JP2024016566A - 台車 - Google Patents

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浩幸 河野
Hiroyuki Kono
篤 湯下
Atsushi Yushimo
浩二 内田
Koji Uchida
俊朗 浅野間
Toshiaki Asanoma
康隆 福家
Yasutaka Fukuya
光史 谷本
Terubumi Tanimoto
雪秀 矢延
Yukihide Yanobe
真史 中窪
Masafumi Nakakubo
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • B61CLOCOMOTIVES; MOTOR RAILCARS
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    • B61C9/38Transmission systems in or for locomotives or motor railcars with electric motor propulsion
    • B61C9/48Transmission systems in or for locomotives or motor railcars with electric motor propulsion with motors supported on vehicle frames and driving axles, e.g. axle or nose suspension

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Abstract

【課題】車軸に対するモータの相対変位を吸収することができる台車を提供する。【解決手段】台車は、台車フレームと、台車フレームの下方に位置し、水平方向に延びる車軸と、台車フレームに対して上下方向に相対変位可能に設けられ、車軸を車軸の軸線回りに回転させるモータと、車軸とモータの駆動軸とを同軸に連結する動力伝達継手と、モータの外面に設けられて、外面から突出して水平方向に延在するモータブラケットと、台車フレームとモータブラケットとを上下方向に接続し、台車フレームに対するモータブラケットの上下方向の位置を変更する接続部と、モータブラケットの上下方向の位置を変更する接続部の動作を規定する上下位置保持機構と、を備える。【選択図】図3

Description

本開示は、台車に関する。
特許文献1には、モータのトルクを直接車軸に伝達する構造の鉄道車両用直接駆動式電動台車が開示されている。この台車は、モータを固定支持する台車フレームを備える。
特開平11-301471号公報
ところで、例えば車両に乗員が乗降すると、台車フレームの重量が変化して、台車フレームが上下に変動する。特許文献1に記載の台車では、台車フレームの上下変動に伴ってモータが変位し、車軸に対するモータの相対変位が生じてしまう。車軸に対するモータの相対変位は、動力伝達効率の低下や、走行時の振動の増大等の原因となる。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、車軸に対するモータの相対変位を吸収することができる台車を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示に係る台車は、台車フレームと、前記台車フレームの下方に位置し、水平方向に延びる車軸と、前記台車フレームに対して上下方向に相対変位可能に設けられ、前記車軸を前記車軸の軸線回りに回転させるモータと、前記車軸と前記モータの駆動軸とを同軸に連結する動力伝達継手と、前記モータの外面に設けられて、前記外面から突出して水平方向に延在するモータブラケットと、前記台車フレームと前記モータブラケットとを上下方向に接続し、前記台車フレームに対する前記モータブラケットの上下方向の位置を変更する接続部と、前記モータブラケットの上下方向の位置を変更する前記接続部の動作を規定する上下位置保持機構と、を備える。
本開示の台車によれば、車軸に対するモータの相対変位を吸収することができる。
本開示の第一実施形態に係る台車の構成を示す図である。 本開示の第一実施形態に係る接続部及び上下位置保持機構の構成を示す図である。 本開示の第一実施形態に係る接続部及び上下位置保持機構の構成を示す図である。 本開示の第二実施形態に係る接続部及び上下位置保持機構の構成を示す図である。 本開示の第三実施形態に係る接続部及び上下位置保持機構の構成を示す図である。 本開示の第三実施形態に係る上下位置保持機構を下方から見た図である。
<第一実施形態>
以下、本開示の第一実施形態に係る台車10について、図1から図3を参照して説明する。
(車両)
図1に示すように、本実施形態の台車10が用いられる車両1は、例えば鉄道車両である。車両1は、車体2と、台車10とを備える。車体2の内部には、乗員が乗降するためのスペースが設けられている。
以下では、鉛直上下方向を単に「上下方向」と称し、車両1の走行方向を単に「前後方向」と称する場合がある。
(台車)
台車10は、車体2を下方から支持するともに、地面に沿うレールL上を走行する。レールLは、一方向に延びている。レールLは、レールLの長手方向に直交する方向に対向して一対設けられている。台車10は、台車フレーム20と、車軸11と、保持機構12と、車輪13と、軸ばね14と、モータ15と、動力伝達継手16と、モータブラケット19と、接続部30と、上下位置保持機構40とを備える。
(台車フレーム)
台車フレーム20は、レールLから上方に離間する位置に設けられている。台車フレーム20は、車体2を下方から支持する。すなわち、台車フレーム20は、乗員の重量を下方から支持する。台車フレーム20は、水平方向に延在する枠体である。
(車軸)
車軸11は、台車フレーム20の下方に位置している。車軸11は、水平方向に延びる円柱状に形成されている。
以下、車軸11の軸線Oを単に「軸線O」と称し、軸線Oの径方向を単に「径方向」と称する場合がある。軸線O方向は、レールLの長手方向と直交している。すなわち、軸線O方向は、前後方向と直交している。
(保持機構)
保持機構12は、車軸11を保持する部材である。保持機構12は、モータ15を挟んで軸線O方向両側に一対設けられている。各保持機構12は、軸線O方向でモータ15と車輪13との間に設けられている。保持機構12は、軸受箱12aと、軸受12bと、を備える。軸受箱12aは、車軸11を上下方向から挟み込むように設けられている。軸受12bは、車軸11と軸受箱12aとの間に設けられている。軸受12bは、車軸11を軸線O回りに回転可能に支持している。
(車輪)
車輪13は、車軸11の軸線O方向両端に1つずつ設けられている。車輪13は、円板状に形成されている。車輪13の板厚方向は、軸線O方向と一致する。車輪13は、中央部で車軸11の端部と連結されている。車輪13は、車軸11に固定され、車軸11と一体に回転する。車輪13は、レールL上を回転移動する。
(軸ばね)
軸ばね14は、台車フレーム20と保持機構12との間に設けられている。軸ばね14は、台車フレーム20と軸受箱12aとを上下方向に接続している。軸ばね14は、上下方向に延びるコイルばねであり、上下方向の振動を吸収する。軸ばね14は、台車フレーム20を下方から支持している。このため、乗員の乗降によって重量が変化すると、台車フレーム20は上下に変動する。
(モータ)
モータ15は、台車フレーム20の下方であって、軸線O方向で一対の車輪13の中間位置に設けられている。モータ15は、台車フレーム20に対して上下方向に相対変位可能に設けられている。モータ15は、車軸11を軸線O回りに回転させる。モータ15は、ダイレクトドライブ方式のモータ15である。モータ15は、ステータ15aと、ロータ15bと、駆動軸15cと、を有する。ステータ15aは、中心軸線が車軸11の軸線Oに沿う円筒状に形成されている。ロータ15bは、ステータ15aの径方向内側に設けられている。ロータ15bは、ステータ15aと同様に、中心軸線が車軸11の軸線Oに沿う円筒状に形成されている。ロータ15bは、ステータ15aに挿通され、軸線O回りに回転する。駆動軸15cは、ステータ15aと同様に、中心軸線が車軸11の軸線Oに沿う円筒状に形成された中空軸である。駆動軸15cは、ロータ15bに挿通され、ロータ15bの内周面に固定されている。駆動軸15cは、ロータ15bと一体に軸線O回りに回転可能に設けられている。駆動軸15cの軸線O方向両端部のうち一方の端部には、動力伝達継手16が設けられている。
(動力伝達継手)
動力伝達継手16は、軸線O方向でモータ15と保持機構12との間に設けられている。動力伝達継手16は、車軸11とモータ15の駆動軸15cとを同軸に連結し、モータ15の動力を車軸11に伝達する。動力伝達継手16は、モータ側継手部材16aと、車軸側継手部材16bと、カップリング16cと、を備える。モータ側継手部材16aは、駆動軸15cの外周面から径方向から張り出すフランジ状に形成されている。モータ側継手部材16aは、駆動軸15cに固定され、駆動軸15cと一体に軸線O回りに回転する。車軸側継手部材16bは、車軸11の外周面に固定されている。車軸側継手部材16bは、筒部17と、フランジ部18と、を有する。筒部17には、車軸11が圧入されている。フランジ部18は、筒部17の外周面から径方向に張り出している。フランジ部18は、筒部17と一体に形成されている。カップリング16cは、モータ側継手部材16aと、車軸側継手部材16bとの間に設けられている。カップリング16cは、モータ側継手部材16aと、車軸側継手部材16bとを接続している。カップリング16cは、弾性変形可能に形成されている。動力伝達継手16は、カップリング16cを変形させることにより、車軸11に対するモータ15の相対変位を吸収する。
(モータブラケット)
図2、図3に示すように、モータブラケット19は、モータ15と一体に設けられている。モータブラケット19は、モータ15の外面15dに設けられている。モータブラケット19は、軸線Oを挟んで前後方向に2つずつ設けられている。軸線Oを挟んで同じ側に設けられた2つのモータブラケット19は、ステータ15aの軸線O方向の中央を基準として、軸線O方向に対称に設けられている。また、軸線Oを挟んで前側に位置する2つのモータブラケット19は、軸線Oを挟んで後側に位置する2つのモータブラケット19と前後方向に対称な位置に設けられている。モータブラケット19は、外面15dから突出して水平方向に延在している。
(接続部)
接続部30は、台車フレーム20とモータブラケット19とを上下方向に接続している。接続部30は、モータブラケット19の上下方向の位置を変更する。接続部30は、モータブラケット19毎に設けられている。接続部30は、各モータブラケット19の軸線O方向でステータ15aの中央側の端部設けられている。本実施形態では、接続部30は、上下方向に弾性変形可能な弾性部材30aである。接続部30は、例えば上下方向に伸縮するコイルばねである。
(上下位置保持機構)
上下位置保持機構40は、モータブラケット19の上下方向の位置を変更する接続部30の動作を規定することにより、モータ15の上下方向の位置を保持する。本実施形態では、上下位置保持機構40は、油圧シリンダ41と、回路42と、油圧電磁弁43とを備える。
なお、図3では、軸線O方向で動力伝達継手16とは反対側の接続部30と上下位置保持機構40とが図示されている。
(油圧シリンダ)
油圧シリンダ41は、台車フレーム20とモータブラケット19とを上下方向に接続する。油圧シリンダ41は、モータブラケット19毎に設けられている。油圧シリンダ41は、各モータブラケット19の軸線O方向でステータ15aの中央側とは反対側の端部に設けられている。油圧シリンダ41は、チューブ44と、ピストン45と、ロッド46とを有する。チューブ44は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。チューブ44内には、油が充填されている。ピストン45は、チューブ44内に設けられている。ピストン45は、円板状に形成されている。ピストン45の中心軸線は、チューブ44の中心軸線と一致している。ピストン45は、チューブ44内の油圧によって、チューブ44内を上下方向に移動可能となっている。ロッド46は、ピストン45の上面から上方に延びる柱状に形成されている。ロッド46は、ピストン45の上面と台車フレーム20とを接続している。油圧シリンダ41は、チューブ44内の油圧によって上下方向に伸縮可能となっている。
(回路)
回路42には、油圧シリンダ41の油が流れる。回路42は、チューブ44に油を供給するとともにチューブ44内から油を排出し、チューブ44内の油の量を調整するために用いられる。
(油圧電磁弁)
油圧電磁弁43は、油圧シリンダ41の油が流れる回路42の開閉を制御する。油圧電磁弁43は、外部のインバータ等から台車10の停車信号を受信し、台車停車信号の有無に応じて、回路42の開閉を制御する。台車停車時には、油圧電磁弁43が回路42を開き、台車走行時には油圧電磁弁43が回路42を閉じる。
(作用効果)
以下、本実施形態の台車10の作用について、図2、図3を参照して説明する。
例えば、乗員の乗車によって台車10の重量が増加すると、台車フレーム20に下向きの荷重がかかり、台車フレーム20が下降する。これに対し、モータ15には、車軸11を介して地面から上向きの反力が作用する。弾性部材30aは上下方向に縮み、上向きの荷重と下向きの反力が吸収される。これにより、モータ15の高さが維持される。
反対に、例えば乗員の降車によって台車10の重量が減少すると、台車フレーム20にかかる下向きの荷重が減少し、台車フレーム20が上昇する。弾性部材30aが上方に引っ張られて、上下方向に延びる。これにより、台車フレーム20の上向きの変位が吸収されて、モータ15の高さが維持される。
また、弾性部材30aの伸縮長は、油圧シリンダ41によって規定される。台車停車時には、油圧電磁弁43がインバータ等から台車10の停車信号を受信して、油圧シリンダ41の油の回路42を開き、油圧シリンダ41が伸縮可能となる。これにより、台車停車時には、弾性部材30aが上下方向に伸縮可能となり、接続部30は、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整することができる。さらに、台車走行時には油圧電磁弁43が油の回路42を閉じて油圧シリンダ41内の油の量が一定となる。これにより、台車走行時には、弾性部材30aの上下方向の伸縮が抑制され、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置が固定される。
以下、本実施形態の台車10の利点について説明する。
本実施形態では、台車10は、モータブラケット19と、接続部30と、上下位置保持機構40と、を備える。モータブラケット19は、モータ15の外面15dに設けられて、外面15dから突出して水平方向に延在している。接続部30は、台車フレーム20とモータブラケット19とを上下方向に接続し、台車フレーム20に対するモータブラケット19の上下方向の位置を変更する。上下位置保持機構40は、モータブラケット19の上下方向の位置を変更する接続部30の動作を規定する。
本実施形態によれば、乗員の乗車によって台車10の重量が増加すると、台車フレーム20に下向きの荷重がかかり、台車フレーム20が下降する。これに対し、接続部30が台車フレーム20に対してモータ15を上昇させる。これにより、モータ15の高さが維持される。さらに、台車10が走行を開始すると、上下位置保持機構40が接続部30の動作を規定する。これにより、台車10の走行中においても、モータ15の高さが維持される。また、反対に、乗員の降車によって台車10の重量が減少すると、台車フレーム20にかかる下向きの荷重が減少し、台車フレーム20が上昇する。この場合は、接続部30が台車フレーム20に対してモータブラケット19が下降するように動作する。これにより、台車フレーム20の上方の変位が吸収されて、モータ15の高さが維持される。したがって、乗員の乗降によって台車10が上下に変動したとしても、本実施形態の台車10によれば、台車フレーム20に対するモータ15の相対位置を調整し、車軸11に対するモータ15の相対変位を吸収することができる。よって、動力伝達継手16が吸収すべき変位量が少なくなり、動力伝達継手16の設計の自由度が増大する。さらに、動力伝達継手16の応力振幅が小さくなるので、動力伝達継手16の長寿命化を達成することができる。
また、モータ15には、ダイレクトドライブ方式が採用されており、モータ15と車軸11とが動力伝達継手16を介して直結されている。このため、モータ15と車軸11とが例えばギヤボックスを介して接続される場合と比較して、台車10の重量と体積が低減される。さらに、モータ15は接続部30を介して台車フレーム20に吊り下げられる。これにより、モータ15の重量の少なくとも一部が台車フレーム20によって負担されるため、車輪13及び車軸11の重量が低減される。よって、レールダメージの低減が可能となる。
本実施形態では、接続部30は、上下方向に弾性変形可能な弾性部材30aである。
本実施形態によれば、乗員の乗車によって台車10の重量が増加すると、台車フレーム20に下向きの荷重がかり、台車フレーム20が下降する。これに対し、モータ15には、車軸11を介して地面から上向きの反力が作用する。弾性部材30aは上下方向に縮み、上向きの荷重と下向きの反力が吸収される。これにより、モータ15の高さが維持される。また反対に、乗員の降車によって台車10の重量が減少すると、台車フレーム20にかかる下向きの荷重が減少し、台車フレーム20が上昇する。弾性部材30aが上方に引っ張られて、上下方向に延びる。これにより、台車フレーム20の上向きの変位が吸収されて、モータ15の高さが維持される。したがって、乗員の乗降によって台車10が上下に変動したとしても、本実施形態の台車10によれば、台車フレーム20に対するモータ15の相対位置を調整し、車軸11に対するモータ15の相対変位を吸収することができる。
本実施形態では、上下位置保持機構40は、油圧シリンダ41と、回路42と、油圧電磁弁43と、を有する。油圧シリンダ41は、台車フレーム20とモータブラケット19とを上下方向に接続し、上下方向に伸縮可能である。回路42には、油圧シリンダ41の油が流れる。油圧電磁弁43は、回路42の開閉を制御する。
本実施形態によれば、台車停車時には油圧電磁弁43が油の回路42を開き、油圧シリンダ41が伸縮可能となる。これにより、台車停車時には、弾性部材30aが上下方向に伸縮可能となり、接続部30は、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整することができる。さらに、台車走行時には油圧電磁弁43が油の回路42を閉じて油圧シリンダ41の伸縮が抑制される。これにより、台車走行時には、弾性部材30aの上下方向の伸縮が抑制され、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置が固定される。このように、本実施形態よれば、油圧シリンダ41の伸縮によって弾性部材30aの上下方向の伸縮を規定して、台車停車時には台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整しつつ、台車走行時には台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を固定して台車10の走行にともなって発生する振動を抑制・減衰することができる。
<第二実施形態>
以下、本開示の第二実施形態に係る台車210について、図4を参照して説明する。前述した第一実施形態と同様の構成については、同一の名称及び同一の符号を付す等して説明を適宜省略する。
図4に示すように、上下位置保持機構240は、ラチェット機構241と、電磁アクチュエータ242とを有する。ラチェット機構241は、第一ラチェット部材243と、第二ラチェット部材244とを有する。
第一ラチェット部材243は、モータブラケット19から上方に延びている。なお、第一ラチェット部材243は、モータブラケット19から下方に延びていてもよい。本実施形態では、第一ラチェット部材243は、モータ15に対して後方に位置するモータブラケット19に設けられている。第一ラチェット部材243は、上下方向に延在する板状に形成されている。第一ラチェット部材243には、モータ15とは反対側に面する側面に、第一係合溝243aが形成されている。
第二ラチェット部材244は、第一ラチェット部材243と係合可能に設けられている。第二ラチェット部材244は、第一ラチェット部材243との係合によって第一ラチェット部材243の上下方向の変位を固定する。本実施形態では、第二ラチェット部材244は、上下方向に延在する板状に形成されている。第二ラチェット部材244は、第一ラチェット部材243と対向するように、第一ラチェット部材243を挟んでモータ15とは反対側に配置されている。
第二ラチェット部材244には、第一ラチェット部材243と対向する側の側面に第二係合溝244aが形成されている。第二係合溝244aは、第一係合溝243aと係合可能に形成されている。第二ラチェット部材244は、第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244とが係合する係合位置P1と、第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244との係合が解除される係合解除位置P2とに移動可能に設けられている。
電磁アクチュエータ242は、係合位置P1と、係合解除位置P2とに第二ラチェット部材244を移動させる。電磁アクチュエータ242は、外部のインバータ等から台車210の停車信号を受信し、台車210の停車信号の有無に応じて、第二ラチェット部材244を移動させる。台車走行時には電磁アクチュエータ242が第二ラチェット部材244を係合位置P1に移動させ、台車停車時には電磁アクチュエータ242が第二ラチェット部材244を係合解除位置P2に移動させる。
本実施形態では、上下位置保持機構240は、第一ラチェット部材243と、第二ラチェット部材244と、電磁アクチュエータ242とを有する。第一ラチェット部材243は、モータブラケット19から上下方向に延びている。第二ラチェット部材244は、第一ラチェット部材243と係合可能に設けられ、第一ラチェット部材243との係合によって第一ラチェット部材243の上下方向の変位を固定する。電磁アクチュエータ242は、第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244とが係合する係合位置P1と、第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244との係合が解除される係合解除位置P2とに第二ラチェット部材244を移動させる。
本実施形態によれば、台車走行時には、接続部30が電磁アクチュエータ242によって第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244とを係合させて、第一ラチェット部材243の上方の変位を抑制することができる。これにより、台車走行時には、弾性部材30aの伸縮が抑制される。さらに、台車停車時には、接続部30が電磁アクチュエータ242によって第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244との係合を解除し、第一ラチェット部材243を上下方向に変位可能とする。これにより、台車停車時には、弾性部材30aが上下方向に伸縮可能となり、接続部30は、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向の位置を調整することができる。このように、本実施形態よれば、第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244との係合によって弾性部材30aの上下方向の伸縮を規定して、台車停車時には台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整しつつ、台車走行時には台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を固定して台車210の走行にともなって発生する振動を抑制・減衰することができる。
<第三実施形態>
以下、本開示の第三実施形態に係る台車310について、図5、図6を参照して説明する。前述した第一実施形態と同様の構成については、同一の名称及び同一の符号を付す等して説明を適宜省略する。
図5、図6に示すように、接続部30は、ボールねじ331と、ベアリング332とを有する。ボールねじ331は、ねじ軸333と、動力源(不図示)とを有する。ねじ軸333は、台車フレーム20を上下方向に貫通している。ねじ軸333は、ねじ軸333のねじ軸線O1回りに回転して上下方向に変位可能に設けられている。ねじ軸333の下端部は、モータブラケット19に接続されている。動力源は、ねじ軸333をねじ軸線O1回りに回転させ、ねじ軸333を上下方向に変位させる。
ベアリング332は、台車フレーム20に設けられている。ベアリング332は、ねじ軸333をねじ軸線O1回りに回転可能に保持する。ベアリング332は、内輪334と、外輪335と、を有する。内輪334は、ねじ軸333が挿入されている。内輪334は、ねじ軸333とともにねじ軸線O1回りに回転可能に設けられている。外輪335は、台車フレーム20に固定されている。外輪335は、内輪334が挿入されて、内輪334の下端部が露出するように内輪334をねじ軸線O1回りに回転可能に保持する。外輪335の外周面には、ストッパ335aが形成されている。ストッパ335aは、外輪335の外周面から外側に張り出して台車フレーム20と係合している。ストッパ335aは、ボールねじ331及びベアリング332が台車フレーム20から下方に脱落するのを防止する。
上下位置保持機構340は、位置保持機構本体341と、電磁アクチュエータ342と、を有する。位置保持機構本体341は、内輪334の下端部を外周側から囲うように配置されている。本実施形態は、位置保持機構本体341は、半円弧部341aと、直線部341bと、を有する。半円弧部341aは、上下方向から見て、ねじ軸333及び内輪334を外周側から囲う半円弧状に形成されている。直線部341bは、上下方向から見て、半円弧部341aの端部からねじ軸333から離間する方向に直線状に延びている。直線部341bは、半円弧部341aと一体に形成されている。直線部341bは、半円弧部341aと電磁アクチュエータ342と接続している。
位置保持機構本体341は、内輪334と接触して内輪334の回転を抑制する接触位置P3と、内輪334から離間した非接触位置P4との間で移動可能である。
電磁アクチュエータ342は、位置保持機構本体341を、接触位置P3と非接触位置P4とに移動させる。電磁アクチュエータ342は、外部のインバータ等から台車310の停車信号を受信し、台車310の停車信号の有無に応じて、位置保持機構本体341を移動させる。台車走行時には電磁アクチュエータ342が位置保持機構本体341を接触位置P3に移動させ、台車停車時には電磁アクチュエータ342が位置保持機構本体341を非接触位置P4に移動させる。
本実施形態では、接続部30は、台車フレーム20を上下方向に貫通するねじ軸333を有するボールねじ331を有する。ねじ軸333は、ねじ軸333のねじ軸線O1回りに回転して上下方向に変位可能に設けられている。ねじ軸333の下端部は、モータブラケット19に接続されている。
本実施形態によれば、台車停車時には、ボールねじ331がねじ軸333を回転させて、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整することができる。これにより、台車フレーム20の上方の変位が吸収されて、モータ15の高さが維持される。
本実施形態では、接続部30は、ベアリング332を有する。ベアリング332は、台車フレーム20に設けられて、ねじ軸333をねじ軸線O1回りに回転可能に保持する。ベアリング332は、内輪334と、外輪335とを有する。内輪334にはねじ軸333が挿入されている。内輪334は、ねじ軸333とともにねじ軸線O1回りに回転可能である。外輪335は、台車フレーム20に固定されている。外輪335には、内輪334が挿入されている。外輪335は、内輪334の下端部が露出するように内輪334をねじ軸線O1回りに回転可能に保持する。上下位置保持機構340は、接触位置P3と、非接触位置P4との間で移動可能な位置保持機構本体341と、位置保持機構本体341を、接触位置P3と非接触位置P4とに移動させる電磁アクチュエータ342と、を有する。
本実施形態によれば、台車走行時には、上下位置保持機構340が位置保持機構本体341をベアリング332の内輪334と接触させて、ねじ軸333の回転を抑制することができる。これにより、台車走行時には、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向の変位を抑制することができる。したがって、台車走行時には、上下位置保持機構340が台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を固定して台車310の走行にともなって発生する振動を抑制・減衰することができる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、上下位置保持機構40,240,340の例として、上下位置保持機構40が油圧シリンダ41と油圧電磁弁43を有する場合、上下位置保持機構240がラチェット機構241を有する場合、上下位置保持機構340がボールねじ331の回転を抑制する位置保持機構本体341を有する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、上下位置保持機構40,240,340には、外部からアクチュエータで駆動するジャッキ機構や、リニアガイド等用いてもよい。
なお、上記実施形態では、台車10,210,310が鉄道車両用台車である場合について説明したが、これに限られない。台車10,210,310は、例えば、フォークリフトや人が重量物を運搬する際に手押しで用いる電動アシスト台車に用いられてもよい。
<付記>
各実施形態に記載の台車10,210,310は、例えば以下のように把握される。
(1)第1の態様に係る台車10,210,310は、台車フレーム20と、前記台車フレーム20の下方に位置し、水平方向に延びる車軸11と、前記台車フレーム20に対して上下方向に相対変位可能に設けられ、前記車軸11を前記車軸11の軸線O回りに回転させるモータ15と、前記車軸11と前記モータ15の駆動軸15cとを同軸に連結する動力伝達継手16と、前記モータ15の外面15dに設けられて、前記外面15dから突出して水平方向に延在するモータブラケット19と、前記台車フレーム20と前記モータブラケット19とを上下方向に接続し、前記台車フレーム20に対する前記モータブラケット19の上下方向の位置を変更する接続部30,330と、前記モータブラケット19の上下方向の位置を変更する前記接続部30,330の動作を規定する上下位置保持機構40,240,340と、を備える。
本態様によれば、台車10,210,310の重量が増加すると、台車フレーム20に下向きの荷重がかかり、台車フレーム20が下降する。これに対し、接続部30,330が台車フレーム20に対してモータ15を上昇させる。これにより、モータ15の高さが維持される。さらに、台車10,210,310が走行を開始すると、上下位置保持機構40,240,340が接続部30,330の動作を規定する。これにより、台車10,210,310の走行中においても、モータ15の高さが維持される。
(2)第2の態様の台車10,210は、(1)の台車10,210であって、前記接続部30は、上下方向に弾性変形可能な弾性部材30aであってもよい。
本態様によれば、台車10,210の重量が増加すると、台車フレーム20に下向きの荷重がかり、台車フレーム20が下降する。これに対し、モータ15には、車軸11を介して地面から上向きの反力が作用する。弾性部材30aは上下方向に縮み、上向きの荷重と下向きの反力が吸収される。これにより、モータ15の高さが維持される。
(3)第3の態様の台車10は、(2)の台車10であって、前記上下位置保持機構40は、前記台車フレーム20と前記モータブラケット19とを上下方向に接続し、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダ41と、前記油圧シリンダ41の油が流れる回路42と、前記回路42の開閉を制御する油圧電磁弁43と、を有してもよい。
本態様によれば、台車停車時には油圧電磁弁43が油の回路42を開き、油圧シリンダ41が伸縮可能となる。これにより、台車停車時には、弾性部材30aが上下方向に伸縮可能となり、接続部30は、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整することができる。さらに、台車走行時には油圧電磁弁43が油の回路42を閉じて油圧シリンダ41の伸縮が抑制される。これにより、台車走行時には、弾性部材30aの上下方向の伸縮が抑制され、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置が固定される。
(4)第4の態様の台車210は、(2)の台車210であって、前記上下位置保持機構240は、前記モータブラケット19から上下方向に延びる第一ラチェット部材243と、前記第一ラチェット部材243と係合可能に設けられ、前記第一ラチェット部材243との係合によって前記第一ラチェット部材243の上下方向の変位を固定する第二ラチェット部材244と、前記第一ラチェット部材243と前記第二ラチェット部材244とが係合する係合位置P1と、前記第一ラチェット部材243と前記第二ラチェット部材244との係合が解除される係合解除位置P2とに前記第二ラチェット部材244を移動させる電磁アクチュエータ242と、を有してもよい。
本態様によれば、台車走行時には、接続部30が電磁アクチュエータ242によって第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244とを係合させて、第一ラチェット部材243の上方の変位を抑制することができる。これにより、台車走行時には、弾性部材30aの伸縮が抑制される。さらに、台車停車時には、接続部30が電磁アクチュエータ242によって第一ラチェット部材243と第二ラチェット部材244との係合を解除し、第一ラチェット部材243を上下方向に変位可能とする。これにより、台車停車時には、弾性部材30aが上下方向に伸縮可能となり、接続部30は、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向の位置を調整することができる。
(5)第5の態様の台車310は、(1)の台車310であって、前記接続部330は、前記台車フレーム20を上下方向に貫通するねじ軸333を有するボールねじ331を有し、前記ねじ軸333は、前記ねじ軸333のねじ軸線O1回りに回転して上下方向に変位可能に設けられ、前記ねじ軸333の下端部は、前記モータブラケット19に接続されていてもよい。
本態様によれば、台車停車時には、ボールねじ331がねじ軸333を回転させて、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向位置を調整することができる。
(6)第6の態様の台車310は、(5)の台車310であって、前記接続部330は、前記台車フレーム20に設けられて、前記ねじ軸333を前記ねじ軸線O1回りに回転可能に保持するベアリング332を有し、前記ベアリング332は、前記ねじ軸333が挿入されて、前記ねじ軸333とともに前記ねじ軸線O1回りに回転可能な内輪334と、前記台車フレーム20に固定されるとともに前記内輪334が挿入されて、前記内輪334の下端部が露出するように前記内輪334を前記ねじ軸線O1回りに回転可能に保持する外輪335と、を有し、前記上下位置保持機構40は、前記内輪334の下端部を外周側から囲うように配置され、前記内輪334と接触して前記内輪334の回転を抑制する接触位置P3と、前記内輪334から離間した非接触位置P4との間で移動可能な位置保持機構本体341と、前記位置保持機構本体341を、前記接触位置P3と前記非接触位置P4とに移動させる電磁アクチュエータ342と、を有してもよい。
本態様によれば、台車走行時には、上下位置保持機構40が位置保持機構本体341をベアリング332の内輪334と接触させて、ねじ軸333の回転を抑制することができる。これにより、台車走行時には、台車フレーム20に対するモータ15の上下方向の変位を抑制することができる。
1…車両 2…車体 10…台車 11…車軸 12…保持機構 12a…軸受箱 12b…軸受 13…車輪 14…軸ばね 15…モータ 15a…ステータ 15b…ロータ 15c…駆動軸 15d…外面 16…動力伝達継手 16a…モータ側継手部材 16b…車軸側継手部材 16c…カップリング 17…筒部 18…フランジ部 19…モータブラケット 20…台車フレーム 30…接続部 30a…弾性部材 40…上下位置保持機構 41…油圧シリンダ 42…回路 43…油圧電磁弁 44…チューブ 45…ピストン 46…ロッド 210…台車 240…上下位置保持機構 241…ラチェット機構 242…電磁アクチュエータ 243…第一ラチェット部材 243a…第一係合溝 244…第二ラチェット部材 244a…第二係合溝 310…台車 330…接続部 331…ボールねじ 332…ベアリング 333…ねじ軸 334…内輪 335…外輪 335a…ストッパ 340…上下位置保持機構 341…位置保持機構本体 341a…半円弧部 341b…直線部 342…電磁アクチュエータ L…レール O…軸線 O1…ねじ軸線 P1…係合位置 P2…係合解除位置 P3…接触位置 P4…非接触位置

Claims (6)

  1. 台車フレームと、
    前記台車フレームの下方に位置し、水平方向に延びる車軸と、
    前記台車フレームに対して上下方向に相対変位可能に設けられ、前記車軸を前記車軸の軸線回りに回転させるモータと、
    前記車軸と前記モータの駆動軸とを同軸に連結する動力伝達継手と、
    前記モータの外面に設けられて、前記外面から突出して水平方向に延在するモータブラケットと、
    前記台車フレームと前記モータブラケットとを上下方向に接続し、前記台車フレームに対する前記モータブラケットの上下方向の位置を変更する接続部と、
    前記モータブラケットの上下方向の位置を変更する前記接続部の動作を規定する上下位置保持機構と、
    を備える台車。
  2. 前記接続部は、上下方向に弾性変形可能な弾性部材である、請求項1に記載の台車。
  3. 前記上下位置保持機構は、
    前記台車フレームと前記モータブラケットとを上下方向に接続し、上下方向に伸縮可能な油圧シリンダと、
    前記油圧シリンダの油が流れる回路と、
    前記回路の開閉を制御する油圧電磁弁と、
    を有する、
    請求項2に記載の台車。
  4. 前記上下位置保持機構は、
    前記モータブラケットから上下方向に延びる第一ラチェット部材と、
    前記第一ラチェット部材と係合可能に設けられ、前記第一ラチェット部材との係合によって前記第一ラチェット部材の上下方向の変位を固定する第二ラチェット部材と、
    前記第一ラチェット部材と前記第二ラチェット部材とが係合する係合位置と、前記第一ラチェット部材と前記第二ラチェット部材との係合が解除される係合解除位置とに前記第二ラチェット部材を移動させる電磁アクチュエータと、
    を有する、請求項2に記載の台車。
  5. 前記接続部は、前記台車フレームを上下方向に貫通するねじ軸を有するボールねじを有し、
    前記ねじ軸は、前記ねじ軸のねじ軸線回りに回転して上下方向に変位可能に設けられ、
    前記ねじ軸の下端部は、前記モータブラケットに接続されている、
    請求項1に記載の台車。
  6. 前記接続部は、前記台車フレームに設けられて、前記ねじ軸を前記ねじ軸線回りに回転可能に保持するベアリングを有し、
    前記ベアリングは、
    前記ねじ軸が挿入されて、前記ねじ軸とともに前記ねじ軸線回りに回転可能な内輪と、
    前記台車フレームに固定されるとともに前記内輪が挿入されて、前記内輪の下端部が露出するように前記内輪を前記ねじ軸線回りに回転可能に保持する外輪と、
    を有し、
    前記上下位置保持機構は、
    前記内輪の下端部を外周側から囲うように配置され、前記内輪と接触して前記内輪の回転を抑制する接触位置と、前記内輪から離間した非接触位置との間で移動可能な位置保持機構本体と、
    前記位置保持機構本体を、前記接触位置と前記非接触位置とに移動させる電磁アクチュエータと、
    を有する、請求項5に記載の台車。
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