JP2024013627A - ベルト回転装置、及び画像形成装置 - Google Patents

ベルト回転装置、及び画像形成装置 Download PDF

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和也 西村
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Abstract

【課題】無端ベルトの破断を抑制する。【解決手段】ベルト回転装置は、回転する無端ベルトと、前記無端ベルトの軸方向の端部における内周面に周方向に沿って形成された凸部と、前記無端ベルトが巻き掛けられ、前記凸部に対して接触して前記無端ベルトの軸方向への移動を制限する第一ロールと、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、前記大径部から前記小径部へ向けて外径が小さく変化する変化部と、を有する第二ロールであって、前記小径部及び前記変化部の少なくとも一方の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられ、前記外周面の前記凸部に対する対向部分から前記大径部の外周面までの径方向に沿った寸法が、前記凸部の前記無端ベルトの内周面からの突出高さよりも大きい前記第二ロールと、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、ベルト回転装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、複数のロールによって張架される無端状のベルト部材において、前記無端状ベルト部材の幅方向の端部に、当該無端状ベルト部材の片寄りを規制する寄り規制部材を、当該無端状ベルト部材と一体的に設けたことを特徴とする無端状ベルト部材が開示されている。
特許文献2には、ベルト本体と、前記ベルト本体の軸方向における少なくとも片側縁部の内周面に沿って帯状に形成され、前記ベルト本体の軸方向内側に前記ベルト本体の周方向に沿って設けられた切り欠き部を有する蛇行防止部材と、を備えることを特徴とする無端ベルトが開示されている。
特許文献3には、無端帯状に形成された基材と、前記基材の周縁に沿って設けられた蛇行防止部材とを有し、帯状体を張架する最も径が小さい張架部材の直径をXmm、JIS K6253-3(2012)に規定するディロメータ硬さをYとした場合、Y≧60以上であり、且つY≦1.2X+58である蛇行防止部材が開示されている。
特開2006-267376号公報 特開2008-76999号公報 特開2017-49342号公報
ベルト回転装置としては、回転する無端ベルトと、前記無端ベルトの軸方向の端部における内周面に周方向に沿って形成された凸部と、前記無端ベルトが巻き掛けられ、前記凸部に対して接触して前記無端ベルトの軸方向への移動を制限する第一ロールと、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に連続して配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、を有する第二ロールであって、前記小径部の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられ、前記外周面の前記凸部に対する対向部分から前記大径部の外周面までの径方向に沿った寸法が、前記凸部の前記無端ベルトの内周面からの突出高さよりも大きい前記第二ロールと、を備えるベルト回転装置が考えられる。
当該ベルト回転装置では、第二ロールの大径部と小径部との境界で、無端ベルトが内周側へ折れ曲がり、無端ベルトが破断するおそれがある。
本発明は、第二ロールが、大径部と、大径部に対する軸方向外側に連続して配置され大径部よりも小径とされた小径部と、を有する場合に比べ、無端ベルトの破断を抑制することを目的とする。
第1態様は、回転する無端ベルトと、前記無端ベルトの軸方向の端部における内周面に周方向に沿って形成された凸部と、前記無端ベルトが巻き掛けられ、前記凸部に対して接触して前記無端ベルトの軸方向への移動を制限する第一ロールと、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、前記大径部から前記小径部へ向けて外径が小さく変化する変化部と、を有する第二ロールであって、前記小径部及び前記変化部の少なくとも一方の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられ、前記外周面の前記凸部に対する対向部分から前記大径部の外周面までの径方向に沿った寸法が、前記凸部の前記無端ベルトの内周面からの突出高さよりも大きい前記第二ロールと、を備える。
第2態様では、第1態様において、前記第二ロールは、前記小径部の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている。
第3態様では、第2態様において、前記第二ロールは、前記小径部の外周面のみが前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている。
第4態様では、第1態様において、前記大径部と前記変化部の接続部分において、前記大径部と前記変化部とのなす角度が170度以上である。
第5態様では、第1態様において、前記変化部の軸方向長さをLとし、前記大径部の外径をDAとし、前記小径部の外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立する。
第6態様では、第1態様において、前記変化部の外周面の径方向に見た断面形状は、直線状に形成されている。
第7態様は、第1態様において、前記第二ロールの外周に配置され、前記無端ベルトの外周面に設けられた検知対象を検知する検知部であって、前記無端ベルトにおける前記大径部に巻き掛けられた部分で前記検知対象の検知を行う前記検知部を備える。
第8態様では、第7態様において、前記検知部は、前記無端ベルトにおける前記変化部に巻き掛けられた部分では、前記検知対象の検知は行わない。
第9態様では、第7態様において、前記第二ロールは、前記大径部において、軸方向両端部での外径よりも、軸方向中央部での外径が大きい。
第10態様では、第1態様において、前記第二ロールの外径は、前記第一ロールの外径よりも小さい。
第11態様では、第1態様において、前記無端ベルトは、前記第一ロール及び前記第二ロールを含む3つ以上のロールに巻き掛けられ、前記3つ以上のロールのうち、前記第一ロール以外のロールにおいて、前記第二ロールが最も前記無端ベルトの巻き掛け量が多い。
第12態様は、前記無端ベルトが、転写された画像を記録媒体へ転写する転写ベルトである第1態様から第11態様のいずれか1つの態様に係るベルト回転装置を備える。
第1態様の構成によれば、第二ロールが、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に連続して配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、を有する場合に比べ、無端ベルトの破断が抑制される。
第2態様の構成によれば、第二ロールの変化部の外周面のみが凸部に対して径方向に対向する状態で無端ベルトが第二ロールの大径部の外周に巻き掛けられている場合に比べ、凸部の無端ベルトの内周面からの突出高さを高くできる。
第3態様の構成によれば、第二ロールの変化部の外周面が凸部に対して径方向に対向する状態で無端ベルトが第二ロールの大径部の外周に巻き掛けられている場合に比べ、凸部の無端ベルトの内周面からの突出高さを高くできる。
第4態様の構成によれば、大径部と変化部とのなす角度が170度未満である場合に比べ、無端ベルトの破断が抑制される。
第5態様の構成によれば、L/(DA-DB)<3の関係が成立する場合に比べ、無端ベルトの破断が抑制される。
第6態様の構成によれば、変化部の外周面の径方向に見た断面形状が、径方向内側へ凹状に形成されている場合に比べ、無端ベルトの破断が抑制される。
第7態様の構成によれば、検知部が、無端ベルトにおける変化部に巻き掛けられた部分のみで検知対象の検知を行う場合に比べ、検知部の検知不良が抑制される。
第8態様の構成によれば、検知部が、無端ベルトにおける変化部に巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行う場合に比べ、検知部の検知不良が抑制される。
第9態様の構成によれば、第二ロールの大径部の外径が、軸方向に一定である場合に比べ、検知部の検知不良が抑制される。
第10態様の構成によれば、第二ロールが、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に連続して配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、を有する場合に比べ、第二ロールの外径が第一ロールの外径よりも小さい構成において、無端ベルトの破断が抑制される。
第11態様の構成によれば、第二ロールが、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に連続して配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、を有する場合に比べ、第一ロール以外のロールにおいて、第二ロールが最も無端ベルトの巻き掛け量が多い構成において、無端ベルトの破断が抑制される。
第12態様の構成によれば、第二ロールが、大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に連続して配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、を有する場合に比べ、画像不良が抑制される。
本実施形態に係る画像形成装置を示す概略図である。 本実施形態に係る転写装置を示す概略図である。 本実施形態に係る転写装置に備えられた巻掛ロール、転写ベルト及び凸部を示す側断面図である。 本実施形態に係る転写装置に備えられた他の巻掛ロール、転写ベルト及び凸部を示す側断面図である。 本実施形態に係る転写装置に備えられた他の巻掛ロール、転写ベルト及び凸部を拡大して示す側断面図である。 比較例に係る巻掛ロールを示す側断面図である。 比較例に係る巻掛ロールを拡大して示す側断面図である。 角度θと転写ベルトの破断との関係を示すグラフである。 L/(DA-DB)の値と転写ベルトの破断との関係を示すグラフである。 変形例に係る巻掛ロールを示す側面図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置10)
本実施形態に係る画像形成装置10の構成を説明する。図1は、画像形成装置10を示す概略図である。
なお、図中に示す矢印UPは、装置の上方(具体的には鉛直上方)を示し、矢印DOは、装置の下方(具体的には鉛直下方)を示す。また、図中に示す矢印LHは、装置の左方を示し、矢印RHは、装置の右方を示す。また、図中に示す矢印FRは、装置の前方を示し、矢印RRは、装置の後方を示す。これらの方向は、説明の便宜上定めた方向であるから、装置構成がこれらの方向に限定されるものではない。なお、装置の各方向において、「装置」の語を省略して示す場合がある。すなわち、例えば、「装置の上方」を、単に「上方」と示す場合がある。
また、下記の説明では、「前後方向」を、「前方及び後方の両方」又は「前方及び後方のいずれか一方」という意味で用いる場合がある。なお、「前後方向」は、側方、横方向、及び水平方向ともいえる。「左右方向」は、側方、横方向、及び水平方向ともいえる。また、上下方向、左右方向、前後方向は、互いに交差する方向(具体的には、直交する方向)である。
また、図中の「○」の中に「×」が記載された記号は、紙面の手前から奥へ向かう矢印を意味する。また、図中の「○」の中に「・」が記載された記号は、紙面の奥から手前へ向かう矢印を意味する。
図1に示される画像形成装置10は、画像を形成する装置である。具体的には、画像形成装置10は、図1に示されるように、媒体収容部12と、搬送部13と、転写装置30を有する画像形成部14と、を備えている。以下、画像形成装置10の各部について説明する。
(媒体収容部12及び搬送部13)
媒体収容部12は、画像形成装置10において、記録媒体Pを収容する部分である。この媒体収容部12に収容された記録媒体Pが、画像形成部14へ搬送される。媒体収容部12に収容される記録媒体Pは、画像形成部14によって画像が形成される対象である。記録媒体Pとしては、例えば、用紙、及びフィルムなどがある。フィルムとしては、例えば、樹脂製フィルム、金属製フィルムなどがある。なお、記録媒体Pとしては、前述のものに限られず、種々の記録媒体を用いることが可能である。
図1に示される搬送部13は、媒体収容部12に収容された記録媒体Pを排出部(図示省略)へ搬送する。具体的には、搬送部13は、図1に示されるように、複数の搬送ロール等の搬送部材13Aを有しており、搬送部材13Aにより記録媒体Pを搬送する。なお、搬送部材13Aとしては、例えば、搬送ベルト及び搬送ドラム等の搬送部材であってもよく、種々の搬送部材を用いることが可能である。
(画像形成部14)
図2に示される画像形成部14は、搬送部13(具体的には、搬送部材13A)によって搬送される記録媒体Pに画像を形成する。具体的には、画像形成部14では、電子写真方式によりトナー画像(画像の一例)を記録媒体Pに形成する。さらに具体的には、画像形成部14は、図1に示されるように、トナー像形成部20Y、20M、20C、20K(以下、20Y~20Kという)と、転写ベルト24を有する転写装置30と、定着部26と、を備えている。
トナー像形成部20Y~20Kの各々は、感光体21を有している。各トナー像形成部20Y~20Kでは、帯電、露光、現像の各工程を行い、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を感光体21に形成する。
そして、画像形成部14では、転写装置30が、トナー像形成部20Y~20Kの各々の感光体21に形成されたトナー像を、転写ベルト24を介して記録媒体Pに転写する。なお、転写装置30の具体的な構成については後述する。
さらに、画像形成部14では、記録媒体Pに転写されたトナー像を定着部26にて記録媒体Pに定着する。このように、画像形成部14では、転写ベルト24を介して画像を記録媒体Pに転写する中間転写方式を用いている。
(転写装置30)
次に、本実施形態に係る転写装置30の構成を説明する。図2は、転写装置30を示す概略図である。図3は、転写装置30に備えられた後述の巻掛ロール32、転写ベルト24及び凸部25を示す側断面図である。図4は、転写装置30に備えられた後述の巻掛ロール33、転写ベルト24及び凸部25を示す側断面図である。図5は、転写装置30に備えられた後述の巻掛ロール33、転写ベルト24及び凸部25を拡大して示す側断面図である。
転写装置30は、ベルト回転装置の一例であり、転写ベルト24を回転させる装置であって、画像を転写する装置である。具体的には、転写装置30は、図2に示されるように、転写ベルト24と、巻掛ロール31、32、33、34(以下、31~34という場合がある)と、一次転写ロール23と、二次転写ロール39と、センサ42と、を有している。
転写ベルト24は、回転する無端ベルトの一例であり、図2に示されるように、環状に形成されている。転写ベルト24は、トナー像形成部20Y~20Kの各々の感光体21から自身に転写されたトナー像を記録媒体Pへ転写する構成部である(図1参照)。本実施形態では、転写ベルト24は、図2に示されるように、4つの巻掛ロール31~34に巻き掛けられている。
図3に示されるように、転写ベルト24の軸方向(具体的には前後方向)の端部における内周面には、凸部25が周方向に沿って形成されている。具体的には、凸部25は、転写ベルト24の軸方向の一端部及び他端部の各々において、転写ベルト24の周方向の全周にわたって形成された帯状に形成されている。凸部25は、図3に示されるように、断面矩形状に形成されている。
一次転写ロール23は、図1及び図2に示されるように、転写装置30に4つが備えられている。4つの一次転写ロール23の各々は、図1に示されるように、転写ベルト24を挟んで、トナー像形成部20Y~20Kの各々の感光体21に対向している。一次転写ロール23の各々と感光体21の各々との間が、感光体21の各々に形成されたトナー画像が転写ベルト24に転写される一次転写位置とされている。
二次転写ロール39は、転写ベルト24を挟んで巻掛ロール32に対向している。二次転写ロール39と巻掛ロール32との間が、転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される二次転写位置とされている。
転写装置30では、トナー像形成部20Y~20Kの各々の感光体21に形成された各色のトナー画像が、回転する転写ベルト24に対して一次転写ロール23により各一次転写位置にて転写される。そして、転写ベルト24に転写されたトナー像が、二次転写ロール39により二次転写位置にて記録媒体Pへ転写される。
巻掛ロール31~34は、転写ベルト24が巻き掛けられるロールであり、転写ベルト24の内周側に配置されている。転写ベルト24は、巻掛ロール31~34に巻き掛けられることで、回転可能に支持される。すなわち、巻掛ロール31~34は、転写ベルト24を支持する支持部材ともいえる。
巻掛ロール31、32は、第一ロールの一例であり、凸部25に対して接触して転写ベルト24の軸方向(具体的には前後方向)への移動を制限するロールである(図3参照)。巻掛ロール32は、一例として、以下のように構成されている。
巻掛ロール32は、例えば、図3に示されるように、大径部32Aと、小径部32Bと、変化部32Cと、軸部32Dと、を有している。小径部32Bは、大径部32Aに対する軸方向外側に配置され大径部32Aよりも小径とされている。具体的には、小径部32Bは、大径部32Aにおける軸方向の一端及び他端の各々において、軸方向外側(具体的には、前方側及び後方側の各々)に配置されている。本実施形態では、大径部32A及び小径部32Bは、軸方向において、外径が一定とされている。
変化部32Cは、大径部32Aから小径部32Bへ向けて外径が小さく変化している。変化部32Cの外周面は、径方向に見て、軸方向(具体的には、前後方向)に対して傾斜している。この変化部32Cの外周面が、凸部25の角部分に接触することで、転写ベルト24の軸方向(具体的には前後方向)への移動を制限する。
軸部32Dは、小径部32Bの各々の軸方向外側に配置されている。軸部32Dは、軸受等の支持部(図示省略)に回転可能に支持される被支持部として機能する。
なお、巻掛ロール31は、図示はしないが、巻掛ロール32と同様に構成されており、巻掛ロール31の変化部(図示省略)が凸部25の角部分に接触することで、転写ベルト24の軸方向(具体的には前後方向)への移動を制限する。
このように、転写ベルト24は、周方向における二か所で凸部25に対して、巻掛ロール31、32が接触することで、軸方向(具体的には前後方向)への移動が制限され、蛇行が抑制される。したがって、本実施形態では、巻掛ロール31、32が、転写ベルト24の蛇行を補正するための蛇行補正用のロールとして機能する。
巻掛ロール32は、駆動源(図示省略)により、回転駆動することによって、転写ベルト24を一方向(図1及び図2のA方向)へ回転(周回)させる駆動ロールとして機能する。また、巻掛ロール32は、二次転写ロール39に対向する対向ロール(いわゆるバックアップロール)としても機能する。
一方、巻掛ロール31、33、34は、回転する転写ベルト24に従動して回転するロールである。すなわち、巻掛ロール31、33、34は、従動ロールとして機能する。なお、巻掛ロール31は、転写ベルト24に対して、転写ベルト24の外周側(すなわち径方向外側)へ押し付けられており、転写ベルト24へ張力を付与する張力付与ロールとして機能する。
巻掛ロール33は、第二ロールの一例であり、図4に示されるように、例えば、大径部33Aと、小径部33Bと、変化部33Cと、軸部33Dと、を有している。小径部33Bは、大径部33Aに対する軸方向外側に配置され大径部33Aよりも小径とされている。具体的には、小径部33Bは、大径部33Aにおける軸方向の一端及び他端の各々において、軸方向外側(具体的には、前方側及び後方側の各々)に配置されている。本実施形態では、大径部33A及び小径部33Bは、軸方向において、外径が一定とされている。
変化部33Cは、大径部33Aから小径部33Bへ向けて外径が小さく変化している。図4に示されるように、変化部33Cの外周面の径方向に見た断面形状は、直線状に形成されている。具体的には、変化部33Cの外周面は、径方向に見て、軸方向(具体的には、前後方向)に対して傾斜している。
軸部33Dは、小径部33Bの各々の軸方向外側に配置されている。軸部33Dは、軸受等の支持部(図示省略)に回転可能に支持される被支持部として機能する。
巻掛ロール33は、小径部33Bの外周面が、凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が大径部33Aの外周に巻き掛けられている。具体的には、小径部33Bの外周面のみが、凸部25に対して径方向に対向している。さらに言えば、巻掛ロール33は、転写ベルト24が軸方向に移動する全範囲において、小径部33Bの外周面のみが、凸部25に対して径方向に対向する。
さらに、巻掛ロール33は、図5に示されるように、小径部33Bの外周面の凸部25に対する対向部分から大径部33Aの外周面までの径方向に沿った寸法HAが、凸部25の転写ベルト24の内周面からの突出高さHBよりも大きくなっている。
換言すれば、図5に示されるように、転写ベルト24の内周面が大径部33Aの外周面の延長線上に配置されている状態(すなわち転写ベルト24の軸方向の両端部が内周側(すること巻掛ロール33側)へ変形していない状態)において、小径部33Bは、凸部25との間に隙間を有し、凸部25に対して非接触となる。
さらに本実施形態では、転写ベルト24における軸方向の一端部及び他端部に配置された凸部25間の距離R1(図4参照)よりも、巻掛ロール33における軸方向の一端部及び他端部に配置された小径部33Bの間の距離R2(図4参照)のほうが短くされている。
大径部33Aと変化部33Cの接続部分において、大径部33Aと変化部33Cとのなす角度θ(図5参照)が170度以上とされている。すなわち、当該θは、170度以上180度未満とされている。
さらに、変化部33Cの軸方向長さをLとし、大径部33Aの外径をDAとし、小径部33Bの外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立する。
なお、転写装置30では、巻掛ロール34を巻掛ロール33と同様に構成することが可能である。
図2及び図4に示されるセンサ42は、検知部の一例であり、転写ベルト24の外周面に設けられた検知対象を検知する構成部である。センサ42は、図2に示されるように、巻掛ロール33の外周に配置されている。具体的には、センサ42は、巻掛ロール33の下方側に配置されている。
さらに、センサ42は、図4に示されるように、巻掛ロール33の軸方向において、大径部33Aの外周(具体的には下方側)に配置されている。センサ42は、転写ベルト24における大径部33Aに巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行う。センサ42は、具体的には、転写ベルト24の外周面に転写されたトナー像を検知対象とする。さらに具体的には、転写装置30では、センサ42がトナー像を検知することで、例えば、各色間でのトナー像の位置ずれ、及び各色のトナー像における濃度が検出される。
本実施形態では、センサ42は、大径部33Aの下方側にのみ配置されており、転写ベルト24における変化部33Cに巻き掛けられた部分では、検知対象の検知は行わない。
転写装置30では、巻掛ロール31、32、33、34は、この順で外径が小さくなっている。したがって、巻掛ロール33の外径は、巻掛ロール31、32の外径よりも小さい。
また、転写装置30では、巻掛ロール31、32、33、34は、この順で転写ベルト24の巻き掛け量が多くなっている。したがって、転写装置30では、巻掛ロール31~34のうち、凸部25に接触する巻掛ロール31、32以外のロール(すなわち、巻掛ロール33、34)において、巻掛ロール33が最も転写ベルト24の巻き掛け量が多い。なお、転写ベルト24の巻き掛け量とは、転写ベルト24が巻掛ロールの外周に接触している周長である。
(本実施形態に係る作用)
本実施形態では、巻掛ロール33は、図4に示されるように、大径部33Aと、小径部33Bと、大径部33Aから小径部33Bへ向けて外径が小さく変化する変化部33Cと、を有している。
ここで、図6に示されるように、巻掛ロール33が、大径部33Aと、大径部33Aに対する軸方向外側に連続して配置された小径部33Bと、を有する形態(以下、形態Aという)では、大径部33Aと小径部33Bとの境界に段差ができるため、図7に示されるように、大径部33Aと小径部33Bとの境界で、転写ベルト24が内周側へ折れ曲がりやすい。そして、大径部33Aと小径部33Bとの境界で、転写ベルト24が内周側へ繰り返し折れ曲がると、転写ベルト24が破断するおそれがある。
これに対して、本実施形態では、前述のように、巻掛ロール33が、大径部33Aから小径部33Bへ向けて外径が小さく変化する変化部33Cを有するため、形態Aに比べ、大径部33Aと小径部33Bとの境界で、転写ベルト24が内周側へ折れ曲がりにくく、転写ベルト24の破断が抑制される。
ここで、本実施形態では、巻掛ロール33の外径は、巻掛ロール31、32の外径よりも小さい。転写ベルト24が巻き掛けられるロールの外径が小さい場合では、転写ベルト24の曲率が、巻き掛けられる部分で大きくなるため、転写ベルト24への負荷が大きく、転写ベルト24の破断が生じやすい。
そして、本実施形態では、前述のように、巻掛ロール33が、大径部33Aから小径部33Bへ向けて外径が小さく変化する変化部33Cを有するため、形態Aに比べ、巻掛ロール33の外径が巻掛ロール31、32の外径よりも小さい構成(転写ベルト24の破断が生じやすい構成)において、転写ベルト24の破断が抑制される。
また、本実施形態では、巻掛ロール31~34のうち、凸部25に接触する巻掛ロール31、32以外のロール(すなわち、巻掛ロール33、34)において、巻掛ロール33が最も転写ベルト24の巻き掛け量が多い。転写ベルト24のロールに対する巻き掛け量が多い場合では、転写ベルト24が湾曲する範囲が広くなるため、転写ベルト24への負荷が大きく、転写ベルト24の破断を生じやすい。
そして、本実施形態では、前述のように、巻掛ロール33が、大径部33Aから小径部33Bへ向けて外径が小さく変化する変化部33Cを有するため、形態Aに比べ、凸部25に接触する巻掛ロール31、32以外のロール(すなわち、巻掛ロール33、34)において、巻掛ロール33が最も転写ベルト24の巻き掛け量が多い構成(転写ベルト24の破断が生じやすい構成)において、転写ベルト24の破断が抑制される。
このように、本実施形態では、転写ベルト24の破断が抑制されるので、画像形成部14において、転写ベルト24の破断に起因する画像不良が抑制される。
また、本実施形態では、巻掛ロール33は、小径部33Bの外周面が、凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が大径部33Aの外周に巻き掛けられている。
このため、巻掛ロール33の変化部33Cの外周面のみが凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が巻掛ロール33の大径部33Aの外周に巻き掛けられている場合(以下、形態Bという)に比べ、巻掛ロール33と転写ベルト24との間に空間が確保され、凸部25の転写ベルト24の内周面からの突出高さHBを高められる。この結果、本実施形態によれば、形態Bに比べ、転写ベルト24の軸方向への移動を効果的に制限可能となり、巻掛ロール32による転写ベルト24の蛇行補正機能を向上させられる。
さらに具体的には、本実施形態では、巻掛ロール33は、小径部33Bの外周面のみが、凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が大径部33Aの外周に巻き掛けられている。
このため、巻掛ロール33の変化部33Cの外周面が凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が巻掛ロール33の大径部33Aの外周に巻き掛けられている場合(以下、形態Cという)に比べ、巻掛ロール33と転写ベルト24との間に空間が確保され、凸部25の転写ベルト24の内周面からの突出高さHBを高められる。この結果、本実施形態によれば、形態Cに比べ、転写ベルト24の軸方向への移動を効果的に制限可能となり、巻掛ロール32による転写ベルト24の蛇行補正機能を向上させられる。
また、本実施形態では、大径部33Aと変化部33Cの接続部分において、大径部33Aと変化部33Cとのなす角度θ(図5参照)が170度以上とされている。
ここで、図8に示されるように、角度θが170度である場合では、転写ベルト24は、1200000回転にて破断するのに対して、角度θが170度未満である場合(例えば角度θが166度である場合)では、300000回転程度にて、転写ベルト24が破断する。したがって、本実施形態によれば、角度θが170度未満である場合に比べ、転写ベルト24の破断が抑制される。
なお、図8では、横軸にて角度θを示し、縦軸にて転写ベルト24が判断するまでの回転数(サイクル数)を示す。
また、本実施形態では、変化部33Cの軸方向長さをLとし、大径部33Aの外径をDAとし、小径部33Bの外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立する。
ここで、図9に示されるように、L/(DA-DB)の値が3である場合では、転写ベルト24は、1200000回転にて破断するのに対して、L/(DA-DB)の値が3未満である場合(例えば、当該値が2である場合)では、300000回転程度にて、転写ベルト24が破断する。したがって、本実施形態によれば、L/(DA-DB)<3の関係が成立する場合に比べ、転写ベルト24の破断が抑制される。
なお、図9では、横軸にて、変化部33Cの軸方向長さLを示し、縦軸にて転写ベルト24が判断するまでの回転数(サイクル数)を示す。また、グラフ内の点の横に記載された数字は、L/(DA-DB)の値を示す。
また、本実施形態では、巻掛ロール33は、図4に示されるように、変化部33Cの外周面の径方向に見た断面形状が、直線状に形成されている。
このため、変化部33Cの外周面の径方向に見た断面形状が、径方向内側へ凹状に形成されている場合に比べ、変化部33Cにおける傾斜(勾配)がゆるやかになるので、転写ベルト24の破断が抑制される。
また、本実施形態では、センサ42は、転写ベルト24における巻掛ロール33の大径部33Aに巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行う。
このため、センサ42が、転写ベルト24における巻掛ロール33の変化部33Cに巻き掛けられた部分のみで検知対象の検知を行う場合に比べ、センサ42と転写ベルト24との距離の変動が生じにくく、センサ42の検知不良が抑制される。
さらに具体的には、本実施形態では、センサ42は、転写ベルト24における変化部33Cに巻き掛けられた部分では、検知対象の検知は行わない。
このため、センサ42が、転写ベルト24における巻掛ロール33の変化部33Cに巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行う場合に比べ、センサ42と転写ベルト24との距離の変動が生じにくく、センサ42の検知不良が抑制される。
(巻掛ロール33の変形例)
本実施形態では、巻掛ロール33は、大径部33Aの外径が、軸方向において一定とされていたが、これに限られない。
例えば、図10に示されるように、巻掛ロール33は、大径部33Aにおいて、軸方向両端部での外径よりも、軸方向中央部での外径が大きくされている構成であってもよい。図10に示される構成では、大径部33Aは、軸方向中央部から軸方向一端部及び軸方向他端部の各々に向けて、徐々に外径が小さくなっている。
この構成では、大径部33Aによって、転写ベルト24が軸方向中央部から軸方向一端部及び軸方向他端部の各々に向けて、引っ張られるため、転写ベルト24にしわが生じにくい。したがって、本構成によれば、巻掛ロール33の大径部33Aの外径が、軸方向に一定である場合に比べ、センサ42の検知不良が抑制される。
また、本実施形態では、巻掛ロール33は、小径部33Bの外周面のみが、凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が大径部33Aの外周に巻き掛けられていたが、これに限られない。例えば、巻掛ロール33の変化部33Cの外周面が凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が巻掛ロール33の大径部33Aの外周に巻き掛けられている構成であってもよい。
したがって、巻掛ロール33は、小径部33B及び変化部33Cの少なくとも一方の外周面が凸部25に対して径方向に対向する状態で転写ベルト24が大径部33Aの外周に巻き掛けられていればよい。
本実施形態では、大径部33Aと変化部33Cの接続部分において、大径部33Aと変化部33Cとのなす角度θ(図5参照)が170度以上とされていたが、これに限られない。例えば、角度θが170度未満である構成であってもよい。
また、本実施形態では、変化部33Cの軸方向長さをLとし、大径部33Aの外径をDAとし、小径部33Bの外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立していたが、これに限られない。例えば、L/(DA-DB)<3の関係が成立する構成であってもよい。
また、本実施形態では、巻掛ロール33は、図4に示されるように、変化部33Cの外周面の径方向に見た断面形状が、直線状に形成されていたが、これに限られない。例えば、変化部33Cの外周面の径方向に見た断面形状が、径方向内側へ凹状に形成されている構成であってもよい。
(他の変形例)
本実施形態では、センサ42は、転写ベルト24における巻掛ロール33の大径部33Aに巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行っていたが、これに限られない。例えば、センサ42が、転写ベルト24における巻掛ロール33の変化部33Cに巻き掛けられた部分で検知対象の検知を行う構成であってもよい。
また、本実施形態では、無端ベルトの一例として転写ベルト24を用いたが、これに限られない。無端ベルトの一例としては、例えば、搬送ベルトであってもよく、無端ベルトの用途は限定されない。したがって、ベルト回転装置としては、転写装置に限られず、例えば、搬送ベルトを有する搬送装置などであってもよく、無端ベルトを回転する装置であればよい。
また、本実施形態では、転写ベルト24は、4つの巻掛ロール31~34に巻き掛けられていたが、これに限られない。転写ベルト24は、少なくとも2つの巻掛ロールに巻き掛けられていればよい。
また、本実施形態では、巻掛ロール32が駆動ロールとされていたが、これに限られず、巻掛ロール31~34のうちのいずれか1つ又は複数が駆動ロールとされていればよい。
また、本実施形態では、巻掛ロール31が、張力付与ロールとされていたが、これに限られず、巻掛ロール31~34のうちのいずれか1つ又は複数が張力付与ロールとされていればよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
(((1)))
回転する無端ベルトと、
前記無端ベルトの軸方向の端部における内周面に周方向に沿って形成された凸部と、
前記無端ベルトが巻き掛けられ、前記凸部に対して接触して前記無端ベルトの軸方向への移動を制限する第一ロールと、
大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、前記大径部から前記小径部へ向けて外径が小さく変化する変化部と、を有する第二ロールであって、前記小径部及び前記変化部の少なくとも一方の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられ、前記外周面の前記凸部に対する対向部分から前記大径部の外周面までの径方向に沿った寸法が、前記凸部の前記無端ベルトの内周面からの突出高さよりも大きい前記第二ロールと、
を備えるベルト回転装置。
(((2)))
前記第二ロールは、前記小径部の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている
(((1)))に記載のベルト回転装置。
(((3)))
前記第二ロールは、前記小径部の外周面のみが前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている
(((2)))に記載のベルト回転装置。
(((4)))
前記大径部と前記変化部の接続部分において、前記大径部と前記変化部とのなす角度が170度以上である
(((1)))~(((3)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((5)))
前記変化部の軸方向長さをLとし、前記大径部の外径をDAとし、前記小径部の外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立する
(((1)))~(((4)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((6)))
前記変化部の外周面の径方向に見た断面形状は、直線状に形成されている
(((1)))~(((5)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((7)))
前記第二ロールの外周に配置され、前記無端ベルトの外周面に設けられた検知対象を検知する検知部であって、前記無端ベルトにおける前記大径部に巻き掛けられた部分で前記検知対象の検知を行う前記検知部
を備える
(((1)))~(((6)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((8)))
前記検知部は、
前記無端ベルトにおける前記変化部に巻き掛けられた部分では、前記検知対象の検知は行わない
(((7)))に記載のベルト回転装置。
(((9)))
前記第二ロールは、
前記大径部において、軸方向両端部での外径よりも、軸方向中央部での外径が大きい
(((7)))に記載のベルト回転装置。
(((10)))
前記第二ロールの外径は、前記第一ロールの外径よりも小さい
(((1)))~(((9)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((11)))
前記無端ベルトは、前記第一ロール及び前記第二ロールを含む3つ以上のロールに巻き掛けられ、
前記3つ以上のロールのうち、前記第一ロール以外のロールにおいて、前記第二ロールが最も前記無端ベルトの巻き掛け量が多い
(((1)))~(((10)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置。
(((12)))
前記無端ベルトが、転写された画像を記録媒体へ転写する転写ベルトである(((1)))~(((11)))のいずれか1つに記載のベルト回転装置
を備える画像形成装置。
10 画像形成装置
12 媒体収容部
13 搬送部
13A 搬送部材
14 画像形成部
20Y、20M、20C、20K トナー像形成部
21 感光体
23 一次転写ロール
24 転写ベルト(無端ベルトの一例)
25 凸部
26 定着部
30 転写装置(ベルト回転装置の一例)
31 巻掛ロール(第一ロールの一例)
32 巻掛ロール(第一ロールの一例)
32A 大径部
32B 小径部
32C 変化部
32D 軸部
33 巻掛ロール(第二ロールの一例)
33A 大径部
33B 小径部
33C 変化部
33D 軸部
34 巻掛ロール
39 二次転写ロール
42 センサ(検知部の一例)
P 記録媒体

Claims (12)

  1. 回転する無端ベルトと、
    前記無端ベルトの軸方向の端部における内周面に周方向に沿って形成された凸部と、
    前記無端ベルトが巻き掛けられ、前記凸部に対して接触して前記無端ベルトの軸方向への移動を制限する第一ロールと、
    大径部と、前記大径部に対する軸方向外側に配置され前記大径部よりも小径とされた小径部と、前記大径部から前記小径部へ向けて外径が小さく変化する変化部と、を有する第二ロールであって、前記小径部及び前記変化部の少なくとも一方の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられ、前記外周面の前記凸部に対する対向部分から前記大径部の外周面までの径方向に沿った寸法が、前記凸部の前記無端ベルトの内周面からの突出高さよりも大きい前記第二ロールと、
    を備えるベルト回転装置。
  2. 前記第二ロールは、前記小径部の外周面が前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  3. 前記第二ロールは、前記小径部の外周面のみが前記凸部に対して径方向に対向する状態で前記無端ベルトが前記大径部の外周に巻き掛けられている
    請求項2に記載のベルト回転装置。
  4. 前記大径部と前記変化部の接続部分において、前記大径部と前記変化部とのなす角度が170度以上である
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  5. 前記変化部の軸方向長さをLとし、前記大径部の外径をDAとし、前記小径部の外径をDBとした場合に、L/(DA-DB)≧3の関係が成立する
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  6. 前記変化部の外周面の径方向に見た断面形状は、直線状に形成されている
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  7. 前記第二ロールの外周に配置され、前記無端ベルトの外周面に設けられた検知対象を検知する検知部であって、前記無端ベルトにおける前記大径部に巻き掛けられた部分で前記検知対象の検知を行う前記検知部
    を備える
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  8. 前記検知部は、
    前記無端ベルトにおける前記変化部に巻き掛けられた部分では、前記検知対象の検知は行わない
    請求項7に記載のベルト回転装置。
  9. 前記第二ロールは、
    前記大径部において、軸方向両端部での外径よりも、軸方向中央部での外径が大きい
    請求項7に記載のベルト回転装置。
  10. 前記第二ロールの外径は、前記第一ロールの外径よりも小さい
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  11. 前記無端ベルトは、前記第一ロール及び前記第二ロールを含む3つ以上のロールに巻き掛けられ、
    前記3つ以上のロールのうち、前記第一ロール以外のロールにおいて、前記第二ロールが最も前記無端ベルトの巻き掛け量が多い
    請求項1に記載のベルト回転装置。
  12. 前記無端ベルトが、転写された画像を記録媒体へ転写する転写ベルトである請求項1~11のいずれか1項に記載のベルト回転装置
    を備える画像形成装置。
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