JP2024013049A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】触媒装置の暖機制御中におけるエンジンの動作点を変更することなく、エンジントルクの周波数と捩れ系の共振周波数とが近接することを抑制できる車両の制御装置を提供する。【解決手段】エンジンと、エンジンの排気を浄化する触媒装置と、エンジンと駆動輪との間の変速比を変更可能な変速機構と、エンジンと変速機構との間にエンジンのトルクの脈動を減衰するダンパ機構とを備えた車両の制御装置であって、変速機構は、エンジンとの間で伝達するトルク容量を変更可能な係合機構を備え、車両が停車し、かつエンジンを所定の動作点で運転して触媒装置を暖機している場合(ステップS1、S2でYes)には、係合機構の伝達トルク容量を所定容量以下に設定する(ステップS3)。【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンと、ダンパ機構と、係合機構を有する変速機構とを備えた車両の制御装置に関するものである。
特許文献1には、エンジンの排気を浄化する触媒装置を暖機するための点火遅角制御を実行している時に、エンジンに連結されたプラネタリギヤの連続的な歯打ち音が検出された場合に、エンジンの動作点を変更することによって、その歯打ち音を抑制するように構成された制御装置が記載されている。具体的には、点火遅角制御を実行している時に歯打ち音が検出された場合には、まず、エンジンのトルクを燃費が良好となるトルクよりも低下させる。そのようにエンジントルクを低下させても歯打ち音が継続する場合には、エンジン回転数を車両に共振が生じる共振回転数帯以外の回転数となるように増加または減少させるように構成されている。
特許文献1に記載された制御装置は、触媒装置の暖機を行うための点火遅角制御を実行し続けた状態で、歯打ち音を抑制するために、エンジンの動作点を変更しているが、触媒暖機中のエンジンの動作点は、最低回転数、暖機性能、および振動抑制などの種々の条件を考慮して決定されているため、歯打ち音を抑制するためにエンジンの動作点を変更すると、上記の種々の条件のいずれかを充足できなくなり、新たな不都合が生じる可能性があった。
本発明は、上記の技術的課題に着目してなされたものであって、触媒装置の暖機制御中におけるエンジンの動作点を変更することなく、エンジントルクの周波数と捩れ系の共振周波数とが近接することを抑制できる車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の目的を達成するために、エンジンと、前記エンジンの排気を浄化する触媒装置と、前記エンジンと駆動輪との間の変速比を変更可能な変速機構と、前記エンジンと前記変速機構との間に前記エンジンのトルクの脈動を減衰するダンパ機構とを備えた車両の制御装置であって、前記変速機構は、前記エンジンとの間で伝達するトルク容量を変更可能な係合機構を備え、前記車両が停車し、かつ前記エンジンを所定の動作点で運転して前記触媒装置を暖機している場合には、前記係合機構の伝達トルク容量を所定容量以下に設定することを特徴とするものである。
本発明によれば、車両が停車し、かつエンジンを所定の動作点で運転して触媒装置を暖機している場合には、係合機構の伝達トルク容量を所定容量以下に設定することにより、エンジンと変速機構との間で伝達されるトルクを低減する。言い換えると、エンジンのトルクの脈動を減衰するダンパ機構の出力部材と一体となって回転する部材の慣性トルクなどを低減することができる。その結果、エンジンから変速機構に伝達されるトルクが最大となる周波数を変更することができる。すなわち、エンジンから変速機構に至る捩れ系の部材の共振周波数を変更することができる。そのため、触媒装置を暖機するためにエンジンに要求される動作点でエンジンを駆動した場合であっても、エンジントルクの脈動に共振してエンジンと変速機構との間の構成部材の係合部やギヤの噛み合う部などで衝突音(歯打ち音)が生じることを抑制できる。言い換えると、車両の走行時におけるエンジンの動作点に応じてダンパ機構の構成を定めることができ、パワートレーンを構成する部材の設計自由度が制限されることを抑制できる。
図1(a)には、本発明の実施形態における車両の一例を説明するためのスケルトン図を示してある。図1に示す車両Veは、エンジン(E/G)1と二つのモータ2,3とを駆動力源としたハイブリッド車両である。これらのエンジン1、各モータ2,3は、従来のハイブリッド車両に搭載されたエンジンやモータと同様に構成することができる。
エンジン1の出力軸4には、エンジン1のトルク(以下、エンジントルクと記す。)を、第1モータ(MG1)2と出力部材5とに分割する動力分割機構6が連結されている。具体的には、後述するバネダンパ14やヒステリシス15を介してエンジン1と動力分割機構6とが連結されている。この動力分割機構6は、シングルピニオン型の遊星歯車機構によって構成されていて、エンジン1の出力軸4がキャリヤCa0に連結され、第1モータ2がサンギヤS0に連結され、出力部材5がリングギヤR0に連結されている。その出力部材5には、第2モータ(MG2)3が連結されている。なお、エンジン1と動力分割機構6とは、同一軸線上に並んで配置され、エンジン1と動力分割機構6との間に、エンジン1のトルクの脈動を低減するための図示しないダンパ機構が設けられている。
動力分割機構6の出力部材5には、その出力部材5と駆動輪との変速比を変更することができる有段変速機構(以下、単に変速機構と記す。)7を備えている。この変速機構7は、従来の車両に設けられた変速機構と同様に複数の変速段を設定することができるように構成されていて、図1に示す例では、前進第1速段から前進第4速段、および後進第1速段を設定することができるように構成されている。
具体的には、変速機構7は、二つのシングルピニオン型の遊星歯車機構8,9、二つのクラッチ機構C1,C2、二つのブレーキ機構B1,B2、および一つのワンウェイクラッチF1によって構成されている。そして、図1の左側の遊星歯車8におけるサンギヤS1が第1ブレーキ機構B1によって選択的に固定可能に設けられ、キャリヤCa1が第2クラッチ機構C2によって選択的に出力部材5に連結可能に設けられ、リングギヤR1が駆動輪にトルク伝達可能に連結されている。また、図1の右側の遊星歯車機構9におけるサンギヤS2が第1クラッチ機構C1によって選択的に出力部材5に連結可能に設けられ、キャリヤCa2が駆動輪にトルク伝達可能に連結され、リングギヤR2が第2ブレーキ機構B2によって選択的に固定可能に設けられている。そして、キャリヤCa1とリングギヤR2とが常時連結され、そのキャリヤCa1とリングギヤR2とがエンジン1とは逆方向に回転することを禁止するように構成されたワンウェイクラッチF1が設けられている。上記のクラッチ機構C1,C2、およびブレーキ機構B1,B2は、摩擦式の係合機構などの伝達トルク容量を制御することができるように構成されている。上記の第1クラッチ機構C1が、本発明の実施形態における「係合機構」に相当する。なお、第1モータ2の回転数を検出するセンサ(例えば、レゾルバ)10、第2モータ3の回転数を検出するセンサ(例えば、レゾルバ)11、および変速機構7の出力回転数を検出するセンサ12が設けられている。
図1(b)には、上記の変速機構7における各変速段を設定する際に係合させられるクラッチ機構C1,C2、ブレーキ機構B1,B2、およびワンウェイクラッチF1を示してあり、図1(c)には、各回転要素の運転状態を表す共線図を示してある。
図2には、エンジン1から駆動輪に至るトルクの伝達経路の捩れ系のモデルを示してある。図2に示すようにエンジン1の出力軸4には、マスダンパとして機能するフライホイール(F/W)13と、ダイナミックダンパとしてのバネダンパ14とが直列に連結されている。なお、バネダンパ14には、バネダンパ14を構成する部材の慣性などに応じてヒステリシスが存在し、図2には、そのヒステリシスとして機能する部位15を示してある。
また、捩れトルクに弾性力を作用させる部材として、上記バネダンパ14に加えて、変速機構7の出力軸であるプロペラシャフト(P/S)16と、デファレンシャルギヤユニット(Diff)17を介してプロペラシャフト16に連結されたドライブシャフト(D/S)18が挙げられる。また、捩れトルクに慣性力を作用させる部材として、上記フライホイール13に加えて、第1モータ2、第2モータ3が挙げられる。
上記のエンジン1は、空気と燃料との混合気をそれぞれの気筒内で燃焼することによって動力(トルク)を発生させる。したがって、気筒間の構成のバラツキや、燃焼効率のバラツキなど種々の要因によってエンジントルクが脈動する。
そのため、上記のフライホイール13やバネダンパ14は、プロペラシャフト16やドライブシャフト18などの弾性力や、各モータ2,3の慣性力に基づいて、車両の走行時におけるエンジントルクの脈動を低減することができるように構成されている。
一方、エンジン1の排気を浄化するための触媒装置を、停車時に暖機している場合には、エンジン1のトルクや回転数などの動作点または点火時期が、走行時とは異なり、その結果、バネダンパ14の出力軸と動力分割機構6の入力軸との係合部や、動力分割機構6を構成するギヤの噛み合い部などで衝突音(歯打ち音)が生じる可能性がある。
そのため、本実施形態における車両の制御装置は、停車時に、エンジン1を所定の動作点で運転して触媒装置を暖機している場合には、第1クラッチ機構C1を解放することによって、トルクの伝達特性を変更するように構成されている。その制御の一例を説明するためのフローチャートを図3に示してある。図3に示す例では、まず、シフトレンジがパーキングレンジ(Pレンジ)であるか否かを判断する(ステップS1)。
シフトレンジがPレンジでないことによりステップS1で否定的に判断された場合は、クラッチ係合制御を実行して(ステップS2)、このルーチンを一旦終了する。具体的には、車速やアクセル開度などに応じた変速段を設定するためのクラッチ機構C1,C2やブレーキ機構B1,B2を係合する。
それとは反対に、シフトレンジがPレンジであることによりステップS1で肯定的に判断された場合は、触媒暖機制御の実行中であるか否かを判断する(ステップS3)。このステップS3は、他の制御によって触媒装置を暖機するためのフラグがオンになっているか否かに基づいて判断することや、触媒装置の温度、エンジン1の指令トルクや目標回転数などに基づいて判断することができる。
触媒暖機制御の実行中でないことによりステップS3で否定的に判断された場合は、ステップS2に移行する。ここでは、Pレンジが選択されて停車しているため、再発進時における応答性を向上させるために変速機構7は前進第1速段を設定する。すなわち、第1クラッチ機構C1と第2ブレーキ機構B2を係合させる。
それとは反対に、触媒暖機制御の実行中であることによりステップS3で肯定的に判断された場合は、クラッチ解放制御を実行して(ステップS4)、このルーチンを一旦終了する。このクラッチ解放制御は、エンジン1と変速機構7とのトルクの伝達容量を、変速機構7が前進第1速段を設定した場合の伝達トルク容量よりも低下させるための制御であって、ここでは、第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量を予め定められた所定容量以下に設定する。この所定容量は、0であってもよい。具体的には、第1クラッチ機構C1が油圧によって伝達トルク容量を制御する油圧クラッチの場合には、油圧指令値を、油圧室内にオイルを充填するいわゆるファストフィルできる程度の指令値に設定する。
図4は、Pレンジが選択され、かつ触媒装置の暖機制御中である場合におけるシフトレンジ、駆動力、エンジン回転数(ENG回転数)、第2モータ3の回転数(MG2回転数)、第1クラッチ機構C1の油圧指令値(C1クラッチ油圧)、第2モータ3の指令トルク(MG2トルク)、および第1モータ2の指令トルク(MG1トルク)の変化を説明するためのタイムチャートである。
図4におけるt0時点では、停車中にエンジン1が停止している。したがって、駆動力、エンジン回転数、第2モータ3の回転数、各モータ2,3の指令トルクは、0となっている。それに対して、発進時における応答性を向上させるために変速機構7が前進第1速段を設定している。すなわち、第1クラッチ機構C1の油圧指令値は、第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量が最大値となる程度に高く設定されている。
図示しない蓄電装置の充電残量が下限閾値以下になるなどによってエンジン1を始動する要求があると(t1時点)、エンジン1をクランキングするために第1モータ2のトルクが正側に増加する。その場合には、動力分割機構6の出力部材5には、後進走行する側のトルクが作用するため、そのトルクを相殺するために第2モータ3も同様に正側のトルクを出力している。その結果、t1時点では、駆動力を0に維持したまま、エンジン回転数が増加し始めている。
t2時点でエンジン回転数が目標回転数まで増加することによって、各モータ2,3のトルクが低下させられている。t3時点で触媒装置を暖機させる制御が実行され始めている。そのため、図3におけるステップS4が実行されることにより第1クラッチ機構C1の油圧が低下し始め、その油圧が所定圧まで低下することにより、第1クラッチ機構C1がスリップし始めている。具体的には、第2モータ3が負方向に回転し始めている。なお、第2モータ3の回転方向は、第1モータ2および第2モータ3の慣性トルクと、動力分割機構6のギヤ比とに応じて決定される。
t5時点で第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量が所定容量まで低下している。ここでは、エンジン回転数が吹き上がることを抑制するために、第1モータ2および第2モータ3から負方向のトルクを出力している。
そして、t6時点でドライブレンジ(Dレンジ)が選択されたことにより、前進第1速段を設定するために第1クラッチ機構C1の油圧が増加し始め、かつそのスリップ率を低下させるために第2モータ3のトルクが0に向けて戻され始めている。その結果、t7時点で第1クラッチ機構C1のスリップが解消されて第2モータ3の回転数が0となるとともに、第2モータ3のトルクが0に設定されている。その後、アクセルペダルが踏み込まれるなどによって要求駆動力が増加することによって、第2モータ3のトルクを増加させ、その結果、駆動力が増加し始めている。
図5は、第1クラッチ機構C1を係合した状態を維持した場合におけるエンジントルクに対するバネダンパ14とヒステリシス15との出力トルク(ダンパ出力トルク)、言い換えると、バネダンパ14およびヒステリシス15の出力側の部分(以下、ダンパ出力軸と記す)4aに伝達されるトルクの伝達特性(比較例)と、第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量を所定容量以下に低下させた場合におけるエンジントルクに対するダンパ出力軸4aに伝達されるトルクの伝達特性(実施例)とを比較する図を示してある。なお、図5における横軸にトルクの周波数を採り、縦軸にゲインを採ってあり、実施例を実線で示し、比較例を破線で示してあり、さらに触媒装置を暖機するために所定の動作点でエンジン1を運転した場合のエンジントルクの周波数を矢印で示してある。
図5に示すように第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量を所定容量以下に低下させることによって、ダンパ出力軸4aに伝達されるトルクが最大となる周波数が、比較例に比べて高周波数側に移動することが分かる。すなわち、エンジン1からダンパ出力軸4aに至る捩れ系の部材の共振周波数を変更することができる。その結果、触媒装置を暖機するためにエンジン1に要求される動作点でエンジン1を駆動した場合であっても、エンジントルクの脈動に共振してダンパ出力軸4aと動力分割機構6の入力軸との係合部や、動力分割機構6を構成するギヤの噛み合い部などで衝突音(歯打ち音)が生じることを抑制できる。言い換えると、車両の走行時におけるエンジン1の動作点に応じてバネダンパ14の構成を定めることができ、パワートレーンを構成する部材の設計自由度が制限されることを抑制できる。
また、図4に示すようにエンジン1を始動した後、より具体的には、自立回転可能な回転数までエンジン回転数が増加した後に、第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量を低下させることによって、エンジン始動時における動力分割機構6で生じる異音の発生を抑制することができる。
なお、上述したように第1クラッチ機構C1の伝達トルク容量を低下させるため、再発進時における応答性が低下する可能性がある。そのため、本発明の実施形態における制御装置は、再発進時における応答性の低下を抑制するために、エンジン1の点火効率とエンジンパワーとに応じて制御を実行するように構成してもよい。具体的には、図6(a)に示すように点火効率が増加するにつれて増加する係数K1と、図6(b)に示すようにエンジンパワーが増加するにつれて増加する係数K2とを予め電子制御装置に記憶しておき、それらの係数の和が所定値αよりも大きくなった場合に、図3に示す制御例を実行するように構成してもよい。
また、再発進時における応答性の低下を抑制するために、振動発生時に制御を実行するように構成してもよい。具体的には、図7(a)に示すようにエンジン回転数の変動が大きいほど大きな値を採る係数K3と、図7(b)に示すように第1モータ2の回転数の変動が大きいほど大きな値を採る係数K4とを予め電子制御装置に記憶しておき、それらの係数の和が所定値βよりも大きくなった場合に、振動が発生していると判断して、図3に示す制御例を実行するように構成してもよい。
1 エンジン
2,3 モータ
4a ダンパ出力軸
5 出力部材
6 動力分割機構
7 変速機構
13 フライホイール
14 バネダンパ
15 (ヒステリシスとして機能する)部位
16 プロペラシャフト
18 ドライブシャフト
B1,B2 ブレーキ機構
C1,C2 クラッチ機構
Ve 車両
2,3 モータ
4a ダンパ出力軸
5 出力部材
6 動力分割機構
7 変速機構
13 フライホイール
14 バネダンパ
15 (ヒステリシスとして機能する)部位
16 プロペラシャフト
18 ドライブシャフト
B1,B2 ブレーキ機構
C1,C2 クラッチ機構
Ve 車両
Claims (1)
- エンジンと、前記エンジンの排気を浄化する触媒装置と、前記エンジンと駆動輪との間の変速比を変更可能な変速機構と、前記エンジンと前記変速機構との間に前記エンジンのトルクの脈動を減衰するダンパ機構とを備えた車両の制御装置であって、
前記変速機構は、前記エンジンとの間で伝達するトルク容量を変更可能な係合機構を備え、
前記車両が停車し、かつ前記エンジンを所定の動作点で運転して前記触媒装置を暖機している場合には、前記係合機構の伝達トルク容量を所定容量以下に設定する
ことを特徴とする車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022114955A JP2024013049A (ja) | 2022-07-19 | 2022-07-19 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022114955A JP2024013049A (ja) | 2022-07-19 | 2022-07-19 | 車両の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2024013049A true JP2024013049A (ja) | 2024-01-31 |
Family
ID=89714422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022114955A Pending JP2024013049A (ja) | 2022-07-19 | 2022-07-19 | 車両の制御装置 |
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Country | Link |
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-
2022
- 2022-07-19 JP JP2022114955A patent/JP2024013049A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240620 |