JP2024021987A - イグナイタの取付構造及び取付金具 - Google Patents

イグナイタの取付構造及び取付金具 Download PDF

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Abstract

Figure 2024021987000001
【課題】異なる形状のイグナイタを異なる姿勢で給湯器内に取り付け可能なイグナイタの取付構造及び取付金具を提供する。
【解決手段】取付金具40には異なる形状のイグナイタを固定できる。取付金具40は第1給湯器側固定片部45と第2給湯器側固定片部43を備える。第1給湯器側固定片部45と第2給湯器側固定片部43は夫々の面方向が互いに直交する位置関係にある。イグナイタ20が固定された取付金具40の第1給湯器側固定片部45を上向きとし、その第1給湯器側固定片部45を筐体内のノズル台5に固定する。この場合、取付金具40はイグナイタ20を横向き姿勢で吊り下げ支持できる。他方、第2給湯器側固定片部43を上向きとし、その第2給湯器側固定片部43を筐体内の内部部品に固定する。この場合、取付金具40はイグナイタ20を縦向き姿勢で吊り下げ支持できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、イグナイタの取付構造及び取付金具に関する。
従来、給湯器は、先端部がバーナユニットに近接配置される放電電極と、この放電電極に配線を介して電気的に接続されるイグナイタを備える(例えば、特許文献1参照)。イグナイタは供給された商用電圧を昇圧させて放電電極に供給し、放電電極とバーナユニットの間に点火スパークを発生させる。
特開2018-179435号公報
イグナイタには様々な形状のものが存在し、給湯器の種類によっては、取付姿勢が異なる場合もある。このため、イグナイタの形状や取付姿勢毎に取付金具を別途用意する必要があり、製造コスト・管理コストの面で問題点があった。
本発明の目的は、異なる形状のイグナイタを異なる姿勢で給湯器内に取り付け可能なイグナイタの取付構造及び取付金具を提供することである。
請求項1のイグナイタの取付構造は、取付金具を介して第1イグナイタ又は第2イグナイタを給湯器内の内部部品に取り付けるイグナイタの取付構造であって、前記取付金具は、第1方向に沿って延び、面方向が前記第1方向と直交する第2方向を向く第1板部と、前記第1板部の前記第1方向の一方側の端部から前記第2方向の一方側に延び、面方向が前記第1方向を向く第2板部とを備え、前記第1板部における前記第1方向及び前記第2方向の夫々と直交する第3方向の一方側の縁部は、前記第1方向の前記一方側に設けられた非オフセット部と、前記第1方向の前記一方側とは反対の他方側に設けられ、前記非オフセット部に対して前記第3方向の前記一方側とは反対の他方側にオフセットするオフセット部とを備え、前記第1板部には、前記第2板部よりも前記第1方向の前記一方側に突出した位置に設けられ、前記第2方向の前記一方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1イグナイタ側固定片部が設けられ、前記非オフセット部には、前記第2方向の前記一方側とは反対の他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1給湯器側固定片部が設けられ、前記オフセット部には、前記第2方向の前記他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第2イグナイタ側固定片部が設けられ、前記第2板部の前記第2方向の前記一方側の端部には、前記第1方向の前記一方側に延び、面方向が前記第2方向を向く第2給湯器側固定片部が設けられ、前記第1イグナイタは、一方向に長い箱型であって、自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の面部と接触する第1平面部と、前記取付姿勢としたとき前記第1平面部の前記第1方向の前記一方側の端部から前記第1方向の前記一方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第1イグナイタ側固定片部に重合し、前記第1イグナイタ側固定片部にビス締めされる第1突出片部とを備え、前記第2イグナイタは、一方向に長い箱型であって、自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の前記面部と接触する第2平面部と、前記取付姿勢としたとき前記第2平面部の前記第3方向の前記他方側の端部から前記第2方向の前記他方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第2イグナイタ側固定片部に重合し、前記第2イグナイタ側固定片部にビス締めされる第2突出片部とを備え、前記第1給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第1給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が左右方向を向く横向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であって、前記第2給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第2給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が上下方向を向く縦向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であることを特徴とする。
請求項2のイグナイタの取付構造において、前記第2板部は、前記第1板部の前記第1方向の前記一方側の端部に対して直交して設けられ、前記第2板部と前記第1イグナイタ側固定片部との間には、前記第3方向に離間する隙間が形成され、前記第1イグナイタを前記取付姿勢としたとき、前記第1平面部は前記第1板部の前記面部と接触し、前記第1イグナイタの前記第1方向の前記一方側の端部は前記第2板部と接触し、前記第1突出片部は前記隙間に配置されると共に前記第1イグナイタ側固定片部に重合してビス締めされてもよい。
請求項3の取付金具は、第1イグナイタ又は第2イグナイタを給湯器内の内部部品に取り付ける為の取付金具であって、第1方向に沿って延び、面方向が前記第1方向と直交する第2方向を向く第1板部と、前記第1板部の前記第1方向の一方側の端部から前記第2方向の一方側に延び、面方向が前記第1方向を向く第2板部とを備え、前記第1板部における前記第1方向及び前記第2方向の夫々と直交する第3方向の一方側の縁部は、前記第1方向の前記一方側に設けられた非オフセット部と、前記第1方向の前記一方側とは反対の他方側に設けられ、前記非オフセット部に対して前記第3方向の前記一方側とは反対の他方側にオフセットするオフセット部とを備え、前記第1板部には、前記第2板部よりも前記第1方向の前記一方側に突出した位置に設けられ、前記第2方向の前記一方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1イグナイタ側固定片部が設けられ、前記非オフセット部には、前記第2方向の前記一方側とは反対の他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1給湯器側固定片部が設けられ、前記オフセット部には、前記第2方向の前記他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第2イグナイタ側固定片部が設けられ、前記第2板部の前記第2方向の前記一方側の端部には、前記第1方向の前記一方側に延び、面方向が前記第2方向を向く第2給湯器側固定片部が設けられ、前記第1イグナイタは、一方向に長い箱型であって、自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の面部と接触する第1平面部と、前記取付姿勢としたとき前記第一平面部の前記第1方向の前記一方側の端部から前記第1方向の前記一方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第1イグナイタ側固定片部に重合し、前記第1イグナイタ側固定片部にビス締めされる第1突出片部とを備え、前記第2イグナイタは、一方向に長い箱型であって、自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の前記面部と接触する第2平面部と、前記取付姿勢としたとき前記第2平面部の前記第3方向の前記他方側の端部から前記第2方向の前記他方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第2イグナイタ側固定片部に重合し、前記第2イグナイタ側固定片部にビス締めされる第2突出片部とを備え、前記第1給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第1給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が左右方向を向く横向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であって、前記第2給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とし、前記第2給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が上下方向を向く縦向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であることを特徴とする。
請求項4の取付金具の前記第2板部は、前記第1板部の前記第1方向の前記一方側の端部に対して直交して設けられ、前記第2板部と前記第1イグナイタ側固定片部との間には、前記第3方向に離間する隙間が形成され、前記第1イグナイタを前記取付姿勢としたとき、前記第1板部の前記面部は前記第1平面部と接触し、前記第2板部は前記第1イグナイタの前記第1方向の前記一方側の端部と接触し、前記隙間に前記第1突出片部が配置された状態で、前記第1イグナイタ側固定片部に前記第1突出片部がビス締めされてもよい。
請求項1のイグナイタの取付構造によれば、形状の異なる第1イグナイタと第2イグナイタを、2つの異なる姿勢で給湯器内の内部部品に取り付けることができる。故に本発明の取付構造は、取付金具の共通化を図ることができる。それ故、取付金具の管理コスト・生産コストを低減できる。
請求項2のイグナイタの取付構造によれば、取付金具に対して第1イグナイタを取り付ける場合、第1イグナイタを取付姿勢とする。そして、第1平面部を第1板部の面部に接触させた状態で、第1突出片部を、第2板部と第1イグナイタ側固定片部との間の隙間に挿入して第1イグナイタ側固定片部と重合させ、第1イグナイタの第1方向の一方側の端部を第2板部に接触させる。これにより、取付金具に対して第1イグナイタが位置決めされるので、第1イグナイタ側固定片部に対して第1突出片部を容易にビス締めできる。
請求項3の取付金具によれば、形状の異なる第1イグナイタと第2イグナイタを、2つの異なる姿勢で給湯器内の内部部品に取り付けることができる。故に本発明の取付構造は、取付金具の共通化を図ることができる。それ故、取付金具の管理コスト・生産コストを低減できる。
請求項4の取付金具によれば、取付金具に対して第1イグナイタを取り付ける場合、第1イグナイタを取付姿勢とする。そして、第1平面部を第1板部の面部に接触させた状態で、第1突出片部を、第2板部と第1イグナイタ側固定片部との間の隙間に挿入して第1イグナイタ側固定片部と重合させ、第1イグナイタの第1方向の一方側の端部を第2板部に接触させる。これにより、取付金具に対して第1イグナイタが位置決めされるので、第1イグナイタ側固定片部に対して第1突出片部を容易にビス締めできる。
給湯器101の正面図である。 イグナイタ20が横向き姿勢で取り付けられたノズル台5とバルブユニット6の正面図である。 イグナイタ20が横向き姿勢で取り付けられたノズル台5とバルブユニット6の斜視図である。 給湯器102の正面図である。 イグナイタ30が横向き姿勢で取り付けられたノズル台5とバルブユニット6の正面図である。 イグナイタ30が横向き姿勢で取り付けられたノズル台5とバルブユニット6の斜視図である。 イグナイタ20の左斜め前方からの斜視図である。 イグナイタ20の左斜め後方からの斜視図である。 イグナイタ20の正面図である。 イグナイタ30の左斜め前方からの斜視図である。 イグナイタ30の左斜め後方からの斜視図である。 イグナイタ30の正面図である。 取付金具40の左斜め前方からの斜視図である。 取付金具40の左斜め後方からの斜視図である。 取付金具40の正面図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ20の左斜め前方からの斜視図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ20の左斜め後方からの斜視図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ20の正面図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ30の左斜め前方からの斜視図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ30の左斜め後方からの斜視図である。 取付金具40が固定されたイグナイタ30の正面図である。 給湯器103の正面図である。 イグナイタ20が縦向き姿勢で固定されたノズル台500とバルブユニット600の正面図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載される部品及び装置構成などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明する為に用いられるものである。
図1~図3を参照し、給湯器101の構造を説明する。図1に示す給湯器101はガス給湯器である。給湯器101は筐体2とフロントカバー3を備える。筐体2の底部にはガス入口11、水入口12、湯出口13が設けられる。ガス入口11にはガス管(図示略)が接続される。水入口12には水道管(図示略)が接続される。湯出口13には給湯栓への配管(図示略)が接続される。フロントカバー3の前面上部には、左右方向に延びる開口が設けられ、当該開口から排気筒9が前方に突出する。なお、フロントカバー3には給気口が設けられるが、図面においては省略する。
筐体2内には図示しない燃焼装置と熱交換器が設けられる。燃焼装置はケース内に複数のバーナユニットを備える。バーナユニットはガスと空気の混合気を燃焼して燃焼排気を生ずる。熱交換器は燃焼装置の上方に設置され、燃焼装置から流れる燃焼排気中の熱で配管の通水を加熱する。熱交換器で加熱された湯水は出湯管(図示略)を介して湯出口13から給湯栓への配管に供給される。熱交換器を上方に流れた燃焼排気は排気筒9から外部に排出される。燃焼装置の前側にはノズル台5が固定される。
図2,図3に示すように、ノズル台5は正面視左右方向に長い略矩形状に形成される。ノズル台5は複数のガス流路(図示略)と電磁弁(図示略)を備え、後述のバルブユニット6から供給されるガスを燃焼装置の複数のバーナユニットに分配供給する。ノズル台5の前面の下端部左側には、イグナイタ20が取付金具40により横向き姿勢で取り付けられる。横向き姿勢とは、イグナイタ20の長手方向を水平方向に寝かせた姿勢である。なお、イグナイタ20の形状については後述する。イグナイタ20には配線(図示略)を介して放電電極(図示略)が接続される。放電電極は燃焼装置に固定され、その先端部はバーナユニットに近接配置される。イグナイタ20は供給された商用電圧を昇圧させて放電電極に供給し、放電電極とバーナユニットの間に点火スパークを発生させる。
ノズル台5の右下部にはバルブユニット6が固定される。バルブユニット6はガス流入管(図示略)を介してガス入口11に接続される。バルブユニット6は図示しない比例弁と元電磁弁を備える。給湯器101の制御部(図示略)は比例弁と元電磁弁の夫々の駆動を制御し、ノズル台5に供給するガス量を制御する。
図4~図6を参照し、給湯器102の構造を説明する。給湯器102もガス給湯器であり、図1に示す給湯器101と共通の構造を備えるが、イグナイタ20の代わりにイグナイタ30を備える点で給湯器101と異なる。図5,図6に示すように、イグナイタ30はノズル台5の前面の下端部左側に取付金具40により横向き姿勢で取り付けられる。イグナイタ30はイグナイタ20とは形状が異なる別種類のイグナイタであるが、イグナイタ20と同様に放電電極とバーナユニットの間に点火スパークを発生させる。このように、取付金具40は形状が異なる2種類のイグナイタ20,30の何れであっても筐体2内のノズル台5に取り付け可能である。
図7~図9を参照し、イグナイタ20の形状を説明する。なお、図7~図9中に矢印で示す第1方向、第2方向、第3方向は互いに直交する方向であり、イグナイタ20の方向を示すものである。本実施形態ではイグナイタ20の方向を分かり易く説明する為、第1方向を左右方向、第2方向を上下方向、第3方向を前後方向として説明する。故にイグナイタ20の方向である前後左右上下を一律に規定するものではない。この場合、左方向は第1方向の一方に相当し、右方向は第1方向の他方に相当し、下方向は第2方向の一方に相当し、上方向は第2方向の他方に相当し、前方向は第3方向の一方に相当し、後ろ方向は第3方向の他方に相当する。
イグナイタ20は左右方向に長い略直方体の箱状に形成される。イグナイタ20の右下角部には、正面視逆L字状の切欠部29が設けられる。イグナイタ20は、前面部21、背面部22、左面部23、右面部24、上面部25、下面部26を備える。前面部21は正面視左右方向に長い略逆L字状に形成され、前方に向けて配置される。背面部22は背面視左右方向に長い略逆L字状に形成され、後方に向けて配置される。左面部23は左側面視略矩形状に形成され、左方に向けて配置される。右面部24は切欠部29の上側にて右側面視略矩形状に形成され、右方に向けて配置される。上面部25は平面視左右方向に長い略矩形状に形成され、上方に向けて配置される。下面部26は切欠部29の左側にて底面視略矩形状に形成され、下方に向けて配置される。切欠部29は第1面291と第2面292を備える。第1面291は上面部25と略平行で且つ底面視略矩形状に形成され、下方に向けて配置される。第2面292は右面部24と略平行で且つ右側面視略矩形状に形成され、右方に向けて配置される。
左面部23の上部前側の角部には、突出片部27が設けられる。突出片部27は正面視略矩形状に形成され、左面部23の上部前側から左方に突出する。突出片部27の面方向は前後方向に向かう。イグナイタ20を上方から見た場合。突出片部27は上面部25の左端部の前側の角部から左方に突出する。突出片部27の中央には固定穴271が設けられ、前後方向に貫通する。下面部26には、一対の電極接続部261,262が設けられる。電極接続部261,262は下方に突出する丸棒状に形成され、左右方向に相互に離間する。電極接続部261,262には、放電電極の配線(図示略)が接続される。切欠部29の第1面291には、端子接続部28が設けられる。端子接続部28には、給湯器の制御部(図示略)から延びる配線の端子が接続する。
図10~図12を参照し、イグナイタ30の形状を説明する。なお、図10~図12中においても、イグナイタ30の方向を分かり易く説明する為、図中に示す第1方向を左右方向、第2方向を上下方向、第3方向を前後方向として説明する。故にイグナイタ30の方向である前後左右上下を一律に規定するものではない。
イグナイタ30は左右方向に長い略直方体の箱状に形成される。イグナイタ30は、前面部31、背面部32、左面部33、右面部34、上面部35、下面部36を備える。イグナイタ30の長さ方向の距離は、イグナイタ20の長さ方向の距離よりも短い。前面部31は正面視左右方向に長い略矩形状に形成され、左側前面部311、右側前面部312、段部313を備える。左側前面部311は前面部31の左側に設けられる。左側前面部311は正面視略矩形状に形成され、前方に向けて配置される。右側前面部312は前面部31の右側で且つ左側前面部311よりも前方に突出した位置に設けられる。右側前面部312は左側前面部311よりも左右方向の幅がやや大きい正面視略矩形状に形成され、前方に向けて配置される。段部313は左側前面部311の右端部と右側前面部312の左端部とを前後方向に接続する段差面である。段部313は左側面視上下方向に長い略矩形状に形成され、左方に向けて配置される。
背面部32は背面視左右方向に長い略矩形状に形成され、後方に向けて配置される。左面部33は左側面視略矩形状に形成され、左方に向けて配置される。右面部34は背面部32の右端部よりも左側の位置において右側面視略矩形状に形成され、右方に向けて配置される。上面部35は平面視略逆L字状に形成され、上方に向けて配置される。下面部36は底面視略逆L字状に形成され、下方に向けて配置される。
上面部35の後端部で且つ左右方向中央(段部313に対応する位置)よりもやや右側には、突出片部37が設けられる。突出片部37は上面部35の後端部から上方に突出し、正面視略矩形状に形成される。突出片部37の面方向は前後方向に向かう。突出片部37の中央には固定穴371が設けられ、前後方向に貫通する。左面部33の前側で且つ上下方向中央には、電極接続部331が設けられる。電極接続部331は左方に突出する丸棒状に形成される。電極接続部331には、放電電極の配線(図示略)が接続される。右面部34の後端部と背面部32の右端部の間には壁面39が形成される。壁面39は前方に向けて配置される。壁面39には、端子接続部38が設けられる。端子接続部38には、給湯器の制御部(図示略)から延びる配線の端子が接続する。
図13~図15を参照し、取付金具40の形状を説明する。なお、図13~図15中においても、取付金具40の方向を分かり易く説明する為、図中に示す第1方向を左右方向、第2方向を上下方向、第3方向を前後方向として説明する。故に取付金具40の方向である前後左右上下を一律に規定するものではない。
取付金具40は金属板を切断及び屈曲して作製される。取付金具40は第1板部41と第2板部42を備え、正面視略逆L字状に形成される(図15参照)。第1板部41は本体部41A、延設部41B、突出片部41Cを備え、平面視略逆L字状に形成される。本体部41Aは第1板部41の左側を構成し、平面視略矩形状に形成される。延設部41Bは本体部41Aの右端部の後側部から右方に延設され、平面視左右方向に長い略矩形状に形成される。延設部41Bの前後方向の幅は、本体部41Aの前後方向の幅の略1/3である。突出片部41Cは本体部41Aの左端部の前側部から左方に突出して設けられ、平面視左右方向に長い細長の略矩形状に形成される。
第1板部41は外周部に、前端部411、後端部412、左端部413、右端部414を備える。前端部411は、非オフセット部416、オフセット部417、段部418を備える。非オフセット部416は前端部411の左側、即ち本体部41A及び突出片部41Cの夫々の前端部であって、左右方向に延びる。オフセット部417は前端部411の右側、即ち延設部41Bの前端部であって、左右方向に延びる。オフセット部417は非オフセット部416に対して後方にオフセットした位置に配置される。段部418は、非オフセット部416の右端部とオフセット部417の左端部との間を前後方向に延び、相互に接続する。
第1板部41は、第1イグナイタ側固定片部44、第1給湯器側固定片部45、第2イグナイタ側固定片部46、下方突出片部47を備える。第1イグナイタ側固定片部44は非オフセット部416の左側に設けられ、下方に突出する。第1イグナイタ側固定片部44は正面視略矩形状に形成され、面方向が前後方向に向く。第1イグナイタ側固定片部44の左端部には、補強部442が設けられる。補強部442は、第1イグナイタ側固定片部44の左端部を右方に折り畳むことによって厚みを持って形成される。第1イグナイタ側固定片部44の中央には固定穴441が設けられる。固定穴441は第1イグナイタ側固定片部44の中央を前後方向に貫通する。
第1給湯器側固定片部45は、非オフセット部416の右側であって第1イグナイタ側固定片部44の右隣に設けられ、上方に突出する。第1給湯器側固定片部45は正面視略矩形状に形成され、面方向が前後方向に向く。第1給湯器側固定片部45の中央には固定穴451が設けられる。固定穴451は第1給湯器側固定片部45の中央を前後方向に貫通する。
第2イグナイタ側固定片部46はオフセット部417に設けられ、上方に突出する。第2イグナイタ側固定片部46は正面視左右方向に長い略矩形状に形成され、面方向が前後方向に向く。第2イグナイタ側固定片部46の左右両側には、一対の固定穴461,462が設けられる。固定穴461,462は左右方向に離間し、第2イグナイタ側固定片部46を前後方向に貫通する。下方突出片部47は第1板部41の後端部412に設けられ、下方に突出する。下方突出片部47は背面視左右方向に長い略矩形状に形成され、面方向が前後方向に向く。
第2板部42は、第1板部41の左端部413から垂下し、左側面視上下方向に長い略矩形状に形成される。即ち、第2板部42は第1板部41の左端部に対して直交して設けられる。第2板部42の面方向は左右方向に向く。第2板部42の前後方向の幅は上部において広く、該上部から下方にかけて前後方向中央側に狭くなる。第2板部42の前端部と第1イグナイタ側固定片部44の背面との間には、左右方向に挿通する所定の隙間48が形成される。
第2板部42の下端部には、第2給湯器側固定片部43が設けられる。第2給湯器側固定片部43は第2板部42の下端部から左方に突出する。第2給湯器側固定片部43は平面視略矩形状に形成され、面方向が上下方向に向く。第2給湯器側固定片部43の中央には固定穴431が設けられる。固定穴431は第2給湯器側固定片部43の中央を上下方向に貫通する。第2給湯器側固定片部43は自身の面方向(上下方向)が第1給湯器側固定片部45の面方向(前後方向)と直交する位置関係にある。
第1イグナイタ側固定片部44と第2給湯器側固定片部43とに挟まれる境界部の前後方向の中央部には補強リブ421が設けられる。補強リブ421は例えばプレス成形で形成してもよい。補強リブ421は、第1イグナイタ側固定片部44と第2給湯器側固定片部43との境界部を補強する。
図16~図18を参照し、取付金具40にイグナイタ20を固定する方法の一例を説明する。なお、図16~図18中においても、イグナイタ20及び取付金具40の方向を分かり易く説明する為、図中に示す第1方向を左右方向、第2方向を上下方向、第3方向を前後方向として説明する。先ず、図7,図13に示すように、イグナイタ20の前後左右上下の向きを、取付金具40の前後左右上下の向きに合わせる。そして、図16~図18に示すように、イグナイタ20の上面部25を、取付金具40の第1板部41の下面部に対して下方から接触させる。これで、取付金具40に対してイグナイタ20の上下方向の位置決めがなされる。その状態でイグナイタ20を左方に滑らせ、イグナイタ20の突出片部27を、取付金具40の隙間48に対して右方から左方に向けて差し入れる。このとき、突出片部27の前面を取付金具40の第1イグナイタ側固定片部44の背面に接触させながら、イグナイタ20を左方に滑らせるとよい。これにより、イグナイタ20は、第1イグナイタ側固定片部44により前後方向に位置決めがなされた状態で、左方に向けて適切にガイドされる。
次いで、イグナイタ20の左面部23が、取付金具40の第2板部42の右面に当接することによって、イグナイタ20の左右方向の位置決めがなされる。イグナイタ20の突出片部27の前面は、取付金具40の第1イグナイタ側固定片部44の背面と重合する。このとき、第1イグナイタ側固定片部44の固定穴441に対して、突出片部27の固定穴271が対向する。そして、取付金具40に対してイグナイタ20が位置決めされた状態で、ビス91を第1イグナイタ側固定片部44側から突出片部27側に向けて、固定穴441,271の順に締結する。これにより、取付金具40に対してイグナイタ20が固定される。
図19~図21を参照し、取付金具40にイグナイタ30を固定する方法の一例を説明する。なお、図19~図21中においても、イグナイタ30及び取付金具40の方向を分かり易く説明する為、図中に示す第1方向を左右方向、第2方向を上下方向、第3方向を前後方向として説明する。先ず、図10,図13に示すように、イグナイタ30の前後左右上下の向きを、取付金具40の前後左右上下の向きに合わせる。次いで、図19~図21に示すように、イグナイタ30の上面部35を、取付金具40の第1板部41の本体部41Aの下面部に下方から接触させる。これで、取付金具40に対してイグナイタ30の上下方向の位置決めがなされる。さらに、イグナイタ30の突出片部37の背面を、取付金具40の第2イグナイタ側固定片部46の前面に重合させる。これで、取付金具40に対してイグナイタ30の前後方向の位置決めがなされる。
次いで、上面部35を本体部41Aの下面部に接触させた状態で、イグナイタ30を左方に滑らせ、イグナイタ30の電極接続部331を、取付金具40の隙間48に対して右方から左方に向けて差し入れる。そして、突出片部37の固定穴371が、第2イグナイタ側固定片部46の左側の固定穴461と重なる位置で、取付金具40に対してイグナイタ30を位置決めする。この状態で、ビス92を突出片部37側から第2イグナイタ側固定片部46側に向けて、固定穴371,461の順に締結する。これにより、取付金具40に対してイグナイタ30が固定される。
次に、筐体2内への取付金具40を用いたイグナイタ20,30の取付方法と取付姿勢について説明する。給湯器の種類に応じて、筐体2内に取り付けるイグナイタの種類と取付姿勢が異なる。図1に示すように、給湯器101の筐体2内では、イグナイタ20が横向き姿勢で取り付けられる。この場合、図2,図3に示すように、筐体2内において、イグナイタ20が固定された取付金具40の第1給湯器側固定片部45を上向きとし、イグナイタ20の長手方向が左右方向に向いた横向き姿勢で、その第1給湯器側固定片部45をノズル台5の左下部にビス95で前方から固定する。これにより、イグナイタ20は横向き姿勢で、取付金具40を介して筐体2内に吊り下げ支持される。
図4に示すように、給湯器102の筐体2内では、イグナイタ30が横向き姿勢で取り付けられる。この場合、図5,図6に示すように、筐体2内において、イグナイタ30が固定された取付金具40の第1給湯器側固定片部45を上向きとし、イグナイタ30の長手方向が左右方向に向いた横向き姿勢で、その第1給湯器側固定片部45をノズル台5の左下部に当ててビス96で前方から固定する。これにより、イグナイタ30は横向き姿勢で、取付金具40を介して筐体2内の内部部品に吊り下げ支持される。
図22に示すように、給湯器103は、図1に示す給湯器101,102と同様に、筐体2内内に図示しない燃焼装置と熱交換器に加えて、ノズル台500、バルブユニット600を備える。ノズル台500とバルブユニット600の形状は、給湯器101,102のノズル台5とバルブユニット6の形状とやや異なるが機能は同じである。ノズル台500の前面の下端部左側には、イグナイタ20が取付金具40により縦向き姿勢で取り付けられる。縦向き姿勢とは、イグナイタの長手方向が上下方向を向く姿勢である。
この場合、図23に示すように、筐体2内において、イグナイタ20が固定された取付金具40の第2給湯器側固定片部43を上向きとし、イグナイタ30の長手方向が上下方向に向いた縦向き姿勢で、その第2給湯器側固定片部43をノズル台500の前面の下端部の中央よりやや右側に当ててビス97で固定する。これにより、イグナイタ20は縦向き姿勢で、取付金具40を介して筐体2内の内部部品に吊り下げ支持される。
上記の通り、取付金具40において、第1給湯器側固定片部45の面方向と、第2給湯器側固定片部43の面方向(上下方向)は互いに直交する位置関係にある。第1給湯器側固定片部45を上向きとした場合、取付金具40に固定されたイグナイタ20,30の夫々の長手方向は水平方向に向けられ、第2給湯器側固定片部43を上向きとした場合、取付金具40に固定されたイグナイタ20,30の夫々の長手方向は上下方向に向けられる。これにより、取付金具40は異なる形状のイグナイタ20,30を2つの異なる姿勢で筐体2内の内部部品に取り付けることができる。
なお、図示しないが、給湯器の種類に応じて、筐体2内において、イグナイタ30を縦向き姿勢で固定することも可能である。この場合も、イグナイタ30が固定された取付金具40の第2給湯器側固定片部43を上向きとし、イグナイタ30の長手方向が上下方向に向いた縦向き姿勢で、その第2給湯器側固定片部43をノズル台の前面の下端部に当ててビス締めすればよい。
上記説明において、左右方向は本発明の「第1方向」の一例、上下方向は本発明の「第2方向」の一例、前後方向は本発明の「第3方向」の一例である。左方向は本発明の「第1方向の一方」の一例、右方向は本発明の「第1方向の他方」の一例である。下方向は本発明の「第2方向の一方」の一例、上方向は本発明の「第2方向の他方」の一例である。前方向は本発明の「第3方向の一方」の一例、後ろ方向は本発明の「第3方向の他方」の一例である。イグナイタ20は本発明の「第1イグナイタ」の一例、イグナイタ30は本発明の「第2イグナイタ」の一例である。イグナイタ20の上面部25は本発明の「第1平面部」の一例、突出片部27は本発明の「第1突出片部」の一例である。イグナイタ30の上面部35は本発明の「第2平面部」の一例、突出片部37は本発明の「第2突出片部」の一例である。
以上説明したように、本実施形態のイグナイタの取付構造は、取付金具40を介してイグナイタ20又は30を給湯器101,102内の内部部品であるノズル台5に取り付けるものである。取付金具40は第1板部41と第2板部42を備える。第1板部41は左右方向に沿って延び、面方向が上下方向を向く。第2板部42は第1板部41の左端部413から下方側に延び、面方向が左右方向を向く。第1板部41の前端部411は、非オフセット部416とオフセット部417を有する。非オフセット部416は前端部411の左側に設けられる。オフセット部417は前端部411の右側に設けられ、非オフセット部416に対して後方にオフセットする。第1板部41において第2板部42よりも左側に突出した位置に、第1イグナイタ側固定片部44が設けられる。第1イグナイタ側固定片部44は下方に延び、面方向が前後方向を向く。非オフセット部416には、第1給湯器側固定片部45が設けられる。第1給湯器側固定片部45は上方に延び、面方向が前後方向を向く。オフセット部417には、第2イグナイタ側固定片部46が設けられる。第2イグナイタ側固定片部46は上方に延び、面方向が前後方向を向く。第2板部42の下端部には、第2給湯器側固定片部43が設けられる。第2給湯器側固定片部43は左方に延び、面方向が上下方向を向く。
イグナイタ20は一方向に長い箱型である。イグナイタ20は、上面部25と突出片部27を備える。上面部25は、自身の長手方向を左右方向に沿わせた取付姿勢としたとき、第1板部41の下面部と接触する。突出片部27は上記の取付姿勢としたとき上面部25の左端部から左方に突出し、面方向が前後方向を向く。突出片部27は第1イグナイタ側固定片部44に重合し、第1イグナイタ側固定片部44にビス締めされる。
イグナイタ30も一方向に長い箱型である。イグナイタ30は、上面部35と突出片部37を備える。上面部35は、自身の長手方向を左右方向に沿わせた取付姿勢としたとき、第1板部41の下面部と接触する。突出片部37は、上記の取付姿勢としたとき、上面部35の後端部から上方に突出し、面方向が前後方向を向く。突出片部37は第2イグナイタ側固定片部46に重合し、第2イグナイタ側固定片部46にビス締めされる。
第1給湯器側固定片部45を上向きにした姿勢とした場合、第1給湯器側固定片部45を筐体2内の内部部品に固定する。これにより、イグナイタ20又は30を、長手方向が左右方向を向く横向き姿勢で筐体2内に吊り下げ支持できる。他方、第2給湯器側固定片部43を上向きにした姿勢とした場合、第2給湯器側固定片部43を筐体2内の内部部品に固定できる。これにより、イグナイタ20又は30を、長手方向が上下方向を向く縦向き姿勢で筐体2内に吊り下げ支持できる。これにより、取付金具40は、形状の異なるイグナイタ20,30を、横向き姿勢又は縦向き姿勢で筐体2内の内部部品(ノズル台5,500)に容易に取り付けることができる。従って、本実施形態のイグナイタ20,30の取付構造は、取付金具40の共通化を図ることができるので、取付金具40の管理コスト・生産コストを低減できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。取付金具40において、第2板部42は第1板部41の左端部に対して直交して設けられるが、直交していなくてもよい。第2板部42と第2給湯器側固定片部43との境界部に設けられた補強リブ421は省略してもよい。第1イグナイタ側固定片部44の左端部に設けられた補強部442は省略してもよい。第2イグナイタ側固定片部46の固定穴461,462の何れか一方を省略してもよい。第2イグナイタ側固定片部46に設ける固定穴の数は一つでも複数でもよい。
取付金具40にイグナイタ30を固定する際、上記実施形態では、イグナイタ30の突出片部37の固定穴371を、取付金具40の第2イグナイタ側固定片部46の左側の固定穴461に位置決めしてビス締めしたが、右側の固定穴462に位置決めしてビス締めしてもよい。
給湯器の筐体2内において、イグナイタ20,30が取り付けられる内部部品として、ノズル台5,500を例示して説明したが、ノズル台5,500以外の内部部品にイグナイタを取り付けてもよい。また、ノズル台5,500においてイグナイタ20,30を固定する位置は、上記実施形態に限らず自由に変更可能である。
給湯器101~103は顕熱回収型及び潜熱回収型の何れであってもよい。給湯器の内部構造についても上記実施形態に限定されない。上記実施形態では、2種類のイグナイタ20,30を例示として説明したが、本発明の「第1イグナイタ」の構成、若しくは「第2イグナイタ」の構成を満たせば、イグナイタ20,30とは別のイグナイタにも適用可能である。
5 ノズル台
20 イグナイタ
25 上面部
27 突出片部
30 イグナイタ
35 上面部
37 突出片部
40 取付金具
41 第1板部
42 第2板部
43 第2給湯器側固定片部
44 第1イグナイタ側固定片部
45 第1給湯器側固定片部
46 第2イグナイタ側固定片部
48 隙間
91,92 ビス
95~97 ビス
101~103 給湯器
416 非オフセット部
417 オフセット部
500 ノズル台

Claims (4)

  1. 取付金具を介して第1イグナイタ又は第2イグナイタを給湯器内の内部部品に取り付けるイグナイタの取付構造であって、
    前記取付金具は、
    第1方向に沿って延び、面方向が前記第1方向と直交する第2方向を向く第1板部と、
    前記第1板部の前記第1方向の一方側の端部から前記第2方向の一方側に延び、面方向が前記第1方向を向く第2板部と
    を備え、
    前記第1板部における前記第1方向及び前記第2方向の夫々と直交する第3方向の一方側の縁部は、
    前記第1方向の前記一方側に設けられた非オフセット部と、
    前記第1方向の前記一方側とは反対の他方側に設けられ、前記非オフセット部に対して前記第3方向の前記一方側とは反対の他方側にオフセットするオフセット部と
    を備え、
    前記第1板部には、前記第2板部よりも前記第1方向の前記一方側に突出した位置に設けられ、前記第2方向の前記一方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1イグナイタ側固定片部が設けられ、
    前記非オフセット部には、前記第2方向の前記一方側とは反対の他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1給湯器側固定片部が設けられ、
    前記オフセット部には、前記第2方向の前記他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第2イグナイタ側固定片部が設けられ、
    前記第2板部の前記第2方向の前記一方側の端部には、前記第1方向の前記一方側に延び、面方向が前記第2方向を向く第2給湯器側固定片部が設けられ、
    前記第1イグナイタは、一方向に長い箱型であって、
    自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の面部と接触する第1平面部と、
    前記取付姿勢としたとき前記第1平面部の前記第1方向の前記一方側の端部から前記第1方向の前記一方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第1イグナイタ側固定片部に重合し、前記第1イグナイタ側固定片部にビス締めされる第1突出片部と
    を備え、
    前記第2イグナイタは、一方向に長い箱型であって、
    自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の前記面部と接触する第2平面部と、
    前記取付姿勢としたとき前記第2平面部の前記第3方向の前記他方側の端部から前記第2方向の前記他方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第2イグナイタ側固定片部に重合し、前記第2イグナイタ側固定片部にビス締めされる第2突出片部と
    を備え、
    前記第1給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第1給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が左右方向を向く横向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であって、
    前記第2給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第2給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が上下方向を向く縦向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であること
    を特徴とするイグナイタの取付構造。
  2. 前記第2板部は、前記第1板部の前記第1方向の前記一方側の端部に対して直交して設けられ、
    前記第2板部と前記第1イグナイタ側固定片部との間には、前記第3方向に離間する隙間が形成され、
    前記第1イグナイタを前記取付姿勢としたとき、
    前記第1平面部は前記第1板部の前記面部と接触し、
    前記第1イグナイタの前記第1方向の前記一方側の端部は前記第2板部と接触し、
    前記第1突出片部は前記隙間に配置されると共に前記第1イグナイタ側固定片部に重合してビス締めされること
    を特徴とする請求項1に記載のイグナイタの取付構造。
  3. 第1イグナイタ又は第2イグナイタを給湯器内の内部部品に取り付ける為の取付金具であって、
    第1方向に沿って延び、面方向が前記第1方向と直交する第2方向を向く第1板部と、
    前記第1板部の前記第1方向の一方側の端部から前記第2方向の一方側に延び、面方向が前記第1方向を向く第2板部と
    を備え、
    前記第1板部における前記第1方向及び前記第2方向の夫々と直交する第3方向の一方側の縁部は、
    前記第1方向の前記一方側に設けられた非オフセット部と、
    前記第1方向の前記一方側とは反対の他方側に設けられ、前記非オフセット部に対して前記第3方向の前記一方側とは反対の他方側にオフセットするオフセット部と
    を備え、
    前記第1板部には、前記第2板部よりも前記第1方向の前記一方側に突出した位置に設けられ、前記第2方向の前記一方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1イグナイタ側固定片部が設けられ、
    前記非オフセット部には、前記第2方向の前記一方側とは反対の他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第1給湯器側固定片部が設けられ、
    前記オフセット部には、前記第2方向の前記他方側に延び、面方向が前記第3方向を向く第2イグナイタ側固定片部が設けられ、
    前記第2板部の前記第2方向の前記一方側の端部には、前記第1方向の前記一方側に延び、面方向が前記第2方向を向く第2給湯器側固定片部が設けられ、
    前記第1イグナイタは、一方向に長い箱型であって、
    自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の面部と接触する第1平面部と、
    前記取付姿勢としたとき前記第1平面部の前記第1方向の前記一方側の端部から前記第1方向の前記一方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第1イグナイタ側固定片部に重合し、前記第1イグナイタ側固定片部にビス締めされる第1突出片部と
    を備え、
    前記第2イグナイタは、一方向に長い箱型であって、
    自身の長手方向を前記第1方向に沿わせた取付姿勢としたとき、前記第1板部の前記面部と接触する第2平面部と、
    前記取付姿勢としたとき前記第2平面部の前記第3方向の前記他方側の端部から前記第2方向の前記他方側に突出し、面方向が前記第3方向を向いて前記第2イグナイタ側固定片部に重合し、前記第2イグナイタ側固定片部にビス締めされる第2突出片部と
    を備え、
    前記第1給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とした場合、前記第1給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が左右方向を向く横向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であって、
    前記第2給湯器側固定片部を上向きにした姿勢とし、前記第2給湯器側固定片部を前記内部部品に固定することで、前記第1イグナイタ又は前記第2イグナイタを、前記長手方向が上下方向を向く縦向き姿勢で前記給湯器内に吊り下げ支持可能であること
    を特徴とする取付金具。
  4. 前記第2板部は、前記第1板部の前記第1方向の前記一方側の端部に対して直交して設けられ、
    前記第2板部と前記第1イグナイタ側固定片部との間には、前記第3方向に離間する隙間が形成され、
    前記第1イグナイタを前記取付姿勢としたとき、
    前記第1板部の前記面部は前記第1平面部と接触し、
    前記第2板部は前記第1イグナイタの前記第1方向の前記一方側の端部と接触し、
    前記隙間に前記第1突出片部が配置された状態で、前記第1イグナイタ側固定片部に前記第1突出片部がビス締めされること
    を特徴とする請求項3に記載の取付金具。
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