JP2024047976A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができるコネクタを提供することを目的とする。【解決手段】コネクタ1は、端末に端子Tが設けられた電線Wと、絶縁性を有し、端子Tを保持するハウジング10と、筒状に形成され、ハウジング10の一部を内側に収容するシールドシェル20と、筒状に形成され、電線Wの一部を内側に収容し、かつ、端部31aがシールドシェル20の外側に配置される編組体30と、筒状に形成され、編組体30の端部31aの外側に配置され、当該端部31aをシールドシェル20に固定する固定部材40とを備え、固定部材40は、シールドシェル20との間に挟み込まれる編組体30を外部に向けて露出可能な孔部41が形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタに関する。
例えば、特許文献1には、筒状に形成されたシールド部材と、平板状のシェル本体、及び、シェル本体の内縁から延設された平板状の折り曲げ片を有するシールドシェルと、当該折り曲げ片を締め付けることで先端部を挟持する環状部材とを備えるコネクタが開示されている。
特開2015-99757号公報
ところで、上述の特許文献1に記載のコネクタは、シールドシェルの外側に編組体の端部を配置し、編組体の外側にシールドリング(固定部材)を配置した状態で、固定部材を加締めることにより、編組体を締め付けてシールドシェルに固定することができる。しかしながら、固定部材は、編組体の端部を覆っている状態で加締められるため、当該端部は、シールドシェルと固定部材との間に適切に配置された状態で固定されない可能性がある。そのため、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができない虞があり、その点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができるコネクタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタは、端末に端子が設けられた電線と、絶縁性を有し、前記端子を保持するハウジングと、筒状に形成され、前記ハウジングの一部を内側に収容するシールドシェルと、筒状に形成され、前記電線の一部を内側に収容し、かつ、端部が前記シールドシェルの外側に配置される編組体と、筒状に形成され、前記編組体の前記端部の外側に配置され、当該端部を前記シールドシェルに固定する固定部材とを備え、前記固定部材は、前記シールドシェルとの間に挟み込まれる前記編組体を外部に向けて露出可能な孔部が形成されていることを特徴とする。
本発明に係るコネクタは、シールドシェルに編組体を適切に固定して保持することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタの概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係るコネクタの概略構成を表す分解斜視図である。 図3は、実施形態に係るコネクタの固定部材の概略構成を表す斜視図である。 図4は、実施形態に係る固定部材を介して、シールドシェルに固定される編組体を説明するための模式的な断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
本実施形態に係るコネクタ1は、例えば、自動車等の車両に使用されるワイヤハーネスに適用され、電線Wと相手方機器とを電気的に接続する電線対電気機器接続用の接続機構に用いられるものである。
ワイヤハーネスは、導電性を有する電線Wと、コネクタ1とを備える。また、コネクタ1は、電線Wの端末に設けられる端子Tと、端子Tを保持するハウジング10と、シールドシェル20と、編組体30と、固定部材40とを備える(図1、図2を参照)。そして、本実施形態のコネクタ1は、固定部材40を介してシールドシェル20に編組体30を固定した際に、シールドシェル20と固定部材40との間に挟み込まれた編組体30の状態を外部から確認するための構造として、固定部材40に孔部41が適用されることで、シールドシェル20に編組体30を適切に固定して保持することができる構成を実現したものである。以下、図1~図4を参照してコネクタ1の各構成について詳細に説明する。
なお、以下の説明では、互いに交差する第1方向、第2方向、及び、第3方向のうち、第1方向を「軸線方向X」といい、第2方向を「幅方向Y」といい、第3方向を「高さ方向Z」という。軸線方向Xと幅方向Yと高さ方向Zとは、相互に直交する。軸線方向Xは、典型的には、ハウジング10に収容されて保持される電線Wの延在方向等に相当する。以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、ワイヤハーネスが組み付けられた状態での方向として説明する。
また、軸線方向Xにおいて先端側とは、典型的には、相手方機器にコネクタ1が嵌合した状態での相手方機器側等に相当し、軸線方向Xにおいて基端側とは、典型的には、相手方機器にコネクタ1が嵌合した状態でのコネクタ1側等に相当する。
また、電線W、端子T、ハウジング10、シールドシェル20、編組体30は、一般的なコネクタと同等に構成されているため、以下の説明では、固定部材40の構成について詳細に説明する。例えば、電線Wは、導電性を有する複数の金属素線を束ねた芯線を絶縁被覆部によって被覆した絶縁電線である。また、端子Tは、導電性を有する銅等の金属によって形成され、相手方機器の相手方端子に接続されることで、電線Wと相手方機器とを電気的に接続するものである。また、ハウジング10は、絶縁性を有する合成樹脂材料によって形成され、端子Tを保持する端子収容部11を含んで構成されるものである。また、シールドシェル20は、導電性を有する金属材料によって形成されている。当該シールドシェル20は、図1、図2に示すように、軸線方向Xに沿って略円筒状に形成され、ハウジング10に組み付けられた状態で端子収容部11の外側に配置されることで、当該端子収容部11を内側に収容することができる。また、編組体30は、導電性を有する金属材料によって形成されている編組線30Wを編み込むことによって形成されている。当該編組体30は、図1、図2に示すように、軸線方向Xに沿って略円筒状に形成され、軸線方向Xにおいて先端側に配置される先端側部分31と、軸線方向Xにおいて基端側に配置される基端側部分32と、先端側部分31と基端側部分32との間に配置される縮径部分33とを有している。先端側部分31は、軸線方向Xにおいて先端側に形成される端部31aを有し、当該端部31aによって形成される開口部を有している。また、先端側部分31の大きさ(径方向の長さ)は、基端側部分32の大きさ(径方向の長さ)よりも大きく形成される。また、縮径部分33は、軸線方向Xにおいて、先端側から基端側へ向かうに従って大きさ(径方向の長さ)が徐々に小さくなる。編組体30は、シールドシェル20の外側に配置され、先端側部分31がシールドシェル20の端部20aを覆う状態で組み付けられることで、ハウジング10から延在する電線Wの一部を内側に収容することができる。
また、コネクタ1は、ハウジング10に組み付けられる、フロントホルダFHと、リアホルダRHと、ゴム部材Gと、リテーナRとを含んで構成される。フロントホルダFHは、端子収容部11の軸線方向Xにおいて先端側に組み付けられることで、当該端子収容部11に端子Tを保持させるものである。また、リアホルダRHは、端子収容部11の軸線方向Xにおいて基端側に組み付けられることで、端子Tに接続される電線Wを保持するものである。また、ゴム部材Gは、端子収容部11の内部に水等の液体が浸入することを防止するものであり、ゴム栓RS、メインパッキンP1、サブパッキンP2等で構成されている。ゴム栓RSは、電線Wに装着され、ハウジング10に組み付けられた状態でリアホルダRHによって保持されものであり、メインパッキンP1、サブパッキンP2は、ハウジング10に装着され、ハウジング10に組み付けられた状態でフロントホルダFHによって保持されるものである。また、リテーナRは、メインパッキンP1及びサブパッキンP2が軸線方向Xへ移動することを規制するものである。なお、コネクタ1が適用されるワイヤハーネスは、上述した構成要素の他に、さらに、プロテクタ、外装材、固定具等を含んで構成を含んで構成されてもよい。
固定部材40は、金属材料によって形成されているシールドリングであり、例えば、メタルタイ、又は、圧着リング等の締結部材によって構成されるものである。固定部材40は、図1~図3に示すように、軸線方向Xに沿って略円筒状に形成され、編組体30の端部31aの外側に配置された状態で加締められることで、当該端部31aを締め付けてシールドシェル20の端部20aに固定することができる。
また、固定部材40は、加締められる際にシールドシェル20との間に挟み込まれる編組体30の編組線30Wを外部(固定部材40の外側)に向けて露出可能な孔部41を有している。図3に示すように、孔部41は、固定部材40の厚さ方向に沿って貫通する貫通孔である。本実施形態の孔部41は、周方向に沿って延在する仮想線C1と仮想線C2の上にそれぞれ設けられている。また、孔部41は、幅方向Yに沿って延在し、かつ、編組体30の端部31a等を挟んで向かい合って位置する区間40Sa、40Sbにそれぞれ8つずつ設けられ、各区間40Sa、40Sbには、端部40Ea(軸線方向Xにおいて基端側の端部)側の仮想線C1上に位置する孔部41と、端部40Eb(軸線方向Xにおいて先端側の端部)側の仮想線C2上に位置する孔部41がそれぞれ4つずつ設けられている。また、区間40Saに設けられている孔部41と、区間40Sbに設けられている孔部41は、高さ方向Zにおいて互いに向かい合う位置にそれぞれ配置されている。また、各区間40Sa、40Sbにおいて、仮想線C1上に設けられている孔部41と、仮想線C2上に設けられている孔部41は、幅方向Yにおいて交互に配置されている。固定部材40は、孔部41を介して、シールドシェル20の間に挟み込まれる編組線30Wを外部に向けて露出させることで、編組体30の端部31aの状態(シールドシェル20の端部20aと編組体30の端部31aとの間の位置関係等)を確認させることが可能となる。
また、固定部材40は、図4に示すように、シールドシェル20に編組体30を固定した際に、編組体30の編組線30Wを孔部41に入り込ませた状態で固定することができる。固定部材40は、加締められた際に編組線30Wを外側から締め付けることで、シールドシェル20との間で圧縮された編組線30Wの一部分を外側に向けて孔部41に食い込ませることができる。
次に、コネクタ1の組み付け時の動作について説明する。なお、以下の説明では、固定部材40を介して、シールドシェル20に編組体30を組み付ける際の動作について説明する。
まず、作業者は、電線Wの端末に設けられた端子Tをハウジング10の端子収容部11に収容することで、当該ハウジング10に端子Tを保持させる。そして、作業者は、ハウジング10にフロントホルダFH、リアホルダRH等を組み付けた後、端子収容部11をシールドシェル20に収容することで、当該シールドシェル20に端子収容部11を保持させる。なお、端子収容部11から延びる電線Wは、編組体30、固定部材40に挿通された状態で組み付けられている。
そして、作業者は、編組体30を軸線方向Xにおいて基端側から先端側に向かって移動させることで、シールドシェル20の端部20aに編組体30を装着し、シールドシェル20の端部20aの外側に編組体30の端部31aを配置する。そして、作業者は、固定部材40を軸線方向Xにおいて基端側から先端側に向かって移動させることで、シールドシェル20の端部20aに固定部材40を装着し、編組体30の端部31aの外側に固定部材40を配置する。そのため、固定部材40は、編組体30の端部31aを覆っている状態で配置される。
そして、作業者は、固定部材40を加締めることで、シールドシェル20に編組体30を固定する。このとき、シールドシェル20の端部20a、編組体30の端部31a、及び、固定部材40が、加締め治具で挟み込まれることにより、固定部材40が加締められる。そして、編組体30の端部31aは、固定部材40によって外側から締め付けられることで、シールドシェル20の外面や固定部材40の内面に密着した状態で固定される。
そして、作業者は、固定部材40の孔部41を介して、編組体30の端部31aの状態を外部から確認する。編組体30は、固定部材40が加締められた際に、編組線30Wの一部分が固定部材40の孔部41と重なって配置された状態、または、孔部41に入り込んだ状態で固定されることで、部分的に外部に向けて露出した状態で固定される。そのため、作業者は、固定部材40を加締めた後に、目視などの方法で孔部41を確認することで、シールドシェル20の端部20aに編組体30の端部31aが適切に固定されているか否かを判断することができる。なお、作業者は、固定部材40を加締める前に孔部41を確認することで、シールドシェル20の端部20aに編組体30の端部31aが適切に配置されているか否かを判断してもよい。
より具体的に言えば、編組線30Wが仮想線C1上に位置する孔部41、及び、仮想線C2上に位置する孔部41から確認された場合、編組体30の端部31aと固定部材40は、軸線方向Xに対して基端側に位置する端部40Eaから、先端側に位置する仮想線C2まで重なって配置されていることが分かる。そのため、作業者は、固定部材40の幅方向(軸線方向X)の基端側から先端側にかけて、編組体30の端部31aと固定部材40とが重なっている状態で、編組体30の端部31aが固定されている、つまり、固定部材40を介してシールドシェル20の端部20aに編組体30の端部31aが適切に固定されていると判断することができる。
反対に、編組線30Wが仮想線C1上に位置する孔部41のみから確認された場合、編組体30の端部31aと固定部材40は、軸線方向Xに対して基端側に位置する端部40Eaから、当該基端側に位置する仮想線C1の間で重なって配置されていることが分かる。そのため、作業者は、固定部材40の幅方向(軸線方向X)の基端側でのみ、編組体30の端部31aと固定部材40とが重なっている状態で、編組体30の端部31aが固定されている、つまり、固定部材40を介してシールドシェル20の端部20aに編組体30の端部31aが適切に固定されていないと判断し、コネクタ1が加締め不良であると判断することができる。
また、編組体30の端部31aが軸線方向Xに対して傾いた状態で固定されている場合や、編組体30の端部31aが部分的にほつれた(編み込まれている状態が崩れて解けた)状態で固定されている場合は、編組線30Wが露出している孔部41の位置や、当該孔部41から見える編組線30Wの状態を確認することで、作業者は、コネクタ1が加締め不良であると判断することができる。
以上で説明したコネクタ1は、端末に端子Tが設けられた電線Wと、絶縁性を有し、端子Tを保持するハウジング10と、筒状に形成され、ハウジング10の一部を内側に収容するシールドシェル20と、筒状に形成され、電線Wの一部を内側に収容し、かつ、端部31aがシールドシェル20の外側に配置される編組体30と、筒状に形成され、編組体30の端部31aの外側に配置され、当該端部31aをシールドシェル20に固定する固定部材40とを備え、固定部材40は、シールドシェル20との間に挟み込まれる編組体30を外部に向けて露出可能な孔部41が形成されている。
このような構成によれば、コネクタ1は、固定部材40に形成された孔部41を介して、編組体30の端部31aの状態(シールドシェル20の端部20aと編組体30の端部31aとの間の位置関係や、ほつれ等)を外部から確認することができる。そのため、コネクタ1は、固定部材40を介してシールドシェル20に編組体30を固定した際に、捩れや曲げ等の外力が加わったことで、編組体30の端部31aが変形したり、シールドシェル20の端部20aに対する編組体30の端部31aの位置にずれが生じたり、編組体30の端部31aが部分的にほつれたりしたかを、孔部41を介して確認することができる。したがって、コネクタ1は、孔部41が形成されている固定部材40を介して、編組体30をシールドシェル20に固定することで、加締め不良を発見することができる。また、コネクタ1は、編組体30の端部31aをシールドシェル20と固定部材40との間に適切に配置した状態で、固定部材40を介して加締められることにより、シールドシェル20に編組体30を適切に固定して保持することができる。
また、固定部材40は、シールドシェル20に編組体30を固定した際に、孔部41を介して内部(固定部材40の内側)と外部(固定部材40の外側)とを連通させることができる。編組体30は、上述したように編組線30Wを編み込むことによって形成されている。そのため、編組体30は、隣り合って位置する編組線30Wとの間に網目状に隙間が形成されている状態でシールドシェル20と固定部材40との間に挟み込まれている。そのため、固定部材40は、シールドシェル20に編組体30を固定した際に、編組体30の隙間等からシールドシェル20と編組体30とが接触する箇所に入り込んだ液体を、孔部41から排出させることで、シールドシェル20の表面等に液体が滞留することを防止することができる。したがって、固定部材40は、シールドシェル20と編組体30との間で、例えば、錆びが発生したり、異種金属同士の接触に起因したガルバニック腐食が発生したりすることを抑制することができる。
さらに、以上で説明したコネクタ1の編組体30は、固定部材40の孔部41に入り込んだ状態で固定される。このような構成によれば、コネクタ1は、固定部材40を介してシールドシェル20に編組体30を固定した際に、シールドシェル20との間で圧縮された編組線30Wの一部分を外側に向けて孔部41に食い込ませることができるため、編組体30をシールドシェル20や固定部材40により密着させた状態で固定することができる。そのため、コネクタ1は、保持力(固定部材50によってシールドシェル20の端部20aに編組体30の端部30aを固定する力)をより高めることができる。また、コネクタ1は、固定部材40を介してシールドシェル20に編組体30を固定する際に、捩れや曲げ等の外力が加わることで編組体30がほつれ、シールドシェル20の端部20aに対する編組体30の端部31aの位置がずれた場合でも、編組体30が部分的に固定部材40の孔部41に入り込んだ状態で固定され、当該箇所で編組体30が保持されることによって、保持力を十分に確保することができる。したがって、コネクタ1は、固定部材40を介して、シールドシェル20に編組体30をより適切に固定して保持することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るコネクタ1は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
例えば、固定部材40に設けられている孔部41の形状は、略円筒状であると説明したが、その形状は特に限定されない。また、孔部41の大きさや個数、孔部41の各々の位置は、シールドシェル20との間に挟み込まれた編組体30の状態を外部から確認することができる構成が実現されるものできる限り、特に限定されない。
また、固定部材40は、シールドシェル20に編組体30を固定した際に、編組体30の編組線30Wを孔部41に入り込ませた状態で固定することができるものであると説明したが、シールドシェル20と固定部材40の間に挟み込まれる編組体30の状態は特に限定されない。編組体30は、孔部41に入り込んでいない状態で固定されていてもよい。
また、コネクタ1は、電線対電気機器接続用の接続機構に用いられるコネクタであると説明したが、コネクタ1の形態は特に限定されない。例えば、コネクタ1は、電線対電線用の接続機構に用いるコネクタであってもよい。
また、本実施形態に係るコネクタ1は、以上で説明した実施形態の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 コネクタ
10 ハウジング
20 シールドシェル
20a シールドシェルの端部
30 編組体
31a 編組体の端部
40 固定部材
41 孔部
T 端子
W 電線
X 軸線方向
Y 幅方向
Z 高さ方向

Claims (2)

  1. 端末に端子が設けられた電線と、
    絶縁性を有し、前記端子を保持するハウジングと、
    筒状に形成され、前記ハウジングの一部を内側に収容するシールドシェルと、
    筒状に形成され、前記電線の一部を内側に収容し、かつ、端部が前記シールドシェルの外側に配置される編組体と、
    筒状に形成され、前記編組体の前記端部の外側に配置され、当該端部を前記シールドシェルに固定する固定部材とを備え、
    前記固定部材は、前記シールドシェルとの間に挟み込まれる前記編組体を外部に向けて露出可能な孔部が形成されていることを特徴とする、
    コネクタ。
  2. 前記編組体は、前記固定部材の前記孔部に入り込んだ状態で固定される、
    請求項1に記載のコネクタ。
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