JP2024022980A - システム - Google Patents

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Abstract

【課題】停留所からのバスの発進時の安全性を向上させる。【解決手段】プロジェクタと制御部とを備えるシステムである。プロジェクタは、停留所のバスの停車位置の右隣の位置に画像を投影する。制御部は、停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件が満たされた場合に、プロジェクタに、第1のバスの後方から接近する車両に第1のバスの発進に対して注意を促す第1の画像を投影させることを実行する。【選択図】図1

Description

本開示は、バスの運行を管理するシステムに関するものである。
隊列を構成する複数の車両へ接近してくる他車両が所定の条件を満たし時に割り込み車両として認識し、当該隊列へ割り込むことを防ぐための措置を講じる隊列走行制御装置が開示されている(例えば、特許文献1)。割り込み措置は、例えば、隊列の車間距離を縮めたり、割り込み車両に警告を発したりすることである。
特開2019-191882号公報
開示の態様の一つは、停留所からのバスの発進時の安全性を向上可能なシステムを提供することを課題とする。
本開示の態様の一つは、
停留所のバスの停車位置の右隣の位置に画像を投影するプロジェクタと、
前記停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件が満たされた場合に、前記プロジェクタに、前記第1のバスの後方から接近する車両に前記第1のバスの発進に対して注意を促す第1の画像を投影させることを実行する、
制御部を備える、
システムである。
本開示の態様の一つによれば、停留所からのバスの発進時の安全性を向上させることができる。
図1は、第1実施形態に係るバス運行管理システムのシステム構成の一例を示す図である。 図2は、サーバ及びバスのハードウェア構成の一例である。 図3は、サーバの機能構成の一例を示す図である。 図4は、バス停情報データベースに保持される情報の一例である。 図5は、バーチャル障害物投影処理のフローチャートの一例である。
例えば、交通量の多い道路沿いのバスの停留所では、乗客の乗降の後にバスが発進する際に、バスの停車位置の隣の車線を他の車両がすり抜けようとしたりして、バスと車両との衝突のおそれがあり、危険である。本開示の態様の一つでは、これを鑑みて、バスの停留所からの発進時に、バスの右側車線に所定の画像をプロジェクションマッピング等で投影させ、後方から走行してくる他の車両に注意を喚起する。
より具体的には、本開示の態様の一つは、プロジェクタと制御部とを備えるシステムで
ある。プロジェクタは、例えば、停留所のバスの停車位置の右隣の位置に画像を投影する。制御部は、当該停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件が満たされた場合に、当該プロジェクタに、第1のバスの後方から接近する車両に第1のバスの発進に対して注意を促す第1の画像を投影させることを実行する。
例えば、プロジェクタは、当該停留所の所定の位置に設置されていてもよいし、バスに設置されていてもよい。または、プロジェクタは、バスの停車位置の右隣の位置の地中に設置されており、画像を3Dホログラムで投影する装置、及び、当該位置の地中に設置されたミストスクリーンに画像を投影する装置であってもよい。
制御部は、例えば、サーバ等の停留所の遠隔に設置されたコンピュータ、停留所に設置されたコンピュータ、又は、バスに搭載されたコンピュータである。当該コンピュータは、プロジェクタと通信可能である。また、制御部は、当該コンピュータのプロセッサであってもよい。
停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件は、例えば、バスのドアが閉まること、バスが右側のウィンカーを点滅させること、及び、バスの運転手がブレーキから足を外すこと等のうちのいずれか又は複数の組み合わせである。また、第1の条件には、停留所に停車中の第1のバスの後方から接近してくる他の車両が検出されることが含まれてもよい。これらの条件が満たされることは、例えば、バス及び停留所の周辺に設置された各種センサによって検出される。
バスの停車位置の右隣の位置に投影される第1の画像は、例えば、車両の画像、ガードレールの画像、又は、進入禁止又はバスの発進の注意喚起するメッセージを含む看板の画像等である。第1の画像は、停車位置に停車中の第1のバスの右隣に進入できないように後方の車両の運転者に錯覚させることができる画像であれば、特定の画像に限定されない。
本開示の態様の一つによれば、停留所に停車中の第1のバスの発進時に、第1のバスの右隣に第1の画像が投影されることによって、第1のバスの右隣に進入できないように後方の車両の運転者に錯覚させ、第1のバスの右隣を他の車両がすり抜けることを抑制することができる。これによって、停留所からのバスの発進時の安全性を高めることができる。なお、日本では車両は左側通行に定められているため、第1の画像をバスの右隣に投影させるが、車両が右側通行に定められている国では、第1の画像はバスの左隣に投影させるようにする。
本開示の態様の一つにおいて、制御部は、第2の条件が満たされた場合に、プロジェクタに第1の画像の投影を停止させるようにしてもよい。第2の条件は、例えば、第1のバスが当該停留所から所定距離先にある所定の地点を通過したこと、又は、第1のバスの停車位置が設定された車線から別の車線へ車線変更が終わったこと等である。これによって、第1の画像の車線上への投影を、バスの発進時に限定することができる。
本開示の他の態様の一つは、上記システムの制御部の処理をコンピュータが実行する方法としても特定することができる。当該方法は、コンピュータが、停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件が満たされた場合に、プロジェクタに、第1のバスの後方から接近する車両に第1のバスの発進に対して注意を促す第1の画像を、バスの停車位置の右隣りの位置に投影させることを実行する方法である。また、本開示の他の態様の一つは、上記システムの制御部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムとしても特定することができる。本開示の他の態様の一つは、上記プログラムについて、コンピュータ読み取り可能で且つ非一時的な記録媒体としても特定することができる。
以下、図面に基づいて、本開示の実施の形態を説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本開示は実施形態の構成に限定されない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るバス運行管理システム100のシステム構成の一例を示す図である。バス運行管理システム100は、バスの運行を管理するシステムである。バス運行管理システム100は、サーバ1、バス2、及び、バス運行管理システム100が管理するバス停留所のうちの一部の停留所に設置されているプロジェクタ3を備える。なお、バス2及びプロジェクタ3は、それぞれ、バス運行管理システム100に複数含まれるが、第1実施形態では、便宜上、1つの停留所について、1台のバス2と1台のプロジェクタ3とが抽出して示されている。
バス2は、車載装置20を備える。サーバ1、車載装置20、及び、プロジェクタ3は、ネットワークN1に接続しており、ネットワークN1を通じて通信可能である。ネットワークN1は、例えば、インターネット等の公衆回線網である。
第1実施形態では、サーバ1は、停留所に停車中のバス2が発進する際に、プロジェクタ3に、バス2の右隣の位置に所定の画像を投影させる。投影させる画像は、例えば、バスの発進に注意を喚起するメッセージを含む看板の画像、車両の画像、又は、ガードレールの画像等である。バス2の右隣に上記のような画像を投影させることによって、バス2の後方から接近する車両の運転手に、障害物によってバス2の右隣を通り抜けできないように錯覚させ、バス2の発進における後方接近車両との接触又は通行の妨害等を抑制することができる。以下、バス2の発進時にバス2の右隣に投影される物体を、バーチャル障害物と称する。また、バス2の発進時にバス2の右隣にバーチャル障害物を投影させる処理をバーチャル障害物投影処理と称する。
なお、バーチャル障害物投影処理は、バス運行管理システム100が管理する停留所のうち、一部の停留所が対象となる。例えば、複数車線の道路沿いに設置された停留所、及び、交通量が所定の閾値以上の停留所等がバーチャル障害物投影処理の対象となる。なお、サーバ1は、例えば、バス2に搭載されているセンサ等で、バス2の発進、及び、後方からの他の車両の接近の検出を行う。
図2は、サーバ1及びバス2のハードウェア構成の一例である。サーバ1は、ハードウェア構成として、CPU 101、メモリ102、補助記憶装置103、及び、通信部104を備える。メモリ102および補助記憶装置103は、それぞれ、コンピュータで読み取り可能な記録媒体の一例である。
補助記憶装置103は、様々なプログラムや、各プログラムの実行に際してCPU 101が使用するデータを格納する。補助記憶装置103は、例えば、HDD(Hard Disk Deive)、及び、SSD(Solid State Drive)等である。補助記憶装置103に保持されるプログラムには、例えば、OS(Operation System)、及び、バス運行管理システム100の制御プログラム等がある。バス運行管理システム100の制御プログラムには、バーチャル障害物投影処理のプログラムも含まれる。
メモリ102は、CPU 101に、補助記憶装置103に格納されているプログラムをロードする記憶領域および作業領域を提供したり、バッファとして用いられたりする記憶装置である。メモリ102は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random
Access Memory)のような半導体メモリを含む。
CPU 101は、補助記憶装置103に保持されたOS、及び、その他様々なプログラムをメモリ102にロードして実行することによって、様々な処理を実行する。CPU
101は、1つに限られず、複数備えられてもよい。CPU 101は「制御部」の一例である。
通信部104は、例えば、LAN(Local Area Network)カード、及び、光モジュール等のネットワークケーブルを接続し、信号処理の回路を備えるモジュールである。通信部104は、有線ネットワークへ接続可能な回路に限定されず、WiFi等の無線通信ネットワークの無線信号を処理可能な無線信号処理回路であってもよい。なお、サーバ1のハードウェア構成は、図2に示されるものに限定されない。
バス2は、ハードウェア構成として、車載装置20、ドアセンサ21、ウィンカー22、ブレーキストロークセンサ23、及び、カメラ24を備える。車載装置20、ドアセンサ21、ウィンカー22、ブレーキストロークセンサ23、及び、カメラ24は、それぞれ、例えば、車載イーサネット、又は、CAN(Controller Area Network)に接続され
ている。なお、図2では、バーチャル障害物投影処理に係るハードウェア構成要素が抽出されて示されており、それ以外のハードウェア構成要素は省略されている。
ドアセンサ21は、バス2のドアの開閉を検知するセンサである。バス2にドアが複数備えられている場合には、ドアセンサ21は各ドアについて備えられる。ドアセンサ21は、例えば、バス2のドアの開閉状態を所定の周期又はドアの開閉時に検出し、車載装置20へ出力する。
ウィンカー22は、バス2の前面及び背面の左右に設置されたライトであり、バス2の進路変更に該当する側のライトを点滅させることで、周囲にバス2の進路変更及び変更先の方向を報知する。ウィンカー22は、例えば、各ライトについて、点滅が開始された場合に、各ライトの点滅開始を車載装置20へ出力する。
ブレーキストロークセンサ23は、ブレーキの踏み込み量を検知するセンサである。ブレーキストロークセンサ23は、例えば、所定の周期またはブレーキの踏込量に変化があった場合等に、ブレーキの踏み込み量を車載装置20へ出力する。
カメラ24は、例えば、バス2の後方から接近する他の車両を検出するために、バス2の後方の所定範囲を撮像範囲とするように設置されているカメラである。カメラ24は、例えば、右側のサイドミラーに映る風景を撮像するカメラであってもよい。カメラ24は、所定の周期で撮像を行い、撮像画像を車載装置20へ出力する。
車載装置20は、通信機能を備える装置である。車載装置20は、例えば、CPU 201、メモリ202、補助記憶装置203、無線通信部204、位置取得部205、及び、インタフェース206を備える。CPU 201、メモリ202、及び、補助記憶装置203は、それぞれ、CPU 101、メモリ102、及び、補助記憶装置103と同様である。
無線通信部204は、例えば、5G(5th Generation)、6G、4G、及び、LTE(Long Term Evolution)等の移動体通信方式、WiMAX、及び、WiFi等の無線通信
方式に従った無線通信回路である。無線通信部204は、無線通信によってアクセスネットワークに接続し、アクセスネットワークを通じてインターネットに接続し、外部の装置との通信を可能にする。
位置取得部205は、例えば、GPS(Global Positioning System)受信機である。
位置取得部205は、GPS衛星からの受信信号に基づいて、バス2の位置を算出する。位置取得部205は、所定の周期で位置情報を取得する。
インタフェース206は、バス2に搭載される他のハードウェア構成要素が接続するネットワークとのインタフェースである。例えば、インタフェース206は、車載イーサネット、又は、CANへの接続のインタフェースである。
CPU 201は、所定の周期で、位置取得部205から位置情報、ドアセンサ21からドアの開閉状態、ウィンカー22の状態、ブレーキストロークセンサ23からブレーキの踏込量、及び、カメラ24から撮像画像を受信し、これらを無線通信部204を通じてサーバ1へ送信する。なお、バス2及び車載装置20のハードウェア構成は図2に示されるものに限定されない。以下、車載装置20からの送信又は受信は、バス2からの送信又は受信とも表現される。
図3は、サーバ1の機能構成の一例を示す図である。サーバ1は、機能構成として、通信部11、制御部12、及び、バス停情報DB 13を備える。これらの機能構成要素による処理は、サーバ1のCPU 101が補助記憶装置103に保持されているバーチャル障害物投影処理のプログラムを実行することによって達成される処理である。
通信部11は、ネットワークN1とのインタフェースである。通信部11は、ネットワークN1を経由して受信したデータを制御部12へ出力する。第1実施形態では、通信部11は、バス2から所定の周期で、位置情報、カメラ24の撮像画像、ドアの開閉状態、ウィンカー22の状態、及び、ブレーキの踏込量を受信し、制御部12へ出力する。
また、通信部11は、制御部12から入力されたデータをネットワークN1を通じて所定の装置へ送信する。第1実施形態では、通信部11は、制御部12から入力される画像の投影指示と所定の画像とをプロジェクタ3へ送信する。
制御部12は、バス2の位置情報から、バス2がバーチャル障害物投影処理の対象の停留所に到着したことを検出した場合に、バーチャル障害物投影処理を実行する。制御部12は、まず、バス2が停留所から発進することを検出する。バス2が停留所から発進することを検出すると、制御部12は、通信部11を通じて、プロジェクタ3へバーチャル障害物の画像の投影を指示する。
すなわち、投影開始を示す投影開始条件は、バス2が停留所から発進することを検出することである。バス2が停留所から発進することの検出、すなわち、投影開始条件は、例えば、バス2のドアが閉まること、バス2が右のウィンカーを出すこと、及び、バス2の運転手がブレーキから足を外すことの少なくともいずれかを検出することである。バス2のドアが閉まることは、例えば、制御部12は、バス2から受信されるドアの開閉状態によって検出する。バス2が右のウィンカーを出すことは、制御部12は、バス2から受信されるウィンカーの点滅状態によって検出する。バス2の運転手がブレーキから足を外すことは、制御部12は、バス2から受信されるブレーキの踏込量が0であることによって検出される。投影開始条件は、「第1の条件」の一例である。
投影開始条件には、バス2の後方から他の車両が接近していることの検出が含まれてもよい。バス2の後方から他の車両が接近していることは、例えば、バス2から受信されるカメラ24の撮像画像を画像解析することで検出される。なお、バス2に備えられたカメラ24以外に、停留所に備えられているカメラの撮像画像が用いられてもよい。なお、投影開始条件にバス2の後方から他の車両が接近していることを含める場合には、バス2のドアが閉まること、バス2が右のウィンカーを出すこと、及び、バス2の運転手がブレー
キから足を外すことのうちの少なくとも一つを満たすことと、バス2の後方から他の車両が接近していることと、が投影開始条件となる。
次に、制御部12は、バス2の発進が完了した場合に、バーチャル障害物の投影の終了指示を、通信部11を通じて、プロジェクタ3へ送信する。すなわち、投影終了を示す投影終了条件は、バス2の停留所からの発進が完了したことを検出することである。投影終了条件は、例えば、停留所から所定距離先の地点をバス2が通過したこと、又は、車線変更が完了したことを検出することである。制御部12は、停留所から所定距離先の地点をバス2が通過したこと、及び、車線変更が完了したことは、バス2の位置情報から検出する。
バス停情報DB 13は、サーバ1の補助記憶装置103に作成される。バス停情報DB 13は、バーチャル障害物投影処理の対象となる停留所に関する情報を保持する。バス停情報DB 13に保持される情報の詳細は後述される。なお、図3に示されるサーバ1の機能構成は一例であって、サーバ1の機能構成は図3に示されるものに限定されない。
図4は、バス停情報DB 13に保持される情報の一例である。バス停情報DB 13には、バーチャル障害物投影処理の対象となる停留所に関する情報が保持されている。バス停情報DB 13に保持される1レコードは1つの停留所に対応し、停留所ID、位置、及び、チェックポイント位置のフィールドを含む。
停留所IDのフィールドには、バーチャル障害物投影処理の対象となる停留所の識別情報が格納されている。位置のフィールドには、当該停留所の位置情報が格納されている。停留所の位置情報は、例えば、経度及び緯度、又は、住所である。チェックポイント位置のフィールドには、当該停留所に対応する、投影終了条件のうちの、停留所から所定距離先の地点をバス2が通過したことを判定するためのチェックポイントの位置情報が格納されている。なお、図4に示されるバス停情報DB 13に保持される情報は一例であって、これに限定されない。
図5は、バーチャル障害物投影処理のフローチャートの一例である。図5に示される処理は、運行中の各バス2について実行され、バス2の運行中繰り返し実行される。図5に示される処理の実行主体は、サーバ1のCPU 101であるが、便宜上、機能構成要素を主体として説明する。
OP101では、制御部12は、バス2がバーチャル障害物投影処理の対象の停留所に到着したか否かを、バス2の位置情報とバス停情報DB 13とに基づいて判定する。バス2がバーチャル障害物投影処理の対象の停留所に到着した場合には(OP101:YES)、処理がOP102へ進む。バス2がバーチャル障害物投影処理の対象の停留所に到着していない場合には(OP102:NO)、図5に示される処理が終了する。
OP102では、制御部12は、投影開始条件が満たされたか否かを判定する。投影開始条件が満たされた場合には(OP102:YES)、制御部12は、バス2が発進することを検出し、処理がOP103へ進む。OP103では、制御部12は、プロジェクタ3へ、投影開始指示とバーチャル障害物の画像とを送信する。これによって、プロジェクタ3が、バス2の停車位置の右隣にバーチャル障害物を投影する。投影開始条件が満たされていない場合には(OP102:NO)、投影開始条件が満たされるまで待機状態となる。投影開始条件が満たされないまま所定時間経過した場合には、図5に示される処理が終了する。
OP104では、制御部12は、投影終了条件が満たされたか否かを判定する。投影終了条件が満たされた場合には(OP104:YES)、制御部12は、バス2の発進が完了したことを検出し、処理がOP105へ進む。OP105では、制御部12は、プロジェクタ3へ、投影終了指示を送信する。これによって、バス2の停車位置の右隣のバーチャル障害物の投影が終了する。投影終了条件が満たされていない場合には(OP104:NO)、投影開始条件が満たされるまで待機状態となる。投影終了条件が満たされないまま所定時間経過した場合には、処理がOP105へ進むでもよい。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態では、バス2が停留所から発進する際には、バス2の停車位置の右隣にバーチャル障害物が投影される。これによって、バス2の後方から接近する車両の運転手に、バス2の右隣を通行することができないように錯覚させることができ、バス2の発進に注意を喚起することができる。これによって、バス2の停留所からの発進の安全性を向上させることができる。
<その他の変形例>
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本開示はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
第1実施形態では、サーバ1がバス2から情報を収集し、バーチャル障害物の投影の開始及び終了を判定するが、これに限られず、バス2の車載装置20がバーチャル障害物の投影の開始及び終了を判定してもよい。この場合には、例えば、車載装置20とプロジェクタ3とがサーバ1を介さずに通信する、または、車載装置20がサーバ1へ投影開始指示を送信し、サーバ1からプロジェクタ3へ投影開始指示が送信されるようにすることで実現可能である。
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本開示は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク、ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
1・・サーバ
2・・バス
3・・プロジェクタ
11・・通信部
12・・制御部
13・・バス停情報データベース
20・・車載装置
21・・ドアセンサ
22・・ウィンカー
23・・ブレーキストロークセンサ
24・・カメラ
100・・バス運行管理システム
101・・CPU
102・・メモリ
103・・補助記憶装置
104・・通信部

Claims (1)

  1. 停留所のバスの停車位置の右隣の位置に画像を投影するプロジェクタと、
    前記停留所に停車中の第1のバスの発進を示す第1の条件が満たされた場合に、前記プロジェクタに、前記第1のバスの後方から接近する車両に前記第1のバスの発進に対して注意を促す第1の画像を投影させることを実行する、
    制御部を備える、
    システム。
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