JP2024047216A - サンルーフ装置およびサンルーフ装置の製造方法 - Google Patents

サンルーフ装置およびサンルーフ装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】後側リンクを前側リンクに対して位置決めし易いサンルーフ装置、および、サンルーフ装置の製造方法を提供する。【解決手段】サンルーフ装置は、車両ルーフに設けられるパネルと、パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、駆動シューを案内するガイドレール14と、可動部材を支持する前側リンクと、可動部材の後部を支持する後側リンク15と、を備える。ガイドレール14は、前側リンクおよび駆動シューを支持するレール本体部30と、後側リンク15を支持する支持部材36と、を含む。【選択図】図25

Description

本発明は、サンルーフ装置およびサンルーフ装置の製造方法に関する。
特許文献1には、サンルーフ装置が開示されている。サンルーフ装置は、車両ルーフの開口部を閉鎖する可動部材(同文献では可動パネル)を備える。サンルーフ装置は、可動部材の後側部位を上昇させたチルト状態で可動部材をスライドさせる。サンルーフ装置において、可動部材の後側部位を上昇させるリンクはガイドレールに設けられる。
特開2016-104612号公報
ところで、可動部材の後側部位を上昇させたチルト状態で可動部材が移動するとき、可動部材が円滑に移動しない場合がある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
態様1のサンルーフ装置は、車両ルーフに設けられるパネルと、前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、前記駆動シューを案内するガイドレールと、前記可動部材を支持する前側リンクと、前記可動部材の後部を支持する後側リンクと、を備え、前記ガイドレールは、前記前側リンクおよび前記駆動シューを支持するレール本体部と、前記後側リンクを支持する支持部材と、を含む。
この構成によれば、可動部材を支持する前側リンクおよび後側リンクのうちの前側リンクは、レール本体部に支持される。後側リンクは支持部材に支持される。支持部材は、レール本体部と独立した部材であるため、レール本体部に対して位置決めし易い。このような構造によって、後側リンクは前側リンクに対して位置調整可能である。このため、可動部材を円滑に移動させるように、後側リンクを前側リンクに対して位置決めできる。
態様2のサンルーフ装置は次の通りである。態様1に記載のサンルーフ装置において、前記支持部材は、前記パネルに固定される固定部を有する。この構成によれば、支持部材をパネルに固定できる。
態様3のサンルーフ装置は次の通りである。態様1または2に記載のサンルーフ装置において、前記支持部材は、前記レール本体部に結合される結合部を有する。この構成によれば、支持部材をレール本体部に結合できる。このため、レール本体部と支持部材とを結合した結合体をパネルに取り付けることができる。これによって、サンルーフ装置の製造効率を向上できる。
態様4のサンルーフ装置は次の通りである。態様3に記載のサンルーフ装置において、前記支持部材の前記結合部は、前記レール本体部に締結によって結合され、前記結合部には、締結部材が挿通する支持側挿通孔が設けられ、前記レール本体部には、前記締結部材が挿通するレール側挿通孔が設けられ、前記支持側挿通孔および前記レール側挿通孔の少なくとも一方は、前記締結部材に対して余剰クリアランスを有する。この構成によれば、レール本体部に対して支持部材を簡単に位置調整できる。支持側挿通孔において締結部材に対して余剰クリアランスを有するということは、締結部材が挿通するための通常径の孔の大きさと、支持側挿通孔の大きさとの間に差があることを示す。レール側挿通孔において締結部材に対して余剰クリアランスを有するということは、締結部材が挿通するための通常径の孔の大きさと、レール側挿通孔の大きさとの間に差があることを示す。
態様5のサンルーフ装置は次の通りである。態様1~4のいずれか1つに記載のサンルーフ装置において、前記駆動シューから受ける力を前記後側リンクに伝えることによって前記後側リンクを回転させるロッドを更に備え、前記ロッドは、前記レール本体部に配置される。この構成によれば、ロッドに対して後側リンクを位置調整し易い。
態様6のサンルーフ装置の製造方法は次の通りである。サンルーフ装置の製造方法であって、前記サンルーフ装置は、車両ルーフに設けられるパネルと、前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、前記駆動シューを案内するガイドレールと、前記可動部材を支持する前側リンクと、前記可動部材の後部を支持する後側リンクと、を備え、前記ガイドレールは、前記前側リンクおよび前記駆動シューを支持するレール本体部と、前記後側リンクを支持する支持部材と、を含み、前記パネルに前記ガイドレールを固定する工程において、前記レール本体部に対して前記支持部材の位置を調整する。この構成によれば、可動部材が円滑に移動するサンルーフ装置を製造できる。
サンルーフ装置によれば、可動部材を円滑に移動させるように、後側リンクを前側リンクに対して位置決めし易い。サンルーフ装置の製造方法によれば、可動部材が円滑に移動するサンルーフ装置を製造できる。
サンルーフ装置を備える車両の斜視図である。 ガイドユニットの斜視図である。 ガイドユニットの分解斜視図である。 ガイドレールの部分斜視図である。 第2前側レール部の側面図である。 駆動シューの斜視図である。 前側リンクの部分側面図である。 後側リンクの斜視図である。 他の方向から見た後側リンクの斜視図である。 後側リンクおよびその周辺部材の平面図である。 図10の11-11線に沿う、後側リンクおよびその周辺部材の断面図である。 図10の12-12線に沿う断面で見た、後側リンクの動作を示す図である。 ロッドの前端部の斜視図である。 ロッドの後端部の斜視図である。 駆動シューおよびロッドの側面図である。 駆動シューのロッド係合溝と、ガイドレールのロッドガイド溝との関係を示す図である。 ロック部材の平面図である。 サンルーフ装置の上から見た、ロック部材と駆動シューとロッドとの配置関係を示す図である。 初期位置にある駆動シューとロック部材との配置関係を示す平面図である。 図19の20-20線に沿う断面図である。 ロッドの前端部が下方移動する直前の、駆動シューとロック部材との配置関係を示す平面図である。 図21の22-22線に沿う断面図である。 互いに係合したロック部材とロッドとの関係を示す断面図である。 サンルーフ装置の構成要素の各動作を示す図である。 ガイドレールの平面図である。 図25の26-26線に沿うガイドレールの断面図である。 図25の27-27線に沿うガイドレールの断面図である。 支持部材が位置調整されたガイドレールの平面図である。
図1~図28を参照して、サンルーフ装置5について説明する。図1に示されるように、サンルーフ装置5は車両1に設けられる。サンルーフ装置5は車両ルーフ2に取り付けられる。サンルーフ装置5は可動部材12によって開口部11Aを開閉する。
以下では、サンルーフ装置5が車両1に取り付けられた状態を「取付状態」という。サンルーフ装置5の取付状態において、車両1の前後方向に沿う方向を前後方向DYという。サンルーフ装置5の取付状態において、車両1の車幅方向に沿う方向を幅方向DXという。サンルーフ装置5の取付状態において、車両1の上下方向に沿う方向を上下方向DZという。可動部材12が全閉位置に配置されるときの駆動シュー13の位置は「初期位置」と定義される。
サンルーフ装置5は、車両ルーフ2に設けられるパネル11と、可動部材12と、駆動シュー13と、ガイドレール14と、後側リンク15と、ロッド16と、ロック装置17と、を備える。さらに、サンルーフ装置5は、前側リンク18を備える。
サンルーフ装置5は、2個のガイドユニット7を備える。可動部材12は、2個のガイドユニット7によって支持される。パネル11の開口部11Aにおいて幅方向の両側それぞれにガイドユニット7が配置される。
図2および図3に示されるように、ガイドユニット7は、駆動シュー13と、ガイドレール14と、後側リンク15と、ロッド16と、ロック装置17と、前側リンク18とを含む。
<パネル>
図1に示されるように、パネル11は、車体に取り付けられることによって車両ルーフ2の一部を構成する。パネル11には、開口部11Aが設けられる。開口部11Aは、可動部材12によって閉鎖されるように構成される。
<可動部材>
可動部材12は、パネル11の開口部11Aを塞ぐ全閉位置と開口部11Aから離間する開放位置との間を移動する。開放位置は、全閉位置よりも後方で、全閉位置よりも高いところに位置する。具体的には、可動部材12が開放位置に配置されると、可動部材12の後部は、車両ルーフ2において開口部11Aよりも後方屋根部分の上に位置する(図1参照)。一例では、可動部材12はガラス板を備える。
<ガイドレール>
図3~図5を参照してガイドレール14を説明する。ガイドレール14は、駆動シュー13を案内する。ガイドレール14は、駆動シュー13を案内する第1溝24および第2溝26を有する。ガイドレール14は、前側リンク18の前端を案内する第1ローラ溝25および第2ローラ溝29を有する。さらに、ガイドレール14は、ロッド16の前端部16Cを案内するロッドガイド溝35を有する。
図3に示されるように、ガイドレール14は、前後方向DYに延びる。ガイドレール14は全体として上に湾曲する。ガイドレール14は、取付部材によってパネル11に取り付けられる。
図4に示されるように、ガイドレール14は、底面部21と、底面部21に設けられる第1側面部22と、底面部21において幅方向DXに第1側面部22に対向するように設けられる第2側面部23とを備える。駆動シュー13は、第1側面部22と第2側面部23との間に配置される。
第1側面部22には、駆動シュー13の第1摺接部41を案内する第1溝24が設けられる。第1側面部22には、前側リンク18の第1ローラ55を案内する第1ローラ溝25が設けられる。
第1ローラ溝25は、後方に向かって上に傾斜する第1傾斜部25Aと、第1傾斜部25Aから後方に延びる第1延長部25Bとを備える。第1側面部22には、前側リンク18のリンク突出部57を案内する第3溝27が設けられる。第3溝27は、第1溝24よりも上に配置される。第3溝27は、第1ローラ溝25の第1延長部25Bよりも下に配置される。
第2側面部23は、駆動シュー13の第2摺接部42を案内する第2溝26が設けられる。第2溝26は、後述の第2ローラ溝29の第2延長部29Bを兼ねる。第2側面部23には、前側リンク18の第2ローラ56を案内する第2ローラ溝29が設けられる。第2ローラ溝29は、後方に向かって上に傾斜する第2傾斜部29Aと、第2傾斜部29Aから後方の延びる第2延長部29Bとを備える。
ガイドレール14は、レール本体部30を含む。さらに、ガイドレール14は、レール本体部30の前端に取り付けられる前側レール部31を含む(図3参照)。さらに、ガイドレール14は、支持部材36を含む。
レール本体部30は、前側リンク18および駆動シュー13を支持する。また、レール本体部30にはロッド16が配置される。レール本体部30は、金属によって構成される。例えば、レール本体部30は、アルミニウムによって構成される。レール本体部30の後部には、切欠部30Cが設けられる。
支持部材36は、後側リンク15を支持する。支持部材36は、レール本体部30の切欠部30Cに配置される。支持部材36は、支持本体部36Aと、パネル11に固定される固定部36Bと、を有する。支持部材36は、レール本体部30に結合される2個の結合部(以下、第1結合部36C、第2結合部36D)を有する。具体的には、第1結合部36Cおよび第2結合部36Dは、それぞれ、締結部材であるボルトによってレール本体部30に締結される。第1結合部36Cは、支持部材36の前端付近に設けられる。第2結合部36Dは、支持部材36において第1結合部36Cよりも後方に設けられる。
図3に示されるように、前側レール部31は、第1前側レール部33と、第2前側レール部34とを備える。第1前側レール部33には、第1ローラ溝25の第1傾斜部25Aが設けられる。第2前側レール部34には、第2ローラ溝29の第2傾斜部29A設けられる。第1前側レール部33および第2前側レール部34は樹脂によって形成される。
図5に示されるように、第2前側レール部34は、第1部分34Aと第2部分34Bとを有する。第2部分34Bは、第1部分34Aから後方に延びる。第2部分34Bは、レール本体部30に収容されるように構成される。第1部分34Aには、第2傾斜部29Aが設けられる。第2部分34Bには、ロッドガイド溝35が設けられる。ロッドガイド溝35は、ロッド16の前端部16Cに設けられる第2ロッド突出部72を案内する。ロッドガイド溝35は、第2溝26に平行に延びる直線ガイド部35Aと、直線ガイド部35Aの後端から下方に曲がる湾曲ガイド部35Bとを有する。
<駆動シュー>
図6を参照して駆動シュー13を説明する。駆動シュー13は、モータによって移動する。一例では、駆動シュー13は、モータによって移動するベルトに結合される。駆動シュー13は、ベルトとともに移動する。
駆動シュー13は、駆動シュー13の移動によって、前側リンク18を介して可動部材12を前後方向DYに移動させる。駆動シュー13は、駆動シュー13の移動によって、ロッド16を介して後側リンク15を動作させる。駆動シュー13は、駆動シュー13の移動によって、ロック部材81を動作させる。
駆動シュー13は、シュー本体部40と、第1摺接部41と、第2摺接部42と、前側リンク係合部43と、ロッド係合溝47とを備える。
第1摺接部41は、シュー本体部40において幅方向DXの端に設けられる。第1摺接部41は、ガイドレール14の第1溝24に案内される。第2摺接部42は、シュー本体部40において幅方向DXで第1摺接部41と反対側に設けられる。第2摺接部42は、第1摺接部41よりも高い位置に設けられる。第2摺接部42は、ガイドレール14の第2溝26に案内される。
前側リンク係合部43は、前側リンク18に係合する。前側リンク係合部43は、前側リンク18のリンク溝54に挿通する係合ピン44と、第1プレート45と、第2プレート46とを備える。第2プレート46は、第1プレート45と対向するように配置される。第1プレート45と第2プレート46との間にはリンクプレート53が配置される。係合ピン44は、第1プレート45と第2プレート46とによって支持される。係合ピン44は、第1プレート45と第2プレート46との間のリンクプレート53のリンク溝54に挿通する(図7参照)。
ロッド係合溝47は、ロッド16の第1ロッド突出部71が入るように構成される。ロッド係合溝47は、後方の延びるロッド係合直線部47Aと、ロッド係合直線部47Aの後端から後方に向かって上方に曲がるロッド係合湾曲部47Bとを有する。ロッド係合直線部47Aの前端は、ロッド16の第1ロッド突出部71がロッド係合溝47から抜け出るように開口する。ロッド係合湾曲部47Bの後端部は、ロッドガイド溝35の直線ガイド部35Aと同じ高さに設けられる(図16参照)。ロッド係合直線部47Aは、ロッドガイド溝35の湾曲ガイド部35Bの下端と同じ高さに設けられる(図16参照)。ロッド係合溝47は、ロッドガイド溝35と協働でロッド16の前端部16Cを案内する。
さらに、図6に示されるように、駆動シュー13は、ロック部材81に接触するロック接触部48を備える。ロック接触部48は、所定期間(後述参照)にわたってロック部材81に接触することによってロック部材81をシフト位置に移動させるように構成される。
一例では、駆動シュー13は、ロック部材81の一部が収容され得るロック部材収容部49を備える。ロック接触部48は、ロック部材収容部49において前側に設けられる。ロック接触部48は、ロック部材収容部49の側面49Aから幅方向DXに突出するように構成される。ロック接触部48は、駆動シュー13が後方に移動することによって、ロック部材81の接触面83に接触するように構成される。これによって、駆動シュー13が後方に移動することによって、ロック部材81の後端が幅方向DXに移動する(図19~図22)。
<前側リンク>
図7を参照して前側リンク18を説明する。前側リンク18は、可動部材12を支持する。前側リンク18は、可動部材12に取り付けられるブラケット50と、ブラケット50に取り付けられるリンクプレート53とを備える。
ブラケット50は、ブラケット本体部51と、後側リンク15によって支持されるブラケット支持部52とを備える。ブラケット本体部51は前後方向DYに延びる。ブラケット本体部51の前部には、リンクプレート53が幅方向DXに延びる軸を介して回転可能に取り付けられる。ブラケット支持部52は、ブラケット本体部51の下部に設けられる。ブラケット支持部52は、ブラケット本体部51の側面から幅方向DXに突出し、かつ、前後方向DYに延びる。ブラケット支持部52は、後側リンク15の保持部62に摺接するように構成される。
ブラケット50の前端には、第1ローラ55および第2ローラ56が取り付けられている(図3参照)。第2ローラ56は、第1ローラ55と同軸に取り付けられる。第1ローラ55および第2ローラ56の回転軸心は、ブラケット50の幅方向DXに延びる。第2ローラ56は、ブラケット50に対して第1ローラ55の反対側も配置される。前述のように、第1ローラ55は、ガイドレール14の第1ローラ溝25に案内される。第2ローラ56は、ガイドレール14の第2ローラ溝29に案内される。
リンクプレート53にはリンク溝54が設けられる。リンク溝54は、後方に延びるリンク溝延長部54Aと、リンク溝延長部54Aの後端から下方に向かって曲がるリンク溝湾曲部54Bとを有する。リンク溝54には、駆動シュー13の係合ピン44が挿通する。駆動シュー13が初期位置から後方に移動することによって、係合ピン44がリンク溝湾曲部54Bの下端に位置すると、駆動シュー13から係合ピン44を介してリンクプレート53に力が加わる。このため、係合ピン44がリンク溝湾曲部54Bの後端に位置した状態で、駆動シュー13がさらに後方に移動すると、駆動シュー13とともに前側リンク18および可動部材12が後方に移動する。
リンクプレート53の後端には、リンク突出部57が設けられる(図3参照)。リンク突出部57は、前側リンク18において第1ローラ55と同じ側面に設けられる。前述のように、リンク突出部57は、ガイドレール14の第3溝27に案内される。
<後側リンク>
図8~図12を参照して後側リンク15を説明する。図11は、図10の11-11線に沿う、後側リンク15、およびブラケット50の断面図を示す。図11においてロッド16の記載は省略されている。図12は、図10の12-12線に沿う後側リンク15およびロッド16の断面図であり、後側リンク15の動作を示す。
後側リンク15は、可動部材12の後部を支持する。後側リンク15は、可動部材12を傾かせる。具体的には、後側リンク15が立ち上がるように回転することによって、前側リンク18および可動部材12の後部を上昇させる。後側リンク15は、ガイドレール14の後端部に設けられる。具体的には、後側リンク15は、ガイドレール14の支持部材36に固定される。
図8および図9に示されるように、後側リンク15は、後側リンク本体部60と、アーム61と、保持部62と、後側リンク係合部67とを備える。後側リンク本体部60は、ガイドレール14の支持部材36に固定される。後側リンク本体部60は、支持部材36に固定される3個のリンク固定部69を有する。各リンク固定部69には孔(第1孔69A~第3孔69C)が設けられる。
アーム61は、後側リンク本体部60に回転可能に取り付けられる。具体的には、アーム基端61Aは、幅方向DXに沿う回転軸心を中心として後側リンク本体部60に回転可能に取り付けられる。アーム61は、アーム端面61Bと、第1アーム面61Cと、第2アーム面61Dとを有する。アーム端面61Bは、後側リンク15が倒れた状態において前に向く面である。第1アーム面61Cは、後側リンク15が立ち上がった状態で前に向く面である。第2アーム面61Dは、アーム61において第1アーム面61Cと反対側の面である。
保持部62は、底壁63と、第1側壁64と、第1側壁64に対向するように配置される第2側壁65と、係合爪部66とを備える。第1側壁64および第2側壁65は底壁63に設けられる。第2側壁65は、第1側壁64に対して幅方向DXに空間を隔てて配置される。係合爪部66は、第2側壁65から第1側壁64に向かって突出する。係合爪部66と底壁63との間には隙間が設けられる。保持部62は、アーム61の先端部に回転可能に取り付けられる。具体的には、保持部62の第2側壁65は、幅方向DXに沿う回転軸心を中心として回転可能にアーム61の先端部に取り付けられる。
図10および図11に示されるように、保持部62は、前側リンク18のブラケット50を支持する。ブラケット50のブラケット本体部51は、第1側壁64と第2側壁65との間に配置される。ブラケット支持部52は、底壁63と係合爪部66との間に配置されて、底壁63に接触する。駆動シュー13の移動に伴って、ブラケット50は保持部62に対して摺動する。
図8に示されるように、後側リンク係合部67は、アーム61の中間部に設けられる。具体的には、後側リンク係合部67は、アーム61において先端部とアーム基端61Aとの間に設けられる。後側リンク係合部67は、ロッド16の移動に伴う力を受けるように構成される。後側リンク係合部67は、ロッド16が後方移動するときロッド16に押され、かつ、ロッド16が前方移動するときロッド16に引かれるように構成される。後側リンク係合部67は、第1リンク係合面67Aと、第2リンク係合溝67Bとを有する。
図12を参照して、後側リンク係合部67の構造および後側リンク15の動作について説明する。
第1リンク係合面67Aは、ロッド16の後端部16Dに設けられる第1ロッド係合部74が摺接するように構成される。第1リンク係合面67Aは、第1アーム面61Cを切り欠くようにして構成される。第1リンク係合面67Aは、アーム端面61Bからアーム基端61Aに向かいつつ第1アーム面61Cに近づくように構成される。ロッド16の後方移動によって第1ロッド係合部74が第1リンク係合面67Aに近づき、第1ロッド係合部74が第1リンク係合面67Aを押すようになると、後側リンク15は立ち上がる。
第2リンク係合溝67Bは、ロッド16の後端部16Dに設けられる第2ロッド係合部75が摺接するように構成される。第2リンク係合溝67Bは、第2アーム面61Dを切り欠くようにして構成される。第2リンク係合溝67Bは、第2アーム面61Dからアーム基端61Aに向かいつつ第1アーム面61Cに近づくように構成される。
後側リンク15が少し立ち上がった状態において、ロッド16の第2ロッド係合部75は第2リンク係合溝67Bに進入する。そうすると、ロッド16が後方に移動すると、第2リンク係合溝67Bが第2ロッド係合部75によって押される。これによって、後側リンク15が起立する。後側リンク15の起立状態において、ロッド16の第2ロッド係合部75は第2リンク係合溝67Bの近くに配置されている。後側リンク15の起立状態においてロッド16が前方に移動すると、第2リンク係合溝67Bが第2ロッド係合部75によって押される。これによって、後側リンク15が前に倒れるように回転する。
<ロッド>
図13および図14を参照して、ロッド16を説明する。ロッド16は、駆動シュー13から受ける力を後側リンク15に伝えることによって後側リンク15を回転させる。ロッド16は、前後方向DYに延びる。ロッド16の前端部16Cは、駆動シュー13に係合する。ロッド16の後端部16Dは、後側リンク15に係合する。
図13に示されるように、ロッド16の前端部16Cには、駆動シュー13に係合する第1ロッド突出部71と、ロッドガイド溝35に係合する第2ロッド突出部72とが設けられる。
第1ロッド突出部71は、ロッド16の前端部16Cにおいて側方に突出する。具体的には、第1ロッド突出部71は、駆動シュー13のロッド係合溝47に入るように突出する。第2ロッド突出部72は、ロッド16の前端部16Cにおいて第1ロッド突出部71の突出方向と反対方向に突出する。具体的には、第2ロッド突出部72は、ガイドレール14のロッドガイド溝35に入るように突出する。
さらに、ロッド16の前端部16Cには、ロック部材81が係合する係合凹部73が設けられる。係合凹部73は、ロッド16の前端面16Aを切り欠くように構成される。係合凹部73は、ロック部材81がロッド16の側面16Bから係合凹部73に進入できるように構成される。具体的には、係合凹部73は、ロッド16の前端面16Aおよび側面16Bに開口する。
図14に示されるように、ロッド16の後端部16Dには、第1ロッド係合部74および第2ロッド係合部75が設けられる。第1ロッド係合部74と第2ロッド係合部75とは、ロッド16の後端部16Dの側面から突出するように設けられる。第1ロッド係合部74は、後側リンク15の第1リンク係合面67Aに接触し得るように構成される。第2ロッド係合部75は、後側リンク15の第2リンク係合溝67Bに接触し得るように構成される。
図15および図16を参照して、ロッド16の動作を説明する。
ロッド16は、第1位置と第2位置との間で移動する。ロッド16は、駆動シュー13によって前方または後方に押されることによって移動する。第1位置は、ロッド16が第1位置に配置されることによって、後側リンク15を倒す位置である。第2位置は、ロッド16が第2位置に配置されることによって、後側リンク15を立ち上がらせる位置である。ロッド16の第2位置は、ロッド16の第1位置よりも後方の位置にある。ロッド16は、ロッド係合溝47とロッドガイド溝35との協働の案内によって位置決めされる。
ロッド16の前端部16Cは、ロッド16の移動に伴って上下に移動する。ロッド16の前端部16Cは、ガイドレール14のロッドガイド溝35によって上下方向DZに案内される。ロッド16の前端部16Cは、ロッド16が第1位置に配置されるときロック部材81よりも上の第1前端部位置に位置する。ロッド16の前端部16Cは、ロッド16が第2位置に配置されるとき第1前端部位置よりも低い第2前端部位置に位置する。
駆動シュー13が初期位置に配置されるとき、ロッド16は第1位置に配置される。ロッド16は第1位置に配置されているとき、ロッド16の第1ロッド突出部71は、ロッド係合湾曲部47Bの後端に位置し、かつ、ロッド16の第2ロッド突出部72はロッドガイド溝35の直線ガイド部35Aに位置する(図15参照)。駆動シュー13が後方に移動すると駆動シュー13のロッド係合湾曲部47Bによってロッド16が押されるため、ロッド16が後方に移動する。ロッド16が後方に移動すると、第2ロッド突出部72は、ロッドガイド溝35の湾曲ガイド部35Bに案内されるため、ロッド16の前端部16Cは下方に移動する(図16参照)。これに伴って、ロッド16の第1ロッド突出部71はロッド係合直線部47Aに配置される。このとき、ロッド16は第2位置に位置する。ロッド16が第1位置から第2位置に移動することによって後側リンク15は立ち上がる。
<ロック装置>
図17~図23を参照してロック装置17を説明する。図17は、ロック部材81の平面図である。図18は、ロック部材81と駆動シュー13とロッド16との配置関係を示す図である。図19および図20は、駆動シュー13が初期位置にあるときの、駆動シュー13とロック部材81との配置関係を示す。図21および図22は、ロッド16の前端部16Cが下方移動する直前時における、駆動シュー13とロック部材81との配置関係を示す。図23は、係合時における、駆動シュー13とロック部材81との配置関係を示す。
ロック装置17は、ロッド16に係合するロック部材81を有する。さらに、ロック装置17は、ロック部材81を付勢する付勢部材82を有する(図3参照)。付勢部材82は、線状のばねによって構成される。ロック部材81は、付勢部材82によって、ロッド16と係合し得る方向に付勢される。
ロック部材81は、ガイドレール14に回転可能に取り付けられる。ロック部材81は、ガイドレール14の底面に直交する回転軸心を中心として回転する。ロック部材81の回転軸心は、ロック部材81の前端付近に位置する。ロック部材81の後部が旋回する。ロック部材81は、ガイドレール14の底面付近に配置される。例えば、ロック部材81は、第2前側レール部34の底面に配置される。
ロック部材81は、所定期間、ロッド16の前端部16Cと干渉しないシフト位置に配置されるように構成される。所定期間は、ロッド16の移動に伴ってロッド16の前端部16Cが第1前端部位置から第2前端部位置に移動する期間である。所定期間は、駆動シュー13がロック部材81の近くの所定区間を通るときの期間である。
ロック部材81は、ロック接触部48と接触することによってシフト位置に移動するように構成される。具体的には、ロック部材81は、駆動シュー13のロック接触部48が接触する接触面83を有する。
接触面83は、駆動シュー13がロック部材81の近くの所定区間を通るときにロック接触部48が接触面83に接触するように構成される。接触面83は、駆動シュー13が所定区間以外のところに配置されるとき、ロック接触部48が接触面83に接触しないように構成される。ロック部材81は、ロック接触部48が接触面83に接触することによって、シフト位置まで回転する。ロック部材81は、ロック接触部48が接触面83に接触しなくなることによって、付勢部材82の力によってシフト位置から基準位置に戻る。
図17および図18を参照して、ロック部材81の一例を説明する。ロック部材81は、板状に構成される(図20参照)。図17に示されるように、ロック部材81は、基部81Bを有する。ロック部材81は、基部81Bから後方に延びる。ロック部材81の基部81Bには、軸部34Cを受ける軸受81Cが設けられる。軸部34Cは、上下方向DZに延びるように第2前側レール部34に設けられている(図20参照)。ロック部材81は、軸部34Cの中心を回転軸心として回転するように第2前側レール部34に設けられる。ロック部材81は、シフト位置から基準位置に向かうように付勢部材82によって付勢される。ロック部材81の基準位置は、ロック部材81の上から見て、ロック部材81の先端部81Aがロッド16に重なるようにロック部材81が回転したときの位置である(図18、図19参照)。ロック部材81が基準位置に配置されるとき、ロック部材81の先端部81Aは、ロック部材81を上から見て、後述の経路Rにも重なる。ロック部材81のシフト位置は、ロック部材81の上から見て、ロック部材81の先端部81Aがロッド16に重ならないようにロック部材81が回転したときの位置である(図21参照)。ロック部材81がシフト位置に配置されるとき、ロック部材81の先端部81Aは、ロック部材81を上から見て、後述の経路Rには重ならない。
ロック部材81の接触面83は、ロック部材81において、幅方向DXにおいての駆動シュー13のロック部材収容部49の側面49Aに対向ように設けられる。ロック部材81の接触面83は、駆動シュー13の移動においてロック接触部48が通る経路Rに対して傾斜するように構成される(図17参照)。
図17に示されるように、一例では、ロック部材81の接触面83は、第1傾斜面83Aと、第1傾斜面83Aから後方に延びる第2傾斜面83Bと、第2傾斜面83Bから後方に延びる第3傾斜面83Cとを有する。
第1傾斜面83Aは、ロック部材81が基準位置に配置される場合において、後方に向かってロック部材収容部49の側面49Aに近づくように傾斜し、かつ、ロック接触部48の経路Rに交差するように構成される。ロック接触部48の経路Rは、駆動シュー13の移動においてロック接触部48が通る経路Rを示す。
第2傾斜面83Bは、ロック部材81が基準位置に配置される場合において、後方に向かってロック部材収容部49の側面49Aに近づくように傾斜し、かつ、ロック接触部48の経路Rに交差するように構成される。ロック部材収容部49の側面49Aに対する第2傾斜面83Bの角度は、ロック部材収容部49の側面49Aに対する第1傾斜面83Aの角度よりも小さい。
第3傾斜面83Cは、ロック部材81が基準位置に配置される場合において、後方に向かってロック部材収容部49の側面49Aから遠ざかるように傾斜し、かつ、ロック接触部48の経路Rに交差するように構成される。
図19および図20に示されるように、駆動シュー13が初期位置に配置されるとき、駆動シュー13のロック接触部48は、ロック部材81の接触面83に接触していない。このため、ロック部材81は基準位置に配置される。このとき、ロッド16の前端部16Cは、ロック部材81の上に位置する。
図21および図22に示されるように、ロッド16の前端部16Cがロッドガイド溝35によって下方に案内される直前において、駆動シュー13のロック接触部48は、ロック部材81の接触面83に接触する。これによって、ロック部材81は基準位置からシフト位置に移動する。このとき、ロック部材81の先端部81Aは、平面視においてロッド16の前端部16Cに重ならない位置に移動する(図21参照)。このため、ロッド16の前端部16Cは下方に移動可能になる。駆動シュー13が所定区間を移動する間、駆動シュー13のロック接触部48はロック部材81の接触面83に摺接し続けるため、駆動シュー13が所定区間を移動する期間(すなわち所定期間)、ロック部材81はシフト位置に配置される。この所定期間に、ロッド16の前端部16Cは、ロッドガイド溝35によって下方に案内される。
ロッド16が第2位置に配置されると、ロッド16の前端部16Cは第2前端部位置に位置する。その後、駆動シュー13に移動によって、駆動シュー13のロック接触部48は、ロック部材81の接触面83から離れるため、ロック部材81は基準位置に戻る。そうすると、ロック部材81の先端部81Aがロッド16の係合凹部73に挿入する(図23参照)。ロック部材81の先端部81Aがロッド16の係合凹部73に挿入することによって、ロック部材81がロッド16の前端部16Cに係合する。これによって、ロッド16の前端部16Cは、上下方向DZの移動が規制される。
<サンルーフ装置の動作>
図24を参照して、サンルーフ装置5の動作を説明する。以下に説明する動作は、可動部材12が全閉位置から開放位置まで移動するときのオープン動作である。可動部材12が開放位置から全閉位置まで移動するときのクローズ動作は、オープン動作の逆であるため、クローズ動作については説明を省略する。
(第1動作)
駆動シュー13が初期位置に位置するとき、ロッド16の第1ロッド突出部71は、ロッド係合湾曲部47Bの後端に位置する。このため駆動シュー13が初期位置から後方に移動することに伴って、ロッド16が第1位置から後方に移動する。そうすると、ロッド16の後端部16Dの第1ロッド係合部74が後側リンク15の第1リンク係合面67Aを押すため、後側リンク15が立ち上がるように回転する。さらに、ロッド16の後端部16Dの第2ロッド係合部75が後側リンク15の第2リンク係合溝67Bを押すため、後側リンク15がさらに立ち上がるように回転する。後側リンク15が立ち上がると、後側リンク15の保持部62によって前側リンク18のブラケット50の後部が持ち上げられる。このようにして、可動部材12の後部が持ち上げられる。
(第2動作)
ロッド16が第1位置から第2位置の直前までの間、ロッド16の前端部16Cは、上下方向DZにおいて第1前端部位置に位置する。すなわち、ロッド16の前端部16Cは、ロック部材81よりも上に位置する。駆動シュー13が後方に移動すると、駆動シュー13のロック接触部48がロック部材81の接触面83に接触するようになる。駆動シュー13がさらに後方に移動すると、ロック接触部48に押されることによってロック部材81がシフト位置に移動する。そうすると、ロッド16の前端部16Cが下方に移動することができる通路が開かれる。その後、駆動シュー13が後方に移動すると、ロッド16の第2ロッド突出部72がガイドレール14のロッドガイド溝35の湾曲ガイド部35Bに沿って移動するため、ロッド16の前端部16Cが下方に移動する。その後、ロッド16の前端部16Cは第2前端部位置に至る。さらに、駆動シュー13が後方に移動すると、駆動シュー13のロック接触部48がロック部材81の接触面83から離れるため、付勢部材82の力によってロック部材81が基準位置に戻る。そうすると、ロック部材81の先端部81Aがロッド16の係合凹部73に入る。これによってロッド16の前端部16Cの上下方向DZの移動が規制される。
第2動作の作用を説明する。ロッド16が第2位置に配置されると、ロッド16の前端部16Cは第2前端部位置に位置する。このとき、後側リンク15が立ち上がり、可動部材12の後部が持ち上げられる。後側リンク15が立ち上がりの状態は、ロッド16によって維持される。
本実施形態では、ロック部材81は、ロッド16が第2位置に配置されるときにロッド16に係合する。これによって、ロッド16の前端部16Cの移動が規制されるようになるため、振動等によってロッド16が前に飛び出すことが抑制される。
(第3動作)
駆動シュー13がさらに後方に移動すると、駆動シュー13の係合ピン44が前側リンク18のリンク溝54のリンク溝湾曲部54Bの後端に至る。さらに、駆動シュー13が後方に移動すると、駆動シュー13によって前側リンク18が押され、駆動シュー13の後方移動に伴って前側リンク18が後方に移動する。そうすると、前側リンク18の第1ローラ55がガイドレール14の第1ローラ溝25の第1傾斜部25Aに案内され、かつ、第2ローラ56がガイドレール14の第2ローラ溝29の第2傾斜部29Aに案内される。これによって、前側リンク18の前部が上に上昇しつつ、前側リンク18が後方に移動する。このようにして、開口部11Aが徐々に開かれる。
<後側リンクの位置調整構造>
図25~図27を参照して、後側リンク15の位置調整構造を説明する。サンルーフ装置5は、レール本体部30に対して後側リンク15の位置を調整できる位置調整構造を有する。上述のように、ガイドレール14は、レール本体部30と、支持部材36とを含む。
図25に示されるように、レール本体部30には、支持部材36との締結のためのレール側挿通孔30Xが設けられる。レール本体部30は、レール側挿通孔30Xとして、第1孔30Aと、第2孔30Bとを有する。第1孔30Aおよび第2孔30Bは、締結部材(例えば、ボルト)が挿通するように構成される。第1孔30Aは、レール本体部30において切欠部30Cの周囲に設けられる。第2孔30Bは、切欠部30Cの周囲において第1孔30Aよりも後方の位置に設けられる。
後側リンク15は、支持部材36に取り付けられる。後側リンク15は締結部材(例えば、ボルト)によって支持部材36に締結される。後側リンク15は、締結用の孔として、第1孔69Aと、第2孔69Bと、第3孔69Cとを有する。第1孔69Aは、基準孔として構成される。第2孔69Bは副基準孔として構成される。具体的には、第2孔69Bは長孔に構成される。第3孔69Cの孔径は、第1孔69Aの孔径よりも大きい。
支持部材36は、後側リンク15との締結のための孔として、第1孔36Eと、第2孔36Fと、第3孔36Gとを有する。
支持部材36は、レール本体部30に取り付けられる。支持部材36は締結部材(例えば、ボルト)によってレール本体部30に締結される。支持部材36は、レール本体部30との締結のための支持側挿通孔36Xとして、第3孔36Gと、第4孔36Hとを有する。
図25および図26に示されるように、第4孔36Hは、支持部材36の前部の第1結合部36Cに設けられる。第4孔36Hは、締結部材(例えば、ボルト)が挿通するように構成される。支持部材36の第1結合部36Cとレール本体部30とは、支持側挿通孔36Xとしての第4孔36Hとレール側挿通孔30Xとしての第1孔30Aとを挿通する締結部材の締結によって結合される。支持側挿通孔36Xとしての第4孔36Hとレール側挿通孔30Xとしての第1孔30Aとの少なくとも一方は、締結部材に対して余剰クリアランスを有する。本実施形態では、第1孔30Aが締結部材に対して余剰クリアランスを有する。具体的には、第1孔30Aは、幅方向DXに長い長孔として構成される。このような構成によって、レール本体部30に対して支持部材36の位置調整ができる。
図25および図27に示されるように、第3孔36Gは、支持部材36の後部の第2結合部36Dに設けられる。第3孔36Gは、締結部材(例えば、ボルト)が挿通するように構成される。第3孔36Gは、後側リンク15との締結およびレール本体部30との締結に用いられる共通の孔である。支持部材36の第3孔36Gは、支持部材36の後側リンク15が位置決めされるとき、後側リンク15の第3孔69Cと、レール本体部30の第2孔30Bとに重なる。支持部材36の第2結合部36Dとレール本体部30とは、支持側挿通孔36Xとしての第3孔36Gとレール側挿通孔30Xとしての第2孔30Bとを挿通する締結部材の締結によって結合される。支持側挿通孔36Xとしての第3孔36Gとレール側挿通孔30Xとしての第2孔30Bとの少なくとも一方は、締結部材(例えば、ボルト)に対して余剰クリアランスを有する。本実施形態では、第2孔30Bが締結部材(例えば、ボルト)に対して余剰クリアランスを有する。具体的には、第2孔30Bは、幅方向DXに長い長孔として構成される。このような構成によって、レール本体部30に対して支持部材36の位置調整ができる。
<サンルーフ装置の製造方法>
サンルーフ装置5の製造方法の一例を説明する。
第1工程で、レール本体部30に駆動シュー13および前側リンク18が組付けられる。さらに、レール本体部30に前側レール部31が取り付けられる。そして、ロッド16が、レール本体部30に配置される。
第2工程で、支持部材36に後側リンク15が配置される。このとき、後側リンク15の第1孔69Aと支持部材36の第1孔36Eとに締結部材(例えば、ボルト)を挿通し、かつ、後側リンク15の第2孔69Bと支持部材36の第2孔36Fとに締結部材(例えば、ボルト)を挿通する。これによって、支持部材36に後側リンク15を仮固定する。
第3工程において、支持部材36をレール本体部30に暫定的に結合する。例えば、支持部材36の第4孔36Hとレール本体部30の第1孔30Aとを締結する(図25および図26)。
第4工程において、レール本体部30と支持部材36とが結合した結合体をパネル11の所定位置に配置する。そして、レール本体部30に対して支持部材36の位置を調整する。例えば、レール本体部30に対して支持部材36を位置調整する。また、支持部材36に対して後側リンク15の位置を調整することによって、レール本体部30に対して後側リンク15の位置を調整する。例えば、次のように、後側リンク15の位置が調整される。前側リンク18の後部を後側リンク15に摺接させた状態で、前側リンク18をレール本体部30に対して前後に摺動させる。そして、最も円滑に前側リンク18が移動する位置に後側リンク15を配置する。調整後、後側リンク15の第3孔69Cと、支持部材36の第3孔36Gと、レール本体部30の第2孔30Bとに締結部材(例えば、ボルト)を挿通して、ナットで締める。その後、レール本体部30および支持部材36をパネル11に締結する。
<作用>
可動部材12は、前側リンク18と後側リンク15とによって支持される。具体的には、前側リンク18は可動部材12を支持する。後側リンク15は、前側リンク18の後部を支持する。前側リンク18の後部の後部は、後側リンク15の保持部62に摺接する。
前側リンク18は、ガイドレール14に支持される。そして、駆動シュー13に動作によって前側リンク18は、ガイドレール14に摺動する。しかし、ガイドレール14の形状は、設計寸法から誤差がある。ガイドレール14は、前後方向DYに沿う線を中心軸とする円周に沿ってねじる場合もある。ガイドレール14は、前後方向DYに向かうにつれて幅方向DXに反る場合もある。このような場合、ガイドレール14に沿って移動する前側リンク18の軌道は、平面視で直線からずれる。そうすると、後側リンク15は、前側リンク18の後部を適切に支持できない虞がある。例えば、前側リンク18がガイドレール14の前側部分に位置するとき、前側リンク18の後部が後側リンク15によって適切に支持される場合でも、前側リンク18がガイドレール14の後側部分に移動すると、前側リンク18が後側リンク15によって適切に支持されない場合がある。従来、後側リンク15は、サンルーフ装置5の組み立て時においてガイドレール14に対して後側リンク15の位置決めがされているが、ガイドレール14自体が捻じれている場合または幅方向DXに反っている場合、後側リンク15の位置決めが適切に行えない。
本実施形態では、ガイドレール14は、前側リンク18を支持するレール本体部30と、後側リンク15を支持する支持部材36とを含む。支持部材36は、レール本体部30と独立した部材であるため、レール本体部30に対する支持部材36の位置調整の自由度は高い。このため、支持部材36に設けられる後側リンク15は、レール本体部30に対して適切な位置に位置決めし易い。後側リンク15が適切な位置に位置決めされることによって、可動部材12は円滑に移動するようになる。
また、支持部材36の第1結合部36Cおよび第2結合部36Dは、それぞれ、レール本体部30に締結によって結合される。支持部材36は、支持部材36の2箇所でレール本体部30に締結によって結合される。
支持部材36の第1結合部36Cは、支持側挿通孔36Xとしての第4孔36Hとレール本体部30の第1孔30Aとを挿通する締結部材(例えば、ボルト)によって、レール本体部30に結合される。支持側挿通孔36Xとしての第4孔36Hとレール本体部30の第1孔30Aの少なくとも一方は、締結部材に対して余剰クリアランスを有する。
支持部材36の第2結合部36Dは、支持側挿通孔36Xとしての第3孔36Gとレール本体部30の第2孔30Bとを挿通する締結部材(例えば、ボルト)の締結によって、レール本体部30に結合される。支持側挿通孔36Xとしての第3孔36Gとレール本体部30の第2孔30Bの少なくとも一方は、締結部材に対して余剰クリアランスを有する。
このように、支持部材36は、支持部材36の2箇所においてレール本体部30に対して位置調整可能である。これによって、支持部材36をレール本体部30に対して位置調整できる。
このため、図28に示されるように、レール本体部30に対して支持部材36を斜めに配置することもできる。また、レール本体部30に対して支持部材36を幅方向DXにずらすように位置調整することもできる。
加えて、上述の第4工程に示されるように、レール本体部30、支持部材36、および、後側リンク15の調整後、後側リンク15の第3孔69Cと、支持部材36の第3孔36Gと、レール本体部30の第2孔30Bとに締結部材を挿通して、ナットで締める。このように、3個の部品の位置調整後に、3個の部品を1つの締結部材によって同時に固定できる。このため、締結の際に生じる各部品の位置ずれに基づく調整のやり直しを少なくできる。
<効果>
本実施形態の効果を説明する。
(1)サンルーフ装置5のガイドレール14は、前側リンク18および駆動シュー13を支持するレール本体部30と、後側リンク15を支持する支持部材36と、を含む。この構成によれば、可動部材12を支持する前側リンク18および後側リンク15のうちの前側リンク18は、レール本体部30に支持される。後側リンク15は支持部材36に支持される。支持部材36は、レール本体部30と独立した部材であるため、レール本体部30に対して位置決めし易い。このような構造によって、後側リンク15は前側リンク18に対して位置調整可能である。このため、可動部材12を円滑に移動させるように、後側リンク15を前側リンク18に対して位置決めできる。
(2)サンルーフ装置5において、支持部材36は、パネル11に固定される固定部36Bを有する。この構成によれば、支持部材36をパネル11に固定できる。
(3)サンルーフ装置5において、支持部材36は、レール本体部30に結合される第1結合部36Cおよび第2結合部36Dを有する。この構成によれば、支持部材36をレール本体部30に結合できる。このため、レール本体部30と支持部材36とを結合した結合体をパネル11に取り付けることができる。これによって、サンルーフ装置5の製造効率を向上できる。
(4)サンルーフ装置5において、支持部材36の第1結合部36Cおよび第2結合部36Dは、レール本体部30に締結によって結合される。第1結合部36Cおよび第2結合部36Dには、締結部材(例えば、ボルト)が挿通する支持側挿通孔36Xが設けられる。レール本体部30には、締結部材(例えば、ボルト)が挿通するレール側挿通孔30Xが設けられる。そして、支持側挿通孔36Xおよびレール側挿通孔30Xの少なくとも一方は、締結部材に対して余剰クリアランス(隙間)を有する。この構成によれば、レール本体部30に対して支持部材36を簡単に位置調整できる。
(5)サンルーフ装置5において、ロッド16は、レール本体部30に配置される。この構成によれば、ロッド16に対して後側リンク15を位置調整し易い。
(6)サンルーフ装置5の製造方法は次の工程を含む。パネル11にガイドレール14を固定する工程において、レール本体部30に対して支持部材36の位置を調整する。この構成によれば、可動部材12が円滑に移動するサンルーフ装置5を製造できる。
(7)サンルーフ装置5において、ロッド16は第1位置と第2位置との間で移動する。第2位置は、後側リンク15を立ち上がらせるロッド16の位置である。ロック部材81は、ロッド16が第2位置に配置されるときにロッド16に係合する。この構成によれば、ロッド16が第2位置に配置されるとき、ロック部材81がロッド16に係合するため、振動等によってロッド16の位置が変更され難くなる。これによって、後側リンク15が倒れることを抑制できる。
(8)ロッド16の前端部16Cは、ロッド16が第2位置に配置されるとき第1前端部位置よりも低い第2前端部位置に位置する。そして、ロック部材81は、ロッド16の前端部16Cが第1前端部位置から第2前端部位置に移動する所定期間、ロッド16の前端部16Cと干渉しないシフト位置に配置される。この構成によれば、ロッド16の前端部16Cを円滑に第2前端部位置に移動させることができる。
(9)駆動シュー13は、ロック部材81に接触するロック接触部48を備える。ロック部材81は、ロック接触部48と接触することによってシフト位置に移動するように構成される。この構成によれば、駆動シュー13の移動によって、ロック部材81をシフト位置に移動させることができる。
(10)ロック部材81は、ロック接触部48が接触する接触面83を有する。接触面83は、駆動シュー13の移動においてロック接触部48が通る経路Rに対して傾斜するように構成される。この構成によれば、駆動シュー13の移動に伴ってロック部材81をスムーズに移動させることができる。
(11)ガイドレール14は、ロッド16の前端部16Cを第2前端部位置に案内するロッドガイド溝35を有する。この構成によれば、ロッド16の前端部16Cを第2前端部位置に円滑に案内できる。
(12)サンルーフ装置5において、ロック部材81は、ロッド16と係合し得る方向に付勢される。この構成によれば、ロック部材81をロッド16に円滑に係合させることができる。
<その他の実施形態>
上記実施形態は、上記構成の例に限定されない。上記実施形態は、以下のように変更され得る。なお、以下の変更例では、上記実施形態の構成と実質的に変更のない構成については、上記実施形態の構成と同一の符号をつけて説明する。
本実施形態では、駆動シュー13が初期位置に配置されるとき、ロック部材81は基準位置に配置されているが、次のように構成されてもよい。駆動シュー13が初期位置に配置されるとき、ロック部材81は、シフト位置に配置されてもよい。この場合、ロッド16の第2ロッド突出部72がロッドガイド溝35の湾曲ガイド部35Bに案内されることによって、ロッド16の前端部16Cが下方に移動した後、ロック部材81が基準位置に移動するように、ロック部材81の接触面83が構成される。
本実施形態において、ロック部材81の先端部81Aは、ロッド16と係合するとき、ロッド16の前端部16Cの上面に位置するように配置されてもよい。この構造によっても、ロッド16の前端部16Cの上下移動は抑制される。
本実施形態において、ロック部材81は回転によって先端部81Aを幅方向DXに移動させるが、ロック部材81の係合の仕方はこれに限定されない。例えば、ロック部材81は前後方向DYに移動するように構成されてもよい。この場合、ロック部材81は、後方に付勢される。この場合、ロッド16の第2ロッド突出部72がロッドガイド溝35の湾曲ガイド部35Bに案内されることによって、ロッド16の前端部16Cが下方に移動した後、ロック部材81が基準位置に移動する。
本実施形態において、ロック部材81の接触面83は、第1傾斜面83Aと、第2傾斜面83Bと、第3傾斜面83Cとを有し、これらの各面はロック部材81の上からみて直線となるように構成されている。第1傾斜面83A、第2傾斜面83B、および、第3傾斜面83Cの構成は、このような例に限定されない。例えば、第1傾斜面83A、第2傾斜面83B、および、第3傾斜面83Cそれぞれは、ロック部材81の上からみて、湾曲するように構成されてもよい。第1傾斜面83A、第2傾斜面83B、および、第3傾斜面83Cは、ロック部材81の上からみて、滑らかに連続する1つの曲線となるように構成されてもよい。
本実施形態のロック装置17は、ロッド16によって後側リンク15を立ち上がらせる機構を有するサンルーフ装置5に適用できる。
本実施形態において、支持部材36の第3孔36Gは、後側リンク15との締結およびレール本体部30との締結に用いられる共通の孔として構成される。これに対して、第3孔36Gは、後側リンク15の締結用のみの孔として構成されてもよい。この場合、第3孔36G以外の別の孔がレール本体部30の締結用の孔として支持部材36に設けられる。
DY…前後方向、2…車両ルーフ、5…サンルーフ装置、11…パネル、11A…開口部、12…可動部材、13…駆動シュー、14…ガイドレール、15…後側リンク、16…ロッド、16C…前端部、17…ロック装置、18…前側リンク、30…レール本体部、30X…レール側挿通孔、36…支持部材、36X…支持側挿通孔、36B…固定部、35…ロッドガイド溝、48…ロック接触部、81…ロック部材、83…接触面。

Claims (6)

  1. サンルーフ装置であって、
    車両ルーフに設けられるパネルと、
    前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、
    前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、
    前記駆動シューを案内するガイドレールと、
    前記可動部材を支持する前側リンクと、
    前記可動部材の後部を支持する後側リンクと、を備え、
    前記ガイドレールは、前記前側リンクおよび前記駆動シューを支持するレール本体部と、前記後側リンクを支持する支持部材と、を含む、
    サンルーフ装置。
  2. 前記支持部材は、前記パネルに固定される固定部を有する、
    請求項1に記載のサンルーフ装置。
  3. 前記支持部材は、前記レール本体部に結合される結合部を有する、
    請求項1に記載のサンルーフ装置。
  4. 前記支持部材の前記結合部は、前記レール本体部に締結によって結合され、
    前記結合部には、締結部材が挿通する支持側挿通孔が設けられ、
    前記レール本体部には、前記締結部材が挿通するレール側挿通孔が設けられ、
    前記支持側挿通孔および前記レール側挿通孔の少なくとも一方は、前記締結部材に対して余剰クリアランスを有する、
    請求項3に記載のサンルーフ装置。
  5. 前記駆動シューから受ける力を前記後側リンクに伝えることによって前記後側リンクを回転させるロッドを更に備え、
    前記ロッドは、前記レール本体部に配置される、
    請求項1~4のいずれか一項に記載のサンルーフ装置。
  6. サンルーフ装置の製造方法であって、
    前記サンルーフ装置は、
    車両ルーフに設けられるパネルと、
    前記パネルの開口部を塞ぐ全閉位置と前記開口部から離間する開放位置との間を移動する可動部材と、
    前記可動部材を前後方向に移動させる駆動シューと、
    前記駆動シューを案内するガイドレールと、
    前記可動部材を支持する前側リンクと、
    前記可動部材の後部を支持する後側リンクと、を備え、
    前記ガイドレールは、前記前側リンクおよび前記駆動シューを支持するレール本体部と、前記後側リンクを支持する支持部材と、を含み、
    前記パネルに前記ガイドレールを固定する工程において、前記レール本体部に対して前記支持部材の位置を調整する、
    サンルーフ装置の製造方法。
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