JP2024041298A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
[電子決済サービス]
図1は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ100を中心として実現される。決済サーバ100は、例えば、一以上の利用者端末装置10、一以上の第1店舗端末装置50、一以上の第2店舗端末装置70、審査サーバ200、および管理者端末装置300のそれぞれとネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。審査サーバ200は「情報処理装置」の一例である。
図4は、決済サーバ100の構成図である。決済サーバ100は、例えば、通信部110と、決済コンテンツ提供部120と、決済処理部130と、情報管理部140と、記憶部170とを備える。通信部110および記憶部170以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
決済処理部130は、利用者端末装置10または第1店舗端末装置50から決済情報が取得されると、利用者情報172を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部130は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部130は、例えば、利用者IDに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じた清算サイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。
審査サーバ200は、対象の店舗が電子決済サービスの加盟店として適切であるか否かを判定する。審査サーバ200は、例えば、店舗を格付けする。図7は、審査サーバ200が実行する格付の概要について説明するための図である。審査サーバ200は、AML(Anti-Money Laundering)リスク格付と不正加盟店格付とを行う。AML格付は、店舗のマネーローンダリングリスクを格付する処理であり、不正加盟店格付は、店舗が不正行為を行うリスクを格付けする処理である。審査サーバ200は、例えば、それぞれの格付けにおいて「H(ハイリスク)」、「M(ミドルリスク)」および「L(ローリスク)」のいずれかの格付けを行う。格付けには、自動で格付けを行う自動格付と、審査者が行う手動格付けとがある。
図8は、審査サーバ200の構成図である。審査サーバ200は、例えば、通信部210と、情報管理部220と、手動スコア取得部230と、自動スコア取得部240と、統合スコア導出部250と、情報処理部260と、記憶部270とを備える。通信部210および記憶部270以外の構成要素は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。自動スコア取得部240と統合スコア導出部250との一方または双方は「判定処理部」の一例である。
審査サーバ200は、格付A、格付B、または格付Cを行い店舗(加盟店)の審査を行う。図9は、格付A-Cについて説明するための図であるである。格付A(初回自動格付け)は、店舗が新規加盟店の申請を行った際の審査時(新規加盟時)または本実施形態の格付の処理を導入する時(格付導入時)に実施される格付である。格付B(2回目以降自動格付け)は、日次などの所定のタイミングで実施される格付である。格付Aおよび格付Bは、自動スコア取得部240が自動で行う格付け(自動格付)である。自動格付は、算出計算式がパターン化かつシステム化されており、定期的にシステムにより確定する格付けである。また、自動格付では、過去に手動格付けが行われている場合は「手動格付によるスコア」が加味される。
図10は、審査の処理の流れの一例を示す図である。審査サーバ200は、店舗から新規加盟の申し込みがあった場合、格付Aを行う。その後、審査サーバ200は、日次などの所定の間隔やタイミングで加盟店に対して格付Bを行う。
・情報変更があったこと・・・加盟店の法人関係者や取扱商材など加盟店の情報に変更があったこと。
・加盟店情報に不備が生じたこと・・・加盟店のURLのリンク切れや加盟店のウエブページにアクセスできないこと、加盟店の電子メールが不通であること。
・取引状況が条件に合致したこと・・・電子決済サービスの利用状況(取引状況)のモニタリング結果が、予め規定された条件を満たすこと。
・問い合わせの状況が条件に合致したこと・・・電子決済サービスのユーザが加盟店に関する問い合わせをカスタマーセンターに行った件数が閾値以上となったことや、加盟店に対する苦情を受けたこと。
・企業情報の不一致が生じたこと・・・加盟店情報の内容と、情報提供機関などから取得した情報の内容とに不一致が生じたこと。
審査サーバ200は、上記の格付および審査フローの処理において生成した情報を管理者端末装置300に提供し、提供した情報を含むインターフェース画面を管理者端末装置300の表示部に表示させる。
審査サーバ200は、以下で説明するように過去に得られたスコアを加味して格付を行う。図13は、格付が行われる処理の一例について説明するための図である。例えば、統合スコア導出部250は、第1スコアが取得されるタイミングに応じて、過去に取得された第1スコアと、タイミングで取得される第1スコアと、タイミングの直近の第2スコアとに基づいて、加盟店の適性を示す統合スコアを導出する。統合スコア導出部250は、第2スコアが取得されるタイミングに応じて、過去に取得された第1スコアと、タイミングで取得される第2スコアとに基づいて、加盟店の適性を示す統合スコアを導出する。過去に取得された第1スコアは、タイミングの直近に取得された第1スコアである。過去に取得された第1スコアは、過去の一定期間内に取得された第1スコアが累積されたスコアである。
図14は、条件情報の内容について説明するための図である。条件情報は、例えば、(1)-(23)のインジケータとインジケータのそれぞれに対応する格付要素とが対応付けられた情報である。格付要素は、インジケータに対応する条件や、条件に対する判定結果ごとのスコアなどである。審査サーバ200は、例えば、条件情報と、動的な情報である加盟店情報とに基づいてスコアを導出して、スコアを利用して格付けを行う。例えば、スコアが高いほど格付けが低い。条件情報を用いた判定に利用される加盟店の情報は、加盟店情報272に含まれている。
審査サーバ200は、設立からの年数と設定された閾値とに基づいてスコアを導出する。例えば、設立からの年数が短いほど、高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、資本金と設定された閾値とに基づいてスコアを導出する。例えば、資本金が小さいほど、高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、外部の情報提供機関から得た評点と設定された閾値とに基づいてスコアを導出する。例えば、外部機関の評点が小さいほど、高いスコアが付与される。評点とは、例えば、加盟店の健全性や経営状態などを示す評点である。
審査サーバ200は、加盟店の法的構造と、予め設定された条件とに基づいてスコアを導出する。法的構造とは、加盟店の種別であって、上場株式会社、上場株式会社のグループ会社、合同会社、非営利法人、地方公共団体、人格なき社団であるかなどである。
審査サーバ200は、加盟店の規模と業態(例えばオンライン店舗またはオフライン店舗)との組み合わせと、予め設定された条件とに基づいてスコアを導出する。組み合わせごとに、スコアが対応付けられ、組み合わせに応じたスコアが付与される。
審査サーバ200は、加盟店の業種(例えば取り扱い商材)が予め設定された業種である否を判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。業種ごとに、スコアが対応付けられ、業種に応じたスコアが付与されてもよい。例えば、第1条件276で高いスコアが付与される業種と、第2条件278で高いスコアが付与される業種とは異なっている。第1条件276において高いスコアが付与される業種は、加盟店における電子決済に係る金銭が不適切に加盟店から他の機関に移転されるリスクに基づいて設定された業種である。予め設定された業種に該当する加盟店に対するスコアは、該当しない加盟店に対するスコアよりも高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、過去に同一企業(加盟店が属する団体や機関)で、決済停止や強制解約などの予め設定された条件に該当した事例があるか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。該当した事例がある場合、事例がない場合よりも高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、加盟店の所在地が予め設定された位置(住所など)に該当しているか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。所在地とは、例えば、法人所在地または店舗所在地である。
審査サーバ200は、実質的支配者(または代表者)の居住国が予め設定された国(地域など)に該当しているか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。予め設定された国に該当している場合、該当していない場合よりも高いスコアが付与される。例えば、AMLと関連性が高いまたはAMLのリスクが高いと推定される国が居住国である場合は、リスクが高いと判定される。
審査サーバ200は、実質的支配者(または代表者)の国籍が予め設定された国籍(地域など)に該当しているか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。予め設定された国籍に該当している場合、該当していない場合よりも高いスコアが付与される。例えば、AMLと関連性が高いとまたはAMLのリスクが高いと推定される国の国籍である場合は、リスクが高いと判定される。
審査サーバ200は、電子決済サービスにおける取引実績において予め設定された適切でないまたは疑わしい取引実績があるか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。例えば、適切でないまたは疑わしい取引実績がある場合、適切であるまたは疑わしい取引実績がない場合よりも高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、加盟店における電子決済サービスとは異なる他の電子決済サービスの利用度合が予め設定された条件を満すか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。条件とは、例えば閾値以上であることである。例えば、他の電子決済サービスの利用度合が高いほど、高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、所定期間における加盟店に対するCS問い合わせ件数(カスタマーサービスセンターへの問い合わせ件数)が、予め設定された条件を満すか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。例えば、ユーザから加盟店に対する問い合わせが多いほど、高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、加盟店におけるユーザの電子決済サービスの決済履歴が、予め設定された条件を満すか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。条件は、例えば、特定のユーザが所定額以上の決済を所定期間において行っていることである。
審査サーバ200は、加盟店情報の加盟店の連絡先が利用可能であるか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。連絡先とは、例えば、電子アドレスや電話番号などである。利用可能とは、連絡先を利用した連絡が可能なことである。
審査サーバ200は、加盟店の識別情報がエンコードされたコード情報の利用態様が所定の条件に該当するかの否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。コード情報は、電子決済サービスの決済で利用される店舗コード画像である。所定の条件とは、コード情報の利用が規定外であることである。規定外とは、例えば、店頭でコード情報を利用可能であり、インターネット上で利用不可とされているコード情報が、インターネット上で閲覧可能(または利用可能)であることである。また、規定外とは、例えば、加盟店がホームページなどにコード情報を掲載していることである。また、規定外とは、上記に代えて(または加えて)、例えば、コード情報が印刷された広告などの印刷物が流通していることや、コード情報が電子決済サービス以外の用途に利用されていることなどであってもよい。
審査サーバ200は、電子決済サービスにおける加盟店のウォレット(加盟店の識別情報に対応付けられたウォレット)の状態が、基準を満たすか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。基準とは、例えば、ウォレットがマイナス残高で運用されている状態や、マイナス残高で運用されている状態が所定回数発生した状態であること、残高が閾値以下あることなどである。例えば、加盟店において電子決済サービスが利用され電子決済が行われると、加盟店のウォレットに電子決済に係る金額がチャージされ、電子決済済の決済がキャンセルされると、ウォレットの残高からキャンセル分の金額が差し引かれる。この際、ウォレットの残高によってはマイナス残高となることがある。マイナス残高である場合は、リスクが高いとして、マイナス残高でない場合よりも高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、電子決済サービスにおける加盟店の売上金額が、予め設定された条件に該当するか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。例えば、売上金額が異常値である場合は、高いスコアが付与される。異常値であるか否かの判定は、例えば、業種が加味される。
審査サーバ200は、決済アプリ20において利用可能なクレジットカードを利用した決済の履歴が基準を満たすか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。基準とは、例えば、クレジットカードの利用度合が閾値以上であることや、クレジットカードを利用して所定額以上の電子決済が行われている場合、これらの条件を満たさない場合よりも高いスコアが付与される。例えば、決済アプリ20においてクレジットカードを利用して高額の決済が行われている場合、AMLのリスクが高いとして、高額の決済が行われていない場合よりも高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、加盟店によって申告され加盟店情報に登録された情報と、管理者が保有している情報とが一致するか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。
審査サーバ200は、加盟店の清算サイクルに基づいてスコアを導出する。清算サイクルとは、例えば、上述したウォレットを清算するサイクルである。例えば、清算サイクルが短いほど、高いスコアが付与される。
審査サーバ200は、電子決済サービスの所定期間の決済の金額と、所定値との差異が閾値以上であるか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。所定期間とは、例えば1カ月などの任意の期間である。閾値は、例えば、過去の履歴から得られた平均額である。
審査サーバ200は、加盟店が代表加盟店に該当するか否かを判定し、判定結果に基づいてスコアを導出する。代表加盟店であるか否かを示す情報は、加盟店情報に含まれている。
以下、第2実施形態について説明する。第1実施形態では、格付の実施において、手動格付スコアを次の格付に加味するものとした。これに対して、第2実施形態では、手動格付スコアと自動格付スコアとの差分が次の格付に加味される。以下、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
統合スコア導出部250は、第1スコア(手動格付スコア)が取得されるタイミングまたは第2スコア(自動格付スコア)が導出されるタイミングに応じて、上記のタイミングより前の直近に取得された第1スコア(例えば[2]の格付Cのスコア;30点)と、上記のタイミングで取得される第1スコアと上記のタイミングで導出される第2スコア(例えば[3]の格付Bのスコア;10点)とのうち少なくとも一方のスコアとを用いて、加盟店の適性を示す統合スコア([3]の格付Bの総合スコア;30点)を導出する。この処理は、例えば[4]-[6]および[7]の格付においても適用されてもよい。
審査サーバ200は、加盟店情報に含まれる情報に変更が生じた場合、スコアの引き継ぎをリセットしてもよい。図16は、格付が行われる処理の他の一例について説明するための図である。上記の図15の内容との相違点を中心に説明する。例えば、[3]の格付Bが実施された後、所在地の変更が生じたものとする。この場合、過去の差分スコア累積は、変更後の加盟店情報に対するスコアとして適切でないため、差分スコア累積をリセットする。このように、統合スコア導出部250が、加盟店情報に含まる情報に変更が生じた場合、差分スコア累積をリセットすることで、[4]の格付Bにおいて、差分のスコアの引き継ぎはされずに、自動格付スコアによって適切な格付がされる。
審査サーバ200は、流動的な要素の変動によって格付のスコアが導出されている場合、このスコアを引き継がずに、これまでの差分のスコアを引き継いでもよい。図17は、格付が行われる処理の他の一例について説明するための図である。上記の図15の内容との相違点を中心に説明する。
20 決済アプリ
50 第1店舗端末装置
60 店舗コード画像
70 第2店舗端末装置
100 決済サーバ
200 審査サーバ
222 加盟店情報取得部
224 条件情報取得部
230 手動スコア取得部
240 自動スコア取得部
250 統合スコア導出部
260 情報処理部
276 第1条件
278 第2条件
300 管理者端末装置
Claims (16)
- 審査者が入力した電子決済サービスの加盟店としての適性を示す第1スコアを定期的にまたは随時取得する手動スコア取得部と、
記憶部に記憶された、審査条件および前記加盟店の動的な情報である加盟店情報に基づいて、所定のタイミングで繰り返し、前記加盟店としての適性を示す第2スコアを導出する自動スコア導出部と、
前記第1スコアが取得されるタイミングまたは前記第2スコアが導出されるタイミングに応じて、前記タイミングより前の過去に取得された前記第1スコアと、前記タイミングで取得される前記第1スコアと前記タイミングで導出される前記第2スコアとのうち少なくとも一方のスコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する統合スコア導出部と、
を備える情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、前記第1スコアが取得されるタイミングに応じて、過去に取得された前記第1スコアと、前記タイミングで取得される前記第1スコアと、前記タイミングの直近の第2スコアとに基づいて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記過去に取得された前記第1スコアは、前記タイミングの直近に取得された第1スコアである、
請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記過去に取得された前記第1スコアは、前記過去の一定期間内に取得された第1スコアが累積されたスコアである、
請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、
前記過去の第1スコアの導出に用いられた前記加盟店の情報に変更があった場合、前記第1スコアが導出されるタイミングに応じて、前記過去に取得された前記第1スコアを利用せずに、変更された加盟店の情報に基づく第1スコアを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記第1スコアは、引継ぎ対象のスコアと、引継ぎ対象でないスコアとを含み、
前記統合スコア導出部は、前記第1スコアが導出されるタイミングに応じて、前記過去に取得された前記第1スコアの引継ぎ対象でないスコアを利用せず、前記過去に取得された前記第1スコアの引継ぎ対象であるスコアと、前記タイミングで取得される前記第1スコアとに基づいて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、前記第2スコアが取得されるタイミングに応じて、過去に取得された前記第1スコアと、前記タイミングで取得される前記第2スコアとに基づいて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記過去に取得された前記第1スコアは、前記タイミングの直近に取得された第1スコアである、
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記過去に取得された前記第1スコアは、前記過去の一定期間内に取得された第1スコアが累積されたスコアである、
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、
前記過去の第1スコアの導出に用いられた前記加盟店の情報に変更があった場合、前記第2スコアが導出されるタイミングに応じて、前記過去に取得された前記第1スコアを利用せずに、変更された加盟店の情報に基づく第1スコアと、前記タイミングで取得される前記第2スコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記第1スコアは、引継ぎ対象のスコアと、引継ぎ対象でないスコアとを含み、
前記統合スコア導出部は、前記第2スコアが導出されるタイミングに応じて、前記過去に取得された前記第1スコアの引継ぎ対象でないスコアを利用せず、前記過去に取得された前記第1スコアの引継ぎ対象であるスコアと、前記タイミングで取得される前記第2スコアとに基づいて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項9に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、前記第2スコアが取得されるタイミングに応じて、前記タイミングより前の直近に取得された前記第1スコアと前記タイミングより前の直近に取得された前記第2スコアとの差分と、前記タイミングで取得された前記第2スコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、前記第1スコアが取得されるタイミングに応じて、前記タイミングより前の直近に取得された前記第1スコアと前記タイミングより前の直近に取得された前記第2スコアとの差分と、前記タイミングで取得された前記第2スコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記統合スコア導出部は、前記加盟店において前記加盟店の識別情報がエンコードされたコード情報をユーザの端末装置が読み取って、または前記加盟店の端末装置が前記ユーザの端末装置の表示部に表示された前記ユーザの識別情報がエンコードされたコード情報を読み取って行われる電子決済サービスにおける加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
請求項1から13のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータが、
審査者が入力した電子決済サービスの加盟店としての適性を示す第1スコアを定期的にまたは随時取得し、
記憶部に記憶された、審査条件および前記加盟店の動的な情報である加盟店情報に基づいて、所定のタイミングで繰り返し、前記加盟店としての適性を示す第2スコアを導出し、
前記第1スコアが取得されるタイミングまたは前記第2スコアが導出されるタイミングに応じて、前記タイミングより前の過去に取得される前記第1スコアと、前記タイミングで取得された前記第1スコアと前記タイミングで導出される前記第2スコアとのうち少なくとも一方のスコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出する、
情報処理方法。 - コンピュータに、
審査者が入力した電子決済サービスの加盟店としての適性を示す第1スコアを定期的にまたは随時取得させ、
記憶部に記憶された、審査条件および前記加盟店の動的な情報である加盟店情報に基づいて、所定のタイミングで繰り返し、前記加盟店としての適性を示す第2スコアを導出させ、
前記第1スコアが取得されるタイミングまたは前記第2スコアが導出されるタイミングに応じて、前記タイミングより前の過去に取得される前記第1スコアと、前記タイミングで取得された前記第1スコアと前記タイミングで導出される前記第2スコアとのうち少なくとも一方のスコアとを用いて、前記加盟店の適性を示す統合スコアを導出させる、
プログラム。
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Citations (2)
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CN112862566A (zh) * | 2021-01-29 | 2021-05-28 | 银盛支付服务股份有限公司 | 一种商户实时评级方法 |
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