JP2024006170A - 電動フレア加工機 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプ端部にフレア加工する工程を更に簡略化し、エアコンの配管工事をより短時間で行うことができる電動フレア加工機を提供する。
【解決手段】パイプP端部にフレア加工するフレア加工機10を設ける。フレア加工機10に設けられパイプP端部を固定するクランプ装置20を備える。クランプ装置20の圧着体21内に装着固定する固定クリップ30を設ける。固定クリップ30にされパイプP端部に挟着する開閉自在な嵌合口31を設ける。この嵌合口31を常時拡開するように設ける。クランプ装置20の圧着体21を嵌合口31が拡開する広さとする。嵌合口31からフレア加工後のパイプP端部を抜き取るように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアコンの配管工事に使用する電動フレア加工機において、特に、パイプの先端に固定クリップを挟み付けた状態でクランプ装置に固定してフレア加工する電動フレア加工機に関する。
当発明者は先に特許文献1に記載の電動フレア加工機を提案している。この加工機は、パイプP端部に偏芯コーン19を押圧してフレア加工するフレア加工機Fと、このフレア加工機Fに一体に設けられ偏芯コーン19の位置にパイプPを固定するクランプ装置6と、パイプの先端に雌型クリップを挟み付けた状態でクランプ装置6に固定される雌型クリップ2(本発明の固定クリップ30に相当)とを備えた構成である。
この雌型クリップ2は、パイプPの側面をバネ3aの押圧力にて挟持する挟持部2aが設けられており、この挟持部2aを開くには作業者がバネ3aを強制的に開く必要がある。
そして、クランプ装置6の挟着部6a、6b間に雌型クリップ2がパイプPごと圧着固定されたときに、パイプPの開口端部が偏芯コーン19に当たるように設けている。
この状態でパイプPの端部にフレア加工する場合、クランプ装置6の握り部6c、6dを操作すると、雌型クリップ2ごとパイプPが固定され、フレア加工機Fの偏芯コーン19が往復移動してパイプPの端部にフレアが形成される。
一方、フレア加工するパイプの径が異なった場合に対応するため、二つ割りとなるダイス7を使用した電動フレア工具が特許文献2に記載されている。
この電動フレア工具は、二つ割りとなっているダイス7の長手方向に沿って径の異なった複数の孔を形成し、この孔を選択することでパイプの径に対応するものである。
特許第3951275号公報 特開2005-324208号公報
特許文献1に記載のフレア加工機の使用方法は、最初にパイプPの端部に雌型クリップ2を挟み付ける。この状態でパイプPごと雌型クリップ2をクランプ装置6に装着固定してフレア加工を施すものである。そして、フレア加工を施した後は、クランプ装置6から雌型クリップ2を取り出した後、更に雌型クリップ2を強制的に開いてパイプPから雌型クリップ2を取り外す作業になる。
このように、パイプ端部にフレア加工するために次の5工程が必要になっている。
(1)パイプPの端部に雌型クリップ2を挟み付ける工程
(2)挟んだパイプPごと雌型クリップ2をクランプ装置6に固定する工程
(3)雌型クリップ2を固定した状態でパイプPにフレア加工する工程
(4)フレア加工後、クランプ装置6からパイプPごと雌型クリップ2を取り外す工程
(5)取り外したパイプPから雌型クリップ2を取り外す工程
引用文献1のフレア加工機は、雌型クリップ2を使用することで、それを使用しない加工機と比較して格段に操作が簡単になっている。それでも、1本のパイプ端部にフレア加工する際に5工程もの作業を要するものであった。
また、特許文献1のフレア加工機で径が異なったパイプPに対応するには、パイプPに合わせて数種類の雌型クリップ2を形成しておき、加工するパイプPの径に合わせて工程(1)の雌型クリップ2を選択する。そのため、パイプPの径の種類に合わせて多くの雌型クリップ2を予め形成する必要があった。
一方、特許文献2の電動フレア工具は、フレア加工する被加工管8の端部を挟持固定するためにダイス7は二つ割りとなっている。そして、ダイス7の長手方向に沿って径が異なる複数の孔が連設され、適合する径の孔に被加工管8を通した状態でダイス7をトグルレバー70によって締め付けて固定するものである。
そのため、引用文献2ではフレア加工するために次の工程が必要になる。
(1)加工系ハウジング13の一端側にダイス7をスライド挿入する工程
(2)加工系ハウジング13に被加工管8を挿入しダイス7の適合する径の孔に通す工程
(3)ダイス7をトグルレバー70によって締め付けて被加工管8の端部を固定する工程
(4)被加工管8の端部にフレア加工する工程
(5)トグルレバー70によって被加工管8を緩める工程
(6)ダイス7から被加工管8を取り外す工程
このように引用文献2の電動フレア工具は6工程の作業を要する。
そこで、本発明はパイプ端部にフレア加工する工程を更に簡略化し、エアコンの配管工事をより短時間で行うことができる電動フレア加工機の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、回転しながら往復運動するスライダー11の先端に偏芯コーン12を装着し、この偏芯コーン12で固定されたパイプP端部にフレア加工するフレア加工機10と、フレア加工機10に一体に設けられ握り部22の操作により固定クリップ30に挟着されたパイプP端部を偏芯コーン12の位置に合わせて圧着体21内に圧着固定するクランプ装置20と、パイプPの端部外周に嵌合する径の異なる複数の嵌合口31を有しクランプ装置20の圧着体21内に装着され、握り部22の操作により嵌合口31内のパイプP端部が固定される固定クリップ30と、を備えた電動フレア加工機において、固定クリップ30は、嵌合口31を常時拡開するバネ部材34が設けられると共に、嵌合口31が拡開するスペースを圧着体21内に形成し、圧着体21内で拡開した嵌合口31からフレア加工したパイプPの端部を抜き取るように構成したことにある。
第2の手段の前記固定クリップ30は、連結軸37を介して開閉自在に揺動する一対の挟持部32と、この挟持部32を常時拡開付勢する前記バネ部材34と、連結軸37を介して挟持部32から延長され挟持部32を強制的に閉じるように設けられた操作部33とを備え、挟持部32の開口部長手方向に沿って前記嵌合口31を連設すると共に、挟持部32の両外側面で対を成す位置合せ部36を各嵌合口31ごとに形成し、この位置合せ部36で各前記嵌合口31を前記偏芯コーン12の位置に合わせるように構成している。
第3の手段の前記クランプ装置20の前記圧着体21は、前記固定クリップ30の前記挟持部32の一方を固定する固定部21Aと、前記挟持部32の他方に係合する揺動自在な圧着部21Bとが対向するように配置され、前記握り部22の操作で揺動した圧着部21Bの先端が揺動する側の前記挟持部32の前記位置合せ部36に係合して前記嵌合口31内の前記パイプPを圧着固定するように構成したものである。
第4の手段は、前記固定クリップ30の前記位置合せ部36に係合するセンター支持部21Aaを前記固定部21Aに設け、このセンター支持部21Aaで選択された前記嵌合口31の中心位置を前記偏芯コーン12のセンター位置に合わせるように構成している。
第5の手段の前記フレア加工機10は、前記スライダー11の後端部を押圧して前記偏芯コーン12の突出位置を調整する調整ネジ11Aを設けたものである。
本発明によると、パイプ端部にフレア加工する工程を更に簡略化し、エアコンの配管工事をより短時間で行うことができる。
本発明の固定クリップをクランプ装置に装着する正面図である。 (イ)~(ハ)は、本発明の固定クリップの操作例を示す正面図である。 本発明の固定クリップを閉じた状態の背面図である。 本発明にパイプの端部を挿入する状態を示す斜視図である。 パイプの端部にフレア加工をする状態を示す斜視図である。 フレア加工したパイプの端部を取り出す状態を示す斜視図である。 本発明のフレア加工機の側面を示す縦断面図である。 本発明の圧着部を開いた状態を示す正面図である。 (イ)~(ハ)は、圧着部と嵌合口の動きを示す正面図である。 パイプの端部にフレア加工をする状態を示す斜視図である。 フレア加工したパイプの端部を取り出す状態を示す斜視図である。
本発明フレア加工機の基本構成は、フレア加工機10、クランプ装置20、固定クリップ30にて構成される(図1参照)。そしてクランプ装置20内に装着した固定クリップ30にパイプPの先端を固定し、パイプPの先端にフレア加工するものである(図5参照)。
フレア加工機10は、回転しながら往復運動するスライダー11の先端に偏芯コーン12を装着し、この偏芯コーン12でパイプP端部にフレアP1を加工する機構である(図7参照)。
クランプ装置20は、フレア加工機10に一体に設けられた装置で、握り部22の操作によりパイプP端部を偏芯コーン12の位置に合わせて圧着体21内に圧着固定する(図8照)。この圧着体21内に、嵌合口31が拡開するスペースを形成している(図7参照)。そのため、圧着体21内で拡開した嵌合口31からフレア加工したパイプPの端部を抜き取ることができる構成になっている(図6参照)。
固定クリップ30は、クランプ装置20の圧着体21内に装着される部材で、複数のパイプPの端部外周に嵌合する径の異なる複数の嵌合口31を有している(図2(イ)~(ハ)参照)。
図示の固定クリップ30は、挟持部32、操作部33、バネ部材34を備えたものである(図3参照)。すなわち、固定クリップ30には嵌合口31を常時拡開するバネ部材34が設けられている。そして、クランプ装置20の握り部22を操作して圧着体21内の固定クリップ30を圧着すると、パイプPの端部が嵌合口31に嵌合固定される(図5参照)。
挟持部32は、嵌合口31を有し連結軸37を介して開閉自在に揺動する一対の部位である(図2参照)。一方、操作部33は、連結軸37を介して挟持部32から延長され挟持部32を強制的に閉じるように設けている(図2(ロ)、(ハ)参照)。バネ部材34は、挟持部32を常時拡開付勢しているので、操作部33から手を離すと嵌合口31が開口する(図2(イ)参照)。
図示例では、挟持部32の開口部32A長手方向に沿って2個の前記嵌合口31を連設している(図2(イ)参照)。更に挟持部32の両外側面で対を成し、各嵌合口31を偏芯コーン12の位置に合わせるために使用する位置合せ部36を2対形成している(図2(ハ)参照)。
操作部33は、クランプ装置20の圧着体21内に固定クリップ30を装着する場合、作業者が操作して挟持部32を強制的に閉じる際に使用する(図2(ロ)、(ハ)参照)。挟持部32が閉じた状態でクランプ装置20の圧着体21内に挿入して挟持部32から手を離すと、圧着体21内で嵌合口31が拡開した状態で装着される(図7参照)。
更に、圧着体21内の固定クリップ30の嵌合口31にパイプPの端部を挿入し、握り部22を操作すると、パイプPと共に挟持部32が圧着体21内に圧着固定される(図7参照)。
すなわち、固定クリップ30の挟持部32が圧着体21内に装着されると、圧着体21の開閉に伴って嵌合口31が開閉するように構成している(図9(イ)~(ハ)参照)。この嵌合口31は、バネ部材34によって広く開口するため、圧着体21内からフレアP1を加工したパイプP端部を抜き取ることができる(図6参照)。
挟持部32の外側面には、各嵌合口31を偏芯コーン12の位置に合わせる位置合せ部36を複数対形成している(図3参照)。一方、クランプ装置20の固定部21Aに、選択した位置合せ部36に係合するセンター支持部21Aaを設けてある(図8参照)。図示のセンター支持部21Aaはピン状に形成し、位置合せ部36は、凹状に形成している(図9参照)。なお、これらの形状は凹凸を逆にするなど、任意に変更することができる。
そして、このセンター支持部21Aaの位置に選択した位置合せ部36を係合すると、嵌合口31の中心位置が偏芯コーン12のセンター位置に合うように構成している(図9(イ)~(ハ)参照)。更に、握り部22の操作で圧着部21Bの先端が揺動するとこの圧着部21Bが挟持部32の位置合せ部36に係合して挟持部32を圧着する(図9(ハ)参照)。この結果、嵌合口31内のパイプPが挟持部32ごと圧着固定される(図5参照)。
図示の圧着体21は、挟持部32の一方を固定する固定部21Aと、挟持部32の揺動する他方に係合する揺動自在な圧着部21Bとが対向する配置である(図8参照)。一方の固定部21Aは直線状を成して固定される部材である。他方の圧着部21Bは、開閉自在に揺動する部材で、握り部22に連動する連結体23を介して設けられている(図9(イ)~(ハ)参照)。
図9(イ)は、挟持部32が開いて嵌合口31が最も大きく開口した状態を示す。この状態は、パイプPにフレア加工した場合でも抜き取ることのできる開口になっている。図9(ロ)は、作業者が握り部22を握って嵌合口31を閉じて行く状態を示している。この状態は、嵌合口31に挿入したパイプPの端部が嵌合口31に嵌合する状態になる。図9(ハ)は、圧着部21Bの先端が挟持部32の位置合せ部36に係合して挟持部32を圧着固定した状態を示す。この状態で、嵌合口31内のパイプPが固定され、フレア加工機10の偏芯コーン12でフレア加工する。加工後、握り部22を開いて図9(イ)の状態に戻すと、嵌合口31からフレア加工されたパイプPの端部を取り出すことができる(図6参照)。
この結果、パイプPの径が異なる場合は、対応する嵌合口31を選択し、この嵌合口31に設けられた位置合せ部36をセンター支持部21Aaに合わせることで対応した嵌合口31の使用が可能になる。また、同じ径のパイプPであれば、クランプ装置20の圧着体21に固定クリップ30を装着したままで次々とフレア加工することができる。
本発明加工機にてパイプPにフレア加工する作業工程は次のとおりである。
(1)クランプ装置20の圧着体21のセンター支持部21Aaに固定クリップ30の所定の位置合せ部36を合わせて固定クリップ30を装着する工程
(2)固定クリップ30の嵌合口31にパイプP端部を挿入し握り部22を操作してパイプP端部を固定しフレア加工する工程
(3)フレア加工後、握り部22を操作して圧着体21を開きフレアP1が付いたパイプP端部を嵌合口31から取り出す工程
尚、(1)の工程は、加工するパイプPの径が同じ場合、2回目から省くことができるので、同径のパイプPを順次フレア加工するには、(2)、(3)の2工程を繰り返すことで順次加工することができる。また、パイプPの径が異なる場合でも、1個の固定クリップ30に形成した2種類の嵌合口31を選択することができるので、固定クリップ30の交換も少なくなる。
フレア加工機10は、回転しながら往復運動するスライダー11の先端に偏芯コーン12を装着したもので、この偏芯コーン12でパイプP端部にフレア加工する(図7参照)。スタートスイッチS1を押すとモーター13が回転しウォーム歯車14が減速して直角方向に回転を伝えホイル歯車15を回す(図11参照)。ホイル歯車15の内に凹凸の回転連結部18によりスライダー11に回転を伝える(図7参照)。このとき、スライダー11の後端部を押圧する調整ネジ11Aを設けてあり、この調整ネジ11Aで、偏芯コーン12の後端側に設けた電極板11B相互の間隔を調整すると、偏芯コーン12の突出位置が変更される(図11参照)。
図示のフレア加工機10は、モーター13の駆動軸に設けられたウォーム歯車14を備えている(図10参照)。更に、このウォーム歯車14の回転を直角に伝えるホイル歯車15を介して進退自在なスライダー11を設け、スライダー11の先端に偏芯コーン12を装着したものである(図7参照)。
フレア加工機10のウォーム歯車14、ホイル歯車15、スライダー11は、ギヤケース16の内部に収納されている(図7参照)。図示のフレア加工機10には、偏芯コーン12の進出側に略ボックス形状の固定顎部17を設けており、クランプ装置20の圧着体21の片側を固定するものである。
偏芯コーン12によるフレア加工後は、モーターの負荷電流を制御する自動制御回路により極違いの電流を送りモーター13を反転させ偏芯コーン12が元の位置に戻ると自動停止して電源が切れる。
クランプ装置20は、フレア加工機10に一体に設けられパイプP端部を偏芯コーン12の位置に合わせて固定する装置である。このクランプ装置20は、一対の圧着体21と圧着体21の固定状態をロックするロック機構とを有する。そして、開口した圧着体21内に固定クリップ30挿入する。このとき、作業者が操作部33を操作して挟持部32を閉じた状態で圧着体21内に固定クリップ30挿入し、操作部33から手を離すと挟持部32が開いた状態になる。更に、この挟持部32の嵌合口31にパイプPの端部を挿入した状態で、圧着体21を閉じると固定クリップ30ごとパイプPがロックされる。
また、図示のクランプ装置20には、固定クリップ30を磁着するマグネット26を配設している(図1参照)。そして、開口した圧着体21内にパイプPの端部周囲に固定した固定クリップ30挿入したときに、この固定クリップ30をフレア加工する位置に合わせて圧着体21内に磁着せしめるようにしている(図7参照)。更に、圧着体21内に位置センサー(図示せず)を設けてあり、固定クリップ30がフレア加工位置にあることを知らせる。この位置センサーにより、固定クリップ30が定位置にない時はスタートボタンS1を押してもスタートしない。このように、マグネット26と位置センサーとを設けると、固定クリップ30の位置決めが確実に行え、クランプミスを防止することができ、作業に不慣れな人でも容易に行える。
尚、本発明における図示例の各構成は、本発明の一実施例に過ぎず、フレア加工機10やクランプ装置20、固定クリップ30などの形状、構造等の設計変更、材質の転換及び使用態様の変更など、本発明の要旨を変更しない範囲において自由に変更することができるものである。
P パイプ
P1 フレア
S1 スタートスイッチ
10 フレア加工機
11 スライダー
11A 調整ネジ
11B 電極板
12 偏芯コーン
13 モーター
14 ウォーム歯車
15 ホイル歯車
16 ギヤケース
17 固定顎部
18 回転連結部
19A 雌ネジ
19B 雄ネジ
20 クランプ装置
21 圧着体
21A 固定部
21Aa センター支持部
21B 圧着部
22 握り部
23 連結体
24 握り筒
25 バッテリー
26 マグネット
30 固定クリップ
31 嵌合口
32 挟持部
33 操作部
34 バネ部材
35 テーパー
36 位置合せ部
37 連結軸

Claims (5)

  1. 回転しながら往復運動するスライダーの先端に偏芯コーンを装着し、この偏芯コーンで固定されたパイプ端部にフレア加工するフレア加工機と、
    フレア加工機に一体に設けられ握り部の操作により固定クリップに挟着されたパイプ端部を偏芯コーンの位置に合わせて圧着体内に圧着固定するクランプ装置と、
    パイプの端部外周に嵌合する径の異なる複数の嵌合口を有しクランプ装置の圧着体内に装着され、握り部の操作により嵌合口内のパイプ端部が固定される固定クリップとを備えた電動フレア加工機において、
    固定クリップは、各嵌合口を常時拡開するバネ部材が設けられると共に、各嵌合口が拡開するスペースを圧着体内に形成し、
    圧着体内で拡開した嵌合口からフレア加工したパイプの端部を抜き取るように構成したことを特徴とする電動フレア加工機。
  2. 前記固定クリップは、連結軸を介して開閉自在に揺動する一対の挟持部と、この挟持部を常時拡開付勢する前記バネ部材と、連結軸を介して挟持部から延長され挟持部を強制的に閉じるように設けられた操作部とを備え、挟持部の開口部長手方向に沿って前記嵌合口を連設すると共に、挟持部の両外側面で対を成す位置合せ部を各嵌合口ごとに形成し、この位置合せ部で各前記嵌合口を前記偏芯コーンの位置に合わせるように構成した請求項1記載の電動フレア加工機。
  3. 前記クランプ装置の前記圧着体は、前記固定クリップの前記挟持部の一方を固定する固定部と、前記挟持部の他方に係合する揺動自在な圧着部とが対向するように配置され、前記握り部の操作で揺動した圧着部の先端が揺動する側の前記挟持部の前記位置合せ部に係合して前記嵌合口内の前記パイプを圧着固定するように構成した請求項2記載の電動フレア加工機。
  4. 前記固定クリップの前記位置合せ部に係合するセンター支持部を前記固定部に設けこのセンター支持部で選択された前記嵌合口の中心位置を前記偏芯コーンのセンター位置に合わせるように構成した請求項3記載の電動フレア加工機。
  5. 前記フレア加工機は、前記スライダーの後端部を押圧して前記偏芯コーンの突出位置を調整する調整ネジを設けた請求項1記載の電動フレア加工機。

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