JP2024011369A - 処理システムおよび処理システムにおける処理方法 - Google Patents

処理システムおよび処理システムにおける処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 個体識別情報のない消耗品に対しても適切なサービスの提供を行えるようにする。【解決手段】 消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、前記処理装置は、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する第1の更新手段と、前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、前記サーバシステムは、前記処理装置より前記第2の情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断する第1の判断手段と、を有する。【選択図】 図4

Description

本発明は、処理システムおよび処理システムにおける処理方法に関する。
ネットワーク機能を備えた画像形成装置において、デバイス情報やユーザの使用履歴を管理サーバに送信することにより、不具合解析や課金システムといった様々なサービスが展開されている。例えば、インクなどの消耗品の管理を管理サーバで行い、残量が少なくなった際に自動で配送するサービスもその一例である。また、近年はサブスクリプション契約の導入により、サービスを契約するユーザに対して、消耗品の提供を定額で行うサービスも広まっている。このような定額サービスでは、画像形成装置は消耗品情報を管理サーバに送信し、管理サーバはその消耗品情報を管理、そして交換品の配送判断を行うことになる。
消耗品の自動配送システムを実現する際には、交換品を多重配送しないよう消耗品の配送管理を行うことが必要である。例えば、インク残量が少ないインクカートリッジを複数の機体に装着した場合、装着された各機体に対して交換品が提供されるようになっていると、1つのインクカートリッジに対して複数の交換用インクカートリッジが配送されることになる(多重配送)。そこで、特許文献1には、消耗品ごとの個体識別情報を用いて、管理サーバ側で多重配送を防止する消耗品管理システムが提案されている。特許文献1のシステムにおいて、画像形成装置は消耗品の状態を監視し、新たな消耗品が必要と判断した場合、管理サーバに対して消耗品の配送を要求するとともに消耗品の個体識別情報を送信する。管理サーバは、画像形成装置から受けた配送要求に対して、個体識別情報を元に配送済みと判断した場合は配送を行わず、未配送の場合のみ消耗品の配送処理を実行する。
特開2017-54155号公報
しかし、特許文献1のシステムでは、個体識別情報のある消耗品を用いることが前提となっており、個体識別情報のない消耗品の場合には適切な配送管理ができないおそれがあった。本実施形態は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、個体識別情報のない消耗品に対しても適切なサービスの提供を行うことを目的とする。
上記目的を達成するために、消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、前記処理装置は、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する第1の更新手段と、前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、前記サーバシステムは、前記処理装置より前記第2の情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断する第1の判断手段と、を有することを特徴とする。
本実施形態により、個体識別情報のない消耗品に対しても適切なサービスの提供を行うことが可能となる。
第1実施形態に係る処理システムの全体構成を示す構成図。 第1実施形態に係るプリンタ100のハードウェアの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る消耗品管理サーバ200のハードウェアの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る消耗品自動配送サービスの全体シーケンス図。 第1実施形態に係る消耗品情報の更新処理のフローチャート。 第1実施形態において消耗品管理サーバに送信される消耗品情報の構成を示す図。 第1実施形態に係る消耗品配送判断のフローチャート。 第2実施形態に係る消耗品自動配送サービスの全体シーケンス図。 第2実施形態に係る消耗品配送判断のフローチャート。 第2実施形態に係る消耗品配送状況の確認のフローチャート。 第3実施形態に係る消耗品情報の更新処理のフローチャート。 第3実施形態において消耗品管理サーバに送信される消耗品情報の構成を示す図。 第1実施形態に係るプリンタ100のソフトウェアの概略構成を示すブロック図。 第1実施形態に係る消耗品管理サーバ200のソフトウェアの概略構成を示すブロック図。 第2実施形態に係るプリンタ100のソフトウェアの概略構成を示すブロック図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以降の各図において、同一または対応する構成部材・構成装置・構成部分には同一の符号を付す。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の処理システムの全体の構成を示す構成図である。処理システム10は、処理装置としてのプリンタ100と消耗品管理サーバ200とがインターネット等の通信ネットワーク300を介して接続されて構成される。プリンタ100は消耗品情報を後述するプリンタ100のNVM104に記録し、記録した消耗品情報は通信ネットワーク300を介して消耗品管理サーバ200に送信する。プリンタ100と消耗品管理サーバ200間の通信は、HTTPなどを使用し、その制御方法は公知の方法を用いるものとする。また、プリンタ100と消耗品管理サーバ200は、インターネットを介して直接、消耗品情報を送信可能に構成されているが、本実施形態はこれに限らない。例えば、不図示の中継サーバを設け、プリンタ100から送信された消耗品情報はインターネットを介して中継サーバに一旦集められて保存されてもよい。そして、中継サーバは、プリンタ100以外の他のプリンタから収集された消耗品情報を消耗品管理サーバ200に送信するようにしてもよい。なお、消耗品情報の詳細については後述する。
図2は、プリンタ100のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。プリンタ100は、CPU101、ROM102、RAM103、NVM104を有する。CPU101は、プリンタ100内の各部を制御するための中央演算装置である。ROM102には各種のプログラムコードが記憶されている。RAM103には、各サービス実行時に画像データ等のデータが一時的に記憶されたり、バッファリングが行われたりする。また、RAM103は、後述のネットワーク接続部105が受信した画像データ等も記憶する。NVM104は不揮発性メモリであり、不揮発性の情報が記憶される。例えば、NVM104には、プリンタ100の個体識別情報、出荷先情報、表示部107で表示する言語の設定等が記憶される。本実施形態のプリンタ100では、後述する消耗品の生涯累積消費量情報もこのNVM104に格納されている。
また、プリンタ100は、ネットワーク接続部105を有する。ネットワーク接続部105は、USBやネットワークを介して外部装置と接続する。すなわち、ネットワーク接続部105は、USBやネットワークに接続して、外部装置と通信を行う。本実施形態では、プリンタ100は、ネットワーク接続部105を用い、通信ネットワーク300を介して消耗品管理サーバ200と通信を行う。
また、プリンタ100は、表示部106と、操作部107とを有する。表示部106は、例えば液晶表示器などによって構成されており、文字、図形及び指標(インジケータ)等を表示することが可能である。表示部106は、液晶表示器に限らず、LEDやその他の表示器を用いて構成することも可能である。表示部106によって表示する情報としては、例えば、プリンタ100に対する設定情報や、各インクタンクに収容されているインクに関する情報(インク残量)等がある。なお、表示部106の駆動はCPU101によって制御される。操作部107は、ユーザが各種の入力操作を行うためのスイッチ、ハードキー等から成る。また、タッチパネルのように、表示部106が入力操作などを行う操作部としての機能を果たす形態とすることも可能である。
また、プリンタ100は、スキャナ108と、プリント部109と、インクタンク部110と、廃インクタンク部111と、用紙カセット部112を有する。スキャナ部108は、原稿台にセットされた原稿を光学的に読み取って電子データに変換し、更に指定されたファイル形式に変換した画像データを、通信ネットワーク300経由で外部装置に送信したり、不図示のハードディスク等の記憶領域に記憶したりする。また、プリンタ100はコピー機能を有し、原稿台に置かれた原稿をスキャナ部108で読み取って生成した画像データをプリント部109へ転送し、プリント部109がその画像データに基づいて、記録媒体に画像を記録することで実現される。プリンタ100において、スキャナ機能はスキャナ部108で、プリント機能(印刷機能)はプリント部109で実現される。
プリント部109は、インクタンク部110からインクが供給され、印刷用紙等の記録媒体への印刷処理を行う。またプリント部109は、外部から受信した画像データ、スキャナ部108から読み取った画像データ等に基づいて、インクジェット方式によって記録媒体に画像を印刷する。なお、プリント部109の印刷方式はインクジェット方式に限らず、例えば電子写真方式など他の印刷方式であってもよい。
インクタンク部110には、インクタンク部110はインク注入口を備え、インクボトルからインクを注入することで、インクを貯留する。本実施形態のインクタンク部110のインクボトルは、その個体識別情報を持っていない。なお、インクタンク部110の別の構成としては、インクが充填されたインクカートリッジが装着され、このインクカートリッジのインクがプリント部109へと供給されプリントが実行される構成でもよい。例えば、プリンタ100は記録媒体に対してプリント部109を走査させるキャリッジを備え、インクカートリッジが装着されたキャリッジが本実施形態におけるインクタンク部を構成する。なお、個体識別情報が無いインクカートリッジのみが装着される必要はなく、個体識別情報を有するインクカートリッジが装着される場合があってもよい。
インク残量等のインク情報は、プリント部109が記録媒体上へ吐出したインク量と記録媒体外へ吐出したインク量とに基づくインク消費量とインクタンク部110に装着されたインクカートリッジに充填可能なインク量から算出される。また、インクボトルからインクを注入する構成の場合には、インクボトルの容量とインク消費量とに基づきインク残量を算出するようにしてもよい。なお、インクタンク部110にインク残量を検知するセンサを搭載することでインク残量の計算結果を補正したり、センサのみでインク残量を算出する構成としてもよい。
廃インクタンク部111は、インクタンク部110より供給されたインクを用いてプリント部109で印刷処理を行う際に発生する廃インクを格納する。廃インクとは、インク吐出を安定させるために、記録媒体上へのインク吐出前に行うインク吸引など記録媒体上への吐出以外で使用されるインクを指す。廃インクタンク部111の残容量を示すステータス情報は、プリント部109が記録媒体外でしようした廃インク量と廃インクタンク部111の容量を元に、収容可能な残容量を算出する。その際、廃インクタンク部111に廃インク量を検知するセンサを搭載することで、残容量の計算結果を補正したり、センサのみで廃インクタンク部111に収容可能な残容量を算出する構成としてもよい。なお、本実施形態における廃インクタンク部111は、プリンタ100に対して取り外し交換ができる構成としているが、廃インクタンク部111がプリンタ100にハード的に組み込まれてユーザによって取り外し交換できない構成であってもよい。ただし、その場合には、廃インクタンク部111は、後述する本実施形態の自動配送サービスの消耗品の対象とはならない。また、本実施形態の廃インクタンク部111には、その個体識別情報の無い廃インクタンクが装着される場合だけでなく、個体識別情報を有する廃インクタンクが装着される場合があってもよい。
用紙カセット部112は、プリント部109に供給する印刷用紙等の記録媒体を格納する。プリント部109は供給された用紙に印刷を行い、画像を形成する。用紙カセット部112の残枚数等の用紙情報は、プリント部109に供給した用紙枚数と用紙カセット部112に格納した用紙枚数を元に残りの用紙枚数を算出する。なお、用紙カセット部112に格納されている用紙枚数を検知するセンサを搭載することで、残こりの用紙枚数の計算結果を補正するようにしてもよいし、センサの結果だけで残りの用紙枚数を求めるようにしてもよい。また、用紙カセットごと交換が必要な用紙カセット部であってもよく、その場合、用紙カセットに用紙を補充することはできず、用紙を補充するには用紙カセットごと交換する必要がある。
プリンタ100の各部は、バス113で相互に接続され、データを相互に送受信することが可能である。
ここで、図13にプリンタ100のソフトウェア構成を示す。図13の各機能部は、CPU100がROM102に格納されたソフトウェアプログラムを実行することによって実現される。インク消費量取得部1301は、印刷処理によりインクを消費した際に、消費したインク量をインク色ごとに取得する。インク残量更新部1302は、インク色ごとのインク残量情報を減算し更新する。累積インク消費量更新部1303は、インク色ごとの生涯累積インク消費量を更新する。廃インク量取得部1304は、印刷処理で発生した廃インク量を取得する。続廃インクタンク残量更新部1305は、廃インクタンクの残容量情報を更新する。累積廃インク消費量更新部1306は、生涯累積廃インク量を更新する。
図3は、消耗品管理サーバ200のハードウェアの概略構成を示すブロック図である。CPU201は、ROM202、RAM203、またはハードディスク204に格納されたソフトウェアに従ってデータや命令の演算、判定および制御等の処理を行う。RAM203は、CPU201が各種処理を行う際の一時記憶領域として使用される。ハードディスク204はオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションソフト、およびプログラム等を記録する。また、図7で後述する消耗品個体識別情報ごとの配送ステータスの記録テーブル、およびプリンタ個体識別ごとの前回消耗品配送時の生涯累積消費量の記録テーブルもハードディスク204に記録する。
システムバス206は、CPU201や、情報記憶手段としてのROM202、RAM203、ハードディスク204等との間のデータの授受を行う。また、ネットワーク接続部205は、IEEE802.11a等の規格に対応した無線LANや有線LANを用い、TCP/IP等のプロトコルで同一ネットワークやインターネットの機器とデータの授受を行う。なお、本実施形態はこのような構成に限らず、クラウド上のサーバを用いて、消耗品管理サーバ200が提供可能なサービスを実現する構成であってもよい。また、消耗品管理サーバ200は1台のサーバにより構成される必要はなく、複数台のサーバから成るサーバシステムによって、消耗品管理サーバ200が提供する機能が実現されてもよい。
図14は、消耗品管理サーバ200のソフトウェア構成を示す図である。図14の各機能部は、CPU200がROM202に格納されたソフトウェアプログラムを実行することによって実現される。
次に、図4を用いて、第1実施形態における消耗品自動配送サービスの全体シーケンスについて説明する。まず、S401において、ユーザ400がプリンタ100に対して、外部端末やプリンタ100を操作することで印刷やコピーを指示する。そして、S402において、印刷やコピーの指示を受けたプリンタ100はプリント部109やスキャナ部108を用いて印刷処理を行う。S403において、プリンタ100は、S402の印刷処理で消費した消耗品の消費量からプリンタ100内部のNVM104に記録してある消耗品情報を更新する。消耗品情報の更新処理の詳細は、図5を用いて後述する。
次に、S404において、プリンタ100の送信部1300はネットワーク部105を用いて、消耗品管理サーバ200に対してプリンタ100の個体識別情報とともに、S403で更新した消耗品情報を送信する。S404で送信する消耗品情報の詳細は、図6を用いて後述する。
S405において、受信部1400を用いてプリンタ100から消耗品情報を受信した消耗品管理サーバ200は、プリンタ100の個体識別情報と消耗品情報とから、消耗品の残量または消耗品の消耗の程度に基づき、交換品の配送を行うかの判断を行う。なお、直ちに交換品を配するかを判断するのではなく、交換品の配送タイミングを決定するような構成であってもよい。S405においては、消耗品の交換品を多重配送しないよう消耗品の配送状況の管理も行う。S405の消耗品の配送判断の詳細は、図7を用いて後述する。
最後に、S406において、S405で消耗品の配送を決定した消耗品について、消耗品管理サーバ200はユーザに該当消耗品が届くよう消耗品配送処理を実行する。消耗品配送処理は消耗品管理サーバ200自身が実行する以外にも、消耗品管理サーバ200からの要求を受けて、配送サービスを提供する配送サービスサーバが配送処理を実行する構成であってもよい。なお、本シーケンスでは、印刷指示をトリガーにして、S402からS406の処理を実行するようになっているが、印刷指示に限らず、インク消費が発生するイベントをトリガーにしてS402からS406の処理が実行されるようにしてもよい。
次に、図4のS403の消耗品情報の更新処理について、図5のフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、プリンタ100の消耗品が、インクタンク部110に装着されるインクカートリッジ、および廃インクタンク部111の廃インクタンクの場合について説明する。
まずS501において、インク消費量取得部1301は、S402の印刷処理によりインクを消費した際に、消費したインク量をインク色ごとに取得する。このインク消費量には、記録媒体外でのインク吐出など印刷に直接関わらないにインクも含まれる。なお、本実施形態では、インク消費量取得部1301は、プリント部110により吐出されたインクのドットカウント値から各インク色のインク消費量を取得する。また、インク消費量取得部1301は、印刷処理に用いた用紙の枚数からインクの消費量を推定するようにしてもよい。
次に、S502において、インク残量更新部1302は、S501で取得したインク消費量に基づき、プリンタ100内部のNVM104に記録してあるインク色ごとのインク残量情報を減算し更新する。これにより、プリンタ100で現在用いられているインクの残量をインク色ごとに求めることができる。そして、S503において、累積インク消費量更新部1303は、S501で取得したインク消費量をプリンタ100内部のNVM104に記録してあるインク色ごとの生涯累積インク消費量に加算し更新する。ここで、S502で更新を行ったインク残量情報は、インクカートリッジの交換や外部からインク注入を行った場合は、残量情報がリセットされる。一方、S503で更新を行った生涯累積インク消費量は、インクカートリッジの交換等のユーザオペレーションではリセットされることなく、プリンタ100の累積値として加算され続ける。
S504において、廃インク量取得部1304は、S402の印刷処理で発生した廃インク量を取得する。本実施形態では、廃インク量取得部1304は、印刷処理の際、印刷に直接寄与しないインクのドットカウント値から廃インク消費量を取得する。また、印刷処理に用いた用紙の枚数から廃インクの消費量を推定するようにしてもよい。続くS505において、廃インクタンク残量更新部1305は、S504で取得した廃インク量に基づき、プリンタ100内部のNVM104に記録してある廃インクタンクの残容量情報を減算し更新する。続くS506において、累積廃インク消費量更新部1306は、S504で取得した廃インク量をプリンタ100内部のNVM104に記録してある生涯累積廃インク量に加算し更新する。ここで、S505で更新を行った廃インクタンクの残容量情報は、廃インクタンクの交換により、その残容量がリセットされる。一方、S506で更新を行った生涯累積廃インク量は廃インクタンクの交換等のユーザオペレーションではリセットされることなく、プリンタ100の累積値として加算され続ける。
次に、図4のS404でプリンタ100から消耗品管理サーバ200に送信される消耗品情報について、図6を用いて説明する。S404で消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、該当の消耗品が個体識別情報を持つ場合と持たない場合とで送信する消耗品情報の構成が異なる。対象となるインクカートリッジおよび廃インクタンクが個体識別情報を持つケースを図6(a)、インクカートリッジおよび廃インクタンクが個体識別情報を持たないケースを図6(b)に示す。
対象となる消耗品が個体識別情報を持つ場合には、図6(a)に示すように、消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、プリンタ100の個体識別情報と、各消耗品の個体識別情報と残量情報や残容量情報で構成される。インクカートリッジでは、インク色ごとのインクカートリッジ個体識別情報およびインク残量情報、廃インクタンクでは廃インクタンクの個体識別情報およびは廃インクタンク残容量情報となる。
一方、対象となる消耗品が個体識別情報を持たない場合には、図6(b)に示すように、消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、プリンタ100の個体識別情報と、各消耗品の生涯累積消費量で構成される。生涯累積消費量は、インクカートリッジではインク色ごとの生涯累積インク消費量、廃インクタンクでは廃インクの生涯累積廃インク量である。これらのインク残量、廃インクタンク残容量、生涯累積インク消費量、生涯累積廃インク量は、図5により説明した消耗品情報の更新処理によって、管理されている。
続いて、図4のS405の消耗品の配送判断について、図7のフローチャートを用いて説明する。S701において、消耗品情報を受信した消耗品管理サーバ200は、個体識別情報判断部1401が、消耗品情報に基づき、対象となる消耗品が個体識別情報を持つか否かを判断する。そして、個体識別情報を持つと判断した場合はS702へ、持たないと判断した場合はS706へ処理を進める。
S702において、消耗品残量判断部1402は、受信した消耗品情報から対象の消耗品の残量を参照し、閾値を下回っているか判断する。消耗品の残量が閾値を下回っていると判断した場合にはS703に処理を進め、下回っていないと判断した場合は処理を終了する。なお、消耗品情報は消耗品の消耗量(消耗の程度)により構成されてもよく、その場合には、消耗品残量判断部1402が、閾値を上回っているか否か、すなわち消耗が相当に進んでいるかを判断するようにしてもよい。
次に、S703で、配送状況判断部1403は、残量が閾値を下回っている消耗品に対して、既に交換用の消耗品を配送済みか確認する。これは、同一の消耗品に対して交換品を多重に配送することを防止するためである。消耗品管理サーバ200は、ハードディスク204に、消耗品個体識別情報ごとの配送ステータスの記録テーブルを保持する。この記録テーブルには、各消耗品の個体識別情報に対して、配送ステータスとして配送処理の実行有無が記録されている。S703において、配送状況判断部1403は、この記録テーブルにおいて、閾値を下回った消耗品の個体識別情報を検索することで配送済みか判断し、未配送の場合は処理をS704へ、配送済みの場合は処理を終了する。
S704において、記録テーブル更新部1404は、交換用の消耗品の配送処理を行うにあたり、前述の配送ステータスの記録テーブルを未配送から配送済みにステータスを書き換える。続いて、S705において、発送処理実行部1405は、ユーザに交換用の消耗品を配送する消耗品配送処理を実行する。この消耗品配送処理は、消耗品管理サーバ200が直接配送の発注を実行する構成としてもよいし、消耗品管理サーバ200から配送サービスを提供するシステムにアクセスし、配送処理を要求するような構成としてもよい。
S701に戻り、消耗品が個体識別情報を持たない場合の処理について説明する。S701で個体識別情報判断部1401が個体識別情報を持たないと判断した場合は、処理をS706へと進める。そして、S706で、累積消費量取得部1406は、対象の消耗品に関して、前回交換用の消耗品を配送したときの生涯累積消費量を取得する。この前回配送時の生涯累積消費量を管理するために、消耗品管理サーバ200はハードディスク204に、プリンタごとの各消耗品の生涯累積消費量の記録テーブルを保持する。この記録テーブルには、プリンタの個体識別情報と各消耗品に対して、前回消耗品配送時の生涯累積消費量が記録されている。前回消耗品配送時の生涯累積消費量は、図5で説明した生涯累積消費量と同じく、ユーザオペレーションによってリセットされることはなく、プリンタとしての累積消費量である。この記録テーブルの更新タイミングについては、S709において後述する。
S707において、累積消費量差分算出部1407は、受信した消耗品情報の生涯累積消費量と、S706で取得した前回消耗品配送時の生涯累積消費量との差分を各消耗品に対して算出する。すなわち、累積消費量差分算出部1407は、消耗品の種類ごと、また消耗品がインクカートリッジであれば色ごとに、回消耗品配送時の生涯累積消費量との差分を算出する。ここで算出した差分は、前回ユーザに交換用の消耗品を配送してからの消耗品の使用量、消費量に相当することになる。また、本実施形態における消耗品情報の生涯累積消費量は、インクカートリッジの生涯累積インク消費量、および廃インクタンクの生涯累積廃インク量を指す。
次にS708において、消耗品消費量判断部1408は、S707で算出した前回配送時からの消費量(使用量)が閾値に到達している(閾値以上である)かを判断する。なお、S708で用いられる閾値は、S702の判断で用いられる閾値とは異なっている。前回配送時からの使用量が閾値以上の場合は、消耗品の消耗度合いが高い、または消耗品の残量が少ない場合であり、処理をS709へ進める。一方、前回配送時からの使用量が閾値未満の場合には、処理を終了する。そして、S709で、記録テーブル更新部1404は、交換用の消耗品の配送処理を行うにあたり、前述の前回配送時の生涯累積消費量の記録テーブルの値を消耗品管理サーバ200が受信した消耗品情報の生涯累積消費量に書き換える。これにより、配送処理を実施したときの該当消耗品の生涯累積消費量を管理する。
最後に、S710において、発送処理実行部1405は、S705と同様に、ユーザに交換用の消耗品を配送する消耗品配送処理を実行する。この消耗品配送処理は、消耗品管理サーバ200が直接配送の発注を実行するようにしてもよいし、消耗品管理サーバ200から配送サービスを提供するシステムにアクセスし、配送処理を要求するようにしてもよい。
以上、本実施形態では、個体識別情報を持たない消耗品であっても、S706以降の処理によって、消耗品ごとの残量、使用量ではなく、プリンタの生涯累積消費量を元に配送要否を判断するようにした。また、本実施形態では、プリンタの個体識別情報ごとに配送ステータスを管理することで多重配送を防止できる。このような構成によって、本実施形態では、個体識別情報のない消耗品に対しても適切な配送管理を行うことが可能となる。なお、消耗品が個体識別情報を持つ場合にも、S702以降の処理によって、消耗品ごとの残量、残容量を元に交換品の配送要否を判断し、消耗品の個体識別情報ごとに配送ステータスを管理することで多重配送を防止することが可能となる。
なお、本実施形態では、個体識別情報を持たない消耗品と個体識別情報を持つ消耗品の両方が用いられる可能性のあるプリンタ100の例で説明したが、個体識別情報を持たない消耗品のみが用いられるプリンタ100であってもよい。その場合には、消耗品管理サーバ200は、S701で個体識別情報を持つか否かの判断を行わなくてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態において既に説明を行った構成については同一の符号を付し、その説明は省略する。
第1実施形態では、消耗品管理サーバ200が、図4のS405における消耗品の配送判断を行う構成を示したが、本実施形態では、その配送判断をプリンタ100が実行する形態について説明する。
図15は、本実施形態におけるプリンタ100のソフトウェア構成を示す。図15の各機能部は、CPU100がROM102に格納されたソフトウェアプログラムを実行することによって実現される。本実施形態では、プリンタ100が、第1実施形態に比べて、更に個体識別情報判断部1307、消耗品残量判断部1308、配送要求部1309、累積消費量取得部1310を有するように構成されている。また、本実施形態のプリンタ100は、累積消費量差分算出部1311、消耗品消費量判断部1312、記録テーブル更新部1313を備える。なお、消耗品管理サーバ200のソフトウェア構成は、第1実施形態と同じであってもよいし、一部機能がプリンタ100に移ったことによって、対応する機能を削除した構成であってもよい。
図8は、本実施形態に係る消耗品自動配送サービスの全体シーケンスを示す図である。なお、図8のS801、S802、S803、S807の各処理は、第1実施形態で説明した図4のS401、S402、S403、S406とそれぞれ同一の処理であるため、以下ではその説明を簡略化する。
まず、S801において、ユーザが外部端末やプリンタ100を操作することで、プリンタ100に対して印刷やコピーを指示する。そして、S802において、印刷指示を受けたプリンタ100はプリント部109やスキャナ部108を用いて、ユーザの指示に従い印刷処理を行う。S803において、プリント部109は、S802の印刷処理で消費した消耗品の消費量からプリンタ100内部のNVM104に記録してある消耗品情報を更新する。
次に、S804において、プリンタ100は、消耗品の残量または消耗品の消耗の程度に基づき、交換品の配送を行うかの判断を行う。なお、直ちに交換品を配するかを判断するのではなく、交換品の配送タイミングを決定するような構成であってもよい。S804の消耗品配送判断の詳細は、図9を用いて後述する。S804でプリンタ100が消耗品の配送が必要と判断した場合には、処理をS805に進める。
S805において、プリンタ100はネットワーク部105を用いて、消耗品管理サーバ200に対して、配送要求として、プリンタ100の個体識別情報と配送要求対象となる消耗品の個体識別情報とを送信する。ただし、配送要求対象の消耗品が個体識別情報を持たない場合、プリンタ100は、プリンタ100の個体識別情報のみを送信する。
S806において、プリンタ100から消耗品の配送要求を受信した消耗品管理サーバ200は、プリンタ100の個体識別情報と対象消耗品の個体識別情報とに基づいて、多重に消耗品を配送しないよう消耗品配送状況の確認を行う。S806の消耗品配送状況の確認の詳細は、図10を用いて後述する。
対象の消耗品が未配送であった場合、最後にS806で、消耗品管理サーバ200はユーザに対象の消耗品が届くよう消耗品配送処理を実行する。消耗品配送処理は消耗品管理サーバ200が直接配送の発注を実行する構成のほかに、消耗品管理サーバ200から配送サービスを提供するシステムにアクセスし、配送処理を要求する構成でもよい。
なお、本シーケンスでは、印刷指示をトリガーにS802からS807の処理を実行するようにしているが、印刷指示に限らず、インク消費が発生する他のイベントをトリガーにしてS802からS807の処理を実行するようにしてもよい。
ここで、S804の消耗品配送判断の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。S901において、個体識別情報判断部1307は、配送対象となる消耗品が個体識別情報を持つか否かの確認を行う。対象の消耗品が個体識別情報を持つと判断した場合は、処理をS902に進め、個体識別情報を持たないと判断した場合は、処理をS904に進める。
対象の消耗品が個体識別情報を持つと判断した場合、S902において、消耗品残量判断部1308は、記録した消耗品情報から消耗品の残量を参照し、閾値を下回っているか判断する。消耗品の残量が閾値を下回っていると判断した場合にはS903に処理を進め、下回っていないと判断した場合は処理を終了する。なお、消耗品情報は消耗品の消耗量(消耗の程度)により構成されてもよく、その場合には、プリンタ100が、閾値を上回っているか否か、すなわち消耗が相当に進んでいるかを判断するようにしてもよい。
S903で、配送要求部1309は、送信部1300を介して、消耗品管理サーバ200に対して、ユーザに交換用の消耗品の配送を要求する。このとき、プリンタ100は、消耗品管理サーバ200に対して、配送要求として、プリンタ100の個体識別情報と配送要求対象となる消耗品の個体識別情報を送信する。
次に、配送対象の消耗品が個体識別情報を持たない場合のフローについて説明する。個体識別情報を持たない場合、S904において、累積消費量取得部1310は、配送要求対象である消耗品に関して、前回交換用の消耗品の配送を要求したときの生涯累積消費量を取得する。この前回配送要求時の生涯累積消費量を管理するために、プリンタ100はNVM104に、各消耗品の生涯累積消費量の記録テーブルを保持する。この記録テーブルには、各消耗品について、前回消耗品管理サーバ200に消耗品配送要求を行ったときの生涯累積消費量が記録されている。この前回消耗品配送要求時の生涯累積消費量は、図5で説明した生涯累積消費量と同じく、ユーザオペレーションによってリセットされることはなく、プリンタとしての累積消費量である。この記録テーブルの更新タイミングについては、S907において後述する。
S905において、累積消費量差分算出部1311は、自身で保持する生涯累積消費量と、S904で取得した前回消耗品配送要求時の生涯累積消費量との差分を各消耗品に対して算出する。算出した差分は、前回プリンタ100から消耗品管理サーバ200に交換用の消耗品配送を要求してからの消耗品の使用量、消費量に相当する。
S906において、消耗品消費量判断部1312は、S905で算出した前回配送要求時からの消費量(使用量)が閾値に到達している(閾値以上である)かを判断する。前回配送要求時からの使用量が閾値以上の場合は、消耗品の消耗度合いが高い、または消耗品の残量が少ない場合であり、処理をS907へ進める。一方、前回配送要求時からの使用量が閾値未満の場合には、処理を終了する。
S907において、記録テーブル更新部1313は、交換用の消耗品の配送要求を行うにあたり、前回配送要求時の生涯累積消費量の記録テーブルの値を、最新の生涯累積消費量の値に書き換える。これにより、配送要求を行ったときの対象消耗品の生涯累積消費量を管理する。最後に、S908において、S903同様ユーザ元に交換用の消耗品配送を要求する通信を行う。そして、配送要求部1309は、送信部1300を介して、消耗品管理サーバ200に、プリンタ100の個体識別情報と配送要求対象となる消耗品の情報を送信する。
次に、消耗品管理サーバ200が図8のS806で行う消耗品配送状況の確認について、図10のフローチャートを用いて説明する。まず、S1001において、個体識別情報判断部1401は、配送要求された消耗品が個体識別情報を持つか否かを判断する。そして、個体識別情報を持つと判断した場合はS1002へ、持たないと判断した場合はS1004へ処理を進める。
S1002において、配送状況判断部1403は、同一の消耗品に対して交換品を多重に配送するのを防止するため、配送要求された消耗品に対して既に交換用の消耗品を配送済みか確認する。消耗品管理サーバ200は、交換品の配送状態を管理するために、ハードディスク204に消耗品個体識別情報ごとの配送ステータスの記録テーブルを保持する。この記録テーブルには、各消耗品の個体識別情報に対して、配送ステータスとして配送処理の実行有無等が記録されている。本ステップにおいて、配送状況判断部1403は、この記録テーブルに対して配送要求された消耗品の個体識別情報を検索することで配送済みか判断し、未配送の場合は処理をS1003へ進め、配送済みの場合は処理を終了する。
S1003において、記録テーブル更新部1404は、交換用の消耗品の配送処理を行うにあたり、前述の配送ステータスの記録テーブルを未配送から配送済みにステータスを書き換える。続いて、S1004では、ユーザに交換用の消耗品を配送する消耗品配送処理を実行する。この消耗品配送処理は、消耗品管理サーバ200が直接配送の発注を実行する構成としてもよいし、消耗品管理サーバ200から配送サービスを提供するシステムにアクセスし、配送処理を要求する構成としてもよい。
以上、本実施形態によれば、消耗品管理サーバ200に代えて、プリンタ100によって、消耗品の配送判断を行うことが可能となる。そして、第1の実施形態と同じく、個体識別情報を持たない消耗品であっても、プリンタ100は、S904以降の処理によって、消耗品ごとの残量、使用量ではなく、プリンタの生涯累積消費量を元に配送要否を判断する。そして、消耗品管理サーバ200は、プリンタの個体識別情報ごとに配送ステータスを管理することで多重配送を防止できる。このような構成によって、本実施形態においても、個体識別情報のない消耗品に対しても適切な配送管理を行うことが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態において既に説明を行った構成については同一の符号を付し、その説明は省略する。第1、第2実施形態では、配送対象の消耗品として、インクカートリッジおよび廃インクタンクを例に挙げて説明を行ったが、本実施形態では、消耗品として印刷用紙等の記録媒体を格納した用紙カセットを配送対象の消耗品とする形態について説明する。
本実施形態における消耗品情報の更新処理(図4のS403に対応)について、消耗品として用紙カセットの場合の例を図11のフローチャートを用いて説明する。まずS1101において、インク消費量取得部1301に代えて用紙消費量取得部(不図示)が、印刷処理などによって記録媒体として用紙を消費した場合に、給排紙した消費用紙枚数を取得する。次に、S1102において、インク残量更新部1302に代えて用紙残量更新部(不図示)が、S1101で取得した消費用紙枚数に基づき、プリンタ100内部のNVM104に記録してある用紙の残枚数情報を減算し更新する。なお、用紙の残枚数は、用紙カセットに残枚数を検知するセンサを搭載することで、直接求めるようにしてもよい。
次にS1103において、累積インク消費量更新部1303に代えて累積用紙消費量更新部(不図示)が、プリンタ100内部のNVM104に記録してある生涯累積消費枚数にS1101で取得した消費用紙枚数を加算し、生涯累積消費枚数を更新する。S1102で更新される用紙の残枚数情報は、用紙カセットの交換を行った場合、その残枚数がリセットされるのに対し、S1103で更新される生涯累積消費枚数は用紙カセットの交換ではリセットされることなく、プリンタ100の累積値として加算され続ける。
本実施形態において、プリンタ100から消耗品管理サーバ200に消耗品情報を送信(図4のS404に対応)するときの消耗品情報の構成について、図12を用いて説明する。本実施形態においても、消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、対象消耗品が個体識別情報を持つ場合と持たない場合とで送信する情報の構成が異なる。消耗品配送の対象となる印刷用紙が格納された用紙カセットが個体識別情報を持つ場合の消耗品情報を図12(a)、用紙カセットが個体識別情報を持たない場合の消耗品情報を図12(b)に示す。
配送対象となる用紙カセットが個体識別情報を持つ場合、図12(a)に示すように、消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、プリンタ100の個体識別情報、各用紙カセットの個体識別情報、残枚数情報で構成される。一方、配送対象となる消耗品が個体識別情報を持たない場合、図12(b)に示すように、消耗品管理サーバ200に送信する消耗品情報は、プリンタ100の個体識別情報、各用紙カセットの生涯累積消費枚数で構成される。消耗品情報にも含まれる用紙の残枚数情報、生涯累積消費枚数は、先に説明したとおり、図11で示した消耗品情報の更新処理により管理されている。
なお、本実施形態における消耗品配送の判断処理(図4のS405に対応)は、第1実施形態において図7のフローチャートで説明したフローと同じである。なお、本実施形態では、配送対象の消耗品が用紙カセットになることで、図7のS702における消耗品残量は、図12(a)の例では用紙カートリッジの残枚数情報に相当することになる。また、図のS707の生涯累積消費量は、図12(b)の例では用紙カセットの生涯累積消費枚数に相当することになる。
以上、本実施形態によれば、配送対象の消耗品が用紙カセットであって、個体識別情報を持たない場合にも、多重配送を防止することができ、適切な配送管理を行うことが可能となる。
(その他の実施形態)
上述の各実施形態においては、処理装置として印刷装置を例に説明を行ったが本発明は、印刷装置に限らず、消耗品を用いる処理装置に広く適用可能なものである。また、上記実施形態においては、消耗品の自動配送サービスを提供する例について説明を行ったが、本発明はこれに限らず、消耗品に係るサービスを提供するものであれば、不具合解析や課金システムなど広く適用できるものである。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。例えば、プリント部109のコントローラ部(ASIC)によって、上記実施形態の各構成を実現するようにしてもよい。その場合、プリント部109は、インクタンク部110のインク残量情報等のインク情報、廃インクタンク111の残容量を示すステータス情報、用紙カセット部112の残枚数等の用紙情報を管理する。これらの情報はプリント部109を介してNVM104に記録することで、電源オフ後も継続して情報の管理を行う。なお、インクタンク部110、廃インクタンク111、用紙カセット部112に不揮発性メモリが装着された構成とし、NVM104ではなく、各ユニットに装着された不揮発性メモリ内で情報を記録、管理するようにしてもよい。
本実施形態の開示は、以下の構成、方法およびプログラムを含む。
(構成1)
消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、
前記処理装置は、
現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、
前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する第1の更新手段と、
前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、
前記サーバシステムは、
前記処理装置より前記第2の情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断する第1の判断手段と、を有することを特徴とする処理システム。
(構成2)
前記サーバシステムは、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、前記第2の記憶手段に記憶する第2の情報を更新する第2の更新手段を有することを特徴とする構成1に記載の処理システム。
(構成3)
前記第1の判断手段は、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報との差分に基づいて、サービスを提供するか否かを判断することを特徴とする構成1または2に記載の処理システム。
(構成4)
前記送信手段は、前記消耗品が個体識別情報を有さない場合には、前記第2の情報と前記処理装置の識別情報とを送信し、前記消耗品が個体識別情報を有する場合には、前記第1の情報と前記消耗品の個体識別情報を送信することを特徴とする構成1から3のいずれか1つに記載の処理システム。
(構成5)
前記サーバシステムは、前記処理装置から受信した情報に前記消耗品の個体識別情報が含むか否かを判断する第2の判断手段を有することを特徴とする構成4に記載の処理システム。
(構成6)
前記第2の判断手段により、前記処理装置から受信した情報に前記消耗品の個体識別情報が含まないと判断された場合、前記第1の判断手段は、受信した前記第1の情報に基づいてサービスを提供するか否かを判断することを特徴とする構成4または5に記載の処理システム。
(構成7)
前記第1の判断手段によりサービスを提供すると判断した場合、サービスを提供したことに係る情報を記録する記録手段を有することを特徴とする構成1から6のいずれか1つに記載の処理システム。
(構成8)
前記第1の判断手段によりサービスを提供すると判断した場合、前記サーバシステムは他のサーバに前記サービスを実行するよう指示することを特徴とする構成1から7のいずれか1つに記載の処理システム。
(構成9)
前記サービスは、前記消耗品の交換品をユーザに配送するサービスであることを特徴とする構成1から8のいずれか1つの処理システム。
(構成10)
前記消耗品はインクであり、前記処理装置はインクを用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする構成1から9のいずれか1つの処理システム。
(構成11)
前記消耗品は廃インクタンクであり、前記処理装置はインクを用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする構成1から9のいずれか1つの処理システム。
(構成12)
前記消耗品は記録媒体であり、前記処理装置は前記記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする構成1から9のいずれか1つの処理システム。
(構成13)
消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、
前記処理装置は、
現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、
前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する更新手段と、
前記更新手段により更新される前の第2の情報と、前記更新手段により更新された第2の情報とに基づいて、サービスの提供を要求するか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、サービスの提供を要求すると判断した場合、サービスの提供を要求するための情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、
前記サーバシステムは、
前記処理装置より前記サービスの提供を要求するための情報を受信する受信手段を有することを特徴とする処理システム。
(方法14)
消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムにおける処理方法であって、
前記処理装置が、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得するステップと、
前記処理装置が、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新するステップと、
前記処理装置が、前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信するステップと、
前記サーバシステムが、前記処理装置より前記第2の情報を受信するステップと、
前記サーバシステムが、前記受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断するステップと、を有することを特徴とする処理方法。
(方法15)
消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムにおける処理方法であって、
前記処理装置が、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得するステップと、
前記処理装置が、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新するステップと、
前記処理装置が、前記更新される前の第2の情報と、前記更新された第2の情報とに基づいて、サービスの提供を要求するか否かを判断するステップと、
前記処理装置が、サービスの提供を要求すると判断された場合、サービスの提供を要求するための情報を前記サーバシステムに送信するステップと、
前記サーバシステムが、前記処理装置より前記サービスの提供を要求するための情報を受信するステップと、を有することを特徴とする処理方法。
100 プリンタ
101 CPU
102 ROM
200 消耗品管理サーバ
201 CPU
202 ROM

Claims (15)

  1. 消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、
    前記処理装置は、
    現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、
    前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する第1の更新手段と、
    前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバシステムは、
    前記処理装置より前記第2の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断する第1の判断手段と、を有することを特徴とする処理システム。
  2. 前記サーバシステムは、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、前記第2の記憶手段に記憶する第2の情報を更新する第2の更新手段を有することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  3. 前記第1の判断手段は、前記受信手段により受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報との差分に基づいて、サービスを提供するか否かを判断することを特徴とする請求項1または2に記載の処理システム。
  4. 前記送信手段は、前記消耗品が個体識別情報を有さない場合には、前記第2の情報と前記処理装置の識別情報とを送信し、前記消耗品が個体識別情報を有する場合には、前記第1の情報と前記消耗品の個体識別情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  5. 前記サーバシステムは、前記処理装置から受信した情報に前記消耗品の個体識別情報が含むか否かを判断する第2の判断手段を有することを特徴とする請求項4に記載の処理システム。
  6. 前記第2の判断手段により、前記処理装置から受信した情報に前記消耗品の個体識別情報が含まないと判断された場合、前記第1の判断手段は、受信した前記第1の情報に基づいてサービスを提供するか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載の処理システム。
  7. 前記第1の判断手段によりサービスを提供すると判断した場合、サービスを提供したことに係る情報を記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  8. 前記第1の判断手段によりサービスを提供すると判断した場合、前記サーバシステムは他のサーバに前記サービスを実行するよう指示することを特徴とする請求項1に記載の処理システム。
  9. 前記サービスは、前記消耗品の交換品をユーザに配送するサービスであることを特徴とする請求項1の処理システム。
  10. 前記消耗品はインクであり、前記処理装置はインクを用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする請求項1の処理システム。
  11. 前記消耗品は廃インクタンクであり、前記処理装置はインクを用いて記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする請求項1の処理システム。
  12. 前記消耗品は記録媒体であり、前記処理装置は前記記録媒体に印刷を行う印刷装置であることを特徴とする請求項1の処理システム。
  13. 消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムであって、
    前記処理装置は、
    現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得する取得手段と、
    前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段により更新される前の第2の情報と、前記更新手段により更新された第2の情報とに基づいて、サービスの提供を要求するか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、サービスの提供を要求すると判断した場合、サービスの提供を要求するための情報を前記サーバシステムに送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバシステムは、
    前記処理装置より前記サービスの提供を要求するための情報を受信する受信手段を有することを特徴とする処理システム。
  14. 消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムにおける処理方法であって、
    前記処理装置が、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得するステップと、
    前記処理装置が、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新するステップと、
    前記処理装置が、前記更新された第2の情報を前記サーバシステムに送信するステップと、
    前記サーバシステムが、前記処理装置より前記第2の情報を受信するステップと、
    前記サーバシステムが、前記受信した第2の情報と、既に前記処理装置より受信し、第2の記憶手段に記憶されている第2の情報とに基づいて、サービスを提供するか否かを判断するステップと、を有することを特徴とする処理方法。
  15. 消耗品を用いて処理を行う処理装置と、前記消耗品に係るサービスを管理するためのサーバシステムとを有する処理システムにおける処理方法であって、
    前記処理装置が、現在用いられている消耗品の消費量に係る第1の情報を取得するステップと、
    前記処理装置が、前記取得した第1の情報に基づいて、第1の記憶手段に記憶されている前記処理装置において用いられた消耗品の累積の消費量に係る第2の情報を更新するステップと、
    前記処理装置が、前記更新される前の第2の情報と、前記更新された第2の情報とに基づいて、サービスの提供を要求するか否かを判断するステップと、
    前記処理装置が、サービスの提供を要求すると判断された場合、サービスの提供を要求するための情報を前記サーバシステムに送信するステップと、
    前記サーバシステムが、前記処理装置より前記サービスの提供を要求するための情報を受信するステップと、を有することを特徴とする処理方法。
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