JP2024024532A - エレベータ制御装置およびエレベータ制御方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、第1の実施形態のエレベータシステムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態のエレベータシステム1の全体構成および動作の概要について説明する。
エレベータシステム1が起動した後に、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されるインバータ装置23のスイッチング素子24の温度の監視を開始する。そして、ステップS12へ移行する。
制御装置20は、エレベータ駆動モータ30に対する回転制御により、エレベータホールおよび乗りかご31で発生している呼び登録に応じて、目的階へ乗りかご31を移動させ、当該目的階に到着させると当該乗りかご31を停止させ、当該呼び登録に対する応答を完了させる。そして、ステップS13へ移行する。
乗りかご31が目的階で停止した際に、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定する。スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS13:Yes)、ステップS14へ移行し、基準温度X[℃]未満である場合(ステップS13:No)、ステップS17へ移行する。
スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合、温度情報判定装置28は、マイコン25に対して乗りかご31に対して待機状態ではなく、呼び登録に応答して移動する通常動作のよりも低速な低速動作をさせるように指令を出力する。マイコン25は、温度情報判定装置28の指令に応じて、乗りかご31を低速動作させる。これによって、ステップS12で呼び登録に応じた乗りかご31の移動動作により基準温度X[℃]以上に上昇したスイッチング素子24の温度を高温状態に維持し、当該温度の低下を緩やかにさせることができる。すなわち、低速動作によりスイッチング素子24の温度が高温状態に維持され、さらにこの状態で新たな呼び登録が発生した場合、当該呼び登録に対する応答として乗りかご31を昇降動作させると、スイッチング素子24の温度は上昇するため、さらに高温状態を維持することができる。そして、ステップS15へ移行する。
マイコン25は、乗りかご31に対して新たな呼び登録が発生したか否かを確認する。呼び登録が発生している場合(ステップS15:Yes)、ステップS12へ戻り、呼び登録が発生していない場合(ステップS15:No)、ステップS16へ移行する。
乗りかご31の低速動作が行われた後、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定する。スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS16:Yes)、ステップS14へ戻り、マイコン25は、乗りかご31の低速動作を維持する。一方、基準温度X[℃]未満である場合(ステップS16:No)、ステップS17へ移行する。
スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満である場合、温度情報判定装置28は、マイコン25に対して乗りかご31を待機状態にするように指令を出力する。マイコン25は、温度情報判定装置28の指令に応じて、乗りかご31を待機状態にする。これによって、基準温度X[℃]未満のスイッチング素子24の温度を低温状態に維持することができる。
第2の実施形態に係るエレベータシステムについて、第1の実施形態に係るエレベータシステム1と相違する点を中心に説明する。本実施形態では、複数の乗りかご31を制御する群管理を行うエレベータシステムにおいて、スイッチング素子の温度に基づいて、各乗りかご31の動作モードとして高稼働モードまたは低稼働モードに切り替える動作について説明する。
エレベータシステム1が起動した後に、温度情報判定装置28、28aは、それぞれ温度センサ27、27aにより検出されるインバータ装置23、23aのスイッチング素子24、24aの温度の監視を開始する。そして、ステップS22へ移行する。
制御装置20は、エレベータ駆動モータ30に対する回転制御により、エレベータホールおよび乗りかご31で発生している呼び登録に応じて、目的階へ乗りかご31を移動させ、当該目的階に到着させると当該乗りかご31を停止させ、当該呼び登録に対する応答を完了させる。また、制御装置20aは、エレベータ駆動モータ30aに対する回転制御により、エレベータホールおよび乗りかご31aで発生している呼び登録に応じて、目的階へ乗りかご31aを移動させ、当該目的階に到着させると当該乗りかご31aを停止させ、当該呼び登録に対する応答を完了させる。そして、ステップS23へ移行する。
乗りかご31が目的階で停止した際に、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定し、その判定結果をマイコン25を介して群管理制御装置41へ送信するまた、乗りかご31aが目的階で停止した際に、温度情報判定装置28aは、温度センサ27aにより検出されたスイッチング素子24aの温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定し、その判定結果をマイコン25aを介して群管理制御装置41へ送信する。スイッチング素子24またはスイッチング素子24aの少なくともいずれかの温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS23:Yes)、ステップS24へ移行し、いずれもの温度も基準温度X[℃]未満である場合(ステップS23:No)、ステップS30へ移行する。
群管理制御装置41は、スイッチング素子の温度が基準温度X[℃]以上であるインバータ装置が制御する乗りかごのうち少なくともいずれか一部の乗りかごの昇降動作の動作モードを、対応するマイコンを介して高稼働モードに設定する。例えば、群管理制御装置41は、スイッチング素子24、24aの温度のいずれも基準温度X[℃]以上である場合、乗りかご31、31aのうちいずれか一方の動作モードを高稼働モードに設定する。また、群管理制御装置41は、スイッチング素子24aの温度のみ基準温度X[℃]以上である場合、乗りかご31aの動作モードのみを高稼働モードに設定する。これによって、乗りかご31または乗りかご31aの移動動作により基準温度X[℃]以上に上昇したスイッチング素子24またはスイッチング素子24aの温度を高温状態に維持し、当該温度の低下を緩やかにさせることができる。すなわち、高稼働モードに設定されたことによりスイッチング素子24またはスイッチング素子24aの温度が高温状態に維持され、さらにこの状態で新たな呼び登録が発生した場合、当該呼び登録に対する応答として乗りかご31または乗りかご31aを昇降動作させると、スイッチング素子24またはスイッチング素子24aの温度は上昇するため、さらに高温状態を維持することができる。そして、ステップS25へ移行する。
群管理制御装置41は、乗りかご31、31aの昇降動作に対する群管理の運行効率が低下しているか否かを判定する。ここで、エレベータホールまたは乗りかごで呼び登録が発生した後、目的階への到着までの待機時間が長ければ長いほど運行効率が低下していると判断される。例えば、群管理制御装置41は、エレベータホールまたは乗りかごで発生した複数の呼び登録に対する応答動作(目的階までの移動動作)がスムーズに消化されず、呼び登録数が所定数以上となった場合、または、エレベータホールまたは乗りかごで呼び登録が発生してから目的階に到着するまでの待機時間が所定時間以上となった場合等に、運行効率が低下していると判定する。運行効率が低下している場合(ステップS25:Yes)、ステップS26へ移行し、運行効率が低下していない場合(ステップS25:No)、ステップS27へ移行する。
群管理制御装置41は、低稼働モードに設定されている乗りかご(号機)のうち少なくとも一部の動作モードを、対応するマイコンを介して高稼働モードに変更する。これによって、低下した群管理の運行効率を向上させることができる。
マイコン25、25aは、それぞれ乗りかご31、31aに対して新たな呼び登録が発生したか否かを確認する。呼び登録が発生している場合(ステップS27:Yes)、ステップS22へ戻り、呼び登録が発生していない場合(ステップS27:No)、ステップS28へ移行する。
新たな呼び登録が発生していな場合、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定し、その判定結果をマイコン25を介して群管理制御装置41へ送信するまた、新たな呼び登録が発生していな場合、温度情報判定装置28aは、温度センサ27aにより検出されたスイッチング素子24aの温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定し、その判定結果をマイコン25aを介して群管理制御装置41へ送信する。スイッチング素子24またはスイッチング素子24aの少なくともいずれかの温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS28:Yes)、ステップS24へ戻り、いずれもの温度も基準温度X[℃]未満である場合(ステップS28:No)、ステップS29へ移行する。
群管理制御装置41は、スイッチング素子の温度が基準温度X[℃]未満となったインバータ装置が制御する乗りかごについての高稼働モードの設定を、対応するマイコンを介してリセットする。そして、ステップS30へ移行する。
群管理制御装置41は、スイッチング素子の温度が基準温度X[℃]未満となったインバータ装置が制御する乗りかごを待機状態にするように、対応するマイコンを介して指令を出力する。これによって、基準温度X[℃]未満のスイッチング素子の温度を低温状態に維持することができる。
第3の実施形態に係るエレベータシステムについて、第1の実施形態に係るエレベータシステム1と相違する点を中心に説明する。本実施形態では、冷却ファンを搭載し、冷却ファンのスイッチング素子に対する冷却機能を利用して、当該スイッチング素子の温度変化の繰り返しを抑制する動作について説明する。
エレベータシステム1bが起動した後に、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されるインバータ装置23のスイッチング素子24の温度の監視を開始する。そして、ステップS42へ移行する。
温度情報判定装置28は、冷却ファン29aの回転数を最大値にする指令を、冷却ファン駆動装置29へ出力する。そして、冷却ファン駆動装置29は、温度情報判定装置28からの冷却ファン29aの回転数を最大値にする指令に応じて、冷却ファン29aの回転数を最大値となるように回転させる。そして、ステップS43へ移行する。
制御装置20は、エレベータ駆動モータ30に対する回転制御により、エレベータホールおよび乗りかご31で発生している呼び登録に応じて、目的階へ乗りかご31を移動させ、当該目的階に到着させると当該乗りかご31を停止させ、当該呼び登録に対する応答を完了させる。そして、ステップS44へ移行する。
乗りかご31が目的階で停止した際に、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定する。スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS44:Yes)、ステップS45へ移行し、基準温度X[℃]未満である場合(ステップS44:No)、ステップS49へ移行する。
スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合、温度情報判定装置28は、冷却ファン29aの回転数を最大値よりも小さい通常値にする指令を、冷却ファン駆動装置29へ出力する。そして、冷却ファン駆動装置29は、温度情報判定装置28からの冷却ファン29aの回転数を通常値にする指令に応じて、冷却ファン29aの回転数を通常値となるように回転させる。このように冷却ファン29aの回転数を低下させることにより、ステップS43で呼び登録に応じた乗りかご31の移動動作により基準温度X[℃]以上に上昇したスイッチング素子24の温度を高温状態に維持し、当該温度の低下を緩やかにさせることができる。そして、ステップS46へ移行する。
さらに、温度情報判定装置28は、マイコン25に対して乗りかご31に対して待機状態ではなく、呼び登録に応答して移動する通常動作のよりも低速な低速動作をさせるように指令を出力する。マイコン25は、温度情報判定装置28の指令に応じて、乗りかご31を低速動作させる。これによって、ステップS43で呼び登録に応じた乗りかご31の移動動作により基準温度X[℃]以上に上昇したスイッチング素子24の温度を高温状態に維持し、当該温度の低下を緩やかにさせることができる。すなわち、低速動作によりスイッチング素子24の温度が高温状態に維持され、さらにこの状態で新たな呼び登録が発生した場合、当該呼び登録に対する応答として乗りかご31を昇降動作させると、スイッチング素子24の温度は上昇するため、さらに高温状態を維持することができる。そして、ステップS47へ移行する。
マイコン25は、乗りかご31に対して新たな呼び登録が発生したか否かを確認する。呼び登録が発生している場合(ステップS47:Yes)、ステップS43へ戻り、呼び登録が発生していない場合(ステップS47:No)、ステップS48へ移行する。
乗りかご31の低速動作が行われた後、温度情報判定装置28は、温度センサ27により検出されたスイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上であるか否かを判定する。スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]以上である場合(ステップS48:Yes)、ステップS46へ戻り、マイコン25は、乗りかご31の低速動作を維持する。一方、基準温度X[℃]未満である場合(ステップS48:No)、ステップS49へ移行する。
スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満である場合、温度情報判定装置28は、冷却ファン29aの回転数をリセットする指令を、冷却ファン駆動装置29へ出力する。そして、冷却ファン駆動装置29は、温度情報判定装置28からの冷却ファン29aの回転数をリセットする指令に応じて、冷却ファン29aの回転を停止させる。そして、ステップS50へ移行する。
さらに、温度情報判定装置28は、マイコン25に対して乗りかご31を待機状態にするように指令を出力する。マイコン25は、温度情報判定装置28の指令に応じて、乗りかご31を待機状態にする。これによって、基準温度X[℃]未満のスイッチング素子24の温度を低温状態に維持することができる。
第4の実施形態に係るエレベータシステムについて、第1の実施形態に係るエレベータシステム1と相違する点を中心に説明する。本実施形態では、スイッチング素子の温度変化の回数をカウントし、当該回数によりスイッチング素子の寿命を判断して通知する動作について説明する。
ステップS61~S66の処理は、上述の図3に示したステップS11~S16の処理と同様である。なお、ステップS63において、スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満である場合、ステップS71へ移行する。また、ステップS66において、スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満である場合、ステップS67へ移行する。
低速動作後、スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満となった場合、温度変化記録装置51は、ステップS63で当該温度が基準温度X[℃]以上となった後にステップS66で基準温度X[℃]未満となったことで、基準温度X[℃]を跨ぐ温度変化が生じたものとして温度変化の回数をカウントして(回数を1増加させて)、記憶する。そして、ステップS68へ移行する。
寿命算出装置52は、温度変化記録装置51に記憶されたスイッチング素子24の温度変化の回数を取得し、当該回数が所定回数であるY回以上であるか否かを判定する。当該回数がY回未満である場合(ステップS68:No)、ステップS69へ移行し、Y回以上である場合(ステップS68:Yes)、ステップS70へ移行する。
部品情報通知装置53は、寿命算出装置52による判定結果からスイッチング素子24が寿命に達していないと判断し、当該スイッチング素子24についてリユース可能である旨を通知する。そして、ステップS71へ移行する。
部品情報通知装置53は、寿命算出装置52による判定結果からスイッチング素子24が寿命に達したと判断し、当該スイッチング素子24の交換が必要である旨を通知する。そして、ステップS71へ移行する。
スイッチング素子24の温度が基準温度X[℃]未満である場合、温度情報判定装置28は、マイコン25に対して乗りかご31を待機状態にするように指令を出力する。マイコン25は、温度情報判定装置28の指令に応じて、乗りかご31を待機状態にする。これによって、基準温度X[℃]未満のスイッチング素子24の温度を低温状態に維持することができる。
Claims (7)
- 交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、
前記整流回路により変換された前記直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、
前記平滑コンデンサにより平滑化された前記直流電圧を、複数のスイッチング素子のオンオフ動作により可変電圧可変周波数の交流電圧に変換し、該交流電圧により電動機を回転駆動させることにより乗りかごを移動させるインバータ装置と、
前記スイッチング素子の温度を検出する温度センサと、
前記温度センサにより検出された前記温度が基準温度以上であるか否かを判定する第1の判定装置と、
呼び登録に応じて前記乗りかごが目的階に移動した後に前記第1の判定装置により前記温度が前記基準温度以上であると判定された場合、前記スイッチング素子のオンオフ動作を制御することによって、該乗りかごを呼び登録に応じて移動させる場合の動作よりも低速な低速動作をさせる制御装置と、
を備えたエレベータ制御装置。 - 前記制御装置は、前記乗りかごが呼び登録に応じて目的階に移動した後、または、前記制御装置が前記乗りかごを前記低速動作にさせた後に、前記第1の判定装置により前記温度が前記基準温度未満であると判定された場合、前記乗りかごを待機状態にする請求項1に記載のエレベータ制御装置。
- 前記乗りかごは、複数であり、
前記インバータ装置は、前記乗りかごそれぞれに対応して複数備えられ、
前記制御装置は、前記乗りかごそれぞれに対応して複数備えられ、
それぞれの前記制御装置を介して複数の前記乗りかごに対する群管理による制御を行う群管理制御装置を、さらに備え、
前記群管理制御装置は、前記温度が前記基準温度以上であると判定された前記スイッチング素子に対応する前記乗りかごのうち少なくとも一部を、他の乗りかごよりも自身の乗りかごの利用に集中させる第1の動作モードで動作するように設定する請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記群管理制御装置は、
前記群管理の運行効率が低下しているか否かを判定し、
前記運行効率が低下していると判定した場合、自身の乗りかごの利用を回避可能な場合は回避させて他の乗りかごの利用へ代替させる第2の動作モードに設定されている前記乗りかごのうち少なくとも一部を前記第1の動作モードに変更する請求項3に記載のエレベータ制御装置。 - 回転動作により前記スイッチング素子を冷却する冷却ファンと、
前記冷却ファンを回転駆動する駆動装置と、
をさらに備え、
前記駆動装置は、
前記第1の判定装置による前記温度に対する処理の開始後、前記冷却ファンの回転数を最大値に設定し、
呼び登録に応じて前記乗りかごが目的階に移動した後に前記第1の判定装置により前記温度が前記基準温度以上であると判定された場合、前記冷却ファンの回転数を前記最大値よりも小さい通常値に設定する請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 前記温度が前記基準温度を跨ぐ温度変化の回数をカウントするカウント装置と、
前記カウント装置によりカウントされた前記回数が所定回数以上であるか否かを判定する第2の判定装置と、
前記第2の判定装置により前記回数が前記所定回数以上であると判定された場合、前記スイッチング素子の交換が必要である旨を通知する通知装置と、
をさらに備えた請求項1または2に記載のエレベータ制御装置。 - 交流電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換する整流回路と、前記整流回路により変換された前記直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、前記平滑コンデンサにより平滑化された前記直流電圧を、複数のスイッチング素子のオンオフ動作により可変電圧可変周波数の交流電圧に変換し、該交流電圧により電動機を回転駆動させることにより乗りかごを移動させるインバータ装置と、を備えたエレベータ制御装置のエレベータ制御方法であって、
温度センサにより、前記スイッチング素子の温度を検出する検出ステップと、
前記温度センサにより検出された前記温度が基準温度以上であるか否かを判定する判定ステップと、
呼び登録に応じて前記乗りかごが目的階に移動した後に前記温度が前記基準温度以上であると判定した場合、前記スイッチング素子のオンオフ動作を制御することによって、該乗りかごを呼び登録に応じて移動させる場合の動作よりも低速な低速動作をさせる制御ステップと、
を有するエレベータ制御方法。
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