JP2024011951A - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】Webコンテンツに対して操作を行ったユーザが実際に操作できたのかどうか混乱する可能性を低減し、ユーザ操作時の利便性を向上させる。【解決手段】情報処理装置であって、Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知手段と、前記押下に応じて描画を実行する描画手段と、前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知手段とを備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、様々なデバイスに、Webコンテンツを表示するWebブラウザ機能が搭載されている。Webコンテンツは、一般的に、HTML言語やJavaScript(登録商標)言語で記述されたHTML文書であり、Webブラウザは、Webコンテンツに記載された文字や画像を表示させることができる。また、Webコンテンツに対する操作に応じた状況をアニメーションとして表示させることもできる。
しかし、描画処理に時間がかかる性能の低いデバイスでは、Webコンテンツに対してユーザが操作したときに操作に応じたアニメーションの開始が遅くなる場合があり、ユーザが操作できていないと誤解して、二度同じ操作をしてしまう場合がある。
特許文献1は、Webブラウザ上に表示するWebコンテンツに対する操作によって、別画面に画面遷移する際、Webブラウザへの二度押しを防止することを開示している。具体的には、操作によって異なる画面に遷移する際に、透過性フレームをかぶせて画面全体の操作を行えないようにすることで二度押しを防止している。
特開2011-138256号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、画面全体の操作が不可能になるため、画面遷移が行われるまでに時間がかかる場合、Webコンテンツに対して操作を行ったユーザが、実際に操作できたのかどうか混乱する可能性がある。
本発明は、上記の課題を解決する為になされたものであり、Webコンテンツに対して操作を行ったユーザが実際に操作できたのかどうか混乱する可能性を低減し、ユーザ操作時の利便性を向上させることを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る情報処理装置は、
Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知手段と、
前記押下に応じて描画を実行する描画手段と、
前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、Webコンテンツに対して操作を行ったユーザが実際に操作できたのかどうか混乱する可能性を低減し、ユーザ操作時の利便性を向上させることが可能となる。
一実施形態における情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 一実施形態における情報処理装置の機能ブロック図である。 (a)及び(b)実施形態1における処理の流れを示すフローチャートである。 (a)実施形態1におけるWebコンテンツの記述例を示す図であり、(b)実施形態1におけるWebコンテンツの表示例を示す図であり、(c)実施形態1における表示用の矩形データの例を示す図である。 実施形態1における具体的なデータ構成の一例を示す図である。 実施形態1におけるWebコンテンツの表示例を示す図である。 (a)実施形態1におけるWebコンテンツの記述例を示す図であり、(b)実施形態1におけるWebコンテンツの表示例を示す図である。 一実施形態における処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態2におけるWebコンテンツの表示例を示す図である。 実施形態3におけるWebコンテンツの表示例を示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(実施形態1)
本実施形態では、ユーザによって画面上の所定の領域が押下され、押下によって実行される描画処理が実行中である際に、ユーザによって再び所定の領域が押下された場合は、そのことを示す情報をユーザに通知する例を説明する。
<ハードウェア構成>
図1は、本実施形態における情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置101は、装置全体の制御を司るコントローラ部102、ディスプレイ103、ハードディスク104、及びインタフェース装置108を備えている。
コントローラ部102は、CPU105、ROM106、及びRAM107を備える。CPU105は、情報処理装置101における各処理部の処理を実行する。ROM106には、CPU105が実行する各種プログラムや、プログラムが必要とするデータ等が記憶されている。また、一部のプログラムやデータは、外部記憶装置であるハードディスク104にあらかじめ格納しておき、RAM107に読み出して実行する。本実施形態におけるWebコンテンツの表示や所定の領域が操作されたときの処理を制御するプログラムは、ROM106やハードディスク104に保存されており、CPU105により読み出されて処理が実行される。
RAM107は、情報処理装置101における各処理部の作業領域であり、プログラム実行中に使用するデータを一時的に記憶する。ディスプレイ103は、Webコンテンツを表示するWebブラウザを表示する。インタフェース装置108は、情報処理装置101をネットワークなどに接続するインタフェース、あるいは、情報処理装置101にキーボードやマウスを接続し、それらからの信号を受信するインタフェースである。情報処理装置101は、インタフェース装置108を介して、他の情報処理装置とネットワークを通じて接続し、データの送受信を行う。また、情報処理装置101は、接続されたキーボードやマウスの操作の情報を受信し、コントローラ部102に通知する。
<機能構成>
続いて、図2は、本実施形態における情報処理装置101の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施形態においては、情報処理装置101は、Webブラウザ機能を搭載したデバイス201であるものとして、以下の説明を行う。
デバイス201は、制御部202と通信部203とを有する。制御部202は、Webブラウザとして機能する。制御部202は、ブラウザアプリケーション204と、ブラウザエンジン205とを有する。
ブラウザアプリケーション204は、Webコンテンツに対するユーザからの操作を受け付け、その操作に応じた描画結果を表示する。ブラウザアプリケーション204は、ROM106に記憶されているプログラムに従って制御され、入力部206、検知部207、指示部208、判定部209、記録部210、及び表示部211を有する。ブラウザエンジン205は、WebコンテンツのHTML、JavaScriptCSSなどを解析し、描画結果を生成する。ブラウザエンジン205は、ROM106に記憶されているプログラムに従って制御され、解析部212及び描画部213を有する。
また、デバイス201は、通信部203から、ネットワーク214を介して、サーバ215に接続することができる。
次にデバイス201の各処理部について説明する。ブラウザアプリケーション204が有する入力部206は、通信部203がネットワーク214を介してサーバ215にアクセスして取得したWebコンテンツを入力する。検知部207は、入力されたWebコンテンツが表示されているディスプレイ103に対するユーザからのタッチ操作を検知する。指示部208は、ブラウザエンジン205に、タッチされた位置を示すタッチ座標上にあるWebコンテンツの情報の取得処理を指示したり、Webコンテンツの描画処理を指示したりする。
判定部209は、タッチされた位置が、表示されているWebコンテンツを操作する領域に含まれるか否か、Webコンテンツの描画更新中であるか否か、既に操作中であるか否か等を判定する。記録部210は、描画更新中か否か判定するための識別情報と、タッチされた位置を示すタッチ座標とを記録して管理する。表示部211は、Webコンテンツに対して操作された描画結果を表示する。また、表示部211は、判定部209により既に操作中であると判定された場合は、操作中であることを示す情報を表示する。
ブラウザエンジン205が有する解析部212は、タッチ座標上にある入力されたWebコンテンツのHTMLやCSS、JavaScriptを解析する。描画部213は、タッチ座標に対応する入力されたWebコンテンツのHTMLやCSS、JavaScriptを解析した結果に基づいて描画更新処理を行う。
<処理>
続いて、図3(a)及び図3(b)のフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置であるデバイス201の制御部202が実施する処理全体の流れを説明する。なお、ブラウザアプリケーション204が起動されると、プログラム上2つのスレッドが並行して開始されて、非同期で動作する。スレッド1の処理フローを図3(a)に示し、スレッド2の処理フローを図3(b)に示す。
まず、図3(a)を参照して、スレッド1の処理について説明する。
ステップS301において、ブラウザアプリケーション204の検知部207は、ユーザによるタッチ操作を検知する。
ステップS302において、ブラウザアプリケーション204の指示部208は、タッチされた位置を示すタッチ座標上のWebコンテンツの情報を取得するようにブラウザエンジン205に対して指示する。指示を受けたブラウザエンジン205の解析部212が、タッチされた位置を示すタッチ座標上のWebコンテンツの情報を解析して、その解析結果をブラウザアプリケーション204に返す。
ステップS303において、ブラウザアプリケーション204の判定部209は、取得したタッチ座標上のWebコンテンツの情報から、タッチされた位置がWebコンテンツを操作するための領域に含まれるか否かを判定する。タッチ位置が操作する領域に含まれる場合(ステップS303でYES)には、ステップS304へ進む。一方、タッチ位置が操作する領域に含まれない場合(ステップS303でNO)には、ステップS307へ進む。
ステップS304において、ブラウザアプリケーション204の判定部209は、描画を更新中であるか否かを識別するための識別情報に基づいて、現在、描画更新中であるか否かを判定する。描画更新中である場合(ステップS304でYES)には、ステップS308へ進む。一方、描画更新中でない場合(ステップS304でNO)には、ステップS305へ進む。
ステップS305において、ブラウザアプリケーション204の記録部210は、描画更新中であることを示す識別情報を記録する。ステップS306において、ブラウザアプリケーション204の記録部210は、Webコンテンツの操作のためにタッチされた位置を示すタッチ座標(操作座標)を、描画更新中であることを示す識別情報と関連付けて記録する。
ステップS307において、ブラウザアプリケーション204の指示部208は、ブラウザエンジン205に対して、タッチ位置に基づく処理の実行を指示する。指示を受けたブラウザエンジン205の描画部213が、タッチ位置に基づく処理を実行する。
例えば、タッチされた位置にあるWebコンテンツの情報を解析した結果、タッチ操作によってアニメーションが開始する処理である場合は、描画更新が必要であるため、描画更新の処理を行う。一方、タッチ操作では何も起こらない位置がタッチされた場合は、ブラウザエンジン205の描画部213は、その指示に対して何も実行しない。
ステップS308において、ブラウザアプリケーション204の判定部209は、タッチされた位置を示すタッチ座標が既に記録されているか否かを判定する。タッチ座標が既に記録されている場合(ステップS308でYES)には、ステップS309へ進む。一方、タッチ座標が記録されていない場合(ステップS308でNO)には、ステップS305へ進む。
ステップS309において、ブラウザアプリケーション204の表示部211は、タッチによって実行される操作は、既に操作中であることを示す情報を表示する。その後、S301に戻る。以上で図3(a)の一連の処理が終了する。
次に、図3(b)を参照して、スレッド2の処理について説明する。ステップS310において、ブラウザアプリケーション204の判定部209は、ブラウザエンジン205から送信される描画の更新の完了通知を非同期で待ち、描画が更新されたか否かを判定する。描画が更新された場合(ステップS310でYES)には、ステップS311へ進む。描画が更新されていない場合(ステップS310でNO)には、ステップS310で待機する。
ステップS311において、ブラウザアプリケーション204の記録部210は、記録されている描画更新中であることを示す識別情報とタッチ座標(操作座標)とを消去する。ステップS312において、ブラウザアプリケーション204の表示部211は、描画更新されたWebコンテンツの描画結果を表示する。以上で図3(b)の一連の処理が終了する。
<適用例>
次に図4(a)乃至図4(c)、図5、及び図6を参照して、図3に示した具体的な処理の例を説明する。
図4(a)に示すように、Webコンテンツ401は、HTML文書(carousel-example.html)で記述されている。図4(b)に示すように、Webブラウザ402は、URL入力バー403に、Webコンテンツ401を示すURLを入力して、Webコンテンツ401の内容を表示した様子を示している。以下、具体的な画面遷移を説明する。
Webコンテンツ401を読み込むと、スライド表示部404の領域405、領域406に矩形A,Bが表示される。「次へ」ボタン407を押すと、アニメーションが開始し、408に示すように、矩形C,Dがスライドして表示される。その状態で「前へ」ボタン409を押すと、アニメーションが開始し、スライドして矩形A,Bが再度表示される。つまり、ボタン制御によって矩形2つ分が左右にスライドして表示されるWebコンテンツである。事前に、図4(c)の410に示すような横長の一枚の絵として表示用の矩形データを保持しておくことで、ボタン制御によって、ネットワーク通信を行うことなしに、表示位置をずらして表示させることができる。つまり、「次へ」ボタン407を1回押せば、スライドして矩形C,Dが表示され、さらに「次へ」ボタン407を1回押せば、スライドして矩形E,Fが表示される。
次に、図4(a)に示したWebコンテンツ401の詳細構成を説明する。411は、スライド表示部404を示している。412は「前へ」ボタン409、413は「次へ」ボタン407を示している。414で示す領域、JavaScriptで記述されており、415には、「前へ」ボタン409が押下されたときに、スライド表示部404にどの矩形を表示させるかを示す制御が記述されている。同様に416には、「次へ」ボタン407が押下されたときに、スライド表示部404にどの矩形を表示させるかを示す制御が記述されている。なお、Webコンテンツ401は、一例であり、記述内容も本実施形態の説明に必要な部分だけを抜粋したものである。
図3に示したステップS302では、例えば、図4(b)の「次へ」ボタン407を押下した場合は、Webコンテンツ401の413の<button>要素に関する情報を取得することができる。この<button>要素は、Webコンテンツに対する操作する部品を示しており、ステップS303でWebコンテンツに対する操作を行う要素であると判定することができる。本実施形態では、ボタンとして<button>要素の例を示したが、これに限定されるものではなく、例えば<input type="button">要素であってもよい。
図5は、図3に示したステップS305、S306、S311、S312の処理を説明するための図である。テーブル情報501は、ユーザによって操作(タッチ)された座標502と、描画更新中であるか否かを示す状態503とを管理する。座標504は、実際にユーザによって操作された座標として例えばX=300、Y=250で示す座標を示している。そして、「次へ」ボタン407が押下され、押下による描画処理が完了するまでは、描画更新中であるため、状態505は、識別情報としてTRUEを記録する。「次へ」ボタン407の押下による描画処理が完了したら、座標504と、状態505の識別情報(この場合は「TRUE」)とを削除する。なお、このテーブル情報は一例であり、今回操作された座標が既に操作されている座標であり、その操作によって描画更新中であるか否かを識別できる情報であれば他の形式であってもよく、このテーブル情報に限定されるものではない。
図6は、図3のステップS309の処理の説明図である。なお、図6は、図4(b)に示したようなWebブラウザ402の一例を示しており、同一の参照符号については説明を省略する。ステップS309の処理が実行されると、ユーザに対して操作中であることを示すために、ブラウザアプリケーション204が、Webブラウザ402のタブ601に、状態情報として「操作中」という文字列を表示する。
これにより、例えば、スライド表示部404に矩形A,Bが表示されている状態において「次へ」ボタン407をユーザが押下し、矩形C,Dに切り替わるアニメーションの開始が遅い場合に、ユーザが再度「次へ」ボタン407を押下してもタブ601に「操作中」が表示される。そのため、ユーザの混乱を低減することができ、Webコンテンツに対する操作時の利便性が向上する。なお、表示位置は、タブ601のようなヘッダ位置に限定されるものではなく、フッタ位置に表示してもよい。
さらに、図7(a)及び(b)を参照して、本実施形態に係る他の具体例を説明する。図7(a)に示すように、Webコンテンツ701は、HTML文書(hamburger-example.html)で記述されている。図7(b)に示すWebブラウザ702は、URL入力バー703に、Webコンテンツ701を示すURLを入力して、Webコンテンツ701の内容を表示した様子を示している。以下、具体的な画面遷移を説明する。
Webコンテンツ701を読み込むと、図7(b)に示すようなボタン704が表示される。ユーザがボタン704を押下すると、705に示すようにメニュー1~3がアニメーションして表示され、ボタン704は、×ボタン706に変化する。ユーザが×ボタン706を押下すると、705に示すメニュー1~3の表示が消え、ボタン704が再度表示される。このようにWebコンテンツ701では、ボタンの押下によってメニュー表示の切り替えがアニメーションで表現される。
次に、図7(a)に示したWebコンテンツ701の詳細構成を説明する。領域707は、ボタン704を表示するための要素である。領域708は、JavaScriptで記述されており、ボタン704が押下されたときのメニュー表示処理の制御内容が記述されている。領域709は、CascadingStyle Sheets(CSS)で記述されており、領域707の要素に対してスタイルのプロパティ710(cursor:pointer)を指定している。一般的にcursor:pointerは、Webブラウザでは、領域707の要素にマウスカーソルを載せると、カーソルの絵が指差しの手の絵に変化し、操作ができるという合図で使用される。つまり、図3のステップS302で、これらの要素やCSSの情報を取得でき、ステップS303で、操作する位置であると判定することができる。
なお、Webコンテンツ701は一例であり、記述内容も本実施形態の説明に必要な部分を抜粋したものである。
ボタン704をユーザが押下し、705のメニュー1~3が表示されるアニメーションの開始が遅い場合に、ユーザが再度ボタン704を押下しても、711のタブに例えば「操作中」を表示させることで、ユーザの混乱を低減することができる。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザによって画面上の所定の領域が押下され、押下によって実行される描画処理が実行中である際に、ユーザによって再び所定の領域が押下された場合は、そのことを示す情報をユーザに通知する。
これにより、Webブラウザに対して操作を行ったユーザが、実際に操作できたのか否か認識できずに混乱する可能性を低減することができる。従って、ユーザ操作時の利便性が向上する。
さらに、本実施形態では、描画更新中に、ユーザによる他の操作を受け付けることができるため、例えば処理中に当該処理のキャンセルを受け付けることも可能であり、ユーザの利便性が向上する。
なお、実施形態1では、操作された座標を記録しておき、2回目に操作された座標が、記録された座標と一致するか否かを判定する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、操作された座標だけでなく、操作された座標に関係するHTMLやCSSの情報を管理し、再度操作されたときに操作された座標が異なっていた場合に、操作されたHTMLやCSSの情報が一致するか否かを判定する処理を追加してもよい。あるいは、操作されたHTMLやCSSの情報を含む領域内の座標であるか否かを判定する処理を追加してもよい。つまり、ユーザは同じ位置を押下したつもりでも、正確な座標として判定した場合は、2回目に操作した座標が1回目に操作した座標と異なる可能性があるため、2回目の操作であることを判定できない可能性があるが、その可能性を低減させることができる。
(実施形態2)
本実施形態では、実施形態1で「操作中」の文字を表示させるタイミングで、操作を継続させるか否か、ユーザに問い合わせる例を説明する。なお、本実施形態において、実施形態1の処理と重複する部分の説明は省略する。
<処理>
続いて、図8のフローチャートを参照して、本実施形態に係る情報処理装置であるデバイス201の制御部202が実施する処理全体の流れを説明する。なお、ブラウザアプリケーション204が起動されると、プログラム上2つのスレッドが並行して開始されて、非同期で動作する。スレッド1の処理フローを図8に示すが、スレッド2の処理フローは図3(b)で説明した処理と同様であるため、説明を省略する。
図8についても、図3(a)と処理が重複する部分については説明を省略する。なお、図8のフローチャートでは、図3の(a)のステップS309に代えて、ステップS801及びステップS802が実施される。
ステップS801において、表示部211は、ユーザが直前に行った操作を有効にするか否かを、ユーザに問い合わせて選択させるための操作継続確認ダイアログを表示する。ステップS802において、判定部209は、操作継続確認ダイアログに対するユーザの応答に基づいて、操作を継続させるか否か判定する。操作を継続させる場合(ステップS802でYES)には、ステップS305へ進む。一方、操作を継続させない場合(ステップS802でNO)には、ステップS301に戻る。
<適用例>
次に図9を使用して、図8に示したステップS801及びステップS802の具体的な処理の例を説明する。なお、図9において、図4と同様の構成については同じ参照符号を付しており、処理が重複する部分については説明を省略する。
ユーザが「次へ」ボタン407を押下し、アニメーションが開始するまでに時間がかかっている場合に、ユーザが再度「次へ」ボタン407を押下した場合、ステップS801の処理として、選択用のボタンを含む操作継続確認ダイアログ901を表示する。操作継続確認ダイアログ901は、「操作済みですが押しますか?」というメッセージを含んでいる。
ユーザが2度目の操作であることをわかった上で、操作を継続させたい場合は、選択用のYESボタン902を押下する。ユーザが操作済みであることをダイアログの表示によって気づき、操作を継続させる必要がないと判断した場合は、選択用のNOボタン903を押下する。YESボタン902を押下した場合は、「次へ」ボタン407が2度押されたとWebブラウザが解釈するため、スライド表示部404に矩形C,Dが表示され、さらにスライドされて矩形E,Fが表示されることになる。
以上説明したように、本実施形態によれば、2度目の操作を有効にすることができるため、ユーザ操作時の利便性が向上する。
(実施形態3)
本実施形態では、実施形態2で説明した操作継続確認ダイアログの表示位置を制御する例を説明する。なお、本実施形態において、実施形態1、2の処理と重複する部分の説明は省略する。
<適用例>
図10は、本発明の一実施形態における具体的なデータ構成の一例を示す図である。図10において、ユーザが「次へ」ボタン407を押下し、アニメーションが開始するまでに時間がかかっている場合に、ユーザが再度「次へ」ボタン407を押下した場合、ステップS801の処理として操作継続確認ダイアログ1001を表示する。操作継続確認ダイアログ1001は、「操作済みですが押しますか?」というメッセージを含んでいる。この際、操作継続確認ダイアログ1001のYESボタン1002とNOボタン1003が、「次へ」ボタン407に重ならないように表示する。つまり、操作継続確認ダイアログ1001を表示する起因となる操作を行った座標上に、YESボタン1002とNOボタン1003とが表示されないように制御する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザの意図とは異なる操作、つまり、ユーザはNOボタン1003を押したいが、「次へ」ボタン407を再度押下する流れで、YESボタン1002を押してしまうという操作を防ぐことができる。従って、ユーザの利便性が向上する。
[変形例]
上述の各実施形態では、ユーザによるタッチ操作を押下として検知する例を説明したが、これに限定されない。例えば、マウス操作によるカーソル位置のクリック操作を押下として検知してもよい。
本明細書の開示は、以下の情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラムを含む。
(項目1)
Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知手段と、
前記押下に応じて描画を実行する描画手段と、
前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
(項目2)
前記通知手段は、操作中であることを示す情報を通知することを特徴とする項目1に記載の情報処理装置。
(項目3)
前記通知手段は、前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、押下に対応する処理を実行するか否かの選択を受け付ける選択用のボタンを表示することを特徴とする項目1に記載の情報処理装置。
(項目4)
前記通知手段は、前記所定の領域と重ならないように、前記選択用のボタンを表示することを特徴とする項目3に記載の情報処理装置。
(項目5)
前記Webコンテンツは、HTML又はCSSで記述されるHTML文書であることを特徴とする項目1乃至4のいずれか1項目に記載の情報処理装置。
(項目6)
前記所定の領域は、前記Webコンテンツに対する操作を受け付けるための領域であることを特徴とする項目1乃至5のいずれか1項目に記載の情報処理装置。
(項目7)
前記所定の領域は、HTMLのボタンの情報を含むことを特徴とする項目1乃至6のいずれか1項目に記載の情報処理装置。
(項目8)
前記所定の領域は、CSSのプロパティの1つであるcursor:pointerの情報を含むことを特徴とする項目1乃至7のいずれか1項目に記載の情報処理装置。
(項目9)
前記検知手段は、前記ユーザにより押下された位置の座標が前記所定の領域内に含まれる場合に、前記ユーザの押下を検知することを特徴とする項目1乃至8のいずれか1項目に記載の情報処理装置。
(項目10)
情報処理装置の制御方法であって、
Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知工程と、
前記押下に応じて描画を実行する実行工程と、
前記描画が実行されている間に、前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知工程と、
を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
(項目11)
コンピュータを、項目1乃至9のいずれか1項目に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101:情報処理装置、102:コントローラ部、103:ディスプレイ、104:ハードディスク、105:CPU、106:ROM、107:RAM、108:インタフェース装置、201:デバイス、202:制御部、203:通信部、204:ブラウザアプリケーション、205:ブラウザエンジン、206:入力部、207:検知部、208:指示部、209:判定部、210:記録部、211:表示部、212:解析部、213:描画部、214:ネットワーク、215:サーバ

Claims (11)

  1. Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知手段と、
    前記押下に応じて描画を実行する描画手段と、
    前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記通知手段は、操作中であることを示す情報を通知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、前記描画手段により前記描画が実行されている間に、前記検知手段により前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、押下に対応する処理を実行するか否かの選択を受け付ける選択用のボタンを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記通知手段は、前記所定の領域と重ならないように、前記選択用のボタンを表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記Webコンテンツは、HTML又はCSSで記述されるHTML文書であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記所定の領域は、前記Webコンテンツに対する操作を受け付けるための領域であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定の領域は、HTMLのボタンの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定の領域は、CSSのプロパティの1つであるcursor:pointerの情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記検知手段は、前記ユーザにより押下された位置の座標が前記所定の領域内に含まれる場合に、前記ユーザの押下を検知することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置の制御方法であって、
    Webコンテンツの所定の領域に対するユーザの押下を検知する検知工程と、
    前記押下に応じて描画を実行する実行工程と、
    前記描画が実行されている間に、前記所定の領域が再び押下されたことが検知された場合に、前記ユーザへ通知を行う通知工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1乃至9の何れか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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