JP6165052B2 - 振れ補正装置、それを有する撮像装置、振れ補正方法、およびプログラム - Google Patents

振れ補正装置、それを有する撮像装置、振れ補正方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、振れ補正装置に関する。
振れ補正装置では、撮像装置の振動を振れ検出手段で検出し、検出結果に応じて振れ補正レンズや撮像素子を光軸に直交する方向に移動させる。振れ検出手段から出力される振れ信号には、手振れに起因する信号の他に、パン/チルト操作に起因する信号も含まれ、パン/チルト操作時に振れ補正が行われるとパン/チルト操作終了後に像振れ(ゆれ戻し)が生じ、カメラ操作や撮影画像に違和感が生じる。
そこで、従来から、パン/チルト操作時には振れ補正を停止し、パン/チルト操作終了後に振れ補正を再開することが提案されている。また、特許文献1は、パン/チルト操作終了後に、カメラの振動を表す角速度信号が厳密には零にならず、漸進的に零値に近づくのに合わせて、カットオフ周波数を段階的に下げる振れ補正装置を提案している。
特開2006−113264号公報
カットオフ周波数の低いフィルタは時定数の関係上、所望の性能が出せる定常状態になるまでの時間が長いため、特許文献1のように、カットオフ周波数を段階的に切り換えることで、定常状態になるまでに必要な時間を短縮することができる。しかしながら、特許文献1の方法では、カットオフ周波数を切り換えている最中に大きな振れが生じると、切換え終了のタイミングで振れ量を十分に除去できない場合があり、この信号を露光中の信号に使用すると、撮影された画像がブレて画質が低下してしまう。
本発明は、像振れを短時間で高精度に低減することが可能な振れ補正装置、それを有する撮像装置、振れ補正方法およびプログラムを提供することを例示的な目的とする。
本発明の振れ補正装置は、振れ検出手段からの出力信号が入力され、前記出力信号のうち第1のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第1のフィルタと、前記出力信号が入力され、前記出力信号のうち第2のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第2のフィルタと、前記第1のフィルタにおける前記第1のカットオフ周波数を第3のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第1のカットオフ周波数切換手段と、前記第2のフィルタにおける前記第2のカットオフ周波数を、前記第3のカットオフ周波数よりも低い第4のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第2のカットオフ周波数切換手段と、前記第1のフィルタまたは前記第2のフィルタの出力を振れ補正のための補正信号として選択する信号選択手段と、を有し、前記信号選択手段は、前記第1のフィルタのカットオフ周波数が前記第3のカットオフ周波数となり、前記第2のフィルタのカットオフ周波数が前記第4のカットオフ周波数となった後に、前記第1のフィルタの出力と前記第2のフィルタの出力の差が閾値よりも大きい場合には前記第1のフィルタの出力を前記補正信号として選択し、前記差が前記閾値以下の場合には前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択することを特徴とする。
本発明によれば、像振れを短時間で高精度に低減することが可能な振れ補正装置、それを有する撮像装置、振れ補正方法およびプログラムを提供することができる。
本実施形態の振れ補正装置のブロック図である。 一定のオフセットを持った振れ信号を入力した場合のHPFの出力と、HPFのカットオフ周波数を示すグラフである。 HPFのカットオフ周波数切換の一例を説明するためのグラフである。 HPFのカットオフ周波数切換の別の例を説明するためのグラフである。 図1に示すマイコンによって行われる振れ補正方法を示すフローチャートである。 図5に示す振れ補正方法の変形例を示すフローチャートである。
図1は、本実施形態の振れ補正装置のブロック図である。振れ補正装置は、撮像装置の振動を検出する振れ検出手段の検出結果に応じて撮影光軸を偏心する。これにより、不図示の撮影光学系が形成する光学像の振れを補正し、撮影画像の振れを光学的に補正する。
本実施形態では、撮像装置100の一例としてデジタルビデオカメラについて説明するが、これに限定されるものではない。振れ補正装置は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビカメラ、あるいはその他の撮像装置(例えば、携帯電話、ゲーム機、パーソナルコンピュータ)に使用することができる。
本実施形態において、撮像装置は、不図示の撮影光学系と、不図示の撮像素子を備えた撮像装置本体とが一体的に構成されているが、これに限定されるものではない。本実施形態は、撮像装置本体と、撮影光学系を有して撮像装置本体に着脱可能なレンズ装置と、を備えて構成された撮像装置(撮像システム)にも適用可能である。この場合、振れ補正装置は、レンズ装置に設けられるか、または、撮像装置本体に設けられる。なお、撮像素子は、撮影光学系が形成する光学像を光電変換する。
本実施形態では、後述するように、撮影光学系の一部(振れ補正レンズとしてのシフトレンズ10)を移動することによって振れ補正を行っているが、撮像素子を移動することによって振れ補正を行ってもよい。
シフトレンズ10は、不図示の撮影光軸と直交する二次元平面内(光軸直交方向)に移動することにより、撮像素子の撮像面に入射する光束の入射角度を変更することができる。なお、シフトレンズ10は、光軸に直交する方向に移動されて像振れを補正するが、「直交する方向」は光軸に直交する成分があれば足り、光軸に斜めに移動されてもよい。
撮像装置には、レリーズスイッチ20が設けられている。レリーズスイッチ20が半押しされると、不図示の第1スイッチ(SW1)がONになり、AF、測光、振れ補正制御が開始される。また、レリーズスイッチ20が全押し操作されると、不図示の第2スイッチ(SW2)がONになり、撮影(露光)が行われる。
本実施形態の振れ補正装置は、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と称する)100、角速度センサ150、モータドライバ160を有する。
角速度センサ(振れ検出手段)150は、例えば、ジャイロセンサから構成され、手振れなどによる撮像装置に加わる振動の角速度(振れ情報)を検出し、その角速度に応じた電気信号(振れ信号)を出力する。本実施形態において、角速度センサ150は、光軸に直交する平面上で互いに垂直の検出軸をなすように、例えば、水平方向の回転軸(Yaw)と垂直方向の回転軸(Pitch)との2軸方向に二つの角速度センサを含む。角速度センサ150は、水平方向および垂直方向の軸ごとに角速度を検出する。
マイコン100(制御手段)は、角速度センサ150から出力される角速度信号を処理して補正量を算出し、水平方向および垂直方向の2軸方向においてシフトレンズ10を、モータドライバ160を介して駆動制御する。水平方向の回転軸(Yaw)と垂直方向の回転軸(Pitch)の補正量の演算およびシフトレンズ10の駆動制御は、両軸とも同様の処理で実現可能であるため、以降、一方の軸についてのみ説明する。
マイコン100は、A/D変換器102、パン/チルト検出手段103、第1のHPF104、第1のカットオフ周波数切換部106、信号演算部108、信号切換部110、パルス幅変調(PWM)制御部112を有する。また、マイコン100は、第1の減算器114、第1の露光中信号演算部116、信号選択部118、第2のHPF120、第2のカットオフ周波数切換部122、第2の減算器124、第2の露光中信号演算部126を更に有する。
A/D変換器102は、角速度センサ150から出力されたアナログ電気信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器102は、デジタル信号としての振れ信号を、パン/チルト検出手段103、第1のHPF104、第1の減算器114、第2のHPF120、第2の減算器124に出力する。A/D変換器102は、角速度センサ150と一体であってもよい。なお、本実施形態では、A/D変換器102の後に第1のHPF104と第2のHPF120が設けられているが、第1のHPF104と第2のHPF120はA/D変換器102の前に設けられていてもよい。
パン/チルト検出手段103は、A/D変換器102の出力信号からパン/チルト操作の開始と終了を検出する。パン/チルト検出手段103は、パン/チルト操作の終了を検出するとそれに応じた信号を、第1のカットオフ周波数切換部106と第2のカットオフ周波数切換部122に出力する。この信号をトリガーとして、第1のカットオフ周波数切換部106と第2のカットオフ周波数切換部122はカットオフ周波数の切換を開始する。
第1のHPF(第1のハイパスフィルタ)104は、A/D変換器102から出力される振れ信号に含まれる低域成分を遮断して振れ信号の高域成分を出力する。HPFは、カットオフ周波数(遮断周波数)よりも高い周波数成分は殆ど減衰させず、遮断周波数よりも低い周波数成分を逓減させるフィルタである。第1のHPF104の出力は、信号演算部108と第1の減算器114に供給される。
角速度センサ150から出力される振れ信号には、角速度センサ150に加わる振動が0の場合でも振れ信号の出力が0にならないオフセット成分が含まれている場合が多い。このオフセット出力は、角速度センサ150の個体ばらつきや、温度変化、経時的変化の影響を受けて常に一定の出力ではない。また、撮影者がパン/チルトのように意図的に撮像装置を一方向に振った場合にも、角速度センサ150の振れ信号にオフセット成分と同様な信号が生ずることがある。そのため、第1のHPF104を用いて、オフセット成分の極低周波成分を除去している。手振れ周波数の中にも低い周波数成分は含まれるため、第1のHPF104のカットオフ周波数はなるべく低く設定し、オフセット成分のみを除去できるようにするのが望ましい。しかし、カットオフ周波数の低いフィルタは時定数の関係上、定常状態になり所望の性能が出せるまでの時間が長くかかるという問題がある。
第1のカットオフ周波数切換部(第1のカットオフ周波数切換手段)106は、パン/チルト検出手段103からのパン/チルト操作の終了を表す信号を開始トリガーとして、第1のHPF104のカットオフ周波数を切り換える(漸次的に低下させる)。
信号演算部108は、第1のHPF104の出力信号に対して積分演算、位相補償演算を行う。信号演算部108の出力は、信号切換部110に供給される。この出力は、主としてエイミング中に使用される信号であるが、露光中に使用される場合もある。
ここで、「エイミング」とは、露光中以外での手振れ補正が動作している撮影予備状態をいう。静止画撮影においては、撮影者がレリーズスイッチ20を操作して撮影用の設定を行い、その後、不図示の光学ファインダまたは不図示の電子ビューファインダを用いて構図を決める動作をいう。光学ファインダを利用する場合には、撮影者は不図示の主ミラーを介して撮影光学系からの光束をファインダ光学系に導き、光学ファインダを介して被写体を観察する。電子ビューファインダを利用する場合には、主ミラーとサブミラーをアップさせて光束を撮像素子に導き、撮像素子で得られた像を撮像装置背面に設けられた液晶LCDなどの電子ビューファインダに表示することで被写体を観察する(ライブビュー)。
信号切換部(信号切換手段)110は、レリーズスイッチ20がSW1のときに信号演算部108からの出力信号を選択し、SW2のときに信号選択部118によって選択された信号を選択する。但し、後述するように、SW2のときでも信号演算部108からの出力信号を選択する場合がある。信号切換部110の出力はPWM制御部112に供給される。
PWM制御部(パルス幅変調制御手段)112は、信号切換部110から供給されたデジタル信号を、パルス波のデューティー比を変化させる波形(すなわちPWM波形)に変調し、モータドライバ160に供給する。
モータドライバ(モータ駆動手段)160は、PWM制御部112から供給される制御信号に基づいてシフトレンズ10を駆動する駆動手段である不図示のモータ(例えば、ボイスコイルモータ)を駆動する。これにより、シフトレンズ10が撮影光学系の光軸に直交する方向に移動する。
第1の減算器114は、第1のHPF104からの出力信号をA/D変換器102の出力信号(第1のHPF104の入力信号)から減算する。第1の減算器114の出力は、第1の露光中信号演算部116に供給される。
第1の露光中信号演算部(第1の露光中信号演算手段)116は、第1の減算器114からの出力信号(露光中信号)に対してゲイン調整や位相補償演算を行い、第1の露光中信号を生成し、信号選択部118に出力する。
信号選択部(露光中信号選択手段)118は、第1の露光中信号演算部116からの出力(第1の露光中信号)と第2の露光中信号演算部126からの出力(第2の露光中信号)の一方を、撮影画像のブレを光学的に補正するための補正信号として選択する。
第2のHPF(第2のハイパスフィルタ)120は、A/D変換器102から出力される振れ信号に含まれる低域成分を遮断して振れ信号の高域成分を出力する。第2のHPF120は第1のHPF104よりも低いカットオフ周波数を有する。第2のHPF120の出力は第2の減算器124に供給される。
第2のカットオフ周波数切換部(第2のカットオフ周波数切換手段)122は、パン/チルト検出手段103からのパン/チルト操作の終了を表す信号を開始トリガーとして、第2のHPF120のカットオフ周波数を切り換える(漸次的に低下させる)。
第2の減算器124は、第2のHPF120の出力信号をA/D変換器102の出力信号(第2のHPF120の入力信号)から減算する。第2の減算器124の出力は、第2の露光中信号演算部126に供給される。
第2の露光中信号演算部(第2の露光中信号演算手段)126は、第2の減算器124からの出力信号(露光中信号)に対してゲイン調整や位相補償演算を行い、第2の露光中信号を生成し、信号選択部118に出力する。
エイミング中での振れ補正では、第1のHPF104を使用する。手振れに関係の無い低周波成分のみを除去するには、カットオフ周波数を低い値(例えば0.01Hz)に設定する必要があるが、そのような低いカットオフ周波数では、時定数が大きくなり、収束までの時間が非常に長くなるという問題がある。
図2(a)は、一定のオフセット成分を持った振れ信号を入力した場合のHPFの出力を示すグラフであり、横軸は時間、縦軸はHPFからの角速度(度/秒)である。図2(b)は、HPFのカットオフ周波数の変化を示すグラフであり、横軸は時間、縦軸はカットオフ周波数(Hz)である。
図2(a)において、Aは一定値の入力を示し、BはHPFのカットオフ周波数がfc2である場合の入力Aに対する出力を示している。カットオフ周波数fc2の場合のHPFの時定数は1/2πfc2で表され、仮にfc2が0.01Hzであるとすると、時定数は15.9secとなり、0に収束するまでの時間が非常に長くかかってしまう。
そこで、図2(b)に示すように、HPFのカットオフ周波数を時間経過と共にfc1からfc1よりも小さいfc2まで逓減(漸次的に低下)させる。その場合の出力を図2(a)のCに示す。図2(a)のBとCを比較すると、Cの方がBよりも早く0に収束することが分かる。
撮像装置の起動時やパンニング操作の終了検出時など、必要なタイミングで第1のカットオフ周波数切換部106が、第1のHPF104のカットオフ周波数を切り換え、第1のHPF104の出力を素早く収束させる。第1のHPF104を通った信号は、次に信号演算部108により積分演算、位相補償演算が行われ、シフトレンズ10を目標位置に動作させるための目標信号が生成される。目標信号は、エイミング/露光信号切換部107を経て、PWM制御部112からPWM信号として出力される。出力されたPWM信号は、モータドライバ160に入力され、モータドライバ160から出力された駆動電圧によりシフトレンズ10を駆動する。
エイミング中に使用される第1のHPF104からの出力信号に対して信号演算部108が所定のカットオフ周波数での積分フィルタ演算を行うことにより、低周波の振れを補正し過ぎないようにし、見えの自然さや画角変更のし易さを確保している。
一方、露光中の信号は低周波の振れも補正することによって高い補正性能を実現する。第1の減算器114が、第1のHPF104の出力信号を第1のHPF104の入力信号から減算することによって、オフセット成分を除去したLPF信号(ローパスフィルタ信号)を演算したのと同等の信号を生成する。第1の減算器114からの出力信号に対して第1の露光中信号演算部116がゲイン調整や位相補償演算を行うことによって、エイミング中よりも低周波の振れを補正可能な第1の露光中信号を生成し、信号選択部118に出力する。
なお、特許文献1のように、HPFの出力が露光中に使用されてもよい。この場合、第1の減算器114と第2の減算器124が除去され、第1のHPF104の出力が第1の露光中信号演算部116に供給され、第2のHPF120の出力が第2の露光中信号演算部126に供給される。
また、第2のカットオフ周波数切換部122が第2のHPF120のカットオフ周波数を切り換える。第2の減算器124が、第2のHPF120の出力信号を第2のHPF120の入力信号から減算することによって、オフセット成分を除去したLPF信号を演算したのと同等の信号を生成する。第2の減算器124からの出力信号に対して第2の露光中信号演算部126がゲイン調整や位相補償演算を行うことによって第2の露光中信号を生成し、信号選択部118に出力する。
第2のHPF120は第1のHPF104よりもカットオフ周波数が低く設定されているため、第2の露光中信号は第1の露光中信号よりもより低周波な振れを補正可能となっているが、反面、定常状態に収束するまでに必要な時間は長くなっている。
信号選択部118は、後述するように、第1の露光中信号と第2の露光中信号の一方を補正信号として選択する。原則として、レリーズスイッチ20の操作に応じて、信号切換部110は、エイミング中の処理と露光中の処理を切り換える。
次に、図3及び図4を参照して、カットオフ周波数の切換中に振れが発生した場合のHPFからの出力について説明する。
図3は、HPFのカットオフ周波数切換時にオフセット成分に近い振れが生じなかった例を示すグラフである。図3(a)は、第1のHPF104と第2のHPF120への入力信号(つまり、A/D変換器102の出力信号)を表し、横軸が時間、縦軸が各HPFへの入力信号を表している。図3(a)に示すように、入力信号は、時刻t0以降は定常状態になっている。
図3(b)は、第1のカットオフ周波数切換部106が第1のHPF104のカットオフ周波数を切り替えた例(点線)と第2のカットオフ周波数切換部122が第2のHPF120のカットオフ周波数を切り替えた例(実線)を示すグラフである。図3(b)において、横軸が時間、縦軸がカットオフ周波数を表している。
図3(b)において、第1のカットオフ周波数切換部106が第1のHPF104のカットオフ周波数を、時刻t0からt1の間にfc1からfc3に切り換える。また、第2のカットオフ周波数切換部106が第2のHPF120のカットオフ周波数を、時刻t0からt2の間にfc2からfc4に切り換える。ここで、第1のカットオフ周波数fc1は第2のカットオフ周波数fc2よりも大きく(fc1>fc2)、第3のカットオフ周波数fc3は第4のカットオフ周波数fc4よりも大きい(fc3>fc4)。また、第1のカットオフ周波数fc1は第3のカットオフ周波数fc3よりも大きく(fc1>fc3)、第2のカットオフ周波数fc2は第4のカットオフ周波数fc4よりも大きい(fc2>fc4)。
図3(c)は、図3(b)に示すように、カットオフ周波数が変化した場合の第1の露光中信号演算部116からの出力信号(第1の露光中信号)(点線)と第2の露光中信号演算部126からの出力信号(第2の露光中信号)(実線)を表している。図3(c)において、横軸は時間、縦軸は各HPFからの出力信号を表している。
図3(c)において、時刻t0からカットオフ周波数の切換が開始されてカットオフ周波数の切換中にパンニング操作等が起こらずに通常の手振れ成分のみが発生していた場合は、第1の露光中信号と第2の露光中信号の出力間に殆ど差が生じない。また、第2のHPF120のカットオフ周波数の切換が終了した時刻t2で出力が安定している。
図4は、HPFのカットオフ周波数切換中にオフセット成分に近い振れが生じた例を示すグラフである。図4(a)は、第1のHPF104と第2のHPF120への入力信号(つまり、A/D変換器102の出力)を表し、横軸が時間、縦軸が各HPFへの入力信号を表している。図4(a)に示すように、入力信号は、時刻t0〜t1の間に振れVが発生している。
図4(b)は、第1のカットオフ周波数切換部106が第1のHPF104のカットオフ周波数を切り替えた例(点線)と第2のカットオフ周波数切換部122が第2のHPF120のカットオフ周波数を切り替えた例(実線)を示すグラフである。図4(b)において、横軸が時間、縦軸がカットオフ周波数を表している。
図4(b)において、第1のカットオフ周波数切換部106が第1のHPF104のカットオフ周波数を、時刻t0からt1の間にfc1からfc3に切り換える。また、第2のカットオフ周波数切換部106が第1のHPF104のカットオフ周波数を、時刻t0からt2の間にfc2からfc4に切り換える。図3と同様に、第1のカットオフ周波数fc1は第2のカットオフ周波数fc2よりも大きく(fc1>fc2)、第3のカットオフ周波数fc3は第4のカットオフ周波数fc4よりも大きい(fc3>fc4)。また、第1のカットオフ周波数fc1は第3のカットオフ周波数fc3よりも大きく(fc1>fc3)、第2のカットオフ周波数fc2は第4のカットオフ周波数fc4よりも大きい(fc2>fc4)。
図4(c)は、図4(b)のようにカットオフ周波数が変化した場合の第1の露光中信号演算部116からの出力信号(第1の露光中信号)(点線)と第2の露光中信号演算部126からの出力信号(第2の露光中信号)(実線)を表している。図4(c)において、横軸は時間、縦軸は出力信号を表している。
図4(d)は図4(c)の拡大図である。カットオフ周波数の切換中に、図4(a)に示すように、オフセット成分に近い振れが生じた場合、第1の露光中信号と第2の露光中信号は、図4(c)に示すように、入力されたオフセット成分に追従するように変化する。カットオフ周波数切換タイミングの違いにより、時刻t2で第1の露光中信号と第2の露光中信号に差difYが生ずる。difY=(第2の露光中信号)−(第1の露光中信号)である。
なお、大きな振れがあっても第1のHPF104のカットオフ周波数は時刻t1でfc3になっており、第2のHPF120のカットオフ周波数は時刻t2でfc4になっている。
時刻t2で第1の露光中信号はほぼ安定しているのに対し、第2の露光中信号は時刻tx付近まで安定しない。時刻t2から時刻txの間で露光中に第2の露光中信号を使用すると、手振れ信号以外の動きが露光されてブレた画像が撮影されてしまうため、使用しないことが望ましい。
図5は、本実施形態のマイコン100の動作を説明するためのフローチャートであり、「S」はステップを表す。図5に示すフローチャートはコンピュータに各ステップを実行させるためのプログラムとして具現化が可能であり、当該プログラムは記憶媒体に格納可能である。
パン/チルト検出手段103が、撮影者によるパン/チルト操作の終了を検出すると、カットオフ切り換え制御が開始される。まず、図3及び図4に示すように、第1のカットオフ周波数切換部106がカットオフ周波数のfc1からfc3への切換を開始し(S1)、第2のカットオフ周波数切換部122がカットオフ周波数のfc2からfc4への切換を開始する(S2)。
次に、第2のカットオフ周波数切換部122は、第2のHPF120のカットオフ周波数がfc4に切り換わったかどうかを判断する(S3)。第2のHPF120のカットオフ周波数の切換が終了した場合は(S3のYes)、フローはS7へ移行し、切換が未終了の場合は(S3のNo)、フローはS4に移行する。S4では、第1のカットオフ周波数切換部106は、第1のHPF104のカットオフ周波数がfc3に切り換わったかどうかを判断する。
S4において、第1のHPF104のカットオフ周波数がfc3になっていない場合(S4のNo)、図3と図4では時刻t1になっていない。この状態では、オフセット成分が除去されていないため、露光中に第1の露光中信号も第2の露光中信号も使用するのを禁止する(S5)。この場合、信号切換部110による信号の切り換えが禁止され、露光中にも信号演算部108からの出力信号が使用される。S5の後でフローはS3に戻る。
一方、S4において、第1のHPF104のカットオフ周波数がfc3になっている場合(S4のYes)、図3と図4では時刻t1になっている。この場合、信号選択部118は、第1の露光中信号を露光中信号として選択する(S6)。これにより、露光により低周波を補正可能な第1の露光中信号が使用される。S6の後でフローはS3に戻る。
一方、S3において第2のHPF120のカットオフ周波数がfc4になっている場合(S3のYes)、図3と図4では時刻t2になっている。この状態では、第2のカットオフ周波数切換部122は、時刻t2で第1の露光中信号と第2の露光中信号の出力差difYが閾値Thdよりも大きいかどうかを判断する(S7)。difYがThdよりも大きい(difY>Thd)と判断した場合は(S7のYes)、カットオフ周波数切換中に大きな振れが生じた図4の場合であるため、フローはS8に進む。一方、Thd以下(閾値以下)である(difY≦Thd)と判断した場合(S7のNo)、正常にカットオフ周波数の切換が終了した図3の場合であるため、フローはS9に進む。
S8において、第2の露光中信号には、オフセット成分が残存している可能性があるので、第2の露光中信号を使用可能にするまでの待ち時間を所定時間X(秒)に設定する。この時間は、fc4の値に依存し、fc4の値が低いほど待ち時間Xを長く設定する。図4では、X=tx−t2である。
S9において、第1の露光中信号と第2の露光中信号の出力差が小さく第2の露光中信号においてもオフセット成分が除去されているので、第2の露光中信号を使用するまでの待ち時間を0(秒)に設定する。この結果、直ちに第2の露光中信号を露光中に使用することができる。
S8またはS9の後で、信号選択部118は、第2の露光中信号を使用可能とする待ち時間(使用待ち時間)が経過したかどうかを判断する(S10)。信号選択部118は、待ち時間が経過したと判断すると(S10のYes)第2の露光中信号を露光中信号として選択し(S11)、処理を終了する。一方、信号選択部118は、待ち時間が経過していないと判断すると、待ち時間が経過するまで待機し、この待機時間中は第1の露光中信号を露光中信号として選択する。
以上説明したように、カットオフ周波数を高い値から低い値へ切り換えることによってフィルタ出力を素早く定常状態へ遷移させることができる。また、複数のHPFからの出力信号を信号演算部により演算し、全てのカットオフ周波数の切換が終了する時点(時刻t2)での演算結果の差分(difY)を閾値(Thd)と比較する。これによって、カットオフ周波数の切換中に大きな振れが発生したか、前記終了時点でオフセット成分の除去ができたかどうかの判定をすることができる。そして、オフセット成分の除去ができていない信号を露光中信号として使用しないようにすることによって、撮影画像のブレを防止することができる。また、判定の結果オフセット除去に影響が出ていないと判断された場合は、より低周波の手振れを補正する信号を露光中信号として使用して画質を高めることができる。
なお、t2は第1のHPF104のカットオフ周波数が第3のカットオフ周波数になったとき、または、前記第2のHPF120のカットオフ周波数が第4のカットオフ周波数になったときの遅い方の時点に相当する。また、差difYは、第1のHPF104の出力(第1の出力)と前記第2のHPF120の出力(第2の出力)の差に相当する。図5において、S11は、第1のHPF104と第2のHPF120のうちカットオフ周波数の小さい方の出力を所定時間が経過した後で補正信号として選択することに対応する。また、S10は、第1のHPF104と第2のHPF120のうちカットオフ周波数の大きい方の出力を補正信号として選択することに相当する。
図6は、図5の変形例であり、図5と同一のステップには同一の参照符号を付している。図6では、S7でYesの場合には処理が終了し、S6に基づいて第1の露光中信号が補正信号として選択される。即ち、信号選択部118は、t2になった時点でdifYがthdよりも大きい場合には第1の露光中信号を補正信号として選択し、t2になった時点でdifYがthd以下の場合には第2の露光中信号を補正信号として選択する。S7でNoの場合は、図5と同様に、S9〜S11が設けられてもよい。
なお、図6においてS7でYesの場合は、第1のHPF104と第2のHPF120のうちカットオフ周波数の大きい方の出力を補正信号として選択することに対応する。また、S11は、第1のHPF104と第2のHPFのうちカットオフ周波数の小さい方の出力を補正信号として選択することに相当する。図6も図5と同様の効果を有する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明の振れ補正装置は、振れ補正装置は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、テレビカメラ、あるいはその他の撮像装置(例えば、携帯電話、ゲーム機、パーソナルコンピュータ)に使用することができる。
104…第1のHPF(第1のフィルタ)、106…第1のカットオフ周波数切換部(第1のカットオフ周波数切換手段)、118…信号選択部(信号選択手段)、120…第2のHPF(第2のフィルタ)、122…第2のカットオフ周波数切換部(第2のカットオフ周波数切換手段)、

Claims (7)

  1. 振れ検出手段からの出力信号が入力され、前記出力信号のうち第1のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第1のフィルタと、
    前記出力信号が入力され、前記出力信号のうち第2のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第2のフィルタと、
    前記第1のフィルタにおける前記第1のカットオフ周波数を第3のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第1のカットオフ周波数切換手段と、
    前記第2のフィルタにおける前記第2のカットオフ周波数を、前記第3のカットオフ周波数よりも低い第4のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第2のカットオフ周波数切換手段と、
    前記第1のフィルタまたは前記第2のフィルタの出力を振れ補正のための補正信号として選択する信号選択手段と、を有し、
    前記信号選択手段は、前記第1のフィルタのカットオフ周波数が前記第3のカットオフ周波数となり、前記第2のフィルタのカットオフ周波数が前記第4のカットオフ周波数となった後に、前記第1のフィルタの出力と前記第2のフィルタの出力の差が閾値よりも大きい場合には前記第1のフィルタの出力を前記補正信号として選択し、前記差が前記閾値以下の場合には前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択することを特徴とする振れ補正装置。
  2. 振れ検出手段からの出力信号が入力され、前記出力信号のうち第1のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第1のフィルタと、
    前記出力信号が入力され、前記出力信号のうち第2のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第2のフィルタと、
    前記第1のフィルタにおける前記第1のカットオフ周波数を第3のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第1のカットオフ周波数切換手段と、
    前記第2のフィルタにおける前記第2のカットオフ周波数を、前記第3のカットオフ周波数よりも低い第4のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第2のカットオフ周波数切換手段と、
    前記第1のフィルタまたは前記第2のフィルタの出力を振れ補正のための補正信号として選択する信号選択手段と、を有し、
    前記信号選択手段は、前記第1のフィルタのカットオフ周波数が前記第3のカットオフ周波数となり、前記第2のフィルタのカットオフ周波数が前記第4のカットオフ周波数となった後に前記第1のフィルタの出力と前記第2のフィルタの出力の差が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択するための待機時間を設定し、
    前記待機時間が経過するまでは前記第1のフィルタの出力を前記補正信号として選択し、前記待機時間が経過した後は前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択することを特徴とする振れ補正装置。
  3. 前記第1のフィルタの出力を前記出力信号から減算する第1の減算器と、
    前記第2のフィルタの出力を前記出力信号から減算する第2の減算器と、
    を更に有し、
    前記信号選択手段は、前記第1の減算器の出力または前記第2の減算器の出力を前記補正信号として選択することを特徴とする請求項1または2に記載の振れ補正装置。
  4. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の振れ補正装置を有することを特徴とする撮像装置。
  5. れ検出手段からの出力信号が入力され、前記出力信号のうち第1のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第1のフィルタにおけるカットオフ周波数を前記第1のカットオフ周波数から第3のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第1のステップと、
    前記出力信号が入力され、前記出力信号のうち第2のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第2のフィルタにおけるカットオフ周波数を前記第2のカットオフ周波数から、前記第3のカットオフ周波数よりも低い第4のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第2のステップと、
    記第1のフィルタのカットオフ周波数が第3のカットオフ周波数となり、前記第2のフィルタのカットオフ周波数が第4のカットオフ周波数となった後、前記第1のフィルタの出力と前記第2のフィルタの出力の差が閾値よりも大きい場合には前記第1のフィルタの出力を振れ補ための補正信号として選択し、前記差が前記閾値以下の場合には前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択するステップと、
    を有することを特徴とする振れ補正方法。
  6. れ検出手段からの出力信号が入力され、前記出力信号のうち第1のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第1のフィルタにおけるカットオフ周波数を前記第1のカットオフ周波数から第3のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第1のステップと、
    前記出力信号が入力され、前記出力信号のうち第2のカットオフ周波数よりも低い周波数成分を低減させる第2のフィルタにおけるカットオフ周波数を前記第2のカットオフ周波数から、前記第3のカットオフ周波数よりも低い第4のカットオフ周波数まで漸次的に低下させる第2のステップと、
    記第1のフィルタのカットオフ周波数が第3のカットオフ周波数となり、前記第2のフィルタのカットオフ周波数が第4のカットオフ周波数となった後前記第1のフィルタの出力と前記第2のフィルタの出力の差が閾値よりも大きい場合には、前記第2のフィルタの出力を振れ補正のための補正信号として選択するための待機時間を設定し、前記待機時間が経過するまでは前記第1のフィルタの出力を前記補正信号として選択し、前記待機時間が経過した後は前記第2のフィルタの出力を前記補正信号として選択するステップと、
    有することを特徴とする振れ補正方法。
  7. 請求項5またに記載の振れ補正方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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