JP2024046086A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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嘉信 立石
Yoshinobu Tateishi
聡一 高田
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Abstract

【課題】簡素な構造で、給紙カセットの引き出しを規制する給紙装置を提供する。【解決手段】給紙装置は、筐体と、筐体から挿抜方向Xに沿って挿抜される複数の給紙カセット(第1カセット40Aおよび第2カセット40B)と、給紙カセット同士の間に配置され、給紙カセットを係止する係止部材(第1カム50A)とを備える。係止部材は、筐体に対して、挿抜方向Xと直交する軸で回動自在に軸支された回動支点と、回動支点を起点として互いに交差する方向に延びた上側カセット係止突起53および下側カセット係止突起52とを有する。複数の給紙カセットは、下側カセット係止突起52が挿入される上側凹部42cが側壁上端部42aに設けられ、上側カセット係止突起53が挿入される下側凹部42dが側壁下端部42bに設けられている。筐体から引き出された給紙カセットに押圧された係止部材が、筐体に収容された給紙カセットを係止する。【選択図】図7

Description

本開示は、複数の給紙カセットを設けた給紙装置および画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置では、画像形成する用紙を収容した給紙装置が設けられている。給紙装置では、用紙の収容量を増やすことや、異なるサイズの用紙を併せて収容することを目的として、引出可能な給紙カセットが複数段設けられている。
ところで、複数の給紙カセットを設けた従来の給紙装置では、いかなる状況においても給紙カセットが引出可能な状態となっているため、複数の給紙カセットが併せて引き出された際、装置の重量バランスが損なわれて転倒することがあった。そこで、複数の給紙カセットの同時引き出しを防止する給紙装置が提案されている(例えば、特許文献1および特許文献2参照)。
特開平9-188425号公報 特開平11-349157号公報
従来の給紙装置における多段カセットの引出規制構造は、各段の給紙カセットの幅方向の側部に突設された突片と、突片に対応して設けられ、垂直軸回りに共回りする係止部材とが設けられている。係止部材は、突片に当接して、装置本体内に収納された給紙カセットの引き出しを規制する引出し規制姿勢と、突片の押圧当接によって垂直軸回りに回動し、給紙カセットの引き出しを可能にする引出し可能姿勢との間で姿勢変更可能に構成されている。給紙カセットが装置本体から引き出されると、係止部材は、引出し規制姿勢に変位し、引き出された給紙カセットが装置本体内に押し込まれると、係止部材は、引出し可能姿勢に変位する。
上述した多段カセットの引出規制構造では、いずれかの給紙カセットを引き出してしまうと、残りの給紙カセットの全てが、引き出しを規制されてしまうので、複数の給紙カセットを同時に引き出すことができず、作業性が悪化する虞がある。
また、従来の給紙装置は、装置本体に対して前後方向に挿抜可能に上下二段の給紙カセットを備え、装置本体のカセット格納部には、ストッパ部材が上下方向に移動可能に保持されている。そして、上下二段の給紙カセットに設けられたストッパ部材の移動牽制部材と、ストッパ部材の上下両端部を択一的に係脱させる凹部と、凹部にストッパ部材の上下両端部を係入させた状態で、ストッパ部材を付勢保持する保持手段とを備えている。さらに、上下の凹部のそれぞれには、給紙カセットの抜き出しに伴って、ストッパ部材を残りの給紙カセットの凹部に係入させるカム面が形成されている。
上述した給紙装置では、凹部にストッパ部材の上下両端部を係入させた状態で静止させるといった複雑な構造が用いられている。そこで、より簡素な構造で、給紙カセットの引き出しを規制することが望ましい。
本開示は、上記の課題を解決するためになされたものであり、簡素な構造で、給紙カセットの引き出しを規制することを目的とする給紙装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本開示に係る給紙装置は、筐体と、前記筐体から挿抜方向に沿って挿抜される複数の給紙カセットとを設けた給紙装置であって、前記給紙カセット同士の間に配置され、前記給紙カセットを係止する係止部材を備え、前記係止部材は、前記筐体に対して、前記挿抜方向と直交する軸で回動自在に軸支された回動支点と、前記回動支点を起点として互いに交差する方向に延びた上側カセット係止突起および下側カセット係止突起とを有し、前記複数の給紙カセットは、上下方向に並べて配置され、前記下側カセット係止突起が挿入される上側凹部が上端部に設けられ、前記上側カセット係止突起が挿入される下側凹部が下端部に設けられており、前記筐体から引き出された前記給紙カセットに押圧された前記係止部材が、前記筐体に収容された前記給紙カセットを係止することを特徴とする。
本開示に係る給紙装置では、前記係止部材の上側に位置する前記給紙カセットを引き出した際、前記係止部材の下側に位置する前記給紙カセットは、前記上側凹部が前記下側カセット係止突起に係止されて引き出しを規制され、前記係止部材の下側に位置する前記給紙カセットを引き出した際、前記係止部材の上側に位置する前記給紙カセットは、前記下側凹部が前記上側カセット係止突起に係止されて引き出しを規制される構成としてもよい。
本開示に係る給紙装置では、前記係止部材は、自重によって回動した際、前記下側カセット係止突起が下方へ延びた状態で静止する構成としてもよい。
本開示に係る給紙装置では、前記給紙カセットの上端部には、前記挿抜方向に沿って延びた延伸凹部が設けられ、前記上側凹部は、前記延伸凹部よりも下方へ凹んでいる構成としてもよい。
本開示に係る給紙装置では、前記給紙カセットの上端部には、前記給紙カセットを引き出す際に前記係止部材を係止するストッパが取り付けられており、前記ストッパは、前記挿抜方向における前記給紙カセットの中心よりも奥側に配置されている構成としてもよい。
本開示に係る画像形成装置は、本開示に係る給紙装置を備えることを特徴とする。
本開示によると、複数の給紙カセットが同時に引き出されることを規制することで、引き出した給紙カセットによってバランスが崩れ、給紙装置が転倒することを防止できる。
本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図である。 本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。 給紙カセットを示す斜視図である。 筐体のうち、給紙カセットの収納部を示す斜視図である。 筐体に給紙カセットを収納した状態を示す側面図である。 係止部材を示す模式側面図である。 2つの給紙カセットが筐体に収納された状態を示す模式側面図である。 上側の給紙カセットを引き出した状態を示す模式側面図である。 下側の給紙カセットを引き出した状態を示す模式側面図である。 本開示の第2実施形態に係る画像形成装置において、2つの給紙カセットが筐体に収納された状態を示す模式側面図である。 筐体に挿入される給紙カセットを示す模式側面図である。 筐体に給紙カセットを少し挿入した状態を示す模式側面図である。 筐体に給紙カセットをさらに挿入した状態を示す模式側面図である。
(第1実施形態)
以下、本開示の第1実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1は、本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の外観斜視図であって、図2は、本開示の第1実施形態に係る画像形成装置の概略側面図である。
本開示の第1実施形態に係る画像形成装置1の筐体200では、画像形成を行う本体部と、上部に設けられた画像読取部90および原稿搬送部91と、下部に設けられた給紙装置とを備える。給紙装置は、筐体200から挿抜方向X(後述する図3参照)に沿って挿抜される複数の給紙カセット40を備えている。図1に示す給紙装置では、4つの給紙カセット40(第1カセット40Aないし第4カセット40D)が設けられている。4つの給紙カセット40は、上下方向に並べられ、上から第1カセット40A、第2カセット40B、第3カセット40C、および第4カセット40Dの順に配置されている。なお、給紙装置の各部については、後述する図3ないし図5を参照して説明する。
画像形成装置1は、スキャナ機能、複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能等を有する複合機であり、画像読取部90によって読み取られた原稿の画像を外部に送信し(スキャナ機能に相当する)、また、読み取られた原稿の画像または外部から受信した画像をカラーもしくは単色で用紙に画像形成する(複写機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能に相当する)。
原稿搬送部91は、画像読取部90に対して開閉自在に支持されている。原稿搬送部91が開かれると、画像読取部90の上面に設けられた原稿載置台90aが開放され、原稿載置台90aに原稿を手置きで置くことができるようになっている。また、原稿搬送部91は、載置された原稿を画像読取部90の上に自動で搬送する。画像読取部90は、原稿載置台90aに載置された原稿または原稿搬送部91から搬送された原稿を読み取って画像データを生成する。
筐体200は、光走査装置10、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pd、中間転写ベルト7、定着部12、用紙搬送路S1、4つの給紙カセット40等を備えている。
画像形成装置1では、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像、または単色(例えば、ブラック)を用いたモノクロ画像に応じた画像データが扱われる。筐体200には、4種類のトナー像を形成するために、現像装置、感光体ドラム、ドラムクリーニング装置、および帯電器が4つずつ設けられ、それぞれがブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローに対応付けられ、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。つまり、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdは、それぞれが現像装置、感光体ドラム、ドラムクリーニング装置、および帯電器を備えている。
ドラムクリーニング装置は、感光体ドラムの表面の残留トナーを除去および回収する。帯電器は、感光体ドラムの表面を所定の電位に均一に帯電させる。光走査装置10は、感光体ドラムの表面を露光して静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラムの表面の静電潜像を現像して、感光体ドラムの表面にトナー像を形成する。上述した一連の動作によって、各感光体ドラムの表面に各色のトナー像が形成される。
感光体ドラムの上側には、中間転写ベルト7を介して中間転写ローラが配置されている。中間転写ベルト7は、転写駆動ローラ21および転写従動ローラ22に張架され、矢符Cの方向へ周回移動し、ベルトクリーニング装置9によって残留トナーを除去および回収され、各感光体ドラムの表面に形成された各色のトナー像が順次転写して重ね合わされて、中間転写ベルト7の表面にカラーのトナー像が形成される。
2次転写部11の転写ローラ11aは、中間転写ベルト7との間にニップ域(2次転写位置)が形成されており、用紙搬送路S1を通じて搬送されて来た用紙をニップ域に挟み込んで搬送する。用紙は、ニップ域を通過する際に、中間転写ベルト7の表面のトナー像が転写されて定着部12に搬送される。
定着部12は、定着ローラ32、加圧ローラ31、加熱ローラ33、および定着ベルト34を備えている。定着ローラ32および加熱ローラ33には、定着ベルト34が張架されており、加熱ローラ33は、定着ベルト34を加熱させる。定着ローラ32は、定着ベルト34を介して加圧ローラ31に当接している。定着部12は、定着ローラ32および加圧ローラ31の間にトナー像が転写された用紙を挟み込んで加熱および加圧し、トナー像を用紙に定着させる。
第1カセット40Aないし第4カセット40Dは、画像形成に使用する用紙を蓄積しておくためのカセットであり、光走査装置10の下側に設けられている。用紙は、4つの給紙カセット40のそれぞれに対応して設けられた第1用紙ピックアップローラ35aないし第4用紙ピックアップローラ35dによって引き出されて、用紙搬送路S1を通じて搬送され、2次転写部11や定着部12を経由し、排紙ローラ15を介して排紙トレイ16の上に排出される。用紙搬送路S1には、用紙を一旦停止させて、用紙の先端を揃えた後、中間転写ベルト7と転写ローラ11aとの間のニップ域でのカラーのトナー像の転写タイミングに合わせて用紙の搬送を開始する用紙レジストローラ14、用紙の搬送を促す搬送ローラ13、および排紙ローラ15が配置されている。
なお、画像形成装置1では、第1カセット40Aないし第4カセット40Dの4つの給紙カセットを設けたがこれに限定されず、少なくとも2つ以上の給紙カセット40を設けるように、給紙カセット40の数を変更した構成としてもよい。
また、用紙の表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙を排紙ローラ15から用紙反転経路Srへと逆方向に搬送して、用紙の表裏を反転させ、用紙を用紙レジストローラ14へと再度導き、表面と同様にして裏面に画像形成を行い、用紙を排紙トレイ16の上に排出する。
図3は、給紙カセットを示す斜視図である。
給紙カセット40は、上面が開放された略矩形状の容器とされ、内部に用紙が収容される。挿抜方向Xのうち、筐体200から給紙カセット40を引き出す引出方向X1での端部に位置する給紙カセット40の側壁には、筐体200の前面の一部を構成する前面パネル41が取り付けられている。前面パネル41には、ユーザが給紙カセット40を挿抜する際に把持する取っ手等が設けられていてもよい。なお、以下では説明のため、挿抜方向Xのうち、引出方向X1の反対方向であって、給紙カセット40を筐体200に挿入する方向を挿入方向X2と呼ぶことがある。
給紙カセット40のうち、挿抜方向Xに沿った一方の側壁(係止側壁42)は、給紙カセット40を筐体200に収納した際、筐体200に取り付けられた係止部材50(後述する図4参照)に面する位置に設けられている。係止側壁42の上端部(側壁上端部42a)であって、引出方向X1側の端には、周囲よりも下方へ凹んだ上側凹部42cが設けられている。また、係止側壁42の下端部(側壁下端部42b)であって、引出方向X1側の端には、周囲よりも上方へ凹んだ下側凹部42dが設けられている。
図4は、筐体のうち、給紙カセットの収納部を示す斜視図であって、図5は、筐体に給紙カセットを収納した状態を示す側面図である。なお、図4では、図面の見易さを考慮して、一部の部材を抽出して示し、他の部材を省略している。また、図5では、図面の見易さを考慮して、筐体200のうち、給紙カセット40の側面を覆う部分を省略して示している。
筐体200における給紙カセット40の収納部では、2つの係止部材50(第1カム50Aおよび第2カム50B)が筐体200に取り付けられている。具体的に、第1カセット40Aにおける係止側壁42と第2カセット40Bにおける係止側壁42との間に、第1カム50Aが配置され、第3カセット40Cにおける係止側壁42と第4カセット40Dにおける係止側壁42との間に、第2カム50Bが配置されている。
筐体200には、給紙カセット40の挿入方向X2を規制するレールや溝等が設けられていてもよく、これらに導かれることで、上下に揺動することなく、給紙カセット40を円滑に挿抜することができる。
図6は、係止部材を示す模式側面図である。
係止部材50は、略L字状とされ、2つの突起を設けた構造とされている。具体的に、係止部材50は、筐体200に対して、挿抜方向Xと直交する軸で回動自在に軸支された回動支点51と、回動支点51を起点として互いに交差する方向に延びた下側カセット係止突起52および上側カセット係止突起53とを有する。つまり、係止部材50の回転軸は、挿抜方向Xと直交する。図6では、下側カセット係止突起52が回動支点51から下方に延び、上側カセット係止突起53が回動支点51から右方に延びた状態を示している。
係止部材50は、上側カセット係止突起53または下側カセット係止突起52が、他の部材に押圧されることで、回動支点51を中心にして、矢符Rの方向に回転し、回動支点51から下側カセット係止突起52および上側カセット係止突起53が延びている方向が変化する。
下側カセット係止突起52には、錘54が埋め込まれており、係止部材50に負荷が加えられていない状態では、自重によって回動し、下側カセット係止突起52が下方へ延びた状態で静止する。なお、係止部材50は、錘54を埋め込んだ構造に限定されず、下側カセット係止突起52の側に重心を偏らせればよく、部分によって重さやサイズが異なるようにしてもよい。
次に、給紙カセット40を挿抜した際の係止部材50の動きについて、図7ないし図9を参照して説明する。なお、画像形成装置1において、係止部材50は、自身の直上および直下で隣接する2つの給紙カセット40に干渉し、他の給紙カセット40には干渉しない。そこで、図7ないし図9では、係止部材50のうち、第1カム50Aに着目し、これに干渉する第1カセット40Aおよび第2カセット40Bについて説明する。第2カム50B、第3カセット40C、および第4カセット40Dの関係については、図7ないし図9において、第1カム50Aに第2カム50Bが対応し、第1カセット40Aに第3カセット40Cが対応し、第2カセット40Bに第4カセット40Dが対応しており、同様の動作とされているので、説明を省略する。また、図7ないし図9では、給紙カセット40のうち、係止部材50に干渉する部分を強調するため、係止側壁42の一部をハッチングしている。
図7は、2つの給紙カセットが筐体に収納された状態を示す模式側面図である。
図7では、筐体200における給紙カセット40の収容部を2本の一点鎖線で示しており、第1補助線HL1が引出方向X1側の端部(図7では、右端部)に対応し、第2補助線HL2が挿入方向X2側の端部(図7では、左端部)に対応している。つまり、給紙カセット40が、第1補助線HL1と第2補助線HL2との間に収まっていると、給紙カセット40が筐体200の奥まで挿入された状態(筐体200に収納された状態)であることを示している。
図7に示すように、2つの給紙カセット40(第1カセット40Aおよび第2カセット40B)が筐体200に収納された状態において、第1カム50Aの上側に位置する第1カセット40Aでは、第1カム50Aの上方に下側凹部42dが位置している。また、第1カム50Aの下側に位置する第2カセット40Bでは、第1カム50Aの下方に上側凹部42cが位置している。
第1カム50Aは、下側カセット係止突起52が下方に延びて、第2カセット40Bの上側凹部42cに挿入された状態で静止している。つまり、下側カセット係止突起52は、第2カセット40Bの側壁上端部42aよりも下方へ突出している。また、上側カセット係止突起53は、回動支点51から引出方向X1に沿って延びており、第1カセット40Aの下側凹部42dに挿入されていない。そのため、第1カム50Aの上端(特に、上側カセット係止突起53)の高さは、第1カセット40Aの側壁下端部42bよりも僅かに低い位置となっている。
図8は、上側の給紙カセットを引き出した状態を示す模式側面図である。
図8は、図7に示す状態から、上側の給紙カセット40(第1カセット40A)を引き出した状態を示している。第1カセット40Aを引き出す際、上側カセット係止突起53が下側凹部42dの外に退避しているので、第1カム50Aは、第1カセット40Aに干渉せず、第1カセット40Aを円滑に引き出すことができる。第1カセット40Aは、引出方向X1に移動しており、引出方向X1側の一部が筐体200における収納部からはみ出している。第1カセット40Aが引出方向X1に移動したことから、第1カム50Aに対する位置関係が変化しており、第1カム50Aの上方には、下側凹部42dではなく、第1カセット40Aの側壁下端部42bが位置している。
図8に示す状態から、下側の給紙カセット40(第2カセット40B)を引き出そうとすると、第1カム50Aは、第2カセット40Bの側壁上端部42a(特に、上側凹部42cとの間の段差)に押圧されて、回動支点51を中心に回動しようとする。第1カム50Aが回動しようとすると、上側カセット係止突起53が第1カセット40Aの側壁下端部42bに当たるため、動きが規制されて回動しない。第1カム50Aが回動しないので、第2カセット40Bは、側壁上端部42aが下側カセット係止突起52に引っ掛かって係止され、引き出すことができない。
図9は、下側の給紙カセットを引き出した状態を示す模式側面図である。
図9は、図7に示す状態から、下側の給紙カセット40(第2カセット40B)を引き出した状態を示している。第2カセット40Bを引き出す際、下側カセット係止突起52が上側凹部42cに挿入されているので、第1カム50Aは、第2カセット40Bに押圧されて回動する。第1カム50Aが回動すると、下側カセット係止突起52が上側凹部42cの外に退避し、上側カセット係止突起53が下側凹部42dに挿入される。下側カセット係止突起52が退避した結果、第1カム50Aが第2カセット40Bに干渉しなくなるので、第2カセット40Bを円滑に引き出すことができる。第2カセット40Bは、引出方向X1に移動しており、引出方向X1側の一部が筐体200における収納部からはみ出している。第2カセット40Bが引出方向X1に移動したことから、第1カム50Aに対する位置関係が変化しており、第1カム50Aの下方には、上側凹部42cではなく、第2カセット40Bの側壁上端部42aが位置している。
図9に示す状態から、上側の給紙カセット40(第1カセット40A)を引き出そうとすると、第1カム50Aは、第1カセット40Aの側壁下端部42b(特に、下側凹部42dとの間の段差)に押圧されて、回動支点51を中心に回動しようとする。第1カム50Aが回動しようとすると、下側カセット係止突起52が第2カセット40Bの側壁上端部42aに当たるため、動きが規制されて回動しない。第1カム50Aが回動しないので、第1カセット40Aは、側壁下端部42bが上側カセット係止突起53に引っ掛かって係止され、引き出すことができない。
第1カム50Aによって、第1カセット40Aおよび第2カセット40Bのうち、いずれか一方だけ引き出せるように規制しているのと同様に、第2カム50Bも、第3カセット40Cおよび第4カセット40Dのうち、いずれか一方だけ引き出せるように規制している。つまり、給紙装置では、4つの給紙カセット40のうち、2つの給紙カセット40が同時に引き出せるようになっている。画像形成装置1では、給紙カセット40を引き出すことで、引出方向X1の側に重心が偏るが、引き出せる給紙カセット40の数が制限されているので、重心が大きく偏って転倒することを避けられる。
上述したように、給紙装置では、筐体200から引き出された給紙カセット40に押圧された係止部材50が、筐体200に収容された給紙カセット40を係止する。具体的に、係止部材50の上側に位置する給紙カセット40を引き出した際、係止部材50の下側に位置する給紙カセット40は、上側凹部42cが下側カセット係止突起52に係止されて引き出しを規制される。また、係止部材50の下側に位置する給紙カセット40を引き出した際、係止部材50の上側に位置する給紙カセット40は、下側凹部42dが上側カセット係止突起53に係止されて引き出しを規制される。このように、複数の給紙カセット40が同時に引き出されることを規制することで、引き出した給紙カセット40によってバランスが崩れ、給紙装置が転倒することを防止できる。
本実施の形態では、自重によって係止部材50が回動するので、負荷を加えなくても下側カセット係止突起52が上側凹部42cに挿入された状態を維持することができる。
図1ないし図9では、4つの給紙カセット40と2つの係止部材50とを設けた構成を示したが、これに限定されず、画像形成装置1の重量バランスを考慮して、給紙カセット40や係止部材50の数や配置を適宜変更してもよい。本実施の形態では、4つの給紙カセット40のうち、2つの給紙カセット40が同時に引き出せるようにしていたが、3つの給紙カセット40を同時に引き出せる構成とする場合、係止部材50を1つにしてもよい。また、係止部材50は、出来るだけ上方に位置する給紙カセット40に応じて配置されていることが好ましい。つまり、下方の給紙カセット40(例えば、第3カセット40Cおよび第4カセット40D)よりも、上方の給紙カセット40(例えば、第1カセット40Aおよび第2カセット40B)の方が、引き出した際に重心を大きく偏らせるので、上方の給紙カセット40を引き出せる数を制限することが好ましい。
画像形成装置1では、係止部材50を設けて同時に引き出せる給紙カセット40の数を制限しているので、重量バランスが崩れて転倒することを防止できる。そのため、転倒防止のための土台や脚等を簡略化することができる。その結果、転倒防止部材を設けるスペースを省くことができ、画像形成装置1の設置面積を小さくすることができる。
(第2実施形態)
次に、本開示の第2実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。なお、第2実施形態に係る画像形成装置については、図1ないし図9に示す第1実施形態と略同様であるので、同様の符号を付して説明および図面を省略する。
図10は、本開示の第2実施形態に係る画像形成装置において、2つの給紙カセットが筐体に収納された状態を示す模式側面図である。なお、図10では、図7ないし図9と同様に、係止部材50のうち、第1カム50Aに着目し、これに干渉する第1カセット40Aおよび第2カセット40Bについて説明する。第2カム50B、第3カセット40C、および第4カセット40Dの関係については、図10において、第1カム50Aに第2カム50Bが対応し、第1カセット40Aに第3カセット40Cが対応し、第2カセット40Bに第4カセット40Dが対応しており、同様の動作とされているので、説明を省略する。また、図10では、給紙カセット40のうち、係止部材50に干渉する部分を強調するため、係止側壁42の一部をハッチングしている。
第2実施形態では、第1実施形態に対し、給紙カセット40の上端部(側壁上端部42a)に延伸凹部42fとストッパ42eとが設けられている点が異なる。延伸凹部42fは、上側凹部42cから挿入方向X2に沿って延びている。延伸凹部42fは、上側凹部42cよりも浅く形成されており、上側凹部42cは、延伸凹部42fよりも下方へ凹んでいる。このように、浅く凹ませた延伸凹部42fを給紙カセット40の上端部に設けることで、係止部材50の可動範囲を大きくすることができ、係止部材50の下側に位置する給紙カセット40を円滑に挿抜できる。なお、これに限定されず、給紙カセット40同士の上下方向での間隔を広げて、係止部材50の可動範囲を確保するようにしてもよい。
ストッパ42eは、例えば、板バネであって、挿入方向X2側の一端が側壁上端部42aに取り付けられ、引出方向X1側の他端が側壁上端部42aよりも少し上方へ突出するように延びている。図10に示す二点鎖線(中心線CL)は、挿抜方向Xでの第2給紙カセット40の中心を示しており、ストッパ42eは、中心線CLよりも挿入方向X2側(画像形成装置1での奥側)に配置されている。
給紙カセット40は、筐体200から所定の長さ引き出した状態で止まるように、フック等で筐体200に対し係止されている。そして、フックに引っ掛かった状態で、給紙カセット40を少し上に持ち上げるようにして、フックとの係止を解除し、さらに引き出すことで、給紙カセット40を筐体200から取り外すことができる。
次に、筐体200から取り外した給紙カセット40を、再度、筐体200に取り付ける際のストッパ42eの動作について、図11ないし図13を参照して説明する。ストッパ42eの動作を示すため、図11ないし図13では、第1カム50Aと第2カセット40Bとを抜き出して示している。
図11は、筐体に挿入される給紙カセットを示す模式側面図である。
図11では、筐体200から取り外した第2カセット40Bを、再度、筐体200に取り付ける状態を示している。第2カセット40Bは、ほとんどの部分が筐体200における収納部からはみ出しており、挿入方向X2側の一部が収納部に差し込まれている。第1カム50Aは、第2カセット40Bに当接しておらず、下側カセット係止突起52が下方に延びた状態で静止している。
図12は、筐体に給紙カセットを少し挿入した状態を示す模式側面図である。
図12では、図11に示す状態から、第2カセット40Bが挿入方向X2へ挿入されている。第2カセット40Bを挿入したことで、第1カム50Aは、側壁上端部42aに押圧されて回動し、下側カセット係止突起52と上側カセット係止突起53とが斜め下方に延びた状態になっている。
第2カセット40Bを挿入する際、ストッパ42eは、挿入方向X2側の端部から第1カム50Aに当接する。さらに第2カセット40Bが挿入されると、第1カム50Aに対するストッパ42eの位置が変位し、ストッパ42eの引出方向X1側の端部が、第1カム50Aに押し下げられる。そして、ストッパ42eは、第1カム50Aに押し下げられて退避し、第1カム50Aの下方を通り抜ける。
図13は、筐体に給紙カセットをさらに挿入した状態を示す模式側面図である。
図13では、図12に示す状態から、第2カセット40Bが挿入方向X2へさらに挿入されている。第2カセット40Bを挿入方向X2へ挿入したことで、ストッパ42eが第1カム50Aよりも挿入方向X2側へ移動している。第1カム50Aを通過したことで、ストッパ42eは、自身を押さえつける力が無くなり、弾性によって、引出方向X1側の他端が側壁上端部42aよりも少し上方へ突出した状態に戻っている。図13に示す状態から、第2カセット40Bを引き出そうとすると、第1カム50Aがストッパ42eに引っ掛かって係止されるので、第2カセット40Bを引き出すことができない。
仮に、ストッパ42eが中心線CLよりも手前側(図13では、右側)に配置されている場合では、第2カセット40Bのほとんどの部分を筐体200に収納した際に、ストッパ42eが係止部材50よりも挿入方向X2側へ移動して、ストッパ42eが係止部材50を係止するようになる。つまり、給紙カセット40を奥まで押し込まないと、ストッパ42eが機能しないので、給紙カセット40の引き出しを規制するという役目を果たさない。
これに対し、本実施の形態において、ストッパ42eは、挿抜方向Xにおける給紙カセット40の中心(中心線CL)よりも奥側(図13では左側)に配置されているので、給紙カセット40を奥まで深く挿入しなくても、係止部材50がストッパ42eに係止された状態となり、複数の給紙カセット40が同時に引き出されることを防止できる。
図13に示す状態から、さらに第2カセット40Bを奥に押し込むと、図10に示すように、第2カセット40Bが筐体200に収納された状態となる。この状態では、第2カセット40Bを引き出さない限り、第1カム50Aは、第1カセット40Aに干渉しないので、筐体200に対し適宜挿抜することができる。
画像形成装置1では、一方の給紙カセット40を引き出している途中で、他方の給紙カセット40を引き出そうとした際、係止部材50によって引き出しが規制される。そして、1つの係止部材50に対応する2つの給紙カセット40のうち、一方の給紙カセット40を筐体200から取り外してしまうと、他方の給紙カセット40を引き出す際に係止部材50に係止されないので、容易に全ての給紙カセット40を取り外すことができる。このように、1つの係止部材50に対応する2つの給紙カセット40のうち、いずれの給紙カセット40を筐体200から取り外してもよく、取り外す順番は特定されていない。
また、給紙カセット40を筐体200に取り付ける際では、一方の給紙カセット40を奥まで押し込むと、係止部材50とストッパ42eとのいずれにも規制されないので、他方の給紙カセット40を容易に取り付けることができる。このように、1つの係止部材50に対応する2つの給紙カセット40のうち、いずれの給紙カセット40を筐体200に取り付けてもよく、取り付ける順番は特定されていない。
なお、今回開示した実施の形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本開示の技術的範囲は、上記した実施の形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 画像形成装置
40 給紙カセット
40A 第1カセット
40B 第2カセット
40C 第3カセット
40D 第4カセット
42 係止側壁
42a 側壁上端部
42b 側壁下端部
42c 上側凹部
42d 下側凹部
42e ストッパ
42f 延伸凹部
50 係止部材
50A 第1カム
50B 第2カム
51 回動支点
52 下側カセット係止突起
53 上側カセット係止突起
54 錘
200 筐体
X 挿抜方向
X1 引出方向
X2 挿入方向

Claims (6)

  1. 筐体と、前記筐体から挿抜方向に沿って挿抜される複数の給紙カセットとを設けた給紙装置であって、
    前記給紙カセット同士の間に配置され、前記給紙カセットを係止する係止部材を備え、
    前記係止部材は、前記筐体に対して、前記挿抜方向と直交する軸で回動自在に軸支された回動支点と、前記回動支点を起点として互いに交差する方向に延びた上側カセット係止突起および下側カセット係止突起とを有し、
    前記複数の給紙カセットは、上下方向に並べて配置され、前記下側カセット係止突起が挿入される上側凹部が上端部に設けられ、前記上側カセット係止突起が挿入される下側凹部が下端部に設けられており、
    前記筐体から引き出された前記給紙カセットに押圧された前記係止部材が、前記筐体に収容された前記給紙カセットを係止すること
    を特徴とする給紙装置。
  2. 請求項1に記載の給紙装置であって、
    前記係止部材の上側に位置する前記給紙カセットを引き出した際、前記係止部材の下側に位置する前記給紙カセットは、前記上側凹部が前記下側カセット係止突起に係止されて引き出しを規制され、
    前記係止部材の下側に位置する前記給紙カセットを引き出した際、前記係止部材の上側に位置する前記給紙カセットは、前記下側凹部が前記上側カセット係止突起に係止されて引き出しを規制されること
    を特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1に記載の給紙装置であって、
    前記係止部材は、自重によって回動した際、前記下側カセット係止突起が下方へ延びた状態で静止すること
    を特徴とする給紙装置。
  4. 請求項1に記載の給紙装置であって、
    前記給紙カセットの上端部には、前記挿抜方向に沿って延びた延伸凹部が設けられ、
    前記上側凹部は、前記延伸凹部よりも下方へ凹んでいること
    を特徴とする給紙装置。
  5. 請求項1に記載の給紙装置であって、
    前記給紙カセットの上端部には、前記給紙カセットを引き出す際に前記係止部材を係止するストッパが取り付けられており、
    前記ストッパは、前記挿抜方向における前記給紙カセットの中心よりも奥側に配置されていること
    を特徴とする給紙装置。
  6. 請求項1に記載の給紙装置を備えた画像形成装置。
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