JP2024034559A - アクスルブラケット及びこれを備えた鞍乗り型車両用フロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】ダンパを車軸に連結する連結部と、ブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部と、を備えたアクスルブラケットの、強度及び軽量化を両立することが可能な技術を、提供すること。【解決手段】アクスルブラケット40は、ダンパ30を車軸14aに連結する連結部50と、前記連結部50に対して車両10の後方側に設けられておりブレーキ21を取り付け可能なブレーキ取付部60とを備えている。前記ブレーキ取付部60は、繊維強化樹脂によって構成された第1取付部63と、金属によって構成された第2取付部61,62とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、特に乗員が跨がって乗車する鞍乗り型車両に採用するのに好適なアクスルブラケット及びフロントフォークに関する。
自動二輪車等の鞍乗り型車両は、前輪を操舵するフロントフォークにアクスルブラケットを備えている。このアクスルブラケットは、ダンパを車軸に連結する連結部と、ブレーキ(ブレーキキャリパ)を取り付け可能なブレーキ取付部とを備えている。
近年、鞍乗り型車両の燃費の改善や走行性能の向上のために、鞍乗り型車両の軽量化が進められている。このため、鞍乗り型車両に搭載されるアクスルブラケットの、軽量化が求められてきた。アクスルブラケットの軽量化のためには、アクスルブラケット全体をアルミニウム合金等の軽合金によって構成したり、アクスルブラケットの形状を工夫することが考えられる。しかし、これだけでアクスルブラケットに求められる強度を確保しつつ、軽量化を図るには限界がある。
車両に搭載される部品の軽量化を図る技術は、例えば特許文献1によって知られている。特許文献1で知られている軽量化の技術は、自動車用サスペンションアームの一部を、アルミニウム合金から繊維強化樹脂に置換えるというものである。但し、単に一部の材料を置換するだけでは、アルミニウム合金と繊維強化樹脂との接合部分の、強度を勘案すると、必ずしも軽量化になるとは限らない。そこで、特許文献1のサスペンションアームは、両端のアルミニウム合金製エンド部材と、これらのエンド部材間に介在した軽量コア材とを、繊維強化樹脂製の成形板によってサンドイッチ状に挟みこんだ、構成としている。
特開平10-109511号公報
しかしながら、特許文献1の技術を、鞍乗り型車両のアクスルブラケットにそのまま採用することはできない。なぜなら、車両に搭載される部品ではあっても、自動車用サスペンションアームと鞍乗り型車両用アクスルブラケットとでは、構成や機能が全く相違するので、求められる強度及び軽量化が違うからである。
本発明は、ダンパを車軸に連結する連結部と、ブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部と、を備えたアクスルブラケットの、強度及び軽量化を両立することが可能な技術を、提供することを課題とする。
本発明者等は、鋭意検討の結果、ダンパを車軸に連結する連結部の後部には、ブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部が設けられているので、このブレーキ取付部の構造に着目した。そして、ブレーキ取付部の構造及び材料を見直すことによって、アクスルブラケットの軽量化が可能になることを知見した。本発明は、これらの知見に基づいて完成させた。
本開示によれば、ダンパを車軸に連結する連結部と、前記連結部に対して車両の後方側に設けられておりブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部とを備え、前記ブレーキ取付部は、繊維強化樹脂によって構成された第1取付部と、金属によって構成された第2取付部とを備えている、アクスルブラケットが提供される。
本開示では、ダンパを車軸に連結する連結部と、ブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部と、を備えたアクスルブラケットの、強度及び軽量化を両立することが可能な技術を、提供することができる。
実施例1によるフロントフォーク及びアクスルブラケットを備えた鞍乗り型車両の側面図である。 図1に示されるアクスルブラケットにダンパ及びブレーキキャリパを組付けた構成の斜視図である。 図2に示されるアクスルブラケットの斜視図である。 図3に示されるアクスルブラケットを下から見た斜視図である。 図3に示される連結部を5矢視方向から見た図である。 実施例2によるアクスルブラケットの斜視図である。 図6の7-7線に沿った断面図である。 図7の8部を拡大した図である。 図6に示されるアクスルブラケットを下から見た斜視図である。 実施例3によるアクスルブラケットの斜視図である。 図10の11-11線に沿った断面図である。 図11の12部を拡大した図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、添付図に示した形態は本発明の一例であり、本発明は当該形態に限定されない。説明中、左右とは鞍乗り型車両に乗車した乗員を基準として左右、前後とは鞍乗り型車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Upは上、Dnは下を、Frは前(進行方向、走行方向)、Rrは後(進行方向に対して逆方向)、Leは左、Riは右を示している。本発明を適用可能な鞍乗り型車両としては、自動二輪車のほか、前輪が2輪で後輪が1輪の自動三輪車や、前輪が1輪で後輪が2輪の自動三輪車を例示することができる。
<実施例1>
図1~図5を参照しつつ、実施例1のアクスルブラケット40及びこれを備えた鞍乗り型車両用フロントフォーク13を説明する。
図1に示されるように、フロントフォーク13は例えば乗り物に採用され、一例として、乗員が跨がって乗車する鞍乗り型車両の一種である自動二輪車10に用いられる。以下において、自動二輪車10を「鞍乗り型車両10」または「車両10」と称することがある。
図1に示されるように、鞍乗り型車両の一種である自動二輪車10は、車体11と、車体11の中央下部に設けられたエンジン12と、車体11の前部に設けられたフロントフォーク13と、フロントフォーク13に支持された前輪14と、フロントフォーク13に連結された操舵ハンドル15とを備えている。
さらに自動二輪車10は、車体11の後部から後方へ向かって延びて上下方向にスイング可能な車輪支持機構16と、この車輪支持機構16に支持された後輪17と、車体11と車輪支持機構16との間に架け渡されたリヤサスペンション(図示せず)と、車体11の上部中央に設けられた乗員用シート18とを備えている。
さらに自動二輪車10は、前輪14を制動可能なブレーキ21(車輪ブレーキ21)を備えている。このブレーキ21は、例えば、ディスクブレ-キの構成であって、前輪14に固定された回転側のブレーキディスク22(ブレーキディスクロータ22)と、固定側のブレーキキャリパ23とを備えている。操舵ハンドル15に設けられているブレーキレバー24の操作に応じて、マスタシリンダ25から発生されたブレーキ油圧が、ブレーキキャリパ23に付与されることによって、ブレーキディスク22にブレーキ圧を付与することができる。つまり、ブレーキキャリパ23がブレーキディスク22を挟みつけることによって前輪14の回転を制動する。
フロントフォーク13は、前輪14の両側にそれぞれ設けられた2つのダンパ30(緩衝器本体30)を備えている。このダンパ30は、例えば車体11に支持される上部のアウタチューブ31と、前輪14を支持する下部のインナチューブ32と、の組合せによって構成されている倒立型ダンパである。このダンパ30の下端部33(インナチューブ32の下端部33)は、アクスルブラケット40によって前輪14の車軸14aに連結されている。
以下、アクスルブラケット40(アクスルホルダ40)について詳しく説明する。図2及び図3に示されるように、アクスルブラケット40は、ダンパ30を車軸14aに連結する連結部50と、この連結部50に対して車両10(図1参照)の後方Rr側に設けられているブレーキ取付部60とを備えている。
連結部50は、アルミニウム合金(軽合金)等の金属によって構成されている。この連結部50は、ダンパ30の下端部33を支持する上端のダンパ支持部51と、このダンパ支持部51の下端に一体に有している中間部52と、この中間部52の下端に一体に有している車軸支持部53と、を備えている。ダンパ支持部51と中間部52と車軸支持部53とは、例えば、ダンパ30の中心線CL上に配列されている。車軸支持部53は、ダンパ30の中心線CLに対してオフセットした構成であってもよい。
ダンパ支持部51は、例えば上端を開放した有底筒状の部分であって、ダンパ30の下端部33を嵌合し且つ固定することが可能である。ダンパ支持部51は、連結部50の軸方向上部に位置するので、「軸方向上部51」と言うことがある。
中間部52は、ダンパ30の中心線CL上に延びている筒状の部分である。この中間部52は、連結部50の軸方向中央部に位置するので、「軸方向中央部52」と言うことがある。
車軸支持部53は、前輪14(図1参照)の車軸14aを嵌合し且つ支持することが可能な支持孔54を有している。この車軸支持部53は、連結部50の軸方向下部に位置するので、「軸方向下部53」と言うことがある。
以下、軸方向中央部52(中間部52)のことを「第1連結部52」と言い換え、軸方向上部51(ダンパ支持部51)及び軸方向下部53(車軸支持部53)のことを「第2連結部51,53」と言い換えることがある。つまり、連結部50は、第1連結部52と、第2連結部51,53とを備えている。
図2及び図3に示されるように、ブレーキ取付部60は、連結部50から車両10の後方へ向かって、上下方向へ開くV字状の構成である。このブレーキ取付部60は、ダンパ支持部51から車両10(図1参照)の後方Rrへ延びる上側アーム61と、車軸支持部53から車両10の後方Rrへ延びる下側アーム62と、上側アーム61と下側アーム62とを連結している連結フレーム63とを備えている。
以下、連結フレーム63のことを、「第1取付部63」と言い換え、上側アーム61及び下側アーム62のことを、「第2取付部61,62」と言い換えることがある。
上側アーム61は、ダンパ支持部51と一体に構成された平盤状の部材であって、アルミニウム合金等の金属により構成されている。この上側アーム61は、後端に上取付部61aを有している。
下側アーム62は、車軸支持部53と一体に構成された平盤状の部材であって、アルミニウム合金等の金属により構成されている。この下側アーム62は、後端に下取付部62aを有している。
上取付部61a及び下取付部62aは、ブレーキ21のブレーキキャリパ23をボルト等の締結部材64によって取り付け可能である。
図3に示されるように、上側アーム61は、アクスルブラケット40の軽量化を図る上で、上下貫通した貫通孔61bを有することが、より好ましい。また、図4に示されるように、下側アーム62は、アクスルブラケット40の軽量化を図る上で、上下貫通した貫通孔62bを有することが、より好ましい。
図3に示されるように、連結フレーム63は、繊維強化樹脂によって構成されている、一体成形品である。繊維強化樹脂としては、例えば、ガラス繊維強化プラスチックや炭素繊維強化プラスチックを挙げることができる。
この連結フレーム63は、上側アーム61の下面61cに沿いつつ車両10の前後方向へ延びている上側フレーム部71と、下側アーム62の上面62cに沿いつつ車両10の前後方向へ延びている下側フレーム部72とを備えている。上側フレーム部71及び下側フレーム部72は、板面が上下方向を向いた板状の部材である。上側フレーム部71の板幅は、上側アーム61の下面61cの幅と同じである。下側フレーム部72の板幅は、下側アーム62の上面62cの幅と同じである。
さらに連結フレーム63は、上側フレーム部71と下側フレーム部72との間に介在した、少なくとも1つ(例えば一対)の補強部材73を備えている。上側フレーム部71と下側フレーム部72とは、補強部材73(ステー73)によって互いに支え合っている。以下、連結フレーム63が一対の補強部材73,73を備えた構成について、説明する。
これらの補強部材73,73は、互いに車幅方向へ離れて位置しており、左右対称形に構成されている。例えば、左の補強部材73は、上側フレーム部71の左端と下側フレーム部72の左端とを繋いでいる。右の補強部材73は、上側フレーム部71の右端と下側フレーム部72の右端とを繋いでいる。
右の補強部材73は、上側フレーム部71の前端と下側フレーム部72の前端とを繋いでいる前側補強部材73aと、この前側補強部材73aよりも後方Rrに位置して上側フレーム部71と下側フレーム部72とを繋いでいる後側補強部材73bとを備えている。この後側補強部材73bは、例えば側面視X字状に構成されており、上側フレーム部71と下側フレーム部72の後端とを繋ぐとともに、上側フレーム部71の後端と下側フレーム部72とを繋いでいる。前側補強部材73aと後側補強部材73bとの間、後側補強部材73bと上側フレーム部71との間、及び、後側補強部材73bと下側フレーム部72との間には、それぞれ、開口73cが備えられている。左の補強部材73は、右の補強部材73と同様の構成である。
このように連結フレーム63は、軽量化のために骨組みだけによる構成である。上側フレーム部71と下側フレーム部72と一対の補強部材73,73とによって囲まれた空間である連結フレーム63の内部は、車両10の前後に開放している。さらに、連結フレーム63の内部は、一対の補強部材73,73の各開口73c,73cを通して外部と連通している。車両10(図1参照)の走行時に、この車両10の前後方向に走行風や雨水などの流体を補強部材73,73の各開口73c,73cから連結フレーム63の内部へ導入することが可能である。導入された流体は、連結フレーム63の内部を、前方Frから後方Rrへ向かって流れ、連結フレーム63の後方に配置されているブレーキキャリパ23やブレーキディスク(図2参照)へと至る。このようにして、連結フレーム63を備えるアクスルブラケット40は、ブレーキキャリパ23やブレーキディスク22を冷却することができる。
上側アーム61と上側フレーム部71、及び、下側アーム62と下側フレーム部72は、互いに固定されている。この互いに固定する固定構造としては、例えば、リベット81による固定、接着による固定(例えば接着剤による固定)、リベット81と接着剤の両方による固定を挙げることができる。リベット81による固定には、例えばブラインドリベットによる構成を挙げることができる。
図3及び図5に示されるように、アクスルブラケット40の軽量化を図る上で、連結部50の軸方向中央部52に貫通孔52a(切り欠き孔を含む)を有することが、より好ましい。
例えば、この貫通孔52aは、車両10の前後方向に貫通している。貫通孔52aを有することによって、車両10(図1参照)の走行時に、走行風や雨水などの流体FLを貫通孔52aに導くことが可能である。このようにして貫通孔52aへと導かれた流体FLは、連結フレーム63の内部を通過して後方Rrへ流れて、ブレーキキャリパ23やブレーキディスク22(図2参照)を冷却することができる。この結果、ブレーキ21を効率よく冷却することができる。
このように、軸方向中央部52に貫通孔52aを設けることによって、アクスルブラケット40の強度の確保及び軽量化と、ブレーキ21の冷却との、両立を容易に図ることができる。この貫通孔52aの断面積は、アクスルブラケット40に求められる操縦安定性を確保しつつ、アクスルブラケット40の軽量化と、流体FLの通過抵抗の低減化とを図る観点からは、できるだけ大きいことが好ましい。
実施例1によるアクスルブラケット40の説明をまとめると、次の通りである。
図2に示されるように、上側アーム61及び下側アーム62はブレーキキャリパ23が取り付けられる部位であり、ブレーキ取付部60のなかでも高強度が求められる。それゆえ、上側アーム61及び下側アーム62は、金属によって構成されている。一方、連結フレーム63は、上側アーム61と下側アーム62とを連結する部材であり、これらのアーム61,62よりも寸法精度が要求されない。連結フレーム63は、繊維強化樹脂によって構成されている。この繊維強化樹脂の比重は1.5~1.8程度であって、例えばアルミニウム合金の比重よりも小さい。この連結フレーム63の構造(例えば形状や厚み)を、適宜設定することによって、ブレーキ取付部60全体の強度を確保することが可能である。例えば、連結フレーム63は、強度の確保と軽量化のために、骨組みだけによる構成である。従って、連結部50とブレーキ取付部60とを備えたアクスルブラケット40の、強度及び軽量化を両立させることができる。
<実施例2>
図6~図9を参照しつつ、実施例2のアクスルブラケット140を説明する。図6は上記図3に相当する。図8は上記図4に相当する。
実施例2のアクスルブラケット140は、上記図1~5に示される実施例1の連結部50を、図6~図9に示される連結部150に変更したことを特徴とする。アクスルブラケット140の、その他の構成については、上記実施例1によるアクスルブラケット40と共通する。実施例1によるアクスルブラケット40と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
実施例2のアクスルブラケット140の連結部150は、ダンパ30の下端部33(図2参照)を支持する上端のダンパ支持部151と、このダンパ支持部151の下端に一体的に設けられている中間部152と、この中間部152の下端に一体的に設けられている車軸支持部153と、を備えている。
図7及び図8に示されるように、ダンパ支持部151は、上記実施例1のダンパ支持部51(図3参照)に相当し、上端を開放した有底筒状の部材であって、アルミニウム合金(軽合金)等の金属により構成されている。このダンパ支持部151は、連結部150の軸方向上部に位置するので、「軸方向上部151」又は「第2連結部151」と言うことがある。このダンパ支持部151は、ブレーキ取付部60の上側アーム61と一体に構成されている。
このダンパ支持部151は、ダンパ30の下端部33(図2参照)を嵌合し且つ固定することが可能な筒部151aと、この筒部151aの下端から内側へ突出した平板状の底板151bと、この底板151bの下面の縁から下方へ突出した環状の嵌合部151cと、から成る一体成形品である。なお、底板151bは、ダンパ支持部151の軽量化の観点から、上下に貫通した貫通孔151dを有していることが好ましい。
図7及び図8に示されるように、車軸支持部153は、上記実施例1の車軸支持部53(図3参照)に相当し、アルミニウム合金(軽合金)等の金属によって構成されている。この車軸支持部153は、連結部150の軸方向下部に位置するので、「軸方向下部153」又は「第2連結部153」と言うことがある。この車軸支持部153は、ブレーキ取付部60の下側アーム62と一体に構成されている。
この車軸支持部153は、上端に位置している平坦な上端面153aと、この上端面153aの上面の縁から上方へ突出した環状の嵌合部153bと、から成る一体成形品である。なお、上端面153aは、車軸支持部153の軽量化の観点から、上下に貫通した貫通孔153cを有していることが好ましい。
図7及び図8に示されるように、中間部152は、上記実施例1の中間部52(図3参照)に相当する。この中間部152は、繊維強化樹脂によって構成されていることを特徴とする。繊維強化樹脂としては、例えば、ガラス繊維強化プラスチックや炭素繊維強化プラスチックを挙げることができる。
この中間部152は、連結部150の軸方向中央部に位置するので、「軸方向中央部152」又は「第1連結部152」と言うことがある。この中間部152は、上端に位置している平坦な円盤状の第1部155と、下端に位置している平坦な円盤状の第2部156と、を有している。この第1部155及び第2部156は、中心線CLに対して直交している。なお、中間部152の軽量化の観点から、第1部155は上下に貫通した貫通孔155aを有していることが好ましく、第2部156は上下に貫通した貫通孔156aを有していることが好ましい。
さらに、中間部152は、この中間部152の軽量化及びブレーキ21(図2参照)の冷却の観点から、貫通孔152aを有している。この貫通孔152aは、上記実施例1の貫通孔52a(図3参照)に相当する。中間部152に貫通孔152aを設けることによって、アクスルブラケット140の強度の確保及び軽量化と、ブレーキ21(図2参照)の冷却との、両立を容易に図ることができる。
中間部152の第1部155の外周面は、ダンパ支持部151の嵌合部151cの内周面に圧入によって固定されている。さらに、第1部155の上端面は、ダンパ支持部151の底板151bの下面に対して、重ね合わされ且つ接着剤(接着層)により固定されている。
中間部152の第2部156の外周面は、車軸支持部153の嵌合部153bの内周面に圧入によって固定されている。さらに、第2部156の下端面は、車軸支持部153の上端面153aに対して、重ね合わされ且つ接着剤(接着層)により固定されている。
このように、中間部152は、ダンパ支持部151と車軸支持部153との間に挟み込まれて、互いに一体化されている。
実施例2によるアクスルブラケット140の説明をまとめると、次の通りである。
図7に示されるように、上側アーム61が設けられている軸方向上部151と、下側アーム62が設けられている軸方向下部153は、連結部150のなかでも、高強度が求められるので、金属によって構成されている。一方、軸方向中央部152は、軸方向上部151や軸方向下部153よりも寸法精度が要求されないため、金属以外の材料によって構成でき、軸方向中央部152は繊維強化樹脂によって構成されている。このように構成することで、連結部150の強度確保と軽量化の両立を促進できる。従って、アクスルブラケット140の、強度及び軽量化の両立を、より促進させることができる。
実施例2によるアクスルブラケット140は、実施例2の効果の他に、上記実施例1のアクスルブラケット40と同様の効果を発揮することができる。
<実施例3>
図10~図12を参照しつつ、実施例3のアクスルブラケット240を説明する。図10は上記図6に相当する。図11は上記図7に相当する。
実施例3のアクスルブラケット240は、上記図6~9に示される実施例2の連結部150を、図10~図12に示される連結部250に変更したことを特徴とする。アクスルブラケット240の、その他の構成については、上記実施例2によるアクスルブラケット140と共通する。実施例2によるアクスルブラケット140と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
実施例3のアクスルブラケット240の連結部250は、ダンパ30の下端部33を支持する上端のダンパ支持部251と、このダンパ支持部251の下端に一体的に設けられている中間部252と、この中間部252の下端に一体的に設けられている車軸支持部253と、を備えている。
図11及び図12に示されるように、ダンパ支持部251は、上記実施例2のダンパ支持部151(図7参照)に相当する。このダンパ支持部251は、連結部250の軸方向上部に位置するので、「軸方向上部251」と言うことがある。
このダンパ支持部251(軸方向上部251)は、第1筒270と、この第1筒270の外周面271a(筒部271の外周面271a)を囲むように配置された第2筒280とを備えている。
第1筒270は、ダンパ30の下端部33(図2参照)を嵌合し且つ固定することが可能な筒部271と、この筒部271の下端から内側へ突出した平板状の底板272と、から成る一体成形品であって、繊維強化樹脂によって構成されている。この繊維強化樹脂としては、例えば、ガラス繊維強化プラスチックや炭素繊維強化プラスチックを挙げることができる。なお、底板272は、ダンパ支持部251の軽量化の観点から、上下に貫通した貫通孔273を有していることが好ましい。
第2筒280は、筒状の部材であって、アルミニウム合金(軽合金)等の金属によって構成されている。この第2筒280は、ブレーキ取付部60の上側アーム61と一体に構成されている。
第1筒270と第2筒280とを固定する構造は、例えば次の第1~第3固定構造のいずれか1つを採用することができる。第1固定構造では、第1筒270の外周面271aが第2筒280の内周面281に圧入によって固定される。第2固定構造では、第1筒270の外周面271aが第2筒280の内周面281に接着剤(接着層)により固定される。第3固定構造では、第1筒270の外周面271aが第2筒280の内周面281に、圧入と接着剤とによって固定される。
図11及び図12に示されるように、車軸支持部253は、上記実施例2の車軸支持部153(図7参照)に相当し、アルミニウム合金(軽合金)等の金属によって構成されている。この車軸支持部253は、連結部50の軸方向下部に位置するので、「軸方向下部253」と言うことがある。
この車軸支持部253は、上端に環状の嵌合部253aを備えている、一体成形品である。この嵌合部253aの上端面253bは、中心線CLに対して直交した平坦面である。車軸支持部253は、ブレーキ取付部60の下側アーム62と一体に構成されている。
図11及び図12に示されるように、中間部252は、上記実施例2の中間部152(図7参照)に相当し、繊維強化樹脂によって構成されている。この繊維強化樹脂としては、例えば、ガラス繊維強化プラスチックや炭素繊維強化プラスチックを挙げることができる。この中間部252は、連結部250の軸方向中央部に位置するので、「軸方向中央部252」と言うことがある。
この中間部252の上端は、ダンパ支持部251の第1筒270の底板272と一体に形成されている。さらに中間部252は、下端に位置している平坦な円盤状の下板252aと、この下板252aの下面の縁から下方へ突出した環状の嵌合部252bと、を備えている。
中間部252の嵌合部252bの内周面は、車軸支持部253の嵌合部253aの外周面に圧入によって固定されている。さらに、中間部252の下板252aの下面は、車軸支持部253の上端面253bに対して、重ね合わされ且つ接着剤(接着層)により固定されている。
以下、軸方向上部251と軸方向中央部252との組合せ構造体のことを、「第1連結部291」と言うことがある。また、軸方向下部253のことを、「第2連結部253」と言うことがある。
さらに、中間部252は、この中間部252の軽量化及びブレーキ21(図2参照)の冷却の観点から、貫通孔252cを有している。この貫通孔252cは、上記実施例1の貫通孔52a(図3参照)に相当する。中間部252に貫通孔252cを設けることによって、アクスルブラケット240の強度の確保及び軽量化と、ブレーキ21(図2参照)の冷却との、両立を容易に図ることができる。
実施例3によるアクスルブラケット240の説明をまとめると、次の通りである。
図11及び図12に示されるように、ダンパ30(図2参照)を車軸14aに連結する連結部250は、上端の軸方向上部251と、中間の軸方向中央部252と、下端の軸方向下部253とを備えている。軸方向上部251は、繊維強化樹脂によって構成された第1筒270と、この第1筒270の外周面271aを囲むように配置された(嵌め込まれた)金属製の第2筒280とを備えている。繊維強化樹脂の第1筒270は、金属製の第2筒280によって補強されている。第2筒280には、上側アーム61が設けられている。軸方向中央部252は、第1筒270と共に繊維強化樹脂によって一体に構成されている。軸方向下部253は、金属によって構成されている。この軸方向下部253には、下側アーム62が設けられている。
つまり、上側アーム61が設けられている軸方向上部251は、連結部250のなかでも、高強度が求められる部位なので、繊維強化樹脂の第1筒270を金属製の第2筒280によって補強している。下側アーム62が設けられている軸方向下部253は、連結部250のなかでも、高強度が求められる部位なので、金属によって構成されている。一方、軸方向中央部252は、軸方向上部251や軸方向下部253よりも寸法精度が要求されないため、金属以外の材料によって構成でき、軸方向中央部252は第1筒270と共に繊維強化樹脂によって一体に構成されている。このように構成することで、連結部250の強度確保と軽量化の両立を促進できる。従って、アクスルブラケット240の、強度及び軽量化の両立を、より促進させることができる。
実施例3によるアクスルブラケット240は、実施例3の効果の他に、上記実施例1及び実施例2のアクスルブラケット40,140と同様の効果を発揮することができる。
以上に説明したアクスルブラケット40;140;240及びこのアクスルブラケット40;140;240を備えた鞍乗り型車両10用フロントフォーク13について、以下にまとめる。
図2を参照する。第1に、アクスルブラケット40;140;240(図6、図10も参照)は、ダンパ30を車軸14aに連結する連結部50;150;250と、この連結部50;150;250に対して車両10の後方(Rr)側に設けられておりブレーキ21(ブレーキキャリパ23)を取り付け可能なブレーキ取付部60とを備えている。このブレーキ取付部60は、繊維強化樹脂によって構成された第1取付部63(連結フレーム63)と、金属によって構成された第2取付部61,62(上側アーム61及び下側アーム62)とを備えている。
繊維強化樹脂の比重は、例えばアルミニウム合金等の軽合金の比重よりも小さい。この軽量の繊維強化樹脂によって、ブレーキ取付部60の第1取付部63(連結フレーム63)を構成した。繊維強化樹脂による第1取付部63の構造(例えば形状や厚み)を、適宜設定することによって、ブレーキ取付部60全体の強度を確保することが可能である。特に、ブレーキ取付部60のなかで、高強度が求められる主部位を金属製の第2取付部61,62(上側アーム61及び下側アーム62)とし、この第2取付部61,62よりも寸法精度が要求されない部位を、繊維強化樹脂製の第1取付部63とすることで、強度確保と軽量化を促進できる。従って、ダンパ30(図2参照)を車軸14aに連結する連結部50;150;250と、ブレーキ21を取り付け可能なブレーキ取付部60と、を備えたアクスルブラケット40;140;240の、強度及び軽量化を両立させることができる。
図3を参照する。第2には、第1に記載したアクスルブラケット40;140;240(図6、図19も参照)であって、第1取付部63(連結フレーム63)と第2取付部61,62(上側アーム61及び下側アーム62)とは、リベット81によって互いに固定されている。
互いに別々に製造されている、繊維強化樹脂製の第1取付部63と金属製の第2取付部61,62とを、リベット81によって固定することができる。これにより、互いに材質の異なる部材同士を、比較的簡単に一体化できる。
図3を参照する。第3には、第2に記載したアクスルブラケット40;140;240(図6、図10も参照)であって、第1取付部63(連結フレーム63)と第2取付部61,62(上側アーム61及び下側アーム62)とは、さらに接着剤によって互いに固定されている。
リベット81の他に、更に接着剤により固定する構成なので、第1取付部63と第2取付部61,62とを、より一層強固に固定することができる。
図7を参照する。第4には、第1~第3に記載したアクスルブラケット140であって、連結部150は、繊維強化樹脂によって構成された第1連結部152(軸方向中央部152)と、金属によって構成された第2連結部151,153(軸方向上部151、軸方向下部153)とを備えている。
ダンパ30を車軸14aに連結する連結部150を、金属製の第2連結部151,153と、軽量である繊維強化樹脂製の第1連結部152とによって構成した。つまり、連結部150の一部152を繊維強化樹脂による構成に変更した。繊維強化樹脂による第1連結部152の構造(例えば形状や厚み)を、適宜設定することによって、連結部150全体の強度を確保することが可能である。特に、連結部150のなかで、高強度が求められる主部位を金属製の第2連結部151,153とし、この第2連結部151,153よりも寸法精度が要求されない部位を、繊維強化樹脂製の第1連結部152とすることで、強度確保と軽量化を促進できる。従って、アクスルブラケット140の、強度及び軽量化の両立を、より促進させることができる。
図7を参照する。第5には、第4に記載したアクスルブラケット140であって、第1連結部152と第2連結部151,153とは、接着剤によって互いに固定されている。
互いに別々に製造されている、繊維強化樹脂製の第1連結部152と金属製の第2連結部151,153とを、接着剤によって固定することができる。これにより、互いに材質の異なる部材同士を、比較的簡単に一体化できる。
図7を参照する。第6には、第4~第5に記載したアクスルブラケット140であって、第1連結部152は、連結部150の軸方向中央部に位置している。
つまり、繊維強化樹脂によって構成された第1連結部152は、金属によって構成された第2連結部151,153(軸方向上部151及び軸方向下部153)の間に位置することになる。連結部150のなかで、高強度が求められる金属製の第2連結部151,153の間に、この第2連結部151,153よりも寸法精度が要求されない第1連結部152を、繊維強化樹脂製とすることで、連結部150の強度確保と軽量化を促進できる。
図11及び図12を参照する。第7には、第1~第3に記載したアクスルブラケット240であって、連結部250は、第1連結部291と第2連結部253とを備えている。第1連結部291は、連結部250の上端に位置する軸方向上部251、及び、連結部250の中間に位置する軸方向中央部252を含む。第2連結部253は、連結部250の下端に位置する金属製の軸方向下部253を含む。軸方向上部251は、軸方向中央部252と共に繊維強化樹脂によって構成された第1筒270と、この第1筒270の外周面271aを囲むように配置された金属製の第2筒280とを備えている。
連結部250の軸方向上部251は、繊維強化樹脂によって構成された第1筒270と、この第1筒270の外周面271aを囲むように配置された金属製の第2筒280とを備えている。つまり、繊維強化樹脂の第1筒270は、金属製の第2筒280によって補強されている。軸方向上部251を、繊維強化樹脂製の第1筒270と金属製の第2筒280とを組合せた構造とすることによって、軸方向上部251の強度確保と軽量化を促進できる。しかも、軸方向上部251と軸方向下部253との間に設けられている軸方向中央部252が、軸方向上部251と共に繊維強化樹脂によって構成されている。従って、アクスルブラケット240の、強度及び軽量化の両立を、より促進させることができる。
図10を参照する。第8には、第7に記載したアクスルブラケット240であって、第1筒270と第2筒280とは、接着剤によって互いに固定されている。
互いに別々に製造されている、繊維強化樹脂製の第1筒270と金属製の第2筒280とを、接着剤によって固定することができる。これにより、互いに材質の異なる部材同士を、比較的簡単に一体化できる。
図10を参照する。第9には、第8に記載したアクスルブラケット240であって、第1筒270は、第2筒280に圧入によって固定されている。
接着剤と圧入との併用なので、第1筒270と第2筒280とを、より一層強固に固定することができる。
図10を参照する。第10には、第7に記載したアクスルブラケット240であって、第1筒270は、第2筒280に圧入によって固定されている。
互いに別々に製造されている、繊維強化樹脂製の第1筒270と金属製の第2筒280とを、圧入によって固定することができる。これにより、互いに材質の異なる部材同士を、比較的簡単に一体化できる。
図1を参照する。第11には、鞍乗り型車両10用フロントフォーク13は、第1~第10に記載したアクスルブラケット40;140;240(図2、図6、図10も参照)を備えている。
フロントフォーク13に備えられるアクスルブラケット40;140;240の一部を、繊維強化樹脂によって構成することにより、アクスルブラケット40;140;240の強度及び軽量化の両立を図ることができるので、鞍乗り型車両10の軽量化を促進することができる。従って、鞍乗り型車両10の燃費の改善や走行性能の向上に寄与することができる。
なお、本発明によるアクスルブラケット40;140;240及びこれを備えた鞍乗り型車両10用フロントフォーク13は、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、上記実施例に限定されるものではない。
例えば、車両10は前輪14の片側にのみブレーキ21を配置した例を説明したが、前輪14の両側にブレーキ21を配置した構成であってもよい。その場合には、フロントフォーク13の左右のダンパ30,30に、本発明のアクスルブラケット40;140;240を設けることになる。
また、ブレーキ21は、ディスクブレ-キの構成に限定されるものではなく、例えばドラムブレーキの構成であってもよい。
また、実施例2のアクスルブラケット140と実施例3のアクスルブラケット240、及びこれらのアクスルブラケット140;240を備えたフロントフォーク13は、ブレーキ取付部60を全て金属製とした構成を含む。この構成であっても、アクスルブラケット140;240の、強度及び軽量化を両立することが可能である。
本発明のアクスルブラケット40;140;240及びこのアクスルブラケット40;140;240を備えたフロントフォーク13は、鞍乗り型車両用に搭載するのに好適である。
10 鞍乗り型車両
13 フロントフォーク
14 前輪
14a 車軸
21 ブレーキ
22 ブレーキディスク
23 ブレーキキャリパ
30 ダンパ
40 アクスルブラケット
50 連結部
60 ブレーキ取付部
61 第2取付部(上側アーム)
62 第2取付部(下側アーム)
63 第1取付部(連結フレーム)
81 リベット
140 アクスルブラケット
150 連結部
151 第2連結部(軸方向上部、ダンパ支持部)
152 第1連結部(軸方向中央部、中間部)
153 第2連結部(軸方向下部、車軸支持部)
240 アクスルブラケット
250 連結部
251 軸方向上部(ダンパ支持部)
252 軸方向中央部(中間部)
253 第2連結部(軸方向下部、車軸支持部)
270 第1筒
271a 第1筒の外周面
280 第2筒
281 第2筒の内周面
291 第1連結部

Claims (11)

  1. ダンパを車軸に連結する連結部と、前記連結部に対して車両の後方側に設けられておりブレーキを取り付け可能なブレーキ取付部とを備え、
    前記ブレーキ取付部は、繊維強化樹脂によって構成された第1取付部と、金属によって構成された第2取付部とを備えている、アクスルブラケット。
  2. 前記第1取付部と前記第2取付部とは、リベットによって互いに固定されている、請求項1に記載のアクスルブラケット。
  3. 前記第1取付部と前記第2取付部とは、さらに接着剤によって互いに固定されている、請求項2に記載のアクスルブラケット。
  4. 前記連結部は、繊維強化樹脂によって構成された第1連結部と、金属によって構成された第2連結部とを備えている、請求項1に記載のアクスルブラケット。
  5. 前記第1連結部と前記第2連結部とは、接着剤によって互いに固定されている、請求項4に記載のアクスルブラケット。
  6. 前記第1連結部は、前記連結部の軸方向中央部に位置している、請求項4に記載のアクスルブラケット。
  7. 前記連結部は、第1連結部と第2連結部とを備え、
    前記第1連結部は、前記連結部の上端に位置する軸方向上部、及び、前記連結部の中間に位置する軸方向中央部を含み、
    前記第2連結部は、前記連結部の下端に位置する金属製の軸方向下部を含み、
    前記軸方向上部は、前記軸方向中央部と共に繊維強化樹脂によって構成された第1筒と、前記第1筒の外周面を囲むように配置された金属製の第2筒とを備えている、請求項1に記載のアクスルブラケット。
  8. 前記第1筒と前記第2筒とは、接着剤によって互いに固定されている、請求項7に記載のアクスルブラケット。
  9. さらに、前記第1筒は、前記第2筒に圧入によって固定されている、請求項8に記載のアクスルブラケット。
  10. 前記第1筒は、前記第2筒に圧入によって固定されている、請求項7に記載のアクスルブラケット。
  11. 請求項1に記載のアクスルブラケットを備えた、鞍乗り型車両用フロントフォーク。
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