JP2024007944A - 熱交換器 - Google Patents

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慎吾 大野
Shingo Ono
太一 浅野
Taichi Asano
吉毅 加藤
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【課題】チューブ内部を流れる内部流体の圧力に対応したチューブを設けることが可能であると共に、チューブとフィンとを確実に接合しながら積層することが可能な熱交換器を提供する。【解決手段】熱交換器10は、第1熱交換部100及び第2熱交換部200を備える。第1熱交換部100においては、複数の第1チューブの内部構造に応じた圧力の第1内部流体と複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第2内部流体を流すことが可能なように構成されている。第2熱交換部200においては、複数の第1チューブの内部構造及び複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第3内部流体を流すことが可能なように構成されている。【選択図】図1

Description

本開示は、外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器に関する。
外部流体である空気と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、異なる温度の内部流体、又は異なる種類の内部流体が流れる流路を少なくとも2つ有する熱交換器が知られている。下記特許文献1に記載の熱交換器は、2つの流路を構成するチューブをアウターフィンで一体化したものである。特許文献1に記載の熱交換器は、空気が流れる上流側に配置されている熱交換部はラジエータとして機能し、空気が流れる下流側に配置されている熱交換部はコンデンサとして機能している。
特開2020-133991号公報
ラジエータは、内部流体として冷却水が流れるので、冷却水と空気との間で熱交換を行う。コンデンサは、内部流体として冷媒が流れるので、冷媒と空気との間で熱交換を行う。コンデンサは、ヒートポンプシステムの一部として設けられており、高圧の冷媒が流入する。一方、ラジエータに流入する冷却水は高圧の冷媒に比較して低圧である。
特許文献1では、熱交換器の流路を構成するチューブの内部構造について特段の言及がない。しかしながら、圧力の異なる内部流体を流入させるのであるから、流入する内部流体の圧力に応じた内部構造を有するチューブを適切に配置することが必要である。また、内部構造が異なるチューブは強度も異なるため、製造工程も考慮に入れた配置とする必要もある。
本開示は、チューブ内部を流れる内部流体の圧力に対応したチューブを設けることが可能であると共に、チューブとフィンとを確実に接合しながら積層することが可能な熱交換器を提供することを目的とする。
本開示は、外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器(10)であって、外部流体の流れ方向に沿って配置される第1熱交換部(100)及び第2熱交換部(200)を備える。第1熱交換部及び第2熱交換部はそれぞれ、複数の第1チューブ(130a,230a)と、第1チューブとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ(130b,230b)と、複数の第1チューブ間及び複数の第2チューブ間に設けられたフィン(300,310,320,330)とを有する。第1熱交換部が有するフィン(310)と、第2熱交換部が有するフィン(320)とが繋がっている。第1熱交換部においては、複数の第1チューブの内部構造に応じた圧力の第1内部流体と複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第2内部流体を流すことが可能なように構成され、第2熱交換部においては、複数の第1チューブの内部構造及び複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第3内部流体を流すことが可能なように構成されている。
本開示によれば、チューブ内部を流れる内部流体の圧力に対応したチューブを設けることが可能であると共に、チューブとフィンとを確実に接合しながら積層することが可能な熱交換器を提供することができる。
図1は、実施形態における熱交換器の全体構成を示す図である。 図2は、図1のII部を拡大して示す図である。 図3は、図1に示される熱交換器が有するチューブの構成を示す図である。 図4は、図1に示される熱交換器が有するチューブの構成を示す図である。 図5は、図1に示される熱交換器におけるチューブの配置を示す図である。 図6は、図1に示される熱交換器におけるチューブの配置の変形例を示す図である。 図7は、熱交換器におけるチューブの配置の一例を示す図である。 図8は、図7に示されるチューブの配置による熱交換器の全体構成を示す図である。 図9は、実施形態における熱交換器の全体構成を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る熱交換器10は、不図示の車両に搭載されるものであり、車両において循環する各種流体の温度調整を行うためのものである。熱交換器10が搭載される車両は、例えば、モータジェネレータの駆動力によって走行する電動車両である。図1に示されるように、熱交換器10は、第1熱交換部100と、第2熱交換部200と、を備えている。熱交換器10は、これら2つの熱交換部を組み合わせて一体とすることにより構成されている。熱交換器10は、一部がラジエータとして機能し、残部がコンデンサとして機能している。熱交換器10の詳細構造を説明するのに先立って、ラジエータ及びコンデンサについて説明する。
ラジエータは、冷却水と空気との間で熱交換を行うための熱交換器である。この冷却水は、例えばモータジェネレータやインバータ、電池等の車載電気機器やエンジンと、ラジエータとして機能する熱交換器10の該当部分の間を循環している。車載電気機器やエンジンを通り高温となった冷却水は、ラジエータとして機能する熱交換器10の該当部分を通る際において空気により冷却され、その温度を低下させる。冷却水が循環する経路の途中には、不図示の冷却水用ポンプが設けられている。冷却水用ポンプは、車両に搭載されたバッテリから供給される電力により動作する。
コンデンサは、冷媒と空気との間で熱交換を行うための熱交換器である。コンデンサは、車両に搭載される空調装置の一部であって、空調装置を構成するヒートポンプシステムの一部として設けられている。空調装置によって車室内の冷房が行われる際には、コンデンサでは、冷媒から空気への放熱が行われる。ヒートポンプシステムにおいて冷媒が循環する経路の途中には、不図示の冷媒用コンプレッサが設けられている。冷媒用コンプレッサは、車両に搭載されたバッテリから供給される電力により動作する。
以下の説明では、空気を外部流体と称する場合がある。また、冷却水及び冷媒を内部流体と称する場合がある。
第1熱交換部100及び第2熱交換部200の具体的な構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。
第1熱交換部100は、タンク110、120と、チューブ130と、フィン310と、を備えている。タンク110は、タンクの外部から供給される内部流体を受け入れて、これをそれぞれのチューブ130へと分配するための容器である。タンク110は、上下方向に沿って伸びる細長い棒状の容器として構成されている。
タンク110の内部のうち、その上下方向に沿った略中央となる位置には、不図示のセパレータが配置されている。タンク110の内部空間は、このセパレータによって上下2つの空間に分けられている。後に説明するように、タンク120の内部空間にもこれと同様のセパレータ410が配置されている。タンク110の内部に配置されるセパレータの形状は、図2に示されるセパレータ410の形状と同じである。
タンク110のうちセパレータよりも上方側の部分には、第1流入口141が設けられている。また、タンク110のうちセパレータよりも下方側の部分には、第2流入口143が設けられている。第1流入口141及び第2流入口143はいずれも、外部から供給される内部流体の入口である。
タンク120は、チューブ130を通った内部流体を受け入れて、これを外部へと排出するための容器である。タンク120は、タンク110と同様に、上下方向に沿って伸びる細長い棒状の容器として構成されている。尚、図1及び図2においては、タンク120の内部構造を示すため、後述のタンク220と共にタンク120を分解し、プレート部材となった状態が示されている。
タンク120の内部のうち、その上下方向に沿った略中央となる位置には、セパレータ410が配置されている。タンク120の内部空間は、セパレータ410によって上下2つの空間に分けられている。セパレータ410は、タンク110の内部に配置されたセパレータと同じ高さの位置に配置されている。
タンク120のうちセパレータ410よりも上方側の部分には、排出口142が設けられている。また、タンク120のうちセパレータ410よりも下方側の部分には、第2流出口144が設けられている。第1流出口142及び第2流出口144はいずれも、タンク120から外部へと排出される内部流体の出口である。
チューブ130は、内部流体の通る流路が内部に形成された管状の部材である。チューブ130は、その長手方向に対して垂直な断面の形状が扁平形状となっている。チューブ130は、その主面の法線方向を上下方向に沿わせた状態で、タンク110とタンク120との間に配置されている。チューブ130は複数設けられており、これらがタンク110の長手方向に沿って並ぶように配置されている。
それぞれのチューブ130は、その長手方向に沿った一端がタンク110に接続されており、他端がタンク120に接続されている。タンク110の内部空間とタンク120の内部空間との間は、それぞれのチューブ130によって連通されている。
フィン310は、金属板を波状に折り曲げることにより形成されたコルゲートフィンである。図2に示されるように、フィン310は、互いに隣り合うチューブ130の間となる位置に配置されている。第1熱交換部100においては、チューブ130とフィン310とが上下方向に沿って交互に並ぶように配置されている。
フィン310は、その山部及び谷部の頂点が、隣にあるチューブ130に対してろう接されている。フィン310が設けられていることにより、空気との接触面積が大きくなっており、第1熱交換部100における熱交換の効率が高められている。
第1流入口141からタンク110に供給された内部流体は、タンク110内のセパレータよりも上方側にある各チューブ130へと分配される。分配された内部流体は、それぞれのチューブ130を通った後、タンク120の内部のうちセパレータ410よりも上方側の空間へと流入し、第1流出口142から外部へと排出される。
内部流体は、セパレータよりも上方側にある各チューブ130の内部を通る際に、外部を通る空気との熱交換によって冷却される。この外部流体としての空気は、熱交換器10の近傍に配置された不図示のファン及び走行中の風によって送り込まれるものである。熱交換器10を空気が通過する方向は、タンク110の長手方向、及びチューブ130の長手方向のいずれに対しても垂直な方向であって、図1においては紙面手前側から奥側へと向かう方向である。
第2流入口143からタンク110に供給された内部流体は、タンク110内のセパレータよりも下方側にある各チューブ130へと分配される。分配された内部流体は、それぞれのチューブ130を通った後、タンク120の内部のうちセパレータ410よりも下方側の空間へと流入し、第2流出口144から外部へと排出される。
内部流体は、セパレータよりも下方側にある各チューブ130の内部を通る際に、外部を通る空気との熱交換によって冷却される。この外部流体としての空気は、上記のように不図示のファン及び走行中の風によって送り込まれるものである。
以上のように、第1熱交換部100においては、セパレータよりも上方側の部分及び下方側の部分のそれぞれが、別々の熱交換器として機能する構成となっている。例えば、モータジェネレータを通過した後の冷却水が第1流入口141から供給され、冷媒用コンプレッサによって高圧状態となった冷媒が第2流入口143から供給されることとすれば、上方側がラジエータとして機能し、下方側がコンデンサとして機能する。また、例えば、モータジェネレータを通過した後の冷却水が第1流入口141から供給され、電池を通過した後の冷却水が第2流入口143から供給されることとすれば、それぞれの冷却対象を互いに異なる温度に維持することが可能となる。その場合、第2流入口143及び第2流出口144は、第1流入口141及び第1流出口142と同様の管状のものとすることが好ましい。
図1においては、第1熱交換部100を空気が通過する方向をx方向としており、同方向に沿ってx軸を設定している。また、x方向に垂直な方向であって、タンク110からタンク120へと向かう方向をy方向としており、同方向に沿ってy軸を設定している。更に、x方向及びy方向のいずれに対しても垂直な方向であって、タンク110の長手方向に沿って下方から上方へと向かう方向をz方向としており、同方向に沿ってz軸を設定している。以下においては、以上のように定義されたx方向、y方向、及びz方向を用いて説明を行う。
第2熱交換部200は、タンク210、220と、チューブ230と、フィン320と、を備えている。後に説明するように、タンク210は、外部から供給される内部流体を受け入れて、これをそれぞれのチューブ230へと分配するための容器である。タンク210は、z方向に沿って伸びる細長い棒状の容器として構成されている。タンク210は、第1熱交換部100のタンク110に対し、x方向側において隣り合う位置に配置されている。タンク210とタンク110とは互いに一体となっている。タンク210とタンク110とは、一対のプレート部材を組み合わせることで構成されている。プレート部材は、タンク110とタンク210とで共有された一枚のプレート部材である。
タンク220は、それぞれのチューブ230を通った内部流体を受け入れて、これを外部へと排出するための容器である。タンク220は、タンク210と同様に、z方向に沿って伸びる細長い棒状の容器として構成されている。タンク220は、第1熱交換部100のタンク120に対し、x方向側において隣り合う位置に配置されている。タンク220とタンク120とは互いに一体となっている。タンク220とタンク120とは、一対のプレート部材を組み合わせることで構成されている。図2には、チューブ側のプレート部材が示されている。プレート部材は、タンク120とタンク220とで共有された一枚のプレート部材である。
タンク210のz方向上方側の部分には、第3流入口241が設けられている。第3流入口241は、外部から供給される内部流体の入口である。タンク220のz方向下方側の部分には、第3流出口242が設けられている。第3流出口242は、タンク220から外部へと排出される内部流体の出口である。
チューブ230は、内部流体の通る流路が内部に形成された管状の部材である。チューブ230は、その長手方向に対して垂直な断面の形状が扁平形状となっている。チューブ230は、その主面の法線方向を上下方向に沿わせた状態で、タンク210とタンク220との間に配置されている。チューブ230は複数設けられており、これらがタンク210の長手方向に沿って並ぶように配置されている。
それぞれのチューブ230は、その長手方向に沿った一端がタンク210に接続されており、他端がタンク220に接続されている。タンク210の内部空間とタンク220の内部空間との間は、それぞれのチューブ230によって連通されている。チューブ230の本数は、チューブ130の本数と同じである。また、各チューブ230が配置されている位置の高さは、各チューブ130が配置されている位置の高さと同じである。
フィン320は、金属板を波状に折り曲げることにより形成されたコルゲートフィンである。フィン320は、互いに隣り合うチューブ230の間となる位置に配置されている。第2熱交換部200においては、チューブ230とフィン320とが上下方向に沿って交互に並ぶように配置されている。
フィン320は、その山部及び谷部の頂点が、隣にあるチューブ230に対してろう接されている。フィン320が設けられていることにより、空気との接触面積が大きくなっており、第2熱交換部200における熱交換の効率が高められている。
第3流入口241からタンク210に供給された内部流体は、各チューブ230へと分配される。分配された内部流体は、それぞれのチューブ230を通り、タンク220へと供給される。タンク220へと流入した内部流体は、第3流出口242から外部へと排出される。
内部流体は、各チューブ230の内部を通る際に、外部を通る空気との熱交換によって冷却される。この空気は、第1熱交換部100を通過した後の空気である。熱交換器10では、第1熱交換部100と第2熱交換部200とが並んでいる方向が、x方向、すなわち空気の流れ方向となっている。
図3を参照しながら、フィン310及びフィン320の構成について説明する。図3では、互いに同じ高さとなる位置に配置された一対のフィン310及びフィン320を、y方向に沿って見た状態が描かれている。また、図3では、フィン310が接合されている上下一対の第1チューブ130a、及びフィン320が接合されている上下一対の第1チューブ230a、も描かれている。図3は、図2におけるセパレータ410よりもz方向上方に配置された第1チューブ130a,230aについて描かれている。第1チューブ130a,230aは、インナーフィンが設けられたチューブである。
第1チューブ130a,230aは、1枚の板状部材を折り曲げることにより形成されている。この板状部材は、伝熱性に優れるアルミニウム合金といった金属で形成されている。第1チューブ130a,230aは、板状部材を湾曲させた湾曲端部と、互いに対向配置された一対の平板部と、湾曲端部の反対側の端部に設けられたカシメ部と、を有している。カシメ部は、湾曲端部の反対側において、板状部材の一方の端部を折り曲げて、板状部材の他方の端部及びインナーフィンの一端部を挟み込み且つかしめることにより形成されている。一対の平板部の内側には、インナーフィンにおける波状の頂部がろう付け接合されている。
図3に示されるように、同じ高さの位置に配置されたフィン310及びフィン320は、接続部330を介して互いに接続されており、その全体が一体のフィン300として構成されている。この構成は、全てのフィン310及びフィン320についても同様となっている。熱交換器10においては、第1熱交換部100と第2熱交換部200との間で、フィン300が互いに共有された状態となっている。
図4を参照しながら、フィン310が接合されている上下一対の第2チューブ130b、及びフィン320が接合されている上下一対の第2チューブ230bについて説明する。図4は、図2におけるセパレータ410よりもz方向下方に配置された第2チューブ130b,230bについて描かれている。
第2チューブ130b,230bは、押出成形により形成されたチューブである。第2チューブ130b,230bは、内部空間に設けられた仕切り部分と、外周部分とが一体となるように形成されている。
図5を参照しながら、第1熱交換部100及び第2熱交換部200におけるチューブの配置と、内部流体の流動パターンについて説明する。第1熱交換部100では、セパレータ410よりもz方向上方に、第1チューブ130aが配置されている。第1熱交換部100では、セパレータ410よりもz方向下方に、第2チューブ130bが配置されている。従って、第1熱交換部100は、第1チューブ130aが配置されている第1構造部分101と、第2チューブ130bが配置されている第2構造部分102とを有している。
図3及び図4を参照しながら説明したように、第2熱交換部200においては、第1熱交換部100において配置されているチューブと同様の構造のチューブがz方向同じ高さに配置されている。従って、第2熱交換部200は、第1チューブ230aが配置されている第1構造部分201と、第2チューブ230bが配置されている第2構造部分202とを有している。
第1構造部分101と第1構造部分201とは、z方向同じ高さに配置されている。第2構造部分102と第2構造部分202とは、z方向同じ高さに配置されている。
第1熱交換部100の第1構造部分101には、第1流入口141から内部流体が流入する。第1構造部分101に流入した内部流体は第1流出口142から排出される。第1熱交換部100の第2構造部分102には、第2流入口143から内部流体が流入する。第2構造部分102に流入した内部流体は第2流出口144から排出される。従って、内部流体の流動パターンに着目すると、第1熱交換部100は、第1流動部分H1と、第2流動部分H2とを有している。第1流動部分H1は、第1構造部分101によって構成されている。第2流動部分H2は、第2構造部分102によって構成されている。
第2熱交換部200の第1構造部分201及び第2構造部分202には、第3流入口241から内部流体が流入する。第1構造部分201及び第2構造部分202に流入した内部流体は第3流出口242から排出される。従って、内部流体の流動パターンに着目すると、第2熱交換部200は、第3流動部分H3を有している。
第1流動部分H1には、内部流体として第1内部流体を流すことができる。第2流動部分H2には、内部流体として第2内部流体を流すことができる。第3流動部分H3には、内部流体として第3内部流体を流すことができる。
第1流動部分H1は、第1構造部分101のみで構成されている。第1構造部分101は、第1チューブ130aによって構成されている。第1チューブ130aは、いわゆるインナーフィン構造のチューブなので、押出構造のチューブよりも耐圧強度が相対的に低い。従って、第1流動部分H1には、例えば冷却水といった低圧の第1内部流体を流すことができる。
第2流動部分H2は、第2構造部分102のみで構成されている。第2構造部分102は、第2チューブ130bによって構成されている。第2チューブ130bは、いわゆる押出構造のチューブなので、インナーフィン構造のチューブよりも耐圧強度が相対的に高い。従って、第2流動部分H2には、例えばヒートポンプサイクルの冷媒といった高圧の第2内部流体を流すことができる。
第3流動部分H3は、第1構造部分201及び第2構造部分202で構成されている。第1構造部分201は、第1チューブ230aによって構成されている。第1チューブ230aは、いわゆるインナーフィン構造のチューブなので、押出構造のチューブよりも耐圧強度が相対的に低い。第2構造部分202は、第2チューブ230bによって構成されている。第2チューブ230bは、いわゆる押出構造のチューブなので、インナーフィン構造のチューブよりも耐圧強度が相対的に高い。このように、第3流動部分H3は、耐圧強度が相対的に高い部分と、耐圧強度が相対的に低い部分とが混在する。従って、第3流動部分H3には、例えば冷却水といった低圧の第3内部流体を流すことができる。
第1内部流体と第3内部流体とは、ともに低圧の内部流体であるので、同一の内部流体としてもよく、異なる内部流体としてもよい。
上記したように、本実施形態に係る熱交換器10は、外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、外部流体の流れ方向に沿って配置される第1熱交換部100及び第2熱交換部200を備える。第1熱交換部100及び第2熱交換部200はそれぞれ、複数の第1チューブ130a,230aと、第1チューブ130a,230aとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ130b,230bと、複数の第1チューブ130a,230a間及び複数の第2チューブ130b,230b間に設けられたフィン300,310,320,330とを有している。第1熱交換部100が有するフィン310と、第2熱交換部200が有するフィン320とは繋がっている。第1熱交換部100においては、複数の第1チューブ130aの内部構造に応じた圧力の第1内部流体と複数の第2チューブ130bの内部構造に応じた圧力の第2内部流体を流すことが可能なように構成されている。第2熱交換部200においては、複数の第1チューブ230aの内部構造及び複数の第2チューブ230bの内部構造に応じた圧力の第3内部流体を流すことが可能なように構成されている。
第1熱交換部100においては、第1チューブ130aの内部構造に応じた第1内部流体と、第2チューブ130bの内部構造に応じた第2内部流体とを流すことが可能になるので、2種類の内部流体を流して熱交換することができる。一方、第2熱交換部200においては、第1チューブ230a及び第2チューブ230bの内部構造に応じた第3内部流体を流すことが可能になるので、内部構造の異なる2種類のチューブに応じた1種類の内部流体を流すことができる。従って、第1熱交換部100と第2熱交換部200とにおけるチューブの仕様を共通化しつつ、第1熱交換部100と第2熱交換部200とに流す内部流体の組み合わせを異ならせることができる。第1熱交換部100と第2熱交換部200とでチューブの仕様を共通化しているので、例えば、チューブとフィンとを加圧しながらろう付けする場合にも第1熱交換部100と第2熱交換部200とで均等に力をかけることができるので、チューブとフィンとを確実に接合しながら積層することができる。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1熱交換部100には、第1内部流体が流入する第1流入口141と、第1内部流体が流出する第1流出口142と、第2内部流体が流入する第2流入口143と、第2内部流体が流出する第2流出口144と、が設けられている。第2熱交換部200には、第3内部流体が流入する第3流入口241と、第3内部流体が流出する第3流出口242と、が設けられている、
流入する内部流体の種類に適合した流入口及び流出口を設けることで、第1熱交換部100には2種の内部流体を確実に導入し、第2熱交換部200には1種の内部流体を確実に導入することができる。
本実施形態に係る熱交換器10は、外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、外部流体の流れ方向に沿って配置される第1熱交換部100及び第2熱交換部200を備える。第1熱交換部100及び第2熱交換部200はそれぞれ、複数の第1チューブ130a,230aと、第1チューブ130a,230aとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ130b,230bと、複数の第1チューブ130a,230a間及び複数の第2チューブ130b,230b間に設けられたフィン300,310,320,330とを有している。第1熱交換部100が有するフィン310と、第2熱交換部200が有するフィン320とは繋がっている。第1熱交換部100には、第1内部流体が流入する第1流入口141と、第1内部流体が流出する第1流出口142と、第2内部流体が流入する第2流入口143と、第2内部流体が流出する第2流出口144と、が設けられている。第2熱交換部200には、第3内部流体が流入する第3流入口241と、第3内部流体が流出する第3流出口242と、が設けられている。
第1熱交換部においては、第1内部流体と第2内部流体とを流すことが可能になるので、2種類の内部流体を流して熱交換することができる。一方、第2熱交換部においては、第3内部流体を流すことが可能になるので、内部構造の異なる2種類のチューブに応じた1種類の内部流体を流すことができる。従って、第1熱交換部と第2熱交換部とにおけるチューブの仕様を共通化しつつ、第1熱交換部と第2熱交換部とに流す内部流体の組み合わせを異ならせることができる。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1熱交換部100及び第2熱交換部200において、複数の第1チューブ130a,230a及び複数の第2チューブ130b,230bは外部流体の流れ方向と交わる方向に沿って配列されており、内部流体の流入部及び流出部においてそれぞれ1つのプレート部材に繋がれている。
複数の第1チューブ130a,230a及び複数の第2チューブ130b,230bは、端部において1つのプレート部材に固定されているので、異なるプレート部材に固定してから更に連結する必要がなくなり、コンパクトな構成とすることができる。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1熱交換部100が有する複数の第2チューブ130bと、第2熱交換部200が有する複数の第2チューブ230bとは、外部流体が流れる方向から見て重なり合うように配置されている。
第2チューブ130b,230bを高さ方向で同じ位置とすることで、複数の第2チューブ130b,230bを同じ位置で積層することができ、製造工程を複雑化することがない。同様に、第1熱交換部100が有する複数の第1チューブ130aと、第2熱交換部200が有する複数の第1チューブ230aとも、外部流体が流れる方向から見て重なり合うように配置されている。このように、同種のチューブを同じ位置に配置しているので、チューブとフィンとを加圧してろう付けする際にも、均等に力をかけて密接させることが可能となる。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1熱交換器100が有するタンク110が含むプレート部材と、第2熱交換器200が有するタンク210が含むプレート部材とが一体化されている。第1熱交換器100が有するタンク120が含むプレート部材と、第2熱交換器200が有するタンク220が含むプレート部材とが一体化されている。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1チューブ130a,230aの耐圧性能よりも第2チューブ130b,230bの耐圧性能が高い。
本実施形態に係る熱交換器10では、第1チューブ130a,230aはインナーフィラー構造を有し、第2チューブ130b,230bは押出構造を有している。
上記説明した第1構造部分101,201及び第2構造部分102,202の配置は一例であって、様々な変更を加えることができる。同様に、第1流動部分H1、第2流動部分H2、及び第3流動部分H3の配置も一例であって、様々な変更を加えることができる。
図6に示される変形例では、第1熱交換器100Aが第1構造部分101A及び第2構造部分102Aを有している。第2熱交換器200Aは、第1構造部分201A及び第2構造部分202Aを有している。第1構造部分101Aは、第2構造部分102Aよりも、z方向上方に配置されている。同様に、第1構造部分201Aは、第2構造部分202Aよりも、z方向上方に配置されている。第1構造部分101Aと第1構造部分201Aとは、z方向同じ高さに配置されている。第2構造部分102Aと第2構造部分202Aとは、z方向同じ高さに配置されている。
第1熱交換部100Aは、第1流動部分H1Aと、第2流動部分H2Aとを有している。第1流動部分H1Aは、第1構造部分101Aによって構成されている。第2流動部分H2Aは、第2構造部分102Aによって構成されている。
第2熱交換部200Aは、第3流動部分H3Aを有している。第3流動部分H3Aは、第1構造部分201A及び第2構造部分202Aによって構成されている。
図7に示される変形例では、第1熱交換器100Bが第1構造部分101B、第1構造部分103B及び第2構造部分102Bを有している。第2熱交換器200Aは、第1構造部分201B、第1構造部分203B及び第2構造部分202Bを有している。
第1構造部分101B及び第1構造部分103Bは、第1チューブ130aを有する。第2構造部分102Bは、第2チューブ130bを有する。第1構造部分201B及び第1構造部分203Bは、第1チューブ230aを有する。第2構造部分202Bは、第2チューブ230bを有する。
第1構造部分101Bは、第2構造部分102Bよりも、z方向上方に配置されている。第1構造部分103Bは、第2構造部分102Bよりも、z方向下方に配置されている。第2構造部分102Bは、z方向において第1構造部分101Bと第1構造部分103Bとの間に配置されている。
第1構造部分201Bは、第2構造部分202Bよりも、z方向上方に配置されている。第1構造部分203Bは、第2構造部分202Bよりも、z方向下方に配置されている。第2構造部分202Bは、z方向において第1構造部分201Bと第1構造部分203Bとの間に配置されている。
第1構造部分101Bと第1構造部分201Bとは、z方向同じ高さに配置されている。第2構造部分102Bと第2構造部分202Bとは、z方向同じ高さに配置されている。第1構造部分103Bと第1構造部分203Bとは、z方向同じ高さに配置されている。
第1熱交換部100Bは、第1流動部分H1B及び第1流動部分H4Bと、第2流動部分H2Bとを有している。第1流動部分H1Bは、第1構造部分101Bによって構成されている。第1流動部分H4Bは、第1構造部分103Bによって構成されている。第2流動部分H2Bは、第2構造部分102Bによって構成されている。
第2熱交換部200Bは、第3流動部分H3Bを有している。第3流動部分H3Bは、第1構造部分201B、第1構造部分203B及び第2構造部分202Bによって構成されている。
図8に、第1熱交換部100B及び第2熱交換部200Bを有する熱交換器10Bの外観斜視図を示す。図1を参照しながら説明した熱交換器10に対して、第1流入口145及び第1流出口146が追加されている。第1流入口145は、第2流入口143よりもz方向下方に配置されている。第1流出口146は、第2流出口144よりもz方向下方に配置されている。
第1流入口141から流入する第1内部流体は、第1構造部分101Bに流入する。第1構造部分101Bを流れて熱交換された第1内部流体は第1流出口142から流出する。第1流入口145から流入する第1内部流体は、第1構造部分103Bに流入する。第3構造部分103Bを流れて熱交換された第1内部流体は第1流出口146から流出する。
第2流入口143から流入する第2内部流体は、第2構造部分102Bに流入する。第2構造部分102Bを流れて熱交換された第2内部流体は、第2流出口144から流出する。
第3流入口241から流入する第3内部流体は、第1構造部分201B,203B及び第2構造部分202Bに流入する。第1構造部分201B,203B及び第2構造部分202Bを流れて熱交換された第3内部流体は、第3流出口242から流出する。
第1流動部分H1B,H4Bには、内部流体として第1内部流体を流すことができる。第2流動部分HB2には、内部流体として第2内部流体を流すことができる。第3流動部分H3Bには、内部流体として第3内部流体を流すことができる。
上記説明では、第1熱交換部100,100Bを外部流体である空気が流れる方向において上流側に配置し、第2熱交換部200,200Bを下流側に配置したが、配置位置を逆にしてもよい。
第1内部流体を例えば冷却水とし、第2内部流体を例えば相変化を伴う冷媒とするように、第1内部流体と第2内部流体とを異ならせることができる。第1内部流体と第3内部流体とは同種のものでもよく、異種のものでもよい。第3内部流体は、相変化を伴わない冷却水とすることができるが、必ずしも第1内部流体と同一の冷却水とする必要はない。第1内部流体としての冷却水が循環して冷却する車体部分と、第3内部流体としての冷却水が循環して冷却する車体部分とを異ならせてもよい。
尚、上記説明では熱交換器10が第1熱交換部100及び第2熱交換部200を有するものとしているが、図9に例示されるように、1つの熱交換部を有するものとしてもよい。その場合、熱交換器10Cは、外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器であって、熱交換部100のみを備える。熱交換部100は、複数の第1チューブ130aと、第1チューブ130aとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ130bと、複数の第1チューブ130a間及び複数の第2チューブ130b間に設けられたフィンとを有する。第1チューブ130aの耐圧性能よりも第2チューブ130bの耐圧性能が高い。第1チューブ130aはフィンよりも曲げにくく、第2チューブ130bは第1チューブ130aよりも曲げにくい。換言すれば、y軸に関する断面2次モーメントが、フィンよりも第1チューブ130aが大きく、第1チューブ130aよりも第2チューブ130bが大きい。
熱交換器10Cでは、第1チューブ130aの表面及び第2チューブ130bの表面が、フィンよりも卑な電位となるように設定されている。フィンは、アルミニウム(Al)を含む芯材を有する材料によって構成されている。芯材は、アルミニウム(Al)に加えて亜鉛(Zn)を含む。第1チューブ130a及び第2チューブ130bは、アルミニウム(Al)を含む芯材を有する材料によって構成され、その材料の表面に亜鉛(Zn)を含むフラックス塗装が施されている。第1チューブ130a及び第2チューブ130bは、アルミニウム(Al)を含む芯材を有する材料の表面に亜鉛(Zn)をプラズマ溶射したものを用いて構成されていてもよい。亜鉛(Zn)の含有量は質量%比較で、フィンよりも第1チューブ130a及び第2チューブ130bが多い。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
10,10B,10C:熱交換器
100:第1熱交換部
200:第2熱交換部
130a,230a:第1チューブ
130b,230b:第2チューブ
300,310,320:フィン
141:第1流入口
142:第1流出口
143:第2流入口
143:第2流出口
241:第3流入口
242:第2流出口

Claims (9)

  1. 外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器(10)であって、
    前記外部流体の流れ方向に沿って配置される第1熱交換部(100)及び第2熱交換部(200)を備え、
    前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部はそれぞれ、複数の第1チューブ(130a,230a)と、前記第1チューブとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ(130b,230b)と、前記複数の第1チューブ間及び前記複数の第2チューブ間に設けられたフィン(300,310,320,330)とを有し、
    前記第1熱交換部が有する前記フィン(310)と、前記第2熱交換部が有する前記フィン(320)とが繋がっており、
    前記第1熱交換部においては、前記複数の第1チューブの内部構造に応じた圧力の第1内部流体と前記複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第2内部流体を流すことが可能なように構成され、
    前記第2熱交換部においては、前記複数の第1チューブの内部構造及び前記複数の第2チューブの内部構造に応じた圧力の第3内部流体を流すことが可能なように構成されている、熱交換器。
  2. 外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器(10)であって、
    前記外部流体の流れ方向に沿って配置される第1熱交換部(100)及び第2熱交換部を備え、
    前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部はそれぞれ、複数の第1チューブ(130a,230a)と、前記第1チューブとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ(130b,230b)と、前記複数の第1チューブ間及び前記複数の第2チューブ間に設けられたフィン(300,310,320,330)とを有し、
    前記第1熱交換部が有する前記フィン(310)と、前記第2熱交換部が有する前記フィン(320)とが繋がっており、
    前記第1熱交換部には、第1内部流体が流入する第1流入口(141)と、第1内部流体が流出する第1流出口(142)と、第2内部流体が流入する第2流入口(143)と、第2内部流体が流出する第2流出口(144)と、が設けられ、
    前記第2熱交換部には、第3内部流体が流入する第3流入口(241)と、第3内部流体が流出する第3流出口(242)と、が設けられている、熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記第1熱交換部及び前記第2熱交換部において、
    前記複数の第1チューブ及び前記複数の第2チューブは前記外部流体の流れ方向と交わる方向に沿って配列されており、内部流体の流入部及び流出部においてそれぞれ1つのプレート部材に繋がれている、熱交換器。
  4. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記第1チューブの耐圧性能よりも前記第2チューブの耐圧性能が高い、熱交換器。
  5. 請求項4に記載の熱交換器であって、
    前記第1チューブはインナーフィラー構造を有し、前記第2チューブは押出構造を有している。
  6. 請求項1又は2に記載の熱交換器であって、
    前記第1熱交換部が有する前記複数の第2チューブと、前記第2熱交換部が有する前記複数の第2チューブとは、前記外部流体が流れる方向から見て重なり合うように配置されている、熱交換器。
  7. 請求項1に記載の熱交換器であって、
    前記第1熱交換部には、前記第1内部流体が流入する第1流入口と、前記第1内部流体が流出する第1流出口と、前記第2内部流体が流入する第2流入口と、前記第2内部流体が流出する第2流出口と、が設けられ、
    前記第2熱交換部には、前記第3内部流体が流入する第3流入口と、前記第3内部流体が流出する第3流出口と、が設けられている、熱交換器。
  8. 請求項3に記載の熱交換器であって、
    前記第1熱交換器が有する前記プレート部材と、前記第2熱交換器が有する前記プレート部材とが一体化されている、熱交換器。
  9. 外部流体と内部流体との間で熱交換を行う熱交換器(10C)であって、
    熱交換部(100)を備え、
    前記熱交換部は、複数の第1チューブ(130a)と、前記第1チューブとは異なる内部構造を有する複数の第2チューブ(130b)と、前記複数の第1チューブ間及び前記複数の第2チューブ間に設けられたフィンとを有し、
    前記第1チューブの耐圧性能よりも前記第2チューブの耐圧性能が高く、
    前記第1チューブは前記フィンよりも曲げにくく、前記第2チューブは前記第1チューブよりも曲げにくく、
    前記第1チューブの表面及び前記第2チューブの表面が、前記フィンよりも卑な電位となるように構成されている、熱交換器。
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