JP2024042389A - 発注支援装置、薬品発注支援システム及び薬品発注支援方法 - Google Patents

発注支援装置、薬品発注支援システム及び薬品発注支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援を行うこと。【解決手段】水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを、複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された計測データに基づいて、複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、発注計画作成部により作成された発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備える発注支援装置。【選択図】図4

Description

本発明は、発注支援装置、薬品発注支援システム及び薬品発注支援方法に関する。
従来、水処理設備において利用される薬品を貯留するタンク内の残量の情報に基づいて、タンク内に薬品を補充する計画を立てることが行われている(例えば、特許文献1~3参照)。
特開昭58-115204号公報 特開昭62-95696号公報 特開平2-98713号公報
水処理における薬品注入が停止すると水質の悪化に直結するため、タンク内の液位を監視し、タンクが空にならないように計画的に補充を行う必要がある。しかし、薬品の補充のための液位管理には、いつかの問題がある。1つ目の問題として、薬品毎に使用量及び貯蔵量(≒タンク容量)が異なるため、各薬品の使用量に応じた薬品手配が必要となる。2つ目の問題として、タンクの容量が大きい場合、大型薬品配送車(ローリー)による薬品配送が必要となり、数日~数週間前に手配する事が必要となる。3つ目の問題として、薬品毎に手配先の薬品の納入業者が異なる。4つ目の問題として、タンク容量をオーバーするような薬品配送を手配してしまうと、オーバー分は追加費用がかかってしまう。
上述した特許文献1~3では、上述した4つの問題全てを加味した補充計画を立てることまでは実現されていない。現状は、専属の技術者が薬品の予測から手配準備までを実施しているが、全てを人手で行うことは手間がかかってしまう。そこで、より効率的に、上述した4つの問題全てを加味した補充計画を立てることができる技術が望まれている。
上記事情に鑑み、本発明は、より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援を行うことができる技術の提供を目的としている。
本発明の態様1は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備える発注支援装置である。
本発明の態様2は、態様1の発注支援装置において、前記複数の薬品タンクそれぞれには、設置エリアの情報が対応付けられており、前記発注計画作成部は、前記発注計画作成時に、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位に基づいて優先して発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯にならないように前記発注計画を作成する。
本発明の態様3は、態様1又は2の発注支援装置において、前記複数の薬品タンクの一部には、他の薬品タンクから薬品が分配されて補充される薬品タンクであることを示す子タンク情報が対応付けられており、前記予測部は、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う場合には、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクから得られる前記計測データと、前記子タンク情報で示される薬品タンクから得られる前記計測データとに基づいて、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量予測を行う。
本発明の態様4は、態様1から3のいずれか一項の発注支援装置において、前記発注計画作成部は、同日内に複数回の薬品補充が必要となる薬品については薬品補充の間隔が所定の時間空くように前記発注計画を作成する。
本発明の態様5は、態様1から4のいずれか一項の発注支援装置において、前記発注計画作成部は、補充に要する時間以外の処理で時間を要する薬品については前記補充に要する時間以外の処理が行われている間には薬品の配送が行われないように前記発注計画を作成する。
本発明の態様6は、態様1から5のいずれか一項の発注支援装置において、前記予測部は、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測後において、前記所定期間のうちの特定の期間内におけるいずれかの時点の残量の予測値を変更する指示が入力された場合、前記特定の期間以降においては変更された予測値を踏まえて残量の予測を行う。
本発明の態様7は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備える薬品発注支援システムである。
本発明の態様8は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを、前記複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備から受信し、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行い、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品の発注計画を作成し、作成した前記発注計画の情報を要求元に提供する薬品発注支援方法である。
本発明により、より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援を行うことが可能となる。
本発明における薬品発注支援システムの概要を説明するための図である。 実施形態における薬品発注支援システムの構成例を示す図である。 実施形態におけるユーザ装置の構成例を示す図である。 実施形態における発注支援装置の構成例を示す図である。 実施形態におけるタンクDBの一例を示す図である。 実施形態における業者DBの一例を示す図である。 実施形態における薬品-業者DBの一例を示す図である。 発注支援装置にアクセスした際にユーザ装置の表示部に表示される表示画像の一例を示す図である。 残量予測の確認を行うための表示画像の一例を示す図である。 予測値を手動で変更するための表示画像の一例を示す図である。 残量予測の確認を行うための表示画像の一例を示す図である。 薬品の受け入れ予定表の確認を行うための表示画像の一例を示す図である。 アラートの確認を行うための表示画像の一例を示す図である。 実施形態における薬品発注支援システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態における薬品発注支援システムにおける処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態における発注支援装置が行う発注計画の作成処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(概要)
本発明における薬品発注支援システムは、水処理設備において、水を浄化するために利用する複数の薬品を貯留する薬品タンクの液位を監視し、液位の変動履歴に応じて、薬品の発注計画を支援することを目的としたシステムである。ここで、水処理設備は、例えば排水を放流可能なレベルの水質にする排水処理や、用水(井戸水・工水など)から、不純物をほとんど含まない純水や超純水を製造する純水製造又は超純水製造などを行う様々な水処理設備であって、特に複数の薬品を使用し、かつ薬品使用量が多い水処理設備に好適に用いられる。水を浄化するために利用する複数の薬品は、例えば苛性ソーダ、硫酸、次亜塩素酸ソーダなどの工業薬品や、有機凝集剤などの特殊薬品を含む。
次に、図1を用いて、本発明における薬品発注支援システムの一連の流れについて一例を挙げて説明する。図1は、本発明における薬品発注支援システムの概要を説明するための図である。1以上の水処理設備において、水処理設備内に設置される薬品タンクの液位を、液位計(超音波式、差圧式などのレベル計)により計測する。液位計は、計測結果を示す計測データを発注支援装置に送信する(図1の(1))。発注支援装置は、各水処理設備に設置されている薬品タンクの液位のデータを各水処理設備から収集してデータベースに蓄積する。なお、液位計は、薬品タンク側面の液位ゲージなどを定時間観測した結果を収集してもよい。
発注支援装置は、蓄積した過去数日(例えば、3~30日)の液位の時系列データを用いて、1日の使用量を各水処理設備の薬品タンク毎に推定(例えば、3~30日の1日あたりの使用量平均値)する。発注支援装置は、推定した1日の使用量に基づいて、各水処理設備の各薬品タンク内の残量がどのように変化するかを予測する。発注支援装置は、各薬品タンク内の残量の予測結果を用いて、発注計画を作成する。例えば、発注支援装置は、各薬品タンク内の残量の予測結果に基づいて複数の薬品タンク内の残量が少なく補充が必要と判定した場合であって、複数種の薬品の補充の発注計画の作成結果が同じエリアかつ同じ時間帯になった場合には、予め設定した優先順位に基づいて順番を特定して発注計画を作成することで、大型薬品配送車(ローリー)の受け入れが重複または渋滞しないようにする。このように、発注支援装置では、1つの薬品タンク内の残量だけでなく、1つの水処理設備に設置されている複数の薬品タンク内の残量の予測結果を加味して発注計画を作成する。発注計画には、配送業者、配送対象薬品、配送予定日時及び配送量等の情報が含まれる。
発注支援装置は、作成した発注計画を現場の薬品担当者が操作するユーザ装置に送信する(図1の(2))。なお、発注支援装置は、発注計画の他にも、各薬品タンク内の残量の予測結果を示す情報も送信する。以下、各薬品タンク内の残量の予測結果や発注計画を含めて「支援情報」とも記載する。現場の薬品担当者は、ユーザ装置を操作して、発注支援装置から送信された発注計画を確認し、発注計画に応じて、薬品の手配依頼書を作成して、各薬品の薬品販売業者に薬品を発注する(図1の(3))。薬品販売業者は、手配依頼書にて指示された配送日時に大型薬品配送車(ローリー)により薬品を、対象となる水処理設備まで運び、薬品を薬品タンクに補充する(図1の(4))。これにより、より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援を行うことが可能になる。以下、上記の処理を実現するための具体的な構成について説明する。
(詳細)
図2は、実施形態における薬品発注支援システム100の構成例を示す図である。薬品発注支援システム100は、1以上の水処理設備10及び発注支援装置40を備える。水処理設備10と、発注支援装置40との間は、有線又は無線により接続される。図2では、水処理設備10として、A水処理設備10-1、B水処理設備10-2及びC水処理設備10-3を示しているが、水処理設備10の数は特に限定されない。以下の説明において、A水処理設備10-1、B水処理設備10-2及びC水処理設備10-3を特に区別しない場合には、単に水処理設備10と記載する。
水処理設備10は、水処理を行うための設備である。水処理とは、例えば、被処理水を使用目的や排水基準にあわせた水質にするための処理を表す。水処理設備10には、2以上の薬品タンク20と、ユーザ装置30とが含まれる。薬品タンク20は、水処理を行うために利用する薬品を貯留する。薬品タンク20には、タンク内の液位を計測するための液位計が備えられる。液位計は、定期的に、薬品タンク20内の液位を計測し、計測データとして発注支援装置40に送信する。なお、液位計の計測テータの送信については、計測データがPLC(Programmable Logic Controller)制御装置を介してデータ収集端末(図示しない)に蓄積され、データ収集端末からデータ蓄積サーバ(図示しない)のデータベースに送信されて蓄積され、データ蓄積サーバから発注支援装置40に送信される、というデータ収集の構成とすることもできる。
ユーザ装置30は、水処理設備10において作業する作業員や作業管理者が使用する装置である。ユーザ装置30は、例えばデスクトップパソコン、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン等の情報処理装置を用いて構成される。ユーザ装置30は、ユーザの操作に応じて、発注支援装置40にアクセスして、各薬品タンク20内の残量予測の情報や発注計画を取得して画面上に表示する。さらに、ユーザ装置30は、ユーザの操作に応じて、発注計画に示される各業者に対して、発注量に応じた薬品の発注を依頼する。なお、ユーザ装置30は、水処理設備10とは異なる場所(例えば、本社ビルや別の事業所等)に設置されてもよい。
発注支援装置40は、各水処理設備10から送信された計測データに基づいて、各薬品タンク20内の残量予測及び発注計画作成等の処理を行う。発注支援装置40は、各薬品タンク20内の残量予測及び発注計画の情報を含む支援情報を対応するユーザ装置30に提供する。発注支援装置40は、パソコン、管理サーバ等の情報処理装置を用いて構成される。
図3は、実施形態におけるユーザ装置30の構成例を示す図である。ユーザ装置30は、通信部31、表示部32、操作部33、記憶部34及び制御部35を備える。
通信部31は、発注支援装置40との間で通信を行う。例えば、通信部31は、発注支援装置40に対して薬品の発注計画の情報提供を要求し、発注支援装置40から提供された薬品の発注計画の情報を受信する。
表示部32は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。表示部32は、各種情報を表示する。表示部32は、例えば発注支援装置40から提供される情報を表示する。表示部32は、画像表示装置をユーザ装置30に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、表示部32は発注支援装置40から提供される情報を表示するための映像信号を生成し、自身に接続されている画像表示装置に映像信号を出力する。
操作部33は、ユーザの指示をユーザ装置30に入力するための入力装置である。操作部33は、例えば情報の表示指示や情報の要求指示の入力を受け付ける。操作部33は、キーボード、タッチパネル、ボタン等の既存の入力装置を用いて構成される。また、操作部33は、入力装置をユーザ装置30に接続するためのインタフェースであってもよい。この場合、操作部33は、入力装置においてユーザの入力に応じて生成された入力信号をユーザ装置30に入力する。
記憶部34には、画面情報341等が記憶される。記憶部34は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。画面情報341は、発注支援装置40から提供された表示部32に表示するための画面情報である。画面情報341は、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)形式のデータである。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサやメモリを用いて構成される。制御部35は、プログラムを実行することによって、通信制御部351及び表示制御部352の機能を実現する。
通信制御部351及び表示制御部352のうち一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記憶媒体である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
通信制御部351及び表示制御部352の機能の一部は、予めユーザ装置30に搭載されている必要はなく、追加のアプリケーションプログラムがユーザ装置30にインストールされることで実現されてもよい。
通信制御部351は、ユーザ装置30が行う通信を制御する。例えば、通信制御部351は、操作部33から入力された要求指示に応じて、通信部31を制御して発注支援装置40に対して情報の提供を要求する。
表示制御部352は、表示部32の表示画面を制御する。例えば、表示制御部352は、操作部33から入力された表示指示に応じて、情報(例えば、支援情報)を表示部32に表示させる。
図4は、実施形態における発注支援装置40の構成例を示す図である。発注支援装置40は、通信部41と、記憶部42と、制御部43とを備える。
通信部41は、水処理設備10における液位計、データ蓄積サーバなど計測データの送信元、及びユーザ装置30との間で通信を行う。
記憶部42には、タンクDB421、業者DB422、薬品-業者DB423及び発注計画データ424等が記憶される。例えば、記憶部42には、水処理設備10毎にタンクDB421、業者DB422及び薬品-業者DB423が記憶されてもよいし、全ての水処理設備10の情報を1つのタンクDB421、1つの業者DB422及び1つの薬品-業者DB423に記憶されてもよい。以下の説明では、水処理設備10毎にタンクDB421、業者DB422及び薬品-業者DB423が記憶されているものとして説明する。タンクDB421は、水処理設備に設置されている薬品タンク20に関する情報が登録されたデータベースであり、例えば、液位から薬品量に換算するために必要な薬品タンクごとの底面積情報などを保持している。業者DB422は、薬品を提供する業者に関する情報が登録されたデータベースであり、例えば、担当者氏名、電話番号、メールアドレスなど連絡に必要な情報を保持している。薬品-業者DB423は、薬品と業者との関係性を示す情報が登録されたデータベースであり、例えば、塩酸であればA社とB社、苛性ソーダであればC社など、薬品ごとに設定している発注先の業者名(メーカー名)の情報を保持している。発注計画データ424は、発注計画作成部434により作成された発注計画のデータである。記憶部42は、磁気記憶装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。
制御部43は、CPU等のプロセッサやメモリを用いて構成される。制御部43は、プログラムを実行することによって、情報取得部431、データ管理部432、予測部433、発注計画作成部434及び提供部435の機能を実現する。
情報取得部431、データ管理部432、予測部433、発注計画作成部434及び提供部435のうち一部または全部は、ASICやPLD、FPGAなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記憶媒体である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
情報取得部431、データ管理部432、予測部433、発注計画作成部434及び提供部435の機能の一部は、予め発注支援装置40に搭載されている必要はなく、追加のアプリケーションプログラムが発注支援装置40にインストールされることで実現されてもよい。
情報取得部431は、各種情報を取得する。例えば、情報取得部431は、各水処理設備10に設置されている薬品タンク20の計測データを取得する。
データ管理部432は、記憶部42に記憶されている各データベースのデータを管理する。例えば、データ管理部432は、情報取得部431によって計測データが得られた場合には、得られた情報に応じて記憶部42に記憶されているデータベースの情報を更新する。例えば、データ管理部432は、薬品タンク20又は業者に関する情報が登録された場合には、登録された情報に応じて記憶部42に記憶されているデータベースの情報を更新する。
予測部433は、制御部43に記憶されているタンクDB421に基づいて、薬品種毎に薬品の使用量を予測する。例えば、予測部433は、タンクDB421に記憶される過去数日分の計測データを用いて、1日の使用量を予測する。さらに、予測部433は、予測した1日の使用量が継続して使用されるものとして、液位の残量予測を行う。
発注計画作成部434は、予測部433の予測結果に基づいて薬品の発注計画を作成する。具体的には、発注計画作成部434は、予測部433の複数の薬品タンク20それぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する。
提供部435は、ユーザ装置30からの要求に応じて、要求された支援情報を含む画面情報をユーザ装置30に提供する。例えば、提供部435は、ユーザ装置30から発注計画の情報を要求された場合、発注計画作成部434により作成された発注計画の情報を含む画面情報をユーザ装置30に提供する。例えば、提供部435は、ユーザ装置30から薬品タンク20の残量予測の情報を要求された場合、要求された薬品を貯留する薬品タンク20の残量予測の情報を含む画面情報をユーザ装置30に提供する。
図5は、実施形態におけるタンクDB421の一例を示す図である。タンクDB421には、タンクID、タンク名、貯留薬品、最大容量、設置エリア、子タンク情報、液位計ID、計測データ、使用量履歴、残量及び特記事項の情報が登録されている。タンクIDは、薬品が貯留されている薬品タンク20を識別するための識別情報を表す。タンク名は、薬品が貯留されている薬品タンク20の名前を表す。貯留薬品は、薬品タンク20に貯留されている薬品を表す。最大容量は、薬品タンク20が貯留可能な最大容量を表す。設置エリアは、薬品タンク20が設置されているエリアを表す。設置エリアの情報は、薬品タンク20が設置されている建物の情報であってもよいし、建物内の部屋の情報であってもよい。また、設置エリアの情報は、水処理設備が設置される敷地内を区画したエリア情報であってもよい。
子タンク情報は、メインの薬品タンク20から薬品の補充や供給を受ける薬品タンク20を表す。大型の水処理設備10では、異なる階層や異なる場所に複数の薬品タンク20が設置されることが多い。さらに、薬品の濃度を希釈してから使用する薬品等もある。このような場合、発注した薬品は、各薬品タンク20に補充されるのではなく、特定の薬品タンク20に補充した後に、それぞれの薬品タンク20に分配される。このような特定の薬品タンク20から補充や供給を受ける薬品タンク20が子タンクとなる。なお、子タンク情報は、全ての薬品タンク20に登録されている必要はない。子タンク情報が登録されていない場合には、“-”で示される。液位計IDは、薬品タンク20に備えられている液位計を識別するための識別情報を表す。計測データは、液位計により計測された液位の時系列データを表す。
使用量履歴は、薬品タンク20で実際に使用された1日毎の薬品の量を表す。例えば、実際に使用された1日毎の薬品の量は、1日で取得された計測データと、前日の計測データとの差分に基づいて算出される。なお、子タンク情報が登録されている薬品タンク20においては、子タンク情報が登録されている薬品タンク20と、子タンク情報で特定される薬品タンク20それぞれの計測データに基づいて使用量履歴が算出される。上述したように、特定の薬品タンク20から他の薬品タンク20に分配される場合、特定の薬品タンク20において薬品を使用していなくても残量が低下する。そして、特定の薬品タンク20から薬品が分配された他の薬品タンク20において薬品が使用されない場合には実質的に薬品の量は減っていない。そのため、特定の薬品タンク20の計測データのみで使用量を算出すると、誤った使用量が算出されてしまう可能性が高い。使用量が誤って算出されると、実際には補充が必要ない場合であっても補充が必要であると判断されてしまい、その結果、薬品の発注が早く行われてしまうことがある。また逆に、実際には補充が必要である場合であっても補充が必要ないと判断されてしまい、その結果、薬品切れとなり、水処理運転を停止するなど多大な悪影響を及ぼすことがある。そこで、そのような問題を防ぐために、子タンク情報が登録されている薬品タンク20と、子タンク情報で特定される薬品タンク20それぞれの計測データを加味して、子タンク情報が登録されている薬品タンク20の使用量として算出することで、実際に使用された1日毎の薬品の量を算出することができる。なお、子タンク情報で特定される薬品タンク20において、薬品を希釈している場合には、補充時の濃度に換算して使用量を算出する。
残量は、薬品タンク20の最新の残量を表す。特記事項は、発注計画作成時に加味する事項であり、ユーザに予め設定される。特記事項の一例として、同日内に同じ薬品を補充する場合には、所定の時間(例えば、1~3時間)以上空けることや、特定の薬品においては薬品の補充処理に時間を要するため、その処理時間内には他の薬品の受け入れを行わない等が挙げられる。
薬品の補充処理について、薬品によっては、補充後にすぐに希釈する必要があり、薬品の補充が完了したとしても補充後に希釈を行う時間が発生する。その場合、希釈する対象となる薬品を貯留する薬品タンク20が設置されているエリアでは、希釈を行う時間の間、他の薬品を受け入れられない場合もある。そこで、特記事項として、希釈を行う時間(例えば、3時間)の間に、希釈する対象となる薬品を貯留する薬品タンク20が設置されているエリアにおいては他の薬品の受け入れを行わないことを設定しておくことで、希釈を行う時間内には薬品の受け入れが行われないように発注計画を作成することができる。図5に示す例では、タンクID“T1”で識別される“T1タンク”と、タンクID“T2”で識別される“T2タンク”と、タンクID“T3”で識別される“T3タンク”が同じエリア“L1”に設置されており、タンクID“T4”で識別される“T4タンク”と、タンクID“T5”で識別される“T5タンク”が同じエリア“L2”に設置されていることが示されている。
図6は、実施形態における業者DB422の一例を示す図である。業者DB422には、メーカーID、メーカー名、メーカー名略称、担当者名、電話番号、FAX番号、メールアドレス、背景色、配送可能時間帯及び休日の情報が登録されている。メーカーIDは、薬品を配送する業者を識別するための識別情報を表す。メーカー名は、薬品を配送する業者の名称を表す。メーカー名略称は、薬品を配送する業者の略称を表す。担当者名は、薬品を配送する業者の担当者の名前を表す。電話番号は、薬品を配送する業者の電話番号を表す。FAX番号は、薬品を配送する業者のFAX番号を表す。メールアドレスは、薬品を配送する業者のメールアドレス(例えば、担当者のメールアドレス)を表す。背景色は、発注計画書に表示する際の業者を識別するための色を表す。配送可能時間帯は、薬品を配送する業者が薬品を配送可能な時間帯を表す。休日は、薬品を配送する業者の休日を表す。
図7は、実施形態における薬品-業者DB423の一例を示す図である。薬品-業者DB423には、薬品、メーカー名、割合及び優先順位の情報が登録されている。薬品は、水処理に用いられる薬品を表す。メーカー名は、薬品を配送する業者の名称を表す。割合は、薬品を配送する業者に発注を依頼する割合を表す。例えば、割合は、1つの薬品について合計が100となるように設定される。優先順位は、発注計画を作成する際に加味する事項であり、発注計画において優先的に割り当てる順位を表す。
次に、ユーザが、ユーザ装置30を操作したことに応じて、ユーザ装置30の表示部に表示される情報について説明する。図8は、発注支援装置40にアクセスした際にユーザ装置30の表示部32に表示される表示画像IM1の一例を示す図である。表示画像IM1は、例えばGUI(Graphical User Interface)である。図8に示す表示画像IM1には、例えば、複数のボタンB1~B4と、情報inf1~2が表示される。
ボタンB1は、例えば各薬品タンク20の残量予測の確認を行う画面に切り替えるためのボタンである。以下の説明では、ボタンB1を残量予測確認用ボタンともいう。例えば、ユーザがボタンB1を選択すると、表示画像IM1には残量予測の確認対象となる薬品の一覧が表示されて、1つの薬品を選択可能としてもよい。ボタンB2は、例えば薬品の受け入れ予定表(発注計画)の確認を行う画面に切り替えるためのボタンである。以下の説明では、ボタンB2を予定表確認用ボタンともいう。ボタンB3は、例えばアラートの確認を行う画面に切り替えるためのボタンである。以下の説明では、ボタンB3をアラート確認用ボタンともいう。ボタンB4は、例えば水処理設備10の選択を行うためのボタンである。ユーザは、ボタンB4を操作することにより、確認したい水処理設備10を選択することができる。図8では、A水処理設備10-1が選択されているものとする。
情報inf1は、日にちの情報を表す。例えば、情報inf1には、ユーザが発注支援装置40にアクセスした日にちの情報が表示される。情報inf2は、受入れ予定となっている薬品の情報を表す。例えば、情報inf2には、ボタンB4を操作することにより選択された水処理設備10において受け入れ予定となっている薬品に関する情報が表示される。例えば、図8では、A水処理設備10-1が選択されているため、情報inf2には、A水処理設備10-1で受け入れ予定となっている薬品に関する情報が表示されている。以下の説明においてもA水処理設備10-1が選択されているものとして説明する。
図8に示す表示画像IM1において、ボタンB1(残量予測確認用ボタン)が操作されると、ユーザ装置30の表示部32には、図9の表示画像IM2が表示される。図9は、残量予測の確認を行うための表示画像IM2の一例を示す図である。表示画像IM2は、例えばGUIである。図9に示す表示画像IM2には、例えば、複数のボタンB1~B4の他に、残量予測の確認対象となる薬品の情報、ボタンB5~B6及び情報inf3~6が表示される。図9では、残量予測の対象となる薬品の情報として、硫酸が示されている。すなわち、図9には、硫酸を貯留している薬品タンク20(例えば、T1タンク)の残量に関する情報が表示されている。
ボタンB5は、例えば情報inf3に表示させる情報を選択するためのボタンである。ボタンB5は、ボタンB51及びB52を含む。ボタンB51は、情報inf3に表示する薬品タンク20の単位を選択するためのボタンである。情報inf3に表示する薬品タンク20の単位としては、重量(kg)、又は、長さ(m)が挙げられる。ここで、長さは、薬品タンク20の重力方向の長さを表す。ボタンB52は、情報inf3に表示する薬品タンク20の残量の時系列データの期間を選択するためのボタンである。図9に示した例では、期間として1か月、2か月、3か月を示しているが、これは一例であり、期間は特に限定されない。
情報inf3は、残量予測の予測結果を表す。例えば、情報inf3には、1日毎の使用率の情報と、実際の残量の情報と、残量予測の情報とが表示される。実際の残量の情報とは、薬品タンク20から取得された計測データに基づいて算出された薬品タンク20の残量の情報を表す。図9では、ボタンB52において“2か月”が選択されているため、情報inf3には、薬品タンク20の残量の時系列データが“2か月”分(当日の前後1か月分ずつ)表示されている。情報inf3に示す線分L1は実際の残量の時系列データを表し、線分L2は残量予測の時系列データを表し、線分L3は薬品の補充の基準となる補給値を表し、線分L4は薬品タンク20に貯留させる薬品の上限値を表し、線分L5は薬品タンク20に貯留させる薬品の下限値を表す。なお、補給値、上限値及び下限値の値は、設定により変更されてもよい。
情報inf4は、該当する薬品に関する残量予測の予測結果及び発注計画における異常の有無を表す。ここで、残量予測の予測結果及び発注計画における異常とは、残量予測の結果として薬品タンク20内の残量が補給値未満になること、発注計画で計画された時期に補充することにより薬品タンク20の容量を超えてしまうこと等が挙げられる。異常がない場合、情報inf4には正常であることを示す情報(例えば、“正常”)が表示され、異常がある場合、情報inf4には異常であることを示す情報(例えば、警報の重さに応じて、“軽警報”、“中警報”、“重警報”のいずれか)が表示される。なお、異常がある場合、表示画像IM2には各警報の件数が表示されてもよい。
情報inf5は、該当する薬品を受け入れる(該当する薬品が業者から配送される)予定日を表す。情報inf5の情報は、発注計画で発注が確定した場合に表示される。発注が確定とは、業者に発注の依頼がなされたことを意味する。そのため、発注計画が作成された時点では業者に発注が依頼されていないため、発注計画が作成された段階では情報inf5には予定日を表示しないことも可能である。
情報inf6は、予測値に関する情報を表す。情報inf6に示す予測算出値は、inf3に示す予測値の時系列データを作成した際に用いた値を表す。情報inf6に示す算出日数は、予測値を算出するために用いた過去の日数を表し、使用量/日は算出日数分の実際の使用量の値を用いて算出された予測値を表す。例えば、使用量/日は、算出日数分の実際の使用量の値の平均値であってもよい。ここでは、7日分の実際の使用量の値を用いて算出された予測値が900kgであることが示されている。また、情報inf6に示す参考値は、予測算出値の算出に用いた日数と異なる日数(例えば、10日や15日等)で予測値を算出した場合の値を表す。なお、算出日数は、薬品種毎に異なってもよい。
ボタンB6は、予測値を手動で変更するためのボタンである。長期の休み、急激な薬品の使用等の諸事情により、過去の使用量の推移と比べて大幅に使用量が異なることが予測される場合には、過去の使用量に基づいて推定された残量予測の通りにならない場合も想定される。このような場合を想定して、諸事情により、過去の使用量の推移と比べて大幅に使用量が異なることが予測される場合には、ユーザはボタンB6により、予測値を手動で変更することにより残量予測を変更してもよい。図9に示す表示画像IM2において、ボタンB6が操作されると、ユーザ装置30の表示部32には、図10の表示画像IM3が表示される。図10は、予測値を手動で変更するための表示画像IM3の一例を示す図である。表示画像IM3は、例えばGUIである。図10に示す表示画像IM3には、例えば、複数のボタンB1~B5、残量予測の確認対象となる薬品の情報、情報inf3及び情報inf6の他に、入力領域R1とボタンB7とが表示される。
入力領域R1は、予測値を変更したい期間を入力するための領域を表す。入力領域R1には、開始日、終了日及び使用量/日を入力するための領域が設けられている。ユーザは、操作部33を介して、予測値を変更したい期間に相当する情報を開始日及び終了日の領域に入力し、変更後の予測値を使用量/日の領域に入力する。なお、複数の期間で予測値を変更したい場合には、入力領域R1に設けられている追加ボタンを選択することで、複数の期間の入力が可能になる。
ボタンB7は、入力領域R1に入力された情報に基づいて、再度残量予測のシミュレーションを実行させるためのボタンである。ユーザによりボタンB7が選択されると、発注支援装置40の予測部433は入力領域R1に入力された情報に基づいて、再度残量予測のシミュレーションを実行する。例えば、予測部433は、開始日及び終了日で特定される期間(特定の期間)の残量の時系列データの予測値を、使用量/日に入力された予測値として、残量予測のシミュレーションを行う。ユーザは、修正後のシミュレーション結果を踏まえて、発注計画を変更するようにしてもよい。これにより、過去の使用量の推移と比べて大幅に使用量が異なることが予測される場合等、状況に応じて対応が可能になる。
図9に示す表示画像IM2、又は、図10に示す表示画像IM3において、ユーザが、ボタンB51における単位を重量(kg)から長さ(m)に切り替えた場合、ユーザ装置30の表示部32には、図11の表示画像IM4が表示される。図11は、残量予測の確認を行うための表示画像IM4の一例を示す図である。表示画像IM4は、例えばGUIである。図11に示す表示画像IM4は、図9に示す表示画像IM2と比較して情報inf3の表示が変更されている。具体的には、表示画像IM4では、縦軸の表示が高さ(m)に変更され、薬品タンク20の高さに応じた残量の推移の時系列データ(実績と、予測)が表示されている。このように、薬品タンク20の高さに応じた残量の推移の時系列データを表示することで、重量による表示では薬品タンク20内の残量が分かりづらいユーザにとって別の手段で薬品タンク20内の残量の情報を提供することができる。
図8~図11に示す表示画像IM1~IM4のいずれかにおいて、ボタンB2(予定表確認用ボタン)が操作されると、ユーザ装置30の表示部32には、図12の表示画像IM2が表示される。図12は、薬品の受け入れ予定表の確認を行うための表示画像IM5の一例を示す図である。表示画像IM5は、例えばGUIである。図12に示す表示画像IM5には、例えば、複数のボタンB1~B4の他に、ボタンB8~B9及び情報inf7が表示される。
情報inf7は、発注計画を表す。例えば、情報inf7には、発注計画作成部434により作成された発注計画の情報が表示される。ユーザは、スライダーSを操作することで、さらに先の発注計画を表示させることができる。ボタンB8は、例えば情報inf7に表示されている発注計画のうち、未発注の薬品に関する発注計画を変更するためのボタンである。ユーザは、情報inf7に表示されている発注計画を確認して、ある未発注の薬品の発注日時を変更したい場合にボタンB8を選択する。ユーザは、ボタンB8を選択した後、発注日時を変更したい未発注の薬品の情報を、他の日時に移動させることで未発注の薬品の発注日時を変更する。ユーザにより、未発注の薬品の発注日時が変更されると、変更後の情報が発注支援装置40に通知される。発注支援装置40の発注計画作成部434は、変更後の発注日時において問題が生じるか否かを判定する。問題が生じる場合、発注支援装置40は、警報(どのような問題が生じるのかを含む)をユーザ装置30に通知する。問題が生じない場合、発注計画作成部434は変更後の発注計画のデータを記憶部42に保存する。
ボタンB9は、例えば管理者に対して、発注計画で示されている通りに業者に、発注依頼を行ってもよいか確認するためのボタンである。ユーザは、管理者に対して、情報inf7に表示されている発注計画で示されている通りに業者に発注依頼を行ってもよいか確認したい場合にボタンB9を選択する。ユーザによりボタンB9が選択されると、発注支援装置40は、情報inf7に表示されている発注計画の情報を管理者が操作するユーザ装置30に通知する。なお、発注支援装置40は、情報inf7に表示されている発注計画の情報うち、既に発注依頼済みの情報については管理者に通知しなくてもよい。その後、管理者により発注依頼の承認がなされると、業者に対して薬品の発注がなされる。なお、発注支援装置40は、情報inf7に表示されている発注計画の情報のうち、発注依頼済みの情報については変更できないようになっていてもよい。なお、発注計画作成部434により作成された発注計画の情報は、発注計画データ424として記憶部42に保存される。
図8~図11に示す表示画像IM1~IM4のいずれかにおいて、ボタンB3(アラート確認用ボタン)が操作されると、ユーザ装置30の表示部32には、図13の表示画像IM6が表示される。図13は、アラートの確認を行うための表示画像IM6の一例を示す図である。表示画像IM6は、例えばGUIである。図13に示す表示画像IM6には、例えば、複数のボタンB1~B4の他に、情報inf8が表示される。
情報inf8は、アラート一覧を表す。例えば、情報inf8には、警報のレベル順に、警報の対象となる薬品タンク20、発生日時、アラートの内容及び確認ボタンB10が表示される。ユーザは、情報inf8を見ることで、どの薬品タンク20において警報が発生しているのかを把握することができる。確認ボタンB10は、警報の対象となっているアラート内容を確認するためのボタンである。ユーザが、確認ボタンB10を選択すると、ユーザ装置30の表示部32には警報の対象となっている情報が表示される。例えば、ユーザ装置30の表示部32には、該当する箇所の表示画像が表示されてもよい。
図14及び図15は、実施形態における薬品発注支援システム100における処理の流れを示すシーケンス図である。なお、図14及び図15の説明では、発注支援装置40が、1つの水処理設備10(例えば、A水処理設備10-1)から計測データを収集する場合を例に説明する。
A水処理設備10-1における各液位計は、自装置が接続される薬品タンク20内の液位を計測する(ステップS101)。各液位計により計測された薬品タンク20内の液位の情報を計測データとして例えばデータ収集端末から発注支援装置40に送信する(ステップS102)。この際、各液位計の計測データは、自計器の識別情報(液位計ID)を対応付けられて発注支援装置40に送信される。発注支援装置40の通信部41は、送信された各液位計の計測データを受信する。情報取得部431は、通信部41によって受信された計測データを取得する。
データ管理部432は、情報取得部431によって取得された計測データを記憶部42に蓄積する(ステップS103)。具体的には、データ管理部432は、記憶部42に記憶されているタンクDB421を読み出す。次に、データ管理部432は、読み出したタンクDB421の液位計IDを参照し、情報取得部431によって取得された計測データに対応付けられている液位計IDに対応するレコードを選択する。データ管理部432は、選択したレコードの計測データの項目に、情報取得部431によって取得された計測データを時系列に蓄積する。データ管理部432は、情報取得部431によって計測データが取得される度に、ステップS103の処理を繰り返し実行する。このように、データ管理部432は、各薬品タンク20に備えられている液位計から取得した計測データを蓄積する。
データ管理部432は、予め定められた時刻(例えば、0時)になると、タンクDB421の計測データの項目に蓄積されている計測データを用いて1日の使用量を薬品タンク20毎に算出する(ステップS104)。データ管理部432は、算出した各薬品タンク20の1日の使用量の情報を、タンクDB421の各薬品タンク20に対応する使用量履歴の項目に時系列に蓄積する。これにより、タンクDB421の使用量履歴の項目には、薬品タンク20毎に1日の使用量の情報が蓄積される。ステップS101からステップS104までの処理が数日間繰り返し実行されることにより、タンクDB421の使用量履歴の項目には、薬品タンク20毎に1日の使用量の情報が数日間分蓄積されることになる。
予測部433は、タンクDB421の使用量履歴の項目に蓄積された数日間分の1日の使用量の情報に基づいて残量予測を薬品タンク20毎に行う(ステップS105)。例えば、予測部433は、タンクDB421のタンク名“T1タンク”に対応するレコードの使用量履歴の項目に蓄積された数日間分の1日の使用量の情報を取得する。予測部433は、取得した数日間分の1日の使用量の情報を用いて、1日の使用量を推定する。これが予測値である。予測部433は、タンク名“T1タンク”の薬品タンク20の実際の薬品の残量から、推定した予測値分だけ減算し続け、残量予測を行う。また、“T1タンク”の薬品タンク20に薬品が補充されると、予測部433は、補充後の“T1タンク”の薬品タンク20の薬品の残量から、推定した予測値分だけ再度減算し続け、残量計測を行う。このようにして、予測部433は、残量予測を薬品タンク20毎に行う。
ユーザは、ユーザ装置30を操作して、発注支援装置40にアクセスする(ステップS106)。ユーザ装置30の提供部435は、アクセスに応じて、図8に示す表示画像IM1を表示させるための表示情報をユーザ装置30に提供する(ステップS107)。ユーザ装置30の通信部31は、発注支援装置40から送信された表示情報を受信する。ユーザ装置30の表示制御部352は、通信部31によって受信された表示情報を解釈することで、表示画像IM1を表示部32に表示させる(ステップS108)。ユーザは、ある薬品(例えば、硫酸)を貯留している薬品タンク20の残量を確認するために、ユーザ装置30を操作して、表示画像IM1に表示されたボタンB1を選択(押下)する(ステップS109)。ユーザにより、表示画像IM1に表示されたボタンB1が選択されると、ユーザ装置30は残量予測確認用ボタンが押下されたことを発注支援装置40に通知する(ステップS110)。
発注支援装置40の提供部435は、残量予測確認用ボタン押下の通知に応じて、例えば図9に示す表示画像IM2を表示させるための表示情報をユーザ装置30に提供する(ステップS111)。具体的には、提供部435は、タンクDB421を参照し、ユーザにより選択された薬品を貯留している薬品タンク20の使用量履歴と残量の情報、及び、予測部433によって行われた残量予測の結果とを取得する。提供部435は、取得した各情報を用いて、図9に示す表示画像IM2を表示させるための表示情報をユーザ装置30に提供する。
ユーザ装置30の通信部31は、発注支援装置40から送信された表示情報を受信する。ユーザ装置30の表示制御部352は、通信部31によって受信された表示情報を解釈することで、表示画像IM2を表示部32に表示する(ステップS112)。これにより、ユーザ装置30の表示部32には、ある薬品の残量予測の結果が表示される。次に、ユーザは、薬品の発注計画を作成するために、ユーザ装置30を操作して、表示画像IM2に表示されたボタンB2を選択(押下)する(ステップS113)。ユーザにより、表示画像IM2に表示されたボタンB2が選択されると、ユーザ装置30は予定表確認用ボタンが押下されたことを発注支援装置40に通知する(ステップS114)。
発注支援装置40の発注計画作成部434は、予定表確認用ボタン押下の通知に応じて、記憶部42に記憶されている各データベースを用いて、発注計画を作成する(ステップS115)。なお、発注計画の具体的な作成方法については図16で説明する。提供部435は、作成された発注計画を含む表示画像IM5を表示させるための表示情報をユーザ装置30に提供する(ステップS116)。ユーザ装置30の通信部31は、発注支援装置40から送信された表示情報を受信する。ユーザ装置30の表示制御部352は、通信部31によって受信された表示情報を解釈することで、表示画像IM5を表示部32に表示する(ステップS117)。
図16は、実施形態における発注支援装置40が行う発注計画の作成処理の流れを示すフローチャートである。
発注計画作成部434は、残量予測の結果に基づいて、発注が必要な薬品を選択する(ステップS201)。具体的には、発注計画作成部434は、残量予測の結果として補充値を下回った薬品を発注が必要な薬品として選択する。次に、発注計画作成部434は、薬品-業者DB423を参照して、選択した発注が必要な薬品毎に、発注を依頼する業者を選択する(ステップS202)。この際、発注計画作成部434は、薬品-業者DB423の割合に応じて、発注を依頼する業者を選択する。例えば、発注計画作成部434は、硫酸10,000kgの発注を依頼する場合、A株式会社に硫酸7,000kg、B株式会社に硫酸3,000kgの発注を依頼するように業者を選択する。
発注計画作成部434は、業者を選択した薬品毎に配送日時を選択する(ステップS202)。例えば、発注計画作成部434は、配送日については残量予測の結果として補充値を下回ったタイミングを配送日として薬品毎に選択する。例えば、発注計画作成部434は、配送時間については配送日において業者が配送可能時間帯、かつ、空いている時間帯を薬品毎に選択する。ここで、空いている時間帯とは、発注計画において発注の依頼がなされていない時間帯である。なお、特記事項として、早い時間帯に配送等のように時間帯を指定する情報がある薬品については、発注計画作成部434は、特記事項に基づいて時間帯を選択する。
発注計画作成部434は、選択した薬品毎の配送日時と、タンクDB421とに基づいて、同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品があるか否かを判定する(ステップS204)。図5に示すタンクDB421では、硫酸、苛性ソーダ及び塩酸が、異なる薬品種で同じ設置エリアに薬品タンク20が設置されている薬品である。一例として、ステップS101の処理において発注が必要な薬品として硫酸と苛性ソーダとが選択され、硫酸と苛性ソーダの配送日時が一部重複する場合、発注計画作成部434は同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品があると判定する。一方、一例として、ステップS101の処理において発注が必要な薬品として硫酸と苛性ソーダとが選択され、硫酸と苛性ソーダの配送日時が重複しない場合、発注計画作成部434は同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品がないと判定する。
発注計画作成部434は、同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品があると判定した場合(ステップS204-YES)、薬品-業者DB423の優先順位に基づいて、発注計画に追加する順番を特定する(ステップS205)。上述した例のように、硫酸と苛性ソーダの配送日時が一部重複する場合、苛性ソーダよりも硫酸のほうが、優先度が高い。そこで、発注計画作成部434は、硫酸を苛性ソーダよりも発注計画に追加する順番を先にする。その結果、硫酸は、ステップS203の処理で選択した配送日時で決定され、苛性ソーダは、重複する時間帯に追加することができないため、異なる時間帯に配送を依頼することになる。
発注計画作成部434は、業者及び配送日時が決定された薬品を発注計画に追加する(ステップS206)。その後、発注計画作成部434は、発注が必要な他の薬品があるか否かを判定する(ステップS207)。例えば、上述したように、同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品のうち、優先度が低かった薬品(比較して選択されなかった薬品)については発注計画に追加されていない。そこで、発注計画作成部434は、上述した比較して選択されなかった薬品がある場合には、発注が必要な他の薬品があると判定する。一方、発注計画作成部434は、上述した比較して選択されなかった薬品がない場合には、発注が必要な他の薬品がないと判定する。
発注計画作成部434は、発注が必要な他の薬品があると判定した場合(ステップS207-YES)、発注が必要な他の薬品について他の配送日時を、発注が必要な他の薬品毎に選択する(ステップS208)。例えば、発注計画作成部434は、他の配送日時として、残量予測の結果として補充値を下回ったタイミングであって、業者が配送可能時間帯、かつ、空いている時間帯を選択する。その後、発注計画作成部434は、ステップS204以降の処理を実行する。ステップS204の処理において、発注計画作成部434は、同じ設置エリアで、かつ、配送日時が少なくとも一部重複する異なる薬品種の薬品がないと判定した場合(ステップS204-NO)、ステップS206の処理を実行する。
発注計画作成部434は、発注が必要な他の薬品がないと判定した場合(ステップS207-NO)、発注計画を作成する(ステップS209)。具体的には、発注計画作成部434は、発注する薬品の情報が追加された発注依頼を、最終的な発注依頼として作成する。
以上のように構成された薬品発注支援システム100によれば、より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援を行うことが可能となる。具体的には、薬品発注支援システム100では、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンク20それぞれの残量を表す液位の計測データに基づいて、複数の薬品タンク20それぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行い、複数の薬品タンク20それぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品の発注計画を作成し、作成された発注計画の情報を要求元であるユーザ装置30に提供する。このように、薬品発注支援システム100では、複数種類の薬品を貯留する薬品タンク20の残量の予測結果を加味して発注計画を作成している。したがって、各薬品の使用量に応じた薬品の発注ができるとともに、事前に薬品の発注ができる。さらに、薬品発注支援システム100では、発注する薬品毎に決定した発注業者の情報を含む発注計画を作成している。さらに、薬品発注支援システム100では、各薬品タンク20の容量がオーバーしないように発注計画を作成している。このように、薬品発注支援システム100は、従来の問題として挙げた4つの問題全てを加味した発注計画を作成することができる。また、ユーザは、作成された発注計画を確認するだけで済むため、薬品の予測から手配準備までを実施する必要がない。そのため、より効率的に、水処理に利用する薬品の発注の支援が可能になる。
さらに、発注支援装置40は、薬品タンク20毎に設置エリアの情報が対応付けられており、発注計画作成時に、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位で発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯にならないように発注計画を作成する。これにより、大型薬品配送車(ローリー)の受け入れタイミングが重複または渋滞しない。そのため、効率的に薬品の補充が可能になる。
さらに、発注支援装置40は、同日内に複数回の薬品補充が必要となる薬品については、1回目と2回目の薬品補充の間隔を予め設定しておき、発注計画を作成する。これにより、同日に大型薬品配送車(ローリー)の受け入れ可能時間帯の中で複数回の薬品補充が可能になる。そのため、効率的に薬品の補充が可能になる。
さらに、薬品発注支援システム100では、薬品の補充後すぐに希釈させて均一化が必要な薬品種のように、補充に要する時間以外の処理で時間を要する薬品については特記事項を付加している。発注支援装置40では、この特記事項も加味して発注計画を作成する。これにより、補充に要する時間以外の処理が行われている間に、大型薬品配送車(ローリー)の受け入れがないように発注計画を作成することができる。そのため、効率的に薬品の補充が可能になる。
<変形例1>
発注支援装置40の発注計画作成部434は、薬品タンク20が小型であったり、薬品タンク20の貯留残量が多くて空き容量が不足している状況下において、同じ水処理設備10内に同じ種類の薬品を貯留する薬品タンク20が他にある場合、同じ種類の薬品を貯留する複数の薬品タンク20に薬品を分納するように発注計画を作成してもよい。このように構成されることによって、大容量の薬品を運搬可能な大型薬品配送車(ローリー)で多くの量の薬品を配送してもらうことで配送コストを削減することができる。さらに、連休前など数日間の薬品補充が止まるときになるべく満タンに近い補充状態にすることができる。
<変形例2>
水処理設備10においては、水処理負荷や水処理の稼働率は常に変化する。そこで、発注支援装置40において、発注計画立案後において実際の計画データを用いて、計画どおりに薬品手配しても、薬品切れや薬品補充オーバーなどの異常事態がおきないかを一日に所定の回数(例えば、1回~4回)程度確認し、異常事態が起きそうな薬品を検出した場合は、単に警報(どの薬品の手配計画を見直すべきかを含んだ情報)をユーザ装置30に通知するように構成されてもよい。また、発注支援装置40は、異常事態を予測した場合、異常事態を回避できるように自動的に発注計画を見直し、見直したことを警報としてユーザ装置30に通知してもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10…水処理設備, 20…薬品タンク, 30…ユーザ装置, 40…発注支援装置, 31、41…通信部, 32…表示部, 33…操作部, 34、42…記憶部, 35、43…制御部, 351…通信制御部, 352…表示制御部, 421…タンクDB, 422…業者DB, 423…薬品-業者DB, 431…情報取得部, 432…データ管理部, 433…予測部, 434…発注計画作成部, 435…提供部
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記複数の薬品タンクそれぞれには、設置エリアの情報が対応付けられており、前記発注計画作成部は、前記発注計画作成時に、異なる種類の薬品の補充が前記複数の薬品タンクを備える水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位に基づいて優先して発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が前記水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯にならないように前記発注計画を作成する。
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記複数の薬品タンクの一部には、他の薬品タンクから薬品が分配されて補充される薬品タンクであることを示す子タンク情報が対応付けられており、前記予測部は、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う場合には、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクから得られる前記計測データと、前記子タンク情報で示される薬品タンクから得られる前記計測データとに基づいて、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量予測を行う。
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記発注計画作成部は、同日内に複数回の薬品補充が必要となる薬品については薬品補充の間隔が所定の時間空くように前記発注計画を作成する。
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記発注計画作成部は、補充に要する時間以外の処理で時間を要する薬品については前記補充に要する時間以外の処理が行われている間には薬品の配送が行われないように前記発注計画を作成する。
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記予測部は、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測後において、前記所定期間のうちの特定の期間内におけるいずれかの時点の残量の予測値を変更する指示が入力された場合、前記特定の期間以降においては変更された予測値を踏まえて残量の予測を行う。
本発明の態様は、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、を備え、前記複数の薬品タンクそれぞれには、設置エリアの情報が対応付けられており、前記発注計画作成部は、前記発注計画作成時に、異なる種類の薬品の補充が前記複数の薬品タンクを備える水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位に基づいて優先して発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が前記水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯にならないように前記発注計画を作成する薬品発注支援システムである。
本発明の態様は、コンピュータが、水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを、前記複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備から受信し、受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行い、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品の発注計画を作成し、作成した前記発注計画の情報を要求元に提供し、前記複数の薬品タンクそれぞれには、設置エリアの情報が対応付けられており、前記発注計画の作成時に、異なる種類の薬品の補充が前記複数の薬品タンクを備える水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位に基づいて優先して発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が前記水処理設備内の同じエリアかつ同じ時間帯にならないように前記発注計画を作成する薬品発注支援方法である。

Claims (8)

  1. 水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを、前記複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備から受信する通信部と、
    受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、
    前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、
    前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、
    を備える発注支援装置。
  2. 前記複数の薬品タンクそれぞれには、設置エリアの情報が対応付けられており、
    前記発注計画作成部は、前記発注計画作成時に、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯になる場合には、予め設定した優先順位に基づいて優先して発注計画に追加する薬品を決定して、異なる種類の薬品の補充が同じエリアかつ同じ時間帯にならないように前記発注計画を作成する、
    請求項1に記載の発注支援装置。
  3. 前記複数の薬品タンクの一部には、他の薬品タンクから薬品が分配されて補充される薬品タンクであることを示す子タンク情報が対応付けられており、
    前記予測部は、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う場合には、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクから得られる前記計測データと、前記子タンク情報で示される薬品タンクから得られる前記計測データとに基づいて、前記子タンク情報が対応付けられている薬品タンクの所定期間内の複数時点の残量予測を行う、
    請求項1又は2に記載の発注支援装置。
  4. 前記発注計画作成部は、同日内に複数回の薬品補充が必要となる薬品については薬品補充の間隔が所定の時間空くように前記発注計画を作成する、
    請求項1又は2に記載の発注支援装置。
  5. 前記発注計画作成部は、補充に要する時間以外の処理で時間を要する薬品については前記補充に要する時間以外の処理が行われている間には薬品の配送が行われないように前記発注計画を作成する、
    請求項1又は2に記載の発注支援装置。
  6. 前記予測部は、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測後において、前記所定期間のうちの特定の期間におけるいずれかの時点の残量の予測値を変更する指示が入力された場合、前記特定の期間以降においては変更された予測値を踏まえて残量の予測を行う、
    請求項1又は2に記載の発注支援装置。
  7. 水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備と、
    前記複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを前記1以上の水処理設備から受信する通信部と、
    受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行う予測部と、
    前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品それぞれの発注業者、配送日時及び配送量の情報を含む発注計画を作成する発注計画作成部と、
    前記発注計画作成部により作成された前記発注計画の情報を要求元に提供する提供部と、
    を備える薬品発注支援システム。
  8. 水を浄化するために利用する複数種の薬品を貯留する複数の薬品タンクそれぞれの残量を表す液位の計測データを、前記複数の薬品タンクを備える1以上の水処理設備から受信し、
    受信された前記計測データに基づいて、前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測を行い、
    前記複数の薬品タンクそれぞれの所定期間内の複数時点の残量の予測結果に基づいて、複数種類の薬品の発注計画を作成し、
    作成した前記発注計画の情報を要求元に提供する薬品発注支援方法。
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