JP2024026054A - 色空間変換を実行する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常の多次元テーブルを利用しつつ、色変換の高スループットと各色空間での変換の網羅的制御を色空間変換方法を提供する。【解決手段】変換ルールに基づく変換テーブルを用いて、供給元の色空間から供給先の色空間へのプロジェクトの色データの変換をコンピュータ支援で実行する方法であって、本方法は、色成分がゼロでない供給元の色空間のn個の色について全ての色の組み合わせを決定する工程と、これらの色の組み合わせごとにサブ空間変換テーブルを生成して格納する工程と、各サブ空間変換テーブルに、空集合を含む全ての真の部分集合を生成し、それらを個別の冗長なサブ空間変換テーブルとして生成して格納する工程と、格納されたサブ空間変換テーブルを用いて、n個の色の色成分を持つ各入力に対して、ゼロではない色成分に基づいて、対応するサブ空間テーブルを割り当てる工程と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、変換ルールに基づく変換テーブルを用いて、供給元の色空間から供給先の色空間へのプロジェクトの色データの変換を実行する方法に関する。
印刷業界では、印刷対象となるカラー印刷製品のデータセットを作成するため、色変換が必要になる場合がある。
開始時点は、デジタルレイアウトである。デジタルレイアウトには、例えば、写真やスキャンで取り込んだカラー画像や、イラスト、文書などが含まれ得る。こうしたレイアウトは、印刷製品の形で、それ通りに再現されるテンプレートである。このようなレイアウトは、任意の形式でデザイン又は展開されており、色の観点では、意図された目的によって、所望のものを表す。したがって、それぞれのレイアウトオブジェクトは、明確に識別可能な色外観を有する。よく知られているように、印刷製品の場合、たとえば、スクリーンされたインクを互いに印刷するだけで、各色がその効果を通じて一定の貢献をし、最終的な結果が異なる色レイヤーの相互作用で作成されることにより、少数の色だけを混合することによって、色外観を作成することができる。
各レイアウトオブジェクトの色外観は、データソースを表すカラー値(イメージピクセル、アウトラインカラー、又は塗りつぶし色)によって定義される。画像ピクセルの場合、通常、数百万のピクセルがあり、それぞれに独自のカラー値を有する。これらのソースカラー値は常に、特定の色数を有する供給元の色空間を参照する。これは、通常はデバイスと関連する色空間に対し、レイアウト内の各オブジェクトが割り当てられていることを意味し、色空間には、一般的に、sRGB又はAdobeRGBといった特定のRGB色空間、CMYK色空間、黒のみ(グレースケール)やその他の印刷色空間である。オブジェクトのカラー値は、RGB値、CMYK又はグレースケール値(0%~100%の色)、又はその他のカラー値として定量化される。ここで、供給元の色空間のデバイスカラーの総数は、nで表記する。
色空間は通常、ICCカラープロファイル(ISO 15076-1:2010)によって表され、これらのICCカラープロファイルを含む、又は、参照できるPDF及びPDF/Xファイル(ISO 15930シリーズ)によるレイアウトによって表される。
大きく異なる理由と目的により、レイアウトが再現される。多種多様な印刷プロセスと印刷機が再現に利用できる。これは、キャリア材料に特定の方法で特定の数の色を適用できる可能性を有している。つまり、印刷システムのデバイスが使用する色である。これらの色は、供給先の色空間を規定する、又は、基礎となるものであり、よって、印刷システムのデバイスが使用する色の、考えられる全ての組み合わせを含む。また、モニターのデバイスの色とすることもできる。これらは、供給先の色空間のm個のデバイスカラーと称される。多くの場合、印刷物の後の測定結果を確認したり、任意のデバイスで表示するためのデバイスに依存しないデータベースを提供したりする際に、Labやスペクトルカラーなど、デバイスに依存しない値への変換も必要となる。これが、供給先の色空間のm個の値という用語が一般的な用語として使用される理由である。
標準化された色空間は、通常、レイアウト設計時に供給元の色空間として使用されるが、印刷は独自の色挙動を持つ具体的な出力システムを使用して行われる。したがって、レイアウトの網点ごとに、供給元の色空間のn個のデバイスカラーの所定の組み合わせを、さらなる処理に必要な供給先の色空間のm個の値の組み合わせに変換する必要がある。その目的は、オリジナル、つまり、デジタルレイアウトにできるだけ近い成果物を生成すること、理想的には、人の目で見た際に、同じ外観を再現することである。
ハーフトーンポイント又はピクセルは、レイアウトオブジェクトの指定されたラスタライズの結果として生じるレイアウト上の任意の点である。これは、例えば、印刷フォーム作成のための、いわゆる画像の解像度に関連するものである。i行とj列を有するグリッドをレイアウト上に配置した場合、解像度はi×jピクセルと表すことができる。個々のピクセルは、その色構造によって、互いに識別できる。
なかでも、色変換は、レイアウトデータを所望の印刷カラーセットを有する印刷可能なデータに変換する際に実施される。これにより、例えば、オフセット印刷用の均一かつ純正のCMYKデータが得られる。色変換は、印刷前にこれらの印刷データの色外観をバインドしてシミュレートするためにも実行される。色外観は通常、CIELAB色空間(略してLab)でデバイスに依存しないか、スペクトル反射係数を利用して表される。割り当てられた色空間を有する印刷データが、デバイスに依存しない色データに変換される。これらは、キャリブレーションされた画面又は特別なプルーフ印刷システム(いわゆる「プルーフ」、通常はインクジェットシステム)で表示される。これに関連して、元の色の印象を可能な限り保持しつつ、印刷データを他の印刷プロセスに適合させるタスク、つまり、変換によって既存の印刷データから他のインク用の新しい印刷データを生成するタスクがある。
一般的に、4色以下の通常の印刷プロセスの場合、これらの変換プロセスは、対応するデータシステムによってその大部分が確立され、標準化されている。
しかしながら、例えばパッケージ印刷では、一般的に4色以上の印刷色が使用される。従来、ブランドカラーはスポットカラーとして追加され、画像は製品固有の色で構築される(例えば、乳製品にはライトグレーの印刷色が追加され、チョコレート製品には茶系のさまざまな印刷色が追加される)。また、透明フィルム包装には、白色印刷インキが添加されることが多い。使用される各インクは、印刷機の印刷ユニットを占有し、インク転写において、独自の印刷フォームを必要とする。色は順次適用され、原則として全ての色を互いに組み合わせることができる(オーバープリント可能)。別々の印刷フォームにおける全体性は、印刷データの作成のプロセス、又は、結果として「分離」という用語につながる。
7~10個のインクユニットを備えた機械は、フレキソ印刷、オフセットリソグラフィー、グラビア印刷では特に珍しいものではない。ブランド製品のデザイナーは、PANTONE(商標登録)システムの2,000を超える色合いなど、数千のスポットカラーから印刷インクを選択できる。これらのインクは、インクメーカーによって製造及び供給される。いわゆるデジタル印刷では、インクジェット及びトナーベースの印刷機が使用され、多くの場合、6~8個のインクユニットが含まれているが、インクジェットインク及びカラートナーは非常に特殊な機械依存の処理特性を備えている必要があるため、固定インクセットで操作されたり、それらを変更したりすることは、技術的な複雑性が高すぎる。典型的なカラーセットには、オレンジ又は赤、緑、青又は紫、白で補完されたCMYKが含まれている。
現在、デジタル印刷プロセスは従来の印刷プロセスよりも動作が遅くなるものの、印刷フォームを作成したり、色を変更したりする必要がないため、セットアップの労力が大幅に削減される。そのため、短期間での印刷がより経済的に実行され、パーソナライズされた印刷が可能となる。したがって、ここで、当初従来生産されたパッケージを短期間で印刷したり、必要に応じてパーソナライズ(実行1)したりするという要望があったとしても、色外観は、個々のスポットカラーで製造された以前に印刷された製品と可能な限り同一である必要がある。これは、異なるロットの製造品を販売棚に陳列できるようにするためである。このために、従来の印刷プロセスに使用可能な印刷データは、その供給元の色空間から、デジタル印刷プロセスを表す供給先の色空間に変換される。極端に変更、パーソナライズされた印刷の場合、コピーごとに異なるソースデータを変換する必要があり、その場合は変換がボトルネックとなる。
よって、冒頭で述べた色変換では、供給元の色空間Q(例えば、デバイスカラーを有する)から、他の供給先の色空間Z(例えば、m個のデバイスカラー又は3つのCIELAB値L,a,bを有する)に変換する。これは、変換ルールTRVを適用することにより、実行される。こうしたルールとは、計算式、変換モデル、又はTRVに基づいてすでに作成された変換テーブルを指す。ピクセルごとに頻繁に適用する必要があるため、高いスループットが重要となる(毎秒数百万ピクセル)。これを実現するために、補間はICC業界標準などの事前定義されたテーブルで実行される。テーブルは、n個の色の値の組み合わせを想定して構築されている。n個の入力色のそれぞれは、0%~100%のインク被覆率の間の値をとり得る。テーブル上では、全ての組み合わせをリストにできないが、指定された特定の解像度で各入力色をサンプリングする。サンプリングされたレベルの全ての組み合わせを含む正四角形のn次元グリッドが得られる。その間に、n次元補間が適用される。精度は、このサンプリングに依存する。代表的なサンプルとしては、n=3(RGB/Lab)の場合、33階調(33、約36,000テーブルエントリ)であり、n=4(CMYK)の場合、17階調(6.25%毎、17、約84,000テーブルエントリ)である。階調の数は、乗数における基数を表し、インクの数nは指数となる。階調数は累乗の底、インク数nは指数である。変換テーブルの生成は、当業者に馴染みのある方法である。それらは、例えば、印刷されたインクの分光測定、推定及び/又は補間のための計算などに基づいている。
テーブルのサイズは、入力色の数nとともに指数関数的に大きくなる。メモリ領域が限られているため、実用的な理由から、サンプリングを粗くする必要がでてくる。一般的なn=7の場合、6又は7レベルのみが使用される。一例として、広く使用されているオープンソースのカラーマネジメントシステムLittleCMSがあり、ここでは、7段階(16.67%毎、7、約820,000テーブルエントリ)である。したがって、テーブル構造は、インクの数が多いほどテーブルが大きくなり、保存できるグラデーションが少なくなるという問題を有している。ユーザーは、CMYKで慣れているのと同等の精度が実現されることを、CMYKと追加の色の場合にも期待している。そのため、7段階では、かなり粗いものとなる。
既知の解決アプローチが特許文献1に開示されている。それによれば、4つ以上の入力色成分を有する割り当てテーブルは、最大4つの入力色成分を有するいくつかの割り当てテーブルに分割される。この手法は、割り当てテーブルが大きすぎる問題を解決することを目的としている。従来技術では、7色印刷でも、通常、印刷されたシート上の1つのポイントで互いに重ねて印刷されるのは4色以下であるという点を利用しているため、これに従って、基本的に4コンポーネントテーブルに縮小することによって、上記問題を解決するための具体的な提案を行った。このため、4コンポーネントテーブルへの削減も推進されている。より確実にするために、分離テーブルの作成時にグレーコンポーネント置換(GCR)やカラーコンポーネント置換(CCR)などの追加プロセスが適用される。同様の先行技術が、非特許文献1及び特許文献2にも見受けられる。
既知の解決策によるアプローチは、モデル又はテーブルとモデルの組み合わせを使用している。モデルとは通常、数学ベースの変換ルールである。このようにして、オーバープリントのLabカラー値を個々の印刷カラーから推定できるようになっている。これは、例えば、画面にレイアウトやPDFファイルを表示するときに行われ、高速だが、正確性には欠ける。ICCのさらなる開発が進み、iccMAXでは、単色をスペクトル的にオフセットするか、CMYK部分にテーブルを使用し、追加の色ごとに値を変更することが提案されている。いずれの場合においても、個々の色を追加することは、これらの色が関係するオーバープリントの色の相互作用を考慮していないか、十分に考慮していないため、正確性を大いに欠いたものとなっている。
色混合のオーバープリント動作をより適切に計算するための、より正確なモデルが存在するものの、そうしたモデルは、数百万ピクセルの変換に適用できるほどの高速処理には向かない。さらに、モデルはLab値又はスペクトルを提供するが、デバイスのカラー値は提供しないため、デバイス間(「デバイスリンク」)の直接変換には適していない。これは、出力されるデバイスのカラー値が特別な分離規則(以下参照)に従うことが多く、通常、品質を向上させるためには、特定の処理を必要とするためである。しかしながら、デバイスカラーへの変換は、非常に一般的なものとなっている。
独国特許出願公開第102004003300号明細書 米国特許第5892891号明細書
Boll H, "A COLOR TO COLORANT TRANSFORMATION FOR A SEVEN INK PROCESS", SPIE議事録,IEEE,米国,第2170巻,1994年2月1日,108頁~118頁
発明は、可能な限り最も高い精度を有する、通常の多次元テーブルを利用しつつ、色変換に対して高いスループットが達成されると同時に、各色空間での変換を網羅的に制御できるという効果が得られるよう、色空間変換の実施方法を改善することを目的とする。
特許請求の範囲における請求項1に記載の特徴を有する方法によって、この問題に対する技術的解決策が示される。さらなる利点及び特徴は、従属項によって明らかにされる。
供給元の色空間のn個の色、つまり、供給元の色空間内において、プロジェクトの対象となる色の数及び種類が与えられる。これらには、標準色、基本色などが含まれる。また、例えば、ブランド固有の特別な色が含まれる。
さらに、供給先の色空間のm個の値が指定される。
変換は、変換テーブルを用いて実行される。
本発明によれば、色成分がゼロでない供給元の色空間のn個の色の全ての色の組み合わせが決定される。これらの色の組み合わせごとに、部分領域テーブルが生成され、格納される。最後に、これらの各サブ空間変換テーブルのnullセットを含む、全ての真のサブセットが生成され、個別の冗長なサブ空間変換テーブルとして格納される。
ゼロではない色成分に基づいて、n個の色の色成分を持つ各組み合わせに対応するサブ空間変換テーブルを割り当てることによって、これらの格納されたサブ空間変換テーブル全体を変換に適用する。
本発明は、適切な変換テーブルの選択がより簡単であり、選択されたテーブルが可能な限り最小の次元(したがって最も効率的な補間)を有し、最終的に変換されるデータが既存のより大きなテーブルと一致するよう、空の次元で手間をかけて増強する必要がない、という利点を有する。また、冗長テーブルは追加メモリをほとんど必要としない。
本発明の別の有利な提案によれば、サブ空間変換テーブルを生成する代わりに、既存のものが決定され、格納される。これにより、計算手順が省略される。
一部の色、例えば、補色のペアは、印刷バリエーションが正反対の色方向に影響を及ぼす、つまり、不安定な組み合わせであるため、同時に使用されない。中間色は、他の色(たとえば、黒のグレートーン)ではるかに容易かつ安定して実現できる。
一般的な通常の印刷画面では、干渉ノイズ(モアレ)やアライメントエラーに対する感度(レジスタバリエーション)なしでオーバープリントできるパターンは4つだけであるため、この場合、スクリーンカラーは4色以下となる。スクリーン技術によるこのような制限がない場合であっても、通常3~4色の組み合わせで十分である。
さらに、総インク被覆率は限られており、多くの場合、印刷技術(接着、乾燥)の観点から、200%~400%の総被覆率でのみ、処理が成功する。これにより、総インク被覆率を超える組み合わせを考慮する必要がないため、生成及び保存されたデータを削減するための基準となる。
このようなルールは、最初は、色変換で分離を生成するための供給先の色空間Zに関連するものであるが、印刷データが利用可能になるとすぐに、色外観を決定するためのソースにもなり得る。したがって、これらのルールは、供給元の色空間Qの任意の色の組み合わせが潜在的に発生する可能性にも対応する。
本発明によれば、供給元の色空間Qのn個の色の全ての必要又は指定された組み合わせは、供給元の色空間Qのn個の色であり、サブ空間変換テーブルが、各組み合わせごとに格納されている。ここで、供給先の色空間Zのm個の色の組み合わせが、供給元の色空間Qの色の組み合わせに、それぞれ割り当てられ、色空間変換にこれらのサブ空間テーブルが利用される。テーブルから供給先の色空間Zのm個の色を抽出することは、直接的又は間接的に行うことができ、例えば、対応する追加の計算又は補間後に行われる。
n個の色を有する供給元の色空間からm個の色を有する供給先の色空間へ、あるプロジェクトにおける色データを変換するための方法であって、供給元の色空間の複数の入力色データが、それぞれ、供給先の色空間の出力色データの一つと対応関係にある変換テーブルを用いる方法に基づくと、供給先の色空間用の色データは、変換テーブルを用いてプロジェクトの全ての入力色データに対して生成され、対応する出力色データを入力色データ用変換テーブルから直接的又は間接的に取得することにより、データセット内で利用可能となり、供給元の色空間に存在するプロジェクトの各レイアウトオブジェクトの色データは、供給先の色空間における色データにある程度変換される。
本発明は、多くの色が利用される場合であっても、正確なテーブルの格納と直接変換ができるようにする(n個の色Qからm個の色Zへ)。この目的において、本発明によれば、格納エントリ数が効率的に削減される。
したがって、本発明によれば、n次元色空間全体の網羅的なテーブルのかわりに、サブ空間テーブルを格納することが提案されている。n個の色のそれぞれは、少なくとも1つのサブ空間で必ず存在する。n個の色のうちk個を選択することにより、k次元サブ空間が生成される。
本発明による有利な提案によれば、n個の色のそれぞれは、一貫性を担保するため、発生する全てのサブ空間で、0%~100%で同様の方法でサンプリングされる。本発明によれば、サブ空間は、同一の重複エントリを横断的に有することが想定される。これらのエントリは、一貫性の観点から、一致している必要がある。例えば、各テーブルには、k次元ゼロの組み合わせが重複して含まれている(未印刷サブストレイトのエントリ)。
本発明では、通常の色変換(すなわち、変換されるべきn個の色の各組み合わせ)を採用できる。つまり、入力色ごとに、ゼロでないn成分のものが決定される。よって、対応するサブ空間が決定される。ここで、このサブ空間用のテーブルがあるかどうかが確認されるが、これは、関連する全ての色の組み合わせが考慮されている場合に適用される。次に、ゼロ以外の入力値が補間される。
補間は、例えば、多重線形補間やn-シンプレックス補間などの、k次元補間法によって行うことができる。
一致するテーブルがない場合、要求は無効となる。つまり、この場合、入力色データは、プロジェクトで提供されるn個の色のサブセットの組合せ外である。そして、例えば、入力色データが要件を満たさないことを知らせるために、中止をしたり、出力色データとして特別な信号色を生成したりすることができる。これにより、用途の要件に完全に沿ったかたちで、任意の異なるサブ空間を合わせて採用することが可能となる。
紐づけられたサブ空間をより高速に適用するため、全ての低次元サブ空間を、格納されたサブ空間とは別の重複コピーとして格納することが提案されている。指数関数的なサイズ関係により、これらの追加の低次元コピーは、実際のデータと比較して小さくなる。
本発明によれば、また、テーブル構造において、保存されたファイル形式に冗長性を持たせないことにより、すなわち、最初にゼロ次元サブ空間を保存し、次にゼロレベルなしで追加された1次元サブ空間を保存し、さらに次にゼロレベルなしで追加された2次元サブ空間を保存といったように、冗長テーブルで同一の値が保証される。読み込み時に、低次元テーブルからゼロレベルを追加することで不完全なサブ空間が完成する。
さらに、本発明では、n次元のそれぞれにビットを割り当てる2進数値でサブ空間を表すことにより、サブ空間テーブルを効率的に見つけて割り当てることが提案されている。色の値が0より大きい場合は、ビットが1に設定され、それ以外の場合は0に設定される。よって、最大2のサブ空間テーブルの割り当てを、0~2-1のエントリを有するリストを介して、直接行うことができる。
サブ空間テーブルを多く利用すれば、最大限の柔軟性が発揮されるが、均質で網羅的なサブ空間テーブルを使用することが有利な場合があり得る。例えば、慣例により、同じ次元kのサブ空間しか使用できず、n個のサブ空間のうちkの全ての組み合わせを格納できる場合、意味のない組み合わせ(例えば、補色又は同じ色相環上の色の組み合わせ)を省略することができない。生成、視覚化、又は編集プログラムが処理できる必要のある、既存のテーブルエントリと存在しないテーブルエントリとを区別する必要性をなくすことに利点がある。ただし、サブ空間構造体が読み込まれる際、どの程度の均質性又は網羅性を有しているかを判断することも容易であるため、それ自体を指定する必要はない。
本発明によれば、均質で網羅的なサブ空間テーブルにおいて、こうした単純化されたケースでは、関連する(変換される)全ての色の組み合わせがカバーされるように、値kを一括して選択することが提案されている。上記のように、グラフィックの分野で可能とされる妥当なサイズはk=4である。よって、テーブルはそれぞれ4色から形成できる全ての関連する組み合わせに対して生成される。次に、空集合(すなわちサブストレイト上への直接印刷)を含む実部分集合が生成され、サブ空間変換テーブルが決定される。
サブ空間変換テーブルのエントリを、直線グリッドに、つまり、サブ空間に生じるn個の入力色のうちk個のそれぞれの所望の階調の組み合わせの全ての直積に、有用に対応させる。
本発明を実施例により以下にさらに説明する。本発明のさらなる利点及び特徴はそこから生じるものである。
第1の例として、C,M,Y(n=3)の色を有する供給元の色空間について検討する。説明の観点から、3次元テーブルは格納されず、かわりに、同時に発生する色k=2を有する全てのサブ空間が格納されるものとする。よって、3つのサブ空間CM,CY,MYが格納される。これらのテーブルのみが利用可能である場合、2色未満のクエリ、例えば、Mのみは、まず、一致するサブ空間の1つにマップされる必要がある。これは、CM又はMYのどちらか一方である。テーブルに一貫性が必須となっているため、どちらのテーブルであってもよい。しかし、いずれの場合であっても、追加のゼロは、2次元テーブル補間に対して、正しく追加される必要がある(CMにおける最初の値としてC=0、又は、MYにおける2番目の値としてY=0)。よって、面倒な割り当てと追加が必要となる。
しかし、1次元サブ空間Mが既に存在している場合、それを直接利用できるため、追加を必要としない。さらなる利点として、テーブルサイズが小さいため、多次元補間が高速化される。0次元の場合、1つのデータポイントの読取のみで済む。したがって、変換に利用可能な、追加の重複する低次元サブ空間のテーブルを有しているため、利便性が高い。
冗長であった場合、格納されたサブ空間から容易に補完することができる。図3も参照のこと。よって、全ての低次元サブ空間がCM、CY、MYから生成される。
CMからは、C(M値が0)及びM(C値が0)に対応する1次元テーブルが追加され得る。
Cからは、未印刷サブストレイト(C値が0)の0次元テーブルが追加され得る。Mも同様だが、既に存在している。
CYからは、Cが既に存在しているため、1次元テーブルY(C値が0)のみが追加される。
MYからは、M及びYが既に存在しているため、さらなる1次元テーブルは追加されない。
重複したテーブルに対する追加のメモリ要件のサイズについて検討する。全ての色が10レベルの段階を有している場合、格納されたテーブルCM,CY,MYは、それぞれ、10=100エントリを有する(合計300)。追加のテーブルC,M,Yは、それぞれ10エントリを有しており、サブストレイトの0次元テーブルは、1エントリを有する(合計31の追加生成エントリ)。追加で必要なエントリは10%程度(300エントリのかわりに331エントリ)であるが、nの増加にしたがって、より減少する。一方、保存されていない網羅的なCMYテーブルの場合は、10=1,000エントリを有する。
また、上記の例により、2進数値によるテーブルのネーミングについても明らかにされる。CMYの色に対し、2の累乗の4,2,1が割り当てられる。3つの2次元サブ空間は、CM:4+2=6,CY:4+1=5,MY:2+1=3の2進数値を有する。生成された1次元テーブルは、C:4,M:2,Y:1である。0次元テーブルは、サブストレイト:0を有する。よって、サブ空間テーブルに対し、0~6の全ての数字が割り当てられる。ここで、n=3次元フルテーブルとなる、2-1=7の数字は、本例には存在しえず、除外される。
非冗長ストレージフォーマットによる冗長テーブル内の同一値の確保を参照すると、CMの例では、未印刷サブストレイト(0次元)を格納し、次に1次元増分のC>0、1次元増分のM>0、そして2次元組み合わせC>0+M>0を格納し得る。図4を参照すると、読み出しの際、未印刷サブストレイト(ゼロエントリ)を読み出され、その後、Cテーブルが完成するよう0が追加された1次元階調のC>0、次に、Mが完成するよう同様に0が追加された1次元階調のM>0を読み出され。その後、CMが完成するよう、0が角部に、そして1次元C及びMが端部に追加された、2次元組み合わせのC>0+M>0が読み出される。例えば、CY,MYについての他のテーブルも、同様である。
他の例において、17段階解像度(一般的なCMYK解像度)を有する7色(CMYK+他3色)について検討する。網羅的なテーブルは、17、約4億1千万テーブルエントリを有する。一方、k=4次元のサブ空間のみが必要とされる場合、初期段階で、7色中4色を選択するには35通りが存在する。35テーブルのそれぞれが17、約84,000テーブルエントリであり、全て合わせて、2,900万テーブルエントリとなる。ここでは、無関係な色のペア等の組み合わせは、まだ除外されていない(図5参照)。しかしながら、この段階でも、数は100倍以上少ない。これは、ストレージスペースだけでなく、例えば、複雑なモデルなどを必要とする、生成計算時間にも影響を及ぼす。最大k個の成分で、全ての色組み合わせを迅速かつ正確に補間することが可能となる。
変換のために生成されたk<4の、追加の冗長なサブ空間は、7色中3色に対応する35個のサブ空間、7色中2色に対応する21個のサブ空間、7色中1色に対応する7個のサブ空間、そして色を有さない1個のサブ空間である。合計して、35×17+21×17+7×17+1×17=178,144エントリ、つまり、追加のメインメモリ要件のたった6%である。
他の例において、10段階(全て11%)の解像度の15色(ICCプロフィールでの上限)について検討する。完全なテーブルの場合、1015=1兆個のテーブルエントリとなり、サイズが大きすぎる。15色から4色を選択する場合、1,365通りの可能性しかなく、1,365テーブルのそれぞれは、10=10,000テーブルエントリのため、全て合わせても、1,365万個程度のエントリとなる。追加の冗長性を有するテーブルについて、15色中3色(455)、15色中2色(105)、15色中1色(15)、15色中0色(1)の場合、455×10+105×10+15×10+1×10=465,651エントリ、つまり、追加のメインメモリ要件の約3%である。メモリ要件は、1GBをはるかに下回るため、さらに利用可能となる。
本発明は、変換テーブルの準備及び提供のための新規の方法について説明したものである。これにより、対応する入出力デバイスを備えたコンピュータシステムと、本発明による変換テーブルが管理されるプロセッサ及びメモリユニットと、からなる、対応する変換を実行するための新規のデバイスが提供される。ハードウェア、データ、対応するソフトウェアの組み合わせにより、色空間変換の実施方法が実現される。
本発明は、確かな印刷システムにおいて、非常に高い解像度のレイアウト及び多数のソースカラーであっても、色空間への十分に高速かつ高品質の色空間変換を可能とする、当業者にとって実用的かつ実現可能な解決策を記載したものである。
図面を参照して、以下の説明により、さらなる利点及び特徴を説明する。図面は、以下の通りである。
図1は、プロセス工程を説明するフローチャートである。 図2は、変換を説明するフローチャートである。 図3は、低次元サブ空間テーブルの補数を示すものである。 図4は、冗長性を有さないストレージから、サブ空間テーブルを構築したものである。 図5は、7色の場合における、網羅的かつ関連性の高いサブ空間テーブルである。
図1には、表示されるプロジェクト11が示されており、工程12において、各レイアウトオブジェクトの色データ全体が、n個の色を有する供給元の色空間で利用可能になる。
工程13では、k<n個の色から部分組み合わせを生成する。工程14では、各部分組み合わせに対し、サブ空間変換テーブルが生成される。実際のサブセットは、ここでは示されていない。工程15では、各レイアウトオブジェクトのn個の色の色データが、工程14のサブ空間変換テーブルを利用して、供給先の色空間のm個の色の色データに変換される。これにより、工程16では、印刷データは結果17のために蓄積される。該結果は、m個のデバイスカラーを有する出力装置で生成される。
図2は、変換15の詳細を示す。入力21は、オブジェクトのn個の色を有する供給元の色空間における、レイアウトオブジェクトの色データである。工程22では、ゼロではない部分を含む、対応する部分組み合わせが決定する。工程23では、以前に生成されたサブ空間テーブルや、その真のサブセットが検索され、この部分組み合わせ22を含むテーブルがあるかどうかが確認される。工程24では、結果が確認される。サブ空間テーブル23が入力21に適したものとして生成されると、供給先の色空間のm個の色の色データが結果25として決定される、少なくとも1個の適切なテーブルとなる。テーブルが見つからない場合、工程26で、例えば、m色の供給先の色空間の特別なmカラー値からなる信号色により、エラーが通知される。
明細書における例として、図3には、CM,CY,MYに対応する3つの2次元サブ空間テーブル31,32,33が例として示されている。C,M,Yに対応する、重複した1次元サブ空間テーブル34,35,36が、31~33より抽出できる。よって、CM又はCYからCを、CM又はMYからMを、CY又はMYからYを得ることができる。重複した0次元サブ空間テーブル37は、未印刷サブストレイトのサブセットのみを含んでおり、任意の高次元テーブルから取得可能である。
図4では、冗長性を有さないストレージ形式が想定されている。サブ空間テーブルはすべて、1つ以上の色のnull要素を有さずに、つまり、省略形で、格納されている。よって、格納されたテーブル間に重複はない。唯一、ゼロ要素41は、未印刷サブストレイトのエントリを含む0次元テーブルである。C,M,Yに対応する1次元の省略テーブル42,43,44は、ゼロ要素48(41に対応)に関連付けられ、よって、補間を通常通り実行可能な、網羅的な1次元サブ空間テーブル49,50,51となる。同様に、2次元切捨てテーブル45,46,47は、低次元テーブル及び収量テーブル52,53,54によって補間される。格納された全ての切捨てテーブルに対し、同様に処理が継続される。
図5は、7色のC,M,Y,K,O,G,Vを有する、供給元の色空間61に場合の、すべての4次元サブ空間における網羅的なリスト62を示す。7色中4色を選択する組み合わせは35通り存在する。印刷プロジェクトにおいて、補色を含む色の組み合わせを使用しない場合、必須リストは、63で示す8つのサブ空間まで縮小される。追加の色O,G,Vそれぞれが、それ自体の色相セクターでのみ使用される場合、つまり、同時には使用されない場合、リスト64に示すように、最終的に残るのは、4つのサブ空間のみとなる。
11 n個の色を有する供給元の色空間でのプロジェクト
12 色データを有するレイアウトオブジェクト
13 k<n個の色となる部分的な組み合わせのリスト
14 サブ空間テーブルの生成
15 色データの変換
16 供給先の色空間Zの印刷データ
17 出力装置による印刷
21 n個の色を有する供給元の色空間の色データの入力
22 部分組み合わせの決定
23 サブ空間テーブルの検索
24 結果の確認
25 テーブルの適用と供給先の色空間の色データの出力
26 エラーの通知
31,32,33 サブ空間テーブルの保存
34,35,36,37 抽出された低次元テーブル
41 0次元テーブル
42,43,44 ゼロ値を含まない1次元テーブル
45,46,47 ゼロ値を含まない2次元テーブル
48 0要素
49,50,51 0要素に関する1次元テーブル
52,53,54 0要素に関する1次元テーブル
61 7色の供給元の色空間
62 4次元サブ空間のリスト
63 補色の放棄による削減
64 追加の色分解による削減

Claims (9)

  1. 変換ルールに基づく変換テーブルを用いて、供給元の色空間から供給先の色空間へのプロジェクトの色データの変換をコンピュータ支援で実行する方法であって、前記供給元の色空間の複数の入力色データにそれぞれ前記供給先の色空間の一意の出力値が割り当てられ、前記供給元の色空間がn個の色を含み、前記供給先の色空間がm個の値を含み、前記供給先の色空間の値は、前記変換テーブルを用いて前記プロジェクトの全ての前記入力色データに対して生成され、前記変換テーブルから前記入力色データに対応する出力値を取得することによってデータセットで提供され、
    工程a)色成分がゼロでない前記供給元の色空間のn個の色について全ての色の組み合わせを決定し、
    工程b)これらの色の組み合わせごとにサブ空間変換テーブルを生成して格納し、
    工程c)各前記サブ空間変換テーブルに、空集合を含む全ての真の部分集合を生成し、それらを個別の冗長なサブ空間変換テーブルとして生成して格納し、
    工程d)格納された前記サブ空間変換テーブルを用いて、n個の色の色成分を持つ各入力に対して、ゼロではない色成分に基づいて、対応する前記サブ空間テーブルを割り当てる、
    ことを特徴とする、方法。
  2. 前記工程b)は、
    工程b1)既存の前記サブ空間変換テーブルを決定して保存し、色の組み合わせを決定すること、と
    工程b2)工程b1)で既存の前記サブ空間変換テーブルが決定されなかった色の組み合わせごとに、サブ空間変換テーブルを生成して格納すること、
    に分けられる、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記n個の入力色のそれぞれについて、前記プロジェクトに対して予め定められた精度に従って0%~100%の段階的な階調が決定され、これらの階調が前記サブ空間変換テーブルの生成に使用される、
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記サブ空間変換テーブルの適用において、前記出力値が補間される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記供給先の色空間の値がデバイス依存値である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記プロジェクトは、印刷技術によって処理することができる制限された全色適用の印刷プロジェクトであり、前記プロジェクトにおいて許容される前記入力色データの合計色適用を超えないサブ空間変換テーブルのみが格納され、使用される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記供給先の色空間の値がデバイス非依存値である、
    ことを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記サブ空間変換テーブルは、0からn-1までの番号が付けられた合計n個の色のうち、サブセット内で発生する各色iについて、位置2にセットビットを持つ2進数値によってインデックス付けされ、同様に、各入力色データは、ゼロではないn個の成分のセットビットを有する2進数値によってさらに指定され、これにより、入力色データの2進数値を介して、対応する前記サブ空間テーブルが直接選択可能となる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記方法は、制御ソフトウェアによってコンピュータユニット上で実施され、前記コンピュータユニットは、前記プロジェクトのデジタルカラーデータを提供する入力部と、変換された色データを出力する出力部と、前記変換テーブルが格納されているメモリと、を備え、前記供給先の色空間の値は、前記変換テーブルを用いて、前記プロジェクトの色データを入力するための前記制御ソフトウェアによって生成され、データセットとして提供される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
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