JP2024017149A - ホイスト式クレーン - Google Patents

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Nozomi Hayasaka
範人 榊原
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Abstract

【課題】2台のエアホイストの巻き上げおよび巻き降ろしの動作を安価な装置構成で同期させることができるホイスト式クレーンを提供する。【解決手段】ホイスト式クレーン1は、エアの供給により、巻き上げおよび巻き降ろしを行う2台のエアホイスト3、4と、2台のエアホイスト3、4のそれぞれに対して、巻き上げおよび巻き降ろしの前エアの供給を行うエア回路6と、少なくとも一方のエアホイスト3、4の巻き上げまたは巻き降ろしが可能となるように、エア回路6によるエアの供給を切り替える切替スイッチ2と、切替スイッチ2で選択したエアホイスト3、4に対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行されるように、エア回路6を制御するコントローラ5と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ホイスト式クレーンに関する。
従来、この種の技術として、2台のホイストを搭載し、両ホイストに別個の荷重検知装置を連繋し、両ホイストのモータ及び荷重検知装置を制御部に連繋したホイスト式クレーンが提案されている。ホイスト式クレーンは、両ホイストには何れか一方のホイストを選択して単独運転可能且つ両ホイストの同時運転が可能なコントローラをさらに備えている。このホイスト式クレーンによれば、コントローラを用いて、2台のホイストに連繋されたモータを電気的に制御することにより、それぞれのホイストの巻き上げおよび巻き降ろしを制御している(特許文献1)。
特開平8-169683号公報
しかしながら、電気で駆動する電動ホイストを用いた場合、2台の電動ホイストに選択的に、巻き上げおよび巻き降ろしの動作を同期させようとすると、その装置構成が高価なものとなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、2台のエアホイストの巻き上げおよび巻き降ろしの動作を安価な装置構成で同期させることができるホイスト式クレーンを提供することにある。
前記課題に鑑みて、本発明に係るホイスト式クレーンは、エアの供給により、巻き上げおよび巻き降ろしを行う2台のエアホイストと、前記2台のエアホイストのそれぞれに対して、巻き上げおよび巻き降ろしの前記エアの供給を行うエア回路と、少なくとも一方のエアホイストの巻き上げまたは巻き降ろしが可能となるように、前記エア回路による前記エアの供給を切り替える切替スイッチと、前記切替スイッチで選択したエアホイストに対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行されるように、前記エア回路を制御するコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、2台のエアホイストのうち、少なくとも一方または双方を駆動させる場合には、切替スイッチにより、駆動させるエアホイストへのエアの供給を選択して切り替える。この状態で、コントローラにより、切替スイッチで選択したエアホイストに対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行される。これにより、2台のエアホイストの巻き上げおよび巻き降ろしの動作を安価な装置構成で同期させることができる。
図1に示すホイスト式クレーンの模式的平面図である。 本実施形態に係るホイスト式クレーンのブロック図である。 (a)は、一方のホイスト(ホイストA)による巻き上げを説明するためのブロック図であり、(b)は、一方のホイスト(ホイストB)による巻き降ろしを説明するためのブロック図である。 (a)は、他方のホイスト(ホイストA)による巻き上げを説明するためのブロック図であり、(b)は、他方のホイスト(ホイストB)による巻き降ろしを説明するためのブロック図である。 (a)は、2台のホイスト(ホイストA、B)による巻き上げを説明するためのブロック図であり、(b)は、2台のホイスト(ホイストA、B)による巻き降ろしを説明するためのブロック図である。 図1に示すホイスト式クレーンによりサスメンを取り出す工程を説明するための図である。 図1に示すホイスト式クレーンにより変換用フックを掛ける工程を説明するための図である。 図1に示すホイスト式クレーンによりサスメンを水平に巻き上げる工程を説明するための図である。 図1に示すホイスト式クレーンによりサスメンを台車に設置する工程を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係るホイスト式クレーン1を図面に基づき詳細に説明する。
図1および図2に示すように、ホイスト式クレーン1は、エアの供給により、巻き上げおよび巻き降ろしを行う2台のエアホイスト3、4を備えている。具体的には、エアホイスト(ホイストA、B)3、4のそれぞれは、エアモータ(図示せず)を有しており、エアモータを駆動させることにより、ワイヤが巻回された巻き上げドラム(図示せず)を、巻き上げおよび巻き降ろし方向に回転させる。
エアホイスト(ホイストA、B)3、4は、接続フレーム18を介して、レール19にスライド自在に取り付けられている。エアホイスト(ホイストA)3には、ワイヤ12Aを介して吊具7が取り付けられており、エアホイスト(ホイストB)4には、ワイヤ12Bを介して姿勢変換フック8が取り付けられている。ワイヤ12Bには、リミットストッパ11が固着されており、エアホイスト4に設けられた過巻防止レバー10にリミットストッパ11が当接することにより、エアホイスト4の巻き上げを制限する。これにより、姿勢変換フック8の上昇位置が制限される。
ホイスト式クレーン1は、エア回路6と、切替スイッチ2と、コントローラ5と、をさらに備えている。エア回路6は、2台のエアホイスト3、4のそれぞれに対して、巻き上げおよび巻き降ろしのエアの供給を行うものである。図2に示すように、エア回路6は、巻き上げ用の回路6Aと巻き降ろし用の回路6Bとを備えており、それぞれの回路6A、6Bには、エアホイスト3、4に対してエアの供給および遮断を独立して行うON-OFFバルブが設けられている。
図2および図3A~3Cに示すように、切替スイッチ2は、少なくとも一方のエアホイスト3、4の巻き上げまたは巻き降ろしが可能となるように、エア回路6によるエアの供給を切り替えるものである。これにより、2台のエアホイスト3、4のいずれか一方または双方を選択して稼動させることができる。
コントローラ5は、切替スイッチ2で選択したエアホイスト3、4に対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行されるように、エア回路6を制御するものである。
このようにして、たとえば、エアホイスト3(ホイストA)のみを、稼動させる場合には、図3A(a)、(b)に示すように、切替スイッチ2をA駆動に切り替える。エアホイスト3により、巻き上げの動作を実行させる場合には、図3A(a)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、上昇を選択し、エア回路6の巻き上げ用の回路6AのバルブAに、エアを供給する。エアホイスト3により、巻き降ろしの動作を実行させる場合には、図3A(b)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、下降を選択し、エア回路6の巻き降ろし用の回路6BのバルブAに、エアを供給する。
一方、エアホイスト4(ホイストB)のみを、稼動させる場合には、図3B(a)、(b)に示すように、切替スイッチ2をB駆動に切り替える。エアホイスト4により、巻き上げの動作を実行させる場合には、図3B(a)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、上昇を選択し、エア回路6の巻き上げ用の回路6BのバルブBに、エアを供給する。エアホイスト3により、巻き降ろしの動作を実行させる場合には、図3B(b)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、下降を選択し、エア回路6の巻き降ろし用の回路6BのバルブBに、エアを供給する。
さらに、エアホイスト3、4(ホイストA、B)の両方を、稼動させる場合には、図3C(a)、(b)に示すように、切替スイッチ2を両方駆動に切り替える。エアホイスト3により、巻き上げの動作を実行させる場合には、図3C(a)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、上昇を選択し、エア回路6の巻き上げ用の回路6AのバルブA、Bに、エアを供給する。エアホイスト3、4により、巻き降ろしの動作を実行させる場合には、図3C(b)に示すように、コントローラ(ホイストペンダント)5を、下降を選択し、エア回路6の巻き降ろし用の回路6BのバルブA、Bに、エアを供給する。
このようにして、エアホイスト3、4(ホイストA、B)の独立した巻き上げおよび巻き降ろしの動作を実行することができるとともに、これらを同期させた巻き上げおよび巻き降ろしの動を実行することができる。
以下に、ホイスト式クレーン1を用いたサスペンションメンバ(サスメン)12の搬送について、図4A~図4Dを参照しながら、説明する。まず、図4Aに示すように、切替スイッチ2をA駆動に切り替えて、エアホイスト3(ホイストA)を、コントローラ5で操作し、吊具7を動かして、サスメン12の一方側に引っ掛けて、圧入機13から、取り外す。
次に、図4Bに示すように、切替スイッチ2をB駆動に切り替えて、エアホイスト4(ホイストB)を、コントローラ5で操作し、姿勢変換フック8を巻き降ろし、サスメン12の他方側に引っ掛ける。
次に、図4Cに示すように、切替スイッチ2をB駆動に切り替えた状態を維持し、エアホイスト4(ホイストB)を、コントローラ5で操作し、姿勢変換フック8を巻き上げ、サスメン12の姿勢を水平にする。この姿勢において、エアホイスト4(ホイストB)の過巻防止レバー10に、リミットストッパ11が当接するので、機械的な構造により、過剰な巻き上げを自動停止することができる。この結果、サスメン12の姿勢を水平に保持することができる。
次に、図4Dに示すように、切替スイッチ2を両方駆動に切り替え、エアホイスト3、4(ホイストA、B)を、コントローラ5で操作し、吊具7と姿勢変換フック8とを、同期させながら、巻き下ろす。これにより、サスメン12の姿勢を水平に保持しながら、サスメンを降下させ、台車14に設置することができる。
2台のエアホイスト3、4のうち、少なくとも一方または双方を駆動させる場合には、切替スイッチ2により、駆動させるエアホイスト3、4へのエアの供給を選択して切り替える。この状態で、コントローラ5により、切替スイッチ2で選択したエアホイスト3、4に対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行される。これにより、2台のエアホイスト3、4の巻き上げおよび巻き降ろしの動作を安価な装置構成で同期させることができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の変更を行うことができる。本発明は、或る実施形態の構成を他の実施形態の構成に追加したり、或る実施形態の構成を他の実施形態と置換したり、或る実施形態の構成の一部を削除したりすることができる。
1:ホイスト式クレーン、2:切替スイッチ、3、4:エアホイスト、5:コントローラ、6:エア回路

Claims (1)

  1. エアの供給により、巻き上げおよび巻き降ろしを行う2台のエアホイストと、
    前記2台のエアホイストのそれぞれに対して、巻き上げおよび巻き降ろしの前記エアの供給を行うエア回路と、
    少なくとも一方のエアホイストの巻き上げまたは巻き降ろしが可能となるように、前記エア回路による前記エアの供給を切り替える切替スイッチと、
    前記切替スイッチで選択したエアホイストに対して、巻き上げおよび巻き降ろしのいずれかを選択して、選択した巻き上げまたは巻き降ろしの動作が実行されるように、前記エア回路を制御するコントローラと、
    を備えることを特徴とするホイスト式クレーン。
JP2022119600A 2022-07-27 2022-07-27 ホイスト式クレーン Pending JP2024017149A (ja)

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