JP2024037292A - インバータ - Google Patents

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JP2024037292A
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和仁 林
Kazuhito Hayashi
育弘 中村
Yasuhiro Nakamura
幸二朗 朝川
Kojiro Asakawa
浩一 栗山
Koichi Kuriyama
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】系統電圧の周波数を特定する技術を提供する。【解決手段】インバータは、電力系統の系統電圧の電圧値を経時的に取得する取得部と、前記系統電圧の実効値と、取得済みの電圧値と、用いて、電圧値が取得されたタイミングにおける前記系統電圧の位相を推定する推定部と、前記系統電圧のゼロクロス後の第1タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第1位相と、前記第1タイミング後に、前記第1タイミングと同様の向きのゼロクロス後の第2タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第2位相と、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの差と、を用いて、前記系統電圧の周波数を算出する算出部と、を備えていてもよい。【選択図】図2

Description

本明細書が開示する技術は、インバータに関する。
特許文献1には、系統連系インバータ装置が開示されている。インバータ装置は、系統電圧がゼロボルトを示すゼロクロスタイミングを検出する検出部を備える。
特開2014-239626号公報
電気自動車に用いられるインバータを再利用して系統連系用のインバータとして用いる場合、系統電圧のゼロクロスタイミングを正確に検出することができない場合がある。この場合、系統電圧の周波数を高精度に特定することは難しい。この場合、電力系統に異常が発生した場合、インバータからの電力を単独で用いる場合等に、適切な交流電力を出力することができない場合がある。本明細書では、系統電圧の周波数を特定する技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、インバータに関する。インバータは、電力系統の系統電圧の電圧値を経時的に取得する取得部と、前記系統電圧の実効値と、取得済みの電圧値と、用いて、電圧値が取得されたタイミングにおける前記系統電圧の位相を推定する推定部と、前記系統電圧のゼロクロス後の第1タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第1位相と、前記第1タイミング後に、前記第1タイミングと同様の向きのゼロクロス後の第2タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第2位相と、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの差と、を用いて、前記系統電圧の周波数を算出する算出部と、を備えていてもよい。
上記の構成によると、ゼロクロスタイミングを正確に特定せずとも、系統電圧の周波数を特定することができる。
インバータの概要図を示す。 制御装置が実行する周波数算出処理のフローチャートを示す。
図1に示すように、インバータ10は、発電機器2によって発電される直流電力を、交流電力に変換して、電力系統の系統電源に出力する。インバータ10は、ハイブリッド車等の電気自動車に搭載されていたものであり、系統連系用に再利用されるものである。このため、インバータ10には、電圧値を所定周期(例えば100マイクロ秒)で検出可能である一方、系統電圧がゼロボルトを示すゼロクロスタイミングを検出する機能を有していない。
インバータ10は、複数のスイッチング回路17と、コントローラ16と、を備える。複数のスイッチング回路17のそれぞれは、スイッチング素子13とダイオード14とで構成される。ダイオード14とスイッチング素子13とは並列に接続されている。複数のスイッチング回路17のうち、2個のスイッチング回路17が直列に接続され、直列に接続される2個のスイッチング回路17の複数の組が、互いに並列に接続されている。スイッチング素子13は、コントローラ16によって駆動される。コントローラ16がスイッチング素子13を適宜にオンオフすることによって、発電機器2によって発電される直流電力を、交流電力に変換する。なお、インバータ10の回路構成はこれに限らず、ハイブリッド車のような電気自動車に用いられるインバータの回路構成を有していればよい。
コントローラ16は、コンピュータプログラムを記憶するメモリと、コンピュータプログラムに従って処理を実行するCPUと、スイッチング素子13のゲート駆動用の駆動信号に変換するゲート駆動回路と、を備える。駆動信号は、スイッチング素子13を適宜の周期でオンオフさせるPWM信号(Pulse Width Modulation信号)である。
(周波数算出処理)
コントローラ16は、系統電圧の周波数を算出する周波数算出処理を実行する。周波数算出処理は、コントローラ16への系統電源に交流電力の出力を開始する際に、実行される。周波数算出処理では、S2において、コントローラ16は、電力系統の電圧値を取得する。インバータ10は、電気自動車用に設計されており、コントローラ16の処理負荷及び耐熱性の観点から、電圧値の取得頻度には限度がある。例えば、系統電圧を例えば100マイクロ秒未満の頻度で取得することができない。このため、コントローラ16は、決められた限度の取得頻度よりも低い頻度(例えば100マイクロ秒毎)で、系統電圧の電圧を取得する。コントローラ16は、電圧値が取得されたタイミングを、電圧値と組み合わせて記憶しておく。例えば、最初に電圧値が取得されたタイミングを「0」とし、続いて電圧値が取得される毎に、直前に電圧値が取得されたタイミングに100マイクロ秒を加算して、電圧値の取得タイミングを特定してもよい。
S4では、コントローラ16は、S2で取得済みの複数の電圧値から、最初に電圧値がゼロを示すゼロクロス後に取得される電圧値を特定する。具体的には、コントローラ16は、複数の電圧値のうち、最初に正負が逆転したタイミングでの電圧値を特定する。次いで、S6では、コントローラ16は、S2で取得済みの複数の複数の電圧値を用いて、系統電圧の実効値を算出する。次に、S8では、コントローラ16は、S4で特定済みの最初のゼロクロス後の電圧値の位相を推定する。具体的には、位相=arcsin(S4で特定済みの電圧値/(S6で算出済みの実効値×√2))を掲載することによって位相を算出する。
次いで、S10では、コントローラ16は、S2で取得済みの複数の電圧値から、2回目のゼロクロス後に取得される電圧値を特定する。ここで、2回目のゼロクロス後の電圧値は、複数の電圧値のうち、最初のゼロクロスタイミングと同様(例えば最初が「負」から「正」であれば、2回目も「負」から「正」)に正負が逆転した場合のゼロクロスタイミングの直後の電圧値である。S12では、コントローラ16は、S8と同様に、位相=arcsin(S10で特定済みの電圧値/(S6で算出済みの実効値×√2))を計算することによって位相を算出する。
S14では、コントローラ16は、系統電圧の周波数を算出して、周波数算出処理を終了する。具体的には、コントローラ16は、周波数(単位はHz)=(360度+S12で推定済みの位相-S8で推定済みの位相)/360度/(S10で特定済みの電圧値の取得タイミングとS4で特定済みの電圧値の取得タイミングとの差)を計算することによって、周波数を算出する。
コントローラ16は、系統電圧の周波数が特定されると、インバータ10から出力すべき電流及び電圧の指令値を算出し、それにより、スイッチング素子13の駆動信号を生成して、スイッチング素子13に出力する。
インバータ10によると、ゼロクロスタイミングを正確に特定せずとも、系統電圧の周波数を高精度に特定することができる。
なお、S4で特定済みの電圧値の取得タイミングが「第1タイミング」の一例であり、S10で特定済みの電圧値の取得タイミングが「第2タイミング」の一例である。S8で推定済みの位相が「第1位相」の一例であり、S12で推定済みの位相が「第2位相」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :発電機器、10 :インバータ、16 :コントローラ

Claims (1)

  1. 電力系統の系統電圧の電圧値を経時的に取得する取得部と、
    前記系統電圧の実効値と、取得済みの電圧値と、用いて、電圧値が取得されたタイミングにおける前記系統電圧の位相を推定する推定部と、
    前記系統電圧のゼロクロス後の第1タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第1位相と、前記第1タイミング後に、前記第1タイミングと同様の向きのゼロクロス後の第2タイミングにおける前記系統電圧の推定済みの第2位相と、前記第1タイミングと前記第2タイミングとの差と、を用いて、前記系統電圧の周波数を算出する算出部と、を備える、インバータ。
JP2022142020A 2022-09-07 2022-09-07 インバータ Pending JP2024037292A (ja)

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