JP2024007645A - コマンド表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業性の向上を図ることができるコマンド表示装置を提供すること。【解決手段】ロボットが行うロボット動作に含まれるコマンドを表示するコマンド表示装置であって、作業者により指定された前記コマンドについて、付加情報を表示する。また、前記付加情報は、作業者により入力された文字情報を含んでいる。また、前記文字情報は、過去に行われた前記コマンドの編集内容を示す。また、前記付加情報への新たな文字情報の追加を受け付けることができる。【選択図】図6

Description

本発明は、コマンド表示装置に関する。
例えば、特許文献1には、ユーザーインターフェースからのユーザー入力に応じてロボットが行う複数の動作の時間的前後関係および従属関係を定義した定義情報を含むシーケンスチャート情報を作成し、シーケンスチャート情報に定義されている従属関係情報に基づいてタイムチャートを生成し、生成したタイムチャートを表示部に表示する技術が記載されている。
特開2021-149609号公報
しかしながら、特許文献1では、ユーザー入力を行ってタイムチャートの作成や編集を指示した作業者の氏名やその作業内容を表示することができない。このように、タイムチャートの作成や編集において、過去に作業を行った作業者の氏名や作業情報が不十分であると、作業性の向上を図ることが困難であるという問題がある。
本発明のコマンド表示装置は、ロボットが行うロボット動作に含まれるコマンドを表示するコマンド表示装置であって、
作業者により指定された前記コマンドについて、付加情報を表示する。
第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。 コマンド表示装置のブロック図である。 タイムチャートを表示する工程を示すフローチャートである。 従来のタイムチャートの一例を示す図である。 本実施形態のタイムチャートの一例を示す図である。 タイムチャート上に表示される付加情報の一例を示す図である。 第2実施形態に係るコマンド表示装置が表示する入力画面を示す図である。 入力画面上に表示される付加情報の一例を示す図である。 第3実施形態に係るコマンド表示装置を示すブロック図である。
以下、本発明のコマンド表示装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す図である。図2は、コマンド表示装置のブロック図である。図3は、タイムチャートを表示する工程を示すフローチャートである。図4は、従来のタイムチャートの一例を示す図である。図5は、本実施形態のタイムチャートの一例を示す図である。図6は、タイムチャート上に表示される付加情報の一例を示す図である。
コマンド表示装置4の説明に先立ってロボットシステム1について簡単に説明する。ロボットシステム1は、図1に示すように、ロボット2と、ロボット2の駆動を制御するロボット制御装置3と、を有している。
また、ロボット2は、駆動軸を6つ有する6軸ロボットである。ロボット2は、基台21と、基台21に回動自在に連結されているロボットアーム22と、ロボットアーム22の先端部に装着されているエンドエフェクター23と、慣性センサー24と、を有している。
また、ロボットアーム22は、複数のアーム221、222、223、224、225、226が回動自在に連結されたロボティックアームであり、6つの関節J1~J6を備えている。このうち、関節J2、J3、J5は、曲げ関節であり、関節J1、J4、J6は、ねじり関節である。また、関節J1、J2、J3、J4、J5、J6には、それぞれ、関節を動かす駆動源としてのモーター、モーターの回転を減速して出力する減速機、関節の回転量を検出するエンコーダー、関節に加わるトルクを検出するトルクセンサー等が設置されている。
また、ロボットアーム22の先端には、制御点であるTCP(ツールセンターポイント)が設定されている。ロボットシステム1では、例えば、TCPの位置および姿勢(以下、単に「位置姿勢」とも言う。)が所望の位置姿勢となるように各関節J1~J6の駆動が制御される。
エンドエフェクター23は、アーム226に装着されている。エンドエフェクター23は、アーム226に着脱自在であり、ロボット2に実行させる作業に適したものを選択して装着できる。また、慣性センサー24は、ロボットアーム22の先端部に配置されており、ロボットアーム22の先端、つまり、エンドエフェクター23の速度および加速度を測定する。
以上、ロボット2について説明したが、ロボット2の構成は、特に限定されない。例えば、ロボット2は、スカラロボット(水平多関節ロボット)、双腕ロボット等であってもよい。また、ロボット2は、床等に固定されて移動不可となっていてもよいし、無人搬送車(AGV)等の移動装置に固定されて移動可能となっていてもよい。
ロボット制御装置3は、例えば、図示しないホストコンピューターからの指令に基づいてロボット2の駆動を制御する。ロボット制御装置3は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサーと、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
次に、コマンド表示装置4について説明する。コマンド表示装置4は、ロボット2が行うロボット動作に含まれるコマンドを表示する。コマンド表示装置4は、例えば、コンピューターから構成され、情報を処理するプロセッサーと、プロセッサーに通信可能に接続されたメモリーと、外部装置との接続を行う外部インターフェースと、を有する。メモリーにはプロセッサーにより実行可能な各種プログラムが保存され、プロセッサーは、メモリーに記憶された各種プログラム等を読み込んで実行することができる。
図2に示すように、コマンド表示装置4は、ロボット2およびロボット制御装置3とそれぞれインターフェース(I/F)を介して電気的に接続されている。また、コマンド表示装置4は、各種情報を記憶する記憶部41と、各種情報を処理する処理部42と、作業者としてのユーザーからの入力を受け付ける入力部43と、生成したタイムチャートを表示する表示部44と、を有している。入力部43は、例えば、キーボード431、ポインティングデバイスとしてのマウス432等の入力手段を備えている。また、表示部44は、例えば、ディスプレイである。
また、記憶部41は、例えば、エンドエフェクター23の形状、ワークWの形状、ロボット2の周囲にある障害物の位置および形状等、ロボット2の作業に必要な各種CADデータを記憶するCADデータ記憶部411と、教示作業により設定された教示点やコマンドを記憶する教示点記憶部412と、ロボットアーム22の許容最大速度、許容最大加速度、許容最大トルク等のロボット2の駆動に必要な各種パラメーターを記憶するパラメーター記憶部413と、を有している。
また、処理部42は、ロボット2の駆動を制御するロボット制御部421と、ロボット2の実動作により得られた動作情報を取得する動作情報取得部422と、得られた動作情報に基づいてタイムチャート9を生成するグラフ生成部423と、タイムチャート9上に表示する付加情報を生成する付加情報生成部424と、を有している。後に詳述するが、グラフ生成部423で生成されるタイムチャート9は、ロボット動作に含まれるコマンドの時系列と共に、ロボット動作のサイクルタイムを改善できる余地の程度を表示する。これにより、利便性の高いタイムチャート9をユーザーに提供することができる。ただし、タイムチャート9としては、特に限定されず、サイクルタイムを改善できる余地の程度を表示しなくてもよい。
このようなコマンド表示装置4は、図3に示す工程でタイムチャート9および付加情報8を作成する。まず、ステップS1として、ロボット2の教示作業を行う。具体的には、まず、教示点記憶部412は、入力部43を介してユーザーから入力された教示点やコマンドに関する教示情報を記憶する。また、パラメーター記憶部413は、入力部43を介してユーザーが入力したロボット2の動作条件を記憶する。次に、ロボット制御部421は、記憶された教示情報および動作条件に基づいてロボット2の制御プログラムを生成する。この制御プログラムに基づいてロボット2の駆動を制御することにより、ロボット2に所望のロボット動作を行わせることができる。
動作条件としては、特に限定されないが、ロボット2の速度や角速度の許容値、ロボット2に加わるトルクの許容値、サイクルタイムの許容値、動作中のロボット2と障害物との最小離間距離の許容値、ロボット2の振動の許容値、ロボット2の姿勢変化量の許容値のいずれかを含んでいることが好ましい。これにより、サイクルタイムを改善できる余地の程度を精度よく判定することができる。特に、本実施形態では、動作条件として上記に例示した全てのパラメーターを含んでいる。そのため、上記の効果がより顕著となる。
なお、前記「ロボット2の速度や角速度」とは、例えば、エンドエフェクター23の速度や角速度であり、慣性センサー24により検出することができる。また、前記「ロボット2に加わるトルク」とは、例えば、各関節J1~J6に加わるトルクであり、各関節J1~J6に備えられたトルクセンサーにより検出することができる。また、前記「ロボット2の振動」とは、例えば、エンドエフェクター23の振動であり、慣性センサー24により検出することができる。また、前記「ロボット2の姿勢変化量」とは、例えば、TCPの姿勢変化量であり、慣性センサー24により検出することができるし、各関節J1~J6が有するエンコーダーにより検出することもできる。これら定義は、以下、同様である。
次に、ステップS2として、ロボット制御部421は、ステップS1で生成した制御プログラムに基づいてロボット2を実際に動作させる。次に、ステップS3として、動作情報取得部422は、ロボット2の実動作時の動作結果を取得する。動作結果としては、ステップS1で設定された動作条件等によっても異なるが、例えば、実動作時のロボット2の速度や角速度、ロボット2に加わったトルク、サイクルタイム、動作中のロボット2と障害物との距離、ロボット2に生じた振動、ロボット2の姿勢変化量のいずれかを含んでいることが好ましい。これら各情報は、サイクルタイムの改善を図るための重要な要素である。そのため、これら情報を動作情報として取得することにより、サイクルタイムを改善できる余地の程度を精度よく判定することができる。特に、本実施形態では、動作結果として上記に例示した全ての情報を取得する。そのため、上記の効果がより顕著となる。
次に、ステップS4として、グラフ生成部423は、ステップS3で動作情報取得部422が取得した動作結果に基づいてタイムチャート9を生成する。また、付加情報生成部424は、付加情報8を生成する。そして、ステップS5として、表示部44は、生成したタイムチャート9を表示する。このタイムチャート9では、サイクルタイムを改善できる余地の程度が可視化されており、ユーザーは、タイムチャート9を確認することにより、サイクルタイムの改善の必要性や、改善できる箇所を容易に確認することができる。そのため、ユーザーは、教示点、コマンド等の教示情報や動作条件の修正作業を的確に効率よく行うことができる。
次に、ステップS6として、付加情報8の編集を受け付けたかを判定する。編集を受け付けた場合には、ステップS7として、付加情報8を更新する。ここで、付加情報8を更新する際、コマンド表示装置4は、付加情報8の編集可否の設定を受け付けることができる。ユーザーが「編集可」を選択した場合には、更新後であっても当該付加情報8の再編集が可能となり、「編集否」を選択した場合には、更新後、当該付加情報8の再編集が不可となる。これにより、再編集できない不便さ、意図しない再編集による事態の混乱等を抑制することができ、コマンド表示装置4の利便性が高まる。ただし、これに限定されず、付加情報8の編集可否の設定を受け付けない構成であってもよい。また、例えば、「編集可」を選択した場合に、特定のユーザー、例えば、本人にのみ編集する権限を与えるように設定できてもよい。
次に、タイムチャート9について詳細に説明する。通常のタイムチャート9は、図4に示すように、ロボット動作に含まれる各コマンドの時系列つまり時間的前後関係が分かるように、縦軸に各コマンドを並べて表示し、コマンド毎に表示されたバーBによって、各コマンドの所要時間、開始時刻および終了時刻が直感的に分かるようになっている。
しかしながら、このような表示では、ユーザーは、各コマンドの所要時間、サイクルタイム等の時間情報しか確認できず、サイクルタイムを改善するためにはどのコマンドのどの条件を修正すればよいのかが分からない。そのため、ユーザーは、不要な箇所を修正してしまったり、反対に必要な箇所を修正し忘れたりし、教示点、コマンド等の教示情報や動作条件の修正作業を効率よくかつ正確に行うことができない。
そこで、本実施形態のタイムチャート9では、バーBの表示を工夫することにより、時間情報以外にもサイクルタイムを改善できる余地の程度をコマンド毎に表示し、ユーザーに報知できるようになっている。
例えば、タイムチャート9に表示されているロボット動作の1サイクルには、TCPを位置P1から位置P3に移動するGo_P3コマンドと、位置P3で0.2秒待機するWait_0.2コマンドと、TCPを位置P3から位置P1に移動するMove_P1コマンドと、位置P1で0.2秒待機するWait_0.2コマンドと、TCPを位置P1から位置P2に移動するMove_P2コマンドと、位置P2で0.2秒待機するWait_0.2コマンドと、TCPを位置P2から位置P4に移動するMove_P4コマンドと、を含んでいる。
なお、「Go」のコマンドは、始点と終点とを教示すれば、ロボット制御部421が始点から終点までの軌道を自動的に生成するコマンドである。つまり、「Go」のコマンドでは、ユーザーは、始点から終点までのTCPの軌道を設定することができない。これに対して、「Move」のコマンドでは、始点と終点との間にTCPを通過させる経由点を設定することができる。そのため、ユーザーは、例えば、途中にある障害物等を避けるようにして始点から終点までの軌道を自由に設定することができる。
図5に示すタイムチャート9では、バーB上に表示するマークによりコマンド毎に改善できる余地の程度(以下、「改善余地程度」とも言う。)を可視化している。図示の例では、Move_P1コマンドのバーB上に「〇」マークを表示し、当該コマンドの改善余地程度が「大」であることを可視化している。また、Move_P2コマンドのバーB上に「△」マークを表示し、当該コマンドの改善余地程度が「中」であることを可視化している。また、Move_P4コマンドのバーB上に「×」マークを表示し、当該コマンドの改善余地程度が「小」であることを可視化している。なお、「Go」コマンドおよび「Wait」コマンドについては、もともと改善の余地がないコマンドであるため、マークは表示されない。
なお、改善余地程度が大きい程、教示点等を修正することでサイクルタイムの改善が期待できることを意味している。ただし、用いるマークについては、特に限定されない。また、改善余地程度を2段階、5段階等、3段階以外の段階で表示してもよい。
このようなタイムチャート9によれば、ユーザーは、サイクルタイムの確認だけでなく、サイクルタイムの改善すなわち短縮を図るためにどのコマンドを修正すればよいかを容易に確認することができる。そのため、ユーザーは、再教示作業を的確かつ効率的に行うことができる。
また、図6に示すように、コマンドのバーB上にマウス432のポイントMpが位置すると、付加情報8を含むウィンドウ80が画面の最前面に飛び出すように現れる。つまり、所謂マウスオーバーにより、対応するウィンドウ80がポップアップする。これにより、ユーザーは、ウィンドウ80を容易に開くことができる。また、例えば、付加情報8の存在を知らないユーザーに対しても偶然にウィンドウ80を開かせ、付加情報8を表示することができる。
ただし、ウィンドウ80の表示方法としては、特に限定されず、バーB上で左ボタンを押下(シングルクリックまたはダブルクリック)することによりウィンドウ80が表示されてもよいし、右ボタン押下により表示されるメニュー欄からウィンドウ80の表示が選択できるようになっていてもよい。また、例えば、バーB上やバーBの周囲にボタンを配置し、当該ボタンを選択することによりウィンドウ80が表示されてもよい。
以下、Move_P1コマンドに対応するウィンドウ80について代表して説明するが、他のコマンドについても同様である。
図6の例では、Move_P1コマンドのバーB上にマウス432のポイントMpが位置し、Move_P1コマンドに対応するウィンドウ80が表示されている。以下では、ウィンドウ80に含まれる付加情報8について詳細に説明する。
付加情報8は、行列状の表であり、横軸に複数の項目が並んで表示されている。項目としては、特に限定されないが、本実施形態では、作成日付、作成時間、更新日付、更新時間、記入者、ロボット動作、状態、フラグおよび備忘録の9つが表示されている。
これら9つの項目のうち、作成日付、作成時間、更新日付、更新時間および記入者の5つは、Move_P1コマンドの作成時またはコマンドの編集時に付加情報生成部424が自動的、つまりユーザーからの指示を受けることなく記録する情報である。これに対して、残りのロボット動作、状態、フラグおよび備忘録の4つは、入力部43を介したユーザーからの指示により付加情報生成部424が記録する情報である。ただし、付加情報生成部424により自動的に記録される項目およびユーザーの入力により記録される項目は、それぞれ、特に限定されない。
まず、付加情報8の一行目の記録について説明する。付加情報8の一行目は、Move_P1コマンド作成と同時に記録される。具体的には、Move_P1コマンドが作成されると、付加情報生成部424は、Move_P1コマンドの作成日付の欄にMove_P1コマンドが作成された日を記録し、作成時間の欄にMove_P1コマンドが作成された時刻を記録する。また、付加情報生成部424は、コマンド表示装置4へのログイン情報に基づいて、記入者の欄にMove_P1コマンド作成時にログインしているユーザーの識別情報を記録する。なお、識別情報としては、ユーザーを特定することができれば、特に限定されず、例えば、氏名、略称、識別番号等が挙げられる。また、電話番号、メールアドレス等、その者の連絡先を合わせて記録してもよい。
これにより、例えば、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、最新のMove_P1コマンドをいつ誰が作成したのかを容易に確認することができる。そのため、例えば、その者への不明点の確認等をスムーズに行うことができる。このように、基本情報である作成日付、作成時間および記入者について付加情報生成部424が自動的に記録することにより、いつ誰が、と言う基本的な情報の記録漏れを抑制することができる。そのため、利便性の高いコマンド表示装置4となる。
また、コマンド表示装置4は、付加情報8への新たな文字情報の追加を受け付けることができる。つまり、Move_P1コマンドを作成したユーザーは、付加情報8として追加したい情報がある場合、入力部43を介して情報を文字で入力することができる。これにより、Move_P1コマンドについての詳細を記録することができる。図示の例では、ユーザーからの入力により、ロボット動作の欄に「組立作業」と記録され、備忘録の欄に「障害物を左回りに迂回する動き」と記録されている。これにより、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、最新のMove_P1コマンドが、どのような内容でどのような動きをするコマンドなのかを容易に確認することができる。そのため、容易かつ的確な検討が可能となる。
また、図示の例では、状態の欄に「新規作成」と記録されている。これにより、最新のMove_P1コマンドが新規作成されたものであることを確認することができる。
また、フラグの欄に「-」と記録されている。フラグは、Move_P1コマンドの作成進捗状況を示す記号であり、本実施形態の場合には進捗状況を指定しない「-」、既に完成していることを示す「〇」、評価中であることを示す「△」、採用できず根本的な見直しが必要なことを示す「×」の4つから選択可能となっている。そのため、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、Move_P1コマンドの作成進捗状況を容易に確認することができ、不要な検討、更新等を抑制することができる。
次に、付加情報8の二行目の記録について説明する。付加情報8の二行目以降は、Move_P1コマンドの更新と同時に記録される。具体的には、Move_P1コマンドが更新されると、付加情報生成部424は、Move_P1コマンドの更新日付の欄にMove_P1コマンドが更新された日を記録し、更新時間の欄にMove_P1コマンドが更新された時刻を記録する。また、付加情報生成部424は、コマンド表示装置4へのログイン情報に基づいて、記入者の欄に、Move_P1コマンド更新時にログインしているユーザーの識別情報を記録する。
これにより、例えば、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、最新のMove_P1コマンドをいつ誰が作成したのかを容易に確認することができる。そのため、例えば、その者への不明点の確認等をスムーズに行うことができる。このように、基本的情報である更新日付、更新時間および記入者について付加情報生成部424が自動的に記録することにより、いつ誰がと言う基本的な情報の記録漏れを抑制することができる。
Move_P1コマンドを更新したユーザーは、付加情報8として追加したい情報がある場合、入力部43を介して情報を入力することができる。図示の例では、ユーザーからの入力により、ロボット動作の欄に「上に同じ」を意味する「〃」と記録され、備忘録の欄に「経由点Xで障害物と近づき過ぎる(検討事項1)」と記録されている。これにより、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、最新のMove_P1コマンドが、どのような内容で、どのような動きをし、どのような課題を抱えているかを容易に確認することができる。
また、図示の例では、状態の欄に「評価中」と記録され、フラグの欄に「△」と記載されている。これにより、最新のMove_P1コマンドが、現在、評価中であることを確認することができる。
次に、付加情報8の三行目の記録について説明する。Move_P1コマンドがさらに更新されると、付加情報生成部424は、Move_P1コマンドの更新日付の欄にMove_P1コマンドが更新された日を記録し、更新時間の欄にMove_P1コマンドが更新された時刻を記録する。また、付加情報生成部424は、コマンド表示装置4へのログイン情報に基づいて、記入者の欄にMove_P1コマンド更新時にログインしているユーザーの識別情報を記録する。
Move_P1コマンドを更新したユーザーは、付加情報8として追加したい情報がある場合、入力部43を介して情報を入力することができる。図示の例では、ユーザーからの入力により、ロボット動作の欄に「〃」と記録され、備忘録の欄に「検討事項1について解決済み」と記録されている。これにより、後日、別のユーザーがMove_P1コマンドを再検討する際等、最新のMove_P1コマンドが、どのような内容で、どのような動きをし、どのような課題を抱え、課題が解決されたか否かを容易に確認することができる。
また、図示の例では、状態の欄に「確定」と記録され、フラグの欄に「〇」と記載されている。これにより、最新のMove_P1コマンドが既に確定していること、すなわち、修正の必要がないことを確認することができる。
以上、付加情報8について説明した。上述したように、付加情報8は、ユーザーにより入力された文字情報を含んでいる。そのため、後日、別のユーザーがコマンドを再検討する際等、そのコマンドの内容を理解し易くなる。また、文字情報は、過去に行われたコマンドの編集内容を示している。そのため、後日、別のユーザーがコマンドを再検討する際等、そのコマンドの内容をより正確に理解することができ、容易かつ的確な検討が可能となる。
以上、コマンド表示装置4について説明した。このようなコマンド表示装置4は、前述したように、ロボット2が行うロボット動作に含まれるコマンドを表示するコマンド表示装置4であって、作業者としてのユーザーにより指定されたコマンドについて、付加情報8を表示することを特徴とする。これにより、後日、別のユーザーがコマンドを再検討する際等、コマンドの内容を容易に確認することができる。そのため、コマンドの修正要否の確認や、修正作業等、作業性の向上を図ることができる。
また、前述したように、付加情報8は、ユーザーにより入力された文字情報を含んでいる。これにより、付加情報8を理解し易くなる。
また、前述したように、文字情報は、過去に行われたコマンドの編集内容を示す。そのため、後日、別のユーザーがコマンドを再検討する際等、そのコマンドの内容を正確に理解することができ、容易かつ的確な検討が可能となる。
また、前述したように、コマンド表示装置4は、付加情報8への新たな文字情報の追加を受け付けることができる。これにより、コマンドについての詳細を記録することができる。そのため、後日、別のユーザーがコマンドを再検討する際等、そのコマンドの内容を正確に理解することができ、容易かつ的確な検討が可能となる。
また、前述したように、付加情報8は、コマンドの作成時またはコマンドの編集時に自動的に記録される。これにより、情報の記録漏れを抑制することができる。そのため、利便性の高いコマンド表示装置4となる。
また、前述したように、コマンド表示装置4は、付加情報8の編集可否の設定を受け付けることができる。これにより、再編集できない不便さ、意図しない再編集による事態の混乱等を抑制することができ、コマンド表示装置4の利便性が高まる。
また、前述したように、ポインティングデバイスとしてのマウス432のポイントがコマンド上に位置するときに付加情報8を表示する。これにより、ユーザーは、ウィンドウ80を容易に開くことができる。また、例えば、付加情報8の存在を知らないユーザーに対しても偶然にウィンドウ80を開かせ、付加情報8を表示することができる。
<第2実施形態>
図7は、第2実施形態に係るコマンド表示装置が表示する入力画面を示す図である。図8は、入力画面上に表示される付加情報の一例を示す図である。
本実施形態に係るコマンド表示装置4は、表示する画像が異なること以外は、前述した第1実施形態のコマンド表示装置4と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態のコマンド表示装置4に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
コマンド表示装置4は、ビジュアルプログラミングを用いてロボット動作を生成することができる。このようなコマンド表示装置4は、例えば、図7に示す入力画面6(GUI:グラフィックユーザーインターフェース)を表示部44に表示する。入力画面6は、ロボット動作を生成するための画面であり、ロボット動作に関する動作ブロックABを表示させる動作ブロック表示領域Q1と、動作ブロックABを用いてビジュアルプログラミングを行わせる動作ブロック配置領域Q2と、を含んでいる。
動作ブロック表示領域Q1には、複数の動作ブロックABが表示される。図示の例では、動作ブロックABが「基本」、「モーター」の2つに大別されている。そして、「基本」には、「移動」、「取る」、「置く」、「ループ」の計4つの動作ブロックABが含まれており、「モーター」には、「モーターON」、「モーターOFF」の計2つの動作ブロックABが含まれている。ただし、動作ブロックABの内容や数としては、特に限定されず、ロボット2の構成、作成するロボット動作の内容等によって適宜設定することができる。
図7に示すように、ユーザーは、動作ブロック表示領域Q1から任意の動作ブロックABを選択し、選択した動作ブロックABを動作ブロック配置領域Q2に順に配置することにより、ビジュアルプログラミングを行うことができる。なお、動作ブロックABの選択や、選択した動作ブロックABの動作ブロック配置領域Q2への配置は、例えば、マウス432のドラッグ&ドロップにより実行することができる。図示の例では、「モーターON」、「移動」、「ループ」の3つのコマンドが順に選択され、さらに、「ループ」では「取る」、「置く」の2つのコマンドが順に選択されている。
以上の作業により、まず、出力LOWでモーターを駆動させ、次に、Home Positionまで移動し、次に、Position1まで対象物を取りに行き、次いで、Position2に対象物を置き、その後は、Position1まで対象物を取りに行く動作と、Position2に対象物を置きに行く動作とを繰り返すといった動作プログラムが作成される。
また、図8に示すように、動作ブロック配置領域Q2内の動作ブロックAB上にマウス432のポイントMpが位置すると、付加情報8を含むウィンドウ80が画面の最前面に飛び出すように現れる。
このような第2実施形態によっても、前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態に係るコマンド表示装置を示すブロック図である。
本実施形態に係るコマンド表示装置4は、ロボット2を実際に動かして動作結果を取得するのではなく、シミュレーションにより仮想ロボットを動かして動作結果を取得すること以外は、前述した第1実施形態のコマンド表示装置4と同様である。なお、以下の説明では、本実施形態のコマンド表示装置4に関し、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項に関してはその説明を省略する。また、本実施形態の図では、前述した実施形態と同様の構成について、同一符号を付している。
コマンド表示装置4は、各種情報を記憶する記憶部41と、各種情報を処理する処理部42と、ユーザーからの入力を受け付ける入力部43と、生成したタイムチャートを表示する表示部44と、シミュレーション部45と、を有している。シミュレーション部45は、ロボット2に対応する仮想ロボットを仮想空間で動かすシミュレーションを行う。そして、動作情報取得部422は、シミュレーションにより得られた動作情報を取得する。
このような第3実施形態によっても前述した第1実施形態と同様の効果を発揮することができる。
以上、本発明のコマンド表示装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物が付加されていてもよい。
1…ロボットシステム、2…ロボット、21…基台、22…ロボットアーム、221…アーム、222…アーム、223…アーム、224…アーム、225…アーム、226…アーム、23…エンドエフェクター、24…慣性センサー、3…ロボット制御装置、4…コマンド表示装置、41…記憶部、411…CADデータ記憶部、412…教示点記憶部、413…パラメーター記憶部、42…処理部、421…ロボット制御部、422…動作情報取得部、423…グラフ生成部、424…付加情報生成部、43…入力部、431…キーボード、432…マウス、44…表示部、45…シミュレーション部、6…入力画面、8…付加情報、80…ウィンドウ、9…タイムチャート、AB…動作ブロック、B…バー、J1…関節、J2…関節、J3…関節、J4…関節、J5…関節、J6…関節、Mp…ポイント、Q1…動作ブロック表示領域、Q2…動作ブロック配置領域、S1…ステップ、S2…ステップ、S3…ステップ、S4…ステップ、S5…ステップ、S6…ステップ、S7…ステップ、W…ワーク

Claims (7)

  1. ロボットが行うロボット動作に含まれるコマンドを表示するコマンド表示装置であって、
    作業者により指定された前記コマンドについて、付加情報を表示することを特徴とするコマンド表示装置。
  2. 前記付加情報は、前記作業者により入力された文字情報を含んでいる請求項1に記載のコマンド表示装置。
  3. 前記文字情報は、過去に行われた前記コマンドの編集内容を示す請求項2に記載のコマンド表示装置。
  4. 前記付加情報への新たな文字情報の追加を受け付けることができる請求項2または3に記載のコマンド表示装置。
  5. 前記付加情報は、前記コマンドの作成時または前記コマンドの編集時に自動的に記録される請求項1に記載のコマンド表示装置。
  6. 前記付加情報の編集可否の設定を受け付けることができる請求項1に記載のコマンド表示装置。
  7. ポインティングデバイスのポイントが前記コマンド上に位置するときに前記付加情報を表示する請求項1に記載のコマンド表示装置。
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