JP2024029309A - 固体撮像素子および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】より画質の向上を図る。【解決手段】固体撮像素子は、画素ごとに、光を電荷に光電変換する光電変換部と、光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD部と、第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量とを備える。そして、配線間容量は、第2のFD部に接続される第1の電極と、第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、第2の電極に接続される配線が、少なくとも第2の電極の全体を覆って設けられる。本技術は、例えば、積層構造のCMOSイメージセンサに適用できる。【選択図】図3

Description

本開示は、固体撮像素子および電子機器に関し、特に、より画質の向上を図ることができるようにした固体撮像素子および電子機器に関する。
従来、固体撮像装置として、フォトダイオードを有するセンサ基板とロジック回路を有するロジック基板とが積層された積層型のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサが使用されている。
例えば、CMOSイメージセンサは、フォトダイオードと、複数のトランジスタ(いわゆるMOSトランジスタ)とにより1画素を形成し、複数の画素が所要のパターンに配列されて構成される。また、1つの画素ごとに、フォトダイオードから転送される電荷を蓄積するFD(Floating Diffusion)部に配線間容量が接続されたCMOSイメージセンサが開発されている。
例えば、特許文献1には、フォトダイオードを含む第1レイヤとロジック回路を含む第2レイヤとの間に配置された第3レイヤに設けられているMIM(Metal-Insulator-Metal)構造の配線間容量に電荷を蓄積するイメージセンサが開示されている。
米国特許出願公開第2021/0134873号明細書(US,A1)
ところで、上述したような積層型のCMOSイメージセンサは、ロジック基板が駆動することによってバンドノイズが発生することが知られており、そのバンドノイズの影響を配線間容量が受けてしまうことによって、画質が低下することが懸念される。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より画質の向上を図ることができるようにするものである。
本開示の一側面の固体撮像素子は、画素ごとに、光を電荷に光電変換する光電変換部と、前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD部と、前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量とを備え、前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる。
本開示の一側面の電子機器は、画素ごとに、光を電荷に光電変換する光電変換部と、前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD部と、前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量とを有し、前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる固体撮像素子を備える。
本開示の一側面においては、画素ごとに、光を電荷に光電変換する光電変換部と、光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD部と、第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量とが備えられる。そして、配線間容量は、第2のFD部に接続される第1の電極と、第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、第2の電極に接続される配線が、少なくとも第2の電極の全体を覆って設けられる。
本技術を適用した撮像素子が有する画素の第1の実施の形態を説明する回路図である。 画素を駆動する駆動信号の一例を示す図である。 画素を断面視した構成例を示す図である。 3つの画素を平面視した構成例を示す図である。 第1の変形例の画素を断面視した構成例を示す図である。 第2の変形例の画素を断面視した構成例を示す図である。 本技術を適用した撮像素子が有する画素の第2の実施の形態を説明する回路図である。 画素を断面視した構成例を示す図である。 3つの画素を平面視した構成例を示す図である。 本技術を適用した撮像素子が有する画素の第3の実施の形態を説明する回路図である。 画素を断面視した構成例を示す図である。 三次元構造の配線間容量の構成例を示す図である。 撮像装置の構成例を示すブロック図である。 イメージセンサを使用する使用例を示す図である。 車両制御システムの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 車外情報検出部及び撮像部の設置位置の一例を示す説明図である。
以下、本技術を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<画素の第1の構成例>
図1乃至図6を参照して、本技術を適用した撮像素子が有する画素の第1の実施の形態について説明する。
図1には、画素11の回路図が示されている。
図1に示すように、画素11は、光電変換部12、転送トランジスタ13、第1のFD部14、接続トランジスタ15、第2のFD部16、配線間容量17、リセットトランジスタ18、増幅トランジスタ19、および選択トランジスタ20を備えて構成され、垂直信号線21を介して画素信号を出力する。例えば、画素11は、LOFIC(Lateral Over Flow Integration Capacitor)画素であり、光電変換部12の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に、光電変換部12から溢れる電荷を横方向に導いて配線間容量17に蓄積する構造である。
光電変換部12は、アノード端子が接地され、カソード端子が転送トランジスタ13を介して第1のFD部14に接続される。そして、光電変換部12は、撮像素子の受光面に照射される光を受光し、その光の光量に応じた電荷に光電変換する。
転送トランジスタ13は、光電変換部12と第1のFD部14とを接続するように配置される。そして、転送トランジスタ13は、転送信号TGに従って駆動し、光電変換部12で光電変換された電荷を第1のFD部14へ転送する。
第1のFD部14は、転送トランジスタ13を介して光電変換部12から転送されてくる電荷を、画素信号に変換するために蓄積する。
接続トランジスタ15は、第1のFD部14と第2のFD部16とを接続するように配置される。そして、接続トランジスタ15は、接続信号FDGに従って駆動し、第1のFD部14と第2のFD部16との接続をオン/オフする。
第2のFD部16は、接続トランジスタ15がオンとなった状態で第1のFD部14に接続され、第1のFD部14とともに電荷を蓄積する。
配線間容量17は、図3を参照して後述するように配線の間に設けられたMIM構造のキャパシタによって構成され、第2のFD部16と信号配線MIMVDDとを接続するように配置される。そして、配線間容量17は、第2のFD部16と同様に電荷を蓄積する。
リセットトランジスタ18は、第2のFD部16と電源配線VDDとを接続するように配置される。そして、リセットトランジスタ18は、リセット信号RSTに従って駆動し、接続トランジスタ15およびリセットトランジスタ18がオンとなることで、第1のFD部14、第2のFD部16、および配線間容量17に蓄積されていた電荷を電源配線VDDに排出して、電荷をリセットする。
増幅トランジスタ19は、第1のFD部14がゲート電極に接続されるとともに、電源配線VDDと選択トランジスタ20とを接続するように配置される。そして、増幅トランジスタ19は、第1のFD部14によって蓄積されている電荷、または、第1のFD部14、第2のFD部16、および配線間容量17によって蓄積されている電荷を、それぞれの容量に対する電荷に応じたレベルの画素信号に変換する。
選択トランジスタ20は、増幅トランジスタ19と垂直信号線21とを接続するように配置される。そして、選択トランジスタ20は、選択信号SELに従って駆動し、選択トランジスタ20がオンとなっている間に、増幅トランジスタ19によって変換された画素信号が垂直信号線21に出力される。
図2は、画素11を駆動する駆動信号の一例を示す図である。
図2に示すように、画素11は、シャッタ駆動、第1の電荷蓄積期間、第1のCDS(Correlated Double Sampling)駆動、DDS(Double Data Sampling)駆動、第2の電荷蓄積期間、および第2のCDS駆動の順で動作する。
シャッタ駆動では、接続信号FDG、転送信号TG、およびリセット信号RSTそれぞれに従って、接続トランジスタ15、転送トランジスタ13、およびリセットトランジスタ18がパルス状にオンとなり、画素11内の電荷がリセットされる。
第1の電荷蓄積期間では、画素11の長時間露光が行われ、第2の電荷蓄積期間よりも長い期間の露光によって光電変換部12で光電変換された電荷が、光電変換部12に蓄積される。
第1のCDS駆動では、接続信号FDGに従って接続トランジスタ15がオフのままで第1のFD部14に第2のFD部16および配線間容量17が接続されずに、第1の電荷蓄積期間で光電変換部12に蓄積された電荷に基づいた画素信号P-SP_Hおよび画素信号D-SP_Hが順に読み出される。画素信号P-SP_Hは、第1のFD部14がリセットレベルとされた状態で読み出される画素信号である。画素信号D-SP_Hは、転送信号TGに従って転送トランジスタ13がパルス状にオンとなって光電変換部12から転送されてきた電荷が第1のFD部14に蓄積された状態で読み出される画素信号である。
DDS駆動では、接続信号FDGに従って接続トランジスタ15がオンになって第1のFD部14と第2のFD部16および配線間容量17とが接続されて、第1の電荷蓄積期間で光電変換部12に蓄積された電荷に基づいた画素信号D-SP_Lおよび画素信号P-SP_Lが順に読み出される。画素信号D-SP_Lは、転送信号TGに従って転送トランジスタ13がパルス状にオンとなって光電変換部12から転送されてきた電荷と、光電変換部12からオーバーフローして配線間容量17に蓄積されている電荷とが、第1のFD部14および第2のFD部16に蓄積された状態で読み出される画素信号である。画素信号P-SP_Lは、リセット信号RSTに従ってリセットトランジスタがパルス状にオンとなって蓄積されていた電荷が排出され、第1のFD部14、第2のFD部16、および配線間容量17がリセットレベルとされた状態で読み出される画素信号である。
第2の電荷蓄積期間では、画素11の短時間露光が行われ、第1の電荷蓄積期間よりも短い期間の露光によって光電変換部12で光電変換された電荷が、光電変換部12に蓄積される。
第2のCDS駆動では、第1のCDS駆動と同様に、第2の電荷蓄積期間で光電変換部12に蓄積された電荷に基づいた画素信号P-SP_Hおよび画素信号D-SP_Hが順に読み出される。
そして、画素11では、シャッタ駆動が行われる前に、信号配線MIMVDDの電位がLoレベル(例えば、電源配線VDDよりも低い中間電圧)からHiレベル(例えば、電源配線VDDと同じ電圧)に切り替えられ、シャッタ駆動が行われた後に、信号配線MIMVDDの電位がHiレベルからLoレベルに切り替えられる。その後、画素11では、第1のCDS駆動が行われる前に、信号配線MIMVDDの電位がLoレベルからHiレベルに切り替えられ、第2のCDS駆動が行われた後に、信号配線MIMVDDの電位がHiレベルからLoレベルに切り替えられる。即ち、画素11では、第1の電荷蓄積期間における信号配線MIMVDDの電位がLoレベルとなるように制御される。
このように信号配線MIMVDDの電位を制御することで、画素11では、光電変換部12に電荷が長期間蓄積される第1の電荷蓄積期間において、光電変換部12に蓄積中の電荷に対するノイズの増加を抑制することができる。
図3は、画素11の構成例を示す断面図である。
図3に示すように、固体撮像素子は、光電変換部12が設けられるセンサ基板31と、ロジック回路が設けられるロジック基板32とが積層された積層構造となっている。図3では、センサ基板31とロジック基板32との接合面が破線で示されている。
センサ基板31は、半導体層33の表面に配線層34が積層されて構成され、半導体層33の裏面(図3の下側を向く面)に対して光が照射される。ロジック基板32は、半導体層36の表面に配線層35が積層されて構成される。そして、センサ基板31の配線層34とロジック基板32の配線層35とが接合される。
半導体層33には、光電変換部12、第1のFD部14、および第2のFD部16が設けられている。また、半導体層33の表面に対して、光電変換部12および第1のFD部14の間に転送トランジスタ13が設けられ、第1のFD部14および第2のFD部16の間に接続トランジスタ15が設けられ、第2のFD部16に隣接してリセットトランジスタ18が設けられている。
配線層34には、複数層の配線や、それぞれの層の配線どうしを接続する電極などが設けられており、配線層35にも、複数層の配線が設けられている。そして、画素11は、配線層34および配線層35に設けられている配線の間に配線間容量17が配置された構成となっている。
図3に示す構成例では、下部電極41および上部電極42の間に誘電膜43が挟み込まれて構成される配線間容量17が配線層34に設けられており、配線層34には、上部電極42に接続される上部配線44が設けられている。例えば、第2のFD部16に接続される下部電極41にはTa/TiNが用いられ、下部電極41と誘電膜43を挟み込んで対向する上部電極42にはTiNが用いられ、誘電膜43にはHigh-k膜(例えば、ZrO/AlO/ZrO積層膜)が用いられる。
配線間容量17の下部電極41は、配線層34内の配線および電極を介して第2のFD部16に接続されており、蓄積時にオーバーフローした電荷は、第2のFD部16とともに配線間容量17にも蓄積される。配線間容量17の上部電極42は、配線層34を貫通するように形成される電極(Via)を介して上部配線44に接続される。上部配線44は、同一の行に配置される画素11で共有されており、画素アレイの外側で、信号配線MIMVDDに接続される。
また、上部配線44は、ロジック基板32側から平面視したときに、配線間容量17を覆うように設けられ、例えば、少なくとも上部電極42の全体を覆うように設けられる。即ち、画素11は、ロジック基板32側から平面視して、上部配線44によって上部電極42が完全に隠れて見えなくなるように構成される。なお、画素11は、ロジック基板32側から平面視して、上部配線44によって下部電極41も隠れて見えなくなるような構成としてもよいが、例えば、下部電極41の一部は上部配線44から露出するような構成であってもよい。
図4を参照して、上部配線44の構成について説明する。図4は、同一の行に配置される3つの画素11-1乃至11-3を、ロジック基板32側から平面視した概略的な構成例を示す図である。
図4に示すように、上部配線44は、同一の行に配置される画素11-1乃至11-3に沿って設けられている。また、画素11-1乃至11-3それぞれにおいて、下部電極41-1乃至41-3は上部電極42-1乃至42-3より面積が広く形成され、ロジック基板32側から平面視して、下部電極41-1乃至41-3の外周部分が上部電極42-1乃至42-3よりも外側に露出している。
そして、画素11-1乃至11-3は、ロジック基板32側から平面視して、上部電極42-1乃至42-3が、上部配線44によって完全に覆われて見えなくなる一方で、下部電極41-1乃至41-3が、上部分および下部分が部分的に上部配線44から露出するような構成となっている。つまり、上部配線44の幅は、上部電極42-1乃至42-3よりも広くなり、かつ、下部電極41-1乃至41-3よりも狭くなるようにレイアウトされている。なお、下部電極41-1乃至41-3および上部電極42-1乃至42-3の両方とも、上部配線44によって完全に覆われるような構成としてもよい。
このように、画素11は、上部配線44によって上部電極42が完全に覆われるような構成とすること、および、上部配線44によって下部電極41の大部分が覆われるような(上部配線44から下部電極41が露出している部分が最小限となる)構成とすることによって、ロジック基板32からのバンドノイズの影響を抑制することができる。即ち、画素11は、配線間容量17のFDノードをバンドノイズからシールドするために、上部電極42に接続されている上部配線44によって、第2のFD部16に接続されている下部電極41が覆われるような構造となっている。そして、上部配線44は、信号配線MIMVDDと接続されており、配線間容量17のFDノードがバンドノイズの影響を受けてしまうこと(例えば、ロジック基板32との容量結合で電位が揺らされること)を回避することができる。
このように画素11は構成されており、ロジック基板32からのバンドノイズの影響を抑制することで、撮像素子の画質の向上を図ることができ、特に低照度時の画質の向上が期待される。なお、例えば、ロジック基板32および配線間容量17の間に、配線間容量17をシールドするためのシールド層を追加する構成によってもバンドノイズの影響を抑制することができるが、画素11は、そのような構成よりも低コスト化を図ることができる。
図5は、撮像素子が有する画素の第1の変形例を示す断面図である。なお、図5に示す画素11aにおいて、図3の画素11と共通する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5に示すように、撮像素子は、センサ基板31aの配線層34aとロジック基板32aの配線層35aとが接合されて構成される。
そして、図3の画素11は、配線間容量17および上部配線44が配線層34に設けられる構成であったのに対し、画素11aは、配線間容量17aおよび上部配線44aが配線層35aに設けられる構成となっている。そして、画素11aでは、センサ基板31aおよびロジック基板32aの接合面にCu-Cu接合部51が設けられており、Cu-Cu接合部51を介して、配線間容量17aの下部電極41aが第2のFD部16に接続されている。
このように、画素11aは、配線層34aおよび配線層35aに設けられている配線の間に配置される配線間容量17aおよび上部配線44aが、ロジック基板32aの配線層35a側に配置された構成となっている。そして、画素11aは、図3の画素11と同様に、ロジック基板32a側から平面視したときに、配線間容量17aを覆うように上部配線44aが設けられ、例えば、少なくとも上部電極42aの全体を覆うように上部配線44aが設けられる。
従って、画素11aは、図3の画素11と同様に、ロジック基板32aからのバンドノイズの影響を抑制することができる。
図6は、撮像素子が有する画素の第2の変形例を示す断面図である。なお、図6に示す画素11bにおいて、図3の画素11と共通する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、撮像素子は、センサ基板31bの配線層34bとロジック基板32bの配線層35bとが接合されて構成される。
そして、図3の画素11は、配線間容量17および上部配線44が配線層34に設けられた構成であったのに対し、画素11bは、配線間容量17bが配線層34bに設けられるとともに、上部配線44bが配線層35bに設けられた構成となっている。そして、画素11bでは、センサ基板31bおよびロジック基板32bの接合面にCu-Cu接合部51が設けられており、Cu-Cu接合部51を介して、配線間容量17bが上部配線44bに接続されている。
このように、画素11bは、配線層34bおよび配線層35bに設けられている配線の間に配置される配線間容量17bおよび上部配線44bが、センサ基板31bの配線層34bとロジック基板32bの配線層35bとに分かれて配置された構成となっている。そして、画素11bは、図3の画素11と同様に、ロジック基板32b側から平面視したときに、配線間容量17bを覆うように上部配線44bが設けられ、例えば、少なくとも上部電極42bの全体を覆うように上部配線44bが設けられる。
従って、画素11bは、図3の画素11と同様に、ロジック基板32bからのバンドノイズの影響を抑制することができる。
<画素の第2の構成例>
図7乃至図9を参照して、本技術を適用した撮像素子が有する画素の第2の実施の形態について説明する。なお、図7乃至図9に示す画素11Aにおいて、図1乃至図4の画素11と共通する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図7には、画素11Aの回路図が示されている。
図7に示すように、画素11Aは、図1の画素11と同様に、光電変換部12、転送トランジスタ13、第1のFD部14、接続トランジスタ15、第2のFD部16、配線間容量17A、リセットトランジスタ18、増幅トランジスタ19、および選択トランジスタ20を備えて構成される。さらに、画素11Aは、第2の光電変換部22、第3のFD部23、第2の接続トランジスタ24、および第2の配線間容量25を備えて構成される。
第2の光電変換部22は、アノード端子が接地され、カソード端子が第3のFD部23に接続される。そして、第2の光電変換部22は、撮像素子の受光面に照射される光を受光し、その光の光量に応じた電荷に光電変換する。また、第2の光電変換部22は、光電変換部12よりも受光面積が小さく構成されたサブピクセル構造となっている。
第3のFD部23は、第2の光電変換部22で光電変換された電荷を、画素信号に変換するために蓄積する。
第2の接続トランジスタ24は、第2のFD部16と第3のFD部23とを接続するように配置される。第2の接続トランジスタ24は、接続信号FCGに従って駆動し、第2のFD部16と第3のFD部23との接続をオン/オフする。
第2の配線間容量25は、図8を参照して後述するように配線の間に設けられたMIM構造のキャパシタによって構成され、第3のFD部23と信号配線MIMVDD2とを接続するように配置される。そして、第2の配線間容量25は、第3のFD部23とともに電荷を蓄積する。
図8は、画素11Aの構成例を示す断面図である。
図8に示すように、撮像素子は、センサ基板31Aの配線層34Aとロジック基板32の配線層35とが接合されて構成される。センサ基板31Aの半導体層33Aには、光電変換部12、第1のFD部14、第2のFD部16、および第3のFD部23が設けられている。そして、半導体層33の表面に対して、光電変換部12および第1のFD部14の間に転送トランジスタ13が設けられ、第1のFD部14および第2のFD部16の間に接続トランジスタ15が設けられ、第2のFD部16および第3のFD部23の間に第2の接続トランジスタ24が設けられている。
画素11Aは、配線層34Aおよび配線層35に設けられている配線の間に、配線間容量17Aと第2の配線間容量25とが配置されて構成される。
図8に示す構成例では、図3の配線間容量17と同様に、下部電極41Aおよび上部電極42Aの間に誘電膜43Aが挟み込まれて構成される配線間容量17Aが配線層34Aに設けられており、配線層34Aには、上部電極42Aに接続される上部配線44Aが設けられている。また、配線間容量17Aの下部電極41Aは、配線層34A内の配線および電極を介して第2のFD部16に接続されており、接続トランジスタ15がオンになると、第2のFD部16とともに配線間容量17Aにも電荷が蓄積される。
第2の配線間容量25は、下部電極61および上部電極62の間に誘電膜63が挟み込まれて構成され、配線層34Aには、上部電極62に接続される上部配線64が設けられている。また、第2の配線間容量25の下部電極61は、配線層34A内の配線および電極を介して第3のFD部23に接続されており、第2の光電変換部22で光電変換された電荷が、第3のFD部23とともに第2の配線間容量25にも蓄積される。
また、画素11Aは、配線間容量17Aおよび第2の配線間容量25が、同じ配線間に配置された構成としてもよいし、異なる配線間に配置された構成としてもよい。図示する例では、第2の配線間容量25が配線間容量17Aよりもロジック基板32側に配置されており、このような配置において、上部配線64によって、配線間容量17Aおよび第2の配線間容量25が覆われるような構成となる。
つまり、画素11Aは、ロジック基板32側から平面視したときに、配線間容量17Aおよび第2の配線間容量25を覆うように上部配線64が設けられるように構成され、例えば、少なくとも上部電極42Aおよび上部電極62の全体を覆うように上部配線64が設けられるように構成される。
なお、画素11Aでは、上部配線44Aによって配線間容量17Aの上部電極42Aが完全に覆われていなくても、上部配線64によって配線間容量17Aの上部電極42Aが完全に覆われる構成となっていればよい。これにより、配線間容量17AのFDノードがバンドノイズの影響を受けてしまうことが回避され、例えば、配線の自由度を向上させることができる。
図9を参照して、上部配線64の構成について説明する。図9は、同一の行に配置される3つの画素11A-1乃至11A-3を、ロジック基板32側から平面視した概略的な構成例を示す図である。
図9に示すように、上部配線64は、同一の行に配置される画素11A-1乃至11A-3に沿って設けられている。そして、画素11A-1乃至11A-3それぞれにおいて、下部電極41A-1乃至41A-3は上部電極42A-1乃至42A-3より面積が広く形成されるとともに、下部電極61-1乃至61-3は上部電極62-1乃至62-3より面積が広く形成される。従って、ロジック基板32側から平面視して、下部電極41-1乃至41-3の外周部分が上部電極42-1乃至42-3よりも外側に露出し、下部電極61-1乃至61-3の外周部分が上部電極62-1乃至62-3よりも外側に露出している。
また、画素11A-1乃至11A-3は、ロジック基板32側から平面視して、上部電極42A-1乃至42A-3および上部電極62-1乃至62-3は、上部配線64によって完全に覆われて見えなくなるような構成となっている。一方で、画素11A-1乃至11A-3は、下部電極41A-1乃至41A-3の下部分および下部電極61-1乃至61-3の上部分が部分的に上部配線64から露出するような構成となっている。なお、下部電極41A-1乃至41A-3および上部電極42A-1乃至42A-3の両方とも、並びに、下部電極61-1乃至61-3および上部電極62-1乃至62-3の両方とも、上部配線64によって完全に覆われるような構成としてもよい。
このように画素11Aは構成されており、図1乃至図4の画素11と同様に、ロジック基板32からのバンドノイズの影響を抑制することで、撮像素子の画質の向上を図ることができる。
<画素の第3の構成例>
図10および図11を参照して、本技術を適用した撮像素子が有する画素の第3の実施の形態について説明する。なお、図10および図11に示す画素11Bにおいて、図1乃至図4の画素11と共通する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図10には、画素11Bの回路図が示されている。
図10に示すように、画素11Bは、図1の画素11と同様に、光電変換部12、転送トランジスタ13、第1のFD部14、接続トランジスタ15、第2のFD部16、配線間容量17、リセットトランジスタ18、増幅トランジスタ19、および選択トランジスタ20を備えて構成される。さらに、画素11Bは、オーバーフロートランジスタ26、第3の接続トランジスタ27、および第4のFD部28を備えて構成される。例えば、画素11Bは、OFG(Over Flow Gate)型のLOFIC画素である。
オーバーフロートランジスタ26は、光電変換部12と第4のFD部28とを接続するように配置され、光電変換部12の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に、光電変換部12から溢れる電荷を第4のFD部28にオーバーフローさせる。また、オーバーフロートランジスタ26は、転送信号OFGに従って駆動し、光電変換部12で光電変換された電荷を第4のFD部28へ転送する。
第3の接続トランジスタ27は、第2のFD部16と第4のFD部28とを接続するように配置される。そして、第3の接続トランジスタ27は、接続信号FCGに従って駆動し、第2のFD部16と第4のFD部28との接続をオン/オフする。
第4のFD部28は、オーバーフロートランジスタ26を介して光電変換部12からオーバーフローしくる電荷を、画素信号に変換するために蓄積する。さらに、第4のFD部28に配線間容量17が接続されており、配線間容量17には、第4のFD部28とともに電荷が蓄積される。また、第4のFD部28は、第3の接続トランジスタ27がオンとなった状態で第2のFD部16に接続され、第2のFD部16とともに電荷を読み出す。
このように、画素11Bは、光電変換部12の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に、光電変換部12から溢れる電荷がオーバーフロートランジスタ26を介してオーバーフローして、第4のFD部28および配線間容量17に蓄積される構成となっている。
図11は、画素11Bの構成例を示す断面図である。
図11に示すように、撮像素子は、センサ基板31Bの配線層34Bとロジック基板32の配線層35とが接合されて構成される。センサ基板31Bの半導体層33Bには、光電変換部12、第1のFD部14、第2のFD部16、および第4のFD部28が設けられている。そして、半導体層33の表面に対して、光電変換部12および第1のFD部14の間に転送トランジスタ13が設けられ、第1のFD部14に隣接するように接続トランジスタ15が設けられ、光電変換部12および第4のFD部28の間にオーバーフロートランジスタ26が設けられ、第4のFD部28および第2のFD部16の間に第3の接続トランジスタ27が設けられている。
画素11Bは、配線層34Bおよび配線層35に設けられている配線の間に、配線間容量17が配置されて構成され、配線間容量17の下部電極41が第4のFD部28に接続されている。そして、画素11Bの配線間容量17および上部配線44は、図3の画素11と同様に構成されており、ロジック基板32側から平面視したときに、配線間容量17を覆うように上部配線44が設けられ、例えば、少なくとも上部電極42の全体を覆うように上部配線44が設けられる。
このように画素11Bは構成されており、図1乃至図4の画素11と同様に、ロジック基板32からのバンドノイズの影響を抑制することで、撮像素子の画質の向上を図ることができる。
<三次元構造の配線間容量の構成例>
図12を参照して、三次元構造の配線間容量17Cについて説明する。
上述したように、例えば、画素11に設けられる配線間容量17は、平面的に形成された下部電極41および上部電極42によって誘電膜43を挟み込むような二次元構造となっていた。そして、上述した各実施の形態および変形例を含む画素11は、このような平面構造の配線間容量17に替えて、三次元構造の配線間容量17Cを採用してもよい。
図12に示すように、三次元構造の配線間容量17Cは、例えば、下部配線46まで開口するように層間膜に対して複数の円筒形状の開口部を形成し、その複数の開口部の内部に入り込んで下部配線46に接続するような三次元形状の下部電極41Cが形成される。そして、下部電極41Cに積層するように誘電膜43Cが成膜され、下部電極41Cとの間で誘電膜43Cを挟み込むように三次元形状の上部電極42Cが形成された後、貫通電極45を介して上部電極42Cが上部配線44に接続される。このように、三次元構造の配線間容量17Cは、層間膜に形成される複数の開口部において円筒形状に下部電極41Cおよび上部電極42Cによって誘電膜43Cを挟み込むように立体的に構成される。
例えば、三次元構造の配線間容量17Cを採用することによって誘電膜43Cを挟み込む面積を増大させることができ、電荷の蓄積容量を増加させることができる。このような画素11を有する撮像素子では、よりダイナミックレンジの拡大を期待することができる。
<電子機器の構成例>
上述したような画素11を備える撮像素子は、例えば、デジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像システム、撮像機能を備えた携帯電話機、または、撮像機能を備えた他の機器といった各種の電子機器に適用することができる。
図13は、電子機器に搭載される撮像装置の構成例を示すブロック図である。
図9に示すように、撮像装置101は、光学系102、撮像素子103、信号処理回路104、モニタ105、およびメモリ106を備えて構成され、静止画像および動画像を撮像可能である。
光学系102は、1枚または複数枚のレンズを有して構成され、被写体からの像光(入射光)を撮像素子103に導き、撮像素子103の受光面(センサ部)に結像させる。
撮像素子103としては、上述した画素11を備える撮像素子が適用される。撮像素子103には、光学系102を介して受光面に結像される像に応じて、一定期間、電子が蓄積される。そして、撮像素子103に蓄積された電子に応じた信号が信号処理回路104に供給される。
信号処理回路104は、撮像素子103から出力された画素信号に対して各種の信号処理を施す。信号処理回路104が信号処理を施すことにより得られた画像(画像データ)は、モニタ105に供給されて表示されたり、メモリ106に供給されて記憶(記録)されたりする。
このように構成されている撮像装置101では、上述した画素11を備える撮像素子を適用することで、例えば、より画質の向上を図ることができる。
<イメージセンサの使用例>
図14は、上述のイメージセンサ(撮像素子)を使用する使用例を示す図である。
上述したイメージセンサは、例えば、以下のように、可視光や、赤外光、紫外光、X線等の光をセンシングする様々なケースに使用することができる。
・ディジタルカメラや、カメラ機能付きの携帯機器等の、鑑賞の用に供される画像を撮影する装置
・自動停止等の安全運転や、運転者の状態の認識等のために、自動車の前方や後方、周囲、車内等を撮影する車載用センサ、走行車両や道路を監視する監視カメラ、車両間等の測距を行う測距センサ等の、交通の用に供される装置
・ユーザのジェスチャを撮影して、そのジェスチャに従った機器操作を行うために、TVや、冷蔵庫、エアーコンディショナ等の家電に供される装置
・内視鏡や、赤外光の受光による血管撮影を行う装置等の、医療やヘルスケアの用に供される装置
・防犯用途の監視カメラや、人物認証用途のカメラ等の、セキュリティの用に供される装置
・肌を撮影する肌測定器や、頭皮を撮影するマイクロスコープ等の、美容の用に供される装置
・スポーツ用途等向けのアクションカメラやウェアラブルカメラ等の、スポーツの用に供される装置
・畑や作物の状態を監視するためのカメラ等の、農業の用に供される装置
本開示に係る技術(本技術)は、様々な製品へ応用することができる。例えば、本開示に係る技術は、自動車、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、自動二輪車、自転車、パーソナルモビリティ、飛行機、ドローン、船舶、ロボット等のいずれかの種類の移動体に搭載される装置として実現されてもよい。
図15は、本開示に係る技術が適用され得る移動体制御システムの一例である車両制御システムの概略的な構成例を示すブロック図である。
車両制御システム12000は、通信ネットワーク12001を介して接続された複数の電子制御ユニットを備える。図15に示した例では、車両制御システム12000は、駆動系制御ユニット12010、ボディ系制御ユニット12020、車外情報検出ユニット12030、車内情報検出ユニット12040、及び統合制御ユニット12050を備える。また、統合制御ユニット12050の機能構成として、マイクロコンピュータ12051、音声画像出力部12052、及び車載ネットワークI/F(Interface)12053が図示されている。
駆動系制御ユニット12010は、各種プログラムにしたがって車両の駆動系に関連する装置の動作を制御する。例えば、駆動系制御ユニット12010は、内燃機関又は駆動用モータ等の車両の駆動力を発生させるための駆動力発生装置、駆動力を車輪に伝達するための駆動力伝達機構、車両の舵角を調節するステアリング機構、及び、車両の制動力を発生させる制動装置等の制御装置として機能する。
ボディ系制御ユニット12020は、各種プログラムにしたがって車体に装備された各種装置の動作を制御する。例えば、ボディ系制御ユニット12020は、キーレスエントリシステム、スマートキーシステム、パワーウィンドウ装置、あるいは、ヘッドランプ、バックランプ、ブレーキランプ、ウィンカー又はフォグランプ等の各種ランプの制御装置として機能する。この場合、ボディ系制御ユニット12020には、鍵を代替する携帯機から発信される電波又は各種スイッチの信号が入力され得る。ボディ系制御ユニット12020は、これらの電波又は信号の入力を受け付け、車両のドアロック装置、パワーウィンドウ装置、ランプ等を制御する。
車外情報検出ユニット12030は、車両制御システム12000を搭載した車両の外部の情報を検出する。例えば、車外情報検出ユニット12030には、撮像部12031が接続される。車外情報検出ユニット12030は、撮像部12031に車外の画像を撮像させるとともに、撮像された画像を受信する。車外情報検出ユニット12030は、受信した画像に基づいて、人、車、障害物、標識又は路面上の文字等の物体検出処理又は距離検出処理を行ってもよい。
撮像部12031は、光を受光し、その光の受光量に応じた電気信号を出力する光センサである。撮像部12031は、電気信号を画像として出力することもできるし、測距の情報として出力することもできる。また、撮像部12031が受光する光は、可視光であっても良いし、赤外線等の非可視光であっても良い。
車内情報検出ユニット12040は、車内の情報を検出する。車内情報検出ユニット12040には、例えば、運転者の状態を検出する運転者状態検出部12041が接続される。運転者状態検出部12041は、例えば運転者を撮像するカメラを含み、車内情報検出ユニット12040は、運転者状態検出部12041から入力される検出情報に基づいて、運転者の疲労度合い又は集中度合いを算出してもよいし、運転者が居眠りをしていないかを判別してもよい。
マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車内外の情報に基づいて、駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置の制御目標値を演算し、駆動系制御ユニット12010に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両の衝突回避あるいは衝撃緩和、車間距離に基づく追従走行、車速維持走行、車両の衝突警告、又は車両のレーン逸脱警告等を含むADAS(Advanced Driver Assistance System)の機能実現を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030又は車内情報検出ユニット12040で取得される車両の周囲の情報に基づいて駆動力発生装置、ステアリング機構又は制動装置等を制御することにより、運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
また、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で取得される車外の情報に基づいて、ボディ系制御ユニット12030に対して制御指令を出力することができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車外情報検出ユニット12030で検知した先行車又は対向車の位置に応じてヘッドランプを制御し、ハイビームをロービームに切り替える等の防眩を図ることを目的とした協調制御を行うことができる。
音声画像出力部12052は、車両の搭乗者又は車外に対して、視覚的又は聴覚的に情報を通知することが可能な出力装置へ音声及び画像のうちの少なくとも一方の出力信号を送信する。図15の例では、出力装置として、オーディオスピーカ12061、表示部12062及びインストルメントパネル12063が例示されている。表示部12062は、例えば、オンボードディスプレイ及びヘッドアップディスプレイの少なくとも一つを含んでいてもよい。
図16は、撮像部12031の設置位置の例を示す図である。
図16では、撮像部12031として、撮像部12101、12102、12103、12104、12105を有する。
撮像部12101、12102、12103、12104、12105は、例えば、車両12100のフロントノーズ、サイドミラー、リアバンパ、バックドア及び車室内のフロントガラスの上部等の位置に設けられる。フロントノーズに備えられる撮像部12101及び車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として車両12100の前方の画像を取得する。サイドミラーに備えられる撮像部12102、12103は、主として車両12100の側方の画像を取得する。リアバンパ又はバックドアに備えられる撮像部12104は、主として車両12100の後方の画像を取得する。車室内のフロントガラスの上部に備えられる撮像部12105は、主として先行車両又は、歩行者、障害物、信号機、交通標識又は車線等の検出に用いられる。
なお、図16には、撮像部12101ないし12104の撮影範囲の一例が示されている。撮像範囲12111は、フロントノーズに設けられた撮像部12101の撮像範囲を示し、撮像範囲12112,12113は、それぞれサイドミラーに設けられた撮像部12102,12103の撮像範囲を示し、撮像範囲12114は、リアバンパ又はバックドアに設けられた撮像部12104の撮像範囲を示す。例えば、撮像部12101ないし12104で撮像された画像データが重ね合わせられることにより、車両12100を上方から見た俯瞰画像が得られる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、距離情報を取得する機能を有していてもよい。例えば、撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、複数の撮像素子からなるステレオカメラであってもよいし、位相差検出用の画素を有する撮像素子であってもよい。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を基に、撮像範囲12111ないし12114内における各立体物までの距離と、この距離の時間的変化(車両12100に対する相対速度)を求めることにより、特に車両12100の進行路上にある最も近い立体物で、車両12100と略同じ方向に所定の速度(例えば、0km/h以上)で走行する立体物を先行車として抽出することができる。さらに、マイクロコンピュータ12051は、先行車の手前に予め確保すべき車間距離を設定し、自動ブレーキ制御(追従停止制御も含む)や自動加速制御(追従発進制御も含む)等を行うことができる。このように運転者の操作に拠らずに自律的に走行する自動運転等を目的とした協調制御を行うことができる。
例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104から得られた距離情報を元に、立体物に関する立体物データを、2輪車、普通車両、大型車両、歩行者、電柱等その他の立体物に分類して抽出し、障害物の自動回避に用いることができる。例えば、マイクロコンピュータ12051は、車両12100の周辺の障害物を、車両12100のドライバが視認可能な障害物と視認困難な障害物とに識別する。そして、マイクロコンピュータ12051は、各障害物との衝突の危険度を示す衝突リスクを判断し、衝突リスクが設定値以上で衝突可能性がある状況であるときには、オーディオスピーカ12061や表示部12062を介してドライバに警報を出力することや、駆動系制御ユニット12010を介して強制減速や回避操舵を行うことで、衝突回避のための運転支援を行うことができる。
撮像部12101ないし12104の少なくとも1つは、赤外線を検出する赤外線カメラであってもよい。例えば、マイクロコンピュータ12051は、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在するか否かを判定することで歩行者を認識することができる。かかる歩行者の認識は、例えば赤外線カメラとしての撮像部12101ないし12104の撮像画像における特徴点を抽出する手順と、物体の輪郭を示す一連の特徴点にパターンマッチング処理を行って歩行者か否かを判別する手順によって行われる。マイクロコンピュータ12051が、撮像部12101ないし12104の撮像画像中に歩行者が存在すると判定し、歩行者を認識すると、音声画像出力部12052は、当該認識された歩行者に強調のための方形輪郭線を重畳表示するように、表示部12062を制御する。また、音声画像出力部12052は、歩行者を示すアイコン等を所望の位置に表示するように表示部12062を制御してもよい。
以上、本開示に係る技術が適用され得る車両制御システムの一例について説明した。本開示に係る技術は、以上説明した構成のうち、撮像部12031等に適用され得る。撮像部12031に本開示に係る技術を適用することにより、暗い環境であってもノイズの少ない画像を得ることができる。
<構成の組み合わせ例>
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
画素ごとに、
光を電荷に光電変換する光電変換部と、
前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD(Floating Diffusion)部と、
前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、
前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量と
を備え、
前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、
前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる
固体撮像素子。
(2)
前記光電変換部の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に前記光電変換部から溢れる電荷が前記配線間容量に蓄積される構造である
上記(1)に記載の固体撮像素子。
(3)
前記配線間容量の前記第2の電極に接続される前記配線の電位が、前記画素の長時間露光が行われて前記光電変換部に電荷が蓄積される電荷蓄積期間においてLoレベルとなるように制御される
上記(1)または(2)に記載の固体撮像素子。
(4)
前記配線間容量および前記配線が、前記センサ基板側の配線層に配置される
上記(1)から(3)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(5)
前記配線間容量および前記配線が、前記ロジック基板側の配線層に配置される
上記(1)から(3)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(6)
前記配線間容量が前記センサ基板側の配線層に配置され、前記配線が前記ロジック基板側の配線層に配置される
上記(1)から(3)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(7)
前記画素内に、
前記光電変換部よりも受光面積が小さな第2の光電変換部と、
前記第2の光電変換部で光電変換された電荷を画素信号に変換するために蓄積する第3のFD部と
を備え、
前記配線間容量が、第2の接続トランジスタを介して前記第3のFD部に接続される
上記(1)から(6)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(8)
前記第3のFD部に接続される第3の電極と、前記第3の電極と誘電体を挟んで対向する第4の電極とを有する第2の配線間容量
上記(7)に記載の固体撮像素子。
(9)
前記配線間容量の前記第2の電極に接続される配線、および、前記第2の配線間容量の前記第3の電極に接続される配線のうち、一方の配線によって、前記ロジック基板側から平面視して前記配線間容量および前記第2の配線間容量が覆われる
上記(8)に記載の固体撮像素子。
(10)
前記光電変換部の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に前記光電変換部から溢れる電荷をオーバーフローさせて、前記配線間容量に蓄積させるオーバーフロートランジスタ
をさらに備える上記(1)から(6)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(11)
前記配線間容量が、三次元構造で構成される
上記(1)から(10)までのいずれかに記載の固体撮像素子。
(12)
画素ごとに、
光を電荷に光電変換する光電変換部と、
前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD(Floating Diffusion)部と、
前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、
前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量と
を有し、
前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、
前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる
固体撮像素子を備える電子機器。
なお、本実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
11 画素, 12 光電変換部, 13 転送トランジスタ, 14 第1のFD部, 15 接続トランジスタ, 16 第2のFD部, 17 配線間容量, 18 リセットトランジスタ, 19 増幅トランジスタ, 20 選択トランジスタ, 21 垂直信号線, 22 第2の光電変換部, 23 第3のFD部, 24 第2の接続トランジスタ, 25 第2の配線間容量, 26 オーバーフロートランジスタ, 27 第3の接続トランジス, 28 第4のFD部, 31 センサ基板, 32 ロジック基板, 33 半導体層, 34 配線層, 35 配線層, 36 半導体層, 41 下部電極, 42 上部電極, 43 誘電膜, 44 上部配線, 45 貫通電極, 46 下部配線, 51 Cu-Cu接合部, 61 下部電極, 62 上部電極, 63 上部配線, 64 上部配線

Claims (12)

  1. 画素ごとに、
    光を電荷に光電変換する光電変換部と、
    前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD(Floating Diffusion)部と、
    前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、
    前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量と
    を備え、
    前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、
    前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる
    固体撮像素子。
  2. 前記光電変換部の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に前記光電変換部から溢れる電荷が前記配線間容量に蓄積される構造である
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記配線間容量の前記第2の電極に接続される前記配線の電位が、前記画素の長時間露光が行われて前記光電変換部に電荷が蓄積される電荷蓄積期間においてLoレベルとなるように制御される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  4. 前記配線間容量および前記配線が、前記センサ基板側の配線層に配置される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  5. 前記配線間容量および前記配線が、前記ロジック基板側の配線層に配置される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  6. 前記配線間容量が前記センサ基板側の配線層に配置され、前記配線が前記ロジック基板側の配線層に配置される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  7. 前記画素内に、
    前記光電変換部よりも受光面積が小さな第2の光電変換部と、
    前記第2の光電変換部で光電変換された電荷を画素信号に変換するために蓄積する第3のFD部と
    を備え、
    前記配線間容量が、第2の接続トランジスタを介して前記第3のFD部に接続される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  8. 前記第3のFD部に接続される第3の電極と、前記第3の電極と誘電体を挟んで対向する第4の電極とを有する第2の配線間容量
    をさらに備える請求項7に記載の固体撮像素子。
  9. 前記配線間容量の前記第2の電極に接続される配線、および、前記第2の配線間容量の前記第3の電極に接続される配線のうち、一方の配線によって、前記ロジック基板側から平面視して前記配線間容量および前記第2の配線間容量が覆われる
    請求項8に記載の固体撮像素子。
  10. 前記光電変換部の飽和容量を超えるほど強い光が照射された場合に前記光電変換部から溢れる電荷をオーバーフローさせて、前記配線間容量に蓄積させるオーバーフロートランジスタ
    をさらに備える請求項1に記載の固体撮像素子。
  11. 前記配線間容量が、三次元構造で構成される
    請求項1に記載の固体撮像素子。
  12. 画素ごとに、
    光を電荷に光電変換する光電変換部と、
    前記光電変換部から転送トランジスタを介して転送されてきた電荷を画素信号に変換するために蓄積する第1のFD(Floating Diffusion)部と、
    前記第1のFD部と接続トランジスタを介して接続される第2のFD部と、
    前記第2のFD部に接続され、電荷を蓄積する配線間容量と
    を有し、
    前記配線間容量は、前記第2のFD部に接続される第1の電極と、前記第1の電極と誘電体を挟んで対向する第2の電極とを有して構成され、
    前記光電変換部が設けられるセンサ基板に対して積層されるロジック基板側から平面視して、前記第2の電極に接続される配線が、少なくとも前記第2の電極の全体を覆って設けられる
    固体撮像素子を備える電子機器。
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