JP2024031106A - 契約管理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法 - Google Patents

契約管理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的に好適な契約書ひな形を作成する契約管理プログラム、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理方法を提供する。【解決手段】プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに電子的な契約文書を記憶させるための契約管理プログラムであって、プロセッサは、契約に関する複数の契約文書を記憶する契約記憶ステップ及び契約記憶ステップにおいて記憶された複数の契約文書のそれぞれに対し、条項又は条文毎の複数の文言を抽出し、抽出した複数の文言を記憶する抽出記憶ステップを含む契約書作成処理と、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案する修正提案ステップS505を含む文書提案処理と、を実行する。【選択図】図14

Description

本開示は、契約管理プログラム、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法に関する。
コンピュータ技術の発達および普及に伴い、これまでは紙媒体が利用されていた書類が電子化されつつある。例えば、当事者の署名および押印が必要となる契約書といった書類も、電子データで管理することが考えられている。
特許文献1には、契約書の内容に基づいて組織の契約状況を提示する文書処理プログラム及び情報処理装置が開示されている。
特開2020-190905号公報
複数のユーザ間の電子的な契約手続きにおいて、契約文書をひな形等のテンプレートから作成する場合がある。法務担当者等が契約文書のひな形を作成する際に、書籍等に記載されているひな形を参考に作成することが一般的であり、契約文書のひな形を効率的に作成することができていないという課題がある。
そこで、本開示は、上記課題を解決すべくなされたものであって、その目的は、効率的に好適な契約書ひな形を作成する技術を提供することである。
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに電子的な契約文書を記憶させるための契約管理プログラムであって、プロセッサは、契約に関する複数の契約文書を記憶する契約記憶ステップと、契約記憶ステップにおいて記憶された複数の契約文書のそれぞれに対し、条項または条文ごとの複数の文言を抽出し、抽出した複数の文言を記憶する抽出記憶ステップと、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案する修正提案ステップと、を実行する契約管理プログラム。
本開示によれば、ユーザは、効率的に好適な契約書ひな形を作成することができる。
システム1の機能構成を示すブロック図である。 サーバ10の機能構成を示すブロック図である。 第1ユーザ端末20の機能構成を示すブロック図である。 第2ユーザ端末30の機能構成を示すブロック図である。 ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。 グループテーブル1013のデータ構造を示す図である。 書類テーブル1014のデータ構造を示す図である。 確認テーブル1015のデータ構造を示す図である。 入力項目テーブル1016のデータ構造を示す図である。 契約書グループテーブル1017のデータ構造を示す図である。 文言テーブル1018のデータ構造を示す図である。 契約書作成処理の動作を示すフローチャートである。 契約書確認処理の動作を示すフローチャートである。 文言提案処理の動作を示すフローチャートである。 契約書作成処理の動作を示す画面例である。 第2ユーザ端末30に通知される確認依頼メッセージを示す画面例である。 契約書確認処理の動作を示す画面例である。 第1ユーザ端末20に通知される締結完了メッセージを示す画面例である。 文言提案処理の動作を示す画面例である。 コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。なお、以下の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
<システム1の構成>
本開示におけるシステム1は、複数のユーザ間において締結される契約情報を記憶、管理する契約情報サービスを実現するための情報処理システムである。
ユーザは、本開示にかかるシステム1に契約文書、契約文書にかかる契約ひな形をアップロードすることにより、当該契約文書、契約ひな形に含まれる条項、条文に対してより好適な文言の提案を受けることができる。これにより、ユーザはより好適な契約文書を作成することができる。
システム1は、ネットワークNを介して接続された、サーバ10、第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30の情報処理装置を備える。
図1は、システム1の機能構成を示すブロック図である。
図2は、サーバ10の機能構成を示すブロック図である。
図3は、第1ユーザ端末20の機能構成を示すブロック図である。
図4は、第2ユーザ端末30の機能構成を示すブロック図である。
各情報処理装置は演算装置と記憶装置とを備えたコンピュータにより構成されている。コンピュータの基本ハードウェア構成および、当該ハードウェア構成により実現されるコンピュータの基本機能構成は後述する。サーバ10、第1ユーザ端末20、第2ユーザ端末30のそれぞれについて、後述するコンピュータの基本ハードウェア構成およびコンピュータの基本機能構成と重複する説明は省略する。
<サーバ10の構成>
サーバ10は、複数のユーザ間において電子的な契約締結サービスを提供する情報処理装置である。サーバ10は、複数のユーザ間において締結される契約情報を記憶、管理するサービスを提供する情報処理装置である。
サーバ10は、記憶部101、制御部104を備える。
<サーバ10の記憶部101の構成>
サーバ10の記憶部101は、アプリケーションプログラム1011、ユーザテーブル1012、グループテーブル1013、書類テーブル1014、確認テーブル1015、入力項目テーブル1016、契約書グループテーブル1017、文言テーブル1018を備える。
アプリケーションプログラム1011は、サーバ10の制御部104を各機能ユニットとして機能させるためのプログラムである。
ユーザテーブル1012は、サービスを利用する会員ユーザ(以下、ユーザ)の情報を記憶し管理するテーブルである。ユーザは、サービスの利用登録を行うことで、当該ユーザの情報がユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶される。
これにより、ユーザは本開示にかかるサービスを利用できるようになる。なお、本開示においてサービスを利用するユーザは、必ずしもユーザテーブル1012に登録されている必要はない。
ユーザテーブル1012は、ユーザIDを主キーとして、ユーザID、ユーザ名、メールアドレス、グループID、承認権限のカラムを有するテーブルである。
図5は、ユーザテーブル1012のデータ構造を示す図である。
ユーザIDは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。ユーザ識別情報は、ユーザごとにユニークな値が設定されている項目である。
ユーザ名は、ユーザの氏名を記憶する項目である。ユーザ名は、氏名ではなく、ニックネームなど任意の文字列を設定しても良い。
メールアドレスは、ユーザのメールアドレスを記憶する項目である。
グループIDは、ユーザが所属するグループのグループ識別情報を記憶する項目である。グループは、後述するグループテーブル1013により定義され、ユーザは、複数のグループに所属するものとしても構わない。
承認権限は、ユーザの承認締結に関する権限情報を記憶する項目である。契約締結を承認する権限(承認権限)を有するユーザには、Trueなど契約締結を承認する権限を有する情報が記憶される。一方、契約締結を承認する権限を有さないユーザには、False、ブランク、ヌル値など契約締結を承認する権限を有さない情報が記憶される。
契約情報に応じて承認権限を設定できる構成としても良い。例えば、ユーザAは、特定の契約情報Aに対して承認権限を有するが、特定の契約情報Bに対して承認権限を有さない構成としても良い。
秘密保持契約、共同研究契約、請負契約などの契約情報の種別(契約情報種別)に応じて承認権限を設定できる構成としても良い。例えば、ユーザAは、秘密保持契約に対して承認権限を有するが、請負契約に対しては承認権限を有さない構成としても良い。
その他、ユーザの所属部署、役所などに応じて複数段階(レベル、ランク)の権限情報を記憶する構成としても良い。例えば、派遣社員などはC、一般社員はB、管理職はA、役員はSという情報を承認権限の項目に記憶し、契約情報の契約種別情報、契約金額などに応じて、所定のランク以上(例えば、秘密保持契約はA以上など)の承認権限を有するユーザのみ契約締結を承認することができる構成としても良い。
グループテーブル1013は、ユーザが所属するグループに関する情報(グループ情報)を記憶し、管理するテーブルである。グループは、法人、会社、サークル、団体、会社内の部署など、ユーザが所属する任意のグループを定義することができる。
グループテーブル1013は、グループIDを主キーとして、グループID、グループ名、管理者IDのカラムを有するテーブルである。
図6は、グループテーブル1013のデータ構造を示す図である。
グループIDは、グループを識別するためのグループ識別情報を記憶する項目である。グループ識別情報は、グループごとにユニークな値が設定されている項目である。
グループ名は、グループの名称を記憶する項目である。グループ名は、任意の文字列を設定することができる。
管理者IDは、グループにおいて管理者権限を有するユーザのユーザ識別情報を記憶する項目である。管理者権限を有するユーザは、組織などのグループにおいて所定以上の地位や権限などを有するユーザを任意に定めて設定することができる。
書類テーブル1014は、作成者と受信者との間で取り交わされる電子契約に関する情報(契約情報)を記憶し、管理するためのテーブルである。
書類テーブル1014は、書類IDを主キーとして、書類ID、書類データ、条項データ、作成者IDのカラムを有するテーブルである。
図7は、書類テーブル1014のデータ構造を示す図である。
書類IDは、契約情報を識別するための書類識別情報を記憶する項目である。書類識別情報は、契約情報ごとにユニークな値が設定されている項目である。
書類データは、契約締結にかかる契約文書の契約情報(バイナリまたはテキストデータ)を記憶する項目である。具体的に、書類データは、PDF(Portable Document Format)、Word、XML(ExtenSible Markup Language)などの任意のデータ形式のデータが含まれる。
条項データは、契約文書に含まれる1または複数の条項を記憶する項目である。1または複数の条項は、契約文書の契約情報である書類データと関連付けて記憶される。本開示においては、条項を記憶する項目としたが、条項に替えて1または複数の条文が記憶される構成としても良い。条項、条文の両方が記憶される構成としても良い。
作成者ID、契約情報の作成者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報を記憶する項目である。
確認テーブル1015は、契約情報の確認者となるユーザのメールアドレスを含む情報(確認者情報)を記憶し、管理するテーブルである。
確認テーブル1015は、書類ID、確認順序、確認者メールアドレス、確認フラグ、言語データ、アクセスコード、日時のカラムを有するテーブルである。
図8は、確認テーブル1015のデータ構造を示す図である。
書類IDは、確認者により確認対象となる契約情報の書類識別情報を記憶する項目である。
確認順序は、確認者により契約情報が確認される際の確認順序に関する情報を記憶する項目である。作成者により記憶された契約情報は、確認順序の順番に確認者に回覧され、確認が行われる。
確認者メールアドレスは、契約情報の確認者のメールアドレスを記憶する項目である。確認者のメールアドレスは、本開示にかかるサービスの利用にあたり予めユーザ登録を行う必要はない。つまり、確認者メールアドレスは、ユーザテーブル1012に含まれている必要はない。
確認フラグは、確認者による契約情報の確認手続きの完了有無を識別するための確認識別情報を記憶する項目である。確認者により契約情報の確認が完了すると、確認フラグの項目にTrueの値などの確認が完了したことを示す情報が記憶される。
言語データは、確認者の言語に関する情報(言語情報)を記憶する項目である。
アクセスコードは、確認者に対して設定されたアクセスコードを記憶する項目である。
日時は、確認者による契約情報の確認手続きが行われた日時を記憶する項目である。具体的には、確認識別情報が確認フラグの項目に記憶された日時が記憶される。
入力項目テーブル1016は、電子契約情報に関連付けられた入力項目に関する情報(入力項目情報)を記憶し、管理するテーブルである。
入力項目テーブル1016は、入力項目ID、書類ID、入力者ID、入力データ、入力規則、日時のカラムを有するテーブルである。
図9は、入力項目テーブル1016のデータ構造を示す図である。
入力項目IDは、入力項目を識別するための入力項目識別情報を記憶する項目である。
書類IDは、入力項目が関連付けられる電子契約情報の書類識別情報を記憶する項目である。
入力者IDは、入力項目に対して入力データを入力した入力者のユーザ識別情報またはメールアドレスを記憶する項目である。具体的に、入力者IDには、作成者ID、作成者IDにより特定されるユーザのメールアドレス、確認者メールアドレスなどが記憶される。
入力データは、入力者により入力項目に入力された入力データを記憶する項目である。
入力規則は、入力項目の入力規則に関する入力規則情報を記憶する項目である。入力規則としては、日付(date)、日時(datetime)、文字列(text)、数値(integer)などのデータ型のほか、文字列であれば文字数、文字列の正規表現など任意の入力項目の入力規則に関する入力規則情報を記憶することができる。
日時は、入力者により入力項目に入力データが入力された日時を記憶する項目である。
契約書グループテーブル1017は、契約書グループに関する情報(契約書グループ情報)を記憶し管理するためのテーブルである。契約情報は、契約情報を管理するための1または複数のキャビネット(分類情報)と関連づけられて記憶され、管理することができる。情報処理サービスに応じて、キャビネットは、グループ、タグ、ラベル等と呼ばれることがある。
契約書グループテーブル1017は、書類ID、キャビネットIDのカラムを有するテーブルである。
図10は、契約書グループテーブル1017のデータ構造を示す図である。
書類IDは、契約情報を識別するための書類識別情報を記憶する項目である。
キャビネットIDは、キャビネットを識別するためのキャビネット識別情報を記憶する。キャビネットIDは、契約情報を管理、分類するための分類情報である。
文言テーブル1018は、条項または条文にかかる文言に関する情報(文言情報)を記憶し、管理するテーブルである。
文言テーブル1018は、文言IDを主キーとして、文言ID、キーワード、文言データ、書類ID、スコア、共有フラグのカラムを有するテーブルである。
図11は、文言テーブル1018のデータ構造を示す図である。
文言IDは、文言を識別するための文言識別情報を記憶する項目である。
キーワードは、文言に含まれる単語、名詞等の文字列を記憶する項目である。キーワードは、文言に含まれない単語、名詞等を文言に関連付けて記憶する構成としても構わない。
文言データは、条項または条文にかかる文言の文字列(テキスト情報)を記憶する項目である。
書類IDは、文言の抽出元となる契約文書を識別するための書類識別情報を記憶する項目である。
スコアは、文言の優先度を示すスコア情報を記憶する項目である。具体的に、スコアは、文言の条項、条文としての質を示す評価指標値である。
共有フラグは、文言情報の共有可否を記憶する項目である。他のユーザが、後述する文言提案処理において参照可能な文言情報にはTrueの値が記憶され、参照できない文言情報にはFalseの値が記憶される。
共有可否は、グループテーブル1013におけるグループ、組織ごとに設定される構成としても良い。例えば、特定のグループに所属するユーザに対してのみ共有可能となるように設定される構成としても良い。
共有可否は、文言ごとに設定される必要はなく、文言の抽出元となる契約情報ごと、文言の抽出元となる契約情報が関連づけて記憶されたキャビネットごと、ユーザが所属するグループテーブル1013におけるグループ、組織ごとにまとめて設定される構成としても良い。
<サーバ10の制御部104の構成>
サーバ10の制御部104は、ユーザ登録制御部1041、契約作成部1042、契約確認部1043、文言処理部1044を備える。制御部104は、記憶部101に記憶されたアプリケーションプログラム1011を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
ユーザ登録制御部1041は、本開示に係るサービスの利用を希望するユーザの情報をユーザテーブル1012に記憶する処理を行う。
ユーザテーブル1012に記憶される情報は、ユーザが任意の情報処理端末からサービス提供者が運営するウェブページなどを開き、所定の入力フォームに情報を入力しサーバ10へ送信する。ユーザ登録制御部1041は、受信した情報をユーザテーブル1012の新しいレコードに記憶し、ユーザ登録が完了する。これにより、ユーザテーブル1012に記憶されたユーザはサービスを利用することができるようになる。
ユーザ登録制御部1041によるユーザ情報のユーザテーブル1012への登録に先立ち、サービス提供者は所定の審査を行いユーザによるサービス利用可否を制限しても良い。
ユーザIDは、ユーザを識別できる任意の文字列または数字で良く、ユーザが希望する任意の文字列または数字、もしくはユーザ登録制御部1041が自動的に任意の文字列または数字を設定しても良い。
契約作成部1042は、契約書作成処理を実行する。詳細は後述する。
契約確認部1043は、契約書確認処理を実行する。詳細は後述する。
文言処理部1044は、契約解除処理を実行する。詳細は後述する。
<第1ユーザ端末20の構成>
第1ユーザ端末20は、サービスを利用するユーザが操作する情報処理装置である。第1ユーザ端末20は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよいし、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
第1ユーザ端末20は、記憶部201、制御部204、入力装置206、出力装置208を備える。
<第1ユーザ端末20の記憶部201の構成>
第1ユーザ端末20の記憶部201は、第1ユーザID2011、アプリケーションプログラム2012を備える。
第1ユーザID2011はユーザのアカウントIDである。ユーザは、第1ユーザ端末20から第1ユーザID2011を、サーバ10へ送信する。サーバ10は、第1ユーザID2011に基づきユーザを識別し、本開示にかかるサービスをユーザに対して提供する。なお、第1ユーザID2011には、第1ユーザ端末20を利用しているユーザを識別するにあたりサーバ10から一時的に付与されるセッションIDなどの情報を含む。
アプリケーションプログラム2012は、記憶部201に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。
アプリケーションプログラム2012は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
アプリケーションプログラム2012は、第1ユーザ端末20に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
<第1ユーザ端末20の制御部204の構成>
第1ユーザ端末20の制御部204は、入力制御部2041、出力制御部2042を備える。制御部204は、記憶部201に記憶されたアプリケーションプログラム2012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<第1ユーザ端末20の入力装置206の構成>
第1ユーザ端末20の入力装置206は、カメラ2061、マイク2062、位置情報センサ2063、モーションセンサ2064、タッチデバイス2065を備える。
<第1ユーザ端末20の出力装置208の構成>
第1ユーザ端末20の出力装置208は、ディスプレイ2081、スピーカ2082を備える。
<第2ユーザ端末30の構成>
第2ユーザ端末30は、サービスを利用するユーザが操作する情報処理装置である。第2ユーザ端末30は、例えば、据え置き型のPC(Personal Computer)、ラップトップPCであってもよいし、スマートフォン、タブレット等の携帯端末でもよい。また、HMD(Head Mount Display)、腕時計型端末等のウェアラブル端末であってもよい。
第2ユーザ端末30は、記憶部301、制御部304、入力装置306、出力装置308を備える。
<第2ユーザ端末30の記憶部301の構成>
第2ユーザ端末30の記憶部301は、第2ユーザID3011、アプリケーションプログラム3012を備える。
第2ユーザID3011はユーザのアカウントIDである。ユーザは、第2ユーザ端末30から第2ユーザID3011を、サーバ10へ送信する。サーバ10は、第2ユーザID3011に基づきユーザを識別し、本開示にかかるサービスをユーザに対して提供する。なお、第2ユーザID3011には、第2ユーザ端末30を利用しているユーザを識別するにあたりサーバ10から一時的に付与されるセッションIDなどの情報を含む。
アプリケーションプログラム3012は、記憶部301に予め記憶されていても良いし、通信IFを介してサービス提供者が運営するウェブサーバ等からダウンロードする構成としても良い。
アプリケーションプログラム3012は、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションを含む。
アプリケーションプログラム3012は、第2ユーザ端末30に記憶されているウェブブラウザアプリケーション上で実行されるJavaScript(登録商標)などのインタープリター型プログラミング言語を含む。
<第2ユーザ端末30の制御部304の構成>
第2ユーザ端末30の制御部304は、入力制御部3041、出力制御部3042を備える。制御部304は、記憶部301に記憶されたアプリケーションプログラム3012を実行することにより、各機能ユニットが実現される。
<第2ユーザ端末30の入力装置306の構成>
第2ユーザ端末30の入力装置306は、カメラ3061、マイク3062、位置情報センサ3063、モーションセンサ3064、キーボード3065を備える。
<第2ユーザ端末30の出力装置308の構成>
第2ユーザ端末30の出力装置308は、ディスプレイ3081、スピーカ3082を備える。
<システム1の動作>
以下、システム1の各処理について説明する。
図12は、契約書作成処理の動作を示すフローチャートである。
図13は、契約書確認処理の動作を示すフローチャートである。
図14は、文言提案処理の動作を示すフローチャートである。
図15は、契約書作成処理の動作を示す画面例である。
図16は、第2ユーザ端末30に通知される確認依頼メッセージを示す画面例である。
図17は、契約書確認処理の動作を示す画面例である。
図18は、第1ユーザ端末20に通知される締結完了メッセージを示す画面例である。
図19は、文言提案処理の動作を示す画面例である。
本開示において、サーバ10における契約書作成処理、契約書確認処理、文言提案処理を以下に説明する。
<契約書作成処理>
契約書作成処理は、作成者が電子契約情報を作成し、確認者に対して送信する処理である。
図15は、契約書作成処理の動作を示す画面例である。第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示される、契約情報を作成するための画面50には、現在の契約情報の作成状況を示すステータス510、入力項目を指定するためのボタン521、522、523、契約情報表示エリア530、書類データ531、入力項目532、533、534、送信ボタン540が表示される。
<契約書作成処理の概要>
契約書作成処理は、作成者が電子契約情報を作成し、電子契約情報の宛先となる確認者を設定し、電子契約情報に対する入力項目を設定し、入力項目に対する入力規則を設定し、作成者から入力項目に対する入力データを受け付け、設定した確認者に対して電子契約情報を送付する一連の処理である。
<契約書作成処理の詳細>
ステップS101において、サーバ10の契約作成部1042は、作成者から確認者との間で契約締結の対象となる契約情報を受け付ける。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、契約書に関する書類データ(契約文書)を含む契約情報を作成する。書類データは、PDF(Portable Document Format)、Word、XML(ExtenSible Markup Language)などの任意のデータ形式の書類データを契約情報に含めることができる。
第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、作成した書類データ、第1ユーザID2011をサーバ10へ送信する。サーバ10の契約作成部1042は、受信した第1ユーザID2011、書類データを受け付け、それぞれ、書類テーブル1014の新たなレコードの作成者ID、書類データの項目に記憶する。これにより、サーバ10の契約作成部1042は、新たな契約情報を書類テーブル1014に記憶する。
契約情報を作成するための画面50には、書類テーブル1014に記憶された書類データ531が表示される。
本開示においてシステム1が実現するサービスにおいて、複数の異なるユーザのそれぞれが契約書作成処理を実行することにより、複数の契約文書がサーバ10の書類テーブル1014に記憶される。
つまり、サーバ10の契約作成部1042は、契約に関する複数の契約文書を記憶する契約記憶ステップを実行する。なお、後述する契約書確認処理において、確認者にかかるユーザが、作成者から受信した電子契約情報の内容を確認することにより、サーバ10の書類テーブル1014には、複数の契約当事者の間で実際に締結された契約情報にかかる契約文書が記憶される。つまり、契約記憶ステップにおいて、複数の契約当事者の間で実際に締結された複数の契約文書を記憶するステップが実行されることになる。
サーバ10の文言処理部1044は、契約記憶ステップにおいて記憶された複数の契約文書のそれぞれに対し、条項または条文ごとの複数の文言を抽出し、抽出した複数の文言を記憶する抽出記憶ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、受け付けた契約文書のテキスト情報を解析することにより、契約文書を条項ごとに分割し、複数の条項ごとの文字列を文言のテキスト情報として抽出する。サーバ10の文言処理部1044は、抽出した複数の文言のテキスト情報を書類テーブル1014の新たに作成されたレコードの条項データの項目に記憶する。つまり、条項データに記憶された複数の文言に関する情報は、新たに作成されたレコードの書類IDにより特定される契約文書と関連付けて記憶される。
なお、本開示においては契約文書の複数の条項ごとの文字列を文言として抽出する構成としたが、条文ごとの文字列を文言として、または、条項および条文ごとの文字列を文言として抽出し、条項データの項目に記憶する構成としても良い。
ステップS101において、サーバ10の文言処理部1044は、抽出記憶ステップにおいて記憶された1または複数の所定の文言のそれぞれに対して優先度を算定する優先度算定ステップを実行する。
優先度算定ステップとして、優先度算定処理(第一実施例)、優先度算定処理(第二実施例)を以下の通り説明する。なお、優先度の算定に当たっては、複数の優先度算定処理のうち、少なくとも1つ以上の優先度算定処理を組み合わせて優先度を算定しても良い。
例えば、優先度算定処理(第一実施例)により算定された評価指標値と、優先度算定処理(第二実施例)により算定された評価指標値と、の和、積等の任意の統計量を新たな評価指標値としても構わない。
また、本開示において優先度算定処理は、契約書作成処理に伴い実行される構成としたが、優先度算定処理は、所定の期間ごとに定期的に実行され、文言テーブル1018の優先度が更新される構成としても良い。その他、他のユーザにより契約書作成処理に伴い、文言テーブル1018の優先度が更新される構成としても良い。
<優先度算定処理(第一実施例)>
ステップS101において、サーバ10の文言処理部1044は、抽出記憶ステップにおいて記憶された1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定する優先度算定ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、抽出した文言に基づき、文言テーブル1018の文言データの項目を検索し、文言情報のレコードを取得する。なお、取得する文言情報のレコードの文言データは、抽出した文言と完全一致である必要はなく、抽出した文言と同等または類似する文言データを含む文言情報のレコードを取得する構成としても良い。
同等または類似とは、抽出した文言のテキスト情報と、文言データのテキスト情報との文章間の類似度が所定値以上であることを意味する。類似度は、TF-IDF、コサイン類似度等の公知のテキスト情報間の類似度を算定する任意のアルゴリズムを用いても構わない。
なお、類似度の算定にあたり、任意の構文解析技術をテキスト情報に対して適用しても良い。例えば、係り受け等の表記ゆらぎを考慮して、テキスト情報間の類似度を算定しても構わない。
サーバ10の文言処理部1044は、取得した文言情報のレコード数に基づき、抽出した文言の質を示す評価指標値(優先度)を算定する。例えば、サーバ10の文言処理部1044は、取得した文言情報のレコード数を評価指標値とする。これにより、文言テーブル1018に、同等または類似する文言情報のレコードが多く記憶されているほど、抽出した文言の評価指標値は高いものとなる。一方、文言テーブル1018に、同等または類似する文言情報のレコードが少ないほど、抽出した文言の評価指標値は低いものとなる。
なお、レコード数の算定にあたって、重複レコード、エラーレコード、契約締結前の契約文書と関連付けられた文言データ等に関するレコード等、評価指標値を算定するあたり不要なレコードを除外してレコード数を算定し評価指標値としても構わない。
<優先度算定処理(第二実施例)>
ステップS101において、優先度算定ステップは、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の抽出元の契約文書の契約属性に基づき優先度を算定するステップを含む。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、抽出した文言に基づき、文言テーブル1018の文言データの項目を検索し、文言情報のレコードを取得する。なお、取得する文言情報のレコードの文言データは、抽出した文言と完全一致である必要はない。なお、詳細は優先度算定処理(第一実施例)と同様であるため説明を省略する。
サーバ10の文言処理部1044は、取得した複数の文言情報のそれぞれに含まれる文言データの抽出元の契約文書の契約属性を取得する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、取得した文言情報に含まれる書類IDに基づき、書類テーブル1014の書類IDの項目を検索し、契約情報を取得する。本開示においては、書類テーブル1014の不図示のカラム等に、契約情報について、契約属性として契約当事者となっている企業名、契約当事者となっている企業の評価値、法務担当者によるレビュー有無、ユーザによるレーティング評価等が記憶されているものとする。なお、これらの契約属性は、作成者、確認者にかかるユーザの操作による記憶される。例えば、企業の評価値、ユーザによるレーティング評価等は、1から10の10段階評価で、大きい数字ほど質が高く、小さい数字ほど質が低い、ユーザによる主観評価を記憶するものとする。また、作成者、確認者にかかるユーザが、弁護士等の法務担当者である場合において、当該法務担当者がレビューを行った契約情報については、レビュー有無の項目に、レビューが行われたことを示す情報が記憶され、それ以外の場合には、レビューが行われたことを示す情報が記憶されない。
サーバ10の文言処理部1044は、取得した文言データの抽出元の契約文書に関連付けられた、契約当事者となっている企業名と、契約当事者となっている企業の評価値と、法務担当者によるレビュー有無と、ユーザによるレーティング評価と、のうち少なくともいずれか1つの情報を含む契約属性を書類テーブル1014から取得する。
サーバ10の文言処理部1044は、取得した文言情報の抽出元の契約情報に関する契約属性に基づき、抽出した文言の質を示す評価指標値(優先度)を算定する。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言情報ごとに、抽出元の契約情報において契約当事者となっている企業名が所定の企業名に含まれる場合には、文言情報ごとに評価指標値に所定のポイントを加算する。企業名ごとに異なるポイントが加算される構成としても良い。例えば、A社の文言情報は3ポイント、B社の文言情報は5ポイントである場合に、それぞれのポイントが評価指標値に加算される構成としても良い。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言情報ごとに、抽出元の契約情報において契約当事者となっている企業の評価値を、評価指標値に加算する。例えば、A社の評価値が3ポイント、B社の評価値が5ポイントである場合に、それぞれのポイントが評価指標値に加算される構成としても良い。
その他、企業が一部上場である場合には5ポイント、企業が二部上場である場合には3ポイントといった、企業の企業属性等に応じた評価値を、評価指標値に加算する構成としても良い。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言情報ごとに、抽出元の契約情報において法務担当者によるレビューが行われたことを示す情報が記憶されている場合は5ポイント、法務担当者によるレビューが行われたことを示す情報が記憶されていない場合は0ポイントとして、それぞれのポイントを評価指標値に加算する。つまり、法務担当者によるレビューが行われた文言情報ほど、高い評価指標値が付与される構成とする。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言情報ごとに、抽出元の契約情報においてユーザによるレーティング評価に応じた評価値を、評価指標値に加算する。つまり、レーティング評価が高い文言情報ほど、高い評価指標値が付与される構成とする。
その他、評価指標値は、上記説明した契約属性を、任意のルールベースモデル、機械学習モデル、人工知能モデル、深層学習モデル等に適用することにより算定される構成としても良い。評価指標値は、契約属性に含まれる任意の2以上の情報を組み合わせて算定しても良い。
<優先度算定処理(変形例)>
ステップS101において、優先度算定ステップは、ユーザに対する共有設定がなされた複数の契約文書の1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定するステップを含む。
具体的に、優先度算定処理(第一実施例)、優先度算定処理(第二実施例)において、サーバ10の文言処理部1044は、抽出した文言に基づき、文言テーブル1018から、共有フラグの項目に、作成者または確認者にかかるユーザに対して文言情報を共有することを示す情報が記憶されていない文言情報のレコードを除外し、作成者または確認者にかかるユーザに対して文言情報を共有することを示す情報が記憶された文言情報のレコードを取得する構成としても良い。
また、グループテーブル1013において、作成者または確認者にかかるユーザと同じグループに所属する他のユーザが作成者、確認者として関与した契約情報の書類IDに関連付けて記憶されている文言情報のレコードのみを取得する構成としても良い。
つまり、文言情報の優先度は、文言テーブル1018において、作成者または確認者にかかるユーザに対して文言情報を共有することを示す情報が記憶された文言情報のレコードのみに基づき算定される構成としても良い。
<文言記憶処理>
サーバ10の文言処理部1044は、契約文書から抽出した文言に含まれる、キーワードを抽出する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、契約文書から抽出した文言に含まれる、単語、名詞等の文字列をキーワードとして抽出する。サーバ10の文言処理部1044は、文言に対して、形態素解析等により分かち書きを行い、LexRank、TF-IDF等の任意の重要語抽出アルゴリズムを適用することにより重要語を抽出し、当該抽出した重要語をキーワードとしても良い。
サーバ10の文言処理部1044は、抽出した文言、抽出したキーワード、文言の抽出元の契約文書の書類ID、抽出した文言のそれぞれに対して算定した評価指標値をそれぞれ、文言テーブル1018の新たなレコードの文言データ、キーワード、書類ID、スコアの項目に記憶する。これにより、サーバ10の文言処理部1044は、新たな文言情報を文言テーブル1018に記憶することができる。
ステップS102において、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、契約情報の確認者(受信者)となるユーザを選択し特定する。本開示において、第1ユーザは、受信者として第2ユーザを選択し特定するものとする。
第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、確認者となる第2ユーザのメールアドレスを入力し、サーバ10へ送信する。サーバ10の契約作成部1042は、受信したメールアドレス、ステップS101において作成し、記憶した契約情報の書類IDを、それぞれ確認テーブル1015の確認者メールアドレス、書類IDの項目に記憶し、契約情報と第2ユーザのメールアドレスとを関連付けて記憶する。なお、第1ユーザは、第2ユーザの言語、アクセスコードを設定し、第2ユーザのメールアドレスと関連付けて記憶しても良い。
このとき、確認テーブル1015の確認順序の項目には1の値を記憶する。ステップS102において、第1ユーザは、複数の確認者となるユーザを選択し設定できるものとしても良い。この場合、選択順序に応じて、確認者となるユーザの確認順序の項目の値が1つずつインクリメントされ記憶される。これにより、後述する契約書確認処理における確認者の回覧順序が設定される。なお、回覧順序の設定は必須ではない。
ステップS103において、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、契約情報に対する入力項目を設定する。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、ステップS101において作成し、記憶した契約情報に対して複数の入力項目を設定する。入力項目は、印鑑データを押印する押印欄、署名データなどのテキストデータを入力する入力欄、チェック項目を選択できるチェックボックス欄、日付を入力する日付欄など任意の入力項目を設定することができる。
第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作し、入力項目を追加するリクエストをサーバ10へ送信する。サーバ10の契約作成部1042は、リクエストを受信すると、契約情報の書類IDを、入力項目テーブル1016の新たなレコードの書類IDに記憶する。これにより、新たに追加された入力項目情報が、契約情報と関連付けられ記憶される。なお、第1ユーザは、複数の入力項目情報を、契約情報と関連づけ記憶することができる。
ステップS104において、第1ユーザは、追加するそれぞれの入力項目に対して入力規則を設定する。第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作することにより、ステップS103において設定した入力項目情報ごとの入力規則を指定し、サーバ10へ送信する。サーバ10の契約作成部1042は、受信した入力規則を、入力項目テーブル1016のそれぞれの入力項目情報のレコードの入力規則の項目に記憶する。これにより、入力項目ごとの入力規則を設定することができる。
ステップS105において、サーバ10の契約作成部1042は、第1ユーザが入力した複数の入力項目に対する入力データを受け付ける。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206などを操作することにより、ステップS104において設定した入力項目ごとに入力データを入力する。例えば、第1ユーザは、管理番号が設定された入力項目に、自身が所属するグループにおける整理番号などの契約情報を管理するための番号の入力データを入力しても良い。第1ユーザは、契約締結日が設定された入力項目に、当該契約情報の契約締結日の日付の入力データを入力しても良い。第1ユーザは、入力項目への入力データの入力が完了したら、サーバ10へ入力項目ごとの入力項目ID、入力データを送信する。
サーバ10の契約作成部1042は、入力項目ごとの入力項目ID、入力データを受信し、受け付ける。サーバ10の契約作成部1042は、受信した入力項目IDで特定される入力項目テーブル1016の入力項目情報の入力データの項目に、受信した入力データを記憶する。これにより、第1ユーザが入力した入力データが、入力項目テーブル1016に記憶される。
サーバ10の契約作成部1042は、第1ユーザから、第2ユーザに対して契約情報に対する契約締結を依頼する指示を受け付ける。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作し、契約情報を作成するための画面50に、表示された送信ボタン540を押下することにより、契約情報を送信するリクエストをサーバ10へ送信する。
ステップS106において、サーバ10の契約作成部1042は、第1ユーザから契約情報の確認依頼が送信されたことを通知するメッセージを第2ユーザへ送信する。具体的に、サーバ10の契約作成部1042は、確認テーブル1015の確認順序の項目を検索し、確認順序の項目に記憶された値が最も小さい最初の確認者となるユーザ(第1確認ユーザ)を特定する。本開示において第1確認ユーザは、一例として、第2ユーザとする。サーバ10の契約作成部1042は、第2ユーザのメールアドレスへ、第1ユーザから契約情報の確認依頼が送信されたことを通知するメッセージをメールなどの連絡手段にて送信する。
第2ユーザへ通知するメッセージには、契約情報を特定するための書類IDを含むURL(Uniform ReSource Locator)の情報を含める。URLは、書類IDを直接含んでも良いし、書類IDに対し任意の暗号化を行った文字列、その他、不図示のテーブルを参照して書類IDを特定可能な文字列などの情報を含んでも良い。また、URLには第2ユーザを特定するための情報を含めても良い。例えば、第2ユーザが本開示にかかるサービスにユーザ登録していない場合には、URLに第2ユーザを特定するための情報を含める必要がある。
第1ユーザは、第2ユーザに対してアクセスコードを設定した場合は、別途メールなどの手段によりアクセスコードを第2ユーザに対して伝える。これにより、第2ユーザへ通知されるメッセージが第三者に取得された場合においても、第三者はアクセスコードを入手しない限り契約書確認処理を実行することができない。
図16は、第2ユーザ端末30に通知されるメッセージを示す画面例である。第2ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示される、メッセージ画面60には、メッセージ61、契約情報を特定するための書類IDを含むURL62の情報が含まれる。
<変形例>
第1ユーザは、ステップS102において複数の確認者を選択し設定する場合には、複数の確認者のそれぞれに対して、ステップS103において異なる入力項目情報をそれぞれに独立して設定できる構成としても構わない。例えば、第1ユーザが、確認者として第2ユーザ、第9ユーザの2人のユーザを設定する場合に、契約開始日、契約終了日の入力項目を第2ユーザに対して設定し、契約締結日の入力項目を第9ユーザに対して設定しても良い。この場合、後述する契約書確認処理において、第2ユーザは、契約開始日、契約終了日の入力項目に対して入力データを入力できるが、契約締結日の入力項目に対しては入力データを入力することができない。一方、第9ユーザは、契約開始日、契約終了日の入力項目に対して入力データを入力できないが、契約締結日の入力項目に対しては入力データを入力することができる。1つの入力項目情報に対して、複数の確認者を重複して選択し設定できる構成としても構わない。
契約情報を作成するための画面50には、描画オブジェクトとして入力項目532、533、534が描画される。入力項目532、533には、割当として、入力項目を入力することが選択し設定されたユーザのユーザ識別情報「USER-B」、入力項目の種別として「テキスト」という項目が描画されている。押印に関する入力項目534には、割当として、押印することが選択し設定されたユーザのユーザ識別情報「USER-C」、入力項目の種別として「印」という項目が描画されている。
<契約書確認処理>
契約書確認処理は、確認者が、作成者から受信した電子契約情報の内容を確認する処理である。
<契約書確認処理の概要>
契約書確認処理は、確認者からのアクセスを受け付け、契約情報を表示する確認画面を確認者に対して提示し、確認者から入力項目に対する入力データを受け付け、確認者から契約情報の確認に関するデータを受け付ける一連の処理である。
<契約書確認処理の詳細>
ステップS301において、確認者となる第2ユーザは、第2ユーザ端末30の入力装置306などを操作して受信したメッセージに記載されたURLを選択することにより、第2ユーザ端末30のブラウザアプリケーションにより当該URLにより指定されたウェブページを開くことができる。これにより、第2ユーザ端末30は、契約書確認処理を実行させるためのリクエストをサーバ10へ送信する。
確認テーブル1015の第2ユーザのレコードにアクセスコードの項目が記憶されている場合には、第2ユーザに対してアクセスコードの入力を要求し、当該入力されたアクセスコードと確認テーブル1015の第2ユーザのレコードに記憶されたアクセスコードとを照合することにより、第2ユーザに対する認証処理を実行することができる。
具体的に、サーバ10は、アクセスコードを認証するための入力画面を第2ユーザ端末30へ送信する。第2ユーザは、第2ユーザ端末30の入力装置306を操作し、アクセスコードを入力しサーバ10へ送信する。サーバ10の契約確認部1043は、受信したアクセスコードと、確認テーブル1015の第2ユーザのレコードに記憶されたアクセスコードとが一致するか否かを判定し、一致する場合は契約書確認処理を継続する。一方、一致しない場合には、契約書確認処理を中止する。なお、アクセスコードによる認証処理は省略しても構わない。
サーバ10の契約確認部1043は、受信したリクエストに含まれる書類IDに基づき、書類テーブル1014の書類IDの項目を検索し、契約情報を取得する。サーバ10の契約確認部1043は、受信したリクエストに含まれる書類IDに基づき、確認テーブル1015の書類IDの項目を検索し、確認者情報を取得する。サーバ10の契約確認部1043は、受信したリクエストに含まれる書類IDに基づき、入力項目テーブル1016の書類IDの項目を検索し、契約情報に関連づけられた入力項目情報を取得する。
ステップS302において、サーバ10の契約確認部1043は、第2ユーザを特定し、第2ユーザの承認権限情報を取得する。第2ユーザは、第2ユーザ端末30から受信したリクエストに含まれる第2ユーザID3011に基づき特定しても良いし、URLに含まれる第2ユーザを識別するための識別情報に基づき特定しても良い。第2ユーザが本開示にかかるサービスにユーザ登録していない場合には、URLから第2ユーザを特定する必要がある。例えば、URLには第2ユーザを特定する情報として第2ユーザのメールアドレス、ユーザIDなどが含まれていても良い。
サーバ10の契約確認部1043は、特定された第2ユーザのユーザ識別情報に基づき、ユーザテーブル1012のユーザIDの項目を検索し、第2ユーザの承認権限の項目を取得する。なお、本開示において、第2ユーザの承認権限はユーザテーブル1012に記憶される構成としたが、第2ユーザの承認権限は第2ユーザが所属するグループごとに記憶されていても良いし、契約情報ごと、契約情報種別ごとに記憶されても構わない。サーバ10の契約確認部1043は、対象となる契約情報に対し、第2ユーザの承認権限情報を取得する。
また、第2ユーザが本開示にかかるサービスにユーザ登録していない場合は、第2ユーザを、承認権限を有さないユーザとみなして処理を実行しても良い。
ステップS303において、サーバ10の契約確認部1043は、取得した契約情報、確認者情報(第2ユーザを特定する情報)、入力項目情報、確認者の承認権限情報に基づき、確認画面を生成し第2ユーザ端末30に送信する。
具体的に、第2ユーザ端末30のディスプレイ3081は、第2ユーザに対して、契約情報を承認する操作を受け付ける確認画面を提示する。第2ユーザは、第2ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示された契約情報を確認し承認する。
なお、第2ユーザに提示される確認画面は、確認テーブル1015の第2ユーザのレコードの言語データの項目に記憶された言語情報に基づき、確認者に対して指定された言語表記で第2ユーザに対して提示する構成としても良い。
図17は、契約書確認処理の動作を示す確認画面の画面例である。第2ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示される、契約情報を承認するための確認画面70には、現在の契約情報の作成状況を示すステータス710、契約情報表示エリア730、書類データ731、入力項目732、733、734、735、736、同意ボタン740が表示される。
具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、ステップS302において取得した第2ユーザの承認権限情報に、契約締結を承認する権限を有する情報が記憶されている場合は、第2ユーザが受け付けた契約情報の契約締結を承認することができるユーザと判定し、第2ユーザに対して確認画面を提示しステップS304に進む。
一方、第2ユーザが、受け付けた契約情報の契約締結を承認することができないユーザである場合は、契約書確認処理を終了する。
ステップS304において、サーバ10の契約確認部1043は、契約情報の1または複数の入力項目に対する入力を受け付ける。
具体的に、第2ユーザは、第2ユーザ端末30の入力装置306などを操作し、契約情報に設定された入力項目732、733、734、735に対し入力データを入力する。なお、本開示においては入力項目736に対しては、第2ユーザによる入力が割当られていないため、第2ユーザは入力データを入力できないことが視覚的に識別可能に表示される。
ステップS305において、サーバ10の契約確認部1043は、第2ユーザから、第1ユーザから受け付けた契約情報の契約締結に同意し承認する指示を受け付ける。
第2ユーザは、第2ユーザ端末30のディスプレイ3081に表示された契約情報および入力データを確認し、内容に同意また承諾する場合には、第2ユーザ端末30の入力装置306などを操作し、契約情報を確認するための確認画面70に、表示された同意ボタン740を押下することにより、書類ID、第2ユーザを特定する情報、ステップS305において入力した入力項目ごとの入力データを含むリクエストをサーバ10へ送信する処理を実行させる。第2ユーザを特定する情報は、第2ユーザID3011でも構わない。
サーバ10の契約確認部1043は、受信したリクエストに基づき第2ユーザが契約情報を確認したことを示す情報を記憶する。具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、受信した書類ID、第2ユーザを特定する情報に基づき、確認テーブル1015を検索し、当該レコードの確認フラグの項目にTrueの値を記憶する。例えば、第2ユーザを特定する情報がメールアドレスである場合には、確認テーブル1015の書類ID、確認者メールアドレスの項目を検索し、当該レコードの確認フラグの項目にTrueの値を記憶する。第2ユーザを特定する情報がユーザ識別情報である場合には、ユーザテーブル1012のユーザIDの項目を検索することにより特定される第2ユーザのメールアドレスに基づき、確認テーブル1015の書類ID、確認者メールアドレスの項目を検索し、当該レコードの確認フラグの項目にTrueの値を記憶する。
サーバ10の契約確認部1043は、受信した入力データを、当該入力データと関連付けられた入力項目IDで特定される入力項目テーブル1016の入力データの項目に記憶する。これにより、ステップS305において、第2ユーザにより入力された入力データが、入力項目テーブル1016の入力項目情報として記憶される。
サーバ10の契約確認部1043は、すべての承認権限を有する確認者による契約書確認処理が実行されたことを判定する。具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、確認テーブル1015において、承認権限を有する確認者のレコードの確認フラグにTrueの値が記憶されている場合に、すべての承認権限を有する確認者による契約書確認処理が実行されたと判定する。つまり、承認権限を有さない確認者のレコードの確認フラグの値は無視して判定を行う。
サーバ10の契約確認部1043は、すべての承認権限を有する確認者による契約書確認処理が実行されると、契約書確認処理が完了したことを通知するメッセージを第1ユーザへ送信する。なお、同様に、サーバ10の契約確認部1043は、契約書確認処理が完了したことを通知するメッセージを第2ユーザへ送信しても良い。
具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、第1ユーザのメールアドレスへ、第2ユーザが契約情報の確認を完了したことを通知するメッセージをメールなどの連絡手段にて送信する。つまり、第1ユーザに対して、第2ユーザにより契約締結の承認がなされたことを通知する。これにより、第1ユーザは、第2ユーザとの間で契約締結が完了したことを知ることができる。
第1ユーザへ通知するメッセージには、契約情報を特定するための書類IDを含むエンドポイントであるURLの情報を含めても良い。
図18は、第1ユーザ端末20に通知されるメッセージを示す画面例である。第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示される、メッセージ画面80には、メッセージ81、契約情報を特定するための書類IDを含むURL82の情報が含まれる。
同様に、サーバ10の契約確認部1043は、不図示のチャットサービス等を用いて、第2ユーザが契約情報の確認を完了したことを通知するメッセージに、第1ユーザへのメンションを含めて送信しても良い。つまり、第1ユーザに対して、チャットサービスを介して、第2ユーザにより契約締結の承認がなされたことを通知する。これにより、第1ユーザは、第2ユーザとの間で契約締結が完了したことを知ることができる。
第1ユーザへ通知するメッセージには、契約情報を特定するための書類IDを含むエンドポイントであるURLの情報を含めても良い。
第1ユーザは、第1ユーザ端末20のブラウザアプリケーションにより、受信したメッセージに含まれるURLにより指定されたウェブページを開くことができる。第1ユーザ端末20は、契約情報を参照し、照会するためのリクエストをサーバ10へ送信する。サーバ10の契約確認部1043は、契約情報を参照し、照会するためのウェブページを生成し第1ユーザ端末20へ送信する。第1ユーザは、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示された、ウェブページ画面から、契約情報に含まれる書類データをダウンロード等により取得することができる。
サーバ10の契約確認部1043は、複数のユーザが確認者として設定されている場合には、最後に契約書確認処理を実行したユーザ以外の確認者にかかるユーザへ契約書確認処理が完了したことを通知するメッセージを送信しても良い。これにより、確認者にかかるユーザも、すべての確認者により契約書確認処理の実行が完了したことの通知を受けることができる。
また、サーバ10の契約確認部1043は、複数の確認者が所属するグループにおいて管理者に相当する権限を有するユーザへ契約書確認処理が完了したことを通知するメッセージを送信しても良い。
なお、メッセージは、メール、チャットサービス等を介して送信しても良い。
これにより、確認者にかかるユーザが所属するグループにおける管理者が、契約書確認処理の実行が完了したことの通知を受けることができる。
具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、ユーザIDまたはメールアドレスに基づきユーザテーブル1012の、ユーザIDまたはメールアドレスの項目を検索することにより、グループIDの項目を取得する。サーバ10の契約確認部1043は、取得したグループIDの項目に基づき、グループテーブル1013のグループIDの項目を検索し、管理者IDの項目を取得し、管理者IDに基づき、管理者に相当する権限を有するユーザをユーザテーブル1012のユーザIDを検索することにより特定し、契約書確認処理が完了したことを通知するメッセージを送信する。
<電子署名処理>
ステップS305に、電子署名処理を含めても良い。サーバ10の契約確認部1043は、ステップS305において第2ユーザから受け付けた契約締結を承認する指示に応じて、第1ユーザから受け付けた契約情報に、契約情報の契約締結が承認されたことを示す電子署名を付与して記憶する。
具体的に、サーバ10の契約確認部1043は、受信したリクエストに基づき、契約情報に対し、電子署名を付与し記憶する。サーバ10の契約確認部1043は、書類IDに基づき、書類テーブル1014の書類IDの項目を検索し、契約情報を取得する。
サーバ10の契約確認部1043は、取得した契約情報に電子署名を付与し、書類テーブル1014の書類データの項目に記憶する。なお、サーバ10の契約確認部1043は、電子署名を付与した契約情報により書類データの項目を更新(上書き)しても良いし、電子署名付与前の契約情報を別途不図示の記憶装置に記憶しても構わない。
サーバ10の契約確認部1043は、電子署名に、書類ID、第1ユーザのメールアドレス、第2ユーザのメールアドレス、承認日時、確認日時、承認日時の認証方法、確認日時の認証方法、入力項目ごとの入力データの値、第1ユーザ、第2ユーザの同意(承認)、タイムスタンプなどのいずれかの情報を含めても良い。
これにより、サーバ10の契約確認部1043は、契約情報に第2ユーザが契約情報の契約締結を承認したことを示す電子署名を付与して記憶する。契約情報に対する第三者によるなりすましや改ざんを防ぐことができる。
<文言提案処理>
文言提案処理は、ユーザから受け付けた契約文書に対して修正内容を提案する処理である。なお、ユーザから受け付ける契約文書は、実際に契約相手方等と契約締結を行う契約文書でも構わないし、契約文書を作成する際に契約ひな形としてもちいられる契約テンプレートのどちらでも構わない。
本開示においては、第1ユーザ端末20による文言提案処理を一例として説明する。なお、文言提案処理は第2ユーザ端末30、他の任意のユーザ端末から実行しても構わない。
<文言提案処理の概要>
文言提案処理は、サーバ10が提供する所定のURL(Uniform Resource Locator)へアクセスし、文言提案処理を実行するためのページを開き、ユーザは契約文書、契約文書にかかる契約ひな形をサーバ10へ送信し、ユーザから契約文書、契約文書にかかる契約ひな形を受け付け、受け付けた契約文書から条項・条文を抽出し、条項・条文に含まれるキーワードを抽出し、キーワードから文言を検索し、検索された文言を修正内容としてユーザに提案する一連の処理である。
<文言提案処理の詳細>
以下に、文言提案処理の詳細を説明する。
ステップS501において、サーバ10の文言処理部1044は、第1ユーザから、第1契約文書を受け付ける契約受付ステップを実行する。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の記憶部201に記憶されたブラウザアプリケーションを起動し、サーバ10の文言提案処理を実行するためのURLを入力し、ウェブページを開く。第1ユーザ端末20の制御部204は、文言提案処理を実行する第1ユーザID2011を含むリクエストをサーバ10へ送信する。
サーバ10の文言処理部1044は、受信したリクエストに含まれる第1ユーザID2011を受け付ける。サーバ10の文言処理部1044は、ウェブページを生成し第1ユーザ端末20へ送信する。第1ユーザ端末20の制御部204は、ウェブページを第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示する。
図19は、文言提案処理の動作を示す画面例である。第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示された画面D10は、アップロードボタンD101、契約文書D111、提案内容D121を含む。契約文書D111は、条項D1111、条項D1112、条項D1113を含む。提案内容D121は、文言データD1211、D1212、D1213、それぞれの文言データに対応する優先度D1221、D1222、D1223を含む。文言データD1211、D1212、D1213、優先度D1221、D1222、D1223は、それぞれ、条項D1111に関連付けられて表示されている。
第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、アップロードボタンD101を押下し、第1ユーザ端末20の記憶部201に記憶された契約文書を選択する。契約文書は、PDF(Portable Document Format)、Word、XML(ExtenSible Markup Language)などの任意のデータ形式のデータが含まれる。第1ユーザ端末20の制御部204は、第1ユーザにより選択された契約文書をサーバ10へ送信する。
サーバ10の文言処理部1044は、第1ユーザ端末20から受信した契約文書を受信し、受け付ける。
ステップS502において、サーバ10の文言処理部1044は、第1ユーザ端末20から受け付けた契約文書のテキスト情報を解析することにより、契約文書を条項ごとに分割し、条項ごとの文字列を1または複数の所定の文言のテキスト情報として抽出する。
なお、本開示においては契約文書の条項ごとの文字列を1または複数の所定の文言として抽出する構成としたが、条文ごとの文字列を1または複数の所定の文言として、または、条項および条文ごとの文字列を1または複数の所定の文言として抽出する構成としても良い。
<文言検索処理(第一実施例)>
文言検索処理(第一実施例)を以下の通り説明する。
ステップS503において、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS502において抽出した1または複数の所定の文言のそれぞれに含まれる、キーワードを抽出する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS502において抽出した1または複数の所定の文言に含まれる、単語、名詞等の文字列をキーワードとして抽出する。サーバ10の文言処理部1044は、文言に対して、形態素解析等により分かち書きを行い、LexRank、TF-IDF等の任意の重要語抽出アルゴリズムを適用することにより重要語を抽出し、当該抽出した重要語をキーワードとしても良い。
ステップS504において、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS503において抽出したキーワードに基づき、文言テーブル1018のキーワードの項目を検索し、文言データ、スコアを含む文言情報を取得する。
なお、ステップS504において、サーバ10の文言処理部1044は、文言情報を取得する際に、共有フラグの項目に、第1ユーザに対して文言情報を共有することを示す情報が記憶されていない文言情報のレコードを除外し、第1ユーザに対して文言情報を共有することを示す情報が記憶された文言情報のレコードを取得する構成としても良い。
また、グループテーブル1013において、第1ユーザと同じグループに所属する他のユーザが作成者、確認者として関与した契約情報の書類IDに関連付けて記憶されている文言情報のレコードのみを取得する構成としても良い。
<文言検索処理(第二実施例)>
文言検索処理(第二実施例)を以下の通り説明する。
ステップS503を省略し、ステップS504において、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS502において抽出した文言に基づき、文言テーブル1018の文言データの項目を検索し、文言データ、スコアを含む文言情報のレコードを取得する。
なお、取得する文言情報のレコードの文言データは、抽出した文言と完全一致である必要はなく、抽出した文言と同等または類似する文言データを含む文言情報のレコードを取得する構成としても良い。
同等または類似とは、抽出した文言のテキスト情報と、文言データのテキスト情報との文章間の類似度が所定値以上であることを意味する。類似度は、TF-IDF、コサイン類似度等の公知のテキスト情報間の類似度を算定する任意のアルゴリズムを用いても構わない。
なお、類似度の算定にあたり、任意の構文解析技術をテキスト情報に対して適用しても良い。例えば、係り受け等の表記ゆらぎを考慮して、テキスト情報間の類似度を算定しても構わない。
<文言検索処理(第三実施例)>
本開示においては、文言検索処理(第一実施例)、文言検索処理(第二実施例)において、ステップS501において受け付けた第1契約文書の条項・条文に基づき、文言を検索する構成を開示したが、それ以外の手法により文言を検索し、修正内容として第1ユーザに対して提案する構成としても良い。例えば、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、任意の条項・条文にかかるキーワード、文言(例えば、「損害賠償」、「秘密保持」等)を入力文章として入力し、サーバ10へ送信する。サーバ10の文言処理部1044は、受信した入力文書(キーワード、文言)に基づき、文言テーブル1018の文言データの項目を検索し、文言データ、スコアを含む文言情報のレコードを取得する。文言データの検索については、文言検索処理(第一実施例)、文言検索処理(第二実施例)と同様であるため、説明を省略する。
この場合、第1ユーザは、ステップS501において送信した契約文書に含まれていない条項・条文にかかる文言情報を修正内容として提案を受けることができる。後述するステップS505において、当該修正内容を選択することにより、ステップS501において送信した第1契約文書に含まれていない条項・条文にかかる文言情報を第1契約文書に反映させることができる。
なお、文言検索処理(第三実施例)は、ステップS501~S503を省略し、第1ユーザから契約情報を受け付けることなしに実行する構成としても良い。つまり、第1ユーザは、元となる契約情報をサーバ10へ送信することなしに、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作し入力した入力文章に基づき提案された文言情報を選択することにより、新たな契約文書、契約テンプレート等を作成することができるとしても良い。これにより、第1ユーザは、文言テーブル1018に記憶された文言情報に基づき、元となる契約文書なしに好適な契約文書、契約テンプレート等を新たに作成することができる。
その他、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、任意の条項・条文にかかるキーワード、文言(例えば、「損害賠償」、「秘密保持」等)を入力文章として入力することを要さずに、サーバ10の文言処理部1044は、文言テーブル1018の文言データの項目を検索し、文言データ、スコアを含む文言情報のレコードを取得しても良い。例えば、第1ユーザの職種、職業等のユーザ属性、第1ユーザが所属するグループ、組織、会社等の業界等のグループ属性等に基づき、当該、第1ユーザが作成する契約文書に好適な文言情報を、文言テーブル1018から取得する構成としても良い。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言テーブル1018から第1ユーザと類似するユーザ属性を有する他のユーザが関与する契約文書において頻繁に用いられている文言情報を取得する。
例えば、サーバ10の文言処理部1044は、文言テーブル1018から第1ユーザの所属するグループと類似するグループ属性を有する他のグループに所属する他のユーザが関与する契約文書において頻繁に用いられている文言情報を取得する。
ステップS505において、サーバ10の文言処理部1044は、契約受付ステップにおいて受け付けた第1契約文書、および、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案する修正提案ステップを実行する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS504において取得した文言情報のレコードに含まれる文言データ、スコアを、スコアの順番にソートし、第1ユーザ端末20へ送信する。第1ユーザ端末20の制御部204は、受信した文言データ、スコアを第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示する。
例えば、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081は、ステップS501において受け付けた契約情報の条項または条文の文言ごとに、ステップS504において取得した文言データを関連付けて修正内容として提案内容D121としてユーザに対して提示する。具体的に、ステップS501において受け付けた契約情報の条項または条文の文言ごとに、文言テーブル1018に記憶された複数の文言データD1211、D1212、D1213が修正内容として、第1ユーザに対して提示される。
第1ユーザ端末20のディスプレイ2081は、ステップS504において取得した文言情報を全て表示する必要はなく、所定個数、スコアが所定値以上の文言データD1211、D1212、D1213のみを、提案内容D121として第1ユーザに対して提示する構成としても良い。
ステップS505において、修正提案ステップは、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文に含まれるキーワードに関連付けられた、1または複数の所定の文言を、1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップを実行する。
具体的に、ステップS503、ステップS504において文言検索処理(第一実施例)が実行された場合には、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081には、ステップS501において受け付けた契約情報の条項または条文の文言(1または複数の所定の文言)ごとに、当該所定の文言に含まれるキーワードに基づき、文言テーブル1018のキーワードの項目を検索した得られた複数の文言データD1211、D1212、D1213が修正内容として、第1ユーザに対して提示される。
ステップS505において、修正提案ステップは、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文のそれぞれに同等または類似する1または複数の所定の文言を、1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップを実行する。
具体的に、ステップS503、ステップS504において文言検索処理(第二実施例)が実行された場合には、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081には、ステップS501において受け付けた契約情報の条項または条文の文言(1または複数の所定の文言)ごとに、当該所定の文言に同等または類似する文言テーブル1018に記憶された複数の文言データD1211、D1212、D1213が修正内容として、第1ユーザに対して提示される。
ステップS505において、修正提案ステップは、優先度算定ステップにおいて算定された、1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップを含む。
修正提案ステップは、1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップと、1または複数の所定の文言を、取得した優先度の順番で、修正内容として提案するステップと、を含む。
修正提案ステップは、1または複数の所定の文言を、取得した優先度と関連付けて提案するステップを実行する。
具体的に、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示される提案内容D121は、複数の文言データD1211、D1212、D1213を、それぞれのスコア(優先度D1221、D1222、D1223)に基づく順番で一覧表示されている。また、複数の文言データD1211、D1212、D1213は、それぞれ、優先度D1221、D1222、D1223と関連付けて第1ユーザに対して提案される。
これにより、ユーザは、修正内容にかかる文言を、当該文言に関連付けられた優先度とともに確認することができる。ユーザは優先度を考慮しつつ、効率的に修正内容の提案を受けることができる。
ステップS505において、サーバ10の文言処理部1044は、ユーザから、修正提案ステップにおいて提案された1または複数の修正内容のうち所定の修正内容の選択操作を受け付ける修正選択ステップを実行する。
サーバ10の文言処理部1044は、修正選択ステップにおいて選択された所定の修正内容を第1契約文書に反映する、修正反映ステップを実行する。
具体的に、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示された文言データD1211、D1212、D1213のいずれかを選択する。例えば、第1ユーザは、文言データD1211を選択するものとする。第1ユーザ端末20の制御部204は、選択された文言データD1211の文言ID、文言データと、当該文言データと関連付けられた契約文書の条項D1111を特定する情報を含むリクエストをサーバ10へ送信する。
サーバ10の文言処理部1044は、受信したリクエストに基づき、契約文書の条項D1111を、第1ユーザにより選択された文言データD1211の文字列により置き換えた新たな契約文書を生成する。つまり、サーバ10の文言処理部1044は、契約文書に対して、第1ユーザにより選択された文言データD1211の内容を反映させる。
また、第1ユーザは、第1ユーザ端末20の入力装置206を操作することにより、文言データD1211の内容が反映された契約文書を、契約ひな形、契約テンプレートとして記憶するリクエストをサーバ10へ送信しても良い。サーバ10の文言処理部1044は、リクエストを受信すると、文言データD1211の内容が反映された契約文書を、契約ひな形、契約テンプレートとしてサーバ10の記憶部101に記憶する。
第1ユーザは、サーバ10の記憶部101に記憶された契約ひな形、契約テンプレートを利用して新たな契約文書を作成し、契約書作成処理、契約書確認処理を実行する際に利用することができる。
<文言提案処理(変形例)>
本開示においては、契約文書をユーザから受け付ける構成としたが、他の事業者が運営する外部の契約サービスからAPI(Application Programming Interface)を介して受け付ける構成としても構わない。これにより、外部の契約サービスは本開示にかかるサーバ10へリクエストを送信することにより、ユーザに対して文言提案処理を提供することができるようになる。
この場合、ステップS501において、契約受付ステップは、外部サーバから、第1契約文書を受信するステップを実行する。ステップS502~ステップS504は、同様であるため説明を省略する。
ステップS505において、修正提案ステップは、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を外部サーバに送信し、修正内容を受信した外部サーバを介して修正内容を提案するステップを実行する。
具体的に、サーバ10の文言処理部1044は、ステップS504において取得した文言情報のレコードに含まれる文言データ、スコアを、スコアの順番にソートし、外部サーバへ送信する。外部サーバの制御部は、サーバ10から受信した文言情報を、当該外部サーバを利用するユーザのユーザ端末へ送信する。ユーザ端末の制御部は、受信した文言データ、スコアを当該ユーザ端末のディスプレイに表示する。
ユーザ端末のディスプレイに表示される内容は、外部サーバが提供する契約サービスにかかる表示態様によりユーザに対して表示される。なお、ユーザ端末のディスプレイに表示される画面例は、第1ユーザ端末20のディスプレイ2081に表示された画面D10と同様でも構わない。
<コンピュータの基本ハードウェア構成>
図20は、コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。コンピュータ90は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、通信IF991(インタフェース、Interface)を少なくとも備える。これらは通信バス921により相互に電気的に接続される。
プロセッサ901とは、プログラムに記述された命令セットを実行するためのハードウェアである。プロセッサ901は、演算装置、レジスタ、周辺回路等から構成される。
主記憶装置902とは、プログラム、及びプログラム等で処理されるデータ等を一時的に記憶するためのものである。例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性のメモリである。
補助記憶装置903とは、データ及びプログラムを保存するための記憶装置である。例えば、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disc Drive)、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等である。
通信IF991とは、有線又は無線の通信規格を用いて、他のコンピュータとネットワークを介して通信するための信号を入出力するためのインタフェースである。
ネットワークは、インターネット、LAN、無線基地局等によって構築される各種移動通信システム等で構成される。例えば、ネットワークには、3G、4G、5G移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)、所定のアクセスポイントによってインターネットに接続可能な無線ネットワーク(例えばWi-Fi(登録商標))等が含まれる。無線で接続する場合、通信プロトコルとして例えば、Z-Wave(登録商標)、ZigBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等が含まれる。有線で接続する場合は、ネットワークには、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等により直接接続するものも含む。
なお、各ハードウェア構成の全部または一部を複数のコンピュータ90に分散して設け、ネットワークを介して相互に接続することによりコンピュータ90を仮想的に実現することができる。このように、コンピュータ90は、単一の筐体、ケースに収納されたコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
<コンピュータ90の基本機能構成>
コンピュータ90の基本ハードウェア構成(図20)により実現されるコンピュータの機能構成を説明する。コンピュータは、制御部、記憶部、通信部の機能ユニットを少なくとも備える。
なお、コンピュータ90が備える機能ユニットは、それぞれの機能ユニットの全部または一部を、ネットワークで相互に接続された複数のコンピュータ90に分散して設けても実現することができる。コンピュータ90は、単一のコンピュータ90だけでなく、仮想化されたコンピュータシステムも含む概念である。
制御部は、プロセッサ901が補助記憶装置903に記憶された各種プログラムを読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って処理を実行することにより実現される。制御部は、プログラムの種類に応じて様々な情報処理を行う機能ユニットを実現することができる。これにより、コンピュータは情報処理を行う情報処理装置として実現される。
記憶部は、主記憶装置902、補助記憶装置903により実現される。記憶部は、データ、各種プログラム、各種データベースを記憶する。また、プロセッサ901は、プログラムに従って記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902または補助記憶装置903に確保することができる。また、制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶されたデータの追加、更新、削除処理を実行させることができる。
データベースは、リレーショナルデータベースを指し、行と列によって構造的に規定された表形式のテーブル、マスタと呼ばれるデータ集合を、互いに関連づけて管理するためのものである。データベースでは、表をテーブル、マスタ、表の列をカラム、表の行をレコードと呼ぶ。リレーショナルデータベースでは、テーブル、マスタ同士の関係を設定し、関連づけることができる。
通常、各テーブル、各マスタにはレコードを一意に特定するための主キーとなるカラムが設定されるが、カラムへの主キーの設定は必須ではない。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、記憶部に記憶された特定のテーブル、マスタにレコードを追加、削除、更新を実行させることができる。
なお、本開示におけるデータベース、マスタは、情報が構造的に規定された任意のデータ構造体(リスト、辞書、連想配列、オブジェクトなど)を含み得る。データ構造体には、データと、任意のプログラミング言語により記述された関数、クラス、メソッドなどを組み合わせることにより、データ構造体と見なし得るデータも含むものとする。
通信部は、通信IF991により実現される。通信部は、ネットワークを介して他のコンピュータ90と通信を行う機能を実現する。通信部は、他のコンピュータ90から送信された情報を受信し、制御部へ入力することができる。制御部は、各種プログラムに従ってプロセッサ901に、受信した情報に対する情報処理を実行させることができる。また、通信部は、制御部から出力された情報を他のコンピュータ90へ送信することができる。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
(付記1)
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに電子的な契約文書を記憶させるための契約管理プログラムであって、プロセッサは、契約に関する複数の契約文書を記憶する契約記憶ステップ(S101)と、契約記憶ステップにおいて記憶された複数の契約文書のそれぞれに対し、条項または条文ごとの複数の文言を抽出し、抽出した複数の文言を記憶する抽出記憶ステップ(S101)と、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案する修正提案ステップ(S505)と、を実行する契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、過去に自身、または、他のユーザにより実際の契約締結等の際に契約管理サービスに記憶された契約文書の文言に基づき修正内容の提案を受けることができる。ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
(付記2)
プロセッサは、1または複数の条項または条文を受け付ける文言受付ステップ(S504)と、を実行し、修正提案ステップ(S505)は、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、文言受付ステップにおいて受け付けた1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案するステップである、付記1記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、条項または条文に関する文言に基づき、過去に自身、または、他のユーザにより実際の契約締結等の際に契約管理サービスに記憶された契約文書の文言に基づき修正内容の提案を受けることができる。ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
(付記3)
プロセッサは、第1契約文書を受け付ける契約受付ステップ(S501)と、を実行し、文言受付ステップ(S504)は、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文を受け付けるステップであり、修正提案ステップ(S505)は、契約受付ステップにおいて受け付けた第1契約文書、および、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言に基づき、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案するステップである、付記2記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは契約文書(第1契約文書)に基づき、過去に自身、または、他のユーザにより実際の契約締結等の際に契約管理サービスに記憶された契約文書の文言に基づき修正内容の提案を受けることができる。ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
(付記4)
契約記憶ステップ(S101)は、複数の契約当事者の間で実際に締結された複数の契約文書を記憶するステップである、付記3記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは実際に締結された契約文書に基づき、より好適な文言を修正内容として提案を受けることができる。
(付記5)
修正提案ステップ(S505)は、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文のそれぞれに同等または類似する1または複数の所定の文言を、1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップである、付記4記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、第1契約文書の条項または条文のそれぞれに同等または類似する文言を修正内容として提案を受けることができる。これにより、条項または条文のそれぞれに類似する、より好適な文言を修正内容として提案を受けることができる。
(付記6)
修正提案ステップ(S505)は、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文に含まれるキーワードに関連付けられた、1または複数の所定の文言を、1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップである、付記4記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、第1契約文書の条項または条文のそれぞれに含まれるキーワードに関連付けられた文言を修正内容として提案を受けることができる。これにより、条項または条文のそれぞれに同等または類似するより好適な文言を修正内容として提案を受けることができる。
(付記7)
修正提案ステップ(S505)は、1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップと、1または複数の所定の文言を、取得した優先度の順番で、修正内容として提案するステップと、を含む、付記4記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、修正内容にかかる複数の文言について、優先度に応じた順番で提案を受けることができる。ユーザはより短時間で、効率的に修正内容にかかる文言を確認することができる。
(付記8)
プロセッサは、抽出記憶ステップにおいて記憶された1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定する優先度算定ステップ(S101)と、を実行し、修正提案ステップ(S505)は、優先度算定ステップにおいて算定された、1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップを含む、付記7記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、過去により多くの契約文書において用いられた文言ほど、より高い優先順位となるような優先度に基づく順番で修正内容の提案を受けることができる。ユーザは、過去により多く用いられた言い回し等を含む実績のある文言を効率的に修正内容として提案を受けることができる。
(付記9)
契約受付ステップ(S501)は、ユーザから、第1契約文書を受け付けるステップであり、優先度算定ステップ(S101)は、ユーザに対する共有設定がなされた複数の契約文書の1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定するステップを含む、付記8記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、自身、または、自身が所属するグループ、組織等に所属する他のユーザの契約文書、または、自身に対して共有設定が行われた他のユーザの契約文書において用いられた文言を対象として、過去により多く用いられた言い回し等を含む実績のある文言を修正内容として提案を受けることができる。ユーザは、契約文書に対する共有設定を行うことにより、契約文書の内容に応じて他のユーザと契約文書を共有することができる。
(付記10)
優先度算定ステップ(S101)は、抽出記憶ステップにおいて記憶された複数の文言のそれぞれに対して、抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の抽出元の契約文書の契約属性に基づき優先度を算定するステップを含む、付記8記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、文言の抽出元となる契約文書の契約属性を考慮した優先度に基づく順番で修正内容の提案を受けることができる。
例えば、信頼できる企業が実際の契約締結の際に用いた契約文書、弁護士等の法務担当者によりチェックおよびレビューが行われた契約文書、その他、ユーザにより高い評価値が付与された契約文書等において用いられた文言を、より高い優先度の文言として効率的に修正内容の提案を受けることができる。
(付記11)
契約属性は、文言の抽出元の契約文書において、契約当事者となっている企業名と、契約当事者となっている企業の評価値と、法務担当者によるレビュー有無と、ユーザによるレーティング評価と、のうち少なくともいずれか1つの情報を含む、付記10記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、信頼できる企業が実際の契約締結の際に用いた契約文書、弁護士等の法務担当者によりチェックおよびレビューが行われた契約文書、その他、ユーザにより高い評価値が付与された契約文書等において用いられた文言を、より高い優先度の文言として効率的に修正内容の提案を受けることができる。
(付記12)
修正提案ステップ(S505)は、1または複数の所定の文言を、取得した優先度と関連付けて提案するステップである、付記7記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは、修正内容にかかる文言を、当該文言に関連付けられた優先度とともに確認することができる。ユーザは優先度を考慮しつつ、効率的に修正内容の提案を受けることができる。
(付記13)
プロセッサは、ユーザから、修正提案ステップにおいて提案された1または複数の修正内容のうち所定の修正内容の選択操作を受け付ける修正選択ステップ(S505)と、修正選択ステップにおいて選択された所定の修正内容を第1契約文書に反映する、修正反映ステップ(S505)と、を実行する、付記7記載の契約管理プログラム。
これにより、ユーザは提案された複数の文言にかかる修正内容を選択し、第1契約文書に反映させることができる。ユーザは、簡単に第1契約文書を修正することにより、好適な契約文書を作成することができる。
(付記14)
契約受付ステップ(S501)は、外部サーバから、第1契約文書を受信するステップであり、修正提案ステップ(S505)は、第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を外部サーバに送信し、修正内容を受信した外部サーバを介して当該修正内容を提案するステップである、付記4記載の契約管理プログラム。
これにより、外部の契約書作成サービス等において、API(Application Programming Interface)を介して本開示にかかる契約管理サービスに対して第1契約文書を送信することにより、当該第1契約文書の条項、条文ごとの修正内容にかかる文言の提案を受けることができる。
外部の契約書作成サービスは、本開示にかかる契約管理サービスの修正内容提案サービスをAPIを介して利用することができる。
(付記15)
プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、プロセッサが、付記1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、情報処理装置。
これにより、ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
(付記16)
プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、プロセッサが、付記1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、情報処理システム。
これにより、ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
(付記17)
プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、コンピュータが、付記1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、情報処理方法。
これにより、ユーザは、修正内容を考慮することにより好適な契約文書を作成することができる。
1 システム、10 サーバ、101 記憶部、104 制御部、106 入力装置、108 出力装置、20 第1ユーザ端末、201 記憶部、204 制御部、206 入力装置、208 出力装置、30 第2ユーザ端末、301 記憶部、304 制御部、306 入力装置、308 出力装置

Claims (17)

  1. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータに電子的な契約文書を記憶させるための契約管理プログラムであって、
    前記プロセッサは、
    契約に関する複数の契約文書を記憶する契約記憶ステップと、
    前記契約記憶ステップにおいて記憶された前記複数の契約文書のそれぞれに対し、条項または条文ごとの複数の文言を抽出し、抽出した前記複数の文言を記憶する抽出記憶ステップと、
    前記抽出記憶ステップにおいて記憶された前記複数の文言に基づき、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案する修正提案ステップと、
    を実行する契約管理プログラム。
  2. 前記プロセッサは、
    1または複数の条項または条文を受け付ける文言受付ステップと、
    を実行し、
    前記修正提案ステップは、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された前記複数の文言に基づき、前記文言受付ステップにおいて受け付けた前記1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案するステップである、
    請求項1記載の契約管理プログラム。
  3. 前記プロセッサは、
    第1契約文書を受け付ける契約受付ステップと、
    を実行し、
    前記文言受付ステップは、前記第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文を受け付けるステップであり、
    前記修正提案ステップは、前記契約受付ステップにおいて受け付けた前記第1契約文書、および、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された前記複数の文言に基づき、前記第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、1または複数の所定の文言からなる修正内容を提案するステップである、
    請求項2記載の契約管理プログラム。
  4. 前記契約記憶ステップは、複数の契約当事者の間で実際に締結された複数の契約文書を記憶するステップである、
    請求項3記載の契約管理プログラム。
  5. 前記修正提案ステップは、前記第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文のそれぞれに同等または類似する前記1または複数の所定の文言を、前記1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップである、
    請求項4記載の契約管理プログラム。
  6. 前記修正提案ステップは、前記第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文に含まれるキーワードに関連付けられた、前記1または複数の所定の文言を、前記1または複数の条項または条文に対する修正内容として提案するステップである、
    請求項4記載の契約管理プログラム。
  7. 前記修正提案ステップは、
    前記1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップと、
    前記1または複数の所定の文言を、取得した前記優先度の順番で、修正内容として提案するステップと、
    を含む、
    請求項4記載の契約管理プログラム。
  8. 前記プロセッサは、
    前記抽出記憶ステップにおいて記憶された前記1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定する優先度算定ステップと、
    を実行し、
    前記修正提案ステップは、前記優先度算定ステップにおいて算定された、前記1または複数の所定の文言のそれぞれの優先度を取得するステップを含む、
    請求項7記載の契約管理プログラム。
  9. 前記契約受付ステップは、ユーザから、前記第1契約文書を受け付けるステップであり、
    前記優先度算定ステップは、前記ユーザに対する共有設定がなされた前記複数の契約文書の前記1または複数の所定の文言のそれぞれに対して、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の個数に基づく優先度を算定するステップを含む、
    請求項8記載の契約管理プログラム。
  10. 前記優先度算定ステップは、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された前記複数の文言のそれぞれに対して、前記抽出記憶ステップにおいて記憶された同等または類似する文言の抽出元の契約文書の契約属性に基づき優先度を算定するステップを含む、
    請求項8記載の契約管理プログラム。
  11. 前記契約属性は、前記文言の抽出元の前記契約文書において、
    契約当事者となっている企業名と、
    契約当事者となっている企業の評価値と、
    法務担当者によるレビュー有無と、
    ユーザによるレーティング評価と、
    のうち少なくともいずれか1つの情報を含む、
    請求項10記載の契約管理プログラム。
  12. 前記修正提案ステップは、前記1または複数の所定の文言を、取得した前記優先度と関連付けて提案するステップである、
    請求項7記載の契約管理プログラム。
  13. 前記プロセッサは、
    ユーザから、前記修正提案ステップにおいて提案された1または複数の修正内容のうち所定の修正内容の選択操作を受け付ける修正選択ステップと、
    前記修正選択ステップにおいて選択された前記所定の修正内容を前記第1契約文書に反映する、修正反映ステップと、
    を実行する、
    請求項7記載の契約管理プログラム。
  14. 前記契約受付ステップは、外部サーバから、前記第1契約文書を受信するステップであり、
    前記修正提案ステップは、
    前記第1契約文書に含まれる1または複数の条項または条文ごとに、前記1または複数の所定の文言からなる修正内容を前記外部サーバに送信し、前記修正内容を受信した前記外部サーバを介して当該修正内容を提案するステップである、
    請求項4記載の契約管理プログラム。
  15. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサが、請求項1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、
    情報処理装置。
  16. プロセッサと、記憶部とを備える情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記プロセッサが、請求項1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、
    情報処理システム。
  17. プロセッサと、記憶部とを備えるコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    前記コンピュータが、請求項1から14のいずれか記載の契約管理プログラムを実行する、
    情報処理方法。
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