JP2024043870A - 衣類処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長期の使用に亘って空気の性質の検知能力の信頼性が担保できる衣類処理装置を提供する。【解決手段】衣類処理装置は、空気入口と空気出口とを有し、内部に衣類を収容する乾燥室と、乾燥室の外側において空気入口と空気出口とを繋ぐ風路と、風路中に設けられ空気を乾燥室に送る送風装置と、風路中に設けられ加熱装置によって空気を加熱する加熱部と、風路中に設けられて空気内の異物を捕集するフィルタ装置と、風路においてフィルタ装置の下流側であってかつ加熱部よりも上流側に設けられて空気の性質を検知する検知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、衣類処理装置に関する。
洗濯物を乾燥する機能が付いた洗濯乾燥機において、乾燥工程の進行度合いを測定するために、機内の空気の温度又は湿度を検知するセンサを備えた洗濯乾燥機が知られている。
例えば特許文献1には、壁面に孔部を有して回転可能に支持される有底筒状のドラムと、ドラムを覆う有底筒状の水槽と、水槽の周囲に屈曲して配設されるとともに水槽に形成される排気口から流出する空気をドラム内に送出して循環させる乾燥用通路と、乾燥用通路を通る空気を乾燥させる乾燥手段と、循環する空気の温度または湿度を検知するセンサーとを備え、乾燥用通路における排気口から略直線状に空気が流通する部分にセンサーを取り付けたドラム式洗濯機が開示されている。
特開2001-269495号公報
センサは高温高湿環境に曝されるため、経年劣化することがある。
そこで、長期の使用に亘って空気の性質の検知能力の信頼性が担保できる衣類処理装置を提供する。
実施形態の衣類処理装置は、空気入口と空気出口とを有し、内部に衣類を収容する乾燥室と、前記乾燥室の外側において前記空気入口と前記空気出口とを繋ぐ風路と、前記風路中に設けられ空気を前記乾燥室に送る送風装置と、前記風路中に設けられ加熱装置によって前記空気を加熱する加熱部と、前記風路中に設けられて前記空気内の異物を捕集するフィルタ装置と、前記風路において前記フィルタ装置の下流側であってかつ前記加熱部よりも上流側に設けられて空気の性質を検知する検知部と、を備える。
一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について概略構成を示す縦断側面図 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について概略構成を示す縦断背面図 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について電気的な構成を示すブロック図 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について外箱の一部を破断して風路排気口周辺を示す部分斜視図 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について風路排気口を含む風路の上流側の一部を示す断面図 排気口カバーを閉じた状態で図5の楕円XI内を拡大して示す部分拡大断面図 排気口カバーを開いた状態で図5の楕円XI内を拡大して示す部分拡大断面図 他の実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について外箱の一部を破断して風路排気口周辺を示す部分斜視図 他の実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について風路排気口を含む風路の上流側の一部を示す断面図 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について報知処理における表示の一例(その1) 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について報知処理における表示の一例(その2) 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について運転設定画面の表示の一例 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について待機期間中の湿度に基づく制御装置による排気口カバーの開閉制御とを示すタイミングチャート 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について電源が入ってから運転コースの工程が開始されるまでの制御装置による処理の一例を示すフローチャート(その1) 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について電源が入ってから運転コースの工程が開始されるまでの制御装置による処理の一例を示すフローチャート(その2) 実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について乾燥工程中の湿度に基づく制御装置による制御を示すタイミングチャート 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例について乾燥工程における制御装置による処理の一例を示すフローチャート 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例についてメンテナンスモード表示の一例 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例についてメンテナンスモード終了表示の一例 一実施形態による衣類処理装置を洗濯乾燥機に適用した例についてメンテナンスモードにおける制御装置による処理の一例を示すフローチャート
以下、一の実施形態による衣類処理装置について図面を参照して説明する。本実施形態の衣類処理装置は、乾燥機能を備えた横軸又は斜め軸型のドラム式洗濯機である。なお、本実施形態の衣類処理装置は、乾燥機能を備えた或いは備えない縦軸型のいわゆる全自動洗濯機にも適用することができる。更になお、本実施形態の衣類処理装置は、洗濯機能を有さない構成にも適用することができる。
図1及び図2に示す洗濯乾燥機10は、本実施形態の衣類処理装置の適用例である。図1~3に示すように、洗濯乾燥機10は、外箱11、扉12、外槽13、回転槽14、ベローズ15、回転槽モータ16、給水機構17、排水機構18、操作パネル19、風路20、乾燥ユニット30、及び制御装置50を備えている。なお、本実施形態において、外箱11に対して扉12側つまり図1の紙面左側を洗濯乾燥機10の前側とする。外箱11は、例えばステンレス鋼板等によって矩形の中空箱状に形成されており、洗濯乾燥機10の外郭を構成している。外箱11は、前側部分に外槽13の内部と外箱11の外部とを連通する出入口111を有している。更に、外箱11は、上面の背部に外槽13の内部と外箱11外部とを連通する外箱排気口112を有している。
扉12は、外箱11の前部に設けられており、出入口111を開閉可能に構成されている。ユーザは、扉12を開いた状態で、出入口111を通じて洗濯物を回転槽14に投入し又は回転槽14から取り出すことができる。
外槽13は、前側に開口部131を有した有底円筒状に形成されている。本実施形態の場合、外槽13は、内部に水を貯留することができ、水槽として機能する。外槽13は、空気出口132と、空気入口133と、排水口134とを有している。空気出口132は、例えば外槽13の上部に形成されている。本実施形態では、空気出口132は、外槽13の筒状部分を構成する周壁の上部前寄り部分にあって、外槽13の左右方向の中心つまり外槽13の筒状部分の周壁の最頂部から左右方向へ離れた位置に設けられている。空気入口133は、例えば外槽13の底部に形成されている。本実施形態では、空気入口133は、外槽13の底部において底部の上下方向の中心からやや上寄り部分に設けられている。排水口134は、外槽13の下部に形成されている。本実施形態では、排水口134は外槽13の周壁の最下部に形成されている。空気出口132と、空気入口133と、排水口134とは、それぞれ外槽13の内部と外部とを連通する。
回転槽14は、洗濯物を収容可能な有底円筒状に形成されており、外槽13の内部に回転可能に収容されている。回転槽14の回転軸は、外槽13の中心軸に重なっている。回転槽14は、複数の連通孔141を有している。連通孔141は、回転槽14の内部と外部とを連通する。連通孔141は、回転槽14の円筒形状の筒状部分を構成する周壁及び回転槽14の底部の全域に形成されている。連通孔141は、洗濯運転時及び脱水運転時には、主として水が出入する通水孔として機能し、乾燥運転時及び除去運転時には空気が出入する通風孔として機能する。また、詳細は図示しないが、回転槽14には、周壁の内側に複数のバッフルが設けられている。バッフルは、回転槽14の内部に収容された洗濯物を攪拌する。外槽13と回転槽14とは、乾燥運転時には、衣類を収容する乾燥室として機能する。
ベローズ15は、外箱11の出入口111及び外槽13の開口部131の周囲に設けられている。ベローズ15は、例えば円筒形の蛇腹状に形成されており、出入口111と開口部131とを連通した状態で外箱11と外槽13とを弾性的に接続している。
回転槽モータ16は、例えば外槽13の底部外側に設けられている。回転槽モータ16は、例えばアウタロータ型のダイレクトドライブモータを用いることができる。回転槽モータ16の軸部161は、外槽13の底部を貫いて外槽13の内側へ突出し、回転槽14の底部に固定されている。回転槽モータ16は、外槽13に対して回転槽14を相対的に回転させる。この場合、回転槽モータ16の軸部161、外槽13の中心軸、及び回転槽14の回転軸は、それぞれ一致している。本明細書において、回転槽14の回転数は、回転槽モータ16の回転数に一致している。
給水機構17は、例えば水道などの外部の水源から供給される水を外槽13内に注水するための装置である。給水機構17は、例えば外箱11内において外槽13の上方、更に具体的には左右の一方寄りに設けられている。給水機構17は、給水弁171、注水ケース172、及び注水パイプ173を備えている。
給水弁171は、電磁駆動式の液体用の開閉弁であり、図示しない水道などの外部の水源と接続されている。注水ケース172は、内部に洗剤や仕上げ剤等の洗濯処理剤を収容可能に構成されている。注水パイプ173は、給水弁171と外槽13内とを接続している。給水弁171は、外部の水源から給水機構17を介して外槽13内に至る注水経路を開閉する。給水弁171が開放されると、外部の水源からの水は注水パイプ173を通って注水ケース172を介して外槽13内に注水される。その注水の際に注水ケース172に洗濯処理剤が貯留されていると、注水ケース172内の洗濯処理剤は注水ケース172を流れる水と共に外槽13内に流し落とされる。なお、洗濯乾燥機10は、必ずしも注水ケース172を備えていなくても良い。すなわち、洗濯乾燥機10は、ユーザが外槽13内に洗濯処理剤を直接投入する構成であっても良い。
排水機構18は、外槽13の内部に貯留された水を、洗濯乾燥機10の機外へ排出する機能を有する。排水機構18は、排水弁181と排水管182とを含んで構成されている。排水弁181は、例えば電磁駆動式の液体用の開閉弁であり、外槽13内から排水機構18を介して機外に至る排水経路を開閉する。
操作パネル19は、ユーザから洗濯乾燥機10の設定や運転に関する操作入力を受け付ける操作部としての機能と、ユーザに対して洗濯乾燥機10の設定や運転に関する情報を表示や音声等によって提示する表示部としての機能を有する。操作パネル19は、例えばタッチパネルディスプレイで構成することもできるし、タッチスイッチや機械的なスイッチ等で構成することもできる。また、操作パネル19は、タッチパネルディスプレイとタッチスイッチ及び機械的なスイッチ等を組み合わせて構成することもできる。操作パネル19は、例えば外箱11の上面の前部に設けられている。
風路20は、外箱11の内部かつ外槽13の外側において、空気出口132と空気入口133とを繋いでいる。風路20は、図1の矢印Aで示すように外槽13内部の空気を空気出口132から風路20内部に取り込み、乾燥ユニット30を通して温風にしたのち、その温風を空気入口133から外槽13内部へ供給する機能を有する。
風路20は、図2に示すように、例えば排気ダクト21、フィルタ装置22、接続ダクト23、熱交換部24、及び給気ダクト25を有して構成されている。排気ダクト21、フィルタ装置22、接続ダクト23、熱交換部24、及び給気ダクト25は、風路20内を流れる空気の流れに沿って、順に配置されている。
排気ダクト21は、外槽13の空気出口132とフィルタ装置22とを繋ぐダクトである。フィルタ装置22は、内部に図示しないフィルタが設けられており、風路20内を流れる空気に含まれるリントや異物を捕集する。接続ダクト23は、フィルタ装置22と熱交換部24とを繋ぐダクトである。接続ダクト23は、洗濯乾燥機10の上部を概ね後方に向けて延びる上流側接続ダクト231と、上流側接続ダクト231の下流側に設けられて、洗濯乾燥機10の背部を概ね下方に向けて延びる下流側接続ダクト232とを含んで構成される。熱交換部24は、外箱11の内側下部で且つ外槽13及び回転槽14の下方に設けられている。外槽13から風路20に取り込まれた空気は、熱交換部24を通過する際に除湿及び加熱されて乾燥した温風となる。給気ダクト25は、熱交換部24と外槽13の空気入口133とを繋ぐダクトである。
図4~図7にも示すように、風路20は、風路排気口26を有している。風路排気口26は、風路20の途中に形成された開口部であって、風路20の内部と外部と機外とを連通する。本実施形態では、風路排気口26は、フィルタ装置22の下流側であって熱交換部24の上流側この場合接続ダクト23の上流側接続ダクト231に形成されている。図1、図5等に示すように、風路排気口26は、外箱11に形成された外箱排気口112に連通している。これにより、風路排気口26は、風路20の内部と機外とを連通する。
また、洗濯乾燥機10は、図1、図3に示すようにダンパ27を備える。ダンパ27は、排気口カバー271と、ダンパモータ272とを有する。排気口カバー271は、図3に示すダンパモータ272の駆動によって回動して、風路排気口26を開閉する。図7に示すように排気口カバー271を開くことにより、図1、図7の矢印Bで示すように、風路20内の空気の一部を風路20外この場合外箱11外に排出することができる。
図7に示すように、排気口カバー271の開放角度θは、風路排気口26の画定する面に対して、90°以下の範囲内に設定されている。本明細書において、排気口カバー271の開放角度θは排気口カバー271の内面と風路排気口26の画定する面との成す内角を意味する。排気口カバー271の開放角度θは、例えば45°~90°の範囲内に設定することができる。
図2、図3に示す乾燥ユニット30は、風路20の途中に設けられ、回転槽14内に収容された洗濯物を乾燥する温風を生成する。乾燥ユニット30によって生成された温風は、送風装置36の送風装置能によって外槽13内に供給にされる。乾燥ユニット30は、温風を生成する。後述する送風装置36は、乾燥ユニット30に空気を送り込み、乾燥ユニット30が生成した温風を空気入口133から外槽13内へ供給する。乾燥ユニット30は、例えばヒートポンプ式やヒータ式の加熱装置を含んで構成することができる。本実施形態の場合、乾燥ユニット30は、ヒートポンプ式の加熱装置を含んで構成されており、蒸発器31、凝縮器32、圧縮機33、絞り器34、及び冷媒管35を有している。
蒸発器31及び凝縮器32は、熱交換部24内に設けられている。蒸発器31は、乾燥運転時における熱交換部24内の空気の流れに対して、凝縮器32よりも上流側に設けられている。蒸発器31及び凝縮器32は、熱交換部24の外側に設けられた圧縮機33及び絞り器34と共に、冷媒管35によってサイクル接続されたヒートポンプ機構すなわち冷凍サイクルを構成する。熱交換部24内を通る空気は、蒸発器31によって冷却され、これにより除湿される。蒸発器31によって除湿された空気は、その後、凝縮器32によって加熱されて温風になる。
熱交換部24の下流側は、給気ダクト25によって外槽13の空気入口133に接続されている。洗濯乾燥機10は、送風装置36を備える。送風装置36は、例えば熱交換部24と給気ダクト25との接続部分に設けられている。送風装置36は、熱交換部24内の空気を吸い込み、給気ダクト25側へ吐出する。これにより、熱交換部24で除湿及び加熱された温風は、送風装置36の送風作用によって空気入口133から外槽13内、更には回転槽14内へ供給される。
送風装置36は、風路20の途中に設けられて、風路20内の空気を外槽13及び回転槽14に送ると共に、外槽13及び回転槽14内の空気を風路20内に引き込む機能を有する。送風装置36は、例えばシロッコファン等で構成することができる。送風装置36は、ファン361及びファンモータ362を含んで構成される。
図3、図5~7に示すように、洗濯乾燥機10は、更に検知部40を備える。検知部40は、風路20に配置されて、風路20の内部又は風路20の周囲の空気の性質を検知する機能を有する。検知される空気の性質は、例えば空気の温度や湿度、塵や花粉等の異物の種類や濃度、臭気の種類や濃度が挙げられるがこれらに限らない。
本実施形態では、検知部40は、空気の温度と湿度この場合相対湿度とを検知する機能を有する温湿度センサである。検知部40の湿度センサの方式としては、例えば親水性高分子に水分子を吸着させることによる静電容量の変化を検知するいわゆる高分子静電容量型の湿度センサであっても良い。なお、他の実施形態では、検知部40の湿度センサの方式として、親水性高分子に水分子を吸着させることによる電気抵抗の変化を検知するいわゆる高分子抵抗形の湿度センサであっても良い。
検知部40は、風路20においてフィルタ装置22の下流であって熱交換部24の上流である接続ダクト23に配置されている。より具体的には、検知部40は、フィルタ装置22により近い上流側接続ダクト231に配置されている。そのため、送風装置36が駆動している場合、検知部40は、乾燥室から排気された直後の空気の性質を検知することとなる。
更に、検知部40は、風路20の内部に面しているものの、排気口カバー271を開放した状態で作業者が機外からアクセス可能な位置に配置されている。具体的には、検知部40は排気口カバー271の内面、又は風路20の側壁であって、風路排気口26を介して外部から作業者の手が届く位置に配置される。これにより、検知部40のメンテナンス又は交換の際に、作業者は、排気口カバー271を開くことで比較的簡単に検知部40を取り外したり交換したりすることができる。なおこの場合、外箱11は、天面部又は背面部の一部を着脱可能に取り外すことができる。本実施形態では、検知部40は、図4~図7に示すように排気口カバー271の内面に配置されている。他の実施形態では、検知部40は、図8、図9に示すように風路20の側面の上部に配置されていても良い。
洗濯乾燥機10は、洗濯機能と、乾燥機能と、を備えている。洗濯乾燥機10は、制御装置50と、運転処理部51と、検知処理部52と、を備える。制御装置50は、CPU501や、ROM、RAM、不揮発性メモリなどの記憶領域502を有するマイクロコンピュータを主体として構成されている。制御装置50は、洗濯乾燥機10全体の動作を管理する機能を有する。回転槽モータ16と、給水弁171と、排水弁181と、操作パネル19と、ダンパモータ272と、ファンモータ362と、乾燥ユニット30とは、制御装置50に電気的に接続されており、制御装置50の制御を受けて動作する。なお、本明細書において、制御装置50が加熱装置を動作させるとは加熱装置として乾燥ユニット30を駆動することを意味し、本実施形態では圧縮機33を駆動することを含む。また、乾燥ユニット30が制御装置50に電気的に接続されるとは、圧縮機33が制御装置50に電気的に接続されることを意味する。
制御装置50の記憶領域502は、例えば運転処理部51と検知処理部52とを実現するためのプログラムを記憶している。制御装置50は、記憶領域502に記憶されている上記プログラムをCPU501において実行することにより、運転処理部51及び検知処理部52をソフトウェアによって仮想的に実現する。なお、運転処理部51及び検知処理部52は、制御装置50と一体の集積回路としてハードウェア的に実現しても良い。
運転処理部51は、回転槽モータ16と、給水弁171と、排水弁181と、ファンモータ362と、ダンパモータ272と、乾燥ユニット30とを必要に応じて動作させることにより、洗濯運転と、乾燥運転と、洗濯乾燥運転と、を選択的に実行することができる。なお、本実施形態において、洗濯運転、乾燥運転、洗濯乾燥運転、及び下記に述べる除去運転における「運転」とは、1以上の工程を実行するコースであり、ユーザが洗濯可能な動作単位である。ユーザは、操作パネル19などを操作することにより、洗濯運転、乾燥運転、洗濯乾燥運転、除去運転を含むコースのうち所望の運転を選択して実行することができる。
洗濯運転は、主に洗濯物の洗濯を目的としており、洗い工程、濯ぎ工程、及び脱水工程の少なくともいずれか一つの工程を含んでいる。乾燥運転は、主に濡れた洗濯物の乾燥を目的としており、乾燥工程を含んでいる。洗濯乾燥運転は、主に洗濯物の洗濯及び濡れた洗濯物の乾燥を目的としており、洗濯運転及び乾燥運転を含んでいる。なお、各運転の具体的内容については、洗濯物の量や汚れの程度や状態に応じて自動で、又は操作パネル19に対するユーザの操作に基づいて適宜変更することができる。
洗い工程は、外槽13内に水を貯留した状態で回転槽14を回転させる等して回転槽14内の洗濯物を水とともに攪拌し、これにより洗濯物を洗う工程である。制御装置50は、洗い工程が実行されると、排水弁181を閉じた状態で給水弁171を開いて外槽13内に注水する。この時、注水ケース172内に投入された洗剤などの洗濯処理剤は、注水に伴って外槽13内に投入される。制御装置50は、更に給水弁171及び排水弁181を閉じた状態で回転槽モータ16を動作させることで回転槽14を回転させて、回転槽14内の洗濯物を叩き洗いする。なお、洗濯工程において、制御装置50は、例えば給水弁171を間欠的に開閉するなどして注水を行ってもよい。
脱水工程は、回転槽14を高速回転させて、濡れた洗濯物を遠心脱水する工程である。制御装置50は、脱水工程が実行されると、給水弁171を閉じた状態で排水弁181を開き、これにより外槽13内に貯留されている水を排水する。また、制御装置50は、回転槽モータ16を高速動作させることで回転槽14を高速回転させて、これにより回転槽14内に収容された濡れた洗濯物に含まれた水分を排水する。
濯ぎ工程は、外槽13内に水を貯留した状態で回転槽モータ16を動作させて回転槽14を開閉させるなどして回転槽14内の洗濯物を水とともに攪拌し、これにより洗濯物を濯ぐ工程である。制御装置50は、濯ぎ工程が実行されると、洗い工程と同様に、排水弁181を閉じた状態で給水弁171を開いて外槽13内に注水する。この時、注水ケース172内に投入された仕上げ剤などの洗濯処理剤は、注水に伴って外槽13内に投入される。続いて、制御装置50は、洗い工程と同様に、例えば給水弁171及び排水弁181を閉じた状態で回転槽モータ16を主に低速で動作させて回転槽14内の洗濯物を濯ぐ。なお、濯ぎ工程において、制御装置50は、例えば給水弁171を間欠的に開閉するなどして注水を行ってもよい。
乾燥工程は、回転槽14を中速で回転させて洗濯物を攪拌しながら乾燥ユニット30及び送風装置36を動作させて洗濯物に温風を当てることで、回転槽14内に収容された洗濯物を乾燥させる工程である。洗濯乾燥運転の場合、乾燥工程は、脱水工程の後に実行される。制御装置50は、乾燥工程が実行されると、給水弁171及び排水弁181を閉じた状態で回転槽モータ16を中速で回転させるとともに乾燥ユニット30及び送風装置36を動作させる。
洗濯乾燥機10は、少なくとも洗濯運転と、乾燥運転と、洗濯乾燥運転と、を含む群から選ばれる運転内容を、即時実行することもできるし、所定の期間経過後に運転が終了するように設定して実行することもできる。所定の期間経過後つまり待機期間経過後に運転が終了するように設定して実行することを予約運転と称する。なお、現在時刻と時刻設定運転の終了時刻とによっては、時刻設定運転であっても、待機時間がなく即時工程が実行される場合もある。
検知処理部52は、洗濯乾燥機10の電源が入った状態において、検知部40を動作させて検知部40の周辺の空気の性質を検知する。検知部40は、風路20内部又は風路20外部この場合外箱排気口112を介して入って来た機外の空気の性質を検知する。
排気口カバー271が閉じ、送風装置36が駆動した状態では、検知部40には風路20内の空気特に乾燥室から排気された直後の空気が触れるため、検知部40が検知するのは主に乾燥室から排気された空気の性質となる。送風装置36が駆動した状態では循環空気による風圧があるため、排気口カバー271が開いていても風路排気口26を介して風路20外部の空気が風路20内部に流入してくることが抑制される。そのため、排気口カバー271の内面にも機外の空気が触れ難くなる。更に、上述のように排気口カバー271の開放角度θは90°以下に設定されているため、風路排気口26から排気された空気は排気口カバー271及び検知部40に触れ易くなる。したがって、排気口カバー271が開き、送風装置36が駆動した状態では、検知部40にはやはり風路20内の空気特に乾燥室から排気された直後の空気が触れるため、検知部40が検知するのは主に乾燥室から排気された空気の性質となる。
排気口カバー271が閉じ、送風装置36が駆動していない状態では、検知部40が検知するのは、上流側接続ダクト231内部の空気の性質である。排気口カバー271が開き、送風装置36が駆動していない状態では、検知部40が検知するのは、外箱排気口112を介して入って来た機外の空気の性質である。
制御装置50は、洗濯乾燥機10の電源が入ると、ダンパモータ272を駆動して排気口カバー271を開く。検知処理部52は、検知部40に機外の空気の性質例えば温度及び相対湿度を検知させる。制御装置50は、得られた機外の空気の性質に関する情報を、操作パネル19に表示するなどして、ユーザに報知する報知処理を実行する。空気の性質に関する情報とは、例えば機外の空気の温度及び又は相対湿度等の空気の性質そのものの情報と、それに応じた洗濯乾燥機10の運転に関する情報例えば洗濯物の乾きやすさや、乾燥時間等を含む。例えば、機外の空気の温度が高いほど洗濯物は乾きやすい傾向にあり乾燥時間が短くなり、機外の空気の湿度が低いほど洗濯物は乾きやすい傾向にあり、乾燥時間が長くなる。記憶領域502は、例えば機外の温度及び湿度に対する洗濯物の乾きやすさ又は乾燥時間のチャートを記憶しており、制御装置50は、検知部40が検知した機外の空気の温度及び湿度を記憶領域502が記憶するチャートと照会して、洗濯物の乾きやすさや乾燥時間を判定しても良い。
図10及び11は、操作パネル19に示される空気の性質に関する情報の表示の一例である。図10に示す表示60は、空気の性質そのものの情報の報知として、「室温は25℃、湿度は55%RHです。」とのメッセージと、洗濯乾燥機10の運転に関する情報の報知として、「洗濯物は比較的乾きやすいでしょう。」とのメッセージとを含む。図11に示す表示61は、空気の性質そのものの情報の報知として、「室温は15℃、湿度は70%RHです。」とのメッセージと、洗濯乾燥機10の運転に関する情報の報知として「洗濯物は比較的乾きにくいでしょう。乾燥工程の期間が長くなる可能性があります。」とのメッセージとを含む。このような情報を見て、ユーザは、洗濯物の投入量や、運転コースの設定を適宜変更することができる。なお、他の実施形態では、制御装置50は、報知処理を図示しないスピーカ等によって音声として報知しても良い。
表示60、61は、上記メッセージに加えて、表示60、61を終了する戻るキー601,611をそれぞれ含む。ユーザによって戻るキー601,611が操作されると、制御装置50は、例えば図12に示すような表示62を操作パネル19に表示する。表示62は、運転コースや予約運転の設定を受ける画面表示である。表示62は、運転コースを選択するための洗濯運転キー621、乾燥運転キー622、及び洗濯乾燥運転キー623と、予約運転を選択するための予約設定キー624、並びにスタートキー625等を含んでいる。図12では、例えば洗濯乾燥運転が選択された状態が表示されている。なお、表示しない詳細設定キーを操作することによって、ユーザは各運転コースの詳細を設定することができる。
予約運転が設定されない状態でユーザによってスタートキー625が操作されると、選択された運転コースの始めの工程が開始する。予約運転が設定された状態でユーザによってスタートキー625が操作されると、待機期間経過後に、選択された運転コースの始めの工程が開始する。
制御装置50は、洗濯運転、乾燥運転又は洗濯乾燥運転などの工程を開始するに際し、排気口カバー271を閉じる。排気口カバー271を閉じるタイミングは、工程開始前であっても良いし、開始と同時であっても良い。例えば、予約運転が設定されていない場合、つまり即時運転が選択された場合に、ユーザによるスタートキー625の操作を受けると、制御装置50は、排気口カバー271を閉じる。また、予約運転が設定されている場合、ユーザによるスタートキー625の操作を受けると、待機期間の計時を開始する。そして、制御装置50は、待機期間が経過すると、排気口カバー271を閉じると共に、予約設定された運転コースの工程を開始する。
更に、制御装置50は、洗濯乾燥機10の電源が入った状態で、運転コースの工程を実行していない場合、検知部40によって検知された風路20内の湿度が所定の湿度以上である状態が所定の期間以上継続した場合、排気口カバー271を開く。例えば乾燥室内に湿気を含んだ洗濯物が収容されているなどの理由により、乾燥室内と風路20内が高湿度となっていることが考えられる。この場合、排気口カバー271を開くことで、湿度の低い外気を取り込み、乾燥室内と風路20内との湿度を低下することができる。そのため、外槽13や回転槽14、又は風路20内にカビや異臭等が発生することを抑制できる。
例えば、制御装置50は、予約運転が設定された場合にスタートキー625が操作されてから待機期間が経過するまでの間、検知処理部52に指示を送り検知部40によって風路20内の温度と湿度とを検知させる。そして、風路20内の湿度が所定の第1湿度H1以上の状態が所定の第1期間t1以上経過した場合、制御装置50は、ダンパモータ272を駆動して排気口カバー271を開く。
所定の第1湿度H1は、例えば90%RH以上の範囲に設定することができる。本実施形態では、所定の第1湿度H1は、95%RHである。所定の第1期間t1は、例えば10分~30分の範囲内に設定することができる。本実施形態では、所定の第1期間t1は、15分に設定されている。
図13は、待機期間における風路20内の湿度の変化の一例と、制御装置50による排気口カバー271の開閉制御のタイミングチャートとを示す。湿度95%RH以上の期間が第1期間t1経過するまでは、排気口カバー271は閉じている。湿度95%RH以上の期間が第1期間t1経過後、排気口カバー271が開くことで、風路20内の湿度が徐々に低下する。
続いて、図14~図15に示すフローチャートを参照して、洗濯乾燥機10の電源が入ってから運転コースの工程開始までの制御装置50による処理について説明する。洗濯乾燥機10の電源は、例えば図示しない電源ONボタンへのユーザの操作によって入れることができる。
洗濯乾燥機10の電源が入ると(スタート)、制御装置50はステップS11においてダンパモータ272を駆動して、排気口カバー271を開く。続いてステップS12において、制御装置50は、検知処理部52に指示を送り検知部40によって機外の温度及び湿度を検知させる。ステップS13において、制御装置50は、検知部40が取得した機外の温度及び湿度の情報と、記憶領域502に記憶されたチャートとを照らし合わせて、洗濯物の乾きやすさを判定する。ステップS14において、制御装置50は、報知処理を行い、検知部40が取得した機外の温度及び湿度と、ステップS13で判定した洗濯物の乾きやすさとを操作パネル19に表示する。ステップS15において、制御装置50は、排気口カバー271を閉じる。
ステップS16において、制御装置50は、スタートキー625が操作されたか否かを判定する。スタートキー625の操作がない場合(ステップS16でNo)、制御装置50は、ステップS16の処理を繰り返す。スタートキー625の操作があった場合(ステップS16でYes)、制御装置50は、処理をステップS17に進める。
ステップS17において、制御装置50は、予約運転が設定されているか否かを判定する。予約運転が設定されていない場合(ステップS17でNo)、制御装置50は、工程開始前の処理を終了する(エンド)。予約運転が設定されている場合(ステップS17でYes)、制御装置50は、処理を図15に示すステップS21に進める。
ステップS21において、制御装置50は、待機期間が経過したかを判定する。待機期間が経過した場合(ステップS21でYes)、制御装置50は、処理を図14のフローチャートに戻して、工程開始前の処理を終了する(エンド)。待機期間が経過していない場合(ステップS21でNo)、制御装置50は、ステップS22に進める。
ステップS22において、制御装置50は、検知処理部52に指示を送り検知部40によって風路20内の湿度を検知させる。ステップS23において、制御装置50は、風路20内の湿度が第1湿度H1以上の状態が第1期間t1以上継続しているか否かを判定する。風路20内の湿度が第1湿度H1以上の状態が第1期間t1以上継続していない場合(ステップS23でNo)、制御装置50は、処理をステップS21に戻す。なお、風路20内の湿度が第1湿度H1以上の状態が第1期間t1以上継続していない場合には、風路20内の湿度が第1湿度H1未満である場合と、風路20内の湿度が第1湿度H1以上であるが、第1期間t1以上継続していない場合とが含まれる。風路20内の湿度が第1湿度H1以上の状態が第1期間t1以上継続している場合(ステップS23でYes)、制御装置50は、処理をステップS24に進める。
ステップS24において、制御装置50は排気口カバー271を開く。ステップS25において、制御装置50は、待機期間が経過したか否かを判定する。待機期間が経過していない場合(ステップS25でNo)、制御装置50は、ステップS25の処理を繰り返す。待機期間が経過した場合(ステップS25でYes)、制御装置50は、処理をステップS26に進める。
ステップS26において、制御装置50は、排気口カバー271を閉じる。その後、制御装置50は、処理を図14のフローチャートに戻して、工程開始前の処理を終了する(エンド)。
その後、運転処理部51は、運転コースの工程を開始する(エンド)。このようにして、制御装置50は、電源が入った後、運転コースの最初の工程に入るまでの処理を実行する。
なお、本実施形態では、待機期間中に一度排気口カバー271が開いた状態となった場合、待機期間が終了するまでの間、排気口カバー271は開いた状態を継続する。他の実施形態では、待機期間中に一度排気口カバー271が開いた状態となった場合、検知部40が検知した機外の湿度が所定の期間以上、所定の第2湿度H2以上であった場合、排気口カバー271を再び閉じる構成であっても良い。第2湿度H2は、第1湿度H1と同じであっても良いし、異なっていても良い。第2湿度H2は、例えば80%RH以上の範囲内に設定することができる。
続いて、乾燥運転及び洗濯乾燥運転に含まれる乾燥工程における制御装置50、運転処理部51及び検知処理部52の処理について説明する。図16は、乾燥工程における乾燥室からの排気の湿度の変化と、制御装置50による各構成の制御のタイミングチャートとを示している。
乾燥工程において、制御装置50は、検知部40の検知結果に応じて排気口カバー271を開閉する。例えば、本実施形態では、乾燥工程開始時には排気口カバー271は閉じられており、検知部40の検知する乾燥室からの排気の温度に応じて、排気口カバー271は開かれる。これにより、風路20内部の温度及び湿度を適切に管理し、洗濯物の乾燥が効率化される。
また、制御装置50は、乾燥工程において、検知部40の検知結果に応じて乾燥工程の期間を調整する。例えば、乾燥運転の後期において湿度が十分に下がれば、乾燥運転の期間を短くし、逆に湿度が高いままであれば、乾燥運転の期間を長くすることができる。これにより、適切な乾燥運転が実行される。本実施形態では、検知部40の検知する乾燥室からの排気の湿度に応じて、乾燥ユニット30による空気の加熱を終了する。すなわち、湿度が十分に低下すれば加熱を早期に終了することで、乾燥工程の期間が短縮される。一方、湿度がすぐに低下しない場合には、加熱を継続し、乾燥工程を長くすることで、洗濯物をより確実に乾燥させる。
乾燥工程が開始すると、運転処理部51は、送風装置36と圧縮機33と回転槽モータ16を駆動する。乾燥工程の開始時、排気口カバー271は閉じた状態である。これにより、乾燥ユニット30によって加熱した空気ひいては熱を機外に逃がさないようにする。図16に示す場合、乾燥工程開始直後、乾燥室からの排気の湿度は概ね90%RHである。乾燥工程が進むにつれて、乾燥室からの排気の湿度は概ね徐々に低下して行く。また、図示しないが、乾燥工程の初期において、乾燥工程が進むにつれて乾燥室からの排気の温度は徐々に高温となる。洗濯物の温度が第1温度T1以上となった状態では、洗濯物が十分に温められて、衣類からの水分の蒸発が促進される。検知部40が検知する乾燥室からの排気の温度が所定の第1温度T1以上となった場合、運転処理部51は、排気口カバー271を開く。これにより、洗濯物から取り除かれた水分により高湿となった風路20内の空気の一部が、機外に排気される。所定の第1温度T1は、例えば55℃~65℃の範囲内に設定することができる。本実施形態では、所定の第1温度T1は60℃に設定されている。
乾燥工程の中期において、洗濯物から水分が取り除かれ、次第に乾燥室からの排気の温度が上昇すると共に、湿度が低下する。検知部40が検知する乾燥室からの排気の湿度が所定の第3湿度H3まで低下すると、運転処理部51は、圧縮機33を停止する。これにより、風路20内の空気の加熱が停止し、ひいては洗濯物の加熱乾燥が停止する。
圧縮機33停止後の乾燥工程の後期において、送風装置36は駆動している。これにより、加熱しない空気を乾燥室に収容された洗濯物に送り込み、洗濯物の冷却と仕上げと行う。また、乾燥工程の後期において、排気口カバー271は開いた状態である。これにより、風路20内の高温の空気の一部を機外に排気し、風路20内部と乾燥室内部の空気及び洗濯物の冷却を促進する。乾燥工程の全体において、回転槽モータ16は低速で駆動しており、衣類は緩やかに撹拌されている。
図17に示すフローチャートを参照して、乾燥工程における制御装置50による処理について説明する。なお、図17に示すフローチャートの開始時において、洗濯乾燥機10の電源が入っており、排気口カバー271は閉じた状態であるものとする。
乾燥工程が開始されると(スタート)、ステップS31において、運転処理部51は、送風装置36を駆動する。ステップS32において、運転処理部51は、圧縮機33を駆動する。ステップS33において、運転処理部51は、回転槽モータ16を駆動して回転槽14を回転させる。これにより、凝縮器32によって加熱された空気が送風装置36の働きにより、内部で洗濯物が攪拌される回転槽14に運ばれ、衣類を加熱乾燥する。
ステップS35において、制御装置50は、検知処理部52に指示を送り、検知部40乾燥室からの排気の温度を検知させる。ステップS35において、制御装置50は検知部40が検知した乾燥室からの排気の温度が第1温度T1この場合60℃以上であるか否かを判定する。排気の温度が第1温度T1未満である場合(ステップS35でNo)、制御装置50は、処理をステップS34に戻す。排気の温度が第1温度T1以上である場合(ステップS35でYes)、制御装置50は、処理をステップS36に進める。
ステップS36において、制御装置50はダンパモータ272を駆動して、排気口カバー271を開く。これにより、風路20内の高湿度の空気の一部が、機外に排気される。その結果、乾燥室及び風路20内の湿度が低下し易くなり、洗濯物の乾燥が促進される。
ステップS37において、制御装置50は、検知処理部52に指示を送り、検知部40乾燥室からの排気の湿度を検知させる。ステップS38において、制御装置50は、検知部40が検知した乾燥室からの排気の温度が第3湿度H3この場合40%RH以下であるか否かを判定する。排気の温度が第3湿度H3よりも高い場合(ステップS38でNo)、制御装置50は、処理をステップS37に戻す。排気の湿度が第3湿度H3以下である場合(ステップS38でYes)、制御装置50は、処理をステップS39に進める。
ステップS39において、運転処理部51は、圧縮機33を停止する。これにより、乾燥ユニット30による空気の加熱が停止する。
ステップS40において、制御装置50は、検知処理部52に指示を送り、検知部40乾燥室からの排気の温度を検知させる。ステップS41において、制御装置50は検知部40が検知した乾燥室からの排気の温度が第2温度T2以上であるか否かを判定する。第2温度T2は、例えば50℃~60℃の範囲内に設定することができる。本実施形態では、第2温度T2は55℃に設定されている。排気の温度が第2温度T2未満である場合(ステップS41でNo)、制御装置50は、処理をステップS40に戻す。排気の温度が第2温度T2以上である場合(ステップS41でYes)、制御装置50は、処理をステップS42に進める。
ステップS42において、運転処理部51は、回転槽モータ16を停止する。これにより、回転槽14の回転が停止し、洗濯物の撹拌が停止する。ステップS43において、運転処理部51は、送風装置36を停止する。これにより、風路20と乾燥室との間の空気の循環が停止する。ステップS44において、運転処理部51は、排気口カバー271を閉じる。このようにして、乾燥工程の処理が終了する(エンド)。
続いて、図18~図20も参照して、検知部40のメンテナンスについて説明する。長期にわたる使用により、検知部40の交換やメンテナンスが必要となることがある。この場合、検知部40は通常風路20の内部に面にして配置されているため、作業者は、排気口カバー271を開けて検知部40にアクセスする必要がある。洗濯乾燥機10は、作業者の操作により、排気口カバー271を容易に開くことができるように構成されている。
本実施形態では、作業者は、操作パネル19を操作することにより、排気口カバー271を開くことができる。例えば、操作パネル19に対する詳細は省略する作業者による操作を受けて、制御装置50は、操作パネル19に、図18に一例を示すようなメンテナンス作業で使用するメンテナンスモード表示70を表示する。メンテナンスモード表示70は、開放キー701と、戻るキー702とを含む。開放キー701は、排気口カバー271を開く際に操作されるキーである。戻るキー702は、メンテナンスモードを終了する際に操作されるキーである。作業者が開放キー701を操作すると、制御装置50は、ダンパモータ272を駆動して排気口カバー271を開く。これにより、作業者は、外箱11の一部を外した上で、風路20内部又はと排気口カバー271に取り付けられた検知部40にアクセスすることができる。
メンテナンスモード表示70の開放キー701が操作された後、操作パネル19には図19に一例を示すメンテナンスモード終了表示71が表示される。開放キー701が操作された後、直ぐにメンテナンスモード終了表示71が表示される構成であっても良いし、操作パネル19への更なる操作を受けて、メンテナンスモード終了表示71が表示される構成であっても良い。
メンテナンスモード終了表示71は、閉鎖キー711を含む。閉鎖キー711は、排気口カバー271を閉じる際に操作されるキーである。作業者は、検知部40の交換又はメンテナンスの終了後、閉鎖キー711を操作し、排気口カバー271を閉じる。閉鎖キー711が操作されると、メンテナンスモードが終了する。
図20に示すフローチャートは、メンテナンスモードでの制御装置50の処理を示す。図20のスタート時において、洗濯乾燥機10の電源は入っており、操作パネル19にはメンテナンスモード表示70が表示されているものとする。
メンテナンスモードが開始すると(スタート)、ステップS51において制御装置50は、開放キー701が操作されたか否かを判定する。開放キー701の操作がない場合(ステップS51でNo)、制御装置50は、ステップS51の処理を繰り返す。開放キー701の操作があった場合(ステップS51でYes)、制御装置50は、処理をステップS52に進める。
ステップS52において、制御装置50は、ダンパモータ272を駆動して排気口カバー271を開く。これにより、作業者は、風路20を分解することなく機外から検知部40にアクセスできるようになる。
ステップS53において、制御装置50は、閉鎖キー711が操作されたか否かを判定する。閉鎖キー711の操作がない場合(ステップS53でNo)、制御装置50は、ステップS53の処理を繰り返す。閉鎖キー711の操作があった場合(ステップS53でYes)、制御装置50は、処理をステップS54に進める。
ステップS54において、制御装置50は、ダンパモータ272を駆動して排気口カバー271を閉じる。そして、メンテナンスモードが終了する(エンド)。
以上説明した実施形態によれば、衣類処理装置としての洗濯乾燥機10は、乾燥室を構成する外槽13及び回転槽14と、風路20と、送風装置36と、加熱部としての熱交換部24と、フィルタ装置22と、検知部40と、を備える。外槽13は空気入口133と空気出口132とを有し、回転槽14は内部に衣類を収容する。風路20は、乾燥室の外側において空気入口133と空気出口132とを繋ぐ。送風装置36は、風路20中に設けられ空気を乾燥室に送る。熱交換部24は、風路20中に設けられ加熱装置としての乾燥ユニット30によって空気を加熱する。フィルタ装置22は、風路20中に設けられて空気内の異物を捕集する。検知部40は、風路20においてフィルタ装置22の下流側であってかつ熱交換部24よりも上流側に設けられて空気の性質を検知する。
これによれば、乾燥室から排気された空気は、検知部40で性質が検知される前に、フィルタ装置によってリントなどの異物を除去される。したがって、乾燥室からの排気の性質を、精度よく検知することができる。また、検知部40の表面の例えば高分子膜に異物が付着することが抑制されるので、検知部40の経年劣化を抑制することができ、長期にわたって、検知精度を確保することができる。
洗濯乾燥機10は、風路排気口26と、排気口カバー271とを備える。風路排気口26は、フィルタ装置22の下流側であってかつ熱交換部24の上流側に設けられ、風路20の内部と外部とを連通する。排気口カバー271は、風路排気口26を開閉する。検知部40は、排気口カバー271を開いた状態において、風路20の外部に露出する位置に配置されている。
これによれば、作業者は、排気口カバー271を開くことで、風路20を分解しなくとも検知部40にアクセスすることができる。そのため、検知部40の保守点検や、交換作業が容易となる。したがって、検知部40による空気の性質の精度を更に長期間に亘って担保することができる。
洗濯乾燥機10は、送風装置36の駆動と、乾燥ユニット30この場合圧縮機33の駆動と、排気口カバー271の開閉と、検知部40の駆動とを制御する制御装置50を備える。制御装置50は、検知部40の検知結果に応じて、排気口カバー271を開閉する。
例えば、回転槽14内に、濡れた衣類が収容されている場合、機内が高湿になり、臭いや細菌、カビ等が発生する虞がある。このような場合、検知部40が検知した湿度が所定の湿度以上である場合、排気口カバーを開くことで、機内の湿度を低下させることができる。一方、機外の空気が高温多湿の場合に排気口カバー271が開いていると、機内に湿気を取り込んでしまったり、長期間高温多湿の環境に曝すことによって検知部40の劣化を促進してしまったりする虞がある。そのため、検知部40が機外の空気が高温多湿であることを検知した場合に、排気口カバー271を閉じることで、機内に湿気を取り込むことや、検知部40が高温多湿の環境に露出することを抑制できる。
制御装置50は、乾燥ユニット30を駆動して空気を加熱し、送風装置36を駆動して乾燥ユニット30によって加熱された空気を乾燥室に送り洗濯物を乾燥させる乾燥工程を実行可能である。制御装置50は、乾燥工程中に検知部40を駆動して乾燥室からの排気の性質を検知し、検知部40の検知結果に応じて排気口カバー271を開く。
これによれば、排気口カバー271を開いて、洗濯物から蒸発した水分を含んで高湿度となった空気を風路20外に排出させることで、乾燥効率を向上させることができる。
制御装置50は、乾燥ユニット30を駆動して空気を加熱し、送風装置36を駆動して乾燥ユニット30によって加熱された空気を乾燥室に送り洗濯物を乾燥させる乾燥工程を実行可能である。制御装置50は、乾燥運転中に検知部40を駆動して乾燥室からの排気の性質を検知し、検知部40の検知結果に応じて乾燥工程の期間を調節する。
これにより、乾燥室の排気の性質を検知することで、洗濯物の実際の乾燥状態を反映した期間、乾燥工程を実行することができる。そのため、洗濯物が既に乾燥しているにもかかわらず、一律に決められた期間が終了するまで必要以上に長い間加熱するなどして、衣類が傷んでしまうことを抑制し、また、省エネルギー化に貢献することができる。
制御装置50は、乾燥運転実行中であって排気口カバー271の開状態においては、送風装置36を駆動している間に検知部40によって空気の質を検知する。
送風装置36が停止している場合、排気口カバー271が開くことによって、検知部40が外気、又は外気を一部含んだ空気の性質を検知してしまう虞がある。これに対して、送風装置36の駆動時には、風路20内に風圧があるため、排気口カバー271が開いていても、外気が入ってくる虞が少ない。更に、排気口カバー271の内側に検知部40が配置されている場合であっても、送風装置36の駆動時には、検知部40に向って風路20内の空気が流れて行くため、検知部40が検知する空気の性質は、概ね風路20内の空気の性質と同等と考えられる。したがって、排気口カバー271が開いた開状態であっても、乾燥室からの排気の性質の正確な測定が可能となる。
排気口カバー271が開いた状態において、排気口カバー271と風路排気口26とが成す内角は、90°以下に設定されている。
これによれば、排気口カバー271が開いた状態において、排気口カバー271が妨げとなって外気が風路排気口26から風路20内に入りにくくなる。また、検知部40が排気口カバー271の内側に配置されている場合には、風路20の内部に配置されている場合よりも外気に触れる可能性が高まるが、排気口カバーの271の姿勢を風路排気口26から90°以下の角度を保つようにすることで、検知部40が外気に触れる可能性を抑制することができる。これらによって、検知部40は、乾燥室からの排気の性質をより確実に検知することができる。
制御装置50は、乾燥ユニット30及び送風装置36が動作していない状態で、かつ排気口カバー271を開いた状態で、検知部40によって外気の性質を検知する。
これによれば、追加の外気センサを設けることなく、検知部40によって、外気温など外気の性質も検知することができる。したがって、洗濯乾燥機10の製造コストを抑制しつつ、乾燥室からの排気および外気の性質の測定が可能となる。
制御装置50は、検知部40の検知結果に基づいて、外気に関する情報をユーザに報知する報知処理を実行する。
これによれば、ユーザは、外気に関する情報を、運転コース等の設定の目安とすることができる。したがって、ユーザの利便性が向上する。
洗濯乾燥機10は、作業者による操作を受ける操作部としての操作パネル19を備える。制御装置50は、操作パネル19への作業者の操作に応じて、排気口カバー271を開く。
これによれば、作業者が必要に応じて、排気口カバー271を開くことができる。そのため、作業者は、風路20を分解することなく、容易に検知部40にアクセスしてメンテナンス、又は交換をすることができる。したがって、長期にわたる使用においても、検知部40による検知の精度を確保することができる。
なお、本実施形態では、洗濯乾燥機10は、操作パネル19にタッチパネル式の各種キーを備えているが、これに限らない。他の実施形態では、例えば機械式な押しボタンを操作することで、ユーザ又は作業者が洗濯乾燥機10を操作することができる構成であっても良い。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…洗濯乾燥機(衣類処理装置)、13…外槽(乾燥室)、132‥空気出口、133…空気入口、14…回転槽(乾燥室)、19…操作パネル(操作部)、20…風路、26…風路排気口、271…排気口カバー、22…フィルタ装置、24…熱交換部(加熱部)、30…乾燥ユニット(加熱装置)、36…送風装置、40…検知部、50…制御装置

Claims (10)

  1. 空気入口と空気出口とを有し、内部に衣類を収容する乾燥室と、
    前記乾燥室の外側において前記空気入口と前記空気出口とを繋ぐ風路と、
    前記風路中に設けられ空気を前記乾燥室に送る送風装置と、
    前記風路中に設けられ加熱装置によって前記空気を加熱する加熱部と、
    前記風路中に設けられて前記空気内の異物を捕集するフィルタ装置と、
    前記風路において前記フィルタ装置の下流側であってかつ前記加熱部よりも上流側に設けられて空気の性質を検知する検知部と、を備える、
    衣類処理装置。
  2. 前記風路中において、前記フィルタ装置の下流側であってかつ前記加熱部の上流側に設けられ、前記風路の内部と外部とを連通する風路排気口と、
    前記風路排気口を開閉する排気口カバーと、を備え、
    前記検知部は、前記排気口カバーを開いた状態において、前記風路の外部に露出する位置に配置されている、
    請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記送風装置の駆動と、前記加熱装置の駆動と、前記排気口カバーの開閉と、前記検知部の駆動とを制御する制御装置を備え、
    前記制御装置は、前記検知部の検知結果に応じて、前記排気口カバーを開閉する、
    請求項2に記載の衣類処理装置。
  4. 前記制御装置は、前記加熱装置を駆動して空気を加熱し、前記送風装置を駆動して前記加熱装置によって加熱された空気を前記乾燥室に送り衣類を乾燥させる乾燥工程を実行可能であって、
    前記制御装置は、前記乾燥工程中に前記検知部を駆動して前記乾燥室からの排気の性質を検知し、前記検知部の検知結果に応じて前記排気口カバーを開く、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  5. 前記制御装置は、前記加熱装置を駆動して空気を加熱し、前記送風装置を駆動して前記加熱装置によって加熱された空気を前記乾燥室に送り洗濯物を乾燥させる乾燥工程を実行可能であって、
    前記制御装置は、前記乾燥運転中に前記検知部を駆動して前記乾燥室からの排気の性質を検知し、前記検知部の検知結果に応じて前記乾燥工程の期間を調節する、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  6. 前記制御装置は、前記乾燥工程実行中であって前記排気口カバーの開状態においては、前記送風装置を駆動している間に前記検知部によって空気の質を検知する、
    請求項3又は4に記載の衣類処理装置。
  7. 前記排気口カバーが開いた状態において、前記排気口カバーと前記風路排気口とが成す内角は、90°以下に設定されている、
    請求項6に記載の衣類処理装置。
  8. 前記制御装置は、前記加熱装置及び前記送風装置が動作していない状態で、かつ前記排気口カバーを開いた状態で、前記検知部によって外気の性質を検知する、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
  9. 前記制御装置は、前記検知部の検知結果に基づいて、外気に関する情報をユーザに報知する報知処理を実行する、
    請求項8に記載の衣類処理装置。
  10. 作業者による操作を受ける操作部を備え、
    前記制御装置は、前記操作部への前記作業者の操作に応じて、前記排気口カバーを開く、
    請求項3に記載の衣類処理装置。
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