JP2024041562A - バスバモジュール - Google Patents

バスバモジュール Download PDF

Info

Publication number
JP2024041562A
JP2024041562A JP2022146441A JP2022146441A JP2024041562A JP 2024041562 A JP2024041562 A JP 2024041562A JP 2022146441 A JP2022146441 A JP 2022146441A JP 2022146441 A JP2022146441 A JP 2022146441A JP 2024041562 A JP2024041562 A JP 2024041562A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring groove
groove
wiring
electric wires
bus bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022146441A
Other languages
English (en)
Inventor
潤之 加藤
良太 片岡
遼介 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2022146441A priority Critical patent/JP2024041562A/ja
Publication of JP2024041562A publication Critical patent/JP2024041562A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】配索溝からの電線の飛び出しを抑止するとともに、作業性に優れるバスバモジュールを提供すること。【解決手段】バスバモジュール10は、複数のバスバ2と、複数のバスバ2にそれぞれ接続された複数の電線3が配索される配索溝12を有する絶縁性のプロテクタ1と、を備え、配索溝12は、収容部11から延びる複数の第1配索溝13と、複数の第1配索溝13と連通する第2配索溝14と、複数の電線3が束ねられた電線束6が配索される第3配索溝15と、第2配索溝14の溝側壁14aが切り欠かれて形成された、複数の電線3が集合する集合部20と、集合部20から複数の電線3を引き出して、複数の電線3の束ね作業が可能な作業空間12cと、を有し、第3配索溝15は、電線束6をプロテクタ1の外部に引き出す電線引出口12bを有し、電線引出口12bが集合部20から離れるように、集合部20から複数の電線3が作業空間12cに引き出される方向と交差する方向に延びる。【選択図】図6

Description

本発明は、バスバモジュールに関する。
従来から、例えば、電気自動車やハイブリッド自動車などに搭載される駆動用電源としての電池集合体(複数の電池セルが積層配置された電池モジュール)に組み付けられる、バスバモジュールが提案されている。従来のバスバモジュールの一つは、積層されて隣接する電池セル間の正極と負極との間を接続する複数のバスバと、複数のバスバの各々に接続されて各電池セルを監視するための電圧検出線と、を備えて、これら複数のバスバ及び電圧検出線がプロテクタ(ケース)にそれぞれ収容されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2018-206673号公報
ところで、上述したバスバモジュールを含む従来のバスバモジュールは、プロテクタの配索溝に配索された複数の電圧検出線を、プロテクタの電線引出口から引き出して、それらを一纏めに束ねて電線束とし、この電線束を電線引出口近傍に固定するように配索している。つまり、従来のバスバモジュールは、電線引出口にて複数の電圧検出線を束ねる作業を行っている。このため、作業スペ―スが狭い等、作業性の観点から好ましくなかった。また、従来のバスバモジュールでは、電圧検出線を単に電線引出口から引き出して作業を行うため、電圧検出線がよれて配索溝から飛び出すおそれがあった。
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、配索溝からの電線の飛び出しを抑止するとともに、作業性に優れるバスバモジュールを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバモジュールは、下記を特徴としている。
複数の電池セルを有する電池モジュールに取り付けられて、前記複数の電池セルと外部機器とを電気的に接続するバスバモジュールであって、
前記複数の電池セルにそれぞれ電気的に接続される複数のバスバと、
前記複数のバスバをそれぞれ収容する複数の収容部、及び、前記複数のバスバにそれぞれ接続された複数の電線が配索される配索溝を有する絶縁性のプロテクタと、を備え、
前記配索溝は、
前記収容部から延びる複数の第1配索溝と、
前記複数の第1配索溝と連通する第2配索溝と、
前記複数の電線が束ねられた電線束が配索される第3配索溝と、
前記第2配索溝の溝側壁が切り欠かれて形成された、前記複数の電線が集合する集合部と、
前記集合部から前記複数の電線を引き出して、前記複数の電線の束ね作業が可能な作業空間と、を有し、
前記第3配索溝は、
前記電線束を前記プロテクタの外部に引き出す電線引出口を有し、
前記電線引出口が前記集合部から離れるように、前記集合部から前記複数の電線が前記作業空間に引き出される方向と交差する方向に延びる、
バスバモジュールであること。
本発明に係るバスバモジュールについて以下に述べる。
本構成のバスバモジュールによれば、配索溝が、複数のバスバをそれぞれ収容する複数の収容部からそれぞれ延びる複数の第1配索溝と、複数の第1配索溝と連通する第2配索溝と、複数の電線が束ねられた電線束が配索される第3配索溝と、第2配索溝の溝側壁が切り欠かれて形成された、複数の電線が集合する集合部と、集合部から複数の電線を引き出して、複数の電線の束ね作業が可能な作業空間と、を有している。また、第2配索溝は、作業空間にて複数の電線が束ねられた電線束をプロテクタの外部に引き出す電線引出口を有している。このように、本構成のバスバモジュールは、従来のバスバモジュールと異なり、電線引出口と作業空間とがそれぞれ設けられているため、作業性に優れる。また、第3配索溝は、電線引出口が集合部から離れるように、集合部から複数の電線が作業空間に引き出される方向と交差する方向に延びる。これにより、本構成のバスバモジュールは、電線束が集合部から電線引出口に向けて迂回するように配索される(換言すると、集合部から複数の電線を引き出してそのまま配索されない)ため、電線のよれが防止されて配索溝からの電線の飛び出しが抑止される。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るバスバモジュールを構成するプロテクタの斜視図である。 図2は、図1の前面図である(ただし、各カバーが開いた状態であり、また、バスバ及び電圧検出線の概略図を含む)。 図3は、図2のA部拡大図である。 図4は、バスバモジュールの製造方法を説明するための第1図である。 図5は、バスバモジュールの製造方法を説明するための第2図である。 図6は、本発明の実施形態に係るバスバモジュールの前面図である。 図7は、電池モジュールへのバスバモジュールの取付態様を示す図である。
<実施形態>
以下、図面を参照しながら本実施形態に係るバスバモジュール10について説明する。
以下、説明の便宜上、図1~図7に示すように、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」及び「下」を定義する。「前後方向」、「左右方向」及び「上下方向」は、互いに直交している。
<電池モジュール30の概要>
以下、本実施形態に係るバスバモジュール10が取り付けられる電池モジュール30について説明する。
図7に示すように、電池モジュール30は、複数の電池セル31を直列に接続して構成される。複数の電池セル31は、それぞれ、略直方体状に形成され、正極(図示省略)及び負極(図示省略)が突設される。
電池モジュール30は、隣り合う電池セル31の正極及び負極が交互になるように、複数の電池セル31を左右方向に積層して配置する。電池モジュール30は、例えば、直列に接続された電池セル31の両端部に相当する電池セル31のうち一方の電池セル31の正極が総正極となり、他方の電池セル31の負極が総負極となる。
<バスバモジュール10の概要>
以下、本実施形態に係るバスバモジュール10について説明する。
バスバモジュール10は、電池モジュール30に取り付けられて(図7参照)、複数の電池セル31と外部機器とを電気的に接続するために用いられる。図6に示すように、バスバモジュール10は、プロテクタ1と、複数(本例では、4つ)のバスバ2と、複数の電線3(接続部4及び電線部5、図2参照)と、により構成される。
<プロテクタ1>
以下、バスバモジュール10を構成するプロテクタ1について説明する。
図1~図2及び図4~図6に示すように、プロテクタ1は、複数のバスバ2をそれぞれ収容する複数(本例では、4つ)の収容部11と、複数の電線3が配索される配索溝12と、を備えて構成される。収容部11は、バスバ2の外周形状に対応して前面視略矩形状に形成されている。
配索溝12は、複数の収容部11と配索溝12とを連通させる複数の開口部12aと、電線束6をプロテクタ1の外部に引き出すための電線引出口12bと、電線束6を構成する複数の電線3の束ね作業が可能な作業空間12cと、を含んで構成される。開口部12a、電線引出口12b、及び作業空間12cは連通している。
なお、電線引出口12bは、上方に開口し、電線束6を上方に引き出している(図6~図7参照)。また、作業空間12cは、上方に開口し、複数の電線3を上方に引き出し可能に構成される(図4~図5参照)。
更に、配索溝12は、複数の開口部12aを介して複数の収容部11とそれぞれ連通するように複数の収容部11に対してそれぞれ左右方向に並設される複数の第1配索溝13と、複数の第1配索溝13と連通して左右方向に延びる第2配索溝14と、電線束6が配索される第3配索溝15と、を備えて構成される。第1配索溝13、第2配索溝14、及び第3配索溝15は、それぞれ、連通している。なお、第1配索溝13、第2配索溝14、及び第3配索溝15の溝開口は、それぞれ、前方に開口している。
複数の第1配索溝13は、それぞれ、左右方向に離間して配置され且つ上下方向に延びる一対の溝側壁(符号省略)を有している。これにより、複数の第1配索溝13は、それぞれ、上下方向に延びるように構成される。複数の第1配索溝13の溝側壁の所定箇所には、それぞれ、溝開口を塞ぐことが可能なカバー16が設けられている。カバー16は、第1配索溝13の溝開口からの電線3の飛び出しを抑止する機能を有する。
第2配索溝14は、上下方向に離間して配置され且つ左右方向に延びる一対の溝側壁14aを有している。溝側壁14aの所定箇所には、第2配索溝14の溝開口を塞ぐことが可能な複数(本例では2つ)のカバー17及び複数(本例では、2つ)のカバー18が設けられている。カバー17,18は、第2配索溝14の溝開口からの電線3の飛び出しを抑止する機能を有する。
下側の溝側壁14aには、複数の第1配索溝13と第2配索溝14とが連通するように、複数の第1配索溝13における一対の溝側壁の上端部が連設されている。
第3配索溝15は、前面視略L字状に形成され、左右方向に延びる第1部分及び上下方向に延びる第2部分を有している。第3配索溝15は、第1部分において上下方向に離間して配置され且つ左右方向に延び、第2部分において左右方向に離間して配置され且つ上下方向に延びる、一対の溝側壁15aを有している。
なお、第2部分における溝側壁15aの上端開口が、電線引出口12bである。つまり、第3配索溝15は、電線引出口12bが後述する集合部20から離れるように形成されている。
第1部分における溝側壁15aの所定箇所には、第3配索溝15の溝開口を塞ぐことが可能なカバー19が設けられている。カバー19は、第3配索溝15の溝開口から電線束6の飛び出しを抑止する機能を有する。
第1部分における下側の溝側壁15aは、第2配索溝14の上側の溝側壁14aの一部と一体に構成される。換言すると、溝側壁15aは溝側壁14a(又は、溝側壁14aは溝側壁15a)を兼ねている。これにより、第3配索溝15は、第1部分において、第2配索溝14と上下方向に隣接して配置される。
更に、配索溝12は、第2配索溝14における上側の溝側壁14aの所定箇所を上下方向に切り欠いて形成される集合部20を含んで構成される。集合部20は、第2配索溝14と作業空間12cとを連通させる上下方向に貫通する開口である。別の言い方をすると、集合部20は、第1配索溝13及び第2配索溝14に配索された複数の電線3を集合させて、これら複数の電線3を作業空間12cに引き出すための開口である。
更に、配索溝12は、作業空間12cの上端部に左右方向に離間して配置され且つ上下方向に延びる壁部21を有している。図3に示すように、左側の壁部21の下端部は、第3配索溝15の第1部分における上側の溝側壁15aの右端部と一体に構成されている。これにより、左側の壁部21及び第3配索溝15の第1部分における上側の溝側壁15aは、前面視略L字状に形成される。この前面視略L字状に形成される出隅部分には、湾曲部21aが設けられている。湾曲部21aは、集合部20から引き出された電線3や第3配索溝15に配索される又は配策された電線束6と接触した際に、これらが傷付かないように円弧状に形成されている。
更に、配索溝12は、第3配索溝15の第1部分と第2部分との入隅部分に、配索固定部22が設けられている。配索固定部22は、例えば、タイバンド等が挿通されて第3配索溝15に配索された電線束6を固定する機能を有する。
<バスバ2>
以下、バスバモジュール10を構成するバスバ2について説明する。
バスバ2は、例えば、銅やアルミニウム等の導電性の金属板から形成される。バスバ2は略矩形の本体部及び本体部に突設される端子部(図示省略)を有している。バスバの本体部は、電池セル31の電極(正極及び負極の少なくとも一方)に対して電気的に接続される。バスバ2は、電極に対して、溶接によって固定されてもよいし、ナット等の締結部材によって固定されてもよく、電極へのバスバ2の固定手段は特に限定されない。バスバ2は、例えば、公知のものが使用され、本発明を実現できるものであれば、特に限定されない。
<電線3>
以下、バスバモジュール10を構成する電線3について説明する。
電線3は、例えば、電圧検出線であって、対応するバスバ2に電気的に接続される接続部4と、一端に接続部4が設けられる電線部5と、を備えて構成される(図2参照)。電線3は、例えば、公知のものが使用され、本発明を実現できるものであれば、特に限定されない。なお、電線3は、例えば、温度検出線等であってもよい。
<バスバモジュール10の製造方法>
以下、バスバモジュール10の製造方法について説明する。
まず、プロテクタ1の複数の収容部11に、複数のバスバ2をそれぞれ収容する。そして、複数のバスバ2に複数の電線3の接続部4をそれぞれ接続させるように、複数の第1配索溝13に複数の電線3(電線部5)をそれぞれ配索し、そして、各電線3を第2配索溝14に配索する。その後、各電線3を集合部20から作業空間12cに向けて引き出す(図4参照)。なお、これにより、複数の電線3が集合部20にて集合される。また、このとき、カバー16,17,18をそれぞれ閉じる。
そして、集合部20にて集合した複数の電線3を一纏めに束ねる(図5参照)。これにより、電線束6が完成される。完成した電線束6を第3配索溝15に挿入し、カバー19を閉じる。その後、タイバンド等によって電線束6を配索固定部22に固定する。なお、カバー19は、電線束6が配索固定部22に固定された後に閉じられてもよい。
これにより、バスバモジュール10が完成される(図6参照)。完成されたバスバモジュール10は、電池モジュール30に取り付けられて使用される(図7参照)。
<作用・効果>
本実施形態に係るバスバモジュール10によれば、従来のバスバモジュールと異なり、電線引出口12bと作業空間12cとがそれぞれ設けられているため、作業性に優れる。また、第3配索溝15は、電線引出口12bが集合部20から離れるように、集合部20から複数の電線3が作業空間に引き出される方向と交差する方向に延びる。これにより、バスバモジュール10は、電線束6が集合部20から電線引出口12bに向けて迂回するように配索される(換言すると、集合部20から複数の電線3を引き出してそのまま配索されない)ため、電線3のよれが防止されて配索溝12からの電線3の飛び出しが抑止される。
更に、本実施形態に係るバスバモジュール10によれば、第2配索溝14の一の溝側壁14aの少なくとも一部と、第3配索溝15の一の溝側壁15aの少なくとも一部と、が一体に構成される。これにより、バスバモジュール10の大型化の抑制、ひいては小型化を図ることができる。
更に、本実施形態に係るバスバモジュール10によれば、配索溝12は、溝開口の一部を塞ぐカバー16,17,18,19を有する。これにより、配索溝12からの複数の電線3や電線束6の飛び出しを抑止できる。
<他の形態>
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るバスバモジュールの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
複数の電池セル(31)を有する電池モジュール(30)に取り付けられて、前記複数の電池セルと外部機器とを電気的に接続するバスバモジュール(10)であって、
前記複数の電池セルにそれぞれ電気的に接続される複数のバスバ(2)と、
前記複数のバスバ(2)をそれぞれ収容する複数の収容部(11)、及び、前記複数のバスバにそれぞれ接続された複数の電線(3)が配索される配索溝(12)を有する絶縁性のプロテクタ(1)と、を備え、
前記配索溝(12)は、
前記収容部から延びる複数の第1配索溝(13)と、
前記複数の第1配索溝と連通する第2配索溝(14)と、
前記複数の電線が束ねられた電線束が配索される第3配索溝(15)と、
前記第2配索溝の溝側壁(14a)が切り欠かれて形成された、前記複数の電線が集合する集合部(20)と、
前記集合部から前記複数の電線を引き出して、前記複数の電線の束ね作業が可能な作業空間(12c)と、を有し、
前記第3配索溝(15)は、
前記電線束(6)を前記プロテクタ(1)の外部に引き出す電線引出口(12b)を有し、
前記電線引出口(12b)が前記集合部(20)から離れるように、前記集合部(20)から前記複数の電線(3)が前記作業空間(12c)に引き出される方向(上下方向)と交差する方向(左右方向)に延びる、
バスバモジュール(10)。
[2]
上記[1]に記載のバスバモジュール(10)において、
前記第2配索溝(14)の一の前記溝側壁(14a)の少なくとも一部と、前記第3配索溝(15)の一の溝側壁(15a)の少なくとも一部と、が一体に構成される、
バスバモジュール(10)。
[3]
上記[1]又は上記[2]の何れか一つに記載のバスバモジュール(10)において、
前記配索溝(12)は、溝開口の一部を塞ぐカバー(16,17,18,19)を有する、
バスバモジュール(10)。
上記[1]の構成のバスバモジュールによれば、配索溝が、複数のバスバをそれぞれ収容する複数の収容部からそれぞれ延びる複数の第1配索溝と、複数の第1配索溝と連通する第2配索溝と、複数の電線が束ねられた電線束が配索される第3配索溝と、第2配索溝の溝側壁が切り欠かれて形成された、複数の電線が集合する集合部と、集合部から複数の電線を引き出して、複数の電線の束ね作業が可能な作業空間と、を有している。また、第2配索溝は、作業空間にて複数の電線が束ねられた電線束をプロテクタの外部に引き出す電線引出口を有している。このように、本構成のバスバモジュールは、従来のバスバモジュールと異なり、電線引出口と作業空間とがそれぞれ設けられているため、作業性に優れる。また、第3配索溝は、電線引出口が集合部から離れるように、集合部から複数の電線が作業空間に引き出される方向と交差する方向に延びる。これにより、本構成のバスバモジュールは、電線束が集合部から電線引出口に向けて迂回するように配索される(換言すると、集合部から複数の電線を引き出してそのまま配索されない)ため、電線のよれが防止されて配索溝からの電線の飛び出しが抑止される。
上記[2]の構成のバスバモジュールによれば、第2配索溝の一の溝側壁の少なくとも一部と、第3配索溝の一の溝側壁の少なくとも一部と、が一体に構成される。これにより、バスバモジュールの大型化の抑制、ひいては小型化を図ることができる。
上記[3]の構成のバスバモジュールによれば、配索溝は、溝開口の一部を塞ぐカバーを有する。これにより、配索溝からの複数の電線や電線束の飛び出しを抑止できる。
1 プロテクタ
2 バスバ
3 電線
4 接続部
5 電線部
6 電線束
10 バスバモジュール
11 収容部
12 配索溝
12a 開口部
12b 電線引出口
12c 作業空間
13 第1配索溝
14 第2配索溝
14a 溝側壁
15 第3配索溝
15a 溝側壁
16,17,18,19 カバー
20 集合部
21 壁部
21a 湾曲部
22 配索固定部
30 電池モジュール
31 電池セル

Claims (3)

  1. 複数の電池セルを有する電池モジュールに取り付けられて、前記複数の電池セルと外部機器とを電気的に接続するバスバモジュールであって、
    前記複数の電池セルにそれぞれ電気的に接続される複数のバスバと、
    前記複数のバスバをそれぞれ収容する複数の収容部、及び、前記複数のバスバにそれぞれ接続された複数の電線が配索される配索溝を有する絶縁性のプロテクタと、を備え、
    前記配索溝は、
    前記収容部から延びる複数の第1配索溝と、
    前記複数の第1配索溝と連通する第2配索溝と、
    前記複数の電線が束ねられた電線束が配索される第3配索溝と、
    前記第2配索溝の溝側壁が切り欠かれて形成された、前記複数の電線が集合する集合部と、
    前記集合部から前記複数の電線を引き出して、前記複数の電線の束ね作業が可能な作業空間と、を有し、
    前記第3配索溝は、
    前記電線束を前記プロテクタの外部に引き出す電線引出口を有し、
    前記電線引出口が前記集合部から離れるように、前記集合部から前記複数の電線が前記作業空間に引き出される方向と交差する方向に延びる、
    バスバモジュール。
  2. 請求項1に記載のバスバモジュールであって、
    前記第2配索溝の一の前記溝側壁の少なくとも一部と、前記第3配索溝の一の溝側壁の少なくとも一部と、が一体に構成される、
    バスバモジュール。
  3. 請求項1又は請求項2の何れか一項に記載のバスバモジュールであって、
    前記配索溝は、溝開口の一部を塞ぐカバーを有する、
    バスバモジュール。
JP2022146441A 2022-09-14 2022-09-14 バスバモジュール Pending JP2024041562A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022146441A JP2024041562A (ja) 2022-09-14 2022-09-14 バスバモジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022146441A JP2024041562A (ja) 2022-09-14 2022-09-14 バスバモジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024041562A true JP2024041562A (ja) 2024-03-27

Family

ID=90416887

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022146441A Pending JP2024041562A (ja) 2022-09-14 2022-09-14 バスバモジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024041562A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5256634B2 (ja) 組電池、および組電池用コネクタモジュール
EP2824732B1 (en) Wiring module
JP5779010B2 (ja) バスバモジュール構造体
JP6158500B2 (ja) バスバモジュール構造体
JP6699464B2 (ja) 接続モジュール
JP6578881B2 (ja) 配線モジュール
JP2007317400A (ja) 電池パック
JP7176939B2 (ja) 電源ユニット
US11427142B2 (en) Electrical connection box with bonder cap and shallow/deep bottom parts, and wire harness including same
JP6091810B2 (ja) バスバーモジュール
CN110534685B (zh) 连接模块
JP2024041562A (ja) バスバモジュール
CN113165696B (zh) 蓄电装置的车辆搭载构造
JP2017091676A (ja) 配線モジュール
JP4686166B2 (ja) バッテリ用樹脂カバーの電線配索構造
JP7309314B2 (ja) 車両用電池パック
JP2017098108A (ja) 配線モジュール
JP7078664B2 (ja) バスバーモジュール
JP7231005B2 (ja) 電池配線モジュール
JP2021086795A (ja) バスバーモジュール
JP7410093B2 (ja) 電気接続箱
JP7255396B2 (ja) 電気接続箱
JP2017084490A (ja) 配線モジュール
JP4697100B2 (ja) 電池モジュール
EP4050632A1 (en) Power storage device