JP2024010746A - 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム - Google Patents

作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2024010746A
JP2024010746A JP2022112210A JP2022112210A JP2024010746A JP 2024010746 A JP2024010746 A JP 2024010746A JP 2022112210 A JP2022112210 A JP 2022112210A JP 2022112210 A JP2022112210 A JP 2022112210A JP 2024010746 A JP2024010746 A JP 2024010746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
area
integrated
information
virtual
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022112210A
Other languages
English (en)
Inventor
直也 ▲徳▼永
Naoya Tokunaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Holdings Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Holdings Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Holdings Co Ltd filed Critical Yanmar Holdings Co Ltd
Priority to JP2022112210A priority Critical patent/JP2024010746A/ja
Priority to CN202310808723.3A priority patent/CN117408412A/zh
Priority to KR1020230087984A priority patent/KR20240009361A/ko
Publication of JP2024010746A publication Critical patent/JP2024010746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S19/00Satellite radio beacon positioning systems; Determining position, velocity or attitude using signals transmitted by such systems
    • G01S19/38Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system
    • G01S19/39Determining a navigation solution using signals transmitted by a satellite radio beacon positioning system the satellite radio beacon positioning system transmitting time-stamped messages, e.g. GPS [Global Positioning System], GLONASS [Global Orbiting Navigation Satellite System] or GALILEO
    • G01S19/42Determining position
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G06Q50/02Agriculture; Fishing; Forestry; Mining
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B69/00Steering of agricultural machines or implements; Guiding agricultural machines or implements on a desired track
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
    • G06F16/9537Spatial or temporal dependent retrieval, e.g. spatiotemporal queries
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/90Details of database functions independent of the retrieved data types
    • G06F16/95Retrieval from the web
    • G06F16/953Querying, e.g. by the use of web search engines
    • G06F16/9538Presentation of query results
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • G06Q10/063Operations research, analysis or management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Agronomy & Crop Science (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】作業装置の作業についての情報を提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合を高くする。【解決手段】作業管理方法は、複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定することを含む。作業管理方法は、決定した仮想エリアと、複数の作業装置のそれぞれが作業を行った作業エリアと、を比較して、複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定することと、統合エリアを示す出力情報を出力することと、を更に含む。【選択図】図5

Description

本発明は、作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラムに関するものである。
農業の情報化が進む近年、作業装置が行った作業エリアについての情報を、作業者や圃場管理者といったユーザに提供する技術が開発されている。
これに関連して、特許文献1は、作業装置が作業を行った位置情報に基づいて、各装置が作業を行ったエリアを自動的に特定して、作業エリアに関する情報を提供する技術を開示している。
また、特許文献2は、作業装置が作業を行った位置情報に基づいて当該作業装置が作業を行った作業エリアを決定する技術を開示している。特許文献2の技術では、同一の作業装置が作業したエリアが、位置情報に基づき2以上の圃場に対応すると推定される場合には、2以上のエリアに分割されて管理される。
特開2021-23263号公報 特開2022-36524号公報
特許文献1の技術では、複数の作業装置が同一のエリア(例えば、単一の圃場)で作業を行ったとしても、それぞれの作業装置が作業したエリアは別々に管理される。また、特許文献2の技術では、一台の作業装置が作業したエリアのうち分割されるべきエリアは別々に管理されうるが、複数の作業装置が作業したエリアは同一のエリアであっても別々に管理される。このため、複数の作業装置が同一のエリアで作業すると、当該同一のエリアの情報が提供されない場合があり、提供する情報がユーザのニーズに合致しない恐れがある。
上記の状況に鑑み、本開示は、作業装置の作業についての情報を提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合を高めることを目的の一つとする。他の目的については、以下の記載及び実施の形態の説明から理解することができる。
以下に、発明を実施するための形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための形態との対応関係の一例を示すために、参考として、括弧付きで付加されたものである。よって、括弧付きの記載により、特許請求の範囲は、限定的に解釈されるべきではない。
実施形態に係る作業管理方法は、複数の作業装置(20)が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置(20)のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリア(LA)を決定することと、決定した仮想エリア(LA)と、複数の作業装置(20)のそれぞれが作業を行った作業エリア(A)とに基づいて、複数の作業装置のうち2以上の作業装置(20)が作業を行った統合エリア(CA)を決定することと、統合エリアを示す出力情報(D3b)を出力することと、を含む。
実施形態に係る作業管理装置は、複数の作業装置(20)が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置(20)のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリア(LA)を決定する仮想決定部(130)と、
仮想決定部(130)が決定した仮想エリア(LA)と、複数の作業装置(20)のそれぞれが作業を行った作業エリア(A)とに基づいて、複数の作業装置のうち2以上の作業装置(20)が作業を行った統合エリア(CA)を決定する統合決定部(140)と、統合エリア(CA)を示す出力情報(Db3)を出力する出力部(150)と、を備える。
実施形態に係るプログラムは、コンピュータに、複数の作業装置(20)が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置(20)のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリア(LA)を決定することと、決定した仮想エリア(LA)と、複数の作業装置(20)のそれぞれが作業を行った作業エリア(A)とに基づいて、複数の作業装置のうち2以上の作業装置(20)が作業を行った統合エリア(CA)を決定することと、統合エリア(CA)を示す出力情報(D3b)を出力することと、を実行させる。
上記の形態によれば、作業装置の作業についての情報を提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合が高い。
一実施形態に係る、作業管理システムの構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る、作業管理装置及び端末装置の構成を示すブロック図である。 一実施形態に係る、個別エリア情報の一例を示す図である。 一実施形態に係る、統合エリア情報の一例を示す図である。 一実施形態に係る、作業管理システムの処理を表すフローチャートである。 一実施形態に係る、個別の作業エリアの一例を示す図である。 一実施形態に係る、全体エリアの一例を示す図である。 一実施形態に係る、全体エリアの分割例を示す図である。 一実施形態に係る、統合エリア及び作業エリアの一例を示す図である。 一実施形態に係る、作業管理システムが表示する画面の一例を示す図である。 一実施形態に係る、作業管理システムが表示する画面の一例を示す図である。
(第1実施形態)
本実施形態による作業管理システム1を、図面を参照して説明する。本実施形態において、図1に示すように、作業管理システム1は、作業管理装置10と、端末装置30と、を備える。作業管理装置10は、複数の作業装置20及び端末装置30と、ネットワークNTを介して通信可能に接続されている。ネットワークNTの例として、インターネット、イントラネットが挙げられる。
本実施形態の作業管理システム1は、作業装置20の位置情報を用いて、複数の作業装置20が作業を行った作業内容を示す情報を作業エリアと対応付けて管理する。作業管理システム1は、2以上の作業装置20が同一のエリア、例えば同一の圃場で作業を行ったと推定される場合に、個別の作業エリアに加えて、あるいはこれに代えて、当該同一のエリアに対応する統合エリアについての情報を更に管理する。このため、作業管理システム1は、複数の作業装置20が同一のエリアで作業を行った場合、当該同一のエリアにおいて作業が行われた領域を1つの統合エリアとして表示する。この表示は、エリア単位で情報を確認したいユーザ、例えば圃場のオーナーのニーズに合致する割合が高い。このように、作業管理システム1は、作業装置20が作業したエリアについての情報を提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合が高い。
なお、以下作業エリアを互いに区別しない場合は作業エリアAとして表し、区別する場合は作業エリアA1~作業エリアA5のように数字を付して示す。同様に、統合エリアを互いに区別しない場合には統合エリアCAと呼び、区別する場合には統合エリアCA1~統合エリアCA3のように数字を付して示す。
作業管理システム1の構成を説明する。作業管理システム1に含まれる作業管理装置10は、図1に示すように、入出力装置12と、演算装置14と、通信装置16と、記憶装置18と、を備える。作業管理装置10は、例えば、クラウドを含めたコンピュータやサーバ装置である。
入出力装置12には、演算装置14が処理を実行するための情報が入力される。また、入出力装置12は、演算装置14が処理を実行した結果を出力する。入出力装置12は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。入出力装置12は省略されてもよい。
通信装置16は、ネットワークNTと通信可能に接続され、ネットワークNTを介して作業管理装置10の外部の装置(例えば、作業装置20及び端末装置30)との通信を行う。通信装置16は、複数の作業装置20と、端末装置30と、から取得した情報を演算装置14に転送する。また、演算装置14が生成した情報を作業装置20と、端末装置30とのいずれか又は両方に転送する。通信装置16は、例えば、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
記憶装置18は、本実施形態の作業管理システム1が後述する処理を実行するための様々なデータ及び命令を含むプログラムP1等を記憶する。記憶装置18は、これらのデータ及び命令を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。プログラムP1は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体M1に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよい。または、記憶媒体M1は、プログラムP1を記憶した外部のサーバの記憶装置であってもよい。この場合、プログラムP1を含むデータはサーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供され得る。
演算装置14は、作業装置20が作業したエリアについての情報を管理するための命令及びデータを含むプログラムP1を記憶装置18から読み出して実行する。例えば、演算装置14は、中央演算処理装置(CPU;Central Processing Unit)などを含む。
演算装置14は、プログラムP1を読み出し実行することで、作業管理装置10の後述する機能単位(例えば、図2に示す取得部110、個別決定部120、仮想決定部130、統合決定部140、及び、出力部150等)を実現する。
本実施形態では、作業装置20は、圃場での作業を実行する農機である。作業装置20の例として、収穫機、耕耘機や施肥機等の各種作業機を牽引するトラクター、田植え機等の苗移植機など、圃場で農作業を行う車両が挙げられる。作業装置20のほかの例には、農作業を行うドローンなど、飛行可能な農業用の機器等が挙げられる。作業装置20は、例えば、全球測位衛星システム(GNSS)のような位置測量システムを用いて、自身の位置と現在の時刻(例えば、日付、時、分、秒など)を、繰り返し取得する測位装置を有する。本実施形態の測位装置は、例えば、所定の周期(例えば、5秒ごと)に作業装置20の位置及び時刻を計測する。また、作業装置20は、圃場での稼働状態(例えば、速度、エンジン回転数、クラッチのオンオフ状態、及び、各時刻における農薬や堆肥の散布量、等)を計測するセンサを有する。そして、作業装置20は、圃場において作業を行った位置及びその時刻を示す位置情報と、計測されたその時刻における稼働状態を示す作業情報と、を含む稼働情報を作業管理装置10に出力する。
端末装置30は、入出力部32と、演算部34と、通信部36と、記憶部38と、を備える。端末装置30の例として、コンピュータ、タブレット、携帯電話等が挙げられる。入出力部32には、演算部34が出力情報に基づく画面を表示する処理を実行するための情報が入力される。また、入出力部32は、演算部34が処理を実行した結果を出力する。入出力部32は、様々な入力装置と出力装置とを含み、例えば、キーボード、マウス、マイク、ディスプレイ、スピーカー、タッチパネルなどを含む。
通信部36は、ネットワークNTと通信可能に接続され、ネットワークNTを介して外部装置(例えば、作業管理装置10、作業装置20等)との通信を行う。通信部36は、作業管理装置10から取得した情報を演算部34に転送する。また、演算部34が生成した情報を作業管理装置10に転送する。通信部36は、例えば、無線LAN(Local Area Network)やセルラーネットワークなどの無線通信に用いられる送受信機、NIC(Network Interface Card)、USB(Universal Serial Bus)などの種々のインタフェースを含む。
記憶部38は、作業管理装置10から取得された出力情報に基づく画面を表示するための様々なデータ、例えばプログラムP2を格納する。記憶部38は、プログラムP2を記憶する非一時的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)として用いられる。プログラムP2は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体M2に記録されたコンピュータプログラム製品(computer program product)として提供されてもよい。または、記憶媒体M2は、プログラムP2を記憶した外部のサーバの記憶装置であってもよい。この場合、プログラムP2はサーバからダウンロード可能なコンピュータプログラム製品として提供され得る。
演算部34は、プログラムP2を読み出し実行することで、後述するように、入出力部32と協働して、作業管理装置10からの出力情報に基づく画面を表示する機能(例えば、図2の表示部310)を実現する。
図1に示したような物理構成により、作業管理装置10及び端末装置30は、図2に示す機能単位を実現する。一例として、作業管理装置10の演算装置14は、プログラムP1を実行することで、取得部110、個別決定部120、仮想決定部130、統合決定部140、出力部150、及び、情報記憶部160の各機能を実現する。
情報記憶部160は、取得部110が取得した情報と、個別決定部120、仮想決定部130、及び、統合決定部140が生成した情報と、を記憶する。また、情報記憶部160は記憶した情報を、個別決定部120、仮想決定部130、統合決定部140、及び、出力部150に提供する。情報記憶部160は、例えば、稼働情報D2、個別エリア情報D3a、及び、統合エリア情報D3bを記憶する。情報記憶部160が記憶する各情報の詳細については後述する。
稼働情報D2は、例えば、複数の作業装置20の位置情報及び作業情報を含む稼働情報を、作業装置20と対応付けて格納している。上述したように、稼働情報は、例えば、圃場で作業した際の作業装置20の位置及び時刻を示す位置情報と、作業装置20の稼働状態を示す作業情報と、を含む。
個別エリア情報D3aは、図3に一例として示すように、作業を行った作業装置20を特定する情報(作業装置ID)と、その作業装置20の各々が作業したエリアである作業エリアAを特定する情報(個別エリアID)と、作業エリアAの位置を示す情報(エリア定義情報)と、その作業エリアAで行われた作業の内容を示す情報(個別作業情報)と、を対応付けて記憶する。個別エリアIDは、各作業エリアAの識別子である。エリア定義情報は、作業エリアAの地理的な位置及び範囲を示す情報である。例えば、エリア定義情報は、その作業エリアAを作業した作業装置20の位置情報を含む凸包の地理的な範囲を定義する情報を含む。個別作業情報は、個別の作業エリアAで作業を行った作業装置20から取得した作業情報から生成された、当該作業エリアAでの作業の内容を示す個別指標値を複数含む。
本実施形態では、個別作業情報は、作業時刻、作業時間、平均速度、作業面積、等を含む。例えば、作業時刻はその作業エリアAで作業装置20が作業を行った日時を示す。作業時間は、作業装置20がその作業エリアAで作業を行った延べ時間を示す。平均速度は、作業装置20がその作業エリアAで作業を行った際の平均移動速度を示す。作業面積は、作業装置20が作業したその作業エリアAの面積を示す。個別作業情報は、例えば、収穫量や農薬散布量など、その作業エリアAで作業装置20が行った作業を示すその他の指標値を含み得る。
統合エリア情報D3bは、図4に一例として示すように、各統合エリアCAを特定する情報(統合エリアID)と、統合エリアCAの位置を示す情報(エリア定義情報)と、その統合エリアCAで作業を行った作業装置20を特定する情報(作業装置ID)と、その統合エリアCAで行われた作業の内容を示す情報(統合作業情報)と、を対応付けて記憶する。統合エリアIDは、各統合エリアCAの識別子である。エリア定義情報は、統合エリアCAの地理的な位置及び範囲を示す情報である。作業装置IDは、その統合エリアCAで作業を行った作業装置20を特定する識別子である。統合作業情報は、その統合エリアCAに含まれる作業エリアAの個別作業情報から生成された、当該統合エリアCAでの作業の内容を示す統合指標値を複数含む。本実施形態では、統合作業情報は、作業時刻、作業時間、平均速度、作業面積、等を含む。統合決定部140が個別エリア情報D3aから統合エリア情報D3bを生成する具体的な処理については後述する。
図2に示す取得部110は、記憶装置18、入出力装置12を用いたユーザ入力、及び、端末装置30等から、稼働情報D2を含む情報を取得する。取得部110は、取得した情報を、個別決定部120、仮想決定部130、統合決定部140、出力部150、及び、情報記憶部160といった各機能部位へ伝達する。
個別決定部120は、後述するように、稼働情報D2が示す複数の作業装置20の位置に基づいて、複数の作業装置20がそれぞれ作業した作業エリアAを決定する。また、個別決定部120は、稼働情報D2に含まれる複数の作業装置20の作業情報に基づいて、各作業エリアAにおける作業内容を示す個別指標値を決定する。個別決定部120は、決定した作業エリアAを示す情報と、個別指標値とを作業装置20に対応付けた個別エリア情報D3aを生成する。個別決定部120は、生成した個別エリア情報D3aを情報記憶部160に伝達する。
仮想決定部130は、稼働情報D2が示す複数の作業装置20の位置に基づいて、作業装置20のうち少なくとも一台が作業したエリアである1以上の仮想エリアLAを生成する。複数の作業装置20のうち2以上が同一の圃場で作業を行っていた場合、仮想決定部130は、2以上の作業装置20(及び作業エリアA)が作業したと推定される圃場に対応する仮想エリアLAを決定し得る。仮想決定部130が仮想エリアLAを決定する具体的な処理については後述する。
統合決定部140は、仮想決定部130が決定した仮想エリアに基づいて、作業装置20が作業したエリアに対応する統合エリアCAを決定する。2以上の作業装置20が同一のエリア(例えば、同一の圃場)で作業を行っていた場合、統合決定部140は、当該2以上の作業装置20が作業したエリアを、統合エリアCAとして決定する。この場合、統合エリアCAは、当該2以上の作業装置20に対応する2以上の作業エリアAを含む。統合決定部140は、個別エリア情報D3aが示す作業エリアAのうち、仮想決定部130が同一の仮想エリアLAに対応すると決定した作業エリアAについての情報に基づき、決定した統合エリアCAを示す統合エリア情報D3bを生成する。本実施形態では、統合決定部140は、統合エリア情報D3bとして、統合エリアCAの位置と範囲を定義すると、統合エリアCAにおける作業内容を示す統合指標値と、を決定する。統合決定部140は、生成した統合エリア情報D3bを情報記憶部160に伝達する。
出力部150は、個別エリア情報D3aと統合エリア情報D3bとを含む出力情報を外部装置(例えば、端末装置30)へ出力する。
端末装置30は、演算部34がプログラムP2を実行することで、表示部310を実現する。表示部310は、作業管理装置10の出力部150が出力した出力情報に基づき、統合エリアCAと、統合エリアCAに含まれる作業エリアAと、を対応付けた情報をユーザに表示する。表示部310は、例えば、統合エリアCAの位置及び範囲と、統合エリアCAで行われた作業の内容と、を対応付けて表示する。更に、表示部310は、作業エリアAの位置及び範囲を、それらの作業エリアAがいずれの統合エリアCAに含まれるかユーザに認識可能な態様で表示する。また、表示部310は、それぞれの作業エリアAで行われた作業の内容を、作業エリアAと対応付けて表示する。表示部310が表示する具体的な画面例については後述する。
(作業管理システムの動作)
作業管理システム1は、上述した機能構成により、図5に示す処理を実行して複数の作業装置20が作業したエリア(例えば、統合エリアCA)の情報をユーザに提供する。例えば、作業管理システム1の作業管理装置10は、外部(例えば、作業装置20)から稼働情報を出力すると、図5の処理を開始する。
作業管理装置10の取得部110は、まず、ステップS1002において、作業装置20が出力した、作業装置20の位置情報を含む稼働情報D2を取得する。例えば、取得部110は複数の作業装置20のそれぞれから、各作業装置20が圃場で作業するたびに、その位置を示す位置情報と、その稼働状態を示す作業情報と、を含む稼働情報D2を取得して、情報記憶部160に記憶させる。また、取得部110は、作業装置20からの稼働情報を収集する外部のサーバから稼働情報D2を取得してもよい。
本実施形態では、ステップS1002において取得される稼働情報D2の位置情報は、作業装置20が圃場で作業を行ったときの各時刻の位置情報を含み、作業を行っていないときの位置、例えば道路に沿って移動しているときの位置情報を含まない。本実施形態では、作業装置20が作業を行っていないときの位置情報については、取得部110が取得する前に予め作業装置20(稼働情報D2を外部のサーバから取得する場合はそのサーバ)が取り除いているものとする。以下、複数の圃場をそれぞれ区別しない場合には圃場Fと呼び、区別する場合には圃場F1~圃場F5のように数字を付して示す。
図6の例では、取得部110は、圃場F1~圃場F5のうちの圃場F1、圃場F3、及び、圃場F5で作業を行った複数の作業装置20(例えば、第1~第5の作業装置20)から稼働情報を取得している。図6の例では、白丸が、図3の個別エリア情報D3aの「作業装置ID」のM001で示された第1の作業装置20の位置を示す。図6の白三角は、例えば、図3の個別エリア情報D3aにおいてM002で示された第2の作業装置20の位置を示す。同様に、白四角は、個別エリア情報D3aにおいてM003で示された第3の作業装置20の位置を示す。黒三角は、個別エリア情報D3aにおいてM004で示された第4の作業装置20の位置を示す。黒四角は、個別エリア情報D3aにおいてM005で示された第5の作業装置20の位置を示す。
次に図5のステップS1004において、作業管理装置10の個別決定部120が、稼働情報D2に含まれる位置情報に基づき、各作業装置20の作業エリアAを決定する。例えば個別決定部120は、図6に示すように、稼働情報D2の位置情報が示す各作業装置20の位置の凸包を決定する。凸包は、対象となる位置をすべて含み、かつ、最も面積の小さい領域を表す。そして個別決定部120は、各作業装置20について決定した凸包を、各作業装置20が作業をした作業エリアAとして決定する。
図6の例では、白丸で示される第1の作業装置20の位置全てを内包する凸包が、第1の作業装置20の作業エリアA1として決定される。同様に、白三角で示される第2の作業装置20の位置全てを内包する凸包が第2の作業装置20の作業エリアA2として、白四角で示される第3の作業装置20の位置全てを内包する凸包が第3の作業装置20の作業エリアA3として、黒三角で示される第4の作業装置20の位置全てを内包する凸包が第4の作業装置20の作業エリアA4として、黒四角で示される第5の作業装置20の位置全てを内包する凸包が第5の作業装置20の作業エリアA5として、それぞれ決定される。
個別決定部120は、決定した作業エリアAの位置及び範囲を示す情報をエリア定義情報として生成して、生成されたエリア定義情報をその作業エリアAを示す個別エリアID及び作業した作業装置20を示す作業装置IDと対応付けて個別エリア情報D3aに記録する。また、個別決定部120は、稼働情報D2に含まれる各作業装置20の作業情報に基づいて、作業エリアAにおける作業の内容を示す個別作業情報を作成して、個別エリアIDと対応付けて個別エリア情報D3aに記録する。
個別決定部120はまた、作業エリアAにおける個別作業情報を決定する。図3の例では、個別決定部120が決定する個別作業情報には、作業時刻と、作業時間と、平均速度と、作業面積と、が含まれる。例えば個別決定部120は、各作業装置20が作業エリアA1~A5で作業した位置情報に含まれる時刻情報から、作業時刻と、作業時間と、を決定する。例えば、個別決定部120は、各作業エリアAに対応する作業装置20の位置情報のうち、最も早い時刻を作業開始時刻として決定し、最も遅い時刻を作業終了時刻として決定する。また、作業開始時刻と作業終了時刻の差から、作業時間が決定される。また、個別決定部120は、各作業装置20から取得した稼働情報に含まれる速度を平均して、平均速度を決定する。更に、個別決定部120は、各作業面積として、各作業エリアの面積を算出する。作業エリアA1~A5の個別作業情報の種類と、個別作業情報の各項目を生成する方法は、設定に基づいて決定されてもよい。個別決定部120は、このようにして生成した個別エリア情報D3aを情報記憶部160に送信して、個別エリア情報D3aを情報記憶部160に記憶させる。
次に作業管理装置10の仮想決定部130が、図5のステップS1006及びステップS1008の処理により、複数の作業装置20のうち少なくとも一台が作業したと推定される仮想エリアLAを決定する。
まず図5のステップS1006において、作業管理装置10の仮想決定部130は、図7に示すように、処理の対象となる複数の作業装置20の位置を全て含む全体エリアEAを決定する。例えば、仮想決定部130は、図7に示すように、稼働情報D2が示す、処理対象となる複数の作業装置20(第1~第5の作業装置20)の位置を全て含むような凸包を決定する。そして、仮想決定部130はこの凸包を全体エリアEAとして決定する。
次に図5のステップS1008において、仮想決定部130は、作業装置20から、仮想エリアLAを決定する。例えば、仮想決定部130は、稼働情報D2が示す作業装置20の位置に基づいて、全体エリアEAから作業が行われていないと推定される領域を除外した仮想エリアを決定する。以下、各仮想エリアを区別しない場合、仮想エリアLAと呼び、区別する場合に仮想エリアLA1~仮想エリアLA3のように数字を付して呼ぶ。
本実施形態では、仮想決定部130は、全体エリアEAのうち、稼働情報D2が示す作業装置20の位置があらかじめ定められた基準よりも少ない区画を除外して、仮想エリアLAを決定する。なお、仮想決定部130は、例えば作業装置20の位置があらかじめ定められた基準よりも少ない区画が全体エリアEA内に存在しないなど、除外すべき一部が全体エリアEA内に存在しない場合には、全体エリアEAをそのまま仮想エリアLAとして決定する。
本実施形態では、仮想決定部130はまず、図7に示すように、同じ面積及び形状を有する長方形の小区画Sで全体エリアEAをメッシュ状に分割する。ここでは、仮想決定部130は、全体エリアEAの外周に沿った仮想線でメッシュに切って、全体エリアEAを小区画Sに分割する。これにより、例えば、圃場Fの畔方向に沿って複数の小区画Sを設定することが可能となり、仮想エリアLAの形状が実際の圃場Fの形状と合致する割合を高くすることができる。
仮想決定部130は更に、全体エリアEAを区切った小区画Sのうち、稼働情報D2が示す作業装置20の位置情報があらかじめ定められた閾値(この例では作業装置20の位置が1個)よりも少ない小区画Sを、作業が行われていない区画として除外する。そして、図8に示すように、仮想決定部130は、全体エリアEAの凸包の外周と、削除された小区画Sの外周と、で囲まれたエリアをそれぞれ個別の仮想エリアLAとして決定する。図7の例では、斜線の小区画Sが除外された結果、全体エリアEAは複数の仮想エリアLA(仮想エリアLA1~仮想エリアLA3)に分割される。
このような処理により、仮想決定部130は、全体エリアEAのうち作業装置20のいずれもが作業を行っていない部分を除外する。そのため、仮想決定部130は、作業装置20のいずれか一台が作業したと推定されるエリアを仮想エリアLAとして決定し得る。
次に図5のステップS1010において、統合決定部140は、個別エリア情報D3aが示す作業エリアAの位置及び範囲に基づいて、個別の作業エリアA(例えば、作業エリアA1~作業エリアA5)を、仮想エリアLAと対応付ける。
例えば統合決定部140は、仮想エリアLAと、その仮想エリアLAに含まれる作業エリアA(例えば、その仮想エリアLAに少なくとも一部が含まれる作業エリアA)とを対応付ける。一例として、統合決定部140は、仮想エリアLAが占める範囲に、作業エリアAの内部に位置する一点の位置(代表位置)が含まれるとき、仮想エリアLAと作業エリアAとを対応付ける。例えば、代表位置は、作業エリアAの中心の位置を表してもよい。この場合、統合決定部140は、まず作業エリアA1~作業エリアA5のそれぞれの幾何的な中心G1~幾何的な中心G5をそれぞれの代表位置として決定する。そして、仮想決定部130は、決定した作業エリアA1~作業エリアA5の代表位置が、仮想エリアLA1~仮想エリアLA3のいずれの内部に含まれるかを判別する。仮想決定部130は、作業エリアAを、作業エリアAの代表位置を含む仮想エリアLAに対応付ける。
図8の例では、作業エリアA1の中心G1が仮想エリアLA1の内部にあり、作業エリアA2の中心G2及び作業エリアA3の中心G3が仮想エリアLA2の内部にあり、作業エリアA4の中心G4及び作業エリアA5の中心G5が仮想エリアLA3の内部にある。これに応じて、統合決定部140は、作業エリアA1を仮想エリアLA1と、作業エリアA2及び作業エリアA3を仮想エリアLA2と、作業エリアA4及び作業エリアA5を仮想エリアLA3と、それぞれ対応付ける。
このようにして、図5のステップS1010において、作業管理装置10の統合決定部140は、同一の仮想エリアLAに対応する1以上の作業エリアAを決定する。特に、統合決定部140は、ステップS1010の処理により、同一の仮想エリアLAに対応する2以上の作業エリアAとして、仮想エリアLA2に対応する作業エリアA2及びA3と、仮想エリアLA3に対応する作業エリアA4及びA5と、を決定する。
次に図5のステップS1012において、統合決定部140が、各仮想エリアLAと対応付けられた個別の作業エリアAを含む統合エリアCAを決定する。例えば、図9に示すように、統合決定部140は、まず個別エリア情報D3aに基づいて、各仮想エリアLAに含まれる作業エリアAで作業を行った作業装置20を、その仮想エリアLAで作業した作業装置20として決定する。そして、統合決定部140は、個別エリア情報D3aが示す作業装置20の位置のうち、各仮想エリアLAを作業した作業装置20の位置を抽出し、その位置を全て含む凸包を統合エリアCAとして決定する。統合エリアCAは、作業装置20のうち2台以上が同一の仮想エリアLAで作業したと推定される場合、その仮想エリアLAと対応する。図6~図9の例では、統合エリアCA2は、第2及び第3の作業装置20が作業した圃場F3に対応する。また、統合エリアCA3は、第4及び第5の作業装置20が作業した圃場F5に対応する。
なお、図9では、統合エリアCAの外周が実線で、作業エリアAの外周が点線で、それぞれ示されている。なお、図9では統合エリアCAの外周と作業エリアAの外周が完全に一致する箇所について図示を明確にするため、統合エリアCAの外周を示す実線を作業エリアAの外周を示す点線よりも外側にズラして示している。図10Aでも同様である。
統合決定部140は、決定した統合エリアCAの位置及び範囲を示す情報をエリア定義情報として生成する。統合決定部140は、統合エリア情報D3bに、その統合エリアCAを示す統合エリアIDと、そこで作業した作業装置20を示す作業装置IDと、対応付けて記憶する。また、統合決定部140は、各統合エリアCAに含まれる作業エリアAを、統合エリアCAと対応する作業エリアAとして決定して、決定した作業エリアAを示す対応個別エリアの識別子を、例えば「対応個別エリア」として統合エリアCAに対応付けて統合エリア情報D3bに記憶する。また、仮想決定部130は、稼働情報D2に含まれる各作業装置20の作業情報に基づいて、各統合エリアCAにおける作業の内容を示す統合作業情報を作成して、統合エリアIDと対応付けて統合エリア情報D3bに記録する。
本実施形態では、図4に示すように、統合決定部140が決定する統合作業情報には、図3の個別作業情報と対応する項目として、作業時刻と、作業時間と、平均速度と、作業面積と、が含まれる。統合決定部140は、各統合エリアCAに含まれる作業エリアAの個別作業情報の各項目の個別指標値に基づいて、対応する統合作業情報の項目の統合指標値を決定する。例えば統合決定部140は、統合エリアCAに含まれる作業エリアAの時刻情報が示す最も早い作業開始時刻を作業開始時刻として、最も遅い作業終了時刻を作業終了時刻として決定し、当該作業開始時刻及び作業終了時刻を統合エリアCAの作業時刻として決定する。また、統合決定部140は、このように決定された統合作業情報の作業開始時刻と作業終了時刻の差を算出して、統合エリアCAの作業時間を決定する。なお、統合決定部140は、統合エリアCAに含まれる作業エリアAの作業時間を合算した延べ作業時間を、統合エリアCAの作業時間として決定してもよい。
また、統合決定部140は、稼働情報D2が示す作業装置20の稼働情報のうち、統合エリアCAで作業を行った作業装置20の稼働情報に基づいて、対応する統合作業情報の項目の統合指標値を決定する場合がある。例えば、統合決定部140は、統合エリアCAの面積を算出して、作業面積として決定する。統合決定部140は、このようにして生成した統合エリア情報D3bを情報記憶部160に送信して、統合エリア情報D3bを情報記憶部160に記憶させる。
次に図5のS1014において、作業管理装置10の出力部150は、統合エリアCAと作業エリアAを示す出力情報を出力する。例えば、出力部150は、統合エリアCAを示す情報である統合エリア情報D3bと、作業エリアAを示す情報である個別エリア情報D3aと、を含む出力情報を生成して、端末装置30へ出力する。この出力情報に含まれる統合エリア情報D3bでは、図4に示すように、各統合エリアCAに含まれる作業エリアAが対応付けて記憶されている。
次に端末装置30の表示部310が図5のS1016において、出力情報に基づいて統合エリアCAと作業エリアAの情報をユーザに表示する。例えば、表示部310は、図10Aのように、出力情報の個別エリア情報D3aが示す作業エリアAと、統合エリア情報D3bが示す統合エリアCAと、の地理的な位置及び範囲を示す画面を生成して、入出力部32に表示する。図10Aの例では、統合エリアCA1とこれに含まれる作業エリアA1、統合エリアCA2とこれに含まれる作業エリアA2並びに作業エリアA3、及び、統合エリアCA3とこれに含まれる作業エリアA4並びに作業エリアA5が表示される。なお、表示部310は、統合エリアCA及び作業エリアAを示す符号(例えば統合エリアID及び個別エリアID)を各エリアに付して表示してもよい。表示部310は更に、統合エリアCAとこれに含まれる作業エリアAとの組み合わせを、ユーザに把握可能な態様で表示してもよい。例えば、表示部310は、統合エリアCAとこれに含まれる作業エリアAとの組み合わせ毎に色分けして表示してもよい。あるいは、表示部310は、統合エリアCAとこれに含まれる作業エリアAとの組み合わせ毎に同じ符号を付してもよい。
なお、図10Aでは、統合エリアCAと作業エリアAとを示す情報が、圃場F1~圃場F5の地図画像に重ねて表示されている。圃場F1~圃場F5の地図画像は、例えば作業エリアA及び統合エリアCAの位置情報を用いて、外部サーバから入出力部32を介して取得してもよい。
表示部310は、統合エリアCAと作業エリアAとを示す情報として、図10Bを更に表示してもよい。図10Bでは、統合エリアCAと作業エリアAを示す情報が、文字情報として表形式で示されている。具体的には、図10Aで統合エリアCAを特定可能な情報(例えば、統合エリアID)が「エリア名」として表示される。また、各統合エリアCAで作業した作業装置20を特定可能な情報(例えば、作業装置ID)が「作業装置」として、統合エリアCAでの作業内容を特定可能な情報(例えば、統合作業情報)が「作業内容」として、それぞれ統合エリアCAを特定可能な情報と対応付けて表示される。加えて、統合エリアCAとの対応がユーザに把握可能な態様で、統合エリアCAに含まれる各作業エリアAを示す情報が表示される。ここでは、統合エリアCAを示す「エリア名」のサブカテゴリとして、その統合エリアCAに含まれる作業エリアAを示す情報(例えば、個別エリアID)が「サブエリア」として表示される。例えば、作業エリアAで作業した作業装置20を示す情報(例えば、作業装置ID)が「作業装置」として、作業エリアAでの作業内容を特定可能な情報(例えば、個別作業情報)が「作業内容」として、作業エリアAを特定可能な情報と対応付けて更に表示される。
このように、作業管理システム1は、作業装置20が作業した作業エリアAのうち同一のエリアとして管理されるべき2以上の作業エリアAがあった場合にこれらを統合エリアCAとして管理する。そのため作業管理システム1は、作業装置20が作業したエリアの情報をユーザに提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合が高い。
(変形例)
実施形態において説明した構成は一例であり、機能を阻害しない範囲で構成を変更することができる。
例えば、作業管理システム1は、複数の作業装置20が作業した作業エリアAを個別決定部120で決定する代わりに、既存の情報として外部装置(例えば、メーカーのサーバ等)から取得してもよい。この場合、取得部110が、個別エリア情報D3aを既存の情報として外部装置から取得して、情報記憶部160に記憶する。
また、上述の実施形態では、ステップS1002において取得される稼働情報D2の位置情報は、作業装置20が圃場Fで作業を行ったときの各時刻の位置情報を含み、作業を行っていないときの位置は含んでいないものとして説明した。すなわち、作業を行っていないときの位置情報についてはあらかじめ外部装置(例えば、作業装置20のメーカが提供するサーバ)が取り除いている。しかしこれに限らず、作業装置20の位置情報のうち、圃場Fでの作業に関係しないものを、作業管理装置10が取り除いてもよい。この場合、一例として、作業管理装置10は、作業装置20の速度があらかじめ定められた閾値よりも高いときに農作業を行わずに移動していると判定し、そのような位置情報を排除してその後の処理を行ってもよい。
また、個別決定部120は、作業装置20の位置を含む凸包を作業エリアAとして決定した。しかし、作業エリアAはこのような凸包にかぎられない。例えば、個別決定部120は、凸包とは異なる形状の作業エリアAを決定してもよい。例えば、個別決定部120は、各作業装置20の位置情報が示す位置に対してアルファシェイプのアルゴリズムを適用して、各作業装置20の位置を全て含む凹多角形(凹包)を作業エリアAとして決定してもよい。
また、個別決定部120は、各作業エリアAに対して図7・図8で説明したように、作業装置20による作業が行われていないと推定される区画を除外する処理を行ってもよい。この場合、作業装置20による作業が行われていないと推定される区画を除外した結果、個別決定部120は1つの作業装置20に対して作業エリアAを2以上決定する場合がある。このときには、個別決定部120は、稼働情報D2のうち分割した作業エリアAのそれぞれに含まれる位置の作業情報に基づいて分割した各作業エリアAに対応する個別作業情報を決定する。
更に、個別決定部120は、作業装置20の位置を含む凸包に対して、作業装置20の作業幅だけ拡大した領域を作業エリアAとして決定してもよい。このとき、作業装置20の作業幅は、設定値としてあらかじめ記憶されている。あるいは、作業管理装置10は、入出力装置12を用いて、作業幅を示すユーザ入力を受けつけてもよい。更に、統合決定部140も、図9の凸包から作業装置20の作業幅の分だけ拡大するように、統合エリアCAを修正してもよい。
さらに、仮想決定部130は、図5のステップS1006で説明したものとは異なる方法で全体エリアEAを決定してもよい。例えば、稼働情報D2が示す複数の作業装置20の位置全てを含む凸包の代わりに、稼働情報D2が示す複数の作業装置20の位置を含む最小の長方形を全体エリアEAとして決定してもよい。また、仮想決定部130は、図8の仮想エリアLAを決定した後、仮想エリアLAを作業装置20の作業幅だけ拡大した領域に修正してもよい。
また、仮想決定部130は、図5のステップS1008で説明したものとは異なる方法で全体エリアEAを分割して仮想エリアLAを決定してもよい。例えば、仮想決定部130は、全体エリアEAを小区画Sに分割するにあたり、小区画Sの形状やサイズは、任意に設定可能である。例えば、小区画Sの形状は6角形でも三角形でもよい。あるいは、仮想決定部130は、図7で全体エリアEAから排除されなかった小区画Sのうち隣接するものどうしを統合して、仮想エリアLAを決定してもよい。また、仮想決定部130は、全体エリアEAを分割することによらず、仮想エリアLAを決定してもよい。例えば、仮想決定部130は、例えば、稼働情報D2に含まれる複数の作業装置20の位置をk-means法などの既知のクラスタリング法を用いてクラスタリングすることで、仮想エリアLAを決定してもよい。この場合、仮想決定部130は、各クラスタに含まれる位置の凸包を、仮想エリアLAとして決定する。
上述の実施形態では、統合決定部140は、仮想エリアLAで作業を行った作業装置20の位置を含む凸包を仮想エリアLAと対応する統合エリアCAを決定した。しかし、作業管理システム1は、図9の処理を省略して、上述の実施形態又は変形例の処理で決定された仮想エリアLAをそのまま統合エリアCAとして決定してもよい。また、作業管理システム1は、ある仮想エリアLAが1つの作業エリアAのみと対応する場合、その作業エリアAについては統合エリアCAを決定せず、作業エリアAについての情報のみを出力情報として出力してもよい。この場合、出力情報は、2以上の作業エリアAに対応する統合エリアCAについては、その統合エリアCAについての情報を含んでもよい。
また、上記の実施形態では、統合決定部140は、作業エリアAの幾何的な中心を代表位置として、この代表位置と仮想エリアLAが占める領域に基づいて作業エリアAと仮想エリアLAの対応を決定した。しかし、これに限らず、代表位置は各作業エリアAの内部の任意の位置を採用可能である。例えば、各作業エリアAでの作業開始時刻と作業終了時刻の中間の時刻に対応する作業装置20の位置が、作業エリアAの代表位置として採用されてもよい。また、統合決定部140は、各作業エリアAでの作業開始時刻と作業終了時刻の中間の時刻に対応する作業装置20の位置の両方が仮想エリアLAの内部にある場合に、その作業エリアAが仮想エリアLAと対応する、と決定してもよい。更に、統合決定部140は、作業エリアA内で作業エリアAの縁からの距離に基づいて、代表位置を決定してもよい。例えば、統合決定部140は作業エリアA内の全ての位置のうち、縁上の最も近い点からの距離が最も大きい位置を、代表位置として採用してもよい。あるいは、統合決定部140は作業エリアA内の全ての位置のうち、作業エリアAの領域の頂点のうち最も近い点からの距離が最も大きい位置を、代表位置として採用してもよい。
なお、統合決定部140は、統合エリアCAを決定した後に、作業装置20の作業幅の分だけ統合エリアCAを拡大するように修正してもよい。このとき、2以上の作業装置20に対応する統合エリアCAについては、対応する複数の作業装置20の作業幅の平均値が、統合エリアCAの作業幅として採用される。あるいは、統合決定部140は、対応する複数の作業装置20の作業幅のうち、最も幅が広いものを、統合エリアCAを修正するために採用してもよい。
また、表示部310が表示する画面は図10A及び図10Bに限らない。例えば、表示部310は、統合エリアCAを示す情報と、作業エリアAを示す情報と、同時に表示しなくてもよい。例えば、端末装置30は、受け付けたユーザ入力に応じて、統合エリアCAを表示するが作業エリアAについては表示しない第1の表示モードと、作業エリアAを表示するが統合エリアCAを表示しない第2の表示モードのいずれかで情報の表示を行ってもよい。なお、表示部310は、第1の表示モードで統合エリアCAを表示することに加えて、統合エリアCAの統合作業情報を表示してもよい。また第1の表示モードでは、作業エリアAの個別作業情報は表示されなくてもよい。また表示部310は、第2の表示モードで作業エリアAを表示することに加えて、作業エリアAの個別作業情報を表示してもよい。また第2の表示モードでは、統合エリアCAの統合作業情報は表示されなくてもよい。更に、設定により、表示部310は、統合エリアCAの情報のみを表示し、作業エリアAについての情報については表示しなくてもよい。これに応じて、出力部150は、統合エリアCAの情報のみ出力情報として出力してもよい。例えば、出力部150は、統合エリアを示す情報として、統合エリア情報D3bの少なくとも一部(例えば、図4の統合エリア情報D3bのうちの「統合エリアID」とその「エリア定義情報」)を含み、作業エリアAを示す情報(例えば、個別エリア情報D3a)を含まない出力情報を出力してもよい。
また、上記実施形態では、作業管理システム1は、作業管理装置10と、端末装置30と、を備える。しかし、作業管理システム1は端末装置30を備えなくてもよい。この場合、作業管理装置10の出力部150がディスプレイを備え、出力情報に基づく画面(例えば図10A及び図10Bの画面)をユーザに表示してもよい。あるいは、出力部150が、外部端末(例えば、携帯電話や外部のパーソナルコンピュータ等)に出力してもよい。一例として、外部サーバに出力情報を提供して、外部サーバにおいて統合エリアCAと作業エリアAとが対応付けられた情報を利用してもよい。このような構成でも、作業管理システム1は、作業装置20が作業したエリアの情報をユーザに提供するにあたり、ユーザのニーズに合致する割合が高いという効果を奏することができる。また、作業管理システム1は、作業装置20からではなく、作業装置20の稼働情報を管理する外部のサーバから稼働情報D2を取得してもよい。このように、作業管理システム1は作業管理装置10のみであっても機能し得る。
あるいは、取得部110が、処理対象となる複数の圃場Fが占める範囲が既知である場合でも、上記の処理で一つの統合エリアCAと判別されたが、この統合エリアCAが2以上の圃場Fにまたがると決定した場合には、圃場情報に基づいて、統合決定部140は、その圃場Fを再度分割するように統合エリアCAを修正してもよい。
また、処理対象とする圃場Fの地理的な条件が既知である場合、作業管理システム1は、処理対象の圃場Fの範囲に更に基づいて統合エリアCAを決定してもよい。例えば、取得部110が処理対象となる圃場Fが占める地理的な範囲を示す圃場情報を、入出力装置12を用いて外部から取得する。そして、仮想決定部130が決定した仮想エリアLAが圃場情報の示す圃場Fの内部の部分と、範囲外の部分と、を含む場合、統合決定部140が当該範囲外の部分を仮想エリアLAから除外するように修正する。あるいは、ある仮想エリアLAが複数の圃場Fにまたがる場合には、統合決定部140がその仮想エリアLAを複数の圃場Fに対応して分割するように仮想エリアLAを修正する。そして、統合決定部140が、このように修正された仮想エリアLAの範囲と、作業エリアAの代表位置と、に基づいて統合エリアCAを決定してもよい。
また、統合決定部140は、仮想エリアLAを修正する代わりに、作業エリアAの代表位置が、圃場情報が示す圃場Fの範囲外にあると判別した場合には、その作業エリアAに対応する作業装置20の位置を排除して、統合エリアCAを決定してもよい。あるいは、統合決定部140が、統合エリアCAを決定した後に、統合エリアCAのうち処理対象となる圃場Fに含まれない部分を排除するように統合エリアCAを修正してもよい。なお、作業管理装置10は、圃場情報を作業装置20又は圃場Fを管理する外部のサーバから取得してもよく、ユーザ入力に基づき取得してもよい。あるいは、圃場情報が記憶装置18に予め記憶されている場合、圃場情報は記憶装置18から取得されてもよい。
(付記)
各実施の形態で記載した作業管理方法と、作業管理システムと、プログラムとは以下のように言うことができる。
第1の態様に係る作業管理方法は、
複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定することと、
決定した前記仮想エリアと、前記複数の作業装置のそれぞれが作業を行った複数の作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定することと、
前記統合エリアを示す出力情報を出力することと、
を含む。
第2の態様に係る作業管理方法は、第1の態様に係る作業管理方法であって、
前記統合エリアを決定することが、
前記複数の作業エリアが占める範囲又は前記複数の作業装置が作業を行った前記位置と、前記仮想エリアが占める範囲と、に基づいて、前記複数の作業エリアのうち2以上の作業エリアに対応する前記仮想エリアを決定し、
前記2以上の作業エリアに対応する仮想エリアに基づいて、前記統合エリアを決定することと、
を更に含む。
第3の態様に係る作業管理方法は、第2の態様に係る作業管理方法であって、
前記2以上の作業エリアに対応する仮想エリアを決定することが、前記仮想エリアが占める範囲と、前記作業エリアの代表位置と、に基づいて、前記2以上の作業エリアに対応する前記仮想エリアを決定することを更に含む。
第4の態様に係る作業管理方法は、第2又は第3の態様に係る作業管理方法であって、
前記仮想エリアと前記作業エリアの対応に基づいて、前記統合エリアと対応する前記2以上の作業エリアを決定することを更に含み、
前記出力することが、前記統合エリアと対応すると決定された前記作業エリアを含む出力情報を出力することを含む。
第5の態様に係る作業管理方法は、第4の態様に係る作業管理方法であって、
前記作業エリアで行われた作業を示す個別指標値を含む稼働情報を取得することと、
決定された前記統合エリアに対応する前記作業エリアの前記個別指標値に基づいて、前記統合エリアで行われた作業を示す統合指標値を生成することと、
を更に含み、
前記出力することが、生成された前記統合指標値を更に含む出力情報を出力することを含む。
第6の態様に係る作業管理方法は、第5の態様に係る作業管理方法であって、
前記出力情報に含まれる前記統合指標値に基づいて、前記統合エリアと、前記統合エリアで行われた作業の内容を表示することを更に含む。
第7の態様に係る作業管理方法は、第4~第6の態様のいずれかに係る作業管理方法であって、
出力された前記出力情報に基づいて、前記統合エリアと、前記統合エリアと対応する作業エリアと、を同時に表示することを更に含む。
第8の態様に係る作業管理方法は、第4~第7の態様のいずれかに係る作業管理方法であって、
出力された前記出力情報に基づいて、前記統合エリアを表示する第1表示モードで前記統合エリアを表示することと、
出力された前記出力情報に基づいて、前記作業エリアを表示する第2表示モードで前記作業エリアを表示することと、
を更に含む。
第9の態様に係る作業管理方法は、第1~第8の態様のいずれかに係る作業管理方法であって、
前記複数の作業装置が作業を行った処理対象の圃場を示す圃場情報を取得することを更に含み、
前記統合エリアを決定することが、前記圃場情報が示す前記処理対象の圃場が占める範囲に更に基づいて、前記統合エリアの範囲を決定することを更に含む。
第10の態様に係る作業管理方法は、第1~第9の態様のいずれかに係る作業管理方法であって、
前記仮想エリアを決定することが、
前記複数の作業装置が作業を行った前記位置に基づいて、前記作業装置が作業を行った前記位置を全て含む全体エリアを決定することと、
前記複数の作業装置が作業を行った前記位置に基づいて、前記全体エリアから少なくとも一部を除外して、前記仮想エリアを決定することと、
を含む。
第11の態様に係る作業管理システムは、
複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、前記複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定する仮想決定部と、
前記仮想決定部が決定した前記仮想エリアと、複数の作業装置のそれぞれが作業を行った作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定する統合決定部と、
前記統合エリアを示す出力情報を出力する出力部と、
を備える。
第12の態様に係るプログラムは、
コンピュータに、
複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、前記複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定する処理と、
決定した前記仮想エリアと、複数の作業装置のそれぞれが作業を行った作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定する処理と、
前記統合エリアを示す出力情報を出力する処理と、
を実行させる。
1 作業管理システム
10 作業管理装置
12 入出力装置
14 演算装置
16 通信装置
18 記憶装置
110 取得部
120 個別決定部
130 仮想決定部
140 統合決定部
150 出力部
160 情報記憶部
20 作業装置
30 端末装置
32 入出力部
34 演算部
36 通信部
38 記憶部
310 表示部
P1、P2 プログラム
M1、M2 記憶媒体
NT ネットワーク
D2 稼働情報
D3a 個別エリア情報
D3b 統合エリア情報
F1~F5 圃場
A1~A5 作業エリア
EA 全体エリア
LA1~LA3 仮想エリア
CA1~CA3 統合エリア
G 中心
S 小区画

Claims (12)

  1. 複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定することと、
    決定した前記仮想エリアと、前記複数の作業装置のそれぞれが作業を行った複数の作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定することと、
    前記統合エリアを示す出力情報を出力することと、
    を含む、
    作業管理方法。
  2. 前記統合エリアを決定することが、
    前記複数の作業エリアが占める範囲又は前記複数の作業装置が作業を行った前記位置と、前記仮想エリアが占める範囲と、に基づいて、前記複数の作業エリアのうち2以上の作業エリアに対応する前記仮想エリアを決定し、
    前記2以上の作業エリアに対応する仮想エリアに基づいて、前記統合エリアを決定することと、
    を更に含む、
    請求項1に記載の作業管理方法。
  3. 前記2以上の作業エリアに対応する仮想エリアを決定することが、前記仮想エリアが占める範囲と、前記作業エリアの代表位置と、に基づいて、前記2以上の作業エリアに対応する前記仮想エリアを決定することを更に含む、
    請求項2に記載の作業管理方法。
  4. 前記仮想エリアと前記作業エリアの対応に基づいて、前記統合エリアと対応する前記2以上の作業エリアを決定することを更に含み、
    前記出力することが、前記統合エリアと対応すると決定された前記作業エリアを含む出力情報を出力することを含む、
    請求項2又は3に記載の作業管理方法。
  5. 前記作業エリアで行われた作業を示す個別指標値を含む稼働情報を取得することと、
    決定された前記統合エリアに対応する前記作業エリアの前記個別指標値に基づいて、前記統合エリアで行われた作業を示す統合指標値を生成することと、
    を更に含み、
    前記出力することが、生成された前記統合指標値を更に含む出力情報を出力することを含む、
    請求項4に記載の作業管理方法。
  6. 前記出力情報に含まれる前記統合指標値に基づいて、前記統合エリアと、前記統合エリアで行われた作業の内容を表示することを更に含む、
    請求項5に記載の作業管理方法。
  7. 出力された前記出力情報に基づいて、前記統合エリアと、前記統合エリアと対応する作業エリアと、を同時に表示することを更に含む、
    請求項4に記載の作業管理方法。
  8. 出力された前記出力情報に基づいて、前記統合エリアを表示する第1表示モードで前記統合エリアを表示することと、
    出力された前記出力情報に基づいて、前記作業エリアを表示する第2表示モードで前記作業エリアを表示することと、
    を更に含む、
    請求項4に記載の作業管理方法。
  9. 前記複数の作業装置が作業を行った処理対象の圃場を示す圃場情報を取得することを更に含み、
    前記統合エリアを決定することが、前記圃場情報が示す前記処理対象の圃場が占める範囲に更に基づいて、前記統合エリアの範囲を決定することを含む、
    請求項1に記載の作業管理方法。
  10. 前記仮想エリアを決定することが、
    前記複数の作業装置が作業を行った前記位置に基づいて、前記作業装置が作業を行った前記位置を全て含む全体エリアを決定することと、
    前記複数の作業装置が作業を行った前記位置に基づいて、前記全体エリアから少なくとも一部を除外して、前記仮想エリアを決定することと、
    を含む、
    請求項1に記載の作業管理方法。
  11. 複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定する仮想決定部と、
    前記仮想決定部が決定した前記仮想エリアと、前記複数の作業装置のそれぞれが作業を行った作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定する統合決定部と、
    前記統合エリアを示す出力情報を出力する出力部と、
    を備える、
    作業管理システム。
  12. コンピュータに、
    複数の作業装置が作業を行った位置に基づいて、複数の作業装置のうち少なくとも一つが作業を行った仮想エリアを決定する処理と、
    決定した前記仮想エリアと、前記複数の作業装置のそれぞれが作業を行った作業エリアとに基づいて、前記複数の作業装置のうち2以上の作業装置が作業を行った統合エリアを決定する処理と、
    前記統合エリアを示す出力情報を出力する処理と、
    を実行させるためのプログラム。
JP2022112210A 2022-07-13 2022-07-13 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム Pending JP2024010746A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022112210A JP2024010746A (ja) 2022-07-13 2022-07-13 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム
CN202310808723.3A CN117408412A (zh) 2022-07-13 2023-07-04 作业管理方法、作业管理系统以及程序
KR1020230087984A KR20240009361A (ko) 2022-07-13 2023-07-06 작업 관리 방법, 작업 관리 시스템, 및, 프로그램

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022112210A JP2024010746A (ja) 2022-07-13 2022-07-13 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024010746A true JP2024010746A (ja) 2024-01-25

Family

ID=89493219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022112210A Pending JP2024010746A (ja) 2022-07-13 2022-07-13 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2024010746A (ja)
KR (1) KR20240009361A (ja)
CN (1) CN117408412A (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021023263A (ja) 2019-08-08 2021-02-22 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業圃場特定装置
JP7478066B2 (ja) 2020-08-24 2024-05-02 ヤンマーホールディングス株式会社 作業管理システム、作業管理方法及び作業管理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
CN117408412A (zh) 2024-01-16
KR20240009361A (ko) 2024-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190100309A1 (en) Using unmanned aerial vehicles (uavs or drones) in forestry productivity and control applications
JP5339213B2 (ja) 生態系ネットワーク評価方法及びその方法を用いた生態系ネットワーク評価システム
JP2022079623A (ja) 農業支援システム、農業支援装置及び農業支援方法
CN112016630A (zh) 基于图像分类模型的训练方法、装置、设备及存储介质
CN111750857A (zh) 航线生成方法、装置、终端及存储介质
WO2019104678A1 (zh) 一种控制方法、终端、管理平台、系统及存储介质
JP2010026975A (ja) 情報処理装置および情報処理プログラム
CN112328880A (zh) 地理区域聚类方法、装置、存储介质和电子设备
JP2024010746A (ja) 作業管理方法、作業管理システム、及び、プログラム
US20230127338A1 (en) Road deterioration determination device, road deterioration determination method, and storage medium
JP5352435B2 (ja) 分類画像作成装置
JP7490594B2 (ja) 圃場管理方法、圃場管理装置、圃場管理システム、及びプログラム
JP7478066B2 (ja) 作業管理システム、作業管理方法及び作業管理プログラム
WO2022100059A1 (zh) 一种数据存储的管理方法、对象渲染的方法及设备
CN111062863B (zh) 3d模型与经纬度坐标绑定方法、装置、设备及存储介质
CN113421213A (zh) 图像处理方法、装置、电子设备及存储介质
CN117788679B (zh) 地图数据生成方法、装置、电子设备及存储介质
JP7458300B2 (ja) 作業情報管理システム、作業情報管理プログラム、及び作業情報管理方法
CN111815772B (zh) 高原山地土地利用方法、系统、存储介质和计算机设备
JP2009225247A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
KR20160107733A (ko) 히스토그램 유사도 기반 디지털지형정보의 도로정보 개선방법 및 개선장치
JP2024022037A (ja) 作業管理方法、作業管理システムおよび作業管理プログラム
JP2022036522A (ja) 作業管理システム、作業管理方法及び作業管理プログラム
CN112584048B (zh) 信息处理方法、装置、系统、无人设备和计算机可读存储介质
JP2022172624A (ja) 物体検出装置、物体検出方法、およびプログラム