JP2024047400A - クロック発生装置および駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発振器の起動開始に応じてより安定したクロックを発生するクロック発生装置及びタイマにクロックを供給する駆動装置を提供する。【解決手段】クロック発生装置1は、入力される制御電圧Voutに応じたクロックFoutを出力する電圧制御発振器と、クロックの周波数と目標周波数との差に応じた制御電圧を発生する制御電圧発生器と、電圧制御発振器の起動期間に電圧制御発振器に供給する起動電圧Vstartを発生する起動電圧発生器と、電圧制御発振器の起動開始から起動期間の間、制御電圧を起動電圧に設定する起動回路と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、クロック発生装置および駆動装置に関する。
特許文献1には、「前記リングオシレータの発振周波数の変動を検出する周波数検知回路であって、一方の信号電極が電源に接続され、駆動電極に前記リングオシレータの出力信号が印加されるトランジスタと、前記トランジスタの他方の信号電極と接地との間に設けられる抵抗素子と、前記抵抗素子に並列に接続されるコンデンサ回路であって直列に接続した複数のコンデンサからなり各接続端から電圧レベル値を示す分圧信号を出力するコンデンサ回路とを備える周波数検知回路と」を備え(請求項1)、分圧信号の電圧レベルに応じてリングオシレータの発振経路内に介在させる遅延回路を選択する発振周波数補正回路が記載されている(請求項1)。
特許文献2には、「リングオシレータ2は、供給される電圧が上昇すると発振周波数が低下する特性を持つ。そこで、実施の形態1では、リングオシレータ2が正の温度特性を持つ場合、このリングオシレータ2に供給する電源電圧Vdにも正の温度特性を持たせることによって、温度に対する発振周波数の変化を抑制する補正を行う」と記載されている(段落0017)。
特許文献3には、「前記複数のインバータがリング状に接続されたリングオシレータと、前記複数のインバータのうち、所望の少なくとも1つのインバータの出力端子に選択的に接続された少なくとも1つのキャパシタと、前記複数のインバータのうち、前記キャパシタが出力端子に接続された前記インバータの電源端子に選択的に接続され、前記インバータを動作させる動作電流を調整する少なくとも1つの電流調整用トランジスタと」を備える発振回路が記載されている(請求項1)。
非特許文献1には、「周波数同期ループ技術に基づき温度依存性が小さいクロックパルスを生成する」参照クロック源回路が記載されている(第2頁左欄2.参照)。参照クロック源回路は、「正の温度依存性を持つ低抵抗ポリシリコンRと、負の温度依存性を持つ高抵抗ポリシリコンRと」を用いたバイアス電流生成回路を有する(第2頁左欄2.1.1参照)。
特許文献4には、「次に、イネーブル信号ENがハイレベルに遷移して、非活性の状態に移行するとする」(段落0071)、「この時、スイッチ部は導通(ON)して、フローティング状態となっている制御部71に代わって、電位発生回路21により制御線VRの電圧レベルが所定電圧VR2となる。ここで、所定電圧VR2としては発振周波数制御信号VRと同等の電圧レベルであることが好ましい」(段落0072)、および「イネーブル信号ENが再度ローレベルに遷移して活性状態に移行すると、スイッチ部11が非道通(OFF)となって電位発生回路21が制御線VRから切り離されると共に、制御部71および発振部810が共に活性化する」(段落0073)と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2004-56561号公報
[特許文献2] 特開2021-170716号公報
[特許文献3] 特開2008-99093号公報
[特許文献4] 特開2003-332891号公報
[非特許文献]
[非特許文献1] 上野 憲一、浅井 哲也、雨宮 好二、「周波数同期技術を用いたオンチップCMOS参照クロック源回路」、電子情報通信学会、電子情報通信学会技術研究報告(信学技報)109(214)、第159~164頁、2009年10月
発振器の起動開始に応じてより安定したクロックを発生するクロック発生装置を実現することが望ましい。
本発明の第1の態様においては、入力される制御電圧に応じたクロックを出力する電圧制御発振器と、クロックの周波数と目標周波数との差に応じた制御電圧を発生する制御電圧発生器と、電圧制御発振器の起動期間に電圧制御発振器に供給する起動電圧を発生する起動電圧発生器と、電圧制御発振器の起動開始から起動期間の間、制御電圧を起動電圧に設定する起動回路とを備えるクロック発生装置を提供する。
上記のクロック発生装置において、起動期間は、クロックの1周期以上の期間であってよい。
上記のいずれかのクロック発生装置において、起動期間は、電圧制御発振器の起動開始後、電圧制御発振器が予め定められた数のクロックパルスを出力するまでの期間であってよい。
上記のいずれかのクロック発生装置において、起動電圧発生器は、温度変動に応じた電圧制御発振器の周波数変動を抑える起動電圧を発生してよい。
上記のいずれかのクロック発生装置において、起動電圧発生器は、電圧制御発振器の起動中に制御電圧の電圧値を記憶する記憶部を有し、電圧制御発振器が一旦停止された後再起動する場合の起動期間に記憶部に記憶された電圧値に応じた起動電圧を発生してよい。
上記のいずれかのクロック発生装置において、記憶部は、不揮発性メモリであってよい。
上記のいずれかのクロック発生装置において、制御電圧発生器は、目標周波数に応じたバイアス電流を発生するバイアス電流源と、クロックの周波数に応じたフィードバック電流を出力する第1変換器と、バイアス電流とフィードバック電流との差に応じた制御電圧を出力する第2変換器とを有してよい。
本発明の第2の態様においては、スイッチング素子を駆動する駆動装置であって、入力される制御信号に応じてスイッチング素子のオンオフを制御する駆動回路と、上記のいずれかクロック発生装置とを備え、クロック発生装置は、駆動装置内において計時に用いられるタイマにクロックを供給する駆動装置を提供する。
上記の駆動装置において、電圧制御発振器は、スイッチング素子のオンを指示する制御信号に応じて起動され、スイッチング素子のオフを指示する制御信号に応じて停止されてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1実施形態に係るクロック発生装置1の構成を示す。 第1実施形態に係る電圧制御発振器50および制御電圧発生器60の回路構成の一例を示す。 第1実施形態に係る起動電圧発生器70および80の回路構成の一例を示す。 図3に示した遅延回路81の動作タイミングを示す。 クロック発生装置1の比較例における動作タイミングを示す。 クロック発生装置1の動作タイミングを示す。 第1実施形態の変形例に係る起動電圧発生器700の構成を示す。 第2実施形態に係る装置5の構成を示す。 第2実施形態に係る温度検出回路130の構成を示す。 第2実施形態に係る温度検出回路130の入出力を示す。 第2実施形態に係る電流検出回路140の構成を示す。 第2実施形態に係る電圧出力回路160の入出力を示す。 第2実施形態に係るスイッチング回路170の構成を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1実施形態に係るクロック発生装置1の構成を示す。クロック発生装置1は、予め定められた周波数(「目標周波数」とも示す。)のクロックFoutを出力する。クロックFoutは、1/目標周波数の周期毎にクロックパルスを有する信号である。ここで、クロック発生装置1は、クロック出力をイネーブルとするかディセーブルとするかの切り替えを指示する信号であるクロックイネーブルclkenに応じて、クロックFoutを出力するか否かを切り替える機能を有する。
クロック発生装置1は、電圧制御発振器50と、制御電圧発生器60と、起動電圧発生器70と、起動回路80とを備える。電圧制御発振器50は、入力される制御電圧Voutに応じたクロックFoutを出力する。本実施形態において、電圧制御発振器50は、クロックイネーブルclkenを入力し、クロックイネーブルclkenがクロックのディセーブルを指示する値である期間の間はクロックFoutの出力を停止する(すなわちクロックパルスを出力しない)。クロックイネーブルclkenがクロックのイネーブルを指示する値に変化すると、電圧制御発振器50は起動されて、クロックFoutの出力を開始する(すなわちクロックパルスの出力を開始する)。
制御電圧発生器60は、電圧制御発振器50のクロックFoutを入力し、クロックFoutの周波数と目標周波数との差に応じた制御電圧Voutを発生する。制御電圧発生器60は、電圧制御発振器50が出力するクロックFoutを入力し、クロックFoutの周波数を目標周波数に近付けるような制御電圧Voutを発生して電圧制御発振器50へと供給することにより、電圧制御発振器50をフィードバック制御する。本実施形態の制御電圧発生器60は、バイアス電流源61と、第1変換器62と、第2変換器63とを有する。
バイアス電流源61は、電圧制御発振器50が出力すべきクロックの目標周波数に応じたバイアス電流Ibiasを発生する。すなわち、電圧制御発振器50は、バイアス電流源61が発生するバイアス電流Ibiasの大きさに応じて周波数が異なるクロックFoutを出力するので、バイアス電流源61が発生するバイアス電流Ibiasの大きさは、電圧制御発振器50が出力するクロックFoutの目標周波数を定めるパラメータとなる。バイアス電流源61は、大きさが固定のバイアス電流Ibiasを出力してよく、外部からの設定された大きさのバイアス電流Ibiasを出力してもよく、工場出荷時等にトリミングにより調整された大きさのバイアス電流Ibiasを出力してもよい。また、バイアス電流源61は、バイアス電流Ibiasの大きさをデジタル値で設定するための設定レジスタを有してもよい。
第1変換器62は、クロックFoutを入力してクロックFoutを電流に変換する。これにより、第1変換器62は、クロックFoutの周波数に応じたフィードバック電流Ioutを出力する。本図の例において、第1変換器62は、クロックFoutの周波数が高いほど大きなフィードバック電流Ioutを出力する。
第2変換器63は、バイアス電流源61からバイアス電流Ibiasを入力し、第1変換器62からフィードバック電流Ioutを入力する。第2変換器63は、バイアス電流Ibiasとフィードバック電流Ioutとの差に応じた制御電圧Voutを出力する。ここで、第2変換器63は、バイアス電流Ibiasとフィードバック電流Ioutとの差が0に近付くように制御電圧Voutを調整する。これにより、第2変換器63は、フィードバック電流Ioutの大きさがバイアス電流Ibiasの大きさと等しくなるような周波数のクロックFoutを出力するように電圧制御発振器50の制御電圧Voutを調整することができる。
以上に示したように、本実施形態においては、クロック発生装置1は、クロックFoutの周波数に応じたフィードバック電流Ioutを目標周波数に応じたバイアス電流Ibiasに近付けるように制御電圧Voutを出力する電流フィードバック型の構成をとる。これに代えて、クロック発生装置1は、クロックFoutの周波数に応じたフィードバック電圧を目標周波数に応じたバイアス電圧に近付けるように制御電圧Voutを出力する電圧フィードバック型の構成をとってもよい。
起動電圧発生器70は、電圧制御発振器50の起動期間に電圧制御発振器50に供給する起動電圧Vstartを発生する。ここで、電圧制御発振器50の「起動期間」とは、クロックイネーブルclkenがクロックFoutの停止を指示している値(ディセーブル)からクロックの出力を指示する値(イネーブル)へと変化したことに応じて、電圧制御発振器50がクロックFoutの出力停止状態からクロックFoutの出力状態へと切り替わった後(起動開始した後)、電圧制御発振器50がクロックFoutの周波数フィードバックに応じた制御電圧Voutを用いて通常動作を始めるまでの期間(長さが0でない期間)を意味する。
起動電圧発生器70は、大きさが固定の起動電圧Vstartを出力してよく、外部からの設定された大きさの起動電圧Vstartを出力してもよく、工場出荷時等にトリミングにより調整された大きさの起動電圧Vstartを出力してもよい。また、起動電圧発生器70は、起動電圧Vstartの大きさをデジタル値で設定するための設定レジスタを有してもよい。
また、起動電圧発生器70は、破線で示したように、クロックイネーブルclkenおよび制御電圧Voutを入力し、電圧制御発振器50が周波数フィードバックにより通常動作している間の制御電圧Voutを取得して、起動電圧Vstartとして出力してもよい。このような起動電圧発生器70の変形例については、図7を用いて後述する。
起動回路80は、起動電圧発生器70に接続される。起動回路80は、クロックイネーブルclkenを入力し、クロックイネーブルclkenに応じて電圧制御発振器50の起動開始から起動期間の間、制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定する。本図の例において、起動回路80は、電圧制御発振器50に入力される制御電圧Voutを起動電圧Vstartにプルアップする。これに代えて、起動回路80は、制御電圧発生器60からの制御電圧Voutと起動電圧発生器70からのVstartとを入力し、電圧制御発振器50の起動開始から起動期間の間は起動電圧Vstartを選択して電圧制御発振器50に供給し、電圧制御発振器50の通常動作の間は制御電圧発生器60からの制御電圧Voutを選択して電圧制御発振器50に供給する構成をとってもよい。
図2は、第1実施形態に係る電圧制御発振器50および制御電圧発生器60の回路構成の一例を示す。本図は、非特許文献1の図1に記載のクロック源回路を図1の電圧制御発振器50および制御電圧発生器60に流用した場合における電圧制御発振器50および制御電圧発生器60の回路構成を示す。図2においては、非特許文献1のクロック源回路に対し、クロックイネーブルclkenによりクロックFoutをイネーブルまたはディセーブルする機能と、制御電圧Voutを起動電圧Vstartにプルアップする機能とを付加している。
本図の例において、電圧制御発振器50は、リングオシレータ51と、増幅器52と、交互クロック発生回路53とを有する。リングオシレータ51は、リング接続された奇数段のインバータを含む。本図の例において、偶数段目(例えば2段目)のインバータは、クロックイネーブルclkenが論理H(論理ハイ)である場合(イネーブルの場合)に入力の論理反転値を出力し、クロックイネーブルclkenが論理L(論理ロー)である場合(ディセーブルの場合)に出力を強制的に論理Hとする回路が付加されている。本図の例において、このようなインバータは、NANDゲートで実現される。クロックイネーブルclkenが論理Lである場合、2段目のインバータが出力する論理Hの信号は、残り奇数段のインバータを経て論理Lの信号となり、増幅器52を経て常時LのクロックFoutとして出力される。なお、リングオシレータ51は、他の回路構成により、クロックイネーブルclkenがディセーブルを指示する場合にリング接続された複数のインバータの発振を抑制してもよい。
リングオシレータ51は、制御電圧Voutに応じた電流Ibを各インバータに供給するカレントミラー回路を含む。このカレントミラー回路は、各インバータの電源側のPMOSFETのゲートに制御電圧Voutを入力し、各インバータのグランド側のNMOSFETのゲートに、電流Ibを流すNMOSFETと同電圧のゲート電圧を入力することにより、各インバータに電流Ibを供給する。本図の例においては、制御電圧Voutが上昇するほどPMOSFETに流れる電流Ibが低下する結果、各インバータの遅延量が大きくなってリングオシレータ51の発振周波数が低下する。
増幅器52は、リングオシレータ51からのクロックを2段の反転増幅回路によって増幅してクロックFoutとして出力する。交互クロック発生回路53は、増幅器52における反転および非反転のクロックFoutを入力して、オン期間が互いに重ならない(オーバーラップしない)2つのクロックである交互クロックを発生する。交互クロックの2つのクロックは、それぞれクロックFoutと同じ周波数を有する。
制御電圧発生器60は、バイアス電流源61と、第1変換器62と、第2変換器63とを有する。バイアス電流源61は、抵抗(Rp+Rn)にバイアス電圧Vbiasを印加することにより、バイアス電流Ibias(=Vbias/(Rp+Rn))を発生する。バイアス電流源61は、発生したバイアス電流Ibiasを、カレントミラー回路によって第2変換器63に供給する。
なお、抵抗Rpは、正の温度依存性を有する低抵抗ポリシリコンを用いた抵抗であり、抵抗Rnは、負の温度依存性を有する高抵抗ポリシリコンを用いた抵抗である。これにより、抵抗RpおよびRnの組としての抵抗(Rp+Rn)は、温度依存性が相殺されて、温度によらず抵抗値をほぼ一定に保つことができる。このような抵抗(Rp+Rn)を用いてバイアス電流Ibiasを発生するクロック発生装置1は、クロックFoutの周波数の温度特性を改善し、温度変化に伴うクロックFoutの周波数変化を抑制することができる。
第1変換器62は、交互クロック発生回路53からの交互クロックによって動作するスイッチトキャパシタ回路を含む。スイッチトキャパシタ回路は、(Cs・Fout)-1の抵抗値を持つ抵抗として動作する。これにより、第1変換器62は、電圧制御発振器50の発振周波数に比例したフィードバック電流Iout(=Fout・Cs・Vbias)を発生する。第1変換器62は、発生したフィードバック電流Ioutを、カレントミラー回路によって第2変換器63に供給する。
第2変換器63は、電源側に接続されてフィードバック電流Ioutを流すPMOSFETとグランド側に接続されてバイアス電流Ibiasを流すNMOSFETとが直列に接続された構成をとる。第2変換器63は、これらのPMOSFETおよびNMOSFETの間の電圧を制御電圧Voutとして出力する。第2変換器63においては、Ibias>Ioutである場合に制御電圧Voutを出力するノードの電位が低下することにより、制御電圧Voutが低下する。この結果、電圧制御発振器50は、クロックFoutの周波数を上昇させることによりフィードバック電流Ioutを上昇させる。また、第2変換器63においては、Ibias<Ioutである場合に制御電圧Voutを出力するノードの電位が上昇することにより、制御電圧Voutが上昇する。この結果、電圧制御発振器50は、クロックFoutの周波数を低下させることによりフィードバック電流Ioutを低下させる。このようにして、第2変換器63は、フィードバック電流Ioutをバイアス電流Ibiasに近付けるように制御電圧Voutを調整する。
第2変換器63からの制御電圧Voutを電圧制御発振器50へと供給する配線は、起動電圧発生器70からの起動電圧Vstartを起動回路80を介して受け取る。起動回路80から起動電圧Vstartが供給されると、制御電圧Voutは、強制的に起動電圧Vstartに設定される。
図3は、第1実施形態に係る起動電圧発生器70および80の回路構成の一例を示す。本図の例において、起動電圧発生器70は、直列に接続された抵抗R1およびR2を含み、電源電圧を抵抗R1およびR2により分圧して起動電圧Vstartとして出力する。
起動回路80は、クロックイネーブルclkenを遅延させる遅延回路81を含む。遅延回路81は、クロックイネーブルclkenを遅延させることにより、クロックイネーブルclkenが論理Hとなってから起動期間の間は起動中を示す論理値(論理H)をとり、起動期間の後に起動済であることを示す論理値(論理L)をとる起動信号Initを出力する。また、起動回路80は、遅延回路81が出力する起動信号Initが論理Hである間にオンとなって起動電圧Vstartを制御電圧Voutとして出力し、起動信号Initが論理Lである場合にオフとなって起動電圧Vstartを電圧制御発振器50に供給しないようにするスイッチ(本図の例においてはMOSFET)を含む。
図4は、図3に示した遅延回路81の動作タイミングを示す。遅延回路81は、クロックイネーブルclkenが論理Lから論理Hに変化する起動開始のタイミング(図中「起動タイミング」)から長さTdの起動期間(Td>0)の間、起動信号Initを論理Hとし、起動タイミングから起動期間が経過した後に起動信号Initを論理Lとする。これにより、起動回路80は、起動期間の間は制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定し、起動期間が経過した後は第2変換器63からの制御電圧Voutを電圧制御発振器50に供給させる。
なお、本図の例においては、遅延回路81は、クロックイネーブルclkenが論理Hから論理Lへと変化したことに応じて起動信号Initを論理Lから論理Hへと切り替える。これにより、遅延回路81は、電圧制御発振器50の起動開始前である停止中、および電圧制御発振器50の起動開始から起動期間が経過するまでの間、制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定する。
図5は、クロック発生装置1の比較例における動作タイミングを示す。本比較例においては、クロック発生装置1は、起動電圧発生器70および起動回路80を有さず、電圧制御発振器50の起動期間の間に制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定しない。
クロックイネーブルclkenが論理Lの間、電圧制御発振器50は、クロックFoutを論理Lのまま維持する。電圧制御発振器50内の交互クロック発生回路53は、スイッチsw1をオン、スイッチsw2をオフとする。この結果、第1変換器62は、電流Ioutを0とする。第2変換器63は、電流Ioutが0[A]となったことに応じて、制御電圧Voutを0[V]とする。
クロックイネーブルclkenが論理Lから論理Hへと変化し電圧制御発振器50が起動開始されると、電圧制御発振器50内のリングオシレータ51は、発振を開始する。電圧制御発振器50の起動開始直後は制御電圧Voutが0近くであるからリングオシレータ51の各インバータには最大に近い電源電流Ibが供給される。したがって、電圧制御発振器50は、起動開始直後には目標周波数よりもかなり高い周波数で発振する。
第1変換器62のキャパシタCbは、クロックイネーブルclkenが論理Lの間に端子間電圧がバイアス電圧Vbiasと同じになるまで充電されている。電圧制御発振器50が起動開始されると、第1変換器62のスイッチsw1およびsw2は、目標周波数よりも高い周波数で交互にオンオフされ、キャパシタCsは、目標周波数よりも高い周波数で充放電を繰り返す。この結果、第1変換器62は、起動開始後の高い周波数に比例する大きなフィードバック電流Ioutを第2変換器63に供給する。
第2変換器63は、Iout>Ibiasであるフィードバック電流Ioutの供給を受けて、制御電圧Voutを上昇させていく。これにより、電圧制御発振器50は、クロックFoutの周波数を徐々に低下させる。バイアス電流Ibiasとフィードバック電流Ioutとがほぼ等しくなると、電圧制御発振器50が出力するクロックFoutの周波数は安定化する。起動電圧発生器70および起動回路80を有しないクロック発生装置1においては、本図に示したように、電圧制御発振器50の起動開始からクロックFoutの周波数が安定化するまでに時間を要してしまう。
図6は、クロック発生装置1の動作タイミングを示す。本図の例においては、クロック発生装置1は、起動電圧発生器70および起動回路80を有し、電圧制御発振器50の起動期間の間に制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定する。
本図の例においては、図3に示した起動回路80は、クロックイネーブルclkenが論理Lの間、図4に示したように起動信号Initを論理Hとして、制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定する。クロックイネーブルclkenが論理Lから論理Hへと変化し電圧制御発振器50が起動開始されると、電圧制御発振器50内のリングオシレータ51は、発振を開始する。
起動回路80は、電圧制御発振器50の起動開始から起動期間の間、制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定する。本実施形態においては、起動電圧Vstartは、クロックFoutの周波数が目標周波数である場合に電圧制御発振器50に供給されるべき制御電圧Voutと同じまたは近い電圧となるように予め設定されている。したがって、電圧制御発振器50は、起動期間の間においても、目標周波数に近い周波数のクロックFoutを出力することができる。
電圧制御発振器50の起動期間の後、制御電圧発生器60は、クロックFoutの周波数を目標周波数に近付けるように制御電圧Voutを調整する。ここで、起動電圧VstartはクロックFoutの周波数が目標周波数である場合の制御電圧Voutに近い電圧に予め設定されているから、制御電圧発生器60は、電圧制御発振器50の起動期間終了の後、制御電圧Voutを微調整する程度でクロックFoutの周波数を目標周波数に調整することができる。
以上に示したクロック発生装置1によれば、電圧制御発振器50の起動開始から起動期間の間は制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定することにより、クロックFoutの周波数を電圧制御発振器50の起動開始直後から安定化させることができる。また、クロック発生装置1は、電圧制御発振器50の起動開始から起動期間の間は制御電圧Voutを起動電圧Vstartに維持することで、周波数フィードバックにより制御電圧Voutを制御する構成において電圧制御発振器50の起動開始直後に起動電圧Vstartに代えて制御電圧発生器60からの制御電圧Voutを電圧制御発振器50に供給した場合にリングオシレータ51の周波数ループに発生する可能性がある過渡的な現象を確実に抑制することができる。
なお、起動電圧Vstartは、クロックFoutの周波数が0である場合に制御電圧発生器60が出力する制御電圧Voutよりも、クロックFoutの周波数が目標周波数である場合に制御電圧発生器60が出力する制御電圧Voutに近い電圧値を有してよい。また、クロック発生装置1の製造者または調整者は、クロック発生装置1の試作品またはサンプル品を実際に動作させ、あるいはクロック発生装置1の工場出荷時または工場出荷後の調整時等にクロック発生装置1を実際に動作させてクロックFoutの周波数が目標周波数となったときの制御電圧Voutの電圧値を測定し、測定した電圧値の起動電圧Vstartを出力するようにクロック発生装置1の起動電圧発生器70を調整してもよい。
起動電圧発生器70は、温度変動に応じた電圧制御発振器50の周波数変動を抑える起動電圧Vstartを発生してもよい。すなわち、電圧制御発振器50の発振周波数が温度依存性を有する場合、起動電圧発生器70は、温度変動に応じた電圧制御発振器50の周波数変動をキャンセルする温度依存性を有するように設計されてよい。例えば、温度上昇に伴って電圧制御発振器50の周波数が上昇する場合には、起動電圧発生器70は、温度上昇に伴って起動電圧Vstartを低下させることにより、温度上昇に伴う電圧制御発振器50の周波数上昇を抑制してよい。
起動期間の長さTdは、一例として図5に示したような、電圧制御発振器50の起動開始後に制御電圧Voutを起動電圧Vstartに設定しない場合に生じる、クロックFoutの周波数が不安定となる期間よりも長くなるように予め設定されてよい。クロック発生装置1の製造者または調整者は、クロック発生装置1の試作品またはサンプル品を実際に動作させ、あるいはクロック発生装置1の工場出荷時または工場出荷後の調整時等にクロック発生装置1を実際に動作させて、クロックFoutの周波数が不安定となるこのような期間の長さを測定して、起動期間の長さTdを設定してよい。
起動期間は、クロックの1周期以上の期間であってよい。これにより、制御電圧発生器60は、起動期間終了前の少なくとも1周期の間、制御電圧Voutとして起動電圧Vstartを入力して、安定した電源電流が各インバータに供給された状態で電圧制御発振器50が出力するクロックFoutに応じて制御電圧Voutを予め調整しておくことができる。
起動期間は、電圧制御発振器50の起動開始後、電圧制御発振器50が予め定められた数のクロックパルスを出力するまでの期間であってもよい。この場合、起動回路80は、図3の破線で示したようにクロックFoutを入力し、電圧制御発振器50の起動開始後に入力されるクロックパルスをカウントして、予め定められた数(例えば1または2以上の数)のクロックパルスが入力されたことに応じて起動信号Initを論理Lとして起動期間を終了させてよい。これにより、起動回路80は、過渡的なクロック周波数の変動に依存せず、クロックパルスが予め定められた回数リングオシレータ51内を循環したことに応じて起動期間を終了させることができる。
図7は、第1実施形態の変形例に係る起動電圧発生器700の構成を示す。クロック発生装置1は、図3に示した起動電圧発生器70に代えて、起動電圧発生器700を備えてもよい。起動電圧発生器700は、AD変換器710と、否定論理素子720と、フリップフロップ(FF)730と、DA変換器740とを有する。
AD変換器710は、制御電圧発生器60に接続され、電圧制御発振器50に供給される制御電圧Voutを入力する。図1には、起動電圧発生器70として起動電圧発生器700を用いる場合に起動電圧発生器700が制御電圧発生器60から制御電圧Voutを入力する経路を、破線矢印により図示している。AD変換器710は、入力した制御電圧Voutの電圧をデジタル値に変換する。否定論理素子720は、クロックイネーブルclkenの論理値を反転する。
FF730は、AD変換器710および否定論理素子720に接続される。FF730は、電圧制御発振器50の起動中に制御電圧Voutの電圧値を記憶する記憶部の一例である。本図の例において、FF730は、クロックイネーブルclkenの論理反転値の立ち上がりタイミング、すなわちクロックイネーブルclkenの立ち下がりタイミングにおけるデジタルの制御電圧Voutの値をラッチして、クロックイネーブルclkenの次の立ち下がりタイミングまでホールドする。これにより、FF730は、電圧制御発振器50の起動中かつ停止直前における制御電圧Voutの電圧値を記憶することができる。
DA変換器740は、FF730に接続される。DA変換器740は、FF730に記憶されたデジタルの電圧値をアナログの電圧に変換する。これにより、起動電圧発生器700は、電圧制御発振器50が一旦停止された後再起動する場合の起動期間に、FF730等の記憶部に記憶された電圧値に応じた起動電圧Vstartを発生することができる。
以上に示した起動電圧発生器700によれば、電圧制御発振器50の直前の起動期間において電圧制御発振器50に供給された制御電圧Voutと等しい起動電圧Vstartを発生することができるので、起動電圧Vstartをより適切に調整するできる。
以上に示した起動電圧発生器700においては、FF730は、クロック発生装置1への電力供給が停止すると記憶した値が失われる揮発性の記憶装置である。起動電圧発生器700は、記憶装置として、FF730に代えて、クロック発生装置1への電力供給が停止しても記憶した値が失われない不揮発性メモリを用いてもよい。これにより、クロック発生装置1は、電力供給停止後の起動時においても、不揮発性メモリに記憶された電圧値に応じた起動電圧Vstartを用いることができる。
以上に示した起動電圧発生器700は、電圧制御発振器50の起動中における制御電圧Voutを一旦デジタル値に変換する。これに代えて、起動電圧発生器700は、電圧制御発振器50の起動中における制御電圧Voutを用いてキャパシタを充電して制御電圧Voutをキャパシタに記憶させる等により、制御電圧Voutをアナログ値のまま記憶してもよい。
図8は、第2実施形態に係る装置5の構成を示す。装置5は、駆動素子10と、駆動装置100とを備える。
駆動素子10は、スイッチング素子15と、温度センサ40とを有する。スイッチング素子15は、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)またはMOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)等の半導体スイッチ素子である。スイッチング素子15は、より高速にスイッチング可能なSiC-IGBTまたはSiC-MOSFETであってよい。スイッチング素子15は、第1主端子および第2主端子と、第1主端子および第2主端子の間の接続状態を制御する制御端子とを有する。スイッチング素子15は、第1主端子および第2主端子としてコレクタ(図中「C」)およびエミッタ(図中「E」)を有し、制御端子としてゲート(図中「G」)を有する。スイッチング素子15がMOSFETである場合、スイッチング素子15は、第1主端子および第2主端子としてドレインおよびソースを有し、制御端子としてゲートを有する。本実施形態においては、説明の便宜上、スイッチング素子15がIGBTである場合について示す。
スイッチング素子15は、主電流を流すメインセルとしての主スイッチング素子20と、センス電流を流す電流センスセルとしてのセンススイッチング素子30とを含み、コレクタ-エミッタ間にメインセルが接続され、コレクタ-センスエミッタ間に電流センスセルが接続され、スイッチング素子15のゲートがメインセルおよび電流センスセルの両方のゲートに接続された構成をとる。電流センスセルは、メインセルに対して1/1000未満等の面積比に設定され、定常状態において主電流に対して面積比に応じた比率(例えば1/1000)のセンス電流を流す。
温度センサ40は、スイッチング素子15の近傍に配置され、スイッチング素子15の温度を検出する。本実施形態においては、温度センサ40は、一例としてサーマル・ダイオードを用いる。これに代えて、温度センサ40は、他の種類の温度センサであってよい。
駆動装置100は、駆動素子10のスイッチング素子15を駆動する。駆動装置100は、電源110と、入力バッファ120と、温度検出回路130と、電流検出回路140と、駆動回路150とを有する。電源110は、例えば電圧レギュレータである。電源110は、外部から入力される電源電圧VCCを、駆動装置100の内部で使用する電源電圧VDDに変換する。
入力バッファ120は、外部から入力される制御信号INを増幅して、制御信号OUTOFFとして出力する。制御信号OUTOFFは、論理H(ハイ)の場合にスイッチング素子15を切断状態とし、論理L(ロー)の場合にスイッチング素子15を接続状態とすることを指示する信号である。
温度検出回路130は、駆動素子10内の温度センサ40に接続される。温度検出回路130は、温度センサ40の検出値OTを入力して、スイッチング素子15の温度に応じた温度検出信号(例えば図中のTL/TM/TH)を出力する。
電流検出回路140は、スイッチング素子15のセンス端子SE(センススイッチング素子30のエミッタ端子)および入力バッファ120に接続される。電流検出回路140は、スイッチング素子15のセンス端子SEに流れる電流に応じた検出値OCを入力して、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電流検出信号(例えば図中のILOW)を出力する。本実施形態に係る電流検出回路140は、スイッチング素子15のオン期間中のタイミングにおいて、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電流検出信号をサンプリングして、スイッチング素子15のオン期間の終了のタイミングでサンプリングした結果を出力する。
駆動回路150は、入力バッファ120、温度検出回路130、および電流検出回路140に接続される。駆動回路150は、制御信号OUTOFFに応じてスイッチング素子15の制御端子G(ゲート)を駆動することにより、スイッチング素子15のオンオフを制御する。ここで、駆動回路150は、スイッチング素子15の制御端子Gに供給する駆動電流を、温度検出信号および電流検出信号に応じて調整することにより、スイッチング素子15のスイッチング速度を変更可能である。
駆動回路150は、電圧出力回路160と、スイッチング回路170とを含む。電圧出力回路160は、温度検出回路130および電流検出回路140に接続される。電圧出力回路160は、温度検出回路130からの温度検出信号TL/TM/THおよび電流検出回路140からの電流検出信号ILOWに応じた制御電圧IDREFを出力する。
スイッチング回路170は、入力バッファ120および電圧出力回路160に接続される。スイッチング回路170は、入力バッファ120からの制御信号OUTOFFに応じた駆動信号OUTをスイッチング素子15へと出力することにより、スイッチング素子15の制御端子Gを駆動する。スイッチング回路170は、制御端子Gの駆動時に制御端子Gに供給する駆動電流を、制御電圧IDREFに応じて調整する。
駆動装置100は、クロック発生装置180を更に有する。クロック発生装置180は、図1から6に示した第1実施形態に係るクロック発生装置1、または図7等に示した変形例に係るクロック発生装置1等のクロックを発生するクロック発生装置であってよい。クロック発生装置180は、温度検出回路130、電流検出回路140、および駆動回路150等の駆動装置100内の各回路にクロックFoutを供給する。これにより、クロック発生装置180は、駆動装置100内の様々な回路において計時に用いられるタイマにクロックを供給する。
本実施形態において、クロック発生装置180は、装置5の外部から入力される制御信号INを増幅した制御信号OUTOFFを入力バッファ120から入力する。クロック発生装置180は、制御信号OUTOFFの反転値をクロックイネーブルclkenとして使用する。これにより、クロック発生装置180内の電圧制御発振器50は、スイッチング素子15のオンを指示する制御信号(制御信号OUTOFF=論理L、クロックイネーブルclken=論理H)に応じて起動され、スイッチング素子15のオフを指示する制御信号(制御信号OUTOFF=論理H、クロックイネーブルclken=論理L)に応じて停止される。
本図に示した装置5によれば、図1から6に示した第1実施形態に係るクロック発生装置1、または図7等に示した変形例に係るクロック発生装置1をクロック発生装置180として用いることにより、スイッチング素子15をオフしている間はクロックFoutの発生を停止し、スイッチング素子15をオフからオンに切り換えるタイミングで電圧制御発振器50を起動してクロックFoutの発生を開始させることができる。そして、クロック発生装置180は、クロックFoutの周波数を電圧制御発振器50の起動開始直後から安定化させることができるので、装置5は、スイッチング素子15のターンオンからの経過時間等を測定する各種のタイマを用いてより正確な計時を行うことができる。なお、入力バッファ120内にもタイマを設ける場合には、クロック発生装置180は、入力バッファ120にもクロックFoutを供給してもよい。
図9は、本実施形態に係る温度検出回路130の構成を示す。温度検出回路130は、1または複数のコンパレータ200-1~2(「コンパレータ200」とも示す。)、1または複数のタイマ210-1~2(「タイマ210」とも示す。)、デコーダ220、およびその他の回路素子を含む。電源電圧VCCと温度センサ40(図中の「検出値OT」)との間に接続された定電流源は、温度センサ40に定電流を流す。これにより、温度センサ40は、スイッチング素子15の温度に応じた電圧を検出値OTとして発生させる。RC積分回路等の平滑化フィルタは、検出値OTを平滑化する。
1または複数のコンパレータ200は、検出値OTを、複数の電圧範囲に分類する。本図の例において、コンパレータ200-1~2は、検出値OTを、電圧閾値VROTH以下(温度≧T2)、電圧閾値VROTHを超え電圧閾値VROTM以下(T1≦温度<T2)、電圧閾値VROTM超過(温度<T1)に分類し、分類結果を示す信号OTHENおよびOTMENを出力する。タイマ210-1~2は、コンパレータ200-1~2が出力する信号OTHENおよびOTMENを予め定められた時間遅延させて、デコーダ220へと出力する。ここで、タイマ210-1~2は、信号OTHENおよびOTMENが予め定めれた時間の間同じ値に維持されたことに応じて、その値をデコーダ220へと出力する。タイマ210-1~2は、クロック発生装置180からのクロックFoutのクロックパルスの数をカウントすることにより、信号OTHENおよびOTMENの値が変化してからの経過時間を計測してよい。デコーダ220は、信号OTHENおよびOTMENをデコードして、スイッチング素子15の温度を複数の温度範囲に分類した温度検出信号TL/TM/THとして出力する。
図10は、本実施形態に係る温度検出回路130の入出力を示す。コンパレータ200-1は、検出値OTが電圧閾値VRTOH以下(温度≧T2)の場合に論理1、電圧閾値VRTOHを超える(温度<T2)場合に論理0となる信号OTHENを出力する。コンパレータ200-2は、検出値OTが電圧閾値VRTOM以下(温度≧T1)の場合に論理1、電圧閾値VRTOMを超える(温度<T1)場合に論理0となる信号OTMENを出力する。デコーダ220は、このような信号OTHENおよびOTMENをデコードして、温度<T1の場合に温度検出信号TLを論理1、T1≦温度<T2の場合に温度検出信号TMを論理1、T2≦温度の場合に温度検出信号THを論理1とする。
図11は、本実施形態に係る電流検出回路140の構成を示す。電流検出回路140は、センス抵抗Rsensと、コンパレータ500と、フリップフロップ510とを含む。センス抵抗Rsensは、スイッチング素子15のセンス端子と基準電位(本図の例においては接地電位)との間に接続され、スイッチング素子15に流れる電流に比例するセンス電流を流す。これにより、検出値OCは、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電圧値となる。
コンパレータ500は、検出値OCと閾値電圧VDVDTとを比較する。コンパレータ500は、検出値OCが閾値電圧VDVDT未満の場合(スイッチング素子15に流れる電流<I1)ILOWに論理1を出力し、検出値OCが閾値電圧VDVDT以上の場合(スイッチング素子15に流れる電流≧I1)に論理0を出力する。コンパレータ500が出力する信号は、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電流検出信号の一例である。
フリップフロップ510は、スイッチング素子15のオン期間中のタイミングにおいて、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電流検出信号をサンプリングする。本図において、フリップフロップ510は、制御信号OUTOFFが立ち上がるタイミングで電流検出信号をラッチする。これにより、フリップフロップ510は、スイッチング素子15がオンである定常状態の末尾のタイミングで、スイッチング素子15に流れる電流に応じた電流検出信号をサンプリングすることができる。フリップフロップ510は、サンプリングした電流検出信号をILOWとして出力する。
電流検出回路140は、タイマ520を含んでよい。タイマ520は、制御信号OUTOFFが予め定められた最大オン時間の間論理Lであった場合に、フリップフロップ510に供給する制御信号OUTOFFを強制的に立ち上げる。駆動装置100内に設ける各タイマにこような機能を持たせることにより、駆動装置100は、駆動装置100の外部の装置または入力バッファ120の故障等によって制御信号INまたはOUTOFFが論理Lのまま固定となった場合においても、スイッチング素子15のオン時間が最大オン時間を超えると駆動装置100内の制御信号OUTOFFを強制的に論理Hとしてスイッチング素子15を強制的に遮断するとともに、スイッチング素子15の遮断に伴う各種の動作を行うことができる。
図12は、本実施形態に係る電圧出力回路160の入出力を示す。電圧出力回路160は、温度検出信号TH=1(論理1)の場合(温度≧T2の場合)に、電圧V1を制御電圧IDREFとして出力する。電圧出力回路160は、温度検出信号TM=1(T1≦温度<T2の場合)の場合に、電圧V2(<V1)を制御電圧IDREFとして出力する。
電圧出力回路160は、温度検出信号TL=1かつ電流検出信号ILOW=0(温度<T1かつ電流検出信号ILOWが示す電流≧I1の場合)の場合に、抵抗R3およびR4の間の電圧V3(<V2)を制御電圧IDREFとして出力する。電圧出力回路160は、温度検出信号TL=1かつ電流検出信号ILOW=1の場合(温度<T1かつ電流検出信号ILOWが示す電流<I1の場合)に、電圧出力回路160は、抵抗R4およびR5の間の電圧V4(<V3)を制御電圧IDREFとして出力する。
図13は、本実施形態に係るスイッチング回路170の構成を示す。スイッチング回路170は、MOSFET800と、MOSFET810と、MOSFET820と、MOSFET830と、抵抗840と、差動増幅回路850と、MOSFET860とを含む。MOSFET800およびMOSFET810は、MOSFET800に供給される電流i1(MOSFET800のDS間電流)をa倍に増幅した駆動電流i1×aをスイッチング素子15の制御端子Gへと出力するカレントミラー回路として機能する。MOSFET800は、ソースが電源電圧VCCに接続され、ゲートおよびドレイン間が接続される。MOSFET810は、ソースが電源電圧VCCに接続され、ゲートがMOSFET800のゲートに接続され、ドレインがスイッチング回路170の出力としてスイッチング素子15の制御端子Gに接続される。
MOSFET820は、電源電圧VCCおよび基準電位PGND(スイッチング素子15のエミッタ電位)の間にMOSFET810と直列に接続され、ゲートに入力バッファ120からの制御信号OUTOFFを入力する。MOSFET820は、制御信号OUTOFFが0である場合にオフとなる。この場合、MOSFET810は、駆動電流をスイッチング素子15の制御端子Gへと出力する。MOSFET820は、制御信号OUTOFFが1である場合にオンとなり、スイッチング素子15の制御端子Gを基準電位PGNDへと接続してスイッチング素子15をオフとする。
MOSFET830、抵抗840、および差動増幅回路850は、電圧出力回路160からの制御電圧IDREFに応じた電流を、MOSFET800およびMOSFET810によるカレントミラー回路に供給する電流制御回路である。MOSFET830および抵抗840は、MOSFET800のドレインおよび基準電位PGNDの間に直列に接続される。差動増幅回路850は、正側端子に制御電圧IDREFを入力し、負側端子にMOSFET830および抵抗840の間の電圧を入力する。差動増幅回路850の出力端子は、MOSFET830のゲートに接続される。差動増幅回路850は、制御信号OUTOFFが0である場合に、MOSFET830および抵抗840の間の電位が制御電圧IDREFの電位となるようにMOSFET830を制御する。これにより、抵抗840は、制御信号OUTOFFが0である場合に、制御電圧IDREFを抵抗840の抵抗値で割った電流値となる電流i1をMOSFET800、MOSFET830、および抵抗840の経路に流す。
MOSFET860は、MOSFET830のゲートおよび基準電位PGND間に接続され、制御信号OUTOFFをゲートに入力する。MOSFET860は、制御信号OUTOFFが0の場合にオフとなる。MOSFET860は、制御信号OUTOFFが1の場合にオンとなり、MOSFET830を強制的にオフとしてMOSFET800に電流を流さないようにする(電流i1=0)。
以上に示したスイッチング回路170は、制御電圧OUTOFFが0である場合に、制御電圧IDREFに応じた電流をカレントミラー回路により増幅した駆動電流をスイッチング素子15に供給してスイッチング素子15をオンとすることができる。また、制御電圧OUTOFFが1である場合に、スイッチング素子15の制御端子Gを基準電位PGNDとすることにより、スイッチング素子15をオフとすることができる。
スイッチング回路170は、タイマ870を含んでよい。タイマ870は、制御信号OUTOFFが予め定められた最大オン時間の間論理Lであった場合に、MOSFET820およびMOSFET860に供給する制御信号OUTOFFを強制的に立ち上げる。これにより、駆動装置100は、駆動装置100の外部の装置または入力バッファ120の故障等によって制御信号INまたはOUTOFFが論理Lのまま固定となった場合においても、スイッチング素子15のオン時間が最大オン時間を超えると駆動装置100内の制御信号OUTOFFを強制的に論理Hとしてスイッチング素子15を強制的に遮断することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 クロック発生装置
5 装置
10 駆動素子
15 スイッチング素子
20 主スイッチング素子
30 センススイッチング素子
40 温度センサ
50 電圧制御発振器
51 リングオシレータ
52 増幅器
53 交互クロック発生回路
60 制御電圧発生器
61 バイアス電流源
62 第1変換器
63 第2変換器
70 起動電圧発生器
80 起動回路
81 遅延回路
100 駆動装置
110 電源
120 入力バッファ
130 温度検出回路
140 電流検出回路
150 駆動回路
160 電圧出力回路
170 スイッチング回路
180 クロック発生装置
200-1~2 コンパレータ
210-1~2 タイマ
220 デコーダ
500 コンパレータ
510 フリップフロップ
520 タイマ
700 起動電圧発生器
710 AD変換器
720 否定論理素子
730 FF
740 DA変換器
800 MOSFET
810-1~4 MOSFET
820 MOSFET
830 MOSFET
840 抵抗
850 差動増幅回路
860 MOSFET
870 タイマ

Claims (9)

  1. 入力される制御電圧に応じたクロックを出力する電圧制御発振器と、
    前記クロックの周波数と目標周波数との差に応じた前記制御電圧を発生する制御電圧発生器と、
    前記電圧制御発振器の起動期間に前記電圧制御発振器に供給する起動電圧を発生する起動電圧発生器と、
    前記電圧制御発振器の起動開始から前記起動期間の間、前記制御電圧を前記起動電圧に設定する起動回路と
    を備えるクロック発生装置。
  2. 前記起動期間は、前記クロックの1周期以上の期間である請求項1に記載のクロック発生装置。
  3. 前記起動期間は、前記電圧制御発振器の起動開始後、前記電圧制御発振器が予め定められた数のクロックパルスを出力するまでの期間である請求項1に記載のクロック発生装置。
  4. 前記起動電圧発生器は、温度変動に応じた前記電圧制御発振器の周波数変動を抑える前記起動電圧を発生する請求項1に記載のクロック発生装置。
  5. 前記起動電圧発生器は、
    前記電圧制御発振器の起動中に前記制御電圧の電圧値を記憶する記憶部を有し、
    前記電圧制御発振器が一旦停止された後再起動する場合の前記起動期間に前記記憶部に記憶された前記電圧値に応じた前記起動電圧を発生する
    請求項1に記載のクロック発生装置。
  6. 前記記憶部は、不揮発性メモリである請求項5に記載のクロック発生装置。
  7. 前記制御電圧発生器は、
    前記目標周波数に応じたバイアス電流を発生するバイアス電流源と、
    前記クロックの周波数に応じたフィードバック電流を出力する第1変換器と、
    前記バイアス電流と前記フィードバック電流との差に応じた前記制御電圧を出力する第2変換器と
    を有する請求項1に記載のクロック発生装置。
  8. スイッチング素子を駆動する駆動装置であって、
    入力される制御信号に応じて前記スイッチング素子のオンオフを制御する駆動回路と、
    請求項1から7のいずれか一項に記載のクロック発生装置と
    を備え、
    前記クロック発生装置は、前記駆動装置内において計時に用いられるタイマに前記クロックを供給する
    駆動装置。
  9. 前記電圧制御発振器は、前記スイッチング素子のオンを指示する前記制御信号に応じて起動され、前記スイッチング素子のオフを指示する前記制御信号に応じて停止される請求項8に記載の駆動装置。
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