JP2024043800A - 水素システム運転計画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素システムにおいて効率的な運転を実現する運転計画を的確に作成する。【解決手段】実施形態の水素システム運転計画装置において、取得部は、複数の水素製造装置の性能に関する性能データ、および、運転計画について仮に作成された仮運転計画に関する仮運転計画データを取得するように構成されている。予測部は、取得部が取得した性能データおよび仮運転計画データに基づいて、計画対象期間における複数の水素製造装置の性能を予測することで、性能予測データを得るように構成されている。計画部は、予測部の予測によって得た性能予測データに基づいて仮運転計画を補正することで、運転計画を得るように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、水素システム運転計画装置に関する。
水素は、化石燃料に代わるクリーンなエネルギーとして注目されている。
水素の製造は、例えば、水を電気分解する水素製造装置を有する水素システムで行われる。水素システムは、水素を多量に製造するために、複数の水素製造装置が設置される場合がある。複数の水素製造装置が設置された水素システムにおいて、水素の製造を効率的に行うために、様々技術が提案されている。
特許6499365号 特許5618952号 WO2020/075771
水素システムにおいて、複数の水素製造装置は、それぞれの性能が異なる場合がある。例えば、複数の水素製造装置の間は、アルカリ型や固体高分子型のように電解方式が異なるために、もしくは部材等のバラツキのために、性能が相違する場合がある。
また、複数の水素製造装置の間は、劣化の発生によって性能にバラツキが生ずる場合がある。水素製造装置の劣化は、例えば、運転状況(運転の起動、運転の停止、負荷の変動、積算稼働時間、連続稼働時間など)に起因して、水素製造装置を構成する部材(電極、電解質膜など)が変質することで生ずる。例えば、水素製造装置の劣化として、供給電力に対する水素製造量の割合である運転効率が低下する場合がある。この他に、水素製造装置が水素を製造する水素製造量が目標値になるまでに要する応動時間(応答性)が長くなる場合や、水素製造装置が水素の製造を最も短く継続可能な最低継続時間が長くなる場合がある。そして、水素製造装置においては、性能の劣化に伴って、故障が発生する場合がある。
特に、再生可能エネルギー発電装置から出力される電力を用いて水素製造装置が水素を製造する場合には、再生可能エネルギー発電装置から出力される電力が変動するために、水素製造装置に劣化が生じやすい。また、電力系統の安定化のためにデマンドレスポンスに対応する際においても、水素製造装置に供給される電力が変動するため、水素製造装置に劣化が生じやすい。
従来、複数の水素製造装置を備える水素製造システムでは、水素製造装置の性能低下の予測をせずに、運転計画を作成しているために、複数の水素製造装置を有効的に活用できずに、所望の水素製造量を確保することが困難な場合がある。また、水素製造装置の最低継続時間や応答時間(応答性)の状況によっては、デマンドレスポンスに的確に対応することが困難になる場合がある。
この他に、複数の水素製造装置の間において性能低下が同様に生ずる場合があるので、複数の水素製造装置について同様なタイミングでメンテナンスをすることが必要になる場合がある。このため、メンテナンスのために複数の水素製造装置において運転が実行できない状況になり、所望の水素製造量を確保することが困難な場合がある。
上記のような事情により、複数の水素製造装置が設置された水素システムにおいて水素の製造を効率的に行うことが容易でない場合がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、水素システムにおいて効率的な運転を実現する運転計画を的確に作成可能な水素システム運転計画装置を提供することである。
実施形態の水素システム運転計画装置は、取得部と予測部と計画部とを有し、電力が供給されることによって水素を製造する複数の水素製造装置を備える水素システムにおいて複数の水素製造装置を計画対象期間に運転する運転計画を作成する。取得部は、複数の水素製造装置の性能に関する性能データ、および、運転計画について仮に作成された仮運転計画に関する仮運転計画データを取得するように構成されている。予測部は、取得部が取得した性能データおよび仮運転計画データに基づいて、計画対象期間における複数の水素製造装置の性能を予測することで、性能予測データを得るように構成されている。計画部は、予測部の予測によって得た性能予測データに基づいて仮運転計画を補正することで、運転計画を得るように構成されている。
図1は、実施形態において、水素システム100および水素システム運転計画装置200を含む全体構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、実施形態に係る水素システム運転計画装置200の構成を示すブロック図である。 図3Aは、実施形態において、仮運転計画データD1bの一例を示す図である。 図3Bは、実施形態において、性能予測データD2の一例を示す図である。 図3Cは、実施形態において、運転計画データD3の一例を示す図である。 図3Dは、実施形態において、運転計画データD3における運転効率の推移の一例を示す図である。 図4は、実施形態の変形例1において、水素システム100および水素システム運転計画装置200を含む全体構成を模式的に示すブロック図である。 図5は、実施形態の変形例1において、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力に関する発電電力予測データD0、および、再生可能エネルギー発電装置130から水素システム100に供給する電力に関する電力供給データD0bの一例を示す図である。 図6は、実施形態の変形例2において、性能予測データD2の一例を示す図である。
[A]全体構成
図1は、実施形態において、水素システム100および水素システム運転計画装置200を含む全体構成を模式的に示すブロック図である。
[A-1]水素システム100
図1に示すように、水素システム100は、水素製造部110と水素貯蔵装置120とを備え、水素システム運転計画装置200が作成した運転計画に基づいて、水素を製造する運転を実行するように構成されている。水素システム100を構成する各部について順次説明する。
[A-1-1]水素製造部110
水素製造部110は、複数の水素製造装置110A,110Bを含み、電力系統10(電力網)から供給される電力を用いて、水素の製造を行うように構成されている。ここでは、複数の水素製造装置110A,110Bは、例えば、水素電解装置であって、水を電気分解することによって水素を生成する。水素製造部110において、複数の水素製造装置110A,110Bは、直列に並ぶように設置される他に、並列に並ぶように設置されていてもよい。また、図示を省略しているが、複数の水素製造装置110A,110Bには、補機(図示省略)が設置されていてもよい。
[A-1-2]水素貯蔵装置120
水素貯蔵装置120は、水素製造部110で製造された水素を貯蔵するように構成されている。水素貯蔵装置120は、例えば、ガスタンクであって、水素ガスを貯蔵する。この他に、水素貯蔵装置120は、例えば、液化タンクであって、液化された水素を貯蔵するように構成されていてもよい。水素貯蔵装置120で貯蔵された水素は、水素流通網300へ供給される。
[A-2]水素システム運転計画装置200
水素システム運転計画装置200は、水素システム100において水素製造部110を構成する複数の水素製造装置110A,110Bについて、計画対象期間TPに運転する運転計画を作成するために設けられている。
ここでは、水素システム運転計画装置200は、水素システム100を構成する各部に関する情報が水素システム100から入力されると共に、水素システム100の運転に関する指令が外部から入力される。そして、水素システム運転計画装置200は、入力された情報および指令に基づいて、水素システム100の運転計画を作成する。
図2は、実施形態に係る水素システム運転計画装置200の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、水素システム運転計画装置200は、取得部210と予測部220と計画部230と制御部240とを有する。水素システム運転計画装置200は、演算器(コンピュータ)と記憶装置とを含み、記憶装置が記憶するプログラムを用いて、演算器が各部として機能するよう構成されている。
[A-2-1]取得部210
取得部210は、図2に示すように、性能データD1aおよび仮運転計画データD1bを取得するように構成されている。
ここでは、性能データD1aは、複数の水素製造装置110A,110Bの性能に関するデータである。具体的には、性能データD1aは、複数の水素製造装置110A,110Bに供給する電力に関するデータ(電力量、電圧、電流など)、複数の水素製造装置110A,110Bが製造する水素に関するデータ(水素製造量、温度、圧力など)、複数の水素製造装置110A,110Bの状態に関するデータ(故障信号、稼働や停止などに関する状態信号など)を含む。性能データD1aは、例えば、複数の水素製造装置110A,110Bに設置されたセンサ(図示省略)から取得部210へ送信される。この他に、性能データD1aは、例えば、測定された値に応じて取得部210において設定したデータであってもよい。
仮運転計画データD1bは、複数の水素製造装置110A,110Bを計画対象期間TPに運転する運転計画について仮に作成された仮運転計画に関するデータである。仮運転計画データD1bは、例えば、計画対象期間TPにおける水素需要量に対応するように水素製造量を設定した仮運転計画に関するデータである。この場合、仮運転計画は、例えば、水素需要量が多い期間に水素製造量が多くなるように設定すると共に、水素需要量が少ない期間に水素製造量が少なくなるように設定される。計画対象期間TPにおける水素需要量は、計画対象期間TPに関して実際に要求された水素需要量の値でもよく、過去の水素需要量の実績から予測される値であってもよい。水素需要量の予測は、例えば、過去の水素需要量の実績を学習することで作成された需要予測モデルを用いて実行してもよい。この他に、仮運転計画データD1bは、計画対象期間TPにおける水素製造量を取得部210がランダムに設定したデータ等の任意のデータであってもよい。
取得部210が取得した性能データD1aおよび仮運転計画データD1bは、記憶され、その性能データD1aおよび仮運転計画データD1bの内容がディスプレイ装置(図示省略)の画面に表示されるように構成されていてもよい。ディスプレイ装置は、水素システム運転計画装置200が備えていてもよく、水素システム運転計画装置200の外部に設置されたものであってもよい。
[A-2-2]予測部220
予測部220は、図2に示すように、取得部210が取得した性能データD1aおよび仮運転計画データD1bに基づいて、性能予測データD2を得るように構成されている。
性能予測データD2は、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能の推移について予測されたデータである。ここでは、性能予測データD2は、計画対象期間TPにおいて複数の水素製造装置110A,110Bが劣化する劣化状態について予測されたデータを含む。
予測部220は、性能予測モデルを用いて、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能を予測する。性能予測モデルは、学習モデル、等価回路モデル、電気化学モデル等であって、例えば、取得部210から予測部220に出力された性能データD1aを用いて生成される。性能予測モデルは、回帰分析やニューラルネットワークを用いた手法などを用いて生成される。
予測部220は、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能として、例えば、計画対象期間TPにおける運転効率を予測する。運転効率は、例えば、水素製造装置110A,110Bに供給される電力に対する水素製造量の割合であって、例えば、積算稼働時間や連続稼働時間などの運転状況に起因して低下する。このため、予測部220は、例えば、積算稼働時間と運転効率との関係、連続稼働時間と運転効率との関係などを学習することで生成された性能予測モデルを用いて、性能データD1aおよび仮運転計画データD1bから計画対象期間TPにおける運転効率を予測する。
運転効率の他に、予測部220は、水素製造装置110A,110Bの性能として、応動時間(応答性)や最低継続時間などを予測するように構成されていてもよい。
予測部220が得た性能予測データD2は、記憶され、その性能予測データD2の内容がディスプレイ装置(図示省略)の画面に表示されるように構成されていてもよい。
[A-2-3]計画部230
計画部230は、図2に示すように、仮運転計画データD1bおよび性能予測データD2が入力される。そして、計画部230は、性能予測データD2に基づいて、仮運転計画データD1bに対応する仮運転計画を補正(最適化)することで運転計画Pを作成することによって、運転計画データD3を得るように構成されている。
計画部230において、運転計画Pの作成は、例えば、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能が、予め定めた目標値を満たすように仮運転計画を補正することで実行される。
ここでは、目標値は、複数の水素製造装置110A,110Bの間で異なっていてもよい。また、目標値は、計画対象期間TPの全体で一定の値でなく、各時点において異なる値であってもよい。この他に、複数の因子のそれぞれについて目標値がある場合において、その複数の因子の目標値の全てを満たすように補正を行うことができない場合には、複数の因子の目標値の一部を満たすように補正を行うことで、運転計画Pを作成してもよい。また、例えば、計画対象期間TPを複数の分割期間に分割し、その複数の分割期間のそれぞれにおいて因子を切り替えて補正を行うことで、運転計画Pを作成してもよい。
計画部230は、複数の水素製造装置110A,110Bについて、積算稼働時間や連続稼働時間の目標値を設定し、その目標値を満たすように、補正を実行してもよい。
計画部230は、作成した運転計画Pにおいて複数の水素製造装置110A,110Bの性能が目標値を満たすか否かの判断をする際には、予測部220が用いる性能予測モデルを使用してもよい。
計画部230は、コスト、環境負荷などの他の因子を考慮して、補正を実行してもよい。例えば、水素製造装置110A,110Bに供給する電力を独立変数とし、水素製造装置110A,110Bが水素を生成する水素生成量や、水素貯蔵供給部120が貯蔵する水素貯蔵量などの因子を従属変数とし、コストなどの因子を評価関数とした混合整数線形計画問題の式を作成することで、補正を実行してもよい。補正は、遺伝的アルゴリズムなどのメタヒューリスティックな方法、強化学習などの機械学習などの様々な方法でも実行してもよい。評価関数は、積算稼働時間や連続稼働時間に関するものであってもよい。
計画部230は、任意の計画単位で運転計画Pを作成する。例えば、計画対象期間TPが数年である場合には、計画単位は、例えば、1日、数日、1週間である。また、例えば、計画対象期間TPが1ヶ月以下である場合には、計画単位は、例えば、30分である。
計画部230が得た運転計画データD3は、記憶され、その運転計画データD3の内容がディスプレイ装置(図示省略)の画面に表示されるように構成されていてもよい。
なお、例えば、計画部230において目標値を満たすように補正を実行することができない場合には、更新した仮運転計画に関する仮運転計画データD1bを取得部210が取得し、その仮運転計画データD1b等を用いて予測部220が性能予測データD2を取得し、その性能予測データD2に基づいて、更新した仮運転計画を補正(最適化)することで運転計画Pを作成してもよい。
[A-2-4]制御部240
制御部240は、図2に示すように、計画部230が取得した運転計画データD3に基づいて、水素システム100の動作を制御する制御データCTLを出力するように構成されている。
制御部240は、制御データCTLを水素システム100に出力することによって、計画対象期間TPにおいて複数の水素製造装置110A,110Bが水素を製造する運転を運転計画に基づいて実行するように制御する。当然ながら、制御部240は、複数の水素製造装置110A,110Bの状態に応じて、運転計画と異なる運転を適宜実行するように、制御を行ってもよい。
[B]運転計画Pの作成方法
以下より、本実施形態の水素システム運転計画装置200において、運転計画Pを作成するときの具体的な動作の一例について説明する。
[B-1]性能データD1aおよび仮運転計画データD1bの取得
水素システム運転計画装置200において運転計画Pを作成する際には、図2に示したように、まず、性能データD1aおよび仮運転計画データD1bを取得部210が取得する。
性能データD1aは、上述したように、複数の水素製造装置110A,110Bの性能に関するデータであり、例えば、複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれの運転効率に関する実績データ(計画時のデータおよび過去のデータ)を、取得部210が性能データD1aとして取得する。
図3Aは、実施形態において、仮運転計画データD1bの一例を示す図である。
図3Aでは、計画対象期間TPが2022年1月から2024年12月の期間である場合における仮運転計画データD1bの一例を示している。図3Aにおいて、上段は、複数の水素製造装置110A,110Bのうち一方の水素製造装置110Aに関して作成された仮運転計画データD1bであり、横軸は、時間を示し、縦軸は、水素製造装置110Aに供給する電力EA(MW)を示している。図3Aにおいて、下段は、複数の水素製造装置110A,110Bのうち他方の水素製造装置110Bに関して作成された仮運転計画データD1bであり、横軸は、時間を示し、縦軸は、水素製造装置110Bに供給する電力EB(MW)を示している。
図3Aに示すように、仮運転計画データD1bは、複数の水素製造装置110A,110Bを計画対象期間TPに運転する運転計画について仮に作成された仮運転計画に関するデータである。仮運転計画データD1bは、例えば、計画対象期間TPにおける水素需要量に基づいて、複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれが水素を製造する水素製造量を求め、その水素製造量から複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれに供給する電力EA,EBを求めることで得られ、取得部210において取得される。
[B-2]性能予測データD2の作成
つぎに、図2に示したように、取得部210が取得した性能データD1aおよび仮運転計画データD1bに基づいて、予測部220が性能予測データD2を得る。
図3Bは、実施形態において、性能予測データD2の一例を示す図である。
図3Bでは、計画対象期間TPが2022年1月から2024年12月の期間である場合における性能予測データD2の一例を示している。図3Bにおいて、上段は、複数の水素製造装置110A,110Bのうち一方の水素製造装置110Aに関して得た性能予測データD2であり、横軸は、時間を示し、縦軸は、水素製造装置110Aの運転効率KAを示している。図3Bにおいて、下段は、複数の水素製造装置110A,110Bのうち他方の水素製造装置110Bに関して得た性能予測データD2であり、横軸は、時間を示し、縦軸は、水素製造装置110Bの運転効率KBを示している。
図3Bに示すように、性能予測データD2は、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれの運転効率が劣化する劣化状態について予測されたデータである。
予測部220は、例えば、取得部210に出力された性能データD1aから作成した性能予測モデルを用いて、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれの運転効率を仮運転計画データD1bから予測することで、性能予測データD2を得る。例えば、仮運転計画データD1bにおいて、複数の水素製造装置110A,110Bの運転が行われる積算稼働時間や運転が継続される連続稼働時間が長く、かつ、複数の水素製造装置110A,110Bの負荷が大きい(電力供給量が大きい)ときには、運転効率の低下が大きくなるように予測される。
[B-3]運転計画データD3の作成
つぎに、図2に示したように、予測部220が得た性能予測データD2に基づいて、計画部230が、仮運転計画データD1bに対応する仮運転計画を補正(最適化)することで運転計画Pを作成することによって、運転計画データD3を得る。
運転計画Pの作成では、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能が、予め定めた目標値を満たすように仮運転計画を補正する。
前述の図3Bにおいては、水素製造装置110Aの運転効率KAに関する目標下限値、および、水素製造装置110Bの運転効率KBに関する目標下限値が、破線で示されている。図3Bに示すように、水素製造装置110Bの運転効率KBの予測値は、計画対象期間TPの全体に渡って目標下限値以上である。しかしながら、水素製造装置110Bの運転効率KBの予測値は、計画対象期間TPの前段の時間帯(2022年1月の第1週W1から2022年12月の第2週W2までの間)では目標下限値以上であるが、計画対象期間TPの後段の時間帯(2022年12月の第3週W3から2024年12月の第5週W5までの間)では目標下限値よりも小さくなっている。このため、水素製造装置110Aの運転効率KAおよび水素製造装置110Bの運転効率KBの両者が計画対象期間TPにおいて目標下限値を満たすように、仮運転計画データD1bを補正し、運転計画データD3を得る。
図3Cは、実施形態において、運転計画データD3の一例を示す図である。
図3Cに示すように、運転計画データD3は、例えば、仮運転計画データD1b(図3A参照)における計画対象期間TPの後段の時間帯(ここでは、2022年12月の第1週W1から2024年12月の第5週W5までの間)に関して、複数の水素製造装置110A,110Bのそれぞれに供給する電力EA,EBの推移を変更することで作成される。
図3Dは、実施形態において、運転計画データD3における運転効率の推移の一例を示す図である。
図3Dに示すように、運転計画データD3は、水素製造装置110Aの運転効率KAおよび水素製造装置110Bの運転効率KBの両者が、計画対象期間TPの全体に渡って、目標下限値(破線)以上になるように補正される。例えば、仮運転計画データD1bにおける積算稼働時間や連続稼働時間などを変更することで、運転効率を目標下限値以上にする。
そして、その運転計画データD3に基づいて、制御部240が複数の水素製造装置110A,110Bの動作を制御することで、計画対象期間TPにおいて水素の製造が実行される。
[C]まとめ
以上のように、本実施形態の水素システム運転計画装置200は、取得部210と予測部220と計画部230とを有し、複数の水素製造装置110A,110Bを備える水素システム100において複数の水素製造装置110A,110Bを計画対象期間TPに運転する運転計画を作成するように構成されている。取得部210は、複数の水素製造装置110A,110Bの性能に関する性能データD1a、および、運転計画について仮に作成された仮運転計画に関する仮運転計画データD1bを取得する。予測部220は、取得部210が取得した性能データD1aおよび仮運転計画データD1bに基づいて、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能を予測することで、性能予測データD2を得る。例えば、予測部220は、複数の水素製造装置110A,110Bの運転効率が劣化する劣化状態を予測することによって、性能予測データD2を得る。計画部230は、予測部220の予測によって得た性能予測データD2に基づいて仮運転計画を補正することで、運転計画を得る。それゆえ、本実施形態では、計画対象期間TPにおいて複数の水素製造装置110A,110Bの性能を目標値に保持した状態で水素の製造を実行することができる。したがって、本実施形態では、複数の水素製造装置110A,110Bが設置された水素システムにおいて水素の製造を効率的に行うことを容易に実現可能である。
また、本実施形態において、仮運転計画データD1bは、計画対象期間TPにおける水素需要量の予測結果に基づいて作成された仮運転計画に関するデータである。このため、本実施形態では、計画対象期間TPにおいて、水素需要量に対応するように水素の製造を実行することができる。
[D]変形例
上記の実施形態は、一例であって、さまざまな変形形態を採用することができる。
[D-1]変形例1
上記の実施形態では、水素製造部110は、水素システム100の外部の電力系統10(電力網)から供給される電力を用いて、水素の製造を行うように構成されている場合について説明したが(図1参照)、これに限らない。
図4は、実施形態の変形例1において、水素システム100および水素システム運転計画装置200を含む全体構成を模式的に示すブロック図である。
図4に示すように、水素システム100は、再生可能エネルギー発電装置130を含み、複数の水素製造装置110A,110Bが、その再生可能エネルギー発電装置130から出力される電力を用いて水素を製造するように構成されていてもよい。
再生可能エネルギー発電装置130は、再生可能エネルギーから電力を生成して出力する装置である。再生可能エネルギー発電装置130は、例えば、太陽光発電装置であって、太陽光を受光し光電変換を実施することで、電力を生成するように構成されている。この他に、再生可能エネルギー発電装置130は、風力発電装置やバイオマス発電装置等であってもよい。
このとき、取得部210が取得する仮運転計画データD1bは、計画対象期間TPにおいて再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力の予測結果に基づいて作成された仮運転計画に関するデータであることが好ましい。計画対象期間TPにおいて再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力の予測は、例えば、季節と発電電力との関係を学習することで作成された予測モデルを用いて実行される。
図5は、実施形態の変形例1において、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力に関する発電電力予測データD0、および、再生可能エネルギー発電装置130から水素システム100に供給する電力に関する電力供給データD0bの一例を示す図である。
図5では、計画対象期間TPが2022年1月から2024年12月の期間である場合における発電電力予測データD0および電力供給データD0bの一例を示している。図5において、上段は、発電電力予測データD0であり、横軸は、時間を示し、縦軸は、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力EP1(MW)を示している。図3Aにおいて、下段は、電力供給データD0bであり、横軸は、時間を示し、縦軸は、再生可能エネルギー発電装置130から水素システム100に供給する電力EP2(MW)を示している。
図5の上段に示すように、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力EP1は、計画対象期間TPにおいて変動する。このため、図5の下段に示すように、再生可能エネルギー発電装置130から水素システム100に供給する電力EP2は、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力EP1に対応するように設定される。つまり、再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力EP1が多くなるほど、再生可能エネルギー発電装置130から水素システム100に供給する電力EP2が多くなるように設定される。
そして、図3Aに示したように、仮運転計画データD1bは、電力供給データD0bに基づいて作成される。つまり、水素システム100に供給する電力EP2を複数の水素製造装置110A,110Bに分配するように、仮運転計画が作成される。その後、上記した実施形態の場合と同様に、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能を予測することで、性能予測データD2を得た後に、その性能予測データD2に基づいて仮運転計画を補正することで、運転計画を得る。
このため、本変形例では、計画対象期間TPにおいて再生可能エネルギー発電装置130が出力する電力を効率的に使用して、水素の製造を実行することができる。
[D-2]変形例2
上記の実施形態において、仮運転計画データD1bは、デマンドレスポンス(DR:需要家応答)に対応するように作成された仮運転計画に関するデータであってもよい。
図6は、実施形態の変形例2において、性能予測データD2の一例を示す図である。
図6では、図3Bの場合と同様に、計画対象期間TPが2022年1月から2024年12月の期間である場合における性能予測データD2の一例を示している。図6では、水素製造装置110Aにおいて、上げDR(上向きの矢印部分)および下げDR(下向きの矢印部分)に対応する場合に関して、示している。
図6に示すように、水素製造装置110Aにおいて、上げDR(上向きの矢印部分)に対応する場合には、水素製造装置110Aに供給する電力を増加させる。これに対して、水素製造装置110Aにおいて、下げDR(下向きの矢印部分)に対応する場合には、水素製造装置110Aに供給する電力を減少させる。そして、下げDR(下向きの矢印部分)に対応するために水素製造装置110Aが製造する水素の水素製造量が減った時間帯以外の時間帯においては、水素製造装置110Bに供給する電力を増加させる。
その後、上記した実施形態の場合と同様に、図6に示したように作成された仮運転計画データD1bに関して、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能を予測することで、予測部220が性能予測データD2を得る。その後、その性能予測データD2に基づいて計画部230が仮運転計画を補正することで、運転計画を得る。ここでは、計画部230は、計画対象期間TPにおいて複数の水素製造装置110A,110Bの性能(例えば、運転効率)が目標値を保持するように、仮運転計画におけるデマンドレスポンス(需要家応答)について補正することで、運転計画を得る。
このため、本変形例では、複数の水素製造装置110A,110Bが設置された水素システムにおいて水素の製造を効率的に行うことを容易に実現可能である。
なお、デマンドレスポンス(需要家応答)は、複数のメニューがあり、その複数のメニューは、応動時間(応答性)や最低継続時間などが規定されている。このため、本変形例のように、デマンドレスポンス(需要家応答)に対応する場合には、複数の水素製造装置110A,110Bの性能として、運転効率の他に、応動時間(応答性)や最低継続時間などを考慮することが好ましい。具体的には、計画対象期間TPにおける複数の水素製造装置110A,110Bの性能として予測部220が応動時間(応答性)および最低継続時間について予測を行い、計画対象期間TPにおける応動時間(応答性)および最低継続時間が目標値を達成するように計画部230が仮運転計画を補正することで運転計画を作成することが好ましい。
また、計画部230は、応動時間(応答性)および最低継続時間について予測された結果に応じて、複数の水素製造装置110A,110Bにおいてデマンドレスポンスに対応して水素の製造を実行する装置の選択を行うように構成されていてもよい。その他、計画部230は、応動時間(応答性)および最低継続時間について予測された結果に応じて、デマンドレスポンスへの対応可否について判断し、その判断した結果に基づいて、仮運転計画を補正してもよい。
[D-3]その他の変形例
計画部230は、複数の水素製造装置110A,110Bのうち、性能が低下した度合いが高い水素製造装置を、性能が低下した度合いが低い水素製造装置よりも優先的に利用するように、運転計画を作成してもよい。これにより、複数の水素製造装置110A,110Bにおいて、メンテナンスを実行するために運転を停止する時期が、同時期でなくなるため、水素システムにおいて効率的な運転を実現する運転計画を的確に作成可能である。
また、計画部230は、必要に応じて、計画対象期間TPよりも前に、作成した運転計画Pについて補正を行うように構成されていてもよい。例えば、運転計画Pの作成後に予め設定した時間が経過した後に、変更された水素需要量等に応じて、計画部230が作成済の運転計画Pを補正してもよい。その他、複数の水素製造装置110A,110Bの性能について予測された結果と、実測した結果との間の差が、予め設定した閾値以上になったときに、計画部230が作成済の運転計画Pを補正してもよい。
なお、水素システム100において水素製造装置を新たに追加した場合であっても、上記の実施形態の場合と同様に、水素システム運転計画装置200を用いて運転の計画を実行してもよい。つまり、既に導入済みの水素製造装置と、後から新規に導入された水素製造装置との間において特性(稼働時間等)が異なる場合であっても、上記の場合と同様に、運転の計画を実行可能である。
また、上記の説明において、「積算稼働時間」は、水素システム100において水素製造部110を新規に設置した時点を始点にし、水素の製造を実行した時間の積算値である他に、水素製造部110についてメンテナンスを実施した時点を始点にし、水素の製造を実行した時間の積算値であってもよい。
<その他>
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 電力系統、100 水素システム、110 水素製造部、110A 水素製造装置、110B 水素製造装置、120 水素貯蔵供給部、120 水素貯蔵装置、130 再生可能エネルギー発電装置、200 水素システム運転計画装置、210 取得部、220 予測部、230 計画部、240 制御部、300 水素流通網

Claims (6)

  1. 電力が供給されることによって水素を製造する複数の水素製造装置を備える水素システムにおいて前記複数の水素製造装置を計画対象期間に運転する運転計画を作成する水素システム運転計画装置であって、
    前記複数の水素製造装置の性能に関する性能データ、および、前記運転計画について仮に作成された仮運転計画に関する仮運転計画データを取得するように構成されている取得部と、
    前記取得部が取得した前記性能データおよび前記仮運転計画データに基づいて、前記計画対象期間における前記複数の水素製造装置の性能を予測することで、性能予測データを得るように構成されている予測部と、
    前記予測部の予測によって得た前記性能予測データに基づいて前記仮運転計画を補正することで、前記運転計画を得るように構成されている計画部と
    を有する、
    水素システム運転計画装置。
  2. 前記予測部は、前記計画対象期間において前記複数の水素製造装置が劣化する劣化状態を予測することによって、前記性能予測データを得る、
    請求項1に記載の水素システム運転計画装置。
  3. 前記仮運転計画データは、前記計画対象期間における水素需要量の予測結果に基づいて作成された前記仮運転計画に関するデータである、
    請求項1に記載の水素システム運転計画装置。
  4. 前記水素システムは、
    再生可能エネルギーから電力を生成して出力する再生可能エネルギー発電装置
    を含み、
    前記複数の水素製造装置は、前記再生可能エネルギー発電装置から出力される電力を用いて水素を製造するように構成されており、
    前記仮運転計画データは、前記計画対象期間において前記再生可能エネルギー発電装置が出力する電力の予測結果に基づいて作成された前記仮運転計画に関するデータである、
    請求項1に記載の水素システム運転計画装置。
  5. 前記仮運転計画データは、デマンドレスポンスに対応するように作成された前記仮運転計画に関するデータである、
    請求項1に記載の水素システム運転計画装置。
  6. 前記計画部が作成した取得した前記運転計画に基づいて、前記水素システムの動作を制御するように構成されている制御部
    を有する、
    請求項1から5のいずれかに記載の水素システム運転計画装置。
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