JP2024013066A - ドライバ評価装置及びドライバ評価システム - Google Patents

ドライバ評価装置及びドライバ評価システム Download PDF

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Abstract

【課題】ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができるドライバ評価装置及びドライバ評価システムを提供する。【解決手段】サーバ3は、ドライバ毎の運行データを取得する。サーバ3は、複数の運行中に取得した運行データに基づいて、ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出し、複数種類の評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に算出した評価値をプロットしたグラフを提供する。また、サーバ3は、グラフを複数の領域に分けて、領域毎のドライバの特徴が識別可能なグラフを提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、ドライバ評価装置及びドライバ評価システム、に関する。
上述したドライバ評価装置として、加速回数を計数し、単位走行距離内における加速回数により経済運転評価を行うものが提案されている(特許文献1)。
特開2002-364400号公報
従来のドライバ評価装置は、運行が終了した後、その運行に対しての評価を行ってドライバに対して運転指導を行うものである。このため、ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができない、という問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができるドライバ評価装置及びドライバ評価システムを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライバ評価装置は、下記を特徴としている。
ドライバ毎の運行データを取得する取得部と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
ドライバ評価装置であること。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライバ評価システムは、下記を特徴としている。
ドライバが運転する車両に搭載された車載器と、前記車載器と無線通信可能なサーバと、を備えたドライバ評価システムであって、
前記車載器は、
運行データを収集して前記サーバに送信する送信部を有し、
前記サーバは、
前記車載器から前記運行データを取得する取得部と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
ドライバ評価システムであること。
本発明によれば、ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができるドライバ評価装置及びドライバ評価システムを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明のドライバ評価装置を組み込んだドライバ評価システムの一例を示す構成図である。 図2は、図1に示すデバイスの一例を示す構成図である。 図3は、図1に示すサーバの一例を示す構成図である。 図4は、図1に示すドライバ評価システムを構成するデバイス、サーバ及び端末の処理手順を示すフローチャートである。 図5は、図1に示すサーバが提供するグラフである。 図6は、図1に示すサーバが提供するグラフである。 図7は、他の実施形態における図1に示すサーバが提供するグラフである。
本発明に関する具体的な実施形態について、各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態のドライバ評価システム1は、荷物の配送を行うトラック10を運転するドライバを評価するシステムである。同図に示すように、ドライバ評価システム1は、車両の一例であるトラック10に搭載されたデバイス(車載器)2と、デバイス2とインターネット通信網11を介して通信可能なサーバ3(ドライバ評価装置)と、サーバ3とインターネット通信網11を介して通信可能な端末4と、を備えている。
デバイス2は、図2に示すように、インターネット通信部21と、GPS通信部22と、外部接続端子23と、CANインタフェース(I/F)24と、制御部25と、を備えている。インターネット通信部21は、インターネット通信網11に接続するための回路やアンテナなどで構成されている。GPS通信部22は、周知のように複数のGPS(Global Positioning System)衛星から発振される電波を受信して、現在位置を求めて後述する制御部25に出力する。外部接続端子23には、表示部30やスピーカ40などの外部機器が接続されている。表示部30には、ドライバに対する警告などを表示する。スピーカ40は、ドライバに対する警告音などを出力する。
CANインタフェース(I/F)24は、車内のCAN(Controller Area Network)バスに接続するために設けられている。デバイス2は、CAN通信を行うことにより、CANからトラック10の速度、G値(加速度)、エンジン回転数を取得できる。なお、本実施形態では、CAN通信により、デバイス2が、トラック10の速度、G値(加速度)、を取得する例について説明するが、これに限ったものではない。デバイス2は、GPS通信部22から取得されるGPS情報(現在位置、時間)を活用し、デバイス2の制御部25がGPS情報を変換して、トラック10の速度、G値(加速度)を取得するようにしてもよい。また、G値については、デバイス2内にGセンサを内蔵し、内蔵したGセンサから取得するようにしてもよい。
制御部25は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備え、プログラムに従って動作するCPU(Central Processing Unit)で構成され、デバイス2全体の制御を司る。制御部25は、定期的にGPS通信部22から現在位置を求めてサーバ3に送信する。また、制御部25は、CANI/F24から定期的に速度、G値、エンジン回転数を取得してサーバ3に送信する。
サーバ3は、図3に示すように、インターネット通信部31と、データベース(DB)32と、制御部33と、を有している。
インターネット通信部31は、インターネット通信網11に接続するための回路などで構成されている。DB32は、車載器2から定期的に送信される位置情報、速度、G値、エンジン回転数の履歴などが記録される。制御部33は、例えばRAMやROMなどのメモリを備え、プログラムに従って動作するCPUで構成され、サーバ3全体の制御を司る。
端末4は、例えばPCやスマートフォンなどから構成され、インターネット通信網11を介してサーバ3と通信する。端末4は、配送業者が所有する端末である。
次に、上述した構成のドライバ評価システム1の動作について図4を参照して説明する。まず、デバイス2の制御部25(以下、単に「デバイス2」と略記)は、定期的にGPS通信部22やCANI/F24から現在位置、速度、G値、エンジン回転数(運行データ)を取得する(S1)。デバイス2は、運行中においては(S2でN)、繰り返し運行データを収集する(S1)。
運行が終了すると(S2でY)、デバイス2は、送信部として機能し、一運行中に収集した運行データをサーバ3に送信して(S3)、処理を終了する。なお、本実施形態では、一運行が終了する毎にデバイス2からサーバ3に運行データを送信する例について説明するが、これに限らずデバイス2は、一定時間毎に運行データをサーバ3に送信してもよい。サーバ3の制御部33(以下、単に「サーバ3」と略記)は、デバイス2から運行データを受信して(S4)、DB32に格納する。サーバ3は、運行データにドライバIDを含めるなどして、ドライバが識別できるように運行データをDB32に格納する。
サーバ3がドライバIDを取得する方法としては、サーバ3が、どの車両にどのドライバが乗車しているかを示す運行計画情報から運行データに含まれる車両IDに対応するドライバIDを取得することが考えられる。または、ドライバが、運行する毎にデバイス2にドライバIDが書き込まれたメモリカードを差し込み、デバイス2が、メモリカードから読み取ったドライバIDを運行データに含めてサーバ3に送信することが考えられる。サーバ3は、複数のトラック10にそれぞれ搭載されたデバイス2から運行データを受信しているため、DB32には複数のドライバの運行データが格納されている。
次に、例えば配送業者の管理人が端末4を操作して、ドライバの評価要求をサーバ3に送信する(S8)。評価要求には、評価を要求するドライバIDが含まれている。サーバ3は、評価要求を受信すると(S5)、複数運行中に取得した運行データに基づいて、評価要求のあったドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する(S6)。
S6の具体例について説明する。本実施形態では、サーバ3は、例えば、1か月毎に取得した運行データに基づいて安全性及び定時性の評価項目の評価値を算出する。サーバ3は、安全性の評価項目について、1か月間で取得した速度及び現在位置に基づいて速度超過の発生頻度(1か月間における1回の速度超過当たりの走行距離km)を算出する。例えば、速度超過の発生頻度が120kmであれば、120km走行する毎に1回速度超過していることを意味する。
サーバ3は、目的地に決められた時刻に到着できたかを示す定時性の評価項目について、1か月間で取得した速度及び現在位置に基づいて、所定ルートにおける出発地から目的地までの平均速度を算出する。
次に、サーバ3は、提供部として機能し、複数種類の評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に算出したドライバ毎の評価値をプロットしたグラフを作成し、作成したグラフを端末4に送信する(S7)。S7の具体例について説明する。本実施形態では、サーバ3は、図5及び図6に示すように、縦軸を安全性、横軸を定時性としたグラフ上に、ドライバA~D毎にS6で算出した速度超過の発生頻度及び所定ルートにおける出発地から目的地までの平均速度をプロットしたグラフを作成する。
また、サーバ3は、グラフを複数の領域に分けて、領域毎のドライバの特徴が識別可能なグラフを作成する。本実施形態では、ドライバの特徴を「慎重」、「図太い」、「頑張り屋」、「やんちゃ」の4種類に分けている。「慎重」は安全運転を優先し過ぎて、時間に遅れがちなタイプであり、サーバ3は、横軸よりも上、かつ、縦軸よりも左側の領域に「慎重」と表示されるグラフを作成する。「図太い」は安全運転も時間厳守も軽視するタイプであり、サーバ3は、横軸よりも下、かつ、縦軸よりも左側の領域に「図太い」と表示されるグラフを作成する。
「頑張り屋」は安全運転も時間厳守も重視し、自身の休憩時間を犠牲にしても安全運転で時間通りに配達を行うようなタイプであり、サーバ3は、横軸よりも上、かつ、縦軸よりも右側の領域に「頑張り屋」と表示されるグラフを作成する。「やんちゃ」は安全運転よりも時間厳守を重視するタイプであり、サーバ3は、横軸よりも下、かつ、縦軸よりも右側の領域に「やんちゃ」と表示されるグラフを作成する。また、サーバ3は、図3の点線で示すように定時性の理想となる領域も識別可能に表示できるようなグラフを作成する。
さらに、サーバ3は、図5及び図6に示すように、1か月毎の履歴が分かるようにグラフを作成し、作成したグラフを端末4に送信する(S7)。
端末4は、サーバ3からグラフを受信すると(S9)、受信したグラフを表示させて(S10)、処理を収容する。配送業者の管理者は、端末4に表示された図5及び図6に示すグラフを見て、ドライバA~Dがどのような特徴(資質)を持つドライバであるか一目で把握することができる。
上述した実施形態によれば、サーバ3が、複数の運行中に取得した運行データに基づいて、ドライバ毎の運行データの評価項目(安全性及び定時性)の評価値を算出し、安全性及び定時性をそれぞれ軸としたグラフ上に算出した評価値をプロットしたグラフを提供する。さらに、サーバ3は、グラフを複数の領域に分けて、領域毎のドライバの特徴(「慎重」、「図太い」、「頑張り屋」、「やんちゃ」)が識別可能なグラフを提供する。
これにより、複数運行中に取得した、即ち長期期間で取得した運行データに基づいて、ドライバA~Dの特徴(資質)が一目でわかるようなグラフを提供することができるため、ドライバA~Dの特徴を見極めて適切な評価を行うことができる。
上述した実施形態によれば、評価項目が、安全性と定時性とを含む。これにより、配送業者のドライバとしての特徴を見極めることができる。
上述した実施形態によれば、サーバ3は、安全性の評価値として、速度超過の発生頻度を算出し、定時性の評価値として所定ルートにおける出発地から目的地までの平均速度を算出する。これにより、精度よく、安全性及び定時性を評価することができる。
上述した実施形態によれば、定時性の理想となる領域を示す点線を表示することにより、より一層、ドライバの特徴を見極めやすくなる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
上述した実施形態によれば、図5及び図6に示すように、縦軸と横軸とで領域を識別可能に表示していたが、これに限ったものではない。図7に示すように、領域と領域の境界に点線などを表示したり、領域毎に色を変えたりして、各領域を識別可能に表示してもよい。
上述した実施形態によれば、安全性と定時性との2軸のグラフを表示させていたが、これに限ったものではない。例えば、運送の品質性の軸を加えた3軸のグラフを表示させてもよい。
上述した実施形態によれば、定時性の評価値として、同一ルートの平均速度を挙げていたがこれに限ったものではない。例えば、サーバ3は、1か月間における、予め定められた配送ルートとトラック10の現地位置との逸脱距離が逸脱警告距離以上離れた頻度を定時性の評価値として算出してもよい。また、サーバ3は、1か月間における、ドライバが運転した時刻が予め定めた走行可能時刻内(例えば15:00-6:00)でない頻度を定時性の評価値として算出してもよい。また、サーバ3は、1か月間における、1運行中の休憩時間が停車警告時間を越える頻度を定時性の評価値として算出してもよい。また、サーバ3は、1か月間における、荷受場所や目的地などへの到着時刻の遅延時間の平均値を評価値として算出してもよい。
上述した実施形態によれば、安全性の評価値として、速度超過の発生頻度を挙げていたがこれに限ったものではない。サーバ3は、安全性の評価値として危険運転の発生頻度を算出すればよく、例えば、急減速、急加速、急旋回、飲酒の発生頻度を安全性の評価値として算出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態によれば、評価項目としては、安全性と定時性とを挙げていたが、これに限ったものではない。輸送の品質や経済性を評価項目としてもよい。サーバ3は、急減速、急加速、急旋回、衝撃の発生頻度を輸送の品質の評価値として算出することが考えられる。また、サーバ3は、荷主による荷積状態の評価(危険・普通・丁寧など)、荷受人による受取荷物状態の評価(危険・普通・丁寧など)、荷受人による荷物の数の評価(注文通り、注文以下など)を輸送の品質の評価値として算出することが考えられる。
また、サーバ3は、エンジン回転数や速度などから算出した燃費や、急減速、急加速、衝撃の発生頻度を経済性の評価値として算出することが考えられる。
ここで、上述した本発明に係るドライバ評価装置及びドライバ評価システムの実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]~[5]に簡潔に纏めて列記する。
[1]
ドライバ毎の運行データを取得する取得部(33)と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部(33)と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部(33)と、を備え、
前記提供部(33)は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
ドライバ評価装置(3)。
上記[1]の構成によれば、複数運行中に取得した、即ち長期期間で取得した運行データに基づいて、ドライバの特徴(資質)が一目でわかるようなグラフを提供することができるため、ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができる。
[2]
[1]に記載のドライバ評価装置(3)において、
前記複数種類の前記評価項目は、安全性と定時性とを含む、
ドライバ評価装置(3)。
上記[2]の構成によれば、配送業者のドライバとしての特徴を見極めることができる。
[3]
[2]に記載のドライバ評価装置(3)において、
前記評価値算出部(33)は、前記安全性の前記評価値として、危険運転の発生頻度を算出し、前記定時性の前記評価値として、所定ルートにおける出発地から目的地までの平均速度を算出する、
ドライバ評価装置(3)。
上記[3]の構成によれば、精度よく、安全性及び定時性を評価することができる。
[4]
[1]~[3]の何れか1項に記載のドライバ評価装置(3)において、
前記提供部(33)は、前記グラフのうち前記評価項目の理想となる領域が識別可能な前記グラフを提供する、
ドライバ評価装置(3)。
上記[4]の構成によれば、より一層、ドライバの特徴を見極めやすくなる。
[5]
ドライバが運転する車両(10)に搭載された車載器(2)と、前記車載器(2)と無線通信可能なサーバ(3)と、を備えたドライバ評価システム(1)であって、
前記車載器(2)は、
運行データを収集して前記サーバ(3)に送信する送信部(25)を有し、
前記サーバ(3)は、
前記車載器(2)から前記運行データを取得する取得部(33)と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部(33)と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部(33)が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部(33)と、を備え、
前記提供部(33)は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
ドライバ評価システム(1)。
上記[5]の構成によれば、複数運行中に取得した、即ち長期期間で取得した運行データに基づいて、ドライバの特徴(資質)が一目でわかるようなグラフを提供することができるため、ドライバの特徴を見極めて適切な評価を行うことができる。
1 ドライバ評価システム
2 デバイス(車載器)
3 サーバ(ドライバ評価装置)
25 制御部(送信部)
33 制御部(取得部、評価値算出部、提供部)
10 トラック(車両)
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライバ評価装置は、下記を特徴としている。
ドライバ毎の運行データを取得する取得部と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供し、
前記複数種類の前記評価項目は、安全性と目的地までに決められた時刻に到着できたかを示す定時性とを含む、
ドライバ評価装置であること。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライバ評価システムは、下記を特徴としている。
ドライバが運転する車両に搭載された車載器と、前記車載器と無線通信可能なサーバと、を備えたドライバ評価システムであって、
前記車載器は、
運行データを収集して前記サーバに送信する送信部を有し、
前記サーバは、
前記車載器から前記運行データを取得する取得部と、
複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供し、
前記複数種類の前記評価項目は、安全性と目的地までに決められた時刻に到着できたかを示す定時性とを含む、
ドライバ評価システムであること。

Claims (5)

  1. ドライバ毎の運行データを取得する取得部と、
    複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
    前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
    ドライバ評価装置。
  2. 請求項1に記載のドライバ評価装置において、
    前記複数種類の前記評価項目は、安全性と定時性とを含む、
    ドライバ評価装置。
  3. 請求項2に記載のドライバ評価装置において、
    前記評価値算出部は、前記安全性の前記評価値として、危険運転の発生頻度を算出し、前記定時性の前記評価値として、所定ルートにおける出発地から目的地までの平均速度を算出する、
    ドライバ評価装置。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載のドライバ評価装置において、
    前記提供部は、前記グラフのうち前記評価項目の理想となる領域が識別可能な前記グラフを提供する、
    ドライバ評価装置。
  5. ドライバが運転する車両に搭載された車載器と、前記車載器と無線通信可能なサーバと、を備えたドライバ評価システムであって、
    前記車載器は、
    運行データを収集して前記サーバに送信する送信部を有し、
    前記サーバは、
    前記車載器から前記運行データを取得する取得部と、
    複数の運行中に取得した前記運行データに基づいて、前記ドライバ毎に複数種類の評価項目の評価値を算出する評価値算出部と、
    前記複数種類の前記評価項目をそれぞれ軸としたグラフ上に前記評価値算出部が算出した前記評価値をプロットしたグラフを提供する提供部と、を備え、
    前記提供部は、前記グラフを複数の領域に分けて、前記領域毎の前記ドライバの特徴が識別可能な前記グラフを提供する、
    ドライバ評価システム。
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