JP2024040850A - 制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】良好な像振れ補正効果を得ることが可能な制御装置を提供すること。【解決手段】制御装置は、カメラと交換レンズの一方に設けられた第1補正部材と、他方に設けられた第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、第1及び第2補正部材の移動可能量に基づく第1及び第2補正部材のそれぞれを用いた補正の第1補正比率、もしくは第1又は第2補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報に基づく第1及び第2補正部材のそれぞれを用いた補正の第2補正比率に基づいて、第1及び第2補正部材の少なくとも一方を用いて像振れ補正を行う補正部と、第1補正比率に基づく像振れ補正が行われ、かつ台形歪みの補正が行われる第1制御、又は第2補正比率に基づく像振れ補正が行われ、かつ台形歪みの補正が行われない第2制御を実行する制御部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、交換レンズに設けられた補正レンズの移動による像振れ補正(OIS)と、カメラに設けられた撮像素子の移動による像振れ補正(IIS)の両方を用いて、防振を行うカメラシステムが提案されている。特許文献1には、OISとIISの双方の振れ補正範囲を有効に使いきるようにOISとIISの振れ補正比率を設定する構成が開示されている。
また、中心射影方式を採用する交換レンズ内の光学系によっては、手振れ時に被写体像上で生じる像点移動量が画像の中心部と周辺部で異なることが起こりうる。特に光学系が広角になる程、周辺部の像点移動量は中心部に比べて大きくなるため、像振れ補正を行うと、周辺部では中心部に比べてブレが大きく残ることがある。特許文献2には、中心射影方式により生じる中心部の像振れ量と任意の像点位置の像振れ量の差分を考慮して振れ補正比率を設定する構成が開示されている。
更に、特許文献3には、撮像装置に加えられる振れによって画像が台形状に歪む像振れを画像変形させることにより打ち消す、いわゆる電子振れ補正の一つである、あおり補正を行う構成が開示されている。
特許第6410431号公報 特開2018-173632号公報 特許第6103877号公報
特許文献1と特許文献2の構成では、振れ補正比率の設定の違いにより、画像の周辺部の像振れの低減具合が異なる。あおり補正も併せて実施する場合、振れ補正比率の設定の仕方に合わせて動作を変化させなければ、適切なあおり補正を行うことができなくなる恐れがある。
本発明は、良好な像振れ補正効果を得ることが可能な制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての制御装置は、撮像装置と撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置の一方に設けられた第1補正部材と、撮像装置とレンズ装置の他方に設けられた第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、第1補正部材の移動可能量と第2補正部材の移動可能量とに基づく、第1補正部材を用いた補正と第2補正部材を用いた補正との第1補正比率、又は第1補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報と第2補正部材を用いた補正を行った場合の中心部と周辺部の像移動量に関する情報とに基づく、第1補正部材を用いた補正と第2補正部材を用いた補正との第2補正比率に基づいて、第1補正部材と第2の補正部材との少なくとも一方を用いて像振れに対する補正を行う第1補正部と、第1補正部による第1補正比率に基づく像振れに対する補正が行われ、かつ像振れのうち台形歪みを補正する第2補正部による台形歪みの補正が行われる第1制御、又は第1補正部による第2補正比率に基づく像振れの補正が行われ、かつ第2補正部による台形歪みの補正が行われない第2制御を実行する制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、良好な像振れ補正効果を得ることが可能な制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るカメラシステムのブロック図である。 像振れ補正部のブロック図である。 第1の振れ補正比率の設定方法を示す図である。 OISとIISで所定量のブレを補正した場合において、画像の中心部の像振れ残り量を0としたときの像高ごとの像振れ残り量を示す図である。 第2の振れ補正比率の設定方法を示す図である。 射影変換の説明図である。 電子防振の種類を示す図である。 実施例1のOISとIISの協調駆動制御を示すフローチャートである。 実施例2のOISとIISの協調駆動制御を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステムのブロック図である。カメラシステムは、カメラ本体(撮像装置)100、及びカメラ本体100に着脱可能かつ通信可能に装着される交換レンズ101を有する。
カメラ本体100は、カメラMPU102、操作部103、撮像素子104、カメラ側接点端子105、カメラ側ジャイロセンサ106、撮像素子アクチュエータ107、撮像素子位置センサ108、加速度センサ109、及び背面ディスプレイ116を備える。
カメラMPU102は、カメラシステムの制御全体を司るコントローラであり、操作部103からの入力に応じて、自動露出(AE)、自動焦点調節(AF)、及び撮像等の様々な動作を制御する。また、カメラMPU102は、カメラ側接点端子105及び交換レンズ101に設けられたレンズ側接点端子112を通じて交換レンズ101に設けられたレンズMPU110との間で各種命令や情報を通信する。カメラ側接点端子105及びレンズ側接点端子112には、カメラ本体100から交換レンズ101に対して電源を供給するための電源端子も含まれている。
操作部103は、各種撮像モードの設定を行うモードダイヤルや、撮像準備動作や撮像の開始を指示するためのレリーズボタン等を備える。レリーズボタンの半押し操作によって第1スイッチ(SW1)がオンになり、全押し操作により第2スイッチ(SW2)がオンになる。SW1のオンに応じて撮像準備動作としてのAE及びAFが行われ、SW2のオンに応じてAE設定の確定及びAFの停止等が行われると共に、撮像(露光)の開始が指示される(SW2-1のオン)。該指示から所定時間後に実際の露光が開始される(SW2-2のオン)。SW2-1及びSW2-2は、設定された露光時間が経過し、撮像が終了したタイミングでオフされる。SW1、SW2-1、及びSW2-2のオフ/オンは、通信によりカメラMPU102からレンズMPU110に通知される。
撮像素子104は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、後述する撮像光学系により形成される被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。カメラMPU102は、撮像素子104からの撮像信号を用いて映像信号を生成する。
カメラ側ジャイロセンサ106は、手振れ等によるカメラ本体100に加わる角度振れ(カメラ振れ)を検出して角速度信号としてのカメラ振れ検出信号を出力する。カメラMPU102は、カメラ振れ検出信号と後述するIISの振れ補正比率とに基づいて撮像素子アクチュエータ107を駆動することで、撮像素子104を後述する撮像光学系の光軸に直交する方向の成分を含む方向へ移動させる。これにより、カメラ振れによる像振れを低減(補正)することができる。この際、カメラMPU102は、撮像素子位置センサ108により検出される撮像素子104の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標位置に近づくように撮像素子アクチュエータ107のフィードバック制御を行う。上記構成により、撮像素子104の移動による像振れ補正(以下、IISという)が行われる。また、カメラMPU102は、IISを行うと共に、カメラ側ジャイロセンサ106からの信号を用いて画像を電子的に変形し、並進変形、回転変形、及び台形変形(あおり補正)等の所謂電子防振も実施する。
加速度センサ109は、カメラ本体100の姿勢を検出したり、カメラ側ジャイロセンサ106では検出の難しいブレ(シフト振れ)を検出したりする。
背面ディスプレイ116は、カメラMPU102が撮像素子104からの撮像信号を用いて生成した映像信号に対応する映像を表示する。撮像前においては、ユーザは表示される映像をファインダ映像(ライブビュー映像)として観察することができる。また、撮像後においては、背面ディスプレイ116に撮像により生成された記録用の静止画又は動画を表示することができる。本実施形態における「撮像」とは、記録用撮像を意味する。
交換レンズ101は、像振れ補正レンズ114を含む撮像光学系、レンズMPU110、レンズ側ジャイロセンサ111、レンズ側接点端子112、レンズアクチュエータ113、及びレンズ位置センサ115を備える。
レンズ側ジャイロセンサ111は、交換レンズ101に加わる角度振れ(レンズ振れ)を検出して角速度信号としてのレンズ振れ検出信号を出力する。レンズMPU110は、レンズ振れ検出信号と後述するOISの振れ補正比率とに基づいてレンズアクチュエータ113を駆動することで、像振れ補正レンズ114を撮像光学系の光軸に直交する方向の成分を含む方向へ移動させる。これにより、レンズ振れによる像振れを低減(補正)することができる。この際、レンズMPU110は、レンズ位置センサ115により検出される像振れ補正レンズ114の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標位置に近づくようにレンズアクチュエータ113のフィードバック制御を行う。上記構成により、像振れ補正レンズ114の移動による像振れ補正(以下、OISという)が行われる。
また、レンズMPU110は、本実施例では、補正部(第1補正部)110a、及び制御部110bを備える。補正部110aは、OISとIISとの第1の振れ補正比率(第1補正比率)、又はOISとIISとの第2の振れ補正比率(第2補正比率)に基づいて、撮像素子104と像振れ補正レンズ114との少なくとも一方を用いて像振れに対する補正を行う。第1の振れ補正比率は、撮像素子104の移動可能量と像振れ補正レンズ114の移動可能量とに基づいて決定される。また、第2の振れ補正比率は、OISを行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報とIISを行った場合の中心部と周辺部の像移動量に関する情報とに基づいて決定される。制御部110bは、第1制御又は第2制御を実行する。第1制御では、補正部110aによる第1の振れ補正比率に基づく像振れに対する補正が行われ、かつ後述する像振れのうち台形上に歪む振れ(台形歪み)を補正する画像変形処理部(第2補正部)217による台形歪みの補正が行われる。第2制御では、補正部110aによる第2の振れ補正比率に基づく像振れに対する補正が行われ、かつ画像変形処理部217による台形歪みの補正が行われない。
以下、図2を参照して、カメラシステムの像振れ補正部の構成を説明する。図2は、像振れ補正部のブロック図である。像振れ補正部は、カメラMPU102の一部である像振れ補正部201、及びレンズMPU110の一部である像振れ補正部209を備える。
像振れ補正部201は、カメラジャイロオフセット除去部202、カメラ側角度変換部203、カメラ情報記憶部204、レンズ通信送信部205、レンズ通信受信部206、カメラ側協調駆動制御部207、及び撮像素子駆動制御部208を備える。カメラジャイロオフセット除去部202は、カメラ側ジャイロセンサ106により検出された角速度信号から、オフセット成分を除去する。カメラ側角度変換部203は、カメラジャイロオフセット除去部202から出力された角速度信号を角度信号に変換する。カメラ情報記憶部204は、IISの補正部材である撮像素子104のストローク(移動可能量)や、センササイズ等の情報を記憶している。レンズ通信送信部205は、カメラ情報記憶部204に保存されている情報を像振れ補正部209のカメラ通信受信部214に送信する。レンズ通信受信部206は、像振れ補正部209のカメラ通信送信部213から送信された情報を受信する。カメラ側協調駆動制御部207は、カメラ情報記憶部204に保存されている情報、及びレンズ通信受信部206が受信した情報に基づいて、IISで補正する像振れ量を決定する。撮像素子駆動制御部208は、カメラ側角度変換部203から出力された角度信号とカメラ側協調駆動制御部207から出力された像振れ量とを用いて、撮像素子104の駆動制御信号を生成する。また、カメラジャイロオフセット除去部202からの出力はカメラMPU102内の別処理ブロックである画像変形処理部217に送られ、画像変形処理部217はカメラジャイロオフセット除去部202からの出力を用いて画像に対して画像変形処理を実行する。
像振れ補正部209は、レンズジャイロオフセット除去部210、レンズ側角度変換部211、レンズ情報記憶部212、カメラ通信送信部213、カメラ通信受信部214、レンズ側協調駆動制御部215、及び像振れ補正レンズ駆動制御部216を備える。レンズジャイロオフセット除去部210は、レンズ側ジャイロセンサ111により検出された角速度信号から、オフセット成分を除去する。レンズ側角度変換部211は、レンズジャイロオフセット除去部210から出力された角速度信号を角度信号に変換する。カメラ通信送信部213は、レンズ情報記憶部212に保存されている情報を像振れ補正部201のレンズ通信受信部206に送信する。カメラ通信受信部214は、像振れ補正部201のレンズ通信送信部205から送信された情報を受信する。
レンズ情報記憶部212は、振れ補正比率に関する情報や、OISの補正部材である像振れ補正レンズ114のストロークを記憶している。また、レンズ情報記憶部212は、撮像素子104が所定量移動した場合の像振れ補正角、すなわちカメラ像振れ補正敏感度の情報を記憶している。
また、レンズ情報記憶部212は、像振れ補正レンズ114が画像の中心部の像振れを所定角補正した場合の画像の周辺部の像振れ補正残り量であるレンズ周辺像振れ補正残り量情報を記憶している。なお、レンズ周辺像振れ補正残り量は、像振れ補正レンズ114を所定量移動させた場合の画像の中心部の像点移動量と所定像高における像点移動量の情報でもよいし、像振れ補正レンズ114を所定量移動させた場合の像振れ補正角度の情報から求められてもよい。また、レンズ周辺像振れ補正残り量は、画像の中心部の像振れを所定角補正した場合の画像の周辺部の像振れ補正残り量が像高ごとにどのように変化するかを示す関数であってもよい。
更に、レンズ情報記憶部212は、撮像素子104が画像の中心部の像振れを所定角補正した場合の画像の周辺部の像振れ補正残り量であるカメラ周辺像振れ補正残り量を記憶している。なお、カメラ周辺像振れ補正残り量は、カメラ本体100を所定量回転させた場合の画像の中心部の像点移動量と所定像高における像点移動量の情報から求められてもよい。また、カメラ周辺像振れ補正残り量は、画像の中心部の像振れを所定角補正した場合の画像の周辺部の像振れ補正残り量が像高ごとにどのように変化するかを示す関数であってもよい。
なお、レンズ情報記憶部212に保存される情報は、撮像光学系に含まれるズームレンズや、フォーカスレンズの移動により切り替わる情報であってもよい。
レンズ側協調駆動制御部215は、レンズ情報記憶部212に保存されている情報、及びカメラ通信受信部214が受信した情報を用いて、OISとIISの協調駆動制御を行う。その際、レンズ側協調駆動制御部215は、各像振れ補正部で補正する像振れ量を決定するための振れ補正比率の設定を行う。また、レンズ側協調駆動制御部215は、レンズ情報記憶部212が記憶している情報、及びカメラ通信受信部214が受信した情報を用いて、振れ補正比率や、IISに必要な敏感度に関するレンズ内部情報を切り替える判断を行う。像振れ補正レンズ駆動制御部216は、レンズ側角度変換部211から出力された角度信号を用いて、像振れ補正レンズ114の駆動制御信号を生成する。
以下、図3を参照して、OISとIISの第1の振れ補正比率の設定方法について説明する。振れ補正比率は、その目的によって、複数の方法から設定可能である。図3は、OISとIISの補正部材のストローク比を用いて第1の振れ補正比率を設定する方法を示す図である。範囲301は、IISの補正部材である撮像素子104のメカニカルな可動範囲である。範囲302は、交換レンズ101のイメージサークルであり、OISの補正部材である像振れ補正レンズ114の可動範囲である。範囲303は、像振れ補正レンズ114のY軸方向のストローク(OISストローク)である。また、撮像素子104は、範囲301の内部かつ範囲302の内部で移動する必要がある。範囲304は、撮像素子104のY軸方向のストローク(IISストローク)である。カメラシステム全体の像振れを2つの補正部材を用いて像振れ補正を行う際、以下に示される第1の振れ補正比率を設定することで、OISとIISの補正部材のそれぞれのストロークを有効に活用して像振れ補正を行うことができる。
OISの振れ補正比率:OISストローク/(IISストローク+OISストローク)
IISの振れ補正比率:IISストローク/(IISストローク+OISストローク)
以下、画像の周辺部の像振れ残り量を抑えるための第2の振れ補正比率の設定方法について説明する。一般的な光学系には歪曲収差が残存しているため、IISで補正した際に歪曲収差量の変化によって画像の中心部と周辺部での像点移動量に差が生じる。また、OISにおいてもレンズの偏心による偏心歪曲が発生するため、偏心歪曲の変動によって画像の中心部と周辺部での像点移動量に差が生じる。したがって、IISにおいては射影方式による影響と歪曲収差の影響により、画像の中心部と周辺部の像点移動量に差が生じ、OISにおいては射影方式による影響と偏心歪曲収差の影響により画像の中心部と周辺部の像点移動量に差が生じる。すなわち、画像の中心部と周辺部の像点移動量に差が生じる原因がOISとIISで異なるため、OISとIISで画像の中心部と周辺部の像点移動量の比が異なる。
図4は、OISとIISで所定量の像振れを補正した場合において、画像の中心部の像振れ残り量を0としたときの像高ごとの像振れ残り量を示す図である。図4に示されるように、画像の中心部と周辺部の像点移動量の比が異なる場合は一方の補正部材を優先的に用いて像振れ補正を行った方が、画像の中心部と周辺部での像振れ残り量が小さくなる。
そこで、図5に示されるように、カメラシステム全体での像振れ補正量aに対して、第2の振れ補正比率を設定する方法が考えられる。像振れ補正量aの絶対値が所定の閾値TH1よりも小さい場合、OISの振れ補正比率をA(=1)に設定し、IISの振れ補正比率を1-A(=0)に設定する。像振れ補正量aの絶対値が所定の閾値TH1以上、かつ所定の閾値TH2より小さい場合、OISの振れ補正比率をBに設定、IISの振れ補正比率を1-Bに設定し、徐々にOISとIISの振れ補正比率を変化させる。像振れ補正量aの絶対値が所定の閾値TH2以上である場合、OISの振れ補正比率をC(=0)、IISの振れ補正比率を1-C(=1)に設定する。このように、画像の中心部に対する周辺部の像点移動量が小さい方を優先的に使用することで、ストローク比で振れ補正比率を設定する方法に比べて、画像の周辺部の像振れ残り量を低減するように振れ補正比率を設定することができる。ただし、図5に示される方法を行うと、振れ補正比率A,B,Cのそれぞれの領域において、画像の周辺部の像振れ残り量が異なるという現象が発生すると共に、ストローク比に基づく第1の振れ補正比率を設定するよりも演算負荷が増加する。
以下、電子防振について説明する。電子防振は一般的に、射影変換等の幾何変形を用いて画像変形を行うことで実施される。例えば、図6に示されるように、ある被写体を撮影しているときの姿勢Aが姿勢Bに変化した際、行列式Hを用いて姿勢Aにおける画像I上の点Pを、姿勢Bにおける画像I上の点Pに変換することができる。射影変換の種類としては図7に示されるように、並進、回転、あおり等があり、行列式の各パラメータ設定によりそれぞれの変換を行うことができる。ここで、並進と回転の補正量は、カメラ側ジャイロセンサ106の出力及び交換レンズ101の焦点距離情報から算出可能である。あおり補正量は、並進移動量と焦点距離情報から算出可能である。しかしながら、計算が複雑になるため、カメラシステムに加わる像振れに対して、各射影変換補正量は比例して変化するという前提で式を構築していることが多い。したがって、前述した画像の周辺部の像振れ残り量を抑えるための第2の振れ補正比率を設定した場合、カメラシステムに加わる像振れ量に応じて周辺部の像振れ残り量が非線形で変化する。このような状態で電子防振を実施すると、特に台形歪みを補正するあおり補正において補正が正しく行われないという問題が生じる。
以下、図8を参照して、本実施例のOISとIISの協調駆動制御について説明する。本実施例では、レンズMPU110が協調駆動制御を実行するものとする。図8は、本実施例のOISとIISの協調駆動制御を示すフローチャートである。カメラシステムに電源が入り、初期駆動動作等を経た後に、本フローが開始される。
ステップS801では、レンズMPU110は、協調駆動制御に必要な情報を取得する。協調駆動制御に必要な情報とは、OISとIISの補正部材のストローク、カメラ周辺像振れ補正残り量、レンズ周辺像振れ補正残り量、像振れ補正に必要な敏感度の情報、及び画像変形処理部217による電子防振の実施の有無に関する情報等である。
ステップS802では、レンズMPU110は、電子防振のうち、あおり補正の実施の有無を判定する。あおり補正を実施すると判定された場合、ステップS803の処理が実行され、あおり補正を実施しないと判定された場合、ステップS804の処理が実行される。
ステップS803では、レンズMPU110は、ストローク比に基づく第1の振れ補正比率の設定方法を選択する。
ステップS804では、レンズMPU110は、画像の周辺部の像振れ残り量を抑えるための第2の振れ補正比率の設定方法を選択する。
ステップS805では、レンズMPU110は、選択された振れ補正比率の設定方法に基づいてOISの振れ補正比率及びIISの振れ補正比率を設定する。
ステップS806で、レンズMPU110は、ステップS805で設定された振れ補正比率を用いてOIS及びIISを実行する。
本実施例の構成によれば、あおり補正を実施する場合、ストローク比に基づく第1の振れ補正比率の設定方法が選択される。すなわち、レンズMPU110は、画像変形処理部217にあおり補正を行わせ、かつステップS803で選択された設定方法で設定された第1の振れ補正比率でOISとIISの協調駆動制御を行う第1制御を実行する。これにより、OIS及びIISのストロークを適切に使い切るように像振れ補正を行い、画像の周辺部の像振れ残り量はあおり補正を用いて補正することができる。一方、あおり補正を実施しない場合、画像の周辺部の像振れ残り量を低減するための第2の振れ補正比率の設定方法が選択される。すなわち、レンズMPU110は、画像変形処理部217にあおり補正を行わせない、かつステップS804で選択された設定方法で設定された第2の振れ補正比率でOISとIISの協調駆動制御を行う第2制御を実行する。これにより、画像の周辺部の像振れ残り量を低減することができる。
なお、本実施例では、協調駆動制御はレンズMPU110により実行されるが、カメラMPU102により実行されてもよい。この場合、カメラMPU102は、補正部、及び制御部を備える。
本実施例のカメラシステムの基本的な構成は、実施例1のカメラシステムと同様である。本実施例では、協調駆動制御が実施例1と異なる。本実施例では、実施例1と異なる構成についてのみ説明し、共通の構成については説明を省略する。
以下、図9を参照して、本実施例のOISとIISの協調駆動制御について説明する。本実施例では、レンズMPU110が協調駆動制御を実行するものとする。図9は、本実施例のOISとIISの協調駆動制御を示すフローチャートである。カメラシステムに電源が入り、初期駆動動作等を経た後に、本フローが開始される。
ステップS901では、レンズMPU110は、協調駆動制御に必要な情報を取得する。協調駆動制御に必要な情報とは、OISとIISの補正部材の移動可能なストローク、カメラ周辺像振れ補正残り量、レンズ周辺像振れ補正残り量、像振れ補正に必要な敏感度の情報、及び画像変形処理部217による電子防振の実施の有無に関する情報等である。
ステップS902では、レンズMPU110は、カメラ周辺像振れ補正残り量とレンズ周辺像振れ補正残り量の一方に対する他方の比の値が所定値より大きいかどうかを判定する。カメラ周辺像振れ補正残り量とレンズ周辺像振れ補正残り量の一方に対する他方の比の値が所定値より大きいと判定された場合、すなわち第1の振れ補正比率に基づく像振れに対する補正の実施が選択された場合、ステップS903の処理が実行される。カメラ周辺像振れ補正残り量とレンズ周辺像振れ補正残り量の一方に対する他方の比の値が所定値より小さいと判定された場合、すなわち第2の振れ補正比率に基づく像振れに対する補正の実施が選択された場合、ステップS905の処理が実行される。なお、カメラ周辺像振れ補正残り量とレンズ周辺像振れ補正残り量の一方に対する他方の比の値が所定値と等しい場合、どちらのステップの処理が実行されるかは任意に設定可能である。
ステップS903では、レンズMPU110は、画像の周辺部の像振れ残り量を低減するための第2の振れ補正比率の設定方法を選択する。
ステップS904では、レンズMPU110は、電子防振のうち、あおり補正の実施を禁止するように設定する。これにより、電子防振では、並進と回転の変形のみが実施される。
ステップS905では、レンズMPU110は、ストローク比に基づく第1の振れ補正比率の設定方法を選択する。
ステップS906では、レンズMPU110は、選択された振れ補正比率の設定方法を用いてOISの振れ補正比率及びIISの振れ補正比率を設定する。
ステップS907で、レンズMPU110は、ステップS805で算出された振れ補正比率を用いてOIS及びIISを実行する。
本実施例の構成によれば、カメラ周辺像振れ補正残り量とレンズ周辺像振れ補正残り量の一方に対する他方の比の値が所定値より大きい場合、画像の周辺部の像振れ残り量を抑えるための第2の振れ補正比率の設定方法が選択される、そのため、画像の周辺部の像振れ残り量を低減することができる。また、この場合、電子防振のうちあおり補正の実施を禁止することで、高い像振れ補正効果を得ることができる。
なお、本実施例では、協調駆動制御はレンズMPU110により実行されるが、カメラMPU102により実行されてもよい。この場合、カメラMPU102は、取得部、判定部、及び設定部を備える。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)
撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置の一方に設けられ、像振れに対する補正を行う第1補正部材と、前記撮像装置と前記レンズ装置の他方に設けられ、前記像振れに対する補正を行う第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、
前記第1補正部材の移動可能量と前記第2補正部材の移動可能量とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第1補正比率、又は前記第1補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報と前記第2補正部材を用いた補正を行った場合の前記中心部と前記周辺部の像移動量に関する情報とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第2補正比率に基づいて、前記第1補正部材と前記第2の補正部材との少なくとも一方を用いて前記像振れに対する補正を行う第1補正部と、
前記第1補正部による前記第1補正比率に基づく前記像振れに対する補正が行われ、かつ前記像振れのうち台形歪みを補正する第2補正部による前記台形歪みの補正が行われる第1制御、又は前記第1補正部による前記第2補正比率に基づく前記像振れの補正が行われ、かつ前記第2補正部による前記台形歪みの補正が行われない第2制御を実行する制御部とを有することを特徴とする制御装置。
(構成2)
前記制御部は、前記台形歪みの補正の実施が選択された場合、前記第1制御を行い、前記台形歪みの補正の実施が選択されていない場合、前記第2制御を行うことを特徴とする構成1に記載の制御装置。
(構成3)
前記制御部は、前記第1補正比率に基づく前記像振れに対する補正の実施が選択された場合、前記第1制御を行い、前記第2補正比率に基づく前記像振れに対する補正の実施が選択された場合、前記第2制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
(構成4)
前記第1補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行った場合の前記周辺部の像振れ残り量は、前記第2補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行った場合の前記周辺部の像振れ残り量よりも多いことを特徴とする構成1乃至3の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成5)
構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像光学系とを有することを特徴とするレンズ装置。
(構成6)
構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(構成7)
構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像光学系と、
撮像素子とを有することを特徴とするカメラシステム。
(方法1)
撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置の一方に設けられた第1補正部材と、前記撮像装置と前記レンズ装置の他方に設けられた第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御方法であって、
前記第1補正部材の移動可能量と前記第2補正部材の移動可能量とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第1補正比率、又は前記第1補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報と前記第2補正部材を用いた補正を行った場合の前記中心部と前記周辺部の像移動量に関する情報とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第2補正比率に基づいて、前記第1補正部材と前記第2の補正部材との少なくとも一方を用いて前記像振れに対する補正を行うステップと、
前記像振れのうち台形歪みを補正し、かつ前記補正部が前記第1補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行う第1制御、又は前記台形歪みを補正せず、かつ前記補正部が前記第2補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行う第2制御を行うステップとを有することを特徴とする制御方法。
(構成8)
方法1に記載の制御方法を撮像装置又はレンズ装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 カメラ本体(撮像装置)
101 交換レンズ(レンズ装置)
102 カメラMPU(制御装置)
104 撮像素子(第1補正部材又は第2補正部材)
110 レンズMPU(制御装置)
110a 補正部(第1補正部)
110b 制御部
114 像振れ補正レンズ(第2補正部材又は第1補正部材)
217 画像変形処理部(第2補正部)

Claims (9)

  1. 撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置の一方に設けられた第1補正部材と、前記撮像装置と前記レンズ装置の他方に設けられた第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、
    前記第1補正部材の移動可能量と前記第2補正部材の移動可能量とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第1補正比率、又は前記第1補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報と前記第2補正部材を用いた補正を行った場合の前記中心部と前記周辺部の像移動量に関する情報とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第2補正比率に基づいて、前記第1補正部材と前記第2の補正部材との少なくとも一方を用いて前記像振れに対する補正を行う第1補正部と、
    前記第1補正部による前記第1補正比率に基づく前記像振れに対する補正が行われ、かつ前記像振れのうち台形歪みを補正する第2補正部による前記台形歪みの補正が行われる第1制御、又は前記第1補正部による前記第2補正比率に基づく前記像振れの補正が行われ、かつ前記第2補正部による前記台形歪みの補正が行われない第2制御を実行する制御部とを有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、前記台形歪みの補正の実施が選択された場合、前記第1制御を行い、前記台形歪みの補正の実施が選択されていない場合、前記第2制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、前記第1補正比率に基づく前記像振れに対する補正の実施が選択された場合、前記第1制御を行い、前記第2補正比率に基づく前記像振れに対する補正の実施が選択された場合、前記第2制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  4. 前記第1補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行った場合の前記周辺部の像振れ残り量は、前記第2補正比率に基づいて前記像振れに対する補正を行った場合の前記周辺部の像振れ残り量よりも多いことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  5. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像光学系とを有することを特徴とするレンズ装置。
  6. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像光学系と、
    撮像素子とを有することを特徴とするカメラシステム。
  8. 撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置の一方に設けられた第1補正部材と、前記撮像装置と前記レンズ装置の他方に設けられた第2補正部材とを備えるカメラシステムに用いられる制御方法であって、
    前記第1補正部材の移動可能量と前記第2補正部材の移動可能量とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第1補正比率、又は前記第1補正部材を用いた補正を行った場合の画像の中心部と周辺部の像移動量に関する情報と前記第2補正部材を用いた補正を行った場合の前記中心部と前記周辺部の像移動量に関する情報とに基づく、前記第1補正部材を用いた補正と前記第2補正部材を用いた補正との第2補正比率に基づいて、前記第1補正部材と前記第2の補正部材との少なくとも一方を用いて前記像振れに対する補正を行うステップと、
    前記第1補正比率に基づく前記像振れに対する補正が行われ、かつ前記像振れのうち台形歪みの補正が行われる第1制御、又は前記第2補正比率に基づく前記像振れの補正が行われ、かつ前記台形歪みの補正が行われない第2制御を実行するステップとを有することを特徴とする制御方法。
  9. 請求項8に記載の制御方法を撮像装置又はレンズ装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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