JP2024025579A - 制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連写撮影時における防振性能の低下を抑制可能な制御装置を提供すること。
【解決手段】制御装置は、撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、防振部材を移動させることで像振れ補正を行うブレ補正部と、連写撮影時において、第1の制御、又は第1の制御よりも広い周波数帯のブレを低減する第2の制御を用いてブレ補正部を制御する制御部とを有し、制御部は、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、第1の制御と第2の制御とを繰り返して行う制御、又は第2の制御のみを行う制御を選択してブレ補正部を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、非露光中は防振性能を弱めた制御、又は防振制御を行わず防振部材を中心にとどめる制御(非露光制御)を行い、露光中は防振性能を強めた制御(露光制御)を行う光学機器が知られている。また、露光後に防振部材をセンタリングすることで、次の露光における防振部材の可動端への端当たりを抑制する光学機器も知られている。連写撮影時に露光ごとに防振部材をセンタリングすると、連写速度が落ちるため、特許文献1には、連写撮影時は常に露光制御を行う構成が開示されている。
特開2020-140020号公報
露光制御と非露光制御の切り替え時には、防振部材への指令値が非連続的に変化するため、防振部材の指令値に対する追従遅れが発生し、防振性能が低下してしまう。特許文献1の構成では、連写撮影時は露光制御と非露光制御とを切り替えないため、追従遅れは発生しないが、連写撮影時に常に露光制御を行うと、防振部材が可動端に接触し、写真がブレてしまう恐れがある。
本発明は、連写撮影時における防振性能の低下を抑制可能な制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての制御装置は、撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、防振部材を移動させることで像振れ補正を行うブレ補正部と、連写撮影時において、第1の制御、又は第1の制御よりも広い周波数帯のブレを低減する第2の制御を用いてブレ補正部を制御する制御部とを有し、制御部は、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、第1の制御と第2の制御とを繰り返して行う制御、又は第2の制御のみを行う制御を選択してブレ補正部を制御することを特徴とする。
本発明によれば、連写撮影時における防振性能の低下を抑制可能な制御装置を提供することができる。
実施例1のカメラシステムのブロック図である。 非露光制御と露光制御とを切り替えた場合の防振部材の追従遅れを示す図である。 実施例1の非露光制御と露光制御を切り替えるタイミングを示す図である。 実施例1の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。 実施例2の像ブレ補正部のブロック図である。 実施例2の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。 実施例3の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施例のカメラシステム(撮像システム)10のブロック図である。カメラシステム10は、交換レンズ(レンズ装置)101と、交換レンズ101が着脱可能及び通信可能に接続されるカメラ本体(撮像装置)100とを有する。
カメラ本体100は、カメラMPU102、操作部103、撮像素子104、カメラ側接点端子105、カメラ側ジャイロセンサ106、撮像素子アクチュエータ107、撮像素子位置センサ108、及び背面ディスプレイ115を有する。
カメラMPU102は、カメラ本体100及び交換レンズ101の制御全体を司るコントローラであり、操作部103からの入力に応じて、AE、AF、及び撮像等の様々な動作を制御する。カメラMPU102は、カメラ側接点端子105及び交換レンズ101に設けられたレンズ側接点端子111を通じてレンズMPU109との間で各種命令や情報を通信する。カメラ側接点端子105及びレンズ側接点端子111には、カメラ本体100から交換レンズ101に対して電源を供給するための電源端子も含まれている。
操作部103は、各種撮像モードの設定を行うモードダイヤルや、撮像準備動作や撮像の開始を指示するためのレリーズボタン等を備える。レリーズボタンの半押し操作によって第1スイッチ(SW1)がオンになり、全押し操作により第2スイッチ(SW2)がオンになる。SW1のオンに応じて撮像準備動作としてのAE及びAFが行われ、SW2のオンに応じてAE設定の確定や、AFの停止等が行われると共に、撮像(露光)の開始が指示される(SW2-1のオン)。SW2-1のオンから所定時間後に実際の露光が開始される(SW2-2のオン)。SW2-1及びSW2-2は、設定された露光時間が経過し、撮像が終了したタイミングでオフされる。SW1、SW2-1、及びSW2-2のオフ/オンは、通信によりカメラMPU102からレンズMPU109に通知される。
撮像素子104は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、交換レンズ101に設けられた撮像光学系により形成される被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。カメラMPU102は、撮像素子104からの撮像信号を用いて映像信号を生成する。
カメラ側ジャイロセンサ106は、手振れ等によるカメラ本体100の角度振れ(カメラ振れ)を検出して角速度信号としてのカメラ振れ検出信号を出力する振れセンサである。カメラMPU102は、カメラ振れ検出信号に基づいて撮像素子アクチュエータ107を駆動して、撮像素子104を撮像光学系の光軸に直交する方向へ移動させる。これにより、カメラ振れに伴う像振れが低減(補正)される。この際、カメラMPU102は、撮像素子位置センサ108により検出される撮像素子104の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標位置に近づくように撮像素子アクチュエータ107のフィードバック制御を行う。これにより、撮像素子104の移動による像振れ補正(以下、IISという)が行われる。本実施例では、カメラMPU102は、一部がIISを行うブレ補正部として機能すると共に、他の一部がブレ補正部を制御する制御部として機能する。なお、IISは、上下方向(ピッチ方向)のカメラ振れ及び左右方向(ヨー方向)のカメラ振れに対して行われる。
背面ディスプレイ115は、カメラMPU102が撮像素子104からの撮像信号を用いて生成した映像信号に対応する映像を表示する。撮像前には、ユーザーは表示される映像をファインダ映像(ライブビュー映像)として観察することができる。また、撮像後には、背面ディスプレイ115に撮像により生成された記録用の静止画又は動画を表示することができる。本実施例にいう「撮像」とは、記録用撮像を意味する。
交換レンズ101は、不図示の撮像光学系、レンズMPU109、レンズ側ジャイロセンサ110、レンズ側接点端子111、レンズアクチュエータ112、像ブレ補正レンズ113、及びレンズ位置センサ114を有する。なお、像ブレ補正レンズ113は、撮像光学系の一部である。
レンズ側ジャイロセンサ110は、交換レンズ101の角度振れ(レンズ振れ)を検出して角速度信号としてのレンズ振れ検出信号を出力する振れセンサである。レンズMPU109は、レンズ振れ検出信号と後述するOIS補正比率とに基づいてレンズアクチュエータ112を駆動して、像ブレ補正レンズ113を撮像光学系の光軸に直交する方向へ移動させる。これにより、レンズ振れに伴う像振れが低減(補正)される。この際、レンズMPU109は、レンズ位置センサ114により検出される像ブレ補正レンズ113の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標位置に近づくようにレンズアクチュエータ112のフィードバック制御を行う。これにより、像ブレ補正レンズ113の移動による像振れ補正(以下、OISという)が行われる。本実施例では、レンズMPU109は、一部がOISを行うブレ補正部として機能すると共に、他の一部がブレ補正部を制御する制御部として機能する。
以下、図2を参照して、本発明の課題となる、非露光制御(第1の制御)と非露光制御よりも広い周波数帯のブレを低減する露光制御(第2の制御)とを切り替えた場合の追従遅れについて説明する。図2は、非露光制御と露光制御とを切り替えた場合の防振部材の追従遅れを示す図である。
非露光制御では、ブレ信号にローパスフィルタを掛けてブレの低周波成分を除去した上で防振制御が行われる。中~高周波成分のみからなるブレに対して防振をすることにより、防振部材は可動端に当たりにくくなる。また、このような制御を行うことで、ユーザーがEVFを見てエイミングをする際には、意図的な画角変更によるブレは防振されず、高周波成分からなる手ブレだけが防振されるため、エイミングを容易に行うことができる。
露光制御では、低周波成分からなるブレによって撮影写真がブレてしまうことを防ぐために、ローパスフィルタを掛けない、又はカットオフ周波数の低いローパスフィルタを掛けることで、低周波成分を含むブレを含めて防振する。
L1は、非露光制御から露光制御に切り替えた場合の、防振部材への目標指令値である。非露光制御中では、目標指令値は、強いローパスフィルタが掛かっているので、高周波成分からなるブレを防振しながらも徐々に中心に寄っていく値になる。露光制御中では、目標指令値は、低周波成分からなるブレが反映された値になる。そのため、制御の切り替え時には、目標指令値が非連続的に変化してしまう。
L2は、防振部材の実際の位置である。制御の切り替え時に、目標指令値が非連続的に変化した場合、防振部材は目標指令値についていけず、実際の位置が目標指令値に追い付くには時間がかかってしまう。目標指令値L1と実際の位置L2が乖離している間は、防振を正しく行えないため、露光が行われると、撮影写真がブレてしまう。
以下、図3を参照して、本実施例の上記課題に対する解決方法について説明する。図3は、本実施例の非露光制御と露光制御を切り替えるタイミングを示す図である。
スイッチSW2-1,SW2-2は、カメラMPU102で管理されるスイッチのON/OFF状態を示している。スイッチSW2-1は、撮像準備開始を示すスイッチであり、レリーズボタンが全押しされたとき、すなわちスイッチSW2がONになったときにONになり、1回の撮像が終了したタイミングでOFFになる。撮像終了後もレリーズボタンが全押しされており、カメラMPU102が連写撮影であると判定した場合、前の撮像が終了してから所定時間が経過するとスイッチSW2-1は再びONになる。スイッチSW2-2は、実際の撮像(露光)の開始を示すスイッチであり、スイッチSW2-1がONになってから所定時間が経過するとONになり、1回の撮像が終了したタイミングでOFFになる。
図3(a)は、露光期間と非露光期間において、露光制御と非露光制御を繰り返し切り替える制御を示している。該制御では、非露光制御と露光制御が切り替わった後、しばらくの間、追従遅れが発生する。このとき、コマ間の長さが短いと、追従遅れが発生している期間と、露光期間が被ってしまい、防振性能が劣化してしまう。
図3(b)は、コマ間を含めて常に露光制御を行う制御を示している。該制御では、制御の切り替わりは連写撮影の開始時と終了時しか行われないため、追従遅れによる防振性能への影響はない。しかしながら、長時間露光制御を行い続けることになるため、防振部材が可動端に当たりやすく、連写時間が長くなる程、防振性能が低下してしまう懸念がある。コマ間の長さが長いほど、同じ枚数を撮影する際の連写時間が長くなってしまうので端当たりの可能性は高まる。
そこで、本実施例では、連写撮影時において、コマ間の長さが十分長く、追従遅れが防振性能へ影響しない場合は、連写撮影時も露光制御と非露光制御を繰り返し切り替える制御が行われる。また、連写撮影時において、コマ間の長さが短く、追従遅れが防振性能の劣化に繋がる場合は、露光制御の時間も短くなるため、常に露光制御を行う制御が行われる。
以下、図4を参照して、本実施例の連写撮影時における制御の選択方法について説明する。図4は、本実施例の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。
ステップS41では、カメラMPU102は、連写撮影時のコマ間の長さをレンズMPU109に通知する。本処理は、カメラ本体100の設定等でコマ間の長さが変わる度に実行される必要がある。
ステップS42では、レンズMPU109は、カメラMPU102から取得したコマ間の長さを用いて、連写撮影時の制御を選択する。
以下、図4(b)を用いて、ステップS42の処理について説明する。
ステップS421では、レンズMPU109は、連写撮影時のコマ間の長さが閾値より短いかどうかを判定する。閾値は、連写撮影時のコマ間において、非露光制御と露光制御とを切り替えた際に、防振部材である像ブレ補正レンズ113の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定される。具体的には、閾値は、連写撮影時のコマ間において、非露光制御と露光制御とを切り替えた際に、防振部材の追従遅れによって防振性能が劣化しない最短のコマ間の長さが設定される。そのため、閾値は、追従遅れの具合に応じてレンズ機種ごとに変更する必要がある。例えば、防振部材が重い場合や、駆動モータの推力が弱いと追従遅れが大きくなる傾向にある。コマ間の長さが閾値より短いと判定された場合、ステップS422の処理が実行され、そうでないと判定された場合、ステップS423の処理が実行される。
ステップS422では、レンズMPU109は、常に露光制御を行う制御を選択する。
ステップS423では、レンズMPU109は、非露光制御と露光制御とを切り替える制御を選択する。
なお、本実施例では、連写撮影時の制御を選択する際に、コマ間の長さを用いるが、コマ間の長さを判定可能なコマ間の長さに対応する情報を用いてもよい。
ステップS43では、カメラMPU102は、ユーザーがレリーズボタンを押下した場合、連写開始をレンズMPU109に通知する。
ステップS44では、レンズMPU109は、カメラMPU102から連写開始の通知を受けると、ステップS42で選択した制御方法に従って、連写制御を開始する。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、連写撮影時に防振性能を維持するために最適な制御を行うことができる。なお、本実施例では、防振部材がレンズであるOISについて説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明は、防振部材が撮像素子であるIISにも適用可能である。
実施例1では、OISだけで防振をする場合について説明したが、本実施例では、IISとOISを協調させて防振する場合について説明する。本実施例のカメラシステムの基本的な構成は、実施例1のカメラシステム10と同様である。本実施例では、実施例1と異なる構成についてのみ説明する。
図5は、本実施例の像ブレ補正部のブロック図である。ブレ補正部は、カメラMPU102の一部であるブレ補正部201とレンズMPU109の一部であるブレ補正部208とを備え、IISを行う。
ブレ補正部201は、オフセット除去部202、角度変換部203、レンズ通信送信部204、レンズ通信受信部205、協調駆動制御部206、及び撮像素子駆動制御部207を備える。オフセット除去部202は、カメラ側ジャイロセンサ106から出力された角速度信号から、オフセット成分を除去する。角度変換部203は、オフセット除去部202から出力された角速度信号を角度信号に変換する。レンズ通信受信部205は、ブレ補正部208に設けられたカメラ通信送信部211から送信された像ブレ補正に関する情報を受信する。協調駆動制御部206は、カメラMPU102の内部情報及びレンズ通信受信部205が受信した情報を基に、IISとOISの協調駆動制御を行い、それぞれの防振部材で補正するブレ量を決定するための補正比率演算を行う。撮像素子駆動制御部207は、角度変換部203から出力された角度信号と、協調駆動制御部206の出力とから、撮像素子104の駆動制御信号を生成する。
ブレ補正部208は、オフセット除去部209、角度変換部210、カメラ通信送信部211、カメラ通信受信部212、協調駆動制御部213、及びブレ補正レンズ駆動制御部214を備え、OISを行う。オフセット除去部209は、レンズ側ジャイロセンサ110から出力された角速度信号から、オフセット成分を除去する。角度変換部210は、オフセット除去部209から出力された角速度信号を角度信号に変換する。カメラ通信受信部212は、レンズ通信送信部204から送信された像ブレ補正に関する情報を受信する。協調駆動制御部213は、レンズMPU109の内部情報及びカメラ通信受信部212が受信した情報を基に、IISとOISの協調駆動制御を行い、それぞれの防振部材で補正するブレ量を決定するための補正比率演算を行う。ブレ補正レンズ駆動制御部214は、角度変換部210から出力され角度信号と、協調駆動制御部213の出力とから、像ブレ補正レンズ113の駆動制御信号を生成する。
以下、図6を参照して、本実施例の連写撮影時における制御の選択方法について説明する。図6は、本実施例の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。
ステップS61では、カメラMPU102は、連写撮影時のコマ間の長さ、及びIISの制御切り替えの閾値(第1閾値)をレンズMPU109に通知する。閾値は、連写撮影時のコマ間において、非露光制御と露光制御とを切り替えた際に、IISの追従遅れによって防振性能が劣化しない最短のコマ間の長さが設定される。
ステップS62では、レンズMPU109は、カメラMPU102から取得したコマ間の長さ、及びIISの制御切り替えの閾値と、OISの制御切り替えの閾値(第2閾値)とを用いて、連写撮影時の制御を選択する。
以下、図6(b)を用いて、ステップS62の処理について説明する。
ステップS621では、レンズMPU109は、連写撮影時のコマ間の長さがOISの制御切り替えの閾値、又はIISの制御切り替えの閾値より短いかどうかを判定する。コマ間の長さが第1閾値又は第2閾値より短いと判定された場合、ステップS622の処理が実行され、そうでないと判定された場合、ステップS623の処理が実行される。
ステップS622では、レンズMPU109は、常に露光制御を行う制御を選択する。
ステップS623では、レンズMPU109は、非露光制御と露光制御とを切り替える制御を選択する。
ステップS63では、レンズMPU109は、ステップS62で選択した連写撮影時の制御をカメラMPU102に通知する。
ステップS64では、カメラMPU102は、ユーザーがレリーズボタンを押下した場合、連写開始をレンズMPU109に通知する。
ステップS65及びステップS66では、カメラMPU102及びレンズMPU109は、連写開始のタイミングで連写制御を同時に開始する。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、連写撮影時に防振性能を維持するために最適な制御を行うことができる。
本実施例では、実施例2とは別の方法を用いて、IISとOISの防振部材を協調させて防振する場合について説明する。本実施例のカメラシステムの基本的な構成は、実施例1のカメラシステム10と同様である。また、本実施例の像ブレ補正部の基本的な構成は、実施例2の像ブレ補正部と同様である。本実施例では、実施例1及び実施例2と異なる構成についてのみ説明する。
図7は、本実施例の連写撮影時における制御の選択方法を示すフローチャートである。
ステップS71では、レンズMPU109は、OISの制御切り替えの閾値をカメラMPU102に通知する。
ステップS72では、カメラMPU102は、連写撮影時のコマ間の長さ、IISの制御切り替えの閾値、及びカメラMPU102から取得したOISの制御切り替えの閾値を用いて、連写撮影時の制御を選択する。連写撮影時の制御を選択方法は、実施例2の図6(b)で説明した方法と同様である。
ステップS73では、カメラMPU102は、ステップS72で選択した連写撮影時の制御をレンズMPU109に通知する。
ステップS74では、カメラMPU102は、ユーザーがレリーズボタンを押下した場合、連写開始をレンズMPU109に通知する。
ステップS75及びステップS76では、カメラMPU102及びレンズMPU109は、連写開始のタイミングで連写制御を同時に開始する。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、連写撮影時に防振性能を維持するために最適な制御を行うことができる。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)
撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、
防振部材を移動させることで像振れ補正を行うブレ補正部と、
連写撮影時において、第1の制御、又は前記第1の制御よりも広い周波数帯のブレを低減する第2の制御を用いて前記ブレ補正部を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御、又は前記第2の制御のみを行う制御を選択して前記ブレ補正部を制御することを特徴とする制御装置。
(構成2)
前記制御部は、前記コマ間の長さが閾値より長い場合、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御を選択し、前記コマ間の長さが前記閾値より短い場合、前記第2の制御のみを行う制御を選択することを特徴とする構成1に記載の制御装置。
(構成3)
前記閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定されることを特徴とする構成2に記載の制御装置。
(構成4)
前記制御部は、前記撮像装置から前記連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報を取得することを特徴とする構成1乃至3の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成5)
前記制御部は、連写撮影が行われる前に、前記撮像装置から前記連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報を取得することを特徴とする構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成6)
前記ブレ補正部は、第1の防振部材を移動させることで像振れ補正を行う第1のブレ補正部と第2の防振部材を移動させることで像振れ補正を行う第2のブレ補正部とを備え、
前記制御部は、前記コマ間の長さが、前記第1のブレ補正部に対応する第1閾値より長い、かつ前記第2のブレ補正部に対応する第2閾値より長い場合、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御を選択し、前記コマ間の長さが、前記第1閾値より短い、又は前記第2閾値より短い場合、前記第2の制御のみを行う制御を選択することを特徴とする構成1乃至5の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成7)
前記第1閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第1のブレ補正部の前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記第1の防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定され、
前記第2閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第2のブレ補正部の前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記第2の防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定されることを特徴とする構成6に記載の制御装置。
(構成8)
前記制御部は、前記撮像装置から前記第1閾値を取得し、前記レンズ装置から前記第2閾値を取得することを特徴とする構成6又は7に記載の制御装置。
(構成9)
構成1乃至8の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
ブレ補正レンズとを有することを特徴とするレンズ装置。
(構成10)
構成1乃至8の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(構成11)
構成1乃至8の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
レンズ装置と、
撮像装置とを有することを特徴とするカメラシステム。
(方法1)
撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御方法であって、
防振部材を移動させることで像振れ補正を行う補正ステップと、
連写撮影時において、第1の制御、又は前記第1の制御よりも広い周波数帯のブレを防振する第2の制御を用いて像振れ補正を制御する制御ステップとを有し、
前記制御ステップにおいて、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御、又は前記第2の制御のみを行う制御が選択されることを特徴とする制御方法。
(構成12)
方法1に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 カメラシステム
100 カメラ本体(撮像装置)
101 交換レンズ(レンズ装置)
102 カメラMPU(制御装置、制御部)
104 撮像素子(防振部材)
109 レンズMPU(制御装置、制御部)
113 像ブレ補正レンズ
201 ブレ補正部
208 ブレ補正部

Claims (13)

  1. 撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御装置であって、
    防振部材を移動させることで像振れ補正を行うブレ補正部と、
    連写撮影時において、第1の制御、又は前記第1の制御よりも広い周波数帯のブレを低減する第2の制御を用いて前記ブレ補正部を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御、又は前記第2の制御のみを行う制御を選択して前記ブレ補正部を制御することを特徴とする制御装置。
  2. 前記制御部は、前記コマ間の長さが閾値より長い場合、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御を選択し、前記コマ間の長さが前記閾値より短い場合、前記第2の制御のみを行う制御を選択することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定されることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記撮像装置から前記連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、連写撮影が行われる前に、前記撮像装置から前記連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報を取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  6. 前記ブレ補正部は、第1の防振部材を移動させることで像振れ補正を行う第1のブレ補正部と第2の防振部材を移動させることで像振れ補正を行う第2のブレ補正部とを備え、
    前記制御部は、前記コマ間の長さが、前記第1のブレ補正部に対応する第1閾値より長い、かつ前記第2のブレ補正部に対応する第2閾値より長い場合、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御を選択し、前記コマ間の長さが、前記第1閾値より短い、又は前記第2閾値より短い場合、前記第2の制御のみを行う制御を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  7. 前記第1閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第1のブレ補正部の前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記第1の防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定され、
    前記第2閾値は、連写撮影時のコマ間において、前記第2のブレ補正部の前記第1の制御と前記第2の制御とを切り替えた場合に前記第2の防振部材の目標位置と現在位置との差分が所定値より小さくなる時間に応じて設定されることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記撮像装置から前記第1閾値を取得し、前記レンズ装置から前記第2閾値を取得することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  9. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    ブレ補正レンズとを有することを特徴とするレンズ装置。
  10. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
  11. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    レンズ装置と、
    撮像装置とを有することを特徴とするカメラシステム。
  12. 撮像装置とレンズ装置とを備えるカメラシステムに用いられる制御方法であって、
    防振部材を移動させることで像振れ補正を行う補正ステップと、
    連写撮影時において、第1の制御、又は前記第1の制御よりも広い周波数帯のブレを低減する第2の制御を用いて像振れ補正を制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップにおいて、連写撮影時のコマ間の長さに対応する情報に基づいて、前記第1の制御と前記第2の制御とを繰り返して行う制御、又は前記第2の制御のみを行う制御が選択されることを特徴とする制御方法。
  13. 請求項12に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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