JP2024032109A - 電源コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止する。【解決手段】 電源プラグ300を差し込む前の差込部100では、シール部200の開閉部202,204は閉まっている。このため、蓋部110から基部150に至る部材間の隙間は、シール部200によって塞がれており、埃等がテーブルタップ14内に侵入しない。一方、電源プラグ300の差込端子302,304を差し込むと、差込端子302,304は、シール部200の開閉部202,204を押下げて開き、基部150の電極収容部152,154に挿入される。これにより、電極収容部152,154の受側端子20,22に接触し、電気的に接触する。電源プラグ300の端面306は、その周囲が、シール部200の外周シール240の先端に圧接し、埃などの侵入が防止される。【選択図】図1

Description

本発明は、電源コンセントに関し、ホコリなどの影響を低減した電源コンセントの改良に関する。
ホコリなどが付着することによる漏電を防止するようにした電源コンセントの背景技術としては、例えば、下記特許文献1記載の「漏電無しコンセント」がある。これは、電源プラグとコンセント器具の双方又は、片方器具に電源プラグとコンセント器具の其々に、すき間によるホコリ等蓄積されないように施すことを目的としており、すき間にホコリ等が蓄積されないように器具を装着するとともに、水分等が蓄積されないようにコーティング等施された器具を装着することで、ホコリ・水分が付着しにくくなり、トラッキング現象による火災を防止する。
特開2017-147213号公報
ところで、上述した背景技術は、コンセントやプラグの全体をカバーで覆い隠すようになっており、無駄が多く、組み立てに手数を要する。また、プラグの先端はみだし出し部とコンセントプラグ差し込み面をカバーで緊密に密着させるため、コンセントとプラグの電気的な接続が不完全となる恐れもある。
本発明は、以上のような点に着目したもので、簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止することができる電源コンセントを提供することを、その目的とする。
本発明の電源コンセントは、電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成するとともに、それらの間にシール部を設け、該シール部を、弾性変形可能な素材によって形成するとともに、前記蓋部と電源プラグの隙間を塞ぐ外周シールを備えたことを特徴とする。主要な形態の一つによれば、前記電源プラグの差込端子の差込口を塞ぐ開閉部を備えたことを特徴とする。他の形態の一つによれば、前記蓋部は、前記シール部を貫通して、更に前記基部に挿入される脚を備えており、該脚は、挿入後に前記基部に係合する爪を有することを特徴とする。更に他の形態によれば、前記外周シールの先端にスリットを形成し、多重シール構造としたことを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
本発明によれば、電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成し、それらの間にシール部を設けることとしたので、簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止することができる。
本発明の電源コンセント及び差込部の一実施例の外観を示す斜視図である。 前記実施例の差込部及びシール部を分解して示す分解斜視図である。 前記図1の#3-#3線に沿って矢印方向に見た主要断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の電源コンセント10が示されており、コード12の先にテーブルタップ14が設けられている。図示するテーブルタップ14には、電源プラグの差込部100が2か所設けられている。差込部100のみを取り出すと、同図(B)のようになっている。図2には、差込部100を分解した様子が示されている。同図に示すように、差込部100は、蓋部110にシール(パッキン)部200を取り付けて、更に基部150に差し込む構成となっている。図1(B)の#3-#3線に沿って矢印方向に見た断面を示すと、図3(A)に示すようになる。
これらの図において、差込部100の蓋部110は、差込プラグの差込端子(刃)が入り込む長方形の差込口112,114が平行に設けられている。通常、短い差込口112は電圧側であり、長い差込口114はアース側となっている。蓋部110の各端辺の中央には、脚120がそれぞれ設けられており、脚120の先端は、先細りのテーパー形状となっている。そして、このテーパー部分の側面に爪122がそれぞれ設けられている。更に、蓋部110の裏面側には、適宜の間隔で位置決めピン130が設けられている。
次に、シール部200は、上述した蓋部110の差込口112,114に対応する位置に、開閉部(シャッタ)202,204がそれぞれ設けられている。また、シール部200には、上述した蓋部110の脚120に対応する位置に、貫通孔220が設けられている。貫通孔220は、それぞれ脚120が貫通する大きさとなっている。更に、上述した蓋部110の位置決めピン130に対応する位置に、貫通孔230がそれぞれ設けられている。更に、シール部200の周囲には、前記蓋部110の外周よりも外側に、外周シール240が設けられている。外周シール240の先端は、図1(C)に示すように、スリット(溝)242が外周に沿って設けられて2つに分断されている。これにより、同図の側面方向(横方向)から見たときの厚み(横方向の厚み)が小さくなり、変形しやすくなって、密着性が向上する。また、側面方向から見ると、2重のシール構造となることから、防埃性が向上する。
次に、差込部100の基部150は、上述した全体が箱状となっており、上述した差込部100の差込口112,114に対応する電極収容部152,154が設けられている。電極収容部152,154は、コード12側に電気的に接続されている受側端子20,22(図3参照)が収容されており、これが差込口112,114から入り込む電源プラグの差込端子と電気的に接触するようになっている。基部150の周囲には、上述した蓋部110の各端辺の脚120が入り込んで爪122が引っ掛かる引掛穴160がそれぞれ設けられている。
以上のうち、蓋部110及び基部150は、比較的硬質の絶縁樹脂によって構成されている。例えば、ABS樹脂などが用いられる。一方、シール部200は、比較的軟質の絶縁樹脂によって構成されている。例えば、シリコン樹脂などが用いられる。シール部200は、蓋部110に対する取り付け,電源プラグの差込端子の抜き差し時における開閉部202,204の開閉,電源プラグを取り付けたときの外周シール240の密着変形による防塵ないし防埃性を図るため、弾性変形可能な素材が好適である。
次に、以上のような蓋部110,基部150,シール部200の組立の順序について説明する。まず、蓋部110に対してシール部200を裏面から取り付ける。すなわち、蓋部110の脚120を、シール部200の貫通孔220に通すとともに、位置決めピン130を、シール部200の貫通孔230に通すようにする。これにより、蓋部110の裏面側にシール部200が取り付けられ、蓋部110は、その周囲が外周シール240に囲われるようになる。また、蓋部110の差込口112,114は、シール部200の開閉部202,204にそれぞれ位置合わせされ、電源プラグの差込端子が、差込口112,114から開閉部202,204を貫通することができるようになる。
次に、以上のようなシール部200が取り付けられた蓋部110は、更に、シール部200から下方に突出した脚120が、基部150の引掛穴160内に挿入され、脚120の爪122が引掛穴160の周辺に引っ掛かるようにする(図3参照)。これにより、蓋部110は、シール部200を挟んで、基部150に固定されるようになる。このとき、シール部200が厚み方向に多少圧縮されるため、蓋部110と基部150との隙間が封止されるようになる。
図1(B)には、以上のようにして組み立てられた差込部100の外観の様子が示されており、同図の断面が図3(A)に示されている。組立後の差込部100は、同図(A)に示すように、電源コンセント10のテーブルタップ14内に収納され、タップ内の受側端子20,22が、基部150の電極収容部152,154に収容されるようになる。
次に、図3の断面も参照して、電源プラグ抜き差し時の様子を説明する。図3(A)には、電源プラグを差し込む前の差込部100の主要断面が示されている。この状態では、シール部200の開閉部202,204は閉まっている。このため、蓋部110から基部150に至る部材間の隙間は、シール部200によって塞がれており、埃等がテーブルタップ14内に侵入しないようになっている。一方、同図(B)に示すように、電源プラグ300の差込端子302,304を、蓋部110の差込口112,114から差し込むと、差込端子302,304は、シール部200の開閉部202,204を押下げて開き、基部150の電極収容部152,154に挿入される。これにより、電極収容部152,154の受側端子20,22に接触し、電気的に接触するようになる。
一方、電源プラグ300の差込端子302,304側の端面306は、その周囲が、シール部200の外周シール240の先端に圧接するようになる。上述したように、外周シール240の先端にはスリット242が設けられており、変形しやすくなっている。これにより、電源プラグ300と蓋部110との隙間も、外周シール240によって封止され、埃などの侵入が防止されるようになる。電源プラグ300を、差込部100から引き抜くと、再び図3(A)の状態となり、シール部200の開閉部202,204は閉じるようになり、差込口112,114からの埃等の侵入は防止される。
以上のように、本実施例によれば、
a,シール部200を、差込部100の蓋部110と基部150との間に設けるのみであり、構成が簡便で組み立ても容易である。
b,差込口112,114や電源プラグ300の端面306からの埃の侵入が良好に防止されて、更に漏電やトラッキングも防止されるようになる。
c,シール部200を設けるのみの簡単な構成であることから、電源プラグ300の差込端子302,304と受側端子20,22との接触も良好で、天気的な接続も確保することができる。
<他の実施例> なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、以下のものも含まれる。
(1)前記実施例で示した各部の形状や寸法・素材は一例であり、同様の機能を奏するように設計変更可能である。
(2)前記実施例は、本発明をいわゆるテーブルタップ式の電源コンセントに適用した例であるが、壁埋込式の電源コンセントにも、同様に適用可能である。
本発明によれば、電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成し、それらの間にシール部を設けることとしたので、簡便な構成で組み立ても容易でありながら、電気的な接続も確保して漏電やトラッキングを防止することができ、テーブルタップや埋込コンセントに好適である。
10:電源コンセント
12:コード
14:テーブルタップ
20,22:受側端子
100:差込部
110:蓋部
112,114:差込口
120:脚
122:爪
130:ピン
150:基部
152,154:電極収容部
160:引掛穴
200:シール部
202,204:開閉部
220,230:貫通孔
240:外周シール
242:スリット
300:電源プラグ
302,304:差込端子
306:端面

Claims (4)

  1. 電源コンセントの差込部を蓋部と基部で構成するとともに、それらの間にシール部を設け、該シール部を、弾性変形可能な素材によって形成するとともに、
    前記蓋部と電源プラグの隙間を塞ぐ外周シールを備えたことを特徴とする電源コンセント。
  2. 前記電源プラグの差込端子の差込口を塞ぐ開閉部を備えたことを特徴とする請求項1記載の電源コンセント。
  3. 前記蓋部は、前記シール部を貫通して、更に前記基部に挿入される脚を備えており、
    該脚は、挿入後に前記基部に係合する爪を有することを特徴とする請求項1記載の電源コンセント。
  4. 前記外周シールの先端にスリットを形成し、多重シール構造としたことを特徴とする請求項1又は2記載の電源コンセント。
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