JP2024076851A - 制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム - Google Patents

制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像の中央部と周辺部とで被写体像の移動量の差が大きい場合に、見えでの違和感を低減することが可能な制御装置を提供すること。【解決手段】制御装置は、撮像装置と撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、撮像装置とレンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御装置であって、カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得する取得部と、像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように像振れ補正信号を調整する調整部とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、レンズ装置、撮像装置、カメラシステム、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、デジタルカメラやデジタルビデオカメラには、像振れを補正する機能が搭載されている。特許文献1には、カメラ本体と交換レンズのそれぞれに設けられた振れ補正機構の一方の振れ補正機構で像振れ補正を行い、一方の振れ補正機構が補正端に達した場合に他方の振れ補正機構で像振れ補正を行うカメラシステムが開示されている。
特開平11-101998号公報
一般的な光学系には歪曲収差が残存しているため、撮像素子を光軸に対してシフトすることで防振する撮像素子防振を行う場合、歪曲収差量の変化によって画像の中心部と周辺部での像点移動量に差が生じる。また、撮像光学系の一部のレンズ群を光軸に対してシフトすることで防振するレンズ内防振で振れ補正を行う場合も、レンズの偏心による偏心歪曲の変動によって中心部と周辺部での像点移動量に差が生じる。中心部と周辺部の像点移動量の差が大きいと、中心部と周辺部で像振れ補正後の見えに差が生じてしまう。
本発明は、画像の中央部と周辺部とで被写体像の移動量の差が大きい場合に、見えでの違和感を低減することが可能な制御装置を提供することを目的とする。
本発明の一側面としての制御装置は、撮像装置と撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、撮像装置とレンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御装置であって、カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得する取得部と、像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように像振れ補正信号を調整する調整部とを有することを特徴とする。
本発明により、画像の中央部と周辺部とで被写体像の移動量の差が大きい場合に、見えでの違和感を低減することが可能な制御装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係るカメラシステムの構成を示すブロック図である。 像振れ補正部の内部構成を示すブロック図である。 像振れ補正処理を示すフローチャートである。 OIS補正比率とIIS補正比率の説明図である。 OISとIISの説明図である。 実施例1の振れ調整ゲインの説明図である。 実施例2の位相補償フィルタの説明図である。 実施例3,4のOISとIISの敏感度の説明図である。 実施例3の振れ調整ゲインを乗算しない場合の像振れ補正残り量の一例を示す図である。 実施例3,4の振れ調整ゲインを乗算した場合の像振れ補正残り量の一例を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るカメラシステム(撮像システム)のブロック図である。カメラシステムは、交換レンズ(レンズ装置)101と、交換レンズ101が着脱可能及び通信可能に装着されるカメラ本体(撮像装置)100とにより構成される。
カメラ本体100は、カメラMPU102、操作部103、撮像素子104、カメラ側接点端子105、カメラ側ジャイロセンサ106、撮像素子アクチュエータ107、撮像素子位置センサ108、加速度センサ109、及び背面ディスプレイ116を有する。
カメラMPU102は、カメラ本体100及び交換レンズ101の制御全体を司るコントローラであり、操作部103からの入力に応じて、AE、AF、及び撮像等の様々な動作を制御する。カメラMPU102は、カメラ側接点端子105及び交換レンズ101に設けられたレンズ側接点端子112を通じてレンズMPU110との間で各種命令や情報を通信する。カメラ側接点端子105及びレンズ側接点端子112には、カメラ本体100から交換レンズ101に対して電源を供給するための電源端子も含まれている。
操作部103は、各種撮像モードの設定を行うモードダイヤルや、撮像準備動作や撮像の開始を指示するためのレリーズボタン等を備える。レリーズボタンの半押し操作によって第1スイッチ(SW1)がオンになり、全押し操作により第2スイッチ(SW2)がオンになる。SW1のオンに応じて撮像準備動作としてのAE及びAFが行われ、SW2のオンに応じてAE設定の確定やAFの停止等が行われると共に、撮像(露光)の開始が指示される(SW2-1のオン)。該指示から所定時間後に実際の露光が開始される(SW2-2のオン)。SW2-1及びSW2-2は、設定された露光時間が経過し、撮像が終了したタイミングでオフされる。SW1、SW2-1、及びSW2-2のオフ/オンは、通信によりカメラMPU102からレンズMPU110に通知される。
撮像素子104は、CCDセンサやCMOSセンサ等の光電変換素子により構成され、後述する撮像光学系を透過した光により形成される被写体像を光電変換して撮像信号を生成する。カメラMPU102は、撮像素子104からの撮像信号を用いて映像信号を生成する。
カメラ側ジャイロセンサ106は、手振れ等によるカメラ本体100に加わる角度振れ(カメラ振れ)を検出して角速度信号(カメラ振れ検出信号)を出力する振れセンサである。カメラMPU102は、振れ検出信号と、後述するIIS補正比率に基づいて撮像素子アクチュエータ107を駆動して、像振れ補正部である撮像素子104を後述する撮像光学系の光軸に直交する方向へ移動させる。この際、カメラMPU102は、撮像素子位置センサ108により検出される撮像素子104の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標値に近づくように撮像素子アクチュエータ107のフィードバック制御を行う。これにより、撮像素子104の移動による像振れ補正(以下、IISという)が行われる。なお、本実施形態では、撮像素子104が像振れ補正部として機能するが、カメラMPU102を、被写体像の切り出し位置を変化させることで像振れ補正を行う像振れ補正部として機能させてもよい。
加速度センサ109は、カメラ本体100の姿勢を検出したり、カメラ側ジャイロセンサ106では検出の難しい振れ(シフト振れ)を検出したりするのに用いられる。
背面ディスプレイ116は、カメラMPU102が撮像素子104からの撮像信号を用いて生成した映像信号に対応する映像を表示する。撮像前には、ユーザは、表示される映像をファインダ映像(ライブビュー映像)として観察することができる。また、撮像後には、背面ディスプレイ116に撮像により生成された記録用の静止画又は動画を表示することができる。
交換レンズ101は、像振れ補正レンズ114を含む撮像光学系、レンズMPU110、レンズ側ジャイロセンサ111、レンズ側接点端子112、レンズアクチュエータ113、及びレンズ位置センサ115を有する。
レンズ側ジャイロセンサ111は、交換レンズ101に加わる角度振れ(レンズ振れ)を検出して角速度信号(レンズ振れ検出信号)を出力する振れセンサである。レンズMPU110は、レンズ振れ検出信号と後述するOIS補正比率に基づいてレンズアクチュエータ113を駆動して、像振れ補正部である像振れ補正レンズ114を撮像光学系の光軸に直交する方向へ移動させる。この際、レンズMPU110は、レンズ位置センサ115により検出される像振れ補正レンズ114の位置(移動中心である光軸上の位置からの移動量)が目標値に近づくようにレンズアクチュエータ113のフィードバック制御を行う。これにより、像振れ補正レンズ114の移動による像振れ補正(以下、OISという)が行われる。
以下、図2を参照して、カメラシステムの像振れ補正部の構成を説明する。図2は、像振れ補正部の内部構成を示すブロック図である。
カメラシステムの像振れ補正部は、カメラ本体100のカメラ像振れ補正部201と交換レンズ101のレンズ像振れ補正部210とを有する。カメラ像振れ補正部201はカメラMPU102の一部であり、レンズ像振れ補正部210はレンズMPU110の一部である。
カメラジャイロオフセット除去部202は、カメラ側ジャイロセンサ106から出力された角速度信号から、オフセット成分を除去する。カメラ側角度変換部203は、カメラジャイロオフセット除去部202から出力された角速度信号を角度信号に変換する。カメラ側位相補償演算部208は、カメラ側ジャイロセンサ106や撮像素子アクチュエータ107の特性に合わせて、角度信号に位相進みフィルタ(PLF)と位相遅れフィルタ(PDF)を通す。カメラ情報記憶部204は、IISで撮像素子104が移動可能なストローク量等の情報を記憶しており、レンズ通信送信部205を介してレンズMPU110にカメラ内の情報として送信する。レンズ通信受信部206は、交換レンズ101のカメラ通信送信部214から送信された像振れ補正に関する情報を受信する。カメラ側協調駆動制御部(取得部)207は、カメラ情報記憶部204内の情報及びレンズ通信受信部206が受信した像振れ補正に関する情報(補正比率情報及び補正に必要な敏感度の情報)を基に、IISで補正する振れ量(像振れ補正量)を決定する。また、カメラ側協調駆動制御部207は、カメラ側位相補償演算部208に対しても像振れ補正に関する情報を渡すことができる。撮像素子駆動制御部(調整部)209は、カメラ側位相補償演算部208から出力された角度信号と、カメラ側協調駆動制御部207の出力とを用いて、撮像素子104の駆動制御信号を生成する。
レンズジャイロオフセット除去部211は、レンズ側ジャイロセンサ111から出力された角速度信号から、オフセット成分を除去する。レンズ側角度変換部212は、レンズジャイロオフセット除去部211から出力された角速度信号を角度信号に変換する。レンズ側位相補償演算部217は、レンズ側ジャイロセンサ111やレンズアクチュエータ113の特性に合わせて、角度信号に位相進みフィルタ(PLF)と位相遅れフィルタ(PDF)を通す。カメラ通信受信部215は、カメラ本体100のレンズ通信送信部205から送信された像振れ補正に関する情報を受信する。レンズ情報記憶部213は、OISで像振れ補正レンズ114が移動可能なストローク量や、像振れ補正に必要な敏感度等の光学特性に関する情報を記憶している。また、レンズ情報記憶部213は、撮像素子104が所定量移動したときの像振れ補正角、つまりはカメラ像振れ補正敏感度の情報を記憶している。
また、レンズ情報記憶部213は、レンズ像振れ補正部210が画像の中心部の像振れを所定角補正したときの画像の周辺部の像振れ補正残り量であるレンズ周辺像振れ補正残り量情報を記憶している。レンズ周辺像振れ補正残り量は、像振れ補正レンズ114が所定量移動したときの画像の中心部の像点移動量と所定像高における像点移動量の情報、すなわちOIS敏感度でもよい。また、レンズ周辺像振れ補正残り量は、像振れ補正レンズ114が所定量移動したときの像振れ補正角の情報から求められてもよい。また、レンズ周辺像振れ補正残り量は、画像の中心部の像振れを所定角補正したときの周辺部の像振れ補正残り量が像高ごとにどのように変化するかを示す関数の形式であってもよい。
更に、レンズ情報記憶部213は、カメラ像振れ補正部201が画像の中心部の像振れを所定角補正したときの画像の周辺部の像振れ補正残り量であるカメラ周辺像振れ補正残り量情報を記憶している。カメラ周辺像振れ補正残り量は、撮像素子104が所定量移動したときの画像の中心部の像点移動量と所定像高における像点移動量の情報、すなわちIIS敏感度から求められてもよい。また、カメラ周辺像振れ補正残り量は、画像の中心部の像振れを所定角補正したときの周辺部の像振れ補正残り量が像高ごとにどのように変化するかを示す関数の形式であってもよい。
レンズ情報記憶部213に記憶される情報は、撮像光学系に含まれるズームレンズやフォーカスレンズの移動によっても切り替わる情報であってもよい。
レンズ側協調駆動制御部(取得部)216は、レンズ情報記憶部213内の情報及びカメラ通信受信部215が受信した情報を基に、OISとIISの協調補正制御を行う。また、レンズ側協調駆動制御部216は、レンズ側位相補償演算部217に対しても像振れ補正に係る各種情報を渡すことができる。また、レンズ側協調駆動制御部216は、それぞれの像振れ補正部で補正する振れを決定するための補正比率(分担量)を取得する。像振れ補正レンズ駆動制御部(調整部)218は、レンズ側位相補償演算部217の出力した角度信号を元に、像振れ補正レンズ114の駆動制御信号を生成する。
以下、図3を参照して、像振れ補正処理について説明する。図3は、像振れ補正処理を示すフローチャートである。カメラ本体100及び交換レンズ101に電源が供給されると、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210は動作を開始する。なお、図3の像振れ補正処理は、カメラシステムに電源が供給された後、常時実施されてもよいし、記録を伴う撮像が行われている期間のみ実施されてもよい。すなわち、記録を伴う撮像が行われていない期間は、IIS又はOISの一方のみを実行させてもよいし、像振れ補正機能が停止されてもよい。
ステップS301では、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210は、カメラ本体100と交換レンズ101のそれぞれの通信送信部と通信受信部を介した通信により、カメラ本体100と交換レンズ101に関する情報を互いに共有する。共有される情報は、IIS及びOISで各像振れ補正部が移動可能なストローク量、周辺像振れ補正残り量、及び像振れ補正に必要な敏感度情報等を含む。本ステップの処理は、カメラシステム起動時に実施されてもよいし、周期的に実施されてもよい。
ステップS302では、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210は、ステップS301で共有した情報を元に、補正比率A,B,Cを取得する。また、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210は、カメラシステム全体の像振れ補正量である全補正量aを取得する。
補正比率A,B,Cは、カメラシステム全体の像振れ補正量に対するOISの像振れ補正量の比率(OIS補正比率)とする。すなわち、OIS補正比率がそれぞれA,B,Cである場合のカメラシステム全体の像振れ補正量に対するIISの像振れ補正量の比率(IIS補正比率)はそれぞれ、1-A,1-B,1-Cである。補正比率A,B,Cは、カメラ像振れ補正部201とレンズ像振れ補正部210のそれぞれにより演算されてもよいし、カメラ像振れ補正部201とレンズ像振れ補正部210の一方により演算され、通信で共有されてもよい。
全補正量aは、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210のそれぞれによりカメラ側ジャイロセンサ106及びレンズ側ジャイロセンサ111が出力する振れ検出信号を基に演算されてもよい。また、カメラ側ジャイロセンサ106とレンズ側ジャイロセンサ111が出力した振れ検出信号は、通信により共有されてもよい。また、振れ検出信号を角度信号や像振れ補正量に変換にしたものが通信により共有されてもよい。
ステップS303では、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210の少なくとも一方は、全補正量aの絶対値が閾値TH1より小さいかどうかを判定する。全補正量aの絶対値が閾値TH1より小さいと判定された場合、ステップS304の処理が実行され、全補正量aの絶対値が閾値TH1より大きい場合、ステップS305の処理が実行される。なお、全補正量aの絶対値が閾値TH1と等しい場合、どちらの処理を実行するかは、任意に設定可能である。
ステップS304では、補正比率AでOISが実行され、補正比率(1-A)でIISが実行される。
ステップS305では、カメラ像振れ補正部201及びレンズ像振れ補正部210の少なくとも一方は、全補正量aの絶対値が閾値TH2より小さいかどうかを判定する。
全補正量aの絶対値が閾値TH2より小さいと判定された場合、ステップS306の処理が実行され、全補正量aの絶対値が閾値TH2より大きい場合、ステップS307の処理が実行される。なお、全補正量aの絶対値が閾値TH2と等しい場合、どちらの処理を実行するかは、任意に設定可能である。
ステップS306では、補正比率BでOISが実行され、補正比率(1-B)でIISが実行される。
ステップS307では、補正比率CでOISが実行され、補正比率(1-C)でIISが実行される。
ステップS308では、像振れ補正機能を停止するかどうかが判定される。像振れ補正機能を停止する場合、本フローが終了され、像振れ補正機能を停止しない、すなわち像振れ補正機能を継続する場合、ステップS302の処理が実行される。
ここで、OIS補正比率及びIIS補正比率の演算方法について説明する。本実施形態では、レンズ周辺像振れ補正残り量(OIS周辺補正残り量)Ldとカメラ周辺像振れ補正残り量(IIS周辺補正残り量)Cdとの比較結果に応じて各補正比率を算出する場合について説明する。ただし、周辺部におけるOIS敏感度とIIS敏感度の比較結果に応じて各補正比率を算出してもよい。
OIS周辺補正残り量Ldの絶対値がIIS周辺補正残り量Cdの絶対値より小さい場合、OIS補正比率A,Cをそれぞれ1,0に設定する。OIS補正比率Bは、OIS補正比率A,Cの間で全補正量aに応じて変化するように、例えば以下の式(1)を用いて設定される。
B=(TH2-|a|)/(TH2-TH1) (1)
また、OIS周辺補正残り量Ldの絶対値がIIS周辺補正残り量Cdの絶対値より大きい場合、OIS補正比率A,Cをそれぞれ0,1に設定する。OIS補正比率Bは、OIS補正比率A,Cの間で全補正量aに応じて変化するように、例えば以下の式(2)を用いて設定される。
B=(|a|-TH1)/(TH2-TH1) (2)
図4は、OIS周辺補正残り量Ldの絶対値がIIS周辺補正残り量Cdの絶対値より小さい場合における全補正量aに対するOIS補正比率A,B,C及びIIS補正比率(1-A),(1-B),(1-C)を示している。横軸は全補正量aを示し、縦軸は補正比率を示している。図5(a)と図5(b)はそれぞれ、図4のOIS補正比率A,B,C及びIIS補正比率1-A,1-B,1-Cを用いた場合の全補正量aに対するOISによる像振れ補正量とIISによる像振れ補正量の時間変化を示している。横軸は時間を示し、縦軸は像振れ補正量を示している。図5に示されるように、周辺像振れ補正残り量が小さい方の像振れ補正部を優先的に用いることで、画像の周辺部の像振れを低減することができる。
ただし、全補正量aが閾値TH2を超える大きな振れが発生した場合、周辺部の像振れ補正残り量が大きい方の像振れ補正部を使用する必要がある。その場合、像振れ補正部が切り替わるごとに画像の周辺部の像振れ補正残り量が小さくなったり大きくなったりすることで、見えに違和感が生じる可能性がある。前述したように、補正比率を段階的に変化させることで見えの違和感を多少軽減することはできるが、歩きながらの撮影等の継続的に大きな振れが発生する場合、見えの違和感が続く可能性が高い。
そこで、各実施例では、見えの違和感を低減する方法について説明する。なお、各実施例では静止画を撮影する場合について説明するが、本発明はこれに限定されない。中心部と周辺部の像振れ補正残りの差により発生する歪みは連続的な撮影を行っている際に違和感として現れやすく、動画モードや動画モードの録画中において各実施例の処理を実施することは効果的である。
図6は、像振れ補正信号に乗算する振れ調整ゲインの説明図である。本実施例では、全補正量aの大きさに応じて像振れ補正信号に乗算する振れ調整ゲインを設定する。ここで、像振れ補正信号とは、カメラ側ジャイロセンサ106やレンズ側ジャイロセンサ111を元にして生成された像振れ補正量のことである。なお、振れ調整ゲインを乗算するのは、前述した補正比率を乗算した後の信号に対してでもよい。
カメラ側協調駆動制御部207とレンズ側協調駆動制御部216の少なくとも一方は、全補正量aの大きさに応じて振れ調整ゲインを算出する。撮像素子駆動制御部209は、算出された振れ調整ゲインを、カメラ側位相補償演算部208が出力した角度信号に対して乗算し、撮像素子104の駆動制御信号を生成する。像振れ補正レンズ114の駆動制御信号に対して振れ調整ゲインを乗算する場合、像振れ補正レンズ駆動制御部218が振れ調整ゲインを、レンズ側位相補償演算部217が出力した角度信号に対して乗算し、像振れ補正レンズ114の駆動制御信号を生成する。
本実施例では、OISで100%補正を行う閾値TH1までは振れ調整ゲインは1に設定され、IISで100%補正を行う閾値TH2以上で振れ調整ゲインは0.75に設定される。なお、全補正量aの大きさに応じて振れ調整ゲインを設定する方法を挙げたが、図4で示したIISとOISの補正比率に応じて振れ調整ゲインを設定してもよい。
以上説明したように、大きな振れが発生して周辺部の像振れ補正残り量が大きい方の像振れ補正部を使用する場合でも、乗算する振れ調整ゲインを調整することで中心部と周辺部の像振れ補正残りによる見えの違和感を低減することが可能である。
図7は、本実施例の位相補償フィルタの説明図である。本実施例では、図7に示されるように、撮像素子駆動制御部209と像振れ補正レンズ駆動制御部218はそれぞれ、全補正量aの大きさに応じてカメラ側位相補償演算部208とレンズ側位相補償演算部217の位相補償フィルタを変更する。
全補正量aが閾値TH1未満である場合に使用される位相進みフィルタPLF1と位相遅れフィルタPDF1は、IISとOISのそれぞれの特性に合わせてベストな振れ補正性能を実現可能なフィルタ特性を備える。ベストな振れ補正性能を実現可能なフィルタ特性とは、一般的な手振れ周波数帯域(1~20Hz)において、振れ補正性能が最も高くなるようにチューニングされた特性のことである。
全補正量aが閾値TH1以上閾値TH2未満である場合に使用される位相進みフィルタPLF2と位相遅れフィルタPDF2は、位相進みフィルタPLF1と位相遅れフィルタPDF1を使用した場合よりも振れ補正性能が落ちるようにチューニングされている。
全補正量aが閾値TH2以上である場合に使用される位相進みフィルタPLF3と位相遅れフィルタPDF3は、位相進みフィルタPLF2と位相遅れフィルタPDF2を使用した場合よりも振れ補正性能が落ちるようにチューニングされている。
フィルタ特性により振れ補正性能が落ちることで、中心部と周辺部の振れ補正性能が共に弱くなる。中心部が十分に振れ補正され、周辺部の振れ補正効果が弱いと、見えとしてより顕著に違和感が生じやすくなる。そのため、中心部の振れ補正性能もベストに対して弱くすることで、中心部と周辺部の見えの違和感を低減することができる。
以上説明したように、フィルタ特性を変えることによっても、中心部と周辺部の見えの違和感を低減することが可能である。なお、カメラ側位相補償演算部208とレンズ側位相補償演算部217の位相補償フィルタは、互いにフィルタ特性が異なっていてもよい。また、本実施例では、フィルタ特性を3段階に設定しているが、より細かく設定してもよい。また、実施例1と同様に、IISとOISの補正比率に応じて使用する位相補償フィルタを選択してもよい。
本実施例では、実施例1と異なる振れ調整ゲインの算出方法について説明する。図8は、本実施例のOISとIISのそれぞれの像高に対する敏感度情報を示している。IIS敏感度とOIS敏感度は、中心部で1である。像高が高い周辺部になると中心部に比べてOIS敏感度がずれ、最周辺部ではOIS敏感度は1.5である。敏感度差により、前述した周辺部の像振れ補正残りが発生する。また、最周辺部では、IIS敏感度は3である。すなわち、OISで補正した場合に比べて、IISで補正した場合の周辺部の像振れ補正残りは発生しやすい。そのため、実施例1と同様に、OISのストロークが残っているうちはOISで補正を行い、OISのストロークが少なくなると、IISで補正を行う。ただし、振れが大きい場合、IISで補正を行う必要があるため、周辺部の像振れ補正残りにより見えの違和感が発生してしまう。違和感を低減するために、振れ調整ゲインを撮像素子駆動制御部209や像振れ補正レンズ駆動制御部218で像振れ補正信号に乗算する。なお、IIS敏感度の方が、周辺部の像振れ補正残りが小さくなる敏感度である場合、IISを優先的に行い、ストロークが少さくなるとOISを行う。
図9は、振れ調整ゲインを乗算しない場合の像高に対する像振れ補正残り量の一例を示す図であり、像高ごとの敏感度は図8に対応している。工場で個体調整等を行う場合、一般的に像高の中心付近で調整が行われるため、IISとOISは共に像高の中心で最も振れ補正性能が高くなる。像振れ補正残り量は、(振れ量-振れ量×敏感度)の式で表すことができる。該式で算出された値の絶対値が大きいほど、像振れ補正残り量が大きいことになる。中心部と周辺部で、像振れ補正残り量の差が大きいほど見えの違和感が出やすくなる。
例えば、振れ量が1である場合、中心部での像振れ補正残り量は0(=1-1×1)となる。像振れ補正残り量が0であるため、IISとOISを実行した場合、共に中心部では敏感度に起因する像振れ補正残りは発生しない。OISでは最周辺部での敏感度は1.5であるため、OISを実行した場合の最周辺部での像振れ補正残り量は0.5(=1-1×1.5)となる。IISでは最周辺部での敏感度は3であるため、IISを実行した場合の最周辺部での像振れ補正残り量は-2(=1-1×3)となる。すなわち、IISを実行する場合、OISを実行する場合に比べて、中心部と周辺部の像振れ補正残りの差が大きくなる。
図10は、振れ調整ゲインを乗算する場合の像高に対する像振れ補正残り量の一例を示す図であり、像高ごとの敏感度は図8に対応している。本実施例では前述したように、OISを優先的に実行して像振れ補正レンズ114のストロークが少なくなってきたらIISを実行する。OISを実行する場合、IISを実行する場合に比べて、中心部と周辺部の像振れ補正残りの差が小さい。そこで、本実施例では、OISを実行する場合は振れ調整ゲインを乗算せず、IISを100%実行する場合に振れ調整ゲインを乗算する。そのため、図10には、IISを実行した場合の像高に対する像振れ補正残り量のみが示されている。振れ調整ゲインを乗算する場合、像振れ補正残り量は(振れ量-振れ量×敏感度×振れ調整ゲイン)で表すことができる。
例えば、振れ調整ゲインが0.5、振れ量が1である場合、中心部での像振れ補正残り量は0.5(=1-1×1×0.5)となる。一方、最周辺部での補正残り量は、-0.5(=1-1×3×0.5)となる。ここで、中心部と最周辺部での像振れ補正残り量の絶対値は1:1の関係になっており、中心部と周辺部の像振れ補正残りの差が大きくなることで発生する見えの違和感を低減可能である。
なお、本実施例では、中心部と最周辺部での像振れ補正残り量の絶対値が1:1になるような振れ調整ゲインを乗算する例について説明したが、見えの違和感を低減可能な振れ調整ゲインを設定することが重要である。例えば、中心部と周辺部の像振れ補正残りの差のバランスを取りながら、中心部は像振れ補正残り量を0に近づけることで、より見えの違和感を低減できる可能性がある。なお、本実施例では、敏感度と振れ調整ゲインを用いて像振れ補正残り量を算出するが、本発明はこれに限定されない。例えば、一般的な光学系には歪曲収差が残存しており、特に広角レンズでは歪曲収差が発生しやすく、中心部と周辺部での像点移動量に差が生じる。また、台形歪み等も中心部と周辺部での像点移動量に差を与える。そのため、像振れ補正残り量を収差情報等の光学情報を用いて算出してもよい。
実施例1乃至3では、IISとOISを共に実行する協調動作を行う場合について説明したが、本実施例ではIISのみを実行する場合について説明する。
本実施例では、IISのみを実行するため、図3と図4における補正比率A,B,Cは全て0となる。また、本実施例では、カメラ本体100は、図8におけるIIS敏感度の光学特性を持っているものとする。実施例3で説明したように、振れ調整ゲインを0.5とし像振れ補正信号に乗算することで、図10に示される像高に対する像振れ補正残り量となる。振れ調整ゲインを乗算しない場合、図9に示される像振れ補正残り量になるため、振れ調整ゲインを乗算することで中心部と周辺部の像振れ補正残り量の差を軽減することができる。それにより、見えでの違和感も低減することができる。
なお、本実施例ではIISのみを実行する場合について説明したが、OISのみを実行する場合も本実施例の方法を適用する可能である。
[その他の実施例]
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本実施形態の開示は、以下の構成及び方法を含む。
(構成1)
撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、前記撮像装置と前記レンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御装置であって、
前記カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得する取得部と、
前記像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように前記像振れ補正信号を調整する調整部とを有することを特徴とする制御装置。
(構成2)
前記レンズ装置は、撮像光学系の少なくとも一部を移動させることで像振れ補正を行う第1の像振れ補正部を含み、
前記撮像装置は、前記撮像光学系を透過した光により形成される被写体像を撮像する撮像素子を移動させる、又は前記被写体像の切り出し位置を変化させることで像振れ補正を行う第2の像振れ補正部を含むことを特徴とする構成1に記載の制御装置。
(構成3)
前記取得部は、前記第1の像振れ補正部と前記第2の像振れ補正部の像振れ補正の分担量を取得し、
前記調整部は、前記分担量に基づいて前記像振れ補正残り量を調整することを特徴とする構成2に記載の制御装置。
(構成4)
前記調整部は、前記振れの大きさに基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする構成1乃至3の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成5)
前記調整部は、像高ごとの像振れ補正残り量に基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする構成1乃至4の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成6)
前記調整部は、前記レンズ装置の光学情報に基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする構成1乃至5の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成7)
前記光学情報は、前記像振れ補正部の補正量に対する所定の像高ごとの像点移動量である像振れ補正敏感度を含むことを特徴とする構成6に記載の制御装置。
(構成8)
前記調整部は、前記像振れ補正信号に対してゲインを乗算することで前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする構成1乃至7の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成9)
前記調整部は、前記像振れ補正信号を通すフィルタの特性を変更することで前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする構成1乃至7の何れか一つの構成に記載の制御装置。
(構成10)
構成1乃至9の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像光学系とを有することを特徴とするレンズ装置。
(構成11)
構成1乃至9の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
(構成12)
構成1乃至9の何れか一つの構成に記載の制御装置と、
撮像光学系と、
撮像素子とを有することを特徴とするカメラシステム。
(方法1)
撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、前記撮像装置と前記レンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御方法であって、
前記カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得すステップと、
前記像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように前記像振れ補正信号を調整するステップとを有することを特徴とする制御方法。
(構成13)
方法1に記載の制御方法を撮像装置又はレンズ装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 カメラ本体(撮像装置)
101 交換レンズ(レンズ装置)
102 カメラMPU(制御装置)
104 撮像素子(像振れ補正部)
110 レンズMPU(制御装置)
114 像振れ補正レンズ(像振れ補正部)
207 カメラ側協調駆動制御部(取得部)
209 撮像素子駆動制御部(調整部)
216 レンズ側協調駆動制御部(取得部)
218 像振れ補正レンズ駆動制御部(調整部)

Claims (14)

  1. 撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、前記撮像装置と前記レンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御装置であって、
    前記カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得する取得部と、
    前記像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように前記像振れ補正信号を調整する調整部とを有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記レンズ装置は、撮像光学系の少なくとも一部を移動させることで像振れ補正を行う第1の像振れ補正部を含み、
    前記撮像装置は、前記撮像光学系を透過した光により形成される被写体像を撮像する撮像素子を移動させる、又は前記被写体像の切り出し位置を変化させることで像振れ補正を行う第2の像振れ補正部を含むことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記取得部は、前記第1の像振れ補正部と前記第2の像振れ補正部の像振れ補正の分担量を取得し、
    前記調整部は、前記分担量に基づいて前記像振れ補正残り量を調整することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記調整部は、前記振れの大きさに基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記調整部は、像高ごとの像振れ補正残り量に基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  6. 前記調整部は、前記レンズ装置の光学情報に基づいて前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  7. 前記光学情報は、前記像振れ補正部の補正量に対する所定の像高ごとの像点移動量である像振れ補正敏感度を含むことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記調整部は、前記像振れ補正信号に対してゲインを乗算することで前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  9. 前記調整部は、前記像振れ補正信号を通すフィルタの特性を変更することで前記像振れ補正信号を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  10. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像光学系とを有することを特徴とするレンズ装置。
  11. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
  12. 請求項1又は2に記載の制御装置と、
    撮像光学系と、
    撮像素子とを有することを特徴とするカメラシステム。
  13. 撮像装置と前記撮像装置に着脱可能に装着されるレンズ装置とを備え、前記撮像装置と前記レンズ装置の少なくとも一方が像振れ補正を行うための像振れ補正部を含むカメラシステムに用いられる制御方法であって、
    前記カメラシステムに対する振れを補正するための像振れ補正信号を取得すステップと、
    前記像振れ補正部を用いて像振れ補正を行った場合に画像の周辺部における像振れ補正残り量が小さくなるように前記像振れ補正信号を調整するステップとを有することを特徴とする制御方法。
  14. 請求項13に記載の制御方法を撮像装置又はレンズ装置のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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