JP2024036736A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

Figure 2024036736000001
【課題】 調整された空気をより滞りなく機外に送り出すことが可能な空気調和装置を提供すること。
【解決手段】 空気調和装置A1は、空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整する空気調整部3と、第1送風部4と、空気調整部3および第1送風部4を収容し且つ空気調整部3によって調整された空気を吹き出す第1吹き出し口56を有する第1筐体5と、を有する空気調和ユニット1と、第2吹き出し口64を有し、第1吹き出し口56からの空気を吸引して第2吹き出し口64から吹き出す第2送風部6と、第2送風部6を支持し且つ第1吹き出し口56からの空気を吹き出す第3吹き出し口76を有する第2筐体7と、を有する送風ユニット2と、を備える。
【選択図】 図6

Description

本発明は、空気調和装置に関する。
空気の温度及び湿度および清浄度の少なくとも1つを調整する空気調和機構と、該空気調和機構にて調整された調整空気を吸引して送り出すための送風機構とを、備えた空気調和装置が種々に提案されている。特許文献1には、従来の空気調和装置の一例が開示されている。
特開2019-95185号公報
同文献に開示された空気調和装置では、空気調和機構から吹き出される風量と、送風機構の風量とに差があった場合、空気調和機構で調和された空気がスムーズに機外に送り出されないおそれがある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、調整された空気をより滞りなく機外に送り出すことが可能な空気調和装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される空気調和装置は、空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整する空気調整部と、第1送風部と、前記空気調整部および前記第1送風部を収容し且つ前記空気調整部によって調整された空気を吹き出す第1吹き出し口を有する第1筐体と、を有する空気調和ユニットと、第2吹き出し口を有し、前記第1吹き出し口からの空気を吸引して前記第2吹き出し口から吹き出す第2送風部と、前記第2送風部を支持し且つ前記第1吹き出し口からの空気を吹き出す第3吹き出し口を有する第2筐体と、を有する送風ユニットと、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、前記第3吹き出し口は、前記第1方向に視て、視認可能な位置に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、第1方向において、前記空気調和ユニットが一方側に配置され、前記送風ユニットが他方側に配置されており、前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して前記第1方向周りに回動可能であり、前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとを電気的に接続する配線をさらに備え、前記送風ユニットは、前記第1方向の前記一方側に延びる第1筒部を有し、前記空気調和ユニットは、前記第1方向に延び且つ前記第1筒部と同心状に配置された第2筒部を有し、前記配線は、前記第1筒部および前記第2筒部に挿通されており、前記空気調和ユニットは、前記第1筒部の前記第1方向の前記一方側の端部と前記配線との間に介在し且つ前記第1方向に視て環状である保護部をさらに有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記空気調整部は、空気の清浄度を調整する空気清浄部を有し、前記空気清浄部は、集塵フィルタおよび脱臭フィルタと、前記集塵フィルタおよび前記脱臭フィルタを収容するフィルタケースと、を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、前記第1筐体は、前記第1方向と交差する方向に開口する開口部を有し、前記空気清浄部は、前記開口部と通じて挿抜可能である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記空気調和ユニットの動作に応じて前記送風ユニットを動作させるように制御する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して初期位置を挟んで両側に回動可能であり、前記制御部は、運転停止時に前記送風ユニットを前記初期位置に移動させるように制御する。
本発明によれば、調整された空気をより滞りなく機外に送り出すことができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る空気調和装置を示す斜視図である。 本発明に係る空気調和装置を示す斜視図である。 本発明に係る空気調和装置を示す分解斜視図である。 本発明に係る空気調和装置を示す分解斜視図である。 本発明に係る空気調和装置を示す平面図であって、(a)は、初期位置を示し、(b)は回動状態を示す。 図5のVI-VI線に沿う断面図である。 本発明に係る空気調和装置を示す部分拡大断面図である。 図5のVIII-VIII線に沿う断面図である。 本発明に係る空気調和装置の空気清浄部を示す分解斜視図である。 本発明に係る空気調和装置の空気清浄部を示す分解斜視図である。 本発明に係る空気調和装置の空気清浄部を示す。(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 図11(a)のXII-XII線に沿う断面図である。 図11(b)のXIII-XIII線に沿う断面図である。 空気調和装置のブロック構成図である。 空気調和装置の制御例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単に識別のために用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
図1~図15は、本発明の第1実施形態に係る空気調和装置を示している。本実施形態の空気調和装置A1は、空気調和ユニット1および送風ユニット2を備えている。また、図14に示すように、空気調和装置A1は、制御部81、操作部82および電源部83を備える。
これらの図において、z方向は、本発明の第1方向である。z方向の一方側をz1側、他方側をz2側と定義する。空気調和装置A1の一般的な使用状態においては、z方向は、概ね鉛直方向(上下方向)である。この場合、z1側は下側であり、z2側は上側である。x方向およびy方向は、いずれもz方向に直交する方向であって、互いに直交している。y方向の一方側を正面側、他方側を背面側と定義する。なお、x方向、y方向およびz方向と、鉛直方向との関係は、これらの関係に限定されるものではない。
〔空気調和ユニット1〕
空気調和ユニット1は、空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整し、調整された空気を吹き出すユニットである。本実施形態においては、空気調和ユニット1は、z方向のz1側に配置されている。空気調和ユニット1は、空気調整部3、第1送風部4および第1筐体5を有する。
〔第1筐体5〕
第1筐体5は、空気調整部3および第1送風部4を収容している。第1筐体5の形状や大きさは何ら限定されない。図示された例においては、図1~図6および図8に示すように、第1筐体5は、全体として四角筒状であり、背面パネル51、正面パネル52、側面パネル53、側面扉54、上部フレーム55および底面部58を有する。第1筐体5の材質は何ら限定されず、樹脂および金属等が適宜採用される。
背面パネル51は、x方向およびz方向に沿った平板状であり、y方向の背面側に位置している。正面パネル52は、x方向およびz方向に沿った平板状であり、y方向の正面側に位置している。側面パネル53は、y方向およびz方向に沿った平板状であり、x方向の一方側(y方向の正面から見て左側)に位置している。側面扉54は、y方向およびz方向に沿った平板状であり、x方向の他方側(y方向の正面から見て右側)に位置している。側面扉54は、背面パネル51の端部に設けられたz方向に沿った回転軸を中心に開閉可能な部材である。側面扉54を開状態とすると、図3および図8に示す開口部57が現れる。
上部フレーム55は、背面パネル51、正面パネル52、側面パネル53および側面扉54のz方向のz2側に配置されている。上部フレーム55は、z方向に視て略矩形状であり、格子状の構造体である。上部フレーム55には、第1吹出口56が設けられている。第1吹出口56は、空気調整部3によって調整された空気を吹き出す部位である。本実施形態においては、第1吹出口56は、z方向のz2側に向かって開口している。
底面部58は、背面パネル51、正面パネル52、側面パネル53および側面扉54のz方向のz1側に配置されている。底面部58は、たとえば空気調和装置A1を屋内の床面等に載置する場合に、床面と当接する部位である。
〔第1送風部4〕
第1送風部4は、機外から空気を吸引し、空気調整部3に向かって送風する機構部である。第1送風部4は、第1筐体5内においてz方向のz1側に配置されており、図示された例においては、概ね底面部58に支持されている。なお、第1送風部4は、第1筐体5内においてz方向のz2側に配置されてもよい。すなわち、第1送風部4は、空気調整部3の導風方向下流側に配置されてもよい。第1送風部4の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、図1~図4、図6および図8に示すように、第1送風ファン41、第1送風モータ42、ケーシング43および第1吸気口44を有する。
第1吸気口44は、機外から空気を吸引する部位である。本実施形態においては、x方向の両側に2つの第1吸気口44が設けられている。2つの第1吸気口44は、側面パネル53および側面扉54に対してz方向のz1側に隣接している。
第1送風ファン41は、回転することにより送風を引き起こす圧力差を生じさせる部材である。第1送風ファン41の具体的な形式等は何ら限定されない。本実施形態においては、第1送風ファン41として、x方向周りに回転するシロッコファンが採用されている。
第1送風モータ42は、第1送風ファン41を回転させる駆動源であり、一般的な電動モータ等である。ケーシング43は、第1送風ファン41を収容しており、第1送風ファン41の回転によってz方向のz2側に気流が生じるようにz2側が開口した形状である。
〔空気調整部3〕
空気調整部3は、第1送風部4から送られた空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整する機構部である。空気調整部3の具体的な構成は何ら限定されず、空気清浄機、加湿器、除湿機および暖房機として機能する構成を適宜採用可能である。本実施形態においては、空気調整部3は、図3、図4、図6および図8に示すように、空気清浄部31および加湿部32を有する。
空気清浄部31は、第1送風部4に対してz方向のz2側に配置されている。空気清浄部31は、側面パネル53が開状態である場合、開口部57からx方向に挿抜可能である。空気清浄部31の具体的な構成は何ら限定されず、本実施形態においては、フィルタケース311、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316を有する。
集塵フィルタ315は、空気調和ユニット1から送られた空気中に含まれる塵埃を除去するフィルタであり、第1送風部4のz方向のz2側に配置されている。。集塵フィルタ315の具体的な形式等は何ら限定されず、たとえばHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタが挙げられる。
脱臭フィルタ316は、集塵フィルタ315を通過した空気を脱臭するフィルタであり、集塵フィルタ315のz方向のz2側に配置されている。脱臭フィルタ316の具体的な形式等は何ら限定されず、たとえば活性炭フィルタが挙げられる。
フィルタケース311は、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316をz方向に並べた状態で保持するものである。フィルタケース311の具体的な構成は何ら限定されず、本実施形態においては、図9~図13に示すように、本体部312およびカバー部313を有する。
本体部312は、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316を保持する部位である。本体部312の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、下開口部3121、取手部3122、係止開口部3125および支持部3126を有する。
下開口部3121は、z方向のz1側に開口しており、空気調和ユニット1から送られた空気を通過させる部分である。図示された例においては、下開口部3121は、本体部312の略全域にわたる大きさとされている。本実施形態においては、本体部312のうち下開口部3121を構成する環状の部分によって、集塵フィルタ315が支持されている。
取手部3122は、空気清浄部31を開口部57に挿抜する際にユーザが把持するための部位である。
支持部3126は、図13に示すように、本体部312においてz方向の中央付近であって、図示された例においては、中央よりも若干z2側に配置されている。支持部3126は、脱臭フィルタ316を支持する部位である。
カバー部313は、本体部312にz方向のz2側から取り付けられる部材である。カバー部313の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、上開口部3131および押さえ部3137を有する。
上開口部3131は、z方向のz2側に開口しており、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316を経由した空気を通過させる部分である。図示された例においては、上開口部3131は、本体部312の略半分程度の大きさとされている。
押さえ部3137は、脱臭フィルタ316をz方向のz2側から抑える部位である。図示された例においては、押さえ部3137は、上開口部3131を構成する環状の部分である。
図12に示すように、本実施形態においては、フィルタケース311が係止レバー3132をさらに有し、本体部312が凹部3124をさらに有し、カバー部313が段差部3136をさらに有する。
係止レバー3132は、カバー部313に対してx方向にスライド可能に支持されている。図12では、係止レバー3132がx方向の図中左側(外側)に位置した状態である。係止レバー3132は、凸部3133および先端部3134を有する。凸部3133は、z方向のz2側に膨出した形状部分である。先端部3134は、係止レバー3132のx方向の先端部分である。
凹部3124は、本体部312の内側に設けられており、x方向の内側から外側に向かって凹んだ形状の部分である。係止レバー3132が、x方向の外側に位置した状態において、先端部3134が凹部3124に入り込む。これにより、カバー部313が本体部312に係止された状態となる。係止レバー3132をx方向の図中右側(内側)に位置させると、先端部3134が凹部3124から離脱し、カバー部313と本体部312との係止を解除する作業が可能となる。
段差部3136は、カバー部313の一部が、z方向のz2側に凹むように段差形状とされた部分である。係止レバー3132がx方向の左側(外側)に位置した状態において、凸部3133が段差部3136に係止する。これにより、係止レバー3132がx方向の図中右側(内側)に移動することが規制される。係止レバー3132をx方向の図中右側(内側)に引く力を加えると、凸部3133の傾斜部分が段差部3136に当接し、凸部3133がz方向のz1側に移動するように係止レバー3132が撓む。これにより、凸部3133と段差部3136との係止が解除される。
また、図10、図11(b)および図13に示すように、本実施形態においては、本体部312が係止開口部3125を有し、カバー部313が係止片3135を有する。
係止開口部3125は、本体部312のx方向の側部に設けられており、当該側部をx方向に貫通している。図示された例においては、2つの係止開口部3125がy方向に並んで配置されている。係止開口部3125の形状は何ら限定されず、図示された例においては、y方向を長手方向とする長方形である。
係止片3135は、カバー部313のx方向の側部に設けられており、当該側部からx方向の外側に突出している。図示された例においては、2対(合計4つ)の係止片3135が設けられている。2対の係止片3135は、y方向に互いに離隔している。さらに、各対をなす係止片3135は、y方向に互いに離隔している。2対の係止片3135は、2つの係止開口部3125に個別に係止している。図示された例においては、各対をなす係止片3135は、係止開口部3125のy方向の両端に位置している。係止片3135が係止開口部3125に係止することにより、カバー部313と本体部312とが係止している。
加湿部32は、空気清浄部31によって清浄度が調整された空気を加湿する機構部である。加湿部32の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、図3、図4、図6および図8に示すように、給水タンク321、貯水プール322、加湿フィルタ323、フィルタフレーム324、加湿モータ325および風路部326を有する。
給水タンク321は、空気を加湿するための水を供給するためのものである。本実施形態においては、給水タンク321は、側面扉54を開いた状態で、第1筐体5に装填可能な構成とされている。給水タンク321は、たとえばタンク本体、タンク本体のz方向のz1側に設けられた弁機能付き蓋部等を適宜有する。
貯水プール322は、給水タンク321のz方向のz1側に位置しており、給水タンク321から供給された水を貯留する部位である。貯水プール322は、給水タンク321のz方向のz1側の位置から、加湿フィルタ323およびフィルタフレーム324のz方向のz1側の位置にわたって設けられている。
加湿フィルタ323は、貯水プール322に貯留された水を吸収し、x方向に通過する空気を加湿する部位である。加湿フィルタ323は、たとえば多孔質の吸水体からなり、図示された例においては、たとえば円形である。加湿フィルタ323のz方向のz1側の一部は、貯水プール322に収容されている。
フィルタフレーム324は、加湿フィルタ323を収容する枠状体である。図示された例においては、円形の枠状体として構成されている。また、フィルタフレーム324の外周には、ギヤ部が形成されている。
加湿モータ325は、フィルタフレーム324とともに加湿フィルタ323を回転させるための駆動源である。加湿モータ325は、フィルタフレーム324のギヤ部に噛み合う歯車を有しており、フィルタフレーム324および加湿フィルタ323をx方向周りに回転させる。
風路部326は、第1送風部4によって送風され、空気清浄部31を経由した空気が通過する送風路を構成するための部材である。風路部326の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、上流側カバー3261および下流側カバー3262を有する。
上流側カバー3261は、加湿フィルタ323およびフィルタフレーム324に対して図8におけるx方向の一方側に配置されている。上流側カバー3261のz方向のz1側からは、空気清浄部31を通過した空気が流入する。上流側カバー3261は全体として、z方向のz1側から流入した空気の進行方向をx方向に変化させ、加湿フィルタ323に向かわせる形状とされている。また、本実施形態においては、上流側カバー3261は、通気口3263を有する。通気口3263は、上流側カバー3261のz方向のz1側部分に設けられており、z方向に貫通している。通気口3263の具体的な形状は何ら限定されず、たとえば複数の通気口3263がy方向に並んで配置されている。
下流側カバー3262は、加湿フィルタ323およびフィルタフレーム324に対して図8におけるx方向の他方側(上流側カバー3261とは反対側)に配置されている。通気口3263は、加湿フィルタ323を通過した空気をz方向のz2側に向かわせる形状とされている。
本実施形態の風路部326によれば、図8に示す第1送風経路Bp1および第2送風経路Bp2の2つの送風経路が形成されている。第1送風経路Bp1は、上流側カバー3261のz方向のz1側から流入し、加湿フィルタ323を経由して、下流側カバー3262に沿ってz方向のz2側に向かう送風経路である。第2送風経路Bp2は、上流側カバー3261のz方向のz1側から流入し、加湿フィルタ323を介することなく、通気口3263を通じてz方向のz2側に向かう送風経路である。第1送風経路Bp1および第2送風経路Bp2を経由した空気は、いずれも第1筐体5の第1吹出口56からz方向のz2側に向けて吹き出される。
〔送風ユニット2〕
送風ユニット2は、空気調和ユニット1の第1筐体5の第1吹出口56からの空気を吸引して装置外に送り出すユニットである。図1~図4、図6および図8に示すように、本実施形態においては、空気調和ユニット1は、送風ユニット2に対してz方向のz2側に配置されている。すなわち、空気調和ユニット1と送風ユニット2とは、z方向に並んで配置されている。
本実施形態の送風ユニット2は、第2送風部6および第2筐体7を有する。
〔第2送風部6〕
第2送風部6は、第1吹出口56からの空気の少なくとも一部をz方向のz2側に送り出す機構部である。第2送風部6は、第2筐体7に対してx方向周りに手動で回動可能である。たとえば、図1の状態を0°とすると、第2吹出口64が正面側に向かう方向に30°、60°、90°等の角度に回動可能である。これにより、第2送風部6からの空気を上方から正面の任意の方向に送り出すことができる。第2送風部6の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、第2送風ファン61、第2送風モータ62、第2吸気口63および第2吹出口64を有する。
第2送風ファン61は、回転することにより送風を引き起こす圧力差を生じさせる部材である。第2送風ファン61の具体的な形式等は何ら限定されない。本実施形態においては、第2送風ファン61として、z方向周りに回転するプロペラファンが採用されている。
第2送風モータ62は、第2送風ファン61を回転させる駆動源であり、一般的な電動モータ等である。
第2吸気口63は、第2送風ファン61に対してz方向のz1側に位置しており、第1吹出口56からの空気を吸引する開口部分である。
第2吹出口64は、第2送風ファン61に対してz方向のz2側に位置しており、第2送風ファン61によって送り出された空気をz方向のz1側に向けて吹き出す開口部分である。第2吹出口64の形状等は何ら限定されず、本実施形態においては、z方向に視て矩形状である。また、第2吹出口64は、空気調和装置A1においてz方向の2側の端部に配置されている。
〔第2筐体7〕
第2筐体7は、第2送風部6を支持し、送風ユニット2の外形の大部分をなす部位である。第2筐体7の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、上面部71、斜面部72、2つの側面部73、背面部74および正面部75を有する。第2筐体7の材質は何ら限定されず、樹脂および金属等が適宜採用される。
上面部71は、z方向のz2側に位置する部位である。上面部71は、第2吹出口64をz方向のz1側に露出されている。また、本実施形態においては、上面部71に操作部82が設けられている。操作部82は、空気調和装置A1のユーザが、空気調和装置A1の操作入力を行う部位であり、たとえばボタン、表示部等が適宜含まれている。
斜面部72は、z方向に視て上面部71に対してy方向に並んで配置されている。斜面部72は、y方向に対して傾いている。本実施形態においては、斜面部72に第3吹出口76が設けられている。図6に示すように、第3吹出口76は、第1吹出口56からの空気を第2送風部6を経由せずにz方向のz1側に吹き出す開口部分である。第3吹出口76は、z方向に視て、視認可能な位置に設けられている。また、第3吹出口76は、第2吹出口64に対して傾いている。ただし、第3吹出口76は、第2吹出口64に対して傾いていない構成(x方向およびy方向に沿った構成)であってもよい。
2つの側面部73は、x方向の両側に位置する部位である。背面部74は、y方向の背面側に位置する部位である。背面部74には、第3吸気口741が設けられている。外部の空気が第3吸気口741を通じて第2筐体7内に取り込まれる。正面部75は、y方向の正面側に位置する部位である。
本実施形態においては、図5(a),(b)に示すように、送風ユニット2は、空気調和ユニット1に対してz方向周りに回動可能である。送風ユニット2を回動させる具体的な構成は何ら限定されない。本実施形態においては、図7に示すように、第2筐体7に、回動駆動部77および第1筒部78がもうけられており、第1筐体5の上部フレーム55に第2筒部551および保護部552が設けられている。
回動駆動部77は、第2筐体7のz方向のz1側部分に設けられており、たとえば電動モータとギヤ部等からなる。回動駆動部77の電動モータの駆動により、送風ユニット2が空気調和ユニット1に対してz方向周りに回動する。
第1筒部78は、第2筐体7のz方向のz1側部分に設けられており、z方向のz1側に延びる円筒状部分である。
第2筒部551は、上部フレーム55のたとえば中央に設けられており、z方向に延びる円筒状部分である。第1筒部78と第2筒部551とは、同心状に配置されている。図示された例においては、第2筒部551の内側に第1筒部78が挿通されている。これにより、送風ユニット2は、空気調和ユニット1に対して第1筒部78および第2筒部551のz方向に延びる中心軸周りに回動可能とされている。
本実施形態においては、第1筒部78および第2筒部551に配線85が挿通されている。配線85は、空気調和ユニット1と送風ユニット2とを電気的に接続するものである。たとえば、配線85は、空気調和ユニット1内に配置された電源部83に接続されている。また、配線85は、送風ユニット2の第2送風部6の第2送風モータ62や回動駆動部77の電動モータ等に接続されている。さらに、配線85は、制御部81に接続されていてもよい。
保護部552は、第1筒部78のz方向のz1側の端部と配線85との間に介在している。すなわち、保護部552は、z方向において第1筒部78のz方向のz1側の端部と配線85との間に位置している。保護部552は、z方向のz1側から視て第1筒部78と重なる。保護部552の形状は何ら限定されず、たとえばz方向に視て円環形状である。ただし、保護部552は、円環形状の板状部分に限定されず、円環形状をなす枠体部分であってもよい。本実施形態において保護部552は第2筒部551と一体であるが、これに限定されることはなく別体であってもよい。
制御部81は、空気調和装置A1の各部の動作を制御するものである。制御部81の具体的構成は何ら限定されず、たとえばCPUを有し、メモリ等を適宜含んでいてもよい。
電源部83は、たとえば商用の交流100V電力を空気調和装置A1の各部の動作に適した電力に変換するものであり、AC/DCコンバータや変圧器等を適宜有する。
また、本実施形態においては、送風ユニット2は、図5(a)に示す初期位置を挟んで、同図(b)に示すように両側に回動可能である。図5(a)の初期位置は、空気調和装置A1の出荷時や運転していない状態の位置である。なお、初期位置に第2送風部6のx方向周りの位置は含まない。この初期状態においては、第3吹出口76が第2吹出口64に対してy方向の背面側に位置している。また、第3吹出口76からの吹き出された空気は、z方向のz2側に進行し得る。なお、図1および図2は、図5(a)と同様に送風ユニット2が初期位置にある状態である。この状態において、空気調和ユニット1の第1筐体5と送風ユニット2の第2筐体7とは、連続性を有する形状である。すなわち、本実施形態においては、第1筐体5および第2筐体7は、いずれもz方向に視て矩形状であり、送風ユニット2が初期位置にあると、互いに略一致する形状および大きさである。
空気調和装置A1の運転時には、操作部82からの操作入力に応じて制御部81が回動駆動部77を駆動制御する。これにより、送風ユニット2は、空気調和ユニット1に対してz方向周りに、たとえば両振りで30°、60°、90°等の角度に回動する。
空気調和装置A1の運転中であって、送風ユニット2が回動している場合に、空気調和装置A1の運転を停止させる操作が行われた場合には、制御部81は、送風ユニット2を図5(a)の初期位置に移動させるように制御する。
送風ユニット2を初期位置に移動させる制御に用いられるセンサ等は何ら限定されない。本実施形態においては、たとえば送風ユニット2が空気調和ユニット1に対して片側に45°回動した位置に、送風ユニット2の所定箇所が当接する当接部が設けられている。この当接部への当接によって回動駆動部77の電動モータの回転が阻止される。当該電動モータとしてたとえばステッピングモータを用いることにより、当接した位置から45°逆向きに回動させることにより、送風ユニット2を初期位置に移動させることができる。なお、運転停止時に送風ユニット2を初期位置に移動させる回動速度は、通常運転時の回動速度よりも速い速度に設定されることが好ましい。これにより、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
空気調和装置A1の空気調和ユニット1および送風ユニット2の運転制御は、多種多様な制御方法を採用可能である。図15は、空気調和装置A1の運転制御の一例を示している。制御部81は、送風ユニット2の制御をスタートさせると、空気調和ユニット1の第1送風部4が動作ONであるかを判断する(ステップS1)。第1送風部4の動作がONの場合(ステップS1:Yes)、制御部81は、第1送風部4の動作に応じて送風ユニット2を動作させるように制御する。すなわち、制御部81は、空気調和ユニット1の動作に応じて送風ユニット2を動作させるように制御する。一方、第1送風部4の動作がOFFの場合(ステップS1:No)、制御部81は、送風ユニット2を停止させた状態を維持する。なお、ステップS1:Yesの場合、第1送風部4の動作開始と同時に送風ユニット2を動作させてもよいし、所定のタイマー時間後に動作させてもよい。
すなわち、第1送風部4が静音モードであると(ステップS2:静音)、制御部81は、送風ユニット2を低速モードに設定し駆動制御する(ステップS3)。送風ユニット2の駆動制御は、たとえば第2送風部6の第2送風モータ62の駆動制御を含む。また、第1送風部4が標準モードであると(ステップS2:標準)、制御部81は、送風ユニット2を中速モードに設定し駆動制御する(ステップS4)。また、第1送風部4がターボモードであると(ステップS2:ターボ)、制御部81は、送風ユニット2を高速モードに設定し駆動制御する(ステップS5)。なお、ステップS3~S5は第1送風部4の動作モードの切り替わりと同時に送風ユニット2の動作を変更してもよいし、所定のタイマー時間後に動作を変更させてもよい。
また、空気調和装置A1が電源投入されて運転が開始される初期状態では、たとえば、第1送風部4が標準モードに設定され、送風ユニット2が中速モードに設定される。また、制御部81は、第1送風部4の運転モードを機外の空気の状態に応じて自動で切り替える自動モードを有していてもよい。この自動モードでは、機外の空気の状態に応じて、第1送風部4を静音モードで第2送風部6を低速モードで動作させる第1状態と、第1送風部4を標準モードで第2送風部6を中速モードで動作させる第2状態とに適宜切り替えられる。この場合、第1送風部4をターボモードで第2送風部6を高速モードで動作させる第3状態へは、ユーザの操作部82への操作入力によって手動で切り替えられる。
第1送風部4のみを動作させた場合と、第1送風部4及び第2送風部6を動作させた場合とについて、JIS A 1431の規定に基づき風量を測定した。第1送風部4のみを動作させた場合について、第1送風部4が静音モードのときの風量は、2.1m3/min、標準モードのときの風量は、2.8m3/min、ターボモードのときの風量は、5.3m3/minであった。第1送風部4及び第2送風部6を動作させた場合について、第1送風部4が静音モードで第2送風部6が低速モードのときの風量は、2.5m3/min、第1送風部4が標準モードで第2送風部6が中速モードのときの風量は、3.3m3/min、第1送風部4がターボモードで第2送風部6が高速モードのときの風量は、6.5m3/minであった。この結果から、各運転モードにおいて、第1送風部4及び第2送風部6を動作させた場合は、第1送風部4のみを動作させた場合に比べて、風量が増加していることが分かる。
そこで、第1送風部4のみを動作させた場合と、第1送風部4及び第2送風部6を動作させた場合とについて、集塵スピード、集塵量及び脱臭スピードを比較した。その結果、第1送風部4及び第2送風部6を動作させた場合は、第1送風部4のファンのみを動作させた場合に比べて、集塵スピード、集塵量及び脱臭スピードが向上した。この結果から、第2送風部6を設けることにより風量が増加し、集塵スピード、集塵量及び脱臭スピードが向上したといえる。
次に、空気調和装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図6に示すように、第1吹出口56から第2送風部6を経由して第2吹出口64から吹き出される経路と、第1吹出口56から第2送風部6を経由せずに第3吹出口76から吹き出される経路と、が設けられている。これにより、第1送風部4と第2送風部6との風量に差が生じている場合であっても、調整された空気をより滞りなく機外に送り出すことができる。たとえば、第1送風部4の風量が第2送風部6の風量より多い場合、両者の差に相当する空気は、第3吹出口76から吹き出される。また、第2送風部6が運転していない場合であっても、第1吹出口56からの空気を第3吹出口76から吹き出すことが可能である。さらに、第1送風部4の風量よりも第2送風部6の風量が多い場合、たとえば第3吹出口76や、背面部74または正面部75に設けられた開口部分から、第2吸気口63に空気を吸い込むことにより、風量を調整することができる。
図1、図2および図5に示すように、第3吹出口76は、z方向に視て、視認可能な位置に設けられている。これにより、たとえば第3吹出口76を側面に設ける場合と比べて、より効率よく空気を吹き出すことが可能であり、空気調和装置A1が設置された部屋全体への送風を促進することができる。
特許文献1に開示された空気調和装置では、空気調和ユニット1に相当する機構部分に対して、送風ユニット2に相当する機構部分が回動する。同文献の空気調和装置では、これらの機構部分を電気的に接続する配線が設けられていると想定される。この配線は、回動時に、周辺の部位と接触や摩擦を生じるおそれがある。この場合、配線の断線や意図しないショート等が生じることが懸念される。
本実施形態においては、配線の寿命低下を抑制することが可能な空気調和装置を提供することを、一つの課題としている。本実施形態によれば、図7に示すように、第2筒部551および第1筒部78に挿通された配線85と、第1筒部78のz方向のz1側の端部との間に、保護部552が介在している。保護部552は、送風ユニット2が回動する際にも、回動せずに固定されている。このため、送風ユニット2の回動によって配線85が捻れたり、移動したり、した場合に、配線85が、第1筒部78のz方向のz1側の端部に接触したり摩擦したりすることを回避することが可能である。したがって、配線85の断線や意図しないショート等が生じることを低減し、配線85の寿命低下を抑制することができる。
たとえば、特開2019-25431号公報に開示された空気調和装置では、第1フィルタと第2フィルタとが、別々に組み付けられている。このため、メンテナンス時には、第1フィルタと第2フィルタとを別々に取り出し、別々に装填することが強いられ、作業が煩雑であるという問題がある。
本実施形態においては、複数のフィルタをより効率よく着脱することで、さらに使い勝手の良い空気調和装置を提供することを、一つの課題としている。本実施形態によれば、図3および図9~図13に示すように、空気清浄部31は、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316が1つのフィルタケース311に収容されている。これにより、第2筐体7に対して空気清浄部31を脱着すれば、集塵フィルタ315および脱臭フィルタ316という複数のフィルタの着脱を完了することが可能である。したがって、作業効率を向上することができる。
また、図3に示すように、空気清浄部31は、第1筐体5の開口部57を通じてx方向に挿抜可能である。これにより、ユーザが空気清浄部31を水平方向に挿抜するため、作業性を向上させることができる。
特許文献1に開示の空気調和装置においては、空気調和ユニット1に相当する機構部分と、送風ユニット2に相当する機構部分とを、いかに対応させて制御するかについて、具体的に開示されていない。このため、双方の動作が適切に協調しないケースが想定される。
本実施形態においては、空気調和ユニット1と送風ユニット2との制御を関連させることにより、送風ユニット2をより効果的に機能させることを、一つの課題としている。本実施形態においては、図14および図15を参照して説明した通り、空気調和ユニット1に含まれる第1送風部4の動作に応じて送風ユニット2を動作させるように、制御部81が制御を行う。これにより、第1送風部4が動作している場合に、送風ユニット2を自動的に動作させ、第1送風部4が動作していないときに、送風ユニット2を無駄に動作させることを回避することができる。また、第1送風部4の動作状態(静音モード、標準モード、ターボモード等)に応じて送風ユニット2の動作状態(低速モード、中速モード、高速モード等)を切り替えることにより、送風ユニット2と空気調和ユニット1とをより協調して動作させることができ、第1送風部4の各動作モードにおける空気清浄性能を維持しつつ、第1送風部4及び第2送風部6からの騒音を抑えることができる。さらに、送風ユニット2の動作状態の切り替えをユーザが手動で操作する必要がないため、送風ユニット2の運転が開始されず、第1送風部4のみが動作する事態を回避することができる。
図5(a),(b)を参照して説明した通り、制御部81は、運転停止時に送風ユニット2を初期位置に移動させるように制御する。これにより、運転が停止された状態においては、送風ユニット2は、常に初期位置におかれる。これにより、停止時の空気調和装置A1の外観が煩雑となることを抑制することができる。特に、図1、図2および図5(a)に示すように、送風ユニット2が初期位置において、空気調和ユニット1の第1筐体5と送風ユニット2の第2筐体7とは、連続性を有する形状である。これにより、停止時の空気調和装置A1の美観をさらに高めることができる。
本発明に係る空気調和装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る空気調和装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
〔付記1〕
空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整する空気調整部と、第1送風部と、前記空気調整部および前記第1送風部を収容し且つ前記空気調整部によって調整された空気を吹き出す第1吹き出し口を有する第1筐体と、を有する空気調和ユニットと、
第2吹き出し口を有し、前記第1吹き出し口からの空気を吸引して前記第2吹き出し口から吹き出す第2送風部と、前記第2送風部を支持し且つ前記第1吹き出し口からの空気を吹き出す第3吹き出し口を有する第2筐体と、を有する送風ユニットと、を備える、空気調和装置。
〔付記2〕
前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、
前記第3吹き出し口は、前記第1方向に視て、視認可能な位置に設けられている、付記1に記載の空気調和装置。
〔付記3〕
第1方向において、前記空気調和ユニットが一方側に配置され、前記送風ユニットが他方側に配置されており、
前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して前記第1方向周りに回動可能であり、
前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとを電気的に接続する配線をさらに備え、
前記送風ユニットは、前記第1方向の前記一方側に延びる第1筒部を有し、
前記空気調和ユニットは、前記第1方向に延び且つ前記第1筒部と同心状に配置された第2筒部を有し、
前記配線は、前記第1筒部および前記第2筒部に挿通されており、
前記空気調和ユニットは、前記第1筒部の前記第1方向の前記一方側の端部と前記配線との間に介在し且つ前記第1方向に視て環状である保護部をさらに有する、付記1または2に記載の空気調和装置。
〔付記4〕
前記空気調整部は、空気の清浄度を調整する空気清浄部を有し、
前記空気清浄部は、集塵フィルタおよび脱臭フィルタと、前記集塵フィルタおよび前記脱臭フィルタを収容するフィルタケースと、を有する、付記1ないし3のいずれかに記載の空気調和装置。
〔付記5〕
前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、
前記第1筐体は、前記第1方向と交差する方向に開口する開口部を有し、
前記空気清浄部は、前記開口部と通じて挿抜可能である、付記4に記載の空気調和装置。
〔付記6〕
前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、前記空気調和ユニットの動作に応じて前記送風ユニットを動作させるように制御する、付記1ないし5のいずれかに記載の空気調和装置。
〔付記7〕
前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、
前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して初期位置を挟んで両側に回動可能であり、
前記制御部は、運転停止時に前記送風ユニットを前記初期位置に移動させるように制御する、付記1ないし6のいずれかに記載の空気調和装置。
A1 :空気調和装置
1 :空気調和ユニット
2 :送風ユニット
3 :空気調整部
4 :第1送風部
5 :第1筐体
6 :第2送風部
7 :第2筐体
31 :空気清浄部
32 :加湿部
41 :第1送風ファン
42 :第1送風モータ
43 :ケーシング
44 :第1吸気口
51 :背面パネル
52 :正面パネル
53 :側面パネル
54 :側面扉
55 :上部フレーム
56 :第1吹出口
57 :開口部
58 :底面部
61 :第2送風ファン
62 :第2送風モータ
63 :第2吸気口
64 :第2吹出口
71 :上面部
72 :斜面部
73 :側面部
74 :背面部
75 :正面部
76 :第3吹出口
77 :回動駆動部
78 :第1筒部
81 :制御部
82 :操作部
83 :電源部
85 :配線
311 :フィルタケース
312 :本体部
313 :カバー部
315 :集塵フィルタ
316 :脱臭フィルタ
321 :給水タンク
322 :貯水プール
323 :加湿フィルタ
324 :フィルタフレーム
325 :加湿モータ
326 :風路部
551 :第2筒部
552 :保護部
741 :第3吸気口
3121 :下開口部
3122 :取手部
3124 :凹部
3125 :係止開口部
3126 :支持部
3131 :上開口部
3132 :係止レバー
3133 :凸部
3134 :先端部
3135 :係止片
3136 :段差部
3137 :押さえ部
3261 :上流側カバー
3262 :下流側カバー
3263 :通気口
Bp1 :第1送風経路
Bp2 :第2送風経路
S1,S2,S3,S4,S5:ステップ

Claims (7)

  1. 空気の温度、湿度および清浄度の少なくともいずれかを調整する空気調整部と、第1送風部と、前記空気調整部および前記第1送風部を収容し且つ前記空気調整部によって調整された空気を吹き出す第1吹き出し口を有する第1筐体と、を有する空気調和ユニットと、
    第2吹き出し口を有し、前記第1吹き出し口からの空気を吸引して前記第2吹き出し口から吹き出す第2送風部と、前記第2送風部を支持し且つ前記第1吹き出し口からの空気を吹き出す第3吹き出し口を有する第2筐体と、を有する送風ユニットと、を備える、空気調和装置。
  2. 前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、
    前記第3吹き出し口は、前記第1方向に視て、視認可能な位置に設けられている、請求項1に記載の空気調和装置。
  3. 第1方向において、前記空気調和ユニットが一方側に配置され、前記送風ユニットが他方側に配置されており、
    前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して前記第1方向周りに回動可能であり、
    前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとを電気的に接続する配線をさらに備え、
    前記送風ユニットは、前記第1方向の前記一方側に延びる第1筒部を有し、
    前記空気調和ユニットは、前記第1方向に延び且つ前記第1筒部と同心状に配置された第2筒部を有し、
    前記配線は、前記第1筒部および前記第2筒部に挿通されており、
    前記空気調和ユニットは、前記第1筒部の前記第1方向の前記一方側の端部と前記配線との間に介在し且つ前記第1方向に視て環状である保護部をさらに有する、請求項1に記載の空気調和装置。
  4. 前記空気調整部は、空気の清浄度を調整する空気清浄部を有し、
    前記空気清浄部は、集塵フィルタおよび脱臭フィルタと、前記集塵フィルタおよび前記脱臭フィルタを収容するフィルタケースと、を有する、請求項1に記載の空気調和装置。
  5. 前記空気調和ユニットと前記送風ユニットとは、第1方向に並んで配置されており、
    前記第1筐体は、前記第1方向と交差する方向に開口する開口部を有し、
    前記空気清浄部は、前記開口部と通じて挿抜可能である、請求項4に記載の空気調和装置。
  6. 前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記空気調和ユニットの動作に応じて前記送風ユニットを動作させるように制御する、請求項1に記載の空気調和装置。
  7. 前記空気調和ユニットおよび前記送風ユニットを制御する制御部をさらに備え、
    前記送風ユニットは、前記空気調和ユニットに対して初期位置を挟んで両側に回動可能であり、
    前記制御部は、運転停止時に前記送風ユニットを前記初期位置に移動させるように制御する、請求項1に記載の空気調和装置。
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