択的に形成される。
ステップS36において、ステップS33からステップS35の工程を1サイクルとして、サイクル数が所定の繰り返し回数に到達したかを判定する。サイクル数が所定の繰り返し回数に到達していない場合(S36・NO)、ステップS33に戻り、ステップS33からステップS35の工程を繰り返す。即ち、ステップS33からステップS35の工程を含むサイクルを繰り返す。サイクル数が所定の繰り返し回数に到達した場合(S36・YES)、シリコン酸化膜140の形成処理を終了する。
これにより、第1の表面S1に対して第2の表面S2上に選択的にシリコン酸化膜140を形成することができる。また、基板Wには、側壁がシリコン酸化膜140で形成され、底壁が金属層110で形成される凹部が形成される。
また、第2の表面S2上に形成されるシリコン酸化膜140の膜厚を厚くすることができる。これにより、凹部のアスペクト比を大きくすることができる。
また、シリコン酸化膜140の形成処理が終了(S36・YES)した後、凹部に金属膜(第2の金属膜)を埋め込む工程を有していてもよい。これにより、金属層(第1の金属膜)110と凹部に埋め込まれた金属膜(第2の金属膜)とが導通するように形成される。
なお、基板Wの表面を洗浄する工程(ステップS32)、ホウ素含有膜130を形成する工程(ステップS33)、第1の表面S1上のホウ素含有膜130を除去する工程(ステップS34)及びシリコン酸化膜140を形成する工程(ステップS35)は、同一の処理容器内で行われる構成であってもよく、異なる処理容器で行われる構成であってもよく、真空搬送室を介して接続された複数の処理容器でそれぞれ行われる構成であってもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその趣旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
110 金属層
111 金属酸化層
120 誘電体層
130 ホウ素含有膜
140 シリコン酸化膜
150 自己組織化単分子膜
S1 第1の表面
S2 第2の表面

Claims (16)

  1. 金属材料を含む第1の表面と、酸素を含有する誘電体材料を含む第2の表面とを有する基板を準備する工程と、
    前記基板をホウ素含有物質にさらして、前記第1の表面に対して前記第2の表面上にホウ素含有膜を選択的に形成する工程と、
    前記基板をシラノールガスにさらして、前記ホウ素含有膜が形成された前記第2の表面上にシリコン酸化膜を形成する工程と、を含む、
    基板処理方法。
  2. 前記第2の表面上にホウ素含有膜を選択的に形成する工程において、前記第2の表面上に形成される前記ホウ素含有膜の膜厚は、5mm~20mmの範囲内である、
    請求項1に記載の基板処理方法。
  3. 前記誘電体材料は、シリコン酸化物である、
    請求項2に記載の基板処理方法。
  4. 前記金属材料は、Ru、Cu、Co、Wのいずれかである
    請求項3に記載の基板処理方法。
  5. 前記ホウ素含有膜は、前記基板を収容する処理容器で、前記ホウ素含有物質で形成されたターゲットをスパッタして形成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  6. 前記ホウ素含有膜は、前記基板を収容する処理容器に、前記ホウ素含有物質であるホウ素前駆体と、反応ガスと、を供給して形成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  7. 前記ホウ素含有膜は、前記基板を収容する処理容器に、前記ホウ素含有物質であるホウ素前駆体と、反応ガスと、を交互に供給して形成される、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  8. 前記ホウ素前駆体は、TDMAB、TEMAB、BCl、BH、Bのいずれかである、
    請求項6に記載の基板処理方法。
  9. 前記反応ガスは、N、H、HO、Oのいずれか、またはその組み合わせである、
    請求項8に記載の基板処理方法。
  10. 前記シラノールガスは、TPSOL、TBSOLのいずれかである、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  11. 前記ホウ素含有膜を形成する前に、前記基板を洗浄ガスにさらして、前記基板の表面を洗浄する工程をさらに含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  12. 前記洗浄ガスは、水素ガス、水ガス、フッ素含有有機系ガスのいずれか、またはその組合せである、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  13. 前記洗浄する工程は、水素ガス、水ガス、フッ素含有有機系ガスのいずれか、またはその組合せのガスのプラズマにさらす、
    請求項11に記載の基板処理方法。
  14. 前記ホウ素含有膜を形成する工程の後であって、前記シリコン酸化膜を形成する工程の前に、前記第1の表面上に形成された前記ホウ素含有膜を除去する工程をさらに含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
  15. 前記ホウ素含有膜を形成する工程と、前記第1の表面上に形成された前記ホウ素含有膜を除去する工程と、前記シリコン酸化膜を形成する工程と、を含むサイクルを繰り返す、
    請求項14に記載の基板処理方法。
  16. 前記シリコン酸化膜を形成する工程の後に、前記第1の表面上に形成された前記ホウ素含有膜及び前記シリコン酸化膜を除去する工程をさらに含む、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の基板処理方法。
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