JP2024014575A - ディーゼルエンジン搭載の作業車 - Google Patents

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宏 森本
Hiroshi Morimoto
真二 矢野
Shinji Yano
大輔 丸山
Daisuke Maruyama
幹大 齋藤
Mikihiro SAITO
礼 佐藤
Rei Sato
直人 竹▲崎▼
Naoto Takezaki
宝 荒木
Takara Araki
憲司 足立
Kenji Adachi
真司 大久保
Shinji Okubo
尚尋 福山
Naohiro Fukuyama
健一 坪田
Kenichi Tsubota
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Abstract

【課題】本発明は、ディーゼルエンジンを搭載した作業車で、DPF装置の再生処理が確実に作動して長時間の作業が行える作業車にすることを課題とする。【解決手段】走行車体1に搭載したディーゼルエンジン2の排気ガスを排気浄化装置(DPF)4を通して浄化する作業車において、DPF4の排気圧センサ5をディーゼルエンジン2の機体から離して走行車体1に取り付けたことを特徴とするディーゼルエンジン搭載の作業車とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジン搭載の作業車に関する。
農作業車や土木作業車はディーゼルエンジンが使用され、排気ガスの浄化のために排気浄化装置(以下、「DPF」という)が使用されている。
例えば、特許文献1には、ディーゼルエンジンの排気ガス処理装置としてDOCとDPFが記載されている。
特許第5905427号公報
DPFは、排気ガスに含まれる微粒子をフィルターで捕集しているが、フィルターの目詰りしないようにDPF装置の入口排気圧力と出口排気圧力を検出してその差圧を差圧センサで計測して所定以上の差圧を計測するとフィルターの目詰りが進行したものとして排気ガスを高温にして微粒子を焼却する再生処理を行っている。
エンジンは駆動によって機体が常に振動しているために機体に付設したDPF装置の差圧センサで正確な差圧を計測するのが難しい。
本発明は、ディーゼルエンジンを搭載した作業車で、DPF装置の再生処理が確実に作動して長時間の作業が行える作業車にすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、走行車体1に搭載したディーゼルエンジン2の排気ガスを排気浄化装置(DPF)4を通して浄化する作業車において、DPF4の排気圧センサ5をディーゼルエンジン2の機体から離して走行車体1に取り付けたことを特徴とするディーゼルエンジン搭載の作業車とする。
請求項2の発明は、ディーゼルエンジン2を収納するボンネット3に排気圧センサ5を吊るして設けたことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車とする。
請求項3の発明は、ディーゼルエンジン2の吸気路9に設けるスロットバルブ7の上流側に吸気圧センサ8を設け、該吸気圧センサ8で検出する吸気圧が変動する場合にスロットバルブ7を一時的に閉めてエンジン回転の調整をすることを特徴とするディーゼルエンジン搭載の作業車とする。
請求項4の発明は、ディーゼルエンジン2の吸気路9に設けるスロットバルブ7の上流側に吸気圧センサ8を設け、該吸気圧センサ8の下流側にスロットバルブ7を迂回するバイパス吸気路10を設けた請求項3に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車とする。
請求項5の発明は、吸気圧センサ8の下流側に吸気の流れを遮る緩衝プレート14を設けたことを特徴とする請求項3或いは4に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車とする。
請求項1の発明で、ディーゼルエンジン2の排気ガスを処理するDPF4の排気圧センサ5がディーゼルエンジン2から離れて走行車体1に取り付けられているので、ディーゼルエンジン2の駆動振動が排気圧センサ5に伝わらないので、排気圧センサ5が誤動作することなく、正確にDPF4の排気圧を計測して再生処理を行える。
請求項2の発明で、ボンネット3を開くと排気圧センサ5が見えて点検修理が容易になる。
請求項3の発明で、ディーゼルエンジン2の回転が乱れるとスロットバルブ7を閉めて吸気を減らすことでエンジン回転が低下して安定回転を回復出来る。
請求項4の発明で、吸気圧センサ8が吸気路9の吸気乱れを検出するとスロットバルブ7を閉めてバイパス吸気路10を通して吸気の乱れを少なくしてエンジン回転の変動を少なく出来る。
請求項5の発明で、吸気圧センサ8の下流で緩衝プレート14が吸気の乱れを低下させて吸気圧センサ8が検出する吸気圧の変動幅を少なくしてエンジン回転の変動を少なく出来る。
本発明の実施形態にかかる作業車であるトラクタの前部側断面図である。 同トラクタのボンネット内のDPFを示す斜視図である。 同DPFの斜視図である。 第一実施例のエンジン吸気路の略断面図である。 吸気量とエンジン回転数の関係図である。 第二実施例のエンジン吸気路の略断面図である。 エンジン吸気管に設ける緩衝プレートの(A)平面図、(B)側面図である。 緩衝プレートの別実施例の側面図である。 第三実施例のエンジン吸気路の略断面図である。 別実施例のディーゼルエンジンの略斜視図である。 ブローバイガスの流路模式図である。 三気筒エンジンのクランク軸の斜視図である。 DPFの再生処理自動制御のスローチャート図である。 DPFの再生処理判定表である。 DPFの再生処理自動制御のスローチャート図である。
以下、本発明の実施形態を図面に示す実施例を参照しながら説明する。
ディーゼルエンジン2は、酸化触媒コンバータ(以下、「DOC」という)とディーゼルパキュムレートフィルタ(以下、「DPF」という)で排気ガスを浄化する排気浄化装置を備えている。DPFのフィルターで捕集する排気ガス中の煤などの粒子状物質(以下、「PM」という)は、長時間の使用で目詰りが生じるので、DPFの内圧を差圧センサで検出して、排気ガスを高温にしてPMを焼却除去している。
図1は、トラクタを示し、機体前部のボンネット3内の走行車体1にディーゼルエンジン2を搭載し、図2の如く、DPF4をディーゼルエンジン2から離してボンネット3の車体フレームにロッド21で吊り下げている。DPF4の下側には遮熱材11を敷いて再生処理時に高温になる熱がディーゼルエンジン2に及ぶのを防いでいる。図2は、ボンネット3内のDPF4を示す斜視図である。
図3に示すように、DPF4の差圧センサ5は本体から離してボンネット3内のフレームに取り付けることでディーゼルエンジン2の振動を受け難くして差圧検出値が変動しないようにしている。
この実施例では、DPF4を走行車体1に吊り下げているが、DPF4をディーゼルエンジン2に取り付け、差圧センサ5のみを走行車体1に吊り下げる構成でも良い。
図4は、ディーゼルエンジン2の吸気部の模式図で、エアーフィルター6から吸気する吸気管9に吸気量を調整するスロットルバルブ7を設け、その上流側に吸気圧センサ8を設けて吸気圧の変動を検出している。
図5は、吸気流量とエンジン回転数の関係を示し、吸気流量の増加に伴って比例的にエンジン回転数が上昇するが、吸気流量が脈動するとエンジン回転数が不安定になるので、その際は、スロットルバルブ7を絞ると吸気流量の変動が収まりエンジン回転が安定する。
図6は、吸気部の別実施例で、スロットルバルブ7を迂回するバイパス路10を設け、スロットルバルブ7の全閉でもDPF4の手動再生時にエンジンを駆動する空気量が吸気できるようにしている。吸気圧センサ8が吸気の脈動を検出した場合にスロットルバルブ7を閉じると、吸気脈動の影響を抑えてDPF4の手動再生を可能にする。また、吸気量が変動した場合にスロットルバルブ7を閉じると、吸気量の変動が少なくなってエンジン回転が安定する。なお、バイパス路10に吸気圧センサ8を設けると吸気管9内の吸気脈動の検出が低下する。
図7,8は、吸気圧センサ8の下流側に左右に分かれた或いは中央へ湾曲する緩衝プレート14を設けて、吸気の流れを受けて脈動を緩めて吸気圧センサ8が検出する脈動幅を小さくして、エンジン2側から跳ね返ってくる圧力波が吸気圧センサ8に影響を与えるのを抑制することができる。
図9は、エアクリーナー6からエンジン2への吸気管9を大径直管23と小径長管22の2系統に分け、分岐点に切換弁23を設け、エンジンの低回転時は小径長管22、高回転時は大径直管23を使用することで、慣性過給効果を得ることが出来る。
図10は、ディーゼルエンジン2の本体上にDPF4とエアクリーナー6を搭載してラジエータ12の前側メッシュガード13の突出部の後ろから吸気圧センサ8を設けた吸気管9をエアクリーナー6に繋いでいる。その入り口は前方を向いている。DPF4とエアクリーナー6の間に遮熱材11を設けている。この構成は、エアクリーナー6とエンジン内の吸気マニホールドの間隔が短く大径の吸気管で吸気を良くして高出力が出るエンジンにすることが出来て、吸気圧センサ8にゴミが付着することによる誤作動を防ぐ。なお、エアクリーナー6をDPF4に対して斜めに配置して部分的に離すことでDPF4の発熱影響を少なくすることも出来る。
図11は、ディーゼルエンジン2のヘッドカバー内に設けるブローバイガス誘導路14を示し、下の取り込み口から上方に立ち上げ、水平横の排出口に導き、立ち上げ上端に第一濾網15を設け出口端に第二濾網16を設けてブローバイガス中のオイルミストを濾し取ることで排出するブローバイガス中のオイル分を少なくしている。ブローバイガス誘導路14の立ち上げ部ではオイル分が取り込み口に戻り、第一濾網15と第二濾網16でブローバイガス中のオイルミストを濾し取るが、どちらかの片方だけに濾網を設けるだけでも良い。
図12は、三気筒エンジンにおけるクランクプーリ18に取り付けるアンバランスウエイト19をボルト20で取り外して交換可能にしたもので、作業機によってアンバランスウエイト19の重さを変更するとエンジンの回転バランスが良くなって振動が少なくなる場合に対応できる。
図13は、DPF4の再生処理を行う自動判別制御のフローチャート図で、この制御で自動再生禁止か手動再生を判定して表示し制御する。
図示を省略するが、GPSにより機体位置を識別する作業車において、再生禁止に設定した領域にいる場合は、DPF4の再生処理を行わない制御、再生禁止に設定した領域以外に居る場合は、規定の時間が経過するまで、もしくは再生可能エリアに入るまでは、新たな再生を開始しない制御を行うことも出来る。再生禁止に設定した領域に入った場合でも既に再生を開始している場合は再生を続ける。
図14は、DPF4の吸気圧を判定して再生処理を行う制御の差圧判定方法である。吸入空気流量の算出手段として、エアフローメーターを用いた直接的な第1の手段(センシング)と、吸入空気圧力(過給圧)センサおよび排気圧センサなどを用いた間接的な第2の手段(演算)の、2つの手段を備えている。DPF4の手動再生において、エンジン回転の上昇後、第1の算出手段の流量を第2の手段の流量と比較し、比較値が基準値より大きい場合、エアフローメータの特性異常と判定する。エンジンが低回転、低噴射量時に、第2の手段に用いる圧力センサ値を大気圧センサと比較し特性ズレが生じていないか判定し、判定中は、エンジンが始動しないようにスターター駆動が禁止される。大気圧センサとズレが生じている場合、第1の手段と第2の手段の比較は実施しない。
この2つの手段を備えることでエアフローメーターの吸気流量の特性ズレを検知する。判定に用いる圧力センサを大気圧センサと比較することで、特性ズレ検知の精度が向上する。
図15は、再生処理の履歴を考慮してDPF4の再生処理を行う自動判別制御のフローチャート図で、この制御で自動再生禁止か手動再生を判定して表示し制御する。
1 走行車体
2 ディーゼルエンジン
3 ボンネット
4 DPF
5 排気圧センサ
7 スロットバルブ
8 吸気圧センサ
9 吸気路
10 バイパス吸気路
14 緩衝プレート

Claims (5)

  1. 走行車体(1)に搭載したディーゼルエンジン(2)の排気ガスを排気浄化装置(DPF)(4)を通して浄化する作業車において、DPF(4)の排気圧センサ(5)をディーゼルエンジン(2)の機体から離して走行車体(1)に取り付けたことを特徴とするディーゼルエンジン搭載の作業車。
  2. ディーゼルエンジン(2)を収納するボンネット(3)に排気圧センサ(5)を吊るして設けたことを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車。
  3. ディーゼルエンジン(2)の吸気路(9)に設けるスロットバルブ(7)の上流側に吸気圧センサ(8)を設け、該吸気圧センサ(8)で検出する吸気圧が変動する場合にスロットバルブ(7)を一時的に閉めてエンジン回転の調整をすることを特徴とするディーゼルエンジン搭載の作業車。
  4. ディーゼルエンジン(2)の吸気路(9)に設けるスロットバルブ(7)の上流側に吸気圧センサ(8)を設け、該吸気圧センサ(8)の下流側にスロットバルブ(7)を迂回するバイパス吸気路(10)を設けた請求項3に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車。
  5. 吸気圧センサ(8)の下流側に吸気の流れを遮る緩衝プレート(14)を設けたことを特徴とする請求項3または4に記載のディーゼルエンジン搭載の作業車。
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