JP2024047114A - エンジンのシリンダ構造 - Google Patents

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【課題】エンジンのオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減してエンジンの熱効率を向上させるエンジンのシリンダ構造を提供すること。【解決手段】エンジン10のシリンダ構造は、エンジン10のシリンダブロック20に設けられたシリンダ22と、シリンダ22内を往復運動するピストン30と、ピストン30の外周面32に設けられシリンダ22内を摺動するピストンリング34、36と、シリンダブロック20の上面26に設けられシリンダ22を塞ぐシリンダヘッド50と、を備えている。シリンダブロック20の上部26にシリンダ22の内周面25と同軸に形成されたザグリ27と、ザグリ27に設けられ燃焼室23からの熱がシリンダブロック20に伝達されるのを遮断する環状の遮熱リング11と、を備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、燃焼室で燃料を燃焼させるエンジンのシリンダ構造に関する。
従来、燃焼室で燃料を燃焼させる内燃機関(エンジン)のうちレシプロ型と呼ばれるものは、シリンダブロックと、このシリンダブロックに設けられたシリンダと、このシリンダ内を往復運動するピストン及びピストンリングと、シリンダを塞ぐシリンダヘッドと、を備えている。このような、シリンダ内をピストン摺動するレシプロ型のエンジンのシリンダ機構が知られている(特許文献1)。
特許文献1のエンジンのシリンダ機構は、シリンダブロックと、このシリンダブロックに設けられたシリンダと、シリンダ内を往復運動するピストンと、ピストンの外周面に設けられシリンダ内を摺動するピストンリングと、シリンダブロックの上面に設けられシリンダを塞ぐシリンダヘッドと、を備えており、燃料室で燃料を燃焼させる(爆発させる)ことでピストンを移動させる。
燃焼室で燃料が燃焼するとその熱がシリンダブロックに伝達し、シリンダブロックが高温になる。シリンダブロックが高温になり過ぎるとエンジンがいわゆるオーバーヒートとなりノッキングやエンジン停止となるため、高温になり過ぎないようにするためにシリンダブロックのシリンダ周辺には冷却水が流れるウォータージャケットが設けられている。
近年では、エンジンのオーバーヒートを抑制するだけでなく、燃費等を向上させるためにエンジンの熱効率の向上が求められるようになっている。しかし、特許文献1のエンジンのシリンダ機構では、シリンダブロックのシリンダ周辺にウォータージャケットが配置されているだけであり、燃焼室の熱エネルギーがシリンダブロックを介してウォータージャケット内の冷却水に大量に捨てられてしまう。
特開2017-72118号公報
本発明は、以上の点に鑑み、エンジンのオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減してエンジンの熱効率を向上させるエンジンのシリンダ構造を提供することを課題とする。
本発明の実施例によれば、エンジンのシリンダブロックに設けられたシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンと、前記ピストンの外周面に設けられ前記シリンダ内を摺動するピストンリングと、前記シリンダブロックの上面に設けられ前記シリンダを塞ぐシリンダヘッドと、を備えているエンジンのシリンダ構造であって、
前記シリンダブロックの上部に前記シリンダの内周面と同軸に形成されたザグリと、前記ザグリに設けられ燃焼室からの熱が前記シリンダブロックに伝達されるのを遮断する環状の遮熱リングと、を備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、エンジンのシリンダ構造は、シリンダブロックの上部にシリンダの内周面と同軸に形成されたザグリと、ザグリに設けられ燃焼室からの熱がシリンダブロックに伝達されるのを遮断する環状の遮熱リングと、を備えているので、燃焼室で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロックに伝わる前に遮熱リングにより遮断される。これにより、ウォータージャケットに冷却水を流すことでシリンダブロックは適切に冷却してエンジンのオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減してエンジンの熱効率を向上させることができる。
好ましくは、前記ピストンが上死点に位置するときに、前記遮熱リングの下端が前記ピストンリングよりも上方にある。
かかる構成によれば、ピストンが上死点に位置するときに、遮熱リングの下端がピストンリングよりも上方にあるので、ピストンリングの摺動に影響を与えることなく、エネルギー損失をなくしてエンジンの熱効率を向上させることができる。さらに、通常シリンダブロックは鋳鉄やアルミニウム合金で構成されるところ、遮熱性を有さないシリンダブロックとは材質の異なる遮熱リングにピストンリングが到達し、材質の変わり目で引っかかったり互いに摩耗したりすることがないので、エネルギー損失をなくしてエンジンの熱効率を向上させることができる。
好ましくは、前記遮熱リングは、セラミックス製である。
かかる構成によれば、遮熱リングは、セラミックス製であるので、耐熱性、遮熱性が高く、燃焼室で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロックに伝わるのを効率的に遮断し、燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減してエンジンの熱効率を向上させることができる。
好ましくは、前記シリンダブロックは、前記シリンダを冷却する冷却水が流れるウォータージャケットを備え、
前記シリンダの内周面と前記遮熱リングの内周面とは一致して形成されており、前記遮熱リングの厚みは、前記シリンダの内周面から前記ウォータージャケットまでの距離よりも小さい。
かかる構成によれば、シリンダの内周面と遮熱リングの内周面とは一致して形成されており、遮熱リングの厚みは、シリンダの内周面からウォータージャケットまでの距離よりも小さいので、ウォータージャケットよりも内側に遮熱リングを配置できる。結果、遮熱リングを設けたうえでウォータージャケットを遮熱リングの外方側に配置することができ、燃焼室で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロックに伝わる前に遮熱リングにより遮断して燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減しつつ、遮熱リング近傍のシリンダブロックを適切に冷却することができる。
好ましくは、前記遮熱リングの下端は、前記ウォータージャケットの上端よりも低く設定され、
前記シリンダの高さ方向で前記遮熱リングと前記ウォータージャケットの一部が重なっている。
かかる構成によれば、遮熱リングの下端は、ウォータージャケットの上端よりも低く設定され、シリンダの高さ方向で遮熱リングとウォータージャケットの一部が重なっているので、燃焼室で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロックに伝わる前に遮熱リングにより遮断して燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減しつつ、遮熱リング近傍のシリンダブロックを適切に冷却することができる。
エンジンのオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室からシリンダブロックへ伝わる熱損失を低減してエンジンの熱効率を向上させるエンジンのシリンダ構造を提供することができる。
本発明に係るエンジンのシリンダ構造を説明する断面図である。 本発明に係るエンジンのシリンダ構造を説明する分解図である。 図3(A)は比較例に係るエンジンのシリンダ構造の作用図である。図3(B)は実施例に係るエンジンのシリンダ構造の作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は、本発明に係るエンジンのシリンダ構造の一例の概略構成を概念的(模式的)に示すものとする。
図1、図2に示されるように、エンジン10のシリンダ構造は、シリンダブロック20と、このシリンダブロック20に設けられたシリンダ22と、このシリンダ22内を往復運動するピストン30と、このピストン30の外周面32に設けられシリンダ22内を摺動するピストンリング34、36と、シリンダブロック20の上面に設けられシール機能を有するヘッドガスケット40と、シリンダブロック20の上面にヘッドガスケット40を介して設けられシリンダ22を塞ぐシリンダヘッド50と、このシリンダヘッド50をシリンダブロック20に締結するボルト60と、を備えている。
次にシリンダブロック20について説明する。
シリンダブロック20は、下部を構成するクランクケース21と、このクランクケース21の上部に設けられたシリンダ22と、このシリンダ22、ピストン30及びシリンダヘッド50に挟まれる空間で構成される燃焼室23と、シリンダブロック20のシリンダ22周辺に設けられシリンダ22(シリンダブロック20)を冷却する冷却水が流れるウォータージャケット24と、を備えている。
また、図1、図2、図3(B)に示されるように、シリンダブロック20は、このシリンダブロック20の上部26にシリンダ22の内周面25と同軸に形成されたザグリ27と、ザグリ27に設けられ燃焼室23からの熱がシリンダブロック20(シリンダ22)に伝達されるのを遮断する環状の遮熱リング11と、を備えている。ザグリ27は、その内周を成すザグリ内周面27aと、その平面を成すザグリ面27bとから構成されている。なお、シリンダブロック20のシリンダ22は、いわゆるシリンダライナを備えておらず、シリンダブロック20の素材そのものでシリンダ22が構成されている。なお、ザグリ27は、シリンダブロック20の上部(上面)26の内側に掘り下げた穴又は凹部である。
次に遮熱リング11について説明する。
遮熱リング11は、セラミックス製であり、例えば、ジルコニア、酸化チタン、酸化アルミニウム等を材料とするものであってもよく、シリンダブロック20の熱伝導率よりも遮熱リング11の熱伝導率は低い。遮熱リング11は、環状で呈し、内周を構成するリング内周面12と、外周を構成するリング外周面13と、底面を構成するリング底面14と、上面を構成するリング上面15とからなる。
遮熱リング11は、ザグリ27に設けられた状態で、シリンダ22の内周面25とリング内周面12とが一致し、シリンダ22の上部(上面)26とリング上面15とが一致している。遮熱リング11は、リングの厚みがt1であり、リングの高さがH1である。
次にピストン30について説明する。
ピストン30は、燃焼室23に対向する上面部31と、この上面部31の縁から下方に向かってシリンダ22の内周面25に沿うように構成された外周面32と、この外周面32に環状に形成された上側の第1の環状溝33と、外周面32に環状に形成された下側の第2の環状溝35と、第1の環状溝33に嵌められシリンダ22の内周面25を摺動する第1のピストンリング34と、第2の環状溝35に嵌められシリンダ22の内周面25を摺動する第2のピストンリング36と、を備えている。ピストン30には、その下部の軸27を介してコネクティングロッド38が揺動可能に設けられている。
次に第1のピストンリング34と遮熱リング11等との位置関係について説明する。
図3(B)に示されるように、ピストン30が上死点に位置するときに、遮熱リング11の下端が第1のピストンリング34の上端よりも上方にある。
また、シリンダ22の内周面25と遮熱リング11の内周面(リング内周面)12とは一致して形成されており、遮熱リング11の厚みt1は、シリンダ22の内周面25からウォータージャケット24までの距離L1よりも小さい。
また、遮熱リング11の下端は、ウォータージャケット24の上端よりも低く設定されている。シリンダ22の高さ方向で遮熱リング11とウォータージャケット24の一部が重なっている。
次に比較例に係るエンジンのシリンダ構造の作用について説明する。
図3(A)は比較例に係るエンジン100のシリンダ構造であり、シリンダブロック120と、このシリンダブロック120内に形成され冷却水を流すウォータージャケット124と、シリンダブロック120のシリンダ内を往復運動するピストン130と、このピストンに形成された環状溝133と、この環状溝133に嵌められたピストンリング134と、シリンダブロック120の上面にヘッドガスケット140を介して設けられたシリンダヘッド150とを備えている。
比較例に係るエンジン100のシリンダ構造においては、燃焼室で燃料が燃焼するとその熱が矢印(1)のようにシリンダブロック120に伝達し、シリンダブロック120に伝達された熱は矢印(2)のようにウォータージャケット24の冷却水に移動する。結果、シリンダブロック120は冷却されるものの、燃焼室の温度が下がり、燃焼室からシリンダブロック120へ伝わる熱損失が大きくなりエンジン100の熱効率が低下する。
次に実施例に係るエンジンのシリンダ構造の作用について説明する。
図3(B)は実施例に係るエンジン10のシリンダ構造であり、燃焼室23で燃料が燃焼するとその熱が矢印(3)のようにシリンダブロック20に伝わる前に遮熱リング11で遮断される。また、比較的高温になる燃焼室の上部にあって、高さ方向で遮熱リング11とウォータージャケット24が重なっているので、遮熱リング11によって燃焼室23からの熱が矢印(4)のようにウォータージャケット24に伝わる前に遮断される。その結果、エンジン10のオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室23からシリンダブロック20へ伝わる熱損失を低減してエンジン10の熱効率を向上させることができる。
以上に述べたエンジン10のシリンダ構造の効果について説明する。
本発明の実施例によれば、エンジン10のシリンダ構造は、シリンダブロック20の上部26にシリンダ22の内周面25と同軸に形成されたザグリ27と、ザグリ27に設けられ燃焼室23からの熱がシリンダブロック20に伝達されるのを遮断する環状の遮熱リング11と、を備えているので、燃焼室23で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロック20に伝わる前に遮熱リング11により遮断される。これにより、ウォータージャケット24に冷却水を流すことでシリンダブロック20は適切に冷却してエンジン10のオーバーヒートを抑制しつつ、燃焼室23からシリンダブロック20へ伝わる熱損失を低減してエンジン10の熱効率を向上させることができる。
さらに、ピストン30が上死点に位置するときに、遮熱リング11の下端が第1のピストンリング34よりも上方にあるので、第1のピストンリング34の摺動に影響を与えることなく、エネルギー損失をなくしてエンジン10の熱効率を向上させることができる。さらに、通常シリンダブロックは鋳鉄やアルミニウム合金で構成されるところ、遮熱性を有さないシリンダブロック20とは材質の異なる遮熱リング11にピストンリング34、36が到達し、材質の変わり目で引っかかったり互いに摩耗したりすることがないので、エネルギー損失をなくしてエンジン10の熱効率を向上させることができる。
さらに、遮熱リング11は、セラミックス製であるので、耐熱性、遮熱性が高く、燃焼室で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロック20に伝わるのを効率的に遮断し、燃焼室からシリンダブロック20へ伝わる熱損失を低減してエンジン10の熱効率を向上させることができる。
さらに、シリンダ22の内周面25と遮熱リング11のリング内周面12とは一致して形成されており、遮熱リング11の厚みは、シリンダ22の内周面25からウォータージャケット24までの距離L1よりも小さいので、ウォータージャケット24よりも内側に遮熱リング11を配置できる。結果、遮熱リング11を設けたうえでウォータージャケット24を遮熱リング11の外方側に配置することができ、燃焼室23で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロック20に伝わる前に遮熱リング11により遮断して燃焼室23からシリンダブロック20へ伝わる熱損失を低減しつつ、遮熱リング11近傍のシリンダブロック20を適切に冷却することができる。
さらに、遮熱リング11の下端は、ウォータージャケット24の上端よりも低く設定され、シリンダ22の高さ方向で遮熱リング11とウォータージャケット24の一部が重なっているので、燃焼室23で燃焼した燃焼ガスの熱がシリンダブロック20に伝わる前に遮熱リング11により遮断して燃焼室23からシリンダブロック20へ伝わる熱損失を低減しつつ、遮熱リング11近傍のシリンダブロック20を適切に冷却することができる。
尚、本発明の実施例では、遮熱リング11の材質をセラミックスとしたが、これに限定されず、熱伝導率がシリンダブロックの熱伝導率よりも低ければ、モリブデン、タングステン等、他の材質からなるものであってもよい。
また、本発明の実施例は、ディーゼルエンジン、ガソリンエンジン、いずれの形式のエンジンに適用しても差し支えない。
即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明は、燃焼室で燃料を燃焼させるエンジンのシリンダ構造に好適である。
10… エンジン
11… 遮熱リング
12… リング内周面
20… シリンダブロック
22… シリンダ
23… 燃焼室
24… ウォータージャケット
25… シリンダの内周面
26… シリンダブロックの上部(上面)
27… ザグリ
30… ピストン
34… 第1のピストンリング
40… ヘッドガスケット
50… シリンダヘッド
t1… 遮熱リングの厚み
H1… 遮熱リングの高さ
L1… シリンダの内周面からウォータージャケットまでの距離

Claims (5)

  1. エンジンのシリンダブロックに設けられたシリンダと、前記シリンダ内を往復運動するピストンと、前記ピストンの外周面に設けられ前記シリンダ内を摺動するピストンリングと、前記シリンダブロックの上面に設けられ前記シリンダを塞ぐシリンダヘッドと、を備えているエンジンのシリンダ構造であって、
    前記シリンダブロックの上部に前記シリンダの内周面と同軸に形成されたザグリと、前記ザグリに設けられ燃焼室からの熱が前記シリンダブロックに伝達されるのを遮断する環状の遮熱リングと、を備えていることを特徴とするエンジンのシリンダ構造。
  2. 請求項1記載のエンジンのシリンダ構造であって、
    前記ピストンが上死点に位置するときに、前記遮熱リングの下端が前記ピストンリングよりも上方にあることを特徴とするエンジンのシリンダ構造。
  3. 請求項1又は請求項2記載のエンジンのシリンダ構造であって、
    前記遮熱リングは、セラミックス製であることを特徴とするエンジンのシリンダ構造。
  4. 請求項1又は請求項2記載のエンジンのシリンダ構造であって、
    前記シリンダブロックは、前記シリンダを冷却する冷却水が流れるウォータージャケットを備え、
    前記シリンダの内周面と前記遮熱リングの内周面とは一致して形成されており、前記遮熱リングの厚みは、前記シリンダの内周面から前記ウォータージャケットまでの距離よりも小さいことを特徴とするエンジンのシリンダ構造。
  5. 請求項4記載のエンジンのシリンダ構造であって、
    前記遮熱リングの下端は、前記ウォータージャケットの上端よりも低く設定され、
    前記シリンダの高さ方向で前記遮熱リングと前記ウォータージャケットの一部が重なっていることを特徴とするエンジンのシリンダ構造。
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