JP2024044035A - 報知制御装置及び洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯機を使用する際に使用者が不便に感じることを抑制できる報知制御装置を提供する。【解決手段】報知制御装置150は、取得部51と、報知部52と、報知制御部53とを備える。取得部51は、洗濯物に関する情報を取得する。報知部131は、使用者に運転条件の変更を勧める報知を実行する。報知制御部52は、洗濯物に関する情報に基づいて、報知を実行するように、報知部131を制御する。報知制御装置150は、判定部53と、延長部54とを更に備えることが好ましい。判定部53は、洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。延長部54は、運転条件のうち、運転時間を延長する。【選択図】図5
Description
本発明は、報知制御装置及び洗濯機に関する。
特許文献1に記載の洗濯乾燥機は、洗濯物の洗濯、脱水、乾燥を行う。洗濯乾燥機は、洗濯物の量を検知する。洗濯乾燥機は、検知結果が乾燥容量を超過すると判断する場合、報知を行う。
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯乾燥機では、報知を行い、適正に洗濯物を乾燥できるように使用者が洗濯物の量を減らす必要があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、洗濯機の運転条件を勧めることにより、洗濯機を使用する際に使用者が不便に感じることを抑制できる報知制御装置及び洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の一局面によれば、報知制御装置は、取得部と、報知部と、報知制御部とを備える。前記取得部は、洗濯物に関する情報を取得する。前記報知部は、使用者に運転条件の変更を勧める報知を実行する。前記報知制御部は、前記洗濯物に関する情報に基づいて、前記報知を実行するように、前記報知部を制御する。
本発明の他の局面によれば、洗濯機は、上記に記載の報知制御装置と、収容部とを備える。前記収容部は、洗濯物を収容する。
本発明の報知制御装置によれば、洗濯機を使用する際に使用者が不便に感じることを抑制できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明の実施形態に係る洗濯機システム1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る洗濯機システム1の模式図である。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る洗濯機システム1について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る洗濯機システム1の模式図である。
図1に示すように、洗濯機システム1は、洗濯機100と、サーバ装置200と、端末装置300を備える。端末装置300は、「外部機器」の一例に相当する。洗濯機100とサーバ装置200と端末装置300とは、例えば、電気通信網、または光通信網を用いた通信網Nを介して互いに通信可能である。
洗濯機システム1は、使用者が端末装置300等を用いて指示を行うことで、洗濯機100を操作できる。なお、洗濯機100への指示は、端末装置300ではなく、洗濯機100に設けられた操作部を操作して行われてもよい。
端末装置300は、無線アクセスポイントと通信網Nとを介して、サーバ装置200または洗濯機100と通信する。端末装置300は、タブレット端末、スマートフォン、またはノートパソコン等である。
サーバ装置200は、スイッチ、複数のサーバからなるサーバクラスタ、またはクラウドコンピューティングサービスセンターであってもよい。
洗濯機100は、洗濯物を洗濯する。洗濯物は、例えば、衣類である。洗濯機100は、無線アクセスポイントと通信網Nとを介して、サーバ装置200または端末装置300と通信する。
次に、図1と図2とを参照して、洗濯機100を説明する。図2は、洗濯機100の断面図である。図1に示すように、洗濯機100は、操作表示部110と、接続口111と、扉112と、扉開ボタン113と、筐体114とを含む。
操作表示部110は、使用者からの操作を受け付ける。操作表示部110は、筐体114の前面の上部に設けられる。
接続口111は、筐体114の後方の上部に設けられる。接続口111は、水栓に接続される。水栓から放出された水は、接続口111を介して洗濯機100に供給される。
扉112は、筐体114の前面に設けられる。扉112は、筐体114の内部と筐体114の外部とを仕切る。扉開ボタン113は、扉112の周囲に配置される。扉開ボタン113が操作されることで、扉112が開く。
図2に示すように、洗濯機100は、ドラム115と、水槽116と、ダンパー117とを更に含む。
ドラム115及び水槽116の各々は、筐体114の内部に配置される。ドラム115及び水槽116の各々は、筒体の一端部を閉塞した形状を有する。
ドラム115は、洗濯物を収容する。ドラム115は、「収容部」の一例に相当する。ドラム115の一端部には、ドラム底部が形成される。ドラム115の他端部には、ドラム開口部15aが形成される。ドラム開口部15aは、扉112に対向する。ドラム115は、水槽116の内側に配置される。
水槽116の一端部には、水槽底部が形成される。水槽116の他端部には、水槽開口部16aが形成される。水槽開口部16aは、扉112に対向する。
扉112が開かれると、ドラム開口部15aが筐体114の外部と対向する。その結果、ユーザーは、ドラム開口部15aを介してドラム115内に洗濯物を投入することができる。
洗濯機100は、ドラムモータ118と、出力軸119と、複数の孔部120と、複数のバッフル121とを更に含む。
ドラムモータ118は、ドラム115を回転させる。ドラムモータ118は、出力軸119を介してドラム115に接続される。複数の孔部120は、ドラム115に形成される。複数の孔部120は、ドラム115を貫通する。複数のバッフル121の各々は、ドラム115の内周面に形成され、ドラム115の内側に突出する。複数のバッフル121は、ドラム115の周方向に沿って並んでいる。
なお、本実施形態では、洗濯機100としてドラム式の洗濯機を例示したが、これに限らず、例えば、縦型の洗濯機であってもよい。また、乾燥機であってもよい。
洗濯機100が洗い運転を行う手順について説明する。
まず、ドラム115内に洗濯物が投入される。そして、水槽116内に水が供給され、その水が複数の孔部120を介してドラム115内に供給されることで洗濯物が水に浸される。そして、ドラムモータ118の動力によりドラム115が回転する。ドラム115が回転すると、バッフル121により洗濯物が持ち上げられる。そして、洗濯物は、重力により落下してドラム115の内周面に叩きつけられる。そして、ドラム115が反転と回転を繰り返すと、洗濯物が持ち上げられる動作と、洗濯物がドラム115の内周面に叩きつけられる動作とが交互に繰り返される。その結果、洗濯物が洗濯される。
洗濯機100は、ファン122と、ヒータ123と、ダクト124とを更に含む。ファン122は、ヒータ123及びダクト124を介して水槽116に接続される。
洗濯機100が乾燥運転を行う手順について説明する。
ファン122及びヒータ123により生成された熱風が、ダクト124を介して水槽116の内部に供給される。水槽116の内部に供給された熱風は、複数の孔部120を介してドラム115の内部に供給される。その結果、ドラム115の内部の洗濯物が乾燥される。
次に図1と図3とを参照して、端末装置300を説明する。図3は、端末装置300のブロック図である。
端末装置300は、操作表示部310と、記憶部327と、通信部326と、制御部350とを備える。
操作表示部310は、使用者からの操作を受け付ける。操作表示部310は、受付部331と、表示部332とを含む。
表示部332は、各種画像を表示する。例えば、表示部322は、洗濯機100の状態を示す画像を表示する。また、表示部332は、報知を実行する。表示部332は、「報知部」の一例に相当する。報知を実行する場合、表示部332は、使用者に運転条件の変更を勧める報知を実行する。運転条件は、洗濯のコース、運転時間を含む。洗濯のコースは、例えば、お急ぎコースや、乾燥を含まない洗濯コースや、速乾コースなどである。例えば、表示部332は使用者に洗濯機100の運転時間の延長を勧める画像を表示する。
受付部331は、タッチパネルである。タッチパネルは、表示部332に重ねて配置されており、使用者の指等による操作を検出可能である。受付部331は、洗濯機100に対する指示を受け付けることが可能である。
通信部326は、洗濯機100とサーバ装置200と通信するデバイスである。通信部326は、例えば、通信網Nを介して洗濯機100と通信する。通信部326は、例えば、無線アクセスポイントと通信網Nを介して洗濯機100と通信する。また、通信部326は、例えば、無線アクセスポイントと通信網Nを介してサーバ装置200と通信する。
通信部326は、受付部331から受け付けた洗濯機100に対する指示を洗濯機100に送信する。また、通信部326は洗濯機100の制御情報を洗濯機100の通信部126から受信する。
記憶部327は、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)のような主記憶装置(例えば、半導体メモリー)を含み、補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ)を更に含んでもよい。記憶部327は、制御部350によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部350は、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。制御部350は、端末装置300の各要素を制御する。制御部350は、「報知制御装置」の一例に相当する。具体的には、制御部350のプロセッサーは、記憶部327に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、操作表示部310と、通信部326と、記憶部327とを制御する。
次に図1と図4とを参照してサーバ装置200を説明する。図4は、サーバ装置200のブロック図である。
サーバ装置200は、通信部226と、記憶部227と、制御部250とを含む。
通信部226は、洗濯機100と端末装置300と通信するデバイスである。通信部226は、例えば、通信網Nを介して洗濯機100と通信する。また、通信部226は、例えば、通信網Nを介して端末装置300と通信する。
記憶部227は、ROM、及びRAMのような主記憶装置を含み、補助記憶装置を更に含んでもよい。記憶部227は、制御部250によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部250は、CPU及びMPUのようなプロセッサーを含む。制御部250は、サーバ装置200の各要素を制御する。具体的には、制御部250のプロセッサーは、記憶部227に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、通信部226と、記憶部227とを制御する。
次に、図1と図2と図5とを参照して、洗濯機100について更に説明する。図5は、洗濯機100のブロック図である。
図5に示すように、洗濯機100は、第1センサ141と、第2センサ142と、第3センサ143と、通信部126と、記憶部127と、制御部150とを更に含む。
図5に示す操作表示部110は、受付部131と、表示部132とを含む。
受付部131は、洗濯機100に対する指示を受け付ける。受付部131は、例えば、タッチパネルまたはハードウェアキーの少なくとも一方を含む。タッチパネルは、表示部132に重ねて配置されており、使用者の指等による操作を検出可能である。ハードウェアキーは、表示部132の周囲等に配置されており、使用者の指等による押圧を検出可能である。
受付部131は、複数のキーを含む。複数のキーは、表示部132に表示される画像のキー、ハードウェアキーである。複数のキーは、例えば、ふろ水キーと、予約キーと、洗いキーと、すすぎキーと、脱水キーと、乾燥キーと、電源入キーと、電源切キーと、スタート・一時停止キーとで構成される。
ふろ水キーは、ふろ水を使うか否かを受け付ける。予約キーは、運転終了時刻の予約を受け付ける。電源入キーは、洗濯機100に通電を開始する指示を受け付ける。電源入キーは、洗濯機100に対する通電を遮断する指示を受け付ける。スタート・一時停止キーは、洗濯機100の動作を開始させる指示、及び洗濯機100の動作を一時停止させる指示を受け付ける。
洗いキーは、洗い工程における洗濯物の洗い時間を受け付ける。洗い工程は、洗濯物を洗う処理を示す。
すすぎキーは、すすぎ工程における洗濯物のすすぎの時間や回数を受け付ける。すすぎ工程は、洗濯物をすすぐ処理を示す。
脱水キーは、脱水工程における洗濯物の脱水時間を受け付ける。脱水工程は、洗濯物を脱水する処理を示す。
乾燥キーは、乾燥工程における洗濯物の乾燥時間を受け付ける。乾燥工程は、洗濯物を乾燥させる処理を示す。
表示部132は、各種画像を表示する。例えば、表示部132は、洗濯機100の状態を示す画像を表示する。例えば、洗濯機100の状態を示す画像は、洗濯機100の運転条件を示す画像である。また、表示部132は、延長を実行する。表示部132は、「報知部」の一例に相当する。報知を実行する場合、表示部132は、使用者に運転条件の変更を勧める報知を実行する。また、例えば、表示部132は使用者に洗濯機100の運転時間の延長を勧める画像を表示する。
第1センサ141は、液体の水位を検知する。具体的には、第1センサ141は、ドラム内の水の水位を検知する。例えば、第1センサ141は、例えば、フロートを使用したセンサである。第1センサ141は、マグネットを有するフロートと、磁気感応スイッチ群を有する。第1センサ141は、フロートの変位に伴い、磁気感応スイッチ群の検出状況の組み合わせが変化することに基づいて水位を検出する。つまり、ドラム115に供給された水の量に応じた水位を第1センサ141は検知する。なお、ドラム115に洗濯物が収容される場合、洗濯物は水を吸収する。このため、ドラム115に供給された水の量に応じた水位と異なる水位を検知する。
第2センサ142は、洗濯物の汚れや洗剤残りを検知する。具体的には、第2センサ142は、ドラム115に収容された洗濯物から水に流出した汚れや洗剤残りを検知する。第2センサ142は、例えば、光学センサである。例えば、水に流出した汚れや洗剤残りが多いほど、光学センサが受信する光が少なくなる。また、水に流出した汚れや洗剤残りが少ないほど、光学センサが受信する光が多くなる。
第3センサ143は、水槽116内の環境を検知する。具体的には、第3センサ143は、水槽116内または水槽116から放出された空気の温度や湿度などを検知する。第3センサ143は、例えば、温度センサや湿度センサである。
通信部126は、サーバ装置200と端末装置300と通信するデバイスである。通信部126は、例えば、無線アクセスポイントと通信網N(図1参照)とを介してサーバ装置200と通信する。この場合、通信部126は、例えば、Wi-Fi(ワイファイ:登録商標)の通信規格を用いて無線アクセスポイントと通信する。また、通信部126は、例えば、無線アクセスポイントと通信網N(図1参照)とを介して端末装置300と通信する。
通信部126は、例えば、端末装置300から洗濯機100に対する指示を受信する。また、通信部126は、洗濯機100の運転条件を端末装置300に送信する。
記憶部127は、ROM、及びRAMのような主記憶装置を含み、補助記憶装置を更に含んでもよい。記憶部127は、制御部150によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御部150は、CPU及びMPUのようなプロセッサーを含む。制御部150は、洗濯機100の各要素を制御する。制御部150は、「報知制御装置」の一例に相当する。具体的には、制御部150のプロセッサーは、記憶部127に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、操作表示部110と、ドラムモータ118と、ファン122と、ヒータ123と、通信部126と、記憶部127とを制御する。
図5に示すように、制御部150は、取得部51と、報知制御部52と、判定部53と、延長部54とを含む。制御部150のプロセッサーは、記憶部127に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、取得部51、報知制御部52、判定部53、及び、延長部54として機能する。
取得部51は、洗濯物に関する情報を取得する。洗濯物に関する情報は、例えば、洗濯物の量を示す情報、洗濯物の繊維を示す情報、洗濯物の汚れを示す情報、及び、洗濯物の洗濯に使用する洗剤残りを示す情報を含む。
報知制御部52は、表示部132を制御する。具体的には、報知制御部52は、洗濯物に関する情報に基づいて、報知を実行する。
つまり、洗濯機100の運転条件を変更するように使用者に促すことができる。よって、洗濯機100の運転条件に合わせて、使用者が洗濯機100から洗濯物を取り出すような作業を低減できる。この結果、使用者が洗濯機を使用する際に不便と感じることを抑制できる。
また、運転条件の変更により、洗濯物の処理が不完全に終了することを抑制できる。更に、洗濯機100が洗濯の完了を報知したにも関わらず、洗濯物の処理が不完全で使用者が追加で洗濯機100を操作することを抑制できる。
判定部53は、洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。所定の条件は、例えば、閾値である。閾値は、記憶部127に予め記憶される。
延長部54は、運転条件のうち、洗濯機100の運転時間を延長する。具体的には、所定の条件を満たすと判定部53が判定する場合、延長部54は洗濯機100の運転時間を延長する。更に具体的には、所定の条件を満たすと判定部53が判定する場合、延長報知を実行するように、報知制御部52は表示部132を制御し、延長部54は洗濯機100の運転時間を延長する。
例えば、洗濯物に関する情報は、洗濯物の量を示す情報である。具体的には、取得部51は、容量センシングを行い、洗濯物の量を示す情報を取得する。容量センシングは、洗濯物がドラム115内に収容されると共にドラム115内に水が供給されていない状態で、制御部150がドラム115を回転させることにより洗濯物の容量を算出する処理を示す。
更に具体的には、ドラム115を回転させる際の負荷に基づいて、取得部51は洗濯物の量を算出する。洗濯物の量が多くなる程、ドラム115に対する負荷が大きくなるので、ドラム115の回転速度が遅くなる。つまり、ドラム115の回転速度に基づいて、取得部51は洗濯物の量を取得する。ドラム115の回転速度と、洗濯物の量とを対応付けた対応情報は、予め記憶部127に記憶されている。
本実施形態では、ドラム115の回転速度を一例に説明したが、ドラムモータ118の回転速度に基づいて、取得部51は洗濯物の量を取得してもよい。ドラム115の回転速度が遅くなることは、言い換えれば、ドラムモータ118の回転速度が遅くなることを示すからである。ドラムモータ118の回転速度は、例えば、所定期間内にドラムモータ118に入力されたパルス信号の個数に基づいて、制御部150が算出する。また、ドラムモータ118の駆動電流に基づいて、取得部51は洗濯物の量を取得してもよい。洗濯物の量が多くなる程、ドラム115を回転させる力が多くなるため、ドラム115を回転させるドラムモータ118の駆動電流が大きくなる。この駆動電流を検出して、洗濯物の量を算出する。
次に、判定部53は、洗濯物の量が第1閾値以上であるか否かを判定する。第1閾値は、例えば、洗濯物の重量を示す。
また、報知制御部52は、洗濯物の量を示す情報に基づいて、乾燥工程の所用時間を延長する延長報知を実行する。例えば、スピードコースなどの小容量の衣類を設定時間で洗濯、乾燥するコースを、使用者が選択していた場合に、洗濯物の量が多く、その設定時間では洗濯物の乾燥が十分でないと判定する場合、使用者に延長報知を実行できる。具体的には、洗濯物の量が第1閾値以上であると判定部53が判定した場合、延長報知を実行するように、報知制御部52は表示部132を制御する。また、延長報知は、洗濯物を乾燥する時間の延長を勧める報知である。
そして、延長部54は乾燥工程の時間を延長する。したがって、洗濯物を乾燥させる時間を延長するように、使用者を促すことができる。この結果、乾燥が十分でない洗濯物を乾燥させることができる。
具体的には、使用者から延長の指示がある場合、ドラムモータ118の回転速度と、乾燥工程の所要時間とを対応付けた対応情報に基づいて、延長部54は乾燥工程の時間を延長する。更に具体的には、ドラムモータ118の回転速度が遅くなる程、乾燥工程の所要時間が長くなるように、乾燥工程の所要時間を算出する。この場合、ドラムモータ118の回転速度と、乾燥工程の所要時間とを対応付けた対応情報は、予め記憶部127に記憶されていてもよい。また、第3センサ143で検知した情報に基づいて衣類の乾燥状態を検知し、乾燥工程の完了を判断してもよい。
次に、図5~図8を参照して、制御部150が実行する処理を説明する。図6は、表示部132に表示された第1報知画像G1を示す図である。第1報知画像G1は、延長報知を示す。第1報知画像G1は、「乾燥時間の延長を勧める報知」の一例に相当する。図7は、表示部132に表示された第2報知画像G2を示す図である。第2報知画像G2は、運転時間の延長を受け付けた場合に表示部132に表示される。図8は、表示部132に表示された第3報知画像G3を示す図である。第3報知画像G3は、運転時間の延長をキャンセルする場合に表示部132に表示される。
第1報知画像G1は、使用者に乾燥時間の延長を勧める画像である。第1報知画像G1は、例えば、洗濯物の量が第1閾値以上であると判定部53が判定する場合、表示部132に表示される。第1報知画像G1は、第1画像G11、第2画像G12、第3画像G13、及び、第4画像G14を含む。
第1画像G11は、使用者に乾燥時間の延長を勧める画像である。使用者に乾燥時間の延長を勧める画像は、特定の文字を含む。特定の文字は「衣類の量が多いので、乾ききらないかもしれません。乾燥時間の延長をオススメします。」である。
第2画像G12は、第3画像G13を説明する画像である。第3画像G13を説明する画像は、特定の文字を含む。特定の文字は、「乾燥運転を延長」である。
第3画像G13は、乾燥運転の延長をする指示を行うための画像である。第3画像G13は、スイッチを示す画像である。例えば、スイッチを示す画像は、ONとOFFとが切り替わる。
第3画像G13は、使用者からの操作を受け付ける。具体的には、受付部131は第3画像G13に対する操作を受け付ける。また、受付部131が第3画像G13に対する操作を受け付ける場合、制御部150は表示する第3画像G13を切り換えるように、表示部132を制御する。つまり、受付部131が第3画像G13に対する操作を検知するたびに、ON状態の第3画像G13とOFF状態の第3画像G13とを切り換えるように、制御部150は表示部132を制御する。
また、第3画像G13がON状態となる場合、運転時間の延長を指示することを示す。つまり、受付部131は運転時間を延長することを示す指示を受け付ける。例えば、第3画像G13がON状態となる場合、乾燥時間の延長を指示することを示す。
また、第3画像G13がOFF状態となる場合、運転時間の延長をキャンセルする指示を示す。つまり、受付部131は運転時間を延長しないことを示す指示を受け付ける。例えば、第3画像G13がOFF状態となる場合、乾燥時間の延長を指示しないことを示す。
第4画像G14は、第3画像G13の状態を洗濯機100に送信するための画像である。具体的には、受付部131は、第4画像G14に対する操作を受け付ける。例えば、第3画像G13がON状態であり、受付部131が第4画像G14に対する操作を受け付けた場合、運転時間の延長することを洗濯機100に指示する。また、例えば、第3画像G13がOFF状態であり、受付部131が第4画像G14に対する操作を受け付けた場合、運転時間の延長をしないことを洗濯機100に指示する。
また、第3画像G13がON状態であり、受付部131が第4画像G14に対する操作がされた場合、表示部132には第2報知画像G2が表示される。第3画像G13がOFF状態であり、受付部131が第4画像G14に対する操作がされた場合、表示部132には第3報知画像G3が表示される。
第2報知画像G2は、第5画像G21、及び、第6画像G22を含む。第5画像G21は、洗濯機100が運転時間を延長する指示を受け付けたことを示す画像である。第6画像G22は、第2報知画像G2の表示を停止するための画像である。第6画像G22は、使用者からの操作を受け付ける。また、受付部131が第6画像G22に対する操作を検知する場合、第2報知画像G2を表示することを停止するように、制御部150は表示部132を制御する。
第3報知画像G3は、第7画像G31、及び、第8画像G32を含む。第7画像G31は、洗濯機100が運転時間を延長する指示をキャンセルしたことを示す画像である。第8画像G32は、第3報知画像G3の表示を停止するための画像である。第8画像G32は、使用者からの操作を受け付ける。また、受付部131が第8画像G32に対する操作を検知する場合、第3報知画像G3の表示を停止するように、制御部150は表示部132を制御する。
また、給水が開始された後に、洗濯機100の受付部131が操作されて、使用者から運転時間を延長する指示を受け付けることがある。本実施形態の洗濯機100は、給水が開始された後に、洗濯機100の受付部131からは運転時間を延長する指示を受け付けない。具体的には、ドラム115に給水が開始された後に、洗濯機100の受付部131では運転時間の延長を受付けない。また、報知制御部52は、洗濯機100での延長報知を実行しない。
ドラム115に給水が開始された場合、洗濯機100の近くに使用者がいないことが多い。また、使用者以外が洗濯機100を操作して、使用者が望まない時間に洗濯にかかる時間が変更されることもある。よって、延長部54は運転時間を延長しない。この結果、使用者が予期しない運転時間の延長を抑制できる。
次に、図6~図8を参照して、端末装置300の表示部332に表示される第1報知画像G1と第2報知画像G2と第3報知画像G3とを説明する。図6に示す第1報知画像G1と図7に示す第2報知画像G2と図8に示す第3報知画像G3とは、端末装置300の表示部332にも表示される。具体的には、取得部51が取得した洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすと判定部53が判定する場合、制御情報を端末装置300に送信するように、洗濯機100の制御部150は通信部126を制御する。制御情報は、第1報知画像G1を表示することを示す。本実施形態においては、ドラム115に給水が開始される前であっても、ドラム115に給水が開始された後であっても、取得部51が取得した洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすと判定部53が判定する場合、すなわち、洗濯物を乾燥する時間の延長を勧める条件を満たすと判定する場合、第1報知画像G1を表示する制御情報を端末装置300に送信する。
洗濯機100の通信部126から制御情報を受信した場合、端末装置300の制御部350は、第1報知画像G1を表示するように、表示部332を制御する。端末装置300の表示部332に表示される第1報知画像G1は、図6を用いて説明した洗濯機100の表示部132に表示される第1報知画像G1と略一致する。
また、端末装置300の受付部331は、第3画像G13に対する操作を受け付ける。端末装置300の受付部331が第3画像G13に対する操作を受け付ける場合、制御部350は表示する第3画像G13をON状態の第3画像G13またはOFF状態の第3画像G13に切り換えるように、表示部332を制御する。
また、端末装置300の受付部331は、第4画像G14に対する操作を受け付ける。例えば、第3画像G13がON状態であり、受付部331が第4画像G14に対する操作を受け付けた場合、運転時間の延長する指示を示す制御情報を端末装置300の通信部326は洗濯機100に送信する。また、表示部332には第2報知画像G2が表示される。
運転時間の延長する指示を示す制御情報を端末装置300の通信部326が洗濯機100に送信する場合、洗濯機100の通信部126は、端末装置300から運転時間を延長することを示す制御情報を受信する。本実施形態においては、ドラム115に給水が開始される前であっても、ドラム115に給水が開始された後であっても、端末装置300から制御情報を受信した場合、延長部54は運転時間を延長する。すなわち、ドラム115に給水が開始された後で、洗濯機100の受付部131では運転時間の延長を受付けない場合であっても、端末装置300では、運転時間の延長についての報知及び指示を行うことができる。よって、洗濯機100から離れた位置にいる使用者の意思を洗濯機100の制御に反映させやすい。
端末装置300から洗濯機100を操作する場合、使用者は洗濯機100の遠くにいることが多い。端末装置300から洗濯機100を操作する場合、使用者は運転時間を延長しても、洗濯機100による処理を完了したいという要望がある。したがって、洗濯機100による処理を十分に実行できる。この結果、使用者が望む処理を実行できる。
また、例えば、第3画像G13がOFF状態であり、受付部331が第4画像G14に対する操作を受け付けた場合、運転時間を延長しない指示を示す制御情報を端末装置300の通信部326は洗濯機100に送信する。また、表示部332には第3報知画像G3が表示される。
第3画像G13がOFF状態であり、受付部331が第4画像G14に対する操作を受け付けた場合、端末装置300の制御部350は運転時間の延長を勧める報知を実施しないように、表示部332を制御してもよい。
運転時間を延長しない指示を示す制御情報を端末装置300の通信部326が洗濯機100に送信する場合、洗濯機100の通信部126は端末装置300から運転時間の延長をキャンセルすることを示す制御情報を受信する。本実施形態においては、端末装置300から運転時間の延長をキャンセルする指示を示す制御情報を受信した場合、延長部54は運転時間を延長しない。運転時間の延長をキャンセルする指示を受け付けた場合、洗濯機100が洗い工程、すすぎ工程、脱水工程、及び、乾燥工程を終了するまでの間だけ、洗濯機100の報知制御部52は運転時間の延長を勧める報知を実施しないように、表示部132を制御してもよい。
次に図3~図11を参照して、洗濯機100の制御部150が実行する延長処理を説明する。図9は、洗濯機100の制御部150が実行する延長処理のフローチャートである。具体的には、図9は、洗濯機100の受付部131が使用者から指示を受け付けた場合に洗濯機100が実施する延長処理である。洗濯機100の制御部150が実行する延長処理は、ステップS101~ステップS117を含む。
ステップS101において、取得部51は、洗濯物に関する情報を取得する。処理は、ステップS103に進む。
ステップS103において、判定部53は、洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する。洗濯物に関する情報が所定の条件を満たさない場合(ステップS103でNo)、処理はステップS117に進む。洗濯物に関する情報が所定の条件を満たす場合(ステップS103でYes)、処理はステップS105に進む。
ステップS103でYesの場合、ステップS105において、制御部150は、報知を実行する制御情報を端末装置300に送信するように、通信部126を制御する。処理はステップS107に進む。
ステップS107において、制御部150は、ドラム115に給水された後か否かを判定する。ドラム115に給水された後である場合(ステップS107でYes)、処理はステップS111に進む。ドラム115に給水された後でない場合(ステップS107でNo)、処理はステップS109に進む。
ステップS107でNoの場合、ステップS109において、報知制御部52は、表示部132が報知を実行するように、表示部132を制御する。具体的には、報知制御部52は、表示部132が第1報知画像G1を表示するように、表示部132を制御し、使用者からの操作を受付ける。処理はステップS111に進む。
ステップS107でYesの場合、及び、ステップS109の後に、ステップS111において、制御部150は、延長の指示を受け付けたか否かを判定する。ステップS111では、端末装置300から受信した制御情報と、ステップS109において延長報知を行った場合の報知制御部52からの指示情報と、に基づいて判定する。なお、端末装置300から受信した制御情報と報知制御部52からの指示情報とが異なる指示である場合は、より後に受け付けた情報に基づいて判定してもよい。延長の指示を受け付けていない場合(ステップS111でNo)、処理はステップS115に進む。延長の指示を受け付けた場合(ステップS113でYes)、処理はステップS113に進む。
ステップS111でYesの場合、ステップS113において、延長部54は、運転時間を延長する。処理は終了する。
ステップS111でNoの場合、ステップS115において、延長部54は、運転時間を延長しない。処理は終了する。
ステップS103でNoの場合、ステップS117において、報知制御部52は、報知制御部52は、表示部132が報知を実行しないように、表示部132を制御する。処理は終了する。
また、報知制御部52が表示部132に使用者に運転時間の延長を勧める報知を行った場合、再度、運転時間の延長を勧める報知を行わないように、報知制御部52は表示部132を制御してもよい。また、延長部54が運転時間の延長を受け付けた場合、運転時間の延長を勧める報知を行わないように、報知制御部52は表示部132を制御してもよい。
次に、図10を参照して、端末装置300が実行する延長処理を説明する。図10は、端末装置300の制御部350が実行する延長処理のフローチャートである。具体的には、図10は、端末装置300の受付部331が使用者から指示を受け付けた場合に実施する延長処理である。端末装置300の制御部350が実行する延長処理は、ステップS121~ステップS129を含む。
ステップS121において、端末装置300の制御部350は、通信部326が延長報知を実施することを示す制御情報を受信するように、通信部320を制御する。処理はステップS123に進む。
ステップS123において、制御部350は、表示部332が延長報知を実行するように、表示部332を制御する。具体的には、制御部350は、表示部332が第1報知画像G1を表示するように、表示部332を制御する。処理はステップS125に進む。
ステップS125において、制御部350は、延長の指示を受け付けたか否かを判定する。延長の指示を受け付けていない場合(ステップS125でNo)、処理はステップS129に進む。延長の指示を受け付けた場合(ステップS125でYes)、処理はステップS127に進む。
ステップS125でYesの場合、ステップS127において、制御部350は、運転時間の延長する指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
ステップS125でNoの場合、ステップS129において、制御部350は、運転時間を延長しない指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
なお、洗濯機100の運転時間が延長された場合であっても、端末装置300は、運転時間の延長をキャンセルする制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御できる。
次に、図3~図8、及び、図11、図12を参照して、乾燥時間を延長する場合の延長処理を説明する。図11は、乾燥時間を延長する場合の延長処理のフローチャートである。乾燥時間を延長する場合の延長処理は、ステップS201~ステップS217を含む。ステップS205、ステップS207、ステップS209、ステップS211、及び、ステップS217は、図9に示すステップS105、ステップS107、ステップS109、ステップS111、及び、ステップS117と同様のため説明を省略する。
ステップS201において、取得部51は、洗濯物の量を示す情報を取得する。処理はステップS203に進む。
ステップS203において、判定部53は、洗濯物の量が第1閾値以上であるか否かを判定する。洗濯物の量が第1閾値以上でない場合(ステップS203でNo)、処理はステップS217に進む。洗濯物の量が第1閾値以上である場合(ステップS203でYes)、処理はステップS205に進む。
ステップS211でYesの場合、ステップS213において、延長部54は、乾燥時間を延長する。処理は終了する。
ステップS211でNoの場合、ステップS215において、延長部54は乾燥時間を延長しない。
また、報知制御部52が表示部132に使用者に乾燥時間の延長を勧める報知を行った場合、再度、乾燥時間の延長を勧める報知を行わないように、報知制御部52は表示部132を制御してもよい。また、延長部54が乾燥時間の延長を受け付けた場合、乾燥時間の延長を勧める報知を行わないように、報知制御部52は表示部132を制御してもよい。
次に、図12を参照して、端末装置300が実行する乾燥時間の延長処理を説明する。図12は、端末装置300の制御部350が実行する乾燥時間の延長処理のフローチャートである。具体的には、図12は、端末装置300の受付部331が使用者から指示を受け付けた場合に実施する乾燥時間の延長処理である。端末装置300の制御部350が実行する乾燥時間の延長処理は、ステップS221~ステップS229を含む。ステップS221、ステップS223、及び、ステップS225は、図10に示すステップS121、ステップS123、及び、ステップS125と同様のため説明を省略する。
ステップS225でYesの場合、ステップS227において、制御部350は、乾燥時間の延長する指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
ステップS225でNoの場合、ステップS229において、制御部350は、運転時間を延長しない指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
なお、洗濯機100の乾燥時間が延長された場合であっても、端末装置300は、乾燥時間の延長をキャンセルする制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御できる。
また、本実施形態では、乾燥工程の途中、または、乾燥工程の終了後に、取得部51が第3センサ143から水槽116内の環境を示す情報を取得する。つまり、取得部51は、水槽116の温度と湿度とのうちの少なくとも1つを取得する。
そして、判定部53は、洗濯物が乾燥したか否かを判定する。洗濯物が乾燥したと判定部53が判定する場合、報知制御部52は洗濯物が乾燥したことを示す画像を表示するように、表示部132を制御する。また、洗濯物が乾燥したと判定部53が判定する場合、洗濯物が乾燥したことを示す画像を表示する制御情報を端末装置300に送信するように、報知制御部52は通信部126を制御する。
また、洗濯物が乾燥していないと判定部53が判定する場合、延長部54は、更に乾燥時間を延長させる。よって、十分に洗濯物を乾燥させることを望む使用者の要望に応えることが可能となる。
次に、図5と図13を参照して、洗濯物の繊維に基づいて、乾燥時間を延長する処理を説明する。本実施形態の取得部51は、洗濯物の繊維に関する情報を取得する。取得部51は、ドラム115に給水後に第1センサ141から洗濯物の繊維に関する情報を取得する。洗濯物の繊維に関する情報からは、洗濯物の布質の情報を得ることができる。
そして、判定部53は第1センサ141の検知結果に基づいて、洗濯物の繊維が特定の繊維であるか否かを判定する。換言すると、判定部53は、洗濯物の布質を判定する。
例えば、判定部53は、ドラム115に供給された水の量と、第1センサ141が検知した水位とに基づいて、洗濯物の繊維が特定の繊維か否かを判定する。更に例えば、ドラム115に供給された水の量と第1センサ141が検知した水位との差が大きければ大きいほど、洗濯物の繊維が水を多く吸収する。判定部53は、洗濯物の繊維が水を多く吸収する繊維か否かを判定する。水を多く吸収する繊維は、例えば、綿である。
水を多く吸収する繊維が使用された洗濯物は、乾燥に時間を要する。よって、判定部53は、洗濯物の繊維が特定の繊維であるか否かを判定する。更に、特定の繊維であると判定部53が判定した場合、延長報知を実行するように、報知制御部52は表示部132を制御する。また、延長報知は、洗濯物を乾燥する時間の延長を勧める報知である。そして、延長部54は、洗濯物を乾燥する時間を延長する。
したがって、乾燥に時間を要する特定の繊維が使用された洗濯物の場合、使用者に乾燥時間を延長する旨を報知できる。つまり、特定の繊維である場合、乾きにくい洗濯物であるため、使用者に乾燥時間を延長する旨を報知できる。この結果、洗濯物の乾燥が不十分となることを抑制できる。
なお、使用者から延長の指示がある場合、特定の繊維の量に応じた水位と、乾燥工程の所要時間とを対応付けた対応情報に基づいて、延長部54は乾燥工程の時間を延長する。更に具体的には、水位が低くなるほど、乾燥工程の所要時間が長くなるように、乾燥工程の所要時間を算出する。また、水位と、乾燥工程の所要時間とを対応付けた対応情報は、予め記憶部127に記憶されている。
また、本実施形態では、第1センサ141から洗濯物の繊維に関する情報を取得したが、これに限らない。例えば、ドラム115に給水を行い、ドラムモータ118の回転速度に基づいて、洗濯物の繊維に関する情報を取得してもよい。例えば、ドラムモータ118の回転速度が遅くなる場合、洗濯物は綿が多い。よって、ドラムモータ118の回転速度から洗濯物の布質に関する情報を取得部51は取得してもよい。
次に、図13を参照して、洗濯物の繊維に基づいて、乾燥時間を延長する処理を詳しく説明する。図13は、洗濯物の布質に基づいて、乾燥時間を延長する処理を示すフローチャートである。洗濯物の繊維に基づいて、乾燥時間を延長する処理は、ステップS301~ステップS315を含む。ステップS313及びステップS315は、図11に示すステップS213、及び、ステップS215と同様のため説明を省略する。
ステップS301において、制御部150は、ドラム115に給水するように、洗濯機100を制御する。処理はステップS303に進む。
ステップS303において、取得部51は、洗濯物の繊維を示す情報を取得する。処理はステップS303に進む。
ステップS305において、判定部53は、洗濯物の繊維が特定の繊維か否かを判定する。洗濯物の繊維が特定の繊維でない場合(ステップS305でNo)、処理は終了する。つまり、洗濯機100は、延長報知を実行しない。洗濯物の繊維が特定の繊維である場合(ステップS305でYes)、処理はステップS307に進む。
ステップS305でYesの場合、ステップS307において、制御部150は、報知を実行する制御情報を端末装置300に送信するように、通信部126を制御する。処理はステップS309に進む。
ステップS309において、制御部150は、端末装置300から制御情報を受け付けたか否かを判定する。端末装置300から制御情報を受け付けていない場合(ステップS309でNo)、処理はステップS309を繰り返す。例えば、制御部150は、所定時間が経過するまでステップS309を繰り返してもよい。所定時間は、例えば、乾燥工程が終了するまでの時間であってもよい。制御情報を受け付けた場合(ステップS309でYes)、処理はステップS311に進む。
ステップS309でYesの場合、ステップS311において、制御部150は、制御情報が運転時間の延長を示す指示か否かを判定する。制御情報が運転時間の延長を示す指示でない場合(ステップS311でNo)、処理はステップS315に進む。制御情報が運転時間の延長を示す指示である場合(ステップS311でYes)、処理はステップS313に進む。
端末装置300が実行する乾燥時間の延長処理は、図12に示す処理と同様である。つまり、端末装置300の受付部331が使用者から指示を受け付けた場合、図12に示す乾燥時間の延長処理を実行する。
なお、洗濯機100の制御部150がステップS307を実行したあとに、端末装置300は、制御情報を洗濯機100に送信している。
次に、図5、及び、図14~図17を参照して、洗濯物の汚れに基づいて、洗い運転の時間を延長する処理を説明する。図14は、端末装置300の表示部332に表示された第4報知画像G4を示す図である。
第4報知画像G4は、使用者に洗い運転の時間の延長を勧める画像である。第4報知画像G4は、「洗濯物を洗う時間の延長を勧める報知」の一例に相当する。第4報知画像G4を端末装置の表示部332に表示する場合、洗濯機100の取得部51は、衣類の汚れを示す情報を取得する。取得部51は、ドラム115に給水後に第2センサ142から洗濯物の汚れに関する情報を取得する。そして、判定部53は、洗濯物の汚れが第2閾値以上であるか否かを判定する。更に、洗濯物の汚れが第2閾値以上であると判定部53が判定する場合、報知制御部52は、端末装置300の表示部332が第4報知画像G4の表示を実施する制御情報を送信するように、通信部126を制御する。そして、洗濯機100から制御情報を受信した場合、端末装置300の制御部350は、第4報知画像G4を表示するように、表示部332を制御する。
図14に示すように、第4報知画像G4は、第9画像G41、第10画像G42、第11画像G43、及び、第12画像G44を含む。
第9画像G41は、使用者に洗い運転の時間の延長を勧める画像である。使用者に洗い運転の時間の延長を勧める画像は、特定の文字を含む。特定の文字は「衣類が汚れているようです。洗い時間の延長をオススメします。」である。
第10画像G42は、第11画像G43を説明する画像である。第11画像G43を説明する画像は、特定の文字を含む。特定の文字は、「洗い運転を延長」である。
第11画像G43は、洗い運転の時間の延長をする指示を行うための画像である。第11画像G43は、スイッチを示す画像である。例えば、スイッチを示す画像は、ONとOFFとが切り替わる。
第11画像G43は、使用者からの操作を受け付ける。具体的には、受付部131は第11画像G43に対する操作を受け付ける。また、受付部331が第11画像G43に対する操作を受け付ける場合、制御部350は表示する第11画像G43を切り換えるように、表示部332を制御する。つまり、受付部131が第11画像G43に対する操作を検知するたびに、ON状態の第11画像G43とOFF状態の第11画像G43とを切り換えるように、制御部350は表示部332を制御する。また、第11画像G43がON状態となる場合、洗い運転の時間の延長を指示することを示す。
第12画像G44は、第11画像G43の状態を洗濯機100に送信するための画像である。具体的には、受付部331は、第12画像G44に対する操作を受け付ける。例えば、第11画像G43がON状態であり、受付部331が第12画像G44に対する操作を受け付けた場合、端末装置300の制御部350は、洗い運転の時間を延長することを示す制御情報を洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。また、例えば、第11画像G43がOFF状態であり、受付部331が第12画像G44に対する操作を受け付けた場合、端末装置300の制御部350は、洗い運転の時間を延長しないことを示す制御情報を洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。
洗濯機100が制御情報を受信し、洗濯機100が延長の指示を受け付けた場合、延長部54は、洗濯物を洗う時間を延長する。したがって、洗濯物に付着した汚れを十分に落とすことが可能となる。この結果、洗濯機100を使用する使用者の満足度を向上させることができる。
具体的には、使用者から延長の指示がある場合、洗濯物に付着した汚れの程度と、洗い工程の所要時間とを対応付けた対応情報に基づいて、延長部54は洗い運転の時間を延長する。更に具体的には、第2センサ142が受信する光が小さい程、洗い運転の所要時間が長くなるように、洗い運転の所要時間を算出する。また、第2センサ142の受信する光の程度と、洗い運転の所要時間とを対応付けた対応情報は、予め記憶部127に記憶されている。
なお、第4報知画像G4は、洗濯機100の表示部132に表示されてもよい。
次に、図15と図16とを参照して、洗濯機100が実行する洗い運転の時間を延長する処理を詳しく説明する。図15は、洗濯物の汚れに基づいて、洗い運転の時間を延長する処理を示すフローチャートである。洗濯物の汚れに基づいて、洗い運転の時間を延長する処理は、ステップS401~ステップS415を含む。ステップS401、ステップS407、及び、ステップS411は、図13に示すステップS301、ステップS307、及び、ステップS311と同様のため説明を省略する。
ステップS401の後に、ステップS403において、取得部51は、洗濯物の汚れを示す情報を取得する。処理はステップS405に進む。
ステップS405において、判定部53は、洗濯物の汚れが第2閾値以上か否かを判定する。洗濯物の汚れが第2閾値以上でない場合(ステップS405でNo)、処理は終了する。つまり、洗濯機100は、延長報知を実行しない。洗濯物の汚れが第2閾値以上である場合(ステップS405でYes)、処理はステップS407進む。
ステップ409において、制御部150は、端末装置300から制御情報を受け付けたか否かを判定する。端末装置300から制御情報を受け付けていない場合(ステップS409でNo)、処理はステップS409を繰り返す。例えば、制御部150は、所定時間が経過するまでステップS409を繰り返してもよい。所定時間は、例えば、洗い工程が終了するまでの時間であってもよい。制御情報を受け付けた場合(ステップS409でYes)、処理はステップS411に進む。
ステップS411でYesの場合、ステップS413において、延長部54は、洗い運転の時間を延長する。処理は終了する。
ステップS411でNoの場合、ステップS415において、延長部54は洗い運転の時間を延長しない。処理は終了する。
次に、図16を参照して、端末装置300が実行する洗い時間の延長処理を説明する。図16は、端末装置300の制御部350が実行する洗い時間の延長処理のフローチャートである。具体的には、図16は、端末装置300の受付部331が使用者から指示を受け付けた場合に実施する洗い時間の延長処理である。端末装置300の制御部350が実行する洗い時間の延長処理は、ステップS421~ステップS429を含む。ステップS421~ステップS425は、図12に示すステップS221~ステップS225と同様のため説明を省略する。
ステップS425でYesの場合、ステップS427において、制御部350は、洗い時間の延長する指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
ステップS425でNoの場合、ステップS429において、制御部350は、洗い時間を延長しない指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
なお、洗濯機100の制御部150がステップS407を実行したあとに、端末装置300は、制御情報を洗濯機100に送信している。
次に、図5及び、図17~図19を参照して、洗剤残りに基づいて、すすぎ運転の時間を延長する処理を説明する。図17は、端末装置300の表示部332に表示された第5報知画像G5を示す図である。第5報知画像G5は、「洗濯物をすすぐ時間の延長を勧める報知」の一例に相当する。洗濯物をすすぐ時間は、洗濯物をすすぐ回数によって延長されてもよい。第5報知画像G5を端末装置300の表示部332に表示する場合、洗濯機100の取得部51は、洗濯物を洗濯する洗剤の洗剤残りを示す情報を取得する。洗濯機100の取得部51は、第2センサ142から洗濯物に残った洗剤残りに関する情報を取得する。そして、洗濯機100の判定部53は、洗剤残りが第3閾値以上であるか否かを判定する。更に、洗剤残りが第3閾値以上であると洗濯機100の判定部53が判定する場合、報知制御部52は、端末装置300の表示部332が第5報知画像G5の表示を実施する制御情報を送信するように、通信部126を制御する。そして、洗濯機100から制御情報を受信した場合、端末装置300の制御部350は、第5報知画像G5を表示するように、表示部332を制御する。
図17に示すように、第5報知画像G5は、第13画像G51、第14画像G52、第15画像G53、及び、第16画像G54を含む。
第13画像G51は、使用者に洗濯物をすすぐ時間の延長を勧める画像である。使用者に洗濯物をすすぐ時間の延長を勧める画像は、特定の文字を含む。特定の文字は「洗剤が残っているようです。すすぎ運転の延長をオススメします。」である。
第14画像G52は、第15画像G53を説明する画像である。第15画像G53を説明する画像は、特定の文字を含む。特定の文字は、「すすぎ運転を延長」である。
第15画像G53は、すすぎ運転の時間の延長をする指示を行うための画像である。第15画像G53は、スイッチを示す画像である。例えば、スイッチを示す画像は、ONとOFFとが切り替わる。
第15画像G53は、使用者からの操作を受け付ける。具体的には、受付部131は第15画像G53に対する操作を受け付ける。また、受付部331が第15画像G53に対する操作を受け付ける場合、制御部150は表示する第15画像G53を切り換えるように、表示部332を制御する。つまり、受付部331が第15画像G53に対する操作を検知するたびに、ON状態の第15画像G53とOFF状態の第15画像G53とを切り換えるように、制御部350は表示部332を制御する。また、第15画像G53がON状態となる場合、すすぎ運転の時間の延長を指示することを示す。
第16画像G54は、第15画像G53の状態を洗濯機100に送信するための画像である。具体的には、受付部331は、第16画像G54に対する操作を受け付ける。例えば、第15画像G53がON状態であり、受付部331が第16画像G54に対する操作を受け付けた場合、すすぎ運転の時間を延長することを洗濯機100に指示する。また、例えば、第15画像G53がOFF状態であり、受付部331が第16画像G54に対する操作を受け付けた場合、端末装置300の制御部350は、すすぎ運転の時間を延長しないことを示す制御情報を洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。
洗濯機100が延長の指示を受け付けた場合、延長部54は、洗濯物をすすぐ時間を延長する。したがって、洗濯物に残る洗剤を十分に落とすことが可能となる。この結果、洗濯機100を使用する使用者の満足度を向上させることができる。
具体的には、使用者から延長の指示がある場合、洗剤残りの程度と、すすぎ工程の所要時間とを対応付けた対応情報に基づいて、延長部54はすすぎ運転の時間を延長する。更に具体的には、第2センサ142が受信する光が小さい程、すすぎ運転の所要時間が長くなるように、すすぎ運転の所要時間を算出する。また、洗剤残りの程度と、すすぎ運転の所要時間とを対応付けた対応情報は、予め記憶部127に記憶されている。
なお、第5報知画像G5は、洗濯機100の表示部132に表示されてもよい。
次に、図18を参照して、洗剤残りに基づいて、洗濯機100が実行するすすぎ運転の時間を延長する処理を詳しく説明する。図18は、洗剤残りに基づいて、すすぎ運転の時間を延長する処理を示すフローチャートである。洗剤残りに基づいて、すすぎ運転の時間を延長する処理は、ステップS501~ステップS515を含む。ステップS501、ステップS507、及び、ステップS511は、図13に示すステップS301、ステップS307、及び、ステップS311と同様のため説明を省略する。
ステップS501の後に、ステップS503において、取得部51は、洗剤残りを示す情報を取得する。処理はステップS505に進む。
ステップS505において、判定部53は、洗剤残りが第3閾値以上か否かを判定する。洗剤残りが第3閾値以上でない場合(ステップS505でNo)、処理は終了する。つまり、洗濯機100は、延長報知を実行しない。洗剤残りが第3閾値以上である場合(ステップS505でYes)、処理はステップS507に進む。
ステップ509において、制御部150は、端末装置300から制御情報を受け付けたか否かを判定する。端末装置300から制御情報を受け付けていない場合(ステップS509でNo)、処理はステップS509を繰り返す。例えば、制御部150は、所定時間が経過するまでステップS509を繰り返してもよい。所定時間は、例えば、すすぎ工程が終了するまでの時間であってもよい。制御情報を受け付けた場合(ステップS509でYes)、処理はステップS511に進む。
ステップS511でYesの場合、ステップS513において、延長部54は、すすぎ運転の時間を延長する。処理は終了する。
ステップS511でNoの場合、ステップS515において、延長部54はすすぎ運転の時間を延長しない。処理は終了する。
次に、図19を参照して、端末装置300が実行するすすぎ時間の延長処理を説明する。図19は、端末装置300の制御部350が実行するすすぎ時間の延長処理のフローチャートである。具体的には、図19は、端末装置300の受付部331が使用者から指示を受け付けた場合に実施するすすぎ時間の延長処理である。端末装置300の制御部350が実行するすすぎ時間の延長処理は、ステップS521~ステップS529を含む。ステップS521~ステップS525は、図12に示すステップS221~ステップS225と同様のため説明を省略する。
ステップS525でYesの場合、ステップS527において、制御部350は、すすぎ時間の延長する指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
ステップS525でNoの場合、ステップS529において、制御部350は、すすぎ時間を延長しない指示を示す制御情報を通信部326が洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。処理は終了する。
なお、洗濯機100の制御部150がステップS507を実行したあとに、端末装置300は、制御情報を洗濯機100に送信している。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の速度、繊維、形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)本実施形態では、洗濯機100の表示部132及び端末装置300の表示部332が報知を実行したがこれに限らない。洗濯機100及び端末装置の少なくとも一方は、出力部を更に備えてもよい。出力部は、音を出力する。出力部は、例えば、スピーカを含む。出力部は、例えば、表示部132が表示する報知を音声で出力する。
(2)本実施形態では、洗濯機100の制御部150が取得部51、報知制御部52、判定部53、及び、延長部54を含む例を説明したが、これに限らない。例えば、端末装置300の制御部350が取得部51、報知制御部52、判定部53、及び、延長部54を含んでもよい。この場合、取得部51は、端末装置300の通信部326が、洗濯物に関する情報を通信部326が受信するように、通信部326を制御する。つまり、取得部51は、通信部326を介して、洗濯機100から洗濯物に関する情報を取得する。そして、判定部53は取得部51が取得した洗濯物に関する情報が特定の条件を満たすか否かを判定する。そして、報知制御部52は、端末装置300の表示部332が運転条件の変更を勧める報知を実行するように、表示部332を制御する。また、報知制御部52は、通信部326が運転情報の変更を勧める報知を実行する制御情報を洗濯機100に送信するように、通信部326を制御する。更に、延長の指示を受け付けた場合、延長部54は運転時間を延長する。
本発明は、報知制御装置及び洗濯機を提供するものであり、産業上の利用可能性を有する。
51 :取得部
52 :報知制御部
53 :判定部
54 :延長部
100 :洗濯機
126 :通信部
131 :受付部
150 :制御部
226 :通信部
250 :制御部
326 :通信部
331 :受付部
350 :制御部
52 :報知制御部
53 :判定部
54 :延長部
100 :洗濯機
126 :通信部
131 :受付部
150 :制御部
226 :通信部
250 :制御部
326 :通信部
331 :受付部
350 :制御部
Claims (9)
- 洗濯物に関する情報を取得する取得部と、
使用者に運転条件の変更を勧める報知を実行する報知部と、
前記洗濯物に関する情報に基づいて、前記報知を実行するように、前記報知部を制御する報知制御部と
を備える、報知制御装置。 - 前記洗濯物に関する情報が所定の条件を満たすか否かを判定する判定部と、
前記運転条件のうち、運転時間を延長する延長部と
を更に備え、
前記報知は、前記使用者に前記運転時間の延長を勧める延長報知であり、
前記所定の条件を満たすと前記判定部が判定する場合、前記延長報知を実行するように、前記報知制御部は前記報知部を制御し、
前記延長部は前記運転時間を延長する、請求項1に記載の報知制御装置。 - 前記洗濯物に関する情報は、前記洗濯物の量を示す情報を含み、
前記判定部は、前記洗濯物の量が第1閾値以上であるか否かを判定し、
前記洗濯物の量が前記第1閾値以上であると前記判定部が判定した場合、前記延長報知を実行するように、前記報知制御部は前記報知部を制御し、
前記延長報知は、前記洗濯物を乾燥する時間の延長を勧める報知であり、
前記延長部は、前記洗濯物を乾燥する時間を延長する、請求項2に記載の報知制御装置。 - 前記洗濯物に関する情報は、前記洗濯物の繊維を示す情報を含み、
前記判定部は、前記洗濯物の繊維が特定の繊維であるか否かを判定し、
前記特定の繊維であると前記判定部が判定した場合、前記延長報知を実行するように、前記報知制御部は前記報知部を制御し、
前記延長報知は、前記洗濯物を乾燥する時間の延長を勧める報知であり、
前記延長部は、前記洗濯物を乾燥する時間を延長する、請求項2に記載の報知制御装置。 - 前記洗濯物に関する情報は、前記洗濯物の汚れを示す情報を含み、
前記判定部は、前記洗濯物の汚れが第2閾値以上であるか否かを判定し、
前記洗濯物の汚れが前記第2閾値以上であると前記判定部が判定した場合、前記延長報知を実行するように、前記報知制御部は前記報知部を制御し、
前記延長報知は、前記洗濯物を洗う時間の延長を勧める報知であり、
前記延長部は、前記洗濯物を洗う時間を延長する、請求項2に記載の報知制御装置。 - 前記洗濯物に関する情報は、前記洗濯物の洗濯に使用する洗剤の洗剤残りを示す情報を含み、
前記判定部は、前記洗剤残りが第3閾値以上であるか否かを判定し、
前記洗剤残りが前記第3閾値以上であると前記判定部が判定した場合、前記報知部が前記延長報知を実行するように、前記報知制御部は前記報知部を制御し、
前記延長報知は、前記洗濯物をすすぐ時間の延長を勧める報知であり、
前記延長部は、前記洗濯物をすすぐ時間を延長する、請求項2に記載の報知制御装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の報知制御装置と、
前記洗濯物を収容する収容部と、
を備える、洗濯機。 - 前記運転時間を延長する指示を受け付ける受付部を更に備え、
前記収容部に給水が開始された後に、前記受付部が前記運転時間を延長する指示を受け付けた場合、前記延長部は前記運転時間を延長しない、請求項7に記載の洗濯機。 - 外部機器と通信する通信部を更に備え、
前記通信部は、前記外部機器から前記運転時間を延長することを示す制御情報を受信し、
前記収容部に給水が開始された後に、前記外部機器から前記制御情報を受信した場合、前記延長部は前記運転時間を延長する、請求項8に記載の洗濯機。
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