JP2024042479A - 自動二輪車両用表示装置 - Google Patents

自動二輪車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2024042479A
JP2024042479A JP2022147229A JP2022147229A JP2024042479A JP 2024042479 A JP2024042479 A JP 2024042479A JP 2022147229 A JP2022147229 A JP 2022147229A JP 2022147229 A JP2022147229 A JP 2022147229A JP 2024042479 A JP2024042479 A JP 2024042479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
display device
motorcycle
obstacle
light sources
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022147229A
Other languages
English (en)
Inventor
雅基 加藤
Masaki Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP2022147229A priority Critical patent/JP2024042479A/ja
Publication of JP2024042479A publication Critical patent/JP2024042479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる自動二輪車両用表示装置を提供する。【解決手段】サブ表示装置20は、自動二輪車両1のカウル15の上端部に位置し、自動二輪車両1の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源と、経路案内情報を入力し、入力した経路案内情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで複数の光源を点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部10と、を備える。制御部10は、経路案内情報に含まれるターン位置までの距離とターン方向に応じた点灯パターンを選択する。【選択図】図1

Description

本開示は、自動二輪車両用表示装置に関する。
例えば、特許文献1に記載の車両用警告装置は、カウルに設けた拡散反射部に向けて表示光を出射することにより運転者に警告情報の存在を視認させつつ、ディスプレイ装置に警告情報の内容を表示する。これにより、カウルの下部に、拡散反射部とディスプレイ装置の2つの表示が可能となる。
特開2015-157509号公報
上記特許文献1に記載の構成では、運転者は、カウルの下部に目線を落として表示を目視しなければならず、運転者が表示内容を視認するまでに時間がかかる。
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる自動二輪車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係る自動二輪車両用表示装置は、自動二輪車両の風防の上端部に位置し、前記自動二輪車両の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源と、経路案内情報を入力し、入力した前記経路案内情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで前記複数の光源を点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部と、を備え、前記制御部は、前記経路案内情報に含まれるターン位置までの距離とターン方向に応じた前記点灯パターンを選択する。
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係る自動二輪車両用表示装置は、自動二輪車両の風防の上端部に位置し、前記自動二輪車両用表示装置の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源と、前記自動二輪車両の周囲の障害物の位置に関する障害物情報を入力し、入力した前記障害物情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで前記複数の光源を点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部と、を備え、前記制御部は、前記障害物情報に含まれる前記自動二輪車両に対して前記障害物が位置する方向に応じた前記点灯パターンを選択する。
本開示によれば、表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる。
本開示の第1の実施形態に係る自動二輪車両の後面図である。 本開示の第1の実施形態に係る自動二輪車両用表示装置のブロック図である。 本開示の第1の実施形態に係るサブ表示装置の正面図である。 本開示の第1の実施形態に係るサブ表示装置の分解斜視図である。 本開示の第1の実施形態に係る点灯セグメントの点灯パターンを示す概略図である。 本開示の第1の実施形態に係る点灯セグメントの点灯パターンを示す概略図である。 本開示の第1の実施形態に係る点灯セグメントの点灯パターンを示す概略図である。 本開示の第2の実施形態に係るカウル、メイン表示装置及びサブ表示装置の正面図である。 本開示の第2の実施形態に係るカウル、メイン表示装置及びサブ表示装置の斜視図である。 本開示の第2の実施形態に係るカウル及び支持フレームの概略断面図である。 本開示の第3の実施形態に係るサブ表示装置の分解斜視図である。 本開示の第3の実施形態に係るサブ表示装置の正面図である。 本開示の第3の実施形態の変形例に係るサブ表示装置の正面図である。
(第1の実施形態)
本開示の第1の実施形態に係る自動二輪車両用表示装置について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、自動二輪車両1は、制御部10と、メイン表示装置50と、サブ表示装置20と、カウル15と、を備える。
図1に示すように、カウル15は、走行風を整流するために設けられる風防であり、自動二輪車両1の運転者の前方に設けられる。カウル15は、透明材により形成され、自動二輪車両1の前方に向かって膨らむように、自動二輪車両1の左右方向及び高さ方向に湾曲する板状で形成されている。カウル15の上端縁部は、上側に向けて凸状に膨らむ円弧状をなす。
図2に示すように、制御部10は、CPU(Central Processing Unit)及びGDC(Graphics Display Controller)等の処理部と、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等のメモリと、を備える。制御部10は、外部からの情報INを入力し、入力した情報INに基づきメイン表示装置50及びサブ表示装置20を制御する。情報INは、ナビゲーションシステムからの経路案内情報、及び/又は障害物検知システムからの障害物情報等である。
メイン表示装置50は、制御部10による制御のもと、車速表示、残燃料表示、ターンバイターン(TBT)表示、前方障害物警告表示、後方障害物警告表示等の情報を表示する。
図1に示すように、メイン表示装置50は、カウル15の下方であり、自動二輪車両1のハンドルの回転中心部付近に設けられる。メイン表示装置50は、例えば、TFT(Thin Film Transistor)型の液晶ディスプレイを有する。メイン表示装置50は、サブ表示装置20の表示内容と同期した内容を表示する。例えば、メイン表示装置50は、後述するようにサブ表示装置20にてTBT表示を行う際に、このTBT表示と同期して、ターン方向及びターン位置までの距離を表示する。
なお、メイン表示装置50は、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ装置であってもよいし、指針計のメータ表示装置であってもよい。さらに、このメータ表示装置は、後述するアイコン表示部40L,40Rと同様の構成からなる警告手段を備えていてもよい。
図1に示すように、サブ表示装置20は、運転者から見て左右方向に長い形状をなし、カウル15の運転者側の面におけるカウル15の上端部に沿う位置に固定されている。サブ表示装置20は、制御部10による制御のもと、複数、本例では8つの点灯セグメント21a~21h(図3参照)を様々な点灯パターンで点灯させることにより情報を表示する。点灯セグメント21a~21hは、左右方向に1列に並べられ、それぞれ同一サイズの円形をなす。本実施形態では、サブ表示装置20は、点灯セグメント21a~21hの点灯パターンにより、ターン方向とターン位置までの距離を通知するTBT表示を行う。
詳しくは、図4に示すように、サブ表示装置20は、ケース22Lと、カバー22Uと、光源基板23と、複数の光源23a~23hと、パーテーション24と、拡散板25と、複数のルーバー26a、26bと、を備える。
ケース22L及びカバー22Uは、遮光性の樹脂又は金属により形成されている。ケース22Lは、光源基板23、パーテーション24、拡散板25及びルーバー26a、26bが収容される箱状をなす。ケース22Lの開口部は、カバー22Uにより閉じられる。カバー22Uは、光源23a~23hからの光が通過する開口部22Kを有する。
光源基板23は、左右方向に長い長方形の板状をなす。光源基板23の実装面には、複数、本例では8個の光源23a~23hが実装されている。複数の光源23a~23hは、それぞれ、点灯セグメント21a~21h(図3参照)に1対1で対応している。例えば、光源23aからの光は、点灯セグメント21aに照射され、これにより、点灯セグメント21aは点灯する。各光源23a~23hは、LED(Light Emitting Diode)からなり、制御部10により点灯制御される。光源23a~23hは、左右方向に1列に並べられている。光源23a~23hは、所定の色、例えば、赤色の光を放射する。
パーテーション24は、光源基板23の実装面に設置され、各光源23a~23hを囲む開口部24a~24hを有する。各開口部24a~24hは、パーテーション24の厚さ方向に貫通する貫通孔であり、光源23a~23hからの光を拡散板25側へ導く光導光部として機能する。各開口部24a~24hは、サブ表示装置20の正面から見て、点灯セグメント21a~21h(図3参照)と相似した形状である円形をなす。本実施形態では、各開口部24a~24hのサイズは互いに同一に形成されている。
拡散板25は、パーテーション24とルーバー26a、26bの間に位置し、光源23a~23hからの光を拡散する。
ルーバー26a、26bは、入射した光の出射方向(出射角)を制御することにより光の出射方向を制限する機能を有する配光制限光学部材である。ルーバー26a、26bは、ライトコントロールフィルム(LCF)であり、内部に微細なルーバー構造を持つフィルムで、そのルーバーによって光の出射方向を制御する。
ルーバー26aは高さ方向と左右方向の何れか一方向の出射方向を制限し、ルーバー26bは高さ方向と左右方向の何れか他方向の出射方向を制限する。ルーバー26a、26bは、それぞれ、ルーバー26a、26bの面に垂直な方向を0°として、光の出射方向(出射角)が10°以上35°以下の範囲内となるように構成されている。ルーバー26a、26bにより、光源23a~23hからの光の照射範囲を自動二輪車両1の運転者の正面に限定することで、他車両の運転者等がサブ表示装置20の表示を視認不能となる。
次に、サブ表示装置20の表示態様、本実施形態では、TBT表示態様について説明する。
図3に示すように、サブ表示装置20のTBT表示では、点灯セグメント21a~21hのうち中心線CLよりも左側に位置する点灯セグメント21a~21dが左折に対応している。また、点灯セグメント21a~21hのうち中心線CLよりも右側に位置する点灯セグメント21e~21hが右折に対応している。このように、サブ表示装置20は、全ての点灯セグメント21a~21hのうち使用エリアを変えることにより、自車両に対する方向を運転者に示すことが可能となる。
制御部10のメモリには、異なる複数の点灯パターンが記憶されている。これら点灯パターンは、点灯させる光源23a~23h(点灯セグメント21a~21h)の組み合わせ、点灯順序、及び点灯パターンの周期(1回の点灯パターンにかかる時間)等に係る情報を含む。
制御部10は、外部からの情報INを入力し、入力した情報INに基づき、メモリに記憶される複数の点灯パターンのうち1つの点灯パターンを選択し、選択した点灯パターンに基づき光源23a~23hを点灯制御する。
制御部10は、TBT表示においてターン方向が左折であることを示す際、点灯セグメント21a~21dを順に点灯に切り替える点灯パターンを選択する。また、制御部10は、TBT表示においてターン方向が右折であることを示す際、点灯セグメント21e~21hを順に点灯に切り替える点灯パターンを選択する。
また、制御部10は、TBT表示において現在地からターン位置までの距離を示す際、この距離が近づくほど、点灯させる点灯セグメント21a~21hの数が少ない点灯パターンを選択する。
以下、自動二輪車両1からターン位置である左折位置までの距離が遠距離→中距離→近距離に順に近づく際のサブ表示装置20の表示態様について説明する。
制御部10は、左折位置までの距離が遠距離であるときには、図5の上段から下段に向かって順番に示すように、中心線CLから左側へ点灯セグメント21d→点灯セグメント21c→点灯セグメント21b→点灯セグメント21aの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。つまり、中心線CLに近い点灯セグメントを起点にして報知したい方向(左方向)に向かって順番に点灯させる。
本実施形態での点灯パターンでは、点灯セグメント21a~21hのうち何れかの第1点灯セグメントの点灯を開始したときに、第1点灯セグメントよりも前に点灯させた第2点灯セグメントの点灯は継続されている。よって、この点灯パターンにおいては、点灯する点灯セグメントの長さが時間の経過とともに長くなる。
なお、この例に限らず、第1点灯セグメントの点灯開始したときに、第1点灯セグメントの直前に点灯させた第2点灯セグメントは消灯されてもよい。この点灯パターンにおいては、同時に複数の点灯セグメントが点灯した状態とはならず、点灯する1つの点灯セグメントの位置が流れるように切り替わっていく。
制御部10は、左折位置までの距離が中距離となると、点灯セグメント21dの消灯を維持しつつ、図6の上段から下段に向かって順番に示すように、中心線CLから左側へ点灯セグメント21c→点灯セグメント21b→点灯セグメント21aの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。
制御部10は、左折位置までの距離が近距離となると、点灯セグメント21c,21dの消灯を維持しつつ、図7の上段から下段に向かって順番に示すように、中心線CLから左側へ点灯セグメント21c→点灯セグメント21dの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。
上述にように、左折位置までの距離が近づくほど、点灯させる点灯セグメントの数が中心線CL側から少なくなるため、点灯する点灯セグメントの最大の長さL1,L2,L3(図5、図6、図7参照)が短くなり、かつ、1回の点灯パターンにかかる時間(点灯パターンの周期)も短くなる。よって、運転者に、左折位置までの距離が近いことを認識させやすくなる。
なお、右折に対応する点灯セグメント21e~21hの点灯パターンは、左右対称であること以外、上述した左折に対応する点灯セグメント21a~21dの点灯パターンと同様である。このため、説明を省略する。
(効果)
以上、説明した第1の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)自動二輪車両用表示装置の一例であるサブ表示装置20は、自動二輪車両1の風防の一例であるカウル15の上端部に位置し、自動二輪車両1の運転者から見て左右方向に並べられ、予め設定された点灯パターンで点灯することにより通知情報を運転者に通知する複数の光源23a~23hを備える。
この構成によれば、サブ表示装置20がカウル15の上端部に設けられるため、運転者は目線を落としてサブ表示装置20の表示内容を目視する必要がなくなる。よって、サブ表示装置20の表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる。
(2)サブ表示装置20は、複数の光源23a~23hからの光の出射方向を制限する配光制限部の一例であるルーバー26a、26bを備える。
この構成によれば、運転者以外の他者からサブ表示装置20の表示が視認されることが抑制される。
(3)サブ表示装置20は、自動二輪車両1の風防の一例であるカウル15の上端部に位置し、自動二輪車両1の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源23a~23hと、経路案内情報を入力し、入力した経路案内情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで複数の光源23a~23hを点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部10と、を備える。制御部10は、経路案内情報に含まれるターン位置までの距離とターン方向に応じた点灯パターンを選択する。
この構成によれば、サブ表示装置20がカウル15の上端部に設けられるため、運転者は目線を落として経路案内情報に係る表示を目視する必要がなくなる。よって、サブ表示装置20の表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる。
(第2の実施形態)
本開示の第2の実施形態に係る自動二輪車両用表示装置について、図面を参照して説明する。以下、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図8に示すように、サブ表示装置20Aは、本体部29と、サブ表示装置20Aの本体部29を支持する支持フレーム5L,5Rと、アイコン表示部40L,40Rと、を備える。
本体部29は、上述したケース22L、カバー22U、光源基板23、光源23a~23h、パーテーション24、拡散板25及びルーバー26a、26bを有する。
図8に示すように、サブ表示装置20Aの本体部29は、カウル15の上端縁部に沿って上側に向けて膨らむ湾曲状をなす。本実施形態では、各点灯セグメントは、左右方向に長いバー状で形成され、本例では、湾曲バー状で形成されている。各点灯セグメントからなる点灯領域28は、上側に向けて膨らむ湾曲バー状をなす。サブ表示装置20Aは、光源からの光を受けて発光する光透過材からなる導光体(図示略)を備える。この導光体が発光することによりバー状の点灯セグメントが点灯する。
アイコン表示部40L,40Rは、サブ表示装置20Aの本体部29の左右方向の両端に位置する。このため、上記第1の実施形態の点灯パターンを本実施形態に適用すると、点灯する点灯セグメントがアイコン表示部40L,40Rに向かって流れるように点灯セグメントが順に点灯される。このため、運転者の視線をアイコン表示部40L,40Rに誘うことができる。
図8の上部に拡大して示すように、アイコン表示部40Lは、制御部10による制御のもと、TBT表示に関するアイコン41と、前方障害物警告に関するアイコン42と、後方障害物警告に関するアイコン43と、を点灯表示可能に構成される。アイコン41~43は、左右方向に並べられており、アイコン41~43のうち一つ、本例ではアイコン42は、点灯領域28の端部の下方に位置している。アイコン41~43の点灯色は、例えば、オレンジ又は赤色である。
アイコン表示部40Lは、図示しない各アイコン41~43に対応して設けられる光源(図示略)と、この光源からの光の一部のみを透過することによりアイコン41~43を点灯させる表示板(図示略)と、を備える。
アイコン表示部40Rは、アイコン表示部40Lと左右対称であること以外、アイコン表示部40Lと同様に構成されている。制御部10は、ターン方向又は障害物が左側であるときには、アイコン表示部40Lのアイコンを点灯表示し、ターン方向又は障害物が右側であるときには、アイコン表示部40Rのアイコンを点灯表示する。
制御部10は、上記第1の実施形態で説明したTBT表示に伴う点灯パターンを繰り返す点灯制御を行っている期間においては、アイコン41を点灯し、アイコン42,43を消灯する。また、制御部10は、このとき、メイン表示装置50にTBTに係る画像を表示している。
制御部10は、前方障害物警告に伴う点灯パターンを繰り返す点灯制御を行っている期間においては、アイコン42を点灯し、アイコン41,43を消灯する。また、制御部10は、このとき、メイン表示装置50に前方障害物警告に係る画像を表示している。前方障害物警告に伴う点灯パターンは、上記第1の実施形態で説明したTBT表示と同様である。例えば、制御部10は、自車両に対して障害物が左側前方に位置するときには、アイコン表示部40Lのアイコン42を点灯しつつ、中心線CLよりも左半分の領域に位置する点灯セグメント21a~21dを順に点灯させる点灯パターンを選択する。また、自車両に対して障害物が右側に位置するときには、アイコン表示部40Rのアイコン42を点灯しつつ、中心線CLよりも右半分の領域に位置する点灯セグメント21e~21hを順に点灯させる点灯パターンを選択する。また、制御部10は、自車両から障害物までの距離が近づくほど、点灯させる点灯セグメントの数を減らした点灯パターンを選択する。
制御部10は、後方障害物警告に伴う点灯パターンを繰り返す点灯制御を行っている期間においては、アイコン43を点灯し、アイコン41,42を消灯する。また、制御部10は、このとき、メイン表示装置50に後方障害物警告に係る画像を表示している。後方障害物警告に伴う点灯パターンは、上記第1の実施形態で説明したTBT表示と同様である。例えば、制御部10は、自車両に対して障害物が左側後方に位置するときには、アイコン表示部40Lのアイコン43を点灯しつつ、中心線CLよりも左半分の領域に位置する点灯セグメント21a~21dを点灯させる点灯パターンを選択し、自車両に対して障害物が右側後方に位置するときには、アイコン表示部40Rのアイコン43を点灯しつつ、中心線CLよりも右半分の領域に位置する点灯セグメント21e~21hを順に点灯させる点灯パターンを選択する。また、制御部10は障害物が左後方に位置するときには、左側から中心線CLへ点灯セグメント21a→点灯セグメント21b→点灯セグメント21c→点灯セグメント21dの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。つまり、報知したい方向(障害物が右方向に位置するときには右)に最も近い点灯セグメントを起点にして中心線CLに向かって順番に点灯させる。換言すると、TBT表示と前方障害物警告のときの点灯パターンは、中心線CLを起点に左右方向に向かって順に点灯させるのに対し、後方障害物警告のときの点灯パターンは、報知したい左右方向を起点に中心線CLに向かって順に点灯させ、互いに点灯の起点と終点の関係性が異なる。
図8及び図9に示すように、支持フレーム5L,5Rは、金属又は樹脂により形成されている。支持フレーム5L,5Rは、高さ方向に沿って延び、左右方向に並ぶように配置されている。支持フレーム5L,5Rは、カウル15の左右両側の縁部に沿っている。支持フレーム5L,5Rの各上端部は、サブ表示装置20Aの本体部29の左右方向の両端を支持する。支持フレーム5L,5Rの各下端部は、カウル15の支持部材15aに固定されている。支持部材15aは、自動二輪車両1の本体部に固定されている。支持フレーム5L,5Rにより、風等によるサブ表示装置20Aの本体部29の振動が抑制され、サブ表示装置20Aが安定的に支持される。また、支持フレーム5L,5Rがカウル15の左右両側の縁部に沿うため、支持フレーム5L,5Rが運転者の視界をふさぐことが抑制される。支持フレーム5L,5Rは、カウル15の補強材としても機能する。
図10に示すように、支持フレーム5L,5Rは、内部が高さ方向に貫通した筒状、本例では、角筒状をなす。支持フレーム5L内には、サブ表示装置20Aと制御部10の間を電気的に接続する配線8が通過する。配線8は、電源線、信号線及びアース線を含む。配線8が支持フレーム5L内に収容されることで、配線8の断線を抑制することができるとともに、配線8によりデザインが悪化することが抑制される。
(効果)
以上、説明した第2の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)サブ表示装置20Aは、自動二輪車両1の風防の一例であるカウル15の上端部に位置し、サブ表示装置20Aの運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源23a~23hと、自動二輪車両1の周囲の障害物の位置に関する障害物情報を入力し、入力した障害物情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで複数の光源23a~23hを点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部10と、を備える。制御部10は、障害物情報に含まれる自動二輪車両1に対して障害物が位置する方向に応じた点灯パターンを選択する。
この構成によれば、サブ表示装置20Aがカウル15の上端部に設けられるため、運転者は目線を落として障害物情報に係る表示を目視する必要がなくなる。よって、サブ表示装置20Aの表示内容を確認するための運転者の視線移動を少なくし、運転者が表示内容を把握しやすくすることができる。
(2)制御部10は、自動二輪車両1からの障害物までの距離が近くなるほど、点灯させる光源23a~23hの数が少ない点灯パターンを選択する。
この構成によれば、運転者は、感覚的に、障害物までの距離が近くなったことを認識できる。
(3)サブ表示装置20Aは、サブ表示装置20Aの両端に位置し、通知中の通知情報と関連したアイコン41,42,43を表示するアイコン表示部40L,40Rを備える。制御部10は、障害物の種別(例えば、前方障害物又は後方障害物)をアイコン表示部40L,40Rに表示しつつ、障害物が位置する方向に応じた点灯パターンを選択し、選択した点灯パターンで複数の光源23a~23hを点灯させる。
この構成によれば、運転者は、アイコン表示部40L,40Rに表示されるアイコン41,42,43により、光源23a~23hの点灯パターンが示す内容を認識しやすい。
(4)サブ表示装置20Aは、左右方向に並べられ、高さ方向に延び、サブ表示装置20Aの本体部29の左右方向の両端を支持する一対の支持フレーム5L,5Rを備える。
この構成によれば、支持フレーム5L,5Rによりサブ表示装置20Aが安定的に支持される。
(5)支持フレーム5Lは、サブ表示装置20Aから延びる配線8を収容する筒状に形成されている。
この構成によれば、配線8の断線を抑制することができる。
(6)サブ表示装置20Aは、サブ表示装置20Aの左右方向の両端に位置し、通知中の通知情報と関連したアイコン41,42,43の何れかを表示するアイコン表示部40L,40Rを備える。
この構成によれば、運転者は、アイコン表示部40L,40Rに表示されるアイコン41,42,43により、光源23a~23hの点灯パターンが示す内容を認識しやすい。
(第3の実施形態)
本開示の第3の実施形態に係る自動二輪車両用表示装置について、図面を参照して説明する。以下、上記第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図11に示すように、サブ表示装置20Bのパーテーション24の開口部24a~24hは、円形のサイズがそれぞれ異なり、中心線CLに近いほど開口部24a~24hのサイズは小さくなる。左右両端の開口部24a,24hのサイズは最も大きく、中心線CL側の開口部24d,24eのサイズは最も小さい。
図12に示すように、点灯セグメント21a~21hのサイズは、開口部24a~24hのサイズに応じて、中心線CLに近いほど小さくなる。これにより、点灯セグメント21a~21hは中心線CLに近づくほど狭まって行く配置であるから、中心線CL上の点(消失点VP)に向かって収束する遠近法の表現となり、奥行き感を出すことが可能となる。
次に、自動二輪車両1の右ウインカーを点滅させた状態で、自動二輪車両1の右後方の障害物(例えば、他車両)が接近したときの後方障害物警告に伴う点灯パターンについて説明する。本例では、点灯セグメント21a~21hの左右両端から中心線CLへ向かう方向で点灯する点灯セグメントを切り替えていく。
制御部10は、後方障害物までの距離が遠距離であるときには、図12の矢印K1に示すように、右端部から中心線CL側へ点灯セグメント21h→点灯セグメント21g→点灯セグメント21f→点灯セグメント21eの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。
制御部10は、後方障害物までの距離が中距離であるときには、点灯セグメント21eを消灯状態に維持しつつ、図12の矢印K2に示すように、右端部から中心線CL側へ点灯セグメント21h→点灯セグメント21g→点灯セグメント21fの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。
制御部10は、後方障害物までの距離が近距離であるときには、点灯セグメント21e,21fを消灯状態に維持しつつ、図12の矢印K3に示すように、右端部から中心線CL側へ点灯セグメント21h→点灯セグメント21gの順番で点灯させる点灯パターンを繰り返し行う。
以上のように、障害物が近づくにつれて、点灯させる光源の数が中心線CL側から少なくなるため、点灯する点灯領域が流れる長さが短くなり、かつ、1回の点灯パターンにかかる時間(点灯パターンの周期)も短くなる。
自動二輪車両1の左後方に障害物が接近したときの点灯セグメント21a~21dの点灯パターンは、左右対称であること以外、上述した右後方の障害物が接近したときの点灯セグメント21e~21hの点灯パターンと同様である。
本実施形態の変形例として、点灯セグメント21a~21hは、図13に示すように、バー形状で形成されてもよい。本例では、点灯セグメント21a~21dと点灯セグメント21e~21hは、それぞれ、中心線CLに近づくにつれて幅(高さ方向の長さ)が小さくなる台形をなしていてもよい。
(効果)
以上、説明した第3の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
複数の光源23a~23hからの光により点灯する領域である点灯領域21a~21hは、左右方向の中心線CLから両端部に向かうにつれてサイズが大きくなるように形成されている。
この構成によれば、点灯領域21a~21hに奥行き感を出すことができ、運転者に感覚点に障害物等の位置を認識させることができる。
また、この構成によれば、点灯パターンが中心線CLから左右端部に向かって順に点灯した場合に前方から自車両に向かって近づく方向性を運転者が感じやすく、点灯パターンが左右端部から中心線CLに向かって順に点灯した場合に後方から自車両に向かって近づく方向性を運転者が感じやすい。つまり、左右方向に並べられた点灯領域21a~21hによって左右に加え前後方向の方向性を持つ報知ができる。
なお、本開示は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本開示の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
(変形例)
上記各実施形態においては、サブ表示装置20,20A,20Bは、8個の光源23a~23hを備え、光源23a~23hの数に対応して8つの点灯セグメント21a~21hを備えていたが、光源及び点灯セグメントの数は適宜変更可能である。
上記各実施形態においては、ターン位置又は障害物までの距離に応じて点灯させる点灯セグメント(光源)の数を変えていたが、これに限らず、ターン位置又は障害物までの距離に関わらず点灯させる点灯セグメントの数は同一として、点灯セグメント21a~21hを順に点灯させる際の点灯時間間隔を変化させてもよい。この点灯時間間隔は、例えば、点灯セグメント21b→点灯セグメント21aの順で点灯させる場合において点灯セグメント21bの点灯開始時刻から点灯セグメント21aの点灯開始時刻までの時間である。この点灯時間間隔が短いほど、点灯パターンにて、点灯する点灯セグメントが流れる速度が速くなる。
例えば、制御部10は、左折位置等までの距離が遠距離であるときには、図5に示すように、第1の点灯時間間隔で点灯セグメント21a~21dを順番に点灯させ、左折位置等までの距離が中距離であるときには、第1の点灯時間間隔よりも短い第2の点灯時間間隔で点灯セグメント21a~21dを順番に点灯させ、左折位置等までの距離が近距離であるときには、第2の点灯時間間隔よりも短い第3の点灯時間間隔で点灯セグメント21a~21dを順番に点灯させる。さらに、ターン位置又は障害物までの距離に応じて、点灯時間間隔と点灯させる点灯セグメントの数の両方が変更されてもよい。
以上の変形例によれば、以下の効果を奏する。
制御部10は、自動二輪車両1からの障害物までの距離が近くなるほど、複数の光源23a~23hを順に点灯させる際の点灯時間間隔の短い点灯パターンを選択する。
この構成によれば、運転者は、感覚的に、障害物までの距離が近くなったことを認識できる。
上記各実施形態においては、ターン位置又は障害物が左側である場合には、中心線CLよりも左半分の領域に位置する点灯セグメント21a~21dが点灯可能であったが、全ての点灯セグメント21a~21hが点灯セグメント21hから点灯セグメント21aまで順番に点灯されてもよい。同様に、ターン位置又は障害物が右側である場合にも、全ての点灯セグメント21a~21hが点灯セグメント21aから点灯セグメント21hまで順番に点灯されてもよい。
上記各実施形態においては、ターン位置又は障害物までの距離が近づくにつれて、中心線CL側の点灯セグメントが消灯状態に維持されることにより、点灯させる光源の数を減らしていたが、これに限らない。例えば、左右方向の端部側の点灯セグメントが消灯状態に維持されることにより、点灯させる光源の数を減らしてもよい。
上記第1及び第2の実施形態においては、ターン位置又は障害物が左側である場合には、点灯する点灯セグメント21a~21hが左側に流れる点灯パターンであったが、点灯する点灯セグメント21a~21hが右側に流れる点灯パターン、例えば、点灯セグメント21a→21b→21c→21dの順番で点灯させてもよい。
さらに、点灯セグメント21a~21hを順に点灯させる構成でなくてもよく、例えば、ターン位置までの距離が遠距離では、点灯セグメント21a~21dの全てを同時に点滅させ、ターン位置までの距離が中距離では、点灯セグメント21a~21dのうち3つを同時に点滅させ、ターン位置までの距離が近距離では、点灯セグメント21a~21dのうち2つを同時に点滅させてもよい。このように、ターン位置までの距離に応じて点滅する点灯セグメントの数を変化させてもよい。
また、上記各実施形態においては、ターン位置又は障害物までの距離に応じて点灯パターンを変化させていたが、この距離に関わらず、点灯パターンが同一であってもよい。
上記第1の実施形態においては、点灯セグメント21a~21hは、円形をなしていたが、バー状をなしていてもよい。
上記第2の実施形態においては、アイコン41~43の点灯色は、例えば、オレンジ又は赤色であったが、これに限らず、アイコン41~43毎に点灯色を異ならせてもよい。障害物等までの距離が近づくほど、アイコン41~43の点灯色を、青又は緑系から、オレンジ又は赤色系へ変化させてもよい。
上記第2の実施形態において、アイコン表示部40L,40Rは、液晶パネルを備えていてもよい。
また、上記第1実施形態において、サブ表示装置20は、ターン方向を示すアイコンを点灯又は消灯可能なアイコン表示部を有していてもよい。このアイコン表示部は、上記第2の実施形態と同様に、サブ表示装置20の左右方向の両端それぞれに1つずつ設けられていてもよい。
上記第3の実施形態においては、パーテーション24の開口部24a~24hのサイズの変化によって生じさせた遠近法の表現により奥行感を付加した。このパーテーション24は、消失点VPに向かうほど透過面積が小さい透過意匠部を備えた文字板で代替してもよい。
また、上記第3の実施形態においては、この遠近法の表現は、消失点VPに向かうほど点灯セグメント21a~21hの面積を小さくする線遠近法の表現に限らない。例えば、消失点VPに向かうほど点灯セグメント21a~21hの発光輝度を小さく、すなわち暗くする消失遠近法の表現であってもよい。この消失遠近法の表現は、消失点VPに向かうほど光源23a~23hの発光輝度を小さくするように制御するもので実現してもよく、消失点VPに向かうほど拡散板25の透過度を小さくして運転者に届く光源23a~23hの発光輝度が消失点VPに向かうほど小さくするように構成することで実現してもよい。あるいは、消失点VPに向かうほど点灯セグメント21a~21hの輪郭が不鮮明で霞むような空気遠近法の表現であってもよい。この空気遠近法の表現は、例えば、消失点VPから遠くなるほど彩度が高く、消失点VPに向かうほど彩度が低い色で光源23a~23hの発光色を制御することにより実現してもよい。または、例えば、消失点VPから遠くなるほど彩度が高く、消失点VPに向かうほど彩度が低い色のカラーフィルタや透過意匠部を有する文字板を光源23a~23hと拡散板25との間に設けることで実現してもよい。あるいは、拡散板25の拡散度を消失点VPに向かうほど高くすることにより消失点VPに向かうほど不鮮明で霞む表現を実現してもよい。
上記各実施形態においては、サブ表示装置20は、2つのルーバー26a、26bを備えていたが、ルーバー26a、26bの数は、2つに限定されず、1つであってもよい。この場合、1つのルーバーは、高さ方向と左右方向の両方向の出射方向を制御可能に構成されていることが好ましい。
上記各実施形態において、サブ表示装置20,20A,20Bは、複数の光源23a~23h以外の構成、例えば、パーテーション24、拡散板25、ルーバー26a、26b、ケース22L、カバー22U及び光源基板23の少なくとも何れか1つ以上が省略されてもよい。一例としては、複数の光源23a~23hがカウル15の上端部に直接、又は光源基板23を介して固定される構成であってもよい。
1 自動二輪車両
5L,5R 支持フレーム
8 配線
10 制御部
15 カウル
15a 支持部材
20,20A,20B サブ表示装置
23a~23h 光源
21a~21h 点灯セグメント
21a~21h,28 点灯領域
22K,24a~24h 開口部
22L ケース
22U カバー
23 光源基板
24 パーテーション
25 拡散板
26a,26b ルーバー
29 本体部
40L,40R アイコン表示部
41~43 アイコン
50 メイン表示装置
CL 中心線
VP 消失点
IN 情報

Claims (5)

  1. 自動二輪車両用表示装置であって、
    自動二輪車両の風防の上端部に位置し、前記自動二輪車両の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源と、
    経路案内情報を入力し、入力した前記経路案内情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで前記複数の光源を点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記経路案内情報に含まれるターン位置までの距離とターン方向に応じた前記点灯パターンを選択する、
    自動二輪車両用表示装置。
  2. 自動二輪車両用表示装置であって、
    自動二輪車両の風防の上端部に位置し、前記自動二輪車両用表示装置の運転者から見て左右方向に並べられる複数の光源と、
    前記自動二輪車両の周囲の障害物の位置に関する障害物情報を入力し、入力した前記障害物情報に基づき、予め設定された複数の点灯パターンのうち何れか選択した点灯パターンで前記複数の光源を点灯させることにより通知情報を運転者に通知する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記障害物情報に含まれる前記自動二輪車両に対して前記障害物が位置する方向に応じた前記点灯パターンを選択する、
    自動二輪車両用表示装置。
  3. 前記制御部は、前記自動二輪車両から前記障害物までの距離が近くなるほど、前記複数の点灯パターンのうち、前記複数の光源を順に点灯させる際の点灯時間間隔の短い前記点灯パターンを選択する、
    請求項2に記載の自動二輪車両用表示装置。
  4. 前記制御部は、前記自動二輪車両から前記障害物までの距離が近くなるほど、前記複数の点灯パターンのうち、点灯させる前記光源の数が少ない前記点灯パターンを選択する、
    請求項2に記載の自動二輪車両用表示装置。
  5. 前記自動二輪車両用表示装置の前記左右方向の両端に位置し、通知中の前記通知情報と関連したアイコンを表示するアイコン表示部を備え、
    前記制御部は、前記障害物の種別を前記アイコン表示部に表示しつつ、前記障害物が位置する方向に応じた前記点灯パターンを選択し、選択した点灯パターンで前記複数の光源を点灯させる、
    請求項2に記載の自動二輪車両用表示装置。
JP2022147229A 2022-09-15 2022-09-15 自動二輪車両用表示装置 Pending JP2024042479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022147229A JP2024042479A (ja) 2022-09-15 2022-09-15 自動二輪車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022147229A JP2024042479A (ja) 2022-09-15 2022-09-15 自動二輪車両用表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024042479A true JP2024042479A (ja) 2024-03-28

Family

ID=90418016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022147229A Pending JP2024042479A (ja) 2022-09-15 2022-09-15 自動二輪車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024042479A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5286243B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
US9041740B2 (en) Vehicular display device and vehicular display system
JP5082911B2 (ja) 表示装置
JP4626710B2 (ja) 車両用表示装置
US9423614B2 (en) Head-up display device
JP6154227B2 (ja) 表示ユニット
KR20170041780A (ko) 표시 장치
JP2009509191A (ja) 表示装置
JP2015099186A (ja) 車両用表示装置
EP3751329B1 (en) Display device, method, head-up display system, transportation means, and storage medium
US9417448B2 (en) Display unit
JP2008189201A (ja) 車両用視認補助装置
JP2003054334A (ja) 車両用表示装置
JP2011238171A (ja) 車両用運転支援装置
CN107531156B (zh) 车辆用显示装置
JP6600696B2 (ja) 車両用ヘッドアップディスプレイ装置
CN109421537B (zh) 车用显示装置
JP2024042479A (ja) 自動二輪車両用表示装置
JP6282986B2 (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP2024042478A (ja) 自動二輪車両用表示装置
JP2008164907A (ja) ヘッドアップディスプレイ装置
JP6435611B2 (ja) 車両用警告装置および車両用警告ユニット
JP2019006180A (ja) 表示装置
JP2009166628A (ja) 車載表示装置
JP2008102448A (ja) 表示装置