JP2024022121A - インクジェット記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】受け皿に落下した廃液からの水分の蒸発を抑制することを目的とする。【解決手段】インクジェット記録装置は、インクジェットヘッド12から落下した廃液Wを受け止める受け皿73を備え、受け皿73には、廃液Wよりも密度が低く、受け皿73に溜まった廃液Wの上方に層を形成する液体76が予め貯留されている。受け皿73の底部73Bに排出口73Eを備え、浮力を用いて排出口73Eを開閉する開閉部74を備える。開閉部74は、廃液Wよりも密度が低く、液体76よりも密度が高く、排出口73Eを塞ぐ栓75を備える。【選択図】図16
Description
本発明は、インクジェット記録装置に関する。
インクジェット記録装置においては、画像形成ジョブが実行されていない期間にノズル内のインクから水分が蒸発し、インクの粘度上昇や乾燥によってノズルが目詰まりするという問題がある。そこで、ノズル内のインクを受け皿に吐出させるパージ処理が行われる。パージによって発生した廃液は、受け皿に接続された廃液タンクに貯留される。
ところが、廃液は、粘性や表面張力の影響により受け皿に滞留する場合がある。滞留した廃液は後続のパージ処理によって押し流されるが、滞留中に粘度が上昇した廃液が受け皿の排出口を塞いでしまい、廃液が受け皿からあふれるおそれがある。そのため、受け皿の定期的な清掃や交換が必要となり、ランニングコストの上昇やダウンタイムの増加といった問題が生じていた。そこで、従来、廃液の粘度上昇を抑制する技術が検討されている。例えば、特許文献1では、廃インクを廃インク貯留部に流し込んで貯留し、一定量溜まった時点で傾斜をもった廃インク経路に流し、廃インク経路に堆積した堆積物を洗い流すことが提案されている。
しかし、特許文献1で提案された構成では、廃インク貯留部に貯留された廃インクの粘度上昇が考慮されていない。また、廃インク貯留部から流した後に残る廃インクが廃インク貯留部に堆積し、固着するおそれがある。また、一度に多量の廃液を流すため、大きめの固形分が排出口を塞ぐおそれがある。
本発明は、上記事情を考慮し、受け皿に落下した廃液からの水分の蒸発を抑制することのできるインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るインクジェット記録装置は、インクジェットヘッドから落下した廃液を受け止める受け皿を備え、前記受け皿には、前記廃液よりも密度が低く、前記受け皿に溜まった前記廃液の上方に層を形成する液体が予め貯留されている。
前記インクジェット記録装置は、前記受け皿の底部に排出口を備え、浮力を用いて前記排出口を開閉する開閉部を備えていてもよい。
前記開閉部は、前記廃液よりも密度が低く、前記液体よりも密度が高く、前記排出口を塞ぐ栓を備えていてもよい。
前記栓の表面における前記排出口との接触部は、前記栓を前記廃液と前記液体との境界に浮かべたときの前記栓の表面における前記廃液と前記液体との境界線よりも下方に位置していてもよい。
前記開閉部は、前記排出口にヒンジ結合された蓋と、前記蓋に連結され、前記廃液よりも密度が低いフロートと、を備えていてもよい。
前記フロートは、前記液体よりも密度が低くてもよい。
前記インクジェット記録装置は、前記栓の高さを検知する検知部と、前記検知部により検知された前記高さが所定値以上である場合に前記排出口から前記廃液を吸引するポンプと、を備えていてもよい。
本発明によれば、受け皿に落下した廃液からの水分の蒸発を抑制することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置1について説明する。
最初に、インクジェット記録装置1の全体の構成について説明する。図1は、インクジェット記録装置1の内部を模式的に示す正面図である。図2は、作像ユニット6を示す平面図である。図3は、作像ユニット6を示す断面図である。図4は、インク供給路60を模式的に示す図である。以下、図1における紙面手前側をインクジェット記録装置1の正面側(前側)とし、左右の向きはインクジェット記録装置1を正面から見た方向を基準として説明する。各図において、U、Lo、L、R、Fr、Rrは、それぞれ上、下、左、右、前、後を示す。
インクジェット記録装置1(図1参照)は、インクを吐出することで画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置である。インクジェット記録装置1は、直方体状の本体ハウジング3を備える。本体ハウジング3内の下部には、普通紙、コート紙等の枚葉のシートSが収容される給紙カセット4と、給紙カセット4からシートSを送り出す給紙ローラー5が設けられている。給紙カセット4の上方には、シートSを吸着して搬送する搬送ユニット7が設けられている。搬送ユニット7の上方には、インクジェット方式の作像ユニット6が設けられている。本体ハウジング3の左上部には、画像が形成されたシートSを排出する排出ローラー対8と、排出されたシートSが積載される排出トレイ9が設けられている。
搬送ユニット7は、多数の通気孔(図示省略)が設けられ、駆動ローラー22と従動ローラー25に巻き掛けられた無端の搬送ベルト21と、多数の通気孔が設けられ、上面が搬送ベルト21の内面に接触する搬送板23と、搬送板23の通気孔と搬送ベルト21の通気孔を介して空気を吸引することでシートSを搬送ベルト21に吸着させる吸引部24と、を備える。モーター(図示省略)により駆動ローラー22が駆動されることで、搬送ベルト21が図1における反時計回り方向に回転し、搬送ベルト21に吸着されたシートSがY方向に搬送される。
作像ユニット6(図2、3参照)は、ヘッドユニット11Y、11Bk、11C、11M(ヘッドユニット11と総称する)を備え、それぞれイエロー、ブラック、シアン、マゼンタのインクを吐出する。ヘッドユニット11Y、11Bk、11C、11Mには、それぞれイエロー、ブラック、シアン、マゼンタのインクが充填されたインクコンテナ20Y、20Bk、20C、20M(インクコンテナ20と総称する)が接続されている。
ヘッドユニット11は、1つ以上のインクジェットヘッド12、例えば、千鳥に配置された複数のインクジェットヘッド12を備える。インクジェットヘッド12(図4参照)は、前後方向を長手方向とする直方体状のハウジング12Hと、ハウジング12Hの底部に設けられたノズルプレート12Pと、を備える。ノズルプレート12Pは、前後方向(搬送ベルト21の搬送方向Yと交差する搬送ベルト21の幅方向)に並ぶ多数のノズル(図示省略)を備え、各ノズルの吐出口がノズルプレート12Pの下面であるノズル面12Nに設けられている。各ノズルには圧電素子が設けられ、ハウジング12Hの内部には圧電素子を駆動する駆動回路が設けられている(図示省略)。ヘッドユニット11には、ノズル面12Nに洗浄液を供給する洗浄液供給部13が設けられている。
図2では、1色のインクに対応するインク供給路60が示されているが、本実施形態では4色のインクを用いるため、4系統の同様のインク供給路60が設けられている。インク供給路60は、インクコンテナ20が装着されるコンテナ装着部61と、インクを濾過するフィルター62と、インクコンテナ20からフィルター62を介してインクを吸引するポンプ63と、ポンプ63から配管66を通じて送り出されたインクを貯留するサブタンク64と、を備える。
本体ハウジング3の内部には、給紙カセット4から作像ユニット6と搬送ユニット7との間隙を経て排出トレイ9に至る搬送路10が設けられている。搬送路10には、シートSを搬送する複数の搬送ローラー対17が設けられている。作像ユニット6よりも搬送方向上流側には、レジストローラー対18が設けられている。
インクジェット記録装置1の各部は、制御部2によって制御される。制御部2は、演算部と記憶部とを備える(図示省略)。演算部は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。記憶部は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の記憶媒体を含む。演算部は、記憶部に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで各種処理を実施する。なお、制御部2は、ソフトウェアを用いない集積回路によって実現されてもよい。
インクジェット記録装置1の基本的な画像形成動作は、次のとおりである。外部のコンピューター等からインクジェット記録装置1に画像形成ジョブが入力されると、給紙ローラー5が給紙カセット4から搬送路10にシートSを送り出し、回転が停止されたレジストローラー対18がシートSの斜行を補正する。レジストローラー対18が所定のタイミングで搬送ユニット7にシートSを送り出すと、搬送ユニット7が搬送ベルト21にシートSを吸着してY方向に搬送する。制御部2がシートSの搬送と同期させてインクジェットヘッド12の各ノズルに対応する階調データを駆動回路に供給すると、駆動回路が階調データに応じた駆動信号を圧電素子に供給することでノズルからインク滴が吐出され、シートSに画像が形成される。排出ローラー対8は、画像が形成されたシートSを排出トレイ9に排出する。
次に、処理ユニット30について説明する。図5は、処理ユニット30の斜視図である。図6は、受け皿73を示す斜視図である。図7は、キャップユニット70を右方にスライドさせた様子を示す斜視図である。図8は、ワイプユニット80とキャップユニット70を右方にスライドさせた様子を示す斜視図である。
[処理ユニット]
処理ユニット30は、キャップユニット70と、キャップユニット70を左右方向にスライドさせるキャップスライド機構(図示省略)と、ワイプユニット80と、ワイプユニット80を左右方向にスライドさせるワイプスライド機構(図示省略)と、キャップユニット70とワイプユニット80を収容するハウジング31と、を備える。ハウジング31は、前後方向を長手方向とする直方体状に形成され、右側に開口部が設けられている。処理ユニット30は、ヘッドユニット11毎に、各ヘッドユニット11の左隣り(搬送方向Y下流側)に設けられている(図2、3参照)。なお、処理ユニット30が各ヘッドユニット11の右隣り(搬送方向Y上流側)に設けられ、ハウジング31の左側に開口部が設けられていてもよい。
処理ユニット30は、キャップユニット70と、キャップユニット70を左右方向にスライドさせるキャップスライド機構(図示省略)と、ワイプユニット80と、ワイプユニット80を左右方向にスライドさせるワイプスライド機構(図示省略)と、キャップユニット70とワイプユニット80を収容するハウジング31と、を備える。ハウジング31は、前後方向を長手方向とする直方体状に形成され、右側に開口部が設けられている。処理ユニット30は、ヘッドユニット11毎に、各ヘッドユニット11の左隣り(搬送方向Y下流側)に設けられている(図2、3参照)。なお、処理ユニット30が各ヘッドユニット11の右隣り(搬送方向Y上流側)に設けられ、ハウジング31の左側に開口部が設けられていてもよい。
[キャップユニット]
キャップユニット70(図7参照)は、フレーム71と、フレーム71の上方に設けられたキャップ72と、を備える。フレーム71は、前後方向を長手方向とする長方形に形成されている。フレーム71には、インクジェットヘッド12と同数のキャップ72がインクジェットヘッド12と同様に千鳥に配置されている。キャップ72は、上方が開口した凹部と、凹部の底部に設けられた排出口(図示省略)と、を備える。凹部は、1つのインクジェットヘッド12のノズル面12Nを包囲する大きさを有する。
キャップユニット70(図7参照)は、フレーム71と、フレーム71の上方に設けられたキャップ72と、を備える。フレーム71は、前後方向を長手方向とする長方形に形成されている。フレーム71には、インクジェットヘッド12と同数のキャップ72がインクジェットヘッド12と同様に千鳥に配置されている。キャップ72は、上方が開口した凹部と、凹部の底部に設けられた排出口(図示省略)と、を備える。凹部は、1つのインクジェットヘッド12のノズル面12Nを包囲する大きさを有する。
[受け皿]
フレーム71とキャップ72の間には、受け皿73(図6参照)が設けられている。受け皿73は、上方から見て前後方向を長手方向とする長方形の底部73Bを有する。底部73Bは、3つのキャップ72を包含する大きさを有する。底部73Bの縁部には、全周にわたって、直立した側壁部73Wが設けられている。底部73Bの前後方向及び左右方向の中央部には、上下方向に貫通した排出口73Eが設けられている。底部73Bの上面は、排出口73Eに向かって低くなるように傾斜している。なお、底部73Bの上面は、他の形状、例えば、水平面であってもよい。排出口73Eには、廃液タンク69につながる配管77が接続されている。側壁部73Wの上部には、廃液Wの飛散を抑制する返しが設けられている(図示省略)。返しは、例えば、受け皿73の内側に向かって反り返った形状でもよく、受け皿73の内側に向かって折り曲げられた形状でもよい。
フレーム71とキャップ72の間には、受け皿73(図6参照)が設けられている。受け皿73は、上方から見て前後方向を長手方向とする長方形の底部73Bを有する。底部73Bは、3つのキャップ72を包含する大きさを有する。底部73Bの縁部には、全周にわたって、直立した側壁部73Wが設けられている。底部73Bの前後方向及び左右方向の中央部には、上下方向に貫通した排出口73Eが設けられている。底部73Bの上面は、排出口73Eに向かって低くなるように傾斜している。なお、底部73Bの上面は、他の形状、例えば、水平面であってもよい。排出口73Eには、廃液タンク69につながる配管77が接続されている。側壁部73Wの上部には、廃液Wの飛散を抑制する返しが設けられている(図示省略)。返しは、例えば、受け皿73の内側に向かって反り返った形状でもよく、受け皿73の内側に向かって折り曲げられた形状でもよい。
[ワイプユニット]
ワイプユニット80(図8参照)は、フレーム81と、フレーム81の上方に設けられたキャリッジ83と、キャリッジ83から上方に突出したワイプブレード82と、キャリッジ83を前後方向にスライドさせるキャリッジスライド機構(図示省略)と、を備える。フレーム81は、前後方向を長手方向とする長方形に形成されている。キャリッジ83には、インクジェットヘッド12と同数のワイプブレード82がインクジェットヘッド12と同様に千鳥に配置されている。
ワイプユニット80(図8参照)は、フレーム81と、フレーム81の上方に設けられたキャリッジ83と、キャリッジ83から上方に突出したワイプブレード82と、キャリッジ83を前後方向にスライドさせるキャリッジスライド機構(図示省略)と、を備える。フレーム81は、前後方向を長手方向とする長方形に形成されている。キャリッジ83には、インクジェットヘッド12と同数のワイプブレード82がインクジェットヘッド12と同様に千鳥に配置されている。
[昇降機構]
インクジェット記録装置1は、ヘッドユニット11を昇降させる昇降機構を備えている(図示省略)。昇降機構は、画像形成を行う場合の画像形成位置と、画像形成位置よりも上方の退避位置と、の間でヘッドユニット11を昇降させる。画像形成位置においては、搬送ベルト21とノズル面12Nとの間隔が1mm程度となるようにヘッドユニット11が位置決めされる。退避位置においては、搬送ベルト21とノズル面12Nとの間にキャップユニット70及びワイプユニット80を移動させることが可能な空間が形成される。
インクジェット記録装置1は、ヘッドユニット11を昇降させる昇降機構を備えている(図示省略)。昇降機構は、画像形成を行う場合の画像形成位置と、画像形成位置よりも上方の退避位置と、の間でヘッドユニット11を昇降させる。画像形成位置においては、搬送ベルト21とノズル面12Nとの間隔が1mm程度となるようにヘッドユニット11が位置決めされる。退避位置においては、搬送ベルト21とノズル面12Nとの間にキャップユニット70及びワイプユニット80を移動させることが可能な空間が形成される。
次に、処理ユニット30の動作について説明する。図9乃至14は、処理ユニット30とヘッドユニット11の動作を示す断面図である。以下、ヘッドユニット11が画像形成位置に位置する状態(図9参照)を初期状態として説明する。以下に示される動作は、制御部2が昇降機構、キャップスライド機構、ワイプスライド機構、キャリッジスライド機構を制御することで実行される。
最初に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ヘッドユニット11を退避位置に上昇させる(図10参照)。次に、制御部2は、キャップスライド機構を動作させて、キャップユニット70をヘッドユニット11の下方にスライドさせる(図11参照)。次に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ノズル面12Nがキャップ72に接触する高さまでヘッドユニット11を下降させる(図12参照)。
次に、制御部2は、インクジェットヘッド12を制御して、キャップ72にインクをパージさせる。パージされたインクは、キャップ72の排出口を経て受け皿73に落下する。受け皿73に落下したインクの挙動については後述する。
次に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ヘッドユニット11を退避位置に上昇させる(図11参照)。次に、制御部2は、ワイプスライド機構を動作させて、ワイプユニット80をヘッドユニット11の下方にスライドさせる(図13参照)。次に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ノズル面12Nがワイプブレード82に接触する高さまでヘッドユニット11を下降させる(図14参照)。
次に、制御部2は、洗浄液供給部13を動作させて洗浄液をノズル面12Nに供給し、キャリッジスライド機構を動作させてワイプブレード82をスライドさせる。ワイプブレード82は、ノズル面12Nから洗浄液とインクを掻き取りながらスライドする。インクは洗浄液で希釈され、落下する。インクと洗浄液との混合物である廃液Wは、キャップ72及び受け皿73に受け止められる。キャップ72に落下した廃液Wは、キャップ72の排出口を経て受け皿73に落下する。
次に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ヘッドユニット11を退避位置に上昇させる(図13参照)。次に、制御部2は、ワイプスライド機構を動作させて、ワイプユニット80をハウジング31に収容する(図11参照)。次に、制御部2は、昇降機構を動作させて、ノズル面12Nがキャップ72に接触する高さまでヘッドユニット11を下降させる(図12参照)。
画像形成を行う場合には、制御部2は、昇降機構を動作させて、ヘッドユニット11を退避位置に上昇させる(図11参照)。次に、制御部2は、キャップスライド機構を動作させて、キャップユニット70をハウジング31に収容し(図10参照)、昇降機構を動作させて、ヘッドユニット11を画像形成位置に下降させる(図9参照)。
上記のとおり、本実施形態における廃液Wとは、パージ処理によって吐出されるインク、及び、ノズル面12Nの洗浄で落下するインクと洗浄液である。本実施形態では、水に顔料又は染料を分散させた水系インクを想定している。また、洗浄液の主成分は水である。そのため、廃液Wの液体成分の大部分は水である。
次に、受け皿73について詳細に説明する。図15、16、17、18は、受け皿73を模式的に示す図である。本実施形態に係るインクジェット記録装置1は、インクジェットヘッド12から落下した廃液Wを受け止める受け皿73を備え、受け皿73には、廃液Wよりも密度が低く、受け皿73に溜まった廃液Wの上方に層を形成する液体76が予め貯留されている。具体的には、以下のとおりである。
排出口73Eには、排出口73Eを開閉する開閉部74が設けられている。開閉部74は、球状の栓75を備える(図15参照)。排出口73Eは円形である(図6参照)。栓75は、固定されておらず、浮力によって移動可能である。受け皿73には、所定量の液体76が予め貯留されている。液体76は、廃液Wよりも密度が低い。また、液体76は、廃液Wとの相溶性が低いものが望ましく、実質的に廃液Wとの相溶性がないものがさらに望ましい。また、液体76は、揮発性が低いものが望ましく、実質的に揮発性がないものがさらに望ましい。これらの性質を有する液体76として、例えば、流動パラフィンが用いられる。流動パラフィンは、実質的に、廃液Wとの相溶性がなく、揮発性がない。
栓75の密度(単位体積あたりの質量)は、廃液Wよりも低く、液体76よりも高い。そのため、受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図15参照)には、栓75は液体76の中に沈み、排出口73Eを塞ぐ。一方、パージ処理又はノズル面12Nの洗浄により廃液Wが発生した場合には、受け皿73に廃液Wが落下する(図16参照)。液体76は、廃液Wよりも密度が低く、廃液Wとの相溶性が低いため、廃液Wは液体76の層の下方に沈み込み、液体76は廃液Wの上方に層を形成する。受け皿73の中の廃液Wが少量の場合には、栓75を浮上させるほどの浮力が作用しないため、栓75は排出口73Eを塞いだままとなる。
受け皿73の中の廃液Wが増加し、浮力が栓75を浮上させるのに必要な大きさを超えると、栓75は、液体76と廃液Wとの境界に浮いた状態となる(図17参照)。そのため、排出口73Eが開放され、廃液Wが配管77を通じて廃液タンク69に排出される。このとき、廃液Wに対して強い表面張力が作用するため、廃液Wが排出口73Eに円滑に流れ込む。廃液Wの単位時間あたりの発生量が廃液Wの単位時間あたりの排出量よりも多い場合には、受け皿73の中の廃液Wの量が増加し続ける。一方、廃液Wの単位時間あたりの発生量が廃液Wの単位時間あたりの排出量よりも少ない場合には、受け皿73の中の廃液Wの量が減少に転ずる。
受け皿73の中の廃液Wの量が減少するにつれて液体76と廃液Wとの境界が下降するため、栓75も下降し、排出口73Eが栓75で塞がれる(図18参照)。このとき、少量の廃液Wが排出口73Eの周囲に残留するが、廃液Wの上方に液体76の層が存在するため、廃液Wは大気に接触しない。そのため、廃液W中の水分の蒸発が抑制され、廃液Wの粘度上昇や乾燥が抑制される。その結果、乾燥した廃液Wの受け皿73への堆積や、排出口73Eの詰まりが防止される。
ここで、栓75の表面における排出口73Eとの接触部L1に着目すると(図18参照)、栓75が球状であり、排出口73Eが円形であるから、接触部L1の形状は円形である。また、栓75を廃液Wと液体76との境界に浮かべたときの栓75の表面における廃液Wと液体76との境界線L2に着目すると(図17参照)、廃液Wと液体76との境界は水平面であるから、境界線L2の形状は円形である。本実施形態では、栓75の表面において接触部L1が境界線L2よりも下方に位置している。そのため、廃液Wと液体76との境界が下降する場合、液体76が排出口73Eに到達する前に栓75が排出口73Eを塞ぐから、液体76が排出口73Eから排出されにくい。
以上説明した本実施形態に係るインクジェット記録装置1によれば、インクジェットヘッド12から落下した廃液Wを受け止める受け皿73を備え、受け皿73には、廃液Wよりも密度が低く、受け皿73に溜まった廃液Wの上方に層を形成する液体76が予め貯留されている。この構成によれば、受け皿73に落下した廃液Wからの水分の蒸発を抑制することができる。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置1によれば、受け皿73の底部73Bに排出口73Eを備え、浮力を用いて排出口73Eを開閉する開閉部74を備える。この構成によれば、排出口73Eを開閉するための動力が不要であるから、低コストな構成を実現することができる。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置1によれば、開閉部74は、廃液Wよりも密度が低く、液体76よりも密度が高く、排出口73Eを塞ぐ栓75を備える。排出口73Eは、例えば、排出口73Eよりも径が大きい。この構成によれば、簡潔な構成で排出口73Eを開閉することができる。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置1によれば、底部73Bは、排出口73Eに向かって低くなるように傾斜している。栓75は、排出口73Eに流れ込む廃液Wにより排出口73Eに向かって流されるが、底部73Bが排出口73Eに向かって低くなるように傾斜していることで、栓75が排出口73Eに向かって流れやすくなる。
また、本実施形態に係るインクジェット記録装置1によれば、栓75の表面における排出口73Eとの接触部L1は、栓75を廃液Wと液体76との境界に浮かべたときの栓75の表面における廃液Wと液体76との境界線L2よりも下方に位置する。この構成によれば、液体76が排出口73Eから排出されにくくすることができる。
上記実施形態は以下のように変形されてもよい。
[第1変形例]
図19、20は、上記実施形態の第1変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。開閉部74は、排出口73Eにヒンジ結合された蓋91と、蓋91に連結され、廃液Wよりも密度が低いフロート92と、を備えていてもよい。フロート92と蓋91とは、柔軟な紐状の連結部材93で連結されている。受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図19参照)には、フロート92は液体76の中に沈み、蓋91が排出口73Eを塞ぐ。廃液Wが発生し、浮力がフロート92を浮上させるのに必要な大きさを超えると、フロート92は、液体76と廃液Wとの境界面に浮いた状態となる(図20参照)。そのため、蓋91が引き上げられて排出口73Eが開放され、廃液Wが配管77を通じて廃液タンク69に排出される。本変形例によっても、簡潔な構成で排出口73Eを開閉することができる。
図19、20は、上記実施形態の第1変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。開閉部74は、排出口73Eにヒンジ結合された蓋91と、蓋91に連結され、廃液Wよりも密度が低いフロート92と、を備えていてもよい。フロート92と蓋91とは、柔軟な紐状の連結部材93で連結されている。受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図19参照)には、フロート92は液体76の中に沈み、蓋91が排出口73Eを塞ぐ。廃液Wが発生し、浮力がフロート92を浮上させるのに必要な大きさを超えると、フロート92は、液体76と廃液Wとの境界面に浮いた状態となる(図20参照)。そのため、蓋91が引き上げられて排出口73Eが開放され、廃液Wが配管77を通じて廃液タンク69に排出される。本変形例によっても、簡潔な構成で排出口73Eを開閉することができる。
[第2変形例]
図21、22は、上記実施形態の第2変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。フロート92は、液体76よりも密度が低い。そのため、フロート92は、液体76の液面に浮いた状態となる。フロート92と蓋91とは、第1変形例よりも長い連結部材93で連結されている。連結部材93の長さは、受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図21参照)に蓋91が閉まる長さである。廃液Wが発生すると、液体76の液面が上昇するため、フロート92も上昇する(図22参照)。そのため、蓋91が引き上げられて排出口73Eが開放され、廃液Wが配管77を通じて廃液タンク69に排出される。本変形例によれば、フロート92と蓋91との干渉を減らすことができる。
図21、22は、上記実施形態の第2変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。フロート92は、液体76よりも密度が低い。そのため、フロート92は、液体76の液面に浮いた状態となる。フロート92と蓋91とは、第1変形例よりも長い連結部材93で連結されている。連結部材93の長さは、受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図21参照)に蓋91が閉まる長さである。廃液Wが発生すると、液体76の液面が上昇するため、フロート92も上昇する(図22参照)。そのため、蓋91が引き上げられて排出口73Eが開放され、廃液Wが配管77を通じて廃液タンク69に排出される。本変形例によれば、フロート92と蓋91との干渉を減らすことができる。
[第3変形例]
図23乃至25は、上記実施形態の第3変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。インクジェット記録装置1は、栓75の高さを検知する検知部94と、検知部94により検知された高さが所定値以上である場合に排出口73Eから廃液Wを吸引するポンプ95と、を備える。受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図23参照)には、栓75は液体76の中に沈み、排出口73Eを塞ぐ。廃液Wが発生し、浮力が栓75を浮上させるのに必要な大きさを超えると、栓75は、液体76と廃液Wとの境界面に浮いた状態となる(図24参照)。そのため、排出口73Eが開放されるが、ポンプ95が作動していないため、廃液Wはポンプ95によって堰き止められている。廃液Wが増加して境界面が上昇し、検知部94によって検知される栓75の高さが所定値以上となった場合、制御部2は、ポンプ95を作動させて廃液Wを廃液タンク69に排出させる(図25参照)。
図23乃至25は、上記実施形態の第3変形例に係る受け皿73を模式的に示す図である。インクジェット記録装置1は、栓75の高さを検知する検知部94と、検知部94により検知された高さが所定値以上である場合に排出口73Eから廃液Wを吸引するポンプ95と、を備える。受け皿73に液体76のみが貯留されている場合(図23参照)には、栓75は液体76の中に沈み、排出口73Eを塞ぐ。廃液Wが発生し、浮力が栓75を浮上させるのに必要な大きさを超えると、栓75は、液体76と廃液Wとの境界面に浮いた状態となる(図24参照)。そのため、排出口73Eが開放されるが、ポンプ95が作動していないため、廃液Wはポンプ95によって堰き止められている。廃液Wが増加して境界面が上昇し、検知部94によって検知される栓75の高さが所定値以上となった場合、制御部2は、ポンプ95を作動させて廃液Wを廃液タンク69に排出させる(図25参照)。
本変形例によれば、ポンプ95を用いて廃液Wを強制的に排出するから、受け皿73や配管77への廃液Wの残留を減らすことができる。また、本変形例によれば、栓75が浮上を開始してからも、栓75の高さが所定値以上となるまでは、ポンプ95の上流側に廃液Wが貯留された状態が維持されるから、少ないエネルギーで効率的に廃液Wを排出することができる。
[第4変形例]
第3変形例で示された栓75の高さによる制御に代えて、廃液Wの重さを検知し、廃液Wの重さが所定値に達した場合にポンプ95を作動させるように構成されてもよい。
第3変形例で示された栓75の高さによる制御に代えて、廃液Wの重さを検知し、廃液Wの重さが所定値に達した場合にポンプ95を作動させるように構成されてもよい。
[第5変形例]
上記実施形態の構成に加えて、栓75の上下方向の移動を案内する部材が設けられてもよい(図示省略)。例えば、網状の素材で形成された上下方向に貫通した筒状のケージの内部に栓75が配置されていてもよい。あるいは、受け皿73の側壁部73Wに設けられた支点を中心として上下方向に揺動可能なレバーの先端に栓75が取り付けられていてもよい。
上記実施形態の構成に加えて、栓75の上下方向の移動を案内する部材が設けられてもよい(図示省略)。例えば、網状の素材で形成された上下方向に貫通した筒状のケージの内部に栓75が配置されていてもよい。あるいは、受け皿73の側壁部73Wに設けられた支点を中心として上下方向に揺動可能なレバーの先端に栓75が取り付けられていてもよい。
[第6変形例]
上記実施形態では、栓75が球状である例が示されたが、栓75の形状は、円柱の下部にテーパーが付けられた形状などでもよい(図示省略)。
上記実施形態では、栓75が球状である例が示されたが、栓75の形状は、円柱の下部にテーパーが付けられた形状などでもよい(図示省略)。
[第7変形例]
上記実施形態では、排出口73Eから廃液Wとともに液体76が僅かずつ排出される可能性がある。そのため、液体76を補給する機能が設けられていてもよい(図示省略)。例えば、液体76を貯留したタンクと、液体76を受け皿73に送り出すポンプと、受け皿73に貯留された液体76の量を検知するセンサーと、を備え、受け皿73に貯留された液体76の量が所定値以下となった場合にポンプで液体76を補給するように構成されていてもよい。
上記実施形態では、排出口73Eから廃液Wとともに液体76が僅かずつ排出される可能性がある。そのため、液体76を補給する機能が設けられていてもよい(図示省略)。例えば、液体76を貯留したタンクと、液体76を受け皿73に送り出すポンプと、受け皿73に貯留された液体76の量を検知するセンサーと、を備え、受け皿73に貯留された液体76の量が所定値以下となった場合にポンプで液体76を補給するように構成されていてもよい。
1 インクジェット記録装置
12 インクジェットヘッド
73 受け皿
73B 底部
73E 排出口
74 開閉部
75 栓
76 液体
91 蓋
92 フロート
94 検知部
95 ポンプ
12 インクジェットヘッド
73 受け皿
73B 底部
73E 排出口
74 開閉部
75 栓
76 液体
91 蓋
92 フロート
94 検知部
95 ポンプ
Claims (7)
- インクジェットヘッドから落下した廃液を受け止める受け皿を備え、
前記受け皿には、前記廃液よりも密度が低く、前記受け皿に溜まった前記廃液の上方に層を形成する液体が予め貯留されていることを特徴とするインクジェット記録装置。 - 前記受け皿の底部に排出口を備え、
浮力を用いて前記排出口を開閉する開閉部を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 前記開閉部は、前記廃液よりも密度が低く、前記液体よりも密度が高く、前記排出口を塞ぐ栓を備えることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。
- 前記栓の表面における前記排出口との接触部は、前記栓を前記廃液と前記液体との境界に浮かべたときの前記栓の表面における前記廃液と前記液体との境界線よりも下方に位置することを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
- 前記開閉部は、
前記排出口にヒンジ結合された蓋と、
前記蓋に連結され、前記廃液よりも密度が低いフロートと、を備えることを特徴とする請求項2に記載のインクジェット記録装置。 - 前記フロートは、前記液体よりも密度が低いことを特徴とする請求項5に記載のインクジェット記録装置。
- 前記栓の高さを検知する検知部と、
前記検知部により検知された前記高さが所定値以上である場合に前記排出口から前記廃液を吸引するポンプと、を備えることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022125486A JP2024022121A (ja) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022125486A JP2024022121A (ja) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024022121A true JP2024022121A (ja) | 2024-02-16 |
Family
ID=89854811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022125486A Pending JP2024022121A (ja) | 2022-08-05 | 2022-08-05 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2024022121A (ja) |
-
2022
- 2022-08-05 JP JP2022125486A patent/JP2024022121A/ja active Pending
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