JP2024036969A - 自律走行車、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】自律走行車における通信が遮断されたときに、適切なエリアに移動可能な自律走行車を提供することを目的とする。【解決手段】自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知する通信状態検知部と、現在の位置を特定する位置特定部と、自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納する記憶部と、前記通信状態検知部において前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定するエリア特定部と、前記所定のエリアに移動する移動処理を実行する移動実行部と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、自律走行車、方法、及びプログラムに関する。
火災を検知した場合、作業ロボットと連携して施設内の安全エリアへ誘導するための避難経路を表示させる防災連携システムが開示されている(特許文献1)。
特開第2020-74168号公報
特許文献1に記載の防災連携システムは、火災感知器を有する火災報知システムからの火災場所を特定する火災情報信号を取得する。当該防災連携システムは、火災情報信号に基づき火災場所を示す施設の地図を表示画面に表示する。また、当該防災連携システムは、施設内の安全エリアを作業ロボットに確認させるための安全確認応答信号を、作業ロボットに送信する。作業ロボットは、安全確認応答信号に基づき安全エリアに関する情報を防災連携システムに送信する。防災連携システムは、安全エリアに関する情報に基づき、安全な避難経路を設定して避難誘導を報知する。これにより、当該防災連携システムは、確認された安全エリアに基づき設定された避難経路にしたがった安全且つ迅速な人の避難行動を可能とする。
しかしながら、特許文献1に記載の防災連携システムでは、作業ロボットが安全エリアを特定することはできるものの、作業ロボットに通信遮断が生じた場合、作業ロボットがその場で待機することによって、人の避難行動に邪魔になり得るという問題が生じる。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みて、自律走行車における通信が遮断されたときに、適切なエリアに移動可能な自律走行車を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る自律走行車は、自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知する通信状態検知部と、現在の位置を特定する位置特定部と、自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納する記憶部と、前記通信状態検知部において前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定するエリア特定部と、前記所定のエリアに移動する移動処理を実行する移動実行部と、を含む。
本発明の一態様に係る方法は、コンピュータを含む自律走行車が、自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知することと、現在の位置を特定することと、自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納することと、前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定することと、前記所定のエリアに移動する移動処理を実行することと、を実行する。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知することと、現在の位置を特定することと、自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納することと、前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定することと、前記所定のエリアに移動する移動処理を実行することと、を実行させる。
本発明によれば、自律走行車における通信が遮断されたときに、適切なエリアに移動可能な自律走行車を提供することができる。
第1の実施形態に係る統合管理システムの構成の一例を示す図である。 統合管理システムの機能部および処理の概要の一例を示す図である。 自律走行車データベースD111の構成の一例を示す図である。 退避エリアデータベースD112の構成の一例を示す図である。 退避エリアの一例を示す平面図である。 状況表示画面T1の一例を示す図である。 確認画面T2の一例を示す図である。 設定画面T3の一例を示す図である。 統合管理システムの構成の変形例を示す図である。 信号データベースD101の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る統合管理システムの処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る統合管理システム20における自律走行車200の構成の一例を示す図である。 エレベータ内外の退避エリアの一例を示す図である。 自動ドアの近傍の退避エリアの一例を示す図である。 第2の実施形態に係る統合管理システムの処理手順を示すフローチャートである。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態における統合管理システム10について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形し、または各実施例を組み合わせる等して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。
===第1の実施形態に係る統合管理システム10の概要===
<<構成>>
図1を参照して、統合管理システム10の構成の概要について説明する。図1は、第1の実施形態に係る統合管理システム10の構成の一例を示す図である。
統合管理システム10は、例えば、災害が発生したことを検知した際に、自律走行車を人の通行の妨げにならない領域に自動的に退避させるシステムである。災害とは、例えば、地震、火災、水災などを含む。
図1に示すように、統合管理システム10は、例えば、退避制御装置100と、自律走行車200と、防災装置300と、管理者端末400とを含んでいてもよい。
退避制御装置100は、自律走行車200を制御するシステムである。退避制御装置100は、災害の発生を検知したことを示す情報を防災装置300から取得した場合、自律走行車200を所定のエリアに退避させるための要求(以下、「移動要求」という。)を自律走行車200に送信する。
自律走行車200は、自律的に走行するロボットである。自律走行車200は、例えば、カメラ、各種センサー、及びGPSから取得する画像や位置情報に基づき、目的の地点まで移動することができる。自律走行車200は、例えば、室内清掃用、荷物を目的の地点までの搬送用、建物内での不審者の発見用、建物の設備点検用などの役割に関する情報(以下、「役割情報」という。)が設定されていてもよい。
防災装置300は、各種災害を検知して、退避制御装置100に通知する装置である。防災装置300は、例えば、災害が発生した可能性があることを示す情報(以下、「災害情報」という。)を、退避制御装置100に送信する。また、防災装置300は、例えば、災害が復旧した際に、災害が発生した可能性が復旧したことを示す情報(以下、「復旧情報」という。)を退避制御装置100に送信する。
管理者端末400は、自律走行車の管理者によって操作される端末装置である。管理者端末400は、例えば、管理者による操作入力を受け付けることによって各種情報を生成する。管理者端末400は、退避制御装置100との間で各種情報を送受信する。
統合管理システム10は、退避制御装置100と、自律走行車200、防災装置300および管理者端末400との間で、例えばAPI(Application Programming Interface)連携によって各種情報を送受信するよう構成されている。なお、退避制御装置100と、自律走行車200、防災装置300および管理者端末400との間の通信方式についてはAPI連携に特に限定されず、種々の通信方式が適用されうるものとする。
ここで、退避制御装置100および防災装置300は、限定でなく例として、クラウドコンピュータ、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームであってもよい。なお、退避制御装置100における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータ(限定ではなく例として、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティング)により実現されていてもよいし、そうでなくてもよい。
また、管理者端末400は、例えば、スマートフォン、携帯電話(フィーチャーフォン)、パーソナルコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、 デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(Personal Digital Assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームであってもよい。
<<処理>>
図2を参照して、統合管理システム10の処理の概要について説明する。図2は、統合管理システム10の機能部および処理の概要の一例を示す図である。
ステップS10において、自律走行車200は、例えば、現在の位置を示す情報(以下、「位置情報」という。)を退避制御装置100に一定の間隔で送信する。
ステップS11において、防災装置300は、例えば、地震や火災などの災害が発生した可能性があることを示す災害情報を退避制御装置100に送信する。
ここで、退避制御装置100は、災害情報に基づき、自律走行車200が退避すべきエリア(以下、「退避エリア」という。)を特定する。
退避エリアは、例えば、自律走行車200の現在の位置から最も近いエリアである。退避エリアについては、図5を参照して詳細に後述する。
ステップS12において、退避制御装置100は、退避エリアへ移動させる要求(以下、「移動要求」という。)を自律走行車200のそれぞれに送信する。自律走行車200は、移動要求に基づき退避エリアに移動する。
なお、自律走行車200は、例えば、移動要求に含まれる退避エリアを示す情報に基づき退避エリアに移動してもよいし、自律走行車200の記憶部に記憶される退避可能なエリアを参照して、現在の位置を示す位置情報に基づき退避エリアを特定して移動してもよい。
ステップS13において、自律走行車200は、移動要求に応じて移動した状況を示す情報(以下、「移動結果情報」という。)を退避制御装置100に送信する。
移動結果情報は、例えば、自律走行車200の位置情報であってもよいし、自律走行車200が退避エリアに移動を完了したことを示す情報(以下、「移動完了情報」という。)であってもよいし、退避エリアに移動を完了していないことを示す情報(以下、「移動未了情報」という。)であってもよい。
ステップS14において、退避制御装置100は、移動結果情報を示す画面(以下、「状況表示画面T1」という。)を生成して、当該画面を管理者端末400に送信する。状況表示画面T1については、図6を参照して、詳細に後述する。
ここで、管理者端末400は、状況表示画面T1を表示部に表示させる。
ステップS15において、管理者端末400は、状況表示画面T1に対する管理者の操作入力に基づき、自律走行車200に移動開始を示す情報(以下、「移動開始情報」という。)を退避制御装置100に送信する。
ステップS16において、退避制御装置100は、移動開始情報を自律走行車200に送信する。自律走行車200は、移動開始情報に基づき通常の運転を開始する。
これにより、統合管理システム10は、災害が発生した可能性のある状況において、自律走行車200を人の通行に邪魔にならない退避エリアに迅速に移動させることで、人をスムーズに退避させることができる。
==退避制御装置100==
図2を参照して、退避制御装置100の機能構成について説明する。図1に示すように、退避制御装置100は、例えば、記憶部110と、取得部120と、位置特定部130と、エリア特定部140と、判定部150と、表示処理部160と、送信部170との機能部を含んでいてもよい。機能部とは、例えば、プロセッサ1001がメモリ1002に格納されているプログラムを読み出して実現される機能である。
記憶部110は、例えば、自律走行車データベースD111と、退避エリアデータベースD112とを記憶する。
図3を参照して、自律走行車データベースD111の一例について説明する。図3は、自律走行車データベースD111の構成の一例を示す図である。図3に示すように、自律走行車データベースD111は、例えば、[自律走行車ID]、[役割]、[位置]、[状態]、[移動結果]の項目を含んでいてもよい。[自律走行車ID]は、自律走行車を一意に識別する識別符号である。[役割]は、自律走行車の役割情報が格納される項目である。[位置]は、自律走行車それぞれの現在の座標を示す情報が格納される項目である。[状態]は、自律走行車の状態を示す情報が格納される項目である。なお、[状態]には、移動結果情報が格納されていてもよい。この場合、[移動結果]には、例えば、位置情報、移動完了情報または移動未了情報が格納される。
図4を参照して、退避エリアデータベースD112の一例について説明する。図4は、退避エリアデータベースD112の構成の一例を示す図である。図4に示すように、自律走行車データベースD111は、例えば、[退避エリアID]、[退避エリア名]、[退避エリア座標]、[移動時位置]の項目を含んでいてもよい。[退避エリアID]は、退避エリアを一意に識別する識別符号である。[退避エリア名]は、退避エリアの名称が格納される項目である。[退避エリア座標]は、退避エリアの座標を示す情報が格納される項目である。[退避エリア座標]の項目に格納される座標は、例えば、一点の座標であってもよいし、範囲を示す座標であってもよい。[退避時座標]は、退避エリアの座標に関連付けられる座標が格納される項目である。当該座標は、例えば、退去エリアのうち、最も近い退去エリアに関連付けられている。
最も近い退避エリアとは、例えば、現在の自律走行車200の位置から施設内の通路に沿った距離が最も短い距離を示すエリアであってもよいし、現在の自律走行車200の位置と直線で結んだ距離が最も短い距離を示すエリアであってもよい。
取得部120は、例えば、他の装置から各種情報を取得する。
具体的には、取得部120(災害情報取得部)は、防災装置300から災害情報および復旧情報を取得してもよい。
また、具体的には、取得部120(位置情報取得部)は、自律走行車200から現在の位置情報を取得してもよい。
また、具体的には、取得部120(移動結果取得部)は、移動要求に基づき移動した自律走行車200から移動結果情報を取得してもよい。
また、具体的には、取得部120(再開情報取得部)は、管理者端末400から、自律走行車200が通常運転に移行できる状態であることを示す情報(以下、「再開可能情報」という。)を取得してもよい。
位置特定部130は、例えば、自律走行車200から送信される、自律走行車200の現在の位置を示す位置情報に基づき、自律走行車200が所在する位置を特定する。位置特定部130は、例えば、ビーコンやGPSを用いて、自律走行車200の位置情報を取得してもよい。位置情報は、例えば経度と緯度の座標を示す情報である。
エリア特定部140は、例えば、位置情報に基づき退避エリアを特定する。
図5を参照して、退避エリアについて説明する。図5は、退避エリアの一例を示す平面図である。図5には、自律走行車200が移動する施設の平面図に、退避エリアRを示す。
退避エリアRは、自律走行車200が移動する範囲内に設けられるエリアであって、人の移動を妨げないエリアである。具体的には、図5(a)に示すように、退避エリアRは、通路の壁から所定の間隔(例えば、100mm)を空けて自律走行車200が停止可能なエリアである。
また、退避エリアRは、例えば、防火区画ごとに少なくとも一つ設けられることが望ましい。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200を安全な退避エリアに移動させることができる。
また、退避エリアRは、例えば、防火扉と手動扉とで挟まれる付室にも少なくとも一つ設けられることが望ましい。これにより、統合管理システム10は、扉を通過して移動することを回避できるため、安全、確実に退避エリアに移動させることができる。
一方、退避エリアRは、自律走行車200が移動する範囲内であっても人の移動または災害復旧作業に支障となるエリアには設定されない。
具体的には、退避エリアRは、手動で開閉するドアの前、自動ドアの前、防火扉の前、防火シャッタの下、エレベータ扉の前、消火栓の前、排煙口スイッチの前、AED(Automated External Defibrillator)を収容する箱の前などのエリアには設定されない。これにより、統合管理システム10は、人の救護活動の妨げになるような位置に自律走行車200を退避させることを回避できる。
エリア特定部140は、例えば、退避エリアデータベースD112を参照して、自律走行車200の位置情報に基づき退避エリアを特定してもよい。
具体的には、エリア特定部140は、自律走行車200の現在の位置から最も近い退避エリアを特定する。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200を迅速に退避させることができる。
このとき、エリア特定部140は、例えば、退去エリアデータベースD112を参照して、現在の位置(「退去時座標」項目)に対応する退避エリア(「退去エリア座標」)を特定してもよい。これにより、退避制御装置100は、少ない処理量で自律走行車200を退避エリアに退避させることができる。なお、エリア特定部140は、例えば、現在の位置から最も近い退避エリアを算出して特定してもよい。
また、エリア特定部140は、例えば、自動ドアを通過しないルートで移動可能な退避エリアを特定してもよい。これにより、統合管理システム10は、災害発生時に自動ドアが閉鎖されることによる退避不能のリスクを回避できる。
判定部150は、例えば、複数の自律走行車のそれぞれが退避エリアに移動を完了した状態であるか否かを判定する。
例えば、判定部150は、複数の自律走行車200のそれぞれの移動結果情報に基づき、自律走行車200が退避エリアに移動を完了した状態であるか否かを判定してもよい。
具体的には、判定部150は、複数の自律走行車200のそれぞれから送信される移動結果情報が、当該自律走行車200が最も近い退避エリアに移動を完了したことを示す場合、自律走行車200が退避エリアに移動を完了したと判定する。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200が移動を完了したことを迅速に把握することができる。
また、具体的には、判定部150は、複数の自律走行車200のそれぞれから送信される移動結果情報が、当該自律走行車200が最も近い退避エリアに移動を完了していないことを示す場合、退避エリアへの移動が未了であると判定する。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200が移動できない状況であることなどを迅速に管理者に通知できる。
例えば、判定部150は、複数の自律走行車のそれぞれの位置情報(ここでは、移動結果情報に含まれる情報)に基づき、自律走行車200が退避エリアに移動を完了した状態であるか否かを判定してもよい。
具体的には、判定部150は、複数の自律走行車200のそれぞれから送信される位置情報が、退避エリアの範囲内に収まっている場合、退避エリアに移動を完了したと判定する。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200が移動を完了したことを迅速に把握することができる。
表示処理部160は、例えば、各種装置の表示部に表示させる所定の画面を生成する。表示処理部160は、例えば、判定部150で判定された結果(以下、「判定結果」という。)と、自律走行車データベースD111および退避エリアデータベースD112とに基づき、状況表示画面T1を生成する。図6を参照して、表示処理部160において生成される状況表示画面T1の一例について説明する。図6は、自律走行車200の状況を示す状況表示画面T1の一例を示す図である。
図6に示すように、状況表示画面T1は、平面位置表示領域T11と、状態表示領域T12と、階表示領域T13と、状態通知領域T14と、一括復旧ボタンT15と、緊急避難ボタンT16とを含む。
平面位置表示領域T11は、施設における管理者に選択された階の平面図に自律走行車200の位置を示すオブジェクトBを表示させる表示領域である。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200のそれぞれがフロアのどこで稼働しているかを管理者に対して視覚的に容易に表示させることができるため、管理者の利便性を向上できる。
オブジェクトBは、凡例表示T17に示すように、自律走行車の役割および状態の少なくともいずれかに応じてオブジェクトBを異なる態様で表示される。これにより、統合管理システム10は、自律走行車200のそれぞれの場所とともに、自律走行車200のそれぞれの稼働状態を容易に把握することができるため、管理者の利便性を向上できる。
具体的には、表示処理部160は、自律走行車の役割および状態の少なくともいずれかに応じて、形状、色彩および表示方法(例えば、点滅や点灯)のうち少なくともいずれかが異なるように、オブジェクトBを表示させてもよい。
ここで、図6に示す平面位置表示領域T11には、施設の19階に、正常状態の清掃用の自律走行車200を示すオブジェクトを2つと、異常状態のデリバリー用の自律走行車200を示すオブジェクトを1つとが表示される。
状態表示領域T12は、自律走行車200のそれぞれの状況を表示させる領域である。 図6に示すように、状態表示領域T12は、例えば、自律走行車200における、種別、識別名称、稼働状況、所在階、状態、電池残量の項目を表示させる。
種別は、自律走行車200のそれぞれの役割を表示する項目である。識別名称は、例えば管理者によって自律走行車200のそれぞれに付けられた名称を表示する項目である。稼働状況は、自律走行車200のそれぞれの現在の稼働(退避状況)に関する状況(例えば、配送中、清掃中、退避中など)を表示する項目である。所在階は、自律走行車200のそれぞれが存する階を表示する項目である。電池残量は、自律走行車200のそれぞれの電池の残量を表示する項目である。
階表示領域T13は、施設のどの階に自律走行車200のそれぞれが存するかを視覚的に表示させる領域である。これにより、統合管理システム10は、複数の自律走行車200のそれぞれについて管理者に対して視覚的にわかりやすく表示させることができるため、管理者の利便性を向上できる。
具体的には、図6に示す階表示領域T13は、施設の2階に正常状態のデリバリー用の自律走行車200が1台と、6階に正常状態の清掃用の自律走行車200が5台と、19階に異常状態のデリバリー用の自律走行車200が1台および正常状態の清掃用の自律走行車200が2台と、24階に正常状態の清掃用の自律走行車200が1台と、30階に正常状態のデリバリー用の自律走行車200が1台とが存することをオブジェクトBを用いて表示する。
なお、表示処理部160は、例えば、自律走行車データベースD111を参照して、管理者の役割に対応する役割が関連付けられた自律走行車200を示すオブジェクトBのみを、平面位置表示領域T11、状態表示領域T12および階表示領域T13に反映させて表示部に表示させてもよい。これにより、統合管理システム10は、管理者のそれぞれに対して必要な情報のみを提供することができるため、管理者が迅速に判断可能になることから、管理者の利便性を向上できる。
具体的には、表示処理部160は、清掃用の自律走行車200を管理する管理者の管理者端末400の表示部に、図6に示す「清掃ロボット」に関連するオブジェクトBおよび状況のみを反映した状況表示画面T1を表示させてもよい。
状態通知領域T14は、異常状態の自律走行車200について管理者に通知するための表示領域である。これにより、統合管理システム10は、管理者に対して迅速に自律走行車の異常状態を通知することができるため、管理者の迅速な異常対応を可能にさせる。
一括復旧ボタンT15は、退避エリアに退避(停止)している自律走行車200の全てを通常の運転状態に戻すためのボタンである。
表示処理部160は、例えば、防災装置300から復旧情報を取得した場合、一括復旧ボタンT15を選択可能に表示させてもよい。これにより、統合管理システム10は、災害の誤報によって退避エリアに移動を開始した自律走行車200を迅速に通常運転へ移行することができる。
また、表示処理部160は、例えば、自律走行車200の全てが通常運転に移行できる状態であることを管理者が判断した場合、一括復旧ボタンT15を選択可能に表示させてもよい。これにより、統合管理システム10は、災害が継続している状況など自律走行車200を通常運転に移行してはいけない状況において自律走行車200を復旧させるような不測の事態を回避できる。
具体的には、退避制御装置100は、例えば、移動未了情報を送信した自律走行車200が存する場合、管理者端末400のそれぞれから取得される再開可能情報に基づき、施設内の全ての自律走行車200が通常運転に移行できる状態であると判断する。表示処理部160は、移行できる状態であると判断された場合、一括復旧ボタンT15を選択可能に表示させる。
ここで、表示処理部160は、復旧情報および再開可能情報を取得した場合、一括復旧ボタンT15を選択可能に表示させてもよい。これにより、統合管理システム10は、災害が復旧し、管理者による自律走行車200の状態確認が完了した状態で自律走行車200を通常運転に移行させるため、安全性が確実に確保された状態での自律走行車200の運用が可能となる。
また、退避制御装置100は、例えば、施設内の全ての自律走行車200から移動完了情報を取得した場合、一括復旧ボタンT15を選択可能に表示させてもよい。
退避制御装置100は、一括復旧ボタンT15に対する管理者の操作入力を受け付けた場合、全ての自律走行車200に移動開始情報を送信する。これにより、統合管理システム10は、全ての自律走行車200を一括して復旧させることができるため、管理者の利便性を向上できる。
なお、一括復旧ボタンT15は、退避エリアに退避している自律走行車200のうち、管理者に選択された自律走行車200のみに移動開始情報を送信するためのボタンであってもよい。
具体的には、管理者の操作入力を受け付けた平面位置表示領域T11に表示されているオブジェクトBであって、当該オブジェクトBに対応する自律走行車200にのみ移動開始情報を送信してもよい。これにより、統合管理システム10は、管理者の選択に基づき通常運転に移行できる状態にある自律走行車200のみを復旧させることができるため、管理者の利便性を向上できる。
表示処理部160は、一括復旧ボタンT15に対する管理者の操作入力を受け付けた場合、図7に示すように、自律走行車200に移動開始情報を送信してもよいかの確認画面T2を表示部に表示させてもよい。これにより、統合管理システム10は、意図しない自律走行車200の運転開始を回避できる。
緊急避難ボタンT16は、自律走行車200を管理者の手動にて退避エリアに退避させるためのボタンである。
具体的には、退避制御装置100は、緊急避難ボタンT16に対する管理者の操作入力を受け付けた場合、自律走行車200の最も近い退避エリアに退避するように、全ての自律走行車200のそれぞれに移動要求を送信する。これにより、統合管理システム10は、不測の事態が生じた場合などに、自律走行車200を手動で退避エリアに退避させることができるため、管理者の利便性を向上できる。
表示処理部160は、例えば、自律走行車200を退避させるタイミングと、自律走行車200にエラーが発生したときの通知先とを設定するための設定画面T3を生成してもよい。図8を参照して、表示処理部160において生成される設定画面T3の一例について説明する。図8は、設定画面T3の一例を示す図である。
図8に示すように、設定画面T3は、タイミング設定領域T31と、通知先設定領域T32と、登録ボタンT33とを含む。
タイミング設定領域T31は、例えば、防災装置300から出力される災害情報のタイミングに応じて、自律走行車200に移動要求を出力するタイミングを設定する設定領域である。
防災装置300は、例えば、感知器が火災や地震を感知した場合に第1報の災害情報を出力し、第1報の災害情報を出力した後に所定の時間が経過しても火災や地震を感知している状態が解除されない場合、第2報の災害情報を出力する。
タイミング設定領域T31は、安全優先モードに設定するための選択ボタンT311と、誤報配慮モードに設定するための選択ボタンT312とを有する。
選択ボタンT311が管理者によって選択された場合、退避制御装置100は、防災装置300から出力される第1報の災害情報を取得したことによって、自律走行車200に移動要求を送信する。
選択ボタンT312が管理者によって選択された場合、退避制御装置100は、第1報の所定の時間後に防災装置300から出力される第2報の災害情報を取得したことによって、自律走行車200に移動要求を送信する。
これにより、退避制御装置100は、防災装置300からの誤報によって自律走行車200を退避させずに適切なタイミングで退避させることができる。
通知先設定領域T32は、例えば、自律走行車200が退避エリアに移動できない状況について通知する宛先アドレスを設定する設定領域である。
登録ボタンT33は、例えば、タイミング設定領域T31および通知先設定領域T32に登録した内容を確定させるためのボタンである。
送信部170は、例えば、他の装置に各種情報を送信する。
具体的には、送信部170(要求送信部)は、災害情報に基づき、エリア特定部140で特定された退避エリアに自律走行車200のそれぞれを移動させるための移動要求を、自律走行車200に送信する。
また、具体的には、送信部170(状況送信部)は、自律走行車200の位置や移動状況が示される状況表示画面T1に関する情報を管理者端末400に送信する。
また、具体的には、送信部170(一括移動送信部)は、選択可能に表示された選択ボタンに対して、管理者の操作入力を受け付けると、移動開始情報を自律走行車200に送信する。
===自律走行車200===
次に、図2を参照して、自律走行車200の機能構成について説明する。図2に示すように、自律走行車200は、例えば、記憶部210と、情報送受信部220と、認識部230との機能部を含んでいてもよい。機能部とは、例えば、プロセッサ1001がメモリ1002に格納されているプログラムを読み出して実現される機能である。
記憶部210は、各種情報を記憶する。情報送受信部220は、退避制御装置100との間で各種情報(例えば位置情報や移動要求など)の送受信を行う。認識部230は、各種センサーなどによって周囲の状況を認識する。これにより、自律走行車200は、安全に自動ドアを通過できる状況であるか否かを判定するため、安全な移動を実現できる。
==防災装置300==
次に、防災装置300の機能構成について説明する。図2に示すように、防災装置300は、例えば、記憶部310と、情報送受信部320との機能部を含んでいてもよい。機能部とは、例えば、プロセッサ1001がメモリ1002に格納されているプログラムを読み出して実現される機能である。
記憶部310は、各種情報を記憶する。情報送受信部320は、退避制御装置100との間で各種情報(例えば状況表示画面T1や移動開始情報など)の送受信を行う。
==管理者端末400==
次に、管理者端末400の機能構成について説明する。図2に示すように、管理者端末400は、例えば、記憶部410と、情報送受信部420との機能部を含んでいてもよい。機能部とは、例えば、プロセッサ1001がメモリ1002に格納されているプログラムを読み出して実現される機能である。
記憶部410は、各種情報を記憶する。情報送受信部420は、退避制御装置100との間で各種情報(例えば防災情報や接点信号など)の送受信を行う。
==変形例==
次に、図9を参照して、統合管理システム10の変形例について説明する。図9は、統合管理システム10の構成の変形例を示す図である。以下、図1に示す統合管理システム10と異なる構成についてのみ説明し、特に言及がない場合は図1に示す統合管理システム10と同様とする。
<<第1の変形例>>
また、統合管理システム10は、例えば、退避制御装置100が自律走行車200との間の通信が遮断された状態を検知するように構成されていてもよい。
具体的には、退避制御装置100は、例えば通信状態検知部180をさらに含んでいてもよい。
通信状態検知部180は、自律走行車200との間の通信が遮断されたことを検知する。通信状態検知部180は、例えば、自律走行車200に所定の情報を送信した後、所定の時間が経過しても返信が無い場合、自律走行車200との間の通信が遮断されたと判定してもよい。
表示処理部160は、例えば、自律走行車200との間の通信が遮断されたことを状態通知領域T14に表示させてもよい。
また、表示処理部160は、例えば、通信が遮断された自律走行車200を示すオブジェクトを、他の自律走行車200を示すオブジェクトと異なる態様で表示部に表示させてもよい。
具体的には、表示処理部160は、例えば、通信が遮断された自律走行車200を示すオブジェクトと、退避エリアに移動が完了した自律走行車200を示すオブジェクトと、前記所定のエリアに移動が完了しなかった自律走行車200を示すオブジェクトと、を形状、色彩および表示方法(例えば、点滅や点灯)のうち少なくともいずれかが異なるように表示部に表示させてもよい。
これにより、統合管理システム10は、管理者に対して迅速に自律走行車200の通信遮断状態を通知することができるため、管理者の迅速な通信遮断への対応を可能にさせる。
送信部170は、例えば、通信状態検知部180において通信が遮断されたことを検知した場合、自律走行車200との間の通信が遮断されたことを示す情報(以下、「通信遮断情報」という。)を、メールなどによって管理者端末400に送信してもよい。
これにより、統合管理システム10は、管理者に対して迅速に自律走行車200の通信遮断状態を簡易な方法によって通知することができるため、管理者の迅速な通信遮断への対応を可能にさせる。
<<第2の変形例>>
統合管理システム10は、例えば、自律走行車200が移動要求に基づき退避エリアに移動する際に、自律走行車200が他の装置と連動中の場合、自律走行車200に所定の退避行動を実行させてもよい。
これにより、統合管理システム10は、自律走行車200が他の装置と連動中である場合、自律走行車200が適切に退避できないことがあるところ、他の装置と関係を考慮した適切な退避行動を自律走行車200にとらせることができる。
具体的には、退避制御装置100は、例えば退避状況判定部190をさらに含んでいてもよい。
退避状況判定部190は、例えば、自律走行車200が他の装置と連動中か否かを判定する。例えば、退避状況判定部190は、自律走行車200が他の装置と通信中である場合、他の装置と連動中であると判定してもよい。
具体的には、退避状況判定部190は、自律走行車200がエレベータの制御装置に対してエレベータに乗り込むことを要求している場合、他の装置と連動中であると判定してもよい。
また、具体的には、退避状況判定部190は、自律走行車200がエレベータに乗っている状況である場合(例えば、位置情報がエレベータ内の位置を示す場合)、他の装置と連動中であると判定してもよい。
また、具体的には、退避状況判定部190は、自律走行車200が自動ドアの制御装置(不図示)に対して自動ドアを通過することを要求している場合、他の装置と連動中であると判定してもよい。
なお、退避状況判定部190は、自律走行車200が他の装置に所定の情報を送信していることに基づき他の装置と連動中であるか否かを判定することに限定されず、例えば、自律走行車200の位置情報に基づき、他の装置と連動中であるか否かを判定してもよい。
エリア特定部140は、例えば、退避状況判定部190で判定された結果に基づき、自律走行車200の退避エリアを特定する。
具体的には、エリア特定部140は、自律走行車200がエレベータに乗り込むことを要求している場合、エレベータへの乗り込みを取りやめさせて、エレベータに最も近い退避エリアに移動させるよう退避エリアを特定してもよい。
また、具体的には、エリア特定部140は、自律走行車200がエレベータに乗っている状況である場合、エレベータが到着した階において自律走行車200が最も近い退避エリアに移動させるよう退避エリアを特定してもよい。
また、具体的には、エリア特定部140は、自律走行車200が自動ドアの制御装置に対して自動ドアを通過することを要求している場合、自動ドアを通過した場所から最も近い退避エリアに移動させるよう退避エリアを特定してもよい。
<<第3の変形例>>
また、統合管理システム10は、例えば、退避制御装置100が、防災装置300から災害に関する接点信号を取得することによって、災害を検知するよう構成されていてもよい。
これにより、汎用性の高いリレー制御で構成される防災装置300に対する制御を簡易な構成により実現することができる。
接点信号とは、例えば、JSON(JavaScript Object Notation)形式のテキストデータであってもよいし、他のプロトコルであってもよく、防災装置300の各種リレーの動作を示す電気信号であればよい。
具体的には、図9に示すように、退避制御装置100は、変換器101を通じて、防災装置300から災害情報を取得してもよい。
変換器101は、例えば、防災装置300から出力される接点信号が入力されて、災害情報に変換する機能を有するインターフェースである。
なお、図9では、退避制御装置100が変換器101を備えるように示しているが、これに限定されない。変換器101は、統合管理システム10に含まれない装置であってもよい。
変換器101は、接点信号を災害情報に変換するための信号データベースD101を有していてもよい。図10を参照して、信号データベースD101について説明する。図10は、信号データベースD101の一例を示す図である。
図10に示すように、信号データベースD101は、例えば、[リレー番号]、[区分]、[名称]、[値]、[信号形式]の項目を含んでいてもよい。[リレー番号]は、制御盤(不図示)に含まれるリレーを一意に識別する識別符号である。[名称]は、リレーの名称を示す項目である。具体的には、[名称]には、当該リレーに対応する災害を識別する符号が示される。[値]は、リレーの接点が接続されている「1」の状態、リレーの接点が開放されている「0」の状態の役割を示す項目である。[信号形式]は、[リレー番号]に対応するリレーへの信号が1回の入力(1ショット)であるか、連続的な入力(連続)であるかを示す項目である。
なお、第3の変形例における統合管理システム10では、防災装置300は、例えば、災害に関する接点信号を退避制御装置100に出力する接点信号出力部340をさらに含む。
===処理手順===
次に、図11を参照して、統合管理システム10の処理手順について説明する。図11は、統合管理システム10の処理手順を示すフローチャートである。図11では、一例として、地震が発生した状況において、自律走行車200を退避させた後に、一括で自律走行車200を通常の運転に移行させる処理手順について説明する。
ステップS100において、自律走行車200は、所定の時間間隔で現在の位置を示す位置情報を退避制御装置100に送信する。
ステップS101において、防災装置300は、災害を検知した場合、災害情報を退避制御装置100に送信する。
ステップS102において、退避制御装置100は、災害情報を取得したことに応じて、自律走行車200のそれぞれの退避エリアを特定する。
ステップS103において、退避制御装置100は、退避エリアに移動させるための移動要求を自律走行車200のそれぞれに送信する。
ステップS104において、自律走行車200は、移動した結果を示す移動結果情報(位置情報、移動完了情報、移動未了情報など)を退避制御装置100に送信する。
ステップS105において、退避制御装置100は、移動結果情報に基づき自律走行車200のそれぞれの移動状況を判定する。
ステップS106において、退避制御装置100は、自律走行車200のそれぞれの移動状況を反映した移動結果画面T1を生成して、管理者端末400に送信する。
ステップS107において、管理者端末400は、移動結果画面T1を表示部に表示する。これにより、管理者は、自律走行車200のそれぞれの移動状況を的確に把握することができる。
ステップS108において、例えば全ての自律走行車200が通常運転に移行可能な状況であると管理者が判断した場合、管理者端末400は、管理者から一括復旧ボタンT15に対する操作入力を受け付けて、移動開始情報を退避制御装置100に送信する。
ステップS109において、退避制御装置100は、自律走行車200のそれぞれを通常運転に開始させるための移動開始情報を送信する。
ステップS110において、自律走行車200は、移動開始情報に基づき通常運転を開始する。
これにより、統合管理システム10は、災害発生時に自律走行車200を人の避難行動の邪魔にならない場所に移動させることができるとともに、自律走行車200のそれぞれの状況を管理者に適切に提供することができる。
===第2の実施形態に係る統合管理システム20===
次に、図12を参照しながら、第2の実施形態に係る統合管理システム20について説明する。図12は、第2の実施形態に係る統合管理システム20における自律走行車200の構成の一例を示す図である。
統合管理システム20は、退避制御装置100と自律走行車200との間で通信遮断が発生した場合、自律走行車200が自動的に退避エリアに移動するシステムである。以下、統合管理システム10と異なることについて説明することとし、特に言及しない場合は統合管理システム10と同じとする。
<<構成>>
自律走行車200は、例えば、記憶部210と、情報送受信部220と、認識部230と、位置特定部240と、通信状態検知部250と、エリア特定部260と、移動実行部270とを含む。
記憶部210は、例えば、退避エリアデータベースD212を記憶する。退避エリアデータベースD212は、退避エリアを記憶するデータベースであり、図4に示す退避エリアデータベースD112と同様であるものの、具体的には以下の退避エリアをさらに記憶していてもよい。
以下、図13、図14を参照して、退避エリアについて説明する。図13は、エレベータ内外の退避エリアの一例を示す図である。図14は、自動ドアの近傍の退避エリアの一例を示す図である。
退避エリアは、例えば、エレベータ内における、当該エレベータのドアを塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを含む。
具体的には、図13に示すように、当該所定のエリアは、エレベータ内の四隅に近接するエリアR11~R14(破線で示すエリア)であってもよい。また、当該所定のエリアは、例えば、エレベータのドアの左右の角に近接するエリアR11,R12であってもよい。さらには、当該所定のエリアは、エレベータ内におけるドアの左右の角のうち操作パネルがない方の角に近接するエリアR11であることが好適である。これにより、自律走行車200は、エレベータ内において人の通行の妨げにならない位置に退避することができる。
また、退避エリアは、例えば、エレベータ外におけるエレベータのドアの近傍であって、当該ドアの前面を塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを含む。
具体的には、図13に示すように、当該所定のエリアは、エレベータの外側領域(通路)の壁に沿う、当該ドアを中心(例えば、図13の「中心線」)として所定の範囲内(例えば中心線から2mの範囲)のエリアR21~R23(破線で示すエリア)である。また、当該所定のエリアは、エレベータの外側領域におけるエレベータの操作パネルがない方の壁に沿うエリアR21であることが好適である。これにより、自律走行車200は、エレベータに出入りする人の通行の妨げにならない位置に退避することができる。
また、退避エリアは、例えば、自動ドアの近傍であって、自動ドアの通行領域を塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを含む。
自動ドアとは、例えば、建物内の空間と空間との境界に設けられるドアであって、対象が所定の位置に存する場合、当該対象を感知して機械によって自動的に開閉されるドアである。
具体的には、図14に示すように、当該所定のエリアは、例えば、自動ドアの左右の壁に沿う、自動ドア(図14の「中心線」)から所定の範囲内(例えばドアから2mの範囲)のエリアR31~R34(破線で示すエリア)である。これにより、自律走行車200は、自動ドアに出入りする人の通行の妨げにならない位置に退避することができる。
情報送受信部220は、退避制御装置100との間で各種情報(例えば位置情報や移動開始情報など)を送受信する。
認識部230は、各種センサーなどによって周囲の状況を認識する。これにより、退避エリアに移動する際に壁や人に接触せず、適切な位置に退避することができる。
位置特定部240は、例えば、現在の位置を示す位置情報に基づき、所在する位置を特定する。位置特定部130は、例えば、ビーコンやGPSを用いて位置情報を取得してもよい。位置情報は、例えば経度と緯度の座標を示す情報である。
通信状態検知部250は、例えば、退避制御装置100との間の通信が遮断されたことを検知する。
エリア特定部260は、通信状態検知部250で通信が遮断されたことを検知された場合、退避エリアデータベースD212を参照して、位置情報に基づき、複数の退避エリアのうち所定の退避エリアを特定する。
具体的には、エリア特定部260は、複数の退避エリアのうち最も近い退避エリアを特定してもよい。これにより、自律走行車200は、人の行動の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避することができる。
また、具体的には、エリア特定部260は、自律走行車200がエレベータ内にいる場合、図13に示すエリアR11~R14のいずれかを特定してもよい。これにより、自律走行車200は、エレベータに出入りする人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
また、具体的には、エリア特定部260は、自律走行車200がエレベータ外でエレベータの到着を待っている場合(エレベータの制御装置と連動している場合)、図13に示すエリアR21~R23のいずれかを特定してもよい。これにより、自律走行車200は、エレベータに出入りする人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
また、具体的には、エリア特定部260は、自律走行車200が自動ドアを通過中である場合(自動ドアの制御装置と連動している場合)、図14に示すエリアR31~R33のいずれかを特定してもよい。これにより、自律走行車200は、自動ドアを通過する人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
ここで、エリア特定部260は、自動ドアを制御する制御装置からドアが開状態であることを示す情報を取得し、および自律走行車200自身が通過指示中である場合、自律走行車200が自動ドアを通過中であると判断してもよい。
移動実行部270は、エリア特定部260で特定された退避エリアに移動する移動処理を実行する。
<<処理手順>>
次に、図15を参照して、第2の実施形態に係る統合管理システム20の処理手順について説明する。図15は、第2の実施形態に係る統合管理システム20の処理手順を示すフローチャートである。図15では、一例として、通信遮断が発生した状況において、自律走行車200が退避エリアに退避した後、管理者が自律走行車200を通常の運転に移行させる処理手順について説明する。
ステップS200において、自律走行車200は、所定の時間間隔で現在の位置を特定する。
ステップS201において、自律走行車200は、退避制御装置100との間で通信遮断が発生したことを検知する。
ステップS202において、退避制御装置100は、自律走行車200との間で通信遮断が発生したことを検知する。退避制御装置100は、所定の自律走行車200についての通信遮断情報を管理者端末400に通知する(例えば、メール、図6に示す状態通知領域T14への表示など)。
ステップS203において、自律走行車200は、最も近い退避エリアを特定する。
ステップS204において、自律走行車200は、特定した退避エリアに移動する。
ステップS205において、自律走行車200は、退避制御装置100との間で通信が再開したことを検知する。自律走行車200は、移動結果情報(例えば位置情報)を退避制御装置100に送信する。
ステップS206~ステップ210のそれぞれは、図11に示すステップS106~ステップS210のそれぞれと同様であるため、その説明を省略する。
これにより、統合管理システム20は、自律走行車200の通信が遮断したときに、自律走行車200を人の通行の妨げにならないよう迅速に退避させることができる。
===ハードウェア構成===
図16を参照して、退避制御装置100、自律走行車200、防災装置300および管理者端末400のハードウェア構成について説明する。図16は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ1000は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、記憶装置1003と、入力I/F部1004と、データI/F部1005と、通信I/F部1006、及び表示装置1007を含む。
プロセッサ1001は、メモリ1002に記憶されているプログラムを実行することによりコンピュータ1000における各種の処理を制御する制御部である。
メモリ1002は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ1002は、プロセッサ1001によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。
記憶装置1003は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置1003は、オペレーティングシステムや、上記各構成を実現するための各種プログラムを記憶する。
入力I/F部1004は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F部1004の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサー、ウェアラブル・デバイス等が挙げられる。入力I/F部1004は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインターフェースを介してコンピュータ1000に接続されても良い。
データI/F部1005は、コンピュータ1000の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F部1005の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F部1005は、コンピュータ1000の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F部1005は、例えばUSB等のインターフェースを介してコンピュータ1000へと接続される。
通信I/F部1006は、コンピュータ1000の外部の装置と有線又は無線により、インターネットNを介したデータ通信を行うためのデバイスである。通信I/F部1006は、コンピュータ1000の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F部1006は、例えばUSB等のインターフェースを介してコンピュータ1000に接続される。
表示装置1007は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置1007の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、ウェアラブル・デバイスのディスプレイ等が挙げられる。表示装置1007は、コンピュータ1000の外部に設けられても良い。その場合、表示装置1007は、例えばディスプレイケーブル等を介してコンピュータ1000に接続される。また、入力I/F部1004としてタッチパネルが採用される場合には、表示装置1007は、入力I/F部1004と一体化して構成することが可能である。
===まとめ===
本実施形態に係る自律走行車200は、自律走行車200を制御する退避制御装置100(制御装置)との間の通信が遮断されたことを検知する通信状態検知部250と、現在の位置を特定する位置特定部240と、自律走行車200が退避可能な複数の退避エリア(エリア)を示す情報を格納する記憶部と、通信状態検知部において退避制御装置100(制御装置)との間の通信が遮断されたことを検知した場合、現在の位置に基づいて、複数の退避エリア(エリア)のうちの所定の退避エリア(エリア)を特定するエリア特定部260と、所定の退避エリア(エリア)に移動する移動処理を実行する移動実行部270と、を含む。これにより、自律走行車200は、自律走行車200における通信が遮断されたときに、予め定められた退避エリアに移動することができる。
また、本実施形態に係る自律走行車200のエリア特定部260は、現在の位置に基づいて、複数のエリアのうちの自律走行車200が最も近い所定の退避エリア(エリア)を特定する。これにより、自律走行車200は人の行動の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避することができる。
また、本実施形態に係る自律走行車200の記憶部210は、エレベータ内における、当該エレベータのドアを塞がない、自律走行車200が退避可能な所定の退避エリア(エリア)示す情報を含む退避エリアデータベースD212を有し、エリア特定部260は、現在の位置がエレベータの中を示す場合、エレベータ内の所定の退避エリア(エリア)を特定する。これにより、自律走行車200は、エレベータに出入りする人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
また、本実施形態に係る自律走行車200は、記憶部210は、エレベータ外における当該エレベータのドアの近傍であって、当該ドアを塞がない、自律走行車200が退避可能な所定の退避エリア(エリア)を示す情報を含む退避エリアデータベースD212を有し、エリア特定部260は、自律走行車200がエレベータを制御する制御装置(不図示)と連動している場合、エレベータ外の所定の退避エリア(エリア)を特定する。これにより、自律走行車200は、エレベータに出入りする人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
また、本実施形態に係る自律走行車200は、記憶部210は、自動ドアの近傍であって、自動ドアの通行領域を塞がない、自律走行車200が退避可能な所定の退避エリア(エリア)を示す情報を含む退避エリアデータベースD212を有し、エリア特定部260は、現在の位置が自動ドアを通過中である場合、自動ドアの所定の退避エリア(エリア)を特定する。これにより、自律走行車200は、自動ドアを通過する人の邪魔にならない退避エリアに迅速に退避できる。
10,20…統合管理システム、100…退避制御装置、110…記憶部、120…取得部、130…位置特定部、140…エリア特定部、150…判定部、160…表示処理部、170…送信部、200…自律走行車、210…記憶部、220…情報送受信部、230…認識部、240…位置特定部、250…通信状態検知部、260…エリア特定部、270…移動実行部、300…防災装置、400…管理者端末。

Claims (7)

  1. 自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知する通信状態検知部と、
    現在の位置を特定する位置特定部と、
    自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納する記憶部と、
    前記通信状態検知部において前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定するエリア特定部と、
    前記所定のエリアに移動する移動処理を実行する移動実行部と、
    を含む自律走行車。
  2. 前記エリア特定部は、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの前記自律走行車が最も近い前記所定のエリアを特定する、
    請求項1に記載の自律走行車。
  3. 前記記憶部は、エレベータ内における、当該エレベータのドアを塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを示す情報を含み、
    前記エリア特定部は、前記現在の位置がエレベータの中を示す場合、前記エレベータ内の所定のエリアを特定する、
    請求項1に記載の自律走行車。
  4. 前記記憶部は、エレベータ外における当該エレベータのドアの近傍であって、当該ドアを塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを示す情報を含み、
    前記エリア特定部は、前記自律走行車がエレベータを制御する制御装置と連動している場合、前記エレベータ外の所定のエリアを特定する、
    請求項1に記載の自律走行車。
  5. 前記記憶部は、自動ドアの近傍であって、前記自動ドアの通行領域を塞がない、自律走行車が退避可能な所定のエリアを示す情報を含み、
    前記エリア特定部は、前記現在の位置が自動ドアを通過中である場合、前記自動ドアの所定のエリアを特定する、
    請求項1に記載の自律走行車。
  6. コンピュータを含む自律走行車が、
    自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知することと、
    現在の位置を特定することと、
    自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納することと、
    前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定することと、
    前記所定のエリアに移動する移動処理を実行することと、
    を実行する方法。
  7. コンピュータに、
    自律走行車を制御する制御装置との間の通信が遮断されたことを検知することと、
    現在の位置を特定することと、
    自律走行車が退避可能な複数のエリアを示す情報を格納することと、
    前記制御装置との間の通信が遮断されたことを検知した場合、前記現在の位置に基づいて、前記複数のエリアのうちの所定のエリアを特定することと、
    前記所定のエリアに移動する移動処理を実行することと、
    を実行させるためのプログラム。
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